JP2002532638A - ヒドロフルオロエーテルを含有するドライクリーニング組成物 - Google Patents

ヒドロフルオロエーテルを含有するドライクリーニング組成物

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Abstract

(57)【要約】 ドライクリーニング組成物は、ヒドロフルオロエーテルと、グリコールエーテル、フルオロカーボン界面活性剤、アルカノールおよびそれらの混合物から成る群から選択された共溶媒と、1重量%未満の量で存在する水とを含む。布物品を洗浄するために十分な時間の長さにわたり上述した有効量のドライクリーニング組成物を布物品に接触させる工程を含む布物品を洗浄する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ドライクリーニング組成物および特にヒドロフルオロエーテルを含
有するドライクリーニング組成物に関する。
【0002】 汚れた物品を溶媒液および/または溶媒蒸気に浸漬する(あるいはそれらで洗
浄する)溶媒洗浄用途はよく知られている。浸漬、リンスおよび/または乾燥の
一つ以上の段階が関わる用途は一般的である。室温または溶媒の沸点以下の高い
温度で溶媒を用いることができる(超音波攪拌が伴うことが多い)。
【0003】 溶媒洗浄における主たる問題は、溶媒蒸気が洗浄設備から大気に損失しがちな
ことである(特に溶媒を高温で用いる場合)。こうした損失を最小にするために
一般に注意が払われる(例えば、良好な装置設計および蒸気回収システムを通し
て)が、殆どの実用洗浄用途は、大気への溶媒蒸気の多少の損失の原因となる。
【0004】 溶媒洗浄プロセスにおいて、従来から塩素化溶媒(例えば、1,1,2−トリ
クロロ−1,2,2−トリフルオロエタンなどのクロロフルオロカーボンおよび
1,1,1−トリクロロエタンなどのクロロカーボン)が単独で、あるいは脂肪
族アルコールまたは他の低分子量極性化合物などの一種以上の共溶媒と混合して
使われてきた。こうした溶媒は、当初は環境に優しいと考えられたが、今はオゾ
ン層の破壊に関連づけられている。モントリオール議定書およびその関連改正案
によると、その溶媒の生産と使用は中止しなければならない(例えば、P.S.
Zurer,「Looming Ban on Production of
CFCs,Halons Spurs Switch to Substitu
tes,」Chemical & Engineering News,pag
e12,November15,1993)を参照すること)。
【0005】 従って、一般に使われていた洗浄溶媒の代替品または切換品が技術上必要とさ
れ始めた。こうした代替品は、低いオゾン層破壊係数をもつべきであり、種々の
溶媒洗浄用途のために適する沸点範囲をもつべきであり、また炭化水素性染み、
フルオロカーボン性染みの両方および水性汚れを溶解する能力をもつべきである
。好ましくは、代替品は毒性も低く、引火点(ASTM D3278−89で測
定されるもの)がなく、洗浄用途において用いるために許容できる安定性をもつ
と共に、短い大気寿命および低い地球温暖化係数をもつ。
【0006】 部分的弗素化エーテルは、クロロフルオロカーボン代替品として提案されてき
た(例えば、ヤマシタ(Yamashita)ら、「Internationa
l Conference on CFC and BFC(Halons),
Shanghai,China,August7〜10,1994,pages
55〜58)を参照すること)。
【0007】 欧州特許公報第0450 855 A2号(インペリアルケミカル(Impe
rial Chemical Industries PLC))には、溶媒洗
浄用途における沸点20℃〜120℃の低分子量弗素含有エーテルの使用が記載
されている。
【0008】 国際特許公報WO第93/11280号(アライドシグナル(Allied−
Signal,Inc.))には、フルオロカーボン系リンス溶媒を用いる非水
性洗浄プロセスが開示されている。
【0009】 米国特許第5,275,669号(ファンデルプイ(Van Der Puy
)ら)には、基板の表面から汚染物質を溶解または除去するために有用なヒドロ
フルオロカーボン溶媒が記載されている。その溶媒は4〜7個の炭素原子を有し
、フルオロカーボンである部分を有し、残りの部分は炭化水素である。
【0010】 米国特許第3,453,333号(リット(Litt)ら)には、弗素以外の
少なくとも一個のハロゲン置換基を含む弗素化エーテルが開示され、液体である
エーテルを固体ポリクロロトリフルオロエチレン樹脂などの高分子量樹脂過弗素
化化合物用の溶媒として使用できることが述べられている。
【0011】 フランス特許公報第2,287,432号(ソシエテナショナレ・デスポード
レス(Societe Nationale des Poudres et
Explosifs))には、新しい部分弗素化エーテルおよびそれらを製造す
る方法が記載されている。その化合物は、催眠剤および麻酔剤として、熱安定難
燃性ポリマーまたは内部潤滑性ポリマーを調製するためのモノマーとして、およ
び植物衛生分野と植物薬剤分野において有用であると言われている。
【0012】 ドイツ特許公報第1,294,949号(ファブベルケ・ヘキスト(Farb
werke Hoechst AG)には、麻酔剤として、および麻酔剤とポリ
マーの調製のための中間体として有用であると言われているパーフルオロアルキ
ル−アルキルエーテルの製造のための技術が記載されている。
【0013】 一つの態様において、本発明は、ヒドロフルオロエーテルと、グリコールエー
テル、フルオロカーボン界面活性剤、アルカン、アルカノールおよびそれらの混
合物から成る群から選択される共溶媒と、1重量%未満の量で存在する水とを含
むドライクリーニング組成物を提供する。もう一つの態様において、本発明の組
成物は、ヒドロフルオロエーテルと、グリコールエーテル、アルカノール、フル
オロカーボン界面活性剤およびそれらの混合物から成る群から選択される共溶媒
と、1重量%未満の量で存在する水と、洗剤とを含むドライクリーニング組成物
を提供する。もう一つの態様において、本発明は、有効量の上述したドライクリ
