JP2003009027A - 番組情報表示装置及び方法 - Google Patents
番組情報表示装置及び方法Info
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- JP2003009027A JP2003009027A JP2001186342A JP2001186342A JP2003009027A JP 2003009027 A JP2003009027 A JP 2003009027A JP 2001186342 A JP2001186342 A JP 2001186342A JP 2001186342 A JP2001186342 A JP 2001186342A JP 2003009027 A JP2003009027 A JP 2003009027A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 番組情報へのアクセスを容易にした番組情報
表示を行うことができるようにする。 【解決手段】 所定の放送時間帯及びチャンネルで区分
した各区分について、対応する番組に関する情報を表示
画面上の各区分の表示領域に表示する際に、対応する番
組の数が所定数を超える区分については選択した前記所
定数の番組を対象として前記番組情報の表示を行う（図
１（ａ））。そして、番組情報の表示がなされている各
区分のうち指示があったものについて、対応する番組の
より詳細な番組情報を、表示画面上の前記各区分の表示
領域より大きな表示領域に表示する（図１（ｂ））。
表示を行うことができるようにする。 【解決手段】 所定の放送時間帯及びチャンネルで区分
した各区分について、対応する番組に関する情報を表示
画面上の各区分の表示領域に表示する際に、対応する番
組の数が所定数を超える区分については選択した前記所
定数の番組を対象として前記番組情報の表示を行う（図
１（ａ））。そして、番組情報の表示がなされている各
区分のうち指示があったものについて、対応する番組の
より詳細な番組情報を、表示画面上の前記各区分の表示
領域より大きな表示領域に表示する（図１（ｂ））。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、番組情報表示装置
及び番組情報表示方法に関する。
及び番組情報表示方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、放送分野においてディジタル化及
び高能率圧縮符号化が進み、これに伴い、世界各国で多
チャンネルを利用して数多くの番組を放送することがで
きる各種のディジタル放送サービスが開始されている。
多チャンネル化により数多くの番組が放送可能であるこ
とから、ユーザにとっては番組選択範囲が拡大すること
になる。このようなディジタル放送では、映像や音声と
ともに、番組に関連したデータを転送することも可能で
ある。このデータを利用し、ユーザに対して所望の番組
の選局を容易にする電子番組表の表示が可能である。
び高能率圧縮符号化が進み、これに伴い、世界各国で多
チャンネルを利用して数多くの番組を放送することがで
きる各種のディジタル放送サービスが開始されている。
多チャンネル化により数多くの番組が放送可能であるこ
とから、ユーザにとっては番組選択範囲が拡大すること
になる。このようなディジタル放送では、映像や音声と
ともに、番組に関連したデータを転送することも可能で
ある。このデータを利用し、ユーザに対して所望の番組
の選局を容易にする電子番組表の表示が可能である。
【０００３】電子番組表というのは、たとえば図４に示
すような、数チャンネル分の番組を数時間分、テレビ等
の画面に表示したものである。このような電子番組表か
らユーザは、各チャンネルについての各時間の番組情報
を得、所望のチャンネルを選局することができる。ま
た、画面に表示されている電子番組表におけるチャンネ
ルや時間を変更することにより、数日先の番組一覧を見
ることも可能である。数日先の番組については、その視
聴を、ユーザは予約することができる。
すような、数チャンネル分の番組を数時間分、テレビ等
の画面に表示したものである。このような電子番組表か
らユーザは、各チャンネルについての各時間の番組情報
を得、所望のチャンネルを選局することができる。ま
た、画面に表示されている電子番組表におけるチャンネ
ルや時間を変更することにより、数日先の番組一覧を見
ることも可能である。数日先の番組については、その視
聴を、ユーザは予約することができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザにと
って使いやすい電子番組表を考えてみると、リモコンや
本体キーについてのなるべく少ない操作でより多くの番
組情報が得られることが望ましい。たとえば、ある時間
のあるチャンネルで放送しており、又は放送予定となっ
