JP2003016559A - 通報システムおよび方法、送信装置および方法、通報装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

通報システムおよび方法、送信装置および方法、通報装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003016559A
JP2003016559A JP2001195901A JP2001195901A JP2003016559A JP 2003016559 A JP2003016559 A JP 2003016559A JP 2001195901 A JP2001195901 A JP 2001195901A JP 2001195901 A JP2001195901 A JP 2001195901A JP 2003016559 A JP2003016559 A JP 2003016559A
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Kenichi Fukahori
健一 深堀
Hiroshi Nakazawa
博 中沢
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事件に対処するために必要な情報を付加し
て、迅速に通報する。 【解決手段】 通報サービス事業者サーバ4は、ネット
ワーク3を介して、携帯端末1から送信される情報を受
信し、受信情報に含まれる携帯端末1の識別情報からユ
ーザIDを特定し、受信情報に含まれる事件現場の映像情
報を基に、事件の種類、および、事件への対応部署5を
選択し、携帯端末1が接続している無線基地局2の識別
情報からユーザの居場所を特定する。その後、直ちにそ
れら、ユーザID、事件の種類、ユーザの居場所に関する
情報を、選択した対応部署5に送信し、対応部署5に、
事件への対応を求める。また、通報サービス事業者サー
バ4は、携帯端末1と対応部署5の間の回線を中継す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通報システムおよ
び方法、送信装置および方法、通報装置および方法、記
録媒体、並びにプログラムに関し、特に、必要な情報
を、最適な通報先に、迅速に通報できるようにした通報
システムおよび方法、送信装置および方法、通報装置お
よび方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】災害や犯罪に巻き込まれた時の対処とし
て重要なことの1つに、人に知らせるということが挙げ
られ、それを支援する道具が数多く製品化されている。
例えば、強盗や誘拐などの犯罪に巻き込まれた際の護身
用の道具に、携帯用警報ブザーがある。誘拐犯などに襲
われそうになった時に、携帯用警報ブザーのスイッチを
入れると、大音量でブザーが鳴ることにより、犯人を怯
ませると同時に、周囲にいる人の注意を引き付けること
ができ、ひいては、周囲の人に助けを求めることができ
る。
【0003】また、火災などの災害に遭遇した際、公衆
電話や携帯電話機などの通信手段を用いて、消防署など
に通報し、消防署の受付担当者に口頭で、災害が起きて
いる場所や、種類、程度など、災害の詳細を知らせてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯用
防犯ブザーは、車に押し込められた場合や、周囲に人気
が無い場合には、事件を人に知らせることができず、ひ
いては、助けを求めることができないという課題があっ
た。
【0005】また、火災などの災害の通報において、通
報者が、災害の起きている現場の地理に無案内な場合
や、児童、外国人で、的確に災害の状況を説明できない
人である場合、十分な情報を消防署に知らせるために時
間がかかってしまうという課題があった。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ユーザ名、ユーザの居場所、および、ユー
ザが遭遇している事件の種類についての情報を、最適な
通報先に通報することにより、通報先の迅速な事件への
対処を得ることができるようにするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の通報システム
は、送信装置は、緊急の操作を入力する入力手段と、入
力手段により入力された緊急の操作に基づいて、緊急情
報を通報装置に送信する送信手段とを含み、通報装置
は、緊急情報を基に、通報先を選択する選択手段と、緊
急情報を基に、送信装置の位置を特定する位置特定手段
と、選択手段により選択された通報先に対して、位置特
定手段により特定した送信装置の位置情報を付加して、
通報する通報手段と、送信装置と通報先との回線を接続
する接続手段とを含むことを特徴とする。
【0008】本発明の通報方法は、送信装置の送信方法
は、緊急の操作を入力する入力ステップと、入力ステッ
プの処理により入力された緊急の操作に基づいて、緊急
情報を通報装置に送信する送信ステップとを含み、通報
装置の通報方法は、緊急情報を基に、通報先を選択する
選択ステップと、緊急情報を基に、送信装置の位置を特
定する位置特定ステップと、選択ステップの処理により
選択された通報先に対して、位置特定ステップの処理に
より特定した送信装置の位置情報を付加して、通報する
通報ステップと、送信装置と通報先との回線を接続する
接続ステップとを含むことを特徴とする。
【0009】本発明の送信装置は、緊急の操作を入力す
る入力手段と、入力手段により入力された緊急の操作に
基づいて、緊急情報を通報装置に送信する送信手段とを
含むことを特徴とする。
【0010】前記入力手段には、複数のボタンを備え、
前記複数のボタンの同時の操作を入力させるようにする
ことができる。
【0011】ユーザの周囲の環境を撮影する撮影手段を
さらに備えるようにすることができる。
【0012】前記緊急情報には、前記撮影手段により撮
影された前記ユーザの周囲の環境の映像情報を含むよう
にすることができる。
【0013】前記入力手段により緊急の操作が入力され
ると、直ちに、任意の音階、音色、旋律、音量の警報音
を発する警報手段をさらに備えるようにすることができ
る。
【0014】予め設定されている所定の時間以上、何の
入力も受けない場合、前記入力手段からの緊急の操作以
外の入力、および、予め設定してある特定の入力以外の
入力を拒否する拒否手段をさらに備えるようにすること
ができる。
【0015】前記送信手段による送信を途中で解除する
解除操作手段をさらに備えるようにすることができる。
【0016】本発明の送信方法は、緊急の操作を入力す
る入力ステップと、入力ステップの処理により入力され
た緊急の操作に基づいて、緊急情報を通報装置に送信す
る送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0017】本発明の第1の記録媒体のプログラムは、
緊急の操作に基づく入力を監視する監視ステップと、入
力された緊急の操作に基づいて、緊急情報を通報装置に
送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0018】本発明の第1のプログラムは、緊急の操作
