JP2002531414A - 卵胞発生の改善 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
本発明は補助生殖におけるGDF−9の使用およびGDF−9を含んでなるキットに関する。方法により卵胞ならびに卵母細胞の発達および成熟が刺激される。方法はGDF−9をゴナドトロピンと組合わせて投与することからなる。
Description
【0001】 本発明は補助生殖における成長分化因子−9(GDF−9)の使用およびGD
F−9を含んでなるキットに関する。
F−9を含んでなるキットに関する。
【0002】 生殖は受精可能な1個の健常な(高品質の)卵母細胞を***できる卵胞の成長
および選別に関係する。続いて受精した卵母細胞は胚に発達し、受容される子宮
内膜に着床し、胎児に、最終的には健常な乳児に成長する。しかしながら、生殖
能力に問題があるカップルが子供を得るためには処置を行う必要がある。現在、
二つの主要な処置プログラム:女性が無***性サイクルに起因する不妊であるカ
ップルには***誘発(OI)、および女性または男性のいずれかに生殖能力の問
題があるカップルには体外受精(IVF)を利用することができる。OIプロト
コルの場合、単一の卵胞の成長および自然に受精できる1個の卵母細胞の***を
誘起するために低用量のゴナドトロピンを投与する。IVFの場合、複数の卵胞
を発達させるために比較的高量のゴナドトロピンを投与する。複数の卵胞の成長
を誘導した後、黄体形成ホルモン(LH)/ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG
)で卵母細胞の成熟を誘起し、卵胞穿刺により成熟卵母細胞を回収する。体外受
精およびインビトロ初期胚分割の後、2ないし3個の胚を子宮に移す。
および選別に関係する。続いて受精した卵母細胞は胚に発達し、受容される子宮
内膜に着床し、胎児に、最終的には健常な乳児に成長する。しかしながら、生殖
能力に問題があるカップルが子供を得るためには処置を行う必要がある。現在、
二つの主要な処置プログラム:女性が無***性サイクルに起因する不妊であるカ
ップルには***誘発(OI)、および女性または男性のいずれかに生殖能力の問
題があるカップルには体外受精(IVF)を利用することができる。OIプロト
コルの場合、単一の卵胞の成長および自然に受精できる1個の卵母細胞の***を
誘起するために低用量のゴナドトロピンを投与する。IVFの場合、複数の卵胞
を発達させるために比較的高量のゴナドトロピンを投与する。複数の卵胞の成長
を誘導した後、黄体形成ホルモン(LH)/ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG
)で卵母細胞の成熟を誘起し、卵胞穿刺により成熟卵母細胞を回収する。体外受
精およびインビトロ初期胚分割の後、2ないし3個の胚を子宮に移す。
【0003】 両方の処置において、単一または複数の卵胞を発達させるためにゴナドトロピ
ン投与を個々の患者に適用しなければならない。これは非常に困難であり、成功
は保証されない。さらに多くの因子、とりわけ卵母細胞の品質および子宮内膜の
受容性に起因して、最終的な妊娠率は比較的低い(〜20%)。成功率が比較的
低い原因は卵胞発生および卵子発生を誘起する方法にあるかもしれない。
ン投与を個々の患者に適用しなければならない。これは非常に困難であり、成功
は保証されない。さらに多くの因子、とりわけ卵母細胞の品質および子宮内膜の
受容性に起因して、最終的な妊娠率は比較的低い(〜20%)。成功率が比較的
低い原因は卵胞発生および卵子発生を誘起する方法にあるかもしれない。
【0004】 自然な月経周期の間にゴナドトロピンFSHおよびLHは卵胞および卵母細胞
の発達を誘起する。最も一般的であるのはまたFSHにより調節される選別によ
り、成長している卵胞プールからの1個の卵胞のみが優勢になり、最終的に***
時に健常な受精可能な卵母細胞を放出する。その他の卵胞は退縮性であり***さ
れずに退化する。
の発達を誘起する。最も一般的であるのはまたFSHにより調節される選別によ
り、成長している卵胞プールからの1個の卵胞のみが優勢になり、最終的に***
時に健常な受精可能な卵母細胞を放出する。その他の卵胞は退縮性であり***さ
れずに退化する。
【0005】 最適な卵胞および卵母細胞の発達にはゴナドトロピンのみならず、成長因子も
必要であることは周知である。GDF−9はかかる成長因子である。そのヌクレ
オチドおよびアミノ酸配列はIncertiら、(Biochim.Bioph
ys.Acta,1222:125−128(1994))およびMcGrat
hら(Mol.Endo.,9:131−136(1995))に記載されてい
る。GDF−9ノックアウトマウスではGDF−9欠乏のために初期段階で卵胞
の発達が停止する(Dongら(1996))。さらにGDF−9は初期段階か
ら充分成長した***前段階の卵胞までの卵胞(より具体的には卵母細胞)に存在
することが示されている(McGrathら(1995))。これらの結果はG
DF−9が正常な卵胞および卵母細胞の発達に関与していることを示している。
必要であることは周知である。GDF−9はかかる成長因子である。そのヌクレ
オチドおよびアミノ酸配列はIncertiら、(Biochim.Bioph
ys.Acta,1222:125−128(1994))およびMcGrat
hら(Mol.Endo.,9:131−136(1995))に記載されてい
る。GDF−9ノックアウトマウスではGDF−9欠乏のために初期段階で卵胞
の発達が停止する(Dongら(1996))。さらにGDF−9は初期段階か
ら充分成長した***前段階の卵胞までの卵胞(より具体的には卵母細胞)に存在
することが示されている(McGrathら(1995))。これらの結果はG
DF−9が正常な卵胞および卵母細胞の発達に関与していることを示している。
【0006】 選別メカニズムにより、原始プールに残った卵胞群から1個の卵胞のみが***
前段階に到達する、すなわち優勢な卵胞であり、健常で受精可能な卵母細胞を提