ている番組の番組名を知ろうとする場合には、より少な
い操作で番組名を知ることができるものがよい。したが
って、テレビ画面中の電子番組表は、たとえば、ある日
の全チャンネルの番組名を一度に見渡せるように、まる
で新聞のラジオ・テレビ欄を見ているかのようになって
いるのが望ましい。
って使いやすい電子番組表を考えてみると、リモコンや
本体キーについてのなるべく少ない操作でより多くの番
組情報が得られることが望ましい。たとえば、ある時間
のあるチャンネルで放送しており、又は放送予定となっ
ている番組の番組名を知ろうとする場合には、より少な
い操作で番組名を知ることができるものがよい。したが
って、テレビ画面中の電子番組表は、たとえば、ある日
の全チャンネルの番組名を一度に見渡せるように、まる
で新聞のラジオ・テレビ欄を見ているかのようになって
いるのが望ましい。
【０００５】ここで問題になるのが、テレビの画面上で
一度に表示できる情報量である。テレビ画面のサイズは
有限であり、しかも表示解像度も有限であるため、あま
りに多くの情報を表示させることはできない。つまり、
電子番組表の情報量に対し、表示領域が足りない。
一度に表示できる情報量である。テレビ画面のサイズは
有限であり、しかも表示解像度も有限であるため、あま
りに多くの情報を表示させることはできない。つまり、
電子番組表の情報量に対し、表示領域が足りない。
【０００６】そこで、表示すべきチャンネル数や時間帯
を限定して電子番組表を構成することにすると、ある特
定の番組に対しては多くの情報を表示することが可能で
あるが、逆に、他のチャンネルの情報を表示することが
できなくなってしまうので、ユーザにとっては、どのチ
ャンネルでどういった番組が、どのくらいやっているの
かといったことが判別しずらくなる。また逆に、テレビ
画面中に、一度に多くのチャンネルについて多くの時間
数にわたって番組情報を表示すると、ある特定の番組名
ですら表示困難になるので、ユーザにとっては何もわか
らないのと同じである。
を限定して電子番組表を構成することにすると、ある特
定の番組に対しては多くの情報を表示することが可能で
あるが、逆に、他のチャンネルの情報を表示することが
できなくなってしまうので、ユーザにとっては、どのチ
ャンネルでどういった番組が、どのくらいやっているの
かといったことが判別しずらくなる。また逆に、テレビ
画面中に、一度に多くのチャンネルについて多くの時間
数にわたって番組情報を表示すると、ある特定の番組名
ですら表示困難になるので、ユーザにとっては何もわか
らないのと同じである。
【０００７】すなわち、ある程度の数のチャンネルにつ
いてある程度の時間分の番組を１画面上に同時に表示す
るためには、どうしても１チャンネル及び１時間単位の
時間帯で区分した各区分の表示領域（以下、「区分枠」
という。）が狭くなる。区分枠が狭くなった結果、各区
分枠で表示できる情報量が減ってしまう。したがって区
分枠が狭い場合には、たとえば、あるチャンネルではあ
る時間帯に４つの番組の放送があるときでも、その区分
枠内に４つすべての番組の情報を表示するのではなく、
その時間帯における代表的な番組のみについて番組情報
を表示するのが一般的である。しかしこれではユーザ
は、その時間帯及びチャンネルにおいて他にどんな番組
が放送されるのかを知ることができない。
いてある程度の時間分の番組を１画面上に同時に表示す
るためには、どうしても１チャンネル及び１時間単位の
時間帯で区分した各区分の表示領域（以下、「区分枠」
という。）が狭くなる。区分枠が狭くなった結果、各区
分枠で表示できる情報量が減ってしまう。したがって区
分枠が狭い場合には、たとえば、あるチャンネルではあ
る時間帯に４つの番組の放送があるときでも、その区分
枠内に４つすべての番組の情報を表示するのではなく、
その時間帯における代表的な番組のみについて番組情報
を表示するのが一般的である。しかしこれではユーザ
は、その時間帯及びチャンネルにおいて他にどんな番組
が放送されるのかを知ることができない。
【０００８】たとえば図４の番組表では、対応する番組
の数が２を超える区分については、代表的な２つの番組
についてのみタイトルを表示するようにしている。具体
的には、１５時台の１０１チャンネルの区分枠４１に対
応する番組の数は４つであるが、そのうちの代表的な番
組２つについてのタイトルのみが表示されている。した
がって、他の２つのタイトルは、図４の番組表には現れ
ておらず、ユーザは知ることができない。
の数が２を超える区分については、代表的な２つの番組
についてのみタイトルを表示するようにしている。具体
的には、１５時台の１０１チャンネルの区分枠４１に対
応する番組の数は４つであるが、そのうちの代表的な番
組２つについてのタイトルのみが表示されている。した
がって、他の２つのタイトルは、図４の番組表には現れ
ておらず、ユーザは知ることができない。
