JP2003022448A - 階層的格子生成方法、装置およびプログラム - Google Patents

階層的格子生成方法、装置およびプログラム

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JP2003022448A
JP2003022448A JP2001206502A JP2001206502A JP2003022448A JP 2003022448 A JP2003022448 A JP 2003022448A JP 2001206502 A JP2001206502 A JP 2001206502A JP 2001206502 A JP2001206502 A JP 2001206502A JP 2003022448 A JP2003022448 A JP 2003022448A
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hierarchical
cells
interface
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Shigeki Matsutani
茂樹 松谷
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Canon Inc
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    • G06T17/20Finite element generation, e.g. wire-frame surface description, tesselation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 場所に応じて自由に解像度を変えられる階層
的格子上でコンピュータ・シミュレーションの形状デー
タを入力する際、界面近傍を段階的にかつ詳細に表現で
きる階層的格子生成方法を提供する。 【解決手段】 各格子の胞と頂点との双対性を利用し、
頂点が属する胞が予め与えられた界面を含む場合、その
頂点に値−1を与え、そうでない場合、値1を与えると
いう操作を全頂点に対して行う。この後、胞に着目し、
胞に属する頂点が値−1を含む場合、胞をより細かい格
子に分割するという操作を繰り返すことにより、界面近
傍をより詳細に表現する階層的格子を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、解像度に応じて、
階層的格子を生成する階層的格子生成方法、装置および
プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、階層的格子を利用した多くのコン
ピュータ・シミュレータが開発されている。例えば、刊
行物「John Srain,"Fast Tree-Based Redistancing for
LevelSet Computations",Journal of Computational P
hysics 152, p.664-686(1999)ヤ Michael Griebel, Gerh
ard Zumbusch, "Parallel adaptive subspace correcti
on schemes with applications to elasticity" Comput
er Methods in appliedmechanics and engineering 184
p.303-332(2000)」、およびその参考文献には、このよ
うなコンピュータ・シミュレータが詳しく述べられてい
る。
【0003】これらには、解像度を上げて表現したい場
所に対し、自由に解像度(本明細書においては、階層と
もいう)を上げて表現できる仕組みが示されている。こ
の解像度は、数学的にはフィルタ空間と呼ばれるもので
構成することで巧く定義できる。同様の考え方は、物体
の表現方法としてコンピュータ・グラフィックの分野で
も提案されている(特開平6−215076号公報、特
開平9−198524号公報、特開2001−5220
6号公報参照)。
【0004】多くのコンピュータ・シミュレーションを
行う際、物体の形状や境界部分の形状を入力する必要が
ある。それらの界面の形状は、余次元1のものである場
合が多い。例えば、2次元面内で行われるシミュレーシ