供する。その他のものは退縮性であり退化する。優勢な卵胞の選別を調節するメ
カニズムは充分には理解されていないが、FSHに最も感受性の高い卵胞が優勢
になる卵胞であるという仮説がある。
前段階に到達する、すなわち優勢な卵胞であり、健常で受精可能な卵母細胞を提
供する。その他のものは退縮性であり退化する。優勢な卵胞の選別を調節するメ
カニズムは充分には理解されていないが、FSHに最も感受性の高い卵胞が優勢
になる卵胞であるという仮説がある。
【0007】 このように卵胞の成長は例えばIGF−1、GDF−9により、後にはゴナド
トロピンFSHおよびLHにより、並びにエストロゲンにより調節されている。
成長の間にいくつかの段階:初期段階、胞状前および胞状段階、並びに最終的な
***前段階が決定されている。
トロピンFSHおよびLHにより、並びにエストロゲンにより調節されている。
成長の間にいくつかの段階:初期段階、胞状前および胞状段階、並びに最終的な
***前段階が決定されている。
【0008】 不妊処置プロトコルと自然な受胎との主要な差異は関係する卵胞および卵母細
胞の数である。
胞の数である。
【0009】 補助生殖技術(Assisted Reproduction Techni
ques:ART)処置では、受精し着床胚に発達する1個の健常な卵母細胞を
***させる選別メカニズムは比較的高用量のゴナドトロピン(主にFSH)の投
与により支配される。このプロトコルでは多くの卵胞および卵母細胞が成長し、
最終的にこれらの卵胞から多くの卵母細胞が得られる。しかしながら、LH/C
Gで卵母細胞の成熟が誘起されるが、回収時に全ての卵母細胞が実際に成熟して
いるわけではないか、または卵母細胞は成熟しているが、適切に発達しない。続
いてインビトロで卵母細胞の成熟を誘起できる場合もあるが、このインビトロ成
熟方法では成功が限定的である。結果的に、実際に子宮内膜に着床する胚にまで
発達するのは卵胞から得られた全卵母細胞のうち相対的に極低率である。これに
よりART成功率が相対的に低くなる。
ques:ART)処置では、受精し着床胚に発達する1個の健常な卵母細胞を
***させる選別メカニズムは比較的高用量のゴナドトロピン(主にFSH)の投
与により支配される。このプロトコルでは多くの卵胞および卵母細胞が成長し、
最終的にこれらの卵胞から多くの卵母細胞が得られる。しかしながら、LH/C
Gで卵母細胞の成熟が誘起されるが、回収時に全ての卵母細胞が実際に成熟して
いるわけではないか、または卵母細胞は成熟しているが、適切に発達しない。続
いてインビトロで卵母細胞の成熟を誘起できる場合もあるが、このインビトロ成
熟方法では成功が限定的である。結果的に、実際に子宮内膜に着床する胚にまで
発達するのは卵胞から得られた全卵母細胞のうち相対的に極低率である。これに
よりART成功率が相対的に低くなる。
【0010】 本発明はGDF−9をゴナドトロピンと組合わせて投与することにより卵胞お
よび卵母細胞の発達および成熟の刺激を改善する。これにより受精率、分割およ
び着床能力がより高い高品質の卵母細胞を回収できるようになり、最終的にAR
T成功率が高くなる。このように、本発明によりGDF−9を治療に使用できる
。とりわけGDF−9を補助生殖に使用できる。
よび卵母細胞の発達および成熟の刺激を改善する。これにより受精率、分割およ
び着床能力がより高い高品質の卵母細胞を回収できるようになり、最終的にAR
T成功率が高くなる。このように、本発明によりGDF−9を治療に使用できる
。とりわけGDF−9を補助生殖に使用できる。
【0011】 このように、GDF−9の投与により、アポプトシスに至るように予定されて
いない、より小型の卵胞が成長プールに入るように選別され、健常な***前期の
卵胞に成長する。加えて成長している卵胞がGDF−9により救われ、高品質の
卵母細胞を有する充分に成長した卵胞にまで発達し、最終的に成功するすなわち
妊娠に至る率を高める。
いない、より小型の卵胞が成長プールに入るように選別され、健常な***前期の
卵胞に成長する。加えて成長している卵胞がGDF−9により救われ、高品質の
卵母細胞を有する充分に成長した卵胞にまで発達し、最終的に成功するすなわち
妊娠に至る率を高める。
【0012】 成長因子GDF−9およびゴナドトロピンの組合わせにより卵胞の成長が誘起
され、卵胞がより自然に発達し、それと共に卵母細胞の品質および最終的な成功
率が改善される。
され、卵胞がより自然に発達し、それと共に卵母細胞の品質および最終的な成功
率が改善される。
【0013】 本発明によれば、GDF−9を女性患者に投与して卵胞および卵母細胞の発達
および成熟を改善することができる。既存の卵巣刺激および体外受精のための処
置プロトコルに投与を含めることができる。別法として、GDF−9の存在下、
好ましくはFSHに加えて、適当な培養培地中インビトロでインキュベートする
ことにより、単離された卵胞および/または卵母細胞を発達させるためにGDF
−9を用いることもできる。
および成熟を改善することができる。既存の卵巣刺激および体外受精のための処
置プロトコルに投与を含めることができる。別法として、GDF−9の存在下、
好ましくはFSHに加えて、適当な培養培地中インビトロでインキュベートする
ことにより、単離された卵胞および/または卵母細胞を発達させるためにGDF
−9を用いることもできる。
【0014】 真核宿主細胞中組換えDNA技術によりGDF−9を調製するのが好ましい。
GDF−9をコードするDNAを単離し、特徴づけし、適当なベクター系の調製
に用いることができる。GDF−9は哺乳動物由来のDNA、より好ましくはヒ
トDNAによりコードされるのが好ましい。
GDF−9をコードするDNAを単離し、特徴づけし、適当なベクター系の調製
に用いることができる。GDF−9は哺乳動物由来のDNA、より好ましくはヒ
トDNAによりコードされるのが好ましい。
【0015】 ある種のGDF−9のヌクレオチド酸配列をプローブとして、または別の種の
完全遺伝子の単離および同定を可能にするDNA増幅反応におけるプライマーと
して用いられる合成オリゴヌクレオチドを調製するための供給源として用いるこ
