JP2003006483A - 写真注文受付方法、写真注文受付システム、写真注文受付プログラム、及び写真プリント作成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、焼き増し注文の際の面倒や手間を低
減することができるとともに時間をかけずに顧客が写真
注文を行うことができる写真注文受付方法、写真注文受
付システム、この方法及びシステムに用いられる写真注
文受付プログラムを提供することを課題とする。 【解決手段】この写真注文受付方法は、写真フィルム１
５のコマ画像をスキャナ５により読み取ってそのデジタ
ル画像を生成し、デジタル画像を画像サーバ８に保存す
るとともにサンプル画像１７ａ〜１７ｅをＷｅｂサーバ
９上に構築された注文ページ９ｂに掲載し、デジタル画
像のサムネイル画像２０ａ〜２０ｅ及び注文ページ９ｂ
のＵＲＬ情報２１が含まれた電子メール１９ｂ，１９ｃ
を友人Ｂ，Ｃの電子メールアドレス２３ｂ，２３ｃに宛
ててメール送信手段により送信し、ＵＲＬ情報２１に基
づいて注文ページ９ｂにアクセスした友人Ｂ，Ｃからの
注文情報１８が注文ページ９ｂに入力された場合に、注
文者Ｂ，Ｃからの写真注文を注文受付手段により受け付
ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介して写真注文を受け付ける写真注文受付方法、写真注
文受付システム、この方法及びシステムに用いられる写
真注文受付プログラム、並びにインターネットを介した
写真注文に基づいて写真プリントを作成する写真プリン
ト作成方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、写真の同時プリント注文は、撮影
済みの未現像フィルムを顧客が写真店（Ｄ．Ｐ．Ｅ．
店）に持ち込むことによって行われている。その写真店
において、顧客はプリントサイズ・プリント面種等の注
文情報を注文袋としてのＤＰ袋に記入するとともに、未
現像フィルムを写真店に引き渡す。

【０００３】未現像フィルムは、注文情報が記入された
ＤＰ袋とともに現像所へと送られて現像されるととも
に、その現像済みフィルムから注文情報に基づいて写真
プリントが作成される。作成された写真プリントは、現
像済みフィルムとともにＤＰ袋に入れられて写真店へと
送られ、顧客が再びその写真店に出向いて代金を支払
い、その現像済みフィルムと写真プリントとを受け取
る。

【０００４】現像済みフィルムと写真プリントとを受け
取った顧客が写真の焼き増し（いわゆる再注文）を希望
する場合は、現像済みフィルムを再び写真店に持ち込ん
で焼き増し注文を行う。例えば友人から写真の焼き増し
を頼まれた場合には、顧客は友人が希望する焼き増しの
注文内容、すなわちコマ画像のコマナンバーや必要枚数
等を予め集計し、注文情報としてプリントサイズ・プリ
ント面種等の情報とともにその必要コマナンバー、必要
枚数の情報を注文袋としてのＤＰ袋やネガシートに記入
する。顧客は、写真店にこの注文情報を伝えるとともに
現像済みフィルムを引き渡す。

【０００５】その現像済みフィルムは注文情報とともに
現像所へと送られ、現像所において注文情報に基づいて
所望のコマ画像の焼き増しプリントが所望枚数作成され
る。作成された焼き増しプリントは、現像済みフィルム
とともにＤＰ袋に入れられて写真店へと送られ、顧客が
再びその写真店に出向いて代金を支払い、その現像済み
フィルムと焼き増しプリントとを受け取る。

【０００６】また近年では、デジタル画像からの写真プ
リントの作成や焼き増しを、インターネットを介して注
文することも行われている。例えば、デジタルカメラで
撮影したデジタル画像や写真プリントからスキャナで読
み取って作成したデジタル画像の焼き増しを希望する場
合、顧客は自宅のパーソナルコンピュータ（以下「パソ
コン」という）からインターネットを介して現像所のＷ
ｅｂサーバにアクセスする。そのＷｅｂサーバ上には写
真プリント作成注文のための注文ページが構築されてお
り、顧客はその注文ページにデジタル画像の画像データ
をアップロードするとともにプリントサイズ・プリント
面種・プリント枚数等の注文情報を入力し、写真プリン
トの受取方法、決済方法等を指定する。

【０００７】アップロードされた画像データと入力され
た注文情報とに基づいて、現像所において写真プリント
が作成され、指定された受取方法と決済方法とによって
写真プリントの受取りと決済とが行われる。例えば、受
取方法として自宅配送が指定されている場合は、写真プ
リントとともに料金の振込み用紙が顧客宛てに配送さ
れ、後日顧客がその振込用紙を用いて代金を振り込むこ
とにより決済が行われる。また、最寄りの写真店での受
取りが指定されている場合は、指定された写真店に写真
プリントが配送され、後日顧客がその写真店に出向いて
代金を支払うとともにその写真プリントを受け取る。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法によれば、顧客は同時プリント注文に際して未現像
フィルムの持込時及び写真プリントの受取時に写真店に
出向く必要があるばかりでなく、焼き増し注文に際して
も現像済みフィルムの持込時及び焼き増しプリントの受
取時に写真店に出向かなければならないので、非常に面
倒であるという問題がある。

【０００９】また、焼き増し注文の際においても同時プ
リント注文の際と同様に、顧客により持ち込まれたフィ
ルムが写真店から現像所に送られ、現像所における現像
作業後に写真プリントとフィルムとが写真店へ送られ、
写真店に顧客が出向いてその写真プリントとフィルムと
を受け取るという重複した手順が繰り返され、顧客が焼
き増し注文してから焼き増しプリントを受け取るまでに
時間がかかってしまうという問題もある。顧客がその焼
き増しを友人から頼まれるような場合には、友人が希望
する注文内容を集計するために同時プリントの仕上がり
を待ってその友人に写真を見せ、焼き増しプリントを受
け取った後に配らなければならないので、焼き増しプリ
ントが希望者の手に渡るまでに一層の時間や手間がかか
ってしまう。さらに、その友人に頼まれた焼き増し注文
の代金を一時的に顧客が立て替えて写真店に支払った場
合に、後に友人にその代金を請求し難いこともある。

【００１０】一方、デジタル画像の焼き増しをインター
ネットを介して注文する場合には、画像データをわざわ
ざアップロードしなければならないので、複雑かつ面倒
な操作が要求されるうえに画像枚数が多い場合や画像デ
ータの容量が大きい場合はそのアップロードに時間がか
かってしまうという問題がある。また、注文時に写真店
に出向く必要はないものの、友人に焼き増し注文を頼ま
れた場合には、予め顧客が注文内容を集計して焼き増し
プリントを配らなければならないという上記問題はなお
残存する。

【００１１】本発明は上記の事情に鑑みて為されたもの
で、焼き増し注文の際の面倒や手間を低減することがで
きるとともに時間をかけずに顧客が写真注文を行うこと
ができる写真注文受付方法、写真注文受付システム、こ
の方法及びシステムに用いられる写真注文受付プログラ
ムを提供することを課題とする。さらに、その方法によ
って行われた写真注文に基づいて写真プリントを作成す
る写真プリント作成方法を提供することも課題とする。

【００１２】

【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本願請求項１に記載の写真注文受付方法は、写真
フィルムのコマ画像を画像読取手段により読み取った後
にコマ画像のデジタル画像を画像生成手段により生成
し、デジタル画像を画像保存手段に保存するとともにデ
ジタル画像の内容をＷｅｂサーバ上に構築された注文ペ
ージに掲載し、デジタル画像のサムネイル画像及び注文
ページのＵＲＬ情報が含まれた電子メールを所定の電子
メールアドレスに宛ててメール送信手段により送信し、
ＵＲＬ情報に基づいて注文ページにアクセスした注文者
からの注文情報が注文ページに入力された場合に、注文
者からの写真注文を注文受付手段により受け付けること
を特徴とする。

