JP2002533986A - シグナリング方法及びテレコミュニケーションシステム - Google Patents
シグナリング方法及びテレコミュニケーションシステムInfo
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
ベースステーションとターミナルとの間の信号が、記号より成るバーストから発生され、バーストが既知のトレーニングシーケンスを含むようなワイヤレスデジタルテレコミュニケーションシステムにおけるベースステーションとターミナルとの間のシグナリング方法が提供される。記号は、既知のトレーニングシーケンスと同じ長さの第2のトレーニングシーケンスを発生するのに使用され、そしてバーストは、シグナリングメッセージを送信するのに使用されるべき上記トレーニングシーケンスを含む。使用するトレーニングシーケンスの数は、2に限定することができ、これにより、従来のユーザデータは、既知のトレーニングシーケンスを含むバーストにおいて送信され、そして従来のユーザデータとは異なる情報は、第2のトレーニングシーケンスを含むバーストにより送信され、そしてバーストにおけるスチール記号は、送信されるべきシグナリングメッセージを特定するのに使用できる。
Description
【0001】
本発明は、ワイヤレスデジタルテレコミュニケーションシステムにおけるベー
スステーションとターミナルとの間のシグナリング方法であって、ベースステー
ションとターミナルとの間の信号を、記号より成るバーストから発生し、バース
トは既知のトレーニングシーケンスを含むようなシグナリング方法に係る。 更に、本発明は、ベースステーションとターミナルとの間でシグナリングする
ためのワイヤレスデジタルテレコミュニケーションシステムであって、ベースス
テーションとターミナルとの間の無線接続を経て送信されるべき信号が、記号か
ら発生されたバーストを含み、バーストは、既知のトレーニングシーケンスを含
み、上記システムは、少なくとも1つの送信器及び少なくとも1つの受信器を備
え、その送信器は、上記トレーニングシーケンスを発生する手段を含み、そして
受信器は、上記トレーニングシーケンスを識別する手段を備えているテレコミュ
ニケーションシステムにも係る。
スステーションとターミナルとの間のシグナリング方法であって、ベースステー
ションとターミナルとの間の信号を、記号より成るバーストから発生し、バース
トは既知のトレーニングシーケンスを含むようなシグナリング方法に係る。 更に、本発明は、ベースステーションとターミナルとの間でシグナリングする
ためのワイヤレスデジタルテレコミュニケーションシステムであって、ベースス
テーションとターミナルとの間の無線接続を経て送信されるべき信号が、記号か
ら発生されたバーストを含み、バーストは、既知のトレーニングシーケンスを含
み、上記システムは、少なくとも1つの送信器及び少なくとも1つの受信器を備
え、その送信器は、上記トレーニングシーケンスを発生する手段を含み、そして
受信器は、上記トレーニングシーケンスを識別する手段を備えているテレコミュ
ニケーションシステムにも係る。
【0002】
デジタル無線システムでは、ベースステーションとターミナルとの間のコール
関連シグナリングが、トラフィックチャンネルを経て転送されるべきコールと同
時に発生する。例えば、GSMシステムは、コール関連シグナリングを実行する
ための2つのシグナリングチャンネル、即ちSACCH(低速関連制御チャンネ
ル)及びFACCH(高速関連制御チャンネル)を使用する。SACCHは、各
トラフィックチャンネルに関連した個別の低レートシグナリングチャンネルであ
る。低レートであるために、このチャンネルは、緊急性のないシグナリングにし
か使用できない。FACCHは、トラフィックチャンネル内の高速シグナリング
であり、そして時間に厳密なシグナリングに使用することができる。しかしなが
ら、トラフィックチャンネル容量の一部分が失われる。
関連シグナリングが、トラフィックチャンネルを経て転送されるべきコールと同
時に発生する。例えば、GSMシステムは、コール関連シグナリングを実行する
ための2つのシグナリングチャンネル、即ちSACCH(低速関連制御チャンネ
ル)及びFACCH(高速関連制御チャンネル)を使用する。SACCHは、各
トラフィックチャンネルに関連した個別の低レートシグナリングチャンネルであ
る。低レートであるために、このチャンネルは、緊急性のないシグナリングにし
か使用できない。FACCHは、トラフィックチャンネル内の高速シグナリング
であり、そして時間に厳密なシグナリングに使用することができる。しかしなが
ら、トラフィックチャンネル容量の一部分が失われる。
【0003】 GSMシステムのようなデジタル無線システムでは、データ送信がバーストで
行われ、そしてデータ及びシグナリング送信、同期又はイコライゼーションのよ
うな各目的に対して特定のバースト構造が決定される。データ及びシグナリング
送信に使用される通常のバーストは、受信器が識別する1組の所定の記号を含む
トレーニングシーケンスを中間に含んでいる。受信したトレーニングシーケンス
を既知のトレーニングシーケンスと比較するときには、受信器が、非理想的無線
経路により受信信号に対して生じた歪の情報を形成する。この情報に基づいて、
受信器は、受信信号をより効率的に復調することができる。本出願人の以前の特
許出願PCT/FI97/00465号は、トレーニングシーケンスをシグナリ
ングに使用して、シグナリングをスピードアップすると共に、ペイロードにより
使用されるべき全トラフィックチャンネルを残すようなシグナリング方法を開示
している。
行われ、そしてデータ及びシグナリング送信、同期又はイコライゼーションのよ
うな各目的に対して特定のバースト構造が決定される。データ及びシグナリング
送信に使用される通常のバーストは、受信器が識別する1組の所定の記号を含む
トレーニングシーケンスを中間に含んでいる。受信したトレーニングシーケンス
を既知のトレーニングシーケンスと比較するときには、受信器が、非理想的無線
経路により受信信号に対して生じた歪の情報を形成する。この情報に基づいて、
受信器は、受信信号をより効率的に復調することができる。本出願人の以前の特
許出願PCT/FI97/00465号は、トレーニングシーケンスをシグナリ
ングに使用して、シグナリングをスピードアップすると共に、ペイロードにより
使用されるべき全トラフィックチャンネルを残すようなシグナリング方法を開示
している。
【0004】 上記システムに伴う問題は、様々な信号を送信するのに必要な異なるトレーニ
ングシーケンスの数にある。1つのトレーニングシーケンスは、1つのシグナリ
ングメッセージしか表わすことができず、例えば、8つの段階を含む電力制御シ
グナリングを実行すべき場合には、8つの異なるトレーニングシーケンスが必要
となる。上記方法で多数のシグナリング事象を遂行すべき場合には、トレーニン
グシーケンスの数が容易に著しく増加してしまう。これは、受信器の負荷を増加
すると共に、受信器の実施を複雑にする。というのは、受信したトレーニングシ
ーケンスを各既知のトレーニングシーケンスと別々に比較しなければならないか
らである。特に、トレーニングシーケンスを互いに区別することは、受信条件が
