JP2003021834A - 表示装置、および表示装置に用いられる照明ユニット - Google Patents

表示装置、および表示装置に用いられる照明ユニット

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JP2003021834A
JP2003021834A JP2001207424A JP2001207424A JP2003021834A JP 2003021834 A JP2003021834 A JP 2003021834A JP 2001207424 A JP2001207424 A JP 2001207424A JP 2001207424 A JP2001207424 A JP 2001207424A JP 2003021834 A JP2003021834 A JP 2003021834A
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memory alloy
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JP2001207424A
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Hiroshi Kawaguchi
浩 川口
Hisashi Oyama
久司 尾山
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立て作業性に優れ、かつ小型軽量化を可
能にした照明ユニットを提供する。 【解決手段】 冷陰極管23の少なくとも一部を取り囲
むカバー部材(リフレクタ30)を形状記憶合金から形
成する。組み立て工程において、冷陰極管ユニット21
にリフレクタ30を取り付けた後、リフレクタ30を加
熱することより、折り曲げ、冷陰極管23を覆うような
形状に加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶テレビやカー
ナビゲーションなどの液晶表示機器、特に携帯情報端末
などに使用される液晶表示装置の照明装置に関するもの
である。本発明は特に小型の装置に適用して顕著な効果
を発揮することができる。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、液晶パネルと呼ばれる
表示ユニットと、この表示ユニットを照明するための照
明ユニットとを備えている。照明ユニットは、光源と、
光源の少なくとも一部を取り囲むカバー部材と、光源か
ら出た光を表示ユニットに導く導光板とを有している。
【0003】照明ユニットの光源として、近年では、軽
量、小型、低消費電力化に適した点光源の発光ダイオー
ド(LED:Light Emitting Diode)やエレクトロルミ
ネッセンス(EL:Electro Luminescence)の様な面光
源が使用されつつある。しかし、液晶テレビやナビゲー
ション、及び携帯情報端末などには、明るさの明るい線
光源である冷陰極管(CCFT:Cold Cathode Fluores
cent Tube)が依然として、液晶表示装置に使用する照
明装置の光源となっている。
【0004】図12から図14を参照しながら、線光源
を用いた液晶表示装置の従来例を説明する。図13は、
図12のA−A′線断面図である。
【0005】図示されている液晶パネル1は、TFT
(Thin Film Transistor)基板2とCF(Color Filte
r)基板3とを貼り合わせたパネル部分と、その上に貼
り付けられた偏光板4とを供えている。
【0006】TFT基板2は、CF基板3及び偏光板4
に比べて面積が大きく、TFT基板2の上面の一部はC
F基板3よりも外側に突出している。この突出領域は、
矩形状のTFT基板2の一長辺と一短辺に沿ったL字型
または逆L字型の平面形状を有しており、その上に複数
の液晶駆動用IC5がCOG(Chip On Glass)方式で
実装されている。
【0007】TFT基板の一端には、フレキシブルプリ
ント回路基板(以下、「FPC(Flexible Printed Circ
uit)」という。)6が固着されている。FPC6は、T
FT基板2条の駆動用IC5と電気的に接続されてい
る。
【0008】照明ユニット20は、光透過性を有する材
料から形成された導光板7と、冷陰極管ユニット21
と、リフレクタ22とを備えている。導光板7は、矩形
状の面状導光部を有している。冷陰極管(CCFT)ユ
ニット21は、冷陰極管23の両端に光源駆動用電圧を
供給するケーブル24と、ケーブル24の一端に設けら
れたコネクタ26とを有している。リフレクタ22は冷
陰極管ユニット21を覆っている。コネクタ26は不図
示の電源に接続される。
【0009】冷陰極管ユニット21から出た光は、直接
またはリフレクタ22によって反射されて導光板7の一
端面に入射される。入射した光は導光板7の内部で拡散
し、偏光板4に対向した面から液晶パネル1に出射す
る。
【0010】液晶表示装置の照明ユニット20と液晶パ
ネル1は別々のユニットとして作製され、液晶表示装置
に組み込まれている。照明ユニット20自体も、各部材
