JP3866523B2 - 警報監視装置および警報監視方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、施設内で発生した警報を遠隔地にいるユーザへ通知する警報監視装置および警報監視方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
高層ビル,集合住宅,病院,工場などの施設においては、各種の設備が設けられている。例えば、その設備として空調設備,電気設備,防犯設備,防災設備,熱源設備などの設備が挙げられ、これらの設備は各種機器を多数備えている。
【0003】
近年、インテリジェントビル等には、各種機器からのセンサ情報やビル内における室内温度や湿度を入力とし、これらのポイント(監視ポイント)の状態を管理することができるビル管理装置が配備されている。このビル管理装置は、ビルの中央監視室に配置され、各種監視ポイントからのデータを収集し、これに基づいて画面上に各種情報を表示する。ビル管理者は、このビル管理装置の表示画面を見ながら、ビル内設備の監視を行う。
【0004】
ビル管理装置は、監視ポイントから警報情報が与えられると、その警報情報を画面上に表示する。最近では、ネットワークおよび通信技術の発達により、汎用の回線およびメカニズムを使用して、ビル内で発生した警報を遠隔地にいるユーザ(例えば、ビルのオーナ、メンテナンス員、メンテナンス業者、設備業者など)へも通知するようにしている。この場合、警報の通知方法として、次のような方法が挙げられる。
【0005】
〔電話による警報通知〕
各種の監視ポイントについて関係するユーザの電話番号を登録しておく。警報が発生した場合、その警報を発生した監視ポイント(警報ポイント)に関係するユーザの電話番号を登録中から呼び出し、呼び出した電話番号へ自動的に電話をかけ、警報が発生したことを通知し、対応を要請する。警報ポイントに登録されている電話番号が複数あった場合、その全てに電話をかけ、警報が発生したことを知らせる。
【0006】
〔電子メールによる警報通知〕
各種の監視ポイントについて関係するユーザのメールアドレスを登録しておく。警報が発生した場合、その警報を発生した監視ポイント(警報ポイント)に関係するユーザのメールアドレスを登録中から呼び出し、呼び出したメールアドレスへ電子メールを送り、警報が発生したことを通知し、対応を要請する。警報ポイントに登録されているメールアドレスが複数あった場合、その全てに電子メールを送り、警報が発生したことを知らせる。電子メールには、警報の発生を知らせるメッセージの他、警報発生前後の状況の画像やデータファイルなどを添付してもよい。
【0007】
〔ブラウザ上で動作する警報通知画面での警報通知〕
各種の監視ポイントについて関係するユーザ側のコンピュータのIPアドレスを登録しておく。警報が発生した場合、その警報を発生した監視ポイント(警報ポイント)に関係するユーザ側のコンピュータのIPアドレスを登録中から呼び出し、呼び出したIPアドレスのコンピュータのブラウザ上で動作する警報通知画面に警報の発生を通知する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
このように、警報の通知方法として3つの方法が挙げられるが、これらの通知方法はそれぞれ以下のような長所・短所を持ち合わせており、これらの内の1つの通知方法のみを使用した場合、警報通知を行うことができなかったり、警報通知が遅れるなどのケースが発生し、警報通知の信頼性を確保することができないという問題があった。
【0009】
〔電話による警報通知の場合の長所・短所〕
電話番号が複数呼び出された場合には、登録順などの優先順序に従って、呼び出された電話番号へ次々に電話をかける。この場合、電話をかけるのに時間がかかり、また一度に多数の相手に電話をかけることができず、リアルタイム性が低い。また、話し中や不在であった場合、後に回され、警報通知が遅れる(短所)。但し、ユーザ側の機器は、電話機があればよく、専用の機器などを用意する必要がない(長所)。
【0010】
〔電子メールによる警報通知の場合の長所・短所〕
電子メールはメールサーバへ蓄積されるので、ユーザ側のコンピュータが起動されていなくても、警報を通知できないことはない。また、一度に多数の相手に警報通知を行うことができ、通知できる情報量も多くすることができる(長所)。但し、電子メールが届いたかどうかはユーザ側のコンピュータのメールサーバに対するスキャン周期に依存するため、リアルタイムに警報通知を行うことができない。また、メールサーバがダウンしていた等により、警報通知を行えないことがある(短所)。
