JP2003007216A - プラズマディスプレイパネル及びその製造方法 - Google Patents

プラズマディスプレイパネル及びその製造方法

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JP2003007216A
JP2003007216A JP2001191765A JP2001191765A JP2003007216A JP 2003007216 A JP2003007216 A JP 2003007216A JP 2001191765 A JP2001191765 A JP 2001191765A JP 2001191765 A JP2001191765 A JP 2001191765A JP 2003007216 A JP2003007216 A JP 2003007216A
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Masashi Okikawa
昌史 沖川
Toshihiro Yoshioka
俊博 吉岡
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高画質化と低消費電力化とを実現する。 【解決手段】 開示されるプラズマディスプレイパネル
は、放電ギャップ34を隔てて行方向に延びる一対の維
持電極に33,33より構成され、列方向に所定間
隔で形成された複数の面放電電極対33を備え、各維持
電極33,33 は、透明導電性薄膜からなり、放電
ギャップ34に面して形成されたストライプ状の主電極
部35,35と、主電極部35,35より幅の
狭い金属膜からなり、対応する主電極部35,35
の放電ギャップ34側と反対側に形成された従電極部3
,36とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビ受像機や
コンピュータ等の平面型表示装置として利用されるプラ
ズマディスプレイパネル(PDP;Plasma Display Pan
el)及びその製造方法に関し、詳しくは、交流(AC;
Alternating Current)駆動面放電型のプラズマディス
プレイパネル及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のAC駆動面放電型のPD
P1の概略構成を分解し、かつ、前面絶縁基板2の一部
を切り欠いて示す分解斜視図である。図8は、同PDP
1の前面絶縁基板2を取り除いた状態での上面図であ
る。また、図9は、図8のA−A'断面を拡大して示す
拡大断面図である。この例のPDP1は、例えば、特許
第3036496号公報や特開平11−202831号
公報に開示されている。
【0003】この例のPDP1においては、図7〜図9
に示すように、前面絶縁基板2の下面に、行方向(図8
において左右方向)に延びるストライプ状の維持電極3
及び3が放電ギャップ4を隔てて列方向(図8にお
いて上下方向)に所定間隔で交互に各々複数形成されて
いる。前面絶縁基板2は、後述する背面絶縁基板8と同
様、例えば、厚さ2〜5mmのソーダライムガラスからな
る。維持電極3及び3は、いずれも酸化錫、酸化イ
ンジウム、あるいは錫ドープ酸化インジウム(ITO:
Indium Tin Oxide)等の透明導電性薄膜からなり、面放
電電極対3を構成している。
【0004】維持電極3及び3の下面の一端側に
は、行方向に延びるバス電極5及び5が各々複数形
成されている。バス電極5及び5は、銀の厚膜、あ
るいはアルミニウムや銅などの薄膜等の金属膜からな
り、導電率の低い維持電極3及び3の抵抗値を小さ
くするために形成されている。維持電極3及び3
バス電極5及び5並びにこれらが形成されていない
前面絶縁基板2の各下面は、透明な誘電体層6によって
被覆されている。誘電体層6は、厚さ10〜40μmの
低融点ガラスからなる。誘電体層6の下面には、誘電体
層6を放電時のイオン衝撃から保護するために、保護層
7が形成されている。保護層7は、二次電子放出係数が
大きく、耐スパッタ性に優れた酸化マグネシウム等から
なり、厚さ0.5〜2.0μm程度真空蒸着などにより
形成されている。
【0005】一方、背面絶縁基板8の上面には、列方
向、すなわち、維持電極3及び3の形成方向と直交
する方向に延びるストライプ状のデータ電極9が行方向
に所定間隔で複数形成されている。データ電極9は、銀
膜等からなる。データ電極9及びこれが形成されていな
い背面絶縁基板8の各上面は、白色の誘電体層10によ
って被覆されている。また、データ電極9の上方以外の
誘電体層10の上面に、表示セル12を区切るためのス
トライプ状の隔壁13が列方向に延びるように形成され
ている。表示セル12は、表示画面を構成する最小の単
位である。図8に破線で囲まれた領域は、1個の表示セ
ル12を示している。
【0006】データ電極9の上方の誘電体層8の上面
と、隔壁13の側面とには、放電ガスの放電により発生
する紫外線を赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色の
可視光に変換する3種類の蛍光体層14、14、1
が形成されている。蛍光体層14、14、14
は、蛍光体層14、蛍光体層14、蛍光体層14
の順序で行方向に順次繰り返して形成されているとと
もに、列方向には紫外線を同一色の可視光に変換する蛍
光体層14が連続して形成されている。
【0007】保護層7の下面と、蛍光体層14、14
、14の各上面と、隣接する2個の隔壁13の各側
壁とにより形成される各空間には、放電ガス空間15が
各々確保されている。この放電ガス空間15内には、キ
セノン、ヘリウム若しくはネオン等又はこれらの混合ガ
スからなる放電ガスが20〜80kPaの圧力で充填さ
れている。維持電極3及び3、バス電極5及び5
、データ電極9、蛍光体層14及び放電ガス空間15
から構成される領域が上記表示セル12となる。表示セ
ル12の大きさが、例えば、縦(列方向)が1.05m
m、横(行方向)が0.355mmである場合には、幅が
300〜450μmであり、厚さが0.1〜2.0μmで
ある維持電極3及び3が50〜300μmの放電ギ
ャップ4を隔てて形成される。
【0008】次に、上記PDP1を構成する維持電極3
及び3並びにバス電極5及び5の形成方法につ
いて図10を参照して説明する。維持電極3及び3
は図10に示すリフトオフ法によって形成される。図1
0は、図8のA−A'断面のうち、前面絶縁基板2側を
拡大し、かつ、上下を逆転して示す拡大断面図である。
まず、図10(a)に示すように、前面絶縁基板2上に
感光性のドライフィルム21を積層する。ドライフィル
ム21は、支持体フィルムと、支持体フィルム上に形成
された感光性樹脂とからなる。次に、図10(b)に示
すように、ドライフィルム21を露光及び現像し、ドラ
イフィルム21をパターニングする。次に、図10
(c)に示すように、パターニングされたドライフィル
ム21上に透明導電性薄膜22を積層する。次に、図1
0(d)に示すように、ドライフィルム21を除去する
ことによって所定の形状の維持電極3及び3を得
る。次に、図10(e)に示すように、維持電極3
び3上に銀ペーストをパターン印刷した後、焼成(例
えば、560℃で30分間保持)することによって所定
の形状のバス電極5及び5を得る。
【0009】次に、上記PDP1において、1個の表示
セル12が発光する原理の概略について説明する。ま
ず、放電を維持するための電圧信号が維持電極3及び
に印加されると、放電ガス空間15内において放電
が発生する。この放電によって発生する電子は、キセノ
ン原子、ヘリウム原子若しくはネオン原子等(以下、キ
セノン原子等と略する。)と衝突し、キセノン原子等を
励起又は電離させる。例えば、励起したキセノン原子
は、147〜190nmの真空紫外域の紫外線を発生させ
る。発生した紫外線は、蛍光体層14、14、14
に照射される。紫外線を照射された蛍光体層14
14、14は、各々赤、青、緑の可視光を発する。
各赤、青、緑の可視光は、直接に、あるいは誘電体層1
0に反射された後、保護層7、誘電体層6、維持電極3
及び3並びに前面絶縁基板2を透過して外部に出射
される。
【0010】一方、放電ガス空間15内において発生し
た放電は、誘電体層6の下面に電荷が蓄積された後、自
動的に停止する。例えば、上記電圧信号として、維持電
極3 に正のパルス電圧、維持電極3に負のパルス電
圧を印加した場合、放電ガス空間15内における放電に
よって発生した電子は維持電極3へ移動し、一方、キ
セノン原子等の正イオンは維持電極3へ移動する。こ
れにより、維持電極3 の下面に形成された誘電体層6
