JP2003015221A - プロジェクション装置 - Google Patents

プロジェクション装置

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JP2003015221A
JP2003015221A JP2001198095A JP2001198095A JP2003015221A JP 2003015221 A JP2003015221 A JP 2003015221A JP 2001198095 A JP2001198095 A JP 2001198095A JP 2001198095 A JP2001198095 A JP 2001198095A JP 2003015221 A JP2003015221 A JP 2003015221A
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projection
roll
image
projection device
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JP2001198095A
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Shigeaki Ushiro
成明 後
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のプロジェクションテレビの機能と、周
囲が暗い状態で大画面に表示できる機能と、を有するプ
ロジェクション装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 プロジェクション装置10は、リア側か
ら小画面で画像が投影されるリアスクリーン16と、大
画面で画像が投影されるロールスクリーン30と、ロー
ルスクリーン30を収納する収納部32と、投影先を切
換可能な投影ユニット12と、を備えている。また、リ
アスクリーン16の両サイドに設けられた軸部材26
A、Bと、軸部材26A、Bにそれぞれ回動可能に保持
されたアーム28A、Bと、を備えており、アーム28
の先端部に収納部32が垂直に保持されている。これに
より、リアスクリーン16に投影する場合には小画面と
して、ロールスクリーン30に投影する場合には大画面
として、それぞれ表示でき、1台のプロジェクション装
置により2種類の表示が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を投影して表
示するプロジェクション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用のプロジェクション型のテレビジ
ョン90(図8、図9参照。以下、プロジェクションテ
レビ90という)は、周囲が明るい状態(例えば昼間)
でも画面を見易くするために、画面を明るくする必要が
ある。このため、画面の寸法に限度があり、30〜45
インチ程度にまでしか画面を大きくできない。また、4
5インチ以上の画面にすると、画像を投影するリアスク
リーン板86が高価になり、プロジェクションテレビ9
0の製造コストが現実的でなくなる。
【0003】一方、夜間等、部屋の照明を落とした状態
であってもよいから、一般的な家庭内で劇映画などを大
画面で鑑賞したいという要望が従来からあった。この要
望を簡単に満たすには、フロント側から画像を投影する
大画面用のスクリーン92と、このスクリーン92に投
影する投影機94と、を予め家庭内に準備しておき、投
影機94から画像を投影するしかなかった(図10参
照)。
【0004】ここで、大画面に投影できる機能をプロジ
ェクションテレビ90に持たすことができれば、家庭内
での必要な設置スペースを低減することができ、設備コ
ストも大幅に減らすことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事実を
考慮して、通常のプロジェクションテレビの機能と、周
囲が暗い状態で大画面に表示できる機能と、を有するプ
ロジェクション装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、装置フレームにより保持されリア側から画像が投影
されるリアスクリーンと、前記リアスクリーンよりも大
きい画面で画像が投影されるロールスクリーンと、前記
ロールスクリーンをロール状にして収納する収納部と、
前記装置フレームで支えられ、前記収納部を保持すると
