JP2002522324A - コンベヤーベルトの摩擦抵抗を小さくするための外部ガイド - Google Patents

コンベヤーベルトの摩擦抵抗を小さくするための外部ガイド

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JP2002522324A JP2000564887A JP2000564887A JP2002522324A JP 2002522324 A JP2002522324 A JP 2002522324A JP 2000564887 A JP2000564887 A JP 2000564887A JP 2000564887 A JP2000564887 A JP 2000564887A JP 2002522324 A JP2002522324 A JP 2002522324A
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Abstract

(57)【要約】 側方屈曲性モジュラーリンク式コンベヤーベルト(14)にかかる摩擦抵抗力を小さくするための外部ガイド組立体(12)。この外部ガイド組立体(12)は、ベルトの順方向走行路及び戻り走行路のための外側支承表面を提供する1つ又は複数のローラ組立体(20)で構成される。ローラ組立体のローラ(22)は、ベルト(14)がカーブの内側へドリフトするのを防止し、それによって、カーブの外側においてベルト(14)とガイドレール(16)の間の摩擦抵抗力を減少させる働きをする。ガイド組立体(12)を構成するために、複数のローラ組立体(20)が、関節転結部材(30)によって相互に連結される。関節連結部材は、それらのローラ組立体の相対角度位置をどのような曲率のカーブにも合致するように選択的に調節することを可能にする。ローラ組立体のローラには、随意選択として、ベルト(14)のガイドリンク(26)に追加の支持を与えるための周縁リップ(40)を設けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の属する技術分野 本発明は、一般に、コンベヤーシステム(コンベヤー装置)に関し、より特定
的にいえば、特に移動経路のベンド又はカーブ(屈曲又は湾曲)を走行する際に
コンベヤーベルトに作用する摩擦抵抗を小さくするための外部ガイド組立体に関
する。
【0002】発明の背景 多くの近代的生産設備においてコンベヤーシステムは、加工中の物品を加工部
署から加工部署へ順次に移送する上で不可欠の役割を果たしている。コンベヤー
システムは、いろいろな製造及び包装作業のために物品を生産設備のいろいろな
部署から部署へ移送することを必要とする食品加工業や製品包装業において特に
有用である。フロアスペースの制限等の制約により、コンベヤーシステムにベン
ド又はカーブ(屈曲又は湾曲)を設けることによってベルトの移動方向を変更し
なければならない。それによって、必要とされるほとんどどの方向へも、あるい
は、設備内のどの特定の場所へも物品を移送することができる。
【0003】 そのようなカーブ又はベンドの使用に関連してモジュラーリンク式コンベヤー
ベルト(以下、「コンベヤーベルト」又は単に「コンベヤー」又は「ベルト」と
も称する)に随伴する重要な問題の1つは、特にコンベヤーの線速度が増大した
ときコンベヤーベルトがカーブにおいて受ける摩擦抵抗力(ドラッグ即ち引きず
り抵抗)が相当に増大することである。周知のように、側方屈曲性コンベヤーベ
ルトがカーブ又はベンドを回るとき、ベルトの内側ガイド又は内側側部リンクは
互いに圧縮し、外側ガイドリンクは互いに拡開する。この同時に起こる拡開と圧
縮は、ベルトの本体を構成しているリンクにも及び、コンベヤーベルトにカーブ
のアール(丸み)に沿って側方の緊張を与える。この緊張は、外側リンクを外側
ガイドレール(通常は、単なる湾曲したステンレス鋼の溝形材)に圧接させると
いう有害な作用を有する。高速度で走行するこれらのリンクとこの溝形材(外側
ガイドレール)との接触が、有害な「ホットスポット(過熱点)」を発生させる