の下面が負極性に帯電し、維持電極3の下面に形成さ
れた誘電体層6の下面が正極性に帯電した後、放電が停
止する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】近年では、表示装置全
般にいえることではあるが、AC駆動面放電型のPDP
についても、高画質化とともに、低消費電力化の要求が
高まってきている。ところが、上記した従来のPDP1
では、画質を改善するために、維持電極3 及び3
印加する電圧を上昇させて輝度を高めた場合、放電によ
り消費される電力が増大してしまう。そこで、高画質化
と低消費電力化とをともに実現するために、以下に示す
第1〜第3の手法が考えられるが、以下に示すような新
たな問題が発生してしまう。
【0012】第1に、AC駆動面放電型のPDPの消費
電力を低減するためには、表示セルの発光効率を向上さ
せ、放電により消費される電力を減少させる必要があ
る。一般に、AC駆動面放電型のPDPにおいては、放
電電流密度が低いほど、紫外線の放射効率が高まり、そ
の結果、可視光の発光効率が高くなる傾向がある。そこ
で、維持電極に印加する電圧を低下させ、放電電流を減
少させれば、放電電流密度が低くなるため、表示セルの
発光効率を高くすることができる。ところが、維持電極
に印加する電圧を低下させると、放電が不安定となり、
安定な表示動作ができなくなってしまう。
【0013】第2に、維持電極3及び3の幅を狭く
し、維持電極3及び3の面積を減少させると、誘電
体層6の下面と維持電極3及び3との間の静電容量
を減少させることができる。そして、維持電極3及び
に印加する電圧が同一である場合、放電が停止する
際に誘電体層6の下面に蓄積される電荷量が減少するた
め、放電電流を減少させることができる。ところが、こ
の第2の手法では、上記したように、維持電極3及び
の面積も減少させるため、結局表示セル12自体の
放電電流密度は変化せず、これに伴い発光効率もほとん
ど変化しない。また、維持電極3及び3の面積を減
少させると、放電が維持電極3及び3 全体に拡散し
なくなり、蛍光体層14、14、14の一部だけ
が発光するようになる。その結果、表示セル12の輝度
が低下し、十分な画質を得ることができない。
【0014】第3に、特開平8−22772号公報には
以下に示す技術が開示されている。すなわち、この技術
においては、透明導電性薄膜からなる維持電極を、行方
向に延びる本体部と、表示セルごとにこの本体部から隣
接する維持電極に向けて突出する突出部とによって構成
している。そして、突出部は、行方向における幅がその
先端部の行方向における幅よりも狭い狭小部を備えてい
る。この技術によれば、狭小部を設けることによって1
個の表示セル当たりの放電電流を低減させて低消費電力
化を図り、その結果、発光効率を向上させている。とこ
ろが、この技術においては、放電が狭小部近傍に集中し
て表示セル全体に拡散しないため、輝度の減少を招くお
それがある。また、この技術においては、透明導電性薄
膜からなる維持電極を複雑な形状にパターニングしてい
るので、狭小部にクラックが入りやすく、断線のおそれ
がある。
【0015】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、高画質化と低消費電力化とをともに実現するこ
とができるプラズマディスプレイパネル及びその製造方
法を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明に係るプラズマディスプレイパ
ネルは、放電ギャップを隔てて行方向に延びる一対の維
持電極により構成され、列方向に所定間隔で形成された
複数の面放電電極対を備え、上記各維持電極は、透明導
電性薄膜からなり、上記放電ギャップに面して形成され
た略ストライプ状の主電極部と、上記主電極部より幅の
狭い金属膜からなり、対応する上記主電極部の上記放電
ギャップ側と反対側に形成された従電極部とから構成さ
れていることを特徴としている。
【0017】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のプラズマディスプレイパネルに係り、上記従電極部
は、上記維持電極と所定の距離を隔てて行方向に延びて
形成された第1平行部と、上記維持電極と上記第1平行
部との間で上記第1平行部と所定の距離を隔てて行方向
に延びて形成された第2平行部とを有することを特徴と
している。
【0018】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載のプラズマディスプレイパネルに係り、上記従電極部
は、各表示セルを区切るために列方向に延びる隣接する
隔壁からほぼ等距離となる位置で列方向に上記維持電極
に向かって延びて先端部が上記維持電極に電気的に接触
するように上記第1平行部及び上記第2平行部と一体と
なって形成された垂直部を有することを特徴としてい
る。
【0019】また、請求項4記載の発明は、請求項2記
載のプラズマディスプレイパネルに係り、上記従電極部
は、各表示セルを区切るために列方向に延びる隣接する
隔壁からほぼ等距離となる位置で列方向に上記維持電極
に向かって延びて先端部が上記維持電極に電気的に接触
するように上記第1平行部及び上記第2平行部と一体と
なって形成された第1垂直部と、上記隔壁の上方で、列
方向に上記維持電極に向かって延びて先端部が上記維持
電極に電気的に接触するように上記第1水平部及び上記
第2水平部と一体となって形成された第2垂直部とを有
することを特徴としている。
【0020】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載のプラズマディスプレイパネルに係り、上記第2垂直
部の幅は、上記隔壁の幅と同一であるか、あるいはそれ
よりも狭いことを特徴としている。
【0021】また、請求項6記載の発明は、請求項4記
載のプラズマディスプレイパネルに係り、上記第2垂直
部の幅は、上記隔壁の幅の1/2以下であることを特徴
としている。
【0022】また、請求項7記載の発明は、請求項2乃
至6のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネル
に係り、上記第2平行部の幅は、1〜50μmであるこ
とを特徴としている。
【0023】また、請求項8記載の発明は、請求項2乃
至6のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネル
に係り、上記第2平行部の幅は、1〜30μmであるこ
とを特徴としている。
【0024】また、請求項9記載の発明は、請求項4乃
至8のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネル
に係り、上記第1垂直部の幅は、1〜50μmであるこ
とを特徴としている。
【0025】また、請求項10記載の発明は、請求項4
乃至8のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネ
ルに係り、上記第1垂直部の幅は、1〜30μmである
ことを特徴としている。
【0026】また、請求項11記載の発明は、請求項4
乃至10のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパ
ネルに係り、上記主電極部は、行方向に延びて形成され
た主電極平行部と、各表示セルを区切るために列方向に
延びる隣接する隔壁からほぼ等距離となる位置で上記主
電極平行部の放電ギャップ側と反対側に上記主電極平行
部から突出して形成された主電極突起部とからなり、上
記第1垂直部は、上記第1平行部及び上記第2平行部と
直交する列方向に上記主電極部に向かって延びて先端部
が対応する上記主電極突起部に電気的に接触するように
上記第1平行部及び上記第2平行部と一体となって形成
されていることを特徴としている。
【0027】また、請求項12記載の発明は、請求項1
1記載のプラズマディスプレイパネルに係り、上記主電
極突起部は、行方向及び列方向の長さは、とも30〜6
0μmであることを特徴としている。
【0028】また、請求項13記載の発明は、請求項1
記載のプラズマディスプレイパネルに係り、上記従電極
部は、上記維持電極と所定の距離を隔てて行方向に延び
て形成された第1平行部と、各表示セルを区切るために
列方向に延びる各隔壁の上方で、列方向に上記維持電極
に向かって延びて先端部が上記主電極部に電気的に接触
するように上記第1平行部と一体となって形成された第
1垂直部と、隣接する隔壁からほぼ等距離となる位置に
おいて、列方向に上記維持電極に向かって延び、先端部
