JP2003016944A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル

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JP2003016944A
JP2003016944A JP2001198426A JP2001198426A JP2003016944A JP 2003016944 A JP2003016944 A JP 2003016944A JP 2001198426 A JP2001198426 A JP 2001198426A JP 2001198426 A JP2001198426 A JP 2001198426A JP 2003016944 A JP2003016944 A JP 2003016944A
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discharge
light emitting
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JP2001198426A
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Kimio Amamiya
公男 雨宮
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Pioneer Display Products Corp
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Pioneer Electronic Corp
Shizuoka Pioneer Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/10AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma
    • H01J11/12AC-PDPs with at least one main electrode being out of contact with the plasma with main electrodes provided on both sides of the discharge space
    • HELECTRICITY
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    • H01J11/00Gas-filled discharge tubes with alternating current induction of the discharge, e.g. alternating current plasma display panels [AC-PDP]; Gas-filled discharge tubes without any main electrode inside the vessel; Gas-filled discharge tubes with at least one main electrode outside the vessel
    • H01J11/20Constructional details
    • H01J11/22Electrodes, e.g. special shape, material or configuration
    • H01J11/24Sustain electrodes or scan electrodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定した選択放電を行うことができ、これに
よって高品質の画像形成を行うことが出来るプラズマデ
ィスプレイパネルを提供する。 【解決手段】 前面ガラス基板10に設けられた複数の
行電極対(X,Y)と背面ガラス基板13に設けられた
複数の列電極Dとが交差する位置の放電空間Sにそれぞ
れ放電セルCが形成されるプラズマディスプレイパネル
において、行電極行電極Yの透明電極Yaの先端部Ya
1と対向する列電極Dの部分に、透明電極Yaの基端部
Ya2よりも行方向における幅が大きい拡幅部Daが形
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、面放電方式交流
型のプラズマディスプレイパネルに関し、特に、アドレ
ス期間における選択放電を行わせるためのパネル構造に
関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、大型でかつ薄型
のカラー画面表示装置として開発された面放電方式交流
型プラズマディスプレイパネルが、一般家庭にも普及し
て来ている。
【0003】図10は、この面放電方式交流型プラズマ
ディスプレイパネルの従来のセル構造を模式的に示す平
面図であり、図11は図10のV−V線における断面
図、図12は図10のW−W線における断面図である。
