JP2002530908A - 一体的放射器/接地平面を有する広帯域アンテナ - Google Patents

一体的放射器/接地平面を有する広帯域アンテナ

Info

Publication number
JP2002530908A
JP2002530908A JP2000583118A JP2000583118A JP2002530908A JP 2002530908 A JP2002530908 A JP 2002530908A JP 2000583118 A JP2000583118 A JP 2000583118A JP 2000583118 A JP2000583118 A JP 2000583118A JP 2002530908 A JP2002530908 A JP 2002530908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground plane
metal
radiator
tab
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000583118A
Other languages
English (en)
Inventor
マンソン、ロバート・イー
ネグラー、ジョセフ・ティー
バンクロフト、ランディー・セシル
ベイトマン、ブレイン・レクセル
アスペンスキ、アレクシス
ワード、エドワード・アール
Original Assignee
ザーテックス・テクノロジーズ・インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US09/193,781 external-priority patent/US6049314A/en
Application filed by ザーテックス・テクノロジーズ・インコーポレイテッド filed Critical ザーテックス・テクノロジーズ・インコーポレイテッド
Publication of JP2002530908A publication Critical patent/JP2002530908A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
    • H01Q9/0421Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna with a shorting wall or a shorting pin at one end of the element
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
    • H01Q9/0471Non-planar, stepped or wedge-shaped patch