から組み立てられている。
【0011】リフレクタ22は、通常、アルセットと呼
ばれる金属平板にフィルム状PETなどが貼り付けられ
たものである。例えば0.1mm厚のステンレスの平板
に0.075mmの白シートを0.015mmの接着剤
を使用して貼り付けたものや、0.2mmの真鍮の平板
に銀蒸着フィルムを貼り付けられたものが使用されてい
る。
【0012】冷陰極管ユニット21は、図14に示すよ
うに、プレス加工されたリフレクタ22の一端から挿入
されて組み立てられる。このとき、冷陰極管ユニット2
1は図14の配置から約180°回転させられ、ケーブ
ル24がリフレクタ22におけるコの字型開口部分を通
過するようにリフレクタ22中に押し込まれてゆく。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図13に示す断面形状
を有するリフレクタ22の内部にリフレクタの22の一
端から冷陰極管ユニット21を挿入する際、冷陰極管2
3の破損などの仕損の懸念がある。また、ケーブル24
をリフレクタ22のコ字部分を通す際、ケーブル24の
皮膜を傷付ける可能性があり、信頼性の低下も懸念され
る。
【0014】このような問題を回避するため、リフレク
タ22に冷陰極管23を単品で挿入した後、ケーブル2
4を冷陰極管23に半田付けで接続するという方法も考
えられる。しかし、この方法では冷陰極管23の一方の
端部における半田付けは問題無く行えるが、他端におけ
る半田付けに際しては、リフレクタ22のエッジでケー
ブル24の皮膜を傷付ける可能性があり、作業が行い難
かった。
【0015】また、リフレクタ22に覆われた状態にあ
る冷陰極管ユニット21のケーブル24は、従来、ほと
んど保持されていないなかった。このため、ケーブル2
4に外力が加わると、冷陰極管23とケーブル24との
間に位置する半田接続部近傍にも大きなストレスが印加
されてしまうことになる。この半田接続部は脆弱であ
り、最悪の場合、この部分で断線してしまうこともあっ
た。
【0016】リフレクタ24にケーブル24を保持する
部材などを設けると、リフレクタ14の断面からコの字
形状からロの字形状になるため、ケーブル24を通すこ
とができなくなってしまう。そこで、リフレクタ22を
プレス加工によって成形する途中の段階で冷陰極管ユニ
ット21を組み込み、その後、再度プレス加工を行うと
いう方法も検討された。しかし、この場合は、2度めの
プレス加工に際して冷陰極管23を破損するおそれがあ
り、また、設計通りの最終形状にリフレクタ22を曲げ
ることが非常に困難であった。特に、導光体とリフレク
タとの間に隙間が発生するといけないため、リフレクタ
のプレス加工には高い精度が要求され、加工コストが高
くなってしまった。
【0017】更に、上記半田接続部の強度を向上させる
ために、ケーブル24を保持する部材を樹脂成形により
作製した後、この保持部材をリフレクタ22に貼り付け
たり、溶着などにで固着したりすることも可能である
が、この方法によれば、プレス加工品と樹脂成形品との
組み立て工数が増え、部品単価が上がり、また、形状的
に大きくなるという問題があった。
【0018】板金を使用する代わりに樹脂成形品を使用
して、冷陰極管ユニット21を保持する手段も考えられ
るが、樹脂を成形加工する場合、樹脂の厚みを最低でも
0.6mm位にする必要があり、小型化が困難になる。
【0019】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その主な目的は、信頼性および組み立て作業性
に優れ、かつ小型軽量化に適した照明ユニット、および
当該照明ユニットを備えた表示装置を提供することにあ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明による表示装置
は、表示ユニット、および前記表示ユニットを照明する
照明ユニットを備えた表示装置であって、前記照明ユニ
ットは、光源と、前記光源の少なくとも一部を取り囲む
カバー部材と、前記光源から出た光を前記表示ユニット
に導く導光板と、を有しており、前記カバー部材の少な
くとも一部が形状記憶合金から形成されていることを特
徴とする。
【0021】好ましい実施形態において、前記カバー部
材は、第1の温度では平坦でありながら前記第1の温度
を超える第2の温度で屈曲する部分を有している。
【0022】好ましい実施形態において、前記カバー部
材の前記屈曲部分は、前記カバー部材の他の部分ととも
に前記導光体を挟み込み、前記光源の前記導光体に対す
る位置を固定する。
【0023】好ましい実施形態において、前記形状記憶
合金は、前記光源の発熱によって変形する材料から構成
されている。
【0024】好ましい実施形態において、前記カバー部
材は、前記光源から出た光の少なくとも一部を反射し、
前記導光板に案内する反射器として機能する。
【0025】好ましい実施形態において、前記カバー部
材は、前記光源を保持する保持部を有している。
【0026】好ましい実施形態において、前記カバー部
材は、前記カバー部材に対する前記光源の位置ずれを規
制する凸部を有している。
【0027】好ましい実施形態において、前記カバー部
