JP2003017341A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents
内燃機関用点火コイルInfo
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- JP2003017341A JP2003017341A JP2001198933A JP2001198933A JP2003017341A JP 2003017341 A JP2003017341 A JP 2003017341A JP 2001198933 A JP2001198933 A JP 2001198933A JP 2001198933 A JP2001198933 A JP 2001198933A JP 2003017341 A JP2003017341 A JP 2003017341A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中心鉄芯からのクラックを防止し部品点数や
加工工数を低減でき、よってコスト低減できる内燃機関
用点火コイルを提供することを目的とする。 【解決手段】 幅の異なる複数枚の短冊状の磁性鋼板を
径方向に積層して略円柱状に形成する中心鉄芯と、この
中心鉄芯の外周にあって２次ボビンに巻回される２次コ
イルと、この２次コイルと同軸的に配置された１次ボビ
ンに巻回される１次コイルと、これらコイル類の外側に
外装鉄芯と、ケースとを備え、当該ケースの中に絶縁材
を注入し硬化させてコイル部を形成している内燃機関用
点火コイルにおいて、前記中心鉄芯を形成する各短冊状
の磁性鋼板の角部に丸加工を施す。
加工工数を低減でき、よってコスト低減できる内燃機関
用点火コイルを提供することを目的とする。 【解決手段】 幅の異なる複数枚の短冊状の磁性鋼板を
径方向に積層して略円柱状に形成する中心鉄芯と、この
中心鉄芯の外周にあって２次ボビンに巻回される２次コ
イルと、この２次コイルと同軸的に配置された１次ボビ
ンに巻回される１次コイルと、これらコイル類の外側に
外装鉄芯と、ケースとを備え、当該ケースの中に絶縁材
を注入し硬化させてコイル部を形成している内燃機関用
点火コイルにおいて、前記中心鉄芯を形成する各短冊状
の磁性鋼板の角部に丸加工を施す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関用点火コ
イルに関し、中心鉄芯からのクラックを防止するための
中心鉄芯構造に関する。
イルに関し、中心鉄芯からのクラックを防止するための
中心鉄芯構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術を適用した点火プラグに高電
圧を直接供給する点火コイル１の縦断面図を図４に示
す。ケイ素鋼板等の磁性鋼板からなる中心鉄芯７０と、
この中心鉄芯７０の外周にあって２次ボビン２１に巻回
される２次コイル２０と、この２次コイル２０と同軸的
に配置された１次ボビン１１に巻回される１次コイル１
０と、これらコイル類の外側に外装鉄芯６０と、ケース
３０を備え、ケース３０の中に絶縁材を注入し硬化させ
てコイル部を形成している。
圧を直接供給する点火コイル１の縦断面図を図４に示
す。ケイ素鋼板等の磁性鋼板からなる中心鉄芯７０と、
この中心鉄芯７０の外周にあって２次ボビン２１に巻回
される２次コイル２０と、この２次コイル２０と同軸的
に配置された１次ボビン１１に巻回される１次コイル１
０と、これらコイル類の外側に外装鉄芯６０と、ケース
３０を備え、ケース３０の中に絶縁材を注入し硬化させ
てコイル部を形成している。
【０００３】さらに前記コイル部の上部には、１次コイ
ル１０及び２次コイル２０と電気的に接続された１次電
流入力部３１を備え、場合によっては１次電流をオン−
オフするパワートランジスタ８０も収納される。また下