Landscapes

  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 一枚の概ね平坦な金属板から成形され、接地平面要素(15)と、概ね平行な2本の折り目線(16,17)によって画定される2つの部分からなる短絡要素と、放射器要素(14)と、放射器要素の概ね中心部分に固定された一端及び短絡要素の折り目線に向けて延出する遊端とを有するアーム(18)との4つの形状を有するアンテナを実現する。金属板を2本の折り目線で折り曲げて、放射器要素を接地平面要素の上側にする。送受信同軸ケーブル(30)を、短絡要素間の空隙(115)に整合させる。ケーブルの外側の金属シース(32)は金属タブ(48)に接続され、その金属タブを接地平面要素の表面に固定する。ケーブルの心線(31)は、放射器要素の表面に取り付ける。レードーム及びそのマウントタブを取り付けてアンテナアセンブリが完成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願へのクロスレファレンス) 本出願は、1998年3月31日に許可された米国特許第5,734,350
に関連し、同特許の内容は、それに言及することをもって本出願の一部とする。
【0002】 本発明に基づくアンテナは、1997年4月8日に出願された同一出願人によ
るPCT/US97/05,716に教示されたレードームと好適に組み合わせ
て用いることのできるものであって、このPCT出願は、米国を一部継続出願と
して指定しており、その内容は、同出願に言及することをもって本出願の一部と
する。
【0003】 本出願は、WIDE BAND ANTENNA HAVING UNITARY RADIATOR/GROUND PLANEを名称
とする1998年11月17日に出願された米国特許出願第09/193,78
1号の一部継続出願である。
【0004】 (発明の背景) 技術分野 本発明は、送受信アンテナに関し、特に比較的小さな物理的外形を有するRF
アンテナに関する。本発明は、限定的ではないが、特に比較的低電力及び短距離
に於ける高周波RF信号について好適である。
【0005】 先行技術の説明 様々なRFアンテナが今までに開発されている。
【0006】 米国特許第4,835,541号は、U字形をなすように折り重ねられた薄い
導電性銅板を含む1/4波長マイクロストリップアンテナ構造を提供している。
このようにして折り重ねられた銅板は、第一の導電面を画定する上側放射面部分
と、前記第一の部分に対して平行をなし第二の導電性面を画定する下側平面部分
とを提供し、上下部分が直角をなすようにしてそれぞれ短絡部分に接続している
。上側部分と、下側部分との間に画定されるキャビティは、1/4波長に共振す
るキャビティをなしている。短絡部分に孔が穿通され、この孔に同軸ケーブルが
送通される。外側ケーブルシースが、下側部分に電気的に結合され、ケーブルの
中心導体は上側部分に接続され、ある実施例に於いては、後者の接続が、インピ
ーダンスマッチングネットワークを介して行われる。短絡部分は、下側部分を上
側部分のエッジに接続し、そのために上側部分のエッジは、下側部分と同電位に
ある。
【0007】 米国特許5,355,142号は、接地平面部材及び概ね同一の物理的面積を
有するマイクロストリップ要素を備えた1/4波長マイクロストリップアンテナ
を提供しており、これら両要素間には誘電空間が画定される。マイクロストリッ
プ要素は、アンテナが作動するべき中心周波数の約1/4波長の長さを有する。
アンテナが1/4波長マイクロストリップアンテナであることから、マイクロス
トリップ要素は、マイクロストリップ要素と接地平面部材との間の電気的及び機
械的結合を達成するために4つの金属ねじを用いてマイクロストリップ要素の一
方のエッジを接地平面部材の一方のエッジに取り付けるためのL字形短絡要素を
含む。マイクロストリップ要素の中心部分は、概ね直角をなすようにフィード部
材を下向きに曲げることが出来るように、マイクロストリップ要素の中心部分が
切除されている。即ち、フィード部材は接地平面部材の方向に曲げられる。伝送
路は、接地平面部材に接続された第一の導電帯と、マイクロストリップ要素のフ
ィード部材に接続された第二の導電帯とを含む。
【0008】 米国特許第5,444,453号には、空気を誘電体として用い、10〜40
ギガヘルツの範囲で作動するべく意図された平行板倒立式マイクロストリップ型
アンテナが開示されている。1インチ(2.54cm)角或いは2インチ(5.08cm)角
の正方形或いは1乃至2インチの直径を有する円形板からなる比較的大型の誘電
板が、それとほぼ同サイズの金属性接地平面部材上の中心位置の比較的小型の金
属製放射器パッチを指示している。概ね同一高さを有する複数の支持ポストが、
誘電板と接地平面部材との間に0.1mm乃至1.0mmの間隔を保持する。
【0009】 米国特許5,532,707号は、4つのダイポール要素及びそれぞれの対称
化脚部が反射器と同一の材料からプレス加工されたなる指向性ダイポールアンテ
ナを開示している。4つのL字形ダイポール/対称化ユニットは、反射器の面か
ら30乃至60或いは90度の角度もって上向き折り曲げられている。このよう
にして、反射器の面は、4つのL字形ダイポール/対称化ユニットの面と接続し
て、V字形を形成している。
【0010】 発明の開示 本発明は、様々な種類のアンテナ及びアンテナの用途に適用可能であって、特
に、米国に於いてライセンスされていない902〜928メガヘルツの周波数領
域に於いて作動するような無線通信機器の特殊な用途に有用である。本発明の実
施例は、上記した米国特許に記載されているように接地平面要素に対して或る角
度をなす放射器要素を好適に利用するものである。
【0011】 本発明の基本概念に基づくアンテナは、概ね平坦な一枚の金属板を、プレス加
工、切断或いは成形加工し、更に、折り曲げることにより1つの一体的な金属性
アセンブリとして4つの機能的な形状を提供する。
【0012】 これらの機能的形状は、接地平面要素と、接地平面要素に対して上方に物理的
に間隔を保つ放射器要素と、2つの概ね平行な折り目線により放射器要素及び接
地平面要素に結合された2つの部分からなる短絡要素と、放射器要素の概ね中心
部分に固定された一端及び短絡要素の折り目線に向けて延出する遊端とを有する
アームとを含む。
【0013】 前記した2つの折り目線でこの金属板を折り畳み或いは折り曲げることにより
、放射器要素を、接地平面要素に対して平行に或いは或る角度を成して配置する
ことができる。
【0014】 例えば、同軸ケーブルからなる二導体送受信フィードラインは、2つの部分か
らなる短絡要素内に設けられた空隙と整合される。同軸ケーブルの外側金属シー
スなどからなるこのフィードラインの一方の導体は、接地平面要素に接続され、
同軸ケーブルの中心導体からなるものであって良いフィードラインの第2の導体
は、放射器要素に接続され、この第2の導体は、例えば放射器要素と一体形成さ
れた上記アームに接続される。
【0015】 本発明の1つの特徴として、送受信フィードラインが同軸ケーブルを含む場合
このケーブルは次のようにしてT字形金属コネクタタブに結合させることができ
る。即ち、T字形タブのアームをケーブルの金属シースに巻き付ける、或いはハ
ンダ、溶接、導電性接着剤などでT字形アームをそれに固定することにより達成
される。T字形コネクタタブの延出する脚部は、ケーブルの中心導体を放射器要
素の上面或いは底面に固定するときに、接地平面要素の上面または底面にハンダ
などを用いて固定される。
【0016】 アンテナの、送受信フィードライン/ケーブルへのインピーダンスマッチング
は、一端が放射器要素の概ね中心部分に固定され、遊端が短絡要素折り目線に向
けて延出するような上記したアームの新規な構成により達成される。
【0017】 本発明のアンテナの別の実施例によれば、概ね平坦であって、例えば銅などの
ような自己を支持可能な金属材料により構成された単一の板をプレス加工、切断
或いは成形し、更に折り曲げることにより1つの一体的な金属アセンブリとして
3つの機能的な形状を実現することができる。
【0018】 これらの3つの基本的形状は、概ね四角形であって平坦な接地平面要素と、概
ね四角形であって平坦であって、しかも接地平面要素の上面の上方に物理的に間
隔を保つような放射器要素と、2つの概ね平行な折り目線により放射器要素及び
接地平面要素に結合された単一の短絡要素とを含む。
【0019】 上記した2つの折り目線についてこの金属板を折り畳み或いは折り曲げること
により、放射器要素の底面が空気からなる誘電体により接地平面要素の上面に対
して間隔を保ち、放射器要素の面を接地平面要素の面に対して平行に或いはある
角度をなして配置することができる。
【0020】 本発明の実施例に基づくアンテナに於いては、放射器要素及び接地面要素に於
いて流れる電流の方向は、上記した2つの概ね平行な折り目線に対して概ね直交
する。
【0021】 例えば同軸ケーブルからなる二導体送受信フィードラインがこのアンテナのた
めに提供される。例えば同軸ケーブルの外側金属シースからなるフィードライン
の一方の導体は、接地平面要素の上面にハンダ付けされ、例えば同軸ケーブルの
中心導体からなるフィードラインの第2の導体は接地平面要素に設けられた比較
的大きな開口を上向きに通過し、接地平面要素と放射器要素との間の空間を上向
きに通過する。このフィードラインの第2の導体は、更に、放射器要素に設けら
れた概ね適合するサイズを有する孔を貫通し、序で放射器要素にハンダ付けされ
る。
【0022】 容易に理解されるように、上記したように接地平面要素や放射器要素に対して
ハンダ付けをしようとすると、この一体的金属アセンブリがヒートシンクとして
機能し、適切なハンダ付けを妨げるという問題が発生し得る。このようなヒート
シンク問題を克服するために高価なハンダ付け技術が知られている。しかしなが
ら、本発明の実施例に於いては、このようなハンダ付けが、広く知られている自
動ハンダ鏝や良く知られた手持ちのハンダ鏝を用いるような単純かつ経済的なハ
ンダ付けの手法を用いるのみで上記したようなハンダ付けを経済的に実現し得る
ような構造及び構成が提供される。
【0023】 特に、本発明によれば、接地平面要素は、それを貫通する2つの概ね平行なス
ロット間に第1のハンダ領域を形成するように接地平面要素がプレス加工或いは
切断加工され、放射器要素もそれを貫通する2つの概ね平行なスロット間に第2
のハンダ領域を形成するように接地平面要素がプレス加工或いは切断加工される
。これらのスロットは、第1及び第2のハンダ領域を熱的に分離し、接地平面要
素や放射器要素がヒートシンクとして機能しても、その熱要領が比較的小さくな
るように考慮されている。
【0024】 その結果、上記した2つのハンダ付け過程は、手持ちのハンダ鏝などを用いる
ことにより容易に達成することができる。上記した熱バリヤとして機能する対を
なすスロットの構造及び構成の重要な特徴は、接地平面要素及び放射器要素の両
者に於いて電流の方向に対して概ね平行をなすように延在することである。即ち
、これらのスロットは、上記した折り目線に対して概ね直角に延在しなければな
らない。
【0025】 本発明の特徴の1つとして、接地平面要素は、その底面の面から下向きに折り
曲げられた第1の金属タブを有するように切除されている。この第1の金属タブ
は、上記した送受信フィードラインの外側絶縁シースを捕捉するように上向きに
折り曲げられる。この第1の金属タブは、このように折り曲げられた時には、送
受信フィードラインを接地平面要素の底面に対して応力を緩和するように物理的
にマウントする働きを発揮する。
【0026】 本発明のこの実施例の特徴の1つとして、接地平面要素の上面が、放射器要素
が上から覆わない部分を少なくとも1つ有しており、それ自身の内部アンテナを
有するような装置を、接地平面要素がこの装置のための接地平面として機能する
ように接地平面要素の上面のこの部分の上に取り付けられる。このような装置の
1つとして、GPSモジュールがあり、上記した接地平面要素は、このGPSモ
ジュールのための接地平面としても機能することになる。
【0027】 本発明のこの実施例の別の特徴として、上記した装置或いはGPSモジュール
