JP2003016750A - ディスク駆動装置 - Google Patents

ディスク駆動装置

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JP2003016750A
JP2003016750A JP2002121510A JP2002121510A JP2003016750A JP 2003016750 A JP2003016750 A JP 2003016750A JP 2002121510 A JP2002121510 A JP 2002121510A JP 2002121510 A JP2002121510 A JP 2002121510A JP 2003016750 A JP2003016750 A JP 2003016750A
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magnetic head
disk
cartridge
holder
lift plate
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JP2002121510A
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English (en)
Inventor
Akira Kurozuka
章 黒塚
Eiichi Hanakawa
栄一 花川
Satoru Mitsunabe
哲 三鍋
Tomio Yamamoto
富夫 山本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で確実に磁気ヘッドの昇降動作を
行うことが可能な、小型化、薄型化されたディスク駆動
装置を提供すること。 【解決手段】 磁気ヘッドと、磁気ヘッドをディスクに
接触させることが可能なように、かつ、磁気ヘッドをデ
ィスクから離間させることが可能なように磁気ヘッドを
支持する磁気ヘッド支持部材と、磁気ヘッド支持部材を
持ち上げることが可能なように構成されたリフト板と、
リフト板をディスクに平行な方向に移動させる移動手段
とを備えるディスク駆動装置を用いる。移動手段は、リ
フト板が磁気ヘッド支持部材に当接するまでリフト板を
上記方向に沿って移動させ、リフト板が磁気ヘッド支持
部材を持ち上げることにより磁気ヘッドがディスクから
離間するようにリフト板が磁気ヘッド支持部材に当接し
た状態でリフト板を上記方向に沿ってさらに移動させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状の記録
媒体への情報の記録および/または情報の再生を行うデ
ィスク駆動装置に関する。より詳細には、光磁気ディス
クの駆動装置の磁気ヘッド昇降機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光磁気ディスクまたは光ディ
スク等の記録媒体を用いて、情報の記録および/または
再生を行う情報記録/再生装置が提案されている。この
ような記録媒体として、光磁気ディスクまたは光ディス
ク等をカートリッジに収納してディスクカートリッジと
して構成されたものが提案されている。また、情報記録
/再生装置は、記録媒体に対して情報の書き込みおよび
/または情報の読み出しを行うための、光ピックアップ
および磁気ヘッドを有している。
【0003】このような情報記録/再生装置は、オーデ
ィオディスク装置、ビデオディスク装置、またはコンピ
ューターのデータ記憶装置に用いられる光ディスク装置
として普及している。
【0004】光ディスク装置のうち、小径のディスクを
媒体として用いたMD(ミニディスク)装置が、小型で
携帯に適したオーディオディスク装置として普及してい
る。また、MDのようなオーディオ・ビデオ(AV)機
器だけでなく、パーソナルコンピューターについても小
型化およびポータブル化が急速に進んでいる。従って、
これらの機器やコンピューターに搭載される光ディスク
装置は、一層の小型化および薄型化が望まれている。
【0005】小型のディスクにおいて、データサイズの
大きい画像や動画を記録するために必要な容量を得るた
めには、記録密度の向上が不可欠である。近年、光ディ
スクの記録密度を向上させるための技術は急速に進歩し
てきている。特に光磁気ディスクでは、様々な超解像再
生方式が開発されており、従来には無かった高記録密度
が実現されている。
【0006】光磁気ディスクの駆動装置において、情報
の記録を行う際に使用する磁気ヘッドは、板ばね状の支
持部材の先端に保持され、カートリッジに設けられた開
口部よりディスクの記録領域に臨むような構成にされて
いる。磁気ヘッドは、ディスクを挟んで反対側にある光
ピックアップと連結部材により連結され、光ピックアッ
プと一体的にディスクの半径方向に移動可能である。ま
た、磁気ヘッドは、情報の記録時にディスク表面に近接
またはディスク表面で摺動するように支持部材によって
ディスクの方に押圧される。これにより、磁気ヘッド
は、光ピックアップから照射されるレーザースポットの
