JP2002536786A - メタルハライドランプ - Google Patents
メタルハライドランプInfo
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- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
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- H01J61/827—Metal halide arc lamps
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- H01J61/02—Details
- H01J61/12—Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature
- H01J61/125—Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature having an halogenide as principal component
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は、水銀に加えて、多量のナトリウムのハロゲン化物を有するイオン性充填物を含有する放電空間を囲むセラミック壁を持つ放電容器を有する、電子安定器で動作されるメタルハライドランプであって、先端部を持つ２つの電極が相互距離EAで配設され、前記放電容器が少なくとも前記距離EAにわたって内径Diを持つメタルハライドランプに関する。本発明により、関係式EA/Di ≧ 2.5が満たされるとともに、当該ランプは110V以上の公称ランプ電圧Vlaを持つ。
Description
【０００１】
本発明は、水銀（Hg）に加えて、多量のナトリウム（Na）のハロゲン化物を有
するイオン性充填物（ionizable filling）を含有する放電空間を囲むセラミッ
ク壁を持つ放電容器を有する、電子安定器（electric ballast）で動作されるメ
タルハライドランプであって、先端部を持つ２つの電極が相互距離EAで配設され
、前記放電容器が少なくとも前記距離EAにわたって内径Diを持つメタルハライド
ランプに関する。
するイオン性充填物（ionizable filling）を含有する放電空間を囲むセラミッ
ク壁を持つ放電容器を有する、電子安定器（electric ballast）で動作されるメ
タルハライドランプであって、先端部を持つ２つの電極が相互距離EAで配設され
、前記放電容器が少なくとも前記距離EAにわたって内径Diを持つメタルハライド
ランプに関する。
【０００２】
冒頭の段落に記載のタイプのランプはWO97/42650から既知である。（とりわけ
、平均演色評価数がRa ≧ 80で、色温度TCが3000Kである）優れた色質（color p
roperty）を持つこの既知のランプは、スイッチング電源（switched-mode power
supply）（SMPS）の形態の電子安定器と一体化され、斯くして、とりわけ屋内
照明用の光源として非常に適している。このランプは、ナトリウムのハロゲン化
物がランプの充填物の成分として用いられ、ランプの動作中にNa-D線におけるナ
トリウム発光の強い広がり（widening）及び反転（reversal）が起こる場合に、
良好な演色（color rendition）が可能になるという認識に基づいている。この
ことは、放電容器内の最冷点部（the coldest spot）において、例えば1170K（9
00℃）という高い温度Tkpを必要とする。Na-D線を反転させ、広げる場合に、こ
れらは相互距離△λにおいて２つの最大値を持つスペクトルの発光帯域の形態を
とる。
、平均演色評価数がRa ≧ 80で、色温度TCが3000Kである）優れた色質（color p
roperty）を持つこの既知のランプは、スイッチング電源（switched-mode power
supply）（SMPS）の形態の電子安定器と一体化され、斯くして、とりわけ屋内
照明用の光源として非常に適している。このランプは、ナトリウムのハロゲン化
物がランプの充填物の成分として用いられ、ランプの動作中にNa-D線におけるナ
