JP2002523196A - 自己プライミング透析フィルタ - Google Patents

自己プライミング透析フィルタ

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JP2002523196A
JP2002523196A JP2000567291A JP2000567291A JP2002523196A JP 2002523196 A JP2002523196 A JP 2002523196A JP 2000567291 A JP2000567291 A JP 2000567291A JP 2000567291 A JP2000567291 A JP 2000567291A JP 2002523196 A JP2002523196 A JP 2002523196A
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リボイ ジー ハイト
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ソレンソン ディベロップメント インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 医療用フィルタは患者側の接続部(31)と輸送側の接続部(39)とを直接に流体で通じている内部容積を有するコンテナとして構成される。内側内に置かれたフィルタ支持構造(13)は、親水性のフィルタ媒体(17)を有する薄くて孔のあいた部材として構成される。第一の流路は患者側からフィルタ媒体(17)の表面を横切って、輸送側の接続部(39)へと使用された透析溶液を向ける。第二の流れは輸送側の接続部(39)からフィルタ媒体(17)と孔のあいた支持構造(13)を通して、患者接続部(31)へと新鮮な透析溶液を向ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【優先権主張】
本出願は“自己プライミング透析フィルタ”として1998年8月28日に提
出されたアメリカ合衆国仮出願シリアル番号60/098,318の出願日の利
益を主張する。
【0002】
【発明の属する技術分野】
本発明は腎臓透析に関し、そして家庭で使用する透析手法のための改良された
フィルタシステムを提供する。
【0003】
【従来の技術】
人の腎臓の機能は正常の場合の約3%となるとき、その人は末期腎臓病(ES
RD)であると言われている。連続的外来腹膜透析(CAPD)は、腎臓が機能
を停止しているときに血液中に蓄積する毒素を除去するために使用される医学的
治療法である。腹膜透析はフィルタ機構として人の腹膜の内張りを使用するもの
である。患者は外科的に移植されたカテーテルを通して透析溶液を腹膜腔中へと
導入する。この型の透析を達成するために、患者は彼の又は彼女の腹膜腔中にそ
の溶液を約4時間そのままにし、そしてその後に腹膜腔の外部にその溶液を排出
する。その時間の間、透析溶液は患者の腹膜中にあり、患者の血液流の中の毒素
は腹膜の内張りを通して透析溶液中へと拡散する。その溶液が排出されるとき、
その毒素は流体と共に腹膜から洗い流される。その流体を排出後に、血液から連
続的に毒素を除去するために新鮮で無菌の溶液を腹膜腔中へと再び導入すること
によって、患者はその手法を繰り返す。患者は1日に4回又はそれ以上の割合で
腹膜腔の内部に又は外部にその溶液を運ぶ。一般に、ほとんどの患者は一日にお
よそ4回の割合で注入する。
【0004】 ESRDを治療するためにCAPDを使用することに関係するいくつかの問題
がある。主な欠点は、腹膜炎の危険性の増加である。腹膜炎はおそらくその環境
から腹膜腔に入った伝染性のバクテリアによって引き起こされるのであろう。腹
膜炎伝染の他の原因は、その環境から腹膜腔に入ってくる有機物質又は透析溶液
を入れているバッグから腹膜腔に入ってくる非溶解性の固体を含むことである。
米国腎臓データシステム(USRDS)によれば、腹膜透析の治療を利用してい
る患者の感染による死亡は、血液透析を利用して治療を受けている患者の感染に
よる場合よりも56%多い。ニューイングランドジャーナル オブ メディシン
(New England Jounal of Medicine)によれば
、腹膜炎は透析の15患者・月に1回の割合で生じる。USRDSによれば、C
APD患者における腹膜炎のいくつかの原因は粗末な移入技術、腹膜の発作、わ
ずかな***の毒素の完全でない除去、そしてマクロファージ機能による透析流
体の起こり得る有害な影響である。
【0005】 現在のCAPD手法に関連した第二の問題は、腹膜腔中への空気の導入である
。患者は流体を腹膜腔へそして腹膜腔から移入するとき、ラインからの空気が腹
膜中へと流される。それが吸収されそして除去されるまで、その空気は患者の肩
や筋肉の激しい痛みの原因となる。空気の量に依存して、その痛みは20分から