【０００９】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点に鑑み、番組情報表示装置及び方法において、容易
に所望の番組情報にアクセスし、番組情報の取得や番組
の選択を行うことができるようにすることにある。
題点に鑑み、番組情報表示装置及び方法において、容易
に所望の番組情報にアクセスし、番組情報の取得や番組
の選択を行うことができるようにすることにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、第１の発明に係る番組情報表示装置は、所定の放送
時間帯及びチャンネルで区分した各区分について、対応
する番組情報を表示画面上の各区分の表示領域に表示す
る番組情報表示装置において、前記番組情報の表示を行
うとともに、その際、対応する番組の数が所定数を超え
る区分については選択した前記所定数の番組を対象とし
て前記番組情報の表示を行う第１の表示手段と、前記番
組情報の表示がなされている各区分のうち指示があった
ものについて、対応する番組のより詳細な番組情報を、
前記表示画面上のより大きな表示領域に表示する第２の
表示手段とを具備することを特徴とする。
め、第１の発明に係る番組情報表示装置は、所定の放送
時間帯及びチャンネルで区分した各区分について、対応
する番組情報を表示画面上の各区分の表示領域に表示す
る番組情報表示装置において、前記番組情報の表示を行
うとともに、その際、対応する番組の数が所定数を超え
る区分については選択した前記所定数の番組を対象とし
て前記番組情報の表示を行う第１の表示手段と、前記番
組情報の表示がなされている各区分のうち指示があった
ものについて、対応する番組のより詳細な番組情報を、
前記表示画面上のより大きな表示領域に表示する第２の
表示手段とを具備することを特徴とする。
【００１１】ここで、所定の放送時間帯及びチャンネル
としては、たとえばユーザが指定した放送時間帯及びチ
ャンネルが該当する。番組情報としては、たとえば番組
のタイトルや放送開始時刻が該当する。番組情報の表示
としては、たとえばディジタル放送におけるサービス情
報に含まれるイベント情報テーブル（ＥＩＴ；EventInf
ormation Table）に基づいて作成される電子番組表（Ｅ
ＧＰ；Electronic Program Guide）の表示が該当する。
対応する番組に関するより詳細な情報としては、たとえ
ば対応するすべての番組のタイトルや、番組の内容に関
する情報が該当する。より大きな表示領域とは、たとえ
ば表示画面全体を用いた表示領域が該当する。
としては、たとえばユーザが指定した放送時間帯及びチ
ャンネルが該当する。番組情報としては、たとえば番組
のタイトルや放送開始時刻が該当する。番組情報の表示
としては、たとえばディジタル放送におけるサービス情
報に含まれるイベント情報テーブル（ＥＩＴ；EventInf
ormation Table）に基づいて作成される電子番組表（Ｅ
ＧＰ；Electronic Program Guide）の表示が該当する。
対応する番組に関するより詳細な情報としては、たとえ
ば対応するすべての番組のタイトルや、番組の内容に関
する情報が該当する。より大きな表示領域とは、たとえ
ば表示画面全体を用いた表示領域が該当する。
【００１２】この構成において、第１表示手段は、各区
分についての番組情報の表示に際して、対応する番組の
数が所定数を超える区分については、選択した所定数の
番組を対象として表示を行うようにしているため、各区
分の表示領域に対して番組情報の量が多くなり過ぎるの
を防止することができる。また、指示があった区分につ
いては、対応する番組のより詳細な番組情報を、より大
きな表示領域に表示する第２の表示手段を設けたため、
対応する番組の数が所定数を超えているために第１表示
手段により表示されなかった番組についても、その番組
情報を表示させることができる。
分についての番組情報の表示に際して、対応する番組の
数が所定数を超える区分については、選択した所定数の
番組を対象として表示を行うようにしているため、各区
分の表示領域に対して番組情報の量が多くなり過ぎるの
を防止することができる。また、指示があった区分につ
いては、対応する番組のより詳細な番組情報を、より大
きな表示領域に表示する第２の表示手段を設けたため、
対応する番組の数が所定数を超えているために第１表示
手段により表示されなかった番組についても、その番組
情報を表示させることができる。
【００１３】第２の発明に係る番組情報表示装置は、第
１発明において、前記所定数を設定するための手段を有
することを特徴とする。
１発明において、前記所定数を設定するための手段を有
することを特徴とする。
【００１４】第３の発明に係る番組情報表示装置は、第
１又は第２発明において、前記第１表示手段は、前記番
組情報の表示を、対応する番組の数が前記所定数を超え
る区分と超えない区分とが判別できるように行うもので