部には、高圧タワー部３２を備え、この高圧タワー部３
２には２次高圧端子２２を備え、２次コイルで発生した
高電圧を図示しない点火プラグに伝えるスプリング４０
と電気的に結合されている。さらに高圧タワー部３２に
は、図示しないプラグホール等の金属部に高電圧がリー
クしないようにプロテクタ５０を備え、図示しない点火
プラグと密着勘合される。
ル１０及び２次コイル２０と電気的に接続された１次電
流入力部３１を備え、場合によっては１次電流をオン−
オフするパワートランジスタ８０も収納される。また下
部には、高圧タワー部３２を備え、この高圧タワー部３
２には２次高圧端子２２を備え、２次コイルで発生した
高電圧を図示しない点火プラグに伝えるスプリング４０
と電気的に結合されている。さらに高圧タワー部３２に
は、図示しないプラグホール等の金属部に高電圧がリー
クしないようにプロテクタ５０を備え、図示しない点火
プラグと密着勘合される。
【０００４】次に上記中心鉄芯７０について詳述する。
中芯鉄芯７０へ緩衝材７１と保護テープ７２を装着した
縦断面図を図５に示す。中心鉄芯７０おいて、その両端
には、膨張係数の異なる絶縁材に対して、温度変化によ
る膨張および収縮の繰り返しで発生する応力集中による
クラックを抑制する緩衝材７１が装着され、側面部は、
鋭利なエッジ部からのクラックの発生を抑制するため、
保護テープ７２で覆われている。
中芯鉄芯７０へ緩衝材７１と保護テープ７２を装着した
縦断面図を図５に示す。中心鉄芯７０おいて、その両端
には、膨張係数の異なる絶縁材に対して、温度変化によ
る膨張および収縮の繰り返しで発生する応力集中による
クラックを抑制する緩衝材７１が装着され、側面部は、
鋭利なエッジ部からのクラックの発生を抑制するため、
保護テープ７２で覆われている。
【０００５】中芯鉄芯７０は、０．２ｍｍ乃至０．５ｍ
ｍの厚みでケイ素鋼板等の磁性鋼板を幅の異なる短冊状
にプレス装置により打ち抜き、径方向に複数積層して略
円柱状に形成したものや、０．２ｍｍ乃至０．５ｍｍの
厚みでケイ素鋼板等の磁性鋼板を短冊状にプレス装置に
より打ち抜き、径方向に積複数層してエポキシ接着剤で
一体硬化後、旋盤などの機械加工により円筒形に成形し
たものが知られている。
ｍの厚みでケイ素鋼板等の磁性鋼板を幅の異なる短冊状
にプレス装置により打ち抜き、径方向に複数積層して略
円柱状に形成したものや、０．２ｍｍ乃至０．５ｍｍの
厚みでケイ素鋼板等の磁性鋼板を短冊状にプレス装置に
より打ち抜き、径方向に積複数層してエポキシ接着剤で
一体硬化後、旋盤などの機械加工により円筒形に成形し
たものが知られている。
【０００６】上述の内燃機関用点火コイルの動作を説明
する。１次電流入力部３１より入力された電流は、１次
コイル１０を通り磁束を発生させ、中心鉄芯７０ならび
に外装鉄芯６０によって磁束を通りやすくし、パワート
ランジスタ８０によって電流が点火時期で遮断されるこ
とで２次コイル２０に高電圧を発生する。該２次コイル
２０で発生した高電圧は、高圧タワー部３２に取り付け
られた２次高圧端子２２を通り、スプリング４０を介し
て、図示しない点火プラグに印加される。
する。１次電流入力部３１より入力された電流は、１次
コイル１０を通り磁束を発生させ、中心鉄芯７０ならび
に外装鉄芯６０によって磁束を通りやすくし、パワート
ランジスタ８０によって電流が点火時期で遮断されるこ
とで２次コイル２０に高電圧を発生する。該２次コイル
２０で発生した高電圧は、高圧タワー部３２に取り付け
られた２次高圧端子２２を通り、スプリング４０を介し
て、図示しない点火プラグに印加される。
【０００７】高性能で故障が無く低価格の自動車が望ま
れる中、点火コイルにおいては、更なる高出力、高寿
命、低コストが望まれている。上記構成の点火コイル
は、中心鉄芯７０の両端に温度変化による膨張および収
縮の繰り返しで発生する応力が集中を抑制するため緩衝