共に、前記リアスクリーンのフロント側に前記ロールス
クリーンを広げて保持可能な保持手段と、投影先を前記
リアスクリーン及び前記ロールスクリーンの何れかに切
換可能な投影ユニットと、を備えていることを特徴とす
る。
【0007】これにより、1台のプロジェクション装置
により、リアスクリーンに画像を投影してリアプロジェ
クションテレビのように小画面で表示すること、及び、
ロールスクリーンに画像を投影して劇映画の鑑賞等のた
めに大画面で表示すること、の2種類の表示が可能にな
る。
【0008】請求項2に記載の発明では、前記ロールス
クリーンがフロント側から画像が投影されるスクリーン
であり、前記投影ユニットは、前記ロールスクリーンの
フロント側に引き出し可能なように前記装置フレームに
収納されていることを特徴とする。
【0009】小画面で表示する場合には、投影ユニット
を装置フレームに収納した状態でリアスクリーンに投影
する。大画面で表示する場合には、投影ユニットを引き
出して所定位置に設置すると共にロールスクリーンを広
げて保持し、ロールスクリーンにフロント側から画像を
投影する。
【0010】請求項2に記載の発明により、大画面で表
示する場合にフロント側から画像を投影できるプロジェ
クション装置が実現される。
【0011】請求項3に記載の発明では、前記ロールス
クリーンがリア側から画像を投影するスクリーンであ
り、前記リアスクリーンが前記装置フレームに着脱自在
であることを特徴とする。
【0012】小画面で表示する場合にはリアスクリーン
に投影する。大画面で表示する場合には、リアスクリー
ンを取外し、ロールスクリーンを広げ、ロールスクリー
ンにリア側から画像を投影する。
【0013】この場合、ロールスクリーンは透過タイプ
のスクリーンである。また、大画面に投影する際、広げ
たロールスクリーンをリアスクリーンよりもある程度フ
ロント側に出した位置で保持して投影距離を長くするこ
とや、投影ユニットとロールスクリーンとの間に光学系
が配置されるようにすること等を行うのが一般的であ
る。
【0014】請求項3に記載の発明により、大画面で表
示する場合にリア側から画像を投影できるプロジェクシ
ョン装置が実現される。
【0015】請求項4に記載の発明では、前記保持手段
は、前記措置フレームの横側に垂直方向に設けられた軸
部と、前記軸部の回りに回動可能なアームと、を備え、
前記収納部は筒状であって前記アームの先端部で垂直に
保持されていることを特徴とする。
【0016】小画面に投影する場合には、アームを回動
させて、収納部をリアスクリーンの後方側に移動させて
おく。これにより、収納部を邪魔にならない位置に配置
することが可能になる。
【0017】大画面に投影する場合には、アームを回動
させて収納部をリアスクリーンとほぼ同一平面上に移動
させ、ロールスクリーンを水平方向に引き出してスクリ
ーンを形成する。これにより、ロールスクリーンのリア
側がリアスクリーンのフロント側で支えられるので、広
げられたロールスクリーンの平面性が良好になる。
【0018】請求項5に記載の発明では、前記保持手段
は、前記装置フレームの上側に回動可能に設けられたア
ームを備え、前記収納部は筒状であって前記アームの先
端部で水平に保持されていることを特徴とする。
【0019】小画面に投影する場合には、アームを回動
させて装置フレームの上側に位置させ、収納部をリアス
クリーンの後方側に移動させておく。これにより、収納
部を邪魔にならない位置に配置することが可能になる。
【0020】大画面に投影する場合には、アームを回動
させて収納部をリアスクリーンと同一平面上に移動さ
せ、ロールスクリーンを下方へ引き出してスクリーンを
形成する。これにより、ロールスクリーンのリア側がリ
アスクリーンのフロント側で支えられるので、広げられ
たロールスクリーンの平面性が良好になる。
【0021】請求項6に記載の発明では、前記リアスク
リーンに表示される小画面、及び、前記ロールスクリー
ンに表示される大画面の少なくとも一方の横対縦の画面
比が略16:9であることを特徴とする。
【0022】これにより、一般的な画像を見易い画面と
して表示することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、実施形態を挙げ、本発明の
実施の形態について説明する。
【0024】[第1実施形態]図1、図2に示すよう
に、第1実施形態に係るプロジェクション装置10は、
装置外枠を構成するフレーム14の中に、スクリーン上
