JP2003022363A - 電気電子機器の操作支援用のヘルプサーバ - Google Patents

電気電子機器の操作支援用のヘルプサーバ

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JP2003022363A
JP2003022363A JP2001208757A JP2001208757A JP2003022363A JP 2003022363 A JP2003022363 A JP 2003022363A JP 2001208757 A JP2001208757 A JP 2001208757A JP 2001208757 A JP2001208757 A JP 2001208757A JP 2003022363 A JP2003022363 A JP 2003022363A
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Kazuaki Komine
一晃 小峯
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気電子機器を操作するユーザに生じる多種
多様な事態にも迅速に対応し、適格なサポート情報を提
供することを目的とする。 【解決手段】 ユーザからのヘルプ要求データをネット
ワーク3を介して受信し、ヘルプ要求データに含まれる
情報から、検索手段31を用いて操作方法データベース
36を検索し、電子電気機器2の操作方法ファイルを抽
出する。操作方法データベース36には、ユーザの習熟
レベルに合わせて複数の操作方法ファイルが登録されて
おり、習熟レベルは、ユーザ情報データベース37にユ
ーザごとに設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気電子機器の操
作支援を提供するためのヘルプサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユーザが、電気電子機器等の操作
や、故障時、保守時の取扱についてのサポート情報を欲
する場合は、その電気電子機器の取扱説明書から該当す
る項目を探したり、機器に備えられているオンラインヘ
ルプ機能を利用したキーワード検索して必要なサポート
情報を取得していた。また、電気電子機器の販売後に新
たな問題が発生した場合や、記載漏れが発見された場合
に、メーカ等の情報提供者は、取扱説明書やオンライン
ヘルプデータの追加や改訂により対応していた。ここ
で、近年のインターネット技術の普及により、ユーザ
は、前記のようなサポート情報を、ネットワークを介し
て取得することが可能になった。このネットワークを用
いたサポート情報の取得方法の従来例として特開平10
−154181号公報に記載された支援方法について以
下に説明する。
【0003】特開平10−154181号公報に記載さ
れた支援方法は、一般の機器を家庭内LAN(Local Ar
ea Network)に接続し、これらの機器の故障の有無等を
メール装置で管理する構成を有している。機器は、故障
や保守が必要な場合に、緊急、故障、警告に分類された
メッセージをメール装置に送信するので、メール装置
は、このメッセージの内容に基づいて遠隔地にある機器
情報管理サーバにアクセスし、必要なサポート情報を保
有しているメンテナンス情報サーバのアドレスを取得す
る。そして、メール装置が、メンテナンス情報サーバに
アクセスし、必要なサポート情報を取得し、ユーザイン
ターフェイス装置として機能するテレビ装置又はパーソ
ナルコンピュータで再生させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな支援方法では、予め分類された数種類の事態に対処
することはできても、通常の操作が分からない、習熟レ
ベルの低いユーザの支援を行うことは困難であった。さ
らに、機器の多種多様な操作を分類したとしても、膨大
な情報量から最適なサポート情報を、迅速に抽出し、ユ
ーザに提供するためのシステムが必要になる。従って、
本発明は、多種多様な事態にも迅速に対応し、電気電子
機器を操作するユーザに、的確なサポート情報を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する本
発明の請求項1に係る発明は、ネットワークを介して、
ユーザからの操作支援の要求であるヘルプ要求データを
受信する通信手段と、ヘルプ要求データに含まれる情報
から電気電子機器の操作方法をデータ化した操作方法フ
ァイルを検索する操作方法データベースと、ユーザごと
