JP2002538798A - ガラスヌードル - Google Patents

ガラスヌードル

Info

Publication number
JP2002538798A
JP2002538798A JP2000604698A JP2000604698A JP2002538798A JP 2002538798 A JP2002538798 A JP 2002538798A JP 2000604698 A JP2000604698 A JP 2000604698A JP 2000604698 A JP2000604698 A JP 2000604698A JP 2002538798 A JP2002538798 A JP 2002538798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
starch
noodles
glass
noodle
potato
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000604698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002538798A5 (ja
Inventor
ルードルフ・クリングラー
カール−ゲーオルク・ブッシュ
Original Assignee
アベンティス・クロップサイエンス・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アベンティス・クロップサイエンス・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical アベンティス・クロップサイエンス・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Publication of JP2002538798A publication Critical patent/JP2002538798A/ja
Publication of JP2002538798A5 publication Critical patent/JP2002538798A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L7/00Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
    • A23L7/10Cereal-derived products
    • A23L7/109Types of pasta, e.g. macaroni or noodles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L29/00Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof
    • A23L29/20Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing gelling or thickening agents
    • A23L29/206Foods or foodstuffs containing additives; Preparation or treatment thereof containing gelling or thickening agents of vegetable origin
    • A23L29/212Starch; Modified starch; Starch derivatives, e.g. esters or ethers

