JP2003015565A - 選挙用掲示板及びその製造方法 - Google Patents

選挙用掲示板及びその製造方法

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JP2003015565A
JP2003015565A JP2001200831A JP2001200831A JP2003015565A JP 2003015565 A JP2003015565 A JP 2003015565A JP 2001200831 A JP2001200831 A JP 2001200831A JP 2001200831 A JP2001200831 A JP 2001200831A JP 2003015565 A JP2003015565 A JP 2003015565A
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JP
Japan
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bulletin board
cardboard
election
printed
board
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JP2001200831A
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English (en)
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Tatsuo Sasazaki
達夫 笹崎
Kiyoutaro Nomoto
恭太郎 野本
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Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
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Publication date
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐水性を有し、古紙として再利用可能な選挙
用掲示板を提供する。 【解決手段】 4枚の厚板紙2a,2bを積層貼合して
なる選挙用掲示板1において、選挙用掲示板1の表面お
よび裏面をなす厚板紙2bの片面は、紫外線硬化塗料3
が印刷されており、印刷された紫外線硬化塗料3は、紫
外線が照射されて硬化している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、選挙立候補者のポ
スターを掲示するための選挙用掲示板に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の選挙用掲示板としては、合板の片
面に白紙を貼合もしくは耐水性白色インキを塗布したも
のが知られている。また、合板の代わりに古紙厚板を用
いて、その表面に白色のポリエチレン等からなる耐水性
樹脂フィルムをラミネートすることにより加圧接合した
ものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記選
挙用掲示板では、合板に雨水が浸透すると合板が伸縮変
形を起こし、外観が損なわれるという問題があった。ま
た、使用後には、主に焼却処分されるので、近年の環境
問題の高まりから鑑みて好ましくない。一方、古紙厚板
に樹脂フィルムを接合したものは、樹脂フィルムがかな
り強固に接合しているため古紙厚板から分離することが
難しく、また樹脂フィルムの厚みによりそのまま裁断し
て細かくすることが困難であり、古紙厚板を再利用でき
ないという問題があった。
【0004】そこで、本発明は、耐水性を有し、また古
紙として再利用可能な選挙用掲示板を提供することを課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、少なくとも2枚の厚板紙を積
層貼合してなる選挙用掲示板において、前記選挙用掲示
板の表面および裏面をなす前記厚板紙の片面は、紫外線
硬化塗料が印刷されており、前記印刷された紫外線硬化
塗料は、紫外線が照射されて硬化しているものである。
【0006】前記発明では、選挙用掲示板の表面および
裏面をなす厚板紙の片面は、紫外線硬化塗料が印刷され
ており、印刷された紫外線硬化塗料は、紫外線が照射さ
れて硬化しているので、貼合された2枚の厚板紙の表面
は、耐水性および耐摩耗性を有する。
【0007】前記硬化した紫外線硬化塗料は、2ミクロ
ン以上5ミクロン以下の厚さであることが好ましく、こ
れにより厚板紙を微細に裁断することが容易になり厚板
紙を再利用できるという利点がある。
【0008】本発明は、前記課題を解決するための他の
手段として、少なくとも2枚の厚板紙を積層貼合してな
る選挙用掲示板の製造方法において、前記厚板紙の片面
に、紫外線硬化塗料を印刷し、前記紫外線硬化塗料を、
紫外線を照射することにより硬化させ、前記厚板紙の片
面が、選挙用掲示板の表面および裏面をなすように積層
貼合したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面にしたがって説明する。
【0010】図1は、本発明に係る選挙用掲示板1であ
って、複数の厚板紙2a,2bを積層貼合したボード2
からなる。内側の厚板紙2aは、坪量660g/m
紙管原紙であり、最外側の厚板紙2bは、坪量460g
/mの紙管原紙である。この厚板紙2bの片面すなわ
ちには、白色の紫外線硬化塗料3が印刷されている。ま
た、この選挙用掲示板1の厚さは、約3.5mmであ
る。
【0011】次に、この選挙用掲示板1の製造方法を説
明する。
【0012】まず、選挙用掲示板1の製造に用いる図2
