JP2003009113A - コンテンツ再生装置及び方法、並びにプログラム - Google Patents
コンテンツ再生装置及び方法、並びにプログラムInfo
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- JP2003009113A JP2003009113A JP2001188643A JP2001188643A JP2003009113A JP 2003009113 A JP2003009113 A JP 2003009113A JP 2001188643 A JP2001188643 A JP 2001188643A JP 2001188643 A JP2001188643 A JP 2001188643A JP 2003009113 A JP2003009113 A JP 2003009113A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＸＭＬなどのシナリオ記述言語で記述された
シナリオ文書に基づきネットワークを介して配信される
複数のマルチメディアコンテンツを、シナリオに忠実に
端末装置上で並列に同期させて再生可能にする。 【解決手段】 端末装置Ｃは、サーバＳ１からシナリオ
Ｓａを受信してシナリオ解析部５で解析を行い、このシ
ナリオ解析結果に基づいて、配信要求部６よりサーバＳ
２〜Ｓ５にマルチメディアコンテンツの配信要求を送
り、配信されたマルチメディアコンテンツをコンテンツ
受信部７で受信して再生表示部９で表示する。このと
き、シナリオやマルチメディアコンテンツのデータタイ
プに応じて、再生表示を始める一定時間前からコンテン
ツデータの先読み受信を開始しておくことにより、端末
装置上で並列に同期再生表示ができるようになり、シナ
リオを忠実に再生できる。
シナリオ文書に基づきネットワークを介して配信される
複数のマルチメディアコンテンツを、シナリオに忠実に
端末装置上で並列に同期させて再生可能にする。 【解決手段】 端末装置Ｃは、サーバＳ１からシナリオ
Ｓａを受信してシナリオ解析部５で解析を行い、このシ
ナリオ解析結果に基づいて、配信要求部６よりサーバＳ
２〜Ｓ５にマルチメディアコンテンツの配信要求を送
り、配信されたマルチメディアコンテンツをコンテンツ
受信部７で受信して再生表示部９で表示する。このと
き、シナリオやマルチメディアコンテンツのデータタイ
プに応じて、再生表示を始める一定時間前からコンテン
ツデータの先読み受信を開始しておくことにより、端末
装置上で並列に同期再生表示ができるようになり、シナ
リオを忠実に再生できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＸＭＬ（extensib
le markup language）などの記述言語によって記述した
シナリオ文書に基づいて、複数のマルチメディアコンテ
ンツを並列に同期再生するコンテンツ再生装置及び方法
に関する。
le markup language）などの記述言語によって記述した
シナリオ文書に基づいて、複数のマルチメディアコンテ
ンツを並列に同期再生するコンテンツ再生装置及び方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来からインターネットなどのネットワ
ークを介して配信するコンテンツとして、ワールドワイ
ドウェブ（ＷＷＷ：World Wide Web）のページを記述す
る言語には、ＨＴＭＬ（hypertext markup language ）
などを用いている。現在の共通基盤の仕様は、ＷＷＷの
標準化団体であるＷＷＷコンソーシアム（W3C：World W
ide Web Consortium）において、ＸＭＬ（extensible m
arkup language）やそのサブセットとしてＳＭＩＬ（sy
nchronized multimedia integration language）などの
記述言語が標準として勧告されている。この勧告に対応
して開発されたリアルプレイヤ（Real Player ）など
は、ダウンロードしたコンテンツデータをその場で再生
するストリーミングコンテンツアプリケーションとし
て、ＳＭＩＬによるシナリオをネットワーク上で実現す
るシステムに有効であると言われている。特開平１１−
２１９３１３号公報には、ＨＴＭＬなどによるハイパー
テキストをクライアントが効率よく閲覧するためのコン
テンツ先読み方法が開示されている。
ークを介して配信するコンテンツとして、ワールドワイ
ドウェブ（ＷＷＷ：World Wide Web）のページを記述す
る言語には、ＨＴＭＬ（hypertext markup language ）
などを用いている。現在の共通基盤の仕様は、ＷＷＷの
標準化団体であるＷＷＷコンソーシアム（W3C：World W
ide Web Consortium）において、ＸＭＬ（extensible m
arkup language）やそのサブセットとしてＳＭＩＬ（sy
nchronized multimedia integration language）などの
記述言語が標準として勧告されている。この勧告に対応
して開発されたリアルプレイヤ（Real Player ）など
は、ダウンロードしたコンテンツデータをその場で再生
するストリーミングコンテンツアプリケーションとし
て、ＳＭＩＬによるシナリオをネットワーク上で実現す
るシステムに有効であると言われている。特開平１１−
２１９３１３号公報には、ＨＴＭＬなどによるハイパー
テキストをクライアントが効率よく閲覧するためのコン
テンツ先読み方法が開示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ＨＴＭＬにおいては時間の記述ができないだけでなく、
コンテンツも静止画を中心としたものに過ぎず、映像・
音声等を含む複数のマルチメディアコンテンツをネット
ワークを介して配信し、これらを並列して再生表示させ
ることはできなかった。また、上記のリアルプレイヤな
どにおいても、ＳＭＩＬなどの記述言語を用いたシナリ
オによって複数のマルチメディアコンテンツを並列に再
生表示する場合、同期再生などのシナリオの記述に対応
できないことがある。
ＨＴＭＬにおいては時間の記述ができないだけでなく、
コンテンツも静止画を中心としたものに過ぎず、映像・
音声等を含む複数のマルチメディアコンテンツをネット
ワークを介して配信し、これらを並列して再生表示させ
ることはできなかった。また、上記のリアルプレイヤな
どにおいても、ＳＭＩＬなどの記述言語を用いたシナリ
オによって複数のマルチメディアコンテンツを並列に再
生表示する場合、同期再生などのシナリオの記述に対応
できないことがある。
【０００４】ＳＭＩＬなどの記述言語で記述されたシナ
リオを忠実にネットワークシステム上で実現するには、
複数のマルチメディアコンテンツをシナリオ通りに並列
に同期させて再生表示したりするために、非常に高度な
技術が必要となる。このような複数のマルチメディアコ
ンテンツの並列同期表示は、インターネットなどの広域
ネットワーク上で実現困難であったり、製品化コストが
嵩むなどの問題点がある。
リオを忠実にネットワークシステム上で実現するには、
複数のマルチメディアコンテンツをシナリオ通りに並列
に同期させて再生表示したりするために、非常に高度な
技術が必要となる。このような複数のマルチメディアコ
ンテンツの並列同期表示は、インターネットなどの広域
ネットワーク上で実現困難であったり、製品化コストが