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Noodles (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、遺伝子的に修飾された澱粉、好ましくはジャガイモからの澱粉を用いるガラスヌードルの製造方法、遺伝子的に修飾された澱粉、好ましくはジャガイモ澱粉から製造されたガラスヌードル、ならびにガラスヌードルおよび投入成形可能なゲルを製造するための遺伝子的に修飾された澱粉の使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、遺伝子的に修飾された澱粉を用いるガラスヌードル(glass noodle
s)の製造方法、遺伝的に修飾された澱粉を用いて製造されたガラスヌードル、
ならびにガラスヌードルおよび投入成形可能な(sturzfaehig, demoldable)ゲ
ルを製造するための遺伝子的に修飾された澱粉の使用に関する。
【0002】 本発明のガラスヌードルの本質的な特色は、吸水度、透明性、調理損失および
弾性のような物理化学的特性を特徴としており、従ってヌードルの外観、煮沸挙
動およびテクスチャー(歯ごたえ等)を定める。
【0003】 ガラスヌードルを製造するために、従来は最初に緑豆(またはヤエナリ、mung
bean)澱粉および水からペーストを調製し、このペーストから、さらに澱粉を
添加してドウ(捏ねた生地)を調製する。次いで、このドウを例えば細孔ノズル
を通して沸騰水中に押し出すことができる。短時間煮沸した後、ヌードルを冷却
および急冷し、次いで乾燥する。
【0004】 ヌードルの製造に緑豆澱粉だけを使用すると、乾燥しているときには白く、茹
でた後または煮沸した後は透明に見え、低い吸水度および高い引っ張り強度およ
び高い弾性を有する極めて高品質のガラスヌードルを生じさせる。
【0005】 緑豆澱粉は極めて複雑な製造工程で製造されるので、比較的高価である。それ
故に緑豆澱粉の全部または一部を、コムギ、ジャガイモ、タピオカ、サゴヤシ、
カツサバ、トウモロコシ等からの、より安価な、場合によっては化学的に変性さ
れた澱粉で取り替える多くの試みが行われてきた (Kim ら, 1996, Cereal Chem.
73(3), 302-308, Kasemsuwan & Jane, 1995, AACC Annual Meetings, Abstract
No. 185, Kasemsuwan ら, 1998, Carbohydrate Polymers 32, 301-312, Chang,
1983, Proceedings of the 6th Int. Congress of Food Sci. And Techn., 1,
111-112, Collado & Corke 1997, Cereal Chem. 74(2), 182-187)。
【0006】 しかしながら、ドウを作るときに緑豆澱粉をより安価な澱粉で取り替えると、
主としてヌードルのかなり低下した品質、すなわち低下した弾性およびより高い
吸水度(より柔らかいコンシステンシー)をもたらす種々の不利益を伴う。 それ故に本発明の目的は、高品質のガラスヌードルを良好な経済効率で製造す
る別法を提供することである。
【0007】 本発明のもう一つの目的は、特にガラスヌードル製造のための緑豆澱粉の限ら
れた有用性の代わりを提供することである。加えて、本発明の目的は、製造時間
および製造費を減少させるために、ガラスヌードルの製造に、種々の起源の多分
化学的に変性された澱粉を使用するための代替物を提供することである。 これらの目的および他の目的は、下記のように以下の記載および実施例からわ
かるように、本発明により効果的に達成される。
【0008】 バイオテクノロジーの現代的方法は、多数のトランスジェニックな澱粉産生植
物、特にトウモロコシ、ジャガイモ、コムギまたはコメを利用可能にしており、
これらの澱粉から、すなわち本発明の意味内で「遺伝的に修飾された澱粉」を単
離することができ、この澱粉は、場合によってはかなり変更された物理化学的特
性、例えば変化したアミロース/アミロペクチン比、アミロペクチンの鎖長分布
、リン酸化度およびミネラル(Ca2++、Mg2+等)含有量または脂質含有量を
有する。
【0009】 上記の遺伝子的に修飾された澱粉の特性が変更されているため、使用に関する
幾つかの全く新しい可能性、そしてまた極めて驚くべき可能性も創生され、産業
および食品分野において著しく広い澱粉の用途が与えられる。
【0010】 本発明者らは驚くべきことに、遺伝子的に修飾された植物からの澱粉(GMS
)、好ましくはタピオカ、トウモロコシ、コムギおよび/またはジャガイモ、特
にコムギおよび/またはジャガイモ、実に特にジャガイモからの、25%より高
い、好ましくは>30、特に>33%のアミロース含有量(アミロース含有量は
Hovenkamp-Hermelink ら, 1988, Potato Research 31: 241-246 の方法で定量
される)、および約90〜160g、好ましくは100〜160g、特に110
〜160gのゲル強度(ゲル強度は実施例3B)に従って測定される)を有する
澱粉が、ガラスヌードルの製造または投入成形可能なゲルの製造に著しく適して
いることを見出した。
【0011】 それ故に本発明は、澱粉、特にタピオカ、ジャガイモ、トウモロコシおよび/
またはコムギ、好ましくはジャガイモおよび/またはコムギ、特にジャガイモか
らの、少なくとも25%、好ましくは>30%、特に>33%のアミロース含有
量、および約90〜160g、好ましくは100〜160g、特に110〜16
0gのゲル強度を有する澱粉を、従来の手段で加工してガラスヌードルを形成し
、ここで、通常用いられる緑豆澱粉の少なくとも30%、特に好ましくは約30
〜90%、特に約35〜80%、特に好ましくは約40〜65%を上記の澱粉で
取り替える、ガラスヌードルの製造方法に関する。
【0012】 ガラスヌードルを製造するための本発明の方法においてはさらに、少なくとも
0.5nmol、好ましくは1nmol、特に1.5nmolのグルコース−6−リン酸(G6
P)/mg澱粉のリン酸エステル含有量(国際特許出願 WO 97/11188 A1 の実施