ョンでは、界面は曲線あるいは区分的線形図形としての
折れ線として用意される。また、3次元空間内でのシミ
ュレーションでは、2次元曲面や区分的に平面で構成さ
れた曲面によって構成される。
【0005】これらの形状の境界部分は、シミュレーシ
ョンにおいて、偏微分方程式の境界条件を付与する領域
として重要な役割を果たすことが多い。よって、境界部
分は、階層の深い(細かい)格子で表現されるべきであ
る。例えば、前述した刊行物「John Srain,"Fast Tree-
Based Redistancing for Level Set Computations",Jou
rnal of Computational Physics 152, p.664-686(199
9)」では、レベルセット法と呼ばれる手法を利用し、所
望の精度で境界部分の解像度を上げる計算方法が提案さ
れている。このSrainの方法を以下に簡単に示す。
【0006】レベルセット法に関しては、例えば、19
96年発行の刊行物「J.A.Sethian"Level Set Methods
and Fast Marching Methods: Evolving Interfaces in
Computational Geometry Fluid Mechanics, Computer V
ision, and Materials Science" Cambridge University
Press」に、その詳細が示されている。
【0007】レベルセット法とは、余次元1の界面に対
し、その界面に垂直方向に領域内の自然な距離から決ま
る座標を導入し、その座標の値を領域内のスカラー関数
とみなす方法である。数学的には、界面が十分滑らかで
ある場合、界面の管状近傍では、法線束と管状近傍とが
微分同相であることに根拠が置かれている。
【0008】慣例として、垂直座標のゼロ点を界面自身
に取るようにしている。数学的には、界面から十分離れ
た点では、垂直座標は一般に意味を持たなくなるが、レ
ベルセット関数はそのような数学的詳細には深く立ち入
ることなく、数値計算的に決まる値を座標値としてい
る。このように、レベルセット法は、一般に非常に荒っ
ぽいものであり、解釈による任意性があるが、ユークリ
ッド空間内の十分滑らかな界面に対しては十分実用的な
方法であると言える。Srainの方法とは、このレベ
ルセット関数の大きさ(即ち、余次元法線方向の界面か
らの距離)に応じて、解像度を変える方法のことであ
る。。
【0009】また、特開平6−215076号公報、特
開平9−198524号公報、特開2001−5220
6号公報には、コンピュータグラフィックの分野におい
ても、解像度の上げ方として、同様に、距離関数を用い
て解像度を上げる方法が提案されている。この基本的な
考え方は、Srainのものとほぼ同一である。
【0010】但し、特開平9−198524号公報で
は、解像度の昇降が、数学的なフィルタ空間になってい
ないので、Srain等を始めとするシミュレーション
分野の解像度空間(階層性のある空間)とは異なる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レベル
セット関数を求めることは、一般に界面からの距離を計
算することになる。実際、Srainは、レベルセット
関数を求める際、区分的線分曲線からの距離を計算して
いる。計算機での距離の計算は計算コストが一般に高
く、浮動小数点演算には様々な不都合が生じることが知
られている。よって、距離計算を含むアルゴリズムも同
様の問題を含むこととなる。
【0012】一方、階層的格子は、自分の格子内に、よ
り小さい格子を内包しているか否かの二値情報で構成さ
れたデジタルなものであるので、整数値情報だけを利用
した計算方法によって、形状を表現できるはずである。
【0013】そこで、本発明は、場所に応じて自由に解
像度を変えられる階層的格子上でコンピュータ・シミュ
レーションの形状データを入力する際、界面近傍を段階
的にかつ詳細に表現できる階層的格子生成方法、装置お
よびプログラムを提供することを目的とする。
【0014】また、本発明が扱う課題は、コンピュータ
グラフィックス分野の課題と共通するものがあり、同様
な課題に対しては同様な解決を与えるものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の階層的格子生成方法は、所定の領域内に存
