JP2003005827A - 遠隔監視システム - Google Patents

遠隔監視システム

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JP2003005827A
JP2003005827A JP2001193062A JP2001193062A JP2003005827A JP 2003005827 A JP2003005827 A JP 2003005827A JP 2001193062 A JP2001193062 A JP 2001193062A JP 2001193062 A JP2001193062 A JP 2001193062A JP 2003005827 A JP2003005827 A JP 2003005827A
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JP2001193062A
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Michiya Hayashi
倫也 林
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Maspro Denkoh Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視対象に異常が発生したことを表す状態通
知を、保守担当者が所持する端末装置に確実に届けるこ
とができ、しかも、監視対象に関する情報の取得や監視
対象を遠隔制御する際の操作が簡単な遠隔監視システム
を提供する。 【解決手段】 ギャップフィラーGi毎に設けられた監
視制御装置Kiでは、データ収集部10が、ギャップフ
ィラーGiの監視情報(電波の送受信レベル,筐体内の
温度など)を監視IF部2を介して定期的に収集し、そ
の監視情報に基づいて異常が検出された場合には、メー
ル作成部12が、その旨を伝えるための電子メール(状
態通知)を作成し、その状態通知をメールサーバ13に
より、NIF部4を介して中央管理センターだけでな
く、保守担当者が所持する保守端末装置へも直接配信す
る。状態通知には、監視装置KiのWebサーバ16が
提供するWebページのハイパーリンクで表示されるU
RLが含まれている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔地に設置され
た監視対象毎に設けられ、該監視対象の状態を監視する
監視装置、及び各監視装置での監視結果を所定の通信網
を介して収集し集中管理する管理装置を備えた遠隔監視
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の遠隔監視システムで
は、管理装置が、通信網を介して監視装置から送られて
くる監視対象に関する監視情報を蓄積し、この監視情報
に基づいて監視対象の異常が検出された場合には、その
旨を通信網を介して、監視対象の近くに設置された保守
センターに通知する。そして、この通知を受けた保守セ
ンターでは、管理装置に蓄積された監視対象についての
より詳細な情報を通信網を介して取得し、その監視情報
に基づいて監視対象の保守作業を行うようにされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の遠隔監
視システムでは、監視装置が送信する監視情報は、必ず
管理装置を経由して保守センターに通知されるため、監
視装置と管理装置との間の通信網、或いは管理装置と保
守センターとの間の通信網のいずれか一方でも異常が発
生すると、保守センターに監視情報が届かなくなってし
まい、保守作業に支障が生じてしまうという問題があっ
た。
【0004】また、例えば、監視対象の保守作業や復旧
作業を行う時に、作業員は、装置の外的損傷の有無等を
確認するため監視対象の設置現場に出向き、その現場に
て異常の内容を詳細に知るために監視情報が必要となる
場合や、監視対象がビルの屋上や鉄塔の上等、簡単には
近づくことのできない場所に設置されていて、監視装置
を遠隔操作して作業を行わなければならない場合があ
る。このような場合、通信網を介して管理装置から履歴
情報を得たり監視装置を遠隔操作するための保守作業用
の端末装置が必要となる。この種の端末装置は、通常、
システム毎に専用のものが作製されていた。
【0005】しかし、システム専用の端末装置は、その
開発に膨大な手間を要するため、システムが高価なもの
となってしまうという問題や、端末装置の使用者は、シ
ステム毎に装置独自の使用方法をマスターしなければな