ちょうど反対側からディスクに所定の磁界を印加するこ
とができる。
【0007】情報の再生時においては光磁気ディスク駆
動装置は、光ピックアップのみで情報の読み取りを行う
ので、磁気ヘッドは不要である。通常、光ディスク駆動
装置には、ディスク表面や磁気ヘッドの磨耗、損傷を防
ぐために、記録時のみに磁気ヘッドをディスクに接近さ
せ、再生時にはディスク表面から磁気ヘッドを離間させ
て退避させる磁気ヘッド昇降機構が設けられる。
【0008】以下、このような従来の光磁気ディスクの
駆動装置について図を参照して説明する。
【0009】図9は、従来のディスク駆動装置に用いる
カートリッジを示す斜視図である。
【0010】図9において、カートリッジ31は、ディ
スク32を回転可能に収納している。また、カートリッ
ジ31は、光ピックアップおよび磁気ヘッドがディスク
記録面に臨むための開口部33を有している。駆動装置
にカートリッジ31が載置された状態では、シャッター
34が移動して開口部を露出する。カートリッジ31が
駆動装置から取り出された状態では、シャッター34が
元の位置に戻って開口部を閉塞する。
【0011】図10は、従来のディスク駆動装置50の
構成を示す平面図である。また、図11は、従来のディ
スク駆動装置の横断面図である。
【0012】さらに、より分かりやすくするために、図
14に従来のディスク駆動装置50を模式的に示した横
断面図を示す。ここでまず、図14の(a)〜(c)を
用いて、従来のディスク装置における磁気ヘッドのディ
スクに対する接触/離間動作を説明する。
【0013】図14(a)は従来のディスク駆動装置5
0において、ディスクカートリッジ31を挿入していな
い状態、図14(b)は従来のディスク駆動装置50に
おいて、磁気ヘッド40がディスク32に接触している
状態、図14(c)は従来のディスク駆動装置50にお
いて、磁気ヘッド40がディスク32から離間している
状態をそれぞれ示す。ディスク駆動装置50にディスク
カートリッジ31が挿入されると、ディスクの記録可能
な状態として各構成要素は図14(b)のような配置を
とる。すなわち、サスペンション41の先端に取り付け
られた磁気ヘッド40は、ディスク32と接触した状態
になる。このとき、リフト板46はサスペンション41
には当接していない。次に、ディスク32を再生する場
合では磁気ヘッド40は不用であるため、リフト板46
が回動してサスペンション41を持ち上げ、その結果磁
気ヘッド40はディスク32から離間する。すなわち、
図14(c)の状態となる。
【0014】このように従来のディスク駆動装置50で
は、リフト板46が回動するための高さが必要となるの
で、図示したように全体としてhの高さが必要とな
り、ディスク装置50の厚さが大きくなってしまう。
【0015】次に、図10〜図13を用いて、従来のデ
ィスク駆動装置についてより詳細に説明する。
【0016】図10、図11において、ディスク32を
収納したカートリッジ31はホルダ39に保持され、情
報の記録/再生が可能な位置にある。ホルダ39は、シ
ャーシ35の奥部両端に設けられた回動軸60によっ
て、シャーシ35に回動上昇可能に取り付けられてい
る。シャーシ35にはガイドシャフト38が設けられ、
光ピックアップ37はガイドシャフト38に沿って、移
送モータ(図示せず)によりディスクの半径方向に移動
可能にされる。光ピックアップ37は、カートリッジ3
1の下部の開口部よりディスク32に臨んでいる。ま
た、シャーシ35の中央部にはスピンドル(図示せず)
が設けられ、カートリッジ31に収納されたディスク3
2を回転させる。
【0017】磁気ヘッド40はサスペンション41の先
端に取り付けられ、アングル43によって光ピックアッ
プ37と連結されている。そして、これらは一体となっ
てディスク32の半径方向に移動可能にされる。アング
ル43には同時に磁気ヘッドベース42が設けられる。
磁気ヘッドベース42は、アングル43の上部でディス
ク32の記録面に平行に保持されつつ、板ばね57によ
って、ディスク32の方向に押さえられている。
【0018】この状態では、サスペンション41は自然
状態より上側にたわんで、磁気ヘッド40がディスク3
2に接触して、ディスク32を押圧している。これによ
り、磁気ヘッド40は、ディスク32に対して所定の押
圧力をもって摺動し、光ピックアップ37から照射され
るビームスポットの位置に、ディスクの反対側から磁界
が与えられて情報の記録が行われる。
【0019】ディスク32の面ぶれ等による磁気ヘッド
の上下位置やディスク32の記録面に対する角度の変動
は、サスペンション41の先端部のジンバルサスペンシ
ョン部53が変形することにより吸収される。また、磁
気ヘッド40がディスク32を押圧する押圧力は、ディ
スク32が大きくたわむことがないようにごくわずかな
力に設定されているので、ジンバルサスペンション部5
3は非常に剛性が低く、柔軟な構造を有している。
【0020】サスペンション41は、磁気ヘッド40が