は、それから延出するワイヤ又はケーブルを有し、接地平面要素は、その底面か
ら下向きに折り曲げられた第2の金属タブを形成するように切りかかれる。この
第2の金属タブは次に、上向きに折り曲げられて、上記したGPSから延出する
ワイヤまたはケーブル外側絶縁シースを捕捉する。この第2の金属タブは、この
ように折り曲げられた時に、接地平面要素の底面に対してワイヤまたはケーブル
を物理的に、応力を緩和するようにマウントする働きを発揮する。
【0028】 特に、上記した第1及びまたは第2の金属タブは、第1及びまたは第2のU字
形スロットをなすように接地平面要素をプレス加工或いは切りかくことにより第
1及びまたは第2の金属タブを画定するようにして形成される。本発明のこの実
施例によれば、第1及びまたは第2のU字形スロットのベース部分は、比較的小
さな寸法を有し、上記した折り目線に対して概ね平行に延在するが、第1及びま
たは第2のU字形スロットの2つの比較的長くかつ平行な脚部は、上記した折り
目線に対して概ね直角に延在し、従って接地平面要素内の電流の流れる方向に延
在することになる。
【0029】 要するに、本発明のこの実施例に於いては、概ね平坦であってそれ自身を支持
し得る金属材料からなる単一の板材を成形することにより1つの一体的な金属ア
センブリとして3つの機能的形状を提供し、ハンダ付けに用いられる放射器パッ
チ領域及び接地平面領域の両側に於いて比較的長くかつ細幅のスロットを用いる
ことにより同軸ケーブルの外側網線或いは中心フィード導体をハンダ付けする際
の熱絶縁を確保することができる。
【0030】 これらのスロットは、放射パッチ及び接地平面に於ける主な電流の方向に向い
ていることから、このような電流の流れを阻害するような問題を回避することが
できる。
【0031】 このような熱絶縁スロットを用いることにより様々な種類の同軸ケーブルを電
気的及び機械的に結合することを可能にし、本発明のパッチアンテナを、特に小
型化かつフレキシブルな同軸ケーブルが好まれる、特にモバイルの用途などの広
い範囲の用途に有用とし、パッチアンテナを、商用車や乗用車にパッチアンテナ
を後付け可能とし、しかも車両に対してそれ程変更を加えたり、多大な取付時間
を必要としない。
【0032】 本発明に先立って、銅からなるパッチアンテナが大きなヒートシンクとして機
能することから、所望の小さな同軸ケーブルを接続することが困難及びまたは高
価であったり、別途コネクタ部品を必要とするなど、アンテナアセンブリのコス
ト及び複雑さを増していた。
【0033】 本発明のこの実施例は、同軸ケーブルの終端部がアンテナに位置し、同軸ケー
ブルがアンテナの接地平面に平行に延在し、アンテナの放射器パッチが、垂直方
向にフィードされるようになっており、これは、アンテナの接地平面に対して同
軸ケーブルが直角に延在するような従来形式の構造に対して好対照をなす。
【0034】 本発明のこの実施例は、ケーブルの機械的応力を緩和する構造をアンテナの接
地平面に一体化し、接地平面の応力緩和取付タブが電流の流れの向きに沿うよう
にすることにより、このような電流を阻害することによる不都合を解消すること
ができる。
【0035】 本発明のこのような或いは他の実施例は、位置を特定するために用いられるG
PSのためのアンテナなど第2のアンテナシステムの接地平面として1/4波長
パッチアンテナの接地平面を利用可能とする。
【0036】 当業者であれば、以下に記載された、添付の図面を参照する好適実施例の説明
から本発明の上記したような或いは他の目的、特徴、利点及び用途が自ずと明ら
かになろう。
【0037】 (実施例の説明) 本発明に基づくマイクロストリップアンテナは、従来のアンテナに比較して、
最小限の数の部品を用い、低コストであって、信頼性が高く、高いゲインを有し
、広い帯域幅を有し、しかも軽量である。
【0038】 図1は、銅などの金属からなる平坦な板10の上面図であって、限定的ではな
いが、約1/64インチ(約0.4mm)の厚さを有し、一枚の一体的な金属板
10内に本発明に基づくアンテナの4つの機能的な形状を提供するべくプレス加
工、切断加工或いは成形加工されている。
【0039】 図1において、2本の平行な破線11,12は、以下に説明するように、概ね
U字形をなすように板10を折り畳み或いは折り曲げるべき2つの折り目線を画
定する。
【0040】 金属板10が折り目線11,12に沿って折り曲げられると、図2,3に示さ
れるようなアンテナの形状が実現する。より具体的に述べるならば、図2は、図
1の金属板10を2本の折り目線11、12に沿って、概ねU字形をなすように
折り曲げることにより形成された1/4波長アンテナ13の平面図である。図3
は、図2の1/4波長アンテナ13の側面図である。
【0041】 金属板10を折り目線11,12に沿って折り曲げ、アンテナの放射器要素1
4がアンテナの接地平面要素15に対して傾斜するように構成した場合が、限定
的ではないが、本発明として高い有用性を発揮する。
【0042】 図2,3に示されたアンテナ13を製造する際には、一体的な板10が、接地
平面部15と,放射器部14と、接地平面部15及び放射器部14に結合する概
ね平行であって、概ね等しい長さを有し、かつ物理的に互いに間隔をおいて設け
られた第1及び第2の結合部16,17と、放射器要素14の概ね中心部分から
接地平面部15に向けて延出するタブ18とを有するように平坦な金属板が成形
されている。タブ18は、接地平面部15に対して間隔をおいて配置される遊端
21を有し、これによってタブ18の遊端21と接地平面部15との間に空隙1
15が画定される。容易に理解できるように、図2,3,7及び10に示される
ように、このように板10が折り曲げられると、図7,10に示されるように、
空隙115は同軸ケーブル30のための導入路を提供する。
【0043】 第1及び第2の結合部16,17は、2本の概ね平行をなす折り目線11,1
2を画定する両端を有し、放射器部14及びタブ18を物理的に接地平面部15
上に配置するように金属板10をこれらの2本の概ね平行な折り目線11,12
に沿って折り曲げることにより、空隙115を、接地平面部15と放射器部14
との間の作動位置に配置する。
【0044】 図1〜3に示されるように、本発明の基本概念に基づくアンテナ13は、1枚
の概ね平坦な金属板10をプレス加工、切断加工或いは成形し、更に折り曲げる
ことによって1つの一体的な金属アセンブリにより4つの機能的形状を提供する
。これら4つの機能的形状は、接地平面要素15と、該接地平面要素15の上方
に物理的に間隔を保って配置された放射器要素14と、2本の概ね平行な折り目
線11,12にて放射器要素14及び接地平面要素15に物理的に接続された2
つの部分からなる短絡要素16,17と、放射器要素14の概ね中心部20に対
して一体的な固定端19及び折り目線12に向けて延出し、かつ同部分にて収束
する遊端21を備えたアーム18とを有する。
【0045】 図2,3のアンテナ13は、1/4波長アンテナとして示されているが、本発
明の基本概念は、それに限定されない。しかも、放射器要素14が、接地平面要
素15よりも小さな平面図示の大きさ或いは物理的サイズを有するものとして示
されているが、本発明の基本概念は、それ以外の放射器/接地平面サイズの関係
も包含するものである。
【0046】 アンテナ13内において放射器要素14は、接地平面要素15に対して収束す
るように即ち非平行の関係をもって配置されている。その非平行な関係は、設計
者にアンテナ13のインピーダンスをアンテナフィードイン/フィードアウトケ
ーブル(図5〜9を参照)。に極めて正確にしかも1ピースの構成によりマッチ
させることを可能にする。
【0047】 通常マイクロストリップアンテナの帯域幅は、放射器要素14と接地平面要素
15との間の誘電空間の増大と共に増大する。しかしながら、この空間が増大す
るに伴い、アンテナのフィードインダクタンスも増大する。アンテナのインピー
ダンスとアンテナのフィードイン/フィードアウト導体/ケーブルとの間のミス
マッチは、アンテナに送り込まれたパワーの一部をソースに向けて反射させ、所
望通りにパワーを自由空間に放射することができず、そのためにアンテナのゲイ
ンが低下する。
【0048】 本発明は、通常約50オームであるアンテナフィードインピーダンスを増大さ
せることなくアンテナの帯域幅を増大させることを可能にする。その結果、アン
テナの放射パワーが犠牲とならない。図3に最も良く示されるように、放射器要
素14を、接地平面要素15上の非同一平面位置に配置するように金属板10を
折り曲げ線11,12に沿って折り曲げることにより、通常放射器要素14を接
地平面要素15の上方に設けることにより引き起こされるアンテナフィードイン
ダクタンスを低下させる。放射器要素14の傾斜は、1対1のほぼ理想的な定在
波比(VSWR)を達成するように選択される。本発明に基づく典型的なアンテ
ナは、インピーダンスミスマッチによるパワーの反射が殆どないような理想的な
マッチングを可能にする。
【0049】 図3に示されるように、放射器要素14は、折り曲げ線11に近接するフィー
ドサイドが、放射器要素14の遠い側よりも接地平面要素15に近接するように
傾斜している。放射器要素14の接地平面要素15に対する傾斜角24は、数度
から90度(要素14は概ね接地平面要素15に対して直交する)近い角度の範
囲で設定可能である。傾斜角24が大きくなるに伴い帯域幅が増大する。
【0050】 本発明に基づく完成したアンテナの部品は、図3に示された一体型アンテナ1
3と、図5,6,7に示されるように中心導体31及びワイヤメッシュスリーブ
若しくはシース32を有する同軸ケーブル30のようなフィードイン/フィード
アウト導体と、図8,9に示されるようなレードームからなる。従来から知られ
ているように、絶縁体スリーブ33がケーブル30の外周を覆い、別の絶縁体ス
リーブが内部導体31をシース32に対して絶縁する。
【0051】 アンテナ13の寸法は、本発明の基本概念において重要な事項ではないが、本
発明の或る実施例においては、図2に示される寸法33は、約1.920インチ
(約4.877cm)であり、寸法34は、約2.000インチ(約5.08c
m)で、寸法35は、約1.130インチ(約2.87cm)であり、寸法36
は、約1.310インチ(約2.87cm)で、寸法37は、約0.200イン
チ(約0.508cm)で、寸法38は、約0.600インチ(約1.524c
m)で、アーム18を 形成する両スロットの幅は、0.0600インチ(約1
.524cm)である。図3に示されるように、寸法41は、約0.250イン
チ(約0.635cm)で、寸法42は、約0.160インチ(約0.406c
m)である。
【0052】 本発明の実施例は、約1800MHz及び約1900MHzで作動するアンテ
ナを含みその立体的な寸法は2.50×2.50×0.75インチ(約6.35
×6.35×1.905cm)であり、約2400MHzで作動するアンテナは
、約2.00×2.25×0.40インチ(約5.08×5.715×1.01
6cm)の立体的な寸法を有する。
【0053】 本発明の或る実施例においては、図3に示されるように、アーム18は放射器
要素14と同一平面内にて延在する。しかしながら、本発明の基本概念はこのよ
うな同一平面の関係に限定されない。実際アーム18をこの同一平面の関係から
はずれるように折り曲げることは、所望のインピーダンスマッチを得る上で有用
である。
【0054】 本発明の1つの特徴として、アンテナ送受信フィードラインが同軸ケーブル3
0からなる場合、好ましくは銅からなる平坦なT字形金属コネクタタブ45が図
4に示されるように用いられる。この構造及び構成において、T字形コネクタタ
ブの両T字形アーム46,47を金属シース32の周りに折り曲げ、好ましくは
、クランプ作用及びハンダの使用などにより、図5,6に示されるようにコネク
タタブ45をシース32に固定することによりコネクタタブ45に結合させる。
【0055】 恐らく図6に最も良く示されるように、T字形コネクタタブ45の延出脚部4
8を、接地平面要素15の上面若しくは底面に固定するために利用することがで
き、同様にケーブルの中心導体31は、放射器要素14に一体形成されたアーム
18の上面若しくは底面に固定することができる。