らず、使い勝手が悪いという問題もあった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するために、
監視対象に異常が発生したことを表す状態通知を、保守
担当者が所持する端末装置に確実に届けることができ、
しかも、監視対象に関する情報の取得や監視対象を遠隔
制御する際の操作が簡単な遠隔監視システムを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の発明である請求項1記載の遠隔監視システムにおいて
は、監視対象の状態を監視する監視装置が、遠隔地に設
置された監視対象毎に設けられており、管理装置は、各
監視装置での監視結果を所定の通信網を介して収集し集
中管理する。
【0008】そして、監視装置では、状態検出手段が監
視対象の状態を検出し、その監視結果に基づいて監視対
象の異常が検出されると、異常通知手段が、予め設定さ
れた保守担当者を宛先として、所定の通信網を経由する
電子メールにより、監視対象の状態を表す状態通知を自
動的に送信するように構成されている。
【0009】従って、本発明の遠隔監視システムでは、
監視対象の状態が管理装置にて集中管理されるだけでな
く、監視対象に異常が発生した時に、保守担当者宛の通
知(電子メール)が、管理装置を介することなく直接送
信されてくるため、管理装置の動作状況等によらず、監
視対象の異常を保守担当者に迅速かつ確実に知らせるこ
とができる。
【0010】ここで、異常通信手段は、請求項2記載の
ように、状態通知を送信後、予め設定された制限時間以
内に送信先からの応答がない場合には、状態通知を再送
信するように構成してもよいし、請求項3記載のよう
に、状態通知を、その内容に応じて異なった宛先に送信
するようにしてもよい。
【0011】即ち、前者(請求項2)の場合、状態通知
を受けた保守担当者が、何らかの方法で監視装置に対し
て応答(例えば詳細な情報を得るためのアクセス)をす
るように決められている場合、制限時間以内に送信先か
らの応答がなければ、状態通知が届いていないか、状態
通知を受け取れない状態にあることが推定されるため、
状態通知の再送信を行うことにより、異常事態が放置さ
れる可能性を大幅に低減することができ、システムの信
頼性を向上させることができる。この場合、状態通知の
再送信先は、同じ保守担当者宛であってもよいし、他の
保守担当者宛であってもよい。また、再送時には、保守
担当者からの応答がなかったことを表す情報を状態通知
に付加して管理装置に送信するようにしてもよい。更
に、再送信を複数回失敗する毎に、送信先を変更した
り、同時に複数の宛先に状態通知を送信するようにして
もよい。
【0012】また、後者(請求項3)の場合、例えば、
状態通知の内容から推定される異常の原因に対応して、
最適な保守担当者に通知することにより、保守担当者の
負担を軽減することができる。次に、請求項4記載の遠
隔監視システムにおいて監視装置では、履歴情報蓄積手
段が、監視対象の状態についての履歴情報を蓄積し、操
作手段が、外部からの指令に従って監視対象の動作を制
御すると共に、保守機能提供手段が、保守担当者が操作
する端末装置からの要求に応じて、履歴情報蓄積手段に
蓄積された履歴情報の提供や、操作手段を介した監視対
象の遠隔操作を通信網を介して行う。
【0013】このように構成された本発明の遠隔監視シ
ステムでは、異常通知手段からの状態通知を受けた保守
担当者は、端末装置を操作することにより、監視装置か
ら監視対象の履歴情報を収集したり、監視対象の制御を
監視装置に行わせることができる。その結果、保守担当
者は、収集した履歴情報に基づく的確な状況判断と、そ
の判断に基づく異常対策の速やかな実行とが可能とな
る。
【0014】そして、請求項5記載のように、通信網が
インターネットであり、保守機能提供手段はWebサー
バとして機能し、端末装置はWebブラウザ上のグラフ
ィカルユーザインタフェース(GUI)を用いて、監視
装置から入手した情報の表示や監視装置に対する指令の
入力操作を行うように構成すれば、保守担当者が使用す
るための特別な端末装置や、端末装置に搭載する特別な
ソフトウェアを開発することなく、監視装置と端末装置
との間の情報のやり取りを簡単に実現でき、安価にシス
テムを構築することができる。
【0015】特に、請求項6記載のように、状態通知
に、その送信元となった監視装置のURLがハイパーリ
ンクを用いて表示させるようにすれば、この状態通知を
受信した端末装置では、表示画面上に表示されたURL
をクリックするだけで、監視装置のWebページを閲覧
することができる。そして、このWebページ上でアイ
コン等を操作することにより、監視装置に蓄積されてい