カートリッジ31の開口部を介してディスク32に接触
するように構成される必要がある。このため、サスペン
ション41は、アングル43への取り付け部からディス
ク32の記録面までに存在する障害物を避けるように屈
曲形状となっている。
【0021】ホルダ39の上面には、スライド板44が
カートリッジ31の挿入方向(図10中矢印b方向)に
スライド可能に取り付けられており、係合部45はホル
ダ39の側面からカートリッジ31の下部に到達してお
り、スライド板44はカートリッジ31の下部に設置さ
れた駆動機構(図示せず)により駆動される。
【0022】さらに、ホルダ39の上面には、リフト板
46が軸支されており、スライド板44がホルダ39の
回動軸60側へスライドされた際、スライド板44の傾
斜突起48がリフト板46の突起部47を持ち上げるこ
とによってリフト板46は傾いて先端部46aが持ち上
がる。リフト板46の上部に位置する磁気ヘッドサスペ
ンション41は、ディスク32の内周から外周のどの位
置にあっても、リフト板46が傾くことによって持ち上
げられ、磁気ヘッド40がディスク32から離間した状
態(リフトアップ状態)となる。
【0023】光磁気ディスクにおいて、通常、記録時の
みに磁気ヘッドをディスクに当接させ、再生時には磁気
ヘッドをリフトアップして、ディスクや磁気ヘッドの磨
耗、損傷を防ぐようにしている。
【0024】図12は磁気ヘッドをリフトアップした状
態の従来のディスク駆動装置を示す平面図である。ま
た、図13は磁気ヘッドをリフトアップした状態の従来
のディスク駆動装置を示す横断面図である。
【0025】図12および図13において、スライド板
44はホルダ39下部に設置された駆動機構によりホル
ダ39の回動軸60側にスライドしている(図12中矢
印b方向)。傾斜突起48がリフト板46の突起部47
の下にもぐりこむことによって、リフト板46は軸周り
に持ち上げられて傾き、磁気ヘッドサスペンション41
を上側に変形させて持ち上げている。この時、磁気ヘッ
ドサスペンション41の先端部は、磁気ヘッドベース4
2の下面に当接する。また、磁気ヘッドサスペンション
41のジンバルサスペンション部53は下向きに変形
し、磁気ヘッド40および磁気ヘッドサスペンション4
1はカートリッジ31の上面と磁気ヘッドベース42と
の間に収納された状態となる。
【0026】磁気ヘッドサスペンション41の先端部を
磁気ヘッドベース42に当接させる理由は、磁気ヘッド
サスペンション41の先端部が磁気ヘッドベース42の
高さ以上に突出して装置全体の厚さが増加することを防
ぐと共に、リフトアップした状態で落下して衝撃を受け
たり外力を受けたりすることにより、磁気ヘッドサスペ
ンション41が変形することを防止するためである。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成のディスク駆動装置では、以下のような課題があ
る。
【0028】図13に示すように、寸法Dで示される装
置の厚さは、シャーシ35の厚さ、カートリッジ31の
厚さ、およびカートリッジ31の上方にある磁気ヘッド
昇降機構の厚さの合計で決まる。磁気ヘッド40をカー
トリッジ31上方の磁気ヘッドベース42に当接するま
で持ち上げるためには、リフト板46のリフト量Lは少
なくともカートリッジ上面とディスク面との段差H以上
が必要である。リフト量Lを必要以上小さくすると、磁
気ヘッド40がディスク32から十分に離れず、再生中
に振動や衝撃で磁気ヘッド40がディスク32に衝突す
る恐れがある。また、磁気ヘッド40を磁気ヘッドベー
ス42に当接させることができないと、ジンバルサスペ
ンション部53が落下衝撃等で変形する恐れもある。従
って、リフト量Lを十分に大きく取る必要があり、装置
全体を薄型化できない。
【0029】このように、磁気ヘッド40の昇降動作を
行うための駆動機構をカートリッジ31の上方に設ける
と、装置の厚さが大幅に増大する。駆動機構をカートリ
ッジ31の下方に設けたとしても、装置の厚さは駆動機
構の厚さに制約され、スピンドルや光ピックアップをい
くら薄型化しても装置全体の薄型化が困難になる。さら
に、この場合、カートリッジ31の下方の駆動機構から
カートリッジ31の上方に位置するリフト板46まで動
力を伝達する必要があり、構造が複雑になる。
【0030】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、簡単な構成で確実に磁気ヘッドの昇降動作を
行うことが可能な、小型化、薄型化されたディスク駆動
装置を提供することを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明は、カートリッジ
に収納されたディスクを駆動するディスク駆動装置であ
って、磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを前記ディスクに
接触させることが可能なように、かつ、前記磁気ヘッド
を前記ディスクから離間させることが可能なように前記
磁気ヘッドを支持する磁気ヘッド支持部材と、前記磁気