ーニング組成物のいずれかを布に、その布物品を洗浄するために十分な時間の長
さにわたり接触させる工程を含む布物品を洗浄する方法を提供する。
【0014】 本発明のドライクリーニング組成物は、一般に、パークロロエチレンよりも布
に対する侵食性は少ないために、それを多様な布と合わせて使用することが可能
である。本発明の組成物はまた、パーフルオロエチレン系よりも速く乾く。
【0015】 本発明の実施において均質組成物は好ましいが、液体/液体乳化液などの不均
質配合物も用いることができる。
【0016】 本方法において用いるために適するヒドロフルオロエーテル(HFE)は、一
般に、炭素原子、フッ素原子、水素原子およびカテナリー(すなわち、鎖内)酸
素原子を最小限に含む低極性化学化合物である。HFEは、任意に、窒素および
硫黄などの別のカテナリーヘテロ原子を含むことが可能である。HFEは、直鎖
、分岐または環式あるいはそれらの組合せ(アルキル脂環式など)であることが
可能である分子構造を有し、好ましくは、エチレン系不飽和がなく、合計で約4
〜約20個の炭素原子を有する。こうしたHFEは、特に純粋な化合物または混
合物として知られていると共に容易に入手できる。
【0017】 好ましいヒドロフルオロエーテルは、約40℃〜約275℃、好ましくは約5
0℃〜約200℃、なおより好ましくは約50℃〜約121℃の範囲の沸点をも
つことが可能である。好ましくは、本発明のHFEは、パークロロエチレンの蒸
気圧よりも高い蒸気圧を有し、よって洗浄された布の乾燥時間を長くする。
【0018】 ヒドロフルオロエーテルが不燃性であることが非常に好ましい。不燃性である
ために、HFEの弗素原子、水素原子および炭素原子の間の関係は、式Iである
弗素原子数/(水素原子数+C−C結合数)0.8 の要件を満たすべきである。
【0019】 例えば、COCHに関する計算は、9/(3+3)=1.5である。
従って、この化合物は不燃性であり、明らかに本発明において非常に有用である
。それに反して、COCに関する計算は、7/(7+4)=0.6
4であり、COCが可燃性であると共に本発明において特には有用
でないことを意味する。一般に、弗素原子数の増加、水素原子数の減少または炭
素−炭素結合数の減少はそれぞれHFEの引火点を高める。
【0020】 さらに、HFEは、クロロフルオロカーボンおよび多くのクロロフルオロカー
ボン代替品に比べて毒性が比較的低い可能性があり、極めて低いオゾン層破壊係
数、例えば、零を有する可能性があり、短い大気寿命をもつと共に低い地球温暖
化係数をもつ。
【0021】 有用なヒドロフルオロエーテルには、分離(segregated)ヒドロフ
ルオロエーテルおよびオメガ−ヒドロフルオロエーテルの二つの種類が挙げられ
る。構造的には、分離ヒドロフルオロエーテルは、少なくとも一個のモノアルコ
キシ、ジアルコキシまたはトリアルコキシで置換されたパーフルオロアルカン、
パーフルオロシクロアルカン、パーフルオロシクロアルキル含有パーフルオロア
ルカン、またはパーフルオロシクロアルキレン含有パーフルオロアルカン化合物
を含む。
【0022】 こうしたHFEはWO第96/22356号に記載され、式I R−(O−R (式I) で表される。 式中、 xは1〜約3であり、 xが1である時、Rは、炭素原子数2〜約15の直鎖または分岐パーフルオ
ロアルキル基、炭素原子数3〜約12のパーフルオロシクロアルキル基および炭
素原子数5〜約15のパーフルオロシクロアルキル含有パーフルオロアルキル基
から成る群から選択され、 xが2である時、Rは、炭素原子数2〜約15の直鎖または分岐パーフルオ
ロアルカンジイル基またはパーフルオロアルキリデン基、炭素原子数6〜約15
のパーフルオロシクロアルキル含有またはパーフルオロシクロアルキレン含有パ
ーフルオロアルカンジイルまたはパーフルオロアルキリデン基および炭素原子数
3〜約12のパーフルオロシクロアルキリデン基から成る群から選択され、 xが3である時、Rは、炭素原子数2〜約15の直鎖または分岐パーフルオ
ロアルカントリイル基またはパーフルオロアルキリデン基、炭素原子数6〜約1
5のパーフルオロシクロアルキル含有またはパーフルオロシクロアルキレン含有
パーフルオロアルカントリイルまたはパーフルオロアルキリデン基および炭素原
子数3〜約12のパーフルオロシクロアルカントリイル基から成る群から選択さ
れ、 すべての場合、Rは、任意に、FS−基を末端基とすることが可能であり
、 各Rは、炭素原子数1〜約8の直鎖または分岐アルキル基、炭素原子数4〜
約8のシクロアルキル含有アルキル基および炭素原子数3〜約8のシクロアルキ
ル基から成る群から独立して選択され、 基RおよびRのいずれか一方または両方は、任意に、一個以上のカテナリ
ーヘテロ原子を含むことが可能であり、 R基中の炭素原子の数およびR基(複数を含む)中の炭素原子の数の合計
は4以上であり、 パーフルオロアルキル、パーフルオロアルカンジイル、パーフルオロアルキリ
デンおよびパーフルオロアルカントリイル基内に含まれるパーフルオロシクロア
ルキルおよびパーフルオロシクロアルキレン基は、任意に且つ独立して、例えば
、炭素原子数1〜約4の一個以上のパーフルオロアルキル基で置換することが可
能である
【0023】 好ましくは、xは1であり、Rは上で定義されており、Rは、炭素原子数
1〜約6のアルキル基である。Rは一個以上のカテナリーヘテロ原子を含むこ
とが可能であるが、Rはそうではない。R中の炭素原子の数およびR中の
炭素原子の数の合計は4以上である。なおより好ましくは、xは1であり、R は、炭素原子数3〜約8の直鎖または分岐パーフルオロアルキル基、炭素原子数
5〜約8のパーフルオロシクロアルキル含有パーフルオロアルキルまたはパーフ
ルオロアルキリデン基および炭素原子数5〜約6のパーフルオロシクロアルキル
基から成る群から選択され、Rは、炭素原子数1〜約3のアルキル基である。
は一個以上のカテナリーヘテロ原子を含むことが可能であるが、Rはそう
ではない。パーフルオロアルキル、パーフルオロアルカンジイル、パーフルオロ
アルキリデンおよびパーフルオロアルカントリイル基内に含まれるパーフルオロ
アルキルおよびパーフルオロシクロアルキレン基は、任意に且つ独立して、例え