に基づく入力を監視する監視ステップと、入力された緊
急の操作に基づいて、緊急情報を通報装置に送信する送
信ステップとをコンピュータに実行させることを特徴と
する。
【0019】本発明の通報装置は、送信装置から供給さ
れた緊急情報を基に、ユーザIDを特定するID特定手段
と、緊急情報を基に、通報先を選択する選択手段と、緊
急情報を基に、送信装置の位置を特定する位置特定手段
と、選択手段により選択された通報先に対して、ID特定
手段により特定したユーザIDと、位置特定手段により特
定した送信装置の位置情報を付加して、通報する通報手
段と、送信装置と通報先との回線を接続する接続手段と
を含むことを特徴とする。
【0020】ユーザを登録する登録手段と、ネットワー
クを介して前記送信装置からのアクセスを受け付ける受
付手段とをさらに備えるようにすることができる。
【0021】ユーザが遭遇している事件の種類を特定す
る事件特定手段をさらに備えるようにすることができ
る。
【0022】前記事件特定手段には、前記緊急情報に含
まれる、前記送信装置により撮影された映像情報を基
に、または、任意に設定された信号を基に、前記事件の
種類を特定するようにさせることができる。
【0023】前記選択手段には、前記事件特定手段によ
り特定された事件の種類に基づいて、前記通報先を選択
するようにさせることができる。
【0024】前記送信装置と前記通報先との間の通信回
線を接続する接続手段をさらに備えるようにすることが
できる。
【0025】前記緊急情報は、前記送信装置が接続する
無線基地局を特定する識別情報を含むようにすることが
できる。
【0026】前記位置特定手段には、前記緊急情報に含
まれる、前記送信装置が接続する前記無線基地局を特定
する前記識別情報を基に、前記送信装置の位置を特定す
るようにさせることができる。
【0027】前記位置特定手段には、前記緊急情報に含
まれる、前記送信装置により撮影された映像情報を基
に、前記送信装置の位置を特定するようにさせることが
できる。
【0028】前記通報手段には、前記緊急情報に含まれ
る、前記送信装置により撮影された映像情報を付加して
通報を行うようにさせることができる。
【0029】本発明の通信方法は、送信装置から供給さ
れた緊急情報を基に、ユーザIDを特定するID特定ステッ
プと、緊急情報を基に、通報先を選択する選択ステップ
と、緊急情報を基に、送信装置の位置を特定する位置特
定ステップと、選択ステップの処理により選択された通
報先に対して、ID特定ステップの処理により特定したユ
ーザIDと、位置特定ステップの処理により特定した送信
装置の位置情報を付加して、通報する通報ステップと、
送信装置と通報先との回線を接続する接続ステップとを
含むことを特徴とする。
【0030】本発明の第2の記録媒体のプログラムは、
送信装置から供給された緊急情報を基に、ユーザIDを特
定するID特定ステップと、緊急情報を基に、通報先を選
択する選択ステップと、緊急情報を基に、送信装置の位
置を特定する位置特定ステップと、選択ステップの処理
により選択された通報先に対して、ID特定ステップの処
理により特定したユーザIDと、位置特定ステップの処理
により特定した送信装置の位置情報を付加して、通報す
る通報ステップと、送信装置と通報先との回線を接続す
る接続ステップとを含むことを特徴とする。
【0031】本発明の第2のプログラムは、送信装置か
ら供給された緊急情報を基に、ユーザIDを特定するID特
定ステップと、緊急情報を基に、通報先を選択する選択
ステップと、緊急情報を基に、送信装置の位置を特定す
る位置特定ステップと、選択ステップの処理により選択
された通報先に対して、ID特定ステップの処理により特
定したユーザIDと、位置特定ステップの処理により特定
した送信装置の位置情報を付加して、通報する通報ステ
ップと、送信装置と通報先との回線を接続する接続ステ
ップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0032】本発明の通報システムおよび方法において
は、送信装置では、緊急の操作が入力され、入力された
緊急の操作に基づいて、緊急情報が通報装置に送信さ
れ、通報装置では、緊急情報を基に、通報先が選択さ
れ、緊急情報を基に、送信装置の位置が特定され、選択
された通報先に対して、特定した送信装置の位置情報を
付加して、通報され、送信装置と通報先との回線が接続
される。
【0033】本発明の送信装置および方法、並びにプロ
グラムにおいては、緊急の操作が入力され、入力された
緊急の操作に基づいて、緊急情報が通報装置に送信され
る。
【0034】本発明の通報装置および方法、並びにプロ
グラムにおいては、送信装置から供給された緊急情報を
基に、ユーザIDが特定され、緊急情報を基に、通報先が
選択され、緊急情報を基に、送信装置の位置が特定さ
れ、選択された通報先に対して、特定したユーザIDと、
特定した送信装置の位置情報を付加して、通報され、送
信装置と通報先との回線が接続される。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明を適用した通報システムに
ついて、図1乃至図3を参照して説明する。図1は、当
該通報システムの構成例を示している。当該通報システ
ムは、通報サービス事業者サーバ4が提供するサービス
によって、携帯端末1から送信されてきた緊急通報を、
通報内容に対処する最も適当な対応部署5に、携帯端末
1の位置情報などを自動的に付加して、通報するように
するものである。
【0036】ユーザが外出先に携行する携帯端末1は、
無線基地局2、およびネットワーク3(通常の公衆電話
回線、固定電話回線、本サービスの専用回線、およびイ
ンターネットを含む)を介して通報サービス事業者サー
バ4にアクセスして、事件現場の映像情報、ユーザの接
続している無線基地局2の識別情報を、通報サービス事
業者サーバ4に送信する。また、携帯端末1は、通報サ
ービス事業者サーバ4から送信された情報を受信して、
この情報をユーザに提示する。
【0037】なお、携帯端末1は、携帯電話機、PHS(Pe
rsonal Handyphone System)電話機、ハンドヘルドコン
ピュータ、カーナビゲーションシステム、PDA(Persona
l Digital Assistant)、通信機能付きのIC(Integrated
Circuit)カードなどの既存の電子機器に上述した機能
を付加して実現するようにしてもよい。
【0038】無線基地局2は、ワイヤレスで接続される
携帯端末1と、通報サービス事業者サーバ4との間の通
信を、ネットワーク3を介して中継する。
【0039】通報サービス事業者サーバ4は、ネットワ
ーク3を介して送信されてきた携帯端末1からの送信情
報を受信し、まず、ユーザIDを確認し、次に、送信情報
に含まれる事件の種類を特定する情報、または、場合に
よっては事件現場の映像情報を基に、事件を通報する対
応部署5を選択する。図2は、ネットワーク3に接続さ
れた、様々な部署の例を示したものである。携帯端末1
からの送信情報は、通信サービス事業者の無線基地局2
を介して、通報サービス事業者サーバ4に受信される。
通報サービス事業者サーバ4は、携帯端末1からの情報
を基に、消防署7、病院8、市役所9、教育機関10、