嵩むなどの問題点がある。
【０００５】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ＸＭＬなどのシナリオ記述言語で記述されたシナリ
オ文書に基づきネットワークを介して配信される複数の
マルチメディアコンテンツを、端末装置上で並列に同期
させて再生可能であり、シナリオを忠実かつ迅速に再生
することができるコンテンツ再生装置及び方法、並びに
プログラムを提供することを目的とする。
で、ＸＭＬなどのシナリオ記述言語で記述されたシナリ
オ文書に基づきネットワークを介して配信される複数の
マルチメディアコンテンツを、端末装置上で並列に同期
させて再生可能であり、シナリオを忠実かつ迅速に再生
することができるコンテンツ再生装置及び方法、並びに
プログラムを提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のコンテンツ再生
装置は、シナリオ記述言語で記述されたシナリオ文書に
基づいてネットワークを介して配信される複数のマルチ
メディアコンテンツを再生するコンテンツ再生装置であ
って、前記複数のマルチメディアコンテンツの配信を受
けてこれらを並列に同期させて再生する際に前記複数の
マルチメディアコンテンツの先読みを行う先読み手段を
備えるように構成したものである。
装置は、シナリオ記述言語で記述されたシナリオ文書に
基づいてネットワークを介して配信される複数のマルチ
メディアコンテンツを再生するコンテンツ再生装置であ
って、前記複数のマルチメディアコンテンツの配信を受
けてこれらを並列に同期させて再生する際に前記複数の
マルチメディアコンテンツの先読みを行う先読み手段を
備えるように構成したものである。
【０００７】上記構成により、ネットワーク経由で配信
される複数のマルチメディアコンテンツを、先読みする
ことによってより早く確実に同期をとりながら並列再生
することが可能となるため、シナリオ記述言語で記述さ
れたシナリオに基づいて動画・音声を含む複数のマルチ
メディアコンテンツを端末装置上で並列に同期させてシ
ナリオを忠実かつ迅速に再生することが可能となる。
される複数のマルチメディアコンテンツを、先読みする
ことによってより早く確実に同期をとりながら並列再生
することが可能となるため、シナリオ記述言語で記述さ
れたシナリオに基づいて動画・音声を含む複数のマルチ
メディアコンテンツを端末装置上で並列に同期させてシ
ナリオを忠実かつ迅速に再生することが可能となる。
【０００８】また、前記先読み手段として、前記シナリ
オ文書を解析するシナリオ解析手段と、前記シナリオ解
析結果に基づいて複数のマルチメディアコンテンツを配
信するサーバに対して再生時間に先立って配信要求を行
う配信要求手段と、配信されたコンテンツデータを受信
して前記シナリオ文書に基づいて再生制御を行うコンテ
ンツ受信再生手段とを有してなるネットワーク接続可能
な端末装置を備えるように構成したものである。
オ文書を解析するシナリオ解析手段と、前記シナリオ解
析結果に基づいて複数のマルチメディアコンテンツを配
信するサーバに対して再生時間に先立って配信要求を行
う配信要求手段と、配信されたコンテンツデータを受信
して前記シナリオ文書に基づいて再生制御を行うコンテ
ンツ受信再生手段とを有してなるネットワーク接続可能
な端末装置を備えるように構成したものである。
【０００９】上記構成により、端末装置においてマルチ
メディアコンテンツの先読みを行い、バッファリング等
して保持することで、配信されたコンテンツデータを素
早く再生表示することができるようになる。このため、
動画・音声を含む複数のマルチメディアコンテンツの並
列同期再生表示ができ、またこのときの待ち時間を減少
させてより早いタイミングで再生可能であり、端末装置
上でシナリオを忠実かつ迅速に再生することが可能とな
る。
メディアコンテンツの先読みを行い、バッファリング等
して保持することで、配信されたコンテンツデータを素
早く再生表示することができるようになる。このため、
動画・音声を含む複数のマルチメディアコンテンツの並
列同期再生表示ができ、またこのときの待ち時間を減少
させてより早いタイミングで再生可能であり、端末装置
上でシナリオを忠実かつ迅速に再生することが可能とな
る。
【００１０】また、前記配信要求手段は、前記シナリオ
解析結果に基づいて前記複数のマルチメディアコンテン
ツを再生する再生時間よりも前に前記サーバに対して先
読み要求を行い、前記コンテンツ受信再生手段は、前記
先読み要求に応じて配信されたコンテンツデータを前記
再生時間よりも前に先読み受信開始して並列同期再生可
能に保持するように構成したものである。
解析結果に基づいて前記複数のマルチメディアコンテン
ツを再生する再生時間よりも前に前記サーバに対して先
読み要求を行い、前記コンテンツ受信再生手段は、前記
先読み要求に応じて配信されたコンテンツデータを前記
再生時間よりも前に先読み受信開始して並列同期再生可
能に保持するように構成したものである。
【００１１】上記構成により、再生時間よりも前に先読
みを開始することによって配信遅延回避が可能となるの
で、配信されたコンテンツデータを待ち時間少なく再生
表示でき、動画・音声を含む複数のマルチメディアコン
テンツの並列同期再生表示がより忠実かつ迅速に実現可
能となる。
みを開始することによって配信遅延回避が可能となるの
で、配信されたコンテンツデータを待ち時間少なく再生
表示でき、動画・音声を含む複数のマルチメディアコン
テンツの並列同期再生表示がより忠実かつ迅速に実現可
能となる。
【００１２】また、前記先読み手段として、前記複数の
マルチメディアコンテンツを再生する端末装置からの配
信要求を受けて、再生時間よりも前に先読みしたコンテ
ンツデータを前記端末装置に配信する配信制御手段を有
してなるネットワーク接続可能なサーバを備えるように
構成したものである。
マルチメディアコンテンツを再生する端末装置からの配
信要求を受けて、再生時間よりも前に先読みしたコンテ
ンツデータを前記端末装置に配信する配信制御手段を有
してなるネットワーク接続可能なサーバを備えるように
構成したものである。
【００１３】上記構成により、サーバにおいて端末装置
からの先読みの配信要求を受けて先読みしたコンテンツ
データを配信することで、配信されたコンテンツデータ
を待ち時間少なく再生表示できるため、動画・音声を含
む複数のマルチメディアコンテンツの並列同期再生表示
ができ、端末装置上でシナリオを忠実かつ迅速に再生す
ることが可能となる。
からの先読みの配信要求を受けて先読みしたコンテンツ
データを配信することで、配信されたコンテンツデータ
を待ち時間少なく再生表示できるため、動画・音声を含
む複数のマルチメディアコンテンツの並列同期再生表示
ができ、端末装置上でシナリオを忠実かつ迅速に再生す
ることが可能となる。
【００１４】また、前記先読み手段は、前記マルチメデ
ィアコンテンツのデータタイプに応じて先読みの優先順
位を決定し、この優先順位に従った順序で対応するコン
テンツデータの先読みを行うように構成したものであ
る。
ィアコンテンツのデータタイプに応じて先読みの優先順
位を決定し、この優先順位に従った順序で対応するコン
テンツデータの先読みを行うように構成したものであ
る。
【００１５】上記構成により、マルチメディアコンテン
ツのデータタイプに応じて設定した先読みの優先順位に
基づき、優先順位に従った順序で先読みすることによっ
て、先読み処理の効率化が図れ、並列同期再生表示の際
