JP2003014996A - 光学素子及び当該光学素子を用いた光トランシーバその他の光学装置 - Google Patents

光学素子及び当該光学素子を用いた光トランシーバその他の光学装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信用導光路から出射された光を効率よく光
ファイバに結合させ、光ファイバとの結合ロスを小さく
することにある。送信用導光路から出射された光が光フ
ァイバのNAから外れてロスが発生しにくくする。 【解決手段】 受信側基板22の上面に設けた溝25に
コア材料を充填して湾曲した受信用導光路26を形成す
る。送信側基板24の下面に設けた溝27にコア材料を
充填して直線状の送信用導光路28を形成する。受信用
導光路26と送信用導光路28が互いに光学的に分離さ
れるようクラッド層23を挟んで受信側基板22と送信
側基板24を接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信用導光路と受
信用導光路を備えた光学素子に関する。さらに、本発明
は、光ファイバとの間で双方向に光信号を送受信する光
トランシーバ、コネクタその他の光学装置に関する。
【0002】
【背景技術】近年、高速、大容量の通信網や通信制御機
器等の発達により光ファイバによる通信が主流となって
きており、例えば各家庭に設置された情報家電等の端末
にも光ファイバによりインターネット等の通信網を接続
して信号の送受信を行う必要がある。また、家庭に設置
されているパソコンとテレビ、DVD、ゲーム機などを
相互に接続する場合にも光ファイバが用いられつつあ
る。そのため、情報家電等にも用いることができるよう
な、安価で、小型で、効率の良好な光トランシーバが必
要とされる。
【0003】このような光トランシーバとしては、例え
ば特開平11−183743号公報に開示された1芯双
方向光トランシーバがある。図1はこの光トランシーバ
1の構造を示す水平断面図であって、基板2に受信用導
光路3と送信用導光路4が設けられている。受信用導光
路3は、基板2の一方端面から他方端面にかけて直線状
に形成されており、一方端面に対向させて受光素子5が
配置され、他方端面に光ファイバ7の端面が結合され
る。受信用導光路3は、光ファイバから出た光を結合さ
せ、その光を受光素子5側へ導光して受光素子5へ導く
ために、光ファイバ7側で導光路径が大きく、受光素子
5側で導光路径の小さなテーパー状に形成されている。
また、受光素子5に隣接させて投光素子6が配置されて
おり、送信用導光路4は投光素子6に対向する位置から
出発し、斜め方向へ向けて直線状に延び、受信用導光路
3の光ファイバ側の端部に一体に接続されている。この
送信用導光路4は半導体レーザー等の投光素子6からの
光を結合させて、光ファイバ7側へ導光するものである
ので、受信用導光路3に比較して導光路径は小さくなっ
ている。
【0004】従来の光トランシーバでは、投光素子や受
光素子の外形寸法が光ファイバの断面寸法に対して十分
に小さくない場合には、送信用導光路と受信用導光路を
平行に構成することができず、受信用導光路と送信用導
光路の双方、もしくはいずれか一方を光ファイバ7に対
して斜めに傾ける必要がある。そのため、図1の光トラ
ンシーバ1では、送信用導光路4を斜めに傾けている。
【0005】このように、光トランシーバ1では、送信
用導光路4を斜めに傾けて設けているので、投光素子6
から出射された光が送信用導光路4を導光して光ファイ
バ7に入射するとき、光ファイバ7の光軸に対して傾い
た方向から入射し、一部光ファイバ7のNA(開口数)
から外れる光が発生する。NA外の光は、いったん光フ
ァイバ内に入っても光ファイバの外へ抜けてしまうの
で、光ファイバ7に結合されずロスとなる。
【0006】たとえば、光トランシーバ1の送信用導光
路4から出射される光の、出射光軸の方向を基準にした
出射光の光強度分布が図2(a)のように光ファイバの
NAの範囲に納まっていたとしても、光トランシーバ1
から出射される光が光ファイバ7の光軸から傾いている
と、図2(a)の光強度分布を光ファイバ7の光軸を基
準とした角度から見ると、図2(b)のように光強度分
布がずれてしまい、光ファイバ7のNAの範囲から外れ
た部分の光(図2(b)で斜線を施した領域の光)はロ
スになる。
【0007】また、送信用導光路4の先端が受信用導光
路3の先端部に対して斜めに接続されているので、送信