。ベルトの線速度が増大するにつれて、それに比例して摩擦抵抗力が増大し、従
って熱が発生する。この熱は、制御せずに放置しておくと、最終的に側部リンク
のプラスチック製の垂下アームを軟化させ、その結果、コンベヤーシステムの故
障につながることがある。
【0004】 たとえコンベヤーの移動速度を減速させたとしても、摩擦抵抗力が装置自体の
作動効率を低下させる。なぜなら、この摩擦抵抗力を克服するのにより多くの動
力を必要とするからである。更に、コンベヤーベルトの側部リンクの摩耗がより
速くなるので、その結果として、リンク又はベルトの損傷発生頻度を増大させる
。これらの欠点は、不可避的にコスト増の原因となる生産ダウンタイム(休止時
間、中断時間)を招くことになる。
【0005】 この厄介な抵抗力を減少させるための従来からの試みは顕著な成功を収めてい
ない。例えば、湾曲したガイドレールに常時潤滑剤を供給する構成をとれば、一
時的に摩擦を、従って引きずり抵抗力を減少させることができることができる。
しかしながら、食品加工等の多くの生産操業にとって、工業用潤滑剤の存在は、
食品が汚染されるので望ましくない。更に、潤滑剤は、遊離した食品屑等を捕捉
しやすいので、不衛生な残留物を生じ、そのような残留物がバクテリア等の繁殖
場を創出することになる。その上、法規制を充足するために頻繁に洗浄する必要
があるため、たとえその潤滑剤が食品のそばに存在していても安全であると認定
されているとしても、潤滑剤を頻繁にレールに適用するためのコストが禁止的な
(採算点を越える)レベルとなってしまう。
【0006】 有害な摩擦力の問題を克服するための初期の頃の1つの提案が、米国特許第3
,094,206号に教示されている。この特許は、1対の中央に位置する垂下
脚部を有し、その脚部に、コンベヤーフレームの中心近くに固定された一連のロ
ーラに沿って追随移動する肩部を設けた可撓性のワイヤコンベヤーベルトを開示
している。この提案は、慣用の受動(動かない)即ち静止ガイドレールに代えて
ローラを用いることによって引きずり抵抗力を減少させることを企図しているが
、当業者には明らかなように、このような設計は、特に高速ベルト作動中近年の
操業に要求される安定性を欠いている。特に、中央に1つのガイドレールしか存
在しないので、ベルトを終始平坦に維持することができず、ベルトの側縁がコン
ベヤー支持フレームから離れて自由に上方へ撓んでしまう。
【0007】 モジュラーリンク式コンベヤーの摩擦特性を改善する最近の試みは、上記米国
特許第3,094,206号の教示とは反対の方向に向かっており、コンベヤー
ベルト自体の構成を変えることによって上述した問題を軽減することを企図して
いる。これらの提案の、すべてではないにしても、ほんどが、引きずり抵抗力を
減少させるためにベルトの下面に直接ローラを付設することを要件としている。
作動中、これらのローラは、ベルトをカーブに沿って低摩擦で案内するために1
つ又は複数のガイドレールに沿って追随移動する。例えば、米国特許第5,57
3,105号は、下面に複数のローラを担持したモジュラーリンク式コンベヤー
ベルトを開示している。これらのローラは、又、中央レールにも係合する。その
ような設計の1例は、米国特許第5,038,925号に開示されている。この
特許は、受動(静止)ガイドレールに係合するように周縁に沿って取り付けられ
たスプリットローラを有するコンベヤーベルトの使用を教示している。
【0008】 これらの提案は、潤滑剤を適用するという考え方などの従来のアプローチに比
べて改良ではあるが、依然として幾つかの制約が残っている。そのうちの主要な
欠点は、コンベヤーベルトの下側にローラを設けることに伴う構造の複雑さとコ
スト高である。そのようなローラを備えたコンベヤーベルトの製造コストは、2
倍以上になる。更に、ローラの個数が10〜20倍にも増大するので、それだけ
、ダウンタイムの原因となるローラの破損が発生する確率が高くなる。又、衛生
上の観点からも、これらの余分のローラは、法的基準に適合するようにベルトを
洗浄するという点で負担を大きくする。
