JP2002538940A - 傷用包帯、その製造方法および活用方法 - Google Patents

傷用包帯、その製造方法および活用方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は傷用包帯、特に低滲出性または非滲出性の傷または出血している傷の傷用包帯を提供する。これらの傷用包帯は接着剤をコーティングした裏地シート(6)および当該裏地シート上に支持されている吸収性の島状部分(9)を有する島状型の傷用包帯である。島状部分(9)は型押して孔あけした熱可塑性フィルムの封入体の中に封入されている液体吸収性の材料の層(2)により構成されている。島状部分(9)の一方の側における熱可塑性フィルム(3)は傷に対して低い接着性を有している***状または型押状の孔あけした表面を有している。一方、上記封入体の後方側の表面部における熱可塑性フィルム(7)は孔あけおよび平滑化されて裏地シート(6)に対して良好な取付性を有すると共に制御された水蒸気透過率を有している。さらに、本発明は上記の本発明による傷用包帯の製造方法を提供する。この方法によれば、上記吸収性の層(2)を型押して孔あけした熱可塑性フィルムの中に包装した後に、上記封入体の後面部における熱可塑性フィルム上に熱空気を吹き付けることにより当該フィルムを平滑化することが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は傷用包帯に関し、特に、低滲出性乃至非滲出性の傷において使用する
ための低接着性を有する包帯に関する。また、本発明はこのような包帯を作成す
るための方法、およびこのような方法において使用するのに特に適している装置
に関する。
【0002】 傷用包帯は吸収性ガーゼまたは発泡体層のような吸収性の材料の層により構成
されていることが知られており、この層は接着剤をコーティングした半透過性の
裏地シート上に支持されている。この裏地シートにおける接着剤をコーティング
した周縁部分は吸収性の層の端部から外側に延在していて、傷の周囲の皮膚に接
着することによりその傷の上に包帯を取り付ける。この吸収性の層は傷からの滲
出物を吸収するように作用する。このような包帯は島状型の傷用包帯(island w
ound dressings)として知られている。
【0003】 このような島状型の傷用包帯において生じる不都合点は不織繊維ウェブ等の大
抵の吸収性の層が傷の表面に対して幾分接着性を有しており、特に、低度に滲出
物を生じる傷、または非滲出性の傷を乾燥してこれに接着しやすいことである。
このような接着性は包帯内において血液凝固物を形成するために、出血している
傷においても不都合になり得る。従って、このような接着性は傷の治癒に対して
好ましくなく、島状型の傷用包帯を取り替える際に不快感を生じることが起こり
得る。さらに、このような吸収性の島状型包帯は傷の中に繊維または粒子を混入
する可能性がある。
【0004】 上記のような包帯における別の欠陥は不織繊維ウェブ等の多くの吸収性の島状
材料における裏地シートの接着剤コーティングに対する取付性が比較的低いこと
である。それゆえ、吸収性の島状部分が裏地シートから分離する可能性がある。
この島状部分の裏地シートに対する低い取付性という不都合点は、例えば、貼合
せまたはコーティングした島状部分を使用することによりこの島状部分の傷に対
する比較的低い取付性を賦与することを目的とする場合にさらに深刻な問題にな
る。
【0005】 英国特許公開第2074029号(GB-A-2074029)は吸収性の層を被覆してい
る孔あけしたポリテトラフルオロエチレン(PTFE)フィルムの上部シートを
有する島状型の傷用包帯を記載している。このPTFEフィルムは包帯において
非接着性の傷接触層を形成する。
【0006】 英国特許公開第2085305号(GB-A-2085305)は傷用包帯を記載しており
、この場合の吸収性の島状部分はプラスチック・フィルムの中に放電を通すこと
により形成した孔を有する気泡プラスチック・フィルムにより完全に囲まれてい
る。このフィルムは傷の周囲に取り付けるための接着剤層を備えることができる
【0007】 英国特許公開第1526778号(GB-A-1526778)は吸収性の層および当該吸
収性の層の上における上部シートにより構成されている傷用包帯を記載しており
、この場合の上部シートは吸収性の層の中における流体の流通性を改善する型押
して孔あけしたプラスチック・フィルムである。
【0008】 本発明の目的はほとんどまたは全く滲出物を生じない傷、または出血している
傷の治療に特に適している改善された傷用包帯、特に改善された島状型の傷用包
帯を提供することである。
【0009】 本発明の別の目的は傷の表面に対して低い接着性を有する、好ましくは傷の表