数日にわたって続くことがあり得る。空気の導入は通常、生命を脅かすものでは
ないけれども、それは透析患者の生命の質に十分に衝撃を与える。
【0006】 現在の科学技術は、腹膜中へのバクテリア、有機物質そして空気の導入を防止
するための患者の技法に依存する。しかしながら、適当な技術を有するどの注入
でさえも、腹膜をその周囲の環境へとさらすものである。行なわれる注入が多く
なればなるほど、露出の数が多くなる。しかしながら、USRDSとニューイン
グランドジャーナル オブ メディシンによれば、移入の数と腹膜を通して移動
される流体の体積を増加させることは、それに相当して毒素除去の効果を増加さ
せる。
【0007】
【発明の開示】
本発明の新しいフィルタは、すべてのバクテリアと事実上すべての有機物質を
遮断する無水薄膜マイクロフィルタである。一般に、商業的に利用可能な0.2
μの無水薄膜マイクロフィルタが満足するものであると考えられる。しかし、フ
ィルタ媒体の他のサイズや型もまた本発明の実行に実施可能であろうことが認識
される。実際問題として、フィルタは、無菌技術を使用していくつかの注入を包
含している間隔の間に植え込まれたカテーテルに取り付けられるだろう。通常、
1日に1回の割合でフィルタを交換することが便利で好ましい。一度フィルタが
決まった場所に置かれてしまえば、患者は事実上どこへでもそしてどんな状態で
も溶液を注入しようと自由である。透析溶液中の非溶解性固体と患者の腹膜腔と
の間の障壁と同様に、フィルタはその環境と腹膜腔との間の障壁を提供する。そ
れによって、それは腹膜炎の原因を直接に処理する。患者は何回かの注入毎にた
だ1回の保護のない接続を実行する必要があるので、貧弱な技術の影響と腹膜の
発作に関係する問題の大部分は避けられる(単一のフィルタを用いて1日に4回
の移入を仮定すると、1日に保護のない接続で少なくとも75%の減少になる)
。フィルタは毒素除去を増進するために1日に5回又はそれ以上の注入を考慮に
入れて作られるだろう。それはその日を通してその保護的な特徴を維持する。そ
れ故、それは簡単にそして効果的に腹膜炎に関係する主な問題点を除去する。
【0008】 フィルタはまた腹膜腔中への空気の導入の主な原因をも除去する。一度フィル
タが取り付けられた患者がする最初のことは腹膜腔を排水させることである。フ
ィルタから患者の腹膜腔へのライン中にある空気常駐物を含んでいれば、腹膜腔
を排水させる行動は、フィルタをプライミングし、そして効果的に患者とフィル
タ膜との間のフィルタ中に空気を移す。理想的にはフィルタはどんな位置又は方
向にでもプライミングするように構成される。それ故、プライミングは技術によ
って影響されず、そして腹膜腔が排水されるときはいつでも同時に起こる。フィ
ルタ膜は透析溶液バッグとフィルタ膜との間から患者へと空気の通過に対して障
壁を提供する。新鮮な溶液がフィルタを通して腹膜腔へと移動するときに、ライ
ンから空気が逃れることを可能にするように、空気の通気孔はフィルタの溶液バ
ッグ側に備えられるかもしれない。
【0009】 透析患者に備えられる透析溶液流設備との接続に適合される患者側接続構造と
直接につながる内部を有するチャンバとして構成される医療用フィルタを、本発
明は提供する。その内部はまた、一般に新鮮な透析溶液の供給又は使用された透
析溶液のための処理容器である、外部透析溶液封じ込め装置との接続に適合され
る輸送接続部と直接に通じている。相対的にとても大きい支持表面を有するので
、その内部に据えつけられる支持構造は、通常、薄い孔をあけられた構成部材と
して構成される。親水性のフィルタ媒体は支持表面の頂部に据えつけられ、そし
てバクテリアを含む微粒子材料を新鮮な透析溶液から分離することができる孔の
サイズを有する。チャンバ内の第一のチャンネル構造は、患者の接続部から輸送
接続部へとフィルタ媒体の表面を横切って第一の流路を定める。チャンバ内の第
二のチャンネル構造は、輸送接続部からフィルタ媒体と孔のあけられた支持構造
を通して、患者接続部への第二の流路を定める。流れコントロールメカニズムは
またチャンバ内に据えつけられ、そして第一の流れチャンネルを通して患者接続
部から流体を向けられるように、そして第二の流れチャンネルを通して輸送接続
部から流体を向けられるようにしてもさしつかえない。
【0010】 本発明の現在の好ましい具体例は、患者接続部と輸送接続部とを直接に流体を
伝達する内部容積を有する容器を含むものである。フィルタ支持構造は内部容積
内に据えつけられる。この構造はほぼ平行に積み重ねられて配置された多量のフ
ィルタ部を含むものであってもよい。それによって、フィルタ部をまたぐ多量の
ほぼ平行な流路を定めている。それぞれのフィルタ部は第一のそして第二のパネ
ル部材を含み、そしてそれぞれは外側表面と内側表面を有する。開口部はそれら