とができる。その配列情報を用いて周知の方法で別の供給源からのcDNAまた
はゲノムDNAから完全遺伝子を誘導するか、または合成することができる。
完全遺伝子の単離および同定を可能にするDNA増幅反応におけるプライマーと
して用いられる合成オリゴヌクレオチドを調製するための供給源として用いるこ
とができる。その配列情報を用いて周知の方法で別の供給源からのcDNAまた
はゲノムDNAから完全遺伝子を誘導するか、または合成することができる。
【0016】 ゴナドトロピンに属すると理解されているFSHはヒト供給源例えば月経閉止
期の尿から単離される。別法では、真核宿主細胞で生成することにより組換えF
SHを調製できる。さらに現行の補助生殖プロトコル処置のようにLHまたはh
CGの投与により成熟を誘導できる。しかしながら、その上GnRHアンタゴニ
ストおよび/またはアゴニストなどの変種をも用いることができる。
期の尿から単離される。別法では、真核宿主細胞で生成することにより組換えF
SHを調製できる。さらに現行の補助生殖プロトコル処置のようにLHまたはh
CGの投与により成熟を誘導できる。しかしながら、その上GnRHアンタゴニ
ストおよび/またはアゴニストなどの変種をも用いることができる。
【0017】 本発明により用いられるタンパク質は適切な脊椎動物組織から単離されるよう
なアミノ酸配列を有するそのタンパク質であり、これらの周知の配列そのもの、
またはそのアレル変種を有する。
なアミノ酸配列を有するそのタンパク質であり、これらの周知の配列そのもの、
またはそのアレル変種を有する。
【0018】 配列に生じ得る変種を全配列におけるアミノ酸の差異により、または該配列に
おけるアミノ酸の欠失、置換、挿入、転位または付加により表すことができる。
生物学的および免疫学的活性を本質的には変化しないと予測されるアミノ酸置換
について報告されている。関連するアミノ酸間のアミノ酸置換または進化におい
てしばしば生じる置換はとりわけSer/Ala、Ser/Gly、Asp/G
ly、Asp/Asn、Ile/Valである(Dayhof,M.D.、タン
パク質配列および構造の地図、Nat.Biomed.Res.Found、ワ
シントンD.C.5巻、補遺3(1978))。
おけるアミノ酸の欠失、置換、挿入、転位または付加により表すことができる。
生物学的および免疫学的活性を本質的には変化しないと予測されるアミノ酸置換
について報告されている。関連するアミノ酸間のアミノ酸置換または進化におい
てしばしば生じる置換はとりわけSer/Ala、Ser/Gly、Asp/G
ly、Asp/Asn、Ile/Valである(Dayhof,M.D.、タン
パク質配列および構造の地図、Nat.Biomed.Res.Found、ワ
シントンD.C.5巻、補遺3(1978))。
【0019】 本発明によれば、タンパク質の必須部分が無傷である限り、すなわち変種タン
パク質が卵胞および卵母細胞の発達において依然機能する限り、GDF−9のフ
ラグメントまたはスプライシング変種もまた用いることができる。卵胞および卵
母細胞の発達はマウスインビトロ卵胞培養系を用いてインビトロで擬似できる。
その系では胞状前卵胞が***前段階まで成長できる。
パク質が卵胞および卵母細胞の発達において依然機能する限り、GDF−9のフ
ラグメントまたはスプライシング変種もまた用いることができる。卵胞および卵
母細胞の発達はマウスインビトロ卵胞培養系を用いてインビトロで擬似できる。
その系では胞状前卵胞が***前段階まで成長できる。
【0020】 本発明によりGDF−9と組合わせて用いられるゴナドトロピンを二量体にで
きる、すなわち2個の非共有結合サブユニットからなることができる。しかしな
がら、当該分野で一般的に周知である修飾を含んでなることができる。
きる、すなわち2個の非共有結合サブユニットからなることができる。しかしな
がら、当該分野で一般的に周知である修飾を含んでなることができる。
【0021】 ゴナドトロピンのかかる修飾の一つでは、1個のサブユニットのアミノ酸配列
のC末端を所望によりリンカー部分を介して別のサブユニットのアミノ酸配列の
N末端に結合させる。好ましくは、リンカー部分は完全または部分的CTPユニ
ットまたはその変種、または反復ヌクレオチド例えば5回反復Ser−Glyペ
プチドである。
のC末端を所望によりリンカー部分を介して別のサブユニットのアミノ酸配列の
N末端に結合させる。好ましくは、リンカー部分は完全または部分的CTPユニ
ットまたはその変種、または反復ヌクレオチド例えば5回反復Ser−Glyペ
プチドである。
【0022】 別の修飾は完全または部分的CTPユニットまたはその変種を有する各々のN
またはC末端でのαおよび/またはβサブユニットの伸長である。伸長は単一ま
たは複数の形態の各CTPユニットを含んでなってよい。別法として、完全CT
Pユニットまたは部分的CTPユニットまたはその複数の形態を該サブユニット
のNまたはC末端に挿入できる。また別の修飾は一つまたはそれ以上の元来のも
のではないジスルフィドブリッジの導入である。またタンパク質の半減期を改変
するためにかかる伸長をGFF−9に加えてもよい。
またはC末端でのαおよび/またはβサブユニットの伸長である。伸長は単一ま
たは複数の形態の各CTPユニットを含んでなってよい。別法として、完全CT
Pユニットまたは部分的CTPユニットまたはその複数の形態を該サブユニット
のNまたはC末端に挿入できる。また別の修飾は一つまたはそれ以上の元来のも
のではないジスルフィドブリッジの導入である。またタンパク質の半減期を改変
するためにかかる伸長をGFF−9に加えてもよい。
【0023】 さらにタンパク質をグリコシル化または部分的グリコシル化のいずれかにでき
る。本発明により用いられる部分的グリコシル化タンパク質を位置指定変異誘発
により得ることができ、それにより一つまたはそれ以上のグリコシル化認識部位
が除去される。別法として、さらなるグリコシル化認識部位の導入、所望により
一つまたはそれ以上のグリコシル化認識部位の除去によりグリコシル化パターン
を改変でき、その結果該タンパク質を修飾グリコシル化できる。本明細書におい