【0009】 更に他の提案として、ベルトの下側にローラを設けるのではなく、コンベヤー
ベルトの外部にローラを設けるという改変を加える提案がある。例えば、米国特
許第3,946,857号は、静止ガイドレールに沿って転動する一連のローラ
をコンベヤーベルトの周縁に沿って取り付けることを提案している。しかしなが
ら、この構成は、一目すれば明なように、やはり上述した従来の提案と同様な制
約、即ち、ベルトの構造上の複雑さ及び製造コスト高、ベルトの損傷発生の確率
の増大、洗浄作業の複雑さ及び困難性の増大という制約が残されている。
【0010】 従って、特にベルトがカーブ又はベンドを回るときに受ける引きずり抵抗力を
減少又は実質的に排除するという点で改良された作動特性を有する側方屈曲性(
側方に屈曲することができる)コンベヤーシステムを求める要望がある。そのよ
うな改良されたコンベヤーシステムは、同時に、構造が簡単で、製造費及び維持
費が安いものであることが望ましい。更に、そのようなコンベヤーは、ほとんど
振動やチャター(不規則な交互運動、ガタつき)を起こすことなく水平カーブ又
はベンドを円滑に効率的に通り抜ける優れた安定性を具備したものであることが
望ましい。円滑に、かつ、安定して傾斜路を上り下りする能力を備えていること
が望ましい。
【0011】発明の概要 従って、本発明の目的は、従来技術のコンベヤーシステムの上述した制約及び
欠点を克服する、側方屈曲性モジュラーリンク式コンベヤーシステムのための装
置を提供することである。
【0012】 本発明の他の目的は、特にコンベヤーベルトがカーブ又はベンドを回るときコ
ンベヤーベルトの外周縁に接触し、ベルトにかかる摩擦抵抗力を能動的に減少さ
せる、側方屈曲性モジュラーリンク式コンベヤーシステムのための外部ガイド組
立体を提供することである。
【0013】 本発明の更に他の目的は、既存の側方屈曲性モジュラーリンク式コンベヤーシ
ステムに容易に後付けすることができる上記のような外部ガイド組立体を提供す
ることである。
【0014】 本発明の更に他の目的は、特にコンベヤーベルトがカーブ又はベンドを回ると
きコンベヤーベルトにかかる摩擦抵抗力を減少させるとともに、ベルトの安定性
を高める、特殊なローラから成る能動外部ガイド組立体を提供することである。
【0015】 本発明の上記目的及び利点及びその他の特徴は、添付図を参照して以下に記述
する本発明の実施形態の説明から一層明らかになろう。
【0016】 本発明によれば、上記及びその他の目的を達成するために、側方屈曲性モジュ
ラーリンク式コンベヤーシステムに、特にそれがカーブ又はベンドを走行すると
きに受ける摩擦抵抗力を小さくする働きをする外部ガイド組立体を設ける。その
結果として、コンベヤーシステムの1構成機器を構成するコンベヤーベルトのよ
り能率的な運動を可能にする。側方屈曲性モジュラーリンク式コンベヤーベルト
の優れた作動と能率、及びその結果として達成される有効寿命の延長は、主とし
て、カーブを回るときにコンベヤーベルトにかかる摩擦抵抗力を著しく減少させ
る、又は、排除することの結果である。この摩擦抵抗力の減少は、以下に詳述す
るように、外部ガイド組立体を構成する複数の相互に連結されたローラ組立体の
使用によって達成される。
【0017】 コンベヤー技術分野において周知のように、側方屈曲性モジュラーリンク式コ
ンベヤーベルトは、複数のモジュラーリンクを相互に連結することによって形成
される。このタイプの側方屈曲性コンベヤーベルト及びそれを具備したコンベヤ
ーシステムの詳細は、「モジュラーリンク式コンベヤーシステム」と題する本出
願人の米国特許第4,953,693号に記載されている。その記載内容が本明
細書に編入されているものとする。モジュラーコンベヤーを能動ガイドするため
の内側ガイド組立体については、1998年2月18日に出願された「摩擦抵抗
の小さい側方屈曲性コンベヤー装置」と題する本出願人の米国特許願第09/0
25,467号の開示内容を参照されたい。その記載内容も本明細書に編入され
ているものとする。