【0004】この図10ないし12において、プラズマ
ディスプレイパネル(以下、PDPという)の表示面と
なる前面ガラス基板1側には、その裏面に、複数の行電
極対(X’,Y’)と、この行電極対(X’,Y’)を
被覆する誘電体層2と、この誘電体層2の裏面を被覆す
るMgOからなる保護層3が順に形成されている。
【0005】各行電極X’,Y’は、それぞれ、幅の広
いITO等の透明導電膜からなる透明電極Xa’,Y
a’と、その導電性を補う幅の狭い金属膜からなるバス
電極Xb’,Yb’とから構成されている。
【0006】そして、行電極X’とY’とが放電ギャッ
プg’を挟んで対向するように列方向に交互に配置され
ており、各行電極対(X’,Y’)によって、マトリク
ス表示の1表示ライン(行)Lが構成される。
【0007】一方、放電ガスが封入された放電空間S’
を介して前面ガラス基板1に対向する背面ガラス基板4
には、行電極対X’,Y’と直交する方向(列方向)に
延びるように配列された複数の列電極D’と、この列電
極D’間にそれぞれ平行に延びるように形成された帯状
の隔壁5と、この隔壁5の側面と列電極D’を被覆する
それぞれ赤(R),緑(G),青(B)に色分けされた
蛍光体層6とが設けられている。
【0008】そして、各表示ラインLにおいて、列電極
D’と行電極対(X’,Y’)が交差する位置に、放電
空間S’が隔壁5によって区画されることにより、放電
セル(単位発光領域)C’がそれぞれ形成されている。
【0009】上記の面放電方式交流型PDPにおける画
像形成は、以下のようにして行われる。
【0010】先ず、アドレス期間において、行電極対
(X’,Y’)の一方の行電極(ここでは行電極Y’)
に操作パルスが印加され列電極D’にデータパルスが印
加されて、この行電極Yと列電極D’との間で選択的に
放電が行われる。
【0011】これによって、発光セル(誘電体層2に壁
電荷が形成された放電セルC’)と非発光セル(誘電体
層2に壁電荷が形成されなかった放電セルC’)とが、
表示する画像に対応してパネル面に分布される。
【0012】そして、このアドレス期間の後、全表示ラ
インLにおいて一斉に、行電極対(X’,Y’)に対し
て交互に放電維持パルスが印加され、この放電維持パル
スが印加される毎に、発光セルにおいて面放電が発生さ
れる。
【0013】このようにして、各発光セルにおける面放
電によって紫外線が発生し、この紫外線によって各発光
セル内の赤(R),緑(G),青(B)の蛍光体層6が
それぞれ励起されて発光することにより、表示する画像
が形成される。
【0014】しかしながら、上記のような従来のディス
プレイパネルでは、アドレス期間における選択放電が、
放電セルC’内において一方の行電極(ここでは行電極
Y’)の前面ガラス基板1側から見て列電極D’と重な
り合う部分の全面に亘って発生するため、放電領域が大
きくなって選択放電が不安定になることによって、形成
される発光セル(または非発光セル)の歩留まりが悪く
なるという問題点を有している。
【0015】この発明は、上記のような面放電方式交流
型プラズマディスプレイパネルにおける問題点を解決す
るために為されたものである。すなわち、この発明は、
安定した選択放電を行うことができ、これによって高品
質の画像形成を行うことが出来るプラズマディスプレイ
パネルを提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明によるプラズ
マディスプレイパネルは、上記目的を達成するために、
前面基板の背面側に行方向に延び列方向に並設されてそ
れぞれ表示ラインを形成する複数の行電極対が設けら
れ、背面基板の放電空間を介して前面基板と対向する側
に、列方向に延び行方向に並設されて行電極対と交差す
る位置の放電空間にそれぞれ単位発光領域を構成する複
数の列電極が設けられたプラズマディスプレイパネルに
おいて、前記行電極対を構成する一対の行電極の放電ギ
ャップを介して互いに対向する先端部分の少なくとも一
方と対向する列電極の部分に、この列電極の行電極の他
の部分と対向する部分よりも行方向における幅が大きい
拡幅部が形成されていることを特徴としている。
【0017】この第1の発明によるプラズマディスプレ
イパネルは、映像信号に基づいてパネル面に画像を形成
する際のアドレス期間に、行電極対の一方の行電極に操
作パルスが印加され列電極にデータパルスが印加され
て、この操作パルスが印加された行電極とデータパルス
が印加された列電極が交差する単位発光領域内において
行電極と列電極との間で選択放電が行われることによ
り、発光セルと非発光セルとが表示する画像に対応して
パネル面に分布される。
【0018】そして、このとき、列電極に形成された拡
幅部により、選択放電を行う行電極の先端部分における
列電極との対向面積がこの行電極の他の部分と列電極と
の対向面積よりも大幅に拡大されていることによって、
選択放電が、この互いに対向する行電極の先端部分と列
電極の拡幅部との間で集中して発生することになる。
【0019】したがって、この第1の発明によれば、行