に利用者が待たされる状態を高確率で回避でき、シナリ
オを忠実かつ迅速に再生することが可能となる。
ツのデータタイプに応じて設定した先読みの優先順位に
基づき、優先順位に従った順序で先読みすることによっ
て、先読み処理の効率化が図れ、並列同期再生表示の際
に利用者が待たされる状態を高確率で回避でき、シナリ
オを忠実かつ迅速に再生することが可能となる。
【００１６】また、前記先読み手段は、前記シナリオ文
書の解析結果に基づき、当該シナリオ文書がシナリオの
分岐を有する場合に、シナリオの分岐予測に基づいてマ
ルチメディアコンテンツの先読みを行うように構成した
ものである。
書の解析結果に基づき、当該シナリオ文書がシナリオの
分岐を有する場合に、シナリオの分岐予測に基づいてマ
ルチメディアコンテンツの先読みを行うように構成した
ものである。
【００１７】上記構成により、シナリオの分岐予測に基
づいて先読みを行うことで、分岐先のシナリオに移行し
ても忠実に円滑なマルチメディアコンテンツの並列同期
再生表示が可能となる。
づいて先読みを行うことで、分岐先のシナリオに移行し
ても忠実に円滑なマルチメディアコンテンツの並列同期
再生表示が可能となる。
【００１８】また、前記先読み手段は、前記シナリオの
分岐予測に基づき、分岐先のシナリオに記述されたマル
チメディアコンテンツの先読みを行うように構成したも
のである。
分岐予測に基づき、分岐先のシナリオに記述されたマル
チメディアコンテンツの先読みを行うように構成したも
のである。
【００１９】上記構成により、分岐先のシナリオに記述
されたマルチメディアコンテンツについても先読みを行
うことによって、分岐先のシナリオに移行したときにも
先読み効果が得られ、スムースなマルチメディアコンテ
ンツの並列同期再生表示が可能となる。
されたマルチメディアコンテンツについても先読みを行
うことによって、分岐先のシナリオに移行したときにも
先読み効果が得られ、スムースなマルチメディアコンテ
ンツの並列同期再生表示が可能となる。
【００２０】また、前記シナリオ文書として、前記マル
チメディアコンテンツの再生のために、音声または動画
像を少なくとも有するストリーミングコンテンツを含む
マルチメディアコンテンツの定義付けに、時間に対して
変化するマルチメディアコンテンツをウエブページと同
期させるためのタグを用いてシナリオ記述言語として記
述したシナリオ文書を用いるように構成したものであ
る。
チメディアコンテンツの再生のために、音声または動画
像を少なくとも有するストリーミングコンテンツを含む
マルチメディアコンテンツの定義付けに、時間に対して
変化するマルチメディアコンテンツをウエブページと同
期させるためのタグを用いてシナリオ記述言語として記
述したシナリオ文書を用いるように構成したものであ
る。
【００２１】上記構成により、例えばＸＭＬまたはその
サブセットであるＳＭＩＬによるシナリオ記述言語を用
いたシナリオ文書に適用でき、ストリーミングコンテン
ツなどのマルチメディアコンテンツの並列同期再生表示
が容易にできるようになる。
サブセットであるＳＭＩＬによるシナリオ記述言語を用
いたシナリオ文書に適用でき、ストリーミングコンテン
ツなどのマルチメディアコンテンツの並列同期再生表示
が容易にできるようになる。
【００２２】本発明のプログラムは、上記のいずれか一
つに記載のコンテンツ再生装置の機能をコンピュータに
おいて実現するためのものである。
つに記載のコンテンツ再生装置の機能をコンピュータに
おいて実現するためのものである。
【００２３】上記構成により、シナリオ記述言語で記述
されたシナリオ文書に基づいてマルチメディアコンテン
ツをネットワーク経由で配信して端末装置上に再生表示
する際に、先読みによって配信遅延等を回避でき、複数
のマルチメディアコンテンツの並列同期再生表示を待ち
時間少なく実行することができ、端末装置上でシナリオ
を忠実かつ迅速に再生可能となる。
されたシナリオ文書に基づいてマルチメディアコンテン
ツをネットワーク経由で配信して端末装置上に再生表示
する際に、先読みによって配信遅延等を回避でき、複数
のマルチメディアコンテンツの並列同期再生表示を待ち
時間少なく実行することができ、端末装置上でシナリオ
を忠実かつ迅速に再生可能となる。
【００２４】本発明のコンテンツ再生方法は、シナリオ
記述言語で記述されたシナリオ文書に基づいてネットワ
ークを介して配信される複数のマルチメディアコンテン
ツを再生するコンテンツ再生方法であって、前記複数の
マルチメディアコンテンツの配信を受けてこれらを並列
に同期させて再生する際に前記複数のマルチメディアコ
ンテンツの先読みを行う先読みステップを有するように
構成したものである。
記述言語で記述されたシナリオ文書に基づいてネットワ
ークを介して配信される複数のマルチメディアコンテン
ツを再生するコンテンツ再生方法であって、前記複数の
マルチメディアコンテンツの配信を受けてこれらを並列
に同期させて再生する際に前記複数のマルチメディアコ
ンテンツの先読みを行う先読みステップを有するように
構成したものである。
【００２５】上記構成により、ネットワーク経由で配信
される複数のマルチメディアコンテンツを、先読みする
ことによってより早く確実に同期をとりながら並列再生
することが可能となるため、シナリオ記述言語で記述さ
れたシナリオに基づいて動画・音声を含む複数のマルチ
メディアコンテンツを端末装置上で並列に同期させてシ
ナリオを忠実かつ迅速に再生することが可能となる。
される複数のマルチメディアコンテンツを、先読みする
ことによってより早く確実に同期をとりながら並列再生
することが可能となるため、シナリオ記述言語で記述さ
れたシナリオに基づいて動画・音声を含む複数のマルチ
メディアコンテンツを端末装置上で並列に同期させてシ
ナリオを忠実かつ迅速に再生することが可能となる。
【００２６】また、前記先読みステップにおいて、前記
シナリオ文書の解析結果に基づいて複数のマルチメディ
アコンテンツを配信するサーバに対して再生時間に先立
って配信要求を行い、前記再生時間よりも前に配信され
たコンテンツデータを先読み受信開始して並列同期再生
可能に保持するように構成したものである。
シナリオ文書の解析結果に基づいて複数のマルチメディ
アコンテンツを配信するサーバに対して再生時間に先立
って配信要求を行い、前記再生時間よりも前に配信され
たコンテンツデータを先読み受信開始して並列同期再生
可能に保持するように構成したものである。
【００２７】上記構成により、端末装置においてマルチ
メディアコンテンツの先読みを行い、バッファリング等
して保持することで、配信されたコンテンツデータを素
早く再生表示することができるようになる。このため、
動画・音声を含む複数のマルチメディアコンテンツの並
列同期再生表示ができ、またこのときの待ち時間を減少
させてより早いタイミングで再生可能であり、端末装置
上でシナリオを忠実かつ迅速に再生することが可能とな
る。
メディアコンテンツの先読みを行い、バッファリング等
して保持することで、配信されたコンテンツデータを素
早く再生表示することができるようになる。このため、
動画・音声を含む複数のマルチメディアコンテンツの並
列同期再生表示ができ、またこのときの待ち時間を減少
させてより早いタイミングで再生可能であり、端末装置
上でシナリオを忠実かつ迅速に再生することが可能とな
る。
【００２８】また、前記先読みステップにおいて、前記
マルチメディアコンテンツのデータタイプに応じて先読
みの優先順位を決定し、この優先順位に従った順序で対
応するコンテンツデータの先読みを行うように構成した