警察署11、陸運局12、鉄道事業者13、空港事業者
14、港湾事業者15、海上保安庁16、銀行17、道
路事業者18、町内会19、交番20などの部署のうち
から、事件に対処するのに最適な対応部署5を検索す
る。ただし、図2に示した対応部署5は、例として示し
たものであり、実際には、これに限ったものではない。
【0040】通報サービス事業者サーバ4は、次に、携
帯端末1の接続している無線基地局2の位置を基に、ユ
ーザがいる現在位置を特定する。通報サービス事業者サ
ーバ4は、ユーザID、事件の種類、およびユーザの現在
位置を特定した後、これら3つの情報(以下、通報情報
と称する)を付加した情報を、対応部署5に送信する。
また、通報サービス事業者サーバ4は、携帯端末1と対
応部署5の間の回線接続を維持し、ユーザと対応部署5
の担当者との間で通信(通話を含む)ができるようにす
ると共に、携帯端末1の現在位置に関する情報(以下、
現在位置情報と称する)、および事件現場の映像情報
を、必要に応じて、対応部署5に継続して伝える。
【0041】対応部署5は、通報サービス事業者サーバ
4からの通報情報に基づいて、ユーザ名や、事件の種
類、ユーザのいる現在位置を把握し、事件に対処する。
事件への対処として、例えば、接続されている回線を利
用して、携帯端末1のユーザに事件の詳細を確認した
り、ユーザのいる現在位置を継続して追跡したりする。
【0042】なお、図2に示してある固定端末6は、固
定された通信端末である。例えば、寝たきりの老人など
が、災害に巻き込まれたときなどに、通報する手段とし
て、固定端末6を用いる。固定端末6の構成、および動
作の概略は、携帯端末1のそれと同一であるため、携帯
端末1に関する説明で代表させ、固定端末6の説明は省
略する。
【0043】次に、当該通報システムによる事件の通報
処理の概要について、図3を参照して説明する。なお、
ユーザは、当該通報システムの会員登録情報として、少
なくとも自己の氏名、使用する携帯端末1を特定するた
めの識別情報(機器IDなど)を、通報サービス事業者サ
ーバ4を管理する管理者に対して、予め通知する必要が
ある。会員登録情報は、通報サービス事業者サーバ4に
よって保持されるものとする。
【0044】ステップS1において、携帯端末1は、機
器ID、送信時点での映像情報を、通報サービス事業者サ
ーバ4に送信する。また、それらの情報を送信する際に
携帯端末1が接続した無線基地局2を特定するための識
別情報も、同時に、通報サービス事業者サーバ4に送信
される。
【0045】ステップS2において、通報サービス事業
者サーバ4は、まず、供給された機器IDから、携帯端末
1を利用しているユーザの、ユーザIDを特定する。次
に、通報サービス事業者サーバ4は、携帯端末1から受
信した情報に含まれる事件現場の映像情報から、その事
件の種類、および、その事件に対処するのに最も相応し
い対応部署5を特定し、携帯端末1が接続している無線
基地局2の識別情報を基に、ユーザがいる現在位置を特
定する。以上のようにして、ユーザID、事件の種類、お
よびユーザの現在位置の情報からなる通報情報を作成す
る。
【0046】ステップS3において、通報サービス事業
者サーバ4は、ステップS2で作成した通報情報を、ス
テップS2で選択した対応部署5に通報し、携帯端末1
と対応部署5の回線を接続する。
【0047】ステップS4において、通報サービス事業
者サーバ4は、対応部署5と携帯端末1の回線接続を中
継し、対応部署5が、携帯端末1のユーザに、事件の詳
細を確認するのを補助すると共に、必要に応じて、ユー
ザの現在位置情報、および事件現場の映像情報を、継続
して対応部署5に供給する。
【0048】以上のようにして、当該通報システムは、
事件に遭遇したユーザが、事件を対応部署5に通報する
のを支援する。
【0049】なお、対応部署5に通報情報を送信する際
には、通報情報に含まれているユーザIDの内容、すなわ
ち、例えば、ユーザの氏名、年齢、住所などの内、ユー
ザの希望により非公開にしたい情報は、通報情報から除
外、もしくは、暗号化することもできる。
【0050】次に、図4は、携帯端末1の構成例を示し
ている。制御部21は、記録媒体22から読み出す制御
用プログラム、および操作入力部23から入力されるユ
ーザの操作情報に基づき、携帯端末1の各部を制御す
る。携帯端末1の外側に設けられるボタンなどよりなる
操作入力部23は、ユーザからの操作を受け付けて、対
応する操作情報を制御部21に出力する。
【0051】通信部24は、無線基地局2、およびネッ
トワーク3を介し、通報サービス事業者サーバ4に接続
して、事件現場の状況を映した画像データなどの通報情
報を送信する。また、通信部24は、通報サービス事業
者サーバ4からのアクセスを受信し、受信した情報を、
制御バス30を介して、適宜、記憶部26、音声出力部
27、表示部28に供給する。
【0052】音声入力部25は、話者の音声を入力し、
これを、制御バス30を介して、記憶部26、および、
通信部24に出力する。
【0053】記憶部26は、通信部24、もしくは音声
入力部25から入力された、または、出荷時に予め入力
された、警報ブザー、あるいは、「痴漢!助けて!」等
のメッセージを記憶し、適宜、制御バス30を介して、
これらの音声情報を音声出力部27に出力する。また、
記憶部26は、映像入力部29から入力された画像デー
タを記憶し、適宜、画像データを、制御バス30を介し
て、表示部28、および通信部24に出力する。
【0054】音声出力部27は、制御バス30を介し
て、通信部24、および記憶部26から供給された音声
情報に対応する音声を出力する。
【0055】表示部28は、制御バス30を介して、通
信部24、映像入力部29、および記憶部26から供給
された表示用情報を表示する。
【0056】映像入力部29は、被写体を撮影し、撮影
した被写体の映像を、制御バス30を介して、記憶部2
6、表示部28、および通信部24に出力する。
【0057】なお、図4では、携帯端末1と成り得る電
子機器(携帯電話機、PHS電話機、ハンドヘルドコンピ
ュータ、カーナビゲーションシステム、通信機能付ヘッ
ドフォンプレーヤなど)が本来有している機能を実行す
るための構成要素は、適宜省略して示している。
【0058】次に、図5は、通報サービス事業者サーバ
4の構成例を示している。制御部41は、記録媒体42
から読み出す制御用プログラムに基づき、通報サービス
事業者サーバ4の各部を制御する。記録媒体42には、
制御部41が実行する制御用プログラムが記録されてい
る。
【0059】通信部43は、無線基地局2、およびネッ
トワーク3を介して携帯端末1からアクセスを受ける
と、このアクセスに含まれる情報を、制御バス47を介
して認証部45に供給する。また、通信部43は、携帯
端末1より供給された情報、すなわち、音声情報、映像
情報、および、携帯端末1が接続している無線基地局2
を特定する識別情報を受信し、それらのデータを、制御
バス47を介し、記憶部44、および情報処理部46に
供給し、記憶させる。また、通信部43は、情報処理部
46から供給される事件の種類に関する情報、およびユ
ーザの現在位置情報、並びに、認証部45から供給され
るユーザIDを、ネットワーク3を介して対応部署5に送