る履歴情報等を、端末装置の画面上に表示させることが
できる。その結果、保守担当者は状態通知を受けた場合
に、その対応を簡単かつ迅速に行うことができる。
【0016】なお、通知手段からの状態通知を受信する
端末装置は、請求項7記載のように、状態通知の受信を
保守担当者に知らせるための報知手段を備えていること
が望ましい。また、端末装置としては、パーソナルコン
ピュータ,PDA(PersonalDigital Assistance ),
携帯電話機等、Webブラウザやメールクライアント機
能があるものであれば、どのようなものでも用いること
ができるが、特に請求項8記載のように、携帯端末を用
いれば、任意の場所にて監視装置の保守作業を行うこと
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面と
共に説明する。図1は、本実施形態の遠隔監視システム
の概略構成を表すブロック図である。なお、本実施形態
の遠隔監視システムは、車などの移動体の中でディジタ
ル放送による高品質なサービスの利用を可能とする衛星
ディジタル音声放送において、衛星からの電波(Sバン
ド:2.6GHz帯)を直接受信して衛星からの電波が
直接届かない場所に向けて再送信するギャップフィラー
の動作状態等を監視するためのものである。また、ギャ
プフィラーは、衛星からの電波を直接受信できないエリ
アを見渡すことのできる場所に設置する必要があり、そ
の多くは、鉄塔やビルの屋上など、人が簡単に近寄るこ
とのできない場所に設置されている。
【0018】図示の如く、本実施形態の遠隔監視システ
ムは、監視対象であるギャップフィラーGi(i=1,
2,…)毎に設けられ、ギャップフィラーGiの状態の
検出やギャップフィラーGiの制御を行うための監視装
置Kiと、各監視装置Kiと通信網(例えば公衆回線,
専用線,インターネットなど)Nを介して接続され、各
監視装置Kiにて検出された監視情報を収集し、全ての
監視装置Kiを集中管理する中央管理センターCと、ギ
ャップフィラーGiの保守作業を行う保守担当者のそれ
ぞれが所持する携帯用の保守端末装置(ここでは携帯電
話)Tj(j=1,2,…)とからなる。なお、以下で
は、監視装置Kiを監視サーバ、中央管理センターC及
び保守端末装置Tjを監視クライアントとも呼ぶ。
【0019】ここで、図2(a)は監視装置Kiの内部
構成、図2(b)は保守端末装置Tjの内部構成を表す
ブロック図である。図2(a)に示すように、監視サー
バである監視装置Kiは、ギャップフィラーGiに対す
るデータの入出力を行うためのI/Oポート群からなる
監視インタフェース(IF)部2と、TCP/IPプロ
トコルに従って通信網Nを介したデータの送受信を行う
ネットワークインタフェース(NIF)部4と、監視ク
ライアント(中央管理センターCや保守端末装置Tj)
へのギャップフィラーGiに関する情報の提供や、監視
クライアントからの要求に基づくギャップフィラーGi
の遠隔制御を行うための処理を実行するデータ処理部6
とを備えている。
【0020】このうち、データ処理部6は、ギャップフ
ィラーGiの状態を表す監視情報(例えば、衛星からの
電波の受信レベル,再送信する電波の送信レベル,筐体
内の温度など)を、監視IF部2を介して定期的に収集
する状態検出手段としてのデータ収集部10と、データ
収集部10が収集した監視情報に基づいて異常事態(例
えば、送受信レベル異常,温度異常など)の発生の有無
を判定し、異常があれば、その旨を伝えるための電子メ
ール(以下「状態通知」という)を作成する異常通知手
段としてのメール作成部12と、メール作成部12が作
成した状態通知を、NIF部4を介して配信するメール
サーバ13とを備えている。
【0021】また、データ処理部6は、データ収集部1
0が収集した監視情報を順次蓄積する履歴情報蓄積手段
としてのデータベース14と、外部からの指令に従い、
監視IF部2を介してギャップフィラーGiの動作を制
御する操作手段としての監視対象制御部15と、NIF
部4を介した監視クライアント(中央管理センターCや
保守端末装置Tj)からのデータ送信要求に応じて、デ
ータベース14から取り出したデータを、Webブラウ
ザにて閲覧可能なHTML形式に変換して、NIF部4
を介して要求元の監視クライアントに提供したり、NI
F部4を介した監視クライアントからの制御要求に応じ
て、監視対象制御部15に対する指令を出力する保守機
能提供手段としてのWebサーバ16とを備えている。
【0022】なお、データ処理部6はCPU,ROM,
RAMを中心に構成されたコンピュータからなり、デー
タ収集部10,メール作成部12,メールサーバ13,