【0011】
〔ブラウザ上で動作する警報通知画面での警報通知の場合の長所・短所〕
ユーザ側のコンピュータの警報通知画面に警報の発生が通知されるのでリアルタイム性が高い。ブザーや音声を組み合わせることにより、警報の通知を知らせ、ユーザに確実に警報を確認させることができる。また、詳細情報の閲覧も可能である(長所)。但し、コンピュータが起動されていなかったり、ネットワークがダウンしていたような場合、警報通知を行うことができず、この間に発生した警報の情報が失われる(短所)。
【0012】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、施設内で警報が発生した場合、遠隔地にいるユーザへ確実に警報を通知することのできる信頼性の高い警報監視装置および警報監視方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、第1発明(請求項1に係る発明)は、警報の通知を電話で行う電話通知手段と、警報の通知を電子メールで行う電子メール通知手段と、警報の通知をユーザ側のコンピュータのブラウザ上で動作する警報通知画面で行うブラウザ通知手段と、警報の緊急度と使用する通知手段の組合せおよびその使用順序との関係を定めた警報通知順位表を記憶する警報通知順位表記憶手段とを設け、警報が発生した場合、その発生した警報の緊急度に対応する通知手段の組合せおよびその使用順序を警報通知順位表から読み出し、この読み出した通知手段の組合せに従って電話通知手段,電子メール通知手段およびブラウザ通知手段のいずれか2つ以上を選択し、読み出した使用順序に従って選択した通知手段を使用して警報の通知を行うようにしたものである。
【0014】
この発明によれば、施設内で警報が発生すると、その発生した警報の緊急度に対応する通知手段の組合せおよびその使用順序が警報通知順位表から読み出され、この読み出された通知手段の組合せに従って電話通知手段,電子メール通知手段およびブラウザ通知手段の何れか2つ以上が選択され(電話通知手段と電子メール通知手段、電話通知手段とブラウザ通知手段、電子メール通知手段とブラウザ通知手段、電話通知手段と電子メール通知手段とブラウザ通知手段)、読み出された使用順序に従って、選択された通知手段を使用して、遠隔地にいるユーザへ警報が通知される。
例えば、発生した警報が緊急警報である場合には、警報通知順位表に従って、電話通知手段と電子メール通知手段とブラウザ通知手段が選択され、ブラウザ通知手段,電話通知手段,電子メール通知手段の使用順序とされる。これにより、ブラウザ通知手段,電話通知手段,電子メール通知手段の3つの通知手段を併用して警報通知が行われ、選択された通知手段のうち1つの通知手段で警報通知を行うことができなくても、残りの通知手段によって警報通知が行われるものとなる。また、緊急警報、重警報、軽警報、注意など警報の緊急度に応じて使用される通知手段およびその使用順序が変えられ、ケースバイケースできめ細かい対応をとることが可能となる。
【0016】
第2発明(請求項2に係る発明)は、第1発明において、ユーザ側に通知された警報が受信されたか否かを確認する確認手段を設けたものである。
この発明によれば、施設内で警報が発生すると、電話通知手段,電子メール通知手段およびブラウザ通知手段の何れか2つ以上が選択され、選択された通知手段を使用して遠隔地にいるユーザへ警報が通知される。そして、この警報の通知後、通知された警報が受信されたか否かが確認される。例えば、電話通知手段の場合、通話記録があれば受信されたと判断する。電子メール通知手段の場合、返信メールがあれば受信されたと判断する。ブラウザ通知手段の場合、受信確認信号があれば受信されたと判断する。
【0017】
また、第3発明(請求項3に係る発明)は、警報の通知を電話で行う電話通知工程と、警報の通知を電子メールで行う電子メール通知工程と、警報の通知をユーザ側のコンピュータのブラウザ上で動作する警報通知画面で行うブラウザ通知工程と、警報の緊急度と使用する通知工程の組合せおよびその使用順序との関係を定めた警報通知順位表を記憶する工程と、警報が発生した場合、その発生した警報の緊急度に対応する通知工程の組合せおよびその使用順序を警報通知順位表から読み出し、この読み出した通知工程の組合せに従って電話通知工程,電子メール通知工程およびブラウザ通知工程のいずれか2つ以上を選択し、読み出した使用順序に従って選択した通知工程を使用して警報の通知を行う工程とを設けたものである。