悪いときには益々困難となる。更に、より高いデータ送信レートを目的とすると
きには、上記のことから、そしてトレーニングシーケンスが1つのメッセージし
か送信できないことを考えればトレーニングシーケンスの巾が比較的長くなるこ
とから、トレーニングシーケンスを使用しても、充分高速のシグナリングがもは
や必ずしも保証されない。これらの欠点のために、上記方法は、広範囲に利用さ
れておらず、そしてGSMシステムは、例えば、シグナリングチャンネルを依然
として使用している。
ングシーケンスの数にある。1つのトレーニングシーケンスは、1つのシグナリ
ングメッセージしか表わすことができず、例えば、8つの段階を含む電力制御シ
グナリングを実行すべき場合には、8つの異なるトレーニングシーケンスが必要
となる。上記方法で多数のシグナリング事象を遂行すべき場合には、トレーニン
グシーケンスの数が容易に著しく増加してしまう。これは、受信器の負荷を増加
すると共に、受信器の実施を複雑にする。というのは、受信したトレーニングシ
ーケンスを各既知のトレーニングシーケンスと別々に比較しなければならないか
らである。特に、トレーニングシーケンスを互いに区別することは、受信条件が
悪いときには益々困難となる。更に、より高いデータ送信レートを目的とすると
きには、上記のことから、そしてトレーニングシーケンスが1つのメッセージし
か送信できないことを考えればトレーニングシーケンスの巾が比較的長くなるこ
とから、トレーニングシーケンスを使用しても、充分高速のシグナリングがもは
や必ずしも保証されない。これらの欠点のために、上記方法は、広範囲に利用さ
れておらず、そしてGSMシステムは、例えば、シグナリングチャンネルを依然
として使用している。
【0005】 公知のシグナリングに伴う大きな欠点は、それがパケット交換データ送信とう
まくマッチしないことである。現在のパケット交換ワイヤレステレコミュニケー
ションシステム、例えば、GSMシステムをベースに設計されたGPRSシステ
ム(汎用パケット無線サービス)では、ターミナルからベースステーションへ(
アップリンク)及びそれとは逆(ダウンリンク)のデータ送信が互いに関わりな
く行われる。上記システムでは、いずれかの当事者が送信すべきデータパケット
を有するときだけターミナルとベースステーションとの間にチャンネルが形成さ
れる。換言すれば、上記システムでは、シグナリング又は確認メッセージを送信
するために常に戻りチャンネルを維持する必要はない。このような非対称的なデ
ータ送信を最適に利用するためには、チャンネル容量が他の目的に使用されると
きにもシグナリング及び確認メッセージを送信することが必要となる。
まくマッチしないことである。現在のパケット交換ワイヤレステレコミュニケー
ションシステム、例えば、GSMシステムをベースに設計されたGPRSシステ
ム(汎用パケット無線サービス)では、ターミナルからベースステーションへ(
アップリンク)及びそれとは逆(ダウンリンク)のデータ送信が互いに関わりな
く行われる。上記システムでは、いずれかの当事者が送信すべきデータパケット
を有するときだけターミナルとベースステーションとの間にチャンネルが形成さ
れる。換言すれば、上記システムでは、シグナリング又は確認メッセージを送信
するために常に戻りチャンネルを維持する必要はない。このような非対称的なデ
ータ送信を最適に利用するためには、チャンネル容量が他の目的に使用されると
きにもシグナリング及び確認メッセージを送信することが必要となる。
【0006】
従って、本発明の目的は、上記問題を解消する方法、及びこの方法を実施する
装置を提供することである。本発明の目的は、既知のトレーニングシーケンスと
同じ長さの第2のトレーニングシーケンスを記号から発生し、この第2のトレー
ニングシーケンスを含むバーストを発生し、そして上記第2のトレーニングシー
ケンスを含むバーストを使用して、種々のシグナリングメッセージを送信すると
いう段階を含むことを特徴とする方法により達成される。 本発明のワイヤレスデジタルテレコミュニケーションシステムは、送信器が、
既知のトレーニングシーケンスと同じ長さの第2のトレーニングシーケンスを発
生する手段と、その第2のトレーニングシーケンスを含むバーストを発生しそし
てシグナリングメッセージをこのバーストにコード化する手段とを備え、そして
受信器が、上記第2のトレーニングシーケンスを含むバーストを受信する手段と
、上記第2のトレーニングシーケンスを識別する手段と、上記バーストにおける
コード化されたシグナリングメッセージをデコードする手段とを備えたことを特
徴とする。
装置を提供することである。本発明の目的は、既知のトレーニングシーケンスと
同じ長さの第2のトレーニングシーケンスを記号から発生し、この第2のトレー
ニングシーケンスを含むバーストを発生し、そして上記第2のトレーニングシー
ケンスを含むバーストを使用して、種々のシグナリングメッセージを送信すると
いう段階を含むことを特徴とする方法により達成される。 本発明のワイヤレスデジタルテレコミュニケーションシステムは、送信器が、
既知のトレーニングシーケンスと同じ長さの第2のトレーニングシーケンスを発
生する手段と、その第2のトレーニングシーケンスを含むバーストを発生しそし
てシグナリングメッセージをこのバーストにコード化する手段とを備え、そして
受信器が、上記第2のトレーニングシーケンスを含むバーストを受信する手段と
、上記第2のトレーニングシーケンスを識別する手段と、上記バーストにおける
コード化されたシグナリングメッセージをデコードする手段とを備えたことを特
徴とする。
【0007】 本発明の好ましい実施形態によれば、使用されるべきトレーニングシーケンス
の数は、2に限定される。本発明の別の好ましい実施形態によれば、上記第2の
トレーニングシーケンスを含むバーストにおけるスチール(stealing)記号を使用
して、送信されるべきシグナリングメッセージが指定される。 本発明は、バーストの内容を指示するために種々のトレーニングシーケンスが
バースト構造体に使用されるという考え方をベースとする。従って、受信者は、
トレーニングシーケンスに基づいて受信バーストを解釈する。特にシグナリング
データがバーストを使用して送信されることを指示するために、特定のトレーニ
ングシーケンスをバースト構造体に使用できるのが好ましい。又、送信されるべ
きシグナリングデータの形式も、バーストにおけるスチール記号によって詳細に
指示することができる。スチール記号は、典型的に、バーストのデータビットが
トラフィックチャンネルに使用されるべく割り当てられるか、FACCHに使用
されるべくスチールされるかを指示するために通常バーストに使用されている。
しかしながら、本発明の方法では、ユーザデータを送信するのに使用されるべき
通常バーストにおけるスチール記号を、ユーザデータの送信に割り当てることも
できる。
の数は、2に限定される。本発明の別の好ましい実施形態によれば、上記第2の
トレーニングシーケンスを含むバーストにおけるスチール(stealing)記号を使用
して、送信されるべきシグナリングメッセージが指定される。 本発明は、バーストの内容を指示するために種々のトレーニングシーケンスが
バースト構造体に使用されるという考え方をベースとする。従って、受信者は、
トレーニングシーケンスに基づいて受信バーストを解釈する。特にシグナリング