あることを特徴とする。判別できような表示とは、たと
えば、対応する番組の数が前記所定数を超える区分につ
いて、背景色を他の区分と異なったものとすることや、
区分の表示領域を点滅させたりすることが該当する。
１又は第２発明において、前記第１表示手段は、前記番
組情報の表示を、対応する番組の数が前記所定数を超え
る区分と超えない区分とが判別できるように行うもので
あることを特徴とする。判別できような表示とは、たと
えば、対応する番組の数が前記所定数を超える区分につ
いて、背景色を他の区分と異なったものとすることや、
区分の表示領域を点滅させたりすることが該当する。
【００１５】第４の発明に係る番組情報表示装置は、第
１〜第３のいずれかの発明において、前記所定数の番組
の選択を、番組の放送時間の長さに基づいて行う手段を
有することを特徴とする。
１〜第３のいずれかの発明において、前記所定数の番組
の選択を、番組の放送時間の長さに基づいて行う手段を
有することを特徴とする。
【００１６】第５の発明に係る番組情報表示装置は、第
１〜第４のいずれかの発明において、テン・キーを有す
るリモコン装置を備え、前記各区分の表示領域の配列と
縦横の配列数が一致する前記テン・キーの配列部分を用
いて各区分についての前記指示を行うことができるよう
に構成したことを特徴とする。
１〜第４のいずれかの発明において、テン・キーを有す
るリモコン装置を備え、前記各区分の表示領域の配列と
縦横の配列数が一致する前記テン・キーの配列部分を用
いて各区分についての前記指示を行うことができるよう
に構成したことを特徴とする。
【００１７】第６の発明に係る番組情報表示方法は、所
定の放送時間帯及びチャンネルで区分した各区分につい
て、対応する番組の番組情報を表示画面上の各区分の表
示領域に表示する番組情報表示方法において、前記番組
情報の表示を行うとともに、その際、対応する番組の数
が所定数を超える区分については選択した前記所定数の
番組を対象として前記番組情報の表示を行う第１の表示
工程と、前記番組情報の表示がなされている各区分のう
ち指示があったものについて、対応する番組のより詳細
な番組情報を、前記表示画面上のより大きな表示領域に
表示する第２の表示工程とを具備することを特徴とす
る。
定の放送時間帯及びチャンネルで区分した各区分につい
て、対応する番組の番組情報を表示画面上の各区分の表
示領域に表示する番組情報表示方法において、前記番組
情報の表示を行うとともに、その際、対応する番組の数
が所定数を超える区分については選択した前記所定数の
番組を対象として前記番組情報の表示を行う第１の表示
工程と、前記番組情報の表示がなされている各区分のう
ち指示があったものについて、対応する番組のより詳細
な番組情報を、前記表示画面上のより大きな表示領域に
表示する第２の表示工程とを具備することを特徴とす
る。
【００１８】第７の発明に係る番組情報表示装置は、第
６発明において、前記所定数を設定する工程を有するこ
とを特徴とする。
６発明において、前記所定数を設定する工程を有するこ
とを特徴とする。
【００１９】第８の発明に係る番組情報表示方法は、第
６又は第７発明において、前記第１表示工程では、前記
番組情報の表示を、対応する番組の数が前記所定数を超
える区分と超えない区分とが判別できるように行うこと
を特徴とする。
６又は第７発明において、前記第１表示工程では、前記
番組情報の表示を、対応する番組の数が前記所定数を超
える区分と超えない区分とが判別できるように行うこと
を特徴とする。
【００２０】第９の発明に係る番組情報表示装置は、第
６〜第８のいずれかの発明において、前記所定数の番組
の選択を、番組の放送時間の長さに基づいて行う工程を
有することを特徴とする。
６〜第８のいずれかの発明において、前記所定数の番組
の選択を、番組の放送時間の長さに基づいて行う工程を
有することを特徴とする。
【００２１】第１０の発明に係る番組情報表示方法は、
第６〜第９のいずれかの発明において、リモコン装置の
テン・キーのうち、前記各区分の表示領域の配列と縦横
の配列数が一致する配列部分を用いて各区分についての
前記指示を行う工程を有することを特徴とする。
第６〜第９のいずれかの発明において、リモコン装置の
テン・キーのうち、前記各区分の表示領域の配列と縦横
の配列数が一致する配列部分を用いて各区分についての
前記指示を行う工程を有することを特徴とする。
【００２２】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態に係る電子番
組表表示装置は、マイコン及びこれに指示を与えるため
のテン・キーを有するリモコン装置を備え、ディジタル
放送において映像や音声とともに伝送されるサービス情
報としてのＥＩＴ（イベント情報テーブル；Event Info
rmation Table）に基づき、電子番組表（ＥＰＧ；Elect