ものである。
マルチメディアコンテンツのデータタイプに応じて先読
みの優先順位を決定し、この優先順位に従った順序で対
応するコンテンツデータの先読みを行うように構成した
ものである。
【００２９】上記構成により、マルチメディアコンテン
ツのデータタイプに応じて設定した先読みの優先順位に
基づき、優先順位に従った順序で先読みすることによっ
て、先読み処理の効率化が図れ、並列同期再生表示の際
に利用者が待たされる状態を高確率で回避でき、シナリ
オを忠実かつ迅速に再生することが可能となる。
ツのデータタイプに応じて設定した先読みの優先順位に
基づき、優先順位に従った順序で先読みすることによっ
て、先読み処理の効率化が図れ、並列同期再生表示の際
に利用者が待たされる状態を高確率で回避でき、シナリ
オを忠実かつ迅速に再生することが可能となる。
【００３０】また、前記先読みステップにおいて、前記
シナリオ文書の解析結果に基づき、当該シナリオ文書が
シナリオの分岐を有する場合に、シナリオの分岐予測に
基づいてマルチメディアコンテンツの先読みを行うよう
に構成したものである。
シナリオ文書の解析結果に基づき、当該シナリオ文書が
シナリオの分岐を有する場合に、シナリオの分岐予測に
基づいてマルチメディアコンテンツの先読みを行うよう
に構成したものである。
【００３１】上記構成により、シナリオ文書が分岐を有
する場合にシナリオの分岐予測に基づいて先読みを行う
ことで、分岐先のシナリオに移行しても先読み効果が得
られ、スムースなマルチメディアコンテンツの並列同期
再生表示が可能となる。
する場合にシナリオの分岐予測に基づいて先読みを行う
ことで、分岐先のシナリオに移行しても先読み効果が得
られ、スムースなマルチメディアコンテンツの並列同期
再生表示が可能となる。
【００３２】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。なお、本実施の形態におけるコン
テンツ再生装置の説明は、コンテンツ再生方法、及びコ
ンテンツ再生に用いる通信用のプロトコル、コンテンツ
再生をコンピュータにより実行するプログラムを含むも
のである。
施の形態を説明する。なお、本実施の形態におけるコン
テンツ再生装置の説明は、コンテンツ再生方法、及びコ
ンテンツ再生に用いる通信用のプロトコル、コンテンツ
再生をコンピュータにより実行するプログラムを含むも
のである。
【００３３】［第１実施形態］図１は本発明の実施形態
に係るコンテンツ再生装置を含むネットワーク構成を示
すブロック図である。
に係るコンテンツ再生装置を含むネットワーク構成を示
すブロック図である。
【００３４】ネットワーク１には、マルチメディアコン
テンツを配信するサーバＳ１〜Ｓ５と、マルチメディア
コンテンツを再生する端末装置Ｃ１，Ｃ２とが接続され
てネットワークシステム２、例えば、インターネットシ
ステムが構成されている。このネットワークシステム２
では、ストリーミングコンテンツを含む複数のマルチメ
ディアコンテンツの定義付けにＸＭＬシナリオ記述言語
（extensible markuplanguage）のサブセットとしてＳ
ＭＩＬ（synchronized multimedia integration langua
ge）をシナリオ記述言語として用いて記述したシナリオ
文書によって、マルチメディアコンテンツの配信及び再
生表示を行うようになっている。
テンツを配信するサーバＳ１〜Ｓ５と、マルチメディア
コンテンツを再生する端末装置Ｃ１，Ｃ２とが接続され
てネットワークシステム２、例えば、インターネットシ
ステムが構成されている。このネットワークシステム２
では、ストリーミングコンテンツを含む複数のマルチメ
ディアコンテンツの定義付けにＸＭＬシナリオ記述言語
（extensible markuplanguage）のサブセットとしてＳ
ＭＩＬ（synchronized multimedia integration langua
ge）をシナリオ記述言語として用いて記述したシナリオ
文書によって、マルチメディアコンテンツの配信及び再
生表示を行うようになっている。
【００３５】サーバＳ１〜Ｓ５は、前記ＳＭＩＬによる
シナリオ文書、このシナリオ文書に記述されたそれぞれ
のコンテンツデータなどを格納するコンテンツ記憶手
段、コンテンツデータの配信を制御する配信制御手段を
備えている。端末装置Ｃ１，Ｃ２は、前記シナリオ文書
を解析するシナリオ解析手段、マルチメディアコンテン
ツの配信要求を行う配信要求手段、配信されたコンテン
ツデータを受信してシナリオ文書の再生、表示の制御を
するコンテンツ受信再生手段を備えている。
シナリオ文書、このシナリオ文書に記述されたそれぞれ
のコンテンツデータなどを格納するコンテンツ記憶手
段、コンテンツデータの配信を制御する配信制御手段を
備えている。端末装置Ｃ１，Ｃ２は、前記シナリオ文書
を解析するシナリオ解析手段、マルチメディアコンテン
ツの配信要求を行う配信要求手段、配信されたコンテン
ツデータを受信してシナリオ文書の再生、表示の制御を
するコンテンツ受信再生手段を備えている。
【００３６】図２は本発明の第１実施形態におけるコン
テンツ再生装置の動作を説明する説明図である。図２の
動作説明は、図１における構成に対応して示している。
ネットワークシステム２においてマルチメディアコンテ
ンツの並列同期再生表示を行う場合、端末装置Ｃ１は、
まずサーバＳ１からシナリオＳａを受信し、このシナリ
オＳａの解析を行う。
テンツ再生装置の動作を説明する説明図である。図２の
動作説明は、図１における構成に対応して示している。
ネットワークシステム２においてマルチメディアコンテ
ンツの並列同期再生表示を行う場合、端末装置Ｃ１は、
まずサーバＳ１からシナリオＳａを受信し、このシナリ
オＳａの解析を行う。
【００３７】次に、シナリオ解析結果に基づいて、端末
装置Ｃ１は、サーバＳ２から動画Ｍａを受信し、サーバ
Ｓ３から音声Ｗａを受信し、サーバＳ４から静止画Ｇａ
を受信し、サーバＳ５からテキストＴａを受信する。そ
して、シナリオＳａの記述に基づいて、受信した各コン
テンツを並列に同期させて表示する。
装置Ｃ１は、サーバＳ２から動画Ｍａを受信し、サーバ
Ｓ３から音声Ｗａを受信し、サーバＳ４から静止画Ｇａ
を受信し、サーバＳ５からテキストＴａを受信する。そ
して、シナリオＳａの記述に基づいて、受信した各コン
テンツを並列に同期させて表示する。
【００３８】図３は第１実施形態におけるコンテンツ再
生装置の構成及び機能をより具体的に示した構成説明図
である。端末装置Ｃは、シナリオ解析手段として機能す
るシナリオ解析部５、配信要求手段として機能する配信
要求部６、コンテンツ受信再生手段として機能するコン
テンツ受信部７を含む再生制御部８を備えるとともに、
コンテンツ表示を行うためのディスプレイを含む再生表
示部９と、受信したコンテンツデータを一時記憶するバ
ッファ１０とを備えている。なお、再生表示部９には音
声再生用のスピーカなどが含まれる場合もある。そし
て、上記の端末装置Ｃを含むネットワークシステム２に
おいて、マルチメディアコンテンツの配信において先読
みを行う先読み手段が構成されている。なお、端末装置
Ｃにおけるシナリオ解析部５などの一部機能はサーバ側
に設けてもよい。
生装置の構成及び機能をより具体的に示した構成説明図
である。端末装置Ｃは、シナリオ解析手段として機能す
るシナリオ解析部５、配信要求手段として機能する配信
要求部６、コンテンツ受信再生手段として機能するコン
テンツ受信部７を含む再生制御部８を備えるとともに、