データがバーストを使用して送信されることを指示するために、特定のトレーニ
ングシーケンスをバースト構造体に使用できるのが好ましい。又、送信されるべ
きシグナリングデータの形式も、バーストにおけるスチール記号によって詳細に
指示することができる。スチール記号は、典型的に、バーストのデータビットが
トラフィックチャンネルに使用されるべく割り当てられるか、FACCHに使用
されるべくスチールされるかを指示するために通常バーストに使用されている。
しかしながら、本発明の方法では、ユーザデータを送信するのに使用されるべき
通常バーストにおけるスチール記号を、ユーザデータの送信に割り当てることも
できる。
【0008】 本発明の方法及びシステムは、特に、ターミナルとベースステーションとの間
のチャンネルがユーザデータの転送にも使用されるときに、シグナリング及び確
認メッセージを送信できるという効果を発揮する。これは、パケット交換ワイヤ
レスデータ送信において特に効果的である。というのは、この場合に、ターミナ
ルとベースステーションとの間のチャンネルをシグナリングに対して別々に開放
する必要がないからである。本発明の別の効果は、ユーザデータの送信に使用さ
れるべき通常バーストのデータ送信容量が本発明のシグナリングに使用されない
ことである。本発明の更に別の効果は、受信したトレーニングシーケンスが2つ
の既知のトレーニングシーケンスと比較されるだけであるので、受信器における
検出の実施を軽減し、従って、受信器の負荷を低減することである。本発明の更
に別の効果は、通常バーストにおけるスチール記号をユーザデータの送信にも使
用できるので、通常バーストのデータ送信容量が増加することである。
のチャンネルがユーザデータの転送にも使用されるときに、シグナリング及び確
認メッセージを送信できるという効果を発揮する。これは、パケット交換ワイヤ
レスデータ送信において特に効果的である。というのは、この場合に、ターミナ
ルとベースステーションとの間のチャンネルをシグナリングに対して別々に開放
する必要がないからである。本発明の別の効果は、ユーザデータの送信に使用さ
れるべき通常バーストのデータ送信容量が本発明のシグナリングに使用されない
ことである。本発明の更に別の効果は、受信したトレーニングシーケンスが2つ
の既知のトレーニングシーケンスと比較されるだけであるので、受信器における
検出の実施を軽減し、従って、受信器の負荷を低減することである。本発明の更
に別の効果は、通常バーストにおけるスチール記号をユーザデータの送信にも使
用できるので、通常バーストのデータ送信容量が増加することである。
【0009】
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。 以下、本発明は、TDMA(時分割多重アクセス)ベースのGSMシステム及
びその更に別の改良に基づいて一例として説明する。本発明は、それに対応する
いかなるテレコミュニケーションシステムにも使用できることが当業者に明らか
であろう。 図1は、GSMシステムに基づく通常バーストの構造を示し、通常バーストの
長さは156.25ms、そしてその巾は0.577msである。通常バースト
は、8個のタイムスロットより成るTDMAフレームの1つのタイムスロットで
構成される。通常バーストは、その中間にトレーニングシーケンス(TS)を備
え、これは、26個の記号を含み、上述したように受信信号を修正するのに使用
される。トレーニングシーケンスTSの両側に配置された1記号分の長さである
スチール記号(S)は、FACCHシグナリングに対する偶数及び/又は奇数デ
ータ記号(DS)の考えられる使い方を指示するのに使用される。ユーザ及びシ
グナリングデータを転送するように意図されたデータ記号DSは、57個の記号
の2つのシーケンスに分割され、これらは、第1スチール記号の前及び第2スチ
ール記号の後に配置される。3記号分の長さであるテール記号シーケンス(T)
は、バーストの始めと終わりに配置され、そしてテール記号の時間巾内に、送信
器がバースト間で対応的にスイッチオン/オフされる。バーストの後、8.25
記号の保護周期(G)があり、これは、隣接するタイムスロットがベースステー
ションの受信において重畳するのを防止する。
びその更に別の改良に基づいて一例として説明する。本発明は、それに対応する
いかなるテレコミュニケーションシステムにも使用できることが当業者に明らか
であろう。 図1は、GSMシステムに基づく通常バーストの構造を示し、通常バーストの
長さは156.25ms、そしてその巾は0.577msである。通常バースト
は、8個のタイムスロットより成るTDMAフレームの1つのタイムスロットで
構成される。通常バーストは、その中間にトレーニングシーケンス(TS)を備
え、これは、26個の記号を含み、上述したように受信信号を修正するのに使用
される。トレーニングシーケンスTSの両側に配置された1記号分の長さである
スチール記号(S)は、FACCHシグナリングに対する偶数及び/又は奇数デ
ータ記号(DS)の考えられる使い方を指示するのに使用される。ユーザ及びシ
グナリングデータを転送するように意図されたデータ記号DSは、57個の記号
の2つのシーケンスに分割され、これらは、第1スチール記号の前及び第2スチ
ール記号の後に配置される。3記号分の長さであるテール記号シーケンス(T)
は、バーストの始めと終わりに配置され、そしてテール記号の時間巾内に、送信
器がバースト間で対応的にスイッチオン/オフされる。バーストの後、8.25
記号の保護周期(G)があり、これは、隣接するタイムスロットがベースステー
ションの受信において重畳するのを防止する。
【0010】 本発明の好ましい実施形態によれば、バーストのトレーニングシーケンスが異
なるという点についてのみ上記のバースト構造とは相違する新規なバースト形式
が導入される。ここで、図2に示すように、通常バーストにおける既知のトレー
ニングシーケンスは、TS1と称され、そして本発明のトレーニングシーケンス
は、TS2と称される。本発明の好ましい実施形態では、本発明によるバースト
は、特に、制御データ(CD)の送信に使用され、従って、既知の通常バースト
は、必要に応じて、ユーザデータ(UD)の転送のみに割り当てられる。又、ユ
ーザデータは、ユーザデータの送信が例外的なシグナリングも必要とする状態に
おいて、本発明のバーストを用いて送信することもできる。従って、受信の際に
、バーストにおける情報の形式を、トレーニングシーケンスに基づいて推定する
ことができる。特に、トレーニングシーケンスTS2を含むバーストが受信され
ると、受信器は、バーストが特定のシグナリングデータを含むことを知る。
なるという点についてのみ上記のバースト構造とは相違する新規なバースト形式
が導入される。ここで、図2に示すように、通常バーストにおける既知のトレー
ニングシーケンスは、TS1と称され、そして本発明のトレーニングシーケンス
は、TS2と称される。本発明の好ましい実施形態では、本発明によるバースト
は、特に、制御データ(CD)の送信に使用され、従って、既知の通常バースト
は、必要に応じて、ユーザデータ(UD)の転送のみに割り当てられる。又、ユ
ーザデータは、ユーザデータの送信が例外的なシグナリングも必要とする状態に