の外側と内側表面との間に伸びている。第一のそして第二の端部材は、そのパネ
ル部材のそれぞれの内側表面でパネル部をつないでいる。それによって、フィル
タ部内で内部流体流ゾーンを包むようにしている。端部材は外側と内側表面を有
し、そして第一の端部材を通り、反対の端部材間の流帯を通り、そして第二の端
部材の外へと、液体が流れるように配置された孔を有する。親水性フィルタ媒体
は第一と第二のパネル部材の外側表面にその孔を塞ぐように据えつけられる。内
部容積内の流れコントロール構造は、(1)患者接続構造を通して導入された液
体が第一の端部材を通し、流帯を通し、第二の端部材の外へ、そしてそれからパ
ネル部材の外側表面を横切って輸送接続部へと液体を流すように、そして(2)
輸送接続部を通して導入された液体がフィルタ部を取り囲むための内部容積中へ
と、内側流帯へとフィルタ媒体を通して、そして第一の端部材中のその孔から患
者接続構造へと、流れるように、構成され配列される。
【0011】 チャンバは底部とカバー部とによって限られた内部を有していてもよい。箱と
して底部を可視化すれば、フィルタ支持構造はその内部内に据えつけられる。フ
ィルタ支持構造は、一定の間隔を保って孔をあけられた頂部と底部のパネル部材
から形成され、パネル部材間の内部流路(又は帯)を構成する空間を限るための
孔のあけられた端部材によって接続されるものとして視覚化されるだろう。チャ
ンバ内の第一のチャンネル構造は、患者接続部からの液体が、孔をあけられた端
部材を通して、そして内側流路を横切って第二の部分へと、第一の部分によって
向けられるように構成されそして配列された第一のそして第二の部分を含むよう
に考えられるかもしれない。チャンバ内の第二のチャンネル構造は液体が、輸送
接続から、支持構造の外部をまわって、フィルタ媒体を通して内部帯中へと流れ
、そして孔をあけられた端部材を通して患者接続部へと向かうように構成され、
配置されている。チャンバ内に据えつけられた流れコントロール機構は、第二の
部分から内側へと液体が流れるのを許すように構成されそして配置されているか
もしれない。そしてそれによってフィルタ媒体の全表面の洗浄を提供する。底部
は実質上直線で囲まれた箱の形状を都合よくとるかもしれない。そして、フィル
タ支持構造は、フィルタ媒体のシートを患者接続から輸送接続へと向かって移動
する液体の流れの方向にほぼ平行に維持するように向けられるかもしれない。
【0012】
【本発明を実行するためのベストモード】
図1は本発明のフィルタ、一般に11、を図示する。そしてそれは中央部15
中に複数の孔14を有する管13を含む。そして、それは管13が小さな圧力下
でその形状を保持し、そして、もしより高い圧力下で変形されても、圧力が除去
されてしまえば、管13がほぼその元の形状に戻ることを保証するように選択さ
れる物理的性質を有する弾力性のある材料から構成される。孔のあけられた部分
15中のすべての孔14がフィルタ材料17の膜によって覆われるように、フィ
ルタ材料17は密封された関係の中で孔のあけられた管13の周りを包む。フィ
ルタ材料は親水性であり、そして液体が流れることを許すが空気の流れに対して
は障壁を構成する。管13中の孔14はフィルタ膜17と管13の外部表面との
間の周辺をとりまいて密封された境界面によって定められる境界19、21の間
の領域15内に位置される。孔のあけられた管13の1つの端部23は患者の腹
膜腔から離れる方向にのみ流れることを許すようにチェックバルブ25が備えら
れる。孔のあけられた管13の他の端部27は終端キャップ29へと接続される
。終端キャップ29はフィルタ11を患者(図示されない)に取りつけるための
接続31を有する。フィルタ材料、孔のあけられた管、そしてチェックバルブは
、弾力的か又は硬くて曲がらないかのいずれかの外部カバー33に包まれている
。外部カバー33は両方向に空気の通過を許す空気通気孔を備えるが、疎水性材
料17は、バクテリアや他の微粒子状材料のどちらもフィルタ11に入ることが
できないように、空気通気孔を覆うように配置される。疎水性材料は、理想的に
は、0.2μの無水フィルタ材料から成る。外部カバーは終端キャップ37のよ
うな取付け部品を備える。そしてそれはフィルタ11を圧力装置(図示されない
)に、一般的にCAPD手法に対する型にはまったポンプに、適切に取り付ける
ために構成される接続39を含む。圧力装置は、フィルタ11中の圧力を患者の
腹膜腔中の圧力よりも高い又は低い圧力のいずれかに選択的に調整することがで
きることが好ましい。
【0013】 一般的な応用では、フィルタ11は、患者の腹膜腔に取り付けられた管に接続
される取付け具31、そしてポンプと従来のCAPDのような排出容器へと取り
つけられる接続部39を有する決まった場所にあれば、腹膜腔はフィルタ11中
の圧力を腹膜腔中の圧力以下へと減少させるためのポンプを操作することによっ