コンテンツ表示を行うためのディスプレイを含む再生表
示部９と、受信したコンテンツデータを一時記憶するバ
ッファ１０とを備えている。なお、再生表示部９には音
声再生用のスピーカなどが含まれる場合もある。そし
て、上記の端末装置Ｃを含むネットワークシステム２に
おいて、マルチメディアコンテンツの配信において先読
みを行う先読み手段が構成されている。なお、端末装置
Ｃにおけるシナリオ解析部５などの一部機能はサーバ側
に設けてもよい。
【００３９】この図３において、端末装置Ｃは、サーバ
Ｓ１からシナリオＳａを受信し、再生制御部８のシナリ
オ解析部５によってＳＭＩＬなどのＸＭＬシナリオ記述
言語によって記述されたシナリオ文書を解析する。そし
て、シナリオ文書の解析結果に基づいて配信要求部６に
よってサーバＳ２〜Ｓ５に対してコンテンツデータＭ
ａ，Ｗａ，Ｇａ，Ｔａの配信要求を送信する。
Ｓ１からシナリオＳａを受信し、再生制御部８のシナリ
オ解析部５によってＳＭＩＬなどのＸＭＬシナリオ記述
言語によって記述されたシナリオ文書を解析する。そし
て、シナリオ文書の解析結果に基づいて配信要求部６に
よってサーバＳ２〜Ｓ５に対してコンテンツデータＭ
ａ，Ｗａ，Ｇａ，Ｔａの配信要求を送信する。
【００４０】ここで、図４に並列同期再生表示を行うシ
ナリオ文書の一例を示す。シナリオ文書２０には、ＰＡ
Ｒタグ（<PAR>,</PAR>）によって複数のマルチメディア
コンテンツである動画Ｍａ、音声Ｗａ、静止画Ｇａ、テ
キストＴａを同期して再生表示するように記述されてい
るものとする。端末装置Ｃは、配信要求部６からの配信
要求として先読み要求を送信し、これに対して各サーバ
Ｓ２〜Ｓ５から配信されるコンテンツデータＭａ，Ｗ
ａ，Ｇａ，Ｔａをコンテンツ受信部７によって受信し、
再生表示部９において複数のコンテンツを並列に同期表
示する。
ナリオ文書の一例を示す。シナリオ文書２０には、ＰＡ
Ｒタグ（<PAR>,</PAR>）によって複数のマルチメディア
コンテンツである動画Ｍａ、音声Ｗａ、静止画Ｇａ、テ
キストＴａを同期して再生表示するように記述されてい
るものとする。端末装置Ｃは、配信要求部６からの配信
要求として先読み要求を送信し、これに対して各サーバ
Ｓ２〜Ｓ５から配信されるコンテンツデータＭａ，Ｗ
ａ，Ｇａ，Ｔａをコンテンツ受信部７によって受信し、
再生表示部９において複数のコンテンツを並列に同期表
示する。
【００４１】図５は第１実施形態におけるコンテンツ再
生装置の動作をより具体的に説明する図である。この場
合、端末装置Ｃは、図５に示すように、再生表示を行う
時刻Ｔ０より前の時刻Ｔ１にサーバＳ２から動画Ｍａの
先読み受信を開始する。次に、再生表示を行う時刻Ｔ０
より前の時刻Ｔ２にサーバＳ３から音声Ｗａの先読み受
信を開始し、再生表示を行う時刻Ｔ０より前の時刻Ｔ３
にサーバＳ４から静止画Ｇａの先読み受信を開始する。
最後に、再生表示を行う時刻Ｔ０より前の時刻Ｔ４に、
サーバＳ５からテキストＴａの先読み受信を開始する。
これによって、時刻Ｔ０にこれらの動画Ｍａ、音声Ｗ
ａ、静止画Ｇａ、テキストＴａを同期して再生表示をさ
せることができる。
生装置の動作をより具体的に説明する図である。この場
合、端末装置Ｃは、図５に示すように、再生表示を行う
時刻Ｔ０より前の時刻Ｔ１にサーバＳ２から動画Ｍａの
先読み受信を開始する。次に、再生表示を行う時刻Ｔ０
より前の時刻Ｔ２にサーバＳ３から音声Ｗａの先読み受
信を開始し、再生表示を行う時刻Ｔ０より前の時刻Ｔ３
にサーバＳ４から静止画Ｇａの先読み受信を開始する。
最後に、再生表示を行う時刻Ｔ０より前の時刻Ｔ４に、
サーバＳ５からテキストＴａの先読み受信を開始する。
これによって、時刻Ｔ０にこれらの動画Ｍａ、音声Ｗ
ａ、静止画Ｇａ、テキストＴａを同期して再生表示をさ
せることができる。
【００４２】以上のように本実施形態では、端末装置Ｃ
はシナリオ文書の解析結果に基づいてマルチメディアコ
ンテンツをサーバから受信して再生する際に、複数のマ
ルチメディアコンテンツを並列に同期して表示するよう
にシナリオに記述されている場合は、再生表示を行う前
にサーバに対してコンテンツデータの先読みを行ってデ
ータ受信を開始する。このような処理によって、再生開
始時には他のコンテンツと同期をとるのに十分な所定量
のコンテンツデータが配信され、受信完了しているよう
になる。
はシナリオ文書の解析結果に基づいてマルチメディアコ
ンテンツをサーバから受信して再生する際に、複数のマ
ルチメディアコンテンツを並列に同期して表示するよう
にシナリオに記述されている場合は、再生表示を行う前
にサーバに対してコンテンツデータの先読みを行ってデ
ータ受信を開始する。このような処理によって、再生開
始時には他のコンテンツと同期をとるのに十分な所定量
のコンテンツデータが配信され、受信完了しているよう
になる。
【００４３】したがって、本実施形態によれば、複数の
マルチメディアコンテンツを並列に同期して再生表示を
行うように記述されたシナリオに対して、シナリオに忠
実にしかも迅速に並列同期再生表示をすることが可能と
なる。
マルチメディアコンテンツを並列に同期して再生表示を
行うように記述されたシナリオに対して、シナリオに忠
実にしかも迅速に並列同期再生表示をすることが可能と
なる。
【００４４】［第２実施形態］図６〜図９は本発明の第
２実施形態におけるコンテンツ再生装置の動作を説明す
る説明図である。第２実施形態におけるコンテンツ再生
装置は、マルチメディアコンテンツのデータタイプに従
って先読みの優先順位を設定し、先読みを行うようにす
る。
２実施形態におけるコンテンツ再生装置の動作を説明す
る説明図である。第２実施形態におけるコンテンツ再生
装置は、マルチメディアコンテンツのデータタイプに従
って先読みの優先順位を設定し、先読みを行うようにす
る。
【００４５】図６はシナリオ解析結果の一例を示したも
ので、このシナリオ文書は、テキストＡ、テキストＢ、
動画Ａ、音声Ａ、テキストＣ、テキストＤ、静止画Ａ、
動画Ｂ、音声Ｂ、音声Ｃ、動画Ｃ、動画Ｄ、動画Ｅ、音
声Ｄ、動画Ｆから構成されており、これらの複数個のマ
ルチメディアコンテンツの並列同期再生表示を行う場合
の時間軸表現が示されている。
ので、このシナリオ文書は、テキストＡ、テキストＢ、
動画Ａ、音声Ａ、テキストＣ、テキストＤ、静止画Ａ、
動画Ｂ、音声Ｂ、音声Ｃ、動画Ｃ、動画Ｄ、動画Ｅ、音
声Ｄ、動画Ｆから構成されており、これらの複数個のマ
ルチメディアコンテンツの並列同期再生表示を行う場合
の時間軸表現が示されている。
【００４６】この場合、まず、時刻３：００にテキスト
ＡとテキストＢが表示され、同時に動画Ａ、音声Ａ、テ
キストＣ、テキストＤ、静止画Ａが再生表示される。次
に、動画Ａ、音声Ａ、テキストＣ、テキストＤ、静止画
Ａの再生表示が２０分後（３：２０）に終了し、その後
すぐに動画Ｂ、音声Ｂが同時に再生表示される。そし
て、音声Ｂが１０分後（３：３０）に再生終了すると、
その１０分後（３：４０）に、音声Ｃ、動画Ｃが同時に
再生表示される。その１０分後（３：５０）に、動画
Ｂ、音声Ｃが再生終了する。そして１０分後（４：０
０）に動画Ｃが再生終了する。動画Ｃの再生終了と同時
に、動画Ｄ、動画Ｅ、音声Ｄ、動画Ｆが同時に再生表示
される。その１０分後（４：１０）に再生表示中のすべ
てのコンテンツである、テキストＡ、テキストＢ、動画
Ｄ、動画Ｅ、音声Ｄ、動画Ｆの再生表示が終了する。
ＡとテキストＢが表示され、同時に動画Ａ、音声Ａ、テ
キストＣ、テキストＤ、静止画Ａが再生表示される。次
