JP2003010938A - 輪体のローリング成形装置 - Google Patents

輪体のローリング成形装置

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JP2003010938A
JP2003010938A JP2001197005A JP2001197005A JP2003010938A JP 2003010938 A JP2003010938 A JP 2003010938A JP 2001197005 A JP2001197005 A JP 2001197005A JP 2001197005 A JP2001197005 A JP 2001197005A JP 2003010938 A JP2003010938 A JP 2003010938A
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JP
Japan
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molding
drive shaft
forming
roller
bearing
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JP2001197005A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Nakano
龍一 中野
Hiroaki Ishida
博昭 石田
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Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Spindle Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】成形ローラ交換時に駆動軸の挿脱を容易にする
と共に、駆動軸の撓み,成形の歪みの発生を防止する成
形装置を提供する。 【解決手段】被加工用輪体Wを嵌挿し、その内面を成形
する成形面を備えたマンドレル2と、輪体Wの外周面を
成形する成形ローラ3を取付ける駆動軸7と、上記マン
ドレル2を成形ローラ3側に押圧する加圧ローラ4とを
備えたした輪体のローリング成形装置1において、上記
駆動軸7は成形ローラ3を挟んで両側に支持ベアリング
10,11を取付け、駆動モータの取付け側とは反対の
ベアリング10,11は駆動軸7に挿脱可能に取付ける
と共に、駆動軸7は着脱可能の締結手段15を介して該
ベアリング10,11に対して静嵌合に取り付けたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輪状素材(以下輪
体という)、例えばベアリングのインナー又はアウター
レース等の輪体のローリング加工を行う輪体のローリン
グ成形装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の輪体のローリング成形装置の一例
を図4に示す。図において輪体のローリング成形装置5
0は、被加工輪体Wを嵌挿し、その内面を成形する成形
面51aを備えたマンドレル51と、該マンドレルに嵌
挿された輪体の外周面を成形する成形面52aを備えた
成形ローラ52と、上記マンドレル51を成形ローラ5
2側に押圧する加圧ローラ53とを備える。ただしマン
ドレル51は輪体Wを取付けるためにベアリング51d
に着脱可能に支持せしめる。
【0003】上記成形ローラ52は駆動モータMに接続
される駆動軸55に嵌挿され、該駆動軸55は成形ロー
ラ両側をベアリング56、57により支持されている。
また加圧ローラ53を支持する支持アーム58は、適宜
の押圧用シリンダ60を連結する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
成形装置50の成形ローラ52は、被加工輪体Wの形状
により、又は摩耗、破損等により取り替えを必要とす
る。このため、モータMの接続側のベアリング56は、
駆動軸55に対して隙間を0とした静嵌合とするも、他
方の成形ローラ52より外方のベアリング57は着脱可
能とするため、若干の隙間を有する遊嵌合に形成されて
いる。
【0005】このため、運転時において、成形ローラ5
2を介して加わる荷重により、駆動軸55は、静嵌合の
ベアリング56を基点としてベアリング57側は、撓み
を生じ、成形ローラ52による被加工輪体Wへの成形に
歪みを生ずると共に、遊嵌合で駆動軸57に取付けられ
たベアリング57は、間隙を有するため運転時にはスリ
ップを生じ、軸の摩耗を早めより間隙を大きくし、成形
に対する歪みが大きくなり、軸応力も増大するので、駆
動軸55は疲労により寿命が低下する等の問題があっ
た。
【0006】本発明は、上記従来の有する問題点に鑑
み、成形ローラ52の外方に位置するベアリングに対し
ても隙間を0とした静嵌合とし、駆動軸の撓み量を抑制
し、これにより被加工輪体への成形の歪みの防止と共
に、駆動軸の撓みによる破損の防止を計ることができる
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の輪体のローリング成形装置は、被加工用輪
体を嵌挿し、その内面を成形する成形面を備えたマンド
レルと、該マンドレルに嵌挿された輪体の外周面を成形
する成形面を備えた成形ローラを取付ける駆動軸と、上
記マンドレルを成形ローラ側に押圧する加圧ローラとを
備えた輪体のローリング成形装置において、上記駆動軸
は成形ローラを挟んで両側に支持ベアリングを取付け、
駆動モータの取付け側とは反対のベアリングは駆動軸に
挿脱可能に取付けると共に、駆動軸は着脱可能の締結手
段を介して該ベアリングに対して静嵌合に取付けたこと
を特徴とする。
【0008】上記の構成により、駆動軸は、成形ローラ
を挟む両ベアリングにより,遊隙なく支障されている
故、成形ローラに荷重が加わっても撓み量を抑制し、従
って成形時の歪みを小さくし、かつ駆動軸の撓みによる
疲労による寿命低下を防止することができる。
【0009】この場合、上記固着手段は、ベアリングに
嵌挿される固定筒と、該固定筒に挿入される拡縮可能の