【0018】 本発明の重要な側面によれば、外部ガイド組立体を、複数の能動ローラ組立体
を相互に連結することによって構成する。それらのローラは、受動即ち静止ガイ
ドレールによって構成される純粋の摺動案内支持体とは異なり、能動的即ち転動
(転がり)側方圧力を及ぼす。好ましい実施形態では、この外部ガイド組立体は
、ガイドレールの外部に配置され、より特定的には、コンベヤーシステムのカー
ブ又はベンドの、周知のタイプの受動ガイドレールに隣接する内側に沿って配置
される。
【0019】 好ましい実施形態では、各ローラ組立体は、ベルトの上側即ち生産側(順方向
)走行路の外側面に接触するための上側ローラと、下側即ち戻り走行路に沿って
同様に接触するための下側ローラとで構成する。上側ローラと下側ローラのいず
れのローラも、直立スピンドル又はその他のタイプの軸等の支持手段に回転自在
に取り付ける。それらのローラは、各ローラの周面が生産側走行路及び戻り走行
路のための支承(軸受)表面を構成するように、単一のスピンドルに取り付ける
ことが好ましい。各ローラは、転動(転がり)接触することにより各ガイドリン
クの垂直に垂下した側方アーム部分に沿って実質的に摩擦なしで転動することが
できる。従って、各ローラ組立体の上側ローラは、圧縮されたリンクがカーブの
アールに沿って内方へドリフト(横すべり)、又は何らかの態様で変位するのを
防止することによってコンベヤーベルトを能動的に案内する働きをする。
【0020】 上側ローラは、ベルトの生産側走行路の、カーブの外部に沿うガイドリンクが
ガイドレールに接触する度合を小さくし、従ってそれだけその接触による摩擦抵
抗を小さくする働きをする。各ローラ組立体の下側ローラも、同様にして戻り走
行路に沿ってベルトを案内支持する働きをし、同様の利点をもたらす。
【0021】 本発明によれば、厄介な引きずり抵抗を大幅に減少させるか、排除するので、
ベルトの許容走行速度を大幅に高めることができる。更に、摩擦抵抗の減少によ
り、ベルトは、過度の摩耗を受けることなくコンベヤーシステムのカーブ又はベ
ンドを通過することができる。又、コンベヤーシステムのどの部位においても、
特に外側ガイドレールに沿っての摩擦熱の発生が大幅に減少される。従来技術で
は、通常、外側ガイドレールには多数のホットスポットが発生し、摩耗を増大さ
せる。
【0022】 本発明の好ましい実施形態では、複数のローラ組立体を連結して能動ガイド組
立体を形成し、それらのローラ組立体をコンベヤーの外部にカーブの内側に沿っ
て配置する。一連の関節連結部材を隣接する各対のローラ組立体間に上述したス
ピンドル又は軸等の連結手段を用いて連結する。これらの関節連結部材はスピン
ドルに枢動自在に取り付けられているので、各ローラ組立体が内側受動ガイドレ
ールに対面するように関節連結部材をそれぞれのスピンドルの周りに枢動させる
ことによってローラ組立体間の相対角度位置を選択的に調節することができる。
このように外部ガイド組立体の位置調節が可能であることは、複数のローラ組立
体をコンベヤーシステムのいろいろな異なる曲率及び長さのカーブに適合させる
ことができるという利点を与える。ユーザーは、簡単な実験によって、コンベヤ
ーベルトのガイドリンクに係る側方圧力の度合を増減させるために各外部ガイド
組立体を内側ガイドレールに対して離接させるのに必要な調節を行うことができ
る。
【0023】 本発明の別の実施形態においては、上側ローラにも、下側ローラにも、周縁リ
ップを設ける。このリップは、コンベヤーベルトの順方向走行路を構成するガイ
ドリンクの垂下アームの下面を支承するための支承表面を提供する。又、このリ
ップは、戻り走行路において表裏逆にされた(裏返された)ベルトのガイドリン
クの上側搬送表面に接触する。リップによって構成される接触表面は、平滑な作
動を可能にし、ベルトの振動やチャターを少なくし、鋭いカーブにおいて特に有
用である。このローラ組立体は、ガイドリンクの外側表面に接触する唯一の支承
表面である。
【0024】発明の実施形態の説明 以下に、本発明の1例を示す添付図を参照して本発明の好ましい実施形態を詳