ronicProgram Guide）をＴＶ（テレビジョン）等の画面
に表示するものである。なおＥＩＴはＡＲＩＢ（電波産
業会）により、デジタル放送に使用する番組配列情報の
標準規格として規定されているものであり、ＥＩＴに
は、現在と次の番組の情報、２週間分の番組表等の情報
が含まれている。
組表表示装置は、マイコン及びこれに指示を与えるため
のテン・キーを有するリモコン装置を備え、ディジタル
放送において映像や音声とともに伝送されるサービス情
報としてのＥＩＴ（イベント情報テーブル；Event Info
rmation Table）に基づき、電子番組表（ＥＰＧ；Elect
ronicProgram Guide）をＴＶ（テレビジョン）等の画面
に表示するものである。なおＥＩＴはＡＲＩＢ（電波産
業会）により、デジタル放送に使用する番組配列情報の
標準規格として規定されているものであり、ＥＩＴに
は、現在と次の番組の情報、２週間分の番組表等の情報
が含まれている。
【００２３】図１（ａ）は本実施形態に係る電子番組表
表示装置において画面に表示された電子番組表を示す。
図中の"１４"〜"１６"は時間帯を示す数字であり、たと
えば"１４"は１４時台、すなわち１４時から１５時まで
の間の時間帯を示す。"１０１"〜"１０３"はチャンネル
番号である。連続する３つの時間帯及び３つのチャンネ
ル毎に区分した各区分の枠内に、対応する番組の情報が
表示されている。図では、１４時台から１６時台までの
各時間帯及び１０１〜１０３の各チャンネルについて番
組情報の表示が行われているが、表示対象とする時間帯
やチャンネルは、リモコンにより変更することができる
ようになっている。なお、各区分に対応する番組とは、
その区分のチャンネルにおいてその時間帯に放送が開始
される番組をいう。
表示装置において画面に表示された電子番組表を示す。
図中の"１４"〜"１６"は時間帯を示す数字であり、たと
えば"１４"は１４時台、すなわち１４時から１５時まで
の間の時間帯を示す。"１０１"〜"１０３"はチャンネル
番号である。連続する３つの時間帯及び３つのチャンネ
ル毎に区分した各区分の枠内に、対応する番組の情報が
表示されている。図では、１４時台から１６時台までの
各時間帯及び１０１〜１０３の各チャンネルについて番
組情報の表示が行われているが、表示対象とする時間帯
やチャンネルは、リモコンにより変更することができる
ようになっている。なお、各区分に対応する番組とは、
その区分のチャンネルにおいてその時間帯に放送が開始
される番組をいう。
【００２４】各区分枠内に表示する番組情報として、こ
こでは対応する番組のタイトルを表示するが、対応する
番組の数が、ユーザが予め設定した数を超える区分につ
いては、代表的な番組を設定数だけ選択し、その番組の
タイトルを表示するようにしている。図１では設定数が
２の場合を示している。各区分枠に表示する番組タイト
ルの数を設定数以下に限定したのは、たとえば１つの区
分枠内に４つの番組タイトルを表示すると、ユーザが認
識できないほどに文字の大きさが小さくなってしまうか
らである。すなわち、タイトルを表示するための文字の
大きさや解像度を考慮したものである。代表的な番組の
選択は、その区分に該当する番組のうち放送時間の長い
ものから順に選択することにより行う。
こでは対応する番組のタイトルを表示するが、対応する
番組の数が、ユーザが予め設定した数を超える区分につ
いては、代表的な番組を設定数だけ選択し、その番組の
タイトルを表示するようにしている。図１では設定数が
２の場合を示している。各区分枠に表示する番組タイト
ルの数を設定数以下に限定したのは、たとえば１つの区
分枠内に４つの番組タイトルを表示すると、ユーザが認
識できないほどに文字の大きさが小さくなってしまうか
らである。すなわち、タイトルを表示するための文字の
大きさや解像度を考慮したものである。代表的な番組の
選択は、その区分に該当する番組のうち放送時間の長い
ものから順に選択することにより行う。
【００２５】図１中の１１は、対応する番組の数が設定
数を超えている区分枠である。この区分枠については、
対応する番組の数が設定数を超えていることが視覚的に
容易に判別できるように、背景の色彩を他の区分枠と異
なるものとしている。
数を超えている区分枠である。この区分枠については、
対応する番組の数が設定数を超えていることが視覚的に
容易に判別できるように、背景の色彩を他の区分枠と異
なるものとしている。
【００２６】図２はリモコンの外観を示す。テン・キー
のうちの縦及び横にそれぞれ３列ずつ並んだ"１"〜"９"
のキー２１は、ちょうど、縦横に３列ずつ並んだ番組表
の各区分枠に対応しており、そのいずれかのキーを押下
することによって、対応する区分枠を指示することがで
きるようになっている。たとえばキー２１のうち、"４"
のキーが押下されると、マイコンは、対応する１５時台
及び１０１チャンネルの区分枠１１を、図１（ｂ）に示