ば、一個以上のパーフルオロメチル基で置換することが可能である。
【0024】 式Iによって表現される代表的なヒドロフルオロエーテル化合物には、
【化1】
【化2】
【化3】 n−COCH
【化4】
【化5】
【化6】 n−COC17OCH CHO(CFOCH
【化7】 OCH11OC11OC
【化8】 CFOCOC
【化9】 (CFCFOCH (CFC−OCHOCOCFCFOCO(CFOCH13OC (CNCFCFOCH (CNCOCH
【化10】
【化11】 (CFN(CFOCH (CFN(CFOC
【化12】 (C)NCFCFCFOCH (C)NCFCFCFOC (C)NCFCFCFOC
【化13】
【化14】
【化15】
【化16】
【化17】
【化18】 (CN(CFOCH (CN(CFOCH
【化19】
【化20】
【化21】
【化22】
【化23】
【化24】
【化25】
【化26】
【化27】
【化28】
【化29】 CF(OC)CF(CFCF(OC)CF(CFCF(OCH)CF(CF CFCF(OCH)CF(CF が挙げられる。式中、内部「F」で示された環式構造体は過弗素化されている。
【0025】 好ましい分離ヒドロフルオロエーテルには、n−COCH,(CFCFOCH,n−COCH,(CFCFCFOCH
n−COC,(CFCFCFOC,(CF
OCH,CHO(CFOCH,およびCHO(CFOCH が挙げられる。
【0026】 分離ヒドロフルオロエーテル(すなわち、式Iによって一般に表現されるHF
E)は、過弗素化アルコキシドのアルキル化によって調製することができ、その
過弗素化アルコキシドは、無水極性非プロトン溶媒中で対応する過弗素化アシル
弗化物または過弗素化ケトンを無水アルカリ金属弗化物(例えば、弗化カリウム
または弗化セシウム)または無水弗化銀と反応させることにより調製される(例
えば、前述したフランス特許公報第2,287,432号およびドイツ特許公報
第1,294,949号に記載された調製方法を参照すること)。あるいは、過
弗素化第三アルコールを塩基(例えば、水酸化カリウムまたは水酸化ナトリウム
)と反応させて過弗素化第三アルコキシドを製造することができ、その過弗素化
第三アルコキシドは、その後、米国特許第5,750,979号に記載されたよ
うにアルキル化剤との反応によってアルキル化することができる。
【0027】 分離ヒドロフルオロエーテルの調製において用いるために適するアルキル化剤
には、ジアルキルスルフェート(例えば、ジメチルスルフェート)、アルキルハ
ロゲン化物(例えば、沃化メチル)アルキルp−トルエンスルホネート(例えば
、メチルp−トルエンスルホネート)およびアルキルパーフルオロアルカンスル
ホネート(例えば、メチルパーフルオロメタンスルホネート)などが挙げられる
。適する極性非プロトン溶媒には、ジエチルエーテル、エチレングリコールジメ
チルエーテルおよびジエチレングリコールジメチルエーテルなどの非環式エーテ
ル、蟻酸メチル、蟻酸エチル、酢酸メチル、ジエチルカーボネート、プロピレン
カーボネートおよびエチレンカーボネートなどのカルボン酸エステル、アセトニ
トリルなどのアルキルニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエ
チルホルムアミドおよびN−メチルピロリドンなどのアルキルアミド、ジメチル
スルホキシドなどのアルキルスルホキシド、ジメチルスルホン、テトラメチレン
スルホンおよび他のスルホランなどのアルキルスルホン、N−メチル−2−オキ
サゾリドンなどのオキサゾリドンおよびそれらの混合物が挙げられる。
【0028】 適する過弗素化アシル弗化物は、電解質として無水弗化水素(Simons
ECF)またはKF・HF(Philips ECF)のいずれかを用いて、
対応する炭化水素カルボン酸(またはその誘導体)の電気化学的弗素化(ECF
)によって調製することができる。過弗素化アシル弗化物および過弗素化ケトン
も、過弗素化カルボン酸エステル(弗素ガスを用いる直接弗素化によって対応す
る炭化水素または部分弗素化カルボン酸エステルから調製できる)の解離によっ
て調製することができる。解離は、反応条件下で過弗素化エステルを弗化物イオ
ン源と接触させることにより(米国特許第3,900,372号(チャイルズ(
Childs))に記載された方法を参照すること)、あるいはガス状非ヒドロ
キシル求核性試薬、液状非ヒドロキシル求核性試薬および少なくとも一種の非ヒ
ドロキシル求核性試薬(ガス状、液状または固体状)とアシル化剤に対して不活
性である少なくとも一種の溶媒との混合物から成る群から選択される少なくとも
一種の開始試薬とエステルを混合することにより達成することができる。
【0029】 解離において使用できる開始試薬は、過弗素化エステルとの求核反応が可能で
あるガス状または液状の非ヒドロキシル求核性試薬、およびガス状、液状または
固体状非ヒドロキシル求核性試薬(複数を含む)と溶媒との混合物(以後「溶媒
混合物」と呼ぶ)である。少量のヒドロキシル求核性試薬の存在は許容できる。
適するガス状または液状非ヒドロキシル求核性試薬には、ジアルキルアミン、ト
リアルキルアミン、カルボキサミド、アルキルスルホキシド、アミンオキシド、
オキサゾリドンおよびピリジンなど、ならびにそれらの混合物が挙げられる。溶
媒混合物中で用いるために適する非ヒドロキシル求核性試薬には、こうしたガス
状または液状非ヒドロキシル求核性試薬および固体状非ヒドロキシル求核性試薬
、例えば、アルカリ金属塩、アンモニウム塩、アルキル置換アンモニウム(一置
換、二置換、三置換または四置換)塩または第四ホスホニウム塩の形態で使用で
きるフルオリド、シアニド、シアナート、ヨージド、クロリド、ブロミド、アセ
テート、メルカプチド、アルコキシド、チオシアナート、アジド、トリメチルシ
リルジフルオリド、ビスルフィトおよびビフルオリドアニオンおよびそれらの混
合アニオンが挙げられる。こうした塩は一般に市販されているが、必要ならば知
られている方法、例えば、「Comprehensive Inorganic
Chemistry」,Volume Six(The Alkali Me
tals),pages61〜64,D.Van Nostrand Comp
any,Inc.,New York(1957)においてスニード(M.C.