ヘッド支持部材を持ち上げることが可能なように構成さ
れたリフト板と、前記リフト板を前記ディスクに平行な
方向に移動させる移動手段とを備え、前記移動手段は、
前記リフト板が前記磁気ヘッド支持部材に当接するまで
前記リフト板を前記方向に沿って移動させ、前記リフト
板が前記磁気ヘッド支持部材を持ち上げることにより前
記磁気ヘッドが前記ディスクから離間するように前記リ
フト板が前記磁気ヘッド支持部材に当接した状態で前記
リフト板を前記方向に沿ってさらに移動させる、ディス
ク装置であり、これにより上記目的が達成される。
【0032】本発明の一つの実施形態は、前記リフト板
をその上に設置するスライド板をさらに備え、前記移動
手段は、前記スライド板をスライドさせることにより前
記リフト板を移動させる、上記に記載のディスク駆動装
置である。
【0033】本発明の一つの実施形態は、前記カートリ
ッジを保持するホルダと、2つの端部を有するリンク部
材であって、一端が前記ディスク駆動装置のシャーシと
回動可能に取り付けられ、かつ、他端に前記リフト板と
当接する当接部が設けられたリンク部材とをさらに備
え、前記ホルダは、前記シャーシに回動可能に取り付け
られており、前記リフト板は、前記スライド板に回動可
能に取り付けられており、前記ホルダは、前記カートリ
ッジを排出するように前記シャーシから回動上昇する
と、前記リンク部材の前記当接部が前記リフト板に当接
して前記リフト板が前記スライド板から回動上昇し、前
記リフト板は、前記磁気ヘッドが前記ディスクからさら
に離間するように前記磁気ヘッド支持部材をさらに持ち
上げる、上記に記載のディスク駆動装置である。
【0034】本発明の一つの実施形態は、前記スライド
板がスライドする経路上に傾斜突起部が設けられてお
り、前記移動手段は、前記スライド板をスライドさせて
前記スライド板が前記傾斜突起部に乗り上げることによ
り前記スライド板上の前記リフト板は前記磁気ヘッド支
持部材をさらに持ち上げる、上記に記載のディスク駆動
装置である。
【0035】本発明の一つの実施形態は、前記カートリ
ッジを保持するホルダをさらに備え、前記カートリッジ
は、前記カートリッジに収納される前記ディスクと略同
心の円弧を外形とする曲線領域を有しており、前記カー
トリッジを前記ホルダに装着したときに前記ホルダの内
壁と前記カートリッジの曲線領域とによって規定される
空間に、前記移動手段が位置する、上記に記載のディス
ク駆動装置である。
【0036】本発明の一つの実施形態は、前記ホルダ
は、前記ディスク装置のシャーシに2箇所の回動軸によ
り回動上昇可能に取り付けられており、前記回動軸のう
ち少なくとも一つは前記ホルダの両端よりも内側に設け
られており、前記ディスク駆動装置は、前記カートリッ
ジと前記ホルダとの間に変形防止手段をさらに備え、前
記変形防止手段は前記カートリッジを前記ホルダに装着
するときに前記カートリッジの前記ホルダへの衝撃を緩
和する、上記に記載のディスク駆動装置である。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を用いて説明する。
【0038】図15に本発明のディスク駆動装置100
を模式的に示した横断面図を示す。
【0039】ここでまず、図15の(a)および(b)
を用いて、本発明のディスク装置における磁気ヘッドの
ディスクに対する接触/離間動作を説明する。
【0040】本発明のディスク駆動装置100は、磁気
ヘッド10と、磁気ヘッド10をディスク2に接触させ
ることが可能なように、かつ、磁気ヘッド10をディス
ク2から離間させることが可能なように磁気ヘッド10
を支持する磁気ヘッド支持部材であるサスペンション1
1と、サスペンション11を持ち上げることが可能なよ
うに構成されたリフト板16と、リフト板16をディス
ク2に平行な方向に移動させる移動手段である駆動機構
17とを備える。
【0041】図15(a)はディスク2の記録可能な状
態であり、サスペンション11の先端に取り付けられた
磁気ヘッド10はディスク2に接触している。一方、デ
ィスク2を再生する場合では、磁気ヘッド10は不用で
ある。そのためにまず、駆動機構17は、リフト板16
がサスペンション11に当接するまでリフト板16をデ
ィスク2に平行な方向に沿って移動させる。そして、駆
動機構17は、リフト板16がサスペンション11に当
接した状態で、リフト板16をディスク2に平行な方向
に沿ってさらに移動させる。この結果、リフト板16が
サスペンション11を持ち上げ、それにより図15
(b)に示すように、磁気ヘッド10がディスク2から
離間する。
【0042】このように本発明のディスク駆動装置10
0では、リフト板16はディスク2に平行な方向(図1
5(b)中矢印c方向)に移動することで磁気ヘッド1
0のディスク2に対する接触/離間を行っているので、
装置の高さは、図示したように全体としてh(h
)で済む。従って、本発明のディスク装置100で
は、図14で示したような従来のディスク装置50と比
較して、その厚さを低減することができる。