面に対して実質的に全く接着性の無い改善された傷用包帯を提供することである
【0010】 本発明の別の目的は裏地シートに対する吸収性の島状部分の取付性を向上した
改善された傷用包帯を提供することである。
【0011】 本発明の別の目的は低滲出性乃至非滲出性の傷および出血している傷を乾燥し
てかさぶたを形成する傾向の少ない改善された傷用包帯を提供すること、および
当該傷用包帯の下部における傷の治癒状態を最適化することである。
【0012】 本発明の別の目的は治療中に傷の中に繊維または粒子を混入する傾向の少ない
改善された傷用包帯を提供することである。
【0013】 本発明は傷用包帯を提供し、当該傷用包帯は、吸収性の層と、上記吸収性の層
を包囲している熱可塑性フィルムにより形成した封入体(envelope)を備えてお
り、当該フィルムが上記封入体の前方側において型押して孔あけした表面部、お
よび上記封入体の後方側において平滑化して孔あけした表面部を有しており、さ
らに、上記封入体の後方側を被覆して当該封入体から外側に延出している半透過
性の裏地シートと、上記封入体の後方側に隣接する裏地シート上に配置されて当
該裏地シートに対して封入体の後方側を貼り合せている接着剤層を備えている。
【0014】 本発明による傷用包帯は低滲出性または非滲出性の傷または出血している傷に
おいて使用する傷用包帯として特に適している。上記吸収性の層の面積は一般に
1cm2 乃至200cm2 、さらに好ましくは4cm2 乃至100cm2 の範囲
内である。
【0015】 上記吸収性の層は傷治癒処理中の傷流体、血清または血液を吸収するために慣
用的に使用されているガーゼ、不織布地、超吸収性剤(superabsorbents)、ヒ
ドロゲルおよびこれらの混合物を含む層の任意の物とすることができる。好まし
くは、この吸収性の層は内容全体が本明細書に参考文献として含まれる欧州特許
公開第0541391号(EP-A-0541391)に従って調製した連続気泡型の親水性
ポリウレタン発泡体を含む吸収性発泡体の層により構成されている。別の実施形
態においては、上記の吸収性の層は例えば粘性短繊維の台紙付きウェブ等の不織
繊維ウェブとすることができる。本発明による傷用包帯は一般に低滲出性または
非滲出性の傷または出血している傷において使用することのみを目的としている
ので、上記吸収性の層における厚さおよび吸収性は極めて高いという状態でない
ことが好ましい。好ましくは、この吸収性の層の基本重量または坪量は50g/
2 乃至500g/m2 、さらに好ましくは100g/m2 乃至400g/m2 の範囲内である。好ましくは、この吸収性の層の非圧縮状態における厚さは0.
5mm乃至5mm、さらに好ましくは1mm乃至4mmの範囲内である。また、
生理塩水に対応して測定した場合の自由状態(非圧縮状態)における液体吸収性
は25℃において5g/g乃至30g/gの範囲内であることが好ましい。
【0016】 上記吸収性の層を包囲している熱可塑性フィルムは実質的に任意の熱可塑性フ
ィルム形成用のポリマーにより形成できる。好ましくは、このポリマーは柔軟性
を有しているが実質的に弾性ではない。好ましくは、このポリマーは親水性であ
る。適当なポリマーはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン
のようなポリアミド、ポリ弗化ビニリデン(PVDF)またはポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)のようなフルオロポリマー、およびこれらの混合物を含
むがこれらに限らない。現在において好ましいと思われるフィルム形成用の熱可
塑性ポリマーはエチレン・メチル・アクリレート(EMA)である。
【0017】 上記の熱可塑性フィルムは型押して孔あけされている。この用語の「型押(te
xtured)」はフィルムが、例えば、型押処理により突出した***部または小丘部
を伴ってパターン化されている等のレリーフ状にパターン化されていることを意
味する。このような型押処理により、フィルムの傷床に対する接着性が低減でき
る。上記の***部または小丘部は丸みが付いていることが好ましく、フィルム表
面における中位面から0.1mm乃至1.5mmだけ上方に突出していることが
好ましい。さらに好ましくは、これらはフィルムにおける中位面から0.2mm
乃至1.0mmだけ上方に突出している。
【0018】 好ましくは、上記の熱可塑性フィルムはメッシュ孔あけ処理により型押されて
いると共に孔あけされている。この方法において、上記フィルムは網状のメッシ
ュ表面上に支持されてその軟化温度まで加熱される。その後、メッシュを通して
吸引が行なわれるか、メッシュの上方からフィルム上に空気が吹きつけられて、
フィルムにメッシュの凹凸模様が形成され、メッシュの各隙間においてフィルム