材は、前記カバー部材に対する前記光源の位置ずれを規
制する凹部を有している。
【0028】好ましい実施形態において、前記カバー部
材の前記凹部は孔または切り欠きである。
【0029】好ましい実施形態において、前記光源は、
一方向に延びている外径3.0mm以下の蛍光管であ
る。
【0030】好ましい実施形態において、前記カバー部
材の前記保持部と前記光源の両端部分との間には緩衝材
が配置されている。
【0031】好ましい実施形態において、前記光源は、
一方向に延びている蛍光管であり、前記カバー部材は、
前記蛍光管の端部に接続されたケーブルの少なくとも一
部を固定する屈曲突出部を有している。
【0032】本発明による照明装置は、光源と、前記光
源の少なくとも一部を取り囲むカバー部材と、前記光源
から出た光を表示パネルに導く導光板とを備えた照明装
置であって、前記カバー部材の少なくとも一部が形状記
憶合金から形成されていることを特徴とする。
【0033】本発明による保持部材は、外径3.0mm
以下、軸方向長さ36mm以上の冷陰極管を覆い、か
つ、前記冷陰極管を厚さ4.0mm以下の導光体に対し
て固定する保持部材であって、少なくとも一部が形状記
憶合金から形成されている。
【0034】本発明によるケースは、電子部品を収容す
るケースであって、形状記憶合金から形成された側面部
を有し、形状記憶作用に基づく前記側面部の屈曲によっ
て前記電子部品の端部を挟持することを特徴とする。
【0035】好ましい実施形態において、前記電子部品
は画像表示パネルを含んでいる。
【0036】本発明による電子機器は、電子部品と前記
電子部品を保持する部材とを備えた電子機器であって、
前記部材は、形状記憶合金から形成されており、組み立
て工程時の加熱より変形し、前記電子部品を保持する状
態を維持している。
【0037】本発明による照明装置の製造方法は、線状
光源と、前記線状光源の少なくとも一部を取り囲むカバ
ー部材と、前記線状光源から出た光を表示ユニットに導
く導光板とを有する照明装置を製造する方法であって、
前記カバー部材として、少なくとも一部が形状記憶合金
から形成されたカバー部材を用意する工程と、形状記憶
合金から形成された前記カバー部材を光源と組み合わせ
た後、前記カバー部材の温度を上昇させることにより、
前記カバー部材の一部を変形し、前記カバー部材を前記
導光板に結合する工程とを包含する。
【0038】本発明による電子機器の製造方法は、電子
部品と前記電子部品を保持する部材とを備えた電子機器
の製造方法であって、前記部材として、形状記憶合金か
ら形成された部品を用意する工程と、前記部材の温度を
上昇させ、前記電子部品を保持する工程とを包含する。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明による表示装置の実施形態を説明する。参照する図面
において、図11から図13に示す部材と同一名称を持
つ部材には同一の参照符号を付す。
【0040】(実施形態1)図1から図4を参照しなが
ら、第1の実施形態を説明する。
【0041】まず、図1および図2を参照する。図1
は、第1の実施形態にかかる表示装置(液晶表示装置)
の分解斜視図であり、図2は図1のA−A′線断面図で
ある。
【0042】本実施形態の表示装置は、図12〜図14
に示す従来の表示装置と比較して、リフレクタの構成が
大きく異なっており、リフレクタ以外の部分は同様の構
成を有しているため、その部分の説明はここでは繰り返
さないことにする。
【0043】本実施形態のリフレクタ30は、厚さが
0.1mm以上0.5mm以下の形状記憶合金から作製
されている。形状記憶合金とは、一定の形を記憶し、変
形しても加熱によってもとの形状に戻ることのできる合
金であり、変形が結晶構造の転移によらず、原子間の結
合を変えないマルテンサイト変態によって生じる。代表
的な形状記憶合金としてはTi−Ni系合金が良く知ら
れている。マルテンサイト状態の形状記憶合金は、オー
ステナイト相に変態する温度(オーステナイト変態開始
温度:As点)以上に加熱されると、マルテンサイト相
からオーステナイト相に変態する。このとき、マルテン
サイト相状態において付与されていた形状(変形)が解
除され、もとの形状に復帰する。
【0044】本発明の場合、加熱により形状変化が生じ
る温度(As点)としては、−20℃以上+80℃以下
の範囲に含まれる任意の温度(例えば50℃)を選択す
ることができる。室温での取り扱いを容易にするには、
As点を室温よりも高い温度(例えば50℃〜80℃の
範囲内の温度)に設定することが好ましい。As点が室
温程度または室温以下である場合、組み立て前のリフレ
クタ30は温度がAs点以下に冷却された環境下に置
き、その環境下においてリフレクタ30を冷陰極管ユニ
ット20と組み合わせた後、室温の雰囲気中に取り出せ
ば良い。
【0045】図3は、形状記憶合金を用いて作製したリ
フレクタ30の組み立て前における形状を示している。
この段階におけるリフレクタ30は、図示されているよ
うに、概略L字形状の断面を有している。具体的には、
一の方向に延び、冷陰極管23を支持する第1部分(底
部)30aと、第1部分30aに対して略垂直に延びる