おいて、本発明のバーストを用いて送信することもできる。従って、受信の際に
、バーストにおける情報の形式を、トレーニングシーケンスに基づいて推定する
ことができる。特に、トレーニングシーケンスTS2を含むバーストが受信され
ると、受信器は、バーストが特定のシグナリングデータを含むことを知る。
【0011】 本発明の別の好ましい実施形態によれば、種々のトレーニングシーケンスの数
が上記2つのトレーニングシーケンスTS1及びTS2に限定される。これは、
受信したトレーニングシーケンスを2つの既知のトレーニングシーケンスと比較
するだけであるから、受信器における検出の実施を軽減し、ひいては、受信器の
負荷を低減する。特に、公知技術に比して、悪い受信状態でも、トレーニングシ
ーケンスを互いに区別することが容易になる。というのは、2つのトレーニング
シーケンスの記号コンステレーションを、互いに著しく相違するように容易に決
定することができ、そして受信したトレーニングシーケンスにおける多数の記号
エラーがトレーニングシーケンスの検出を妨げないからである。
が上記2つのトレーニングシーケンスTS1及びTS2に限定される。これは、
受信したトレーニングシーケンスを2つの既知のトレーニングシーケンスと比較
するだけであるから、受信器における検出の実施を軽減し、ひいては、受信器の
負荷を低減する。特に、公知技術に比して、悪い受信状態でも、トレーニングシ
ーケンスを互いに区別することが容易になる。というのは、2つのトレーニング
シーケンスの記号コンステレーションを、互いに著しく相違するように容易に決
定することができ、そして受信したトレーニングシーケンスにおける多数の記号
エラーがトレーニングシーケンスの検出を妨げないからである。
【0012】 本発明の好ましい実施形態によれば、本発明のバーストにおけるスチール記号
を使用してバーストの情報が特定される。次いで、ユーザデータを送信するとき
に、既知の通常バーストのスチール記号を必要に応じて使用することもできる。
図3a−3dの例を参照して、本発明のスチール記号の使用を以下に詳細に説明
する。説明を簡単にするために、以下の例では、バースト構造体のスチール記号
が両方とも1ビットより成ると仮定する。又、本発明は、当然、多数のビットが
1つの記号に変調されるようなシステムにおいて実施することもでき、この場合
に、スチール記号を使用して特定されるべき情報の量は増倍される。 図3aは、本発明のバースト構造を示すもので、データ記号DSがユーザデー
タUDに割り当てられ、トレーニングシーケンスが本発明のトレーニングシーケ
ンスTS2であり、そして両スチール記号が0ビットである。指示されたトレー
ニングシーケンスTS2に基づいて、受信器は、バーストがあるシグナリングデ
ータを含むことを知り、そしてスチール記号により指示された特定の情報をチェ
ックする。このバーストは、例えば、特定のチャンネルに転送されるべきユーザ
データ流から最後のタイムスロットを指示する。従って、付加的なバーストにお
ける特定の終了符号の送信が回避される。
を使用してバーストの情報が特定される。次いで、ユーザデータを送信するとき
に、既知の通常バーストのスチール記号を必要に応じて使用することもできる。
図3a−3dの例を参照して、本発明のスチール記号の使用を以下に詳細に説明
する。説明を簡単にするために、以下の例では、バースト構造体のスチール記号
が両方とも1ビットより成ると仮定する。又、本発明は、当然、多数のビットが
1つの記号に変調されるようなシステムにおいて実施することもでき、この場合
に、スチール記号を使用して特定されるべき情報の量は増倍される。 図3aは、本発明のバースト構造を示すもので、データ記号DSがユーザデー
タUDに割り当てられ、トレーニングシーケンスが本発明のトレーニングシーケ
ンスTS2であり、そして両スチール記号が0ビットである。指示されたトレー
ニングシーケンスTS2に基づいて、受信器は、バーストがあるシグナリングデ
ータを含むことを知り、そしてスチール記号により指示された特定の情報をチェ
ックする。このバーストは、例えば、特定のチャンネルに転送されるべきユーザ
データ流から最後のタイムスロットを指示する。従って、付加的なバーストにお
ける特定の終了符号の送信が回避される。
【0013】 図3bは、特に高速シグナリングに意図された本発明のバースト構造を示す。
このバーストにおいて、データ記号DSはシグナリングデータに完全に又は部分
的に割り当てられ、トレーニングシーケンスは本発明のトレーニングシーケンス
TS2であり、そして第1のスチール記号は0ビットで、第2のスチール記号は
1ビットであるのが好ましい。図3bに示す拡散指数は、シグナリング及びデー
タ記号DSのユーザデータフィールドCD/UDを詳細に示す。データ記号の始
めに、シグナリングデータのフィールド長さを決定するフィールド(ctrlフ
ィールド長さ)がある。シグナリング弁別子(ctrl弁別子)は、そのシグナ
リング弁別子の後に追加される当該シグナリングメッセージを定義する。多数の
シグナリングメッセージ(ctrlフィールド)を同じバーストにおいて転送で
きるのが好ましい。シグナリング弁別子に基づいて、どのシグナリングフィール
ドに該当するか受信器が知っているときには、送信されたメッセージをバースト
から区別することができる。送信されるべき全てのメッセージ及びその長さが予
め決定され、即ち標準化されたメッセージに該当する場合には、シグナリングデ
ータの全長を決定するフィールドは必要とされない。というのは、受信器がメッ
セージの長さに気付くからである。しかしながら、シグナリングデータの全長を
決定するフィールドを任意の形態として保持し、それにより、新たなシグナリン
グメッセージの導入を軽減するのが好ましい。全てのデータ記号がシグナリング
メッセージに必要とされない場合には、未使用の記号をユーザデータの送信に使
用することができる。図3bに示すバーストは、GSMシステムに基づくFAC
CHシグナリングに置き換わるように使用できるのが好ましい。
このバーストにおいて、データ記号DSはシグナリングデータに完全に又は部分
的に割り当てられ、トレーニングシーケンスは本発明のトレーニングシーケンス
TS2であり、そして第1のスチール記号は0ビットで、第2のスチール記号は
1ビットであるのが好ましい。図3bに示す拡散指数は、シグナリング及びデー
タ記号DSのユーザデータフィールドCD/UDを詳細に示す。データ記号の始
めに、シグナリングデータのフィールド長さを決定するフィールド(ctrlフ
ィールド長さ)がある。シグナリング弁別子(ctrl弁別子)は、そのシグナ
リング弁別子の後に追加される当該シグナリングメッセージを定義する。多数の
シグナリングメッセージ(ctrlフィールド)を同じバーストにおいて転送で
きるのが好ましい。シグナリング弁別子に基づいて、どのシグナリングフィール
ドに該当するか受信器が知っているときには、送信されたメッセージをバースト
から区別することができる。送信されるべき全てのメッセージ及びその長さが予
め決定され、即ち標準化されたメッセージに該当する場合には、シグナリングデ
ータの全長を決定するフィールドは必要とされない。というのは、受信器がメッ
セージの長さに気付くからである。しかしながら、シグナリングデータの全長を