に設定されている習熟レベルが登録されているユーザ情
報データベースとを備え、操作方法データベースは、習
熟レベルに応じた複数種類の操作方法ファイルを含んで
構成されている電気電子機器の操作支援用のヘルプサー
バとした。
【0006】このような構成を有する電気電子機器の操
作支援用のヘルプサーバは、予め設定されたユーザの習
熟レベルに合わせた複数の操作方法ファイルを有するこ
とで、例えば習熟レベルの高いユーザには的確な操作支
援を、習熟レベルの低いユーザにはわかりやすく丁寧な
操作支援を行う等、ユーザの習熟レベルに合わせた的確
なサポートを実現するものである。
【0007】また、本発明の請求項2に係る発明は、請
求項1に記載の電気電子機器の操作支援用のヘルプサー
バにおいて、操作方法データベースは、ユーザが支援を
要求してきた項目ごとに操作の困難度が設定されてお
り、習熟レベルは、困難度に基づいて設定される構成に
した。
【0008】このような構成を有する電気電子機器の操
作支援用のヘルプサーバは、ユーザがヘルプを要求する
ごとに、その項目の困難度を取得することで、ユーザの
習熟レベルを設定する。すなわち、ユーザの過去の履歴
に基づいてユーザの習熟レベルを設定するものである。
【0009】さらに、本発明の請求項3に係る発明は、
請求項1に記載の電気電子機器の操作支援用のヘルプサ
ーバにおいて、操作方法データベースは、項目に関連す
るキーワードからなる検索キーから操作方法ファイルを
検索できるように構成した。
【0010】このような構成を有する電気電子機器の操
作支援用のヘルプサーバは、検索キーを利用して操作方
法データベースの検索を行えるようにすることで、多種
多様な事態、特に項目の特定が困難な場合であっても、
柔軟に、かつ、迅速に対応することが可能になる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1は操作支援システムの全
体構成図であり、図2は操作支援システムに用いられる
ユーザ側の電気電子機器の構成図、図3は操作支援シス
テムに用いられるヘルプセンタサーバの構成図である。
図1に示すように、本実施形態における操作支援システ
ムは、ユーザのホームネットワーク1に接続された電気
電子機器2からの情報が公衆のネットワーク3を介し
て、ヘルプセンタサーバ4(ヘルプサーバ)に送信さ
れ、ヘルプセンタサーバ4若しくはメーカ側サーバ5か
ら必要なサポート情報をユーザに返信するものである。
【0012】まず、ユーザのホームネットワーク1に接
続された電気電子機器2について説明する。電気電子機
器2は、ユーザの操作を受け付ける操作部11と、ヘル
プ情報の表示等をする表示部12と、各種データが保存
される記憶装置13とを有し、これらが制御部14によ
り制御されている。また、電気電子機器2は、ホームネ
ットワーク1、又は、公衆のネットワーク3に接続する
ためのネットワーク制御部15を備えている。この電気
電子機器2としては、テレビ、ビデオ、パーソナルコン
ピュータであることが望ましいが、洗濯機や電子レンジ
であっても良い。
【0013】記憶装置13は、RAM(Random Access
Memory)、HDD(Hard Disk Drive)やDVD(Digit
al Video Disk)等の公知の記録再生媒体を備えて構成
されており、ユーザや電気電子機器2に関するデータ
や、ネットワーク3を介して取得したヘルプ情報が蓄積
される。
【0014】ヘルプセンタサーバ4は、ネットワーク3
に接続可能な通信手段21と、データベース等を構築す
る記憶手段22、ディスプレィ等の表示手段23、キー
ボード等の操作手段24、プリンタ等の出力手段25、
及び、これらを制御する処理部26とを備えている。
【0015】ヘルプセンタサーバ4の処理部26は、C
PU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only
Memory)や所定の電気・電子回路を有しており、これ
らに所定のプログラムが展開されることで各種の処理が
行われる。本実施形態において処理部26は、ユーザか
ら取得したヘルプ要求データに基づいてデータベース検
索を行う検索手段31と、ユーザやメーカに送信するデ
ータを作成するデータ処理手段32と、新規な情報を記
憶手段22に記録するための更新手段33としても機能
する。なお、これらの各手段31〜33の詳細な機能に
ついては後に説明するので、ここでは省略する。
【0016】記憶手段22は、HDD等を備えており、
構築されるデータベースとしては、電気電子機器2と使