て用いられるグリコシル化認識部位はアミノ酸配列Asn−X−Ser/Thr
(ここでXはいずれかのアミノ酸でよい)からなる。
る。本発明により用いられる部分的グリコシル化タンパク質を位置指定変異誘発
により得ることができ、それにより一つまたはそれ以上のグリコシル化認識部位
が除去される。別法として、さらなるグリコシル化認識部位の導入、所望により
一つまたはそれ以上のグリコシル化認識部位の除去によりグリコシル化パターン
を改変でき、その結果該タンパク質を修飾グリコシル化できる。本明細書におい
て用いられるグリコシル化認識部位はアミノ酸配列Asn−X−Ser/Thr
(ここでXはいずれかのアミノ酸でよい)からなる。
【0024】 本明細書で用いる「CTPユニット」はC末端でアミノ酸112ないし118
から残基145またはその一部に広がるhCGのβサブユニットのカルボキシ末
端で見出されるアミノ酸配列を意味する。「完全」CTPユニットはCTPのN
末端に依存して28ないし34個のアミノ酸を含有する。「部分的」CTPユニ
ットは112ないし118から145の全てを含めてその間に生じるアミノ酸配
列であるが、最も短い可能な完全CTPユニットから少なくとも1個のアミノ酸
が欠失している(アミノ酸118ないし145)。「複数の」CTPユニットは
完全CTPユニットまたは部分的CTPユニットまたはその両方の組合わせのタ
ンデムアレイを包含すると理解される。
から残基145またはその一部に広がるhCGのβサブユニットのカルボキシ末
端で見出されるアミノ酸配列を意味する。「完全」CTPユニットはCTPのN
末端に依存して28ないし34個のアミノ酸を含有する。「部分的」CTPユニ
ットは112ないし118から145の全てを含めてその間に生じるアミノ酸配
列であるが、最も短い可能な完全CTPユニットから少なくとも1個のアミノ酸
が欠失している(アミノ酸118ないし145)。「複数の」CTPユニットは
完全CTPユニットまたは部分的CTPユニットまたはその両方の組合わせのタ
ンデムアレイを包含すると理解される。
【0025】 GDF−9およびゴナドトロピンを構築する方法は当該分野で周知である(S
ambrookら、Molecular Cloning:a Laborat
ory Manual、コールド・スプリング・ハーバー・ラボラトリー・プレ
ス、コールド・スプリング・ハーバー、最新版)。最も実際的な研究法は望まし
いタンパク質をコードするDNAの発現によりこれらのタンパク質を製造するこ
とである。位置指定変異、付加配列のライゲーション、PCR、および適当な発
現系の構築の技術は全て現在当該分野で周知である。望ましいタンパク質をコー
ドするDNAの一部または全てを標準固相技術を用いて合成的に構築でき、好ま
しくはライゲーションの場合のための制限部位を含むことができる。含まれるコ
ーディング配列の転写および翻訳のための適当な調節エレメントをDNAコーデ
ィング配列に提供できる。周知のように、多様な宿主と適合できる発現系、細菌
のごとき原核生物宿主および酵母、植物細胞、昆虫細胞、哺乳動物細胞、鳥類細
胞等のごとき真核生物宿主が現在利用可能である。宿主の選択はとりわけ翻訳後
事象、特にグリコシル化に関係する。グリコシル化の位置はたいてい分子内のグ
リコシル化部位の特性により調節される。しかしながらこの部位を占めている糖
の特性はほとんど宿主の特性により調節される。最も好ましい宿主は哺乳動物由
来のものである。最も好ましくは、細胞はCHO細胞系である。チャイニーズ・
ハムスター卵巣(CHO)細胞がヒトゴナドトロピンサブユニット遺伝子でトラ
ンスフェクトされており、これらの細胞が無傷の二量体を分泌するできることが
示されている(例えばKeeneら、J.Biol.Chem.,264:47
69−4775(1989);Van Wezenbeekら、From cl
one to Clinic(Crommelin,D.J.A.およびSch
ellekens,H編)、245−251)。
ambrookら、Molecular Cloning:a Laborat
ory Manual、コールド・スプリング・ハーバー・ラボラトリー・プレ
ス、コールド・スプリング・ハーバー、最新版)。最も実際的な研究法は望まし
いタンパク質をコードするDNAの発現によりこれらのタンパク質を製造するこ
とである。位置指定変異、付加配列のライゲーション、PCR、および適当な発
現系の構築の技術は全て現在当該分野で周知である。望ましいタンパク質をコー
ドするDNAの一部または全てを標準固相技術を用いて合成的に構築でき、好ま
しくはライゲーションの場合のための制限部位を含むことができる。含まれるコ
ーディング配列の転写および翻訳のための適当な調節エレメントをDNAコーデ
ィング配列に提供できる。周知のように、多様な宿主と適合できる発現系、細菌
のごとき原核生物宿主および酵母、植物細胞、昆虫細胞、哺乳動物細胞、鳥類細
胞等のごとき真核生物宿主が現在利用可能である。宿主の選択はとりわけ翻訳後
事象、特にグリコシル化に関係する。グリコシル化の位置はたいてい分子内のグ
リコシル化部位の特性により調節される。しかしながらこの部位を占めている糖
の特性はほとんど宿主の特性により調節される。最も好ましい宿主は哺乳動物由
来のものである。最も好ましくは、細胞はCHO細胞系である。チャイニーズ・
ハムスター卵巣(CHO)細胞がヒトゴナドトロピンサブユニット遺伝子でトラ
ンスフェクトされており、これらの細胞が無傷の二量体を分泌するできることが
示されている(例えばKeeneら、J.Biol.Chem.,264:47
69−4775(1989);Van Wezenbeekら、From cl
one to Clinic(Crommelin,D.J.A.およびSch
ellekens,H編)、245−251)。
【0026】 種々の刺激プロトコルを適用できる。外来性タンパク質に対する卵巣の応答に
おいて個体内および個体間に大きな変化がある。これにより単一の投与スキーム
の設定が不可能になっている。従って、卵巣の応答に依存して投与を個々に調整
