JP2003018207A - 無線通信システムにおける下りトラフィックチャネル送信遅延時間の改善方法ならびに基地局送信装置 - Google Patents

無線通信システムにおける下りトラフィックチャネル送信遅延時間の改善方法ならびに基地局送信装置

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JP2003018207A
JP2003018207A JP2001205013A JP2001205013A JP2003018207A JP 2003018207 A JP2003018207 A JP 2003018207A JP 2001205013 A JP2001205013 A JP 2001205013A JP 2001205013 A JP2001205013 A JP 2001205013A JP 2003018207 A JP2003018207 A JP 2003018207A
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packet
mobile station
base station
downlink traffic
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Ichiyo Tanaka
一葉 田中
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信システムにおける下りトラフィック
チャネル送信遅延時間の改善方法ならびに基地局送信装
置を提供する。 【解決手段】 再エンコード処理部41は、下りトラフ
ィックチャネルデータパケット送信中に改善された予測
下り通信速度(DRC)を受信した場合、基地局から移動
局への送信途中のパケットを破棄し、新たに改善された
DRCに基づいて送信パケットを再エンコードし、優先的
に再送信する。また、基地局において送信途中のパケッ
トを破棄したことを移動局に通知するために、破棄対象
パケット通知部42は、破棄対象のパケットが送信され
るべきスロットに、基地局が他の移動局に対するパケッ
トまたはCCパケット(制御チャネル)を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システム
における下りトラフィックチャネル送信遅延時間の改善
方法ならびに基地局送信装置、具体的には、cdma2
000 High RatePacket Data無線通信システムにおけ
る下りトラフィックチャネル送信遅延時間改善のための
基地局送信装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】公衆網において、既に64kbpsによ
る移動局通信が可能になっているが、2001年には移
動中でも384kbpsの通信ができるIMT−200
0(International Mobile Telecommunication)のサ
ービス開始が計画され、また実現されつつあり、日本と
ヨーロッパのW−CDMA(Wideband-Code DivisionM
ultiple Access)、アメリカのcdma2000の2
つの方式が提案されている。
【0003】後者のcdma2000のうち、cdma
2000 High Rate Packet Data無線通信システム
(cdma2000 High Rate Packet Data Air Int
erfaceSpecification:3GPP C.S0024 ver.2.0プロト
コルとして規定)における下りトラフィックチャネル送
信動作について以下に簡単に説明する。各移動局への送
信のために上位レイヤ(MACレイヤ)から物理レイヤに
渡されたMAC送信パケットは、基地局の物理レイヤの送
信バッファに蓄積される。基地局は各スロットで、下り
トラフィックチャネル受信可能な移動局それぞれに対し
て平均受信データレート Ri(t) (1≦i≦N, t:スロット,
N:受信可能な全移動局数)を計測している。また、下り
トラフィックチャネル受信可能な移動局は、それぞれ下
り予測下り通信速度 DRCi(t) (1≦i≦N, t:スロット,
N:受信可能な全移動局数)を基地局に一定周期で通知し
ている。DRCi(t)はスロットtのときに、基地局が移動局
iに対して送信すべき下り予測下り通信速度を表す。
【0004】基地局は、下りトラフィックチャネルで物
理パケット送信開始可能なスロット毎(1.66...ms)に、
スケジューラーを起動する。物理パケット送信開始可能
なスロットとは、他のパケット送信(他の移動局へのFT
C:Forward Traffic ChannelパケットやCC:Control Cha
nnelパケット)のために送信予約されていないスロット
である。スケジューラーは、下りトラフィックチャネル