に、動画Ａ、音声Ａ、テキストＣ、テキストＤ、静止画
Ａの再生表示が２０分後（３：２０）に終了し、その後
すぐに動画Ｂ、音声Ｂが同時に再生表示される。そし
て、音声Ｂが１０分後（３：３０）に再生終了すると、
その１０分後（３：４０）に、音声Ｃ、動画Ｃが同時に
再生表示される。その１０分後（３：５０）に、動画
Ｂ、音声Ｃが再生終了する。そして１０分後（４：０
０）に動画Ｃが再生終了する。動画Ｃの再生終了と同時
に、動画Ｄ、動画Ｅ、音声Ｄ、動画Ｆが同時に再生表示
される。その１０分後（４：１０）に再生表示中のすべ
てのコンテンツである、テキストＡ、テキストＢ、動画
Ｄ、動画Ｅ、音声Ｄ、動画Ｆの再生表示が終了する。
【００４７】図７は複数のマルチメディアコンテンツに
おけるデータタイプによる先読みの優先順位を示したも
のである。上記のようなシナリオ文書に基づいて複数個
のマルチメディアコンテンツを同期して再生表示するた
めに、本実施形態では先読みに際して、図７のような優
先順位に従って先読みの順序を入れ替えて先読みを実行
する。この場合、まず、最もデータ量が少ないと思われ
るテキスト３１を最優先で先読み込みを行い、最もデー
タ量の多い動画３４については、先読みの優先順位を下
げて最後になるようにする。すなわち、テキスト３１、
静止画３２、音声３３、動画３４の順にデータ量の少な
いものから優先して先読みする。
おけるデータタイプによる先読みの優先順位を示したも
のである。上記のようなシナリオ文書に基づいて複数個
のマルチメディアコンテンツを同期して再生表示するた
めに、本実施形態では先読みに際して、図７のような優
先順位に従って先読みの順序を入れ替えて先読みを実行
する。この場合、まず、最もデータ量が少ないと思われ
るテキスト３１を最優先で先読み込みを行い、最もデー
タ量の多い動画３４については、先読みの優先順位を下
げて最後になるようにする。すなわち、テキスト３１、
静止画３２、音声３３、動画３４の順にデータ量の少な
いものから優先して先読みする。
【００４８】図８は複数のマルチメディアコンテンツに
おいて並列再生を行うグループを示したものである。図
６に示した複数のマルチメディアコンテンツは、並列に
再生するものをグループにしてまとめると、第１グルー
プ（Ｐａｒ−１）４１、第２グループ（Ｐａｒ−２）４
２、第３グループ（Ｐａｒ−３）４３、第４グループ
（Ｐａｒ−４）４４の４つのグループに分類することが
できる。このグループ毎に、図７に示した優先順位に基
づいて、コンテンツデータの先読みを行う順番を入れ替
える。
おいて並列再生を行うグループを示したものである。図
６に示した複数のマルチメディアコンテンツは、並列に
再生するものをグループにしてまとめると、第１グルー
プ（Ｐａｒ−１）４１、第２グループ（Ｐａｒ−２）４
２、第３グループ（Ｐａｒ−３）４３、第４グループ
（Ｐａｒ−４）４４の４つのグループに分類することが
できる。このグループ毎に、図７に示した優先順位に基
づいて、コンテンツデータの先読みを行う順番を入れ替
える。
【００４９】図９は複数のマルチメディアコンテンツに
ついて、優先順位によって先読みの順番を入れ替えた場
合の先読み処理を時間軸上で示したものである。図９の
ように、それぞれのグループ４１〜４４ごとで、データ
タイプによって順序を入れ替えて先読みを行い、これら
のマルチメディアコンテンツを並列に同期して再生表示
する。すなわち、第１グループ４１ではテキストＡ、テ
キストＢ、テキストＣ、テキストＤ、静止画Ａ、音声
Ａ、動画Ａの順序で先読みを行い、第２グループ４２で
は音声Ｂ、動画Ｂの順序で先読みを行い、第３グループ
４３では音声Ｃ、動画Ｃの順序で先読みを行い、第４グ
ループ４４では音声Ｄ、動画Ｄ、動画Ｅ、動画Ｆの順序
で先読みを行う。これにより、複数のマルチメディアコ
ンテンツに関してデータタイプに応じて先読みを行うこ
とができ、よりスムースに並列同期再生を行うことが可
能となる。
ついて、優先順位によって先読みの順番を入れ替えた場
合の先読み処理を時間軸上で示したものである。図９の
ように、それぞれのグループ４１〜４４ごとで、データ
タイプによって順序を入れ替えて先読みを行い、これら
のマルチメディアコンテンツを並列に同期して再生表示
する。すなわち、第１グループ４１ではテキストＡ、テ
キストＢ、テキストＣ、テキストＤ、静止画Ａ、音声
Ａ、動画Ａの順序で先読みを行い、第２グループ４２で
は音声Ｂ、動画Ｂの順序で先読みを行い、第３グループ
４３では音声Ｃ、動画Ｃの順序で先読みを行い、第４グ
ループ４４では音声Ｄ、動画Ｄ、動画Ｅ、動画Ｆの順序
で先読みを行う。これにより、複数のマルチメディアコ
ンテンツに関してデータタイプに応じて先読みを行うこ
とができ、よりスムースに並列同期再生を行うことが可
能となる。
【００５０】以上のように本実施形態では、マルチメデ
ィアコンテンツのデータタイプによって、優先順位を設
けた先読みを実施することで、先読み処理の効率化を図
るようにしている。これにより、端末装置Ｃにおける再
生表示に対して、利用者が待たされる状態をできるだけ
回避でき、並列同期再生時の待ち時間を少なく、短い時
間にすることができる。したがって、よりシナリオの記
述に忠実で迅速に並列同期再生表示を行うことが可能と
なる。
ィアコンテンツのデータタイプによって、優先順位を設
けた先読みを実施することで、先読み処理の効率化を図
るようにしている。これにより、端末装置Ｃにおける再
生表示に対して、利用者が待たされる状態をできるだけ
回避でき、並列同期再生時の待ち時間を少なく、短い時
間にすることができる。したがって、よりシナリオの記
述に忠実で迅速に並列同期再生表示を行うことが可能と
なる。
【００５１】［第３実施形態］図１０及び図１１は本発
明の第３実施形態におけるコンテンツ再生装置の動作を
説明する説明図である。第３実施形態では、シナリオ文
書において分岐がある場合の処理の一例を示す。
明の第３実施形態におけるコンテンツ再生装置の動作を
説明する説明図である。第３実施形態では、シナリオ文
書において分岐がある場合の処理の一例を示す。
【００５２】図１０は分岐を有するシナリオ構成の一例
を示したものである。上述の実施形態では、シナリオ文
書は一連のマルチメディアコンテンツの再生表示方法に
ついての記述だけがなされているものとして説明した。
しかし、ＸＭＬシナリオ記述言語では、図１０に示すシ
ナリオＡ〜Ｉのように、シナリオ文書の記述の中にある
シナリオから別のシナリオへの分岐を記述するような階
層構造をとることが一般的に許されている。この場合、
別のシナリオへ移ってしまってからでは、先読みの機能
はあまり活かすことができない。そこで、本実施形態で
は、シナリオ文書の解析の過程で、シナリオの分岐につ
いても抽出し、シナリオの分岐予測を行ってから、シナ
リオの再生をしているときに分岐先のシナリオに記述さ
れているマルチメディアコンテンツについても先読みを
行うようにする。
を示したものである。上述の実施形態では、シナリオ文
書は一連のマルチメディアコンテンツの再生表示方法に
ついての記述だけがなされているものとして説明した。
しかし、ＸＭＬシナリオ記述言語では、図１０に示すシ
ナリオＡ〜Ｉのように、シナリオ文書の記述の中にある
シナリオから別のシナリオへの分岐を記述するような階
層構造をとることが一般的に許されている。この場合、
別のシナリオへ移ってしまってからでは、先読みの機能
はあまり活かすことができない。そこで、本実施形態で
は、シナリオ文書の解析の過程で、シナリオの分岐につ
いても抽出し、シナリオの分岐予測を行ってから、シナ