すべきである。そのために超音波検査法およびエストラジオール濃度のモニター
観察が必要とされる。無***および卵巣の過剰刺激の調節のために用いるプロト
コルは概して周知である。処置に応じてFSH投与を1、2または3日に開始し
、5ないし12日まで続けることができる。GDF−9投与をFSHと同時にま
たはFSH投与の1ないし3日前に開始できる。次いでGDF−9投与を停止す
るかまたはFSHと組合わせて続けることができる。hCGまたはLHの投与に
より***および/または卵母細胞の成熟を誘起できる。早熟な黄体形成を防ぐた
めにFSHに加えてGnRHアゴニストをも投与できる。COHを行っている患
者ではGnRHアンタゴニストの投与により早熟LHの増加をも防ぐことができ
る。
おいて個体内および個体間に大きな変化がある。これにより単一の投与スキーム
の設定が不可能になっている。従って、卵巣の応答に依存して投与を個々に調整
すべきである。そのために超音波検査法およびエストラジオール濃度のモニター
観察が必要とされる。無***および卵巣の過剰刺激の調節のために用いるプロト
コルは概して周知である。処置に応じてFSH投与を1、2または3日に開始し
、5ないし12日まで続けることができる。GDF−9投与をFSHと同時にま
たはFSH投与の1ないし3日前に開始できる。次いでGDF−9投与を停止す
るかまたはFSHと組合わせて続けることができる。hCGまたはLHの投与に
より***および/または卵母細胞の成熟を誘起できる。早熟な黄体形成を防ぐた
めにFSHに加えてGnRHアゴニストをも投与できる。COHを行っている患
者ではGnRHアンタゴニストの投与により早熟LHの増加をも防ぐことができ
る。
【0027】 GDF−9およびFSHを一緒に投与する場合、GDF−9をFSHと混合で
きるが、ほぼ同時に別個に投与することもできる。
きるが、ほぼ同時に別個に投与することもできる。
【0028】 超音波検査法および血漿エストラジオール濃度の測定により卵巣の応答をモニ
ター観察する。***誘発およびCOHに関してこれを実施する。典型的にはCO
Hの場合、超音波検査法の評価が16ないし20mmの少なくとも3個の卵胞の
存在を示す場合、および良好なエストラジオール応答が明らかである場合(直径
18mm以上の各卵胞に対して血漿濃度が約300ないし400pg/ml(1
000ないし1300pmol/l))、卵胞の成熟の最終相をhCGの投与に
より誘起できる。34ないし35時間後に卵母細胞の回収を実施する。
ター観察する。***誘発およびCOHに関してこれを実施する。典型的にはCO
Hの場合、超音波検査法の評価が16ないし20mmの少なくとも3個の卵胞の
存在を示す場合、および良好なエストラジオール応答が明らかである場合(直径
18mm以上の各卵胞に対して血漿濃度が約300ないし400pg/ml(1
000ないし1300pmol/l))、卵胞の成熟の最終相をhCGの投与に
より誘起できる。34ないし35時間後に卵母細胞の回収を実施する。
【0029】 FSH、hCG、LH、GnRHアンタゴニストおよびGnRHアゴニスト等
の使用を含む一般的な刺激スキームの変更はGDF−9投与がかかるプロトコル
に組み込まれている限り全て本発明の一部であることは理解されよう。
の使用を含む一般的な刺激スキームの変更はGDF−9投与がかかるプロトコル
に組み込まれている限り全て本発明の一部であることは理解されよう。
【0030】 従って、本発明により現行の不妊処置プロトコルをGDF−9およびゴナドト
ロピンの組合わせインビボ投与により最適化できる。さらにGDF−9での卵胞
成長を開始させ、続いてゴナドトロピン処置を行うことにより卵胞の発達を最適
化し、それに伴い卵母細胞の品質を最適化する。
ロピンの組合わせインビボ投与により最適化できる。さらにGDF−9での卵胞
成長を開始させ、続いてゴナドトロピン処置を行うことにより卵胞の発達を最適
化し、それに伴い卵母細胞の品質を最適化する。
【0031】 GDF−9で卵胞成長を開始させ、続いてGDF−9およびゴナドトロピンの
組合わせ投与を行うこともできる。
組合わせ投与を行うこともできる。
【0032】 本発明の別の態様によれば、GDF−9およびゴナドトロピンを含んでなる化
学的に規定された培地中でインキュベートすることにより卵胞および卵母細胞を
インビトロで発達させることができる。
学的に規定された培地中でインキュベートすることにより卵胞および卵母細胞を
インビトロで発達させることができる。
【0033】 本発明の別の態様によれば、卵胞および卵母細胞の発達および成熟を刺激する
ためのキットが提供される。かかるキットはいくつかの包装ユニットを含んでな
ってよい。かかるユニットはゴナドトロピンと混合したGDF−9を含んでなっ
てよい。別法として、GDF−9およびゴナドトロピンを別個に包装することも
できる。FSHはゴナドトロピンに属すると理解される。所望により別個の包装
ユニットがhCGまたはLHを含有していてもよい。
ためのキットが提供される。かかるキットはいくつかの包装ユニットを含んでな
ってよい。かかるユニットはゴナドトロピンと混合したGDF−9を含んでなっ
てよい。別法として、GDF−9およびゴナドトロピンを別個に包装することも
できる。FSHはゴナドトロピンに属すると理解される。所望により別個の包装
ユニットがhCGまたはLHを含有していてもよい。
【0034】 アンプルあたりのGDF−9の量は10ngないし500μg、好ましくは2
00ngないし200μgの間で変化できる。FSHの範囲は通常50ないし5
00IUの間である。
00ngないし200μgの間で変化できる。FSHの範囲は通常50ないし5
00IUの間である。
【0035】 インビトロで発達させるのに適当なGDF−9の量は2ないし500ng/m
lの量であり、一方FSHは50mIUないし1IUの範囲で用いられる。
lの量であり、一方FSHは50mIUないし1IUの範囲で用いられる。
【0036】 本発明により使用するための医薬用調製物を例えば標準的な参考文献、Gen
naroら(編)、Remington‘s Pharmceutical S