在する、頂点および線分を構成要素とする胞の集合に対
し、解像度に応じて、前記胞を分割して階層的格子を生
成する工程を有し、前記領域内に用意された界面図形に
対し、界面近傍の胞を階層的に分割することで、前記界
面図形を前記階層的格子で表現する階層的格子生成方法
において、初期状態において、前記領域内の全ての頂点
に第1の値を付与する第1の工程と、前記第1の値また
は第2の値を保持している全ての頂点に対し、着目した
頂点が属する胞のうち、いずれかの胞が前記界面図形を
含む場合、該着目する頂点に前記第2の値を付与し、そ
うでない場合、第3の値を付与する第2の工程と、前記
領域内の全ての胞に対し、前記第2の値を保持している
前記頂点が属する胞を分割し、この分割によって新たに
生じた頂点に対し、該頂点を中点する線分の両端の頂点
に保持されている値が共に前記第3の値である場合、当
該第3の値を付与し、そうでない場合、前記第1の値を
付与する第3の工程とを有することを特徴とする。
【0016】また、前記第3の工程を行った後、前記胞
に属する全ての頂点が前記第3の値を保持する場合、該
頂点を消滅させ、前記胞を統合する第4の工程を有する
ことを特徴とする。
【0017】本発明の階層的格子生成装置は、所定の領
域内に存在する、頂点および線分を構成要素とする胞の
集合に対し、解像度に応じて、前記胞を分割して階層的
格子を生成する手段を有し、前記領域内に用意された界
面図形に対し、界面近傍の胞を階層的に分割すること
で、前記界面図形を前記階層的格子で表現する階層的格
子生成装置において、初期状態において、前記領域内の
全ての頂点に第1の値を付与する第1の手段と、前記第
1の値または第2の値を保持している全ての頂点に対
し、着目した頂点が属する胞のうち、いずれかの胞が前
記界面図形を含む場合、該着目した頂点に前記第2の値
を付与し、そうでない場合、第3の値を付与する第2の
手段と、前記領域内の全ての胞に対し、前記第2の値を
保持している前記頂点が属する胞を分割し、この分割に
よって新たに生じた頂点に対し、該頂点を中点する線分
の両端の頂点に保持されている値が共に前記第3の値で
ある場合、当該第3の値を付与し、そうでない場合、前
記第1の値を付与する第3の手段とを備えたことを特徴
とする。
【0018】また、前記第3の手段を実行した後、前記
胞に属する全ての頂点が前記第3の値を保持する場合、
該頂点を消滅させ、前記胞を統合する第4の手段を備え
たことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の階層的格子生成方法、装
置およびプログラムの実施の形態について図面を参照し
ながら説明する。
【0020】[第1の実施形態]図1は第1の実施形態
における階層的格子生成方法が適用される計算機システ
ムの構成を示す図である。この計算機システムは、計算
機本体111、ディスプレイ112、キーボード115
およびマウス114から構成される。図2は計算機本体
111の構成を示すブロック図である。計算機本体11
1には、CPU116、メモリ118、ハードディスク
117、およびフロッピー(登録商標)ディスク(フレ
キシブルディスク)110が挿入されるフロッピー(登
録商標)ディスクドライブ113が設けられている。
【0021】本実施形態では、界面表現アルゴリズムを
実装した実行用ファイルがハードディスク117あるい
はフレキシブルディスク110に予め格納されており、
キーボード115あるいはマウス114等の入力装置か
らの信号によりメモリ118上にロードされると、界面
表現アルゴリズムが実行される。ここでは、アルゴリズ
ムのみに言及するが、各アルゴリズムは、計算機本体1
11内のCPU116やメモリ118用いて実行され
る。
【0022】本実施形態では、頂点、線分、多面体ある
いは多角形の胞によって構成される階層的格子に対し、
予め2次元あるいは1次元の界面図形が用意されてい
る。図3は界面表面アルゴリズムを実行する際の処理手
順を示すフローチャートである。この処理プログラムの
実行用ファイルは、前述したように、ハードディスク1
17あるいはフレキシブルディスク110に格納されて
おり、CPU116によって実行される。
【0023】まず、初期化処理として、格子形状を持っ
た基本格子の全ての頂点に値0を付与する(ステップS
1)。この後、所望の解像度の階層的格子となるまで、
後述する2つの操作A、Bを行うことによって(ステッ