概略矩形の第2部分(開閉部)30bとを有している。
第2部分30bは、後の工程で第1部分30aに対向す
るように折れ曲がり、第1部分30aに支持された冷陰
極管23を覆うことになる。一例として、第1部分30
aのおよそのサイズは、幅2〜7mm×長さ87mmで
あり、第2部分30bのおよそのサイズは、幅5mm×
長さ87mmである。
【0046】図3に示す形状のリフレクタ30によれ
ば、細長い冷陰極管(外径3.0mm以下、長さ36m
m以上、例えば外径約2mm、長さ約50mm)23と
ケーブル24との間へ第2部分30bをスムーズに挿入
できる。このため、ケーブル24が接続された状態の冷
陰極管23をリフレクタ30に組み込むことが容易であ
り、組み立てに際してリード線を傷付けることもない。
【0047】図4は、加熱によって形状記憶合金の温度
を変形As点以上に上昇させ、それによってリフレクタ
30の変形を行った後の状態(リフレクタ30が冷陰極
管23を覆った状態)を示している。リフレクタ30に
用いた形状記憶合金の変形温度As点を50℃に設定し
ている場合、リフレクタ30の温度を50℃以上に加熱
すれば、図3の形状から図4の形状への変化を速やかに
行うことができる。このような加熱を行う方法は多様で
ある。例えば、周囲温度が50℃〜60℃に設定された
恒温槽にリフレクタ30と冷陰極管23とを入れても良
いし、ドライヤなどで熱風をリフレクタ30にあてても
よい。また、冷陰極管ユニット21の点灯確認を行うこ
とにより、リフレクタ30を加熱しても良い。点灯時の
冷陰極管23は、冷陰極部で顕著に発熱し、その温度は
約100℃に達する。このため、特別の加熱装置を用い
なくとも、リフレクタ30を所望の形状に変形すること
ができる。
【0048】なお、本発明に用いる形状記憶合金の変形
温度(As点)は、−20℃〜+80℃に限定されな
い。形状記憶合金の素材を適切に選択することにより、
上記温度範囲外の温度で変形する形状記憶合金を用いて
も良い。
【0049】本実施形態によれば、図3に示すように、
コの字型の断面形状に加工する前のL字型断面構造を有
するリフレクタ30に対して冷陰極管23をセットする
ため、冷陰極管ユニット21に損傷を与える可能性を著
しく低減できる。また、冷陰極管23のセット後、リフ
レクタ30に曲げ加工を行うとき、特別の装置や道具に
よって外力を付与する必要が無いため、冷陰極管23を
傷めることもない。更に、折り曲げ後におけるリフレク
タ60の開口ギャップは、組み合わされる薄い導光板7
の厚さ(例えば0.6mm以上4.0mm以下、小型携
帯端末の場合の導光体の厚さは0.6〜2.0mm)と
高い精度で整合する必要があるが、形状記憶合金の性質
を利用した折り曲げを行えば、高い精度で再現性よくギ
ャップを作ることが可能になる。
【0050】(実施形態2)次に、図5および図6を参
照しながら本発明の第2の実施形態を説明する。
【0051】本実施形態では、リフレクタ30(具体的
には第1部30a)の両端に、それぞれ、位置決め用の
壁31を設けている。この壁31は、例えば幅0.5〜
3.0mm、高さ0.5〜3.0mmの大きさを持つ略
矩形の部材であり、リフレクタの第1部30aの両端を
折り曲げたものである。壁31は、リフレクタ30に対
する冷陰極管ユニット21の位置ずれを規制する凸部と
して機能するため、その形状やサイズは冷陰極管23の
端部の形状やサイズに応じて設計される。また、2つの
壁31の間隔も、図6に示すように冷陰極管23の長さ
に応じて設定される。
【0052】本実施形態によれば、冷陰極管ユニット2
1をリフレクタ30と組み合わせる際、2つの壁31が
冷陰極管ユニット21の軸方向の位置を規定するため、
冷陰極管ユニット21とリフレクタ30との間の相対的
な位置関係が正確に決まる。このように本実施形態によ
れば、冷陰極管ユニット21を2つの壁31の間に収ま
るように置くだけで冷陰極管ユニット21の位置決めを
行えるため、組み立て工程がよりいっそう簡単になる。
【0053】(実施形態3)次に、図7を参照しながら
本発明の第3の実施形態を説明する。
【0054】本実施形態では、リフレクタ30の両端に
切り欠き32aや凹部(開口部または孔)32bを設け
ている。凹部のサイズは、例えば0.6〜2.5mmで
ある。一方、冷陰極管ユニット21のゴムホルダ25に
は、切り欠き32aや孔32bの形状に整合する凸部
(図示せず)が形成されている。このような構成を採用
することにより、冷陰極管ユニット21をリフレクタ3
0上にセットする、冷陰極管ユニット21の凸部がリフ
レクタ30の切り欠き32aや孔32bと嵌合するた
め、冷陰極管ユニット21の位置決めが更に確実に行え
る。
【0055】(実施形態4)図8を参照しながら本発明
の第4の実施形態を説明する。
【0056】本実施形態では、冷陰極管ユニット21を
保持するための緩衝部材33をリフレクタ30の両端に
設け、この緩衝部材33によって冷陰極管ユニット21
のゴムホルダ25と同様の機能を発揮させている。緩衝
部材33のそれぞれは、冷陰極管23とケーブル24と
の接続部をカバーし、保持することのできる形状を有し