信すると共に、携帯端末1と対応部署5の間で、回線を
中継する。また、通信部43は、対応部署5からの要求
情報を受信し、制御バス47を介して、この要求情報を
情報処理部46に供給する。
【0060】記憶部44は、制御バス47を介して、通
信部43から入力された携帯端末1からの情報を記憶
し、適宜、この情報を情報処理部46に供給する。ま
た、記憶部44は、本サービス事業者と契約しているユ
ーザの、ユーザIDと、ユーザの所有する携帯端末1の機
器IDを対応させたテーブルを記憶しておき、適宜、認証
部45に、これらの情報を供給する。また、記憶部44
は、携帯端末1から供給される映像情報を基に、事件の
種類を特定するための、参照用データを記憶すると共
に、対応部署5を、事件の種類と対応付けて記憶し、適
宜、これらのデータを情報処理部46に供給する。ま
た、記憶部44は、携帯端末1の現在位置の特定に用い
る、通信サービス事業者各社の所有する無線基地局2の
地図上の設置位置、および各無線基地局2がカバーする
通信エリアの地図上の範囲を記憶し、適宜、この情報を
情報処理部46に供給する。
【0061】認証部45は、通信部43から入力され
る、記憶部44に記憶してある機器IDとユーザIDの対応
テーブルを参照して、携帯端末1からのアクセス情報に
含まれる携帯端末1の機器IDから、アクセスしてきた携
帯端末1、およびユーザIDを特定し、適宜、特定したユ
ーザIDを通信部43に供給する。
【0062】情報処理部46は、記憶部44から供給さ
れた事件現場の映像情報を基に、その輪郭線、濃淡領域
などを画像処理し、事件の種類、および、通報する対応
部署5を演算し、携帯端末1が接続している無線基地局
2の識別情報を基に、ユーザの現在位置を特定する。ユ
ーザの現在位置の特定方法については、後述する。その
後、情報処理部46は、特定した事件の種類、およびユ
ーザの現在位置情報を、適宜、通信部43に供給する。
【0063】次に、当該通報システムの動作について、
図6のフローチャートを参照して説明する。
【0064】なお、携帯端末1の映像入力部29は、ユ
ーザの周囲の風景を撮影できる位置に設置され、常時、
あるいは必要な任意の時に、ユーザの周囲の風景を撮影
できるようになっている。映像入力部29は、例えば、
超広角レンズ、魚眼レンズのような、視野角度が広いレ
ンズを用いて、ユーザの周囲を撮影することが可能であ
る。
【0065】ステップS21において、ユーザは、携帯
端末1の操作入力部23より、通報するための操作を入
力する。操作方法の詳細については、後述する。
【0066】ステップS22において、記憶部26に記
憶されている警報ブザー、または「助けて!」などのメ
ッセージが、音声出力部27に供給され、音声出力部2
7から音声として、出力される。
【0067】なお、警報ブザーやメッセージなどを出力
する処理は行わないように、予め携帯端末1に設定して
おくことにより、ステップS22の処理は行わずに、ス
テップS21からステップS23に進むようにすること
もできる。
【0068】ステップS23において、映像入力部29
は、ユーザの周囲を撮影し、撮影した映像を通信部24
に供給する。通信部24は、映像入力部29から供給さ
れた映像を添付した、通報を要求する信号を、無線基地
局2、およびネットワーク3を介して、通報サービス事
業者サーバ4の通信部43に送信し、接続を維持する。
【0069】ステップS31において、通報サービス事
業者サーバ4の通信部43は、携帯端末1の通信部24
からのアクセスを受信し、回線を接続すると共に、携帯
端末1からの情報、および携帯端末1が接続している無
線基地局の識別情報を記憶部44に供給し、記憶させ
る。
【0070】ステップS32において、通信部43が受
信した携帯端末1からのアクセスは、制御バス47を介
して、認証部45に送られ、認証部45は、記憶部44
に記憶されている機器IDとユーザIDの対応テーブルを参
照して、アクセス情報の中に含まれる携帯端末1の機器
IDから、対応するユーザIDを特定する。
【0071】ステップS33において、情報処理部46
は、記憶部44に記憶されている、事件の種類を特定す
るための参照用データ、および、対応部署5を特定する
ための対応データを参照し、携帯端末1からの事件現場
の映像を基に、事件の種類を特定し、その事件に対応す
る対応部署5を特定する。
【0072】ステップS34において、情報処理部46
は、記憶部44に記憶された、通信サービス事業者各社
の所有する無線基地局2の地図上の設置位置、および各
無線基地局2がカバーする通信エリアの地図上の範囲を
参照して、携帯端末1の接続している無線基地局2の識
別情報から、ユーザの現在位置を特定する。
【0073】ステップS35において、通信部43は、
ステップS32で特定したユーザIDを、認証部45から
入力され、ステップS33で特定した事件の種類、およ
び、ステップS35で特定したユーザの現在位置を、情
報処理部46から入力され、これらの情報を、ステップ
S33で特定した対応部署5に送信する。
【0074】ステップS41において、対応部署5は、
ネットワーク3を介して送られてきた、通報サービス事
業者サーバ4からの通報を受信する。
【0075】ステップS42において、対応部署5は、
通報サービス事業者サーバ4から供給された通報情報に
基づいて、事件に対処する。
【0076】ステップS36において、通信部43は、
携帯端末1と対応部署5の間の回線を中継したまま、保
持する。
【0077】ステップS43において、対応部署5は、
携帯端末1と通信し、事件現場の映像情報など、必要な
情報を携帯端末1に要求すると共に、携帯端末1から供
給された情報を入手する。また、状況により、携帯端末
1のユーザと通話を行い、口頭で、必要な情報を入手す
る。
【0078】ステップS24において、携帯端末1は、
対応部署5と通信し、対応部署5からの情報提供要求
を、受信し、ユーザに提示すると共に、音声入力部2
5、および操作入力部23からユーザにより入力された
事件に関する情報、並びに、映像入力部29から入力さ
れたユーザの周囲の映像を、適宜、通信部24から、通
報サービス事業者サーバ4を介して、対応部署5に送信
する。
【0079】このようにして、本実施の形態の通報シス
テムは、事件に遭遇したユーザが、いち早く対応部署5
に通報するのを支援する。
【0080】なお、通報サービス事業者サーバ4の、ス
テップS31乃至ステップS35の処理は、部分的に人
手を介して行うようにすることもできる。
【0081】また、ステップS33においては、携帯端
末1から供給された映像情報を基に、事件の種類を特定
しているが、事件の種類を特定する方法は、これに限っ
たものではない。例えば、予め、携帯端末1の、通報す
るための操作パターンを、事件の種類ごとに、異なるパ
ターンに設定しておき、事件の種類と、操作パターンの
対応関係を、ユーザに記憶させておく。ステップS21
において通報操作を入力する際に、ユーザが、遭遇して
いる事件の種類に対応したパターンの操作を入力するこ
とにより、入力された操作パターンも通報情報と共に携
帯端末1より、通報サービス事業者サーバ4に送信され
る。通報サービス事業者サーバ4は、携帯端末1より供