が上記維持電極の側面近傍に達する第2垂直部と、上記
第2垂直部の略中央部から行方向に隣接する上記第1垂
直部に向かって各々延び、各先端部が隣接する上記第1
垂直部の側面近傍に達する第2平行部とからなり、上記
第1水平部と一体となって形成された十字状部とを有す
ることを特徴としている。
【0029】また、請求項14記載の発明は、請求項1
3記載のプラズマディスプレイパネルに係り、上記第1
垂直部の幅は、上記隔壁の幅と同一であるか、あるいは
それよりも狭いことを特徴としている。
【0030】また、請求項15記載の発明は、請求項1
3記載のプラズマディスプレイパネルに係り、上記第1
垂直部の幅は、上記隔壁の幅の1/2以下であることを
特徴としている。
【0031】また、請求項16記載の発明は、請求項2
乃至15のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパ
ネルに係り、上記第1平行部と平行に、上記第1平行部
からは放電が及ばない程度の所定の距離を隔てて行方向
に延びて形成されたバス電極水平部と、上記第1平行部
及び上記バス電極平行部と直交する列方向に上記第1平
行部に向かって延びて先端部が上記第1水平部に電気的
に接触して形成されたバス電極垂直部とからなり、上記
従電極部と一体となって形成されたバス電極部を有する
ことを特徴としている。
【0032】また、請求項17記載の発明は、請求項
1、2、3、4、5、6、8、9、10、11、12、
13、14、15又は16のいずれか1に記載のプラズ
マディスプレイパネルに係り、上記主電極部の幅は、3
0〜100μmであることを特徴としている。
【0033】また、請求項18記載の発明は、請求項
1、2、3、4、5、6、8、9、10、11、12、
13、14、15又は16のいずれか1に記載のプラズ
マディスプレイパネルに係り、上記主電極部の幅は、4
0〜80μmであることを特徴としている。
【0034】また、請求項19記載の発明は、請求項1
1、12又は16記載のプラズマディスプレイパネルに
係り、上記第1及び第2の平行部の幅は、30〜100
μmであることを特徴としている。
【0035】また、請求項20記載の発明は、請求項1
1、12又は16記載のプラズマディスプレイパネルに
係り、上記第1及び第2の平行部の幅は、40〜80μ
mであることを特徴としている。
【0036】また、請求項21記載の発明は、請求項2
乃至20のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパ
ネル上記第1平行部の幅は、30〜60μmであること
を特徴としている。
【0037】また、請求項22記載の発明は、請求項2
乃至21のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパ
ネルに係り、上記主電極部と上記第2平行部との間隔及
び、上記第2平行部と上記第1平行部との間隔は、いず
れも30〜140μmであることを特徴としている。
【0038】また、請求項23記載の発明は、請求項1
乃至22のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパ
ネルを製造するプラズマディスプレイパネルの製造方法
に係り、前面絶縁基板上又は上記複数の面放電電極対が
形成された後の前面絶縁基板上に感光性銀ペーストを積
層する第1の工程と、上記感光性銀ペーストを露光及び
現像し、上記感光性銀ペーストをパターニングした後、
焼成することにより、上記従電極部を形成する第2の工
程とを有することを特徴としている。
【0039】また、請求項24記載の発明は、請求項1
乃至22のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパ
ネルを製造するプラズマディスプレイパネルの製造方法
に係り、前面絶縁基板上又は上記複数の面放電電極対が
形成された後の前面絶縁基板上に銀ペーストを積層する
第1の工程と、上記銀ペーストをパターニングした後、
焼成することにより、上記従電極部を形成する第2の工
程とを有することを特徴としている。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 A.第1の実施例 まず、この発明の第1の実施例について説明する。図1
は、この発明の第1の実施例であるPDP31の前面絶
縁基板32を取り除いた状態での上面図である。この例
のPDP31においては、図示せぬ前面絶縁基板32の
下面に、図1に示すように、全体として行方向(図1に
おいて左右方向)に延びる維持電極33 及び33
放電ギャップ34を隔てて列方向(図1において上下方
向)に所定間隔で交互に各々複数形成されている。前面
絶縁基板32は、例えば、厚さ2〜5mmのソーダライム
ガラスからなる。維持電極33及び33は、面放電
電極対33を構成している。維持電極33は、主電極
部35と、従電極部36 とから構成されている。同
様に、維持電極33は、主電極部35と、従電極部
36とから構成されている。
【0041】主電極部35及び35は、いずれも酸
化錫、酸化インジウム、あるいはITO等のストライプ
状の透明導電性薄膜からなり、主電極部35及び35
の幅は、30〜100μm、好ましくは、40〜80
μmとする。主電極部35及び35の下層には、主
電極部35及び35に対応して、従電極部36
び36が各々複数形成されている。従電極部36
は、銀の厚膜、あるいはアルミニウムや銅などの薄膜
等の金属膜からなり、第1平行部37と、第2平行部
37と、表示セル12ごとに設けられた複数の垂直部
37とから構成されている。第1平行部37は、主
電極部35と平行に主電極部35と所定の距離を隔
てて行方向に延びて形成されている。第2平行部37
は、主電極部35と第1平行部37との間で、主電
極部35と平行に主電極部35と所定の距離を隔て
て行方向に延びて形成されている。各垂直部37は、
第1平行部37及び第2平行部37と一体となって
形成されており、第1平行部37 及び第2平行部37
と直交する列方向に主電極部35に向かって延びて
各先端部の上面が主電極部35の下面に電気的に接触
している。各垂直部37は、図1に破線で囲まれた領域
で示す表示セル12内において隣接する隔壁13からほ
ぼ等距離となる位置の上方に形成されている。同様に、
従電極部36は、銀の厚膜、あるいはアルミニウムや
銅などの薄膜等の金属膜からなり、第1平行部38
と、第2平行部38と、表示セル12ごとに設けら
れた複数の垂直部38とから構成されている。従電極
部36と従電極部36とは、放電ギャップ34の行
方向の中心軸を対称線とした線対称の関係にあるので、
従電極部36の詳細な構成については説明しない。
【0042】第1平行部37及び38の幅は、導電
率の低い主電極部35及び35の抵抗値を小さくす
るために、好ましくは、30〜60μm程度とする。す
なわち、第1平行部37及び38は、従来のバス電
極と同様の機能を有している。第2平行部37及び3
、垂直部37及び38の幅は、1〜50μm、
好ましくは、1〜30μmとする。また、この例におい
ては、主電極部35と第2平行部37との間隔及
び、第2平行部37と第1平行部37との間隔は、
いずれも30〜140μmとしている。同様に、主電極
部35と第2平行部38との間隔及び、第2平行部
38と第1平行部38との間隔は、いずれも30〜
140μmとしている。なお、主電極部35及び35
、従電極部36及び36並びにこれらが形成され
ていない前面絶縁基板32の各下面に順次形成されるべ
き誘電体層及び保護層については、従来と同様であるの
で、その説明を省略する。また、背面絶縁基板の上面に
順次形成されるべきデータ電極、誘電体層、隔壁、3種
類の蛍光体層及び放電ガス空間に充填される放電ガスに
ついても、従来と同様であるので、その説明を省略す
る。
【0043】次に、上記PDP31を構成する維持電極
33及び33の形成方法について図2を参照して説
明する。主電極部35及び35は図2に示すリフト
オフ法によって形成される。図2は、図1のB−B'断
面のうち、前面絶縁基板32側を拡大し、かつ、上下を
逆転して示す拡大断面図である。まず、図2(a)に示
すように、前面絶縁基板32上に感光性のドライフィル
ム41を積層する。ドライフィルム41は、支持体フィ
ルムと、支持体フィルム上に形成された感光性樹脂とか
らなる。次に、図2(b)に示すように、ドライフィル
ム41を露光及び現像し、ドライフィルム41をパター
ニングする。
【0044】次に、図2(c)に示すように、パターニ
ングされたドライフィルム41上に透明導電性薄膜42