ciences(第18版、マック・パブリッシング・カンパニー(1990)
、例えばパート8:医薬用調製物およびその製造)に記載されるような標準的な
技術に従って調製できる。本発明による医薬用調製物を製造する目的で、活性物
質を医薬的に許容される担体と混合するかまたはそれに溶解させる。
naroら(編)、Remington‘s Pharmceutical S
ciences(第18版、マック・パブリッシング・カンパニー(1990)
、例えばパート8:医薬用調製物およびその製造)に記載されるような標準的な
技術に従って調製できる。本発明による医薬用調製物を製造する目的で、活性物
質を医薬的に許容される担体と混合するかまたはそれに溶解させる。
【0037】 活性成分の作用を干渉しないいずれかの慣用される医薬用担体を本発明による
調製に用いることができる。
調製に用いることができる。
【0038】 医薬的に許容される担体は当業者に周知であり、例えば無菌セイライン、ラク
トース、スクロース、リン酸カルシウム、ゼラチン、デキストリン、寒天、ペク
チン、ピーナッツ油、ゴマ油および水などが含まれる。
トース、スクロース、リン酸カルシウム、ゼラチン、デキストリン、寒天、ペク
チン、ピーナッツ油、ゴマ油および水などが含まれる。
【0039】 さらに本発明による医薬用組成物は一つまたはそれ以上の安定剤例えばソルビ
トール、マンニトール、デンプン、スクロースデキストリンおよびグルコースな
どの炭水化物、アルブミンまたはカゼインのごときタンパク質およびアルカリ性
リン酸塩のようなバッファーを含んでなってよい。
トール、マンニトール、デンプン、スクロースデキストリンおよびグルコースな
どの炭水化物、アルブミンまたはカゼインのごときタンパク質およびアルカリ性
リン酸塩のようなバッファーを含んでなってよい。
【0040】 安定な投与経路は筋肉内注射、皮下注射、静脈内注射または腹腔内投与、経口
および鼻腔内投与である。
および鼻腔内投与である。
【0041】 図面の説明 図1 マウス卵胞の成長に及ぼすゴナドトロピンおよびGDF−9の影響。
【0042】 実施例 実施例1 インビトロ卵胞培養におけるGDF−9の試験 卵胞が成長する間に、原始、初期、胞状前、胞状および最終的な***前段階に
わたる種々発達段階が経過する。増殖および分化の過程は最適な卵胞の発達が必
要とされ、ゴナドトロピン、ステロイドおよび成長因子により調節される。不妊
処置の間、初期胞状段階の卵胞の成長がゴナドトロピンで誘起される。この過程
をマウスインビトロ卵胞培養系を用いてインビトロで擬似できる。加えて、より
早い段階:胞状前すなわち二次卵胞段階でインビトロ卵胞発生を開始できる。
わたる種々発達段階が経過する。増殖および分化の過程は最適な卵胞の発達が必
要とされ、ゴナドトロピン、ステロイドおよび成長因子により調節される。不妊
処置の間、初期胞状段階の卵胞の成長がゴナドトロピンで誘起される。この過程
をマウスインビトロ卵胞培養系を用いてインビトロで擬似できる。加えて、より
早い段階:胞状前すなわち二次卵胞段階でインビトロ卵胞発生を開始できる。
【0043】 インビトロ卵胞培養の材料および方法 卵胞培養 雌未成熟マウス(F1:B6BCA;21ないし23日齢)をエーテル麻酔し
、眼からの採取により血液を収集する。凝固後、血液を4000gで15分間遠
心し、血清を収集し、用時まで−20℃で保存する。
、眼からの採取により血液を収集する。凝固後、血液を4000gで15分間遠
心し、血清を収集し、用時まで−20℃で保存する。
【0044】 卵巣を除去し、37℃でグルタミン(2mM;ギブコ、#15039−019
)、トランスフェリン(10μg/ml:シグマ、セントルイス、ミズーリー州
、米国;T−5391)、インスリン(5μg/ml:シグマ、I−1882)
、アスコルビン酸(50μg/ml:シグマ、A−4034)、セレニウム(2
ng/ml:シグマ、S−9133)およびウシ血清アルブミン(0.3%BS
A:シグマ、A−9647)を補充したレイボビッツ−L15培地(ギブコ、ペ
イスレイ、英国;#11415−049)中に配置した。直径150ないし18
0μmの胞状前卵胞を1mlシリンジに取り付けた2個のゴージx1/2針で単
離し、αMEM培地(ギブコ、#22571−020)にグルタミン(2mM)
、トランスフェリン(10μg/ml)、インスリン(5μg/ml)、アスコ
ルビン酸(50μg/ml)、セレニウム(2ng/ml)を補充し(すなわち
αMEM培養培地)およびBSA(0.3%)を補充した培地に収集した。単離
した卵胞を空気中5%CO2でガス供給し、加湿したインキュベーター内で37
℃で培養用に充分な卵胞が単離されるまでインキュベートする。収集した卵胞か
ら正常な形態学的様相すなわち中心球形卵母細胞、高密度顆粒膜細胞および卵胞
全体を封入する卵胞膜細胞層を有する卵胞を選別し、ミリセル・CM培養プレー
ト・インサート(ミリポア、ベッドフォード、米国;#PICM 01250)
でヒト胎児腎臓293T細胞培養上澄を含有するGDF−9と共にまたはこれを
伴わずに、5%未成熟マウス血清を補充したαMEM培養培地250μlで別個
に培養する。対照として卵胞をGDF−9を発現しない293T細胞培養上澄で
培養する。続いて卵胞を空気中5%CO2でガス供給し、加湿したインキュベー
ター内で37℃で培養する。20時間の培養の後、培地200μlを卵胞の成長
を誘起するために100mU/ml組換えヒト卵胞刺激ホルモン(recFSH
:エヌブイ・オルガノン、オス、オランダ)を添加した、または依然recFS
Hを含まない新鮮培地と交換する。1日おきに培養培地を交換し、100倍拡大
およびマイクロメーター換算を用いて卵胞の直径を毎日測定する。
)、トランスフェリン(10μg/ml:シグマ、セントルイス、ミズーリー州
、米国;T−5391)、インスリン(5μg/ml:シグマ、I−1882)
、アスコルビン酸(50μg/ml:シグマ、A−4034)、セレニウム(2
ng/ml:シグマ、S−9133)およびウシ血清アルブミン(0.3%BS
A:シグマ、A−9647)を補充したレイボビッツ−L15培地(ギブコ、ペ