給された操作入力部23の操作パターンの情報より、事
件の種類を特定する。以上のようにしてもよい。
【0082】また、ステップS22、およびステップS
23の処理を実行中に、携帯端末1の操作入力部23か
ら、通報処理を解除させる操作を入力することにより、
通報処理を中断することができる。通信処理を解除させ
る手段の詳細は、後述する。
【0083】また、ステップS22における警報ブザ
ー、またはメッセージは、ユーザが解除するまで、ステ
ップS23以降の処理中も、出力され続ける。この場
合、警報ブザーの音が、ユーザと対応部署5間の通話の
妨げになってしまわないように、図7に示すような対策
がとられている。
【0084】図7は、横軸を時間として、1番上段に、
携帯端末1の音声出力部27からの警報ブザー音の出力
処理のタイミングを、上から2段目に、音声入力部25
の音声入力処理のタイミングを、1番下段に、通報先に
送信される通話音声を表わしたものである。「警報ブザ
ー音 On」のときは、音声出力部27から警報ブザー音
が出力されており、音声入力部25は作動せず、ユーザ
の発話は音声入力部25から入力されないため、緊急通
報先へ送信される音声情報は無音状態になる。それに対
して、「携帯端末の音声入力部 On」のときは、警報ブ
ザー音は出力せず、ユーザからの発話は、入力音声情報
として音声入力部25から入力され、緊急通報先へ送信
される。1番下段に示す斜線部分は、音声入力部25か
ら入力された音声を表わしている。
【0085】以上のように、「警報ブザー音 On」の状
態と「携帯端末の音声入力部 On」の状態を、交互に繰
り返すことにより、警報ブザー音を緊急通報先に送信さ
れないようになっている。ただし、図7に示した対策
は、1例であり、この対策に限定するものではない。そ
の他の手段として、例えば、警報ブザー音をフィルター
により除去する方法も可能である。
【0086】ここで、ユーザのいる現在位置の特定方法
について、図8、および図9を参照して説明する。図8
で、イ、およびロは、携帯端末1を携帯したユーザを示
している。また、通信サービス事業者とは、ユーザに、
携帯端末1を利用した通信サービスを提供している事業
者のことである。図8では、通信サービス事業者Xと通
信サービス事業者Yの2社が保有する無線基地局2の通
信エリア、すなわち、無線基地局2と携帯端末1との間
で情報の送受信ができる範囲を、それぞれ区別して示し
ている。大きな1重の輪は、通信サービス事業者Xの所
有する、無線基地局a、無線基地局b、および無線基地
局cの通信エリアを表わしている。また、大きな2重の
輪は、通信サービス事業者Yの無線基地局A、および、
無線基地局Bの通信エリアを表わしている。すなわち、
例えば、通信サービス事業者Xと契約しているユーザ
(イ)の携帯端末1は、無線基地局a、および無線基地
局bの通信エリアに含まれているので、無線基地局a、
および無線基地局bを介して、情報の送受信を行うこと
はできるが、無線基地局cの通信エリアには含まれてい
ないので、無線基地局cを介しての情報の送受信はでき
ない。
【0087】例えば、ユーザ(イ)の現在位置を特定す
る場合について考える。ユーザ(イ)が携帯する携帯端
末1と無線基地局aが接続したとき、無線基地局aの識
別情報から、通報サービス事業者サーバ4は、ユーザ
(イ)は、無線基地局aの通信エリア内にいると判断す
る。次に、ユーザ(イ)が、移動して、接続する相手が無
線基地局aから無線基地局bに移ったとき、通報サービ
ス事業者サーバ4は、携帯端末1は、無線基地局aから
無線基地局bへ接続先を切り替える遷移位置にあると判
断する。すなわち、ユーザ(イ)は、図9のcase 1に示す
ように、無線基地局aの通信エリアと、無線基地局bの
通信エリアの共通範囲(斜線部分)にいると特定され
る。
【0088】同様にして、通信サービス事業者Xと契約
しているユーザ(ロ)が、無線基地局aと無線基地局cの
通信エリアの共通範囲にいることが、通報サービス事業
者サーバ4により特定される。ここで、通報サービス事
業者は、予め、通信サービス事業者Yと、緊急時におけ
る無線基地局2の利用提携を結んでおくことにより、無
線基地局A、および無線基地局Bも利用できるので、図
9のcase 2に示すように、無線基地局Aの通信エリアに
より、ユーザ(ロ)の位置をさらに絞り込んで、無線基地
局a、無線基地局c、および無線基地局Aの共通範囲
(斜線部)に特定することができる。
【0089】なお、他社の通信サービス事業者との提携
は、他社の無線基地局2を利用して通話を行うことを目
的とするのではなく、携帯端末1の使用電波周波数の電
波を、他社の無線基地局2が受信するか否か確認するこ
とにより、ユーザの位置を絞り込むことのみを目的とし
たものである。
【0090】また、ユーザのいる現在位置の特定方法と
して、携帯端末1の映像入力部29から入力され通報サ
ービス事業者サーバ4に受信された事件現場の映像情報
を用いることも可能である。
【0091】次に、通報処理を実行させるための携帯端
末1の操作入力部23の操作について、携帯端末1が、
図10のような携帯電話機の場合を例に説明する。この
図では、操作入力部23の特定の2つのボタン(最上
段、両端の斜線で示したボタン)からの同時入力が、通
報処理を実行させるための入力パターンとして、予め設
定されている。この2つのボタンから、同時に入力があ
り、それが予め設定した所定の時間を超えると、制御部
21は、この入力を、通報処理を実行させるための入力
であると判断し、通報処理を実行する。
【0092】なお、通報処理を実行させるための入力パ
ターンを、ユーザが遭遇している事件の種類によって、
異なるパターンに設定することも可能である。
【0093】ただし、通報処理を実行させるための入力
方法は、上述の方法に限るものではない。例えば、操作
入力部23の任意のボタン1つ以上を順番に入力(例え
ば、携帯電話機であれば、「*0#」など)することに
より、通報処理を開始するように設定することも可能で
ある。また、一定音量以上の音声(悲鳴など)の入力に
より、通報処理を開始するように設定することも可能で
ある。
【0094】なお、図10においては、操作入力部2
3、通信部24、表示部28以外の、例えば、音声入力
部25、音声出力部27、映像入力部29などは省略し
ている。
【0095】また、携帯端末1は、例えば図11に示す
ような形状や、クレジットカード様の形状、人形のよう
な玩具様の形状にすることもできる。図11において、
通信部24は、キーホルダーとしての機能を兼ねてお
り、服や鞄等に取り付けて、携帯することが可能であ
る。この例においては、携帯端末1の表側の面と裏側の
面に、操作入力部23が凹状に配置され、この2つのボ
タンからの同時入力が、通報処理を実行させるための入
力パターンとして設定される。操作入力部23の2つの
ボタンを同時に入力すると、通報処理と同時に、警報ブ
ザーが音声出力部27より出力される。表示部28に
は、携帯端末1の動作状態が表示される。
【0096】なお、携帯端末1の形態は、上述したよう
な形態に限定するものではない。
【0097】次に、図6のステップS21、携帯端末1
への通報操作の入力処理について、図12のフローチャ
ートを用いて、詳細に説明する。