電極Yと列電極Dとの間で選択放電を発生させる部分が
行電極の全体に広がることによりその放電特性が不安定
になるのが防止される。
【0020】そして、これによって、例えば、前面基板
と背面基板との間に単位発光領域を区画する隔壁が形成
されていて、この隔壁に選択放電を行う行電極の一部が
重なっているような場合であっても、選択放電が単位発
光領域のほぼ中心部で発生されるので、この隔壁の形成
によって選択放電の放電特性に悪影響が発生するのを防
止することが出来るようになる。
【0021】第2の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成
に加えて、前記各単位発光領域ごとに異なる発色を行う
蛍光体層が形成され、列電極の拡幅部の行方向の幅が、
行電極と列電極間に放電を発生させ易い色の順で小さく
なるように設定されていることを特徴としている。
【0022】この第2の発明によるプラズマディスプレ
イパネルによれば、各単位発光領域ごとに形成された異
なる色の蛍光体層がその蛍光体層を形成する蛍光材料の
色によって異なる放電特性を有しているのに対して、列
電極に形成された拡幅部の行方向の幅が、行電極と列電
極間に放電を発生させ易い色の蛍光体層が形成された単
位発光領域においては小さく、行電極と列電極間に放電
を発生させ難い色の蛍光体層が形成された単位発光領域
においては大きくなるように設定されて、その蛍光体層
の色ごとの放電特性の違いが調整され、これによって、
各単位発光領域間で均一な選択放電を発生させることが
出来るようになる。
【0023】第3の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成
に加えて、前記列電極の拡幅部の行方向の幅が、赤色の
蛍光体層が形成された単位発光領域,青色の蛍光体層が
形成された単位発光領域,緑色の蛍光体層が形成された
単位発光領域の順で小さくなっていることを特徴として
いる。
【0024】この第3の発明によるプラズマディスプレ
イパネルによれば、各単位発光領域にそれぞれ赤,青,
緑の蛍光体層が形成されている場合に、赤色の蛍光体層
を形成する蛍光材料が放電を発生させ易く、緑色の蛍光
体層を形成する蛍光材料が放電を発生させ難いことに対
応して、赤色の蛍光体層が形成された単位発光領域に位
置される列電極の拡幅部の幅が最も小さく、緑色の蛍光
体層が形成された単位発光領域に位置される列電極の拡
幅部の幅が最も大きくなるように設定されることによっ
て、蛍光体層の色ごとの放電特性の違いが調整され、こ
れによって、各単位発光領域間で均一な選択放電を発生
させることが出来るようになる。
【0025】第4の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成
に加えて、前記行電極対を構成する一対の行電極の放電
ギャップを介して互いに対向する先端部分と対向する列
電極のそれぞれの部分に、この列電極のそれぞれの行電
極の他の部分と対向する部分よりも行方向における幅が
大きい拡幅部が単位発光領域毎に一対ずつ形成されてい
ることを特徴としている。
【0026】この第4の発明によるプラズマディスプレ
イパネルによれば、列電極の選択放電を行う行電極の先
端部分と対向する部分に形成された拡幅部によって、選
択放電が単位発光領域のほぼ中央部に集中されることに
より、その放電特性が不安定になるのが防止されるとと
もに、この選択放電による発光セルの形成が選択消去方
式によって行われて、列電極との間で放電を行った行電
極がその放電後に対となった他方の行電極との間で連続
して放電を発生させる場合に、この放電が、他方の行電
極の先端部分と対向する部分に形成された列電極の拡幅
部によって発生し易くなる。
【0027】第5の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成
に加えて、前記行電極対を構成する行電極の放電ギャッ
プを介して互いに対向する先端部分の双方に対向する列
電極の部分に、この列電極のそれぞれの行電極の他の部
分と対向する部分よりも行方向における幅が大きい拡幅
部が形成されていることを特徴としている。
【0028】この第5の発明によるプラズマディスプレ
イパネルによれば、列電極に形成されて選択放電を行う
行電極の先端部分と対向する拡幅部によって、選択放電
が単位発光領域のほぼ中央部に集中されることにより、
その放電特性が不安定になるのが防止されるとともに、
この選択放電による発光セルの形成が選択消去方式によ
って行われて、列電極との間で放電を行った行電極がそ
の放電後に対となった他方の行電極との間で連続して放
電を発生させる場合に、この放電が、列電極の拡幅部が
この他方の行電極の先端部分にも対向されていることに
よって、発生し易くなる。
【0029】第6の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成
に加えて、前記各単位発光領域ごとに異なる発色を行う
