JP2003023363A - 帯域可変型フィルタ装置及びそれを用いた通信装置 - Google Patents

帯域可変型フィルタ装置及びそれを用いた通信装置

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JP2003023363A JP2001208203A JP2001208203A JP2003023363A JP 2003023363 A JP2003023363 A JP 2003023363A JP 2001208203 A JP2001208203 A JP 2001208203A JP 2001208203 A JP2001208203 A JP 2001208203A JP 2003023363 A JP2003023363 A JP 2003023363A
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variable
filter
signal
communication device
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Kenji Tamaru
謙二 田丸
Takashi Shiba
芝  隆司
Masao Oguri
雅夫 小栗
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Hitachi Media Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 妨害信号が入力されても、スループットの劣
化や通信不能に陥ることのない帯域可変型フィルタ装置
を提供する。 【解決手段】 帯域を阻止するための共振子5〜9と可
変容量ダイオード10〜13を組み合わせた可変トラッ
プ回路23,24を2つ以上備え、該可変トラップ周波
数間に希望の信号のみを通過させる帯域可変型フィルタ
回路3を用いて、周波数ホッピングに合わせて所望の周
波数帯域のみを可変にすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、主にスペクトラム拡散
通信のうち、周波数ホッピング機能を有する近距離無線
データ通信装置の妨害波抑制装置に係り、少なくとも2
つの可変トラップ間に形成れる希望信号のみを通過させ
る狹帯域幅の信号通過帯域をもち、かつ周波数ホッピン
グパターンに合わせて前記信号通過帯域を可変させるた
めの制御機能を有する帯域可変型フィルタ装置及びそれ
を用いた通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の周波数ホッピング機能を有する通
信装置に用いられる帯域可変型フィルタ回路は、各フィ
ルタの帯域は互いに隣接するように設定してあり、スイ
ッチングにより固定の周波数帯域を選択するような構成
となっている(例えば特開平6−120768号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近距離無線データ通信
装置の利用する2.4GHz帯域の周波数においては、
電子レンジ、無線LAN(規格IEEE802.11参
照)等の様々な信号が氾濫しており、それらとの電波干
渉の問題が指摘されている。近距離無線データ通信装置
に使用されているRFチップの殆どが、低価格化、小型
化を目的としているため、ダイレクトコンバージョン方
式が採用されている。
【0004】図11にダイレクトコンバージョン方式採
用の受信機に、希望信号のみを入力した場合の受信感
度特性と、希望信号及び希望信号より5MHz以上離
れた妨害信号を−20dBmの電力にて入力した場合の
受信感度特性を示す。この図から明らかなように、近距
離無線データ通信装置の周波数ホッピングする帯域内
(2400MHz〜2483.5MHz)に前記妨害信
号を入力すると、約15dBの受信感度劣化が見られ、
実機においては、スループットの劣化あるいは通信不能
の状態に陥る可能性がある。
【0005】通常、近距離無線データ通信装置において
は、RF部フィルタとして誘電体フィルタ、LCフィル
タ、弾性表面波フィルタ等が使用されており、周波数ホ
ッピングする帯域(2400MHz〜2483.5MH
z)のみ信号を通過させ、それ以外の帯域は抑制させる
仕様となっている。このような場合、周波数ホッピング
する帯域に妨害信号が入ってきても前記RFフィルタに
よって妨害信号を抑制することはできない。
【0006】前述のように従来は、周波数ホッピングす
るチャンネルごとに固定の周波数帯域を切り替える方法
をとっている。この方法であれば、実際に必要なチャン
ネル帯域のみ希望信号を通過させ、それ以外の帯域では
妨害信号を抑制することから、2400MHz〜248
3.5MHzに入ってくる妨害に対しては有効である。
【0007】しかしながら、近距離無線データ通信装置
においては、チャンネル数が79チャンネルあり、全て
のチャンネル帯域を弾性表面波フィルタにて設定するこ
とは、弾性表面波フィルタの体積がかなり大きくなり、
装置が大型化しまた重量も増し、さらにコストが非常に
高くなるという欠点がある。
【0008】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、強電力の妨害信号が入力された場合におい