受信可能な移動局に対してそれぞれDRCi(t)/Ri(t)を計
算し、DRCi(t)/Ri(t)が最大の移動局に対する送信物理
パケットを送信バッファに蓄積されたMACパケットから
構築し、DRCi(t)が示すデータレート用にエンコーディ
ングして、いくつかのスロットで送信する。但し、一つ
の物理パケットを送信するスロット群は、それぞれ必ず
3スロット空けて送信しなければならない(スロットの
インターレース)。各物理パケットを完全に送信するた
めに必要なスロット数は、最大データレート DRCi(t)に
よって1〜16スロットの範囲で異なる。つまり、スロ
ット数16スロットのとき、送信するために必要な時間
は((16-1)*4+1)*1.66...=101.66...msである。
【0005】物理パケットを複数のスロットに分けて送
信する場合、送信開始時の最初のスロットがシステムタ
イムTとすると、T+4, T+8, T+12, ...のように、スロッ
トの送信が予約される。送信予約されたスロットは、他
の物理パケット送信のために使用できない。自分に対し
て送信された下りトラフィックチャネルのスロットを受
信した移動局は、受信したスロットで物理パケットが完
全に復元できるときはACK信号を返す。次のスロットも
受信しなければ物理パケットを復元できないときはNAK
信号を返す。図7に示す<表1>は、cdma2000 High Ra
te Packet Data無線通信システムにおける、送信データ
レートと送信するために必要な時間との関係を表す。<
表1>から、低データレートほど使用スロット数が多
く、送信時間が長いことが分かる。
【0006】従来のcdma2000 High Rate Packet Data無
線通信システムにおける下りトラフィックチャネル送信
例を図8に示す。図8を参照しながら、移動局AT1に下
りトラフィックチャネル(FTC)経由で物理パケットを送
信する場合について説明する。基地局の送信バッファに
移動局AT1に対するFTC送信MACパケットがあり、且つ、
移動局AT1の予測下り通信速度(DRC)が他の移動局より
も大きい場合、送信バッファ内のAT1へのFTC送信MACパ
ケットを1つ以上組み合わせてFTC送信物理パケットを生
成し、FTC送信物理パケットをエンコードする。エンコ
ードされたFTC送信物理パケットは、1〜16個のスロ
ットに分けれ送信される。ここでは、DRC= (1024bit, 4
slot, 153.6kbps)なので、送信に必要なスロットは4つ
である。
【0007】そして、エンコードされたFTC送信物理パ
ケットを移動局AT1へ送信開始する。基地局から送信さ
れた1番目のスロットを受信した移動局AT1は、受信すべ
き4スロットのうち1スロット目(1of4)を受信したこ
とを確認する。移動局AT1は、受信した1スロットだけ
では未だFTC物理パケットが復元できないことを確認
し、基地局にNAK信号を返す。それぞれ3スロット空け
て、2、3スロット目も受信した移動局AT1は同様にNAK
信号を返す。最後に4スロット目(4of4)を受信した移
動局AT1はFTC物理パケットの復元に成功してACK信号を
返す。これで、移動局AT1への物理パケットの送信に成
功したことになる。この送信に必要な時間は21.66...ms
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、移動局が基
地局に送信すべきDRCは、移動局が受信した下りパイロ
ットチャネルの受信品質(CIR)から、DRC予測器で数スロ
ット先の受信品質を予測して、適切なDRCを決定してい
る。移動局のDRCが送信開始時点で低レートの場合で
も、数スロット後には下りパイロットチャネルの受信品
質が改善され、高レートでの伝送に耐えられるようにな
っていることもありうる。
【0009】しかしながら、従来のcdma2000 High Rate
Packet Data無線通信システムにおける下りトラフィッ
クチャネル送信では、物理パケット送信開始時のDRCが
示すデータレートがたまたま低かった場合、物理パケッ
ト送信途中でDRCが改善されても、最初に決めたレート
のままで送信してしまう。従って、DRCの予測が外れた
場合、低レート時の送信遅延時間が不当に長くなってし
まうことがある。最悪の場合(38.4kbps送信時)、1パケ
ット(約1000ビット)送信し終わるのに101.666...ms必要
である。通常、この無線送信遅延時間に加えて、スケジ
ューリング遅延やネットワーク内での遅延等が重なるた
め、最終的な片道遅延時間は150ms程度になってしまう
ことがある。このような長い送信遅延時間は、一部のア
プリケーションにとっては許容できない値である。な
お、数〜数10スロット後の受信品質の予測は技術的に
非常に難しく、また、DRC予測は移動局内で行わなけれ