用導光路4が屈曲しており、屈曲箇所におけるロスも発
生していた。
【0008】
【発明の開示】本発明の目的とするところは、光トラン
シーバもしくは光学素子において、送信用導光路から出
射された光を効率よく光ファイバに結合させ、光ファイ
バとの結合ロスを小さくすることにある。また、本発明
は、送信用導光路から出射された光が光ファイバのNA
外に外れてロスになりにくくすることにある。
【0009】本発明にかかる光学素子は、送信用導光路
と受信用導光路を備えた光学素子において、前記送信用
導光路を直線状に形成し、前記受信用導光路を湾曲形状
に形成したことを特徴としている。
【0010】本発明の光学素子においては、送信用導光
路を直線状にしているので、送信用導光路の屈曲部分に
おけるロスが無くなる。一方、受光素子等を配置された
受光側では一般的に受光視野が広く、光ファイバのNA
のように受光する角度が限定されることがないので、受
信用導光路は直線状である必要はなくて、全反射により
光を導光させることができればよい。従って、受信用導
光路を緩やかに湾曲させることにより、送信用導光路と
受信用導光路どうし、あるいは投光素子等の投光側と受
光素子等の受光側どうしの干渉を避けながら、かつ光の
ロスを抑えながら受光側に光を結合させることができ
る。
【0011】従って、投光素子や受光素子等によって構
成された投受光側が光ファイバに比べて十分に小さくな
い場合でも、本発明によれば、光利用効率が高く、伝搬
距離が長く、信号のS/N比が良好な光学素子を実現す
ることが可能になる。
【0012】本発明にかかる光学素子の実施態様によれ
ば、前記送信用導光路は、光ファイバとの接続方向と平
行になっているので、送信用導光路から出射された光が
光ファイバのNA外にはずれにくくなり、より一層光の
ロスを少なくすることができる。
【0013】本発明にかかる光学素子の別な実施態様に
よれば、前記受光用導光路の一方側面は曲面のみで形成
され、他方側面は平面と曲面によって形成されている。
【0014】また、本発明にかかる光学素子のさらに別
な実施態様によれば、前記受信用導光路の湾曲方向と垂
直な方向で、前記送信用導光路の端部と前記受信用導光
路の端部とを重ね合わせているので、受信用導光路の端
部と送信用導光路の端部とが重なり合った領域に入射し
た光は受信用導光路を通じて受信用導光路の他方端面へ
出射され、送信用導光路の他方端面に入射した光は送信
用導光路を通じて受信用導光路の端部と送信用導光路の
端部とが重なり合った領域へ出射される。従って、この
実施態様によれば、送信用の光と受信用の光を1芯の光
ファイバなどで伝送することが可能になる。さらに、こ
の光学素子によれば、送信用導光路と受信用導光路は、
互いに他方の導光路に制約を受けることなく設計でき、
自由に光を制御することができる。よって、光のロスや
クロストークが小さくなるように設計することが可能に
なる。
【0015】また、本発明にかかる光学素子のさらに別
な実施態様によれば、前記送信用導光路に、光の角度を
制御する光線制御手段を設けているので、送信用導光部
から出射される光が光ファイバのNA内の光となるよう
に制御することができ、光のロスをより小さくできる。
【0016】本発明にかかる別な光学素子は、送信用導
光路と受信用導光路を個別に備えた光学素子において、
送信用導光路の少なくとも光ファイバ側の端部で、送信
用導光路の断面積が光ファイバ側へ行くほど大きくなる
ように、送信用導光路の受信用導光路から遠い側の面を
傾斜させたことを特徴としている。
【0017】この光学素子にあっては、光が送信側導光
路から出る直前に、出射光の方向を光ファイバの光軸と
平行な方向へ揃えることができ、光のロスを低減でき
る。また、受信用導光路から遠い側の面を傾斜させるこ
とで、受光用導光路側へ反射する光を少なくでき、クロ
ストークを低減できる。
【0018】本発明の光トランシーバは、本発明にかか
る光学素子と、前記送信用導光路の端面に対向させて配
置された投光素子と、前記受信用導光路の端面に対向さ
せて配置された受光素子とを備えている。
【0019】本発明の光トランシーバによれば、投光素
子から出た光を送信する送信用導光路が直線状になって
いるので、送信ロスが無くなる。一方、受光素子によっ
て光を受光させるための受信用導光路が緩やかに湾曲し
ているので、送信用導光路と受信用導光路どうし、ある
いは投光素子と受光素子どうしの干渉を避けながら、か
つ光のロスを抑えながら受光素子に光を結合させること