リオの再生をしているときに分岐先のシナリオに記述さ
れているマルチメディアコンテンツについても先読みを
行うようにする。
【００５３】図１０の例では、シナリオの解析時にシナ
リオＡからシナリオＢ，Ｃへの分岐、シナリオＢからシ
ナリオＤ〜Ｆへの分岐、シナリオＣからシナリオＧ〜Ｉ
への分岐のそれぞれを抽出して分岐予測を行い、分岐先
のシナリオに記述されているコンテンツデータについて
も上記実施形態と同様の先読み処理を行う。
リオＡからシナリオＢ，Ｃへの分岐、シナリオＢからシ
ナリオＤ〜Ｆへの分岐、シナリオＣからシナリオＧ〜Ｉ
への分岐のそれぞれを抽出して分岐予測を行い、分岐先
のシナリオに記述されているコンテンツデータについて
も上記実施形態と同様の先読み処理を行う。
【００５４】図１１は第３実施形態のコンテンツ再生装
置において並列同期再生表示を行う場合の動作をより具
体的に説明するフローチャートである。図１１の動作説
明は、図３で示した第１実施形態における機能構成に対
応して示している。
置において並列同期再生表示を行う場合の動作をより具
体的に説明するフローチャートである。図１１の動作説
明は、図３で示した第１実施形態における機能構成に対
応して示している。
【００５５】最初に、ステップＳＴ１１において、端末
装置ＣはサーバＳ１から配信されたシナリオＡを受信す
る。そして、ステップＳＴ１２において端末装置Ｃは受
信したシナリオＡの解析を行う。このシナリオ解析結果
に基づいて、ステップＳＴ１３においてシナリオＡを実
行し、これと並行して、ステップＳ１４において端末装
置ＣはサーバＳ１から分岐先のシナリオＢ及びＣを受信
する。次いで、ステップＳ１５において、端末装置Ｃは
受信した分岐先のシナリオＢ及びＣの解析を行う。そし
てこのシナリオ解析結果に基づいて、ステップＳＴ１６
において、端末装置ＣはシナリオＢ及びＣに記述されて
いる動画、音声などのコンテンツデータの先読みを行
う。
装置ＣはサーバＳ１から配信されたシナリオＡを受信す
る。そして、ステップＳＴ１２において端末装置Ｃは受
信したシナリオＡの解析を行う。このシナリオ解析結果
に基づいて、ステップＳＴ１３においてシナリオＡを実
行し、これと並行して、ステップＳ１４において端末装
置ＣはサーバＳ１から分岐先のシナリオＢ及びＣを受信
する。次いで、ステップＳ１５において、端末装置Ｃは
受信した分岐先のシナリオＢ及びＣの解析を行う。そし
てこのシナリオ解析結果に基づいて、ステップＳＴ１６
において、端末装置ＣはシナリオＢ及びＣに記述されて
いる動画、音声などのコンテンツデータの先読みを行
う。
【００５６】以上のように本実施形態では、シナリオ文
書の解析結果に基づいて、分岐先のシナリオについても
サーバ側から前もって取得してシナリオ解析を行い、シ
ナリオに記述されているマルチメディアコンテンツにつ
いても先読みリストに書き込みを行うことで、シナリオ
の分岐に先立って先読みを実施可能にしておく。これに
より、現在実行中のシナリオから分岐先のシナリオに移
行してもスムースなマルチメディアコンテンツの同期再
生表示を実現することができる。
書の解析結果に基づいて、分岐先のシナリオについても
サーバ側から前もって取得してシナリオ解析を行い、シ
ナリオに記述されているマルチメディアコンテンツにつ
いても先読みリストに書き込みを行うことで、シナリオ
の分岐に先立って先読みを実施可能にしておく。これに
より、現在実行中のシナリオから分岐先のシナリオに移
行してもスムースなマルチメディアコンテンツの同期再
生表示を実現することができる。
【００５７】したがって、本実施形態によれば、他のシ
ナリオへの分岐が記述されたシナリオ文書に対しても、
分岐先のシナリオに記述されたコンテンツデータの先読
み処理を実行できるので、シナリオの分岐に関わらず複
数のマルチメディアコンテンツを並列に同期して再生表
示可能であり、シナリオの記述に忠実にかつ円滑に再生
することができる。
ナリオへの分岐が記述されたシナリオ文書に対しても、
分岐先のシナリオに記述されたコンテンツデータの先読
み処理を実行できるので、シナリオの分岐に関わらず複
数のマルチメディアコンテンツを並列に同期して再生表
示可能であり、シナリオの記述に忠実にかつ円滑に再生
することができる。
【００５８】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、Ｘ
ＭＬなどのシナリオ記述言語で記述されたシナリオ文書
に基づきネットワークを介して配信される複数のマルチ
メディアコンテンツを、端末装置上で並列に同期させて
再生可能であり、シナリオを忠実かつ迅速に再生するこ
とができるという効果が得られる。
ＭＬなどのシナリオ記述言語で記述されたシナリオ文書
に基づきネットワークを介して配信される複数のマルチ
メディアコンテンツを、端末装置上で並列に同期させて
再生可能であり、シナリオを忠実かつ迅速に再生するこ
とができるという効果が得られる。
【００５９】また、ネットワーク経由で配信される複数
のマルチメディアコンテンツを、先読みすることによっ
てより早く確実に同期をとりながら並列再生することが
可能となるため、シナリオ記述言語で記述されたシナリ
オに基づいて動画・音声を含む複数のマルチメディアコ
ンテンツを端末装置上で並列に同期させてシナリオを忠
実かつ迅速に再生することができるようになる。
のマルチメディアコンテンツを、先読みすることによっ
てより早く確実に同期をとりながら並列再生することが
可能となるため、シナリオ記述言語で記述されたシナリ
オに基づいて動画・音声を含む複数のマルチメディアコ
ンテンツを端末装置上で並列に同期させてシナリオを忠
実かつ迅速に再生することができるようになる。
【００６０】また、マルチメディアコンテンツのデータ
タイプに応じて設定した先読みの優先順位に基づき、優
先順位に従った順序で先読みすることによって、先読み
処理の効率化が図れ、並列同期再生表示の際に利用者が
待たされる状態を高確率で回避でき、シナリオを忠実か
つ迅速に再生することができるようになる。
タイプに応じて設定した先読みの優先順位に基づき、優
先順位に従った順序で先読みすることによって、先読み
処理の効率化が図れ、並列同期再生表示の際に利用者が
待たされる状態を高確率で回避でき、シナリオを忠実か
つ迅速に再生することができるようになる。
【００６１】また、シナリオ文書が分岐を有する場合に
シナリオの分岐予測に基づいて先読みを行うことで、分
岐先のシナリオに移行しても先読み効果が得られ、スム
ースなマルチメディアコンテンツの並列同期再生表示が
実現できるようになる。
シナリオの分岐予測に基づいて先読みを行うことで、分
岐先のシナリオに移行しても先読み効果が得られ、スム
ースなマルチメディアコンテンツの並列同期再生表示が
実現できるようになる。
【図１】本発明の実施形態に係るコンテンツ再生装置を
含むネットワーク構成を示すブロック図である。
含むネットワーク構成を示すブロック図である。
【図２】第１実施形態におけるコンテンツ再生装置の動
作を説明する説明図である。
作を説明する説明図である。
【図３】第１実施形態におけるコンテンツ再生装置の構
成及び機能をより具体的に示した構成説明図である。
成及び機能をより具体的に示した構成説明図である。
【図４】並列同期再生表示を行うシナリオ文書の一例を
示す図である。
示す図である。
【図５】第１実施形態におけるコンテンツ再生装置の動
作をより具体的に説明する説明図である。
作をより具体的に説明する説明図である。
【図６】第２実施形態に係るシナリオ解析結果の一例を