蛍光体層が形成され、この各蛍光体層の層の厚さが、行
電極と列電極間に放電を発生させ易い順で薄くなるよう
に設定されていることを特徴としている。
【0030】この第6の発明によるプラズマディスプレ
イパネルによれば、各単位発光領域ごとに形成された異
なる色の蛍光体層が、その蛍光体層を形成する蛍光材料
の色によって異なる放電特性を有しているのに対して、
この各単位発光領域ごとの蛍光体層の層の厚さが、行電
極と列電極間に放電を発生させ易い色の蛍光体層では厚
く、行電極と列電極間に放電を発生させ難い色の蛍光体
層では薄くなるように設定されて、その蛍光体層の色ご
との放電特性の違いが調整され、これによって、各単位
発光領域間で均一な選択放電を発生させることが出来る
ようになる。
【0031】第7の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第6の発明の構成
に加えて、前記蛍光体層の層の厚さが、赤色の蛍光体層
が形成された単位発光領域,青色の蛍光体層が形成され
た単位発光領域,緑色の蛍光体層が形成された単位発光
領域の順で薄くなっていることを特徴としている。
【0032】この第7の発明によるプラズマディスプレ
イパネルによれば、各単位発光領域にそれぞれ赤,青,
緑の蛍光体層が形成されている場合に、赤色の蛍光体層
を形成する蛍光材料が放電を発生させ易く、緑色の蛍光
体層を形成する蛍光材料が放電を発生させ難いことに対
応して、赤色の蛍光体層の層の厚さが最も厚く、緑色の
蛍光体層の層の厚さが最も薄くなるように設定されるこ
とによって、蛍光体層の色ごとの放電特性の違いが調整
され、これによって、各単位発光領域間で均一な選択放
電を発生させることが出来るようになる。
【0033】第8の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成
に加えて、前記一対の行電極は、それぞれ、行方向に延
びる本体部と、この本体部から列方向に突出して単位発
光領域ごとに放電ギャップを介して互いに対向する突出
部とを有し、この突出部は、他方の突出部と対向する先
端部分が本体部に接続される基端部分よりも幅広に形成
され、一方の行電極の突出部の幅広に形成された先端部
分に列電極の拡幅部が対向されていることを特徴として
いる。
【0034】この第8の発明によるプラズマディスプレ
イパネルによれば、各単位発光領域ごとにいわゆる島状
に独立するように構成された行電極の突出部の互いに対
向する先端部分が幅広に形成され、この突出部の幅広の
先端部分とこれに対向する列電極の拡幅部との間でアド
レス期間における選択放電が行われるので、この選択放
電が単位発光領域のほぼ中央部に集中して発生されて、
さらに放電特性の安定化を図ることが出来るようにな
る。
【0035】第9の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成
に加えて、前記前面基板と背面基板の間に列方向に延び
る縦壁部と行方向に延びる横壁部とを有する隔壁が設け
られて、この隔壁により前面基板と背面基板の間の放電
区間が行方向と列方向に区画されることにより単位発光
領域が形成されることを特徴としている。
【0036】この第9の発明によるプラズマディスプレ
イパネルによれば、前面基板と背面基板の間の放電空間
が、隔壁の列方向に延びる縦壁部と行方向に延びる横壁
部によって放電空間が方形に区画されることによって単
位発光領域が形成され、この隔壁によって区画された単
位発光領域内において、行電極対の一方の行電極の先端
部と列電極の拡幅部との間で選択放電が行われる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最も好適と思わ
れる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説
明を行う。
【0038】図1ないし5は、この発明によるプラズマ
ディスプレイパネル(以下、PDPという)の実施形態
の第1の例を示すものであって、図1はこの第1の例に
おけるPDPを模式的に表す正面図であり、図2は図1
のV1−V1線における断面図、図3は図1のV2−V
2線における断面図、図4は図1のW1−W1線におけ
る断面図、図5は図1のW2−W2線における断面図で
ある。
【0039】この図1ないし5に示されるPDPは、表
示面である前面ガラス基板10の背面に、複数の行電極
対(X,Y)が、前面ガラス基板10の行方向(図1の
左右方向)に延びるように平行に配列されている。
【0040】行電極Xは、幅広の先端部Xa1と幅が小
さい基端部Xa2とによってT字形状に形成されたIT
O等の透明導電膜からなる透明電極Xaと、前面ガラス
基板10の行方向に延びて透明電極Xaの基端部Xa2
に接続された金属膜からなるバス電極Xbによって構成
されている。
【0041】行電極Yも同様に、幅広の先端部Ya1と
幅が小さい基端部Ya2とによってT字形状に形成され
たITO等の透明導電膜からなる透明電極Yaと、前面
ガラス基板10の行方向に延びて透明電極Yaの基端部