例8bに記載された酵素法で定量される)を有する、タピオカ、ジャガイモ、ト
ウモロコシおよび/またはコムギからの澱粉が好ましい。
【0013】 最後に、本発明はさらに、澱粉、特にタピオカ、ジャガイモ、トウモロコシお
よび/またはコムギ、好ましくはジャガイモおよび/またはコムギ、特にジャガ
イモからの、少なくとも25%、好ましくは>30%、特に>33%のアミロー
ス含有量、および約90〜160g、好ましくは100〜160g、特に110
〜160gのゲル強度を有する澱粉を、従来の手段で加工してガラスヌードルを
形成し、ここで、通常用いられる緑豆澱粉の好ましくは少なくとも30%、特に
約30〜90%、特に好ましくは約35〜80%、更に特に好ましくは約40〜
65%を上記の澱粉で取り替えることによる本発明に係るガラスヌードルの製造
方法により得られ、そして少なくとも1.5g/cm、好ましくは少なくとも1.7
g/cmの弾性、および/または約0.4〜0.45mmの乾燥ヌードル直径において
最高550%、好ましくは最高530%、特に最高500%の水吸収度を特色と
するガラスヌードルに関し、もう一つの好ましい実施形態において上記の澱粉は
、少なくとも0.5nmol、好ましくは1nmol、特に1.5nmolのG6P/mg澱粉の
リン酸エステル含有量を有する。
【0014】 本発明はまた、ガラスヌードルまたは投入成形可能なゲルの製造方法における
、澱粉、特にタピオカ、ジャガイモ、トウモロコシおよび/またはコムギ、好ま
しくはジャガイモおよび/またはコムギ、特にジャガイモからの、少なくとも2
5%、好ましくは>30%、特に>33%のアミロース含有量、および約90〜
160g、好ましくは100〜160g、特に110〜160gのゲル強度、お
よび少なくとも0.5nmol、好ましくは1nmol、特に1.5nmolのG6P/mg澱粉
のリン酸エステル含有量を有する澱粉の使用に関する。
【0015】 上記の澱粉の使用が投入成形可能なゲルの製造に関する限り、このゲルを製造
するために、上記澱粉の約2〜15%濃度の沸騰懸濁液を0〜30℃の温度、好
ましくは室温(すなわち約15〜25℃)に冷却することが好ましい。本発明は
また、澱粉、特にタピオカ、ジャガイモ、トウモロコシおよび/またはコムギ、
好ましくはジャガイモおよび/またはコムギ、特にジャガイモからの、少なくと
も25%、好ましくは>30%、特に>33%のアミロース含有量、および約9
0〜160g、好ましくは100〜160g、特に110〜160gのゲル強度
、および少なくとも0.5nmol、好ましくは1nmol、特に1.5nmolのG6P/mg
澱粉のリン酸エステル含有量を有する澱粉を約2〜15%濃度の懸濁液、好まし
くは3〜12%濃度、特に4〜10%濃度の懸濁液中で煮沸し、約0〜30℃、
好ましくは約15〜25℃の温度に冷却する、投入成形可能なゲルの製造方法に
関する。
【0016】 本発明の目的で「遺伝子的に修飾された澱粉」(GMS)という用語は、遺伝
子的に修飾された植物から、好ましくはタピオカ、トウモロコシ、コムギおよび
/またはジャガイモから、特にコムギおよび/またはジャガイモから、とりわけ
ジャガイモからの澱粉であって、バイオテクノロジー方法により好ましくはその
側鎖分布(例えばそのアミロース含有量)、そのリン酸エステル含有量および/
またはそのゲル形成特性に関して修飾されている澱粉を意味し、これらの特性は
RVAプロフィールにおける最終粘度対ピーク粘度の比(実施例3A参照)、ま
たはそのゲル強度(実施例3B参照)により特性決定できる。GMSは例えば以
下の特許出願または特許に記載されているが、以下のリストは完全なものではな
い:
【0017】 WO 90/12876 A1、WO 91/19806 A1、WO 92/11375 A1、WO 92/11376 A1、WO
92/11382 A1、WO 92/14827 A1、WO 94/09144 A1、WO 94/11520 A1、WO 95
/04826 A1、WO 95/07355 A1、WO 95/26407 A1、WO 95/34660 A1、WO 95/35
026 A1、WO 96/15248 A1、WO 96/19581 A1、WO 96/27674 A1、WO 96/34968
A1、WO 97/04112 A1、WO 97/04113 A1、WO 97/11188 A1、WO 97/16554 A1、
WO 97/20040 A1、WO 97/22703 A1、WO 97/45545 A1、WO 98/11181 A1、WO 9
8/11228 A1、WO 98/15621 A1、WO 98/37213 A1、WO 98/37214 A1 および CA
2,061,443、DE 19820607.0、DE 19820608.9、DE 19836097.5、DE 19836098.3、
DE 19836099.1、EP 0 521 621、EP 0 703 314、EP 0 737 777、EP 0 779 363 ま
たは US 5,300,145。
【0018】 WO 97/11188 A1 には、以下の実施例で用いたGMSが広範囲に記載されてお
り;これによって WO 97/11188 A1 の内容は参照により明示的に本明細書に組
み入れられる。
【0019】 ガラスヌードルの製造において、本発明の方法における本発明に係るGMSの
使用は、従来必要な緑豆澱粉の少なくとも30%、好ましくは約30〜90%、
特に好ましくは約35〜80%、特に約40〜65%を、ガラスヌードルの品質
の有意な損失を生じさせることなく取り替えることを可能にする。
【0020】 本発明の方法のもう一つの好ましい実施形態は、さらに以下の工程 a)緑豆澱粉を用いてペーストを製造する工程、および b)上記のGMSを用いてヌードル用ドウを製造する工程 を含む。
【0021】 本発明の目的で「ガラスヌードル」は、少なくとも1.5g/cm、好ましくは
少なくとも1.7g/cmの弾性(引っ張り強度/伸び)、および/または約0.4
〜0.45mmのヌードル直径で測定して、最高550%(w/w)、好ましくは最高
530%、特に好ましくは最高500%の吸水度を有する任意のヌードルを意味
する。 しかしながら「ガラスヌードル」という用語は、直径が約0.4〜0.45mmの