に孔が形成される。このメッシュ孔あけ処理は内容全体が本明細書に参考文献と
して含まれる米国特許出願第3054148号(US-A-3054148)にさらに詳細に
記載されている。
【0019】 好ましくは、上記の熱可塑性フィルムは5個/cm2 乃至50個/cm2 の孔
、さらに好ましくは10個/cm2 乃至30個/cm2 の孔を有している。好ま
しくは、これらの孔は0.01mm2 乃至2.0mm2 の面積を有している。各
孔の面積を除いたフィルムの合計の面積に対する各孔の合計の面積の比率(これ
ら両方の領域は平面投影図において見ることができる)として定められる孔対基
面部分の比率(the hole-to-land ratio)は好ましくは0.01乃至1.0であ
り、さらに好ましくは0.05乃至0.5であり、最も好ましくは0.1乃至0
.3である。
【0020】 上記の熱可塑性フィルムは製造および使用中の物理的構造の完全性における必
要条件を満たしながら可能な限り薄くする必要がある。一般に、このフィルムは
1g/m2 乃至500g/m2 、好ましくは10g/m2 乃至200g/m2
基本重量を有している。
【0021】 上記熱可塑性フィルムは上記吸収性の層に対応する封入体に形成される。この
用語の「封入体(envelope)」は吸収性の層の前面部および後面部が熱可塑性フ
ィルムにより実質的に完全に被覆されている(実質的に完全に包囲されている)
ことを意味する。例えば、2枚の熱可塑性フィルムのシート材を吸収性の層の上
面部および下面部を実質的に被覆するように当該吸収性の層の上方および下方に
配置して、これら2枚のシート材をその2個以上の端部に沿って貼り合せること
により封入体を形成することができる。しかしながら、好ましくは、この封入体
は単一片の熱可塑性フィルムにより形成されており、このフィルムが吸収性の層
の周囲において折り重ねられて、当該フィルムにおける長手方向の反対側の各端
部が重ね合わされ、この重ね合わされている各端部が一般にホット・メルト接着
剤または熱接着(ヒート・シール)により当該重ね合わせ領域において一体に貼
り合わされて封入体が形成される。このような封入体は以下にさらに説明するよ
うな慣用的なフォーム−フィル−シール(form-fill-seal)装置の僅かな改変に
より作成できる。
【0022】 上記の裏地シートは半透過性である。すなわち、この裏地シートは水蒸気に対
して透過性であるが、液体の水に対して透過性ではない。好ましくは、この裏地
シートはさらに微生物に対して非透過性である。適当な連続性で柔軟な裏地シー
トは100%対10%の相対湿度差において37.5℃で300g/m2 /24
時間乃至5000g/m2 /24時間、好ましくは500g/m2 /24時間乃
至2000g/m2 /24時間の裏地シート単独における水蒸気透過率(MVT
R)を有する。この裏地シートの厚さは10マイクロメートル乃至1000マイ
クロメートル、さらに好ましくは100マイクロメートル乃至500マイクロメ
ートルの範囲内であることが好ましい。
【0023】 本発明による包帯のMVTRは、上記熱可塑性プラスチック・フィルムの封入
体が当該包帯中における水蒸気の伝達を部分的に遮断するので、全体として裏地
シート単独の場合よりも低い。好ましくは、この包帯の(包帯における島状部分
を跨いで測定した)MVTRは裏地シート単独のMVTRの20%乃至80%、
さらに好ましくはその20%乃至60%、最も好ましくはその約40%である。 なお、このような水蒸気透過率が傷を囲む皮膚を浸軟させることなく湿った状
態において包帯下の傷を治癒可能にすることが既に知られている。
【0024】 上記の裏地シートを形成するために適しているポリマーは英国特許出願第12
80631号(GB-A-1280631)に開示されているようなポリウレタンおよびポリ
アルコキシアルキル・アクリレートおよびメタクリレートを含む。好ましくは、
この裏地シートは主に独立気泡型の高密度ブロック・ポリウレタン発泡体の連続
的な層により構成されている。適当な裏地シート材料は登録商標をESTANE 5714F
として入手可能なポリウレタン・フィルムである。
【0025】 上記の接着剤層は水蒸気の通過を可能にするために水蒸気透過性であること、
および/または、適宜パターン化されていることが必要である。好ましくは、こ
の接着剤層は、例えば、英国特許公開第1280631号(GB-A-1280631)に記
載されているようなアクリレート・エステル・コポリマー、ポリビニル・エチル
・エーテルおよびポリウレタンを基材とする感圧接着剤等の島状型傷用包帯にお
いて慣用的に用いられている種類の連続的な水蒸気透過性の感圧接着剤層である
。この接着剤層の基本重量は20g/m2 乃至250g/m2 であるのが好まし
