JP2003005807A - 制御システム - Google Patents

制御システム

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JP2003005807A
JP2003005807A JP2001193033A JP2001193033A JP2003005807A JP 2003005807 A JP2003005807 A JP 2003005807A JP 2001193033 A JP2001193033 A JP 2001193033A JP 2001193033 A JP2001193033 A JP 2001193033A JP 2003005807 A JP2003005807 A JP 2003005807A
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Takashi Ono
貴司 大野
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産ラインの近傍に設けられたライン情報端
末装置とこれに通信ネットワークを介して接続された情
報端末装置との間で任意の情報伝達を行うことができる
制御システムを提供する。 【解決手段】 ライン表示器(ライン情報端末装置)
3、Webサーバー6、及びPC(情報端末装置)7を
通信ネットワーク4により接続するとともに、Webサ
ーバー6にライン表示器3とPC 7との間で伝達され
るデータを記憶するための連絡用フォルダを設ける。W
ebサーバー6が、ライン表示器3及びPC 7のいず
れか一方から上記連絡用フォルダに書き込まれたデータ
に基づいて、ライン表示器3及びPC 7の他方の表示
部3a、7aに表示させるWeb画面のデータを作成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場などの生産ラ
インを制御する制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】工場などの生産部門では、例えば生産ラ
イン単位に設けられたプログラマブルロジックコントロ
ーラが、生産ラインを制御対象としたシーケンス制御を
実施している。また、上記プログラマブルロジックコン
トローラには、プログラマブル表示器と呼ばれるタッチ
パネル機能を備えた在来のライン表示器が接続されてい
る。このライン表示器は、生産ラインの近傍に設けられ
たものであり、プログラマブルロジックコントローラ内
のレジスタに保持されている生産ラインに関する所定の
ライン情報を作業者等に表示していた。
【0003】一方、近年の工場のネットワーク化やオー
プン化に伴って、例えばイーサネットに対応可能なライ
ン情報端末装置が上記ライン表示器として用いられてき
ており、イントラネットとこれを介して上記ライン情報
端末装置に接続された事務部門側の情報端末装置(例え
ば、パーソナルコンピュータ)とを含む制御システムが
構築されている。また、上記のようなライン情報端末装
置では、米国 Microsoft corporation のInternet Expl
orer等のブラウザを用いて、上記ライン情報を含んだ所
定のWeb画面を表示するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の制御システムでは、ライン情報端末装置は
所定のWeb画面のみを表示するよう構成されており、
任意の情報伝達を行う機能は付与されていなかった。こ
のため、上記従来の制御システムでは、例えば事務部門
側から上記の作業者等に作業指示などの必要な連絡事項
を伝えることができず、放送等で連絡事項を作業員に通
知したり、事務員が生産部門に赴いて作業者に直接連絡
を取る必要があった。ところが、このような場合、作業
者が放送を聞いていなかったために必要な情報伝達が行
われなかったり、事務員が生産部門に行くまでに時間お
よび手間を要したりして、生産ラインでの生産効率の低
下を招くおそれがあった。
【0005】上記のような従来の問題点に鑑み、本発明
は、生産ラインの近傍に設けられたライン情報端末装置
とこれに通信ネットワークを介して接続された情報端末
装置との間で任意の情報伝達を行うことができる制御シ
ステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の制御システム
は、生産ラインを制御するプログラマブルロジックコン
トローラと、ブラウザを用いてWeb画面を表示可能な
表示部を有するとともに、前記プログラマブルロジック
コントローラに接続され、かつ前記生産ラインの近傍に
設けられたライン情報端末装置と、通信ネットワークを
介して前記ライン情報端末装置に接続されるとともに、
Web画面を表示するためのWebサービスを提供する
Webサーバーと、ブラウザを用いてWeb画面を表示