【0018】
この発明によれば、施設内で警報が発生すると、その発生した警報の緊急度に対応する通知工程の組合せおよびその使用順序が警報通知順位表から読み出され、この読み出された通知工程の組合せに従って電話通知工程,電子メール通知工程およびブラウザ通知工程の何れか2つ以上が選択され(電話通知工程と電子メール通知工程、電話通知工程とブラウザ通知工程、電子メール通知工程とブラウザ通知工程、電話通知工程と電子メール通知工程とブラウザ通知工程)、読み出された使用順序に従って、選択された通知工程を使用して、遠隔地にいるユーザへ警報が通知される。
例えば、発生した警報が緊急警報である場合には、警報通知順位表に従って、電話通知工程と電子メール通知工程とブラウザ通知工程が選択され、ブラウザ通知工程,電話通知工程,電子メール通知工程の使用順序とされる。これにより、ブラウザ通知工程,電話通知工程,電子メール通知工程の3つの通知工程を併用して警報通知が行われ、選択された通知工程のうち1つの通知工程で警報通知を行うことができなくても、残りの通知工程によって警報通知が行われるものとなる。また、緊急警報、重警報、軽警報、注意など警報の緊急度に応じて使用される通知工程およびその使用順序が変えられ、ケースバイケースできめ細かい対応をとることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明に係る警報監視装置の一実施の形態を含むシステムの構成図である。同図において、1はビル、2はこのビル1の中央監視室に設けられたビル管理装置(警報監視装置)、3はコントローラ、4は空調設備,電力設備,防災設備,防犯設備,熱源設備などの設備である。設備4は各種機器を多数備えており、これらの設備における監視ポイントからの各種情報が、コントローラ3介し通信ラインLANを通して、ビル管理装置2へ与えられる。コントローラ3はビル1内に分散して配置されている。
【0020】
ビル管理装置2は、図2に示すように、CPU2−1と、ROM2−2と、RAM2−3と、インターフェイス2−4,2−5とを備えている。CPU2−1は、RAM2−3にアクセスしながら、ROM2−2に格納されたプログラムに従って動作する。また、CPU2−1は、インターフェイス2−5を介してネットワーク5に接続され、インターフェイス2−4を介してビル1内の通信ラインLANに接続されている。ネットワーク5にはユーザ側のコンピュータ6や電話機7が接続されている。
【0021】
ROM2−2には、ビル1内の各種の監視ポイントについて関係するユーザの電話番号を登録した電話番号テーブル、ビル1内の各種の監視ポイントについて関係するユーザのメールアドレスを登録したメールアドレステーブル、ビル1内の各種の監視ポイントについて関係するユーザ側のコンピュータのIPアドレスを登録したIPアドレステーブル、警報の緊急度(「緊急警報」,「重警報」,「軽警報」,「注意」)に応じて使用する警報通知機能(電話通知機能、電子メール通知機能、ブラウザ通知機能)およびその使用順序を指定する警報通知順位表テーブル(図3参照)が格納されている。
【0022】
図4にビル管理装置2が行う本実施の形態特有の処理動作のフローチャートを示す。ビル管理装置2のCPU2−1は、ビル1内の監視ポイントから警報情報が与えられると(ステップ401)、その警報情報の緊急度をチェックする(ステップ402)。
【0023】
そして、このステップ402で得た緊急度(警報の緊急度)より、ROM2−2中の警報通知順位表テーブルを参照して、使用する警報通知機能の選択およびその使用順序を決定し(ステップ403)、決定した順序に従って選択した警報通知機能を使用して警報通知を行う(ステップ404)。
【0024】
〔緊急警報/重警報の場合〕
CPU2−1は、警報の緊急度が「緊急警報」あるいは「重警報」であった場合、ブラウザ通知機能,電話通知機能,電子メール通知機能を選択し、▲1▼ブラウザ通知機能→▲2▼電話通知機能→▲3▼電子メール通知機能の順に、その機能を使用して警報通知を行う。
【0025】
〔▲1▼ブラウザ通知機能を使用しての警報通知〕
CPU2−1は、ROM2−2中のIPアドレステーブルから警報が発生した監視ポイントに関係するユーザのコンピュータのIPアドレスを呼び出し、呼び出したIPアドレスのコンピュータへ警報情報を送る。
【0026】