トリウム発光の強い広がり（widening）及び反転（reversal）が起こる場合に、
良好な演色（color rendition）が可能になるという認識に基づいている。この
ことは、放電容器内の最冷点部（the coldest spot）において、例えば1170K（9
00℃）という高い温度Tkpを必要とする。Na-D線を反転させ、広げる場合に、こ
れらは相互距離△λにおいて２つの最大値を持つスペクトルの発光帯域の形態を
とる。
【０００３】 高い値のTkpに対する要求は、実際のランプにおいては距離EAにわたって放電
容器の円柱部の内部表面エリア中で測定される壁負荷が70W/cmに至る、相対的に
小さい放電容器をもたらす。必要とされる高い温度は、放電容器の壁に対する石
英又は石英ガラスの使用を除外し、この放電容器の壁に対するセラミック材料の
使用を必要ならしめる。
容器の円柱部の内部表面エリア中で測定される壁負荷が70W/cmに至る、相対的に
小さい放電容器をもたらす。必要とされる高い温度は、放電容器の壁に対する石
英又は石英ガラスの使用を除外し、この放電容器の壁に対するセラミック材料の
使用を必要ならしめる。
【０００４】 この明細書及び請求の範囲におけるセラミック壁は、例えばサファイア若しく
は密に焼結した多結晶酸化アルミニウム（Al2O3）等の金属酸化物の壁、又は例
えば窒化アルミニウム（AlN）等の金属窒化物の壁の両方を意味するものと理解
されたい。
は密に焼結した多結晶酸化アルミニウム（Al2O3）等の金属酸化物の壁、又は例
えば窒化アルミニウム（AlN）等の金属窒化物の壁の両方を意味するものと理解
されたい。
【０００５】 電子安定器は、smpsのように電源（mains）の低周波数の電力供給をランプを
介する高周波数の電流に変換する高周波数変換器を有する。この場合には、高周
波数がランプにおいて音響共鳴現象（acoustic resonance phenomena）を引き起
こさないようなものであるように選択されることが保証されるべきである。別の
、高圧放電ランプ用smpsとして一般に用いられる形態は、整流手段（rectifier
means）、調整器（preconditioner）、変換器、及びランプが接続される整流子
の縦続接続（concatenation）から成る。調整器は変換器の電力供給のために直
流電流を生成する一方で、電力供給源として動作する電源から十分な近似（sati
sfactory approximation）において正弦波である電流を引き出す（withdraw）の
に用いられる。整流子は、しばしば低周波数である、ランプを介する交流電流を
供給する。両方の形態の電子安定器はともに、接続されたランプの公称動作条件
（nominal operating condition）においてランプ間電圧が約90Vであるように設
計される。そのために、関連する電子安定器は、一般に約90Vのランプ電圧にお
ける動作用に設計され、安定コイルの形態の安定器で動作され得る既知のランプ
を動作させるのに適するように実現される。
介する高周波数の電流に変換する高周波数変換器を有する。この場合には、高周
波数がランプにおいて音響共鳴現象（acoustic resonance phenomena）を引き起
こさないようなものであるように選択されることが保証されるべきである。別の
、高圧放電ランプ用smpsとして一般に用いられる形態は、整流手段（rectifier
means）、調整器（preconditioner）、変換器、及びランプが接続される整流子
の縦続接続（concatenation）から成る。調整器は変換器の電力供給のために直
流電流を生成する一方で、電力供給源として動作する電源から十分な近似（sati
sfactory approximation）において正弦波である電流を引き出す（withdraw）の
に用いられる。整流子は、しばしば低周波数である、ランプを介する交流電流を
供給する。両方の形態の電子安定器はともに、接続されたランプの公称動作条件
（nominal operating condition）においてランプ間電圧が約90Vであるように設
計される。そのために、関連する電子安定器は、一般に約90Vのランプ電圧にお
ける動作用に設計され、安定コイルの形態の安定器で動作され得る既知のランプ