【0043】次に、図1〜図8を用いて、本発明のディ
スク駆動装置についてより詳細に説明する。
【0044】図1は、本発明のディスク駆動装置100
の斜視図である。なお、図1にはディスク駆動装置10
0に用いるカートリッジ1も合わせて示す。
【0045】カートリッジ1は、内部にディスク2を回
転可能に収納している。また、カートリッジ1は、光ピ
ックアップ7および磁気ヘッド10がディスク記録面が
臨むための開口部を有しており、ディスク駆動装置10
0にカートリッジ1が載置された状態では、シャッター
4が移動して開口部を露出し、カートリッジ1がディス
ク駆動装置100から取り出された状態ではシャッター
4が元の位置に戻って開口部を閉塞する。
【0046】シャーシ5にはその中心部にスピンドルモ
ータ6が固定され、スピンドルモータ6はカートリッジ
1に格納されるディスク2を回転駆動する。光ピックア
ップ7はディスク2への情報の書き込みおよび/または
ディスク2からの情報の読み出しを行うため、シャーシ
5に固定されたガイドシャフト8(図4参照)に沿って
ディスク2の内外周を移動可能に保持されている。
【0047】また、ホルダ9が、シャーシ5に回動可能
に取り付けられ得る。この場合、ホルダ9の回動軸はカ
ートリッジ1の挿入口からみてシャーシ5の奥部の両端
に設けられており、その回動軸の周りでホルダ9はシャ
ーシ5から回動上昇可能なように構成され得る。
【0048】さらに、カートリッジ1の先端部3は、カ
ートリッジ1に収納されるディスク2と略同心の円弧を
外形とする曲線領域を有していてもよい。この場合、カ
ートリッジ1をホルダ9に装着したときにホルダ9の内
壁とカートリッジ1の曲線領域とによって規定される空
間に、駆動機構17を位置することができる。
【0049】図2は、本発明の駆動機構17の構成を示
す部分斜視図である。なお、図2では、駆動機構17の
内部構成がわかるように、カバーが取り外された状態を
示している。
【0050】ホルダ9は、ディスク装置100のシャー
シ11に2箇所の回動軸により回動上昇可能に取り付け
られている。この回動軸のうち少なくとも一つはホルダ
9の両端よりも内側に設けられている。図2では、ホル
ダ9の回動軸の片側は、ホルダ9の後部の突起9aがシ
ャーシ5に構成された軸に係合するように、ホルダ9の
端よりも内側に構成されている。
【0051】カートリッジ1を装着後、ホルダ9が回動
降下すると、ディスク2が記録/再生可能な状態とな
る。磁気ヘッド10は、従来例と同様にサスペンション
11の先端に設けられ、サスペンション11を介してア
ングル13によって光ピックアップ7と連結されてい
る。磁気ヘッドベース12は、ディスク2と平行に支持
されるように板ばね27によってディスク2側に付勢さ
れている。また、本発明の磁気ヘッドベース12は、従
来例よりも低い位置に取り付けられている。
【0052】ホルダ9には、スライド板14がカートリ
ッジ1の挿入方向(または、ディスク2の記録面)と平
行にスライド可能に取り付けられていてもよい。この場
合、スライド板14上には一対の軸受け部が設けられ、
これにリフト板16が回動可能になるように取り付けら
れ得る。スライド板14は、カートリッジ1の角部に配
置された駆動機構17によってカートリッジ1の挿入方
向(または、ディスク2の記録面)と平行にスライドさ
れる。駆動機構17は、昇降モータ18、減速機構1
9、および駆動アーム20から構成される。
【0053】さらに図2に示すように、昇降モータ18
の回転はギア列によって減速される。ギア列の最終段に
はカム29が設けられ、カム29は駆動アーム20のカ
ム溝20aに係合している。このような構成によって、
昇降モータ18が一方向に回転すると駆動アーム20は
回動軸20bを中心に往復回動する。また、駆動アーム
20の先端は、スライド板14の係合フック21と係合
している。これにより、昇降モータ18が一方向に回転
するとスライド板14はその上に設置されたリフト板1
6と共に前後にスライドする。
【0054】また、減速機構19のベース28がシャー
シ5に固定され、このベース28にはスリットを有する
突起部28aが設けられている。さらに、ホルダ9の後
方の側面に形成された突起9bが突起部28aのスリッ
トに係合している。このような構成により、カートリッ
ジ1をホルダ9に挿入またはホルダ9から引き抜く際
に、ホルダ9が受ける力は突起部28aに伝わり、突起
部28aが受けた力はベース28を介してシャーシ5が
受けるようになっている。このように、突起9bは、カ
ートリッジ1とホルダ9との間に設置された変形防止手
段として機能するものであり、カートリッジ1をホルダ
9に装着するときにカートリッジ1のホルダ9への衝撃
を緩和する。なお、カートリッジ1を引き抜く際にホル
ダ9が受ける力が小さい場合は、突起9bはカートリッ
ジの奥側のみに当接部を設ければよい。
【0055】光ピックアップ7が磁気ヘッド10と共に
ディスク2の最外周に送られると、アングル13は昇降
モータ18の横まで到達し、減速機構19はアングル1