く、50g/m2 乃至150g/m2 であることがさらに好ましい。なお、ポリ
ウレタンを基材とする感圧接着剤が好ましい。
【0026】 好ましくは、上記の接着剤層は上記吸収性の層および封入体から外側に延出し
て慣用的な島状型の包帯の場合と同様に接着剤層の周囲における裏地シート上に
接着剤コーティングした周縁部を形成している。好ましくは、本発明による傷用
包帯はさらに上記接着剤層および吸収性の層を保護するための剥離性コーティン
グを有する被覆層を備えている。好ましくは、この被覆層はシリコーン剥離性コ
ーティング処理した紙により構成されている。
【0027】 好ましくは、本発明による傷用包帯は無菌状態であり、好ましくはパウチであ
る微生物非透過性のコンテナの中にパッケージ化されている。
【0028】 上記吸収性の層を封入する熱可塑性フィルムは上記封入体の後方側において平
滑化して孔あけした表面部を有している。すなわち、この封入体の後方側におけ
る熱可塑性フィルム(すなわち、使用時において傷の表面に対して反対に向いて
いて裏地シートに対向している側)が封入体の前方側(傷に接触している側)を
被覆している熱可塑性フィルムよりも滑らかである。好ましくは、封入体の後方
側における表面粗さまたは型押処理の程度は当該封入体の前方側における表面粗
さまたは型押処理の程度の80%以下であり、さらに好ましくは70%以下、さ
らに好ましくは50%以下、さらに好ましくは30%以下である。
【0029】 上記封入体における型押処理した傷接触用の表面部は低い接着性を示すと共に
、その孔あけした熱可塑性フィルムを通して吸収性の層に対する傷からの液体の
良好な吸収性を賦与する。一方、封入体の後方側における平滑化された熱可塑性
フィルムの層は裏地シートの接着剤層に対して優れた接着性を示すと共に、半透
過性の裏地シートを通して水蒸気を拡散可能にする孔を保持して、吸収性の層の
水蒸気による飽和を防止する。
【0030】 上記用語の「平滑化(smoothed)」は後方側の熱可塑性フィルム層が上記封入
体における前方側の熱可塑性フィルム層に比べて表面型押処理(粗さ、不均一さ
)が少ないことを意味する。すなわち、この平滑化したフィルム表面における中
位面の上方に100μm以上の突出部が当該平滑化したフィルム表面上に実質的
に全くないことが好ましい。さらに好ましくは、この平滑化したフィルム表面に
おける中位面の上方に25μm以上の突出部が当該平滑化したフィルム表面上に
実質的に全くないことである。
【0031】 本発明による上記の傷用包帯は低滲出性または非滲出性の傷または出血してい
る傷に対する傷用の包帯として多数の利点を有している。先ず、上記の型押処理
した熱可塑性フィルムの傷に対向する層(上部シート)がその非繊維質の組成お
よび型押処理した表面部であるために実質的にまたは完全に非接着性である。傷
の滲出液は孔あけした上部シートを通過して吸収性の層の内部に到達できるが、
この上部シートにおける孔対基面部分の比率が傷の過剰乾燥を防ぐ程度に十分に
低くなっている。さらに、この孔あけした上部シートは傷の中に吸収性の層の繊
維および粒子が混入することを防ぐ。
【0032】 上記の封入体はさらに上記吸収性の層を裏地シートに対して固着する。この理
由は、封入体の平滑化した後方の表面部により当該封入体の裏地シートに対する
信頼性の高い取り付けが確実に行えるからである。さらに、平滑化した後方フィ
ルムについて上記において定めたような孔対基面部分の比率により裏地シートを
通過する水蒸気の拡散速度を制御して傷の乾燥を防ぐことができる。加えて、本
発明による傷用包帯は以下において詳述するように慣用的な設備により特に容易
に製造できる。
【0033】 さらに、本発明は傷用包帯の製造方法を提供し、当該方法は、吸収性の材料の
層を供給する工程と、上記の層を型押して孔あけした熱可塑性フィルムの封入体
の中に包装する工程と、上記封入体の一方の側における熱可塑性フィルムを平滑
化する工程と、上記封入体の一方の側において平滑化した熱可塑性フィルムの上
に接着剤コーティングした裏地シートを貼り付ける工程を含む。
【0034】 好ましくは、上記の本発明による方法は本発明による傷用包帯の製造において
特に適している。
【0035】 好ましくは、上記の型押して孔あけした熱可塑性フィルムの封入体の中に吸収
性の層を包装する工程が当該吸収性の層の周囲を単一シートの熱可塑性フィルム
により包装して当該熱可塑性フィルムにおける2個の反対側の端部を長手方向に
重ね合わせて、例えば、ホット・メルト接着剤またはヒート・シールにより、当
該重ね合わせ部分に沿ってシールを形成する。この包装工程およびシール工程は
改変したフォーム−フィル−シール装置において行うことができる。好ましくは
、上記の包装工程およびシール工程はフォーム−フィル−シール装置において連