ている。より具体的には、各緩衝部材33は2つの部分
33aおよび33bから構成され、冷陰極管ユニット2
1をリフレクタ30上に組み込む際、これら2つの部分
33aおよび33bによって冷陰極管ユニット21を挟
み込むことができる。緩衝部材33は、例えばシリコー
ンゴムなどの材料から形成される。
【0057】本実施形態で用いる冷陰極管ユニット21
は、冷陰極管23、ケーブル24、およびコネクタ26
から構成される。上記の各実施形態で用いた冷陰極管ユ
ニット21では、図9に示すようにゴムホルダ25が、
冷陰極管23の端部から出る電極線とケーブル24の芯
線との半田付け接続部分を覆い、この部分を保護してい
るが、本実施形態では、ゴムホルダ25を用いず、その
機能をリフレクタ30に設けた緩衝部材32に与えてい
る。このため、冷陰極管ユニット21の構成部品に不具
合が発生した場合、ゴムホルダ25を取り除くための困
難な作業を行うことなく、不具合を起こした構成部品の
みを簡単に交換することができる。
【0058】(実施形態5)図10および図11を参照
しながら本発明の第5の実施形態を説明する。
【0059】本実施形態では、リフレクタ30の第2部
分30bの端部に突出部34a、34b、および34c
を設けている。これらの突出部34a〜34cは、図1
1(b)に示すように、冷陰極管23とケーブル24と
の間に位置する半田接続部近傍の脆弱箇所を覆うように
屈曲し、ケーブル24の位置を固定する。
【0060】冷陰極管23の端部から出る電極線とケー
ブル24の芯線とが半田付けによって接続れさる部分
は、ストレスに弱く、断線しやすい。本実施形態では、
リフレクタ30の突出部34a、34b、34cが図1
1(b)に示すように冷陰極管ユニット21のゴムホル
ダ25を挟み込み、保持するため、半田接続部にストレ
スが加わりにくくなっている。
【0061】このように本実施形態によれば、特別の部
材を新たに用いることなく、リフレクタ30の形状加工
だけで上記半田接続部を保護・保持することができるた
め、照明ユニットの小型化をはかりながら、信頼性を更
に向上させることができる。
【0062】以上、説明してきたように、リフレクタ3
0を形状記憶合金から形成し、組み立て加工時にリフレ
クタ30の形状記憶効果を利用した折り曲げを行うこと
により、小型部品の組み立てを歩留まり良く実行するこ
とが可能になる。
【0063】なお、今まで説明してきた各実施形態で
は、簡単化のため、形状記憶合金の表面をリフレクタ3
0の反射面として利用する例を説明してきたが、形状記
憶合金単独では充分な反射特性が得られない場合があ
る。そのような場合は、より優れた反射特性を有する材
料から形成した部品(例えば白色PETフィルムや銀蒸
着フィルムなど)を形状記憶合金の表面に貼り付けても
よい。また、形状記憶合金の表面に反射特性向上のため
の材料を塗布もしくは蒸着してもよい。
【0064】このようにリフレクタ30が形状記憶合金
からなるカバー部分と反射フィルムとから構成される場
合、カバー部材の役割は反射フィルムや冷陰極管ユニッ
トを保持・保護することにある。このような場合、カバ
ー部材の全体が形状記憶合金から形成されている必要は
なく、熱による折れ曲がりが可能となるように部分的に
形状記憶合金が用いられ、それ以外の部分は他の材料
(樹脂や金属)から構成されていてもよい。
【0065】以上、形状記憶合金を用いてリフレクタ3
0を作製する実施形態について本発明を説明してきた
が、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、
長軸方向長さが10mm以上の脆弱な部材を取り囲むよ
うなものであれば、リフレクタ以外の機能を有する他の
カバー部材であっても、本発明を適用して上記実施形態
で得られた効果と同様の効果を得ることが可能である。
ここで脆弱な材料とは、例えば厚さ1.1mm以下の薄
いガラスやセラミックス、または表面が傷つき安い材料
を広く含むものとする。このようなカバー部材は反射機
能を有している必要は無く、上記脆弱な部材を保護また
は支持・固定する機能を有するものであってもよい。
【0066】以下、表示装置のリフレクタ以外の部材に
形状記憶合金を用いる実施形態を説明する。ただし、そ
の前に、図15(a)〜(c)を参照しながら従来のモ
ジュール構成を簡単に説明する。
【0067】従来の小型表示モジュール43は、図15
(a)に示すように、表示パネルユニット40、裏ケー
ス41および表ケース42から構成される。表示パネル
ユニット40は、図12に示される構成を有している公
知の表示パネルである。裏ケース41は、表示パネルユ
ニット40を収容する概略箱型の形状を有しており、底
面に大きな開口部が形成されている。一方、表ケース4
2は表示パネルユニット40の表示部分に対応する位置
に大きな開口部を有する矩形の外枠形状を有している。
従来の裏ケース41および表ケース42は、いずれも、
ブリキ板やSUSなどから形成されており、その厚さは
0.3mm〜0.6mmの範囲内にあった。
【0068】表示パネルユニット40は、まず、図15
(b)に示すように裏ケース41内に収納される。この
とき、表示パネルユニット40は両面テープによって裏