内筒よりなるコレット構造とすることができる。
【0010】これにより、駆動軸の中心軸とベアリング
の中心軸とは容易に一致させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の輪体のローリング
成形装置の実施の形態を図1乃至図3に基づいて説明す
る。
【0012】図において、本発明の輪体のローリング成
形装置1は、従来例と同様に被加工輪体Wを嵌挿し、そ
の内面を成形する成形面2aを備えたマンドレル2と、
該マンドレルに嵌挿された輪体の外周面を成形する成形
面3aを備えた成形ローラ3と、上記マンドレル2を成
形ローラ3側に押圧する加圧ローラ4とを備える。な
お、上記加圧ローラ4を支持する支持アーム5は、適宜
の押圧用シリンダ6を連結する。
【0013】また上記成形ローラ3は駆動モータMに接
続される駆動軸7に嵌挿され、該駆動軸7は成形ローラ
両側をベアリング10、11により支持されている。
【0014】ただしベアリング10は、駆動軸7に隙間
を0とした静嵌合され、固定支持枠12に取付けられ、
他方のベアリング11は駆動軸7に対して着脱可能の締
結手段15を介して嵌挿され、上記固定支持枠12に着
脱可能の可動枠16に取付けられる。
【0015】上記締結手段15としてコレット構造を示
す。即ちこのコレツト構造は、ベアリング11のインナ
ーレースに嵌合する固定筒20と、この固定筒20に嵌
挿される内筒21とよりなる。
【0016】この内筒21は先端を開口した有底筒状と
して駆動軸先端に嵌挿し、開口側は複数等分例えば6等
分の切り目22を入れ、その外周は傾斜面とし、かつ固
定筒20のこれに対する内面もこれを嵌合する傾斜面と
し、内筒21を押し入れることにより、内筒21の内径
は縮小され、駆動軸7に嵌着するようにしたものであ
る。23は内筒21を外筒20内面の傾斜面に沿って圧
入すべく駆動軸7に螺合せしめる螺子を示す。なお、外
筒20と内筒21との間には、バネ24を介入せしめる
ことが好ましい。25は押しボルトを示し、螺入するこ
とにより、内筒21を駆動軸7より抜き出すようにした
ものである。
【0017】上記構成において、成形ローラ3を支持す
る駆動軸7は、ベアリング10と共にベアリング11に
よっても隙間0とした静嵌合されている。従って成形ロ
ーラ3に負荷が加えられても駆動軸7は撓みを生ずるこ
とはない。
【0018】また、成形ローラ3の交換に際しては、押
しボルト25を螺入することにより、内筒21は押し出
される。従って外筒20はベアリング11を取付ける可
動枠16と共に外され、成形ローラ3の取り外しを容易
に行うことができる。
【0019】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、成形ロ
ーラを取付ける駆動軸は成形ローラを挟んで両側に支持
ベアリングを取付け、駆動モータの取付け側のベアリン
グは従来例と同様に静嵌合とすると共に、成形ローラを
挟んで反対のベアリングは駆動軸に挿脱可能に取付ける
と共に、駆動軸は該ベアリングに対して着脱可能の締結
手段を介して取付けたことにより、運転中は該駆動軸は
撓み量を抑制し、従ってローリング成形は正確に行うこ
とができる。また、駆動軸は上記撓みを生ずることを防
止できるため、該撓みによる破損を防止することができ
る。また、請求項2記載の発明によれば、上記締結手段
は、ベアリングに嵌挿される固定筒と、該固定筒に挿入
される拡縮可能の内筒よりなるコレット構造としたこと
により、該固着手段の取り外し、装着は容易に、しかも
ベアリングの軸心と駆動軸の軸心とを正確に合致させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の輪体のローリング成形装置の一部を断
面図とした全体平面図である。
【図2】駆動軸の一部拡大説明図である。
【図3】固着手段の説明図である。
【図4】従来例の輪体のローリング成形装置の一部を断
面図とした全体平面図である。
【符号の説明】
1 輪体のローリング成形装置 2 マンドレル 3 成形ローラ 4 加圧ローラ 7 駆動軸 10 ベアリング 11 ベアリング 15 締結手段 20 固定筒 21 内筒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工用輪体を嵌挿し、その内面を成形
    する成形面を備えたマンドレルと、該マンドレルに嵌挿
    された輪体の外周面を成形する成形面を備えた成形ロー
    ラを取付ける駆動軸と、上記マンドレルを成形ローラ側
    に押圧する加圧ローラとを備えた輪体のローリング成形
    装置において、上記駆動軸は成形ローラを挟んで両側に
    支持ベアリングを取付け、駆動モータの取付け側とは反
    対のベアリングは駆動軸に挿脱可能に取付けると共に、
    駆動軸は着脱可能の締結手段を介して該ベアリングに対
    して静嵌合に取付けたことを特徴とする輪体のローリン
    グ成形装置。
  2. 【請求項2】 締結手段は、ベアリングに嵌挿される固
    定筒と、該固定筒に挿入される拡縮可能の内筒よりなる
    コレット構造としたことを特徴とする請求項1記載の輪
    体のローリング成形装置。
JP2001197005A 2001-06-28 2001-06-28 輪体のローリング成形装置 Pending JP2003010938A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106903244A (zh) * 2017-04-21 2017-06-30 桂林电子科技大学 一种离心铸造双金属异形环件热辗扩成形方法
CN108672619A (zh) * 2018-04-28 2018-10-19 武汉理工大学 一种圆锥滚子轴承内圈冷轧成形方法
EP3885059A1 (en) * 2020-03-25 2021-09-29 Zarmen FPA Sp. z o.o. Method of and assembly for forming seamless rings by process of ring rolling

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