Ya2に接続された金属膜からなるバス電極Ybによっ
て構成されている。
【0042】この行電極XとYは、前面ガラス基板10
の列方向(図1の上下方向)に交互に配列されており、
バス電極XbとYbに沿って並列されたそれぞれの透明
電極XaとYaが、互いに対となる相手の行電極側に延
びて、透明電極XaとYaの先端部Xa1とYa1のそ
れぞれの頂辺が、互いに所要の幅の放電ギャップgを介
して対向されている。
【0043】バス電極Xb,Ybは、それぞれ表示面側
の黒色導電層Xb’,Yb’と背面側の主導電層X
b”,Yb”の二層構造に形成されている。
【0044】前面ガラス基板10の背面には、列方向に
おいて隣接する行電極対(X,Y)のそれぞれの互いに
背中合わせになったバス電極XbとYbの間に、このバ
ス電極Xb,Ybに沿って行方向に延びる黒色の光吸収
層(遮光層)20が形成されており、さらに、隔壁15
の縦壁15aに対向する部分に、光吸収層(遮光層)2
1が形成されている(図3,4参照)。
【0045】前面ガラス基板10の背面には、さらに、
行電極対(X,Y)を被覆するように誘電体層11が形
成されており、この誘電体層11の背面には、互いに隣
接する行電極対(X,Y)の隣り合うバス電極Xbおよ
びYbと対向する位置および隣り合うバス電極Xbとバ
ス電極Ybの間の領域と対向する位置に、誘電体層11
の背面側に突出する嵩上げ誘電体層11Aが、バス電極
Xb,Ybと平行に延びるように形成されている。
【0046】そして、この誘電体層11と嵩上げ誘電体
層11Aの背面側には、MgOからなる保護層12が形
成されている。
【0047】一方、前面ガラス基板10と平行に配置さ
れた背面ガラス基板13の表示側の面上には、列電極D
が、各行電極対(X,Y)の互いに対となった透明電極
XaおよびYaに対向する位置において行電極対(X,
Y)と直交する方向(列方向)に帯状に延びるように、
互いに所定の間隔を開けて平行に配列されている。
【0048】そして、この列電極Dは、図1に示される
ように、その幅d1が行電極X,Yの透明電極Xa,Y
aのそれぞれの基端部Xa2,Ya2の行方向の幅より
も僅かに大きくなるように形成されており、さらに、行
電極Yの透明電極Yaの先端部Ya1と対向する位置
に、両側部がそれぞれ行方向に張り出してその行方向の
幅d2が透明電極Yaの先端部Ya1の幅よりも僅かに
大きくなるように形成されて、透明電極Yaの先端部Y
a1の全面と対向される拡幅部Daが形成されている。
【0049】背面ガラス基板13の表示側の面上には、
さらに、列電極Dを被覆する白色の誘電体層14が形成
され、この誘電体層14上に、隔壁15が形成されてい
る。
【0050】この隔壁15は、図6に示されるように、
互いに平行に配列された各列電極Dの間の位置において
列方向に延びる縦壁15aと、嵩上げ誘電体層11Aに
対向する位置において行方向に延びる横壁15bとによ
って梯子状に形成されている。
【0051】そして、この各隔壁15は、表示ライン間
の光吸収層20と対向する位置に行方向に延びるように
形成される隙間SLを挟んで、横壁15bが行方向と平
行になるように列方向に配列されている。
【0052】そして、この梯子状の各隔壁15によっ
て、前面ガラス基板10と背面ガラス基板13の間の放
電空間Sが、各行電極対(X,Y)において対となった
透明電極XaとYaに対向する部分毎に区画されて、そ
れぞれ方形の放電セルCが形成されている。
【0053】隔壁15の縦壁15aの表示側の面は保護
層12に当接されておらず(図4参照)、その間に隙間
rが形成されているが、横壁15bの表示側の面が、保
護層12の嵩上げ誘電体層11Aを被覆している部分に
当接されていて(図2および5参照)、列方向において
隣接する各放電セルCの間がそれぞれ遮蔽されている。
【0054】隔壁15の縦壁15aおよび横壁15bの
放電セルCに面する側面と誘電体層14の表面には、こ
れらの五つの面を全て覆うように蛍光体層16が、それ
ぞれ順に形成されている。
【0055】この蛍光体層16の色は、図4に示される
ように、各放電セルC毎に赤(R),緑(G),青
(B)の色が行方向に順に並ぶように設定される(図4
参照)。
【0056】そして、この赤の蛍光体層16(R)と緑
の蛍光体層16(G)と青の蛍光体層16(B)は、後
述するように行電極Yと列電極Dとの間で選択放電が発
生される際に、赤の蛍光体層16(R)が放電を発生さ
せ易く、緑の蛍光体層16(G)が放電を発生させ難い
ことから、青の蛍光体層16(B)の厚さを基準にし
て、赤の蛍光体層16(R)の厚さが厚く、緑の蛍光体
層16(G)の厚さが薄くなるように形成されている。
そして、放電空間S(放電セルC)内には、放電ガスが
封入されている。
【0057】上記のPDPは、行電極対(X,Y)がそ
れぞれマトリクス表示画面の1表示ライン(行)Lを構
成している。
【0058】このPDPにおける画像形成は、次のよう
にして行われる。すなわち、リセット期間後のアドレス