を積層する。次に、図2(d)に示すように、ドライフ
ィルム41を除去することによって所定の形状の主電極
部35及び35を形成する。次に、図2(e)に示
すように、感光性銀ペースト43を積層する。次に、図
2(f)に示すように、感光性銀ペースト43を露光及
び現像し、感光性銀ペースト43をパターニングした
後、焼成(例えば、550℃で10分間保持)し、第1
平行部37と第2平行部37と垂直部37とから
構成される従電極部36と、第1平行部38と第2
平行部38と垂直部38とから構成される従電極部
36とを形成する。上記焼成条件により形成された従
電極部36 及び36のシート抵抗は、3〜4mΩ/
□であった。なお、図2(f)には、垂直部37及び
38は図示していない。
【0045】このように、この例の構成によれば、スト
ライプ状の主電極部35及び35 を放電ギャップ3
4を隔てて行方向に延びるように形成しているので、放
電が安定し、放電電圧を低く抑えることができる。ま
た、主電極部35及び35は、透明導電性薄膜によ
り形成されているので、放電ギャップ34近傍の強い発
光を透過させることができ、高輝度の表示が得られる。
実験によれば、主電極部35及び35の幅を30〜
100μmとすることにより、放電の安定性と同時に高
輝度の表示が得られた。特に、主電極部35及び35
の幅を40〜80μmとした場合に放電電圧を低く抑
えることができ、高輝度の表示が得られた。
【0046】また、主電極部35と第1平行部37
との間に第2平行部37及び垂直部37を形成する
とともに、主電極部35と第1平行部38との間に
第2平行部38及び垂直部38を形成している。第
2平行部37及び38並びに垂直部37及び38
は、金属膜からなり、その幅は1〜50μmである。
したがって、表示セルの発光効率を従来に比べて10〜
40%程度向上させることができる。このように、この
例の構成によれば、表示セルの発光効率を従来に比べて
10〜40%程度向上させることができるのは、以下に
示す理由によると考えられる。
【0047】すなわち、上記したように、一般に、AC
駆動面放電型のPDPにおいては、放電電流密度が低い
ほど紫外線の放射効率が高まり、その結果、可視光の発
光効率が高くなる傾向がある。この例の構成において
は、第2平行部37及び38 並びに垂直部37
び38の幅を1〜50μmとするとともに、従電極部
36及び36を構成する各電極部間に開口部を設け
ることにより、それらの領域では、放電電流密度が高く
ならないように制限されている。このように、放電電流
密度が制限されるため、表示セルの発光効率を向上させ
ることができていると推察される。金属膜は可視光を遮
蔽するが、第2平行部37及び38並びに垂直部3
及び38の幅は1〜50μmであるため、遮蔽さ
れる可視光の量は発生する全可視光量に対してごくわず
かであり、輝度に影響を与えるまでには至らない。
【0048】実験によれば、第2平行部37及び38
並びに垂直部37及び38の幅を1〜30μmと
した場合に高輝度の表示が得られた。なお、この例の構
成によれば、維持電極33及び33に印加する電圧
を低下させていないので、「発明が解決しようとする課
題」において第1の問題点として述べたような放電が不
安定となり、安定な表示動作ができなくなってしまうと
いうことはない。
【0049】また、この例の構成によれば、第2平行部
37及び38並びに垂直部37 及び38を設け
るとともに、それらの幅を1〜50μmとしている。ま
た、主電極部35及び35の面積を減少させること
なく、その形状もストライプ状であって、特開平8−2
2772号公報に開示された技術のように突出部を設け
ていない。このような構成であるため、放電電流密度が
制限されるとともに、放電が維持電極33及び33
全体に拡散する。これにより、蛍光体層14、1
、14のすべての領域を紫外線で励起することが
できるので、表示セル12の輝度が高まり、十分な画質
を得ることができる。したがって、この例の構成によれ
ば、高画質化と低消費電力化とをともに実現することが
できる。
【0050】また、この例の構成によれば、感光性銀ペ
ースト43を露光及び現像してパターニングした後、焼
成し、高いパターニング精度が要求される、第1平行部
37 と第2平行部37と垂直部37とから構成さ
れる従電極部36と、第1平行部38と第2平行部
38と垂直部38とから構成される従電極部36
とを形成している。したがって、露光時の解像度が膜厚
に左右され、パターニング精度が不充分なドライフィル
ムを用いて透明導電膜をパターニングする従来の場合に
比べて、従電極部36及び36を容易にかつパター
ニング精度良く形成することができる。一方、この例の
構成によれば、主電極部35及び35については、
プロセスコストが安価なドライフィルムを用いてパター
ニングをしている。しかし、主電極部35及び35
は、その幅が30〜100μmであり、パターニング精
度は従電極部36及び36ほど必要ないため、安価
かつ容易にパターニングすることができる。また、この
例の構成によれば、従電極部36及び36を金属膜
で形成しているので、その焼成過程において、例えば、
主電極部35と垂直部37とのつなぎ目や第1平行
部37と垂直部37との交差部などにクラックが入
りにくく、断線しにくい。
【0051】B.第2の実施例 次に、この発明の第2の実施例について説明する。図3
は、この発明の第2の実施例であるPDP51の前面絶
縁基板52(図示略)を取り除いた状態での上面図であ
る。この例のPDP51においては、図示せぬ前面絶縁
基板52の下面に、図3に示すように、全体として行方
向(図3において左右方向)に延びる維持電極53
び53が放電ギャップ54を隔てて列方向(図3にお
いて上下方向)に所定間隔で交互に各々複数形成されて
いる。前面絶縁基板52は、例えば、厚さ2〜5mmのソ
ーダライムガラスからなる。維持電極53及び53
は、面放電電極対53を構成している。維持電極53
は、主電極部55と、従電極部56 とから構成され
ている。同様に、維持電極53は、主電極部55
と、従電極部56とから構成されている。
【0052】主電極部55及び55は、いずれも酸
化錫、酸化インジウム、あるいはITO等のストライプ
状の透明導電性薄膜からなり、主電極部55及び55
の幅は、30〜100μm、好ましくは、40〜80
μmとする。主電極部55及び55の下層には、主
電極部55及び55に対応して、従電極部56
び56が各々複数形成されている。従電極部56
は、銀の厚膜、あるいはアルミニウムや銅などの薄膜
等の金属膜からなり、第1平行部57と、第2平行部
57と、表示セル12ごとに設けられた複数の第1垂
直部57と、隔壁13の上方に設けられた複数の第2
垂直部57とから構成されている。第1平行部57
は、主電極部55と平行に主電極部55と所定の距
離を隔てて行方向に延びて形成されている。第2平行部
57は、主電極部55と第1平行部57との間
で、主電極部55と平行に主電極部55と所定の距
離を隔てて行方向に延びて形成されている。各第1垂直
部57は、第1平行部57及び第2平行部57
一体となって形成されており、第1平行部57及び第
2平行部57と直交する列方向に主電極部55に向
かって延びて各先端部の上面が主電極部55の下面に
電気的に接触している。各第1垂直部57は、図3に破
線で囲まれた領域で示す表示セル12内において隣接す
る隔壁13からほぼ等距離となる位置の上方に形成され
ている。また、各第2垂直部57は、第1平行部57
及び第2平行部57と一体となって形成されてお
り、第1平行部57及び第2平行部57と直交する
列方向に主電極部55に向かって延びて各先端部の上
面が主電極部55の下面に電気的に接触している。各
第2垂直部57は、隣接する第1垂直部57とほぼ
同じ長さで隔壁13の上方に形成されている。同様に、
従電極部56は、銀の厚膜、あるいはアルミニウムや
銅などの薄膜等の金属膜からなり、第1平行部58
と、第2平行部58と、表示セル12ごとに設けら
れた複数の第1垂直部58と、隔壁13の上方に設け
られた複数の第2垂直部58とから構成されている。
従電極部56と従電極部56とは、放電ギャップ5
4の行方向の中心軸を対称線とした線対称の関係にある
ので、従電極部56の詳細な構成については説明しな
い。
【0053】第1平行部57及び58の幅は、導電
率の低い主電極部55及び55の抵抗値を小さくす
るために、好ましくは、30〜60μm程度とする。す
なわち、第1平行部57及び58は、従来のバス電
極と同様の機能を有している。第2平行部57及び5
、第1垂直部57及び58、第2垂直部57
及び58の幅は、1〜50μm、好ましくは、1〜3