を動作させるのに適するように実現される。
【０００６】 ナトリウムに加えて、放電容器の充填物は、希土類金属のうち１つ及び／又は
タリウム（Tl）を有しても良く、これにより、平均演色評価数Ra ≧ 80及び2700
Kと4200K近傍との間の色温度TCに対する所望の値が実現される。この明細書及び
請求の範囲において、元素イットリウム（Y）及びランタニドは希土類金属とし
てみなされる。金属酸化物をベースにしたセラミックの放電容器における酸素（
O2）との化合物の形成のため、スカンジウム（Sc）は充填物の成分として適切で
はない。
タリウム（Tl）を有しても良く、これにより、平均演色評価数Ra ≧ 80及び2700
Kと4200K近傍との間の色温度TCに対する所望の値が実現される。この明細書及び
請求の範囲において、元素イットリウム（Y）及びランタニドは希土類金属とし
てみなされる。金属酸化物をベースにしたセラミックの放電容器における酸素（
O2）との化合物の形成のため、スカンジウム（Sc）は充填物の成分として適切で
はない。
【０００７】 既知のランプの欠点は、相対的に低い特定の光出力（specific light output
）を持つことにある。既知のランプの他の欠点は、放電容器の相対的に小さい寸
法にも起因して、とりわけ電極の壁における蒸発された材料の堆積のために、放
電容器の壁の相対的に急速な黒化が起こり、ルーメン維持に非常に悪影響を及ぼ
し、従って実際のランプの寿命に非常に悪影響を及ぼすことにある。
）を持つことにある。既知のランプの他の欠点は、放電容器の相対的に小さい寸
法にも起因して、とりわけ電極の壁における蒸発された材料の堆積のために、放
電容器の壁の相対的に急速な黒化が起こり、ルーメン維持に非常に悪影響を及ぼ
し、従って実際のランプの寿命に非常に悪影響を及ぼすことにある。
【０００８】
本発明の目的は、ランプの十分な色質を維持しながら上記の欠点を取り除く対
策を供することにある。従って、本発明により、冒頭の段落に記載のランプは、
関係式EA/Di ≧ 2を満たし、当該ランプの公称動作中に、関係式Vla ≧ 110Vを
満たすランプ電圧Vlaが当該ランプ間にあることを特徴とする。
策を供することにある。従って、本発明により、冒頭の段落に記載のランプは、
関係式EA/Di ≧ 2を満たし、当該ランプの公称動作中に、関係式Vla ≧ 110Vを
満たすランプ電圧Vlaが当該ランプ間にあることを特徴とする。
【０００９】 本発明によるランプにおいては、驚くべきことに、平均演色（the general co
lor rendition）Ra ＞ 80に対する値との組み合わせにおいて100 lm/Wを上回る
特定の光出力を実現することが出来ることが分かった。好ましくは、ランプ電圧
Vlaは最大400Vである。より高い電圧は、当該ランプの特性の大幅な改善を導か
ないが、適切な電子安定器を実現するために特別の努力を必要とする。
lor rendition）Ra ＞ 80に対する値との組み合わせにおいて100 lm/Wを上回る
特定の光出力を実現することが出来ることが分かった。好ましくは、ランプ電圧
Vlaは最大400Vである。より高い電圧は、当該ランプの特性の大幅な改善を導か
ないが、適切な電子安定器を実現するために特別の努力を必要とする。
【００１０】 相対的に大きな電極間距離EAは、当該ランプの寿命にとって好ましい、相対的
に低い壁負荷が加わる可能性を供する。公称動作中に、本発明によるランプは、
好ましくは、関係式30W/cm２ ≦ Wla ＜ 70W/cm２を満たす壁負荷Wlaを持つ。
に低い壁負荷が加わる可能性を供する。公称動作中に、本発明によるランプは、
好ましくは、関係式30W/cm２ ≦ Wla ＜ 70W/cm２を満たす壁負荷Wlaを持つ。
【００１１】 本発明によるランプの好ましい実施例においては、放電容器がセリウム（Ce）
のハロゲン化物も有する。このことは、当該ランプにより生成される光の十分な
色質を維持しながら、特定の光出力（効果（efficacy））の更なる増大が得られ
るという重要な利点を持つ。ナトリウムに加えて、放電容器の充填物は、とりわ
け、当該ランプの色質に影響を及ぼすため、例えば、色温度を上げるタリウム、