用するソフトウエアを対応づけるための動作ソフトウエ
ア検索データベース34、動作ソフトウエア検索データ
ベース34で検索したソフトウエアと電気電子機器2の
動作状況を対応づけるための状況検索データベース3
5、及び、各動作状況に対する対応方法を検索するため
の操作方法データベース36、並びに、ユーザの情報が
登録されたユーザ情報データベース37があげられる。
以下に、各データベース35〜37について説明する。
【0017】図2に示すように、動作ソフトウエア検索
データベース34は、各メーカの各機種ごとに、搭載さ
れている、若しくは、使用される可能性があるソフトウ
エア(動作ソフトウエア)が登録されている。この動作
ソフトウエア検索データベース34においては、機器I
Dや、メーカ名から動作ソフトウエアを抽出することが
できる。なお、ヘルプ要求データに動作ソフトウエアに
関する情報が含まれていない場合のために、検索キーが
複数設定されている。検索キーは、関連する項目と動作
ソフトウエアの名称を結びつけるためのキーワードであ
り、メーカ名、ブランド名、電気電子機器2の名称、型
番等があげられる。
【0018】図3に示すように、状況検索データベース
35は、各動作ソフトウエアごとに、操作の各段階にお
ける電気電子機器2の状況が分類して登録されている。
この状況検索データベース35においては、ソフトウエ
アIDや、名称から状況を分類する状況IDを抽出する
ことができる。また、前記と同様に状況検索データベー
ス35にも検索キーが複数設定されている。ここでの検
索キーとしては、動作ソフトウエアの名称や、操作の名
前や、電気電子機器2の機能名等があげられる。
【0019】図4に示すように、操作方法データベース
36は、電気電子機器2の状況ごとに対応方法を記した
操作方法ファイルが用意されている。この操作方法ファ
イルは、ユーザの習熟レベルに合わせて初級、中級、上
級の三種類が用意されている。例えば、状況IDがS0
001−Nst1であるようなヘルプを要求したユーザ
の習熟レベルが高いと推定されている場合は、操作方法
ファイル「Doc005026.xml」が抽出され
る。この操作方法データベース36においても、検索キ
ー、例えば「電源ON」等が設定されている。なお、状
況IDで特定される項目、例えば名称の欄の「電源O
N」が、特許請求の範囲に記載の項目に相当する。
【0020】ここで、操作方法ファイル形式は、XML
(eXtensible Markup Language)形式の他に、HTML
(HyperText Markup Language)形式や、テキスト形式
等の任意の形式を選択することが可能である。また、操
作方法データベース36は、各状況の操作の困難度(操
作困難度)が設定されており、この操作困難度は、電気
電子機器2のメーカにより設定され、ユーザの習熟レベ
ルを推定するために用いられる。例えば、状況IDがS
0001−0001の場合は、通常レベルのユーザであ
れば難なく行える操作であるため、操作困難度は初級を
表す「1」が付与されている。一方、状況IDがS00
01−Nst1の場合は、タイマー録画は、比較的複雑
な操作であり、初めて行うユーザに困難であることが想
定されるので、操作困難度は上級を表す「3」が付与さ
れている。なお、操作方法データベース36においても
検索キーが複数設定されているのは、前記の各データベ
ース34,35と同様である。
【0021】さらに、ユーザ情報データベース37は、
図5に示すようにユーザにより登録された氏名やE−M
ailアドレス、ユーザが保有している電気電子機器2
の機器IDに関する情報がユーザIDごとに登録されて
いる。また、ユーザの電気電子機器2の操作に対する習
熟レベルも、装置IDごとに図1に示す更新手段33に
より書き込まれる。この習熟レベルは、電気電子機器2
ごとに設定された操作困難度の平均値や、積算値等から
設定され、例えば、初級、中級、上級の三段階に区分さ
れている。
【0022】操作困難度の低いヘルプ要求を頻繁に行っ
ていたユーザが、中程度の操作困難度のヘルプ要求を行
うようになった場合に、登録されているユーザの習熟レ
ベルが初級から中級に格上げされる等、習熟レベルは、
ユーザが一定の基準を満たした段階で適宜、更新され
る。なお、ユーザ情報データベースには、図5に示した
情報に加えて、ユーザの住所や、その他の補助的な情報
を登録しても良い。
【0023】次に、図1に示すメーカ側サーバ5につい
て説明する。メーカ側サーバ5は、ネットワーク接続、
及び、必要なデータの送受信が可能な構成を備えてお