可能な表示部を有するとともに、前記通信ネットワーク
に接続された情報端末装置とを備え、前記Webサーバ
ーが、前記ライン情報端末装置と前記情報端末装置との
間で伝達されるデータを記憶するための連絡用フォルダ
を有するとともに、前記ライン情報端末装置及び前記情
報端末装置のいずれか一方から前記連絡用フォルダに書
き込まれたデータに基づいて、前記ライン情報端末装置
及び前記情報端末装置の他方の表示部に表示させるWe
b画面のデータを作成することを特徴とするものである
(請求項1)。
【0007】上記のように構成された制御システムで
は、ライン情報端末装置及び情報端末装置のいずれか一
方から上記連絡用フォルダに連絡事項等のデータが書き
込まれたときに、Webサーバーは書き込まれたデータ
に基づきライン情報端末装置及び情報端末装置の他方の
表示部に表示させるWeb画面のデータを作成してい
る。これにより、上記ライン情報端末装置と情報端末装
置との間で任意の情報伝達を行うことができる。
【0008】また、上記制御システム(請求項1)にお
いて、前記Webサーバーは、前記ライン情報端末装置
及び前記情報端末装置の他方から一方への受領確認を促
すWeb画面のデータを、前記他方の表示部に表示させ
るWeb画面のデータに含めることが好ましい(請求項
2)。この場合、上記受領確認を促すWeb画面がライ
ン情報端末装置または情報端末装置の送信先の表示部に
表示されるので、その送信先の装置から送信元のライン
情報端末装置または情報端末装置への受領確認を行わせ
ることができる。
【0009】また、上記制御システム(請求項1または
2)において、前記通信ネットワークに接続されるとと
もに、前記プログラマブルロジックコントローラから前
記生産ラインに関する所定のライン情報のデータを収集
するデータ収集用サーバーを備え、前記Webサーバー
は、前記データ収集用サーバーに蓄積されている前記ラ
イン情報のデータを用いて、前記他方の表示部に表示さ
せるWeb画面のデータを作成してもよい(請求項
3)。この場合、上記ライン情報端末装置または情報端
末装置の表示部に表示されるWeb画面のデータに、上
記ライン情報のデータが含まれているので、ライン情報
端末装置または情報端末装置の近くに存在する作業者や
オペレータ等に生産状況などの生産ラインの情報を表示
することができる。
【0010】また、上記制御システム(請求項1〜3の
いずれか)において、前記連絡用フォルダが、前記We
bサーバー内で前記ライン情報端末装置及び前記情報端
末装置単位に設けられるとともに、前記ライン情報端末
装置及び前記情報端末装置は、それぞれ所定時間毎に対
応する連絡用フォルダにアクセスすることが好ましい
(請求項4)。この場合、ライン情報端末装置及び情報
端末装置が上記Webサーバー内に設けられた対応する
連絡用フォルダに所定時間毎にアクセスするので、ライ
ン情報端末装置と情報端末装置との間での情報伝達をよ
り正確、かつ確実に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の制御システムの好
ましい実施形態について、図面を参照しながら説明す
る。図1は、本発明の一実施形態に係る制御システムの
構成例を示すブロック図である。尚、下記の説明では、
説明の簡略化のために、1つの生産ライン1を1つのプ
ログラマブルロジックコントローラ2で制御する場合を
例示して説明する。図1において、本実施形態の制御シ
ステムには、生産ライン1を制御するプログラマブルロ
ジックコントローラ(Programmable Logic Controlle
r)2と、上記プログラマブルロジックコントローラ2
に接続されたライン情報端末装置としてのライン表示器
3と、このライン表示器3に通信ネットワーク(例え
ば、企業内LAN)4を介して接続されたデータ収集用
サーバー5及びWebサーバー6とが設けられている。
また、制御システムは、上記通信ネットワーク4に接続
された情報端末装置としてのパーソナルコンピュータ
(以下、”PC”という)7を備えている。
【0012】上記プログラマブルロジックコントローラ
2とライン表示器3とは、例えばRS−232Cに準拠
した通信ケーブルや10Base−T線により接続され
ており、双方向のデータ通信が行えるよう構成されてい
る。上記通信ネットワーク4は、例えばイーサネット
(登録商標)により構成されており、これに接続された
ライン表示器3、データ収集用サーバー5、Webサー
バー6、及びPC 7には互いに識別可能な識別番号と
してのIPアドレスが付与されている。また、上記のラ
イン表示器3、データ収集用サーバー5、Webサーバ
ー6、及びPC 7は、所定のOS(例えば米国 Micros
oft corporation のWindows CE)上で動作するようにな
っている。
【0013】上記プログラマブルロジックコントローラ