に画像を投影する投影ユニット12が収納されている。
フレーム14のフロント側には、投影ユニット12から
の画像がリア側から投影されるリアスクリーン16がフ
レーム14に固定されている。
【0025】リアスクリーン16の下方には2個のスピ
ーカ20A、20Bが互いに対称な位置に配置されてい
る。投影ユニット12は、プロジェクション装置10の
フロント側から見て、スピーカ20A、20Bの間であ
ってリアスクリーン16の中央真下位置に収納されてお
り、図3に示すように、プロジェクション装置10のフ
ロント側に引き出し可能になっている。
【0026】また、フレーム14の背面側に、投影ユニ
ット12からの画像を反射してリアスクリーン16に投
影する反射板22が設けられている。
【0027】リアスクリーン16に画像を投影すること
により、小画面であるが充分に明るい画像を表示するこ
とができ、昼間等、周囲が明るくても見易い画面を表示
することができる。
【0028】リアスクリーン16の横対縦の比、すなわ
ち小画面の横対縦の比は、ほぼ16:9であり、リアプ
ロジェクションテレビとして利用するのに適した比にさ
れている。
【0029】また、プロジェクション装置10は、フレ
ーム14の両サイド側に沿って垂直方向に設けられた軸
部材26A、26Bと、軸部材26A、26Bにそれぞ
れ回動可能に保持されたアーム28A、28Bと、を備
えている。アーム28Aの先端部には、ロールスクリー
ン30をロール状にして収納する円筒状の収納部32が
垂直方向に向けて取付けられ、アーム28Bの先端部に
は、収納部32から引き出されたロールスクリーン30
(図3参照)を引っ掛けて保持する円筒状の保持部34
が、垂直方向に向けて取付けられている。
【0030】ロールスクリーン30の引出し側端部には
折り曲げによる筒部31が形成され、この筒部31には
棒部材36が挿入されて固定されており、ロールスクリ
ーン30が広げられた状態で垂れることが防止されてい
る。また、ロールスクリーン30の引出し側端部には、
取っ手を兼用した引っ掛け部38が形成されており、保
持部34には引っ掛け部38が引っ掛けられる掛止め部
35が形成されている。ロールスクリーン30は、収納
部32に収納された状態では引っ掛け部38が露出して
いる。
【0031】また、投影ユニット12には、投影画面の
焦点を変更可能な光学系レンズ(図示せず)が内蔵され
ており、この焦点は、投影ユニット12に設けられたズ
ーム調整用ボタン(図示せず)を押すことにより調整可
能である。
【0032】図3、図4に示しているように、ロールス
クリーン30に画像を投影するには、投影ユニット12
をプロジェクション装置10のフロント側に引き出して
所定位置に設置する。なお、投影ユニット12からの投
影方向を決定するヘッド部13は、設定角度が調整可能
になっており、投影ユニット12を引き出して上記の所
定位置に設置後、画像がロールスクリーン30に投影さ
れるようにヘッド部13の角度を調整する。
【0033】次に、アーム28A、28Bを回動させ
て、収納部32及び保持部34がリアスクリーン16と
ほぼ同一平面上の位置に到達した状態で回動を停止す
る。
【0034】更に、引っ掛け部38を掴んでロールスク
リーン30を引き出し、引っ掛け部38を掛止め部35
に引っ掛ける。この結果、大画面投影用のスクリーンが
形成される。
【0035】これにより、投影ユニット12の焦点調整
を行った状態で投影ユニット12から画像を投影するこ
とにより、ロールスクリーン30に鑑賞用の大画面が投
影される。また、図4に示すように、ロールスクリーン
30はリアスクリーン16で背面側から支えられている
ので、ロールスクリーン30の平面性が良く、従って、
投影画面の平面性が良い。また、大画面の横対縦の比
は、劇映画等の大画面用の映像に適した比にされてい
る。
【0036】なお、図3に示すように、収納部32及び
保持部34に、大画面鑑賞時に使用するサブスピーカ4
0A、40Bがそれぞれ内蔵されていてもよい。これに
より、大画面を鑑賞する際に、より良い音響効果を得る
ことができる。更には、収納部32や保持部34に、バ
ック等を照らす照明具42A、42Bがそれぞれ内蔵さ
れていても良い。これにより、高級な雰囲気作りをする
ことができる。また、収納部32や保持部34以外の部
材にサブスピーカや照明具を内蔵させることも可能であ
る。
【0037】ロールスクリーン30への投影による大画
面表示を終え、通常の小画面表示用の形態に戻すには、