【００１３】請求項２に記載の写真注文受付方法は、写
真フィルムのコマ画像を画像読取手段により読み取った
後にコマ画像のデジタル画像を画像生成手段により生成
するとともにデジタル画像を画像保存手段に保存し、デ
ジタル画像のサムネイル画像が含まれ、かつ、写真注文
用プログラムが添付された電子メールを所定の電子メー
ルアドレスに宛ててメール送信手段により送信し、電子
メールを受信した注文者が写真注文用プログラムを起動
して注文情報を入力し写真注文の意思表示をした場合
に、写真注文用プログラムが注文情報をインターネット
を介して送信し、写真注文用プログラムにより送信され
た注文者からの注文情報を受信した場合に、注文者から
の写真注文を注文受付手段により受け付けることを特徴
とする。

【００１４】請求項３に記載の写真注文受付方法は、請
求項１又は請求項２に記載の写真注文受付方法におい
て、コマ画像及び所定の電子メールアドレスが複数存在
する場合に、メール送信手段により個々の電子メールア
ドレス毎に特定のコマ画像に対応するサムネイル画像を
選択的に送信することを特徴とする。

【００１５】請求項４に記載の写真注文受付方法は、請
求項１乃至請求項３のいずれか１項に記載の写真注文受
付方法において、電子メールに、注文者が注文ページに
掲載されたデジタル画像の内容を閲覧するために必要な
パスワードが含まれていることを特徴とする。

【００１６】請求項５に記載の写真注文受付システム
は、写真フィルムのコマ画像を読み取る画像読取手段
と、読み取られたコマ画像からデジタル画像を生成する
画像生成手段と、デジタル画像を保存する画像保存手段
と、デジタル画像の内容をＷｅｂサーバ上に構築された
注文ページに掲載する画像掲載手段と、デジタル画像の
サムネイル画像及び注文ページのＵＲＬ情報が含まれた
電子メールを所定の電子メールアドレスに宛てて送信す
るメール送信手段と、ＵＲＬ情報に基づいて注文ページ
にアクセスした注文者からの注文情報が注文ページに入
力された場合に、注文者からの写真注文を受け付ける注
文受付手段とを備えたことを特徴とする写真注文受付シ
ステム。

【００１７】請求項６に記載の写真注文受付システム
は、写真フィルムのコマ画像を読み取る画像読取手段
と、画像読取手段によって読み取られたコマ画像からデ
ジタル画像を生成する画像生成手段と、デジタル画像を
保存する画像保存手段と、デジタル画像のサムネイル画
像が含まれ、かつ、注文情報の入力と注文情報のインタ
ーネットを介した送信とが可能な写真注文用プログラム
が添付された電子メールを所定の電子メールアドレスに
宛てて送信するメール送信手段と、電子メールを受信し
た注文者から写真注文用プログラムにより送信された注
文情報を受信した場合に、注文者からの写真注文を受け
付ける注文受付手段とを備えたことを特徴とする写真注
文受付システム。

【００１８】請求項７に記載の写真注文受付システム
は、請求項５又は請求項６に記載の写真注文受付システ
ムにおいて、コマ画像及び所定の電子メールアドレスが
複数存在する場合に、メール送信手段が、個々の電子メ
ールアドレス毎に特定のコマ画像に対応するサムネイル
画像を選択的に送信することを特徴とする。

【００１９】請求項８に記載の写真注文受付システム
は、請求項５乃至請求項７のいずれか１項に記載の写真
注文受付システムにおいて、電子メールに、注文者が注
文ページに掲載されたデジタル画像の内容を閲覧するた
めに必要なパスワードが含まれていることを特徴とす
る。

【００２０】請求項９に記載の写真注文受付プログラム
は、コンピュータを、画像読取手段によって読み取られ
た写真フィルムのコマ画像からデジタル画像を生成する
画像生成手段、デジタル画像を画像保存手段に保存させ
る画像書込み手段、デジタル画像の内容をＷｅｂサーバ
上に構築された注文ページに掲載する画像掲載手段、デ
ジタル画像のサムネイル画像及び注文ページのＵＲＬ情
報が含まれた電子メールを所定の電子メールアドレスに
宛てて送信するメール送信手段、及びＵＲＬ情報に基づ
いて注文ページにアクセスした注文者からの注文情報が
注文ページに入力された場合に注文者からの写真注文を
受け付ける注文受付手段として機能させることを特徴と
する。

【００２１】請求項１０に記載の写真注文受付プログラ
ムは、コンピュータを、画像読取手段によって読み取ら
れた写真フィルムのコマ画像からデジタル画像を生成す
る画像生成手段、デジタル画像を画像保存手段に保存さ
せる画像書込み手段、デジタル画像のサムネイル画像が
含まれ、かつ、注文情報の入力と注文情報のインターネ
ットを介した送信とが可能な写真注文用プログラムが添
付された電子メールを所定の電子メールアドレスに宛て
て送信するメール送信手段、及び電子メールを受信した
注文者から写真注文用プログラムにより送信された注文
情報を受信した場合に、注文者からの写真注文を受け付
ける注文受付手段として機能させることを特徴とする。

【００２２】請求項１１に記載の写真注文受付プログラ
ムは、請求項９又は請求項１０に記載の写真注文受付プ
ログラムにおいて、コマ画像及び所定の電子メールアド
レスが複数存在する場合に、メール送信手段が、個々の
電子メールアドレス毎に特定のコマ画像に対応するサム
ネイル画像を選択的に送信することを特徴とする。

【００２３】請求項１２に記載の写真注文受付プログラ
ムは、請求項９乃至請求項１１のいずれか１項に記載の
写真注文受付プログラムにおいて、電子メールに、注文
者が注文ページに掲載されたデジタル画像の内容を閲覧
するために必要なパスワードが含まれていることを特徴
とする。

【００２４】請求項１３に記載の写真プリント作成方法
は、写真フィルムのコマ画像を画像読取手段により読み
取った後にコマ画像のデジタル画像を画像生成手段によ
り生成し、デジタル画像を画像保存手段に保存するとと
もにデジタル画像の内容をＷｅｂサーバ上に構築された
注文ページに掲載し、デジタル画像のサムネイル画像及
び注文ページのＵＲＬ情報が含まれた電子メールを所定
の電子メールアドレスに宛ててメール送信手段により送
信し、ＵＲＬ情報に基づいて注文ページにアクセスした
注文者からの注文情報が注文ページに入力された場合
に、注文者からの写真注文を注文受付手段により受け付
け、注文受付手段により受け付けられた写真注文に基づ
いて、画像保存手段に保存されたデジタル画像のデータ
を用いて、写真プリント作成手段によりコマ画像の写真
プリントを作成することを特徴とする。

【００２５】請求項１４に記載の写真プリント作成方法
は、写真フィルムのコマ画像を画像読取手段により読み
取った後に前記コマ画像のデジタル画像を画像生成手段
により生成するとともに前記デジタル画像を画像保存手
段に保存し、前記デジタル画像のサムネイル画像が含ま
れ、かつ、写真注文用プログラムが添付された電子メー
ルを所定の電子メールアドレスに宛ててメール送信手段
により送信し、前記電子メールを受信した注文者が前記
写真注文用プログラムを起動して注文情報を入力し写真
注文の意思表示をした場合に、前記写真注文用プログラ
ムが前記注文情報をインターネットを介して送信し、前
記写真注文用プログラムにより送信された前記注文者か
らの注文情報を受信した場合に、前記注文者からの写真
注文を注文受付手段により受け付け、該注文受付手段に
より受け付けられた前記写真注文に基づいて、前記画像
保存手段に保存された前記デジタル画像のデータを用い
て、写真プリント作成手段により前記コマ画像の写真プ
リントを作成することを特徴とする。

【００２６】請求項１、請求項５、請求項９に係る発明
によれば、メール送信手段により送信される電子メール
に写真フィルムの撮影内容を示すサムネイル画像が含ま
れるので、電子メールを受信した者がその電子メールを
開封することにより、その電子メールに含まれるサムネ
イル画像を気軽に見ることができ、写真注文を行うか否
かを判断することができる。その電子メールには注文ペ
ージのＵＲＬ情報も含まれており、このＵＲＬ情報に基
づいて注文ページにアクセスした注文者からの写真注文
が注文受付手段により受け付けられるので、注文者は写
真注文に際してわざわざ写真店に出向く必要がなく、自
宅等から簡便に写真注文を行うことができる。