り、ヘルプセンタサーバ4に蓄積されているデータのみ
ではユーザのサポートが充分でない場合に活用される。
メーカ側サーバ5から送信されるデータは、直接ユーザ
に送信されることもあるし、ヘルプセンタサーバ4を介
して送信されることもある。なお、どちらの場合におい
ても、メーカ側サーバ5は、データベース34〜36の
追加、更新を行うための更新データを、ヘルプセンタサ
ーバ4に送信する。
【0024】このような操作支援システムにおいてユー
ザが操作支援を受ける場合の各部の処理について、図1
から図5、及び、図6のフローチャートを用いて説明す
る。ユーザは、電気電子機器2の操作中に操作方法が分
からなくなった場合は、図1に示す電気電子機器2の操
作部11を操作してヘルプ要求を行う。このとき制御部
14では、ユーザや、電気電子機器2のID情報や、動
作ソフトの種類、電気電子機器2の現在の状況を含むヘ
ルプ要求データを作成する。なお、このヘルプ要求デー
タには、ヘルプセンタサーバ4による検索を容易にする
ための検索キーが、電気電子機器2により、及び/又
は、ユーザにより付加される。
【0025】そして、制御部14で作成されたヘルプ要
求データは、図6のステップS1として、ネットワーク
制御部15からホームネットワーク1、公衆のネットワ
ーク3を介して、ヘルプセンタサーバ4に送信される。
次に、ステップS2において、ヘルプセンタサーバ4で
は、受信したヘルプ要求データに含まれる各種情報をキ
ーワードとして、検索手段31が記憶手段22に構築さ
れているデータベース35〜37を活用して検索を行
う。
【0026】このデータベース検索は、まず、図2に示
す動作ソフトウエア検索データベース34を検索してユ
ーザが操作している電気電子機器2の動作ソフトの特定
が行われる。さらに、検索して得られた動作ソフトにつ
いて、図3の状況検索データベース35の検索が行わ
れ、ユーザが直面していると考えられる状況が判断され
る。この検索結果としては、状況IDが取得される。そ
して、得られた状況IDに対する操作方法が、図4の操
作方法データベース36を用いて検索される。この際に
は、前記の通りにユーザ情報データベース37に登録さ
れているユーザの習熟レベルが考慮される。
【0027】ステップS3として、前記したデータベー
ス検索によりその状況に応じた操作方法をデータ化した
操作方法ファイルが操作方法データベース36に登録さ
れている操作方法ファイルの中にあった場合(Yes)
には、ステップS4に進み、ヘルプセンタサーバ4のデ
ータ処理手段32が、該当する操作方法ファイルを抽出
し、ヘルプを要求したユーザの電気電子機器2のアドレ
スをヘッダファイルとして付与した送信ファイルを作成
して、通信手段21からデータを送信する。
【0028】ここで、電気電子機器2は、ステップS6
として送信ファイルを受信したら、送信ファイルに含ま
れている操作方法ファイルを開く。これにより、ステッ
プS7において操作方法が表示部12に表示される。例
えば、ユーザがリモコン装置の音量調節の操作方法が分
からなかった場合には、図7に示すような画面41が電
気電子機器2の表示部12に表示される。操作方法ファ
イルの表示は、操作方法ファイルがXML形式のファイ
ルであった場合には、XMLファイル用のブラウザが用
いられる。
【0029】そして、ユーザは、表示部12に表示され
た指示に基づいて電気電子機器2を操作し、所望の結果
が得られた場合(ステップS8においてYes)には、
処理が終了される。しかし、指示を参考にしても所望の
結果が得られない場合(ステップS8においてNo)に
は、ステップS1に戻り前記の処理が繰り返される。一
方、ヘルプセンタサーバ4は、ステップS5でデータ送
信した後に、ステップS9に進み、ユーザの習熟レベル
を設定する。ヘルプセンタサーバ4の更新手段33は、
図5に示すユーザ情報データベース37に蓄積さている
習熟レベルを変更する必要がある場合のみ、ユーザ情報
データベース37を更新する。さらに、ヘルプセンタサ
ーバ4は、ステップS2に戻り、次のユーザからのヘル
プ要求に備える。
【0030】次に、ステップS2のヘルプセンタサーバ
におけるデータベース検索において、受信したヘルプ要
求ファイルからは、ユーザが直面している状況を特定で
きなかった場合(ステップS3においてNo)について
説明する。この場合は、ステップS10に進み、ヘルプ
センタサーバ4のデータ処理手段32は、メーカ側サー
バ5に一致する操作方法ファイルがない旨を送信する。
そして、検索手段31は、ステップS11において、電