まず、引っ掛け部38を掛止め部35から外す。ロール
スクリーン30は、収納部32の中に内蔵されている付
勢機構(図示せず)によって、収納される方向へ常に付
勢されており、引っ掛け部38を掛止め部から外すとロ
ールスクリーン30は自ずと収納部32に収納される。
【0038】次に、アーム28A、28Bを回動させて
収納位置にまで移動させる。これにより、収納部32及
び保持部34が、日常生活する上で邪魔にならない位置
に配置される。そして、投影ユニット12をフレーム1
4の中に収納すると、図1に示したように、通常のリア
プロジェクションテレビと同様の小型のプロジェクショ
ン装置の形態になる。
【0039】[第2実施形態]次に、第2実施形態につ
いて説明する。第2実施形態では第1実施形態と同様の
構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0040】図5に示すように、第2実施形態に係るプ
ロジェクション装置50は、ロールスクリーン30がリ
ア側から画像を投影するスクリーンであり、リアスクリ
ーン56が、装置外枠を構成するフレーム54に着脱自
在に保持されている。また、ロールスクリーン30及び
リアスクリーン56に画像を投影する投影ユニット52
がフレーム54の中に内蔵されている。
【0041】リアスクリーン56に画像を投影するに
は、第1実施形態と同様、反射板22により投影ユニッ
ト52からの画像を反射してリアスクリーン56に画像
を投影する。
【0042】ロールスクリーン30に画像を投影して大
画面で鑑賞するには、リアスクリーン56をフレーム5
4から上方向に抜き出すと共に、アーム28を回動させ
て収納部32及び保持部34をプロジェクション装置5
0のフロント側にまで移動させる。移動停止位置は、第
1実施形態に比べ、リアスクリーン56よりもフロント
側に所定距離だけ出した位置である。これにより、リア
スクリーン56に投影する場合に比べ、投影ユニット5
2からの投影距離が長くなり、投影画像が大画面で表示
される。
【0043】また、必要に応じ、投影ユニット52のヘ
ッド部53の投影側に進入、退避が可能な光学系58を
備えておき、リアスクリーン56に投影する際には光学
系58が退避し、ロールスクリーン30に画像を投影す
る際に光学系58が進入するようにしてもよい。
【0044】第2実施形態では、ロールスクリーン30
に投影する際に、投影ユニット52をプロジェクション
装置50のフロント側に引き出す必要がない。従って、
フレーム54の中に収納されている投影ユニット52
が、フロント側に引き出し可能でなくてもよい。
【0045】なお、第2実施形態では、アーム28を伸
縮可能にしておき、ロールスクリーン30に画像を投影
する際にはアーム28を伸ばしてもよい。これにより、
収納部32及び保持部34をリアスクリーン56よりも
フロント側にある程度の距離だけ出しても、ロールスク
リーン30の横幅(横方向の長さ)が短くなり過ぎるこ
とを回避できる。
【0046】[第3実施形態]次に、第3実施形態につ
いて説明する。第3実施形態では、第1実施形態と同様
の構成要素には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0047】図6に示すように、第3実施形態に係るプ
ロジェクション装置60は、ロールスクリーン70をロ
ール状にして収納する収納部62を保持しているアーム
68A、68Bを有する。
【0048】アーム68Aは、球部70Aと、球部70
Aに一体的に連続する棒部72Aと、で構成される。ア
ーム68Bも、球部70Bと、球部70Bに一体的に連
続する棒部72Bと、で構成される。そして、棒部72
A、72Bの先端部に収納部62が水平に取付けられて
いる。
【0049】また、プロジェクション装置60には、フ
レーム14の両サイド側に沿って軸部材76A、76B
が設けられている。球部70Aは、軸部材76Aの上端
部で、アーム68Aの回動が停止されるとその停止状態
が維持されるように保持されており、球部70Bも軸部
材76Bの上端部で同様に保持されている。
【0050】ロールスクリーン70の引出し側端部70
E(図7参照)には、折り曲げによる筒部77が形成さ
れ、この筒部77の中に棒部材78が挿入されており、
ロールスクリーン70を広げた状態では、棒部材78が
自重によりロールスクリーン70を下方に引っ張ってい
る。
【0051】収納部62には、ロールスクリーン70を
収納する方向に付勢する付勢機構(図示せず)が内蔵さ