ができる。
【0020】従って、投光素子や受光素子が光ファイバ
に比べて十分に小さくない場合でも、本発明によれば、
光利用効率が高く、伝搬距離が長く、信号のS/N比が
良好な光学素子を実現することが可能になる。
【0021】本発明のコネクタは、送信用導光路の一端
と受信用導光路の一端とを重ね合わせた本発明にかかる
光学素子を備え、前記送信用導光路の端部と前記受信用
導光路の端部が重ね合わせられた箇所に対向させて前記
光学素子に光ファイバを接続されたことを特徴としてい
る。
【0022】本発明のコネクタによれば、送信用導光路
と受信用導光路の他端を光トランシーバ等のコネクタと
接続し、その送信信号と受信信号とを1芯の光ファイバ
(第1の光ファイバ)により伝送することができる。
【0023】本発明の2芯/1芯変換アダプタは、送信
用導光路の一端と受信用導光路の一端とを重ね合わせた
本発明にかかる光学素子を備え、前記送信用導光路の端
部と前記受信用導光路の端部が重ね合わせられた箇所に
対向させて前記光学素子に第1の光ファイバを接続さ
れ、前記送信用導波路の他方端部に対向させて第2の光
ファイバを接続され、前記受信用導波路の他方端部に対
向させて第3の光ファイバを接続され、少なくとも前記
光学素子を封止した被覆部に2芯接続コードとの接続部
を設けたことを特徴としている。
【0024】本発明の2芯/1芯変換アダプタによれ
ば、第2及び第3の光ファイバを2芯コードに接続する
と共に第1の光ファイバを1芯コードに接続して2芯コ
ードと1芯コードとを接続でき、2芯コードを1芯コー
ドに変換することができる。
【0025】しかして、上記の光トランシーバやコネク
タ、2芯/1芯変換アダプタにより、1芯の光ファイバ
により送受双方向の光を伝送できるようになれば、光フ
ァイバコストを安価にすることができると共に光ファイ
バの嵩を小さくして取り扱いを容易にできる。
【0026】なお、この発明の以上説明した構成要素
は、可能な限り任意に組み合わせることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図3は本発明
の一実施形態による光トランシーバ21Aの斜視図、図
4はトランシーバ21に用いられている光導波回路21
の分解斜視図である。この光導波回路21は、受信側基
板22、クラッド層23、送信側基板24からなり、ク
ラッド層23を挟んで上下から受信側基板22及び送信
側基板24が接合一体化されている。
【0028】受信側基板22は、透明な樹脂(例えばP
MMA;屈折率1.49)によって形成されており、そ
の上面には両側縁が直線と曲線によって構成された溝2
5が設けられ、その溝25内には基板材料である透明樹
脂よりも屈折率の高い透明樹脂(コア材料;屈折率1.
6)を充填して受信用導光路26が形成されている。ま
た、送信側基板24も、透明な樹脂(例えばPMMA;
屈折率1.49)によって形成されており、その下面に
はテーパー状の溝27が設けられ、その溝27内には基
板材料である透明樹脂よりも屈折率の高い透明樹脂(コ
ア材料;屈折率1.6)を充填して送信用導光路28が
形成されている。クラッド層23は、紫外線硬化樹脂等
によって形成された薄膜(屈折率1.36)であり、受
信用導光路26及び送信用導光路28の屈折率よりも小
さな屈折率を有している。クラッド層23はできるだけ
薄くしておくことが望ましい。
【0029】受信側基板22、クラッド層23、送信側
基板24は、受信側基板22と送信側基板24をクラッ
ド層23で接着することによって積層一体化されてお
り、受信用導光路26及び送信用導光路28がクラッド
層23で覆われている。
【0030】光トランシーバ21Aとしては、図3に示
したように、光導波回路21の一方端面に光ファイバ2
9が接続され、他方端面に投光素子30及び受光素子3
1が配設される。例えば、このような光トランシーバ2
1Aが情報家電等の機器に用いられる場合には、投光素
子30、受光素子31及び光導波回路21は予め情報家
電等の機器の内部に取り付けられ、情報家電等の機器に
設けられたコネクタに光ファイバ29の一端を接続する
と共に光ファイバ29の他端を光導波回路21の光ファ
イバ結合側の端面に結合され、光ファイバ29を介して
光トランシーバ21Aとコネクタが接続される。
【0031】光導波回路21の光ファイバ結合側端面に
おいては、図5(b)に示すように、送信用導光路28
の端面と受信用導光路26の端面とがクラッド層23を