3の下にもぐりこむ。
【0056】リフト板16は、がたつきが発生しないよ
うに押さえばね22によって押さえられている。リフト
板16は、サスペンション11のすぐ下に位置し、スラ
イド板14がホルダ9の回動軸側へ最も近づくように移
動したときにはサスペンション11に接触しない位置に
ある。このとき、磁気ヘッド10はディスク2に当接す
る。図1では、スライド板14はホルダ9の回動軸側か
ら最も離れた位置にある。この状態において、リフト板
16はサスペンション11を押し上げ、磁気ヘッド10
はカートリッジ上部に退避して、ディスク表面から離間
した位置にある。
【0057】また、ホルダ9の側面には、ホルダリンク
24が設けられ得る。ホルダリンク24は、2つの端部
を有するリンク部材である。ホルダリンク24は、その
一端がディスク駆動装置100のシャーシ5と回動可能
に取り付けられている。また、他端にはリフト板16と
当接する当接部が設けられている。ここで、ホルダ9
は、シャーシ5に回動可能に取り付けられており、リフ
ト板16は、スライド板14に回動可能に取り付けられ
ている。
【0058】ホルダ9は、カートリッジ1を排出するよ
うにシャーシ5から回動上昇すると、ホルダリンク24
の当接部25がリフト板16に当接してリフト板16が
スライド板14から回動上昇する。そしてリフト板16
は、磁気ヘッド10がディスク2からさらに離間するよ
うにサスペンション11をさらに持ち上げる。
【0059】図3は、磁気ヘッド10が降下した状態の
本発明のディスク駆動装置100の平面図である。ま
た、図4は、磁気ヘッド10が降下した状態の本発明の
ディスク駆動装置100の横断面図である。
【0060】カートリッジ1が装着され、昇降モータ1
8によってスライド板14がホルダ9の回動軸側へ移動
すると(図3中矢印a方向)、リフト板16はサスペン
ション11と接触しない位置まで後退し、磁気ヘッド1
0がディスク2の記録面まで降下する。磁気ヘッドベー
ス12は、リフト板16がサスペンション11と接触し
ない最小限の隙間を確保できる高さに設けられ、従来例
よりも低い位置にある。これにより装置厚さが抑えられ
る。
【0061】図5は、磁気ヘッド10をリフトアップし
た状態の本発明のディスク駆動装置100の平面図であ
る。また、図6は、磁気ヘッド10をリフトアップした
状態の本発明のディスク駆動装置100の横断面図であ
る。
【0062】昇降モータ18によってスライド板14が
カートリッジ1の挿入口に最も近い位置まで移動する
と、それと共にリフト板16も前進し、サスペンション
11と接触して、磁気ヘッド10を持ち上げる。磁気ヘ
ッド10は、ジンバルサスペンション部23の近くでリ
フト板16に支えられ、磁気ヘッド10の先端部は磁気
ヘッドベース12に当接する。
【0063】サスペンション11は、リフト板16と磁
気ヘッドベース12との間の空間で屈曲して、カートリ
ッジ1の上部に退避した状態となる。磁気ヘッドベース
12がディスク2に対して低い位置に設けられているた
め、カートリッジ1の上部に必要な厚さ寸法が低減され
る。この時、磁気ヘッド10の一部はカートリッジ1の
開口部の中に入り込んでいてもよい。磁気ヘッド10の
先端が磁気ヘッドベース12に押圧されおり、かつ、サ
スペンション11の先端に近い位置でリフト板16に支
えられているので、磁気ヘッド10は外部からの衝撃に
強く、リフトアップ時におけるディスク2との衝突やサ
スペンション11の変形が避けられる。
【0064】図7は、ホルダ9を回動上昇した状態の本
発明のディスク駆動装置100の横断面図である。
【0065】ディスク駆動装置100は、カートリッジ
1を保持するホルダ9と、2つの端部を有するホルダリ
ンク24とを有する。また、ホルダリンク24は、2つ
の端部を有するリンク部材である。ホルダリンク24
は、その一端がディスク駆動装置100のシャーシ5と
回動可能に取り付けられている。また、他端にはリフト
板16と当接する当接部が設けられている。ここで、ホ
ルダ9は、シャーシ5に回動可能に取り付けられてお
り、リフト板16は、スライド板14に回動可能に取り
付けられている。
【0066】ホルダ9は、カートリッジ1を排出するよ
うにシャーシ5から回動上昇すると、ホルダリンク24
の当接部25がリフト板16に当接してリフト板16が
スライド板14から回動上昇する。そしてリフト板16
は、磁気ヘッド10がディスク2からさらに離間するよ
うにサスペンション11をさらに持ち上げる。
【0067】カートリッジ1を交換する際は、ホルダ9
をカートリッジ1の挿入口からみてシャーシ5の奥部に
設けられた回動軸の周りで回動上昇させる。
【0068】まず、スライド板14をホルダ9の開口部
側にスライドさせておき、リフト板16がサスペンショ
ン11を持ち上げて磁気ヘッド10がリフトアップ状態
になるようにしておく。ホルダ9を回動させると、ホル
ダ9の上昇と連携してホルダリンク24が起き上がり、
ホルダリンク24の当接部25がリフト板16に当接す