すように拡大表示し、より詳細な番組情報の表示とし
て、該当する４つの番組についてタイトルの表示を行
う。つまり、図１（ａ）の表示を図１（ｂ）の表示に切
り替え、区分枠１１に対応するすべての番組について、
省略することなく、タイトルを表示する。
のうちの縦及び横にそれぞれ３列ずつ並んだ"１"〜"９"
のキー２１は、ちょうど、縦横に３列ずつ並んだ番組表
の各区分枠に対応しており、そのいずれかのキーを押下
することによって、対応する区分枠を指示することがで
きるようになっている。たとえばキー２１のうち、"４"
のキーが押下されると、マイコンは、対応する１５時台
及び１０１チャンネルの区分枠１１を、図１（ｂ）に示
すように拡大表示し、より詳細な番組情報の表示とし
て、該当する４つの番組についてタイトルの表示を行
う。つまり、図１（ａ）の表示を図１（ｂ）の表示に切
り替え、区分枠１１に対応するすべての番組について、
省略することなく、タイトルを表示する。
【００２７】図３はマイコンにおける電子番組表の表示
処理を示すフローチャートである。表示処理を開始する
と、まずステップ３１において、ＥＩＴの情報を取得す
る。この情報には、たとえば各番組のタイトル、内容、
放送日時等についての２週間分のデータが含まれてい
る。次に。ステップ３２において、表示対象である所定
のあるいは指示された各時間帯及び各チャンネルについ
て、各区分に対応する各番組の放送時間をＥＩＴより取
得する。次に、ステップ３３において、取得した各番組
の放送時間の、各時間帯の時間長さたとえば１時間に対
する割合を、各区分毎に計算する。
処理を示すフローチャートである。表示処理を開始する
と、まずステップ３１において、ＥＩＴの情報を取得す
る。この情報には、たとえば各番組のタイトル、内容、
放送日時等についての２週間分のデータが含まれてい
る。次に。ステップ３２において、表示対象である所定
のあるいは指示された各時間帯及び各チャンネルについ
て、各区分に対応する各番組の放送時間をＥＩＴより取
得する。次に、ステップ３３において、取得した各番組
の放送時間の、各時間帯の時間長さたとえば１時間に対
する割合を、各区分毎に計算する。
【００２８】次に、ステップ３４において、各区分毎
に、放送時間の割合が多い順に予め設定された数の範囲
内で選択した番組を、その区分枠における代表番組ある
いは番組情報を表示すべき番組として、図１（ａ）のよ
うな番組表の表示を行う。このとき、対応する番組の数
が設定数を超える区分については、選択されなかった番
組についてのタイトル表示は行われないが、その代わり
に、図１（ｂ）のような拡大表示により、選択されなか
った番組についてもタイトル表示を行うことができる旨
が認識できるように、区分枠の表示色を変化させてお
く。これにより表示処理は終了する。
に、放送時間の割合が多い順に予め設定された数の範囲
内で選択した番組を、その区分枠における代表番組ある
いは番組情報を表示すべき番組として、図１（ａ）のよ
うな番組表の表示を行う。このとき、対応する番組の数
が設定数を超える区分については、選択されなかった番
組についてのタイトル表示は行われないが、その代わり
に、図１（ｂ）のような拡大表示により、選択されなか
った番組についてもタイトル表示を行うことができる旨
が認識できるように、区分枠の表示色を変化させてお
く。これにより表示処理は終了する。
【００２９】この後ユーザは、表示された番組表に基づ
き、見たい番組の選択や予約等を行うことができる。ま
た、番組表のチャンネルや時間帯を変更する旨の指示
や、表示させたいチャンネル及び時間帯についての指示
を与えることにより、ステップ３２以降の処理を再度行
わせ、所望の範囲の時間帯及びチャンネルについて番組
表を表示させることができる。さらに、リモコンのテン
・キー２１のうちいずれかを押下することにより、対応
する区分枠を図３のように拡大表示させ、その区分枠に
該当する番組についての詳細な情報を得たり、見たい番
組の選択や予約等を行ったりすることができる。
き、見たい番組の選択や予約等を行うことができる。ま
た、番組表のチャンネルや時間帯を変更する旨の指示
や、表示させたいチャンネル及び時間帯についての指示
を与えることにより、ステップ３２以降の処理を再度行
わせ、所望の範囲の時間帯及びチャンネルについて番組
表を表示させることができる。さらに、リモコンのテン
・キー２１のうちいずれかを押下することにより、対応
する区分枠を図３のように拡大表示させ、その区分枠に
該当する番組についての詳細な情報を得たり、見たい番
組の選択や予約等を行ったりすることができる。
【００３０】本実施形態によれば、対応する番組の数が
所定数を超える区分については代表的な所定数の番組の
タイトルのみを表示し、指示があった区分についてはそ
の区分枠を拡大表示し、該当するすべての番組について
タイトルを表示するようにしたため、ある程度の時間帯
及びチャンネル数についての番組情報を表示画面上に一