挟んで上下に対向している。光ファイバ結合側の端面に
おいては、送信用導光路28の端面寸法は光ファイバ2
9の端面寸法(コア径)よりも面積が小さく、光ファイ
バ29の端面内に納まるように配置されているので、送
信用導光路28から出射された光は高い効率で光ファイ
バ29に入射される。また、クラッド層23よりも下の
領域においては、受信用導光路26の端面寸法は光ファ
イバ29の端面寸法よりも大きくなっており、光ファイ
バ29の端面はすべて受信用導光路26の端面内に納ま
るようになっているので、光ファイバ29から出射され
た光は高い効率で受信用導光路26内に取り込まれる。
【0032】送信用導光路28は直線状をしており、受
信用導光路26は湾曲しているので、投光素子30及び
受光素子31が配置される側の端面(以下、投受光側端
面という。)では、受信用導光路26の端面と送信用導
光路28の端面とは左右に分かれている。図5(a)に
示すように、送信用導光路28の端面には投光素子30
が対向しており、受信用導光路26の端面には受光素子
31が対向している。送信用導光路28はテーパー状を
していて、周囲は送信用導光路28よりも低屈折率の送
信側基板24及びクラッド層23によって囲まれてい
る。送信用導光路28は、光ファイバ結合側端面におけ
る端面面積よりも投受光側端面における端面面積の方が
大きくなっており、投光素子30から出射した光を広い
面積で捕らえて光ファイバ結合側端面へ伝え、できるだ
けロスのないように小さい面積から光を出射させて光フ
ァイバ29のコアに入射させるようにしている。その結
果、送信用導光路28は光利用効率がほぼ100%とな
っている。また、受信用導光路26は、周囲を受信用導
光路26よりも低屈折率の受信側基板22及びクラッド
層23によって囲まれており、光ファイバ結合側端面で
大きな端面寸法を持ち、投受光側端面では小さな端面寸
法となっており、光ファイバから出射された光を効率的
に捕らえて受光素子31へ導く。その結果、受信用導光
路26は光利用効率がほぼ100%となっている。
【0033】しかして、この光トランシーバ21Aにあ
っては、受信側基板22と送信側基板24の間はクラッ
ド層23によって分離されているので、受信側基板22
を伝播する光と送信側基板24を伝わる光との干渉が無
い。又、光ファイバ側結合端面においても、受信側基板
22と送信側基板24はクラッド層23で仕切られてい
るので、送信用導光路28から出射された光が光ファイ
バ29の端面で反射されても受信用導光路26に入射し
にくく、受信用導光路26と送信用導光路28との間で
のクロストークを防止することができる。
【0034】また、この光導波回路21では、図6にC
−C線で示すように、光ファイバ側結合端面において
は、受信用導光路26の中心軸と送信用導光路28の中
心軸とは一致している。このため、光ファイバ29の接
続位置が、図6に実線で示す標準位置から外れて図6に
1点鎖線や2点鎖線で示す位置にずれても、光ファイバ
29と送信用導光路28の重なり面積や光ファイバ29
と受信用導光路26の重なり面積は変わらない。よっ
て、このような構造によれば、光ファイバ29の結合位
置のばらつきに対する許容度が大きくなり、光ファイバ
29の結合位置のばらつきに強くなる。
【0035】次に、受信用導光路26及び送信用導光路
28について詳細に説明する。送信用導光路28は、投
受光側端面から光ファイバ側結合端面に向けて直線状に
まっすぐに延びており、投光素子30側で断面積が大き
く、光ファイバ29側で断面積が小さくなるようにテー
パー形状となっている。さらに、受信用導光路26は軸
心方向は光ファイバ29の接続方向もしくは光ファイバ
29の光軸方向と平行となるように形成されている。し
かして、図7に示すように、投光素子30から出射され
た光は、送信用導光路28の端面に結合して送信用導光
路28内に入り、送信用導光路28内で全反射を繰り返
しながら光ファイバ29側へ進む。送信用導光路28は
直線状となっていて、光ファイバ29の光軸と平行にな
っているから、送信用導光路28の端面から出射された
光は、ほぼ光ファイバ29のNAの範囲内の光として光
ファイバ29に入射する。よって、送信用導光路28か
らして光ファイバ29に入る際、光のロスが小さく抑え
られる。
【0036】受信用導光路26は、図8に示すように、
受信側基板22と平行な面内で、光ファイバ側結合端面
の一方側部と投受光側端面の他方側部との間で湾曲して