しく説明する。 図1及び2を参照すると、モジュラーリンク式コンベヤー(以下、「コンベヤ
ーベルト」又は単に「コンベヤー」又は「ベルト」とも称する)14に作用する
摩擦抵抗を減少するための外部ガイド組立体12を含む、本発明の側方屈曲性無
端モジュラーリンク式コンベヤーシステム(以下、単に「コンベヤーシステム」
とも称する)10が示されている。以下の説明から明らかになるように、以下の
説明から明らかになるように、カーブの内側に沿って設けられた外部ガイド組立
体12を備えたコンベヤーシステム10は、ベルトの作動特性を改善し、より具
体的には、ベルトの平滑な、実質的に引きずり抵抗のない連続的な運動を可能に
する。この外部ガイド組立体12は、従来はコンベヤー設計者が避けなければな
らなかったような鋭いベンド(屈曲)をも含むいろいろな異なる曲率のカーブ(
湾曲)に適用することができる。
【0025】 図2では、例示の目的でコンベヤーシステム10は、90°の急なコーナーを
含むカーブ即ち湾曲セクションを有するものとして示されている。このカーブは
、ベルト14がコンベヤーシステム10に沿って走行する際ベルト14を案内し
支持する働きをする1対の受動(静止)ガイドレール16,18によって構成さ
れる。図1のカーブの入口切除線及び出口切除線の近くに記された動作矢印は、
ベルト14の移動方向を示す。ただし、ベルト14の移動方向は逆転することが
でき、その場合でも外部能動ガイド組立体12の摩擦抵抗減少効果を享受するこ
とができる。コンベヤーベルト14の駆動は、例えば慣用の駆動モータとスプロ
ケットの組み合わせのような駆動手段Dによって行われる。
【0026】 好ましい実施形態では、外部能動ガイド組立体(以下、単に「外部ガイド組立
体」又は「能動ガイド組立体」又は「ガイド組立体」とも称する)12は、コン
ベヤーシステム10のカーブを構成する内側受動ガイドレール16に隣接して配
置される。外部ガイド組立体12は、ベルトのガイドリンクと主として外側ガイ
ドレール18との間の接触によって生じる摩擦抵抗を減少させる働きをする。能
動ガイド組立体12を詳しく説明すると、能動ガイド組立体12は、コンベヤー
ベルト14の外部に配置された1つ又は複数のローラ組立体20を含む。ローラ
組立体20は、順方向走行路及び戻り走行路の両方に沿ってコンベヤーベルト1
4のガイドリンクの外側面と転動(転がり)接触するように配置され、それによ
ってベルト14をカーブに沿って能動的に案内する。
【0027】 1つのローラ組立体20だけでコンベヤーベルト14に能動的案内機能を与え
ることも可能であるが、ガイド組立体12の好ましい実施形態では、所与のカー
ブに適合するように選択的に調節できる複数の相互に連結されたローラ組立体2
0(図には例示の目的で3つのローラ組立体20が示されている)を設ける。ロ
ーラ組立体20の数は、カーブの長さ及び、又はカーブの曲率に応じて任意に決
めることができる。以下に詳述するように、外部ガイド組立体12を構成するこ
れらのローラ組立体20は、内側受動ガイドレール16に沿って互いに連結され
固定されている。この部位で、本発明の特徴である外側受動ガイドレール18に
作用する摩擦抵抗力の減少効果が最大限になる。
【0028】 各ローラ組立体20は、上側ローラ22aと、下側ローラ22bと、取付手段
を含む。取付手段は、ここでは例示の目的で、後述する関節連結部材30の互い
に噛合した連結フィンガー即ち蝶番継手(図3参照)を貫通して挿通された直立
スピンドル24として示されている。ローラ22a及び22bは、低摩擦ボール
軸受を用いてスピンドル24に回転自在に装着されている。この構成は、個々の
ローラ22a,22bと内側ガイドリンクの外側側面との間に望ましい転動接触
を設定し、それによって所望の低摩擦支承表面を提供する。各ローラ組立体20
は、他のローラ組立体20と協同してベルト14がカーブの沿って内方へドリフ
トするのを防止する働きをする。その結果として、この作用は、カーブの外側に
沿っての有害な摩擦抵抗を大幅に減少させる。本発明を適用しなければ、摩擦抵