【0056】 図4に示されるように、本発明の或る実施例においては、限定的ではないが、
T字形コネクタタブ45の寸法60は、約0.50インチ(約1.27cm)で
、寸法61は、約0.25インチ(約0.635cm)で、寸法62は、約0.
55インチ(約1.397cm)で、寸法63は、約0.18インチ(約0.4
57cm)で、寸法64は、約0.16インチ(約4.06cm)で、T字形コ
ネクタタブ45の延出脚部48は、約0.025インチ(約0.064cm)の
長さに亘って破線65に沿って下向きに折り曲げられ、従って脚部48は、アー
ム46,47の折り曲げられる前の面に対して概ね平行に延在する。
【0057】 図7は、図2、3に示された1/4波長アンテナに対してハンダ付けにより固
定された図5,6に示されたアセンブリの一部切除して示す拡大側面図である。
特に、T字形コネクタタブ45の延出脚部48が、アンテナの接地平面要素の上
面にハンダ付けされ、ケーブルの中心導体31が、アンテナの放射器要素14に
一体形成されたアーム18の底面にハンダ付けされている。
【0058】 図10は、図7と同様の図であるが、図10は、T字形金属コネクタタブ45
の延出脚部48がアンテナの接地平面要素15の底面にハンダ付けされ、ケーブ
ルの中心導体31が、アンテナの放射器要素14と一体的に形成されたアーム1
8の上面にハンダ付けされている様子が示されている。
【0059】 図8は、図7のアセンブリの側面図であって、プラスチックレードーム50が
、アンテナの接地平面要素115の外周縁にマウントされている。
【0060】 図8は、レードーム50の反対側のケーブル30の端部に配置された電気コネ
クタ51を示す。本発明の或る実施例においては、限定的ではないが、寸法52
は、約0.56インチ(約1.422cm)で、寸法53は、約2.21インチ
(約5.613cm)で、ケーブル30は、約12フィートである。
【0061】 図9は、図8のアセンブリの上面図である。この図はまた、アンテナ/レード
ームの組み合わせを作動状態にマウントするために用いられる横方向に配置され
たプラスチックマウントタブ55を示している。
【0062】 図11〜14は、本発明の一実施例に基づくアンテナ200を示しており、こ
のアンテナ200は、プレス加工、パンチ加工或いは切断加工された例えば図1
5に示されるような銅の金属板219などからなる概ね平坦でそれ自身を支持し
得る金属の単一の平坦な板を折り曲げることにより形成されている。図15の平
坦な板219は、線205,206に沿って折り曲げられ、1つの単一の金属ア
センブリ200において、3つの機能的形状を提供している。これらの3つの機
能的形状は、概ね四角形をなし、比較的大型で平坦な接地平面要素201と、概
ね四角形で比較小型で平坦であって、接地平面要素201上面の、203の一部
の上方の一部に物理的に間隔をおいて設けられた放射器要素202と、2本の互
いに平行をなす折り目線205、206によって放射器要素202の一方のエッ
ジと接地平面要素204の対応するエッジとを互いに一体的に結合する短絡要素
204とを含む。
【0063】 好ましくは、アンテナ200は、1997年4月8日に出願され、米国を一部
継続出願として指定するPCT/US97/05716に開示された形式のレー
ドームなどの図示されなていないレードーム内に収容されている。図16は、レ
ードーム300,301及び、アンテナ200と共に用いることのできるその取
り付けベース302の組立分解図である。
【0064】 限定的ではないが、上記した形式のアンテナは、約824〜896MHzの周
波数範囲で作動し、この形式の別のアンテナは、約700〜3000MHzの範
囲で作動する。アンテナを構成する金属の一例としては、約0.021インチ(
約0.053cm)の厚さを有する平滑な表面を有する板材をなす99%純銅が
ある。銅はその高い導電性のために有用であるが、本発明の概念から逸脱するこ
となく、他の金属材料を使うこともできる。
【0065】 図15の金属板219を、2本の折り目線205、206に沿って折り畳み、
或いは折り曲げることにより図11に示される側から見たときに概ねU字形をな
す一体的なアンテナ200が得られる。放射器要素202の底面207は、接地
平面要素201の上面203に対して上下方向に間隔をおいて設けられ、符号2
08により示されるような空気絶縁層を画定する。放射器要素202により画定
される平面は、接地平面201により画定される平面に対して平行であってよく
、これら両平面は、米国特許第5,734,350号により教示されるように互
いに傾斜するものであっても良い。
【0066】 2本の絶縁性プラスチックポスト220が、放射器要素202及び接地平面要
素201の片持ち端を互いに結合するために用いられている。ポスト220は、
接地平面要素201及び放射器要素202にプレス加工或いはパンチ加工された
孔221内に固定され、図15にこれらの孔が示されている。所望に応じて、放
射器要素202と接地平面要素201との上下方向の間隔を細かくチューニング
するためにポスト220の長さを調節することができる。
【0067】 良く知られているように、アンテナ200が、受信アンテナ或いは送信アンテ
ナとして作動しているとき、放射器要素202及び接地平面要素201において
電流が折り目線205,206に対して概ね直行する方向に流れ、これらの電流
が図12,14に矢印209,210により示されている。
【0068】 図11は、それ自身の図示されない内部アンテナ放射器要素を含む従来形式の
構造をなすGPSモジュール211を示している。GPS211は、通常放射器
要素202により物理的に覆われていない接地平面要素200の上面203の部
分に物理的にマウントされている。本発明の或る特徴によれば、接地平面要素2
01が、GPSモジュール211の内部のアンテナのための接地平面としても機
能する。
【0069】 上記したように、非限定的な例において、アンテナ200は、直線的な1/4
波長パッチアンテナをなし、824〜896MHzの周波数範囲で作動する。図
11に於けるアンテナの高さ寸法212は、約0.680インチ(約1.727
cm)で、接地平面要素201の長さ即ち図12に於ける寸法213は、約4.
826インチ(約19.87cm)で、中心線215を中心とする接地平面要素
201の幅217は約3.940インチ(約10.00cm)で、放射器要素2
02の長さ214は、約3.075インチ(約7.811cm)で、やはり中心
線215を中心とする放射器要素の幅218(図15参照)は約3.500イン
チ(約8.890cm)である。
【0070】 例えば同軸ケーブル230からなる二導体送受信フィードラインがアンテナ2
00のために提供される。このフィードラインの2つの金属導体の一方即ち同軸
ケーブル230の外側金属シースは、接地平面要素の底面231に符号232に
より示される部分にてハンダ付けされている。このフィードラインの第2の金属
導体即ち同軸ケーブル230の中心導体233は、接地平面要素201に形成さ
れた比較的大きな開口234(図15参照)を上向きに貫通している。導体23
3は、更に、接地平面要素201と放射器要素202との間の誘電体空気層20
8を上向きに延出する。この中心導体233の延出部分は、絶縁膜を有すること
により、導体233が接地平面要素201に電気的に接触しないようにしておく
のが好ましい。
【0071】 フィードラインの第2の金属導体233の金属端部は、放射器要素202に形
成された概ね対応するサイズの孔235(図15参照)を貫通する。導体233
の金属端部は、放射器要素202の符号236により示される部分にハンダ付け
される。
【0072】 容易に理解できるように、上記した折り曲げられた一体的金属アンテナ200
においては、上記したように接地平面201に対して部分232において、放射
器要素202に対して部分236においてハンダ付けを行おうとしたときに、一
体的金属アンテナがヒートシンクとして機能し、ハンダ付けが適正に行われるの
を妨げることが考えられる。
【0073】 この問題を克服するために、しかもこの種のヒートシンクの問題を克服し得る
と考えられるような高価なハンダ付け技術を用いることなく、本発明は、上記し
た2つの部分におけるハンダ付けを、よく知られた自動ハンダゴテやよく知られ
た手持ちのハンダゴテなどを用いるような経済的であって単純かつ廉価なハンダ
付け方法を用いるのみで達成することができる。
【0074】 具体的に述べるならば、本発明によれば接地平面要素201は、接地平面要素
201を完全に貫通する2つのおおむね平行なスロット241、242を含む第
一のハンダ領域240(図14、15参照)を形成するように接地平面要素20
1がプレス加工(パンチ加工或いは切断加工)される。
【0075】 更に、放射器要素201にプレス加工、パンチ加工或いは切断加工を加えるこ
とにより、放射器要素202を完全に貫通するおおむね平行をなす2つのスロッ
ト244、245を含む第2のハンダ領域243(図12、15参照)を形成す
る。例えば図1、2及び3aに示されるような延出タブ18は、このような第2
のハンダ領域243と機能的に均等でであることに留意されたい。
【0076】 対をなすスロット240、241及び244、245は、第1及び第2のハン
ダ領域240、241を熱的に分離する働きをし、それによって領域240、2
41に残されるヒートシンクは比較的小さな熱容量を有するのみである。その結
果、上記したような2つの部分232、236におけるハンダ付けが、手持ちの
ハンダゴテなどを用いることにより領域240、241内にて容易に達成するこ
とができる。
【0077】 本発明の或る実施例においては、対をなすスロット240、241、244、
245のスロット間距離246は0.50インチ(約1.27cm;図15参照
)であって、各スロットは約0.500インチ(約1.27cm)の長さ247
及び0.045インチ(約1.143cm)の幅248を有する。
【0078】 上記したような熱バリアとしてのスロットの構造及び配置の特徴は、これら4
つの貫通スロット240、241、244、245が接地平面要素201および
放射器要素202の両所において電流の方向に対しておおむね平行に延在するこ
とである。すなわち、スロット240、241、244、245は、前記した折
り曲げ線205、206に対しておおむね直角に延出する。
【0079】 同軸ケーブル230の応力緩和マウントを提供するために、接地平面要素20
1は、第1の金属タブ250を形成するようにプレス加工、パンチ加工或いは切
断加工される。タブ250は、まず接地平面要素201の底面231の面から下
向きに折り曲げられる。次に第1の金属タブ250は、図11に示されるように
同軸ケーブル230の外側絶縁シースを捕捉するように、同軸ケーブル230を
受容するべき第1の弾性クリップを形成するように上向きに折り返される。第1
の金属タブ250は、このように折り曲げられたときに、応力を緩和するように
同軸ケーブル230を接地平面要素201の底面231に対して物理的に取り付
ける働きを果たす。
【0080】 GPSモジュール211は、それから延出するワイヤ若しくはケーブル251
を含む。接地平面要素201はまた、接地平面要素201の底面の面から下向き
に折れ曲げられた第2の金属タブ252を形成するようにやはりプレス加工、パ
ンチ加工或いは切断加工される。この第2の金属タブ252は、図11によく示
されているように、ワイヤ若しくはケーブル251の外側絶縁シースを捕捉する
ように、ワイヤ/ケーブル251を受容するべき第2の弾性クリップを形成する
ように上向きに折り返される。第2の金属タブ252は、このように折り曲げら
れたときに、応力を緩和するようにワイヤ若しくはケーブル251を接地平面要
素201の底面231に対して物理的にマウントする働きを果たす。
【0081】 図14、15にもっともよく示されるように、上記した第1及び第2の金属タ
ブ250、252は、金属性接地平面要素201の一体的部分として延出し、両
タブは接地平面要素201を完全に貫通するU字形をなす第1及び第2の貫通ス
ロット270、271により形成され、これらU字形貫通スロットは金属タブ2
50、252の3つの互いに直交する辺をそれぞれ画定する。