決定するフィールドを任意の形態として保持し、それにより、新たなシグナリン
グメッセージの導入を軽減するのが好ましい。全てのデータ記号がシグナリング
メッセージに必要とされない場合には、未使用の記号をユーザデータの送信に使
用することができる。図3bに示すバーストは、GSMシステムに基づくFAC
CHシグナリングに置き換わるように使用できるのが好ましい。
【0014】 図3cは、特に低速シグナリングに意図された本発明のバースト構造を示すも
ので、これは、例えば、GSMシステムに基づくSACCHシグナリングに置き
換わるものである。特定長さのフィールドが、データ記号フィールドの始めに、
シグナリングデータCDに割り当てられ、そしてデータ記号の残りは、ユーザデ
ータUDの送信に使用することができる。トレーニングシーケンスは、本発明の
トレーニングシーケンスTS2であり、そして第1のスチール記号は1ビットで
、第2のスチール記号は0ビットであるのが好ましい。このバースト構造は、既
知の短いシグナリングメッセージを1つのバーストにおいて送信すべきであるか
又は長い非緊急なシグナリングメッセージが多数のバーストにインターリーブさ
れる場合に、シグナリングデータの全長を決定するフィールドをシグナリングデ
ータフィールドにアタッチする必要がないという効果を与える。
ので、これは、例えば、GSMシステムに基づくSACCHシグナリングに置き
換わるものである。特定長さのフィールドが、データ記号フィールドの始めに、
シグナリングデータCDに割り当てられ、そしてデータ記号の残りは、ユーザデ
ータUDの送信に使用することができる。トレーニングシーケンスは、本発明の
トレーニングシーケンスTS2であり、そして第1のスチール記号は1ビットで
、第2のスチール記号は0ビットであるのが好ましい。このバースト構造は、既
知の短いシグナリングメッセージを1つのバーストにおいて送信すべきであるか
又は長い非緊急なシグナリングメッセージが多数のバーストにインターリーブさ
れる場合に、シグナリングデータの全長を決定するフィールドをシグナリングデ
ータフィールドにアタッチする必要がないという効果を与える。
【0015】 図3dは、バーストの限定再送信を可能にするアプリケーションに使用できる
本発明のバースト構造を示す。このような場合には、リアルタイムスピーチ又は
ビデオ映像の送信が含まれ、このアプリケーションの賢明な使用により、悪い状
態で受信されたバーストをその後続TDMAフレームのみにおいて再送信するこ
とができる。バーストにおいて、データ記号DSは、ユーザデータUDに割り当
てられ、トレーニングシーケンスは、本発明のトレーニングシーケンスTS2で
あり、そしてスチール記号は両方とも1ビットである。上記バーストは、受信し
た通常バーストのクオリティが低くそしてそのチャンネルに割り当てられた後続
タイムスロットにおいて再送信することが要求される状態に使用することができ
る。送信器が再送信要求を適時に受信できる場合には、以前のバーストのデータ
記号が、図3dに示すバーストにおいて送信される。次いで、トレーニングシー
ケンスTS2及び1ビットのスチール記号に基づいて、受信器は、再送信に関与
することを推定することができる。スチール記号が元の通常バーストにおけるユ
ーザデータの送信に使用された場合には、元のバーストを再送信されたバースト
に接続する前にこれらのスチール記号をパンクチャー処理し、そしてバーストを
接続するときにバースト構造体における元の位置にアタッチしなければならない
。送信器が再送信要求を受信できない場合には、バーストが通常に送信され続け
る。 それ故、本発明のバーストは、必要に応じて、ユーザデータの送信にも使用す
ることができる。しかしながら、バーストにおけるトレーニングシーケンスTS
2は、バーストの情報が、通常バーストに対して、若干例外的であることを指示
する。
本発明のバースト構造を示す。このような場合には、リアルタイムスピーチ又は
ビデオ映像の送信が含まれ、このアプリケーションの賢明な使用により、悪い状
態で受信されたバーストをその後続TDMAフレームのみにおいて再送信するこ
とができる。バーストにおいて、データ記号DSは、ユーザデータUDに割り当
てられ、トレーニングシーケンスは、本発明のトレーニングシーケンスTS2で
あり、そしてスチール記号は両方とも1ビットである。上記バーストは、受信し
た通常バーストのクオリティが低くそしてそのチャンネルに割り当てられた後続
タイムスロットにおいて再送信することが要求される状態に使用することができ
る。送信器が再送信要求を適時に受信できる場合には、以前のバーストのデータ
記号が、図3dに示すバーストにおいて送信される。次いで、トレーニングシー
ケンスTS2及び1ビットのスチール記号に基づいて、受信器は、再送信に関与
することを推定することができる。スチール記号が元の通常バーストにおけるユ
ーザデータの送信に使用された場合には、元のバーストを再送信されたバースト
に接続する前にこれらのスチール記号をパンクチャー処理し、そしてバーストを
接続するときにバースト構造体における元の位置にアタッチしなければならない
。送信器が再送信要求を受信できない場合には、バーストが通常に送信され続け
る。 それ故、本発明のバーストは、必要に応じて、ユーザデータの送信にも使用す
ることができる。しかしながら、バーストにおけるトレーニングシーケンスTS
2は、バーストの情報が、通常バーストに対して、若干例外的であることを指示
する。
【0016】 以下、図4のブロック図を参照して、本発明のテレコミュニケーションシステ
ムにおける送信器の重要な部分を説明する。送信器は、送信されるべき情報、例
えば、図3aに示すデータ流における最後のバーストに関する情報を含む手段1
00を備えている。この情報は、本発明により、コード化手段101においてコ
ード化されて、決定されたトレーニングシーケンス及びスチール記号の合成体が
作られ、そこから、コード化された情報は、手段102に供給され、送信される
べき信号及びそのスチール記号に接続される。次いで、信号は、処理手段103
により変調され、そして変換手段104へ供給され、ここで、信号は、デジタル
モードからアナログモードに変換される。アナログ信号は、高周波部分105へ
転送され、そこで、送信周波数に変換される。次いで、信号は、アンテナ106
により無線経路を経て受信器へ送信される。
ムにおける送信器の重要な部分を説明する。送信器は、送信されるべき情報、例
えば、図3aに示すデータ流における最後のバーストに関する情報を含む手段1
00を備えている。この情報は、本発明により、コード化手段101においてコ
ード化されて、決定されたトレーニングシーケンス及びスチール記号の合成体が
作られ、そこから、コード化された情報は、手段102に供給され、送信される
べき信号及びそのスチール記号に接続される。次いで、信号は、処理手段103
により変調され、そして変換手段104へ供給され、ここで、信号は、デジタル
モードからアナログモードに変換される。アナログ信号は、高周波部分105へ
転送され、そこで、送信周波数に変換される。次いで、信号は、アンテナ106
により無線経路を経て受信器へ送信される。
【0017】 次いで、図5のブロック図を参照して、本発明のテレコミュニケーションシス