この警報情報は、ネットワーク5を介してユーザ側のコンピュータ6へ送られ、このコンピュータ6のブラウザ上で動作している警報通知画面に表示される。この時、コンピュータ6は、ブザーや音声で、ビル管理装置2から警報情報が送られてきたことを知らせる。なお、ユーザ側のコンピュータ6は、ブラウザを起動した状態で、ネットワーク5に常時接続されているものとする。
【0027】
これにより、ユーザは、コンピュータ6のブラウザ上で動作している警報通知画面上で、警報の発生を即座に知ることができる。また、この警報通知画面上で、通知された警報の詳細情報を閲覧することもできる。ユーザは、警報通知画面上で警報の通知を確認した場合、例えばその画面上の確認ボタンを押す。すると、受信確認信号がビル管理装置2へ送られ、ユーザがコンピュータ6の警報通知画面上で警報の通知を確認した旨が知らされる。
【0028】
〔▲2▼電話通知機能を使用しての警報通知〕
CPU2−1は、ROM2−2中の電話番号テーブルから警報が発生した監視ポイントに関係するユーザの電話番号を呼び出し、呼び出した電話番号へ電話をかけ、警報が発生したことを知らせる。電話が話し中であった場合や不在の場合には、所定回数のリダイアルの後、次の電話番号へ電話をかける。この電話による警報通知に際し、CPU2−1は、相手側との通話を記録する。
【0029】
〔▲3▼電子メール機能を使用しての警報通知〕
CPU2−1は、ROM2−2中のメールアドレステーブルから警報が発生した監視ポイントに関係するユーザのメールアドレスを呼び出し、呼び出したメールアドレスへ電子メールを送る。この電子メールは、ネットワーク5を介して、図示されていないメールサーバへ送られる。なお、電子メールには、警報の発生を知らせるメッセージの他、警報発生前後の状況の画像やデータファイルなどを添付する。
【0030】
ユーザ側のコンピュータ6は、例えば10分周期でメールサーバへアクセスし、電子メールが届いているか否かを確認し、届いている電子メールをダウンロードする。ユーザは、ダウンロードされた電子メールを開くことにより、警報の発生を知ることができる。電子メールが開かれると、コンピュータ6は、ビル管理装置2へ宛てて返信メールを送る。
【0031】
〔軽警報の場合〕
CPU2−1は、警報の緊急度が「軽警報」であった場合、ブラウザ通知機能,電話通知機能,電子メール通知機能を選択し、▲1▼電話通知機能→▲2▼ブラウザ通知機能→▲3▼電子メール通知機能の順に、その機能を使用して警報通知を行う。
〔注意の場合〕
CPU2−1は、警報の緊急度が「注意」であった場合、ブラウザ通知機能,電話通知機能,電子メール通知機能を選択し、▲1▼電子メール通知機能→▲2▼ブラウザ通知機能→▲3▼電話通知機能の順に、その機能を使用して警報通知を行う。
【0032】
〔警報通知の受信確認〕
CPU2−1は、上述のようにして3つの警報通知機能を併用して警報を通知した後、その通知した警報をユーザが受信したか否かをチェックする(ステップ405)。この警報通知の受信確認は次のようにして行う。
【0033】
〔ブラウザ通知機能を使用しての警報通知の受信確認〕
ブラウザ通知機能を使用して警報通知を行った場合、ユーザ側のコンピュータ6の警報通知画面上で警報の通知が確認されると(確認ボタンが押されると)、警報の通知を確認した旨の受信確認信号がビル管理装置2へ送られてくる。ビル管理装置2のCPU2−1は、ユーザ側のコンピュータ6から受信確認信号が送られてくれば(図5(a)に示すステップ501のYES)、警報通知受信済みと判断する(ステップ502)。
【0034】
受信確認信号が送られてこなければ(ステップ501のNO)、ブラウザ通知機能を使用して、再度警報を通知する(ステップ503)。そして、一定時間後、ユーザ側のコンピュータ6からの受信確認信号をチェックし(ステップ501)、N回繰り返しても受信確認信号が送られてこない場合には(ステップ504のYES)、相手先へ電話をかけ(ステップ505)、警報通知画面での警報通知を受信したか否かを確認する。
【0035】
〔電話通知機能を使用しての警報通知の受信確認〕
電話通知機能を使用して警報通知を行った場合、ビル管理装置2のCPU2−1は、相手側との通話を記録する。CPU2−1は、通話記録を検索し(図5(b)に示すステップ506)、相手側との通話記録があれば(ステップ507のYES)、警報通知受信済みと判断する(ステップ508)。通話記録がなければ(ステップ507のNO)、電話通知機能を使用して、再度警報を通知する(ステップ509)。
【0036】
〔電子メール機能を使用しての警報通知の受信確認〕