ヌードルに限定されるものではなく、上記と同じ組成の任意のヌードルに関する
【0022】 本発明の目的で「弾性」は、調理したヌードルの引っ張り強度/伸びと定義さ
れ、テクスチャー分析装置 (Texture Analyser TA-XT2, Stable Micro Systems,
UK) を用いる引っ張り試験で決定される。この目的で、個々のガラスヌードル
(直径約0.4〜0.45mm)を煮沸(100℃で100秒)および冷却(20℃
で60秒)した後、該装置の上下のラウンド保持具の回りに、距離間隔が50mm
になるように巻き付けた。次いでヌードルを破断点まで1mm/秒で引き延ばし、
応力−歪みダイアグラムを記録した。ヌードルの破断に要する最大力およびヌー
ドルの破断時の伸びから、力/距離の比(g/cm)を弾性の尺度として計算した
【0023】 「調理損失」は、最初のヌードル用ドウの質量に基づく、煮沸水の乾燥残査と
して記録し、「透明性」は、光学的評価で決定した。 本発明を説明する目的で「吸水度」は、最初のヌードル用ドウの質量に基づく
、煮沸工程中(100℃で100秒)にヌードルが吸収した水の量(g)と定義
される。 以下の実施例は本発明の主題を説明し例証することを意図している。それ故に
、これらの実施例を決して本発明を限定するものと解してはならない。
【0024】
【実施例】実施例1:ガラスヌードルの製造 ヌードル用ドウを製造するために、最初に水49部および澱粉(コントロール
:緑豆澱粉)6部からなる澱粉ペーストを90℃において15分間で調製した。
次いで他の澱粉55部を逐次的に加えることによりドウを作り、40℃で15分
間捏ねて均質な組成物を得た。この均質なヌードル用ドウを直径1.5mmの細孔
ノズルを通して沸騰水中に押し出し、100秒間の調理時間の後、ヌードルを冷
水中20℃で60秒間急冷した。 続いて空気乾燥した後、0.4〜0.45mmの直径を有するヌードルを得た。
【0025】実施例2:ガラスヌードルの物理化学的特性決定 実施例1により製造した種々の澱粉組成を有するヌードルを、その種々の特性
について分析した。 ペーストを作るために緑豆澱粉のみを用い、そしてドウを作るために種々の代
替澱粉を用いるようにして、緑豆澱粉(MB)を下記に列挙する澱粉で取り替え
た。
【0026】
【表1】
【0027】 表1で用いた略語は下記の意味を有する: MB=天然緑豆澱粉、輸入業者:Asia Mekong, Hamburg, FRG PO=従来のジャガイモ澱粉、Emsland-Staerken, Emlichheim, FRG GMS1=国際特許出願 WO 97/11188 A1 の実施例番号10により得られる
約37%のアミロース含有量を有する遺伝子的に修飾されたジャガイモ澱粉 GMS2=国際特許出願 WO 97/11188 A1 の実施例番号10により得られる
約33.8%のアミロース含有量を有する遺伝子的に修飾されたジャガイモ澱粉 GMS3=国際特許出願 WO 97/11188 A1 の実施例番号6により得られる約
27.5%のアミロース含有量を有する遺伝子的に修飾されたジャガイモ澱粉 GMS4=国際特許出願 WO 97/11188 A1 の実施例番号6により得られる約
31.7%のアミロース含有量を有する遺伝子的に修飾されたジャガイモ澱粉 GMS5=国際特許出願 WO 97/11188 A1 の実施例番号7により得られる約
31.9%のアミロース含有量を有する遺伝子的に修飾されたジャガイモ澱粉 PAL=天然グリンピース澱粉、製造業者、Cosucra Fonsenoy Belgium
【0028】実施例3:澱粉特性の特性決定 3A)粘度 澱粉試料のゲル化特性および粘度特性は、Rapid Visco Analyzer, Newport Sc
ientific Pty Ltd, Investment Support Group, Warriewood NSW 2102, Austral
ia を用いて記録することができる。 Rapid Visco Analyzer(RVA)測定のため、水25ml中の澱粉2gの懸濁液
を以下の加熱プログラムに供する:50℃で60秒間懸濁させ、12℃/分で5
0℃から95℃まで加熱し、一定温度に2.5分間保持し、12℃/分で50℃
まで冷却し、次いで2分間一定に保持する。RVA温度プロフィールは、最高粘
度(Max)および最終粘度(Fin)、ゲル化温度(T)、最高粘度の後で生
じる最低粘度(Min)および最低粘度と最終粘度との差(セットバック、Se
t)に関して研究した澱粉の粘度測定パラメーターを与える(図1参照)。 栽培業者 Desiree のジャガイモからの天然ジャガイモ澱粉の最終粘度とピー
ク粘度との比は、この方法で測定したところ、約0.4であった。
【0029】3B)ゲル強度 Texture Analyzer を用いてゲル強度を測定するために、澱粉2gを水25ml
中でゲル化させ(RVAを用いる測定参照)、次いで25℃で24時間密封気密
に保持する。これらの試料を Texture Analyzer TA-XT2 (stable Micro Systems
) の探針(丸プラグ)の下に固定し、下記のパラメーターセッティングを用いて
ゲル強度を決定した: 試験速度:0.5mm 侵入深さ:7mm 接触面積(プラグの):113mm2 圧力/接触面積:2g
【図面の簡単な説明】
【図1】 粘度測定パラメーターであるT=ゲル化温度、すなわちゲル化が始まる時点の
温度に関するRVA温度プロフィール(粘度対時間[分])を示す。Maxは最
高粘度(ピーク粘度)を意味し、Minは最低粘度を示し、Finは最終粘度を
示し、SetはMinとFinとの差(Δ)(セットバック)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AU,AZ,BA, BB,BG,BR,BY,CA,CN,CR,CU,C Z,DM,DZ,EE,GD,GE,HR,HU,ID ,IL,IN,IS,JP,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LT,LV,MA,MD,MG,M K,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UZ, VN,YU,ZA