0μmとする。また、この例においては、主電極部55
と第2平行部57との間隔及び、第2平行部57
と第1平行部57との間隔は、いずれも30〜140
μmとしている。同様に、主電極部55と第2平行部
58との間隔及び、第2平行部58と第1平行部5
との間隔は、いずれも30〜140μmとしてい
る。第2垂直部57及び58の幅は、隔壁13の幅
と同一であるか、あるいはそれよりも狭いことが発光効
率及び輝度の点で好ましい。
【0054】なお、主電極部55及び55、従電極
部56及び56並びにこれらが形成されていない前
面絶縁基板52の各下面に順次形成されるべき誘電体層
及び保護層については、従来と同様であるので、その説
明を省略する。また、背面絶縁基板の上面に順次形成さ
れるべきデータ電極、誘電体層、隔壁、3種類の蛍光体
層及び放電ガス空間に充填される放電ガスについても、
従来と同様であるので、その説明を省略する。また、上
記PDP51を構成する維持電極53及び53の形
成方法については、従電極部56及び56の形状が
従電極部36及び36の形状と異なるために、感光
性銀ペースト43をパターニングする際のパターンの形
状が異なる以外は、上記第1の実施例の場合と略同様で
あるので、その説明を省略する。
【0055】このように、この例の構成によれば、隔壁
13上にも第2垂直部57及び58を設けたので、
上記した第1の実施例によって得られる効果に加えて以
下に示す効果が得られる。すなわち、隔壁13上に第2
垂直部57及び58を設けたので、隔壁13近傍に
も放電が拡散し、放電により励起したキセノン原子等が
紫外線を発生させ、発生した紫外線が隔壁13の側面及
びその近傍に塗布されている蛍光体層14、14
14に効率的に照射される。これにより、上記した第
1の実施例に比べて表示セル12の輝度をより高めるこ
とができる。
【0056】上記したように、発光効率及び輝度の観点
からいえば、第2垂直部57及び58の幅は、隔壁
13の幅と同一であるか、あるいはそれよりも狭いこと
が好ましい。隔壁13の幅は、その底部と頂部とでは異
なるが、ここでいう隔壁13の幅とは、前面絶縁基板3
2に接している隔壁13の頂部の幅である。以下におい
ても、同様である。一方、製造上の観点からいえば、第
2垂直部57及び58の幅は、隔壁13の幅の1/
2以下であることが好ましい。この理由を以下に述べ
る。前面絶縁基板および背面絶縁基板には維持電極53
及び53を形成した後に焼成工程を経ることにより
歪みが生じる。このため、前面絶縁基板側と背面絶縁基
板側とを貼り合わせ際に、前面絶縁基板側と背面絶縁基
板側との位置関係がずれる場合がある。この位置ずれが
生じ、本来、隔壁13の上方に形成されているはずの第
2垂直部57及び58が隔壁13の上方に存在しな
い場合には、放電の状態が変化してしまい、PDP51
ごとに特性がばらついてしまう。また、上記位置ずれが
生じていると、隔壁13の近傍に強い放電が発生した場
合、放電により励起したキセノン原子等が紫外線を効率
良く発生させないため、発光効率が低下してしまう。そ
こで、第2垂直部57及び58の幅を隔壁13の幅
の1/2以下とすることにより、前面絶縁基板と背面絶
縁基板のとの位置ずれが生じた場合でも、その位置ずれ
が行方向に対して隔壁13の幅の1/2以内であれば、
第2垂直部57及び58の幅が隔壁13の上方から
はずれることはない。これにより、上記位置ずれによる
影響を低減することができる。
【0057】C.第3の実施例 次に、この発明の第3の実施例について説明する。図4
は、この発明の第3の実施例であるPDP61の前面絶
縁基板62(図示略)を取り除いた状態での上面図であ
る。この例のPDP61においては、図示せぬ前面絶縁
基板62の下面に、図4に示すように、全体として行方
向(図4において左右方向)に延びる維持電極63
び63が放電ギャップ64を隔てて列方向(図4にお
いて上下方向)に所定間隔で交互に各々複数形成されて
いる。前面絶縁基板62は、例えば、厚さ2〜5mmのソ
ーダライムガラスからなる。維持電極63及び63
は、面放電電極対63を構成している。維持電極63
は、主電極部65と、従電極部66 とから構成され
ている。同様に、維持電極63は、主電極部65
と、従電極部66とから構成されている。
【0058】主電極部65及び65は、いずれも酸
化錫、酸化インジウム、あるいはITO等の透明導電性
薄膜からなる。主電極部65は、平行部69と、突
起部69とから構成され、主電極部65は、平行部
70と、突起部70とから構成されている。平行部
69及び70は、行方向に延びて形成されており、
その幅は、30〜100μm、好ましくは、40〜80
μmとする。突起部69 は、図4に破線で囲まれた領
域で示す表示セル12内において隣接する隔壁13から
ほぼ等距離となる位置の上方であって、平行部69
放電ギャップ64に対向する側面と反対側の側面に平行
部69から突出して形成されている。同様に、突起部
70は、図4に破線で囲まれた領域で示す表示セル1
2内において隣接する隔壁13からほぼ等距離となる位
置の上方であって、平行部70の放電ギャップ64に
対向する側面と反対側の側面に平行部70から突出し
て形成されている。突起部69及び70の形状は、
行方向及び列方向の長さをとも30〜60μm、例え
ば、50μmとする。この条件によれば、突起部69
及び70と後述する垂直部67及び68との電気
的接触を十分にとることができる。なお、主電極部65
及び65に突起部69及び70を設けても、上
記した第1の実施例においてストライプ状の主電極部3
及び35をパターニングする場合と同様の歩留ま
りが得られる。
【0059】主電極部65及び65の下層には、主
電極部65及び65に対応して、従電極部66
び66が各々複数形成されている。従電極部66
は、銀の厚膜、あるいはアルミニウムや銅などの薄膜
等の金属膜からなり、第1平行部67と、第2平行部
67と、表示セル12ごとに設けられた複数の垂直部
67とから構成されている。第1平行部67は、主
電極部65と平行に主電極部65と所定の距離を隔
てて行方向に延びて形成されている。第2平行部67
は、主電極部65と第1平行部67との間で、主電
極部65と平行に主電極部65と所定の距離を隔て
て行方向に延びて形成されている。各垂直部67は、
第1平行部67及び第2平行部67と一体となって
形成されており、第1平行部67及び第2平行部67
と直交する列方向に主電極部65に向かって延びて
各先端部の上面が主電極部65の対応する突起部69
の下面に電気的に接触している。各垂直部67は、
図4に破線で囲まれた領域で示す表示セル12内におい
て隣接する隔壁13からほぼ等距離となる位置の上方に
形成されている。同様に、従電極部66は、銀の厚
膜、あるいはアルミニウムや銅などの薄膜等の金属膜か
らなり、第1平行部68と、第2平行部68と、表
示セル12ごとに設けられた複数の垂直部68とから
構成されている。従電極部66と従電極部66
は、放電ギャップ64の行方向の中心軸を対称線とした
線対称の関係にあるので、従電極部66の詳細な構成
については説明しない。
【0060】第1平行部67及び68の幅は、導電
率の低い主電極部65及び65の抵抗値を小さくす
るために、好ましくは、30〜60μm程度とする。す
なわち、第1平行部67及び68は、従来のバス電
極と同様の機能を有している。第2平行部67及び6
、垂直部67及び68の幅は、1〜50μm、
好ましくは、1〜30μmとする。また、この例におい
ては、主電極部65の平行部69と第2平行部67
との間隔及び、第2平行部67と第1平行部67
との間隔は、いずれも30〜140μmとしている。同
様に、主電極部65の平行部70と第2平行部68
との間隔及び、第2平行部68と第1平行部68
との間隔は、いずれも30〜140μmとしている。
【0061】なお、主電極部65及び65、従電極
部66及び66並びにこれらが形成されていない前
面絶縁基板62の各下面に順次形成されるべき誘電体層
及び保護層については、従来と同様であるので、その説
明を省略する。また、背面絶縁基板の上面に順次形成さ
れるべきデータ電極、誘電体層、隔壁、3種類の蛍光体
層及び放電ガス空間に充填される放電ガスについても、
従来と同様であるので、その説明を省略する。また、上
記PDP61を構成する維持電極63及び63の形
成方法については、主電極部65及び65並びに従
電極部66及び66の形状が主電極部35及び3
並びに従電極部36及び36の形状と異なるた
めに、ドライフィルム41及び感光性銀ペースト43を
パターニングする際のパターンの形状が異なる以外は、
上記第1の実施例の場合と略同様であるので、その説明