材７１が装着されいる。このため部品点数や加工工数が
多いという問題を生じている。しかし、緩衝材７１を単
純に省いてしまうとこの部分から熱応力の集中により注
入された絶縁材にクラックを発生させ、拡大すると２次
コイル２０まで達し高電圧が中心鉄芯７０にリークする
ことで、点火プラグの着火性が悪くなり、エンジンが停
止する恐れがある。
れる中、点火コイルにおいては、更なる高出力、高寿
命、低コストが望まれている。上記構成の点火コイル
は、中心鉄芯７０の両端に温度変化による膨張および収
縮の繰り返しで発生する応力が集中を抑制するため緩衝
材７１が装着されいる。このため部品点数や加工工数が
多いという問題を生じている。しかし、緩衝材７１を単
純に省いてしまうとこの部分から熱応力の集中により注
入された絶縁材にクラックを発生させ、拡大すると２次
コイル２０まで達し高電圧が中心鉄芯７０にリークする
ことで、点火プラグの着火性が悪くなり、エンジンが停
止する恐れがある。
【０００８】従って、本発明では、中心鉄芯７０からの
クラックを防止し部品点数や加工工数を低減でき、よっ
てコスト低減できる内燃機関用点火コイルを提供するこ
とを目的とする。
クラックを防止し部品点数や加工工数を低減でき、よっ
てコスト低減できる内燃機関用点火コイルを提供するこ
とを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の内燃機関用点火コイルは、幅の異なる複数枚
の短冊状磁性鋼板を径方向に積層して略円柱状に形成す
る中心鉄芯と、この中心鉄芯の外周にあって２次ボビン
に巻回される２次コイルと、この２次コイルと同軸的に
配置された１次ボビンに巻回される１次コイルと、これ
らコイル類の外側に外装鉄芯と、ケースとを備え、当該
ケースの中に絶縁材を注入し硬化させてコイル部を形成
している内燃機関用点火コイルにおいて、前記中心鉄芯
を形成する各短冊状の磁性鋼板の角部に丸加工を施すこ
とを特徴とする。
の本発明の内燃機関用点火コイルは、幅の異なる複数枚
の短冊状磁性鋼板を径方向に積層して略円柱状に形成す
る中心鉄芯と、この中心鉄芯の外周にあって２次ボビン
に巻回される２次コイルと、この２次コイルと同軸的に
配置された１次ボビンに巻回される１次コイルと、これ
らコイル類の外側に外装鉄芯と、ケースとを備え、当該
ケースの中に絶縁材を注入し硬化させてコイル部を形成
している内燃機関用点火コイルにおいて、前記中心鉄芯
を形成する各短冊状の磁性鋼板の角部に丸加工を施すこ
とを特徴とする。
【００１０】また、同一幅のケイ素鋼板等の磁性鋼板を
積層しエポキシ接着剤で一体硬化後、機械加工により円
筒形に成形する中心鉄芯と、この中心鉄芯の外周にあっ
て２次ボビンに巻回される２次コイルと、この２次コイ
ルと同軸的に配置された１次ボビンに巻回される１次コ
イルと、これらコイル類の外側に外装鉄芯と、ケースと
を備え、当該ケースの中に絶縁材を注入し硬化させてコ
イル部を形成している内燃機関用点火コイルにおいて、
前記中心鉄芯の角部に丸加工を施すことを特徴とする。
積層しエポキシ接着剤で一体硬化後、機械加工により円
筒形に成形する中心鉄芯と、この中心鉄芯の外周にあっ
て２次ボビンに巻回される２次コイルと、この２次コイ
ルと同軸的に配置された１次ボビンに巻回される１次コ
イルと、これらコイル類の外側に外装鉄芯と、ケースと
を備え、当該ケースの中に絶縁材を注入し硬化させてコ
イル部を形成している内燃機関用点火コイルにおいて、
前記中心鉄芯の角部に丸加工を施すことを特徴とする。
【００１１】
【作用】上記手段を用いると、中芯鉄芯両端部のエッジ
を無くす事により中心鉄芯と絶縁材の熱膨張係数の違い
による応力集中を緩和し、クラックの発生を防ぎ、信頼
性を確保した内燃機関用点火コイルを安価で提供するこ
とが可能となる。
を無くす事により中心鉄芯と絶縁材の熱膨張係数の違い
