JP2003002359A - 缶容器用簡易包装具 - Google Patents

缶容器用簡易包装具

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JP2003002359A
JP2003002359A JP2001185883A JP2001185883A JP2003002359A JP 2003002359 A JP2003002359 A JP 2003002359A JP 2001185883 A JP2001185883 A JP 2001185883A JP 2001185883 A JP2001185883 A JP 2001185883A JP 2003002359 A JP2003002359 A JP 2003002359A
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container
simple packaging
pieces
peripheral edge
tongue pieces
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Norio Ikeda
紀男 池田
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TAIYO PACKAGE KK
Taiyo Package Co Ltd
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TAIYO PACKAGE KK
Taiyo Package Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、缶容器が不意に離脱することなく
堅牢な状態で確実に保持できる缶容器用簡易包装具を提
供することにある。 【解決手段】 缶容器13を並列に入れる中空部Sを有
する筒状体1を硬直紙で形成し、前記筒状体1の両開口
部R,Rには、中空部S側に突出し且つ両開口部R,R
位置にある缶容器13の上周縁部と下周縁部に係止する
上下の舌片6,7と、各上下の舌片6,7と同一方向へ
突出し且つ上下舌片6,7の外側に重なる上下の補助片
11,11と、を備えていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数個の缶容器を一
纏めにして包装できる缶容器用簡易包装具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の缶容器用簡易包装具は、
両端に開口部を有した筒型状をなす中空部に缶容器3個
を並列に入れてあるものや、あるいは、前記した並列に
3個配置した缶容器を仕切壁を介して横に2列に並べて
計6個を入れ、さらに、両開口部には、前記缶容器の上
周縁部の内側と下周縁部の内側との所定の箇所にそれぞ
れ掛けることが可能な上下各舌片が、中空部に向けて折
り返して設けてあるものが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようする課題】しかしながら上記のよう
な缶容器用簡易包装具は、例えば輸送中や、あるいは店
内での陳列時等、本簡易包装具の外側から強い衝撃が加
わり得る状況下にある場合には、前記衝撃によって、当
初缶容器を係止する状態にあった上下各舌片が、簡易包
装具を形成する天壁部側と底壁部側とにそれぞれ平伏し
た状態となり、これによって前記上下各舌片と缶容器と
の係止状態が解除されて、缶容器が簡易包装具内から不
意に離脱する問題点があった。
【0004】本発明は、缶容器が不意に離脱することな
く堅牢な状態で確実に保持できる缶容器用簡易包装具を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記
載の発明は、缶容器を並列に入れる中空部を有する筒状
体を硬直紙で形成し、前記筒状体の両開口部には、中空
部側に突出し且つ両開口部位置にある缶容器の上周縁部
と下周縁部に係止する上下の舌片と、各上下の舌片と同
一方向へ突出し且つ上下舌片の外側に重なる上下の補助
片と、を備えていることを特徴とする。
【0006】ここで中空部の大きさは缶容器を入れる個
数に応じて変わり限定するものではないが、缶容器を並
列に3個2列に入れるものが一般的である。また本簡易
包装具への中空部の設置数においても特に限定するもの
ではなく、例えば、装填個数を6個にする場合には、筒
状体の幅の長さを缶容器の直径の2倍の長さに設定し、
中空部の中央に仕切壁を設けるものでもよい。また硬直
紙とは、例えばボール紙が挙げられる。さらに補助片が
上下各舌片の外側にあるとは、中空部に入れた缶容器の