ばならないためにその計算能力も限られおり、従って、
受信品質の予測の精度はあまり信頼できない状況にあ
る。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、下りトラフィックチャネルでの物理パケット送信
途中でDRCが改善され、より少ない時間もしくはより少
ないスロット数で送信できると判断された場合、送信途
中のエンコードされた物理パケットを破棄し、改善され
たDRCで再度物理チャネルをエンコードして、より少な
い送信時間、もしくは、より少ないスロット数で送信し
なおすことができる、無線通信システムにおける下りト
ラフィックチャネル送信遅延時間の改善方法ならびに基
地局送信装置を提供することを目的とする。また、上記
した無線通信システムの基地局のスケジューリングアル
ゴリズム及び送信アルゴリズムを変更するだけで、移動
局にほとんど影響を与えることなく最小限の変更で発明
の効果を利用できる、無線通信システムにおける下りト
ラフィックチャネル送信遅延時間の改善方法ならびに基
地局送信装置を提供することも目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために本発明は、基地局と移動局間の無線通信システム
における下りトラフィックチャネル送信遅延時間の改善
方法であって、前記基地局は、下りトラフィックチャネ
ルデータパケット送信途中に改善された予測下り通信速
度を受信した場合、前記移動局端末装置へ送信途中のパ
ケットを破棄し、新たに改善された予測下り通信速度に
基づいて送信パケットを再エンコードし、優先的に再送
信することを特徴とする。
【0012】また、本発明の無線通信システムにおける
下りトラフィックチャネル送信遅延時間の改善方法にお
いて、送信対象となる移動局または基地局が遅延時間優
先設定となっていた場合、(受信した予測下り通信速度
に基づいて送信パケットを再エンコードして優先的に再
送信した場合の最短送信時間)≦(現行の送信途中の送
信パケットの残り送信時間)の条件が成立するときに、
受信した予測下り通信速度を改善された予測下り通信速
度とすることを特徴とする。
【0013】また、本発明の無線通信システムにおける
下りトラフィックチャネル送信遅延時間の改善方法にお
いて、送信対象となる移動局または基地局が平均データ
レート優先設定となっていた場合、(受信した予測下り
通信速度に基づいて送信パケットを再エンコードして優
先的に再送信した場合の送信スロット数)<(現行の送
信途中の送信パケットの残り送信スロット数)の条件が
成立するときに、受信した予測下り通信速度を改善され
た予測下り通信速度とすることを特徴とする。
【0014】また、本発明の無線通信システムにおける
下りトラフィックチャネル送信遅延時間の改善方法にお
いて、破棄対象の下りトラフィックパケットが送信され
るべきスロットに、他の移動局に対する下りトラフィッ
クパケット又は制御チャネルパケットを送信することに
より、送信対象となる移動局に送信途中の下りトラフィ
ックパケットを破棄したことを通知することを特徴とす
る。
【0015】また、本発明の無線通信システムにおける
下りトラフィックチャネル送信遅延時間の改善方法にお
いて、破棄された物理送信パケットを構成する1つ以上
のMAC送信パケットに、送信バッファに蓄積された0
個以上のMAC送信パケットを追加し、予測下り通信速
度によって決定されるビット長の物理送信パケットを作
成し、その物理送信パケットを再エンコードすることを
特徴とする。
【0016】上記した課題を解決するために本発明は、
基地局と移動局間の無線通信システムにおける下りトラ
フィックチャネル送信遅延時間の改善を行なう基地局送
信装置であって、下りトラフィックチャネルデータパケ
ット送信途中に改善された予測下り通信速度を受信した
場合、前記移動局へ送信途中のパケットを破棄し、新た
に改善された予測下り通信速度に基づいて送信パケット
を再エンコードし、優先的に再送信する再エンコード処
理手段を備えたことを特徴とする。
【0017】また、本発明の無線通信システムにおける
下りトラフィックチャネル送信遅延時間の改善を行なう
基地局送信装置において、破棄対象の下りトラフィック
パケットが送信されるべきスロットに、他の移動局に対
する下りトラフィックパケット又は制御チャネルパケッ
トを送信することにより、送信対象となる移動局に送信
途中の下りトラフィックパケットを破棄したことを通知
する破棄対象パケット通知手段を備えたことを特徴とす
る。
【0018】また、本発明の無線通信システムにおける
下りトラフィックチャネル送信遅延時間の改善を行なう
基地局送信装置において、前記再エンコード処理手段
は、破棄された物理送信パケットを構成する1つ以上の
MAC送信パケットに、送信バッファに蓄積された0個