ケース41の底面に固着される。次に、表ケース42を
裏ケース41に嵌め込み、両者を結合する。表ケース4
2は、表示パネルユニット40を保護するために用いら
れる。具体的には、表示パネルユニット40内の各種素
子やパネルに取り付けられた駆動回路素子(ソースドラ
イバやゲートドライバ)を静電気による破壊から守る役
割を担っている。また、タッチパネルやフロントライト
をパネルに取り付ける場合、表ケース42がそれらの保
持部として機能する。
【0069】上記の組み立てを行った後、検査などによ
って表示パネルユニット40に不具合が見つかる場合が
ある。そのような場合、モジュール43からケース41
および42を取り外す必要が生じる。取り外しに際し
て、裏ケース41と表ケース42を相互に固定する部分
を指の爪やマイナスドライバーによって押し広げ、両者
を分離した後、裏ケース41内から表示パネルユニット
40を取り出していた。そのとき、ケース41および4
2は大きく変形してしまうため、ケース41および42
を再利用することは不可能であった。
【0070】以下、表示モジュール用のケースに形状記
憶合金を用いた本発明の実施形態を説明する。
【0071】(実施形態6)図16(a)から(c)
は、本実施形態における表示モジュールの組み立て工程
を示している。まず、図16(a)に示すように表示パ
ネルユニット40を形状記憶合金から形成したケース4
5内に配置する。ケース45は、厚さ0.1〜0.5m
m程度の形状記憶合金から形成されている。この段階に
おいて、ケース45の4つの側面部(高さ0.5〜2.
0mm)は、それぞれ、ケース45の底面部から垂直に
延びた状態にあり、その部分近傍の断面は概L字型の形
状を有している。図17(a)は、ケース45内に表示
パネルユニット(例えば3インチ液晶パネル)40をセ
ットした状態におけるケース45および表示パネルユニ
ット40の一部断面構成を示している。ケース45の各
側面部45aには参照符号「K」で示す箇所で略90°
の屈曲を行うような形状記憶が施されている。
【0072】次に、図16(b)に示すように、表示パ
ネルユニット40をケース45上に配置した後、ケース
45に対する加熱を行うことによってケース45の4つ
の側面を折り曲げる。図17(b)は、このような折り
曲げを行った後の状態を示している。この折り曲げによ
り、表示パネルユニット40とケース45とを簡単かつ
高精度で組み合わせることができ、図16(c)に示す
モジュール50を得ることができる。本実施形態では、
ケース45の側面部45aが表示パネルユニットの表側
にも露出するように折れ曲がるため、従来技術で用いら
れていた表ケースが不要になる。
【0073】本実施形態によれば、図17(b)に示す
ようなケース側面部45aの折り曲げを行った後、何ら
かの理由によりケース45から表示パネルユニット40
を取り外す必要が生じたとき、前述のようにして変形が
ケース45に生じたとしても、その後、ケース45を再
度加熱すれば、また図17(b)に示す形状へ戻すこと
が容易である。
【0074】なお、ケース45にはモジュール50の位
置決め用に小さな突出部分が設けられる場合がある。図
18は、角部に位置決め用の突起部51が形成されたケ
ース45を示している。このような突起部51は脆弱で
あり、組み立て途中に作業者の手による圧力や取り扱い
の不備によって変形する可能性がある。図18では、外
力により変形した突起部51'も図示されている。
【0075】本実施形態によれば、ケース45が形状記
憶合金から形成されているため、変形した突起部51'
に熱を加えることにより、設計どおりの元の形状に復帰
させ、正常に使用することが可能となる。
【0076】更に、表示パネルユニット40がケース4
5に両面テープで固着されている場合、前述したよう
に、表示パネルユニット40をケース45から取り外す
必要が生じる場合がある。このような場合、ケース45
は、図19の左方下側に示すように変形してしまうこと
が多い。このような変形が生じても、ケース45の変形
部分を加熱すれば、また、設計どおりの元の形状に復帰
させ、正常に使用することが可能となる。
【0077】このように本実施形態によれば、表ケース
が不要になるため、部品点数を減らすとともに、何らか
の理由でケースの一部が変形したとしても、加熱するだ
けで所望の形状を得ることができるため、ケースの再利
用も可能となる。特に、外力によって変形を受けやすい
ケースを形状記憶合金から形成すれば、組み立て工程中
に不要な変形が生じても、本来あるべき形状に戻すこと
が簡単である。特に厚さが数mm程度の部材を収容する
ような小型軽量のケースでは、用いるプレート材料の厚
さも0.1〜0.3mmと薄いため、組み立て工程中に
不要な曲げや凹みなどの変形が生じやすい。従って、こ
のような変形の生じやすい大きさおよび形状を持つ部材
を形状記憶合金から形成することにより、優れた効果を
得ることが可能になる。
【0078】なお、液晶表示装置の製造過程では、60
〜80℃に加熱した環境に装置を置き、信頼性を評価す
るためのエージング工程が行われる。このエージング工
程を利用して、上記形状記憶合金の加熱による折り曲げ