【0082】 本発明によれば、U字形スロット270、271のベース部分260は例えば
0.30インチ(約0.76cm)といった比較的小さな寸法を有し、前記した
2本の折り曲げ線205、206に対しておおむね平行に延在し、U字形スロッ
ト270、271の2つの比較的長くかつ平行な脚部261、262は折り曲げ
線205、206に対しておおむね直交に演出する。このようにスロットの脚部
261、262は、接地平面要素201の電流の流れの方向(図14の矢印21
0参照)に対して、平行に延在する。
【0083】 限定的でない例として、U字形スロット270、271は約0.045インチ
(約1.14cm)の幅を有し、スロット脚部261、262を長さ273は約
0.70インチ(約1.78cm)で、スロット脚部261、262間の間隔2
74は約0.28インチ(約0.71cm)である。
【0084】 以上本発明の特定の実施例について説明したが、当業者であれば、本発明の概
念から逸脱することなく様々な変形、変更追加及び用途に思い至り得るものであ
ることを了解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 例えば銅からなる平坦な金属板の上面図である。本発明に基づき1つの一体的
な金属アセンブリ内において、アンテナの4つの機能的形状を提供するようにプ
レス加工、切断加工或いは他の成形方法が適用された。2本の平行な波線は2本
の折り曲げ線を示す。
【図2】 図1に示された金属板を2本の折り曲げ線に沿って折り曲げることにより形成
された1/4波長のアンテナの上面図である。
【図3】 図1の金属板を、放射器要素が接地平面要素に対して傾斜するように折り曲げ
ることにより形成されたことを示す、図2に示された1/4波長アンテナの側面
図である。
【図4】 本発明に基づくT字形金属コネクタタブの上面図である。2本の平行な波線は
2本の折り目線を示す。
【図5】 図4に示されたT字形金属コネクタタブの上面図である。2本のT字形アーム
は2本の折り目線に沿って上向きに折り曲げられ、同軸ケーブルの金属シースが
2本の上向きに演出するT字形アーム間に配置され、2本のT字形アームがケー
ブルの金属シースの周りに下向きに折り曲げられ、T字形金属導体タブがケーブ
ルの金属シースにクランプされ、更にハンダにより固定されている。
【図6】 図5のアセンブリの側面図である。
【図7】 図5、6のアセンブリが図2、3の1/4波長アンテナに対してハンダにより
固定され、更にT字形金属導体タブがアンテナの接地平面要素にハンダ付けされ
、ケーブルの中心導体がアンテナの放射器アームにハンダ付けされた、1部切除
して示す拡大側面図である。
【図8】 図7の側面図である。プラスチックレードームがアンテナの接地平面要素の外
周縁にマウントされ、更にアンテナの反対側のケーブルの端部に配置されたコネ
クタをも示している。
【図9】 図8のアセンブリの上面図である。更に横方向に配置されたアセンブリマウン
トタブを示している。
【図10】 図7と同様の図であるが、T字形金属導体タブがアンテナの接地平面要素の底
面にハンダ付けされ、ケーブルの中心導体がアンテナの放射器アームの両面にハ
ンダ付けされている様子を示す。
【図11】 本発明に基づく広帯域アンテナの側面図である。アンテナは、2本の平行な折
り目線に沿って折り曲げられた単一のかつそれ自身を支持し得る金属材料からな
り、上側に配置された放射器要素、下側に配置された接地平面要素及びそれら両
要素間に設けられた空気誘電帯層が形成され、放射器要素及び接地平面要素が互
いに平行に延在し或いは互いに傾斜して延在する平坦な要素からなり、接地平面
要素及び放射器要素が、接地平面要素に占められる平面及び放射器要素により占
められる平面に対しておおむね直交する一体的な金属短絡要素によって互いに結
合されている。
【図12】 図11のアンテナの上面図である。比較的小型の放射器要素及び比較的大型の
接地平面要素がおおむね四角形をなし、更に放射器要素に切断或いはプレス加工
により一対の平行なスロットが設けられ、これら両スロットが放射器要素の折れ
目線に対して直角方向に延在し、これらの物理的に互いに間隔を有するスロット
が、例えば同軸ケーブルの中心導体などの送受信フィードラインの一方の導体を
放射器要素の上面にハンダ付けしようとする際の熱遮断領域を画定するように機
能し、更に放射器要素が覆っていない接地平面要素の上面の部分にマウントされ
たGPSモジュールをも示す。
【図13】 図11のアンテナの左側端面図であって、アンテナの短絡要素が四角形をなす
様子も示している。
【図14】 図11のアンテナの底面図である。接地平面要素に切断加工或いはプレス加工
により形成され、接地平面要素の折り曲げ線に対して直交する方向に延在する一
対の平行なスロットを示し、これらの物理的に互いに間隔を有する2本のスロッ
トは、同軸ケーブルの外側金属シースなどの送受信フィードラインのラインの導
体を接地平面要素の底面にハンダ付けしようとする際の熱遮断領域を画定するべ
く機能し、更に応力を緩和するように、送受信フィードライン及びGPSモジュ
ールから延出するケーブルを接地平面要素の底面に取り付ける働きを果たす2つ
の折り曲げられた金属タブを提供するように接地平面要素に切断加工或いはプレ
ス加工により形成された2つのU字形スロットを示しており、これらU字形をな
す両スロットは、接地平面要素の折り曲げ線に対しておおむね平行に延在する比
較的端寸のベース部分と、この折り曲げ線に対して直角方向に延出する2本の互
いに平行をなしかつ比較的長寸の脚部とを有する。
【図15】 図11に示されたアンテナを平坦な金属板を折り曲げることにより形成する際
の材料としての平坦であってプレス加工された金属板の上面図である。
【図16】 図11のアンテナの組立分解図であって、このアンテナと共に用いることので
きるレードーム及びマウントベースを示している。
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月4日(2001.7.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 例えば銅からなる平坦な金属板の上面図である。本発明に基づき1つの一体的
な金属アセンブリ内において、アンテナの4つの機能的形状を提供するようにプ
レス加工、切断加工或いは他の成形方法が適用された。2本の平行な波線は2本
の折り曲げ線を示す。
【図2】 図1に示された金属板を2本の折り曲げ線に沿って折り曲げることにより形成
された1/4波長のアンテナの上面図である。
【図3】 図1の金属板を、放射器要素が接地平面要素に対して傾斜するように折り曲げ
ることにより形成されたことを示す、図2に示された1/4波長アンテナの側面
図である。
【図3A】 図2及び図3に示されたアンテナの等角図である。
【図4】 本発明に基づくT字形金属コネクタタブの上面図である。2本の平行な波線は
2本の折り目線を示す。
【図4A】 図4に示されたT字型タブの等角図である。
【図5】 図4に示されたT字形金属コネクタタブの上面図である。2本のT字形アーム
は2本の折り目線に沿って上向きに折り曲げられ、同軸ケーブルの金属シースが
2本の上向きに演出するT字形アーム間に配置され、2本のT字形アームがケー
ブルの金属シースの周りに下向きに折り曲げられ、T字形金属導体タブがケーブ
ルの金属シースにクランプされ、更にハンダにより固定されている。
【図6】 図5のアセンブリの側面図である。
【図7】 図5、6のアセンブリが図2、3の1/4波長アンテナに対してハンダにより
固定され、更にT字形金属導体タブがアンテナの接地平面要素にハンダ付けされ
、ケーブルの中心導体がアンテナの放射器アームにハンダ付けされた、1部切除
して示す拡大側面図である。
【図8】 図7の側面図である。プラスチックレードームがアンテナの接地平面要素の外
周縁にマウントされ、更にアンテナの反対側のケーブルの端部に配置されたコネ
クタをも示している。
【図9】 図8のアセンブリの上面図である。更に横方向に配置されたアセンブリマウン
トタブを示している。
【図10】 図7と同様の図であるが、T字形金属導体タブがアンテナの接地平面要素の底
面にハンダ付けされ、ケーブルの中心導体がアンテナの放射器アームの両面にハ
ンダ付けされている様子を示す。
【図11】 本発明に基づく広帯域アンテナの側面図である。アンテナは、2本の平行な折
り目線に沿って折り曲げられた単一のかつそれ自身を支持し得る金属材料からな
り、上側に配置された放射器要素、下側に配置された接地平面要素及びそれら両
要素間に設けられた空気誘電帯層が形成され、放射器要素及び接地平面要素が互
いに平行に延在し或いは互いに傾斜して延在する平坦な要素からなり、接地平面
要素及び放射器要素が、接地平面要素に占められる平面及び放射器要素により占
められる平面に対しておおむね直交する一体的な金属短絡要素によって互いに結
合されている。
【図12】 図11のアンテナの上面図である。比較的小型の放射器要素及び比較的大型の
接地平面要素がおおむね四角形をなし、更に放射器要素に切断或いはプレス加工
により一対の平行なスロットが設けられ、これら両スロットが放射器要素の折れ
目線に対して直角方向に延在し、これらの物理的に互いに間隔を有するスロット
が、例えば同軸ケーブルの中心導体などの送受信フィードラインの一方の導体を
放射器要素の上面にハンダ付けしようとする際の熱遮断領域を画定するように機
能し、更に放射器要素が覆っていない接地平面要素の上面の部分にマウントされ
たGPSモジュールをも示す。
【図13】 図11のアンテナの左側端面図であって、アンテナの短絡要素が四角形をなす
様子も示している。
【図14】 図11のアンテナの底面図である。接地平面要素に切断加工或いはプレス加工
により形成され、接地平面要素の折り曲げ線に対して直交する方向に延在する一
対の平行なスロットを示し、これらの物理的に互いに間隔を有する2本のスロッ
トは、同軸ケーブルの外側金属シースなどの送受信フィードラインのラインの導
体を接地平面要素の底面にハンダ付けしようとする際の熱遮断領域を画定するべ
く機能し、更に応力を緩和するように、送受信フィードライン及びGPSモジュ
ールから延出するケーブルを接地平面要素の底面に取り付ける働きを果たす2つ
の折り曲げられた金属タブを提供するように接地平面要素に切断加工或いはプレ
ス加工により形成された2つのU字形スロットを示しており、これらU字形をな
す両スロットは、接地平面要素の折り曲げ線に対しておおむね平行に延在する比
較的端寸のベース部分と、この折り曲げ線に対して直角方向に延出する2本の互
いに平行をなしかつ比較的長寸の脚部とを有する。
【図15】 図11に示されたアンテナを平坦な金属板を折り曲げることにより形成する際
の材料としての平坦であってプレス加工された金属板の上面図である。
【図16】 図11のアンテナの組立分解図であって、このアンテナと共に用いることので
きるレードーム及びマウントベースを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BB, BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,HU,IL,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ネグラー、ジョセフ・ティー アメリカ合衆国コロラド州80301・ボール ダー・シエナウェイ 7243 (72)発明者 バンクロフト、ランディー・セシル アメリカ合衆国コロラド州80212・デンバ ー・ペリーストリート 2837 (72)発明者 ベイトマン、ブレイン・レクセル アメリカ合衆国コロラド州80027・ルイス ビル・ジュニパーコート 593 (72)発明者 アスペンスキ、アレクシス アメリカ合衆国コロラド州80302・ボール ダー・コロンバインアベニュー 2243 (72)発明者 ワード、エドワード・アール アメリカ合衆国コロラド州80303・ボール ダー・#202・マンハッタンドライブ 695 Fターム(参考) 5J045 AB05 AB06 DA08 HA06 KA02 LA01 MA01 NA02 5J046 AA09 AA19 AB13 BA01 BA07 BA08