ても、スループットの劣化あるいは通信不能の状態に陥
ることを軽減する帯域可変型フィルタ装置及びそれを用
いた通信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の本発明は、帯域を阻止するための共振子と可
変容量ダイオードを組み合わせたローパスフィルターや
ハイパスフィルターなどからなる可変トラップ回路を2
つ以上有し、その可変トラップ周波数間に希望の信号の
みを通過させる信号通過帯域を形成するとともに、複数
のホッピング制御電圧を前記可変容量ダイオードに印加
させる制御電圧入力端子を備えた帯域可変型フィルタ回
路を用い、前記複数のホッピング制御電圧に基づいて前
記信号通過帯域を可変にしたことを特徴とするものであ
る。
【0010】前記目的を達成するために、第2の本発明
は、帯域を阻止するための共振子と可変容量ダイオード
を組み合わせた可変トラップ回路を2つ以上有し、その
可変トラップ回路間に希望の信号のみを通過させる信号
通過帯域を形成するとともに、ホッピング制御電圧を前
記可変容量ダイオードに印加させる制御電圧入力端子を
備えた帯域可変型フィルタ回路と、ホッピングパターン
に応じた複数のホッピング制御電圧を作るベースバンド
信号処理部とを備え、そのベースバンド信号処理部から
のホッピング制御電圧を前記帯域可変型フィルタ回路の
制御電圧入力端子に印加して、複数のホッピング制御電
圧に基づいて前記信号通過帯域を可変にすることによ
り、希望の信号波を通過させて妨害波を抑制したことを
特徴とするものである。
【0011】前記目的を達成するために、第3の本発明
は、帯域を阻止するための共振子と可変容量ダイオード
を組み合わせた可変トラップ回路を2つ以上有し、その
可変トラップ回路間に希望の信号のみを通過させる信号
通過帯域を形成するとともに、ホッピング制御電圧を前
記可変容量ダイオードに印加させる制御電圧入力端子を
備えた帯域可変型フィルタ回路と、その帯域可変型フィ
ルタ回路からの出力信号を処理する電圧制御発振器を内
蔵した高周波変調回路とを備え、前記電圧制御発振器の
チャンネルを設定する同調電圧をホッピング制御電圧と
して前記帯域可変型フィルタ回路の制御電圧入力端子に
印加して、複数のホッピング制御電圧に基づいて前記信
号通過帯域を可変にすることにより、希望の信号波を通
過させて妨害波を抑制したことを特徴とするものであ
る。
【0012】本発明は前述のような構成になっているか
ら、周波数ホッピングパターンに合わせて希望のチャン
ネル帯域のみを可変にすることができる。よって、強電
力の妨害信号が入ってきても、本発明の帯域可変型フィ
ルタにより不用な妨害信号を有効に抑制することがで
き、スループットの劣化あるいは通信不能の状態に陥る
ことが軽減できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図とと
もに説明する。図1は、第1の実施形態に係る近距離無
線データ通信装置のRF送受信部に用いた帯域可変型フ
ィルタ装置の回路図である。
【0014】近距離無線データ通信では、スペクトラム
拡散通信の周波数ホッピング方式を用いており、1秒間
に1600回周波数ホッピングを行っている。周波数ホ
ッピングの周波数帯域は2400MHzから2483.
5MHzの間の83.5MHzの帯域が確保されてお
り、GFSK変調された約1MHzの帯域を持つ信号
が、1MHz間隔で79チャンネル割り当てられるホッ
ピングパターンを有している。
【0015】図1において、アンテナ1より入力される
希望の信号は、周波数ホッピングの周波数帯域(240
0MHz〜2483.5MHz)のみ通過させ、帯域外
の不用な妨害信号を抑制させる弾性表面波フィルタを用
いたRFフィルタ2及びコンデンサ20とコイル19で
構成されるマッチング回路を介し、帯域可変型フィルタ
回路3に入力される。
【0016】前記帯域可変型フィルタ回路3は、弾性表
面波フィルタからなる共振子5〜9、可変容量ダイオー
ド10〜13、コイル14、15、抵抗16、17、制
御電圧入力端子18などを備え、図のような接続関係に
なっている。そして共振子6、8、9と可変容量ダイオ
ード11、12でローパスフィルタ23が構成され、共
振子5、7と可変容量ダイオード10、13でハイパス
フィルタ24が構成される。
【0017】前記RFフィルタ2の1/8程度の周波数
帯域幅に設定し、GFSK変調された約1MHzの変調
信号帯域付近のみ抜き取り、コイル21とコンデンサ2
2からなるマッチング回路を介し、出力端子4より希望
の信号を出力している。
【0018】帯域可変型フィルタの帯域幅は、1MHz
のGFSK変調信号帯域幅に近づけば近づく程、対妨害
特性に有効であるが、前記帯域可変型フィルタ回路3の
部品定数ばらつき、温度変化に対する部品定数の変動等
を考慮し、10MHz程度の帯域幅に設定している。
【0019】図2ないし図4を用いて、帯域可変型フィ
ルタ回路3の動作原理を説明する。図2は、図1のロー
パスフィルタ23の特性31を示すものである。バンド
パスフィルタ特性30は前記RFフィルタ2の特性を示
し、周波数ホッピングする2400MHz〜2483.