上板又は底板を基準に上下各舌片よりも外側の位置して
いることをいう。
【0007】このように形成すると、筒状体の中空部に
缶容器が入れられた状態において、前記筒状体に備わる
上下各舌片によって缶容器の上周縁部の内側と下周縁部
の内側とを、それぞれ係止するので、前記缶容器が両開
口部の外方側に抜け出ない構造となっており、しかも、
筒状体の中空部側内壁面と上下各舌片との間に補助片が
バネの如く介在することで、前記上下各舌片が缶容器の
上板側又は底板側に押しつける状態となるので、上下各
舌片が缶容器に対して常に係止状態を保つこととなり、
例えば、輸送中の衝撃等によって中空部に入れられた缶
容器の不意な離脱が防止される。
【0008】本発明のうち請求項2記載の発明のよう
に、前記補助片は、その先端が上下各舌片の先端と一致
するように形成してあるので、缶容器の上板又は底板に
向けて上下各舌片全体に押圧力を加えて係止状態を一層
確実なものとすることができ、しかも上下各舌片の係止
に加えて補助片による二重係止がなされるので、装填さ
れた缶容器をより一段と強く保持できる。
【0009】さらに本発明のうち請求項3記載の発明の
ように、前記上下舌片と前記各補助片のそれぞれの先端
は、缶容器の上周縁部と下周縁部に沿って当たる半円形
状をなしているので、缶容器の上周縁部と下周縁部に沿
ってそれぞれが一致し、前記缶容器を一層堅牢な状態で
係止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による缶容器用簡易
包装具を図面に基づき詳細に説明する。図1は本簡易包
装具の展開図であり、図2は図1を折り返した後に実際
に缶容器を入れた使用状態を示す缶容器用簡易包装具の
斜視図を示すものである。
【0011】まず図1のように本発明の缶容器用簡易包
装具を展開して各構成部位について説明すると、本簡易
包装具は、方形をなすとともに幅と奥行きが缶容器13
の直径の2倍の長さで且つ両端縁に折曲線30,31で
仕切られた半円状の舌片6,7を延出する天壁部2と底
壁部3、そして、幅が缶容器13の高さと一致し且つ奥
行きが缶容器13の直径の2倍の長さの両側壁部4,5
が、底壁部3、右壁部5、天壁部2、左壁部4の順に連
なり、各壁部2,3,4,5を仕切る折曲線20,2
1,22,23を内側にそれぞれ折り返すことで筒状体
1を形成している。さらに、前記左壁部4の上端縁に
は、前記筒状体1の中空部Sを左右に区切る仕切壁16
が第1位置決壁26と第2位置決壁27とに挟まれた状
態で3枚連なっており、本筒状体1を成形する場合に
は、第1、第2各位置決壁26,27を内側に折り返
し、仕切壁16のみを外側に折り返すことで、中空部S
の中央位置に前記仕切壁16が設けられる。
【0012】次に、本発明の缶容器用簡易包装具を図2
に基づいて更に詳細に説明する。
【0013】本発明の缶容器用簡易包装具の上舌片6並
びに下舌片7は半円状をなしており、この上下各舌片
6,7は円形をなす側を先端に突出した状態で、天壁部
2及び底壁部3の各両周端縁のそれぞれにおいて、仕切
壁16を介した計8カ所に設けてある。また上舌片6と
下舌片7、及び当該上下各舌片6,7に対応する各補助
片11,11は、図1のように展開した状態にあって
は、コ字型に設けた切取線14を介し、各舌片6,7と
一枚の紙として備えてあるものの、本簡易包装具を形作
る所定の形状に折り曲げた場合には、筒状体1の両開口
部R,Rの上周端縁と下周端縁における計8カ所に、半
円形状をなす上下の各舌片6,7が開口部R側に向けて
折れ曲がり、さらに上下各舌片6,7と同一方向に延出
する先端形状が半円形状をなす補助片11がそれぞれに
設けられる。
【0014】そして各補助片11の折れ曲がり箇所につ
いては図3と図4のように、筒状体1の両開口部Rの各
周端縁、つまりは、上下各舌片6,7の折れ曲がる箇所
よりも両開口部R,Rから奥まった位置で仕切っている
各折曲線28,29をそれぞれ内側に折り曲げており、
これにより本簡易包装具を形作る際、各補助片11を折
り曲げた後に各折曲線30,31で仕切られた上下各舌
片6、7を同一方向に折り返すことで、上下各舌片6、
7と補助片11との各先端位置(L,M)がそれぞれ一
致し、この各先端(L,M)部分が缶容器13の上部側
周縁に設けてあるリング状に配置する突周部17の内側
箇所と、該缶容器13の底部に設けられた球面状の窪み
部18の内側箇所とにおいて、両開口部R,R内に缶容
器13の約半分が収容された状態でしっかりと係止さ
れ、これにより開口部Rの外方側に向けて缶容器13が
不意に離脱しない構造となっている。尚、並列に3個並
んだ缶容器13のうち中央に配置される缶容器13にお