【００２７】また、コマ画像のデジタル画像が画像保存
手段に保存されるので、そのデジタル画像を写真注文に
応じたプリントに利用することによって注文者が画像デ
ータをアップロードする必要がなくなり、上記注文ペー
ジにはそのデジタル画像の内容が掲載されるので、注文
者がコマ画像の内容を確認しながら写真注文を行うこと
が可能で注文間違いを防止することができる。

【００２８】写真注文の希望者が写真フィルムの所有者
自身（一次顧客）ではなくその友人等（二次顧客）であ
る場合には、一次顧客がわざわざ二次顧客の注文内容を
集計する必要がなく、写真注文を行う際の面倒や手間を
低減できるとともにそれに要する時間も短縮することが
できる。なお、メール送信手段によりサムネイル画像が
含まれた電子メールが、一次顧客や二次顧客の電子メー
ルアドレスに宛てて早期に送信される場合には、その電
子メールを受信した一次顧客や二次顧客は早期に写真フ
ィルムの撮影内容を確認することができ、写真注文を早
期に行うことができる。

【００２９】請求項２、請求項６、請求項１０に係る発
明によれば、メール送信手段により送信される電子メー
ルに写真フィルムの撮影内容を示すサムネイル画像が含
まれるので、電子メールを受信した者がその電子メール
を開封することにより、その電子メールに含まれるサム
ネイル画像を気軽に見ることができ、写真注文を行うか
否かを判断することができる。その電子メールには写真
注文用プログラムが添付されており、この写真注文用プ
ログラムにより送信された注文者からの写真注文が注文
受付手段により受け付けられるので、注文者は写真注文
に際してわざわざ写真店に出向く必要がなく、自宅等か
ら簡便に写真注文を行うことができる。さらに、デジタ
ル画像の内容が掲載された注文ページにアクセスする場
合に比べて注文者のインターネットへの接続時間が少な
くて済むので、注文者のコンピュータ環境等によっては
時間的、コスト的に有利になるとともに、ネットワーク
のトラフィックの軽減にも供し得る。

【００３０】また、コマ画像のデジタル画像が画像保存
手段に保存されるので、そのデジタル画像を写真注文に
応じたプリントに利用することによって注文者が画像デ
ータをアップロードする必要がなくなり、上記注文ペー
ジにはそのデジタル画像の内容が掲載されるので、注文
者がコマ画像の内容を確認しながら写真注文を行うこと
が可能で注文間違いを防止することができる。

【００３１】写真注文の希望者が一次顧客ではなく二次
顧客である場合には、一次顧客がわざわざ二次顧客の注
文内容を集計する必要がなく、写真注文を行う際の面倒
や手間を低減できるとともにそれに要する時間も短縮す
ることができる。なお、メール送信手段によりサムネイ
ル画像が含まれた電子メールが、一次顧客や二次顧客の
電子メールアドレスに宛てて早期に送信される場合に
は、その電子メールを受信した一次顧客や二次顧客は早
期に写真フィルムの撮影内容を確認することができ、写
真注文を早期に行うことができる。

【００３２】請求項３、請求項７、請求項１１に係る発
明によれば、メール送信手段により個々の電子メールア
ドレス毎に特定のコマ画像に対応するサムネイル画像が
選択的に送信されるので、電子メールアドレス毎にサム
ネイル画像を異なるものとすることができ、電子メール
の受信者がそれぞれ特定のサムネイル画像のみを確認し
得るようにすることができる。例えば１つの写真フィル
ムに家族旅行の写真のコマ画像と、同窓会の写真のコマ
画像と、社員旅行の写真のコマ画像とが含まれている場
合には、同窓生の電子メールアドレスに宛てて同窓会の
写真のコマ画像のサムネイル画像のみが送信され、社員
の電子メールアドレスに宛てて社員旅行の写真のコマ画
像のサムネイル画像のみが送信されるようにすることが
できる。

【００３３】請求項４、請求項８、請求項１２に係る発
明によれば、電子メールに、注文者が注文ページに掲載
されたデジタル画像の内容を閲覧するために必要なパス
ワードが含まれているので、注文者がそのパスワードを
用いた場合にのみ注文ページに掲載されたデジタル画像
の内容を閲覧できるようにすることができる。それによ
り、他人が注文ページにアクセスしてデジタル画像の内
容を閲覧するのを防止することができる。

【００３４】請求項１３、請求項１４に係る発明によれ
ば、それぞれ請求項１、請求項２に係る発明の効果を得
ることができるとともに、画像保存手段に保存されたデ
ジタル画像が写真注文に応じたプリントに利用されるの
で、焼き増し注文時には同時プリント注文時と同様の手
順を経ることなく写真プリントを効率的に作成すること
ができる。

【００３５】

【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。 ［実施の形態１］図１は、本実施の形態に係る写真注文
受付システムの概略構成を示すブロック図である。図１
において、符号Ｐはその写真注文受付システム、Ａは写
真フィルムの所有者である顧客（一次顧客）、Ｂ，Ｃは
それぞれ顧客Ａの友人（二次顧客）、２は写真店、３は
写真の現像を行う現像所を示す。友人Ｂ、友人Ｃは、そ
れぞれインターネットＷに接続可能なパソコン１ｂ，１
ｃを有している。

【００３６】写真注文受付システムＰは、未現像フィル
ムを現像するためのフィルム現像機４とともに現像所３
に設けられ、現像済みフィルムのコマ画像を読み取る画
像読取手段及び読み取られたコマ画像からデジタル画像
を生成する画像生成手段としてのスキャナ５、生成され
たデジタル画像のデータを用いてペーパー露光現像を行
い、写真プリントを作成する写真プリント作成手段とし
てのプリンタプロセサー６、管理サーバ７、データベー
スサーバ７ａ、画像保存手段としての画像サーバ８、Ｗ
ｅｂサーバ９、メールサーバ１０、印刷用パソコン１
１、プリンタ１２を備えている。

【００３７】スキャナ５はプリンタプロセサー６及び画
像サーバ８に接続され、画像サーバ８には管理サーバ７
が接続されている。管理サーバ７は、この写真注文受付
システム全体を統合的に制御するためのもので、データ
ベースサーバ７ａ、Ｗｅｂサーバ９、メールサーバ１
０、印刷用パソコン１１にも接続されている。この印刷
用パソコン１１にはプリンタ１２が接続されている。

【００３８】画像サーバ８は、スキャナ５で生成された
デジタル画像を保存するためのものである。Ｗｅｂサー
バ９は、インターネットＷ上に公開されているサーバで
あって、そのＷｅｂサーバ９上にはインターネットサイ
トとしての現像所３のホームページ９ａが構築されてい
る。ホームページ９ａ内には注文ページ９ｂ（図４を参
照）、個人情報入力ページ９ｃ（図９を参照）、受取・
決済方法指定ページ９ｄ（図１０を参照）が構築されて
いるが、それらの詳細については後述する。

【００３９】メールサーバ１０は、インターネットＷを
介して外部と電子メールの送受信を行うためのもので、
印刷用パソコン１１は、受取・決済方法指定ページ９ｄ
上で受取・決済方法が指定された場合に、その指定情報
に基づいてオーダ伝票、宅配伝票、代金振込票等をプリ
ンタ１２に印刷させるためのものである。

【００４０】次に、この写真注文受付システムＰを用い
た写真プリント作成方法について説明する。なお、この
実施の形態１においては、顧客Ａが同時プリント注文を
行い、その後、注文者としての顧客の友人Ｂ，Ｃが焼き
増し注文（再注文）を行う場合について説明する。

【００４１】図２及び図３は、図１に示す写真注文受付
システムＰを用いて写真注文を受け付けるとともにその
写真注文に基づいて写真プリントを作成する写真プリン
トの作成方法を説明するフローチャートである。