5MHzの帯域では挿入損失3dB以下、それ以外の帯
域での減衰量は20dB以上を確保している。
【0020】トラップ32は、制御電圧入力端子18よ
り入力される0.3〜2.7V程度のホッピング制御電
圧が抵抗16、17を介して可変容量ダイオード11、
12に印加され、そのホッピング制御電圧が比較的低け
れば、図5の可変容量ダイオード特性で分かるように、
可変容量ダイオード11、12の容量が比較的大きくな
り、トラップ32の周波数は低くなる。また、ホッピン
グ制御電圧が比較的高ければ、可変容量ダイオード1
1、12の容量が比較的小さくなり、トラップ32の周
波数は高くなる。
【0021】図3は、図1のハイパスフィルタ24の特
性33を示すものである。トラップ34は、制御電圧入
力端子18より入力されるホッピング制御電圧が抵抗1
6、17を介して可変容量ダイオード10、13に印加
され、そのホッピング制御電圧が比較的低ければ、図5
の可変容量ダイオード特性で分かるように、可変容量ダ
イオード10、13の容量が比較的大きくなり、トラッ
プ34の周波数は低くなる。また、ホッピング制御電圧
が比較的高ければ、可変容量ダイオード10、13の容
量が比較的小さくなり、トラップ34の周波数は高くな
る。
【0022】図4は、帯域可変型フィルタ回路3の総合
フィルタ特性35を示す。この総合フィルタ特性35
は、前記バンドパスフィルタ特性30と、ローパスフィ
ルタ特性31とハイパスフィルタ特性33を合わせた特
性である。トラップ32とトラップ34は図2及び図3
で説明したように、制御電圧入力端子18より入力され
るホッピング制御電圧に対して、同じ方向に周波数が移
動するため、総合フィルタ特性35としては略一定間隔
の帯域幅を確保することができる。
【0023】第2の実施形態に係る帯域可変型フィルタ
装置を図6に示す。この実施形態において図1に示す第
1の実施形態と相違する点は、弾性表面波素子からなる
RFフィルタ2と共振子5〜9を同一のパッケージ40
に入れた点である。このようにRFフィルタ2と共振子
5〜9を1つのモジュールにすることで、装置の小型化
とコストの低減が図れる。
【0024】第3の実施形態としては、図1に示す帯域
可変型フィルタ装置において、RFフィルタ2に誘電体
フィルタを用いた。本実施形態の特長は、低損失化が可
能となり、通信装置の感度向上に効果がある。さらに、
RFフィルタ2と帯域可変型フィルタ回路3との間に低
雑音増幅器を設けることにより、一層の高感度化が可能
である。
【0025】第4の実施形態としては、図1に示す帯域
可変型フィルタ装置において、RFフィルタ2にLCフ
ィルタを用いた。本実施形態の特長は、低価格化が可能
となる。
【0026】第5の実施形態としては、図1に示す帯域
可変型フィルタ装置において、共振子5〜9に誘電体共
振子を用いた。本実施形態の特長は、第3の実施形態と
同様に、低損失化が可能となり、通信装置の感度向上が
図られる。
【0027】第6の実施形態としては、図1に示す帯域
可変型フィルタ装置において、共振子5〜9にLC共振
子を用いた。本実施形態の特長は、第4の実施形態と同
様に低価格化が可能となる。
【0028】第7の実施形態に係る通信装置を図7に示
す。同図においては、RFフィルタ2と帯域可変型フィ
ルタ回路3の間に低雑音増幅器36を設けることによ
り、一層の高感度化を図ることが可能となる。
【0029】第8の実施形態に係る通信装置を図8に示
す。同図は図1または図6に示す帯域可変型フィルタ3
を用いた近距離無線データ通信装置のブロック図であ
る。
【0030】近距離無線データ通信装置の規格信号波
は、帯域可変型フィルタ回路3において、希望信号のみ
抜き取られ、バラン等で構成されるバランス(BALA
NCE)回路41にて不平衡−平衡に変換され、高周波
変調回路(RF/MO IC)42に入力される。高周
波変調回路(RF/MO IC)42において抜き取ら
れた希望信号を復調し、リンクコントローラ(LC I
C)43を介し、ベースバンド信号処理部(BB I
C)44でデータ処理される。
【0031】ベースバンド信号処理部44においては、
他にもチャンネルのホッピングパターンを決める等の役
割があるが、そのチャンネル情報はD/A変換器45を
介して、ホッピング制御電圧46として出力し、帯域可
変型フィルタ回路3の制御電圧入力端子18(図1,図
6参照)より入力される。ホッピング制御電圧46は、
例えば図9に示すように最も低いチャンネル切替時にお
いては0.3V程度、中間くらいのチャンネル切替時に
おいては1.5V程度、最も高いチャンネル切替時にお
いては2.7V程度に設定しており、このホッピング制
御電圧46の切替えにより79チャンネルの切替えが自
動的になされる。
【0032】第9の実施形態に係る通信装置を図10に
示す。第8の実施形態ではベースバンド信号処理部44
からホッピング制御電圧46を出力しているが、本実施
形態では、高周波変調回路(RF/MO IC)42に