度に表示した場合に各区分枠の大きさが小さくなって、
各区分に対応する番組のタイトルを完全に表示すること
ができない場合があるという不都合を解消することがで
きる。また、拡大表示させたい区分枠の指示を、各区分
枠の配列に一致するリモコンのテン・キーの配列部分を
用い、ごく簡単な操作で行うことができる。したがっ
て、ユーザは所望の番組情報へのアクセスを容易に行っ
て、番組情報の取得や番組の選択を行うことができる。
所定数を超える区分については代表的な所定数の番組の
タイトルのみを表示し、指示があった区分についてはそ
の区分枠を拡大表示し、該当するすべての番組について
タイトルを表示するようにしたため、ある程度の時間帯
及びチャンネル数についての番組情報を表示画面上に一
度に表示した場合に各区分枠の大きさが小さくなって、
各区分に対応する番組のタイトルを完全に表示すること
ができない場合があるという不都合を解消することがで
きる。また、拡大表示させたい区分枠の指示を、各区分
枠の配列に一致するリモコンのテン・キーの配列部分を
用い、ごく簡単な操作で行うことができる。したがっ
て、ユーザは所望の番組情報へのアクセスを容易に行っ
て、番組情報の取得や番組の選択を行うことができる。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、対
応する番組の数が所定数を超える区分については選択し
た前記所定数の番組を対象として番組情報の表示を行う
とともに、指示があった区分については、対応する番組
のより詳細な番組情報を、より大きな表示領域に表示す
るようにしたため、大きさが限られた表示画面を介して
容易に所望の番組情報にアクセスし、番組情報の取得や
番組の選択を行うことができる。
応する番組の数が所定数を超える区分については選択し
た前記所定数の番組を対象として番組情報の表示を行う
とともに、指示があった区分については、対応する番組
のより詳細な番組情報を、より大きな表示領域に表示す
るようにしたため、大きさが限られた表示画面を介して
容易に所望の番組情報にアクセスし、番組情報の取得や
番組の選択を行うことができる。
【図１】本発明の一実施形態に係る電子番組表表示装置
により表示される電子番組表を示す図である。
により表示される電子番組表を示す図である。
【図２】電子番組表表示装置のリモコンの外観を示す図
である。
である。
【図３】図１の電子番組表の表示処理を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図４】従来例に係る電子番組表を示す図である。
１１：区分枠、２１：テン・キー、４１：区分枠。
Claims (10)
- 【請求項１】 所定の放送時間帯及びチャンネルで区分
した各区分について、対応する番組の番組情報を表示画
面上の各区分の表示領域に表示する番組情報表示装置に
おいて、 前記番組情報の表示を行うとともに、その際、対応する
番組の数が所定数を超える区分については選択した前記
所定数の番組を対象として前記番組情報の表示を行う第
１の表示手段と、 前記番組情報の表示がなされている各区分のうち指示が
あったものについて、対応する番組のより詳細な番組情
報を、前記表示画面上のより大きな表示領域に表示する
第２の表示手段とを具備することを特徴とする番組情報
表示装置。 - 【請求項２】 前記所定数を設定するための手段を有す
ることを特徴とする請求項１に記載の番組情報表示装
置。 - 【請求項３】 前記第１表示手段は、前記番組情報の表
示を、対応する番組の数が前記所定数を超える区分と超
えない区分とが判別できるように行うものであることを
特徴とする請求項１又は２に記載の番組情報表示装置。 - 【請求項４】 前記所定数の番組の選択を、番組の放送
時間の長さに基づいて行う手段を有することを特徴とす
る請求項１〜３のいずれかに記載の番組情報表示装置。 - 【請求項５】 テン・キーを有するリモコン装置を備
え、前記各区分の表示領域の配列と縦横の配列数が一致
する前記テン・キーの配列部分を用いて前記指示を行う
ことができるように構成したことを特徴とする請求項１
〜４のいずれかに記載の番組情報表示装置。 - 【請求項６】 所定の放送時間帯及びチャンネルで区分
した各区分について、対応する番組の番組情報を表示画
面上の各区分の表示領域に表示する番組情報表示方法に
おいて、 前記番組情報の表示を行うとともに、その際、対応する
番組の数が所定数を超える区分については選択した前記
所定数の番組を対象として前記番組情報の表示を行う第
１の表示工程と、 前記番組情報の表示がなされている各区分のうち指示が
あったものについて、対応する番組のより詳細な番組情
報を、前記表示画面上のより大きな表示領域に表示する
第２の表示工程とを具備することを特徴とする番組情報
表示方法。 - 【請求項７】 前記所定数を設定する工程を有すること