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも25%のアミロース含有量、約90〜160gの
    ゲル強度および少なくとも0.5nmolのグルコース−6−リン酸/mg澱粉のリン
    酸エステル含有量を有する澱粉を、従来の手段で加工してガラスヌードルを形成
    する、ガラスヌードルの製造方法。
  2. 【請求項2】 通常使用される緑豆澱粉の含有量の少なくとも30%を請求
    項1に記載の澱粉で取り替える、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 ガラスヌードルが、約0.4〜0.45mmの乾燥ヌードル直径
    で測定して、少なくとも1.5g/cmの弾性を有する請求項1または2に記載の
    方法により得られるガラスヌードル。
  4. 【請求項4】 ガラスヌードルが、約0.4〜0.45mmの乾燥ヌードル直径
    において、最高550%の吸水度を有する請求項1または2に記載の方法により
    得られるガラスヌードル。
  5. 【請求項5】 ガラスヌードルを製造するための請求項1で定義した澱粉の
    使用。
  6. 【請求項6】 請求項1で定義した澱粉の約2〜15%濃度の懸濁液を沸騰
    させ該懸濁液を30℃未満の温度に冷却する、投入成形可能なゲルの製造方法。
  7. 【請求項7】 上記澱粉の約2〜15%濃度の沸騰懸濁液を30℃未満の温
    度に冷却することにより投入成形可能なゲルを形成するための請求項1で定義し
    た澱粉の使用。
JP2000604698A 1999-03-17 2000-03-13 ガラスヌードル Pending JP2002538798A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19912009.9 1999-03-17
DE19912009A DE19912009A1 (de) 1999-03-17 1999-03-17 Glasnudel
PCT/EP2000/002203 WO2000054605A2 (de) 1999-03-17 2000-03-13 Glasnudel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002538798A true JP2002538798A (ja) 2002-11-19
JP2002538798A5 JP2002538798A5 (ja) 2007-05-10