Sneed)およびブラステッド(R.C.Brasted)、ならびにJus
tus Liebigs Ann.Chem.1978,1937においてコブ
ラー(H.Kobler)らによって記載された方法によって調製することがで
きる。1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタンなども適する固体状求核
性試薬である。
【0030】 有用な他のヒドロフルオロエーテルは、米国特許第5,658,962号(モ
ーア(Moore)ら)に記載されたオメガ−ヒドロフルオロアルキルエーテル
であり、それは式II X−R’−(O−R’’)−O−R’’−H (式II) に示した一般構造によって表現することができる。 式中、 XはFまたはHであり、 R’は炭素原子数1〜約12の二価過弗素化有機基であり、 R’’は炭素原子数1〜約6の二価過弗素化有機基であり、 R’’は炭素原子数1〜約6の二価有機基であり、好ましくは、R’’は過弗
素化されている。 XがFであると共にyが0である時にR’’が少なくとも一個のF原子を含む
ことを条件としてyは0〜4の整数である。
【0031】 本発明の方法において用いるために適する式IIによって表現される代表的な
化合物には、化合物 COCH HCOCH HCOCH11OCH C13OCFH C13OCOCH c−C11CFOCFH COCHF HCFO(CO)n(CFO)mCFH(ここでm=0〜2および
n=0〜3) CO[C(CF)CFO]pCFHCF(ここでp=0〜5) COCFC(CFCFH HCFCFOCFC(CFCFOCH C15OCFHCF17OCFO(CFH C17OCOCOCOCFH が挙げられる。
【0032】 式IIによって表現されるオメガ−ヒドロフルオロアルキルエーテルは、対応
する前駆物質フルオロアルキルエーテルカルボン酸およびそれらの塩、あるいは
好ましくは、米国特許第5,658,962号に記載されたような、それらの鹸
化性アルキルエステルの脱カルボキシル化によって調製することができる。本明
細書における実施例1も参照すること。
【0033】 あるいは、オメガ−ヒドロフルオロアルキルエーテルは、対応するオメガ−ク
ロロフルオロアルキルエーテル(例えば、WO第93/11868号公表出願に
記載されたオメガ−クロロフルオロアルキルエーテル)の還元によって調製する
ことができ、そのエーテルは米国特許第5,658,962号にも記載されてい
る。
【0034】 本発明のドライクリーニング組成物は、一般に、約70重量%より多いHFE
、好ましくは約75重量%より多いHFE、より好ましくは約80重量%より多
いHFEを含有する。こうした量は乾燥時間の改善を助け、高い引火点を維持す
る。
【0035】 本発明の組成物は一種以上の共溶媒を含有する。本発明のドライクリーニング
組成物中の共溶媒の目的は、HFEの油溶解力を高めることである。共溶媒は、
共溶媒、HFEおよび油、あるいは共溶媒、HFEおよび任意の洗剤を含有する
均質溶液の形成を可能にもする。本明細書において用いられる「均質組成物」は
、単一相組成物、あるいは単一相のみを有すると思われる組成物、例えば、溶液
またはミクロ乳化液である。
【0036】 本発明の有用な共溶媒は、HFEまたは水に可溶であり、代表的なドライクリ
ーニング洗剤に適合すると共に、植物性油、鉱物油または動物性油などの、衣類
上の汚れ中で一般に見られる油、および水性汚れを可溶化することが可能である
。上述した基準を満たすあらゆる共溶媒または共溶媒の混合物を用いることがで
きる。
【0037】 有用な共溶媒には、アルコール、エーテル、グリコールエーテル、アルカン、
アルケン、パーフルオロカーボン、過弗素化第三アミン、パーフルオロエーテル
、シクロアルカン、エステル、ケトン、芳香族化合物、シロキサン、ヒドロクロ
ロカーボン、ヒドロクロロフルオロカーボン、ヒドロフルオロカーボンおよび弗
素化界面活性剤が挙げられる。好ましくは、共溶媒は、アルコール、アルカン、
アルケン、シクロアルカン、エステル、芳香族化合物、ヒドロクロロカーボンお
よびヒドロフルオロカーボンから成る群から選択される。
【0038】 本発明のドライクリーニング組成物中で使用できる共溶媒の代表的な例には、
メタノール、エタノール、イソプロパノール、t−ブチルアルコール、メチルt
−ブチルエーテル、メチルt−アミルエーテル、プロピレングリコールn−プロ
ピルエーテル、プロピレングリコールn−ブチルエーテル、ジプロピレングリコ
ールn−ブチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテル、エチレングリ
コールモノブチルエーテル、1,2−ジメトキシエタン、シクロヘキサン、2,
2,4−トリメチルペンタン、n−デカン、テルペン(例えば、α−ピネン、カ
ンフェンおよびリモネン)、トランス−1,2−ジクロロエチレン、メチルシク
ロペンタン、デカリン、メチルデカノエート、t−ブチルアセテート、酢酸エチ
ル、グリコールメチルエーテルアセテート、ジエチルフタレート、2−ブタノン
、メチルイソブチルケトン、ナフタレン、トルエン、p−クロロベンゾトリフル
オリド、トリフルオロトルエン、ヘキサメチルジシロキサン、オクタメチルトリ
シロキサン、パーフルオロヘキサン、パーフルオロヘプタン、パーフルオロオク
タン、パーフルオロトリブチルアミン、パーフルオロ−N−メチルモルホリン、
パーフルオロ−2−ブチルオキサシクロペンタン、塩化メチレン、クロロシクロ
ヘキサン、1−クロロブタン、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン、1,1
,1−トリフルオロ−2,2−ジクロロエタン、1,1,1,2,2−ペンタフ
ルオロ−3,3−ジクロロプロパン、1,1,2,2,3−ペンタフルオロ−1
,3−ジクロロプロパン、2,3−ジヒドロパーフルオロペンタン、1,1,1
,2,2,4−ヘキサフルオロブタン、1−トリフルオロメチル−1,2,2−
トリフルオロシクロブタン、3−メチル−1,1,2,2−テトラフルオロシク
ロブタンおよび1−ヒドロペンタデカフルオロヘプタンが挙げられる。
【0039】 共溶媒として使用できる化合物のもう一つのクラスは、ミネソタ州セントポー
ルのミネソタマイニングアンドマニュファクチャリング(Minnesota
Mining and Manufacturing Co.)から商品名FL
URAD FC−171およびFC−170Cで、あるいはデラウェア州ウィル
ミントンのデュポン・ヌムール(E.I.DuPont de Nemous
and Co.)から商品名ZONYL FSOおよびFSNで市販されている
弗素化非イオン界面活性剤である。
【0040】 共溶媒は、HFEと合わせて均質な組成物を形成させるために有効な量(重量
)で本発明の組成物中に存在する。共溶媒の有効量は、どの共溶媒または共溶媒
ブレンドを用いるか、および組成物中で用いられるHFEまたはHFEのブレン
ドに応じて異なる。しかし、ドライクリーニング組成物中に存在する特定のいず
れの共溶媒の好ましい最大量も、組成物を可燃性にするために必要な量を上回る
べきではない。
【0041】 共溶媒は、一般に約1〜約30重量%、好ましくは約5〜約25重量%、より
好ましくは約5〜約20重量%の量で本発明の組成物中に存在することが可能で
ある。
【0042】 水は、組成物の1重量%未満のレベルで本発明の組成物中に存在することが可
能である。一般に、本発明の組成物中に存在する水の量は、洗剤または他の添加
剤中に存在する水の量によって影響される。水は、必要ならば本発明の組成物に
直接添加することが可能である。本発明の組成物は、好ましくは0〜1重量%未
満の水、より好ましくは約0.1〜1重量%未満の水を含有する。
【0043】 本発明のドライクリーニング組成物は、一種以上の任意の洗剤を含有すること
が可能である。洗剤は、水性汚れの洗浄を促進するためにドライクリーニング組
成物に添加される。
【0044】 有用な洗剤は、上で定義されたHFEおよび共溶媒と合わせて均質な溶液を形
成できるものである。これらを、当業者がドライクリーニング産業において用い
られる公知の多くの洗剤から容易に選択することが可能である。
【0045】 好ましい市販されている洗剤の例には、アリゾナ州スコッツデールのレイドロ
ー(Laidlaw Corp.)、イリノイ州ナパービルのアールアールスト
リーツ(R.R.Streets)およびニュージャージー州ウェインのカレド
(Caled)からそれぞれ商品名VARI−CLEAN、STATICOLお
よびNUTOUCHで市販されているものが挙げられる。
【0046】 本発明の組成物中に存在する洗剤の量は、洗剤の適合性のみによって限定され
る。得られるドライクリーニング組成物が上で定義されたように均質である限り
必要ないかなる量の洗剤も用いることができる。洗剤の有効量は、分散相または
連続相のいずれかに適合するか、あるいは可溶であるその量である。洗剤は、一
般に、約2重量%以下の量で本発明の組成物中に存在することが可能である。
【0047】 ドライクリーニング組成物は、洗浄プロセス後に必要なふうに布の物理的特性
を変える他の添加剤を含有することも可能である。これらには、布の手触り、柔
軟性、撥水撥油特性(repellency)などを高める材料が挙げられる。
【0048】 一般に、本発明のクリーニング組成物は、溶液またはミクロ乳化液のいずれか
を形成するために成分を合わせて単に混合することにより製造することができる
【0049】 一般に、衣類物品は、衣類物品を洗浄するか、あるいは別に汚れを除去するた
めに十分な時間にわたり本発明の十分な量のドライクリーニング組成物を衣類物
品と接触させることにより洗浄される。用いられるドライクリーニング組成物の
量および組成物が物品に接触する時間の長さは装置および洗浄される物品の数に
基づいて異なることが可能である。
【0050】 実施例 実施例において用いられた材料の供給業者、調製 パーフルオロメチルエーテル(COCH)−スターラーおよび冷却装
置が装備された20ガロン(3.8L)のハステロイ製反応器に、噴霧乾燥され
た弗化カリウム6.0kg(103.1モル)を投入した。反応器を密封し、反
応器内の圧力を100トル未満に低下させた。その後、無水ジメチルホルムアミ
ド25.1kgを反応器に添加し、反応器を絶えず攪拌しながら0℃未満に冷却
した。ヘプタフルオロブチリルフルオリド(純度58%)25.1kg(67.