Claims (45)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接地平面要素と、前記接地平面要素に対して物理的にオー
    バーハングする放射器要素とを有するアンテナの製造方法であって、 平坦な金属板を提供する過程と、 接地平面要素、放射器要素及び物理的に前記両要素間に配置された短絡要素を
    提供するように、また、前記短絡要素が、第1の直線折目線領域にて前記接地平
    面要素に物理的に接続されるようにし、前記短絡要素が、前記第1の直線折目線
    領域に対して概ね平行をなす第2の直線折目線領域にて前記放射器要素に物理的
    に接続されるように、前記平坦金属板を成形する過程と、 概ね直線的であって、横方向に整合し、且つ物理的に互いに間隔をおいて設け
    られ、前記第1及び第2の直線的折目線領域に対して直交するように延在する1
    対の第1の貫通スロットを前記放射器要素に形成し、これら両スロット間の前記
    放射器要素の部分に第1のハンダ領域を画定する過程と、 前記両折目線領域に沿って前記平坦金属板を曲げ、前記放射器要素が前記接地
    平面要素上に物理的に配置されるようにし、前記放射器要素及び前記接地平面要
    素間に絶縁層を設ける過程と、 第1及び第2の金属導体を含む第1の絶縁ケーブルを提供し、前記第1の導体
    を前記第1のハンダ領域にハンダ付けし、前記第2の導体を前記接地平面要素に
    接続する過程とを有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記接地平面要素に第1のU字形貫通スロットを形成する
    ことにより、前記接地平面要素に第1の金属タブを形成し、かつ前記第1のU字
    形貫通スロットが、前記両折目線領域に対して概ね平行に延在する比較的短寸の
    ベース部分及び前記両折目線領域に対して概ね直交するように延在する2つの互
    いに平行であってしかも比較的長寸の脚部を有するようにする過程と、 前記第1の金属タブを、前記接地平面要素の底面から離反する向きに下向きに
    折り曲げる過程と、 前記第1のケーブルを、前記接地平面要素の前記底面及び前記下向きに折り曲
    げられた第1の金属タブに隣接するように配置する過程と、 前記下向きに折り曲げられた第1の金属タブを、前記接地平面要素の底面に向
    けて上向きに折り曲げ、前記第1のケーブルを前記接地平面の前記底面に向けて
    物理的に押しつけるようにする過程とを有することを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  3. 【請求項3】 前記接地平面要素の一部分に対して前記放射器要素がオー
    バーハングしないようになっており、更に、 アンテナを有する装置を提供し、該装置から第2のケーブルを延出させる過程
    と、 前記接地平面要素が、前記装置のための接地平面要素を構成するように前記接
    地平面要素の前記部分に前記装置を取り付ける過程と、 前記接地平面要素に第2のU字形貫通スロットを形成することにより、前記接
    地平面要素に第2の金属タブを形成し、かつ前記第2のU字形貫通スロットが、
    前記両折目線領域に対して概ね平行に延在する比較的短寸のベース部分及び前記
    両折目線領域に対して概ね直交するように延在する2つの互いに平行であってし
    かも比較的長寸の脚部を有するようにする過程と、 前記第2の金属タブを、前記接地平面要素の前記底面から離反する向きに下向
    きに折り曲げる過程と、 前記第2のケーブルを、前記接地平面要素の前記底面及び前記下向きに折り曲
    げられた第2の金属タブに近接するように配置する過程と、 前記下向きに折り曲げられた前記第2の金属タブを、前記接地平面要素の前記
    底面に向けて上向きに折り曲げ、前記第2のケーブルが前記接地平面要素の前記
    底面に物理的に押しつけられるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 概ね直線的であって、横方向に整合し且つ物理的に間隔を
    有する1対の第2の貫通スロットを前記接地平面要素に形成し、前記1対の前記
    第2の貫通スロットが、前記第1及び第2の直線的折目線領域に対して直交する
    ように延在するようにし、前記1対の第2の貫通スロット間の前記接地平面要素
    の部分に第2のハンダ領域を画定する過程と、 前記第2の導体を前記第2のハンダ領域にハンダ付けする過程とを有すること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1のケーブルが同軸ケーブルからなり、前記第1の
    導体が前記同軸ケーブルの一端における中心導体をなし、前記第2の導体が前記
    同軸ケーブルの前記一端にて露出した金属シースをなすことを特徴とする請求項
    4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記絶縁層を空気絶縁層として提供する過程と、 前記第1のケーブルを、外側金属シース及び電気的に絶縁された内側金属導体
    を有する同軸ケーブルとして提供する過程と、 前記金属シースを、前記第2のハンダ領域及び前記放射器要素とは反対側の前
    記接地平面要素の側にハンダ付けする過程と、前記接地平面要素に第1の貫通孔
    を形成する過程と、 電気的に絶縁された前記金属導体を前記第1の貫通孔及び前記空気絶縁層を通
    過するように延在させる過程と、 前記放射器要素及び前記第1のハンダ領域内に第2の貫通孔を設ける過程と、 前記金属導体の絶縁されていない端部を前記第2の貫通孔を通過するように延
    在させる過程と、 前記金属導体の前記絶縁されていない端部を前記接地平面要素とは逆の前記放
    射器要素の側にハンダ付けする過程とを有することを特徴とする請求項4に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 前記平坦金属板を折り曲げる過程が、前記接地平面要素が
    占める面に対して概ね平行な面内に前記放射器要素を配置させることを特徴とす
    る請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記平坦金属板を折り曲げる過程が、前記接地平面要素が
    占める面に対して概ね傾斜した面内に前記放射器要素を配置させることを特徴と
    する請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記放射器要素が占める前記面が、前記短絡要素が前記放
    射器要素から前記接地平面要素に至る最も短い距離を画定する向きに傾斜してい
    ることを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記接地平面要素に第1のU字形貫通孔を形成すること
    により、前記接地平面要素に第1の金属タブを形成し、かつ前記第1のU字形貫
    通スロットが、前記両折目線領域に対して概ね平行に延在する比較的短寸のベー
    ス部分及び前記両折目線領域に対して概ね直交するように延在する2つの互いに
    平行であってしかも比較的長寸の脚部を有するようにする過程と、 前記第1の金属タブを、前記接地平面要素の底面から離反する向きに下向きに
    折り曲げる過程と、 前記下向きに折り曲げられた第1の金属タブを、前記接地平面要素の底面に向
    けて上向きに折り曲げて第1のクリップを形成する過程と、 前記同軸ケーブルを、前記第1のクリップに隣接するように配置する過程と、
    を有することを特徴とする請求項6に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記接地平面要素の一部分に対して前記放射器要素がオ
    ーバーハングしないようになっており、更に、 アンテナ及びGPS装置から延出する導体ケーブルを有する、該GPS装置を
    提供する過程と、 前記接地平面要素が、前記GPS装置のための接地平面要素そして機能するよ
    うに前記接地平面要素の前記部分に前記GPS装置を取り付ける過程と、 前記接地平面要素に第2のU字形貫通スロットを形成することにより、前記接
    地平面要素に第2の金属タブを形成し、かつ前記第2のU字形貫通スロットが、
    前記両折目線領域に対して概ね平行に延在する比較的短寸のベース部分及び前記
    両折目線領域に対して概ね直交するように延在する2つの互いに平行であってし
    かも比較的長寸の脚部を有するようにする過程と、 前記第2の金属タブを、前記接地平面要素の前記底面から離反する向きに下向
    きに折り曲げる過程と、 前記下向きに折り曲げられた第1の金属タブを、前記接地平面要素の底面に向
    けて上向きに折り曲げて第2のクリップを形成する過程と、 前記同軸ケーブルを、前記第2のクリップに配置する過程と、 を有することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 概ね平坦な接地平面要素と、概ね平坦な放射器要素と、
    前記放射器要素を、前記接地平面要素に対して間隔をおいて少なくとも部分的に
    物理的に支持し、かつ第1の直線にて前記接地平面要素に接続され、前記第1の
    直線に対して平行な第2の直線にて前記放射器要素に接続された、四角形の結合
    要素とを有する概ねU字形をなす一体的な金属板と、 前記放射器要素に設けられ、互いに横方向に整合して平行をなして前記直線に
    対して直交する方向に延在し、それ自身の間の前記放射器要素の部分に第1のハ
    ンダ領域を有する1対の第1の貫通スロットと、 前記接地平面要素に接続された第1の金属導体及び前記第1のハンダ領域にハ
    ンダ付けされた第2の金属導体を含む一端を有するフィードケーブルとを有する
    ことを特徴とするアンテナアセンブリ。
  13. 【請求項13】 前記接地平面要素に設けられ、互いに横方向に整合して
    平行をなして前記直線に対して直交する方向に延在し、それ自身の間の前記放射
    器要素の部分に第2のハンダ領域を有する1対の第2の貫通スロットとを有し、
    前記第2のハンダ領域に前記第1の金属導体がハンダ付けされていることを特徴
    とする請求項12に記載のアンテナアセンブリ。
  14. 【請求項14】 前記フィードケーブルが、前記第1のハンダ領域にハン
    ダ付けされた中心の導体及び前記第2のハンダ領域にハンダ付けされた金属シー
    スを有することを特徴とする請求項13に記載のアンテナアセンブリ。
  15. 【請求項15】 概ね平坦な接地平面要素と、概ね平坦な放射器要素と、
    前記放射器要素を、前記接地平面要素に対して間隔をおいて少なくとも部分的に
    物理的に支持し、かつ第1の結合線にて前記接地平面要素に接続され、前記第1
    の結合線に対して平行な第2の結合線にて前記放射器要素に接続された、四角形
    の結合要素とを有する概ねU字形をなす金属板と、 前記放射器要素に設けられ、互いに横方向に整合して平行をなして前記結合線
    に対して直交する方向に延在し、それ自身の間の前記放射器要素の部分に第1の
    ハンダ領域を有する1対の第1の貫通スロットと、 前記接地平面要素に設けられ、互いに横方向に整合して平行をなして前記結合
    線に対して直交する方向に延在し、それ自身の間の前記接地平面要素の部分に第
    2のハンダ領域を有する1対の第2の貫通スロットと、 前記接地平面要素に形成された第1の貫通孔と、 前記放射器要素の前記第1のハンダ領域内に形成された第2の貫通孔と、 前記放射器要素に対向する前記接地平面要素の表面部分上の前記第2のハンダ
    領域にハンダ付けされた第1の金属導体及び前記第1の貫通孔を通過して、前記
    両要素間を経て、前記第2の貫通孔を通過し、前記接地平面要素に対向する前記
    放射器要素の表面部分上の前記第1のハンダ領域にハンダ付けされた第2の金属
    導体を有する第1のケーブルとを有することを特徴とするアンテナ。
  16. 【請求項16】 前記結合線に平行に延在するベース部分及び前記結合線
    に対して垂直に延在する互いに平行な1対の脚部を有する、前記接地平面要素に
    形成された第1のU字型貫通孔と、 前記第1のU字型貫通孔によって形成され、前記第1のケーブルを、前記放射
    器要素に対向する前記接地平面要素の表面部分上に応力緩和的に押し付けるよう
    に折り曲げられた第1の金属タブとを有することを特徴とする請求項15に記載
    のアンテナ。
  17. 【請求項17】 前記反射器要素が前記接地平面要素より大きいため、前
    記接地平面要素の一部分に対して前記放射器要素がオーバーハングせず、 前記接地平面要素がそれ自身の接地平面要素をなすように、前記接地平面要素
    の前記部分に取り付けられたアンテナ装置と、 前記アンテナ装置に接続された第2のケーブルと、 前記接地平面要素に形成され、前記結合線に平行に延在するベース部分及び前
    記結合線に対して垂直に延在する互いに平行な1対の脚部を有する、第2のU字