て排出される。流体は腹膜から、孔のあいた管13を通して、チェックバルブ2
5を通して、そして接続部39を経て排出コンテナ(図示されない)へと、流れ
る。流体は孔のあけられた管13を通して流れるので、それは孔のあけられた管
13から空気を運び去る。流体を流すことによって生じる真空は、本質的に膜1
7と孔のあけられた管13との間に入りこんだどんな空気をも、チェックバルブ
25を通過してから、そして接続部39を通して引き込んでしまう。この空気の
除去はフィルタ11の方位に関わらず起こるだろう。孔のあけられた管からの流
体は、事実上、ポンプで作り出される真空圧によって膜を横切り、そしてフィル
タ11の外側の空洞41の中へと流れることはない。その流れは実質的には(ポ
ンプへの)接続部39から、そしてそれから(ポンプから)好ましい排出容器(
ポンプから排出バッグまでの圧力が本質的に正である、一般には従来の排出バッ
グである)へと流れるだろう。真空が除去されるとき、空気はチェックバルブ2
5によって孔のあけられた管13中へと逆流しないだろう。フィルタ材料は、空
気がフィルタ材料を通して、管中の孔を通して、そして孔のあけられた管13中
へと流れないように、水に対しては透過性であり、空気に対しては透過性でない
【0014】 CAPD手法の通常の第二ステップは、腹膜腔を新鮮な流体で満たすことであ
る。新鮮な流体の供給は、それ故、接続部39に、理想的にはポンプを通じて、
取りつけられる。そして新鮮な流体供給の圧力は腹膜腔中の圧力よりも高く増加
される。高められた圧力は、流体を接続部39を通して、そしてチェックバルブ
43を通して腹膜腔へと向けて、フィルタ11中へと流す原因となる。新鮮な流
体がフィルタ11中へと流れるので、孔のあけられた管13中への直接的な流れ
は、チェックバルブ25によってブロックされる。流体はフィルタ材料17の周
りを流れるようにそらされ、そして(どんなバクテリアや非溶解性の固体をも除
去するように)フィルタ材料17を通して、そして孔14を通して孔のあけられ
た管13中へと強制的に流される。液体は孔のあいた管13から流れ出し、そし
て取付け具31を通して患者の腹膜へと流れ込む。流体と共にフィルタに入った
どんな空気もまたフィルタ材料を取り囲むチャンバへとそらされる。この空気は
外側のカバー33中の空気通気孔35を通して漏れ出る。
【0015】 図2に示される配置は通常図1と関係して描写されているものと類似する。描
写されるフィルタ、通常49、は、(図1の)フィルタ11よりも幾分異なった
形状を有するが、その働きは同様である。図示されるように、終端取付け具51
は患者の腹膜腔に連絡するために外科的に取り付けられた管材料と接続する。T
字型の取付け具53はポンプへの適当な管材料を通して接続される。腹膜腔はフ
ィルタ49中の圧力を腹膜腔中の圧力以下へと減少させるポンプを操作すること
によって排水される。流体は腹膜から、孔のあけられた管55を通して、第一の
チェックバルブ57を通して、そしてT字型の取付け具53を通して流れ出る。
空気は本質的にフィルタ49から流れる流体によって引き起こされる真空によっ
て運び去られる。事実上、孔のあけられた管55からの流体はフィルタ媒体59
を横切り、フィルタ49のチャンバ61中へと流れることはない。真空が除去さ
れるとき、空気はチェックバルブ57により孔のあけられた管55中へと逆流し
ないだろう。
【0016】 腹膜腔はT字型の接続部53へ導かれる新鮮な流体を供給される。流体の流れ
は接続部53、チェックバルブ63、チャンバ61を通して、フィルタ媒体59
、管55中の孔65を通して、そして取付け具51を経て腹膜腔へと流れる。終
端キャップ67、69、外側のカバー71そして空気の通気孔73のそれぞれの
形状はフィルタ49の全体的な構造と一致されるけれども、それらのすべては図
1に関連して述べられたように働く。
【0017】 フィルタ、図3から7までに表示されるように一般に81、は、現在ではコン
パクトで便利なサイズと形状のために好まれる。更に、フィルタ媒体の表面に関
しての流体の流路はいくつかの付加的な治療的利益を透析患者に提供する。この
デザインの実用的なフィルタは約1/2×2×3インチの寸法を有するハウジン
グ内に、特別の例では約0.6インチの高さ×2.893インチの長さ×1.9
43インチの幅の寸法を有するものの内に、含まれるかもしれない。
【0018】 図5に示される最良のものとして、ハウジング82はカバー部82Aと箱部8
2Bとを含む。箱82Bの内部は流れチャンネルを提供するために内部壁84に
よって隔てられている。フィルタ支持構造、一般に85、は、比較的に大きなチ
ャンバ86内に積み重ねられた状態で置かれる。図示されるように、フィルタ支
持部材85の一組みは支持チャンネル88内におかれた側方レール87Bの終拡
張部87Aによって保持されている。単一のフィルタ支持構造又はより多量のフ