2は、工場などの生産ライン1に含まれた各種製造装
置、例えばボールベアリングを製造するためのボール配
列装置等の生産設備に制御線を介して接続されている。
プログラマブルロジックコントローラ2は、そのレジス
タ(図示せず)内に蓄積されているシーケンスプログラ
ムに基づいて、生産ライン1をシーケンス制御により制
御する。また、プログラマブルロジックコントローラ2
は、生産ライン1に関する所定のライン情報、例えば生
産状況、設備状況、品質状況などの情報を生産ライン1
から集めて上記レジスタ内に保持している。
【0014】上記ライン表示器3は、ブラウザがインス
トールされたデータ記録部及びブラウザを実行するCP
U等のプログラム実行部を有するものであり、ブラウザ
を用いてWeb画面を表示可能な表示部3aを備えてい
る。ライン表示器3は、その表示部3aにWeb画面を
表示することにより、生産ライン1の作業者等に上記ラ
イン情報を含んだ生産ライン1の状況や生産指示等の指
示情報を表示する。また、このライン表示器3は、例え
ばDDE(Dynamic Data Exchange)通信により、プロ
グラマブルロジックコントローラ2のレジスタ内に保持
されているライン情報のデータを読み出すことができ
る。
【0015】また、ライン表示器3には、キーボードや
タッチパネル等のデータ入力手段が設けられており、ラ
イン表示器3が上記Webサーバー6を介して通信ネッ
トワーク4に接続されたPC 7などに連絡事項等の任
意の情報伝達を行えるように構成されている。具体的に
は、例えば作業者の操作により入力されたPC 7への
連絡事項のデータは、上記通信ネットワーク4を経てW
ebサーバー6に送信されて、そのWebサーバー6に
設けられた連絡用フォルダに書き込まれた後、例えばW
eb画面のデータとして用いられる。そして、そのWe
b画面のデータは、Webサーバー6からPC 7に送
信され表示される。これにより、ライン表示器3からP
C 7への情報伝達を行うことができる。
【0016】また、ライン表示器3は、所定時間(例え
ば、30秒)毎に、上記連絡用フォルダにアクセスし
て、PC 7等からの連絡事項などのデータが存在する
場合にWebサーバー6からWeb画面のデータを取得
し当該Web画面を表示部3aに表示する。尚、ライン
表示器3は、上記データ入力手段を用いることにより、
表示部3aに表示させるWeb画面を変更することもで
きる。また、例えばPC 7に表示させるWeb画面を
指定することもできる。
【0017】データ収集用サーバー5は、例えばDDE
通信により、所定時間(例えば、30秒)毎にプログラ
マブルロジックコントローラ2のレジスタ内に保持され
ているライン情報のデータを収集し、生産ライン1毎に
データベース化して蓄積する。Webサーバー6は、そ
のハードディスク装置にURLで指定される複数種類の
Web画面のデータが蓄積されているとともに、それら
のWeb画面を表示するためのWebサービスを提供す
る。また、このWebサーバー6は、上記ハードディス
ク装置にインストールされたASP(Active Server Pa
ges)の機能によって上記ライン表示器3やPC 7、さ
らにはデータ収集用サーバー5や当該Webサーバー6
自体のディスプレイにも同一または異なるWeb画面を
同時に表示することもできる。
【0018】また、このWebサーバー6には、ライン
表示器3とPC 7との間で伝達されるデータを記憶す
るための上記連絡用フォルダがライン表示器3及びPC
7毎に設けられている。この連絡用フォルダには、送
信先のライン表示器3またはPC 7への連絡事項など
の所定のデータが送信元のライン表示器3またはPC7
から例えばテキスト形式により書き込まれる。Webサ
ーバー6は、書き込まれたデータに基づいて、送信先の
表示部に表示させるWeb画面のデータを作成する。ま
た、Webサーバー6は、送信先の表示部に表示させる
Web画面のデータに、送信元への受領確認を促すWe
b画面のデータを含めて作成することもできる。また、
Webサーバー6は、この送信先へのWeb画面のデー
タを作成するときに、上記データ収集用サーバー5に蓄
積されているライン情報のデータを用いることもでき
る。
【0019】上記Web画面のデータは、Web画面を
表示するために必要なフォーマット等の所定データを有
するものであり、上記連絡用フォルダ内に書き込まれた
テキストデータや、例えばDDE通信によって上記デー
タ収集用サーバー5から所定時間(例えば、30秒)毎
に読み出され、当該Web画面の所定位置に配置される
生産ライン1のライン情報のデータを含めることもでき
る。上記所定データは、例えばHTMLにより記述され
たものであり、上記ライン情報のデータを記入するため
のデータ記入欄の枠設定用データ、Web画面上でのデ
ータ記入欄の位置指定用データ、及び表示色を指定する