続的に行われ、この場合に、これらの工程の後に上記封入体を島状型包帯におけ
る各島状部分として使用するために所定の長さに切断する工程が続く。
【0036】 通常において、上記封入体の前面部および後面部は同一の型押して孔あけした
熱可塑性フィルムにより形成される。この結果、この封入体の後面部は上記の包
装工程に続いて平滑化する必要がある。実用的には、諸条件を注意深く制御しな
い限り、熱可塑性フィルムを加熱圧延してプレス加工することによりフィルムの
ローラーまたはプレス機への接着および/または軟化した熱フィルムの吸収材料
中への不所望な浸透が生じるために、このような平滑化工程は実行が困難である
【0037】 それゆえ、上記の型押して孔あけした熱可塑性フィルムを平滑化する工程が好
ましくは熱空気を制御された様式で上記吸収性材料を収容している封入体の一方
の側面に吹き付けることにより行われることが本発明による方法におけるさらに
新規な特長である。この熱空気をフィルム上に吹き付ける工程は、吸収性材料の
中への流入を生じることなく、フィルムに対して機械的な圧力を加えることを必
要とせずに、フィルムを平坦化して滑らかにできる。好ましくは、このフィルム
の温度がモニターされて、当該フィルム上に吹き付けられる熱空気の温度がこの
フィルムの測定温度に応じて連続的に最適化される。
【0038】 上記の連続的な方法において、熱空気を封入体の一方の表面に吹き付けてその
フィルムを平坦化する工程はフォーム−フィル−シール装置における封入体の連
続的な形成処理の後であって、当該封入体を所定の長さに切断する処理の前に行
われることが好ましい。好ましくは、上記の平滑化工程と切断工程との間に冷却
工程が存在している。この理由は、このような冷却工程が存在しない場合に、熱
フィルムが切断用のナイフに粘着する可能性があるからである。
【0039】 さらに、本発明は上記のような本発明による方法を実施する場合に特に適して
いる装置を提供する。この装置は、孔あけして型押した熱可塑性フィルムの2枚
の層の間に封入されている吸収性材料の層を搬送するためのコンベヤーと、上記
熱可塑性フィルムの層の内の一方に熱空気を吹き付けて当該層の内の一方を軟化
および平坦化して当該層における一方を平滑化するように構成されているホット
・エア・ブロアーと、上記ホット・エア・ブロアーに近接して上記層の一方の温
度を測定するための温度センサーと、上記温度センサーからの信号に応じて上記
コンベヤーおよび/またはホット・エア・ブロアーを調整するために上記温度セ
ンサーに接続している制御手段を備えている。
【0040】 上記コンベヤーはコンベヤー・ベルトを含む任意の縦型または横型の搬送手段
とすることができる。好ましくは、上記ホット・エア・ブロアーはヒート・ガン
であり、好ましくは、上記熱可塑性フィルムの軟化温度よりも高いがその溶融温
度よりも低い一定の温度範囲において熱空気を吹き付けるように調節できる。例
えば、エチレン・メチル・アクリレート(EMA)フィルムの場合に、この熱空
気は110℃乃至160℃の範囲の温度で吹き付けられることが好ましい。好ま
しくは、上記温度センサーは上記ホット・エア・ブロアーから直ぐ下流側の熱フ
ィルムに近接して配置されている赤外輻射温度センサーである。好ましくは、上
記制御手段は上記ホット・エア・ブロアーのヒーター・インプットに接続されて
いて、熱空気の温度が継続的に制御されて平滑化処理および製造速度が最適化で
きるようになっている。
【0041】 以下において、本発明による製品、処理方法および装置の特定の実施形態を添
付図面に従って例示的に説明する。
【0042】 図1において、本発明による傷用包帯1は接着剤コーティングした裏地シート
6上に支持される吸収性の島状部分9を備えており、裏地シート6は島状部分9
の各端部よりも外側に延出して包帯1を傷上に取り付けるための接着剤コーティ
ングした周縁部10を形成している。この島状部分は350g/m2 の基本重量
および約1.5mmの厚さを有している、例えば、欧州特許公開第054139
1号(EP-A-0541391)に記載されているように調整した親水性ポリウレタンの発
泡体層により構成されている吸収性の層2を備えている。実施形態の一例におい
て、この吸収性の層2は約150g/m2 の基本重量を有している粘性の短繊維
から成る不織布地である。この吸収性の層2は単一シートのメッシュ状の孔あけ
したEMAフィルムにより形成した封入体の中に封入されている。このEMAフ
ィルムは50g/m2 の基本重量を有していて、25個/cm2 の孔を含み、各
孔は約1mm×1mmの寸法を有している。これらの孔はフィルムの孔あけ処理
において使用したメッシュ材における各隙間のパタンに対応する正方形の格子パ
タンに配列されている。このフィルムの孔対基面部分の比率は約0.1である。