Family

ID=7901380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000604698A Pending JP2002538798A (ja) 1999-03-17 2000-03-13 ガラスヌードル

Country Status (11)

Country Link
US (1) US6589585B1 (ja)
EP (1) EP1144660B1 (ja)
JP (1) JP2002538798A (ja)
KR (1) KR100674744B1 (ja)
CN (1) CN1186449C (ja)
AU (1) AU764090B2 (ja)
CA (1) CA2364093C (ja)
DE (2) DE19912009A1 (ja)
DK (1) DK1144660T3 (ja)
MY (1) MY126724A (ja)
WO (1) WO2000054605A2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE392817T1 (de) * 2003-05-02 2008-05-15 Cooperatie Avebe U A Durchsichtige nudeln
WO2009047013A2 (en) * 2007-10-12 2009-04-16 Bayer Cropscience Ag Process for producing transparent pasta by extrusion
EP2138051B1 (de) 2008-06-26 2012-08-15 Emsland-Stärke GmbH Mischungen verschiedener Stärken und Verwendung derselben
EP2449888B1 (de) * 2008-06-26 2015-01-14 Emsland-Stärke GmbH Käseimitat
EP3466272B1 (en) 2017-10-03 2020-06-10 Roquette Freres Glass noodle with low cross-linked pea starch
HUE049491T2 (hu) * 2017-10-03 2020-09-28 Roquette Freres Üvegtészta alacsony mértékben stabilizált borsókeményítõvel