る。そして、当接部25がそのままリフト板16を付勢
することによりリフト板16をさらに持ち上げる。これ
により、リフトアップ時に磁気ヘッド10の一部がカー
トリッジ1の開口部の中に入り込む位置にあっても、カ
ートリッジ交換時には磁気ヘッド10がさらに持ち上が
って、カートリッジ1の上部に完全に退避した状態とな
り、カートリッジ1と磁気ヘッド10との接触を防ぐこ
とができる。
【0069】図8は本発明のディスク駆動装置の他の実
施例を示す断面図である。
【0070】この実施例では、スライド板14がスライ
ドする経路上に傾斜突起部26が設けられている。駆動
機構17は、スライド板14をスライドさせてスライド
板14が傾斜突起部26に乗り上げることにより、スラ
イド板14上のリフト板16はサスペンション11をさ
らに持ち上げるように構成されている。
【0071】これにより、リフトアップ時に磁気ヘッド
10が完全にカートリッジ1の上部に退避し得るので、
本発明のディスク駆動装置100は、MD(ミニディス
ク)のように、カートリッジ上部に開口を持たない再生
専用ディスクに対しても適用できる。
【0072】
【発明の効果】本発明は、磁気ヘッド支持部材に取り付
けられた磁気ヘッドのディスクへの接触/ディスクから
の離間動作を、リフト板が磁気ヘッド支持部材を持ち上
げたり、持ち上げなかったりすることにより行うように
したので、カートリッジ上部に大きな厚さを必要とせ
ず、ディスク駆動装置の薄型化が可能となる。
【0073】また、本発明は、磁気ヘッドがリフトアッ
プ時に完全にカートリッジ上部に退避しなくても、カー
トリッジ交換時にカートリッジと接触することなく、ス
ムーズなカートリッジ交換が可能となる。従って、カー
トリッジ上部に必要なスペースを最小限に抑えることが
できるので装置を薄型化することが可能となる。
【0074】また、本発明は、カートリッジ上面に開口
を持たない再生専用のカートリッジにも適用することが
可能である。
【0075】また、本発明は、カートリッジの上下や周
辺に駆動機構のためのスペースを設ける必要がないの
で、装置を小型化、薄型化できる。
【0076】また、本発明は、ホルダの回動軸の少なく
とも1つをホルダ両端よりも内側に構成したので、ホル
ダの角部に磁気ヘッド昇降機構の駆動機構を配置するこ
とができる。
【0077】また、本発明は、カートリッジ交換の際に
ホルダが受ける力をシャーシに固定された部材で受ける
ようにしたので、回動軸がホルダの端にない場合でもホ
ルダが外力によって変形されるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク駆動装置の斜視図
【図2】本発明の駆動機構の構成を示す部分斜視図
【図3】磁気ヘッドが降下した状態の本発明のディスク
駆動装置の平面図
【図4】磁気ヘッドが降下した状態の本発明のディスク
駆動装置の横断面図
【図5】磁気ヘッドをリフトアップした状態の本発明の
ディスク駆動装置の平面図
【図6】磁気ヘッドをリフトアップした状態の本発明の
ディスク駆動装置の横断面図
【図7】ホルダを回動上昇した状態の本発明のディスク
駆動装置の横断面図
【図8】本発明のディスク駆動装置の他の実施例を示す
断面図
【図9】従来のディスク駆動装置に用いるカートリッジ
を示す斜視図
【図10】従来のディスク駆動装置の構成を示す平面図
【図11】従来のディスク駆動装置の構成を示す横断面
【図12】磁気ヘッドをリフトアップした状態の従来の
ディスク駆動装置を示す平面図
【図13】磁気ヘッドをリフトアップした状態の従来の
ディスク駆動装置を示す横断面図
【図14】従来のディスク駆動装置を模式的に示した横
断面図
【図15】本発明のディスク駆動装置を模式的に示した
横断面図
【符号の説明】
1 カートリッジ 2 ディスク 3 カートリッジ先端部 4 シャッター 5 シャーシ 6 スピンドルモータ 7 光ピックアップ 8 ガイドシャフト 9 ホルダ 10 磁気ヘッド 11 サスペンション 12 磁気ヘッドベース 13 アングル 14 スライド板 15 軸受け部 16 リフト板 17 駆動機構 18 昇降モータ 19 減速機構 20 駆動アーム 21 係合フック 22 押さえばね 23 ジンバルサスペンション部 24 ホルダリンク 25 突起 26 傾斜突起 27 板ばね 28 ベース 29 カム 100 ディスク駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三鍋 哲 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山本 富夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D075 AA03 CF07 5D076 AA02 BB02 DD01 DD18 GG07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジに収納されたディスクを駆
    動するディスク駆動装置であって、 磁気ヘッドと、 前記磁気ヘッドを前記ディスクに接触させることが可能