や変形箇所の修正を行うことが可能である。このような
比較的高温で行われる工程を利用すれば、形状記憶合金
に対する特別の加熱工程を行う必要がないため、工程数
の増加を抑えられる。
【0079】また、本発明は、液晶表示装置以外の電子
機器にも広く適用することが可能である。冷陰極管以外
の電子部品を保持する部材を形状記憶合金から形成すれ
ば、組み立て工程時に上記部材を加熱よって変形し、そ
れによって電子部品を保持する状態を形成することがで
きる。多様な小型電子部品を狭い空間内に配置する必要
のある電子機器においては、形状記憶合金から形成した
小型の保持部材を用いることが特に有効である。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、照明装置の組み立て作
業性が向上し、冷陰極管に接続されたケーブルの損傷を
低減できる。また、冷陰極管とケーブルの半田接続部分
近傍の脆弱箇所での断線などの不具合も生じにくく、小
型軽量化に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による表示装置の第1の実施形態を示す
斜視図である。
【図2】図1のA−A'線断面図である。
【図3】第1の実施形態において、形状記憶合金を用い
て作製したリフレクタ30の組み立て前における形状を
示す斜視図である。
【図4】第1の実施形態において、リフレクタ30の変
形を行い、リフレクタ30が冷陰極管23を覆った状態
を示す斜視図である。
【図5】本発明による表示装置の第2の実施形態に用い
るリフレクタの組み立て前の形状を示す斜視図である。
【図6】第2の実施形態に用いるリフレクタの組み立て
途中における形状を示す斜視図である。
【図7】本発明による表示装置の第3の実施形態に用い
るリフレクタの組み立て前の形状を示す斜視図である。
【図8】本発明による表示装置の第4の実施形態に用い
るリフレクタの組み立て前の形状を示す斜視図である。
【図9】冷陰極管の半田付け部を示す断面図である。
【図10】本発明による表示装置の第5の実施形態に用
いるリフレクタの組み立て前の形状を示す斜視図であ
る。
【図11】(a)は、第5の実施形態におけるリフレク
タに冷陰極管ユニットを配置した段階を示す斜視図であ
り、(b)は、リフレクタを加熱することにより、折り
曲げを行った段階を示す斜視図である。
【図12】従来の液晶表示装置を示す斜視図である。
【図13】図12のA−A'線断面図である。
【図14】従来の冷陰極管ユニットの組み立て工程を示
す斜視図である。
【図15】(a)、(b)、および(c)は、従来のモ
ジュール組み立て工程を示す斜視図である。
【図16】(a)、(b)、および(c)は、本発明に
よるモジュール組み立て工程を示す斜視図である。
【図17】本発明によるモジュールの組み立て工程を示
す断面図であり、(a)は形状記憶合金から形成された
ケースを加熱する前の段階を示す図であり、(b)は加
熱後の段階を示す図である。
【図18】本実施形態で用いる形状記憶合金製ケースの
突起部の変形例を示す斜視図である。
【図19】本実施形態で用いる形状記憶合金製ケースの
他の種類の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1:液晶パネル 2:TFT基板 3:CF基板 4:偏光板 5:液晶駆動用IC 6:液晶駆動用電源及び信号供給用FPC 7:導光板 20:液晶表示装置の照明装置 21:冷陰極管ユニット 22:従来のリフレクタ 23:冷陰極管 24:ケーブル 25:ゴムホルダ 26:コネクタ 28:半田接続部 30:形状記憶合金を用いて作製したリフレクタ 30a:リフレクタの第1部分 30b:リフレクタの第2部分 31:リフレクタに設けた位置決め壁 32:リフレクタに設けた位置決めの凹部(切り欠き) 33:リフレクタに設けた緩衝材 33a:緩衝材の上部分 33b:緩衝材の下部分 34:リフレクタに設けたケーブル固定用突出部 35:導光板の位置決め壁 40:表示パネルユニット 41:裏ケース 42:表ケース 43:表示モジュール 45:本発明による形状記憶金製ケース 45a:ケース側面の上部 50:モジュール
フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 HA40 JA10 QA11 QA12 TA09 TA17 TA18 TA20 2H091 FA23Z FA41Z FA42Z LA11 LA12 5G435 AA17 BB12 BB16 EE02 EE05 EE27 FF03 FF08 KK02

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示ユニット、および前記表示ユニット
    を照明する照明ユニットを備えた表示装置であって、 前記照明ユニットは、 光源と、 前記光源の少なくとも一部を取り囲むカバー部材と、 前記光源から出た光を前記表示ユニットに導く導光板
    と、 を有しており、 前記カバー部材の少なくとも一部が形状記憶合金から形
    成されていることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記カバー部材は、第1の温度では平坦