内蔵している電圧制御発振器(VCO)47のチャンネ
ルを設定する同調電圧をホッピング制御電圧46として
出力している。前記第8の実施形態では、ホッピング制
御電圧46を出力させるためのソフトウェアを追加する
必要があるが、本実施形態ではその必要がなく、安価な
通信装置を提供できる。
【0033】前記実施形態では希望の信号波が近距離無
線データ通信規格の信号波であり、妨害波が無線LAN
または電子レンジなどの他の電子機器の信号波である場
合について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば希望の信号波が無線LANに使用する
信号波で、妨害波が近距離無線データ通信規格または電
子レンジなどの他の電子機器の信号波である場合など、
フィルタ装置の用途により希望の信号波ならびに妨害波
の対象が違ってくる。
【0034】
【発明の効果】本発明においては、周波数ホッピングす
るのに必要な受信帯域幅よりも十分狭帯域なフィルタを
形成し、さらに、周波数ホッピングに合わせ、前記狭帯
域のフィルタを可変させる帯域可変型フィルタ回路を用
いることにより、比較的強電力の妨害信号が周波数ホッ
ピングする受信帯域内に入ってきても受信感度特性の劣
化を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る帯域可変型フィ
ルタ装置の回路図である。
【図2】帯域可変型フィルタ回路の動作原理を説明する
ためのフィルタ特性図である。
【図3】帯域可変型フィルタ回路の動作原理を説明する
ためのフィルタ特性図である。
【図4】帯域可変型フィルタ回路の動作原理を説明する
ためのフィルタ特性図である。
【図5】その帯域可変型フィルタ回路に用いる可変容量
ダイオードの特性図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る帯域可変型フィ
ルタ装置の回路図である。
【図7】本発明の第7の実施形態に係る近距離無線デー
タ通信装置の回路図である。
【図8】本発明の第8の実施形態に係る近距離無線デー
タ通信装置のブロック図である。
【図9】その近距離無線データ通信装置におけるチャン
ネルの切替えを具体的に説明するための図である。
【図10】本発明の第9の実施形態に係る近距離無線デ
ータ通信装置のブロック図である。
【図11】希望信号のみの入力時と妨害信号入力時の受
信感度特性図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 RFフィルタ 3 帯域可変型フィルタ回路 4 出力端子 5〜9 共振子 10〜13 可変容量ダイオード 14、15 コイル 16、17 抵抗 18 制御電圧入力端子 19、21 コイル 20、22 コンデンサ 23 バンドパスフィルタ 24 ローパスフィルタ 30 バンドパスフィルタ特性 31 ローパスフィルタ特性 32、34 トラップ 33 ハイパスフィルタ特性 35 総合フィルタ特性 36 低雑音増幅器 40 パッケージ 41 バランス回路 42 高周波変調回路 43 リンクコントローラ 44 ベースバンド信号処理部 45 D/A変換器 46 ホッピング制御電圧 47 電圧制御発振器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小栗 雅夫 岩手県水沢市真城字北野1番地 株式会社 日立メディアエレクトロニクス内 Fターム(参考) 5J098 AA05 AB05 AB31 AC02 AC15 AC21 AD25 CA05 5K022 EE01 EE31 5K052 AA01 AA11 BB02 CC06 DD04 EE04 EE06 FF04 FF07 GG21 GG32

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯域を阻止するための共振子と可変容量
    ダイオードを組み合わせた可変トラップ回路を2つ以上
    有し、その可変トラップ周波数間に希望の信号のみを通
    過させる信号通過帯域を形成するとともに、複数のホッ
    ピング制御電圧を前記可変容量ダイオードに印加させる
    制御電圧入力端子を備えた帯域可変型フィルタ回路を用
    い、前記複数のホッピング制御電圧に基づいて前記信号
    通過帯域を可変にしたことを特徴とする帯域可変型フィ
    ルタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の帯域可変型フィルタ装置
    において、前記共振子として弾性表面波共振子を用いた
    ことを特徴とする帯域可変型フィルタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の帯域可変型フィルタ装置
    において、前記共振子として誘電体共振子を用いたこと