抗は順方向走行路と戻り走行路の両方に作用することになる。かくして、この構
成は、システム10の作動特性を著しく改善するとともに、システムの各構成部
品の摩耗を減少させ、それに比例してベルト14の有効寿命を延長する。
【0029】 先に述べたように、各ローラ22a,22bの周面は、ベルト14がカーブを
通過する際、ガイドリンク26の垂下アーム25の外側面に接触するための支承
表面を構成する。従って、これらの表面間(ローラ22a,22bの周面とガイ
ドリンク26の垂下アーム25の外側面との間)に低摩擦の転動接触を維持する
ことが重要である。個々のローラ22a,22bは、例えばナイロン、高密度ポ
リエチレン等のUHMWプラスチック材、又は、選択されたリンク素材に対して
高い滑性並びに比較的高い耐摩性を有するプラスチック材で形成される。システ
ム10の摩擦特性は、そのようなプラスチック材の高い滑性によって更に改善さ
れる。なぜなら、(1)ローラ22aと22bが僅かに上下に相対変位したとし
ても引きずり抵抗を起こさないからであり、又、(2)必要ならば、図4を参照
して後述するようにほとんど摩擦を起こすことなくローラ22aと22bを上下
方向に案内するためにそれらのローラの周縁にリップを設けることができるから
である。
【0030】 ローラ22a,22bの支承表面とベルト14の側部ガイドリンク26との間
に望ましい転動接触がカーブに沿って維持されるようにローラ組立体20を相互
に連結するために、複数の互いに噛合した関節連結部材(関節式に連結された部
材)30を設ける(図3参照)。以下に詳述するように、これらの関節連結部材
30は、内側ガイドレール16を貫通して延設された1対のねじ付き軸32(図
2参照)によって支持される。このような支持方式は、外部ガイド組立体12を
、大きな労力、生産ダウンタイム及び大きなコスト増を伴うことなく、既存コン
ベヤーシステムに容易に後付けすることを可能にする。
【0031】 ガイドレール16と18を相互に連結しそれらを支持するために半径方向の横
断ブラケット34が設けられている。コンベヤーシステム10をフロアの上に支
持するためにこれらの横断ブラケット34に直立支持部材(図示せず)を固定す
ることができる。
【0032】 ベルト14にかかる摩擦抵抗を更に減少するために、受動ガイドレール16,
18によって構成されるガイドトラックに低摩擦材で形成された摩耗ストリップ
28(図2)が設けられる。そのような摩耗ストリップ28の使用についての詳
細は、本出願人の米国特許第5,031,757号を参照されたい。同特許のそ
の記載内容が本明細書に編入されているものとする。
【0033】 図3に示されるように、各関節連結部材30には、ガイドレール16を貫通し
て突出したねじ付き軸32を受容するようになされた1対の孔36が形成されて
いる。関節連結部材30を所定位置に保持するとともに、半径方向の横断ブラケ
ット34をガイドレール16(図2参照)に固定するためにねじ付きナットのよ
うな固定手段が設けられる。このねじ付き軸とナットの組み合わせは、各個々の
関節連結部材30の、ガイドレール16に対する位置を調節することを可能にす
る(図1をも参照)。従って、ローラ22a,22bがベルト14に対して作用
する半径方向の圧力又は力を微調節することができる。例えばカーブの外側に沿
ってレール18に取付けた熱電対のような熱線検出器(ボロメーター)を用いた
実験を通して、ガイドレール18とベルト14の外側リンクとの間の摩擦抵抗の
減少を最適化するための外部ガイド組立体12並びにその個々のローラ組立体2
0の最適位置を決定することができる。
【0034】 外部ガイド組立体12を備えたシステム10の作動は、図1と図2を合わせて
参照することによって明瞭に理解することができる。ベルト14がコンベヤーシ
ステム10のカーブを通過する際、ベルト14のガイドリンク26の垂下アーム
25の内側面及びガイドリンク26の内方突出横断方向ガイド耳片27が、順方
向走行路においても、戻り走行路においてもガイドレール16の摩耗ストリップ
28に摺動係合している。ベルト14がカーブに入ると、ベルト14のガイドリ