3モル)を反応器に添加した。反応器の内容物の温度が−20℃に達した時に、
硫酸ジメチル12kg(95.1モル)を約2時間にわたり反応器に添加した。
その後、得られた混合物を放置して連続的に攪拌しながら16時間にわたり反応
させた。別の4時間にわたって温度を50℃に上げて全体の反応を促進させ、そ
の後、温度を20℃に冷却した。冷却後に、揮発性材料(出発ヘプタフルオロブ
チリルフルオリド反応物中に存在する主としてパーフルオロオキサシクロペンタ
ン)を3時間にわたり反応器からベントした。その後、反応器を再密封し、水(
6.0kg)を反応器に徐々に添加した。水と未反応ヘプタフルオロブチリルフ
ルオリドとの発熱反応が収まった後に、反応器を25℃に冷却し、反応器内容物
を30分にわたり攪拌した。反応器圧力を注意深く抜き、下方有機相を取り出し
、22.6kgの材料が生じた。それは63.2重量%のCOCH(沸
点58〜60℃、生成物がそのものであることをGC/MSおよびH と19 F NMRによって確認した)であった。
【0051】 プロピレングリコールn−プロピルエーテル:ミシガン州ミッドランドのダウ
ケミカル(Dow Chemical Co.)から市販されている商品名DO
WANOL PnPエーテルを有するもの。 プロピレングリコールn−ブチルエーテル:ダウケミカル(Dow Chem
ical Co.)から市販されている商品名DOWANOL PnBエーテル
を有するもの。 ジプロピレングリコールn−ブチルエーテル:ダウケミカル(Dow Che
mical Co.)から市販されている商品名DOWANOL DPnBエー
テルを有するもの。 プロピレングリコールメチルエーテル:ダウケミカル(Dow Chemic
al Co.)から市販されている商品名DOWANOL PMエーテルを有す
るもの。 プロピレングリコールメチルエーテルアセテート:ダウケミカル(Dow C
hemical Co.)から市販されている商品名DOWANOL PMAア
セテートを有するもの。 エチレングリコールモノブチルエーテル:ダウケミカル(Dow Chemi
cal Co.)から市販されている商品名DOWANOL EBを有するもの
。 STATICOL界面活性剤:アールアールストリーツ(R.R.Stree
ts)から市販されている、パークロロエチレンに基づくドライクリーニング配
合物中で用いられる専有の洗剤配合物。 NU TOUCH界面活性剤:カレド(Caled)から市販されている、パ
ークロロエチレンに基づくドライクリーニング配合物中で用いられる専有の洗剤
配合物。
【0052】 試験手順 ドライクリーニングシミュレーション試験 油性汚れおよび水性汚れを布から除去する際のドライクリーニング組成物の有
効性を評価するために用いられる、ドライクリーニング店における条件を模擬す
るように考案された実験室規模の試験。
【0053】 バーリントンファブリックス(Burlington Fabrics)(バ
ージニア州クラークスビル)から二つのタイプのウール布を購入した。桃色のあ
や織物および黄色のちりめんタイプの布であった。これらの布を8インチX8イ
ンチ(20.3cmX20.3cm)の布切れに裁断した。二つの油性汚れおよ
び二つの水性汚れを用いて、それらを試験した。油性汚れは、コネチカット州グ
リニッジのウィトコケミカル(Witco Chemical Co.)から商
品名KAYDOLで市販されている、それぞれ五滴の鉱油と、ニュージャージー
州エングルウッドクリフのベストフーズ(Best Foods CPC In
tl.,Inc.)から商品名MAZOLAで市販されているトウモロコシ油か
ら成っていた。水性汚れは、それぞれ三滴のHEINZケチャップと赤ワイン(
カリフォルニア州モデストのガロワイナリーズ(E.J.Gallo Wine
ries)のCabernet Sauvignon)から成っていた。一枚の
パラフィン紙を用いて汚れをそれぞれ覆った。5ポンドの重りを一分にわたり布
上の汚れそれぞれに加えて、衣類への汚れの押し込みを模擬した。その後、重り
とパラフィン紙を取り出し、汚れた布を20分にわたり周囲空気にさらした。そ
の後、洗浄溶液を充填した8オンス(236mL)のガラスジャー内に布片をそ
れぞれ入れた。その後、ジャーに蓋をして、20分にわたり振とうし、布切れを
取り出し、布切れをロールプレスに通して移動させることにより過剰の洗浄溶液
を絞り出した。その後、その布切れを強制空気炉内に吊し、160°F(71℃
)で15分にわたり乾燥した。
【0054】 商品名MINOLTA310Chroma Meterを備えるコンパクト三
刺激値色分析計を用いて、乾燥直後に汚れ度を測定した。表中の報告値は三つの
測定の平均である。分析計は、汚れのない布を基準にして全色空間を表現する数
学計算値であるデルタE(ΔE)値として汚れ度を測定する。数値が小さければ
小さいほど、変色の差が少ない。すなわち、汚れがより顕著でない。1未満の差
は人の眼では検出できない。
【0055】 比較例C1およびC2 比較例C1において、ドライクリーニング配合物中でパークロロエチレンと合
わせて用いるために販売される商業製品であるSTATICOL乾燥洗剤をCOCHに添加して、その溶解度を決定した。この界面活性剤は、C OCH中で極めて低い溶解度を示し、STATICOL界面活性剤と純HFE
のみから成る適合性ドライクリーニング組成物を製造できなかったことを示して
いる。
【0056】 比較例C2において、STATICOL乾燥洗剤の代わりにNU TOUCH
乾燥洗剤を用いた以外は同じ溶解度実験を行った。再び、その界面活性剤は、C OCH中で極めて低い溶解度を示し、それはドライクリーニング組成物
のために好ましくない。
【0057】 実施例1〜12 主溶媒としてヒドロフルオロエーテルを含有するドライクリーニング組成物中
で用いるための有用な非弗素化共溶媒候補を選別するために、以下の試験を開発
した。
【0058】 30mLのCOCHを含む小さいジャーにMAZOLA植物性油三滴
を添加した。得られた溶液に候補共溶媒をそれぞれ添加した。ある最小重量%で
添加された時に透明な溶液を生じるなら(より低い濃度で、たとえ曇った溶液を
生じてさえ)共溶媒を有用であると考えた。
【0059】 この選別試験からの結果を表1に示している。
【0060】
【表1】 表1 共溶媒の評価 *:アルコール単独が可燃性であってさえ、不燃性であった共沸組成物を形成し
た。
【0061】 表1のデータは、約25重量%以下の濃度で用いられた時に多くの極性共溶媒
が植物性油の存在下でCOCHと合わせて透明な単一相をもたらし、潜
在的に良好なドライクリーニング性能を示したことを表している。共溶媒の炭化