    なように、かつ、前記磁気ヘッドを前記ディスクから離
    間させることが可能なように前記磁気ヘッドを支持する
    磁気ヘッド支持部材と、 前記磁気ヘッド支持部材を持ち上げることが可能なよう
    に構成されたリフト板と、 前記リフト板を前記ディスクに平行な方向に移動させる
    移動手段とを備え、 前記移動手段は、前記リフト板が前記磁気ヘッド支持部
    材に当接するまで前記リフト板を前記方向に沿って移動
    させ、前記リフト板が前記磁気ヘッド支持部材を持ち上
    げることにより前記磁気ヘッドが前記ディスクから離間
    するように前記リフト板が前記磁気ヘッド支持部材に当
    接した状態で前記リフト板を前記方向に沿ってさらに移
    動させる、ディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記リフト板をその上に設置するスライ
    ド板をさらに備え、 前記移動手段は、前記スライド板をスライドさせること
    により前記リフト板を移動させる、請求項1に記載のデ
    ィスク駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジを保持するホルダと、 2つの端部を有するリンク部材であって、一端が前記デ
    ィスク駆動装置のシャーシと回動可能に取り付けられ、
    かつ、他端に前記リフト板と当接する当接部が設けられ
    たリンク部材とをさらに備え、 前記ホルダは、前記シャーシに回動可能に取り付けられ
    ており、 前記リフト板は、前記スライド板に回動可能に取り付け
    られており、 前記ホルダは、前記カートリッジを排出するように前記
    シャーシから回動上昇すると、前記リンク部材の前記当
    接部が前記リフト板に当接して前記リフト板が前記スラ
    イド板から回動上昇し、前記リフト板は、前記磁気ヘッ
    ドが前記ディスクからさらに離間するように前記磁気ヘ
    ッド支持部材をさらに持ち上げる、請求項2に記載のデ
    ィスク駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記スライド板がスライドする経路上に
    傾斜突起部が設けられており、 前記移動手段は、前記スライド板をスライドさせて前記
    スライド板が前記傾斜突起部に乗り上げることにより前
    記スライド板上の前記リフト板は前記磁気ヘッド支持部
    材をさらに持ち上げる、請求項2に記載のディスク駆動
    装置。
  5. 【請求項5】 前記カートリッジを保持するホルダをさ
    らに備え、 前記カートリッジは、前記カートリッジに収納される前
    記ディスクと略同心の円弧を外形とする曲線領域を有し
    ており、前記カートリッジを前記ホルダに装着したとき
    に前記ホルダの内壁と前記カートリッジの曲線領域とに
    よって規定される空間に、前記移動手段が位置する、請
    求項1に記載のディスク駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記ホルダは、前記ディスク装置のシャ
    ーシに2箇所の回動軸により回動上昇可能に取り付けら
    れており、前記回動軸のうち少なくとも一つは前記ホル
    ダの両端よりも内側に設けられており、 前記ディスク駆動装置は、前記カートリッジと前記ホル
    ダとの間に変形防止手段をさらに備え、前記変形防止手
    段は前記カートリッジを前記ホルダに装着するときに前
    記カートリッジの前記ホルダへの衝撃を緩和する、請求
    項5に記載のディスク駆動装置。
JP2002121510A 2001-04-26 2002-04-23 ディスク駆動装置 Withdrawn JP2003016750A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2071030A2 (en) 2003-01-24 2009-06-17 Tokyo Metropolitan Organization for Medical Research Oligoribonucleotide or peptide nucleic acid which inhibits action of hepatitis C virus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2071030A2 (en) 2003-01-24 2009-06-17 Tokyo Metropolitan Organization for Medical Research Oligoribonucleotide or peptide nucleic acid which inhibits action of hepatitis C virus

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