【００４２】顧客Ａは写真店２に出向いて、撮影済みの
未現像フィルム１３（図１を参照）を引き渡し（Ｓ．
１）、同時プリントを注文する。その際、プリントサイ
ズ・プリント面種等の注文情報をＤＰ袋１４に記入し
（Ｓ．２）、さらに、友人Ｂ，Ｃの電子メールアドレス
もＤＰ袋１４に記入する（Ｓ．３）。顧客Ａが自宅等に
パソコンを有している場合、友人Ｂ，Ｃの電子メールア
ドレスを自宅等のパソコンから現像所３のメールサーバ
１０に宛てて送信して連絡してもよい。この友人Ｂ，Ｃ
の電子メールアドレスはデータベースサーバ７ａに保存
される。

【００４３】ここで友人Ｂ，Ｃは、例えば顧客Ａの撮影
済みのフィルム１３に写っていて、後に写真注文をする
ことが期待できる者であって、顧客Ａが、写真フィルム
の撮影内容を含む電子メールを現像所３からその者宛て
に送信してもらうことを希望する者である。この未現像
フィルム１３には、顧客Ａにとって友人Ｂや友人Ｃに見
せたくないコマ画像が混在している場合もあるので、顧
客Ａはこの同時プリント注文の際に、それぞれの友人に
見せてよいコマ画像、すなわち友人毎の閲覧許可コマ画
像をそれぞれ指定してＤＰ袋１４に記入する（Ｓ．
３）。友人毎に閲覧許可コマ画像を指定することによ
り、閲覧許可コマ画像以外のコマ画像の内容をその友人
に見られないようにすることができる。なお、顧客Ａが
事前に友人毎の閲覧許可コマ画像を特定することができ
ない場合については後述する。

【００４４】写真店２が顧客Ａから未現像フィルム１３
を受け取ると、この未現像フィルム１３は、注文情報が
記入され、友人Ｂ，Ｃの電子メールアドレス・友人毎の
閲覧許可コマ画像が指定されたＤＰ袋１４とともに現像
所３へと送られる（Ｓ．４）。

【００４５】未現像フィルム１３、ＤＰ袋１４が送られ
ると、現像所３ではまずフィルム現像機４によってフィ
ルム現像される（Ｓ．５）。つぎに、その現像済みフィ
ルム１５のコマ画像がスキャナ５によって読み取られ、
コマ画像のデジタル画像が生成される（Ｓ．６）。この
デジタル画像はプリンタプロセサー６に出力され、プリ
ンタプロセサー６において上記注文情報に基づいてその
デジタル画像を用いた写真プリント１６が作成される
（Ｓ．７）。

【００４６】作成された写真プリント１６は、現像済み
フィルム１５とともに写真店２へと送られ（Ｓ．８）、
後日、顧客Ａが写真店２に出向いて同時プリントの代金
を支払うとともにその写真プリント１６と現像済みフィ
ルム１５とを受け取り（Ｓ．９）、顧客Ａによる同時プ
リント注文は終了する。

【００４７】一方、スキャナ５によって生成されたデジ
タル画像は画像サーバ８にも送られ、画像サーバ８内に
保存される（Ｓ．１０）。画像サーバ８内に保存された
デジタル画像の内容は、図４及び図５に示すように、画
像掲載手段として機能する管理サーバ７またはＷｅｂサ
ーバ９によってサンプル画像１７ａ〜１７ｅとして注文
ページ９ｂに掲載される（Ｓ．１１）。この注文ページ
９ｂは上記注文情報を入力可能となっており、ここでは
図示のようにその注文情報１８はプリントサイズ情報１
８ａ、プリント面種情報１８ｂ、プリント枚数情報１８
ｃにより構成されている。

【００４８】続いて、メール送信手段として機能する管
理サーバ７またはメールサーバ１０により、データベー
スサーバ７ａに保存されている友人Ｂ，Ｃの電子メール
アドレスを宛先として、それぞれ図６、図７に示す電子
メール１９ｂ，１９ｃが送信される（Ｓ．１２）。

【００４９】友人Ｂの電子メールアドレスに宛てて送信
された電子メール１９ｂには、画像サーバ８内に保存さ
れたデジタル画像から管理サーバ７によって作成された
サムネイル画像２０ａ，２０ｃ，２０ｄ，２０ｅと、注
文ページ９ｂのＵＲＬ情報２１とが添付ファイル形式ま
たはメール本文に記述される形式で含まれている。サム
ネイル画像２０ａ，２０ｃ，２０ｄ，２０ｅは顧客Ａが
友人Ｂに対して閲覧を許可したコマ画像に対応し、閲覧
を許可していないコマ画像についてのサムネイル画像２
０ｂは電子メール１９ｂには含まれない。この電子メー
ル１９ｂには、友人Ｂが注文ページ９ｂに掲載されたデ
ジタル画像の内容を閲覧するために必要なパスワード２
２ｂも含まれているが、このパスワード２２ｂは友人Ｂ
の電子メールアドレスと関連付けられてデータベースサ
ーバ７ａに保存されている。

【００５０】一方、友人Ｃの電子メールアドレスに宛て
て送信された電子メール１９ｃには、画像サーバ８内に
保存されたデジタル画像から管理サーバ７によって作成
されたサムネイル画像２０ａ，２０ｂ，２０ｃと、注文
ページ９ｂのＵＲＬ情報２１とが添付ファイル形式また
はメール本文に記述される形式で含まれている。サムネ
イル画像２０ａ，２０ｂ，２０ｃは顧客Ａが友人Ｃに対
して閲覧を許可したコマ画像に対応し、閲覧を許可して
いないコマ画像についてのサムネイル画像２０ｄ，２０
ｅは電子メール１９ｂには含まれない。この電子メール
１９ｂには、友人Ｃが注文ページ９ｂに掲載されたデジ
タル画像の内容を閲覧するために必要なパスワード２２
ｃも含まれているが、このパスワード２２ｃは友人Ｃの
電子メールアドレスと関連付けられてデータベースサー
バ７ａに保存されている。

【００５１】このように、コマ画像及び友人の電子メー
ルアドレスが複数存在する場合に、友人の電子メールア
ドレス毎に特定のコマ画像に対応するサムネイル画像を
選択的に送信することにより、送信されるサムネイル画
像を友人の電子メールアドレス毎に異なるものとするこ
とができ、その電子メールを受信した友人がそれぞれ閲
覧を許可された特定のサムネイル画像のみを確認するこ
とができる。

【００５２】友人Ｂ，Ｃがサムネイル画像を見て写真を
注文することを決め、ＵＲＬ情報２１に基づいて自宅等
のパソコン１ｂ，１ｃからインターネットＷを介して注
文ページ９ｂにアクセスすると（Ｓ．１３）、パソコン
１ｂ，１ｃの画面には図８に示すようにメールアドレス
・パスワード入力画面９ｅが表示され、友人Ｂ，Ｃそれ
ぞれの電子メールアドレス２３ｂ，２３ｃ及びパスワー
ド２２ｂ，２２ｃの入力が要求される。

【００５３】友人Ｂにより電子メールアドレス２３ｂ及
びパスワード２２ｂが入力され、”完了”のボタン２４
ｂがクリックされると、その入力情報がデータベースサ
ーバ７ａに保存された友人Ｂの電子メールアドレス及び
パスワード２２ｂと比較され、Ｗｅｂサーバ９によりア
クセスした者が友人Ｂ自身であると判断されると、図４
に示す注文ページ９ｂがパソコン１ｂの画面に表示され
る。すなわち、同図に示すように、サンプル画像１７
ａ，１７ｃ，１７ｄ，１７ｅは読み込まれてパソコン１
ｂの画面に表示されるがサンプル画像１７ｂは表示され
ず、友人Ｂはサンプル画像１７ｂを見ることができな
い。