いては、両側に配置してある缶容器13が対応する上下
各舌片6,7にそれぞれ係止されることで両側から挟ま
れた状態で保持され、本簡易包装具内から不意に離脱す
ることがない。
【0015】このことから、本発明の簡易包装具内に缶
容器13を収容した場合に、まず各補助片11を内側に
折り返して設け、次に上下の各舌片6,7をそれぞれ内
側に折り返すことで、前記上下各舌片6,7と、当該上
下各舌片6,7に対応する各補助片11の先端同士が缶
容器13の上部内側及び底部内側の所定の箇所にそれぞ
れ係止され、さらに、前記のように各補助片11が上下
各舌片6,7を缶容器13側に押圧していることによ
り、常に上下各舌片6,7が筒状体1内に向けて張り出
した状態となり、本簡易包装具内からの缶容器13の不
意な離脱を防止できる。
【0016】また前記筒状体の右壁部5には、筒状体1
の両開口部R,R間に亘って連続するミシン目10が設
けてあり、このミシン目10のいずれか一端側において
引き剥がすことで、前記右壁部5が上下に分断し、これ
により本簡易包装具内に収容された缶容器13を容易に
取り出すことが可能となる。尚、このミシン目10は右
壁部5以外の筒状体1を構成している箇所、つまりは左
壁部4や天壁部2、底壁部3に設けてあってもよく、さ
らに、前記ミシン目10の設置個所数においても特に限
定するものではない。
【0017】また本発明の缶容器用簡易包装具は、上記
説明した缶容器13を6個入れることが可能なタイプの
もの以外においても図5と図6のように、缶容器13を
並列に3個収容するタイプの形成も当然ながら可能であ
り、このタイプの簡易包装具では、前記缶容器6個を収
容するタイプのものと相違する点として仕切壁10を必
要とせず、天壁部2と両側壁部4,5、底壁部3の方形
をなす4枚の各壁部2,3,4,5から構成され、この
壁部2,3,4,5のうち、天壁部2と底壁部3の両周
端縁にそれぞれ半円状の上下各舌片6,7とそれに対応
する補助片11とが計4枚づつ設けてある。
【0018】
【発明の効果】本発明のうち請求項1記載の発明によれ
ば、缶容器への上下各舌片の係止が確実になされるた
め、例えば、輸送中などの強い衝撃が加わるような状況
下にあっても、缶容器を本簡易包装具の外部に不意に離
脱することなく、中空部に入れてある缶容器を堅牢な状
態で保持できる。
【0019】本発明のうち請求項2記載の発明によれ
ば、缶容器の上下周縁部への上下舌片による係止に加
え、補助片による二重係止がおこなわれるので、中空部
に前記缶容器を一層強固な状態に保持しておける。
【0020】本発明のうち請求項3記載の発明によれ
ば、缶容器の上周縁部と下周縁部に沿ってそれぞれが一
致するので、前記缶容器をしっかりと係止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の缶容器用簡易包装具の展開図である。
【図2】本発明の缶容器用簡易包装具の実際の使用を示
す斜視図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図3中Bを拡大して示す要部拡大縦断面図であ
る。
【図5】本発明の缶容器用簡易包装具の他の実施形態を
示す斜視図である。
【図6】図5の展開図である。
【符号の説明】
1 筒状体 6 上舌片 7 下舌片 11 補助片 13 缶容器 S 中空部 R 開口部 L,M 先端

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶容器(13)を並列に入れる中空部
    (S)を有する筒状体(1)を硬直紙で形成し、 前記筒状体(1)の両開口部(R,R)には、中空部
    (S)側に突出し且つ両開口部(R,R)位置にある缶
    容器(13)の上周縁部と下周縁部に係止する上下の舌
    片(6,7)と、各上下の舌片(6,7)と同一方向へ
    突出し且つ上下舌片(6,7)の外側に重なる上下の補
    助片(11,11)と、を備えていることを特徴とする
    缶容器用簡易包装具。
  2. 【請求項2】 前記補助片(11,11)は、その先端
    (M)が上下各舌片(6,7)の先端(L)と一致する
    ように形成してあることを特徴する請求項1記載の缶容
    器用簡易包装具。
  3. 【請求項3】 前記上下舌片(6,7)と前記各補助片
    (11,11)のそれぞれの先端(L,M)は、缶容器
    (13)の上周縁部と下周縁部に沿って当たる半円形状
    をなしていることを特徴とする請求項1又は2記載の缶
    容器用簡易包装具。
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