プS2、S3、S4)、界面図形を階層的格子で表現す
ることができる。
【0024】ここで、ステップS2における操作Aで
は、全格子点のうち、保持している値が1未満の全ての
頂点に着目し、この頂点を含む胞が界面を含む場合、こ
の頂点に値−1を付与し、そうでない場合、値1を付与
する操作を行う。また、ステップS3における操作Bで
は、領域内の全ての胞に着目し、この胞内の頂点が値−
1を保持している場合、この胞を分割し、この分割によ
って新たに生じた頂点に対し、この頂点を中点とする線
分の両端の頂点の値が共に値1である場合、値1を付与
し、そうでない場合、値0を付与する操作を行う。
【0025】ここで、具体的に、階層的格子として、2
次元平面内の正方形で与えられた正方格子を基本とする
場合を示す。この階層的格子は、計算機本体111内の
CPU116によって実行され、メモリ118上に整数
や浮動小数点の数の集合として構成される。そして、最
終的に、後述する図5に示すような解像度の異なる階層
的な正方格子が構成される。
【0026】図4は階層的格子の生成手順を示す図であ
る。まず、同図(a)に示す通常の正方格子を用意す
る。図中、太線で示された界面11が予め与えられてい
る。本実施形態では、この界面11は、区分的線分図形
として与えられ、十分細かい1次元の頂点列によって構
成されている。このため、線分を内包するか否かの判断
は、簡単のため、頂点の内外判定によって行われるもの
とする。
【0027】この頂点の内外判定方法としては、例え
ば、特開平11−110569号公報に記載の内点判定
法を利用することができる。この内外判定は、凸多角形
に対するものであり、正方形格子に適用できる。すなわ
ち、着目する点Pに対し、正方形を構成する点をQ1、
Q2、Q3、Q4とすると、ベクトルPQ1とベクトル
PQ2、PQ3、PQ4それぞれとの外積が全て同符号
である場合、内点であり、そうでない場合、外点である
という事実によって判定を行うものである。このよう
に、この内外判定は、代数的な計算のみで行うことがで
きる。この内外判定を使い、また、界面を表現する、十
分細かく細分化された1次元頂点列を利用すると、各正
方形胞が界面を含むか否かの判定を簡単に行うことがで
きる。
【0028】すなわち、図3のステップS1において、
全ての頂点に対し、その値を「0」にする。ステップS
2の操作Aにおいて、頂点の値が「1」未満の頂点に着
目し、着目した頂点を含む胞が界面を含む場合、この頂
点に「−1」を与える。そうでない場合、この頂点に
「1」を与える。全ての頂点に、この操作Aを施した
後、操作Bを行う。
【0029】ステップS3の操作Bにおいて、全ての胞
に着目し、着目した胞内の頂点のいずれかが値−1を保
持する場合、この胞を分割する。この分割に際し、新た
に生じた頂点に対し、この頂点を中点とする最小線分の
両端の頂点の値が「1」である場合、値1を付与し、そ
うでない場合、値0を付与する。
【0030】ステップS4において、所定の領域内の最
大の解像度が予め与えておいた所望の解像度であるか否
かを判別し、所望の解像度である場合、この処理を終了
する。一方、所望の解像度に達していない場合、ステッ
プS2に戻り、操作Aおよび操作Bを繰り返し行う。
【0031】図4(a)は操作Aを終えた状態を示す。
ここで、図中、黒丸は値1を表し、白丸は値−1を表
す。界面11の周囲には、白丸が点在している。同図
(b)は操作Bを終えた状態を示す。同図(a)で白丸
を含む胞は全て分割されている。図中、2重の白丸は値
0を表している。操作Bによって新たに生じた頂点に対
し、値1または値0が付与されていることがわかる。
【0032】同図(c)は同図(b)で生じた新たな格
子群に対し、改めて操作Aを行った後の状態を示す。界
面11の周囲には、白丸が局在していることがわかる。
ここで、同図(a)における白丸の局在と、同図(c)
における白丸の局在とでは、その解像度が異なってい
る。同図(d)は同図(c)に対し、操作Bを行った後
の状態を示す。
【0033】このようにして、所定の領域内の最大解像
度が所望の解像度となるまで、操作Aおよび操作Bを繰
り返す。図5は操作Aおよび操作Bを繰り返し行って所
望の解像度に達した状態の階層的格子を示す図である。
このように、階層的格子上で界面近傍を段階的にかつ詳
細に表現できる。
【0034】尚、上記実施形態では、正方形の格子に適