以上のMAC送信パケットを追加し、予測下り通信速度
によって決定されるビット長の物理送信パケットを作成
し、その物理送信パケットを再エンコードすることを特
徴とする。
【0019】上記構成により、再エンコード処理手段
は、下りトラフィックチャネルデータパケット送信中に
改善された予測下り通信速度(DRC)を受信した場合、
基地局から移動局への送信途中のパケットを破棄し、新
たに改善されたDRCに基づいて送信パケットを再エンコ
ードし、優先的に再送信する。このことにより、送信時
間の減少および平均送信データレートを増加させること
ができる。また、基地局において送信途中のパケットを
破棄したことを移動局に通知するために、破棄対象パケ
ット通知手段は、破棄対象のパケットが送信されるべき
スロットに、基地局が他の移動局に対するパケットまた
はCCパケット(制御チャネル)を送信する。このことに
より、移動局は、現在受信途中のパケットの一部が受信
されるべきスロットに、他の移動局に対するパケットま
たはCCパケットが入っていることを確認でき、このこと
によりパケット受信失敗と判断して受信途中のパケット
を破棄することができる。ここで、破棄対象のパケット
が送信されるきずであったスロットは他の用途に再利用
できる。
【0020】なお、「改善された予測下り通信速度(DR
C)」とは、対象の移動局が遅延時間優先設定のとき、
受信したDRCに基づいて送信パケットをエンコードした
場合、現行の送信途中の送信パケットの送信完了よりも
早く送信終了することが期待されるDRC、または、対象
の移動局が、平均データレート優先設定のとき、受信し
たDRCに基づいて送信パケットをエンコードした場合、
現行の送信途中の送信パケットの送信完了よりも少ない
スロットで送信終了することが期待されるDRCであり、
いずれかの条件が成立する場合に、受信したDRCを改善
されたDRCとして定義する。また、「送信パケットの再
エンコード」とは、破棄された物理送信バケットに含ま
れる全てのMAC送信パケットに、必要であれば送信バッ
ファに蓄積されたMAC送信パケットを追加し、再エンコ
ードに使用するDRCに基づいて、仕様に基づく1024ビッ
ト、2048ビット、3072ビット、4096ビットの物理送信パ
ケットを作成し、その物理送信パケットを再エンコード
することである。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の無線通信システ
ムにおける下りトラフィックチャネル送信遅延時間の改
善方法を実現する、基地局のスケジューリングアルゴリ
ズム及び送信アルゴリズムを説明するために引用した図
である。ここでは、無線通信システムとして、cdma2000
High Rate Packet Dataが例示されている。
【0022】以下、移動局AT1に下りトラフィックチャ
ネル(FTC)経由で物理パケットを送信する場合について
説明する。基地局の送信バッファに移動局AT1に対するF
TC送信MACパケットがあり、且つ、AT1の予測下り通信速
度(DRC)が他の移動局ATよりも大きい場合、まず、基
地局は、送信バッファ内の移動局AT1へのFTC送信MACパ
ケットを1つ以上組み合わせてFTC送信物理パケットを生
成し、そのFTC送信物理パケットをエンコードする。エ
ンコードされたFTC送信物理パケットは、1〜16個の
スロットに分けて送信される。ここでは、DRC = (1024b
it, 4slot, 153.6kbps)なので、送信に必要なスロット
は4個である。
【0023】次に基地局は、エンコードされたFTC送信
物理パケットを移動局AT1へ送信開始する。基地局から
送信された1番目のスロットを受信した移動局AT1は、
受信すべき4スロットのうち、1スロット目(1of4)を
受信したことを確認する。移動局AT1は、受信した1ス
ロットだけではまだFTC物理パケットが復元できないこ
とを確認し基地局に対してNAK信号を返す。
【0024】2スロット目を送信する前に、改善された
DRC = (2048bit, 1slot, 1228.8kbps)を受信した場合、
基地局は、送信途中の物理パケットのために送信予約さ
れたスロット群を破棄し、送信途中のFTC物理パケット
をMAC送信バッファに戻す。そして、基地局は、新しい
改善されたDRCに基づいて、移動局AT1へのFTC送信物理
パケットをMAC送信バッファから再構築し、再エンコー
ドする。そして、移動局AT1に対して送信途中の物理パ
ケットを破棄したことを示すために、本来2スロット目
が送信されるはずだったスロットに、移動局AT1以外へ
の送信スロット(ここではCCスロット)を入れる。
【0025】2スロット目が受信されるはずのスロット
に別の移動局に対するスロット又はCCスロットが入って
いるのを確認した移動局AT1は、受信途中の物理パケッ
トが受信失敗したことを知って、受信バッファに蓄積さ