    でありながら前記第1の温度を超える第2の温度で屈曲
    する部分を有している請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記カバー部材の前記屈曲部分は、前記
    カバー部材の他の部分とともに前記導光体を挟み込み、
    それによって前記光源の前記導光体に対する位置を固定
    する請求項2に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記形状記憶合金は、前記光源の発熱に
    よって変形する材料から構成されている請求項1から3
    のいずれかに記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記カバー部材は、前記光源から出た光
    の少なくとも一部を反射し、前記導光板に案内する反射
    器として機能する請求項1から4のいずれかに記載の表
    示装置。
  6. 【請求項6】 前記カバー部材は、前記光源を保持する
    保持部を有している請求項1から5のいずれかに記載の
    表示装置。
  7. 【請求項7】 前記カバー部材は、前記カバー部材に対
    する前記光源の位置ずれを規制する凸部を有している請
    求項6に記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記カバー部材は、前記カバー部材に対
    する前記光源の位置ずれを規制する凹部を有している請
    求項6または7に記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 前記カバー部材の前記凹部は孔または切
    り欠きである請求項8に記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 前記光源は、一方向に延びている外径
    3.0mm以下の蛍光管である請求項1から9のいずれ
    かに記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 前記カバー部材の前記保持部と前記光
    源の両端部分との間には緩衝材が配置されている請求項
    1から10のいずれかに記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 前記光源は、一方向に延びている蛍光
    管であり、 前記カバー部材は、前記蛍光管の端部に接続されたケー
    ブルの少なくとも一部を固定する屈曲突出部を有してい
    る請求項1から10のいずれかに記載の表示装置。
  13. 【請求項13】 光源と、 前記光源の少なくとも一部を取り囲むカバー部材と、 前記光源から出た光を表示パネルに導く導光板と、 を備えた照明装置であって、 前記カバー部材の少なくとも一部が形状記憶合金から形
    成されていることを特徴とする照明装置。
  14. 【請求項14】 外径3.0mm以下、軸方向長さ36
    mm以上の冷陰極管を覆い、かつ、前記冷陰極管を厚さ
    4.0mm以下の導光体に対して固定する保持部材であ
    って、 少なくとも一部が形状記憶合金から形成されている保持
    部材。
  15. 【請求項15】 電子部品を収容するケースであって、 形状記憶合金から形成された側面部を有し、形状記憶作
    用に基づく前記側面部の屈曲によって前記電子部品の端
    部を挟持することを特徴とするケース。
  16. 【請求項16】 前記電子部品は画像表示パネルを含ん
    でいる請求項15に記載のケース。
  17. 【請求項17】 電子部品と前記電子部品を保持する部
    材とを備えた電子機器であって、 前記部材は、形状記憶合金から形成されており、組み立
    て工程時の加熱より変形し、前記電子部品を保持する状
    態を維持している電子機器。
  18. 【請求項18】 線状光源と、前記線状光源の少なくと
    も一部を取り囲むカバー部材と、前記線状光源から出た
    光を表示ユニットに導く導光板とを有する照明装置を製
    造する方法であって、 前記カバー部材として、少なくとも一部が形状記憶合金
    から形成されたカバー部材を用意する工程と、 形状記憶合金から形成された前記カバー部材を光源と組
    み合わせた後、前記カバー部材の温度を上昇させること
    により、前記カバー部材の一部を変形し、前記カバー部
    材を前記導光板に結合する工程と、を包含する照明装置
    の製造方法。
  19. 【請求項19】 電子部品と前記電子部品を保持する部
    材とを備えた電子機器の製造方法であって、 前記部材として、形状記憶合金から形成された部品を用
    意する工程と、 前記部材の温度を上昇させ、前記電子部品を保持する工
    程と、を包含する電子機器の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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