イスレイ、英国;#11415−049)中に配置した。直径150ないし18
0μmの胞状前卵胞を1mlシリンジに取り付けた2個のゴージx1/2針で単
離し、αMEM培地(ギブコ、#22571−020)にグルタミン(2mM)
、トランスフェリン(10μg/ml)、インスリン(5μg/ml)、アスコ
ルビン酸(50μg/ml)、セレニウム(2ng/ml)を補充し(すなわち
αMEM培養培地)およびBSA(0.3%)を補充した培地に収集した。単離
した卵胞を空気中5%CO2でガス供給し、加湿したインキュベーター内で37
℃で培養用に充分な卵胞が単離されるまでインキュベートする。収集した卵胞か
ら正常な形態学的様相すなわち中心球形卵母細胞、高密度顆粒膜細胞および卵胞
全体を封入する卵胞膜細胞層を有する卵胞を選別し、ミリセル・CM培養プレー
ト・インサート(ミリポア、ベッドフォード、米国;#PICM 01250)
でヒト胎児腎臓293T細胞培養上澄を含有するGDF−9と共にまたはこれを
伴わずに、5%未成熟マウス血清を補充したαMEM培養培地250μlで別個
に培養する。対照として卵胞をGDF−9を発現しない293T細胞培養上澄で
培養する。続いて卵胞を空気中5%CO2でガス供給し、加湿したインキュベー
ター内で37℃で培養する。20時間の培養の後、培地200μlを卵胞の成長
を誘起するために100mU/ml組換えヒト卵胞刺激ホルモン(recFSH
:エヌブイ・オルガノン、オス、オランダ)を添加した、または依然recFS
Hを含まない新鮮培地と交換する。1日おきに培養培地を交換し、100倍拡大
およびマイクロメーター換算を用いて卵胞の直径を毎日測定する。
【0045】 卵胞の成長 5%未成熟マウス血清(IMS)および組換えラットGDF−9でトランスフ
ェクトされたヒト胎児腎臓293T細胞の上澄(200ng/ml rGDF−
9)を含む培地中でおよそ170μmのマウス卵胞を培養する。最初の24時間
培養の後、培地を新鮮なものと交換し、組換えヒトFSH(recFSH)の存
在下(+100mIU/ml FSH)または不在下(−FSH)で卵胞をさら
に培養した。対照としてトランスフェクトされていない293T細胞の20容量
/容量%上澄と共に、またrecFSHの存在下または不在下で卵胞を培養した
。
ェクトされたヒト胎児腎臓293T細胞の上澄(200ng/ml rGDF−
9)を含む培地中でおよそ170μmのマウス卵胞を培養する。最初の24時間
培養の後、培地を新鮮なものと交換し、組換えヒトFSH(recFSH)の存
在下(+100mIU/ml FSH)または不在下(−FSH)で卵胞をさら
に培養した。対照としてトランスフェクトされていない293T細胞の20容量
/容量%上澄と共に、またrecFSHの存在下または不在下で卵胞を培養した
。
【0046】 未成熟マウス血清およびrecFSHの影響下でマウス卵胞は5日以内で35
0μmまで成長する。recFSH培養へのGDF−9の添加により卵胞の成長
速度が上昇し、卵胞は3日以内に350μmに至る。5日間の培養の後、卵胞の
大きさは450μmに至る。またrecFSHの不在下でGDF−9は卵胞の成
長をGDF−9の不在下で到達したレベル以上に増強する。
0μmまで成長する。recFSH培養へのGDF−9の添加により卵胞の成長
速度が上昇し、卵胞は3日以内に350μmに至る。5日間の培養の後、卵胞の
大きさは450μmに至る。またrecFSHの不在下でGDF−9は卵胞の成
長をGDF−9の不在下で到達したレベル以上に増強する。
【図1】 マウス卵胞の成長に及ぼすゴナドトロピンおよびGDF−9の影響を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AU,BA,BB,BG,BR, CA,CN,CU,CZ,EE,GE,HU,ID,I L,IN,IS,JP,KP,KR,LC,LK,LR ,LT,LV,MG,MK,MN,MX,NO,NZ, PL,RO,RU,SG,SI,SK,SL,TR,T T,UA,US,UZ,VN,YU,ZA
Claims (6)
- 【請求項1】 医薬品として使用するためのGDF−9。
- 【請求項2】 補助生殖のための医薬用調製物の調製におけるGDF−9の
使用。 - 【請求項3】 卵胞および卵母細胞の発達および成熟を刺激する方法であっ
て、GDF−9をゴナドトロピンと組み合わせて投与することからなる方法。 - 【請求項4】 女性患者の卵胞および卵母細胞の発達および成熟を刺激する
方法において、GDF−9をゴナドトロピンと組み合わせて投与することからな
る改良。 - 【請求項5】 卵胞および卵母細胞の発達および成熟を刺激するためのキッ
トであって、各ユニットがゴナドトロピンおよびGDF−9の混合物を含んでな
る複数の包装ユニットを含んでなるキット。 - 【請求項6】 卵胞および卵母細胞の発達および成熟を刺激するためのキッ
トであって、ゴナドトロピンおよびGDF−9の別個の包装ユニットからなるキ
ット。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP98204048 | 1998-12-01 | ||
EP98204048.7 | 1998-12-01 | ||
PCT/EP1999/009210 WO2000032222A1 (en) | 1998-12-01 | 1999-11-25 | Improvement of folliculogenesis |
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---|---|
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JP2000584913A Pending JP2002531414A (ja) | 1998-12-01 | 1999-11-25 | 卵胞発生の改善 |
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---|---|
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EP (1) | EP1135154B1 (ja) |