を特徴とする請求項６に記載の番組情報表示方法。 - 【請求項８】 前記第１表示工程では、前記番組情報の
表示を、対応する番組の数が前記所定数を超える区分と
超えない区分とが判別できるように行うことを特徴とす
る請求項６又は７に記載の番組情報表示方法。 - 【請求項９】 前記所定数の番組の選択を、番組の放送
時間の長さに基づいて行う工程を有することを特徴とす
る請求項６〜８のいずれかに記載の番組情報表示方法。 - 【請求項１０】 リモコン装置のテン・キーのうち、前
記各区分の表示領域の配列と縦横の配列数が一致する配
列部分を用いて前記指示を行う工程を有することを特徴
とする請求項６〜９のいずれかに記載の番組情報表示方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001186342A JP2003009027A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 番組情報表示装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001186342A JP2003009027A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 番組情報表示装置及び方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003009027A true JP2003009027A (ja) | 2003-01-10 |
Family
ID=19025799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001186342A Pending JP2003009027A (ja) | 2001-06-20 | 2001-06-20 | 番組情報表示装置及び方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003009027A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008085969A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-04-10 | Funai Electric Co Ltd | テレビジョン受信装置 |
| JP2008278217A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Sharp Corp | デジタル放送受信装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07284035A (ja) * | 1994-04-07 | 1995-10-27 | Toshiba Corp | テレビジョン受信機及び番組情報表示方法 |
| JPH09270969A (ja) * | 1996-03-29 | 1997-10-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 放送受信装置 |
-
2001
- 2001-06-20 JP JP2001186342A patent/JP2003009027A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07284035A (ja) * | 1994-04-07 | 1995-10-27 | Toshiba Corp | テレビジョン受信機及び番組情報表示方法 |
| JPH09270969A (ja) * | 1996-03-29 | 1997-10-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 放送受信装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008085969A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-04-10 | Funai Electric Co Ltd | テレビジョン受信装置 |
| JP2008278217A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Sharp Corp | デジタル放送受信装置 |
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|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050516 |
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|
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