電子メール機能を使用して警報通知を行った場合、ダウンロードされた電子メールがユーザ側のコンピュータ6で開かれると、ビル管理装置2へ宛てて返信メールが送られる。ビル管理装置2のCPU2−1は、メールサーバに蓄積されている返信メールを検索し(図5(c)に示すステップ510)、返信メールがあれば(ステップ511のYES)、警報通知受信済みと判断する(ステップ512)。
【0037】
返信メールがなければ(ステップ511のNO)、電子メール通知機能を使用して、再度警報を通知する(ステップ513)。そして、一定時間後、メールサーバに蓄積されている返信メールを検索し(ステップ510)、N回繰り返しても受信確認信号がない場合には(ステップ514のYES)、相手先に電話をかけ(ステップ515)、電子メールでの警報通知を受信したか否かを確認する。
【0038】
図6は上述したような処理動作を行うビル管理装置2の機能ブロック図である。ビル管理装置2は、処理機能部として、警報処理部2A,電話通知部2B,電子メール通知部2C,ブラウザ通知部2D,警報通知受信確認部2Eを有している。また、記憶機能部として、電話番号記憶部2F,メールアドレス記憶部2G,IPアドレス記憶部2H,警報通知順位表記憶部2Iを有している。電話番号記憶部2Fには電話番号番号テーブルか格納されており、メールアドレス記憶部2Gにはメールアドレステーブルが格納されている。IPアドレス記憶部2HにはIPアドレステーブルが格納されており、警報通知順位表記憶部2Iには警報通知順位表テーブルが格納されている。
【0039】
警報処理部部2Aは、監視ポイントから警報の発生を知らせる警報情報が与えられると、警報通知順位表記憶部2Iに格納されている警報通知順位表テーブルを参照とし、使用する警報通知部(電話通知部2B,電子メール通知部2C,ブラウザ通知部2D)の選択および選択した警報通知部の使用順序を決定する。そして、選択した警報通知部へ指令を送り、決定した使用順序で作動させる。例えば、緊急警報である場合には、電話通知部2Bと電子メール通知部2Cとブラウザ通知部2Dを選択し、▲1▼ブラウザ通知部2D→▲2▼電話通知部2B→▲3▼電子メール通知部2Bの順序で作動させる。
【0040】
電話通知部2Bは、電話番号記憶部2Fから警報が発生した監視ポイントに関係するユーザの電話番号を呼び出し、呼び出した電話番号へ電話をかけ、警報が発生したことを知らせる。
電子メール通知部2Cは、メールアドレス記憶部2Gから警報が発生した監視ポイントに関係するユーザのメールアドレスを呼び出し、呼び出したメールアドレスへ電子メールを送り、警報が発生したことを知らせる。
ブラウザ通知部2Dは、IPアドレス記憶部2Hから警報が発生した監視ポイントに関係するユーザ側のコンピュータのIPアドレスを呼び出し、呼び出したIPアドレスのコンピュータへ警報情報を送り、警報が発生したことを知らせる。
【0041】
警報通知受信部2Eは、電話通知部2Bや電子メール通知部2C,ブラウザ通知部2Dを併用しての警報の通知後、警報処理部2Aからの指令を受けて、ユーザ側に通知された警報が受信されたか否かを確認する。この警報通知の受信確認は図5に示したフローチャートに従って行う。
【0042】
このように、本実施の形態によれば、3つの警報通知機能を併用して遠隔地にいるユーザへの警報通知が行われるので、1つの警報通知機能で警報通知を行うことができなくても、残りの警報通知機能で警報通知が行われるものとなる。これにより、様々な条件に対し、遠隔地にいるユーザへ確実にビル1内で発生した警報を通知できるようになり、警報通知の信頼性を確保することができるようになる。
【0043】
なお、上述した実施の形態では、ブラウザ通知機能,電話通知機能,電子メール通知機能の3つ全てを選択して使用するようにしたが、電話通知手段と電子メール通知手段、電話通知手段とブラウザ通知手段、電子メール通知手段とブラウザ通知手段というように、2つを選択して使用するようにしてもよい。
【0044】