気電子機器2により作成された、又は、ユーザにより付
加されたキーワードの一致率の高い順番に数個の操作方
法ファイルを候補として抽出してからステップS5に戻
り、送信ファイルを作成してユーザに送信する。なお、
このような送信ファイルを受け取った場合のステップS
7は、例えば図8に示すような操作方法ファイルの候補
の一覧表42を含む画面43が電気電子機器2の表示部
12に表示されることになる。この場合は、ユーザは最
も適切と思われる項目を選択して、その内容を参照す
る。
【0031】一方、ステップS10で送信を受けたメー
カ側サーバ5は、ヘルプ要求ファイルの内容を検討す
る。メーカが当初に想定していた以外のキーワードをユ
ーザが使用していた場合には、類似検索を行う場合のキ
ーワードの追加を行う。ユーザの直面した状況自体が想
定されていなかった場合には、新規な操作方法ファイル
を作成する。どちらの場合であっても、メーカ側サーバ
5は、ヘルプセンタサーバ4の該当するデータベース3
4〜36の更新を行うべく、更新データを作成し、ヘル
プセンタサーバ4に送信する。
【0032】この更新データは、ステップS12におい
て、ヘルプセンタサーバ4が受信する。そして、ステッ
プS13として更新手段33が、データベース34〜3
6のデータに対して必要な更新を行う。この場合におい
ても、ステップS2に戻り、次のユーザのヘルプ要求に
備える。
【0033】なお、ヘルプセンタサーバ4が保有する操
作方法ファイルのみでは、ユーザの要求に対処できない
場合には、ヘルプセンタサーバ4からの要請を受けて、
メーカ側サーバ5は、ユーザに直接に操作方法の提示等
を行う。この場合においても、ヘルプセンタサーバ4の
データベース34〜36を充実させるべく、メーカ側サ
ーバ5は、更新データをアップロードしてデータベース
34〜36の更新を行う。
【0034】このようにしてヘルプセンタサーバ4が電
気電子機器2の操作方法ファイルを一括管理すること
で、ユーザに確実なサポートを提供することができる。
特に、ヘルプセンタサーバ4は、サポートにあたってキ
ーワードによる検索を併用したり、複数の候補を抽出す
るので、きめの細かいサポートを提供できる。さらに、
ユーザごとに習熟レベルを設定し、サポートの情報量や
質をユーザの習熟レベルに合わせることで、ユーザフレ
ンドリなサポートを実現できる。また、このようなヘル
プセンタサーバ4を設けることで、各メーカが独自に大
規模なサポートセンタを創設する必要がなくなるため、
メーカ側の負担も低減できるという効果を有する。一
方、電気電子機器2は、膨大なヘルプ情報を常に保有す
る必要がないため、機能の簡略化が図れる。
【0035】なお、本発明は、前記の実施形態に限定さ
れずに広く応用することができる。例えば、操作方法フ
ァイルを公衆のネットワーク3を介してユーザの電気電
子機器2に送信する替わりに、図9に示すように操作方
法ファイルを放送センタ51を介して電波塔52から地
上波で放送する操作支援システムにすることも可能であ
る。例えばBSデジタル放送のデータ放送のように、放
送センタ51がデータを繰り返し送信し、電気電子機器
2は送信されてくるデータの中から、所望のデータのみ
を家庭用のアンテナ53で受信する。このようにする
と、ヘルプセンタサーバ4は、操作支援ファイルの送信
にネットワーク回線を用いなくても、ユーザに操作支援
を行うことができるようになる。また、受信したデータ
の中から、そのユーザに関連する操作方法ファイルの一
覧が電気電子機器2(図9の場合はテレビ装置)の表示
部12に表示される構成にすることも可能である。な
お、操作方法ファイルは、所定のスクランブル等をかけ
て、所定のユーザが、特定の操作方法ファイルを閲覧で
きるようにすることが望ましい。
【0036】また、前記の実施形態は、ユーザが電気電
子機器2の操作方法が分からない場合の処理について説
明したが、この操作支援システムは、電気電子機器2の
故障やメンテナンスにも適用できる。さらに、図4のス
テップS8で、ユーザが受信した操作方法ファイルだけ
では操作方法が理解できない場合(ステップS8でN
o)は、ヘルプセンタサーバ4は、習熟レベルを下げた
操作方法ファイルを送信することも可能である。つま
り、ヘルプセンタサーバ4が同一のユーザから、同一の
ヘルプ要求データを連続して受け取った場合に、その処
理部26が、操作方法データベース36を検索する際
に、ランクを下げた仮の習熟レベルを用いて検索を行う
ように構成する。そして、ユーザの習熟レベルは、3段
階に限定されるものではなく、任意の段階に区分するこ