ジスプロシウム（Dy）、ホルミウム（Ho）及びツリウム（Tm）のようなハロゲン
化物を形成する１つ以上の金属を有しても良い。更に、カルシウム（Ca）のハロ
ゲン化物の付加もまた適する。
のハロゲン化物も有する。このことは、当該ランプにより生成される光の十分な
色質を維持しながら、特定の光出力（効果（efficacy））の更なる増大が得られ
るという重要な利点を持つ。ナトリウムに加えて、放電容器の充填物は、とりわ
け、当該ランプの色質に影響を及ぼすため、例えば、色温度を上げるタリウム、
ジスプロシウム（Dy）、ホルミウム（Ho）及びツリウム（Tm）のようなハロゲン
化物を形成する１つ以上の金属を有しても良い。更に、カルシウム（Ca）のハロ
ゲン化物の付加もまた適する。
【００１２】 金属のハロゲン化物の場合通常（customary）、その動作状態（operational s
tate）において完全に気相であり、最も重要なランプ電圧を決定する値を構成す
るということが水銀に対して当てはまる。水銀が演色に影響を及ぼすことも分か
った。とりわけ平均演色Ra ＞ 80という値を実現するためには、十分に高圧の水
銀が不可欠であると思われる。一方で高すぎるランプ電圧Vlaを防ぐため、他方
では不十分な高圧の水銀を防ぐため、好ましくはEA/Diの比は5.5以下である。
tate）において完全に気相であり、最も重要なランプ電圧を決定する値を構成す
るということが水銀に対して当てはまる。水銀が演色に影響を及ぼすことも分か
った。とりわけ平均演色Ra ＞ 80という値を実現するためには、十分に高圧の水
銀が不可欠であると思われる。一方で高すぎるランプ電圧Vlaを防ぐため、他方
では不十分な高圧の水銀を防ぐため、好ましくはEA/Diの比は5.5以下である。
【００１３】 以下に記載の実施例を参照し、本発明のこれら及び他の面を明らかにする。
【００１４】
図１は、図２に断面図が示されているが図２の縮尺通りではない放電容器３を
有し、放電空間１１を囲むセラミック壁を持つメタルハライドランプを示してい
る。放電空間１１は、図示されているランプにおいて、水銀及び多量のナトリウ
ムのハロゲン化物だけではなく、タリウム、ジスプロシウム及びセリウムのハロ
ゲン化物のイオン性充填物を含有する。電極棒４a及び先端部４b持つ電極４、並
びに電極棒５a及び先端部５bを持つ電極５は、相互距離EAで放電空間内に配設さ
れ、この図において各々タングステン（W）である。放電容器は少なくとも距離E
Aにわたって内径Diを持つ。放電容器は、セラミック突出プラグ３４及び３５に
よりそれぞれ一方の側が封じられる。セラミック突出プラグ３４及び３５は、電
極４及び５が放電容器内の介在空間（interspace）に配されて、電流貫通導体（
current feedthrough conductor）４０及び４１並びに５０及び５１をしっかり
囲み、放電空間から遠い一端近傍において融解セラミック化合物（melt-ceramic
compound）１０により気密的に該電流貫通導体に接続される。放電容器は、一
端に口金（lamp cap）２を具備する外側封体部（outer envelope）１により囲ま
れる。ランプの動作状態においては、放電が電極４と５との間に広がる。電極４
は、電流導体８を介して口金２の一部を形成する第１の電気接点に接続される。
電極５は、電流導体９を介して口金２の一部を形成する第２の電気接点に接続さ
れる。図示されているメタルハライドランプは、図３に示されているような電子
安定器で動作される。図３においてLで示されているランプは、口金２の電気接
点により、例えばブリッジ回路である整流子IIIの接続点C及びDに接続される。A
及びBは安定器の入力端子を指し、例えば220V、50Hzの電源（mains）である電力
供給源ヘの接続のためのものである。安定器において、Iは変換器IIの電力供給
のために直流電圧を生成する調整器及び整流手段を指す。調整器として非常に適
しているのは、電力供給源として動作する電源から良好な近似において正弦波で
ある電流を引き出す、例えばブーストコンバーター（boost converter）又はア
ップコンバーター（up-converter）である。変換器の適切な例は、ダウンコンバ
ーター（down-converter）又はバックコンバーター（Buck converter）である。