また、上述した実施の形態において、ブラウザ通知機能や電話通知機能,電子メール通知機能を使用する場合、警報の緊急度に応じて警報を通知するユーザを絞るようにしてもよい。例えば、「緊急警報」や「重警報」については登録されている全てのユーザへ警報を通知するが、「軽警報」や「注意」では専門の担当者や設備業者のみに警報を通知するなどとしてもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、第1発明(第3発明)によれば、施設内で警報が発生すると、その発生した警報の緊急度に対応する通知手段の組合せおよびその使用順序が警報通知順位表から読み出され、この読み出された通知手段の組合せに従って電話通知手段(電話通知工程),電子メール通知手段(電子メール通知工程)およびブラウザ通知手段(ブラウザ通知工程)の何れか2つ以上が選択され、読み出された使用順序に従って、選択された通知手段を使用して、遠隔地にいるユーザへ警報が通知されるので、選択された通知手段(通知工程)のうち1つの通知手段(通知工程)で警報通知を行うことができなくても、残りの通知手段(通知工程)によって警報通知が行われるものとなり、警報通知の信頼性を確保することが可能となる。また、緊急警報、重警報、軽警報、注意など警報の緊急度に応じて使用する通知手段およびその使用順序を変え、ケースバイケースできめ細かい対応をとることが可能となる。
【0050】
第2発明によれば、第1発明において、ユーザ側に通知された警報が受信されたか否かを確認する確認手段を設けたので、通話記録を確認したり、返信メールを確認したり、受信確認信号を確認するなどして、警報の通知を確実に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る警報監視装置の一実施の形態を含むシステムの構成図である。
【図2】 このシステムにおけるビル管理装置(警報監視装置)の要部構成を示すブロック図である。
【図3】 このビル管理装置で使用される警報通知順位表を示す図である。
【図4】 このビル管理装置が行う特有の処理動作を示すフローチャートである。
【図5】 このフローチャートにおける受信確認処理の詳細を示すフローチャートである。
【図6】 このビル管理装置の機能ブロック図である。
【符号の説明】
1…ビル、2…ビル管理装置(警報監視装置)、2−1…CPU、2−2…ROM、2−3…RAM、2−3,2−4…インターフェイス、2A…警報処理部、2B…電話通知部、2C…電子メール通知部、2D…ブラウザ通知部、2E…警報通知受信確認部、2F…電話番号記憶部、2G…メールアドレス記憶部、2H…IPアドレス記憶部、2I…警報通知順位表記憶部、3…コントローラ、4…設備、5…ネットワーク、6…コンピュータ、7…電話機、

Claims (3)

  1. 施設内で発生した警報を遠隔地にいるユーザへ通知する警報監視装置において、
    前記警報の通知を電話で行う電話通知手段と、
    前記警報の通知を電子メールで行う電子メール通知手段と、
    前記警報の通知をユーザ側のコンピュータのブラウザ上で動作する警報通知画面で行うブラウザ通知手段と、
    前記警報の緊急度と使用する前記通知手段の組合せおよびその使用順序との関係を定めた警報通知順位表を記憶する警報通知順位表記憶手段と、
    前記警報が発生した場合、その発生した警報の緊急度に対応する通知手段の組合せおよびその使用順序を前記警報通知順位表から読み出し、この読み出した通知手段の組合せに従って前記電話通知手段,前記電子メール通知手段および前記ブラウザ通知手段のいずれか2つ以上を選択し、前記読み出した使用順序に従って前記選択した通知手段を使用して前記警報の通知を行う組合せ通知手段と
    を備えたことを特徴とする警報監視装置。
  2. 請求項1における警報監視装置において、前記組合せ通知手段によってユーザ側に通知された警報が受信されたか否かを確認する受信確認手段を備えたことを特徴とする警報監視装置。
  3. 施設内で発生した警報を遠隔地にいるユーザへ通知する警報監視方法において、
    前記警報の通知を電話で行う電話通知工程と、
    前記警報の通知を電子メールで行う電子メール通知工程と、
    前記警報の通知をユーザ側のコンピュータのブラウザ上で動作する警報通知画面で行うブラウザ通知工程と、
    前記警報の緊急度と使用する前記通知手段の組合せおよびその使用順序との関係を定めた警報通知順位表を記憶する工程と、
    前記警報が発生した場合、その発生した警報の緊急度に対応する通知手段の組合せおよびその使用順序を前記警報通知順位表から読み出し、この読み出した通知手段の組合せに従って前記電話通知工程,前記電子メール通知工程および前記ブラウザ通知工程のいずれか2つ以上を選択し、前記読み出した使用順序に従って前記選択した通知工程を使用して前記警報の通知を行う工程と
    を備えたことを特徴とする警報監視方法。
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