監視対象制御部15,Webサーバ16は、CPUが実
行する処理として実現され、また、アドレス記憶部11
は不揮発性メモリ(例えばEEPROM)上に、データ
ベース14はRAM或いは外部記憶装置上に構成されて
いる。
【0023】そして、アドレス記憶部11には、少なく
とも中央管理センターCのアドレスと、ギャップフィラ
ーGiの保守を担当する保守担当員に割り当てられたア
ドレスとが記憶されており、メール作成部12はその両
方に対して状態通知を送信すると共に、状態通知の送信
後、予め設定された制限時間(例えば15分)を経過し
ても、Webサーバ16が提供するWebページへのア
クセスが行われていない時には、状態通知の再送信を行
うようにされている。
【0024】また、メール作成部12が作成する状態通
知には、監視対象となったギャップフィラーGiに関す
る情報(設置位置,使用機種など),検出された異常の
種類,異常と判定された監視情報に加えて、Webサー
バ16が提供するWebページのURL(Uniform Reso
urce Locator)が含まれている。但し、URLはハイパ
ーリンクである。
【0025】また、Webサーバ16が提供するWeb
ページは、監視クライアントからの要求に従って、保守
作業に必要な詳細な情報や、監視対象制御部15を介し
たギャップフィラーGiの制御機能等を提供するように
作成されている。一方、保守端末装置Tjは、図2
(b)に示すように、各種表示を行うための表示画面や
各種指令を入力するためのキー、警報等を発生させるブ
ザー等からなるヒューマンインタフェース(HIF)部
20と、通信網Nを介したデータの送受信を制御するN
IF部22と、メールクライアント機能を有しNIF部
22を介してメールの受信を行うメール受信部26、及
びWebページを閲覧するためのWebブラウザ28か
らなるデータ処理部24とを備えている。
【0026】なお、データ処理部24はCPU,RO
M,RAMを中心に構成されたコンピュータからなり、
メール受信部26,及びWebブラウザ28は、いずれ
もCPUが実行する処理として実現されるように構成さ
れている。また、メール受信部26は、メールを受信す
るとHIF部20に警報(着信音)を発生させる報知手
段としての機能を備えている。
【0027】更に、Webブラウザ28は、情報の表示
にグラフィック、入力操作にポインティングデバイスを
用いるグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を
提供するものであり、保守端末装置Tjの表示画面上
に、監視装置Kiが提供するWebページが表示されて
いる場合、そのWebページ上のアイコンを操作するだ
けで、監視装置Kiに対するデータ送信要求や制御要求
が送信されるようになっている。
【0028】以上のように構成された遠隔監視システム
においては、監視装置Kiは、ギャップフィラーGiの
状態を表す監視情報を定期的に収集し、その収集した監
視情報に基づいて監視情報の履歴を表すデータベースを
作成する。これと共に、監視情報に基づいて異常の有無
を判定し、異常がある場合には、中央管理センターC及
び予め決められた保守担当者宛に電子メール(状態通
知)を送信する。
【0029】この電子メール(状態通知)を受信した保
守端末装置Tjは、警報を発生させることにより、当該
装置Tjを所持する保守担当者にメールの受信を知らせ
る。その後、保守担当者の操作によって、電子メールを
受信した保守端末装置Tjの表示画面上に状態通知の内
容が表示され、その表示項目の一つであるWebページ
のURLがクリックされると、保守端末装置Tjは、監
視装置Kiへのアクセスを実行する。その結果、保守端
末装置Tjの表示画面には、ギャップフィラーGiの保
守作業用Webページが表示されることになる。
【0030】そして、上述したように、Webページは
GUIを利用して作成されているため、以下、画面上の
アイコンボタンを操作するだけで、例えば、特定の監視
情報についての履歴情報を閲覧したり、ギャップフィラ
ーGiを遠隔制御(送受信レベルの調整など)すること
が可能となる。
【0031】なお、監視装置Kiでは、電子メール(状
態通知)の送信後、制限時間を経過しても送信先の保守
担当者からWebページへのアクセスがない時には、保
守担当者宛に電子メールの再送信を行い、その旨を中央
管理センターCにも電子メールにて通知する。
【0032】以上説明したように、本実施形態の遠隔監
視システムにおいては、ギャップフィラーGiの異常を
検出した監視装置Kiは、中央管理センターCだけでな
く、当該ギャップフィラーGiの保守を担当する保守担