色指定データ等がある。Webサーバー6は、データ収
集用サーバー5からライン情報のデータを読み出すと、
対応するWeb画面のデータを最新のデータに更新す
る。
【0020】PC 7は、ブラウザを用いてWeb画面
を表示可能な表示部7aを有するものであり、例えば事
務部門側に配置されている。また、このPC 7は、オ
ペレータ等による入力指示にしたがって、その表示部7
aにWeb画面を表示する。具体的には、オペレータ等
が生産ライン1のライン情報や履歴情報を視認する場合
に、PC 7はそのキーボードから入力されたリクエス
ト情報のデータに基づきURLを取得し、その取得した
URLにより指定されたWeb画面のデータをWebサ
ーバー6から読み出して表示部7aに表示する。
【0021】また、PC 7は、上記Webサーバー6
を介して通信ネットワーク4に接続されたライン表示器
3などに連絡事項等の任意の情報伝達を行えるように構
成されている。具体的には、型番変更の指示等の作業指
示や品質確認等の要求などの連絡事項をライン表示器3
に伝達するときは、オペレータの操作により入力された
データが上記通信ネットワーク4を経てWebサーバー
6に送信されて、そのWebサーバー6に設けられた連
絡用フォルダに書き込まれた後、例えばWeb画面のデ
ータとして用いられる。そして、そのWeb画面のデー
タは、Webサーバー6からライン表示器3に送信され
表示される。これにより、PC 7からライン表示器3
への情報伝達を行うことができる。
【0022】また、PC 7は、所定時間(例えば、3
0秒)毎に、上記連絡用フォルダにアクセスして、ライ
ン表示器3等からの連絡事項などのデータが存在する場
合にWebサーバー6からWeb画面のデータを入力し
当該Web画面を表示部7aに表示する。尚、PC 7
が例えばライン表示器3に情報伝達を行うときに、上記
表示部3aに表示させるWeb画面を指定することもで
きる。
【0023】上記のように構成された制御システムの動
作について、図2〜図5を参照して具体的に説明する。
尚、以下の説明では、PC 7からライン表示器3に連
絡事項を通知する場合を例示して説明する。図2及び3
において、本実施形態では、事務部門側のオペレータ等
が、例えば作業指示等の任意の連絡事項を生産部門側の
作業者に通知する場合、PC 7は例えば図4に示す所
定の連絡用Web画面のデータをWebサーバー6から
取得し、その表示部7aに連絡用Web画面を表示する
(ステップS1)。そして、上記のオペレータ等が同図
に示した名前(連絡者名)、連絡ラインNo.(連絡
先)、タイトル(件名)、内容(連絡内容)の欄に必要
な事項のデータを入力する(ステップS2)。
【0024】その後、PC 7は通信ネットワーク4を
経て上記の連絡事項のデータをWebサーバー6に送信
し、Webサーバー6は送信されてきたデータを送信先
のライン表示器3用の連絡用フォルダに書き込んで保存
する(ステップS3)。上記データを送信した後は、P
C 7は待機状態となる。また、Webサーバー6は、
上記連絡用フォルダに書き込まれたデータのうち、例え
ば連絡内容の欄に書き込まれたデータを用いて、図5に
示すライン表示器3へのWeb画面のデータを作成し保
存する。このとき、Webサーバー6は、作成したWe
b画面のデータにURLを割り当てるとともに、送信元
のPC 7のIPアドレスや送信されてきた時刻等の所
定の伝達情報を記憶する。
【0025】一方、ライン表示器3側では、図3に示す
ように、ライン表示器3は所定のライン情報を含んだ通
常のWeb画面を表示部3aに表示しており(ステップ
S6)、ライン表示器3は所定時間毎にWebサーバー
6内の連絡用フォルダにPC7からの連絡事項のデータ
が存在するかどうかについて判別する(ステップS
7)。そして、ライン表示器3がPC 7からの連絡事
項のデータが存在していることを判別したとき、ライン
表示器3はWebサーバー6が割り当てた上記URLに
基づきWeb画面のデータをWebサーバー6から取得
し、そのWeb画面を表示部3aに表示する(ステップ
S8)。そして、作業者の操作により、図5に示したO
Kボタンがクリックされたことを検知すると、ライン表
示器3はWebサーバー6に対して受領確認がされた旨
の受領確認のデータをWebサーバー6に送信するとと
もに、当該ライン表示器3用の連絡用フォルダ内のデー
タを削除するよう指示する(ステップS9)。
【0026】その後、Webサーバー6は送信されてき
た受領確認のデータを送信先のPC7用の連絡用フォル
ダに書き込んで保存する(ステップS10)。さらに、
Webサーバー6は、上記連絡用フォルダに書き込まれ
たデータに基づいて、例えば受領確認のデータを含んだ
Web画面のデータを作成し保存する。このとき、We
bサーバー6は、作成したWeb画面のデータにURL
を割り当てるとともに、送信元のライン表示器3のIP