【００５４】一方、友人Ｃにより電子メールアドレス２
３ｃ及びパスワード２２ｃが入力され、”完了”のボタ
ン２４ｂがクリックされると、その入力情報がデータベ
ースサーバ７ａに保存された友人Ｃの電子メールアドレ
ス及びパスワード２２ｃと比較され、Ｗｅｂサーバ９に
よりアクセスした者が友人Ｃ自身であると判断される
と、図５に示す注文ページ９ｂがパソコン１ｃの画面に
表示される。すなわち、同図に示すように、サンプル画
像１７ａ，１７ｂ，１７ｃは読み込まれてパソコン１ｃ
の画面に表示されるがサンプル画像１７ｄ，１７ｅは表
示されず、友人Ｃはサンプル画像１７ｄ，１７ｅを見る
ことができない。

【００５５】ここで、サンプル画像１７ａ〜１７ｅはそ
れぞれサムネイル画像２０ａ〜２０ｅに対応し、これに
より友人Ｂ，Ｃともに注文ページ９ｂ上においても閲覧
が許可されている画像のみを見ることができるように、
換言すれば、他人が友人Ｂ，Ｃに関する画像を顧客Ａの
閲覧許可なく見ることができないようになっている。な
お、そのサンプル画像１７ａ〜１７ｅの画像データとし
て、サムネイル画像２０ａ〜２０ｅの画像データをその
まま用いることとしてもよい。

【００５６】注文ページ９ｂにアクセスした友人Ｂ，Ｃ
は、注文を希望するコマ画像に対してプリントサイズ情
報１８ａ、プリント面種情報１８ｂ、プリント枚数情報
１８ｃからなる注文情報１８を入力するが（Ｓ．１
４）、このとき、注文ページ９ｂ上でサンプル画像１７
ａ〜１７ｅを確認しながら注文情報１８を入力すること
ができるので、注文間違いを防止することができる。

【００５７】入力完了の後、”次へ”のボタン２４ａを
クリックするとページが切り替わり、図９に示す個人情
報入力ページ９ｃがパソコンの画面に表示される。この
個人情報入力ページ９ｃ上で友人Ｂ，Ｃはそれぞれ氏名
情報２５ａ、住所情報２５ｂ、電話番号情報２５ｃ、電
子メールアドレス情報２５ｄからなる個人情報２５を入
力する（Ｓ．１５）。

【００５８】入力完了の後、”次へ”のボタン２４ｃを
クリックするとページが切り替わり、図９に示す受取・
決済方法指定ページ９ｄがパソコンの画面に表示され
る。この受取・決済方法指定ページ９ｄ上で友人Ｂ，Ｃ
はそれぞれ写真プリントの受取方法及びその代金の決済
方法を指定する（Ｓ．１６）。

【００５９】本実施の形態１では、例えば受取方法とし
て自宅配送（宅配）による受取か写真店での店頭受取か
を選択して指定できるようになっている。宅配による受
取が受取方法として指定された場合は決済方法は写真プ
リントとともに配送される代金振込票を用いての振込み
による決済とされ、店頭受取が受取方法として指定され
た場合は店頭での代金支払いによる決済とされる。友人
Ｂ，Ｃは、この受取・決済方法指定ページ９ｄ上で受取
方法指定情報２６を入力し、受取方法が店頭受取の場合
は、予め準備されたいくつかの写真店の中から写真プリ
ントを受け取る受取写真店名２６ａも選択して指定す
る。

【００６０】この受取・決済方法指定ページ９ｄはクレ
ジットカード決済指定情報２６ｂも入力できるようにな
っている。このクレジットカード決済が指定されると図
示しないクレジット情報入力ページが表示され、そのク
レジット情報入力ページに所定のクレジット情報を入力
して送信することにより、指定した受取方法でクレジッ
トカードによる決済が行われる。

【００６１】受取方法指定情報２６の入力及び受取写真
店名２６ａの指定完了の後、”送信”ボタン２４ｄをク
リックすると、注文情報１８、個人情報２５、受取方法
指定情報２６等がインターネットＷを介して送信され、
注文受付手段として機能する管理サーバ７またはＷｅｂ
サーバ９により写真注文が受け付けられる（Ｓ．１
７）。その写真注文に基づいて、管理サーバ７は画像サ
ーバ８内に保存されているデジタル画像の画像データを
プリンタプロセサー６に転送し、プリンタプロセッサー
６に写真プリント１６’（図１を参照）を作成させる
（Ｓ．１８）。このとき、画像サーバ８内に保存されて
いるデジタル画像が用いられて写真プリント１６’が作
成されるので、焼き増しプリント作成において現像済み
フィルム１５を必要としない。また、写真注文のために
画像をアップロードする必要もなく、複雑かつ面倒な操
作が要求されたり、注文枚数が多い場合に時間がかかっ
てしまうこともない。

【００６２】受取方法指定情報２６により指定された受
取方法が宅配による受取か店頭受取かが注文受付手段に
より判断され（Ｓ．１９）、宅配による受取の場合であ
ってクレジットカード決済指定情報２６ｂが入力されて
いない場合は、印刷用パソコン１１及びプリンタ１２に
よって宅配伝票及び代金振込票が印刷される（Ｓ．２
０）。作成された写真プリント１６’は代金振込票とと
もに配送袋に封入され、その配送袋に宅配伝票が貼り付
けられて、それぞれ友人Ｂ，Ｃの自宅へと配送される
（Ｓ．２１及び図１も参照）。後に、友人Ｂ，Ｃがそれ
ぞれ代金振込票を用いて写真プリント１６’の代金を振
り込むことにより、決済が完了する（Ｓ．２２）。クレ
ジットカード決済指定情報２６ｂが入力されている場合
は、クレジットカードによる決済が行われるので、代金
振込票の印刷は行われない。

【００６３】受取方法指定情報２６により指定された受
取方法が店頭受取の場合であってクレジットカード決済
指定情報２６ｂが入力されていない場合は、印刷用パソ
コン１１及びプリンタ１２によってオーダ伝票が印刷さ
れ（Ｓ．２３）、作成された写真プリント１６’はオー
ダ伝票とともにＤＰ袋に入れられて指定された写真店へ
と送られる。（Ｓ．２４）。後に、友人Ｂ，Ｃが写真店
に出向いて代金を支払い、写真プリント１６’を受け取
る（Ｓ．２５）。クレジットカード決済指定情報２６ｂ
が入力されている場合は、クレジットカードによる決済
が行われるので、店頭で代金を支払う必要はない。

【００６４】この実施の形態１によれば、友人Ｂ，Ｃの
電子メールアドレスに宛てて送信される電子メール１９
ｂ、１９ｃには閲覧許可コマ画像に対応するサムネイル
画像が含まれているので、電子メール１９ｂ，１９ｃを
受信した友人Ｂ，Ｃは自宅等のパソコン１ｂ，１ｃの画
面上で、その電子メール１９ｂ，１９ｃに含まれるサム
ネイル画像を気軽に閲覧することができる。それによ
り、サムネイル画像に対応するコマ画像の内容を確認す
ることができ、写真注文を行うか否かを判断することが
できる。

【００６５】電子メール１９ｂ，１９ｃには、注文ペー
ジ９ｂのＵＲＬ情報２１も含まれているので、友人Ｂ，
Ｃは、自宅等からその注文ページ９ｂにアクセスするこ
とができ、わさわざ写真店に出向かなくても簡便に写真
注文を行うことができる。

【００６６】サムネイル画像を含んだ電子メール１９
ｂ，１９ｃが顧客Ａの友人Ｂ，Ｃの電子メールアドレス
に宛てて送信されるので、友人Ｂ，Ｃが焼き増し注文
（再注文）を行う際に顧客Ａに写真プリントをわざわざ
見せてもらう必要も、顧客Ａに注文内容を集計してもら
う必要もなく、焼き増し注文の面倒や手間を低減できる
とともに時間も短縮することができる。

【００６７】また、スキャナ５によりデジタル画像が生
成された後にすぐこの電子メール１９ｂ，１９ｃが送信
された場合には、同時プリント注文での写真プリント１
６の仕上がりを待つことなく、友人Ｂ，Ｃは早期にコマ
画像の内容を確認することができ、早期に写真注文を行
い、写真プリント１６’を受け取ることができる。