変換器IIとして使用可能である別のタイプの回路はフライバックコンバーター（
flyback converter）である。図示されているランプの公称動作中には、関係式V
la ≧ 110Vを満たすランプ電圧Vlaがランプ間にある。ランプ電圧は、口金２の
一部を形成する電気接点間で測定可能であり、良好な近似において、電極先端部
４ｂ及び５ｂの間の電圧に相当する。
有し、放電空間１１を囲むセラミック壁を持つメタルハライドランプを示してい
る。放電空間１１は、図示されているランプにおいて、水銀及び多量のナトリウ
ムのハロゲン化物だけではなく、タリウム、ジスプロシウム及びセリウムのハロ
ゲン化物のイオン性充填物を含有する。電極棒４a及び先端部４b持つ電極４、並
びに電極棒５a及び先端部５bを持つ電極５は、相互距離EAで放電空間内に配設さ
れ、この図において各々タングステン（W）である。放電容器は少なくとも距離E
Aにわたって内径Diを持つ。放電容器は、セラミック突出プラグ３４及び３５に
よりそれぞれ一方の側が封じられる。セラミック突出プラグ３４及び３５は、電
極４及び５が放電容器内の介在空間（interspace）に配されて、電流貫通導体（
current feedthrough conductor）４０及び４１並びに５０及び５１をしっかり
囲み、放電空間から遠い一端近傍において融解セラミック化合物（melt-ceramic
compound）１０により気密的に該電流貫通導体に接続される。放電容器は、一
端に口金（lamp cap）２を具備する外側封体部（outer envelope）１により囲ま
れる。ランプの動作状態においては、放電が電極４と５との間に広がる。電極４
は、電流導体８を介して口金２の一部を形成する第１の電気接点に接続される。
電極５は、電流導体９を介して口金２の一部を形成する第２の電気接点に接続さ
れる。図示されているメタルハライドランプは、図３に示されているような電子
安定器で動作される。図３においてLで示されているランプは、口金２の電気接
点により、例えばブリッジ回路である整流子IIIの接続点C及びDに接続される。A
及びBは安定器の入力端子を指し、例えば220V、50Hzの電源（mains）である電力
供給源ヘの接続のためのものである。安定器において、Iは変換器IIの電力供給
のために直流電圧を生成する調整器及び整流手段を指す。調整器として非常に適
しているのは、電力供給源として動作する電源から良好な近似において正弦波で
ある電流を引き出す、例えばブーストコンバーター（boost converter）又はア
ップコンバーター（up-converter）である。変換器の適切な例は、ダウンコンバ
ーター（down-converter）又はバックコンバーター（Buck converter）である。
変換器IIとして使用可能である別のタイプの回路はフライバックコンバーター（
flyback converter）である。図示されているランプの公称動作中には、関係式V
la ≧ 110Vを満たすランプ電圧Vlaがランプ間にある。ランプ電圧は、口金２の
一部を形成する電気接点間で測定可能であり、良好な近似において、電極先端部
４ｂ及び５ｂの間の電圧に相当する。
【００１５】 これらの図に示されているような、本発明によるランプの第１の実際の実施例
において、ランプの公称電力は39Wである。放電容器の半透明の壁は0.8mmの厚さ
を持つ。ランプのイオン性充填物は、水銀に加えて、85.3mol%、3.6mol%、4.8mo
l%及び6.3mol%の組成で5.5mgのNa+Tl+Dy+Ceのヨウ化物を有する。更に、放電容
器は400mbarの充填圧を持つスターター（starter）としてArを有する。表１は更
なるデータ及び結果を示している。ランプ試作品１に対して水銀の充填量は2.1m
g、ランプ試作品２に対して水銀の充填量は2.5mgである。
において、ランプの公称電力は39Wである。放電容器の半透明の壁は0.8mmの厚さ
を持つ。ランプのイオン性充填物は、水銀に加えて、85.3mol%、3.6mol%、4.8mo
l%及び6.3mol%の組成で5.5mgのNa+Tl+Dy+Ceのヨウ化物を有する。更に、放電容
器は400mbarの充填圧を持つスターター（starter）としてArを有する。表１は更