当者宛にも直接電子メール(状態通知)を送信するよう
にされている。
【0033】従って、本実施形態の遠隔監視システムに
よれば、保守担当者宛の状態通知が、中央管理センター
Cを経由することなく速やかに届けられるため、ギャッ
プフィラーGiの異常に対して迅速に対応することがで
きるだけでなく、何らかの原因で中央管理センターCの
機能がダウンしていたとしても、ギャップフィラーGi
の異常を保守担当者に確実に知らせることができ、シス
テムの信頼性を向上させることができる。
【0034】また、本実施形態の遠隔監視システムで
は、監視装置Kiが状態通知を送信したにも関わらず保
守担当者からのWebページへのアクセスがない場合に
は、その旨を中央管理センターCに通知するようにされ
ているので、仮に保守担当者が何らかの原因で状態通知
の受信を知ることができない状態にあったとしても、中
央管理センターCを介して対策を取ることができ、シス
テムの信頼性を更に向上させることができる。
【0035】また、本実施形態において保守端末装置T
jは、メールクライアント機能とWebブラウザ機能と
を備えていればよく、これらの機能を有した携帯電話等
を保守端末装置Tjとして使用でき、あらためて専用の
ハードウェアや専用のソフトウェアを作成する必要がな
いため、簡単かつ安価にシステムを構築することができ
る。しかも、情報の表示をGUIを利用したWebペー
ジにて行っており、保守担当者はコマンド入力等の煩雑
な操作や特別な使用方法をマスターする必要もなく、簡
単に操作できるため、保守端末装置Tjを用いた保守作
業の作業効率を向上させることができる。
【0036】更に、本実施形態の遠隔監視システムで
は、保守端末装置Tjを介して、まず状態通知を受信し
た時に、ギャップフィラーGiの現状についての監視情
報を得ることができ、その後、Webページを閲覧する
ことで、監視情報の履歴など、異常の原因を特定する際
などに必要な詳細な情報を得ることができるように構成
されている。従って、保守担当者は、発生した異常に対
して的確な対応を施すことができる。例えば、筐体内の
温度異常が発生した場合に、筐体内の温度変化の履歴を
参照することにより、日射等の外的要因によるものか、
経年変化等に基づく構成部品の発熱によるものかを判断
することが可能となる。
【0037】以上本発明の一実施形態について説明した
が、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様に
て実施することが可能である。例えば、上記実施形態で
は、Webサーバ16はHTML形式に変換されたデー
タを提供するようにされているが、XML(Extensible
Markup Language)形式に変換されたデータを提供する
ようにしてもよい。但し、Webページを閲覧する監視
クライアント側には、XML形式のデータを、スタイル
シートを用いてHTML形式に変換する機能を追加する
必要がある。
【0038】この場合、保守担当者が所持している保守
端末装置Tjに合わせたスタイルシートを用意すること
で、画面サイズに合った見やすい表示や、同じデータで
あっても目的(例えば保守端末装置Tj,中央管理セン
ターCのいずれで使用するか等)に応じた異なる表示を
行うことが可能となる。
【0039】また、上記実施形態では、Webサーバの
機能を用いて、監視情報の供給や監視対象の制御を行っ
ているが、例えば、SNMP(Simple Network Managem
entProtocol)を用い、監視装置KiをSNMPエージ
ェント、中央管理センターCや保守端末装置TjをSN
MPマネージャ、監視装置Kiに設けられたデータベー
スを管理情報ベース(MIB)として構成することによ
り、監視装置Kiの監視・制御を行ってもよい。
【0040】この場合、SNMPマネージャがMIB値
を変化させると、監視対象制御部15が、その変化させ
たMIB値に対応する制御を実行するようにすればよ
い。また、異常が検出された時の通知は、SNMPエー
ジェントが自発的に送信を行うことができるTRAP機
能を、電子メールの代わりに用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の遠隔監視システムの全体構成を表
すブロック図である。
【図2】 (a)は監視装置、(b)は保守端末装置の
内部構成を表すブロック図である。
【符号の説明】
2…監視インタフェース(監視IF)部 4,22…ネットワークインタフェース(NIF)部 6,24…データ処理部 10…データ収集部 1
1…アドレス記憶部 12…メール作成部 13…メールサーバ