れている。これにより、ロールスクリーン70が広げら
れている状態で下方から上方に向けて引出し側端部70
Eを持ち上げると、ロールスクリーン70が自ずから収
納されるようになっている。また、アーム68A、68
Bを回動させて収納部62をリアスクリーン16の真上
に位置させた状態で、上方から下方に向けて引出し側端
部70Eを人手で引っ張ってロールスクリーン70を引
き出した場合、手を離すと、ロールスクリーン70の引
き出しが停止され、収納部62に収納されずにその状態
が維持されるようになっている。
【0052】リアスクリーン16に画像を投影するに
は、第1、第2実施形態と同様、反射板22により投影
ユニット12からの画像を反射してリアスクリーン16
に画像を投影する。
【0053】ロールスクリーン70に画像を投影するに
は、投影ユニット12をプロジェクション装置60のフ
ロント側に引き出して所定位置に設置し、アーム68
A、68BをU方向へ回動させて、収納部62がリアス
クリーン16とほぼ同一平面上の位置に到達した状態
で、すなわち収納部62がリアスクリーン16の真上に
到達した状態で、回動を停止する(図7参照)。この結
果、収納部62がリアスクリーン16の真上で水平に保
持されている状態が維持される。
【0054】次に、ロールスクリーン70の引出し側端
部70Eを掴み、最下端位置に到達するまで下げる。こ
の結果、ロールスクリーン70が広げられて大画面投影
用のスクリーンが形成される。
【0055】そして、ズーム調整用ボタンを押して焦点
位置を調整し、投影ユニット12から画像を投影するこ
とにより、ロールスクリーン70に大画面が投影され
る。また、ロールスクリーン70はリアスクリーン16
で背面側から支えられているので、ロールスクリーン7
0の平面性が良く、従って、投影画面の平面性が良い。
【0056】なお、第1実施形態と同様、大画面鑑賞時
に使用するサブスピーカ79A、79Bや照明具(図示
せず)が収納部62に内蔵されていても良い。また、収
納部62でなく軸部材76A、76Bに内蔵させること
も可能である。
【0057】ロールスクリーン70への投影による大画
面の表示を終え、通常の小画面表示用の形態に戻すに
は、ロールスクリーン70の引出し側端部70Eを人手
で支えるようにして上げると、ロールスクリーン70が
自ずから収納部62に収納される。
【0058】そして、アーム68A、BをU方向とは逆
向きに回動させることにより、日常生活する上で邪魔に
ならない位置に収納部62が配置されると共に、通常の
リアプロジェクションテレビと同様の小型のプロジェク
ション装置の形態になる。
【0059】以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形
態を説明したが、本発明の権利範囲が上記実施形態に限
定されないことは言うまでもない。
【0060】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、以下の効
果を奏することができる。
【0061】請求項1に記載の発明によれば、1台のプ
ロジェクション装置により、リアプロジェクションテレ
ビのように小画面に表示すること、及び、劇映画の鑑賞
等のために大画面に表示すること、の2種類の表示が可
能になる。
【0062】請求項2に記載の発明によれば、大画面で
表示する場合にフロント側から画像を投影できるプロジ
ェクション装置が実現される。
【0063】請求項3に記載の発明によれば、大画面で
表示する場合にリア側から画像を投影できるプロジェク
ション装置が実現される。
【0064】請求項4に記載の発明によれば、小画面に
投影する場合には、アームを回動させて、収納部をリア
スクリーンの後方側に移動させておくことにより、収納
部を邪魔にならない位置に配置することが可能になる。
【0065】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
と同様、小画面に投影する場合には、アームを回動させ
て、収納部をリアスクリーンの後方側に移動させておく
ことにより、収納部を邪魔にならない位置に配置するこ
とが可能になる。
【0066】請求項6に記載の発明によれば、一般的な
画像を見易い画面として表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るプロジェクション装置の斜
視図である。
【図2】第1実施形態に係るプロジェクション装置の構
成を示す側面断面図である。