いる。受信用導光路26の側面は平面視で見ると、直線
と曲線によって構成されており、受信用導光路26の光
ファイバ側における端面は比較的大きな面積を有してお
り、受光素子31側における端面は比較的小さな面積を
有している。しかして、光ファイバ29から受信用導光
路26内に入射した光は、受信用導光路26の側面で1
回ないし複数回の全反射をしながら受光素子31側へ導
光されて小さな面積の端面に集められる。そして、受光
素子31側の端面から出た光は、受光素子31により受
光される。なお、受信用導光路26の側面のうち、直線
部分aには光はほとんど入射せず、直線部分と連続して
いる曲線部分bには1回反射光は存在していない。
【0037】光ファイバ側結合端面においては、受信用
導光路26の端面と送信用導光路28の端面は、図5
(b)に示したように、光導波回路21の積層方向で重
なり合っている。そして、受信用導光路26は、光導波
回路21の積層方向と垂直な平面内で湾曲しているの
で、光導波回路21の投受光側端面においては、受信用
導光路26の端面と送信用導光路28の端面とはほぼ水
平方向に並んでいる。よって、この光導波回路21で
は、受信用導光路26と送信用導光路28とは、光ファ
イバ側結合端面では縦に並び、投受光側端面ではほぼ左
右に並び、いわばツイスト構造となっている。
【0038】図9(a)(b)は、受信用導光路26の
端部と送信用導光路28の端部が横に並んでいる場合
と、縦に積層されている場合を比較して示している。受
信用導光路26と送信用導光路28は光ファイバ29に
結合させる必要があるので、光ファイバ側結合端面で離
して配置することができない。そのため、図9(a)の
ように受信用導光路26と送信用導光路28とが同一平
面に設けられている場合には、受信用導光路26と送信
用導光路28の設計には互いに制約を受けることにな
り、光を閉じ込めることが困難になる。これに対し、図
9(b)のように受信用導光路26と送信用導光路28
が異なる平面にあれば、他の導光路に制約されることな
く受信用導光路26や送信用導光路28を設計でき、自
由に光を制御することができる。そのため投光素子30
や受光素子31の間における光ビームの拡がりを導光路
26、28の厚み方向に閉じ込めることができ、クロス
トークの低減に効果を発揮する。
【0039】(第2の実施形態)図10は本発明の別な
実施形態を示す概略断面図である。この光導波回路にあ
っては、送信用導光路28の光ファイバ側結合端面の近
傍で、送信用導光路28の上面(導光路26から遠い側
の面)を傾斜させ、光ファイバ側ほど送信用導光路28
の断面積がおおきくなるようにしている。このように送
信用導光路28の端部において光ファイバ29側が広が
るようにしていると、この領域において送信用導光路2
8の上面で全反射された光は、光ファイバ29の光軸と
ほぼ平行に揃えられ、光ファイバ29の端面で反射され
ることなく、光ファイバ29に結合し易くなる。よっ
て、光のロスが少なくなる。また、光ファイバ29の端
面で反射された光が導光路26に入射しにくくなるの
で、クロストークも低減される。なお、導光路26に近
い側の面も傾斜させてもよい。
【0040】また、図11の実施形態では、投光素子3
0側から光ファイバ29側へ行くに従って、送信用導光
路28の断面が次第に小さくなるよう、送信用導光路2
8の上面を傾斜させ(下面も傾斜させてもよい。)、送
信用導光路28の断面最小の位置を超えると、再び送信
用導光路28の断面が次第に大きくなるよう送信用導光
路28の上面を逆傾斜させている(下面も逆傾斜させて
もよい。)。ここで、送信用導光路28の最小断面の箇
所は、光のロスが発生しない範囲でできるだけ細くして
おくことが好ましい。この実施形態によれば、送信用導
光路28で投光素子30の光を細く絞っておいて最後に
出射する光の方向を光ファイバ29の光軸に近づけ、光
のロスとクロストークを低減させることができる。
【0041】あるいは、投光素子30から送信用導光路
28に入射される光のNAが十分に小さい場合には、図
12に示すように、全長にわたって送信用導光路28の
上面を傾斜させ、光ファイバ29側に近づくにつれて送
信用導光路28の断面積が大きくなっていくようにして
もよい。
【0042】(第3の実施形態)図13に示すものは本
発明のさらに別な実施形態による光トランシーバ36の
斜視図である。この実施形態にあっては、投光素子30
の近傍において送信用導光路28に光線制御部32を設