    を特徴とする帯域可変型フィルタ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の帯域可変型フィルタ装置
    において、前記共振子としてLC共振子を用いたことを
    特徴とする帯域可変型フィルタ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の帯
    域可変型フィルタ装置において、前記帯域可変型フィル
    タ回路の前段にバンドパスフィルタが設けられているこ
    とを特徴とする帯域可変型フィルタ装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の帯域可変型フィルタ装置
    において、前記バンドパスフィルタとして弾性表面波フ
    ィルタを用いたことを特徴とする帯域可変型フィルタ装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の帯域可変型フィルタ装置
    において、前記バンドパスフィルタとして誘電体フィル
    タを用いたことを特徴とする帯域可変型フィルタ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の帯域可変型フィルタ装置
    において、前記バンドパスフィルタとしてLCフィルタ
    を用いたことを特徴とする帯域可変型フィルタ装置。
  9. 【請求項9】 請求項5ないし8のいずれかに記載の帯
    域可変型フィルタ装置において、前記帯域可変型フィル
    タ回路に用いられる前記共振子と、前記バンドパスフィ
    ルタに用いられるフィルタが1のモジュールになってい
    ることを特徴とする帯域可変型フィルタ装置。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかに記載の
    帯域可変型フィルタ装置を用いたことを特徴とする通信
    装置。
  11. 【請求項11】 請求項5ないし8のいずれかに記載の
    帯域可変型フィルタ装置を用い、前記バンドパスフィル
    タと前記帯域可変型フィルタ回路の間に低雑音増幅器を
    設けたことを特徴とする通信装置。
  12. 【請求項12】 帯域を阻止するための共振子と可変容
    量ダイオードを組み合わせた可変トラップ回路を2つ以
    上有し、その可変トラップ周波数間に希望の信号のみを
    通過させる信号通過帯域を形成するとともに、ホッピン
    グ制御電圧を前記可変容量ダイオードに印加させる制御
    電圧入力端子を備えた帯域可変型フィルタ回路と、 ホッピングパターンに応じた複数のホッピング制御電圧
    を作るベースバンド信号処理部とを備え、 そのベースバンド信号処理部からのホッピング制御電圧
    を前記帯域可変型フィルタ回路の制御電圧入力端子に印
    加して、複数のホッピング制御電圧に基づいて前記信号
    通過帯域を可変にすることにより、希望の信号波を通過
    させて妨害波を抑制したことを特徴とする通信装置。
  13. 【請求項13】 帯域を阻止するための共振子と可変容
    量ダイオードを組み合わせた可変トラップ回路を2つ以
    上有し、その可変トラップ周波数間に希望の信号のみを
    通過させる信号通過帯域を形成するとともに、ホッピン
    グ制御電圧を前記可変容量ダイオードに印加させる制御
    電圧入力端子を備えた帯域可変型フィルタ回路と、 その帯域可変型フィルタ回路からの出力信号を処理する
    電圧制御発振器を内蔵した高周波変調回路とを備え、 前記電圧制御発振器のチャンネルを設定する同調電圧を
    ホッピング制御電圧として前記帯域可変型フィルタ回路
    の制御電圧入力端子に印加して、複数のホッピング制御
    電圧に基づいて前記信号通過帯域を可変にすることによ
    り、希望の信号波を通過させて妨害波を抑制したことを
    特徴とする通信装置。
  14. 【請求項14】 請求項12または13記載の通信装置
    において、その通信装置が近距離無線データ通信装置で
    あって、前記帯域可変型フィルタ回路をその通信装置の
    高周波送受信部に設けたことを特徴とする通信装置。
  15. 【請求項15】 請求項12ないし14のいずれかに記
    載の通信装置において、前記希望の信号波が近距離無線
    データ通信規格の信号波であり、前記妨害波が無線LA
    Nまたは他の電子機器の信号波であることを特徴とする
    通信装置。
  16. 【請求項16】 請求項12ないし14のいずれかに記
    載の通信装置において、前記希望の信号波が無線LAN
    に使用する信号波であり、妨害波が近距離無線データ通
    信規格または他の電子機器の信号波であることを特徴と
    する通信装置。
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