れた受信途中の物理パケットを破棄することができる。
この場合、再エンコードされた移動局AT1への送信物理
パケットは、わずか1スロットで送信できる。通常、再
エンコードされた移動局AT1への送信物理パケットは、
他の移動局に対するものに比べて優先的に送信される。
このため、再エンコードされた物理パケットのためのス
ロット群は、送信予約されていないスロットの中から、
最も早いタイミングで送信開始される。ここに示す例に
おいて、移動局AT1への送信パケットの送信は、送信開
始から8スロット(13.33...ms)で終わっている。従来は
同様の場合の送信に13スロット(21.66...ms)要する。
【0026】図2は、移動局となる、例えば移動体端末
装置の内部構造を示すブロック図である。ここでは本発
明に関係しないセキュリティレイヤから上の上位レイヤ
については省略してある。MACレイヤは、物理チャネル
の動作を制御するレイヤであり、MACレイヤには、各物
理チャネル(制御チャネル、アクセスチャネル、下りト
ラフィックチャネル、上りトラフィックチャネル)にそ
れぞれ対応したMACブロトコルが存在する。ここでは、
下りトラフィックチャネルFTC MACとCC MACのみ示さ
れている。
【0027】物理レイヤは、物理レイヤパケットを符号
化、拡散変調して物理チャネルで送信し、また、物理チ
ャネルで受信した物理レイヤパケットをMACレイヤに渡
す。制御チャネルは、基地局が複数の移動局に対して同
時に情報を通知するために使用される。ネットワークに
接続されている全ての移動局は、制御チャネルを監視
し、全受信パケットに対してMACレイヤで移動局をチェ
ックして自分宛てにきたパケットを探す。アクセスチャ
ネルは、移動局が基地局との通信を開始するために移動
局が基地局からのメッセージに返答するために使用され
る。移動局は、MACレイヤで全てのチャネルパケットに
自分の移動局アドレスを付加する。下りトラフィックチ
ャネルは、基地局が特定の移動局に対してデータを送信
するために使用され、移動局が測定した受信品質から計
算されたDRCに基づいて下りトラフィックチャネルパケ
ットのデータレートを決定する。上りトラフィックチャ
ネルは、移動局が基地局に対してデータを送信するため
に使用され、上りトラフィックチャネルのデータレート
は、上りトラフィックチャネルパケットと同時に送信さ
れる受信品質(RRI)によって基地局に通知される。
【0028】物理レイヤを構成する、送信部21、受信
部22、受信予約スロットおよび受信スロット用バッフ
ァ23、下りチャネルデコーダ24、ACK/NAK生成部2
5、DRC予測器26、ACK送信部27、DRC送信部28、
パイロット強度測定部29、チャネル識別部30のそれ
ぞれが持つ機能は従来と同様である。移動局となる移動
体端末は、以下に述べるように、ハードウェア、ソフト
ウェア共に変更なしに、あるいは最小限の変更のみで本
発明を実現することができる。上記した各ブロックの機
能は、従来の説明で述べたcdma2000 High Rate Packet
Data無線通信システムと同じであるため、重複を回避す
る意味で詳細は述べない。
【0029】図3は、基地局送信装置となる、例えば基
地局サーバの内部構造を示すブロック図である。ここで
も本発明に関係しないセキュリティレイヤから上の上位
レイヤについては省略してある。基地局サーバは、基地
局サーバが従来から持つ、送信部31、受信部32、送
信予約スロット用バッファ33、下りチャネルエンコー
ダ34、スケジューラ35、CC MAC送信バッファ3
6、FTC MAC送信バッファ37、送信完了および再送信
処理部38、ACK受信部39、DRC受信部40の構成に、
再エンコード処理部41と、破棄対象パケット通知部4
2を付加してある。また、図1を用いて説明したように
スケジューラ35で実行されるスケジュールアルゴリズ
ムが改良されている。31〜40で示す各ブロックは、
従来の説明で述べたcdma2000 High Rate Packet Data無
線通信システムの構成と同じであるため、これら各ブロ
ックの詳細についても重複を回避する意味で省略する。
【0030】再エンコード処理部41は、下りトラフィ
ックチャネルデータパケット送信途中に改善された予測
下り通信速度を受信した場合、移動局へ送信途中のパケ
ットを破棄し、新たに改善された予測下り通信速度に基
づいて送信パケットを再エンコードし、優先的に再送信
する機能を持つ。また、破棄対象パケット通知部42
は、破棄対象のパケットが送信されるべきスロットに、
他の移動局に対するパケット又は制御チャネルパケット
を送信することにより、送信対象となる移動局に送信途
中のパケットを破棄したことを通知する機能を持つ。移
動局は、現在受信途中のパケットの一部が受信されるべ