けている。光線制御部32は、両側に設けられた凹面反
射部33と、空洞34の縁に形成された凸レンズ部35
とからなっている。しかして、投光素子30から送信用
導光路28に広い角度で入射した光は凹面反射部33で
全反射されて平行に近い光線に揃えられ、中央部へ出射
された光も凸レンズ部35によって略平行光に揃えられ
る。よって、送信用導光路28から出射される光は、光
ファイバ29のNA内の光となって光ファイバ29に結
合され、光のロスをきわめて小さくできる。特に、この
ような実施形態は、半導体レーザー(LD)や発光ダイ
オード(LED)等の長軸方向のビームのように比較的
広い角度に広がる投光素子30を用いる場合に有効であ
る。
【0043】(第4の実施形態)図15は本発明にかか
る光導波回路21を用いたコネクタ37の斜視図、図1
6はその断面図である。ここに示したコネクタ37にあ
っては、例えば第1の実施形態(図3〜図8)で説明し
たような光導波回路21を用いている。すなわち、光導
波回路21内の送信用導光路28は、テーパー状に形成
されており、送信用導光路28の面積が小さな側の端面
と受信用導光路26の一方端面とがクラッド層23を介
して積層方向で重ね合わせられている。この送信用導光
路28と受信用導光路26が重ね合わせられた側におい
て、光導波回路21には1本のファイバ伝送線38が接
続されている。ファイバ伝送線38は、プラスチック製
の光ファイバ39を被覆42により覆ったものであり、
被覆42を剥がして露出させた光ファイバ39の先端面
が送信用導光路28及び受信用導光路26の端面に突き
合わせられている(図5(b)参照)。
【0044】また、送信用導光路28の面積が大きな側
の端面には、当該端面よりも断面積が小さな光ファイバ
40の端面が接続され、受信用導光路26の他方端面に
は、当該端面よりも断面積が大きな光ファイバ41の端
面が接続されている。光ファイバ40及び41の外周面
は、スリーブ材43によって被覆されており、光ファイ
バ40及び41の端面はスリーブ材43から露出してい
る。また、スリーブ材43には凹部44が設けられてお
り、光導波回路21の端部を当該凹部44にはめ込むこ
とによってスリーブ材43、ひいては光ファイバ40及
び41の端部を光導波回路21に対して位置決めしてい
る。
【0045】さらに、光導波回路21、ファイバ伝送線
38の先端部、スリーブ材43の一部は樹脂被覆部45
によって覆われており、樹脂被覆部45の先端面からは
スリーブ材43の先端部が突出し、その先端には光ファ
イバ40及び41の端面が露出している。また、樹脂被
覆部45の先端部には、対応するコネクタと機械的に嵌
合させるための嵌合部46が設けられている。
【0046】図17は上記コネクタ37を1芯のファイ
バ伝送線38の両端に設けた接続コード(ケーブル)4
7を表わしている。この接続コード47は、2つの個別
の機器に設けられた光トランシーバ48、49間を接続
するために用いられており、一方のコネクタ37(A)
を光トランシーバ48(もしくは、光トランシーバ48
が設けられている機器)に設けられたコネクタ(図示せ
ず)に接続し、他方のコネクタ37(B)を光トランシ
ーバ49に設けられたコネクタ(図示せず)に接続して
いる。しかして、光トランシーバ48の投光素子50か
ら送信された光信号はコネクタ37(A)によってファ
イバ伝送線38に結合され、ファイバ伝送線38内を伝
搬してコネクタ37(B)に達し、コネクタ37(B)
から光トランシーバ49の受光素子53に受光される。
逆に、光トランシーバ49の投光素子52から送信され
た光信号はコネクタ37(B)によってファイバ伝送線
38に結合され、ファイバ伝送線38内を伝搬してコネ
クタ37(A)に達し、コネクタ37(A)から光トラ
ンシーバ48の受光素子51に受光される。
【0047】従来のコネクタ54にあっては、図18
(b)に示すように、2本のファイバ伝送線55の被覆
を剥がして光ファイバ56の先端を露出させ、両光ファ
イバ56の先端部をスリーブ材57で覆い、さらに樹脂
被覆部58で覆っている。そして、図18(a)に示す
ように、このコネクタ54を2本のファイバ伝送線55
の両端に設けた2芯の接続コード59で光トランシーバ
48、49間を接続している。すなわち、一方のファイ
バ伝送線55で光トランシーバ48の投光素子50と光
トランシーバ49の受光素子53を直接に接続し、他方
のファイバ伝送線55で光トランシーバ49の投光素子