に示すセンタードラム式輪転印刷機10について説明す
る。前記センタードラム式輪転印刷機10は、圧胴11
を有している。この圧胴11の周囲には、その回転方向
に沿って順に、目止め剤を含む白色塗料を印刷するため
の版ロール12aと、紫外線硬化塗料3を含む白色塗料
を印刷するための版ロール13aと、選挙用掲示板の枠
または番号4を印刷するための版ロール14aと、紫外
線を照射する紫外線照射装置15の照射部15aとがそ
れぞれ配置されている。ここで、紫外線硬化塗料3とい
うのは、紫外線を一定量照射すると化学反応を起こして
硬化するもので、樹脂成分と反応開始剤を主成分にした
塗料である。
【0013】前記センタードラム式輪転印刷機10の前
記下塗り版ロール12a、面出し版ロール13aおよび
枠印刷版ロール14aには、それぞれの塗料を供給する
ための塗料供給ユニット12b,13bおよび14bが
接近・離反可能にそれぞれ設けられている。
【0014】選挙用掲示板1を製造するには、まず前記
センタードラム式輪転印刷機10を用いて厚板紙2bの
片面に紫外線硬化塗料3を印刷する。厚板紙2bを、矢
印Sに示す方向からセンタードラム式輪転印刷機10に
供給する。版ロール12aにより厚板紙2bの表面に目
止め剤を含む白色塗料を下塗りし、厚板紙2bの表面を
平坦にする。次に、版ロール13aにより紫外線硬化塗
料3を含む白色塗料を印刷し、厚板紙2bの面出しを行
なう。その後、版ロール14aにより選挙用掲示板の枠
または番号4を厚板紙2bに印刷する。そして、紫外線
照射装置15の照射部15aから紫外線を照射して紫外
線硬化塗料3を硬化させる。硬化した紫外線硬化塗料3
は、2ミクロン以上5ミクロン以下の範囲内の厚さを有
する極薄フィルムを形成する。
【0015】続いて、図3に示す貼合装置20を用い
て、前記厚板紙2a、厚板紙2bを積層貼合する。ま
ず、紫外線硬化塗料3が印刷された表面を外側に向けて
厚板紙2bを巻き取ったミルロール21から厚板紙2b
を繰り出す。これとともに、厚板紙2aのミルロール2
2から厚板紙2aを繰り出し、この表面に、コーターロ
ール23により耐水酢酸ビニルエマルジョンからなる接
着剤を塗布する。そして、繰り出された厚板紙2bの裏
面と、厚板紙2aの表面とをプレスロール24で圧着す
る。その結果、厚板紙2aと厚板紙2bとは積層貼合さ
れ、積層厚板紙2cが形成される。
【0016】この積層厚板紙2cを図示しない裁断機に
より選挙用掲示板1の大きさに裁断し、裁断した積層厚
板紙2c同士を厚板紙2aが対向するように接着し、4
片をトリミングする。このとき、一方の積層厚板紙2c
には、選挙用掲示板1の枠または番号4が印刷されてい
ないことが好ましい。
【0017】これにより、表面に耐水性および耐摩耗性
を有する選挙用掲示板1を提供できる。また、硬化した
紫外線硬化塗料3からなる極薄フィルムは、2ミクロン
以上5ミクロン以下の範囲内の厚さであるので、古紙を
裁断する処理ラインにおいて他の古紙と区別することな
く微細に裁断できる。
【0018】前記実施形態では、紫外線を照射すると硬
化する紫外線硬化塗料3を用いたが、電子線を照射する
と硬化する電子線硬化塗料、例えば、米国のコート材メ
ーカーであるSun Chemical Ink社の電子線硬化塗料を用
いてもよい。このとき、前述したようにセンタードラム
式輪転印刷機10を用いて、電子線硬化塗料を厚板紙2
bに印刷し、厚板紙2bに紫外線を照射する代わりに電
子線を照射すればよい。これにより、厚さ8ミクロン程
度の厚さを有する極薄フィルムが形成される。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、少なくとも2枚の厚板紙を積層貼合してなる
選挙用掲示板において、選挙用掲示板の表面および裏面
をなす厚板紙の片面に、紫外線硬化塗料を印刷して、こ
の印刷された紫外線硬化塗料を、紫外線を照射すること
により硬化させたので、積層貼合された2枚の厚板紙か
らなる選挙用掲示板の表面および裏面に耐水性および耐
摩耗性を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る選挙用掲示板の断面
図。
【図2】 図1の厚板紙に紫外線硬化塗料を印刷するセ
ンタードラム式輪転印刷機の概略図。
【図3】 図1の厚板紙を積層貼合する貼合装置を示し
た概略図。
【符号の説明】
1 選挙用掲示板 2a 厚板紙 2b 厚板紙 3 紫外線硬化塗料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D075 AC25 AC41 AC80 BB42Z BB46Z CA38 DA06 DB18 DC50 EA21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2枚の厚板紙を積層貼合して
    なる選挙用掲示板において、 前記選挙用掲示板の表面および裏面をなす前記厚板紙の
    片面は、紫外線硬化塗料が印刷されており、前記印刷さ
    れた紫外線硬化塗料は、紫外線が照射されて硬化してい
    ることを特徴とする選挙用掲示板。
  2. 【請求項2】 前記硬化した紫外線硬化塗料は、2ミク
    ロン以上5ミクロン以下の厚さであることを特徴とする
    請求項1に記載の選挙用掲示板。
  3. 【請求項3】 少なくとも2枚の厚板紙を積層貼合して
    なる選挙用掲示板の製造方法において、 前記厚板紙の片面に、紫外線硬化塗料を印刷し、 前記紫外線硬化塗料を、紫外線を照射することにより硬
    化させ、 前記厚板紙の片面が、選挙用掲示板の表面および裏面を
    なすように積層貼合したことを特徴とする選挙用掲示板
    の製造方法。
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