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4871572A (en) * 1987-12-16 1989-10-03 National Starch And Chemical Corporation Replacement of mung bean starch by modified potato and sweet potato starch in oriental noodles
DE19509695A1 (de) * 1995-03-08 1996-09-12 Inst Genbiologische Forschung Verfahren zur Herstellung einer modifizieren Stärke in Pflanzen, sowie die aus den Pflanzen isolierbare modifizierte Stärke
SG75078A1 (en) * 1995-04-22 2000-09-19 Nestle Sa Noodle preparation
US5916616A (en) * 1995-08-11 1999-06-29 Nakano Vinegar Co., Ltd. Process for producing starch noodles by extrusion
EP0851934B1 (de) * 1995-09-19 2006-07-05 Bayer BioScience GmbH Pflanzen, die eine modifizierte stärke synthetisieren, verfahren zu ihrer herstellung sowie modifizierte stärke
DE19636917A1 (de) * 1996-09-11 1998-03-12 Hoechst Schering Agrevo Gmbh Nucleinsäuremoleküle codierend Enzyme aus Weizen, die an der Stärkesynthese beteiligt sind
DE19621588A1 (de) * 1996-05-29 1997-12-04 Hoechst Schering Agrevo Gmbh Nucleinsäuremoleküle codierend Enzyme aus Weizen, die an der Stärkesynthese beteiligt sind

Also Published As

Publication number Publication date
CA2364093A1 (en) 2000-09-21
MY126724A (en) 2006-10-31
DE50014800D1 (de) 2008-01-03
WO2000054605A2 (de) 2000-09-21
CA2364093C (en) 2011-06-28
KR20010112342A (ko) 2001-12-20
DK1144660T3 (da) 2008-03-03
EP1144660B1 (de) 2007-11-21
AU764090B2 (en) 2003-08-07
CN1343256A (zh) 2002-04-03
AU3555300A (en) 2000-10-04
EP1144660A2 (de) 2001-10-17
WO2000054605A3 (de) 2000-12-21
US6589585B1 (en) 2003-07-08
CN1186449C (zh) 2005-01-26
DE19912009A1 (de) 2000-09-28
KR100674744B1 (ko) 2007-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Li et al. A systematic review of rice noodles: Raw material, processing method and quality improvement
Sun et al. Functional and pasting properties of pea starch and peanut protein isolate blends
CN110612311B (zh) 清洁标签稳定化的荞麦淀粉
KR20140070852A (ko) 쌀국수 및 그 제조방법
JP2002538799A (ja) 膨張食品用の成分
Chansri et al. Characteristics of clear noodles prepared from edible canna starches
CN114568630A (zh) 一种糯米类食品及其制备方法
AU4382500A (en) Sago fluidity starch and use thereof
JP2011067217A (ja) 半透明食品
JP2002538798A (ja) ガラスヌードル
Collado et al. Starch properties and functionalities
Nwokocha et al. Structure and properties of Treculia africana,(Decne) seed starch
EP3466271B1 (en) Glass noodle with low stabilized pea starch
Majzoobi et al. Physicochemical properties of cross-linked wheat starch affected by L-ascorbic acid
JP4646231B2 (ja) 米菓の製造法
Rincón et al. Physicochemical properties of breadfruit (Artocarpus altilis) starch from Margarita island, Venezuela
CN114586932B (zh) 一种可快速复水的高品质干米粉、粉丝与粉条的制备方法
Kaur Comprehensive review of the impact of modification on the properties of jackfruit seed starch and its applications
JP6317912B2 (ja) 春さめの製造方法及びこれから得た春さめ
Yadav et al. Effect of Citric Acid Modification on Physio‐Chemical, Structural, Rheological, Thermal Properties, and In Vitro Digestibility of Amaranthus paniculatus (Rajgeera) Starch
JP6767386B2 (ja) 熱処理米粉の製造方法及び麺類の製造方法
JPH089907A (ja) 保水性および保油性をあわせ有する澱粉由来の食品用素材およびこれを用いた食品
KR102417552B1 (ko) 높은 쌀 함량의 쌀국수
WO2022083893A1 (en) Low acetylated pea starch as egg white replacer
JPH11341963A (ja) 澱粉性食品の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070312

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070312

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090624

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090701

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091019

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100202