14…データベース 15…監視対象制御部 16…Webサーバ 20…ヒューマンインタフェース(HIF)部 2
6…メール受信部 28…Webブラウザ C…中央管理センター G
i…ギャップフィラー Ki…監視装置 N…通信網 T
j…保守端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B 311 311J 321 321E Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA24 AA25 BB12 BB18 BB74 DD08 DD33 EE06 EE16 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 GG12 GG19 GG24 GG32 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83 5H223 AA01 AA09 DD03 DD07 DD09 EE06 5K048 BA21 DB01 DC01 DC07 EB02 EB08 EB12 FA10 GB08 HA01 HA02 5K067 AA33 AA41 BB27 DD13 DD17 DD23 DD53 EE02 EE10 EE16 FF23 GG01 HH05 HH21 5K101 KK02 KK13 LL01 LL11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔地に設置された監視対象毎に設けら
    れ、該監視対象の状態を監視する監視装置、及び各監視
    装置での監視結果を所定の通信網を介して収集し集中管
    理する管理装置からなる遠隔監視システムにおいて、 前記監視装置は、 前記監視対象の状態を検出する状態検出手段と、 該状態検出手段により前記監視対象の異常が検出される
    と、予め設定された保守担当者を宛先として、前記通信
    網を経由する電子メールにより、前記監視対象の状態を
    表す状態通知を自動的に送信する異常通知手段と、 を備えることを特徴とする遠隔監視システム。
  2. 【請求項2】 前記異常通知手段は、前記状態通知を送
    信後、予め設定された制限時間以内に送信先からの応答
    がない場合に、前記状態通知を再送信することを特徴と
    する請求項1記載の遠隔監視システム。
  3. 【請求項3】 前記異常通知手段は、前記状態通知を該
    状態通知の内容に応じて異なった宛先に送信することを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の遠隔監視システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記監視装置は、 前記状態検出手段が検出した前記監視対象の状態の履歴
    情報を蓄積する履歴情報蓄積手段と、 外部からの指令に従って前記監視対象の動作を制御する
    操作手段と、 前記通信網を介して当該監視装置にアクセスする端末装
    置からの要求に応じて、前記履歴情報蓄積手段に蓄積さ
    れた履歴情報の提供や、前記操作手段を介した前記監視
    対象の遠隔操作を行う保守機能提供手段と、 を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3いず
    れか記載の遠隔監視システム。
  5. 【請求項5】 前記通信網はインターネットであり、 前記保守機能提供手段はWebサーバとして機能し、前
    記端末装置はWebブラウザ上のグラフィカルユーザイ
    ンタフェースを用いて、前記監視装置から入手した情報
    の表示や前記監視装置に対する指令の入力操作を行うこ
    とを特徴とする請求項4載の遠隔監視システム。
  6. 【請求項6】 前記状態通知には、該状態通知の送信元
    監視装置のURLがハイパーリンクを用いて表示されて
    いることを特徴とする請求項5記載の遠隔監視システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記端末装置は、前記状態通知の受信を
    知らせるための報知手段を備えていることを特徴とする
    請求項1ないし請求項6いずれか記載の遠隔監視システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記端末装置は携帯端末であることを特
    徴とする請求項1ないし請求項7いずれか記載の遠隔監
    視システム。
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