アドレスや送信されてきた時刻等の所定の伝達情報を記
憶する。
【0027】続いて、PC 7は、図2に示すように、
所定時間毎にWebサーバー6内の連絡用フォルダにラ
イン表示器3からの受領確認のデータが存在するかどう
かについて判別する(ステップS4)。そして、PC
7がライン表示器3からの受領確認のデータが存在して
いることを判別したとき、PC 7はWebサーバー6
が割り当てた上記URLに基づきWeb画面のデータを
Webサーバー6から入力し、そのWeb画面を表示部
7aに表示する(ステップS5)。
【0028】以上のように、本実施形態の制御システム
では、ライン表示器(ライン情報端末装置)3とPC
(情報端末装置)7との間で伝達されるデータを記憶す
るための連絡用フォルダがWebサーバー6に設けられ
ている。Webサーバー6は、ライン表示器3またはP
C 7のいずれか一方から上記連絡用フォルダに連絡事
項等のデータが書き込まれたときに、書き込まれたデー
タに基づきライン表示器3またはPC 7の他方の表示
部3a、7aに表示させるWeb画面のデータを作成し
ている。これにより、例えば事務部門側のPC 7から
生産部門側のライン表示器3に作業指示等の必要な連絡
事項を送信することができる。その結果、上記の従来例
と異なり、作業者が放送を聞いていなかったために必要
な情報伝達が行われないこと、及び事務員が生産部門に
行くまでに時間および手間を要することがなく、生産ラ
イン1の生産性を向上することができる。
【0029】また、本実施形態では、Webサーバー6
は受領確認を促すWeb画面のデータを作成し送信先の
ライン表示器3またはPC 7の表示部3a、7aに表
示させるので、その送信先のライン表示器3またはPC
7から送信元のライン表示器3またはPC 7への受領
確認を行わせることができる。その結果、例えばPC
7のオペレータがライン表示器3の近くに存在する特定
の作業者に対し指示事項を通知し、さらにその作業者か
ら上記オペレータに指示事項を了解した旨の連絡(受領
確認)を行わせることができる。つまり、ライン表示器
3とPC 7との間での情報伝達を正確、かつ確実に行
うことができる。
【0030】また、本実施形態では、Webサーバー6
は送信先のライン表示器3またはPC 7の表示部3
a、7aに表示させるWeb画面のデータに、データ収
集用サーバー5に蓄積されている上記ライン情報のデー
タを含めることができるので、ライン表示器3またはP
C 7の近くに存在する作業者やオペレータ等は生産状
況などの生産ライン1の情報を視認し把握することがで
きる。また、データ収集用サーバー5及びWebサーバ
ー6を別個に設けているので、1つのサーバーを用いて
上記ライン情報のデータを収集する機能及びWebサー
ビスを提供する機能を実行させる場合に比べてデータ収
集用サーバー5及びWebサーバー6の各処理負荷を軽
減して当該データ収集用サーバー5及びWebサーバー
6の各信頼性を向上することができる。その結果、1つ
のサーバーを用いた場合に比べて信頼性の高い制御シス
テムを構築することができる。但し、本発明はこれに限
定されるものではなく、これら2つのサーバー5、6の
機能を1つのサーバーで実現する構成でもよい。
【0031】また、本実施形態では、ライン表示器3及
びPC 7がWebサーバー6内に設けられた対応する
連絡用フォルダに所定時間毎にアクセスするので、ライ
ン表示器3とPC 7との間での情報伝達をより正確、
かつ確実に行うことができる。
【0032】尚、上記の説明では、例えばPC 7から
ライン表示器3に連絡事項を伝達するときに、PC 7
が図4に示した連絡用Web画面のデータをWebサー
バー6から取得する構成について説明したが、上記の連
絡者名、連絡先、件名、連絡内容を含む所定の伝達情報
を入力する画面はWeb画面に限定されるものではな
く、例えばPC 7のハードディスク装置に保持された
画面のデータを用いることもできる。また、例えばPC
7からライン表示器3に表示させるWeb画面を指定
するときに、Webサーバー6が表示可能な全てのWe
b画面を示すメニューリストをPC 7の表示部7aに
表示して、オペレータ等が送信先の表示部3aに表示さ
せるWeb画面を選択するよう構成してもよい。
【0033】また、上記の説明では、通信ネットワーク
4として例えばイーサネットからなる企業内LANを用
いた場合について説明したが、ライン表示器3、データ
収集用サーバー5、Webサーバー6、及びPC 7の
間で各々相互にデータ通信を行えるものであれば、通信
ネットワーク4は何等限定されるものではなく有線方式
や無線方式のLAN等であってもよい。
【0034】
【発明の効果】以上のように構成された本発明は以下の
効果を奏する。請求項1の制御システムによれば、生産
ラインの近傍に設けられたライン情報端末装置とこれに