ィルタ支持が本発明の他の特別な具体例において組み入れられるというものは着
想の範囲内である。いずれの場合にも、適当なフィルタ媒体88(図6)は支持
部85の上方と下方の表面89A、89Bのいずれか一方に又は両方に置かれる
。この媒体は、都合よく、水溶液から微粒子、バクテリア、ウイルスそして菌類
を除去することができる医療用ろ過膜材料の平坦なシートの形状を採る。1つの
好ましいそのような材料は、ニューヨーク 11548 イーストヒルズ ノー
ザンボウルバード 2200に所在のポールコーポレーションによって登録商標
“スポー(Supor)”の下で販売されている親水性のポリエーテルスルホン
膜材料である。この材料がより小さな又はより大きな孔のサイズで利用可能であ
るが、0.2μmの孔径が主に好まれている。図示された例では、フィルタ膜(
図示されない)の単一の厚さは孔90を覆うための両方の支持部85のそれぞれ
の表面89A及び89Bに対して配置される。
【0019】 箱部82Bはより小さなチャンバ91を含む。そしてそれは、カバー82A中
に空気通気孔92Aを備える。図示されているシリコーンパネル92Bのような
弾力性のあるチェックバルブは、ダストカバー92Cの下で通気孔92Aの内部
に配置される。この集合部材は空気がチャンバ91から逃れ出ることを可能にす
る。(見えない)親水性の膜のような適当な機構は液体の流れをブロックするた
めに通気孔92Aを横切って置かれる。この目的のための1つの好ましい機構は
、通気孔92Aを覆うためのカバー82Aの内部表面に取り付けられる、ニュー
ヨーク 11548 イーストヒルズ ノーザンボウルバード 2200に所在
のポールコーポレーションによって販売されている単一の厚さをもつPTFE膜
である。
【0020】 図示されている余分のチェックバルブ93のような流れコントロール機構は、
殺菌した(患者の)側の接続94からフィルタシート88の表面を横切って、非
殺菌の(ポンプ)側の接続95へと入るように透析溶液を導く。動作において、
使用された透析溶液は患者から接続部94を通して流れチャンネル96中へと、
そして流れチャンネル96から開口部97を通してそれは移され、そして支持部
85によって支持されるフィルタ媒体88(図6)の内側表面を横切って、流れ
チャンネル98中へと排出される。流れチャンネル98の終端98Aでは、溶液
は第一のバルブ93の閉端93Aに逆らって前進し、それによってポート99を
あける。溶液はその後バルブチャンバ93B中へと流れ込み、柔らかいそして弾
力性のある部分93C(図4)が圧縮される原因となる。そしてそれにより流路
93Dが開く。第二のチェックバルブ93は任意のものであるが、もし存在する
ならば、ちょうど同じように操作される。チェックバルブ93はそれ故フィルタ
媒体88の外側表面を横切って流れチャンネル100A、100B、100Cに
溶液を向けるための機能を有する。
【0021】 この流路の結果として、フィルタ媒体88の表面は、新鮮な透析溶液の導入よ
りも先に使用された透析溶液を流すことによって洗浄される。それにより、空気
と同様に発熱物質と内毒素とを希釈、除去する。ついには溶液は流れチャンネル
101中へと流れる。そしてその流れチャンネル101から結局はチャンバ91
を通して、そして好ましい廃棄可能な部位(大抵はバッグ)に向けて接続部95
を通して外へと流れる。
【0022】 新鮮な透析溶液は接続部95を通して導かれる。そしてそれから流れチャンネ
ル101中へと流れる。そしてその後区画86(図5)を満たす。チェックバル
ブ93は、孔97を通していく場合を除いて、区画86から流れることを防止す
る。この経路は必然的にすべての新鮮な溶液をフィルタ媒体を通じて支持部材8
5の内部へと強制的に向ける。チャンネル98に捕まえられたままの小体積の溶
液を除いて、新鮮な溶液はチャンネル96へと流れ、そしてその後接続部94を
通して患者へと流れる。
【0023】 チャンバ91は透析溶液輸送の両方の段階のための圧力調節装置として機能す
るために構成され配置される構造(図示されない)を含むものであってもよい。
図3から7によって示される具体化されたフィルタは24時間の間使われ、その
後類似のフィルタで置きかえられるだろうことが考えられる。その効果的で使用
可能な寿命は緊急の状況下でより長いかもしれないが、図示された具体例は合理
的に6つの典型的な周期まで十分な能力を有する。
【0024】 図示された具体例の特徴に対するこの開示における参照は、添えられた請求項
の範囲を制限するために意図されるものではない。そして、それら自身が請求さ
れた本発明を定義するものである。本発明はさまざまな形状で具体化されるかも
しれない。そしてそれぞれのその構成部材が均等な性質又は機能を有する他の構
造に置き換えられるかもしれない。
【0025】
【産業上の応用】
本発明のフィルタは主に医療への適用に使用され、そして特にCAPD手法に