を省略する。
【0062】このように、この例の構成によれば、主電
極部65に突起部69が形成されており、金属膜か
らなる従電極部66を構成する垂直部67の各先端
部は対応する突起部69の下面とのみ電気的に接触し
ている。同様に、主電極部65に突起部70が形成
されており、金属膜からなる従電極部66を構成する
垂直部68の各先端部は対応する突起部70の下面
とのみ電気的に接触している。したがって、この例の構
成によれば、上記した第1の実施例と比べて、可視光を
遮蔽する不透明な金属膜の面積を減らすことができるの
で、輝度をより高めることができるとともに、発光効率
もより向上させることができる。
【0063】D.第4の実施例 次に、この発明の第4の実施例について説明する。図5
は、この発明の第4の実施例であるPDP81の前面絶
縁基板82(図示略)を取り除いた状態での上面図であ
る。この例のPDP81においては、図示せぬ前面絶縁
基板82の下面に、図5に示すように、全体として行方
向(図5において左右方向)に延びる維持電極83
び83が放電ギャップ84を隔てて列方向(図5にお
いて上下方向)に所定間隔で交互に各々複数形成されて
いる。前面絶縁基板82は、例えば、厚さ2〜5mmのソ
ーダライムガラスからなる。維持電極83及び83
は、面放電電極対83を構成している。維持電極83
は、主電極部85と、従電極部86 とから構成され
ている。同様に、維持電極83は、主電極部85
と、従電極部86とから構成されている。
【0064】主電極部85及び85は、いずれも酸
化錫、酸化インジウム、あるいはITO等のストライプ
状の透明導電性薄膜からなり、主電極部85及び85
の幅は、30〜100μm、好ましくは、40〜80
μmとする。主電極部85及び85の下層には、主
電極部85及び85に対応して、従電極部86
び86が各々複数形成されている。従電極部86
は、銀の厚膜、あるいはアルミニウムや銅などの薄膜
等の金属膜からなり、平行部87と、隔壁13上に設
けられた複数の垂直部87と、表示セル12ごとに設
けられた複数の十字状部87とから構成されている。
平行部87は、主電極部85と平行に主電極部85
と所定の距離を隔てて行方向に延びて形成されてい
る。各垂直部87 は、平行部87と一体となって形
成されており、平行部87と直交する列方向であって
隔壁13の上方において、主電極部85に向かって延
びて各先端部の上面が主電極部85の下面に電気的に
接触している。各十字状部87は、平行部87と一
体となって、図5に破線で囲まれた領域で示す表示セル
12内において隣接する隔壁13からほぼ等距離となる
位置の上方に形成されている。各十字状部87は、垂
直部873aと平行部873bとから構成されている。
垂直部873aは、平行部87と直交する列方向に主
電極部85に向かって延び、先端部が主電極部85
の放電ギャップ84に対向する側面と反対側の側面近傍
に達している。一方、平行部873bは、垂直部87
3aの略中央部から行方向に隣接する2本の垂直部87
に向かって各々延び、先端部が垂直部87の側面近
傍に達している。同様に、従電極部86は、銀の厚
膜、あるいはアルミニウムや銅などの薄膜等の金属膜か
らなり、平行部88と、隔壁13上に設けられた複数
の垂直部88と、表示セル12ごとに設けられた複数
の十字状部88とから構成されている。従電極部86
と従電極部86とは、放電ギャップ84の行方向の
中心軸を対称線とした線対称の関係にあるので、従電極
部86の詳細な構成については説明しない。
【0065】平行部87及び88の幅は、導電率の
低い主電極部85及び85の抵抗値を小さくするた
めに、好ましくは、30〜60μm程度とする。すなわ
ち、平行部87及び88は、従来のバス電極と同様
の機能を有している。垂直部87及び88の幅は、
発光効率及び輝度の観点からいえば、隔壁13の幅と同
一であるか、あるいはそれよりも狭いことが好ましく、
製造上の観点からいえば、隔壁13の幅の1/2以下で
あることが好ましい。十字状部87及び88 の幅
は、1〜50μm、好ましくは、1〜30μmとする。ま
た、この例においては、主電極部85と平行部87
との間隔及び、主電極部85と平行部88との間隔
は、いずれも60〜280μmとしている。
【0066】なお、主電極部85及び85、従電極
部86及び86並びにこれらが形成されていない前
面絶縁基板82の各下面に順次形成されるべき誘電体層
及び保護層については、従来と同様であるので、その説
明を省略する。また、背面絶縁基板の上面に順次形成さ
れるべきデータ電極、誘電体層、隔壁、3種類の蛍光体
層及び放電ガス空間に充填される放電ガスについても、
従来と同様であるので、その説明を省略する。また、上
記PDP81を構成する維持電極83及び83の形
成方法については、従電極部86及び86の形状が
従電極部36及び36の形状と異なるために、感光
性銀ペースト43をパターニングする際のパターンの形
状が異なる以外は、上記第1の実施例の場合と略同様で
あるので、その説明を省略する。
【0067】このように、この例の構成によれば、上記
した第2の実施例とは異なり、十字状部87は、垂直
部873aの先端部の上面が主電極部85の下面に電
気的に接触せず、平行部873bの先端部が隣接する垂
直部87の側面に電気的に接触していない。同様に、
十字状部88は、垂直部883aの先端部の上面は主
電極部85の下面に電気的に接触せず、平行部88
3bの先端部が隣接する垂直部88の側面に電気的に
接触していない。したがって、この例の構成によれば、
上記した第2の実施例と比べて、可視光を遮蔽する不透
明な金属膜の面積を減らすことができるので、輝度をよ
り高めることができるとともに、発光効率もより向上さ
せることができる。
【0068】E.第5の実施例 次に、この発明の第5の実施例について説明する。図6
は、この発明の第5の実施例であるPDP91の前面絶
縁基板92(図示略)を取り除いた状態での上面図であ
る。この例のPDP91においては、図示せぬ前面絶縁
基板32の下面に、図1に示すように、全体として行方
向(図6において左右方向)に延びる維持電極93
び93が放電ギャップ94を隔てて列方向(図6にお
いて上下方向)に所定間隔で交互に各々複数形成されて
いる。前面絶縁基板92は、例えば、厚さ2〜5mmのソ
ーダライムガラスからなる。維持電極93及び93
は、面放電電極対93を構成している。維持電極93
は、主電極部95と、従電極部96 とから構成され
ている。同様に、維持電極93は、主電極部95
と、従電極部96とから構成されている。
【0069】主電極部95及び95は、いずれも酸
化錫、酸化インジウム、あるいはITO等のストライプ
状の透明導電性薄膜からなり、主電極部95及び95
の幅は、30〜100μm、好ましくは、40〜80
μmとする。主電極部95及び95の下層には、主
電極部95及び95に対応して、従電極部96
び96並びにバス電極部98及び98が各々複数
形成されている。従電極部96は、銀の厚膜、あるい
はアルミニウムや銅などの薄膜等の金属膜からなり、第
1平行部97と、第2平行部97と、表示セル12
ごとに設けられた複数の垂直部97とから構成されて
いる。第1平行部97は、主電極部95 と平行に主
電極部95と所定の距離を隔てて行方向に延びて形成
されている。第2平行部97は、主電極部95と第
1平行部97との間で、主電極部95と平行に主電
極部95と所定の距離を隔てて行方向に延びて形成さ
れている。各垂直部97は、第1平行部97及び第
2平行部97と一体となって形成されており、第1平
行部97及び第2平行部97と直交する列方向に主
電極部95に向かって延びて各先端部の上面が主電極
部95の下面に電気的に接触している。各垂直部97
は、図6に破線で囲まれた領域で示す表示セル12内に
おいて隣接する隔壁13からほぼ等距離となる位置の上
方に形成されている。また、バス電極部98は、銀の
厚膜、あるいはアルミニウムや銅などの薄膜等の金属膜
からなり、従電極部96と一体となって形成されてお
り、平行部99と、隔壁13の上方に設けられた複数
の垂直部99とから構成されている。平行部99
は、第1平行部97と平行に、第1平行部97
らは放電が及ばない程度の所定の距離を隔てて行方向に
延びて形成されている。各垂直部99は、第1平行部
97、第2平行部97及び平行部99と一体とな
って形成されており、第1平行部97、第2平行部9
及び平行部99と直交する列方向に第1平行部9
に向かって延びて先端部が第1平行部97に電気
的に接触している。同様に、従電極部96は、銀の厚
膜、あるいはアルミニウムや銅などの薄膜等の金属膜か