    型貫通孔と、 前記第1のU字型貫通孔によって形成され、前記第のケーブルを、前記放射器
    要素に対向する前記接地平面要素の表面部分上に応力緩和的に押し付けるように
    折り曲げられた第2の金属タブとを有することを特徴とする請求項16に記載の
    アンテナ。
  18. 【請求項18】 前記アンテナ装置がGPSであることを特徴とする請求
    項17に記載のアンテナ。
  19. 【請求項19】 パッチアンテナであって、 電流が所定の方向に流れ、且つ上面及び底面を有するような概ね平坦な金属性
    接地平面と、 電流が前記所定方向に流れ、且つ上面及び底面を有し、その底面が前記接地平
    面の上面に対向するように前記接地平面の垂直方向上方に物理的に間隔をおいて
    配置された概ね平坦な金属製放射パッチと、 前記接地平面に設けられ、互いに平行をなすと共に前記した電流の流れも所定
    方向に延在し、両者間にて第1のハンダ領域を画定する1対の互いに間隔を有す
    る直線的な第1の貫通スロットと、 前記放射パッチに設けられ、互いに平行をなし前記した電流の流れの所定方向
    に延在し、両者間に第2のハンダ領域を画定する1対の物理的に互いに間隔をお
    いて設けられた直線的な第2の貫通スロットと、 外側に配置された金属網線及び中心に設けられた金属フィードコンダクタを有
    し、前記金属網線が前記第1のハンダ領域に対して物理的に係合し且つハンダ付
    けされた状態で前記接地平面要素の面に対して平行な方向に延在する概ね直線的
    な同軸ケーブルと、 前記中心導体が概ね垂直方向上向きに貫通し、その上端が前記第2のハンダ領
    域に物理的に係合し且つハンダ付けされるように前記接地平面に設けられた第1
    の開口とを有することを特徴とするパッチアンテナ。
  20. 【請求項20】 前記ハンダ付け領域内の前記反射器要素に設けられた第
    2の開口であって、前記中心導体が概ね垂直方向上向きに前記第2の開口を貫通
    し、前記反射パッチの上面にハンダ付けされた、該第2の開口とを有することを
    特徴とする請求項19に記載のパッチアンテナ。
  21. 【請求項21】 前記接地平面から切断され、前記接地平面の前記底面か
    ら下方に曲げられた前記電流の所定の方向に延在する実質的に直線的な第1の金
    属取り付けタブを有する前記接地平面に形成された第1のケーブル機械的応力緩
    和タブを含むことを特徴とする請求項19に記載のパッチアンテナ。
  22. 【請求項22】 前記接地平面に取り付けられ、そこから延在するケーブ
    ルを有する位置決定に有用なGPSアンテナと、 前記接地平面から切断され、前記接地平面の前記底面から下方に曲げられた前
    記電流の所定の方向に延在する実質的に直線的な第2の金属取り付けタブを含む
    、前記接地平面に形成された第1のケーブル機械的応力緩和タブとを有すること
    を特徴とする請求項21に記載のパッチアンテナ。
  23. 【請求項23】 前記ハンダ付け領域内の前記放射器要素に設けられた第
    2の開口であって、前記中心の導体が、概ね垂直方向に上向きに延在し、前記第
    2の開口を貫通して前記放射パッチの前記上面にハンダ付けされている、該第2
    の開口を含むことを特徴とする請求項22に記載のパッチアンテナ。
  24. 【請求項24】 前記アンテナが1/4波長アンテナからなることを特徴
    とする請求項22に記載のパッチアンテナ。
  25. 【請求項25】 放射器要素及び接地平面要素を有するアンテナの製造方
    法であって、 平坦な金属板を提供する過程と、 接地平面部分、放射器部分、概ね互いに平行をなし且つ概ね同一の長さを有し
    互いに間隔をおいて前記接地平面部分を前記放射器部分に結合する第1及び第2
    の結合部分、並びに前記接地平面部分に向かう方向で前記放射器部分の概ね中心
    位置から延在するタブを有する一体的な金属板を提供し、前記タブが前記タブの
    遊端と前記接地平面部分との間に間隙を画定するように前記接地平面部分に対し
    て間隔を有する遊端を有するように前記平坦な金属板を成型する過程と、 前記放射器部分及び前記タブが物理的に前記接地平面部分の上方に位置するよ
    うに前記平坦な金属板を前記2つ概ね平行な折り曲げ線に沿って折り曲げる過程
    とを有し、 前記第1及び第2の結合部分が、二つの互いに平行をなす折り曲げ線を画定す
    る両端をそれぞれ有することを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 第1及び第2の導体を有するケーブルを提供する過程と
    、 前記第1の導体を前記接地平面部分に接続する過程と、 前記第2の導体を前記タブに接続する過程とを有することを特徴とする請求項
    25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記ケーブルが同軸ケーブルであり、前記同軸ケーブル
    の一端が前記間隙と整合し、前記第1の導体は前記同軸ケーブルの前記一端でシ
    ースが露出され、前記第2の導体は前記同軸ケーブルの前記一端で中心の導体が
    露出されることを特徴とする請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記露出シースが前記放射器部分に面する前記接地平面
    部分の表面に接続され、前記露出された中心の導体が前記接地平面の前記表面に
    面する前記タブの表面に接続されていることを特徴とする請求項27に記載の方
    法。
  29. 【請求項29】 脚部及び上側T字形部分を有するT字形金属結合タブを
    提供する過程と、 前記上側T字形部分が前記露出シースに一致し、前記T字形結合タブの前記脚
    部が前記露出中心導体に対して間隔をおいて且つ平行に延在するように前記T字
    形金属結合タブを前記同軸ケーブルの前記一端に近接して配置する過程と、 前記上側T字形部分を、前記露出シースの周りに物理的に係合するように曲げ
    、前記上側T字形部分を前記露出シースに対して機械的且つ電気的に結合する過
    程と、 前記T字形結合タブの前記脚部を前記接地平面部分に電気的に接続する過程と
    、 前記露出中心導体を前記タブに接続する過程とを有することを特徴とする請求
    項27に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記折り曲げられた金属板、前記同軸ケーブルの前記一
    端及び前記T字形金属結合タブを収容するレードームを提供する過程と、 前記レードームに外部取り付けタブを設ける過程とを有することを特徴とする
    請求項29に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記平行な折り曲げ線に沿って折り曲げる過程が、前記
    平坦な金属シートを、前記放射器部分及び前記接地平面部分の上側に延在する前
    記タブと物理的に間隔をおいて、2つの概ね平行な折り曲げ線に沿って曲げ、前
    記放射器部分が、前記接地平面部分が占める面に概ね平行に延在するようになる
    ことを特徴とする請求項25に記載の方法。
  32. 【請求項32】 第1及び第2の導体を有するケーブルを提供する過程と
    、 前記第1の導体を前記接地平面部分に接続する過程と、 前記第2の導体を前記タブに接続する過程とを有することを特徴とする請求項
    31に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記平行な折り曲げ線に沿って折り曲げる過程が、前記
    平坦な金属シートを、前記放射器部分及び前記接地平面部分の上側に延在する前
    記タブと物理的に間隔をおいて、2つの概ね平行な折り曲げ線に沿って曲げ、前
    記放射器部分が占める面が、前記接地平面部分が占める面に対して傾斜するよう
    になることを特徴とする請求項25に記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記放射器部分が占める面が、前記間隙が前記放射器部
    分から前記接地平面部分に至る最も短い距離となる向きに傾斜することを特徴と
    する請求項33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 第1及び第2の導体を有するケーブルを提供する過程と
    、 前記第1の導体を前記接地平面部分に接続する過程と、 前記第2の導体を前記タブに接続する過程とを有することを特徴とする請求項
    34に記載の方法。
  36. 【請求項36】 概ね平坦な接地平面要素と、概ね平坦な放射器要素と、
    概ね平行かつ概ね同じ長さであって物理的に離れている概ね平坦な第1及び第2
    の支持アームと、前記放射器要素と一体的に形成され前記支持アームの前記第2
    の端部に向かう方向で前記放射器要素の内部領域から延在する結合タブとを有す
    る一体的金属板であって、前記各支持アームが、前記接地平面要素と一体的に形
    成された第1の端部及び前記放射器要素に一体的に形成された第2の端部を有し
    、前記第1及び第2の支持アームが前記接地平面要素から物理的に間隔をおいた
    前記放射器要素支持するように作用し、前記結合タブが、前記第1及び第2の支
    持アームと前記接地平面要素との間に存在する空隙を画定するように前記接地平
    面要素から間隔をおいた遊端を有する、該一体的金属板と、 前記接地平面要素に電気的に接続された第1の導体及び前記タブに電気的に接
    続された第2の導体を有するフィードケーブルとを有することを特徴とするアン
    テナアセンブリ。
  37. 【請求項37】 前記フィードケーブルが同軸ケーブルからなり、前記同
    軸ケーブルの一端が空隙と整合し、前記第1の導体が前記同軸ケーブルの前記一
    端の金属シースを含み、前記第2の導体が前記一端の金属中心導体を含むことを
    特徴とする請求項36に記載のアンテナアセンブリ。
  38. 【請求項38】 前記金属シースが前記放射器要素に面する前記接地平面
    要素の表面に接続され、前記中心導体が前記接地平面要素の前記表面に面する前
    記結合タブの表面に接続されることを特徴とする請求項37に記載のアンテナア
    センブリ。
  39. 【請求項39】 前記中心導体から物理的に離れ、前記接地平面要素に電
    気的に接続された脚部と、前記金属シースに物理的かつ電気的に接続されたT字
    型部分とを有する金属タブを含むことを特徴とする請求項37に記載のアンテナ
    アセンブリ。
  40. 【請求項40】 前記一体的金属板、前記同軸ケーブルの一端、及び前記
    金属タブを覆うプラスチックレードームを含むことを特徴とする請求項39に記
    載のアンテナアセンブリ。
  41. 【請求項41】 前記放射器要素が、前記接地平面要素が占める面に概ね
    平行な面に延在することを特徴とする請求項36に記載のアンテナアセンブリ。
  42. 【請求項42】 前記接地平面要素に接続された第1の導体及び前記結合
    タブに接続された第2の導体を有するケーブルを含むことを特徴とする請求項4
    1に記載のアンテナアセンブリ。
  43. 【請求項43】 前記放射器要素が占める面に対して傾斜した面を占める
    ことを特徴とする請求項36に記載のアンテナアセンブリ。
  44. 【請求項44】 前記放射器要素が占める前記面が、前記空隙が前記放射
    器要素から前記接地平面要素に至る最も短い距離を画定する向きに傾斜している
    ことを特徴とする請求項43に記載のアンテナアセンブリ。
  45. 【請求項45】 前記接地平面要素に接続される第1の導体及び前記結合
    タブに接続される第2の導体を有するケーブルを含むことを特徴とする請求項4
    4に記載のアンテナアセンブリ。
JP2000583118A 1998-11-17 1999-11-17 一体的放射器/接地平面を有する広帯域アンテナ Pending JP2002530908A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/193,781 US6049314A (en) 1998-11-17 1998-11-17 Wide band antenna having unitary radiator/ground plane
US09/193,781 1998-11-17
US09/441,529 US6133883A (en) 1998-11-17 1999-11-16 Wide band antenna having unitary radiator/ground plane
US09/441,529 1999-11-16
PCT/US1999/027296 WO2000030211A1 (en) 1998-11-17 1999-11-17 Wide band antenna having unitary radiator/ground plane