【００６８】なお、この実施の形態においては、同時プ
リント注文時にスキャナ５によりコマ画像の読み取りと
デジタル画像の生成とを行い、生成されたデジタル画像
を用いてプリンタプロセサー６により写真プリント１６
を作成しているが、同時プリントの際は従来のアナログ
プリンタプロセサーを用いて写真プリント１６を作成し
てももちろんよい。それにより、既存のアナログプリン
タプロセサーを有効に利用しつつ本発明に係る写真注文
受付方法による写真注文受付を行うことができる。

【００６９】また、顧客Ａが同時プリントを注文する際
に、友人Ｂ，Ｃ毎の閲覧許可コマ画像が不明の場合は、
顧客Ａは自分の電子メールアドレスのみをＤＰ袋１４に
記入し、全てのコマ画像のサムネイル画像２０ａ〜２０
ｅが含まれた電子メールを自分の電子メールアドレスに
宛てて送信してもらうようにしてもよい。顧客Ａがその
電子メールに含まれたサムネイル画像２０ａ〜２０ｅを
確認したうえで友人Ｂ，Ｃ毎の閲覧許可コマ画像を指定
し、その指定情報を電子メールに記述して現像所３のメ
ールサーバ１０に宛てて送信すれば、あとは上記フロー
チャートのステップ４（Ｓ．４）以降の手順に従い写真
プリント１６’が作成される。

【００７０】全てのコマ画像について友人Ｂ，Ｃに見せ
てよい場合は、もちろん全てのコマ画像を閲覧許可コマ
画像として指定してもよい。それにより、友人Ｂ，Ｃの
電子メールアドレス２３ｂ，２３ｃに宛てて送信される
電子メール１９ｂ，１９ｃには全てのコマ画像に対応す
るサムネイル画像２０ａ〜２０ｅが含まれるとともに、
友人Ｂ，Ｃのいずれがアクセスした場合にも注文ページ
９ｂには全てのサンプル画像１７ａ〜１７ｅが表示され
る。あるいは、このように全てのコマ画像について閲覧
を許可してかまわないのであれば、顧客Ａに閲覧許可コ
マ画像の指定を要求する処理及びこれに付随して実行さ
れる処理（例えば友人Ｂ，Ｃに送るサムネイル画像の選
択や注文ページ９ｂにアクセスする友人Ｂ，Ｃの特定）
を省略してもよい。

【００７１】上記の実施の形態１においては、友人Ｂ，
Ｃの電子メールアドレスに宛ててそれぞれ送信する電子
メール１９ｂ，１９ｃに、同一の注文ページ９ｂのＵＲ
Ｌ情報２１が含まれているが、予めＵＲＬの異なる２つ
の注文ページ（サンプル画像１７ａ，１７ｃ，１７ｄ，
１７ｅが掲載されたページ及びサンプル画像１７ａ，１
７ｂ，１７ｃが掲載されたページ）を友人Ｂ，Ｃの専用
に設けておき、電子メール１９ｂ，１９ｃにそれぞれの
注文ページのＵＲＬ情報を含ませてもよい。これによ
り、電子メールアドレスやパスワードに基づいてアクセ
スした者を判別して友人Ｂ，Ｃ毎に閲覧を許可するサン
プル画像を変える必要がなくなるので、注文ページにア
クセスした友人Ｂ，Ｃに自分の電子メールアドレスやパ
スワードの入力を要求する必要もなくなり、写真注文に
おける友人Ｂ，Ｃの負担を軽減することができるととも
に、写真注文受付システムＰにおいてもパスワードを発
行し管理する必要がなくなる。

【００７２】［実施の形態２］実施の形態１において
は、例えば友人Ｂには、その電子メールアドレス２３ｂ
に宛ててメール送信手段によりサムネイル画像２０ａ，
２０ｃ，２０ｄ，２０ｅ、注文ページ９ｂのＵＲＬ情報
２１、パスワード２２ｂを含む電子メール１９ｂが送信
され、そのＵＲＬ情報２１に基づいてＷｅｂサーバ９上
に構築された注文ページ９ｂにアクセスした友人Ｂがそ
の注文ページ９ｂ上で注文情報１８を入力すると、注文
受付手段により写真注文が受け付けられるようになって
いる。

【００７３】しかしながら、図１１に示すように友人Ｂ
の電子メールアドレス２３ｂに宛ててメール送信手段に
よりサムネイル画像２０ａ，２０ｃ，２０ｄ，２０ｅが
含まれて、かつ、ＵＲＬ情報２１の代わりに写真注文用
プログラム２８が添付された電子メール２７が送信され
てもよい。

【００７４】その電子メール２７を受信した友人Ｂがこ
の写真注文用プログラム２８をパソコン１ｂで起動する
と、図１２に示す画面２９がパソコン１ｂに表示され
る。この画面２９では、プリントサイズ・プリント面種
・注文枚数からなる注文情報３０、宅配による受取か店
頭での受取かを指定する受取方法指定情報３１、店頭受
取の場合の受取写真店名を選択して指定する受取写真店
名情報３１ａ、クレジットカード決済か銀行振込かコン
ビニエンスストアでの代金支払いによる決済かを指定す
る決済方法指定情報３２、住所・氏名・電子メールアド
レス等の個人情報３３を入力できるようになっている。

【００７５】注文情報３０、受取方法指定情報３１、受
取写真店名情報３１ａ、決済方法指定情報３２、個人情
報３３の入力完了の後、友人Ｂが”送信”のボタン３４
をクリックして写真注文の意思表示を行うと、写真注文
用プログラム２８はその入力された各情報をインターネ
ットＷを介して送信する。その入力情報が写真注文とし
て注文受付手段により受け付けられると、管理サーバ７
は画像サーバ８内に保存されているデジタル画像の画像
データをプリンタプロセサー６に転送してプリンタプロ
セッサー６に写真プリント１６’を作成させ、以降は受
取方法指定情報３１、受取写真店名情報３１ａ、決済方
法指定情報３２に従った受取、決済がなされる。

【００７６】この実施の形態２によれば、注文ページ９
ｂにアクセスする上記実施の形態１の場合に比べて注文
者のインターネットＷへの接続時間が少なくて済むの
で、注文者のコンピュータ環境等によっては時間的、コ
スト的に有利になるとともに注文ページ９ｂの構築も不
要となり、さらにネットワークのトラフィックの軽減に
も供し得る。

【００７７】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１、請求項
５、請求項９に係る発明によれば、メール送信手段によ
り送信される電子メールに写真フィルムの撮影内容を示
すサムネイル画像が含まれるので、電子メールを受信し
た者がその電子メールを開封することにより、その電子
メールに含まれるサムネイル画像を気軽に見ることがで
き、写真注文を行うか否かを判断することができる。そ
の電子メールには注文ページのＵＲＬ情報も含まれてお
り、このＵＲＬ情報に基づいて注文ページにアクセスし
た注文者からの写真注文が注文受付手段により受け付け
られるので、注文者は写真注文に際してわざわざ写真店
に出向く必要がなく、自宅等から簡便に写真注文を行う
ことができる。

【００７８】また、コマ画像のデジタル画像が画像保存
手段に保存されるので、そのデジタル画像を写真注文に
応じたプリントに利用することによって注文者が画像デ
ータをアップロードする必要がなくなり、上記注文ペー
ジにはそのデジタル画像の内容が掲載されるので、注文
者がコマ画像の内容を確認しながら写真注文を行うこと
が可能で注文間違いを防止することができる。

【００７９】写真注文の希望者が写真フィルムの所有者
自身（一次顧客）ではなくその友人等（二次顧客）であ
る場合には、一次顧客がわざわざ二次顧客の注文内容を
集計する必要がなく、写真注文を行う際の面倒や手間を
低減できるとともにそれに要する時間も短縮することが
できる。なお、メール送信手段によりサムネイル画像が
含まれた電子メールが、一次顧客や二次顧客の電子メー
ルアドレスに宛てて早期に送信される場合には、その電
子メールを受信した一次顧客や二次顧客は早期に写真フ
ィルムの撮影内容を確認することができ、写真注文を早
期に行うことができる。