示す図である。
示す図である。
【図７】複数のマルチメディアコンテンツにおけるデー
タタイプによる先読みの優先順位を示した説明図であ
る。
タタイプによる先読みの優先順位を示した説明図であ
る。
【図８】複数のマルチメディアコンテンツにおいて並列
再生を行うグループを示した図である。
再生を行うグループを示した図である。
【図９】複数のマルチメディアコンテンツについて、優
先順位によって先読みの順番を入れ替えた場合の先読み
処理を時間軸上で示した説明図である。
先順位によって先読みの順番を入れ替えた場合の先読み
処理を時間軸上で示した説明図である。
【図１０】第３実施形態に係る分岐を有するシナリオ構
成の一例を示す図である。
成の一例を示す図である。
【図１１】第３実施形態のコンテンツ再生装置において
並列同期再生表示を行う場合の動作をより具体的に説明
するフローチャートである。
並列同期再生表示を行う場合の動作をより具体的に説明
するフローチャートである。
１ ネットワーク
２ ネットワークシステム
５ シナリオ解析部
６ 配信要求部
７ コンテンツ受信部
８ 再生制御部
９ 再生表示部
１０ バッファ
２０ シナリオ文書
３１ テキスト
３２ 静止画
３３ 音声
３４ 動画
４１ 第１グループ
４２ 第２グループ
４３ 第３グループ
４４ 第４グループ
Ｃ，Ｃ１，Ｃ２ 端末装置
Ｓ１〜Ｓ５ サーバ
Claims (13)
- 【請求項１】 シナリオ記述言語で記述されたシナリオ
文書に基づいてネットワークを介して配信される複数の
マルチメディアコンテンツを再生するコンテンツ再生装
置であって、 前記複数のマルチメディアコンテンツの配信を受けてこ
れらを並列に同期させて再生する際に前記複数のマルチ
メディアコンテンツの先読みを行う先読み手段を備えた
ことを特徴とするコンテンツ再生装置。 - 【請求項２】 前記先読み手段として、前記シナリオ文
書を解析するシナリオ解析手段と、前記シナリオ解析結
果に基づいて複数のマルチメディアコンテンツを配信す
るサーバに対して再生時間に先立って配信要求を行う配
信要求手段と、配信されたコンテンツデータを受信して
前記シナリオ文書に基づいて再生制御を行うコンテンツ
受信再生手段とを有してなるネットワーク接続可能な端
末装置を備えたことを特徴とする請求項１記載のコンテ
ンツ再生装置。 - 【請求項３】 前記配信要求手段は、前記シナリオ解析
結果に基づいて前記複数のマルチメディアコンテンツを
再生する再生時間よりも前に前記サーバに対して先読み
要求を行い、 前記コンテンツ受信再生手段は、前記先読み要求に応じ
て配信されたコンテンツデータを前記再生時間よりも前
に先読み受信開始して並列同期再生可能に保持すること
を特徴とする請求項２記載のコンテンツ再生装置。 - 【請求項４】 前記先読み手段として、前記複数のマル
チメディアコンテンツを再生する端末装置からの配信要
求を受けて、再生時間よりも前に先読みしたコンテンツ
データを前記端末装置に配信する配信制御手段を有して
なるネットワーク接続可能なサーバを備えたことを特徴
とする請求項１記載のコンテンツ再生装置。 - 【請求項５】 前記先読み手段は、前記マルチメディア
コンテンツのデータタイプに応じて先読みの優先順位を
決定し、この優先順位に従った順序で対応するコンテン
ツデータの先読みを行うことを特徴とする請求項１〜４
のいずれか一つに記載のコンテンツ再生装置。 - 【請求項６】 前記先読み手段は、前記シナリオ文書の
解析結果に基づき、当該シナリオ文書がシナリオの分岐
を有する場合に、シナリオの分岐予測に基づいてマルチ
メディアコンテンツの先読みを行うことを特徴とする請
求項１〜４のいずれか一つに記載のコンテンツ再生装
置。 - 【請求項７】 前記先読み手段は、前記シナリオの分岐
予測に基づき、分岐先のシナリオに記述されたマルチメ
ディアコンテンツの先読みを行うことを特徴とする請求
項６記載のコンテンツ再生装置。 - 【請求項８】 前記シナリオ文書として、前記マルチメ
ディアコンテンツの再生のために、音声または動画像を
少なくとも有するストリーミングコンテンツを含むマル
チメディアコンテンツの定義付けに、時間に対して変化
するマルチメディアコンテンツをウエブページと同期さ
せるためのタグを用いてシナリオ記述言語として記述し
たシナリオ文書を用いることを特徴とする請求項１〜７
のいずれか一つに記載のコンテンツ再生装置。 - 【請求項９】 請求項１〜８のいずれか一つに記載のコ
ンテンツ再生装置の機能をコンピュータにおいて実現す
るためのプログラム。 - 【請求項１０】 シナリオ記述言語で記述されたシナリ
オ文書に基づいてネットワークを介して配信される複数
のマルチメディアコンテンツを再生するコンテンツ再生
方法であって、 前記複数のマルチメディアコンテンツの配信を受けてこ
れらを並列に同期させて再生する際に前記複数のマルチ
メディアコンテンツの先読みを行う先読みステップを有
することを特徴とするコンテンツ再生方法。 - 【請求項１１】 前記先読みステップにおいて、前記シ
ナリオ文書の解析結果に基づいて複数のマルチメディア
コンテンツを配信するサーバに対して再生時間に先立っ
て配信要求を行い、前記再生時間よりも前に配信された
コンテンツデータを先読み受信開始して並列同期再生可
能に保持することを特徴とする請求項１０記載のコンテ
ンツ再生方法。 - 【請求項１２】 前記先読みステップにおいて、前記マ
ルチメディアコンテンツのデータタイプに応じて先読み
の優先順位を決定し、この優先順位に従った順序で対応
するコンテンツデータの先読みを行うことを特徴とする
請求項１０記載のコンテンツ再生方法。 - 【請求項１３】 前記先読みステップにおいて、前記シ
ナリオ文書の解析結果に基づき、当該シナリオ文書がシ
ナリオの分岐を有する場合に、シナリオの分岐予測に基
づいてマルチメディアコンテンツの先読みを行うことを
特徴とする請求項１０記載のコンテンツ再生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001188643A JP2003009113A (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | コンテンツ再生装置及び方法、並びにプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001188643A JP2003009113A (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | コンテンツ再生装置及び方法、並びにプログラム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003009113A true JP2003009113A (ja) | 2003-01-10 |
Family
ID=19027712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001188643A Pending JP2003009113A (ja) | 2001-06-21 | 2001-06-21 | コンテンツ再生装置及び方法、並びにプログラム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003009113A (ja) |
Cited By (14)
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