きスロットに、他の移動局に対するパケットまたは制御
チャネルパケットが入っていることを確認でき、このこ
とによりパケット受信失敗と判断して受信途中のパケッ
トを破棄することができる。
【0031】再エンコード処理部31は、各移動局から
予測下り通信速度DRCを受信する毎に、送信途中のFTC送
信パケットを新しいDRCに基づいて再エンコードし、 再
送信すべきかどうか判断する。具体的には、このまま送
信し続けたときと、再エンコードして再送信したときの
2種類の送信方法を実際にシミュレーションして、どち
らが得か判断する。基地局は、現在送信MACバッファに
蓄積されているMACパケットの量や、現在送信予約され
ているスロットの状況などを知っているため、シミュレ
ーションは比較的容易である。基地局は、再エンコード
すると判断した場合、送信途中のFTC送信パケットのた
めのスロット送信予約を全て破棄する。そして、FTC送
信パケットを、元のMACパケットに戻し、FTC MACパケッ
ト送信バッファに入れる。このとき、シミュレーション
を容易にするため、且つ、本発明の効果をより向上させ
るためにFTC MACパケット送信バッファに戻したMACパケ
ットの優先順位を高く設定する(常に最大に設定しても
良い)。
【0032】図4に示すスロットの送信予約状況を参照
しながら、再エンコード処理部41によるシミュレーシ
ョンについて詳細を説明する。移動局AT1に対してFTCパ
ケットを送信途中の基地局は、システム時間T=103付近
で、移動局AT1からDRC = (2048bit, 1slot, 1228.8kbp
s)を受信する。このときのスロットの送信予約状況は、
図4に示す通りであったとする。このとき、基地局は、
再エンコードしたFTCパケットを再送信開始可能な最初
のスロットがT=107であることを計算することができる
(T=104を再送信に使用することはできない)。T=107から
新しいDRC = (2048bit, 1slot, 1228.8kbps)で再送信開
始した場合、当然T=107で送信完了する。これは、再エ
ンコードしないで送信しつづけた場合の送信完了時刻(T
=112)よりも早い。以上のシミュレーション結果から、
基地局の再エンコード処理部41は、再エンコードした
ほうが得であると判断できる。
【0033】図5、図6は、本発明実施形態の動作を説
明するために引用したフローチャートであり、移動局の
下りチャネル受信処理、基地局の下りチャネル送信処理
のそれぞれにおける処理の流れが示されている。図5に
示す移動局の下りチャネル受信処理(ステップS501〜S5
18)については従来における移動局の下りチャネル受信
処理の流れと同様でるため説明を省略する。
【0034】図5に示す基地局の下りチャネル送信処理
は、従来の処理に、更に、DRC受信時の再エンコード判
定処理が追加されている。すなわち、あるシステムタイ
ムTにおいて、移動局からDRC値を受信したとき(ステッ
プS605)、再エンコード処理部41は、DRC送信した移
動局に対して送信途中のパケットの有無をチェックする
(ステップS606)。ここで、送信途中のパケットが存在
した場合、このまま送信を継続するか、再エンコードす
るかを上記したシミュレーションにより決定し、再エン
コードしたほうが得であると判断された場合に限り、上
記した再エンコードを実行する。そして、再エンコード
対象のFTCパケットのスロット送信予約を全て取り消し
(ステップS623)、再エンコード対象のFTCパケット
を、元の下りトラフィックMACパケットに戻し、送信バ
ッファ36、37に入れる(ステップS624)。また、本
発明の効果を一層高めるために、再エンコード処理を行
なう移動局のスケジューラ割り当て優先順位を上げるこ
とも行なわれる(ステップS625)。
【0035】以上説明のように本発明は、下りトラフィ
ックチャネルでの物理パケット送信途中でDRCが改善
し、より少ない時間もしくはより少ないスロット数で送
信できると判断された場合、送信途中のエンコードされ
た物理パケットを破棄し、改善されたDRCで再度物理チ
ャネルをエンコードして、より少ない送信時間、もしく
はより少ないスロット数で送信しなおすことにより、下
りトラフィックチャネル送信遅延時間の改善をはかるも
のである。また、上記した無線通信システムの基地局の
スケジューリングアルゴリズム及び送信アルゴリズムを
変更するだけで、移動局のハードウェアおよびソフトウ
ェアにほとんど影響を与えることなく最小限の変更で実
現させるものである。
【0036】なお、上記した本発明実施形態では、再エ
ンコード処理部41、破棄対象パケット通知部42のそ
れぞれで実行される手順をコンピュータ読み取り可能な
記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラ
ムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行すること
により上述した各部における機能が実行されるものとす
る。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺
機器等のハードウアを含むものである。
【0037】また、「コンピュータシステム」は、WW
Wシステムを利用している場合であれば、ホームページ
提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。ま
た、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フ
レキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−
ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵され
るハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに
「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インタ
ーネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介
してプログラムが送信された場合のシステムやクライア
ントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ
(RAM)のように、一定時間プログラムを保持してい
るものも含むものとする。
【0038】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0039】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計等も含まれる。
【0040】
【発明の効果】以上説明のように本発明によれば、基地
局のスケジューリングおよび送信アルゴリズムを変更す
るだけで、特に、低レート通信において、下りトラフィ
ックチャネル送信遅延時間を改善することができる。ま
た、積極的に高レート通信を行なうため下りトラフィッ
クチャネル平均データレートも多くの場合改善される。
更に、送信スロット数が減少するため、他の移動局の下
りトラフィックチャネル性能も向上し、従ってシステム
全体としてのスループットが向上する。また本発明によ
れば、移動局のハードウェアとソフトウェアにほとんど
修正、変更を要することなくこれらの効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の無線通信システムにおける下りトラ
フィックチャネル送信遅延時間の改善方法を実現する、
基地局のスケジューリングアルゴリズム及び送信アルゴ
リズムを説明するために引用した図である。
【図2】 移動局となる、例えば移動体端末装置の内部
構造を示すブロック図である。
【図3】 基地局となる、例えば基地局サーバの内部構
造を示すブロック図である。
【図4】 図3に示す再エンコード処理部によるシミュ
レーションについて説明するために引用した図であり、
スロットの送信予約状況を示す。
【図5】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
したフローチャートであり、移動局の下りチャネル受信
処理の手順を示す。
【図6】 本発明実施形態の動作を説明するために引用
したフローチャートであり、基地局の下りチャネル送信
処理の手順を示す。
【図7】 cdma2000 High Rate Packet Data無線通信シ
ステムにおける、送信データレートと送信のために必要
な時間との関係を表形式で示した図である。
【図8】 移動局に下りトラフィックチャネル(FTC)経
由で物理パケットを送信する場合の従来例における基地
局のスケジューリングアルゴリズム及び送信アルゴリズ
ムを説明するために引用した図である。
【符号の説明】
26 DRC予測器 28 DRC送信部 29 パイロット強度測定部 35 スケジューラ 36、37 送信バッファ 41 再エンコード処理部 42 破棄対象パケット通知部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と移動局間の無線通信システムに
    おける下りトラフィックチャネル送信遅延時間の改善方
    法であって、 前記基地局は、下りトラフィックチャネルデータパケッ
    ト送信途中に改善された予測下り通信速度を受信した場
    合、前記移動局端末装置へ送信途中のパケットを破棄
    し、新たに改善された予測下り通信速度に基づいて送信
    パケットを再エンコードし、優先的に再送信することを
    特徴とする前記無線通信システムにおける下りトラフィ