【0098】ステップS61において、携帯端末1は、
電源の入った状態で、通常の通信待機状態を保持する。
一定時間、操作入力部23からの入力が無かった場合、
ステップS62へ進む。
【0099】ステップS62において、携帯端末1は、
操作入力部23の特定の入力パターン以外の入力を、無
効なものとして、入力に反応しない状態(自動ホールド
状態)になる。ただし、外部から通信アクセスがあった
場合は、この限りではない。なお、特定の入力パターン
とは、自動ホールド状態を解除するために、予め定めら
れた入力パターン、および、緊急通報を作動させるため
に、予め設定された入力パターンを意味する。
【0100】ステップS63において、操作入力部23
は、ユーザからの操作を受け、この入力信号を制御部2
1へ供給する。
【0101】ステップS64において、制御部21は、
ステップS63で操作入力部23から入力された入力信
号の入力パターンが、通報処理を実行させるためのパタ
ーンか否か判断し、YESであれば、ステップS65に進
み、NOであれば、ステップS62に戻り、上述の処理を
繰り返す。
【0102】ただし、ステップS64において、NOであ
った場合でも、入力信号の入力パターンが、自動ホール
ド状態解除を指示するパターンであった場合は、ステッ
プS61に戻り、操作入力部23を介した、ユーザから
の指令(例えば、他の通信端末との通話など)に応じた
処理を行う。所定の時間、操作入力部23に、ユーザか
らの入力が無かった場合、ステップS62に進み、上述
の処理を繰り返す。
【0103】ステップS65において、制御部21は、
通報処理を実行させる入力パターンの入力信号が、操作
入力部23より入力される時間を計測し、その時間が所
定の時間に達したと判断した場合、その後の通報処理、
すなわち、図6のフローチャートの、ステップS22以
降の処理へと進む。制御部21が、操作入力部23より
信号が入力される時間が、所定の時間に達したと判断し
ない場合、継続して、信号が入力される時間を計測する
が、所定の時間に達する前に、入力信号の入力が途絶え
たとき、制御部21は、時間の計測を終了し、ステップ
S62に戻り、上述の処理を繰り返す。なお、判断の基
準となる時間は、予め設定してある。
【0104】なお、ステップS61において、一定時間
が経過するより前に、操作入力部23からの入力信号が
あった場合、ステップS62、およびステップS63の
処理を経ずに、ステップS64に進む。
【0105】ところで、携帯端末1の制御部21は、図
6のフローチャート中の、ステップS22、およびステ
ップS23の処理を実行中に、操作入力部23から通報
処理を解除させる入力があったと判断した場合、通報処
理を中断することができる。通報処理が中断された場
合、ステップS61に戻り、携帯端末1は、通常の通信
待機状態に戻る。
【0106】通信処理を解除させる手段として、まず、
通報処理を解除させるための操作入力部23の入力パタ
ーンを、通報処理を実行させる入力パターンとは別に、
予め、携帯端末1に設定しておく。その後、携帯端末1が
通報処理中に、操作入力部23から、通報を解除する入
力パターンの信号が入力された場合に、制御部21は、
携帯端末1の通報処理を解除するように、携帯端末1を
制御することができる。
【0107】また、通報処理を解除する手段としては、
通報処理を実行させる入力パターンと同一のパターンの
操作を、再度入力することにより、通報処理を解除する
ように設定することもできる。また、その他の手段とし
て、携帯端末1の音声入力部25から、予め設定してお
いた特定の音声(キーワード)を入力されることによ
り、通報処理を解除するように設定することも可能であ
る。
【0108】なお、通報処理を解除する手段は、上述し
た手段に限るものではない。
【0109】ところで、当該通報システムを構成する携
帯端末1、通報サービス事業者サーバ4、対応部署5
は、ハードウェアによって実現できるだけでなく、ソフ
トウェアにより実行させることもできる。この場合、例
えば、図13に示されるようなパーソナルコンピュータ
を用いることができる。
【0110】図13において、CPU(Central Processi
ng Unit)61は、ROM(Read Only Memory)62に
記憶されているプログラム、または記憶部68からRAM
(Random Access Memory)63にロードされたプログ
ラムに従って各種の処理を実行する。RAM63にはま
た、CPU61が各種の処理を実行する上において必要な
データなども適宜記憶される。
【0111】CPU61、ROM62、およびRAM63は、バ
ス64を介して相互に接続されている。このバス64に
はまた、入出力インターフェイス65も接続されてい
る。
【0112】入出力インターフェイス65には、キーボ
ード、マウスなどよりなる入力部66、CRT(Cathode Ra
y Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)などよりな
るディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部6
7、ハードディスクなどより構成される記憶部68、モ
デム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部6
9が接続されている。通信部69は、ネットワーク3を
介しての通信処理を行う。
【0113】入出力インターフェイス65にはまた、必
要に応じてドライブ70が接続され、磁気ディスク7
1、光ディスク72、光磁気ディスク73、或いは半導
体メモリ74などが適宜装着され、それらから読み出さ
れたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部6
8にインストールされる。
【0114】例えば、通報サービス事業者サーバ4の一
連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そ
のソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハード
ウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種
のプログラムをインストールすることで、各種の機能を
実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピ
ュータなどに、ネットワーク3や記録媒体からインスト
ールされる。
【0115】この記録媒体は、図13に示されるよう
に、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供する
ために配布される、プログラムが記録されている磁気デ
ィスク71(フロッピディスクを含む)、光ディスク7
2(CD-ROM(Compact Disk-ReadOnly Memory),CD-R(Com
pact Disc Recordable),CD-RW(Compact Disc Rewrit
able),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁
気ディスク73(MD(Mini-Disk)を含む)、もしく