通信ネットワークを介して接続された情報端末装置との
間で任意の情報伝達を行うことができるので、例えば事
務部門側の情報端末装置から生産部門側のライン情報端
末装置に作業指示等の必要な連絡事項を送信することが
できる。この結果、生産ラインの生産性を向上すること
ができる。
【0035】請求項2の制御システムによれば、送信先
のライン情報端末装置または情報端末装置の表示部に上
記受領確認を促すWeb画面を表示させて、送信元のラ
イン情報端末装置または情報端末装置への受領確認を行
わせることができるので、ライン情報端末装置と情報端
末装置との間での情報伝達を正確、かつ確実に行うこと
ができる。
【0036】請求項3の制御システムによれば、上記ラ
イン情報のデータを含むWeb画面をライン情報端末装
置または情報端末装置の表示部に表示することができる
ので、上記作業者やオペレータ等が生産状況などの生産
ラインの情報を視認し把握することができる。
【0037】請求項4の制御システムによれば、ライン
情報端末装置及び情報端末装置が所定時間毎に上記We
bサーバーにアクセスするので、ライン情報端末装置と
情報端末装置との間での情報伝達をより正確、かつ確実
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る制御システムの構成
例を示すブロック図である。
【図2】図1に示したPCの動作例を示すフローチャー
トである。
【図3】図1に示したライン表示器の動作例を示すフロ
ーチャートである。
【図4】図1に示したWebサーバーが作成するWeb
画面の構成例を示す説明図である。
【図5】他のWeb画面の構成例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 生産ライン 2 プログラマブルロジックコントローラ 3 ライン表示器(ライン情報端末装置) 3a 表示部 4 通信ネットワーク 5 データ収集用サーバー 6 Webサーバー 7 PC(情報端末装置) 7a 表示部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生産ラインを制御するプログラマブルロジ
    ックコントローラと、 ブラウザを用いてWeb画面を表示可能な表示部を有す
    るとともに、前記プログラマブルロジックコントローラ
    に接続され、かつ前記生産ラインの近傍に設けられたラ
    イン情報端末装置と、 通信ネットワークを介して前記ライン情報端末装置に接
    続されるとともに、Web画面を表示するためのWeb
    サービスを提供するWebサーバーと、 ブラウザを用いてWeb画面を表示可能な表示部を有す
    るとともに、前記通信ネットワークに接続された情報端
    末装置とを備え、 前記Webサーバーが、前記ライン情報端末装置と前記
    情報端末装置との間で伝達されるデータを記憶するため
    の連絡用フォルダを有するとともに、前記ライン情報端
    末装置及び前記情報端末装置のいずれか一方から前記連
    絡用フォルダに書き込まれたデータに基づいて、前記ラ
    イン情報端末装置及び前記情報端末装置の他方の表示部
    に表示させるWeb画面のデータを作成することを特徴
    とする制御システム。
  2. 【請求項2】前記Webサーバーは、前記ライン情報端
    末装置及び前記情報端末装置の他方から一方への受領確
    認を促すWeb画面のデータを、前記他方の表示部に表
    示させるWeb画面のデータに含めることを特徴とする
    請求項1に記載の制御システム。
  3. 【請求項3】前記通信ネットワークに接続されるととも
    に、前記プログラマブルロジックコントローラから前記
    生産ラインに関する所定のライン情報のデータを収集す
    るデータ収集用サーバーを備え、 前記Webサーバーは、前記データ収集用サーバーに蓄
    積されている前記ライン情報のデータを用いて、前記他
    方の表示部に表示させるWeb画面のデータを作成する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記連絡用フォルダが、前記Webサーバ
    ー内で前記ライン情報端末装置及び前記情報端末装置単
    位に設けられるとともに、 前記ライン情報端末装置及び前記情報端末装置は、それ
    ぞれ所定時間毎に対応する連絡用フォルダにアクセスす
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の制
    御システム。
JP2001193033A 2001-06-26 2001-06-26 制御システム Pending JP2003005807A (ja)

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