用した場合を示したが、本発明は胞の形状に依存しない
ので、種々の多角形の格子、例えば、三角格子、ランダ
ム格子等に適用可能である。図6は三角形の階層的格子
を示す図である。同図(a)は初期状態の三角格子を示
し、同図(b)は図3の界面表現アルゴリズムを実行し
た後の階層的三角格子を示す。このように、界面31
は、階層的三角格子によって詳細に表現される。
【0035】また、上記実施形態では、2次元の階層的
格子の場合を示したが、本発明は次元によらず、立方体
胞によって構成される3次元の階層的格子にも適用でき
る。図7は3次元の階層的格子を示す図である。このよ
うに、2次元の場合と同様の処理により、3次元の階層
的格子を表現することができる。
【0036】更には、図3のステップS2において、頂
点の値が1未満の頂点に着目して、それらの値をまず全
て、+2にした後に、+2の値を持つ頂点を含むすべて
の胞に着目して、着目した胞が界面を含む場合は胞に属
するすべての頂点にー1を与え、そうでない場合は何も
しないという操作を胞全体に行い、その後に+2を+1
に変更するということを行うとステップS2と同様の効
果を得ることができる。このように、本発明の離散的ア
ルゴリズムの実現においては様々な類似の実施方法が考
えられる。しかしながら、本発明の特徴は、S2という
「隣接胞の距離情報を含まない離散的情報を頂点に格納
する」ステップと、S3という「自胞に属する頂点の値
によって分割の判定を行う」ステップとの2つによって
構成されていることにある。この意味で上記のような変
形は、本発明の一部であることが理解できる。同時に、
そのような実施の形態の詳細における相違に本発明はよ
らない。
【0037】[第2の実施形態]第2の実施形態におけ
る計算機システムの構成は、前記第1の実施形態と同じ
であるので、その説明を省略する。ここでは、前記第1
の実施形態と異なる界面表現アルゴリズムについてだけ
説明する。
【0038】本実施形態では、前記第1の実施形態と同
様、頂点、線分、多面体あるいは多角形の胞によって構
成される階層的格子に対し、予め2次元あるいは1次元
の界面図形が用意されている。図8は第2の実施形態に
おける界面表現アルゴリズムを実行する際の処理手順を
示すフローチャートである。この処理プログラムの実行
用ファイルは、前述したように、ハードディスク117
あるいはフレキシブルディスク110に格納されてお
り、CPU116によって実行される。
【0039】まず、初期化処理として、格子形状を持っ
た基本格子の全ての頂点に値0を付与する(ステップS
11)。この後、所望の解像度の階層的格子となるま
で、後述する3つの操作、つまり操作A、操作Bおよび
操作Cを行うことによって(ステップS12、S13、
S14)、界面図形を階層的格子で表現できる。
【0040】ここで、ステップS12における操作Aで
は、全格子点のうち、保持している値が1未満の全ての
頂点に着目し、この頂点を含む胞が界面を含む場合、こ
の頂点に値−1を付与し、そうでない場合、値1を付与
する操作を行う。また、ステップS3における操作Bで
は、領域内の全ての胞に着目し、この胞内の頂点のいず
れかが値−1を保持している場合、この胞を分割し、こ
の分割によって新たに生じた頂点に対し、この頂点を中
点とする線分の両端の頂点の値が共に値1である場合、
値1を付与し、そうでない場合、値0を付与する操作を
行う。
【0041】さらに、ステップS14における操作Cで
は、保持する値が「1」である消滅可能な全ての頂点に
着目し、胞に含まれる全ての頂点の値が「1」である場
合、この頂点を消滅させ、胞の集合を統合することで、
階層を下げる、つまり解像度を緩めるという操作を行
う。
【0042】ここで、具体的に、階層的格子として、2
次元平面内の正方形で与えられた正方格子を基本とする
場合を示す。この階層的格子は、計算機本体111内の
CPU116によって実行され、メモリ118上に整数
や浮動小数点の数の集合として構成される。そして、最
終的に、後述する図10に示すような解像度の異なる階
層的な正方格子が構成される。
【0043】図9は階層的格子の生成手順を示す図であ
る。まず、同図(a)に示す通常の正方格子を用意す
る。図中、太線で示された界面51が予め与えられてい
る。本実施形態では、この界面51は、区分的線分図形
として与えられ、十分細かい1次元の頂点列によって構
成されている。このため、線分を内包するか否かの判断