は半導体メモリ74などよりなるパッケージメディアに
より構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれ
た状態でユーザに提供される、プログラムが記録されて
いるROM62や、記憶部68に含まれるハードディスク
などで構成される。
【0116】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0117】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表わすものであ
る。
【0118】
【発明の効果】以上のように、本発明の通報システムお
よび方法によれば、送信装置では、緊急の操作を入力
し、入力された緊急の操作に基づいて、緊急情報を通報
装置に送信し、通報装置では、緊急情報を基に、通報先
を選択し、緊急情報を基に、送信装置の位置を特定し、
選択された通報先に対して、特定した送信装置の位置情
報を付加して、通報し、送信装置と通報先との回線を接
続するようにしたので、通報先の、事件への迅速な対応
を得ることが可能となる。
【0119】また、本発明の送信装置および方法、並び
にプログラムによれば、緊急の操作を入力し、入力され
た緊急の操作に基づいて、緊急情報を通報装置に送信す
るようにしたので、通報先の、事件への迅速な対応を得
ることが可能となる。
【0120】また、本発明の通報装置および方法、並び
にプログラムによれば、送信装置から供給された緊急情
報を基に、ユーザIDを特定し、緊急情報を基に、通報先
を選択し、緊急情報を基に、送信装置の位置を特定し、
選択された通報先に対して、特定したユーザIDと、特定
した送信装置の位置情報を付加して、通報し、送信装置
と通報先との回線を接続するようにしたので、通報先
の、事件への迅速な対応を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した通報システムの構成例を示す
ブロック図である。
【図2】ネットワーク3に接続された部署の例を示した
図である。
【図3】本発明の通報システムによる情報の提供の概要
を説明するための図である。
【図4】携帯端末1の構成例を示すブロック図である。
【図5】通報サービス事業者サーバ4の構成例を示すブ
ロック図である。
【図6】本発明の通報システムの動作を説明するフロー
チャートである。
【図7】携帯端末1の音声出力部27と音声入力部25
の動作状態を説明する図である。
【図8】ユーザの現在位置の特定方法を説明する図であ
る。
【図9】図8で特定されたユーザの現在位置を示した図
である。
【図10】本発明を携帯電話に適用した例を示した図で
ある。
【図11】本発明を適用した携帯端末1の、他の例を示
した図である。
【図12】携帯端末1の通報操作の入力処理を説明する
フローチャートである。
【図13】本発明の携帯端末1、通報サービス事業者サ
ーバ4、対応部署5のいずれかの機能をもたせた汎用の
パーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 携帯端末, 2 無線基地局, 3 ネットワー
ク, 4 通報サービス事業者サーバ, 5 対応部
署, 6 固定端末, 7 消防署, 8 病院,9
市役所, 10 教育機関, 11 警察署, 12
陸運局, 13鉄道事業者, 14 空港事業者, 1
5 港湾事業者, 16 海上保安庁,17 銀行,
18 道路事業者, 19 町内会, 20 交番,
21制御部, 22 記録媒体, 23 操作入力部,
24 通信部, 25 音声入力部, 26 記憶
部, 27 音声出力部, 28 表示部, 29 映
像入力部, 30 制御バス, 41 制御部, 42
記録媒体, 43 通信部, 44 記憶部, 45
認証部, 46 情報処理部, 47 制御バス,
61 CPU, 62 ROM, 63 RAM, 6
4 バス, 65入出力インターフェイス, 66 入
力部, 67 出力部, 68 記憶部, 69 通信
部, 70 ドライブ, 71 磁気ディスク, 72
光ディスク, 73 光磁気ディスク, 74 半導
体メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA37 BB21 BB64 BB74 DD05 EE05 EE08 EE15 FF01 FF02 FF23 GG66 GG70 GG83 5H180 AA21 BB05 BB13 CC04 5K067 BB04 DD28 EE02 EE10 FF02 FF03 JJ53 5K101 KK14 LL12 MM07 NN02 NN06 PP03 PP10 RR19

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緊急情報を送信する送信装置、および前
    記送信装置からの情報を受け、通報する通報装置から構
    成される通報システムにおいて、 前記送信装置は、 緊急の操作を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記緊急の操作に基づい
    て、前記緊急情報を前記通報装置に送信する送信手段と
    を含み、 前記通報装置は、 前記緊急情報を基に、通報先を選択する選択手段と、 前記緊急情報を基に、前記送信装置の位置を特定する位
    置特定手段と、 前記選択手段により選択された前記通報先に対して、前
    記位置特定手段により特定した前記送信装置の位置情報
    を付加して、通報する通報手段と、 前記送信装置と前記通報先との回線を接続する接続手段
    とを含むことを特徴とする通報システム。
  2. 【請求項2】 緊急情報を送信する送信装置、および前
    記送信装置からの情報を受け、通報する通報装置から構
    成される通報システムの通報方法において、前記送信装
    置の送信方法は、 緊急の操作を入力する入力ステップと、 前記入力ステップの処理により入力された前記緊急の操
    作に基づいて、前記緊急情報を前記通報装置に送信する
    送信ステップとを含み、 前記通報装置の通報方法は、 前記緊急情報を基に、通報先を選択する選択ステップ
    と、 前記緊急情報を基に、前記送信装置の位置を特定する位
    置特定ステップと、 前記選択ステップの処理により選択された前記通報先に
    対して、前記位置特定ステップの処理により特定した前
    記送信装置の位置情報を付加して、通報する通報ステッ
    プと、 前記送信装置と前記通報先との回線を接続する接続ステ
    ップとを含むことを特徴とする通報方法。
  3. 【請求項3】 緊急の操作を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記緊急の操作に基づい
    て、緊急情報を通報装置に送信する送信手段とを含むこ
    とを特徴とする送信装置。
  4. 【請求項4】 前記入力手段は、複数のボタンを備え、
    前記複数のボタンの同時の操作を入力することを特徴と
    する請求項3に記載の送信装置。
  5. 【請求項5】 ユーザの周囲の環境を撮影する撮影手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の送信