期間に、行電極Yに操作パルスが印加され列電極Dにデ
ータパルスが印加されて、この操作パルスが印加された
行電極Yとデータパルスが印加された列電極Dが交差す
る放電セルC内において、行電極Yと列電極Dとの間で
選択放電が行われ、この選択放電によって、全表示ライ
ンLに発光セル(誘電体層11に選択放電によって壁電
荷が形成された放電セルC)と非発光セル(誘電体層1
1に選択放電によって壁電荷が形成されなかった放電セ
ルC)とが、表示する画像に対応してパネル面に分布さ
れる。
【0059】このアドレス期間において、列電極Dに形
成された拡幅部Daにより、透明電極Yaの幅広の先端
部Ya1と列電極Dの互いに対向している面積が透明電
極Yaおよび列電極Dの他の部分の対向面積よりも大幅
に拡大されていることによって、行電極Yと列電極Dと
の間の放電が、この透明電極Yaの幅広の先端部Ya1
と列電極Dの拡幅部Daが対向している部分に集中して
発生することになる。
【0060】これによって、この行電極Yと列電極Dと
の間で選択放電を発生させる部分が透明電極Yaの基端
部Ya2側に広がることによって放電特性が不安定にな
るのが防止され、さらに、この放電の透明電極Yaの基
端部Ya2側への広がりが抑制されることによって、透
明電極Yの基端部Ya2の一部が隔壁15の横壁15b
と重なっていることによる放電への影響が無くなるの
で、さらに安定した放電特性が得られる。
【0061】さらに、この行電極Yと列電極Dとの間に
おいて発生される選択放電は、各放電セルC内の蛍光体
層を形成している蛍光材料の種類に影響され、赤の蛍光
体が放電を発生させ易く緑の蛍光体が放電を発生させ難
いが、このPDPにおいては、赤の蛍光体層16(R)
が青の蛍光体層16(B)よりも厚く、緑の蛍光体層1
6(G)が青の蛍光体層16(B)よりも薄く形成され
ているので、各色の放電セルCにおいて選択放電を発生
させるための電圧の範囲が平均化され、これによって均
一な選択放電が行われて、選択マージンが向上する。
【0062】このアドレス期間の後、全表示ラインLに
おいて一斉に行電極対(X,Y)に対して交互に放電維
持パルスが印加されて、この放電維持パルスが印加され
る毎に、各発光セルにおいて面放電が発生され、これに
よって発生する紫外線により、各発光セルの蛍光体層1
6(R),16(G),16(B)がそれぞれ励起され
て発光して、PDPの表示面に画像の形成される。
【0063】図7は、この発明の実施形態におけるPD
Pの第2の例を模式的に表す正面図である。
【0064】この図7において、放電セルC内に、赤の
蛍光体層16(R)と緑の蛍光体層16(G)と青の蛍
光体層16(B)が、行方向に沿って左から順に形成さ
れている。
【0065】そして、蛍光体層16(R)が形成された
放電セルCに対して列電極D(R)が配置され、蛍光体
層16(G)が形成された放電セルCに対して列電極D
(G)が配置され、蛍光体層16(B)が形成された放
電セルCに対して列電極D(B)が配置されている。
【0066】この列電極D(R),D(G),D(B)
には、それぞれ、上記の第1の例と同様に、行電極Yの
透明電極Yaの先端部Ya1に対向する部分に、それぞ
れ拡幅部D(R)a,D(G)a,D(B)aが形成さ
れ、この拡幅部D(R)a,D(G)a,D(B)a
は、それぞれの行方向の幅d(R),d(G),d
(B)が、d(R)<d(B)<d(G)の関係になる
ように形成されている。
【0067】この例におけるPDPのその他の構成は、
上述した第1の例におけるPDPと同様である。
【0068】この例におけるPDPは、列電極D
(R),D(G),D(B)の拡幅部D(R)a,D
(G)a,D(B)aのそれぞれの幅d(R),d
(G),d(B)がd(R)<d(B)<d(G)の関
係になっていて、放電を発生させ易い赤の蛍光体層16
(R)が形成された放電セルCにおける透明電極Yaの
先端部Ya1と列電極D(R)の拡幅部D(R)aの対
向面積が一番小さく、放電を発生させ難い緑の蛍光体層
16(G)が形成された放電セルCにおける透明電極Y
aの先端部Ya1と列電極D(G)の拡幅部D(G)a
の対向面積が一番大きくなっていることによって、各放
電セルCにおける蛍光材料の違いによって放電特性に違
いが発生するのを抑制して、均一な選択放電を発生させ
ることが出来るようになる。
【0069】なお、図示の例においては、放電を発生さ
せ易い赤の蛍光体層16(R)が形成された放電セルC
の列電極D(R)に拡幅部D(R)aが形成されている
が、透明電極Yaの先端部Ya1と列電極D(R)の対
向面積を一番小さくするためには、この列電極D(R)
には拡幅部を設けないようにしても良い。
【0070】また、この例におけるPDPは、列電極D
(R),D(G),D(B)の拡幅部D(R)a,D
(G)a,D(B)aのそれぞれの幅が、各放電セルC
における蛍光体層を形成する蛍光材料の放電特性に応じ
て設定されるので、この拡幅部D(R)a,D(G)
a,D(B)aのそれぞれの幅の設定のみによって、各