は、簡単のため、頂点の内外判定によって行われるもの
とする。
【0044】この頂点の内外判定方法としては、前記第
1の実施形態と同様、例えば、特開平11−11056
9号公報に記載の内点判定法を利用することができる。
この内外判定を使い、また、界面を表現する、十分細か
く細分化された1次元頂点列を利用すると、各正方形胞
が界面を含むか否かの判定を簡単に行うことができる。
【0045】すなわち、図8のステップS11におい
て、全ての頂点に対し、その値を「0」にする。ステッ
プS12の操作Aにおいて、頂点の値が「1」未満の頂
点に着目し、着目した頂点を含む胞が界面を含む場合、
この頂点に「−1」を与える。そうでない場合、この頂
点に「1」を与える。全ての頂点に、この操作Aを施し
た後、操作Bを行う。
【0046】ステップS13の操作Bにおいて、全ての
胞に着目し、着目した胞内の頂点のいずれかが値−1を
保持する場合、この胞を分割する。この分割に際し、新
たに生じた頂点に対し、この頂点を中点とする最小線分
の両端の頂点の値が「1」である場合、値1を付与し、
そうでない場合、値0を付与する。
【0047】ステップS14では、着目する頂点を含む
胞の全頂点が値1である場合、この着目する頂点を消滅
させ、胞を統合する。
【0048】ステップS15において、所定の領域内の
最大の解像度が予め与えておいた所望の解像度であるか
否かを判別し、所望の解像度である場合、この処理を終
了する。一方、所望の解像度に達していない場合、ステ
ップS12に戻り、操作A、操作Bおよび操作Cを繰り
返し行う。
【0049】図9(a)は操作Aを終えた状態を示す。
ここで、図中、黒丸は値1を表し、白丸は値−1を表
す。界面51の周囲には、白丸が点在している。同図
(b)は操作Bを終えた状態を示す。同図(a)で白丸
を含む胞は全て分割されている。図中、2重の白丸は値
0を表している。操作Bによって新たに生じた頂点に対
し、値1または値0が付与されていることがわかる。
【0050】同図(c)は同図(b)で生じた新たな格
子群に対し、改めて操作Aを行った後の状態を示す。界
面51の周囲には、白丸が局在していることがわかる。
ここで、同図(a)における白丸の局在と、同図(c)
における白丸の局在とでは、その解像度が異なってい
る。同図(d)は同図(c)に対し、操作Bおよび操作
Cを行った後の状態を示す。前記第1の実施形態の図4
(d)と比べ、界面から離れた場所では、胞が統合され
ていることがわかる。
【0051】このようにして、所定の領域内の最大解像
度が所望の解像度となるまで、操作A、操作Bおよび操
作Cを繰り返す。図10は操作A、操作Bおよび操作C
を繰り返し行って所望の解像度に達した状態の階層的格
子を示す図である。
【0052】尚、上記実施形態では、正方形の格子に適
用した場合を示したが、本発明は胞の形状に依存しない
ので、種々の多角形の格子、例えば、三角格子、ランダ
ム格子等に適用可能である。図11は三角形の階層的格
子を示す図である。同図(a)は、前記第1の実施形態
と同様、初期状態の三角格子を示し、同図(b)は図8
の界面表現アルゴリズムを実行した後の階層的三角格子
を示す。このように、界面61は、階層的三角形格子に
よって詳細に表現されると共に、界面61から離れた場
所では、前記第1の実施形態の図6(b)と比べ、胞が
統合されている。
【0053】また、上記実施形態では、2次元の階層的
格子の場合を示したが、本発明は次元によらず、立方体
胞によって構成される3次元の格子系にも適用できる。
図12は3次元の階層的格子を示す図である。このよう
に、2次元の場合と同様の処理により、3次元の階層的
格子を表現することができる。
【0054】更には、図8のS12のステップにおい
て、頂点の値が1未満の頂点に着目して、それらの値を
まず全て、+2にした後に、+2の値を持つ頂点を含む
すべての胞に着目して、着目した胞が界面を含む場合は
胞に属するすべての頂点にー1を与え、そうでない場合
は何もしないという操作を胞全体に行い、その後に+2
を+1に変更するということを行うとS12と同様の効
果を得ることができる。このように、本発明の離散的ア
ルゴリズムの実現においては様々な類似の実施方法が考
えられる。しかしながら、本発明の特徴は、S12とい
う「隣接胞の距離情報を含まない離散的情報を頂点に格
納する」ステップと、S13という「自胞に属する頂点