による応力集中を緩和し、クラックの発生を防ぎ、信頼
性を確保した内燃機関用点火コイルを安価で提供するこ
とが可能となる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第１実施形態に係
わる内燃機関用点火コイルについて、図１及図２を参照
して詳細に説明する。ここで図１は本発明に係わる内燃
機関用点火コイルの縦断面図、図２（ａ）に中心鉄芯の
短冊状磁性鋼板の側面図、図２（ｂ）に図２（ａ）の端
部拡大図を示す。
わる内燃機関用点火コイルについて、図１及図２を参照
して詳細に説明する。ここで図１は本発明に係わる内燃
機関用点火コイルの縦断面図、図２（ａ）に中心鉄芯の
短冊状磁性鋼板の側面図、図２（ｂ）に図２（ａ）の端
部拡大図を示す。
【００１３】図１及び図２に示した第１実施形態の内燃
機関用点火コイル１は、ケイ素鋼板等の磁性鋼板からな
る中心鉄芯７０と、この中心鉄芯７０の外周にあって２
次ボビン２１に巻回される２次コイル２０と、この２次
コイル２０と同軸的に配置された１次ボビン１１に巻回
される１次コイル１０と、これらコイル類の外側に外装
鉄芯６０と、ケース３０を備え、ケース３０の中に絶縁
材を注入し硬化させてコイル部を形成している。
機関用点火コイル１は、ケイ素鋼板等の磁性鋼板からな
る中心鉄芯７０と、この中心鉄芯７０の外周にあって２
次ボビン２１に巻回される２次コイル２０と、この２次
コイル２０と同軸的に配置された１次ボビン１１に巻回
される１次コイル１０と、これらコイル類の外側に外装
鉄芯６０と、ケース３０を備え、ケース３０の中に絶縁
材を注入し硬化させてコイル部を形成している。
【００１４】さらに前記コイル部の上部には、１次コイ
ル１０及び２次コイル２０と電気的に接続された１次電
流入力部３１を備え、場合によっては１次電流をオン−
オフするパワートランジスタ８０も収納される。また下
部には、高圧タワー部３２を備え、この高圧タワー部３
２には２次高圧端子２２を備え、２次コイルで発生した
高電圧を図示しない点火プラグに伝えるスプリング４０
と電気的に結合されている。さらに高圧タワー部３２に
は、図示しないプラグホール等の金属部に高電圧がリー
クしないようにプロテクタ５０を備え、図示しない点火
プラグと密着嵌合される。
ル１０及び２次コイル２０と電気的に接続された１次電
流入力部３１を備え、場合によっては１次電流をオン−
オフするパワートランジスタ８０も収納される。また下
部には、高圧タワー部３２を備え、この高圧タワー部３
２には２次高圧端子２２を備え、２次コイルで発生した
高電圧を図示しない点火プラグに伝えるスプリング４０
と電気的に結合されている。さらに高圧タワー部３２に
は、図示しないプラグホール等の金属部に高電圧がリー
クしないようにプロテクタ５０を備え、図示しない点火
プラグと密着嵌合される。
【００１５】中芯鉄芯７０は、０．２ｍｍ乃至０．５ｍ
ｍの厚みでケイ素鋼板等の磁性鋼板を幅の異なる短冊状
にプレス装置により打ち抜き、短冊状磁性鋼板７３を形
成し径方向に複数積層して円筒形に形成するが、打ち抜
き時に最も熱応力の集中しやすい角部へ図２（ａ）に示
すようにＲ０．５乃至Ｒ１の丸加工を施す。よって中心
鉄芯７０の両端に温度変化による膨張および収縮の繰り
返しで発生する応力集中を防止できクラックの発生を抑
制できる。よって、従来必要であった緩衝材を中心鉄芯
７０の両端に装着する必要が無くなり組立作業の簡素化
及びコスト低減を図ることができる。
ｍの厚みでケイ素鋼板等の磁性鋼板を幅の異なる短冊状
にプレス装置により打ち抜き、短冊状磁性鋼板７３を形
成し径方向に複数積層して円筒形に形成するが、打ち抜
き時に最も熱応力の集中しやすい角部へ図２（ａ）に示
すようにＲ０．５乃至Ｒ１の丸加工を施す。よって中心
鉄芯７０の両端に温度変化による膨張および収縮の繰り
返しで発生する応力集中を防止できクラックの発生を抑