テムにおける受信器の重要な部分を説明する。受信器は、無線経路を経て送信さ
れた信号を受信するためのアンテナ200を備え、そこから、信号は高周波部分
201へ供給され、ここで、中間周波数に変換される。次いで、信号は変換手段
202へ転送され、ここで、アナログモードからデジタルモードへ再変換される
。デジタル信号は、処理手段203へ伝播し、ここで、信号がフィルタされそし
て復調され、チャンネルインパルス応答及びそのエネルギーを推定することがで
き、そしてチャンネルにおいて歪んだ信号を元の形態に回復することができる。
回復された信号は、分離手段204に送られ、ここで、識別されたトレーニング
シーケンス及びスチール記号が信号から分離される。デコード手段205は、受
信したトレーニングシーケンス及びスチール記号を本発明の方法に基づいてデコ
ードし、そして手段206は、送信されたシグナリングデータにおけるメッセー
ジに対応する好ましい実施形態に基づくオペレーションをスタートする。
テムにおける受信器の重要な部分を説明する。受信器は、無線経路を経て送信さ
れた信号を受信するためのアンテナ200を備え、そこから、信号は高周波部分
201へ供給され、ここで、中間周波数に変換される。次いで、信号は変換手段
202へ転送され、ここで、アナログモードからデジタルモードへ再変換される
。デジタル信号は、処理手段203へ伝播し、ここで、信号がフィルタされそし
て復調され、チャンネルインパルス応答及びそのエネルギーを推定することがで
き、そしてチャンネルにおいて歪んだ信号を元の形態に回復することができる。
回復された信号は、分離手段204に送られ、ここで、識別されたトレーニング
シーケンス及びスチール記号が信号から分離される。デコード手段205は、受
信したトレーニングシーケンス及びスチール記号を本発明の方法に基づいてデコ
ードし、そして手段206は、送信されたシグナリングデータにおけるメッセー
ジに対応する好ましい実施形態に基づくオペレーションをスタートする。
【0018】 送信器及び受信器における上記オペレーションは、例えば、汎用又は信号プロ
セッサ又は個別ロジックを用いて実施することができる。単一オペレーションの
実施は、当業者に知られており、ここでは説明する必要がなかろう。 以下、パケット交換ワイヤレスデータ送信において遂行されるパラメータのオ
ンデマンド調整を示す例を参照して、本発明のアプリケーションを詳細に説明す
る。このような調整は、特定の時間に調整しなければならないパラメータだけが
調整されるという考え方をベースとするもので、この場合に、例えば、個別のシ
グナリングチャンネルをこの目的のために維持する必要はない。
セッサ又は個別ロジックを用いて実施することができる。単一オペレーションの
実施は、当業者に知られており、ここでは説明する必要がなかろう。 以下、パケット交換ワイヤレスデータ送信において遂行されるパラメータのオ
ンデマンド調整を示す例を参照して、本発明のアプリケーションを詳細に説明す
る。このような調整は、特定の時間に調整しなければならないパラメータだけが
調整されるという考え方をベースとするもので、この場合に、例えば、個別のシ
グナリングチャンネルをこの目的のために維持する必要はない。
【0019】 パケット交換ワイヤレスデータ送信においてはアップリンク及びダウンリンク
データ送信が互いに完全に独立している。短い遅延のリアルタイムデータ送信で
は、アップリンク及びダウンリンクトラフィックチャンネルは、データパケット
がいずれかの方向に送信される時間中だけ維持される。シグナリングメッセージ
及び確認メッセージの送信は、この目的のために連続的に維持されるチャンネル
が存在しないので、逆方向において困難となる。それ故、確認メッセージを送信
するために、何らかの維持されるチャンネルを使用できるのが好ましい。ターミ
ナルは、異なる方法で決定されそして制限された多数のアクティブなデータ送信
接続を同時に含むことができる。ターミナルは、例えば、通常の電話接続に加え
て、外部電話番号サービスを伴う同時のパケット交換接続を含むことができる。
従って、ターミナルとネットワークとの間のシグナリング又はその確認は、使用
できる最良のデータ送信接続を経て実行されるように選択することができる。例
えば、ターミナルのアップリンクスピーチ接続が使用中でないときに、ターミナ
ルの電話接続を経て反対側の当事者が話をする場合には、シグナリングメッセー
ジを上記パケット交換データ接続にマルチプレクスすることができる。次いで、
ダウンリンクシグナリングがアクティブなコール接続を経て行われ、そしてコー
ルがシグナリングの中間で切断された場合には、考えられるデータ接続にシグナ
リングを転送することができる。データ接続が存在しない場合には、ダウンリン
クシグナリングを、セルエリア内の全ターミナルに対してブロードキャストメッ
セージとして構成できるのが好ましい。当然、メッセージが指示されたところの
ターミナルだけが、そのメッセージが要求するように動作しようとする。しかし
ながら、このようにして、シグナリングに対して個別チャンネルを開放するのと
比較して、周波数帯域が更に効率的に使用される。
データ送信が互いに完全に独立している。短い遅延のリアルタイムデータ送信で
は、アップリンク及びダウンリンクトラフィックチャンネルは、データパケット
がいずれかの方向に送信される時間中だけ維持される。シグナリングメッセージ
及び確認メッセージの送信は、この目的のために連続的に維持されるチャンネル
が存在しないので、逆方向において困難となる。それ故、確認メッセージを送信
するために、何らかの維持されるチャンネルを使用できるのが好ましい。ターミ
ナルは、異なる方法で決定されそして制限された多数のアクティブなデータ送信
接続を同時に含むことができる。ターミナルは、例えば、通常の電話接続に加え
て、外部電話番号サービスを伴う同時のパケット交換接続を含むことができる。
従って、ターミナルとネットワークとの間のシグナリング又はその確認は、使用
できる最良のデータ送信接続を経て実行されるように選択することができる。例
えば、ターミナルのアップリンクスピーチ接続が使用中でないときに、ターミナ
ルの電話接続を経て反対側の当事者が話をする場合には、シグナリングメッセー
ジを上記パケット交換データ接続にマルチプレクスすることができる。次いで、
ダウンリンクシグナリングがアクティブなコール接続を経て行われ、そしてコー
ルがシグナリングの中間で切断された場合には、考えられるデータ接続にシグナ
リングを転送することができる。データ接続が存在しない場合には、ダウンリン
クシグナリングを、セルエリア内の全ターミナルに対してブロードキャストメッ
セージとして構成できるのが好ましい。当然、メッセージが指示されたところの
ターミナルだけが、そのメッセージが要求するように動作しようとする。しかし
ながら、このようにして、シグナリングに対して個別チャンネルを開放するのと
比較して、周波数帯域が更に効率的に使用される。
【0020】 図6は、本発明のシグナリングを使用できる場合のオンデマンド適応パラメー
タの調整を示すフローチャートである。当該調整パラメータは、例えば、ターミ
ナルの送信電力である。調整プロセスは、手前の調整から経過した時間tlastが
、調整周波数afrに基づいて決定された新たな調整を与えるに充分であるかど