なるデータ及び結果を示している。ランプ試作品１に対して水銀の充填量は2.1m
g、ランプ試作品２に対して水銀の充填量は2.5mgである。
【表１】 本発明によるランプの第２の実際の実施例において、ランプの公称電力は75Wで
ある。表２はこれらのランプのデータ及び結果を示している。
ある。表２はこれらのランプのデータ及び結果を示している。
【表２】
【００１６】 本発明によるランプの他の実際の実施例において、放電容器の充填物は、重量
比（weight ratio）が64.3、6.0、13.1及び16.5である5.75mgのナトリウム、タ
リウム、ジスプロシウム及びセリウムのヨウ化物を有する。このランプの公称電
力は75Wである。電極間距離EAは12mmであり、内径は4mmであり、動作状態におけ
る49.7W/cm2の壁負荷Wbelに対応する。動作中の放電容器内の水銀圧は35barにな
っており、ランプ電圧Vlaは232Vである。109lm/Wの特定の光出力値を持つランプ
は、2800Kの色温度TCにおいて平均演色評価数Raの値が90である光を発する。
比（weight ratio）が64.3、6.0、13.1及び16.5である5.75mgのナトリウム、タ
リウム、ジスプロシウム及びセリウムのヨウ化物を有する。このランプの公称電
力は75Wである。電極間距離EAは12mmであり、内径は4mmであり、動作状態におけ
る49.7W/cm2の壁負荷Wbelに対応する。動作中の放電容器内の水銀圧は35barにな
っており、ランプ電圧Vlaは232Vである。109lm/Wの特定の光出力値を持つランプ
は、2800Kの色温度TCにおいて平均演色評価数Raの値が90である光を発する。
【００１７】 比較可能なランプに対して、EAの値は9mm、Diの値は4.5mmであり、動作中の水
銀圧は43barであり、ランプ電圧Vlaは202Vである。このランプの特定の光出力の
値は106lm/W、TCは3050K、Raは93である。この場合には、壁負荷Wlaは59W/cm2で
ある。同一構成の放電容器を持つランプに対して、動作中の水銀圧は31barであ
る。垂直位置において動作されるランプは、ランプ電圧が147Vであり、特定の光
出力が115lm/Wであり、発光の色温度が3670Kであり、Ra値が82である。
銀圧は43barであり、ランプ電圧Vlaは202Vである。このランプの特定の光出力の
値は106lm/W、TCは3050K、Raは93である。この場合には、壁負荷Wlaは59W/cm2で
ある。同一構成の放電容器を持つランプに対して、動作中の水銀圧は31barであ
る。垂直位置において動作されるランプは、ランプ電圧が147Vであり、特定の光
出力が115lm/Wであり、発光の色温度が3670Kであり、Ra値が82である。
【００１８】 本発明によるランプの他の実際の実施例において、ランプの公称電力は39Wで
ある。電極間距離EAは8mmであり、内径Diは3mmである。動作状態において31bar
の圧力を持つ水銀に加えて、放電容器の充填物は、各々47mol%、39.2mol%、7.7m
ol%及び6.1mol%である5.7mgのナトリウム、カルシウム、セリウム及びジスプロ
シウムのヨウ化物を有する。ランプの100時間の寿命の間、ランプの特性は、ラ
ンプ電圧Vlaが174V、特定の光出力が106lm/W、色温度TCが3965K、平均演色評価
数Raが89という結果が測定された。1000時間の寿命後、これらの測定値は各々17
8V、101lm/W、3801K及び87であった。
ある。電極間距離EAは8mmであり、内径Diは3mmである。動作状態において31bar
の圧力を持つ水銀に加えて、放電容器の充填物は、各々47mol%、39.2mol%、7.7m
ol%及び6.1mol%である5.7mgのナトリウム、カルシウム、セリウム及びジスプロ
シウムのヨウ化物を有する。ランプの100時間の寿命の間、ランプの特性は、ラ
ンプ電圧Vlaが174V、特定の光出力が106lm/W、色温度TCが3965K、平均演色評価
数Raが89という結果が測定された。1000時間の寿命後、これらの測定値は各々17
8V、101lm/W、3801K及び87であった。
【００１９】 対応する構成及び公称電圧の他の実際のランプは、1mgの水銀、並びに各々45.