水素鎖長が長くなるにつれて適合性は低下した。
【0062】 この研究から、ドライクリーニング組成物における後続の評価のために、プロ
ピレングリコールアルキルエーテルおよびアルカノールを選択した。
【0063】 実施例13〜20 次に、COCH、STATICOL界面活性剤またはNU TOUC
H界面活性剤および水を含有する適合性ドライクリーニング組成物を製造するた
めに必要な表1からの有用な各共溶媒の量を決定した。
【0064】 COCH75g、STATICOL界面活性剤0.75gおよび水0
.8gを含有するSTATICOL系コンセントレートを配合した。C
CH75g、NU TOUCH界面活性剤1.0g(NU TOUCH界面活
性剤は多少の水を含有している)を含有する対応するNU TOUCH系コンセ
ントレートを配合した。各コンセントレートとの適合性混合物を形成するために
必要な各共溶媒の最小重量%を決定し、結果を表2に示した。
【0065】
【表2】 表2
【0066】 表2のデータは、ヒドロフルオロエーテルCOCHとの適合性を達成
するために、共溶媒を単独でヒドロフルオロエーテルと合わせて用いる場合より
(表1の結果に比べて)、界面活性剤および小濃度の水の存在下では少ない共溶
媒しか必要としないことを示している。実施例13〜19のアルカノールおよび
プロピレングリコールアルキルエーテルに比べて、より高いレベルのグリコール
エーテルアセテート(実施例20)を適合性のために必要とした。
【0067】 実施例21〜26および比較例C1〜C2 ドライクリーニングシミュレーション試験手順を用いて、表1に記載した幾つ
かのCOCH/共溶媒ブレンドを桃色のあや織物からのケチャップ、赤
ワイン、鉱油およびトウモロコシ油汚れの除去について評価した。用いられた共
溶媒の量は、均質溶液を生成させるための表1に記載した最小量であった。COCH単独(C1)およびパークロロエチレン単独(C2)も比較例とし
て評価した。
【0068】 汚れと溶媒ブレンドとの組合せごとの平均ΔE値を表3に示した。
【0069】
【表3】 表3
【0070】 表3のデータは、COCH/共溶媒ブレンドが、単独で用いられたパ
ークロロエチレンのドライクリーニング性能と同等の総合的なドライクリーニン
グ性能(すなわち、油除去において概ね同等、ケチャップ除去において若干優れ
、赤ワイン除去において若干劣る)を示し、単独で用いられたCOCH のドライクリーニング性能より優れていたことを表している。
【0071】 実施例27〜32および比較例C3〜C4 ドライクリーニングシミュレーション試験手順を用いて、表1に記載した幾つ
かのCOCH/共溶媒ブレンドを黄色のちりめんからのケチャップ、赤
ワイン、鉱油およびトウモロコシ油汚れの除去について評価した。用いられた共
溶媒の量は、均質溶液を生成させるための表1に記載した最小量であった。COCH(C3)およびパークロロエチレン(C4)も比較例として評価し
た。
【0072】 汚れと溶媒ブレンドとの組合せごとの平均ΔE値を表4に示した。
【0073】
【表4】 表4
【0074】 表4のデータは、COCH/共溶媒ブレンドが、単独で用いられたパ
ークロロエチレンのドライクリーニング性能と同等の総合的なドライクリーニン
グ性能(すなわち、油除去において概ね同等、赤ワイン除去において若干優れ、
ケチャップ除去において若干劣る)を示し、単独で用いられたCOCH のドライクリーニング性能より優れていたことを表している。
【0075】 実施例33〜38および比較例C5 ドライクリーニングシミュレーション試験手順を用いて、表2に記載した幾つ
かのCOCH/共溶媒/STATICOL/水ブレンドを桃色のあや織
物からのケチャップ、赤ワイン、鉱油およびトウモロコシ油汚れの除去について
評価した。今回は、表2に示した濃度でなく一定の18重量%で共溶媒を各ブレ
ンドに配合した。これは、均質であるために表2の濃度のすべてに対して必要と
される共溶媒の最小量であり、よって等しい共溶媒量で比較することができた。
パークロロエチレン75g、STATICOL界面活性剤0.75gおよび水0
.8gを含有する標準ドライクリーニング配合物単独も比較例(C5)として評
価した。
【0076】 汚れと溶媒/界面活性剤/水ブレンドとの組合せごとの平均ΔE値を表5に示
した。
【0077】
【表5】 表5
【0078】 表5のデータは、COCH/共溶媒/STATICOL(登録商標)
界面活性剤/水ブレンドが、パークロロエチレンの配合物のドライクリーニング
性能に匹敵する総合的なドライクリーニング性能を示したことを表している。
【0079】 実施例39〜44および比較例C6 ドライクリーニングシミュレーション試験手順を用いて、表2に記載した幾つ
かのCOCH/共溶媒/STATICOL界面活性剤/水ブレンドを黄
色のちりめんからのケチャップ、赤ワイン、鉱油およびトウモロコシ油汚れの除
去について評価した。再び、表2に示した濃度でなく一定の18重量%で共溶媒
を各ブレンドに配合した。これは、均質であるために表2の濃度のすべてに対し
て必要とされる共溶媒の最小量であり、よって等しい共溶媒量で比較することが
できた。パークロロエチレン75g、STATICOL界面活性剤0.75gお
よび水0.8gを含有する標準ドライクリーニング配合物も比較例(C6)とし
て評価した。
【0080】 汚れと溶媒/界面活性剤/水ブレンドごとの平均ΔE値を表6に示した。
【0081】
【表6】 表6
【0082】 表6のデータは、COCH/共溶媒/STATICOL界面活性剤/
水ブレンドが、赤ワイン、鉱油およびトウモロコシ油汚れのクリーニングにおい
てパークロロエチレンの配合物のドライクリーニング性能に匹敵するドライクリ
ーニング性能およびケチャップ汚れのクリーニングにおいて多少劣った性能を示
したことを表している。
【0083】 実施例45〜50および比較例C7 ドライクリーニングシミュレーション試験手順を用いて、表2に記載した幾つ
かのCOCH/共溶媒/NU TOUCH界面活性剤ブレンドを桃色の
あや織物からのケチャップ、赤ワイン、鉱油およびトウモロコシ油汚れの除去に
ついて評価した。再び、表2に示した濃度でなく一定の18重量%で共溶媒を各
ブレンドに配合した。これは、均質であるために表2の濃度のすべてに対して必
要とされる共溶媒の最小量であり、よって等しい共溶媒量で比較することができ
た。パークロロエチレン75g、NU TOUCH界面活性剤1.0gを含有す
る標準ドライクリーニング配合物も比較例(C7)として評価した。
【0084】 汚れと溶媒/界面活性剤ブレンドごとの平均ΔE値を表7に示した。
【0085】
【表7】 表7