52と光トランシーバ48の受光素子51を直接に接続
している。
【0048】従って、投光素子と受光素子を有する光ト
ランシーバ48、49どうしを接続する場合、従来の方
法では、2芯の接続コード59を必要とするのに対し、
本発明のコネクタ37を用いれば、1芯のファイバ伝送
線38によって接続することができるので、接続コード
47のコストを安価にすることができる。また、不要時
に巻き取って保管しておく場合でも嵩張らない。
【0049】なお、上記光トランシーバ48、49にお
いて、投光素子及び受光素子とコネクタとの間が2本の
光ファイバによりそれぞれ結ばれている場合には、この
コネクタ37は2芯/1芯変換アダプタにもなってい
る。
【0050】図19は、1芯のファイバ伝送線38の一
端に上記のようなコネクタ37を設け、他端に光トラン
シーバ61(例えば、図3に示したような光トランシー
バ)を設けた接続コード60を示している。このような
構成にすれば、ファイバ伝送線38の一方でコネクタ3
7が不要となり、コストをより安価にできる。しかも、
一方のコネクタ37を光トランシーバ49に接続するこ
とにより、光トランシーバ61の投光素子62及び受光
素子63と光トランシーバ49の受光素子53及び投光
素子52との間で双方向通信を行なうことができ、ま
た、コネクタ37を光トランシーバ49から外すことに
よって光トランシーバ61、49どうしを切り離すこと
もできる。
【0051】(第5の実施形態)図20は2芯の接続コ
ード59を1芯の接続コードにつなぐための2芯/1芯
変換アダプタ64を一端に設けた1芯の接続コード65
を示している。2芯接続コード59の端に設けられてい
るコネクタ54は、図18(b)に示したものと同じも
のである。1芯接続コード65の端に設けられている2
芯/1芯変換アダプタ64は、図16に示したコネクタ
とほぼ同様な構造を有しているが、コネクタ54と接続
するため、コネクタ54の先端部を挿入させるための凹
部66と光ファイバ56の先端を挿入させるための孔6
7を備えており、コネクタ54を凹部66に挿入してコ
ネクタ54と2芯/1芯変換アダプタ64とを接続した
ときにコネクタ54の光ファイバ56の先端面と2芯/
1芯変換アダプタ64の光ファイバ40、41の先端面
とが突き合わされるようになっている。
【0052】よって、このような2芯/1芯変換アダプ
タ64を用いることにより、2芯の接続コード59を1
芯の接続コード65に変換して、1芯の接続コード65
によって光信号を双方向通信させることができる。
【0053】なお、上記コネクタや2芯/1芯変換アダ
プタにおいては、光ファイバ40、41は無くてもよ
い。コネクタや2芯/1芯変換アダプタに光ファイバ4
0、41の代わりに投光素子や受光素子を配置してもよ
く、あるいは、光ファイバ40、41の代わりに相手側
コネクタ等の光ファイバが光導波回路の端面に突き合わ
されるようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明の光導波回路及び当該光導波回路
を用いた光導波回路や光トランシーバによれば、送信用
導光路における光のロスを低減することができる。ま
た、送受信間におけるクロストークも低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光トランシーバの構造を示す概略水平断
面図である。
【図2】(a)は送信用導光路から出射される光の光強
度分布を示す図、(b)は当該光強度分布を光ファイバ
から見たときの分布を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態による光トランシーバを示
す斜視図である。
【図4】同上の光トランシーバに用いられている光導波
回路の分解斜視図である。
【図5】(a)は同上の光トランジスタの投受光側端面
を示す図、(b)は光ファイバ結合側端面を示す図であ
る。
【図6】光ファイバ側結合端面における受信用導光路と
送信用導光路の配置を示す図である。
【図7】送信用導光路とその内部を導光する光の光線図
である。
【図8】受信用導光路とその内部を導光する光の光線図
である。
【図9】(a)(b)は、受信用導光路の端部と送信用
導光路の端部が横に並んでいる場合と、縦に積層されて
いる場合を比較して示す図である。
【図10】本発明の別な実施形態を示す概略断面図であ
る。
【図11】本発明のさらに別な実施形態を示す概略断面
図である。