の値によって分割の判定を行う」ステップと、S14と
いう「自胞に属する頂点の値によって統合の判定を行
う」ステップとの3つによって構成されている事であ
る。この意味で上記のような変更は、本発明の一部であ
ることが理解できる。つまり、本発明はそのような詳細
な変更には依存されない。
【0055】以上が本発明の実施の形態の説明である
が、本発明は、これら実施の形態の構成に限られるもの
ではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施の
形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのよ
うなものであっても適用可能である。
【0056】また、本発明は、前述した実施形態の機能
を実現するソフトウェアのプログラムコードをシステム
あるいは装置に供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。この場合、プログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラム自体およびそのプログラムを記憶
した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0057】上記実施形態では、図3、図8のフローチ
ャートに示すプログラムコードは記憶媒体に格納されて
いる。プログラムコードを供給する記憶媒体としては、
例えば、ROM、フレキシブルディスク、ハードディス
ク、CD−ROM、CD−R、DVD、磁気テープ、不
揮発性のメモリカードなどを用いることができる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、場所に応じて自由に解
像度を変えられる階層的格子上でコンピュータ・シミュ
レーションの形状データを入力する際、界面近傍を段階
的にかつ詳細に表現できる。また、生成過程において、
デジタル的な計算のみによるロバストな生成方法となっ
ている。また、コンピュータグラフィックス等のコンピ
ュータによる物体の表現においても同様な効果を与える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における階層的格子生成方法が
適用される計算機システムの構成を示す図である。
【図2】計算機本体111の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】界面表面アルゴリズムを実行する際の処理手順
を示すフローチャートである。
【図4】階層的格子の生成手順を示す図である。
【図5】操作Aおよび操作Bを繰り返し行って所望の解
像度に達した状態の階層的格子を示す図である。
【図6】三角形の階層的格子を示す図である。
【図7】3次元の階層的格子を示す図である。
【図8】第2の実施形態における界面表現アルゴリズム
を実行する際の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】階層的格子の生成手順を示す図である。
【図10】操作A、操作Bおよび操作Cを繰り返し行っ
て所望の解像度に達した状態の階層的格子を示す図であ
る。
【図11】三角形の階層的格子を示す図である。
【図12】3次元の階層的格子を示す図である。
【符号の説明】
11、31、51、61 界面 111 計算機システム 116 CPU 118 メモリ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の領域内に存在する、頂点および線
    分を構成要素とする胞の集合に対し、解像度に応じて、
    前記胞を分割して階層的格子を生成する工程を有し、前
    記領域内に用意された界面図形に対し、界面近傍の胞を
    階層的に分割することで、前記界面図形を前記階層的格
    子で表現する階層的格子生成方法において、 初期状態において、前記領域内の全ての頂点に第1の値
    を付与する第1の工程と、 前記第1の値または第2の値を保持している全ての頂点
    に対し、着目した頂点が属する胞のうち、いずれかの胞
    が前記界面図形を含む場合、該着目した頂点に前記第2
    の値を付与し、そうでない場合、第3の値を付与する第
    2の工程と、 前記領域内の全ての胞に対し、前記第2の値を保持して
    いる前記頂点が属する胞を分割し、この分割によって新