らなり、第1平行部100と、第2平行部100
と、表示セル12ごとに設けられた複数の垂直部10
とから構成されている。さらに、バス電極部98
は、銀の厚膜、あるいはアルミニウムや銅などの薄膜等
の金属膜からなり、従電極部96と一体となって形成
されており、平行部101と、隔壁13の上方に設け
られた複数の垂直部101とから構成されている。従
電極部96と従電極部96とは、放電ギャップ94
の行方向の中心軸を対称線とした線対称の関係にあるの
で、従電極部96の詳細な構成については説明しな
い。同様に、バス電極部98とバス電極部98
は、放電ギャップ94の行方向の中心軸を対称線とした
線対称の関係にあるので、バス電極部98の詳細な構
成については説明しない。
【0070】第1平行部97及び100、第2平行
部97及び100、垂直部97 及び100の幅
は、1〜50μm、好ましくは、1〜30μmとする。ま
た、この例においては、主電極部95と第2平行部9
との間隔及び、第2平行部97と第1平行部97
との間隔は、いずれも30〜140μmとしている。
同様に、主電極部95と第2平行部100との間隔
及び、第2平行部100と第1平行部100との間
隔は、いずれも30〜140μmとしている。一方、バ
ス電極部98及び98を構成する平行部99及び
101の幅は、導電率の低い主電極部95及び95
の抵抗値を小さくするために、好ましくは、30〜6
0μm程度とする。
【0071】なお、主電極部95及び95、従電極
部96及び96、バス電極部98及び98並び
にこれらが形成されていない前面絶縁基板92の各下面
に順次形成されるべき誘電体層及び保護層については、
従来と同様であるので、その説明を省略する。また、背
面絶縁基板の上面に順次形成されるべきデータ電極、誘
電体層、隔壁、3種類の蛍光体層及び放電ガス空間に充
填される放電ガスについても、従来と同様であるので、
その説明を省略する。また、上記PDP91を構成する
維持電極83及び83並びにバス電極部98及び
98の形成方法については、従電極部86及び86
の形状が従電極部36及び36の形状と異なると
ともに、バス電極部98及び98が設けられている
ために、感光性銀ペースト43をパターニングする際の
パターンの形状が異なる以外は、上記第1の実施例の場
合と略同様であるので、その説明を省略する。
【0072】このように、この例の構成によれば、バス
電極部98及び98を設けたので、上記した第1の
実施例によって得られる効果に加えて以下に示す効果が
得られる。すなわち、バス電極部98及び98を構
成する平行部99及び101によって導伝率の低い
主電極部95及び95の抵抗値を小さくしているた
め、第1平行部97及び100によって抵抗値を下
げる必要がなくなる。これにより、第1平行部97
び100の幅を放電が第1平行部97及び100
まで拡散するために必要な幅以上に大きくする必要がな
くなる。したがって、この例の構成によれば、上記した
第1の実施例と比べて、可視光を遮蔽する不透明な金属
膜の面積を減らすことができるので、輝度をより高める
ことができるとともに、発光効率もより向上させること
ができる。
【0073】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述
の第1の実施例においては、図2に示すように、主電極
部35及び35を形成した後に従電極部36及び
36を形成する例を示したが、これに限定されず、従
電極部36及び36を形成した後に主電極部35
及び35を形成するようにしても良い。他の実施例に
おいても同様である。また、上述の第1の実施例におい
ては、従電極部36及び36を感光性銀ペーストを
パターニングして形成する例を示したが、これに限定さ
れず、銀ペーストをパターニングした後、焼成すること
により形成しても良い。他の実施例においても同様であ
る。従電極部36及び36を銀ペーストをパターニ
ングして形成した場合には、従電極部36及び36
を感光性銀ペーストをパターニングして形成する場合に
比べて、工程が簡略化される、材料の利用率が向上する
といった利点がある。また、上述の各実施例は、その目
的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術
を流用することができる。例えば、第5の実施例におけ
るバス電極部98及び98は、他の実施例の従電極
部と一体に形成しても良い。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、高画質化と低消費電力化とをともに実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例であるAC駆動面放電
型のPDP31の前面絶縁基板32を取り除いた状態で
の上面図である。
【図2】同PDP31を構成する維持電極33及び3
の形成方法を説明するための工程図である。
【図3】この発明の第2の実施例であるAC駆動面放電
型のPDP51の前面絶縁基板52を取り除いた状態で
の上面図である。
【図4】この発明の第3の実施例であるAC駆動面放電
型のPDP61の前面絶縁基板62を取り除いた状態で
の上面図である。
【図5】この発明の第4の実施例であるAC駆動面放電
型のPDP81の前面絶縁基板82を取り除いた状態で
の上面図である。
【図6】この発明の第5の実施例であるAC駆動面放電
型のPDP91の前面絶縁基板92を取り除いた状態で
の上面図である。
【図7】従来のAC駆動面放電型のPDP1の概略構成
を分解し、かつ、前面絶縁基板2の一部を切り欠いて示
す分解斜視図である。
【図8】同PDP1の前面絶縁基板2を取り除いた状態
での上面図である。
【図9】図8のA−A'断面を拡大して示す拡大断面図
である。
【図10】同PDP1を構成する維持電極3及び3
並びにバス電極5及び5の形成方法を説明するため
の工程図である。
【符号の説明】
12 表示セル 13 隔壁 31,51,61,81,91 PDP 32,52,62,82,92 前面絶縁基板 33,53,63,83,93 面放電電極対 33,33,53,53,63,63,8
,83,93,93 維持電極 34,54,64,84,94 放電ギャップ 35,35,55,55,65,65,8
,85,95,95 主電極部 36,36,56,56,66,66,8
,86,96,96 従電極部 37,38,57,58,67,68,9
,100 第1平行部 37,38,57,58,67,68,9
,100 第2平行部 37,38,67,68,87,88,9
,99,100 ,101 垂直部 41 ドライフィルム 42 透明導電性薄膜 43 感光性銀ペースト 57,58 第1垂直部 57,58 第2垂直部 69,70,87,88,99,101
平行部 69,70 突起部 87,88 十字状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C027 AA01 AA02 5C040 FA01 FA04 GB03 GB11 GB14 GC02 GC06 GC11 GC19 JA15 JA21 KA16 LA10 LA12 LA14 MA03 MA12

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電ギャップを隔てて行方向に延びる一
    対の維持電極により構成され、列方向に所定間隔で形成
    された複数の面放電電極対を備え、 前記各維持電極は、透明導電性薄膜からなり、前記放電
    ギャップに面して形成された略ストライプ状の主電極部
    と、前記主電極部より幅の狭い金属膜からなり、対応す
    る前記主電極部の前記放電ギャップ側と反対側に形成さ
    れた従電極部とから構成されていることを特徴とするプ
    ラズマディスプレイパネル。
  2. 【請求項2】 前記従電極部は、前記維持電極と所定の
    距離を隔てて行方向に延びて形成された第1平行部と、
    前記維持電極と前記第1平行部との間で前記第1平行部
    と所定の距離を隔てて行方向に延びて形成された第2平
    行部とを有することを特徴とする請求項1記載のプラズ
    マディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】 前記従電極部は、各表示セルを区切るた
    めに列方向に延びる隣接する隔壁からほぼ等距離となる
    位置で列方向に前記維持電極に向かって延びて先端部が
    前記維持電極に電気的に接触するように前記第1平行部
    及び前記第2平行部と一体となって形成された垂直部を
    有することを特徴とする請求項2記載のプラズマディス