制できる。よって、従来必要であった緩衝材を中心鉄芯
７０の両端に装着する必要が無くなり組立作業の簡素化
及びコスト低減を図ることができる。
【００１６】次に、本発明の第２実施形態に係わる内燃
機関用点火コイルについて、図４を参照して詳細に説明
する。ここで、図３（ａ）に中心鉄芯の側面図、図３
（ｂ）に図３（ａ）の端部拡大図を示す。
機関用点火コイルについて、図４を参照して詳細に説明
する。ここで、図３（ａ）に中心鉄芯の側面図、図３
（ｂ）に図３（ａ）の端部拡大図を示す。
【００１７】中芯鉄芯７０は、図３のように０．２ｍｍ
乃至０．５ｍｍの厚みでケイ素鋼板等の磁性鋼板を短冊
状にプレス装置により打ち抜き形成した短冊状磁性鋼板
７３ａ、７３ｂ、７３ｃ、７３ｄ、７３ｅ、７３ｆ、７
３ｇ、７３ｈを、径方向に複数積層しエポキシ接着剤で
一体硬化後、旋盤などの機械加工により円筒形に成形す
るが、機械加工時に最も熱応力の集中しやすい角部へ図
３（ａ）に示すようにＲ０．５乃至Ｒ１の丸加工を施
す。よって中心鉄芯７０の両端に温度変化による膨張お
よび収縮の繰り返しで発生する応力集中を防止できクラ
ックを抑制できる。よって、従来必要であった緩衝材を
中心鉄芯７０の両端に装着する必要が無くなり組立作業
の簡素化及びコスト低減を図ることができる。
乃至０．５ｍｍの厚みでケイ素鋼板等の磁性鋼板を短冊
状にプレス装置により打ち抜き形成した短冊状磁性鋼板
７３ａ、７３ｂ、７３ｃ、７３ｄ、７３ｅ、７３ｆ、７
３ｇ、７３ｈを、径方向に複数積層しエポキシ接着剤で
一体硬化後、旋盤などの機械加工により円筒形に成形す
るが、機械加工時に最も熱応力の集中しやすい角部へ図
３（ａ）に示すようにＲ０．５乃至Ｒ１の丸加工を施
す。よって中心鉄芯７０の両端に温度変化による膨張お
よび収縮の繰り返しで発生する応力集中を防止できクラ
ックを抑制できる。よって、従来必要であった緩衝材を
中心鉄芯７０の両端に装着する必要が無くなり組立作業
の簡素化及びコスト低減を図ることができる。
【００１８】
【発明の効果】本発明の内燃機関用点火コイルよれば、
中芯鉄芯両端部のエッジを無くす事により中心鉄芯と絶
縁材の熱膨張係数の違いによる応力集中を緩和し、クラ
ックの発生を防ぎ、緩衝材を省くことができ、組立作業
の簡素化及びコスト低減を図ることができる。
中芯鉄芯両端部のエッジを無くす事により中心鉄芯と絶
縁材の熱膨張係数の違いによる応力集中を緩和し、クラ
ックの発生を防ぎ、緩衝材を省くことができ、組立作業
の簡素化及びコスト低減を図ることができる。
【図１】 本発明の技術を適用した内燃機関用点火コイ
ルの縦断面図
ルの縦断面図
【図２】 本発明の技術を適用した第１実施例の短冊状
磁性鋼板の側面図及び端部拡大図
磁性鋼板の側面図及び端部拡大図
【図３】 本発明の技術を適用した第２実施例の短冊状
磁性鋼板の側面図及び端部拡大図
磁性鋼板の側面図及び端部拡大図
【図４】 従来の内燃機関用点火コイルの縦断面図
【図５】 従来の中心鉄芯へ緩衝材と保護テープを装着
した縦断面図
した縦断面図
図において同一符号は同一、又は相当部分を示す。
１ 内燃機関用点火コイル
１０ １次コイル
１１ １次ボビン
２０ ２次コイル
２１ ２次ボビン
２２ ２次高圧端子
３０ ケース
３１ １次電流入力部
３２ 高圧タワー部
４０ スプリング
５０ プロテクタ
６０ 外装鉄芯
７０ 中心鉄芯
７１ 緩衝材
７２ 保護テープ
７３ 短冊状磁性鋼板
８０ パワートランジスタ
Claims (2)
- 【請求項１】幅の異なる複数枚の短冊状磁性鋼板を径方
向に積層して略円柱状に形成する中心鉄芯と、この中心
鉄芯の外周にあって２次ボビンに巻回される２次コイル
と、前記２次コイルと同軸的に配置された１次ボビンに
巻回される１次コイルと、これらコイル類の外側に外装
鉄芯と、ケースとを備え、当該ケースの中に絶縁材を注
入し硬化させてコイル部を形成している内燃機関用点火