【0086】 表7のデータは、COCH/共溶媒/NU TOUCH界面活性剤ブ
レンドが、鉱油およびトウモロコシ油汚れのクリーニングにおいてパークロロエ
チレンの配合物のドライクリーニング性能に匹敵するドライクリーニング性能お
よびケチャップおよび赤ワイン汚れのクリーニングにおいて多少劣った性能を示
したことを表している。
【0087】 実施例51〜56および比較例C8 ドライクリーニングシミュレーション試験手順を用いて、表2に記載した幾つ
かのCOCH/共溶媒/NU TOUCH界面活性剤ブレンドを黄色の
ちりめんからのケチャップ、赤ワイン、鉱油およびトウモロコシ油汚れの除去に
ついて評価した。再び、表2に示した濃度でなく一定の18重量%で共溶媒を各
ブレンドに配合した。これは、均質であるために表2の濃度のすべてに対して必
要とされる共溶媒の最小量であり、よって等しい共溶媒量で比較することができ
た。パークロロエチレン75g、NU TOUCH界面活性剤1.0gを含有す
る標準ドライクリーニング配合物も比較例(C8)として評価した。
【0088】 汚れと溶媒/界面活性剤ブレンドごとの平均ΔE値を表8に示した。
【0089】
【表8】 表8
【0090】 表8のデータは、COCH/共溶媒/NU TOUCH界面活性剤ブ
レンドが、鉱油およびトウモロコシ油汚れのクリーニングにおいてパークロロエ
チレンの配合物のドライクリーニング性能に匹敵するドライクリーニング性能お
よびケチャップおよび赤ワイン汚れのクリーニングにおいて劣った性能を示した
ことを表している。
【0091】 実施例57〜62および比較例C9 ドライクリーニングシミュレーション試験手順を用いて、表2に記載した幾つ
かのCOCH/共溶媒/STATICOL界面活性剤/水ブレンドを桃
色のあや織物からのケチャップ、赤ワイン、鉱油およびトウモロコシ油汚れの除
去について評価した。今回は、表2に示したのと同じレベル(すなわち、均質溶
液を生成させるために十分な共溶媒レベル)で各共溶媒を配合した。パークロロ
エチレン75g、STATICOL界面活性剤0.75gおよび水0.8gを含
有する標準ドライクリーニング配合物も比較例(C9)として評価した。
【0092】 汚れと溶媒/界面活性剤/水ブレンドごとの平均ΔE値を表9に示した。
【0093】
【表9】 表9
【0094】 表9のデータは、COCH/共溶媒/STATICOL界面活性剤/
水ブレンドが、ケチャップ汚れ除去において若干優れ、赤ワインおよび鉱油汚れ
の除去において概ね匹敵し、トウモロコシ油汚れ除去において若干劣っていたこ
とを表している。
【0095】 実施例63〜68および比較例C10 ドライクリーニングシミュレーション試験手順を用いて、表2に記載した幾つ
かのCOCH/共溶媒/STATICOL界面活性剤/水ブレンドを黄
色のちりめんからのケチャップ、赤ワイン、鉱油およびトウモロコシ油汚れの除
去について評価した。今回は、表2に示したのと同じレベル(すなわち、均質溶
液を生成させるために十分な共溶媒レベル)で各共溶媒を配合した。パークロロ
エチレン75g、STATICOL界面活性剤0.75gおよび水0.8gを含
有する標準ドライクリーニング配合物も比較例(C10)として評価した。
【0096】 汚れと溶媒/界面活性剤/水ブレンドごとの平均ΔE値を表10に示した。
【0097】
【表10】 表10
【0098】 表10のデータは、COCH/共溶媒/STATICOL界面活性剤
/水ブレンドが、ケチャップ汚れ除去において優れ、赤ワインおよびトウモロコ
シ油汚れの除去において概ね若干劣り、鉱油汚れ除去において概ね匹敵していた
ことを表している。
【0099】 実施例69〜74および比較例C11 ドライクリーニングシミュレーション試験手順を用いて、表2に記載した幾つ
かのCOCH/共溶媒/NU TOUCH界面活性剤ブレンドを桃色の
あや織物からのケチャップ、赤ワイン、鉱油およびトウモロコシ油汚れの除去に
ついて評価した。今回は、表2に示したのと同じレベル(すなわち、均質溶液を
生成させるために十分な共溶媒レベル)で各共溶媒を配合した。パークロロエチ
レン75g、NU TOUCH界面活性剤1.0gを含有する標準ドライクリー
ニング配合物も比較例(C11)として評価した。
【0100】 汚れと溶媒/界面活性剤ブレンドごとの平均ΔE値を表11に示した。
【0101】
【表11】 表11
【0102】 表11のデータは、パークロロエチレン配合物と比べてCOCH/共
溶媒/NU TOUCH界面活性剤/水ブレンドが、すべての汚れの除去におい
て概ね多少劣っていたことを表している。
【0103】 実施例75〜80および比較例C12 ドライクリーニングシミュレーション試験手順を用いて、表2に記載した幾つ
かのCOCH/共溶媒/NU TOUCH界面活性剤ブレンドを黄色の
ちりめんからのケチャップ、赤ワイン、鉱油およびトウモロコシ油汚れの除去に
ついて評価した。今回は、表2に示したのと同じレベル(すなわち、均質溶液を
生成させるために十分な共溶媒レベル)で各共溶媒を配合した。パークロロエチ
レン75g、NU TOUCH界面活性剤1.0gを含有する標準ドライクリー
ニング配合物も比較例(C12)として評価した。
【0104】 汚れと溶媒/界面活性剤ブレンドごとの平均ΔE値を表12に示した。
【0105】
【表12】 表12
【0106】 表12のデータは、パークロロエチレン配合物と比べてCOCH/共
溶媒/NU TOUCH界面活性剤/水ブレンドが、すべての汚れの除去におい
て概ね多少劣っていたことを表している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,Z W Fターム(参考) 4H003 AA02 DA01 DC03 ED03 ED28 ED29 ED32 FA46

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)ヒドロフルオロエーテル、 b)有効量の共溶媒、および c)全組成物の1重量%未満の量で存在する水 の混合物を含むドライクリーニング組成物。
  2. 【請求項2】 洗剤をさらに含む請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記共溶媒は、グリコールエーテル、グリコールエーテルア
    セテート、非イオン性弗素化界面活性剤、アルカノール、アルカン、エステル、
    テルペンおよびそれらの混合物から選択される請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記ヒドロフルオロエーテルは、分離ヒドロフルオロエーテ
    ルおよびオメガ−ヒドロフルオロアルキルエーテルから選択される請求項1に記