とが可能である。また、電気電子機器ごとに習熟レベル
の区分数を変更しても良い。
【0037】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る発明によれば、
ヘルプを要求したユーザごとに設定されている習熟レベ
ルに応じる複数の操作方法ファイルが用意されているの
で、ユーザは、その習熟レベルに応じた的確なサポート
を受けることが可能になる。また、本発明の請求項2に
係る発明によれば、習熟レベルが操作方法データベース
に設定された項目ごとの困難度に基づいて設定されるの
で、ユーザの過去の履歴に基づいてユーザの習熟レベル
が設定される。従って、ユーザの習熟レベルを確実に設
定することが可能である。さらに、本発明の請求項3に
係る発明によれば、操作方法データベースを複数の検索
キーで検索できるように構成したので、多種多様な事態
に対しても、柔軟に、かつ、迅速に対応することが可能
になる。従って、ユーザは、確実なサポートを受けるこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における操作支援システム
の全体構成図である。
【図2】動作ソフトウエア検索データベースの構成を示
す図である。
【図3】状況検索データベースの構成を示す図である。
【図4】操作方法データベースの構成を示す図である。
【図5】ユーザ情報データベースの構成を示す図であ
る。
【図6】ユーザが操作支援を受ける場合の各部の処理を
示すフローチャートである。
【図7】ユーザが受ける操作支援の一例を示す説明図で
ある。
【図8】操作支援の一覧が表示される場合の例を示す説
明図である。
【図9】本発明の実施の形態における操作支援システム
の全体構成図である。
【符号の説明】
1 ホームネットワーク 2 電気電子機器 3 ネットワーク 4 ヘルプセンタサーバ (ヘルプサーバ) 5 メーカ側サーバ 21 通信手段 22 記憶手段 26 処理部 31 検索手段 32 データ処理手段 33 更新手段 34 動作ソフトウエア検索データベース 35 状況検索データベース 36 操作方法データベース 37 ユーザ情報データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 5/02 G09B 5/02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して、ユーザからの操
    作支援の要求であるヘルプ要求データを受信する通信手
    段と、前記ヘルプ要求データに含まれる情報から前記電
    気電子機器の操作方法をデータ化した操作方法ファイル
    を検索する操作方法データベースと、前記ユーザごとに
    設定されている習熟レベルが登録されているユーザ情報
    データベースとを備え、前記操作方法データベースは、
    前記習熟レベルに応じた複数種類の前記操作方法ファイ
    ルを含んで構成されていることを特徴とする電気電子機
    器の操作支援用のヘルプサーバ。
  2. 【請求項2】 前記操作方法データベースは、前記ユー
    ザが支援を要求してきた項目ごとに操作の困難度が設定
    されており、前記習熟レベルは、前記困難度に基づいて
    設定されることを特徴とする請求項1に記載の電気電子
    機器の操作支援用のヘルプサーバ。
  3. 【請求項3】 前記操作方法データベースは、前記項目
    に関連するキーワードからなる検索キーから前記操作方
    法ファイルを検索できるように構成したことを特徴とす
    る請求項1に記載の電気電子機器の操作支援用のヘルプ
    サーバ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007293252A (ja) * 2006-03-31 2007-11-08 Fujitsu Ltd 学習管理プログラム及び学習管理装置
JP2008204443A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Toshiba Corp 画像処理装置、画像処理装置の操作サポート方法
JP2011185949A (ja) * 2011-06-11 2011-09-22 Sysmex Corp 情報提供システム及び分析装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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