    装置。
  6. 【請求項6】 前記緊急情報は、前記撮影手段により撮
    影された前記ユーザの周囲の環境の映像情報を含むこと
    を特徴とする請求項5に記載の送信装置。
  7. 【請求項7】 前記入力手段により緊急の操作が入力さ
    れると、直ちに、任意の音階、音色、旋律、音量の警報
    音を発する警報手段をさらに備えることを特徴とする請
    求項3に記載の送信装置。
  8. 【請求項8】 予め設定されている所定の時間以上、何
    の入力も受けない場合、前記入力手段からの緊急の操作
    以外の入力、および、予め設定してある特定の入力以外
    の入力を拒否する拒否手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項3に記載の送信装置。
  9. 【請求項9】 前記送信手段による送信を途中で解除す
    る解除操作手段をさらに備えることを特徴とする請求項
    3に記載の送信装置。
  10. 【請求項10】 緊急の操作を入力する入力ステップ
    と、 前記入力ステップの処理により入力された前記緊急の操
    作に基づいて、緊急情報を通報装置に送信する送信ステ
    ップとを含むことを特徴とする送信方法。
  11. 【請求項11】 緊急の操作に基づく入力を監視する監
    視ステップと、 入力された前記緊急の操作に基づいて、緊急情報を通報
    装置に送信する送信ステップとを含むことを特徴とする
    コンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されて
    いる記録媒体。
  12. 【請求項12】 緊急の操作に基づく入力を監視する監
    視ステップと、入力された前記緊急の操作に基づいて、
    緊急情報を通報装置に送信する送信ステップとをコンピ
    ュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  13. 【請求項13】 送信装置から供給された緊急情報を基
    に、ユーザIDを特定するID特定手段と、 前記緊急情報を基に、通報先を選択する選択手段と、 前記緊急情報を基に、前記送信装置の位置を特定する位
    置特定手段と、 前記選択手段により選択された前記通報先に対して、前
    記ID特定手段により特定したユーザIDと、前記位置特定
    手段により特定した前記送信装置の位置情報を付加し
    て、通報する通報手段と、 前記送信装置と前記通報先との回線を接続する接続手段
    とを含むことを特徴とする通報装置。
  14. 【請求項14】 ユーザを登録する登録手段と、 ネットワークを介して前記送信装置からのアクセスを受
    け付ける受付手段とをさらに備えることを特徴とする請
    求項13に記載の通報装置。
  15. 【請求項15】 ユーザが遭遇している事件の種類を特
    定する事件特定手段をさらに備えることを特徴とする請
    求項13に記載の通報装置。
  16. 【請求項16】 前記事件特定手段は、前記緊急情報に
    含まれる、前記送信装置により撮影された映像情報を基
    に、または、任意に設定された信号を基に、前記事件の
    種類を特定することを特徴とする請求項15に記載の通
    報装置。
  17. 【請求項17】 前記選択手段は、前記事件特定手段に
    より特定された事件の種類に基づいて、前記通報先を選
    択することを特徴とする請求項15に記載の通報装置。
  18. 【請求項18】 前記送信装置と前記通報先との間の通
    信回線を接続する接続手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項13に記載の通報装置。
  19. 【請求項19】 前記緊急情報は、前記送信装置が接続
    する無線基地局を特定する識別情報を含むことを特徴と
    する請求項13に記載の通報装置。
  20. 【請求項20】 前記位置特定手段は、前記緊急情報に
    含まれる、前記送信装置が接続する前記無線基地局を特
    定する前記識別情報を基に、前記送信装置の位置を特定
    することを特徴とする請求項19に記載の通報装置。
  21. 【請求項21】 前記位置特定手段は、前記緊急情報に
    含まれる、前記送信装置により撮影された映像情報を基
    に、前記送信装置の位置を特定することを特徴とする請
    求項13に記載の通報装置。
  22. 【請求項22】 前記通報手段は、前記緊急情報に含ま
    れる、前記送信装置により撮影された映像情報を付加し
    て通報を行うことを特徴とする請求項13に記載の通報
    装置。
  23. 【請求項23】 送信装置から供給された緊急情報を基
    に、ユーザIDを特定するID特定ステップと、 前記緊急情報を基に、通報先を選択する選択ステップ
    と、 前記緊急情報を基に、前記送信装置の位置を特定する位
    置特定ステップと、 前記選択ステップの処理により選択された前記通報先に
    対して、前記ID特定ステップの処理により特定したユー
    ザIDと、前記位置特定ステップの処理により特定した前
    記送信装置の位置情報を付加して、通報する通報ステッ
    プと、 前記送信装置と前記通報先との回線を接続する接続ステ
    ップとを含むことを特徴とする通報方法。
  24. 【請求項24】 送信装置から供給された緊急情報を基
    に、ユーザIDを特定するID特定ステップと、 前記緊急情報を基に、通報先を選択する選択ステップ
    と、 前記緊急情報を基に、前記送信装置の位置を特定する位
    置特定ステップと、 前記選択ステップの処理により選択された前記通報先に
    対して、前記ID特定ステップの処理により特定したユー
    ザIDと、前記位置特定ステップの処理により特定した前
    記送信装置の位置情報を付加して、通報する通報ステッ
    プと、 前記送信装置と前記通報先との回線を接続する接続ステ
    ップとを含むことを特徴とするコンピュータが読み取り
    可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  25. 【請求項25】 送信装置から供給された緊急情報を基
    に、ユーザIDを特定するID特定ステップと、 前記緊急情報を基に、通報先を選択する選択ステップ
    と、 前記緊急情報を基に、前記送信装置の位置を特定する位
    置特定ステップと、 前記選択ステップの処理により選択された前記通報先に
    対して、前記ID特定ステップの処理により特定したユー
    ザIDと、前記位置特定ステップの処理により特定した前
    記送信装置の位置情報を付加して、通報する通報ステッ
    プと、 前記送信装置と前記通報先との回線を接続する接続ステ
    ップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプ
    ログラム。
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