関して使用されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の具体例を示す図である。
【図2】 主に本発明で実行するためのベストモードとみなされるものが示される図にお
ける本発明の第2の具体例を示す図である。
【図3】 本発明の現在の好ましい具体例の図である。
【図4】 図3に類似する図であるが、示された内部構成を除去されたカバー部を有する
ものである。
【図5】 図3と図4のフィルタの分解組立図である。
【図6】 図5に異なる角度で示された一定の構成要素を表示するために、そして図3と
図4のフィルタの付加的な構成要素を表示するために回転された分解斜視組立図
である。
【図7】 図1の線7−7に沿って矢印の方向から見た断面図である。
【符号の説明】
11、49、81 フィルタ 13 管 14、90 孔 15 中央部 17 フィルタ材料 19、21 境界 23、27 端部 25、63、93 チェックバルブ 29 終端キャップ 31、39 接続 33、71 外部カバー 35、73、92A 空気通気孔 37、67、69 終端キャップ 41 空洞 51 終端取付け具 53 T字型の取付け具 55 孔のあけられた管 61、86、91 チャンバ 82 ハウジング 82A カバー部 82B 箱部 84 内部壁 85 フィルタ支持構造 86 区画 87B 側方レール 88 支持チャンネル 89A、89B 支持部の上方と下方の表面 92B シリコーンパネル 92C ダストカバー 94 患者側の接続 95 接続部 96、98、101 流れチャンネル 97 開口部 98A、99 終端
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年11月6日(2000.11.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01D 61/28 B01D 29/10 501C 71/68 510C 510E 530Z 29/14 C Fターム(参考) 4C077 AA05 AA06 BB01 CC06 EE03 GG02 KK11 KK12 NN15 NN20 4D006 GA13 MA02 MC63 PA01 PB09 PC47

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内槽と、 前記内槽と直接に流動的に通じ、そして透析患者によって保持される透析溶
    液流固定具への接続に適合される患者接続部と、 前記内槽と直接に流動的に通じ、そして外部の透析溶液封じ込め装置への接
    続に適合される輸送接続部と、 を有するチャンバと、 前記内槽内に据えつけられ、相対的にとても大きい支持表面を有する薄い、孔
    のあけられた構成部材として組立てられる支持構造と、 新鮮な透析溶液からバクテリアを含む微粒子材料を分離することができる孔の
    サイズを有する前記支持表面の頂部に据えつけられた親水性のフィルタ媒体と、 前記患者接続部から前記フィルタ媒体の表面を横切り、前記輸送接続部までの
    第一の流路を定めている前記チャンバ内の第一のチャンネル構造と、 前記輸送接続部から前記フィルタ媒体と前記孔のあけられた支持構造を通して
    、前記患者接続部までの第二の流路を定めている前記チャンバ内の第二のチャン
    ネル構造と、 前記チャンバ内に据えつけられ、前記患者接続部から前記第一の流れチャンネ
    ルを通して流体を向けることができ、そして前記輸送接続部から前記第二の流れ
    チャンネルを通して流体を向けることができる流れコントロールメカニズムと、
    から成ることを特徴とする医療用フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記第二のチャンネル構造が、前記溶液を前記内槽内に保持して
    いる間に、前記内層を通して流れる溶液から空気を開放するように構成されそし
    て配置される空気通気構造と連結する部分を含むものである請求項1に記載の医
    療用フィルタ。
  3. 【請求項3】 前記空気通気構造は前記通気構造を通して空気の進行経路中に置
    かれる疎水性の膜を含むものである請求項2に記載の医療用フィルタ。
  4. 【請求項4】 前記フィルタ支持構造は、第一の終了端と、第二の終了端と、そ
    して前記第一の終了端と前記第二の終了端との間の孔をあけられた部分を有する
    第一の壁によって限られる開放的な内槽を有する内部導管から成るものであり、 前記第一の流れチャンネルは前記内部導管を通して流れを調節させるように構
    成されるものであり、 前記流れコントロールメカニズムは、前記第二の終了端に位置され、前記内部
    導管から前記輸送接続部を通して流れるように構成されそして配置されたチェッ