うかチェックすることによって開始される。次いで、パラメータ値parが測定
され、そしてその値がパラメータの最適値partと比較される。パラメータ値
parとパラメータの最適値partとの間の差がエラースレッシュホールドet h を越える場合には、パラメータが調整され、そして調整周波数afrの値が所
定の変化afrstepだけ増加される。エラースレッシュホールドを越えない場合
には、パラメータを調整する必要がなく、調整周波数aftの値が所定の変化a
frstepだけ減少される。両方の場合に、調整周波数aftの値が所定の最大値
afrmaxと最小値afrminとの間に保持されることが確認される。
タの調整を示すフローチャートである。当該調整パラメータは、例えば、ターミ
ナルの送信電力である。調整プロセスは、手前の調整から経過した時間tlastが
、調整周波数afrに基づいて決定された新たな調整を与えるに充分であるかど
うかチェックすることによって開始される。次いで、パラメータ値parが測定
され、そしてその値がパラメータの最適値partと比較される。パラメータ値
parとパラメータの最適値partとの間の差がエラースレッシュホールドet h を越える場合には、パラメータが調整され、そして調整周波数afrの値が所
定の変化afrstepだけ増加される。エラースレッシュホールドを越えない場合
には、パラメータを調整する必要がなく、調整周波数aftの値が所定の変化a
frstepだけ減少される。両方の場合に、調整周波数aftの値が所定の最大値
afrmaxと最小値afrminとの間に保持されることが確認される。
【0021】 本発明は、電力制御シグナリングに関連して一例として上述したが、本発明は
これに限定されるものではなく、本発明のシグナリングは、同様の目的、特に、
パケット交換データ送信に使用することもできる。その一例は、リンク適応に関
連した使用コード化方法の変更である。しかしながら、デジタルワイヤレステレ
コミュニケーションシステム、特に、TDMAシステムは、本発明の実施形態に
おいて上述した通常バースト以外のバースト形式も含むことに注意されたい。本
発明のバースト構造は、当然、これらバーストにより送られるシグナリングデー
タの送信には使用できない。
これに限定されるものではなく、本発明のシグナリングは、同様の目的、特に、
パケット交換データ送信に使用することもできる。その一例は、リンク適応に関
連した使用コード化方法の変更である。しかしながら、デジタルワイヤレステレ
コミュニケーションシステム、特に、TDMAシステムは、本発明の実施形態に
おいて上述した通常バースト以外のバースト形式も含むことに注意されたい。本
発明のバースト構造は、当然、これらバーストにより送られるシグナリングデー
タの送信には使用できない。
【0022】 更に、本発明は、2つのトレーニングシーケンスが使用される本発明の好まし
い実施形態に基づいて一例として説明したが、トレーニングシーケンスの数は、
2に限定されるものではなく、本発明は、多数のトレーニングシーケンスを用い
て実施することもできる。このとき、受信器の実施は、より複雑になるが、トレ
ーニングシーケンス及びスチール記号の考えられる組合せが増加するときには、
指示されるべきシグナリングメッセージの数も増加する。 技術の進歩につれて、本発明の基本的な考え方は、多数のやり方で実施できる
ことが当業者に明らかであろう。従って、本発明及びその実施形態は、上記の例
に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々の変更がなされ得る。
い実施形態に基づいて一例として説明したが、トレーニングシーケンスの数は、
2に限定されるものではなく、本発明は、多数のトレーニングシーケンスを用い
て実施することもできる。このとき、受信器の実施は、より複雑になるが、トレ
ーニングシーケンス及びスチール記号の考えられる組合せが増加するときには、
指示されるべきシグナリングメッセージの数も増加する。 技術の進歩につれて、本発明の基本的な考え方は、多数のやり方で実施できる
ことが当業者に明らかであろう。従って、本発明及びその実施形態は、上記の例
に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々の変更がなされ得る。
【図1】 GSMシステムに基づく通常バーストを概略的に示す図である。
【図2】 既知の通常バーストと、本発明の好ましい実施形態に基づくバーストとを概略
的に示す図である。
的に示す図である。
【図3a】 本発明の好ましい実施形態によるバースト構造体を示す図である。
【図3b】 本発明の第2の好ましい実施形態によるバースト構造体を示す図である。
【図3c】 本発明の第3の好ましい実施形態によるバースト構造体を示す図である。
【図3d】 本発明の第4の好ましい実施形態によるバースト構造体を示す図である。
【図4】 本発明の好ましい実施形態による送信器を示すブロック図である。
【図5】 本発明の好ましい実施形態による受信器を示すブロック図である。
【図6】 本発明の好ましい実施形態によるパラメータの調整を示すフローチャートであ
る。
る。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年1月31日(2001.1.31)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5K046 AA05 BB01 EE06 EF02 5K067 BB03 BB21 CC06 DD11 FF02 GG01
Claims (14)
- 【請求項1】 ワイヤレスデジタルテレコミュニケーションシステムにおけ
るベースステーションとターミナルとの間のシグナリング方法であって、ベース
ステーションとターミナルとの間の信号を、記号より成るバーストから発生し、
バーストは既知のトレーニングシーケンスを含むような方法において、 既知のトレーニングシーケンスと同じ長さの第2のトレーニングシーケンスを
記号から発生し、 上記第2のトレーニングシーケンスを含むバーストを発生し、そして 上記第2のトレーニングシーケンスを含むバーストを使用して、少なくとも1
つのシグナリングメッセージを送信する、 という段階を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 上記第2のトレーニングシーケンスを含む受信したバースト
に応答して、上記シグナリングメッセージの存在を指示する請求項1に記載の方
法。 - 【請求項3】 使用されるべきトレーニングシーケンスの数を2に制限する
請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 上記既知のトレーニングシーケンスを含むバーストにおいて
ユーザデータを送信し、そして 上記第2のトレーニングシーケンスを含むバーストにおいてシグナリングデー
タ及び/又はユーザデータを送信する請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 上記第2のトレーニングシーケンスを含むバーストにスチー
ル記号を使用して、送信されるべきシグナリングメッセージを指定する請求項1