色の放電セルCにおいて均一な選択放電を発生させるこ
とが出来、この場合には、蛍光体層16(R),16
(G),16(B)は、その層の厚さが同一になるよう
に形成される。
【0071】図8は、この発明の実施形態におけるPD
Pの第3の例を模式的に表す正面図である。
【0072】この図8において、各列電極D1には、第
1の例の列電極Dの拡幅部Daと同様の行電極Yの透明
電極Yaの先端部Ya1に対向する第1拡副部D1aに
加えて、行電極Xの透明電極Xaの先端部Xa1に対向
する第2拡副部D1bが形成されている。
【0073】この例におけるPDPのその他の構成は、
前述した第1の例におけるPDPと同様である。
【0074】この例におけるPDPは、第1の例のPD
Pと同様に、列電極D1に形成された第1拡幅部D1a
によって、アドレス期間において、透明電極Yaの先端
部Ya1と列電極D1の第1拡幅部D1aの間に選択放
電が集中して発生することになり、これによって、選択
放電の透明電極Yaの基端部Ya2側への広がりが抑制
されて、放電特性が不安定になるのを防止することが出
来る。
【0075】そして、この例におけるPDPは、発光セ
ルの形成を選択消去方式(リセット放電によって全ての
放電セルCに壁電荷を形成しておき、選択放電によって
この壁電荷を選択的に消去してゆく方式)の場合、列電
極D1と行電極Y間の放電後に、行電極Xと行電極Y間
の放電が連続して発生するが、列電極D1の透明電極X
aの先端部Xa1に対向する部分にも第2拡幅部D1b
が形成されていることによって、この行電極Xと行電極
Y間の放電が発生し易くなる。
【0076】図9は、この発明の実施形態におけるPD
Pの第4の例を模式的に表す正面図である。
【0077】この例におけるPDPは、上記の第3の例
において、透明電極Xa,Yaの先端部Xa1,Ya1
にそれぞれ対向する第1拡幅部D1aと第2拡幅部D1
bが互いに分離された形状に形成されていたのに対し、
列電極D2に、放電セルC毎に透明電極Xa,Yaの先
端部Xa1,Ya1の双方に対向する一つの拡副部D2
aが形成されている。
【0078】この例におけるPDPも、第3の例のPD
Pと同様に、列電極D2に形成された拡幅部D2aによ
って、アドレス期間において、透明電極Yaの先端部Y
a1と列電極D2の拡幅部D2aの間に選択放電が集中
して発生することになり、これによって、選択放電の透
明電極Yaの基端部Ya2側への広がりが抑制されて、
放電特性が不安定になるのを防止することが出来、さら
に、選択消去方式を採用する場合に、透明電極Xaの先
端部Xa1が列電極D2の拡幅部D2aに対向されてい
ることによって、列電極D2と行電極Y間の放電後の行
電極Xと行電極Y間の放電が発生し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の例を模式的に表す正面図であ
る。
【図2】図1のV1−V1線における断面図である。
【図3】図1のV2−V2線における断面図である。
【図4】図1のW1−W1線における断面図である。
【図5】図1のW2−W2線における断面図である。
【図6】同例における隔壁の構造を示す正面図である。
【図7】この発明の第2の例を模式的に表す正面図であ
る。
【図8】この発明の第3の例を模式的に表す正面図であ
る。
【図9】この発明の第4の例を模式的に表す正面図であ
る。
【図10】従来のPDPの構成を模式的に表す正面図で
ある。
【図11】図10のV−V線における断面図である。
【図12】図10のW−W線における断面図である。
【符号の説明】
10 …前面ガラス基板(前面基板) 11 …誘電体層 11A …嵩上げ誘電体層 12 …保護層 13 …背面ガラス基板(背面基板) 14 …誘電体層 15 …隔壁 15a …縦壁 15b …横壁 16,16(R),16(G),16(B) …蛍光体
層 20 …光吸収層 21 …光吸収層 X …行電極 Xa …透明電極 Xa1 …先端部(先端部分) Xa2 …基端部 Xb …バス電極 Y …行電極 Ya …透明電極 Ya1 …先端部(先端部分) Ya2 …基端部 Yb …バス電極 D,D(R),D(G),D(B),D1,D2
…列電極 Da,D(R)a,D(G)a,D(B)a,D2a
…拡幅部 D1a …第1拡幅部 D2a …第2拡幅部 S …放電空間 SL …隙間 C …放電セル(単位発光領域) g …ギャップ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年9月3日(2001.9.3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】第3の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第の発明の構成
に加えて、前記列電極の拡幅部の行方向の幅が、赤色の
蛍光体層が形成された単位発光領域に対向する部分が最
も小さく、次いで、青色の蛍光体層が形成された単位発
光領域,緑色の蛍光体層が形成された単位発光領域の順