    載の組成物。
  5. 【請求項5】 前記ヒドロフルオロエーテルは、ヒドロフルオロエーテルま
    たは式、 R−(O−R (式中、 xは1〜約3であり、 xが1である時、Rは、炭素数2〜約15の直鎖または分岐パーフルオロア
    ルキル基、炭素原子数3〜約12のパーフルオロシクロアルキル基および炭素原
    子数5〜約15のパーフルオロシクロアルキル含有パーフルオロアルキル基から
    成る群から選択され、 xが2である時、Rは、炭素原子数2〜約15の直鎖または分岐パーフルオ
    ロアルカンジイル基またはパーフルオロアルキリデン基、炭素原子数6〜約15
    のパーフルオロシクロアルキル含有またはパーフルオロシクロアルキレン含有パ
    ーフルオロアルカンジイルまたはパーフルオロアルキリデン基および炭素原子数
    3〜約12のパーフルオロシクロアルキリデン基から成る群から選択され、 xが3である時、Rは、炭素原子数2〜約15の直鎖または分岐パーフルオ
    ロアルカントリイル基またはパーフルオロアルキリデン基、炭素原子数6〜約1
    5のパーフルオロシクロアルキル含有またはパーフルオロシクロアルキレン含有
    パーフルオロアルカントリイルまたはパーフルオロアルキリデン基および炭素原
    子数3〜約12のパーフルオロシクロアルカントリイル基から成る群から選択さ
    れ、 すべての場合、Rは、任意に、FS−基を末端基とすることが可能であり
    、 各Rは、炭素原子数1〜約8の直鎖または分岐アルキル基、炭素原子数4〜
    約8のシクロアルキル含有アルキル基および炭素原子数3〜約8のシクロアルキ
    ル基から成る群から独立して選択され、 基RおよびRのいずれか一方または両方は、任意に、一個以上のカテナリ
    ーヘテロ原子を含むことが可能であり、 R基中の炭素原子の数およびR基中の炭素原子の数の合計は4以上であり
    、 パーフルオロアルキル、パーフルオロアルカンジイル、パーフルオロアルキリ
    デンおよびパーフルオロアルカントリイル基内に含まれたパーフルオロシクロア
    ルキルおよびパーフルオロシクロアルキレン基は、任意に且つ独立して、例えば
    、炭素原子数1〜約4の一個以上のパーフルオロアルキル基で置換することが可
    能である) を有するヒドロフルオロエーテルの組合せである請求項1に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 前記ヒドロフルオロエーテルは、ヒドロフルオロエーテルま
    たは式 X−R’−(O−R’’)−O−R’’−H (式中、 XはFまたはHのいずれかであり、 R’は炭素原子数1〜約12の二価過弗素化有機基であり、 R’’は炭素原子数1〜約6の二価過弗素化有機基であり、 R’’は炭素原子数1〜6の二価有機基であり、好ましくは、R’’は過弗素
    化されており、 XがFでありyが0である時にR’’は少なくとも一個のF原子を含むことを
    条件として、yは0〜4の整数である) を有するヒドロフルオロエーテルの組合せである請求項1に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 前記グリコールエーテルは、エチレングリコールモノ−n−
    ブチルエーテル、プロピレングリコールn−プロピルエーテル、プロピレングリ
    コールn−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールn−ブチルエーテル、ジプ
    ロピレングリコールメチルエーテルおよびそれらの混合物から選択される請求項
    3に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 前記アルカノールは、イソプロパノール、t−ブチルアルコ
    ールおよびそれらの混合物から選択される請求項3に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 前記共溶媒は約1〜約30重量%の量で存在する請求項1に
    記載の組成物。
  10. 【請求項10】 前記ヒドロフルオロエーテルは、70重量%より多い量で
    存在する請求項1に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 前記ヒドロフルオロエーテルは、n−COCH
    (CFCFOCH,n−COCH,(CFCFCF
    CH,n−COC,(CFCFCFOC,(CF COCH,CHO(CFOCH,CHO(CFOC
    またはそれらの組合せである請求項1に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 前記ヒドロフルオロエーテルは、121℃以下の沸点を有
    する請求項1に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 前記ヒドロフルオロエーテルは、前記組成物の75重量%
    より多い量で存在する請求項11に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 前記共溶媒は、前記組成物の約5〜約25重量%の量で存
    在する請求項7に記載の組成物。
  15. 【請求項15】 前記洗剤は、前記組成物の約2重量%以下の量で存在する
    請求項2に記載の組成物。
  16. 【請求項16】 前記ヒドロフルオロエーテルはCOCHである請
    求項1に記載の組成物。
  17. 【請求項17】 前記共溶媒は、グリコールエーテル、グリコールエーテル
    アセテート、アルカノールおよびそれらの混合物から選択される請求項16に記
    載の組成物。
  18. 【請求項18】 布物品を洗浄するために十分な時間にわたり a)ヒドロフルオロエーテル、 b)有効量の共溶媒、および c)全組成物の1重量%未満の量で存在する水 の混合物を含むドライクリーニング組成物を前記布物品に接触させる工程を含む
    布物品をドライクリーニングする方法。
  19. 【請求項19】 前記布物品を洗浄した後に前記ドライクリーニング組成物
    を蒸発させる工程をさらに含む請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記布は、油性汚れ、水性汚れまたはそれらの組合せ汚れ
    で汚れている請求項18に記載の方法。
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