ないし4のいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 上記第2のトレーニングシーケンスを含むバーストを使用し
て、GSMシステムに基づきFACCHシグナリングを送信する請求項1ないし
5のいずれかに記載の方法。 - 【請求項7】 上記第2のトレーニングシーケンスを含むバーストを使用し
て、GSMシステムに基づきSACCHシグナリングを送信する請求項1ないし
6のいずれかに記載の方法。 - 【請求項8】 上記方法をパケット交換ワイヤレステレコミュニケーション
システムに使用する請求項1ないし5のいずれかに記載の方法。 - 【請求項9】 上記方法を使用して、移動ステーション及びベースステーシ
ョンの送信電力を調整する請求項1ないし8のいずれかに記載の方法。 - 【請求項10】 ベースステーションとターミナルとの間でシグナリングす
るためのワイヤレスデジタルテレコミュニケーションシステムであって、ベース
ステーションとターミナルとの間の無線接続を経て送信されるべき信号は、記号
から発生されたバーストを含み、バーストは既知のトレーニングシーケンスを含
み、上記システムは、少なくとも1つの送信器及び少なくとも1つの受信器を備
え、その送信器は、上記トレーニングシーケンスを発生する手段を含み、そして
受信器は、上記トレーニングシーケンスを識別する手段を備えているテレコミュ
ニケーションシステムにおいて、 上記送信器は、既知のトレーニングシーケンスと同じ長さの第2のトレーニン
グシーケンスを発生する手段と、その第2のトレーニングシーケンスを含むバー
ストを発生しそしてシグナリングメッセージをこのバーストにコード化する手段
とを備え、そして 上記受信器は、上記第2のトレーニングシーケンスを含むバーストを受信する
手段と、上記第2のトレーニングシーケンスを識別する手段と、上記バーストに
おけるコード化されたシグナリングメッセージをデコードする手段とを備えたこ
とを特徴とするテレコミュニケーションシステム。 - 【請求項11】 上記受信器は、上記第2のトレーニングシーケンスを含む
受信したバーストに応答して、上記シグナリングメッセージの存在を指示するよ
うに構成された請求項10に記載のテレコミュニケーションシステム。 - 【請求項12】 システムに使用されるべきトレーニングシーケンスの数が
2に制限される請求項11に記載のテレコミュニケーションシステム。 - 【請求項13】 既知のトレーニングシーケンスを含む上記バーストは、ユ
ーザデータを送信するように構成され、そして 第2のトレーニングシーケンスを含む上記バーストは、シグナリングデータ及
び/又はユーザデータを送信するように構成される請求項12に記載のテレコミ
ュニケーションシステム。 - 【請求項14】 上記第2のトレーニングシーケンスを含むバーストにおけ
る少なくとも1つのスチール記号は、送信されるべきシグナリングメッセージの
内容を指定するように構成される請求項10ないし13のいずれかに記載のテレ
コミュニケーションシステム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI982781 | 1998-12-22 | ||
FI982781A FI108494B (fi) | 1998-12-22 | 1998-12-22 | Signalointimenetelmõ ja tietoliikennejõrjestelmõ |
PCT/FI1999/001064 WO2000038350A2 (en) | 1998-12-22 | 1999-12-21 | Signalling method and telecommunication system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002533986A true JP2002533986A (ja) | 2002-10-08 |
Family
ID=8553179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000590325A Pending JP2002533986A (ja) | 1998-12-22 | 1999-12-21 | シグナリング方法及びテレコミュニケーションシステム |
Country Status (12)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6801770B2 (ja) |
EP (1) | EP1142155B1 (ja) |
JP (1) | JP2002533986A (ja) |
KR (1) | KR20010089690A (ja) |
CN (1) | CN1333959A (ja) |
AT (1) | ATE369667T1 (ja) |
AU (1) | AU3046500A (ja) |
BR (1) | BR9916511A (ja) |
CA (1) | CA2356117A1 (ja) |
DE (1) | DE69936788T2 (ja) |
FI (1) | FI108494B (ja) |
WO (1) | WO2000038350A2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002084563A (ja) * | 2000-07-03 | 2002-03-22 | Lucent Technol Inc | 無線通信システムの加入者にマルチポイント接続性を提供するための方法 |
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DE19901622A1 (de) * | 1999-01-18 | 2000-07-20 | Philips Corp Intellectual Pty | Drahtloses Netzwerk |
US7512109B2 (en) * | 2000-09-29 | 2009-03-31 | Intel Corporation | Slot structure for radio communications system |
FI114682B (fi) * | 2000-10-13 | 2004-11-30 | Nokia Corp | Menetelmä ja järjestely nopean signaloinnin toteuttamiseksi asymmetrisessä tietoliikenneyhteydessä |
SE0100846D0 (sv) * | 2001-03-09 | 2001-03-09 | Ericsson Telefon Ab L M | Identification of individual tranceivers |
ATE438965T1 (de) * | 2001-10-18 | 2009-08-15 | Siemens Ag | Verfahren zum signalisieren von zuordnungen zwischen cdma-codes und lernsequenzen bei tdd- mobilfunksystemen |
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