上記封入体は単一片のEMAフィルムにより形成されていており、このフィルム
は吸収性の層2の周囲を包装した後に封入体の後面部においてフィルムの反対側
の各端部における長手方向の重なり部分(図示せず)に沿ってホット・メルト接
着剤により貼り合わされている。
【0043】 上記EMAフィルムの封入体における前面部4は元のメッシュ材により孔あけ
処理したEMAフィルムの表面部を有しており、当該フィルムの後部(すなわち
、メッシュ材による孔あけ工程において吸引処理が加えられた面)が吸収性の層
2に対向しており、当該EMAフィルムの前面部が外側に面して傷用包帯1にお
ける傷接触面部を形成している。このことを図2および図4においてさらに明瞭
に示している。各孔5は傷流体のような自由状態の流体のための吸収性の層内に
おける迅速な流通路を形成しているが、このフィルムにおける孔対基面部分の比
率は傷表面部における過剰な脱水を回避する程度に十分に小さい。メッシュ材に
より孔あけ処理したEMAフィルムにおける基面部分6は図2において示すよう
なメッシュ・パタンを有するレリーフ状に型押されている。この型押した凹凸状
の表面部は極めて接着性が低く傷に対する痛みを和らげる。
【0044】 上記EMAフィルムの後面部7は既に平滑化されていて、後に詳述し、且つ図
3、図4および図5に示すように実質的に平坦な孔あけしたフィルムに形成され
ている。この後面部7の平滑化した表面部は上記接着剤コーティングした裏地シ
ートに対して改善された接着性を賦与する。
【0045】 さらに、上記の傷用包帯は1200g/m2 /24時間乃至1300g/m2 /24時間の上記において定めたような水蒸気透過率を有する実質的に独立気泡
型の微小孔ポリウレタン発泡体により形成されている裏地シート6を備えている
。この裏地シートはその下面部において90g/m2 乃至110g/m2 の量で
水蒸気透過性の感圧ポリウレタン接着剤の連続的な層によりコーティングされて
いる。
【0046】 上記包帯の傷接触面は2枚のシリコーン剥離性コーティング処理した保護シー
ト8により被覆されており、これらのシートは図1および図5に示すように折畳
まれて使用前にこれらのシート8を容易に除去できる。この包帯はガンマ線照射
により滅菌処理されて、微生物非透過性のパウチ(図示せず)の中にパッケージ
化される。
【0047】 本発明による上記の傷用包帯は以下のように作成される。連続片状のポリウレ
タン発泡体がフォーム−フィル−シール装置により孔あけしたEMAフィルムの
中に包装される。その後、この連続的な包装された封入体はコンベヤーによりホ
ット・エア・ガンの下方を通過し、このエア・ガンが封入体の後面部に熱空気を
吹き付けて当該封入体の後面部におけるフィルムを軟化して平滑化する。この場
合に、上記吸収性の層2は十分な断熱性を示していて、ホット・エア・ガンから
の熱により封入体の前面部における型押処理したフィルムを著しく軟化して平滑
化することを防止する。
【0048】 上記エア・ガンの温度は封入体の後面部における熱可塑性フィルムの温度を測
定するために当該ガンの前方に取り付けられている赤外線型の熱電対センサーに
接続している制御手段により調整される。このセンサーは制御手段にフィードバ
ック情報を与えて、フィルム温度の連続的な制御を行うことにより、封入体の後
面部の平滑化を最適化する。EMAフィルムの場合に、この情報は好ましくは1
10℃乃至160℃の温度における熱空気に対応する。
【0049】 平滑化処理の後に、上記封入体を自然冷却してから所定の長さに切断し、各長
さは本発明による傷用包帯における各島状部分に対応している。その後、これら
の島状部分を封入体の平滑化処理した後面部を接着剤に接触させた状態で接着剤
コーティングした裏地シートに貼り付けてから、シリコーン・コーティング処理
した保護シートを貼り付けて、滅菌処理およびパッケージ化を行う。
【0050】 上記の各実施例は例示のみを目的として説明した。特許請求の範囲に記載する
本発明の範囲に該当する本発明の多くの別の実施形態が当業者において明らかに
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による島状型傷用包帯の斜視図であり、カバー・シートが部分的に剥が
されていて、島状部分が部分的に破断されて被覆されている詳細部分が露出して
いる。
【図2】 図1のBにおける図であり、孔あけしたフィルムの封入体における傷接触層の
前方側表面部の一部における上部平面図である。
【図3】 図1のAにおける図であり、平滑化処理後の孔あけしたフィルムの封入体にお
ける後面部における下部平面図である。
【図4】 切断線IV−IVに沿う図1の包帯の部分断面図である。
【図5】 図1の包帯における後部の部分的斜視図である。