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002530908A true JP2002530908A (ja) 2002-09-17

Family

ID=26889341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000583118A Pending JP2002530908A (ja) 1998-11-17 1999-11-17 一体的放射器/接地平面を有する広帯域アンテナ

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1149431A4 (ja)
JP (1) JP2002530908A (ja)
CN (1) CN1331853A (ja)
BR (1) BR9915453A (ja)
WO (1) WO2000030211A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008072411A1 (ja) * 2006-12-15 2008-06-19 Murata Manufacturing Co., Ltd. アンテナおよびそのアンテナを備えた通信装置
WO2011096021A1 (ja) * 2010-02-05 2011-08-11 三菱電機株式会社 ショートパッチアンテナ装置及びその製造方法
JP2012205245A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Mitsubishi Electric Corp ショートパッチアンテナ装置の製造方法
CN104993244A (zh) * 2015-06-01 2015-10-21 华侨大学 一种增益的4g室内壁挂天线

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR0215790A (pt) 2002-06-25 2005-03-01 Fractus Sa Antena para múltiplas faixas de sintonia
US7023379B2 (en) 2003-04-03 2006-04-04 Gentex Corporation Vehicle rearview assembly incorporating a tri-band antenna module
US7928915B2 (en) 2004-09-21 2011-04-19 Fractus, S.A. Multilevel ground-plane for a mobile device
EP1831955A1 (en) 2004-12-30 2007-09-12 Fractus, S.A. Shaped ground plane for radio apparatus
WO2006097496A1 (en) 2005-03-15 2006-09-21 Fractus, S.A. Slotted ground-plane used as a slot antenna or used for a pifa antenna
JP4535007B2 (ja) * 2005-05-18 2010-09-01 株式会社デンソー 車載統合アンテナ装置の搭載構造
JP5638254B2 (ja) * 2009-04-02 2014-12-10 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 情報通信装置及びアンテナ
EP2348577B1 (en) * 2010-01-14 2015-08-26 Tyco Electronics Nederland B.V. Low height antenna
CN102427160B (zh) * 2011-08-10 2015-03-11 南京信息职业技术学院 一种用于圆柱形载体的共形天线
CN103825081B (zh) * 2012-11-16 2017-09-22 西安红叶通讯科技有限公司 宽频带宽波束圆极化天线及圆极化的方法
WO2018218279A1 (en) * 2017-05-30 2018-12-06 Licensys Australasia Pty Ltd An antenna
CN108134196B (zh) * 2017-12-25 2020-12-08 深圳Tcl新技术有限公司 微带天线和电视机
CN109193140A (zh) * 2018-08-28 2019-01-11 出门问问信息科技有限公司 一种天线、电子设备
JP7415820B2 (ja) * 2020-06-26 2024-01-17 株式会社Soken アンテナ装置
JP7264861B2 (ja) * 2020-11-11 2023-04-25 矢崎総業株式会社 薄型アンテナ
WO2024041075A1 (en) * 2022-08-24 2024-02-29 The Hong Kong University Of Science And Technology Antenna structure

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061848B2 (ja) * 1984-09-17 1994-01-05 松下電器産業株式会社 アンテナ
US4835541A (en) * 1986-12-29 1989-05-30 Ball Corporation Near-isotropic low-profile microstrip radiator especially suited for use as a mobile vehicle antenna
US4876552A (en) * 1988-04-27 1989-10-24 Motorola, Inc. Internally mounted broadband antenna
US5355142A (en) * 1991-10-15 1994-10-11 Ball Corporation Microstrip antenna structure suitable for use in mobile radio communications and method for making same
AU2948195A (en) * 1994-07-29 1996-03-04 Wireless Access, Inc. Partially shorted double ring microstrip antenna having a microstrip feed

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008072411A1 (ja) * 2006-12-15 2008-06-19 Murata Manufacturing Co., Ltd. アンテナおよびそのアンテナを備えた通信装置
US8098203B2 (en) 2006-12-15 2012-01-17 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna and communication device having the same
WO2011096021A1 (ja) * 2010-02-05 2011-08-11 三菱電機株式会社 ショートパッチアンテナ装置及びその製造方法
WO2011096167A1 (ja) 2010-02-05 2011-08-11 三菱電機株式会社 ショートパッチアンテナ装置及びその製造方法
JPWO2011096167A1 (ja) * 2010-02-05 2013-06-10 三菱電機株式会社 ショートパッチアンテナ装置及びその製造方法
JP5540022B2 (ja) * 2010-02-05 2014-07-02 三菱電機株式会社 ショートパッチアンテナ装置及びその製造方法
JP2012205245A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Mitsubishi Electric Corp ショートパッチアンテナ装置の製造方法
CN104993244A (zh) * 2015-06-01 2015-10-21 华侨大学 一种增益的4g室内壁挂天线

Also Published As

Publication number Publication date
EP1149431A1 (en) 2001-10-31
EP1149431A4 (en) 2004-07-21
WO2000030211A8 (en) 2001-02-08
WO2000030211A1 (en) 2000-05-25
BR9915453A (pt) 2001-10-16
CN1331853A (zh) 2002-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6133883A (en) Wide band antenna having unitary radiator/ground plane
JP2002530908A (ja) 一体的放射器/接地平面を有する広帯域アンテナ
AU2003204709B2 (en) Single piece twin folded dipole antenna
US6603430B1 (en) Handheld wireless communication devices with antenna having parasitic element
US6317099B1 (en) Folded dipole antenna
US6414642B2 (en) Orthogonal slot antenna assembly
US6486836B1 (en) Handheld wireless communication device having antenna with parasitic element exhibiting multiple polarization
JP2004200772A (ja) アンテナ装置
JPH05226925A (ja) 移動体通信用マイクロストリップ・アンテナ及びその製造方法
JPH11150415A (ja) 多周波アンテナ
US6864845B2 (en) Multi-band antenna
TW201517385A (zh) 具有低被動相互調變的天線系統
US5777583A (en) High gain broadband planar antenna
JP3980172B2 (ja) 広帯域アンテナ
JP2001127525A (ja) アンテナ
US6005522A (en) Antenna device with two radiating elements having an adjustable phase difference between the radiating elements
EP1611638A2 (en) Antenna arrays and methods of making the same
JPH08204431A (ja) 多共振アンテナ装置
CN115663459A (zh) 双频共口径辐射单元及天线
JPH07303005A (ja) 車両用アンテナ装置
TWI338411B (en) Independently tunable multiband meanderline loaded antenna
JP4125118B2 (ja) 広帯域内蔵型アンテナ
JP2008092311A (ja) 多周波共用アンテナ
JP2002158533A (ja) 移動体電話のためのアンテナ装置
AU707610B2 (en) An antenna device with two radiating elements having an adjustable phase difference between the radiating elements