    クバルブから成るものであり、 前記内部導管は、前記孔のあいた部分の外側で第二の流れチャンネルを定める
    ように構成されそして配置される外部ハウジングと共に置かれるものであり、 前記フィルタ媒体は、前記流体の通路から前記開放的な内槽までの流体の流れ
    が前記媒体を通過しなければならないように、隣接した前記孔のあいた部分に位
    置されるものであり、そして 前記流れコントロールメカニズムは更に、前記第二の流れチャンネルから前記
    孔のあいた部分を通し、前記開放内槽を通し、そして前記患者接続部の外へと流
    体が流れるように構成されそして配置される前記第一の終了端でバルブ手段から
    成るものである、 請求項1に記載の医療用フィルタ。
  5. 【請求項5】 前記第二のチャンネル構造は、前記内槽内に前記溶液を保持して
    いる間に前記内槽を通して流れる溶液から空気を開放するように構成されそして
    配置される空気通気構造とつながっている部分を含むものである請求項4に記載
    の医療用フィルタ。
  6. 【請求項6】 前記空気通気構造は、前記通気構造を通して空気の経路中に置か
    れる疎水性の膜を含むものである請求項5に記載の医療用フィルタ。
  7. 【請求項7】 前記フィルタ媒体は、前記孔のあいた支持構造の孔を覆うように
    形成された薄いシート材料から成るものである請求項1に記載の医療用フィルタ
  8. 【請求項8】 前記フィルタ媒体はミクロの多孔性の膜から成る請求項7に記載
    の医療用フィルタ。
  9. 【請求項9】 前記膜は大体0.2μmの孔のサイズを有するものである請求項
    8に記載の医療用フィルタ。
  10. 【請求項10】 前記膜はポリエーテルスルホンから構成されるものである請求
    項8に記載の医療用フィルタ。
  11. 【請求項11】 前記膜は大体0.2μmの孔のサイズを有するものである請求
    項10に記載の医療用フィルタ。
  12. 【請求項12】 前記チャンバは底部とカバー部によって限られる内槽を有する
    ものであり、 前記内槽内に据えつけられた前記支持構造は、一定の間隔をあけられ、孔をあ
    けられた頂部と底部のパネル部材から形成され、前記パネル部材の間の内側の流
    路を構成している空間を定める孔をあけられた端部によって接続されるものであ
    り、 前記チャンバ内部の前記第一のチャンネル構造は、前記患者接続部からの液体
    が前記孔をあけられた端部材を通して、そして前記内側の流路を横切って第二の
    区切りへと第一の区切りによって向けられるように構成されそして配置された前
    記第一と第二の区切りを含むものであり、そして 前記チャンバ内部の前記第二のチャンネル構造は、前記輸送接続部から、前記
    支持構造の外側の周囲を回って、前記フィルタ媒体を通して前記空間中へと、そ
    して前記孔をあけられた端部材を通して、前記患者接続部へと液体を向けるよう
    に構成されそして配置されるものであり、そして 前記チャンバ内に据えつけられた前記流れコントロールメカニズムは、前記第
    二の区切りから前記内槽に向かって液体が流れるように構成されそして配置され
    るものである、 請求項1に記載の医療用フィルタ。
  13. 【請求項13】 前記底部は実質上直線で囲まれた箱である。そして前記支持構
    造はフィルタ媒体のシートを前記患者接続部から前記輸送接続部へと向かって通
    過する液体の流れの方向にほぼ平行となるように向けられるものである請求項1
    2に記載の医療用フィルタ。
  14. 【請求項14】 前記流れコントロールメカニズムは、前記第一のチャンネル構
    造の前記第二の区切りと通じるように流体流中に置かれ、そして前記第二の区切
    りから前記支持構造の外部まで液体を向けるように配置されるものである請求項
    12に記載の医療用フィルタ。
  15. 【請求項15】 前記チャンバ内に間隔をあけて平行関係に据えつけられた多数
    の前記支持構造を含むものである請求項12に記載の医療用フィルタ。
  16. 【請求項16】 前記底部は実質上直線で囲まれた箱である。そして前記支持構
    造は前記患者接続部から前記輸送接続部へ向かって移動する液体の流れの方向に
    ほぼ平行になるようにフィルタ媒体のシートをそれぞれ保持するように向けられ
    るものである請求項15に記載の医療用フィルタ。
  17. 【請求項17】 前記流れコントロールメカニズムが、前記第一のチャンネル構
    造の第二の区切りと通じている流体の流れ中に置かれるものであり、そして前記
    支持構造の外側の間でそしてそれらを横切って流れる方向に平行に前記第二の区
    切りから液体を向けるように配置されるものである請求項15に記載の医療用フ