【符号の説明】
1 傷用包帯 2 吸収性の層 4 前面部 6 裏地シート 7 後面部 8 保護シート 9 島状部分 10 周縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 アディソン・デボラ イギリス国、エルエー2・8エイチビー ビア・ランカスター、ニアー・クラファ ム、キースデン、ダブナンター・コテージ 2 (72)発明者 メロー・ジェイムズ・セバスチャン イギリス国、ビーディー23・2イーユー ノース・ヨークシャー、スキプトン、ネビ レ・ストリート 5 (72)発明者 ストー・マーチン・ウィリアム イギリス国、ビーディー23・1ユーズィー ノース・ヨークシャー、スキプトン、ロ ックウッド・エステイト、パークウッド・ ウェイ 8 (72)発明者 バイオット・モーリス・チャールズ イギリス国、ビーディー20・9エルティー ウェスト・ヨークシャー、ケイリー、シ ルスデン、ブラッドリー・アベニュー 20 Fターム(参考) 4C081 AA03 AA12 BB04 CA081 CA211 CB011 CC01 DA05 DB05 DB06 DC02 DC03 DC04 DC05 EA02 EA03 EA04 EA12

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傷用包帯において、 吸収性の層と、 前記吸収性の層を包囲している熱可塑性フィルムにより形成した封入体を備え
    ており、当該フィルムが前記封入体の前方側において型押して孔あけした表面部
    、および前記封入体の後方側において平滑化して孔あけした表面部を有しており
    、さらに、 前記封入体の後方側を被覆して当該封入体から外側に延出している半透過性の
    裏地シートと、 前記封入体の後方側に近接して裏地シート上に配置されて当該裏地シートに対
    して封入体を貼り合せている接着剤層を備えている傷用包帯。
  2. 【請求項2】 前記吸収性の層が親水性の発泡体の層により構成されている
    請求項1に記載の傷用包帯。
  3. 【請求項3】 前記吸収性の層が50g/m2 乃至500g/m2 の範囲内
    の基本重量を有している請求項1または請求項2に記載の傷用包帯。
  4. 【請求項4】 前記吸収性の層が100g/m2 乃至400g/m2 の範囲
    内の基本重量を有している請求項3に記載の傷用包帯。
  5. 【請求項5】 前記吸収性の層が5g/g乃至30g/gの25℃における
    生理塩水に対する自由状態(無圧縮状態)の液体の吸収性を有している請求項1
    乃至請求項4のうちいずれか1項に記載の傷用包帯。
  6. 【請求項6】 前記熱可塑性フィルムがエチレン・メチル・アクリレート(
    EMA)により形成されている請求項1乃至請求項5のうちいずれか1項に記載
    の傷用包帯。
  7. 【請求項7】 前記熱可塑性フィルムがメッシュ状の孔あけしたフィルムで
    ある請求項1乃至請求項6のうちいずれか1項に記載の傷用包帯。
  8. 【請求項8】 前記フィルムが5個/cm2 乃至50個/cm2 の孔を有し
    ている請求項1乃至請求項7のうちいずれか1項に記載の傷用包帯。
  9. 【請求項9】 前記孔が0.01mm2 乃至2.0mm2 の面積を有してい
    る請求項1乃至請求項8のうちいずれか1項に記載の傷用包帯。
  10. 【請求項10】 前記熱可塑性フィルムが1g/m2 乃至500g/m2
    基本重量を有している請求項1乃至請求項9のうちいずれか1項に記載の傷用包
    帯。
  11. 【請求項11】 前記熱可塑性フィルムが10g/m2 乃至200g/m2 の基本重量を有している請求項10に記載の傷用包帯。
  12. 【請求項12】 前記封入体が前記吸収性の層の周囲を包装する単一片の前
    記熱可塑性フィルムにより形成されている請求項1乃至請求項11のうちいずれ
    か1項に記載の傷用包帯。
  13. 【請求項13】 前記裏地シートが微小孔ポリウレタン・フィルムにより構
    成されている請求項1乃至請求項12のうちいずれか1項に記載の傷用包帯。
  14. 【請求項14】 前記裏地シートが10%対100%の相対湿度差において
    37.5℃で300g/m2 /24時間乃至5000g/m2 /24時間の水蒸
    気透過率を有している請求項1乃至請求項13のうちいずれか1項に記載の傷用
    包帯。
  15. 【請求項15】 前記裏地シートが10%対100%の相対湿度差において
    37.5℃で500g/m2 /24時間乃至2000g/m2 /24時間の水蒸
    気透過率を有している請求項14に記載の傷用包帯。