に大きくなっていることを特徴としている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】第6の発明によるプラズマディスプレイパ
ネルは、前記目的を達成するために、第1の発明の構成
に加えて、前記各単位発光領域ごとに異なる発色を行う
蛍光体層が形成され、この各蛍光体層の層の厚さが、行
電極と列電極間に放電を発生させ易いほど厚くなるよう
に設定されていることを特徴としている。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C040 FA01 FA04 GB03 GB14 GC01 GC02 GF03 GG01 GG03 LA10 LA11 LA14 MA17 MA20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面基板の背面側に行方向に延び列方向
    に並設されてそれぞれ表示ラインを形成する複数の行電
    極対が設けられ、背面基板の放電空間を介して前面基板
    と対向する側に、列方向に延び行方向に並設されて行電
    極対と交差する位置の放電空間にそれぞれ単位発光領域
    を構成する複数の列電極が設けられたプラズマディスプ
    レイパネルにおいて、 前記行電極対を構成する一対の行電極の放電ギャップを
    介して互いに対向する先端部分の少なくとも一方と対向
    する列電極の部分に、この列電極の行電極の他の部分と
    対向する部分よりも行方向における幅が大きい拡幅部が
    形成されている、 ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 【請求項2】 前記各単位発光領域ごとに異なる発色を
    行う蛍光体層が形成され、列電極の拡幅部の行方向の幅
    が、行電極と列電極間に放電を発生させ易い色の順で小
    さくなるように設定されている請求項1に記載のプラズ
    マディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】 前記列電極の拡幅部の行方向の幅が、赤
    色の蛍光体層が形成された単位発光領域,青色の蛍光体
    層が形成された単位発光領域,緑色の蛍光体層が形成さ
    れた単位発光領域の順で小さくなっている請求項2に記
    載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 【請求項4】 前記行電極対を構成する一対の行電極の
    放電ギャップを介して互いに対向する先端部分と対向す
    る列電極のそれぞれの部分に、この列電極のそれぞれの
    行電極の他の部分と対向する部分よりも行方向における
    幅が大きい拡幅部が単位発光領域毎に一対ずつ形成され
    ている請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 【請求項5】 前記行電極対を構成する行電極の放電ギ
    ャップを介して互いに対向する先端部分の双方に対向す
    る列電極の部分に、この列電極のそれぞれの行電極の他
    の部分と対向する部分よりも行方向における幅が大きい
    拡幅部が形成されている請求項1に記載のプラズマディ
    スプレイパネル。
  6. 【請求項6】 前記各単位発光領域ごとに異なる発色を
    行う蛍光体層が形成され、この各蛍光体層の層の厚さ
    が、行電極と列電極間に放電を発生させ易い順で薄くな
    るように設定されている請求項1に記載のプラズマディ
    スプレイパネル。
  7. 【請求項7】 前記蛍光体層の層の厚さが、赤色の蛍光
    体層が形成された単位発光領域,青色の蛍光体層が形成
    された単位発光領域,緑色の蛍光体層が形成された単位
    発光領域の順で薄くなっている請求項6に記載のプラズ
    マディスプレイパネル。
  8. 【請求項8】 前記一対の行電極は、それぞれ、行方向
    に延びる本体部と、この本体部から列方向に突出して単
    位発光領域ごとに放電ギャップを介して互いに対向する
    突出部とを有し、この突出部は、他方の突出部と対向す
    る先端部分が本体部に接続される基端部分よりも幅広に
    形成され、一方の行電極の突出部の幅広に形成された先
    端部分に列電極の拡幅部が対向されている請求項1に記
    載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 【請求項9】 前記前面基板と背面基板の間に列方向に
    延びる縦壁部と行方向に延びる横壁部とを有する隔壁が
    設けられて、この隔壁により前面基板と背面基板の間の
    放電区間が行方向と列方向に区画されることにより単位
    発光領域が形成される請求項1に記載のディスプレイパ
    ネル。
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