【００８０】請求項２、請求項６、請求項１０に係る発
明によれば、メール送信手段により送信される電子メー
ルに写真フィルムの撮影内容を示すサムネイル画像が含
まれるので、電子メールを受信した者がその電子メール
を開封することにより、その電子メールに含まれるサム
ネイル画像を気軽に見ることができ、写真注文を行うか
否かを判断することができる。その電子メールには写真
注文用プログラムが添付されており、この写真注文用プ
ログラムにより送信された注文者からの写真注文が注文
受付手段により受け付けられるので、注文者は写真注文
に際してわざわざ写真店に出向く必要がなく、自宅等か
ら簡便に写真注文を行うことができる。さらに、デジタ
ル画像の内容が掲載された注文ページにアクセスする場
合に比べて注文者のインターネットへの接続時間が少な
くて済むので、注文者のコンピュータ環境等によっては
時間的、コスト的に有利になるとともに、ネットワーク
のトラフィックの軽減にも供し得る。

【００８１】また、コマ画像のデジタル画像が画像保存
手段に保存されるので、そのデジタル画像を写真注文に
応じたプリントに利用することによって注文者が画像デ
ータをアップロードする必要がなくなり、上記注文ペー
ジにはそのデジタル画像の内容が掲載されるので、注文
者がコマ画像の内容を確認しながら写真注文を行うこと
が可能で注文間違いを防止することができる。

【００８２】写真注文の希望者が一次顧客ではなく二次
顧客である場合には、一次顧客がわざわざ二次顧客の注
文内容を集計する必要がなく、写真注文を行う際の面倒
や手間を低減できるとともにそれに要する時間も短縮す
ることができる。なお、メール送信手段によりサムネイ
ル画像が含まれた電子メールが、一次顧客や二次顧客の
電子メールアドレスに宛てて早期に送信される場合に
は、その電子メールを受信した一次顧客や二次顧客は早
期に写真フィルムの撮影内容を確認することができ、写
真注文を早期に行うことができる。

【００８３】請求項３、請求項７、請求項１１に係る発
明によれば、メール送信手段により個々の電子メールア
ドレス毎に特定のコマ画像に対応するサムネイル画像が
選択的に送信されるので、電子メールアドレス毎にサム
ネイル画像を異なるものとすることができ、電子メール
の受信者がそれぞれ特定のサムネイル画像のみを確認し
得るようにすることができる。例えば１つの写真フィル
ムに家族旅行の写真のコマ画像と、同窓会の写真のコマ
画像と、社員旅行の写真のコマ画像とが含まれている場
合には、同窓生の電子メールアドレスに宛てて同窓会の
写真のコマ画像のサムネイル画像のみが送信され、社員
の電子メールアドレスに宛てて社員旅行の写真のコマ画
像のサムネイル画像のみが送信されるようにすることが
できる。

【００８４】請求項４、請求項８、請求項１２に係る発
明によれば、電子メールに、注文者が注文ページに掲載
されたデジタル画像の内容を閲覧するために必要なパス
ワードが含まれているので、注文者がそのパスワードを
用いた場合にのみ注文ページに掲載されたデジタル画像
の内容を閲覧できるようにすることができる。それによ
り、他人が注文ページにアクセスしてデジタル画像の内
容を閲覧するのを防止することができる。

【００８５】請求項１３、請求項１４に係る発明によれ
ば、それぞれ請求項１、請求項２に係る発明の効果を得
ることができるとともに、画像保存手段に保存されたデ
ジタル画像が写真注文に応じたプリントに利用されるの
で、焼き増し注文時には同時プリント注文時と同様の手
順を経ることなく写真プリントを効率的に作成すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態１に係る写真注文受付シス
テムの概略構成を示すブロック図である。

【図２】本発明の実施の形態１に係る写真プリント作成
方法の手順を説明するフローチャートである。

【図３】本発明の実施の形態１に係る写真プリント作成
方法の手順を説明するフローチャートである。

【図４】Ｗｅｂサーバ上に構築された注文ページに友人
Ｂがアクセスした場合に表示される注文ページの画面の
例を示す。

【図５】Ｗｅｂサーバ上に構築された注文ページに友人
Ｃがアクセスした場合に表示される注文ページの画面の
例を示す。

【図６】友人Ｂの電子メールアドレスに宛てて送信され
る電子メールの内容を説明する図である。

【図７】友人Ｃの電子メールアドレスに宛てて送信され
る電子メールの内容を説明する図である。

【図８】メールアドレス・パスワード入力画面に電子メ
ールアドレス及びパスワードが入力された様子を示す図
である。

【図９】個人情報入力ページに個人情報が入力された様
子を示す図である。

【図１０】受取・決済方法指定ページの表示画面の例を
示す図である。

【図１１】本発明の実施の形態２に係る写真プリント作
成方法において送信される、写真注文用プログラムが添
付された電子メールの内容を説明する図である。

【図１２】写真注文用プログラムの表示画面の例を示す
図である。

【符号の説明】

Ａ…顧客（一次顧客） Ｂ，Ｃ…友人（二次顧客） Ｐ…写真注文受付システム Ｗ…インターネット １ａ，１ｂ…パソコン ５…フィルムスキャナ（画像読取手段、画像形成手段） ６…プリンタプロセサー（写真プリント作成手段） ７…管理サーバ ７ａ…データベースサーバ ８…画像サーバ ９…Ｗｅｂサーバ ９ｂ…注文ページ ９ｃ…個人情報入力ページ ９ｄ…受取・決済方法指定ページ １０…メールサーバ １５…現像済みフィルム（写真フィルム） １７ａ〜１７ｅ…サンプル画像（デジタル画像の内容） １８，３０…注文情報 １８ａ…プリントサイズ情報 １８ｂ…プリント面種情報 １８ｃ…プリント枚数情報 １９ｂ，１９ｃ…電子メール ２０…サムネイル画像 ２０ａ〜２０ｅ…サムネイル画像 ２１…ＵＲＬ情報 ２２ｂ，２２ｃ…パスワード ２３ｂ，２３ｃ…電子メールアドレス ２４ｄ，３４…送信ボタン ２５，３３…個人情報 ２６，３１…受取方法指定情報 ２６ａ，３１ａ…受取写真店名 ２６ｂ…クレジット決済指定情報 ２７…電子メール ２８…写真注文用プログラム ３２…決済方法指定情報

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ＺＥＣ Ｇ０６Ｆ 17/60 ＺＥＣ Ｇ０３Ｂ 27/46 Ｇ０３Ｂ 27/46 Ｂ Ｇ０６Ｔ 1/00 ２００ Ｇ０６Ｔ 1/00 ２００Ａ Ｈ０４Ｎ 1/00 １０７ Ｈ０４Ｎ 1/00 １０７Ｚ 5/76 5/76 Ｅ Ｚ 7/173 ６１０ 7/173 ６１０Ａ ６４０ ６４０Ｚ Ｆターム(参考） 2H106 BA55 BA58 BA95 5B050 AA08 AA09 BA10 BA15 CA07 CA08 DA04 EA12 EA20 FA02 FA08 FA12 FA13 FA19 5C052 AA12 DD04 FA04 FA06 FA08 FB01 FB05 FC06 FD07 5C062 AA05 AA13 AA29 AB03 AB17 AB38 AC41 AC42 BA04 BD00 BD09 5C064 BA07 BB07 BC01 BC07 BC18 BC23 BD02 BD08