コイルにおいて、前記中心鉄芯を形成する各短冊状の磁
性鋼板の角部に丸加工を施すことを特徴とする内燃機関
用点火コイル。 - 【請求項２】同一幅のケイ素鋼板等の磁性鋼板を積層し
エポキシ接着剤で一体硬化後、機械加工により円筒形に
成形する中心鉄芯と、前記中心鉄芯の外周にあって２次
ボビンに巻回される２次コイルと、この２次コイルと同
軸的に配置された１次ボビンに巻回される１次コイル
と、これらコイル類の外側に外装鉄芯と、ケースとを備
え、当該ケースの中に絶縁材を注入し硬化させてコイル
部を形成している内燃機関用点火コイルにおいて、前記
中心鉄芯の角部に丸加工を施すことを特徴とする内燃機
関用点火コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001198933A JP2003017341A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 内燃機関用点火コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001198933A JP2003017341A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 内燃機関用点火コイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003017341A true JP2003017341A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=19036290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001198933A Pending JP2003017341A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 内燃機関用点火コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003017341A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009283590A (ja) * | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | 内燃機関用点火コイルとこの製造方法 |
Citations (8)
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| JPH097860A (ja) * | 1995-06-21 | 1997-01-10 | Hitachi Ltd | 内燃機関用点火コイル |
| JPH0992545A (ja) * | 1995-09-21 | 1997-04-04 | Fuji Electric Co Ltd | ガス絶縁誘導電器の鉄心構造 |
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| JPH10241975A (ja) * | 1997-02-21 | 1998-09-11 | Aisan Ind Co Ltd | 内燃機関用点火コイル |
| JPH1116753A (ja) * | 1997-04-28 | 1999-01-22 | Denso Corp | 内燃機関用点火コイル |
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-
2001
- 2001-06-29 JP JP2001198933A patent/JP2003017341A/ja active Pending
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