JP (1) | JP2002531414A (ja) |
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AU (1) | AU770933B2 (ja) |
CA (1) | CA2353085A1 (ja) |
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DK (1) | DK1135154T3 (ja) |
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NZ502796A (en) * | 2000-06-15 | 2003-02-28 | Agres Ltd | Nucleotide and amino acid sequences of oocyte factors related to GDF-9B or GDF-9 |
WO2007009166A1 (en) * | 2005-07-18 | 2007-01-25 | Adelaide Research & Innovation Pty Ltd | Modulation of granulosa cell apoptosis |
MX2014007182A (es) | 2011-12-14 | 2015-04-17 | Univ Leland Stanford Junior | Estimulacion del desarrollo del foliculo ovarico y maduracion de ovocitos. |
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JPH09508001A (ja) * | 1993-01-12 | 1997-08-19 | ジョーンズ ホプキンス ユニバーシティー スクール オブ メディシン | 増殖分化因子−9 |
Family Cites Families (5)
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HUT76660A (en) * | 1994-01-20 | 1997-10-28 | Akzo Nobel Nv | New composition of glycoprotein isoforms having follicle stimulating activity |
WO1997031020A1 (en) | 1996-02-22 | 1997-08-28 | The General Hospital Corporation | METHODS AND COMPOSITIONS FOR ENHANCING CELLULAR RESPONSE TO TGF-β LIGANDS |
EP0957943B2 (en) * | 1997-02-07 | 2008-11-26 | Stryker Corporation | Matrix-free osteogenic devices, implants and methods of use thereof |
-
1999
- 1999-11-25 JP JP2000584913A patent/JP2002531414A/ja active Pending
- 1999-11-25 AT AT99961017T patent/ATE239495T1/de not_active IP Right Cessation
- 1999-11-25 EP EP99961017A patent/EP1135154B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-11-25 PT PT99961017T patent/PT1135154E/pt unknown
- 1999-11-25 AU AU17778/00A patent/AU770933B2/en not_active Ceased
- 1999-11-25 DK DK99961017T patent/DK1135154T3/da active
- 1999-11-25 US US09/856,995 patent/US6660717B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-11-25 ES ES99961017T patent/ES2200579T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1999-11-25 WO PCT/EP1999/009210 patent/WO2000032222A1/en active IP Right Grant
- 1999-11-25 CA CA002353085A patent/CA2353085A1/en not_active Abandoned
- 1999-11-25 DE DE69907725T patent/DE69907725T2/de not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPH09508001A (ja) * | 1993-01-12 | 1997-08-19 | ジョーンズ ホプキンス ユニバーシティー スクール オブ メディシン | 増殖分化因子−9 |
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JPN5001023602, ALBERTINI,D.F., BIOLOGY OF REPRODUCTION, 1998, V58 N SUUPL 1, PP133, THIRTY−FIRST ANNUAL MEETING OF THE 以下備考 * |
JPN6009067799, Jinwen Dong, Nature, 1996, Vol.383, Pages 531−535 * |
Also Published As
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