    たに生じた頂点に対し、該頂点を中点する線分の両端の
    頂点に保持されている値が共に前記第3の値である場
    合、当該第3の値を付与し、そうでない場合、前記第1
    の値を付与する第3の工程とを有することを特徴とする
    階層的格子生成方法。
  2. 【請求項2】 前記第3の工程を行った後、前記胞に属
    する全ての頂点が前記第3の値を保持する場合、該頂点
    を消滅させ、前記胞を統合する第4の工程を有すること
    を特徴とする請求項1記載の階層的格子生成方法。
  3. 【請求項3】 前記領域内の最高解像度が所定の解像度
    になるまで、前記第2の工程および前記第3の工程を、
    この順で繰り返し行うことを特徴とする請求項1記載の
    階層的格子生成方法。
  4. 【請求項4】 前記領域内の最高解像度が所定の解像度
    になるまで、前記第2の工程、前記第3の工程および前
    記第4の工程を、この順で繰り返し行うことを特徴とす
    る請求項2記載の階層的格子生成方法。
  5. 【請求項5】 頂点および線分によって構成された多角
    形の胞の集合に対し、前記階層的格子を生成することを
    特徴とする請求項1または2記載の階層的格子生成方
    法。
  6. 【請求項6】 頂点、線分および面によって構成された
    立体の胞の集合に対し、前記階層的格子を生成すること
    を特徴とする請求項1または2記載の階層的格子生成方
    法。
  7. 【請求項7】 所定の領域内に存在する、頂点および線
    分を構成要素とする胞の集合に対し、解像度に応じて、
    前記胞を分割して階層的格子を生成する手段を有し、前
    記領域内に用意された界面図形に対し、界面近傍の胞を
    階層的に分割することで、前記界面図形を前記階層的格
    子で表現する階層的格子生成装置において、 初期状態において、前記領域内の全ての頂点に第1の値
    を付与する第1の手段と、 前記第1の値または第2の値を保持している全ての頂点
    に対し、着目した頂点が属する胞のうち、いずれかの胞
    が前記界面図形を含む場合、該着目した頂点に前記第2
    の値を付与し、そうでない場合、第3の値を付与する第
    2の手段と、 前記領域内の全ての胞に対し、前記第2の値を保持して
    いる前記頂点が属する胞を分割し、この分割によって新
    たに生じた頂点に対し、該頂点を中点する線分の両端の
    頂点に保持されている値が共に前記第3の値である場
    合、当該第3の値を付与し、そうでない場合、前記第1
    の値を付与する第3の手段とを備えたことを特徴とする
    階層的格子生成装置。
  8. 【請求項8】 前記第3の手段を実行した後、前記胞に
    属する全ての頂点が前記第3の値を保持する場合、該頂
    点を消滅させ、前記胞を統合する第4の手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項7記載の階層的格子生成装置。
  9. 【請求項9】 前記領域内の最高解像度が所定の解像度
    になるまで、前記第2の手段および前記第3の手段を、
    この順で繰り返し実行することを特徴とする請求項7記
    載の階層的格子生成装置。
  10. 【請求項10】 前記領域内の最高解像度が所定の解像
    度になるまで、前記第2の手段、前記第3の手段および
    前記第4の手段を、この順で繰り返し実行することを特
    徴とする請求項8記載の階層的格子生成装置。
  11. 【請求項11】 頂点および線分によって構成された多
    角形の胞の集合に対し、前記階層的格子を生成すること
    を特徴とする請求項7または8記載の階層的格子生成装
    置。
  12. 【請求項12】 頂点、線分および面によって構成され
    た立体の胞の集合に対し、前記階層的格子を生成するこ
    とを特徴とする請求項7または8記載の階層的格子生成
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至6のいずれかに記載の階
    層的格子生成方法を実現するためのプログラムコードを
    有するプログラム。
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