    ィルタ。
  18. 【請求項18】 前記第二のチャンネル構造は、前記内槽の内側の前記溶液を保
    持する間、前記内槽を通して溶液から空気を開放するように構成されそして配置
    される空気通気構造と通じる部分を含むものである請求項17に記載の医療用フ
    ィルタ。
  19. 【請求項19】 前記空気通気構造は、前記通気構造を通じて空気の通行経路中
    に置かれる疎水性の膜を含むものである請求項18に記載の医療用フィルタ。
  20. 【請求項20】 第一の終端、第二の終端そして前記第一と前記第二の終端との
    間の孔のあけられた部分を有し、第一の壁によって限られている開放的な内槽を
    有する内部導管と、 前記内部導管中へと又は前記内部導管からの流れを調節させるために構成され
    た前記第一の終端における流れチャンネルと、 前記内部導管から流れるように構成されそして配置された前記第二の終端にお
    けるチェックバルブと、 前記孔のあいた部分の外側で流体の流路を定めるように構成されそして配置さ
    れる前記内部導管のための囲いと、 前記流体の流路から前記開放的な内槽までの流体の流れが、前記媒体を通じて
    流れなければならないようにした前記孔のあいた部分に隣接して置かれるフィル
    タ媒体と、ここで、前記媒体は親水性であり、そしてバクテリアのサイズの粒子
    をブロックすることができるものであり、 前記開放的な内槽から流体の流れが流れるようにしているが、前記流体の流路
    中へと反対方向に流れる流体を向けるように構成しそして配列させた前記第一の
    終端でのバルブ手段と、 から成ることを特徴とする医療用フィルタ。
  21. 【請求項21】 患者側接続要素と輸送側接続要素とを直接に流動的につなぐ内
    部容積を有する容器と、 前記内部容積内に据えつけられ、そしてほぼ平行に積層配置されている多数の
    フィルタ要素を含むフィルタ支持構造と、これにより前記フィルタ要素をまたぐ
    多数のほぼ平行な流路を定めるものであり、そしてそれぞれのフィルタ要素は、 外側と内側の表面の間に伸びる開口部を有する前記外側表面と前記内側表面
    とをそれぞれ有する第一と第二のパネル部材と、 前記パネル部材のそれぞれの内側表面で前記パネル部材を接続している第一
    と第二の端部材と、これにより前記フィルタ要素内の内槽流体流ゾーンを囲うも
    のであり、ここで前記端部材は外側及び内側表面を有し、前記第一の端部材を通
    じ、反対の前記端部材の間の前記流路ゾーンを通じ、そして前記第二の端部材へ
    と液体が流れるように配列された孔を有するものであり、 前記第一と第二のパネル部材の外側表面に前記孔を覆うために置かれた親水
    性のフィルタ媒体と、 を含むものであり、 前記患者側接続を通じて導入される液体が、前記第一の端部材を通じ、前記
    ゾーンを通じ、前記第二の端部材の外へ、そして前記パネル部材の前記外側表面
    を横切り、前記輸送側要素へと流れるように、 前記輸送側接続構成部材を通じて導入される液体が、前記フィルタ要素を取
    り囲むように前記内部容積中へと、前記内部ゾーン中へと前記フィルタ媒体を通
    して、そして前記第一の終端構成部材中の前記孔の外へと、前記患者側接続構造
    へと流れるように、 構成されそして配置された前記内容積内部の流れコントロール構造と、 から成ることを特徴とする医療用フィルタ。
  22. 【請求項22】 前記第二のチャンネル構造は、前記内槽内の前記溶液を保持し
    ている間前記内槽を通じて流れる溶液から空気を開放するように構成しそして配
    置された空気通気構造と通じる孔を含むものである請求項21に記載の医療用フ
    ィルタ。
  23. 【請求項23】 前記空気通気構造は前記通気構造を通して前記空気の進行経路
    中に置かれた疎水性の膜を含むものである請求項22に記載の医療用フィルタ。
  24. 【請求項24】 前記フィルタ媒体は、前記孔のあいた支持構造の孔を覆うため
    の輪郭を持つ薄いシート状材料から成るものである請求項21に記載の医療用フ
    ィルタ。
  25. 【請求項25】 前記フィルタ媒体はミクロポーラス膜から成るものである請求
    項24に記載の医療用フィルタ。
  26. 【請求項26】 前記膜は大体0.2μmの孔径を持つものである請求項25に
    記載の医療用フィルタ。
  27. 【請求項27】 前記膜はポリエーテルスルホンから成るものである請求項25
    に記載の医療用フィルタ。
  28. 【請求項28】 前記膜は大体0.2μmの孔径を持つものである請求項27に
    記載の医療用フィルタ。
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