2mol%、37.7mol%、11.2mol%及び5.9mol%である5.6mgのナトリウム、カルシウム
、セリウム及びジスプロシウムのヨウ化物を具備する。100時間の寿命に対して
ランプ電圧は150V、1000時間の寿命に対してランプ電圧は153Vであった。特定の
光出力の値は各々106lm/W及び102lm/Wである。色温度TC及び平均演色評価数Raに
対して関連する値は各々4648K及び84、並びに4569K及び84であった。
2mol%、37.7mol%、11.2mol%及び5.9mol%である5.6mgのナトリウム、カルシウム
、セリウム及びジスプロシウムのヨウ化物を具備する。100時間の寿命に対して
ランプ電圧は150V、1000時間の寿命に対してランプ電圧は153Vであった。特定の
光出力の値は各々106lm/W及び102lm/Wである。色温度TC及び平均演色評価数Raに
対して関連する値は各々4648K及び84、並びに4569K及び84であった。
【図１】 本発明によるランプを示す。
【図２】 図１に示されているランプの放電容器の断面図である。
【図３】 電子安定器に接続された図１のランプを示す。
【符号の説明】 １ 外側封体部 ２ 口金 ３ 放電容器 ４ 電極 ４ａ 電極棒 ４ｂ 電極先端部 ５ 電極 ５ａ 電極棒 ５ｂ 電極先端部 ８ 電流導体 ９ 電流導体 １０ 融解セラミック化合物 ３４ セラミック突出プラグ ３５ セラミック突出プラグ ４０ 電流貫通導体 ４１ 電流貫通導体 ５０ 電流貫通導体 ５１ 電流貫通導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エトマン ヨハネス ジー ダブリュー オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン ６ (72)発明者 ヘイレマンス ハネローラ エム エル イー オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン ６ Ｆターム(参考） 5C039 HH03 HH04 HH05 HH06 5C043 AA01 AA06 CC03 CC04 CD05 DD03 EB16
Claims (5)
- 【請求項１】 水銀に加えて、多量のナトリウムのハロゲン化物を有するイ
オン性充填物を含有する放電空間を囲むセラミック壁を持つ放電容器を有する、
電子安定器で動作されるメタルハライドランプであって、先端部を持つ２つの電
極が相互距離EAで配設され、前記放電容器が少なくとも前記距離EAにわたって内
径Diを持つメタルハライドランプであって、関係式EA/Di ≧ 2が満たされており
、当該ランプの公称動作中に、関係式Vla ≧ 110Vを満たすランプ電圧Vlaが当該
ランプ間にあることを特徴とするメタルハライドランプ。 - 【請求項２】 前記ランプ電圧Vlaが最大400Vであることを特徴とする請求
項１に記載のランプ。 - 【請求項３】 公称動作中に、関係式30W/cm２ ≦ Wla ＜ 70W/cm２を満た
す壁負荷Wlaを持つことを特徴とする請求項１又は２に記載のランプ。 - 【請求項４】 好ましくは前記EA/Diの比が5.5以下であることを特徴とする
請求項１乃至３の何れか一項に記載のランプ。 - 【請求項５】 前記放電容器はまた、セリウムのハロゲン化物を有すること
を特徴とする請求項１乃至４の何れか一項に記載のランプ。
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