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】写真フィルムのコマ画像を画像読取手段に
   より読み取った後に前記コマ画像のデジタル画像を画像
   生成手段により生成し、 前記デジタル画像を画像保存手段に保存するとともに前
   記デジタル画像の内容をＷｅｂサーバ上に構築された注
   文ページに掲載し、 前記デジタル画像のサムネイル画像及び前記注文ページ
   のＵＲＬ情報が含まれた電子メールを所定の電子メール
   アドレスに宛ててメール送信手段により送信し、 前記ＵＲＬ情報に基づいて前記注文ページにアクセスし
   た注文者からの注文情報が前記注文ページに入力された
   場合に、前記注文者からの写真注文を注文受付手段によ
   り受け付けることを特徴とする写真注文受付方法。
2. 【請求項２】写真フィルムのコマ画像を画像読取手段に
   より読み取った後に前記コマ画像のデジタル画像を画像
   生成手段により生成するとともに前記デジタル画像を画
   像保存手段に保存し、 前記デジタル画像のサムネイル画像が含まれ、かつ、写
   真注文用プログラムが添付された電子メールを所定の電
   子メールアドレスに宛ててメール送信手段により送信
   し、 前記電子メールを受信した注文者が前記写真注文用プロ
   グラムを起動して注文情報を入力し写真注文の意思表示
   をした場合に、前記写真注文用プログラムが前記注文情
   報をインターネットを介して送信し、 前記写真注文用プログラムにより送信された前記注文者
   からの注文情報を受信した場合に、前記注文者からの写
   真注文を注文受付手段により受け付けることを特徴とす
   る写真注文受付方法。
3. 【請求項３】前記コマ画像及び前記所定の電子メールア
   ドレスが複数存在する場合に、前記メール送信手段によ
   り個々の電子メールアドレス毎に特定のコマ画像に対応
   するサムネイル画像を選択的に送信することを特徴とす
   る請求項１又は請求項２に記載の写真注文受付方法。
4. 【請求項４】前記電子メールに、前記注文者が前記注文
   ページに掲載されたデジタル画像の内容を閲覧するため
   に必要なパスワードが含まれていることを特徴とする請
   求項１乃至請求項３のいずれか１項に記載の写真注文受
   付方法。
5. 【請求項５】写真フィルムのコマ画像を読み取る画像読
   取手段と、 読み取られた前記コマ画像からデジタル画像を生成する
   画像生成手段と、 前記デジタル画像を保存する画像保存手段と、 前記デジタル画像の内容をＷｅｂサーバ上に構築された
   注文ページに掲載する画像掲載手段と、 前記デジタル画像のサムネイル画像及び前記注文ページ
   のＵＲＬ情報が含まれた電子メールを所定の電子メール
   アドレスに宛てて送信するメール送信手段と、 前記ＵＲＬ情報に基づいて前記注文ページにアクセスし
   た注文者からの注文情報が前記注文ページに入力された
   場合に、前記注文者からの写真注文を受け付ける注文受
   付手段とを備えたことを特徴とする写真注文受付システ
   ム。
6. 【請求項６】写真フィルムのコマ画像を読み取る画像読
   取手段と、 該画像読取手段によって読み取られたコマ画像からデジ
   タル画像を生成する画像生成手段と、 前記デジタル画像を保存する画像保存手段と、 前記デジタル画像のサムネイル画像が含まれ、かつ、注
   文情報の入力と該注文情報のインターネットを介した送
   信とが可能な写真注文用プログラムが添付された電子メ
   ールを所定の電子メールアドレスに宛てて送信するメー
   ル送信手段と、 前記電子メールを受信した注文者から前記写真注文用プ
   ログラムにより送信された注文情報を受信した場合に、
   前記注文者からの写真注文を受け付ける注文受付手段と
   を備えたことを特徴とする写真注文受付システム。
7. 【請求項７】前記コマ画像及び前記所定の電子メールア
   ドレスが複数存在する場合に、前記メール送信手段が、
   個々の電子メールアドレス毎に特定のコマ画像に対応す
   るサムネイル画像を選択的に送信することを特徴とする
   請求項５又は請求項６に記載の写真注文受付システム。
8. 【請求項８】前記電子メールに、前記注文者が前記注文
   ページに掲載されたデジタル画像の内容を閲覧するため
   に必要なパスワードが含まれていることを特徴とする請
   求項５乃至請求項６のいずれか１項に記載の写真注文受
   付システム。
9. 【請求項９】コンピュータを、 画像読取手段によって読み取られた写真フィルムのコマ
   画像からデジタル画像を生成する画像生成手段、 前記デジタル画像を画像保存手段に保存させる画像書込
   み手段、 前記デジタル画像の内容をＷｅｂサーバ上に構築された
   注文ページに掲載する画像掲載手段、 前記デジタル画像のサムネイル画像及び前記注文ページ
   のＵＲＬ情報が含まれた電子メールを所定の電子メール
   アドレスに宛てて送信するメール送信手段、及び前記Ｕ
   ＲＬ情報に基づいて前記注文ページにアクセスした注文
   者からの注文情報が前記注文ページに入力された場合
   に、前記注文者からの写真注文を受け付ける注文受付手
   段として機能させるための写真注文受付プログラム。
10. 【請求項１０】コンピュータを、 画像読取手段によって読み取られた写真フィルムのコマ
    画像からデジタル画像を生成する画像生成手段、 前記デジタル画像を画像保存手段に保存させる画像書込
    み手段、 前記デジタル画像のサムネイル画像が含まれ、かつ、注
    文情報の入力と該注文情報のインターネットを介した送
    信とが可能な写真注文用プログラムが添付された電子メ
    ールを所定の電子メールアドレスに宛てて送信するメー
    ル送信手段、及び前記電子メールを受信した注文者から
    前記写真注文用プログラムにより送信された注文情報を
    受信した場合に、前記注文者からの写真注文を受け付け
    る注文受付手段として機能させるための写真注文受付プ
    ログラム。
11. 【請求項１１】前記コマ画像及び前記所定の電子メール
    アドレスが複数存在する場合に、前記メール送信手段
    が、個々の電子メールアドレス毎に特定のコマ画像に対
    応するサムネイル画像を選択的に送信することを特徴と
    する請求項９又は請求項１０に記載の写真注文受付プロ
    グラム。
12. 【請求項１２】前記電子メールに、前記注文者が前記注
    文ページに掲載されたデジタル画像の内容を閲覧するた
    めに必要なパスワードが含まれていることを特徴とする
    請求項９乃至請求項１０のいずれか１項に記載の写真注
    文受付プログラム。
13. 【請求項１３】写真フィルムのコマ画像を画像読取手段
    により読み取った後に前記コマ画像のデジタル画像を画
    像生成手段により生成し、 前記デジタル画像を画像保存手段に保存するとともに前
    記デジタル画像の内容をＷｅｂサーバ上に構築された注
    文ページに掲載し、 前記デジタル画像のサムネイル画像及び前記注文ページ
    のＵＲＬ情報が含まれた電子メールを所定の電子メール
    アドレスに宛ててメール送信手段により送信し、 前記ＵＲＬ情報に基づいて前記注文ページにアクセスし
    た注文者からの注文情報が前記注文ページに入力された
    場合に、前記注文者からの写真注文を注文受付手段によ
    り受け付け、 該注文受付手段により受け付けられた前記写真注文に基
    づいて、前記画像保存手段に保存された前記デジタル画
    像のデータを用いて、写真プリント作成手段により前記
    コマ画像の写真プリントを作成することを特徴とする写
    真プリント作成方法。
14. 【請求項１４】写真フィルムのコマ画像を画像読取手段
    により読み取った後に前記コマ画像のデジタル画像を画
    像生成手段により生成するとともに前記デジタル画像を
    画像保存手段に保存し、 前記デジタル画像のサムネイル画像が含まれ、かつ、写
    真注文用プログラムが添付された電子メールを所定の電
    子メールアドレスに宛ててメール送信手段により送信
    し、 前記電子メールを受信した注文者が前記写真注文用プロ
    グラムを起動して注文情報を入力し写真注文の意思表示
    をした場合に、前記写真注文用プログラムが前記注文情
    報をインターネットを介して送信し、 前記写真注文用プログラムにより送信された前記注文者
    からの注文情報を受信した場合に、前記注文者からの写
    真注文を注文受付手段により受け付け、 該注文受付手段により受け付けられた前記写真注文に基
    づいて、前記画像保存手段に保存された前記デジタル画
    像のデータを用いて、写真プリント作成手段により前記
    コマ画像の写真プリントを作成することを特徴とする写
    真プリント作成方法。