【図12】本発明のさらに別な実施形態を示す概略断面
図である。
【図13】図13に示すものは本発明のさらに別な実施
形態による光トランシーバの斜視図である。
【図14】同上の光トランシーバに設けられた光線制御
部を示す平面図である。
【図15】本発明にかかる光導波回路を用いたコネクタ
の斜視図である。
【図16】同上のコネクタの拡大断面図である。
【図17】同上のコネクタを両端に備えた1芯の接続コ
ードにより2つの機器の光トランシーバ間をつないだ様
子を示す説明図である。
【図18】(a)は2つの機器の光トランシーバ間をつ
なぐ従来の2芯接続コードの構成を示す概略図、(b)
は従来の接続コードに用いられているコネクタの断面図
である。
【図19】一端に光トランシーバを備え、他端にコネク
タを備えた1芯の接続コードを示す概略図である。
【図20】2芯/1芯変換アダプタを一端に備えた1芯
接続コードを示す断面図である。
【符号の説明】
21A 光トランシーバ 21 光導波回路 22 受信側基板 23 クラッド層 24 送信側基板 26 受信用導光路 28 送信用導光路 29 光ファイバ 30 投光素子 31 受光素子 36 光トランシーバ
フロントページの続き (72)発明者 細川 速美 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA01 BA11 BA31 DA03 DA04 2H047 KA03 KA12 KA13 KB10 MA07 PA28 TA33 TA34 5F089 AA01 AB20 AC16 AC17 AC20 CA03 CA11 DA14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信用導光路と受信用導光路を個別に備
    えた光学素子において、 前記送信用導光路を直線状に形成し、前記受信用導光路
    を湾曲形状に形成したことを特徴とする光学素子。
  2. 【請求項2】 前記送信用導光路は、光ファイバとの接
    続方向と平行になっていることを特徴とする、請求項1
    に記載の光学素子。
  3. 【請求項3】 前記受光用導光路の一方側面は曲面のみ
    で形成され、他方側面は平面と曲面によって形成されて
    いることを特徴とする、請求項1に記載の光学素子。
  4. 【請求項4】 前記受信用導光路の湾曲方向と垂直な方
    向で、前記送信用導光路の端部と前記受信用導光路の端
    部とを重ね合わせたことを特徴とする、請求項1に記載
    の光学素子。
  5. 【請求項5】 前記送信用導光路に、光の角度を制御す
    る光線制御手段を設けたことを特徴とする、請求項1に
    記載の光学素子。
  6. 【請求項6】 送信用導光路と受信用導光路を個別に備
    えた光学素子において、 送信用導光路の少なくとも光ファイバ側の端部で、送信
    用導光路の断面積が光ファイバ側へ行くほど大きくなる
    ように、送信用導光路の受信用導光路から遠い側の面を
    傾斜させたことを特徴とする光学素子。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6に記載した光学素子
    と、前記送信用導光路の端面に対向させて配置された投
    光素子と、前記受信用導光路の端面に対向させて配置さ
    れた受光素子とを備えたことを特徴とする光トランシー
    バ。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載した光学素子を備え、前
    記送信用導光路の端部と前記受信用導光路の端部が重ね
    合わせられた箇所に対向させて前記光学素子に光ファイ
    バを接続されたことを特徴とするコネクタ。
  9. 【請求項9】 請求項4に記載した光学素子を備え、前
    記送信用導光路の端部と前記受信用導光路の端部が重ね
    合わせられた箇所に対向させて前記光学素子に第1の光
    ファイバを接続され、前記送信用導波路の他方端部に対
    向させて第2の光ファイバを接続され、前記受信用導波
    路の他方端部に対向させて第3の光ファイバを接続さ
    れ、少なくとも前記光学素子を封止した被覆部に2芯接
    続コードとの接続部を設けたことを特徴とする2芯/1
    芯変換アダプタ。
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