【図3】第1実施形態に係るプロジェクション装置で大
画面に画像を投影することを示す斜視図である。
【図4】第1実施形態に係るプロジェクション装置で大
画面に画像を投影することを示す側面図である。
【図5】図5(A)及び(B)は、それぞれ、第2実施
形態に係るプロジェクション装置で大画面に画像を投影
することを示す正面図及び側面断面図である。
【図6】第3実施形態に係るプロジェクション装置の斜
視図である。
【図7】第3実施形態に係るプロジェクション装置で大
画面に画像を投影することを示す斜視図である。
【図8】従来のプロジェクション装置の斜視図である。
【図9】従来のリアプロジェクションテレビの構成を示
す側面断面図である。
【図10】大画面で画像を投影する従来の形態を示す斜
視図である。
【符号の説明】
10 プロジェクション装置 12 投影ユニット 14 フレーム(装置フレーム) 16 リアスクリーン 26A、26B 軸部材(保持手段) 28A、28B アーム(保持手段) 30 ロールスクリーン 32 収納部 34 保持部(保持手段) 50 プロジェクション装置 52 投影ユニット 54 フレーム 56 リアスクリーン 60 プロジェクション装置 62 収納部 68A、68B アーム(保持手段) 70 ロールスクリーン 76A、76B 軸部材(保持手段) 90 プロジェクションテレビ 92 スクリーン 94 投影機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/74 H04N 5/74 F

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置フレームにより保持されリア側から
    画像が投影されるリアスクリーンと、 前記リアスクリーンよりも大きい画面で画像が投影され
    るロールスクリーンと、 前記ロールスクリーンをロール状にして収納する収納部
    と、 前記装置フレームで支えられ、前記収納部を保持すると
    共に、前記リアスクリーンのフロント側に前記ロールス
    クリーンを広げて保持可能な保持手段と、 投影先を前記リアスクリーン及び前記ロールスクリーン
    の何れかに切換可能な投影ユニットと、を備えているこ
    とを特徴とするプロジェクション装置。
  2. 【請求項2】 前記ロールスクリーンがフロント側から
    画像が投影されるスクリーンであり、 前記投影ユニットは、前記ロールスクリーンのフロント
    側に引き出し可能なように前記装置フレームに収納され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクシ
    ョン装置。
  3. 【請求項3】 前記ロールスクリーンがリア側から画像
    を投影するスクリーンであり、 前記リアスクリーンが前記装置フレームに着脱自在であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のプロジェクション
    装置。
  4. 【請求項4】 前記保持手段は、前記措置フレームの横
    側に垂直方向に設けられた軸部と、 前記軸部の回りに回動可能なアームと、を備え、 前記収納部は筒状であって前記アームの先端部で垂直に
    保持されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の
    うち何れか1項に記載のプロジェクション装置。
  5. 【請求項5】 前記保持手段は、前記装置フレームの上
    側に回動可能に設けられたアームを備え、 前記収納部は筒状であって前記アームの先端部で水平に
    保持されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の
    うち何れか1項に記載のプロジェクション装置。
  6. 【請求項6】 前記リアスクリーンに表示される小画
    面、及び、前記ロールスクリーンに表示される大画面の
    少なくとも一方の横対縦の画面比が略16:9であるこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項5のうち何れか1項に
    記載のプロジェクション装置。
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Cited By (8)

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