    プレイパネル。
  4. 【請求項4】 前記従電極部は、各表示セルを区切るた
    めに列方向に延びる隣接する隔壁からほぼ等距離となる
    位置で列方向に前記維持電極に向かって延びて先端部が
    前記維持電極に電気的に接触するように前記第1平行部
    及び前記第2平行部と一体となって形成された第1垂直
    部と、前記隔壁の上方で、列方向に前記維持電極に向か
    って延びて先端部が前記維持電極に電気的に接触するよ
    うに前記第1水平部及び前記第2水平部と一体となって
    形成された第2垂直部とを有することを特徴とする請求
    項2記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 【請求項5】 前記第2垂直部の幅は、前記隔壁の幅と
    同一であるか、あるいはそれよりも狭いことを特徴とす
    る請求項4記載のプラズマディスプレイパネル。
  6. 【請求項6】 前記第2垂直部の幅は、前記隔壁の幅の
    1/2以下であることを特徴とする請求項4記載のプラ
    ズマディスプレイパネル。
  7. 【請求項7】 前記第2平行部の幅は、1〜50μmで
    あることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1に記
    載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 【請求項8】 前記第2平行部の幅は、1〜30μmで
    あることを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1に記
    載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 【請求項9】 前記第1垂直部の幅は、1〜50μmで
    あることを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1に記
    載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 【請求項10】 前記第1垂直部の幅は、1〜30μm
    であることを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1に
    記載のプラズマディスプレイパネル。
  11. 【請求項11】 前記主電極部は、行方向に延びて形成
    された主電極平行部と、各表示セルを区切るために列方
    向に延びる隣接する隔壁からほぼ等距離となる位置で前
    記主電極平行部の放電ギャップ側と反対側に前記主電極
    平行部から突出して形成された主電極突起部とからな
    り、 前記第1垂直部は、前記第1平行部及び前記第2平行部
    と直交する列方向に前記主電極部に向かって延びて先端
    部が対応する前記主電極突起部に電気的に接触するよう
    に前記第1平行部及び前記第2平行部と一体となって形
    成されていることを特徴とする請求項4乃至10のいず
    れか1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  12. 【請求項12】 前記主電極突起部は、行方向及び列方
    向の長さは、とも30〜60μmであることを特徴とす
    る請求項11記載のプラズマディスプレイパネル。
  13. 【請求項13】 前記従電極部は、 前記維持電極と所定の距離を隔てて行方向に延びて形成
    された第1平行部と、 各表示セルを区切るために列方向に延びる各隔壁の上方
    で、列方向に前記維持電極に向かって延びて先端部が前
    記主電極部に電気的に接触するように前記第1平行部と
    一体となって形成された第1垂直部と、 隣接する隔壁からほぼ等距離となる位置において、列方
    向に前記維持電極に向かって延び、先端部が前記維持電
    極の側面近傍に達する第2垂直部と、前記第2垂直部の
    略中央部から行方向に隣接する前記第1垂直部に向かっ
    て各々延び、各先端部が隣接する前記第1垂直部の側面
    近傍に達する第2平行部とからなり、前記第1水平部と
    一体となって形成された十字状部とを有することを特徴
    とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  14. 【請求項14】 前記第1垂直部の幅は、前記隔壁の幅
    と同一であるか、あるいはそれよりも狭いことを特徴と
    する請求項13記載のプラズマディスプレイパネル。
  15. 【請求項15】 前記第1垂直部の幅は、前記隔壁の幅
    の1/2以下であることを特徴とする請求項13記載の
    プラズマディスプレイパネル。
  16. 【請求項16】 前記第1平行部と平行に、前記第1平
    行部からは放電が及ばない程度の所定の距離を隔てて行
    方向に延びて形成されたバス電極水平部と、前記第1平
    行部及び前記バス電極平行部と直交する列方向に前記第
    1平行部に向かって延びて先端部が前記第1水平部に電
    気的に接触して形成されたバス電極垂直部とからなり、
    前記従電極部と一体となって形成されたバス電極部を有
    することを特徴とする請求項2乃至15のいずれか1に
    記載のプラズマディスプレイパネル。
  17. 【請求項17】 前記主電極部の幅は、30〜100μ
    mであることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、8、9、10、11、12、13、14、15又は
    16のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネ
    ル。
  18. 【請求項18】 前記主電極部の幅は、40〜80μm
    であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、
    6、8、9、10、11、12、13、14、15又は
    16のいずれか1に記載のプラズマディスプレイパネ
    ル。
  19. 【請求項19】 前記第1及び第2の平行部の幅は、3
    0〜100μmであることを特徴とする請求項11、1
    2又は16記載のプラズマディスプレイパネル。
  20. 【請求項20】 前記第1及び第2の平行部の幅は、4
    0〜80μmであることを特徴とする請求項11、12
    又は16記載のプラズマディスプレイパネル。
  21. 【請求項21】 前記第1平行部の幅は、30〜60μ
    mであることを特徴とする請求項2乃至20のいずれか
    1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  22. 【請求項22】 前記主電極部と前記第2平行部との間
    隔及び、前記第2平行部と前記第1平行部との間隔は、
    いずれも30〜140μmであることを特徴とする請求
    項2乃至21のいずれか1に記載のプラズマディスプレ
    イパネル。
  23. 【請求項23】 請求項1乃至22のいずれか1に記載
    のプラズマディスプレイパネルを製造するプラズマディ
    スプレイパネルの製造方法であって、 前面絶縁基板上又は前記複数の面放電電極対が形成され
    た後の前面絶縁基板上に感光性銀ペーストを積層する第
    1の工程と、 前記感光性銀ペーストを露光及び現像し、前記感光性銀
    ペーストをパターニングした後、焼成することにより、
    前記従電極部を形成する第2の工程とを有することを特
    徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
  24. 【請求項24】 請求項1乃至22のいずれか1に記載
    のプラズマディスプレイパネルを製造するプラズマディ
    スプレイパネルの製造方法であって、 前面絶縁基板上又は前記複数の面放電電極対が形成され
    た後の前面絶縁基板上に銀ペーストを積層する第1の工
    程と、 前記銀ペーストをパターニングした後、焼成することに
    より、前記従電極部を形成する第2の工程とを有するこ
    とを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方
    法。
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