    ックチャネル送信遅延時間の改善方法。
  2. 【請求項2】 送信対象となる移動局または基地局が遅
    延時間優先設定となっていた場合、(受信した予測下り
    通信速度に基づいて送信パケットを再エンコードして優
    先的に再送信した場合の最短送信時間)≦(現行の送信
    途中の送信パケットの残り送信時間)の条件が成立する
    ときに、受信した予測下り通信速度を改善された予測下
    り通信速度とすることを特徴とする請求項1に記載の前
    記無線通信システムにおける下りトラフィックチャネル
    送信遅延時間の改善方法。
  3. 【請求項3】 送信対象となる移動局または基地局が平
    均データレート優先設定となっていた場合、(受信した
    予測下り通信速度に基づいて送信パケットを再エンコー
    ドして優先的に再送信した場合の送信スロット数)<
    (現行の送信途中の送信パケットの残り送信スロット
    数)の条件が成立するときに、受信した予測下り通信速
    度を改善された予測下り通信速度とすることを特徴とす
    る請求項1に記載の前記無線通信システムにおける下り
    トラフィックチャネル送信遅延時間の改善方法。
  4. 【請求項4】 破棄対象の下りトラフィックパケットが
    送信されるべきスロットに、他の移動局に対する下りト
    ラフィックパケット又は制御チャネルパケットを送信す
    ることにより、送信対象となる移動局に送信途中の下り
    トラフィックパケットを破棄したことを通知することを
    特徴とする請求項1に記載の前記無線通信システムにお
    ける下りトラフィックチャネル送信遅延時間の改善方
    法。
  5. 【請求項5】 破棄された物理送信パケットを構成する
    1つ以上のMAC送信パケットに、送信バッファに蓄積
    された0個以上のMAC送信パケットを追加し、予測下
    り通信速度によって決定されるビット長の物理送信パケ
    ットを作成し、その物理送信パケットを再エンコードす
    ることを特徴とする請求項1に記載の前記無線通信シス
    テムにおける下りトラフィックチャネル送信遅延時間の
    改善方法。
  6. 【請求項6】 基地局と移動局間の無線通信システムに
    おける下りトラフィックチャネル送信遅延時間の改善を
    行なう基地局送信装置であって、 下りトラフィックチャネルデータパケット送信途中に改
    善された予測下り通信速度を受信した場合、前記移動局
    へ送信途中のパケットを破棄し、新たに改善された予測
    下り通信速度に基づいて送信パケットを再エンコード
    し、優先的に再送信する再エンコード処理手段を備えた
    ことを特徴とする前記無線通信システムにおける下りト
    ラフィックチャネル送信遅延時間の改善を行なう基地局
    送信装置。
  7. 【請求項7】 破棄対象の下りトラフィックパケットが
    送信されるべきスロットに、他の移動局に対する下りト
    ラフィックパケット又は制御チャネルパケットを送信す
    ることにより、送信対象となる移動局に送信途中の下り
    トラフィックパケットを破棄したことを通知する破棄対
    象パケット通知手段を備えたことを特徴とする請求項6
    に記載の前記無線通信システムにおける下りトラフィッ
    クチャネル送信遅延時間の改善を行なう基地局送信装
    置。
  8. 【請求項8】 前記再エンコード処理手段は、破棄され
    た物理送信パケットを構成する1つ以上のMAC送信パ
    ケットに、送信バッファに蓄積された0個以上のMAC
    送信パケットを追加し、予測下り通信速度によって決定
    されるビット長の物理送信パケットを作成し、その物理
    送信パケットを再エンコードすることを特徴とする請求
    項6に記載の前記無線通信システムにおける下りトラフ
    ィックチャネル送信遅延時間の改善を行なう基地局送信
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009509394A (ja) * 2005-09-21 2009-03-05 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 無線通信システムにおける結合されたデータレート制御ロックチャンネルをイネーブルする方法
JP2010541491A (ja) * 2007-10-01 2010-12-24 クゥアルコム・インコーポレイテッド ハンドオーバの間のダウンリンクにおけるパケットデータ収束プロトコル(pdcp)サービスデータユニットの順序どおりの配信

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