  16. 【請求項16】 前記接着剤層が前記封入体から外側に延出して、前記傷用
    包帯を一定の表面部に取り付けるための封入体の周囲における接着性の周縁部を
    形成している請求項1乃至請求項15のうちいずれか1項に記載の傷用包帯。
  17. 【請求項17】 前記接着剤層が20g/m2 乃至250g/m2 の基本重
    量を有している請求項1乃至請求項16のうちいずれか1項に記載の傷用包帯。
  18. 【請求項18】 前記接着剤層が50g/m2 乃至150g/m2 の基本重
    量を有している請求項1乃至請求項17のうちいずれか1項に記載の傷用包帯。
  19. 【請求項19】 さらに、前記封入体の前方側および前記接着剤層を被覆し
    ている1個以上の剥離性のコーティング処理したカバー・シートを備えている請
    求項1乃至請求項18のうちいずれか1項に記載の傷用包帯。
  20. 【請求項20】 無菌状態であって微生物非透過性のパウチの中にパッケー
    ジ化されている請求項1乃至請求項19のうちいずれか1項に記載の傷用包帯。
  21. 【請求項21】 傷用包帯の製造方法において、 吸収性の材料の層を供給する工程と、 前記層を型押して孔あけした熱可塑性フィルムの封入体の中に包装する工程と
    、これらの工程に続いて、 前記封入体の一方の側における前記熱可塑性フィルムを平滑化する工程と、 前記封入体の一方の側における前記平滑化した熱可塑性フィルムの上に接着剤
    をコーティングした裏地シートを貼り付ける工程を含む方法。
  22. 【請求項22】 請求項1乃至請求項20のいずれかに記載の傷用包帯を作
    成するための請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記包装工程が前記吸収性の層の周囲を単一シートの前記
    型押して孔あけした熱可塑性フィルムにより包装して、当該型押して孔あけした
    熱可塑性フィルムにおける第1の長手方向および第2の長手方向の各端部を重ね
    合わせて、これらの重ね合わせた各端部を一体に貼り合せて前記封入体を形成す
    る工程を含む請求項21または請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記円滑化工程が前記封入体の一方の側の上に熱空気を吹
    き付ける工程を含む請求項21、請求項22または請求項23のうちいずれか1
    項に記載の方法。
  25. 【請求項25】 前記円滑化工程がさらに前記フィルムの温度を測定して前
    記熱空気の吹き付けを調整することにより前記フィルムにおいて到達する最高の
    温度を制御する工程を含む請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 さらに、前記接着剤をコーティングした裏地シートを貼り
    付ける前に、前記封入体を所定の長さに切断する工程を含む請求項21乃至請求
    項25のうちいずれか1項に記載の方法。
  27. 【請求項27】 さらに、前記平滑化工程と前記切断工程との間において前
    記封入体を冷却する工程を含む請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 請求項24に記載の方法において使用する装置において、 孔あけして型押した熱可塑性フィルムの2個の層の間に封入した吸収性の材料
    の層を搬送するためのコンベヤーと、 前記熱可塑性フィルムにおける一方の層に熱空気を吹き付けて当該一方の層を
    軟化して平坦化することにより当該一方の層を平滑化するように構成されている
    ホット・エア・ブロアーと、 前記ホット・エア・ブロアーに近接していて、前記一方の層の温度を測定する
    ための温度センサーと、 前記温度センサーに接続していて、当該温度センサーからの各信号に応じて前
    記コンベヤーおよび/または前記ホット・エア・ブロアーを調整するための制御
    手段を備えている装置。
  29. 【請求項29】 前記温度センサーが赤外線検出器である請求項28に記載
    の装置。
  30. 【請求項30】 前記ホット・エア・ブロアーが前記熱可塑性フィルムの軟
    化温度と当該熱可塑性フィルムの溶融温度との間の一定の温度において熱空気を
    吹き付けるように構成されている請求項28または請求項29に記載の装置。
  31. 【請求項31】 前記熱可塑性フィルムがエチレン・メチル・アクリレート
    ・フィルムであり、前記ホット・エア・ブロアーが110℃乃至160℃の温度
    において熱空気を吹き付けるように構成されている請求項30に記載の装置。
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