ンク26の垂下アーム25の外側表面が外部ガイド組立体12の複数個の上側ロ
ーラ22a及び下側ローラ22bと接触する(図1の動作矢印参照)。ベルト1
4がカーブに沿って走行するにつれて、ガイドリンク26を含むモジュラーリン
クは、内側カーブに沿っては互いに圧縮し、外側カーブに沿っては互いに拡開す
る。本発明においては、どの時点においてもローラ22a,22bに数個のガイ
ドリンク26が接触しているようにリンクに対するローラのサイズが決められる
。ローラのサイズ、従って、それらのリンクに対する転動接触面積の大きさは、
コンベヤー及びその他のいろいろなな要素の他に、ベルトの走行速度、リンクの
サイズ、カーブの曲率、望ましいクリアランス等に応じて決定される。
【0035】 本発明の外部ガイド組立体12を使用することにより、ベルト14は、内方へ
ドリフトすることなく、又、ガイドリンク26の垂下アーム25の内側面と外側
ガイドレール18の摩耗ストリップ28との間に摩擦熱によるホットスポットを
創生することなく、ローラ22a,22bによって積極的に案内されてカーブを
通過する。ローラ22a,22bによって提供される支承表面が、ベルト14が
内方へ変位する(ドリフトする)のを防止する。重要なことは、ローラ22a,
22bとベルト14のガイドリンク26との間の転動接触がシステム10にほと
んど余分の摩擦を持ち込むことがないことである。それは、ローラ22a,22
bとガイドリンク26の外表面の間の転動接触は実質的に摩擦のない案内動作を
行うからである。かくして、外部ガイド組立体12は、ベルト14が特にカーブ
の外側に沿って受ける摩擦抵抗を減少させるための簡単で費用対効果の大きい解
決法を提供する。
【0036】 図4は、本発明の外部ガイド組立体のローラ組立体20の変型実施形態を示す
。この実施形態の特徴は、両方のローラ22a,22bの下方部分の全周に沿っ
て周縁リップ40a,40bを設けたことにある。従って、ローラ22a,22
bがベルト14の順方向走行路走行中と戻り走行路走行中のどちらにおいてもベ
ルトのガイドリンク26の内側面に対して支承表面を提供することに加えて、周
縁リップ40a,40bがベルト14の順方向走行路に沿ってガイドリンク26
の内方突出横断方向耳片27の下面に対して支承表面を提供し、ベルト14の戻
り走行路に沿って表裏逆にされた内方突出横断方向耳片27の上面に対して支承
表面を提供する。従って、これらの周縁リップ40a,40bによって提供され
る支承表面は、カーブを回るときベルト14を支持するのを更に助成する。この
追加の支持は、ベルト14がカーブを回るときに生じる互いに競合する緊張と圧
縮のために振動又はチャターするのを防止するのを助成する。
【0037】 この変型実施形態は、ベルト14の線速度を長時間高いレベルに維持する場合
に特に有用である。先に述べたように、リップ40a,40bの低摩擦表面とガ
イドリンク26のそれぞれ対応する低摩擦表面とは転動接触するので、システム
10を通してのベルト14の走行を阻害するような摩擦抵抗をほとんど増大する
ことはない。
【0038】 本発明の外部案内構想は、例えば上述した本出願人の米国特許願第09/02
5,467号に開示されているような内部案内構想の如き他の方式と組み合わせ
て用いることができる。
【0039】
【発明の効果】
要約すれば、本発明は、側方屈曲性モジュラーリンク式コンベヤーベルト14
にかかる摩擦抵抗を減少させ、作動特性を改善するための外部ガイド組立体12
を有するコンベヤーシステム10を提供する。外部ガイド組立体12は、カーブ
を回るときベルト14に能動的案内を与える上側ローラ22aと下側ローラ22
bを有する1つ又は複数のローラ組立体20によって構成される(図1、2参照
)。ローラ22a,22bは、ベルト14がカーブのアールに沿って内方へドリ
フトするのを防止し、転動接触を設定することによって、特にカーブの外側に沿
ってガイドレール16,18とベルト14のガイドリンク26との間に通常なら
ば生じる摩擦抵抗を大幅に減少させる能動的な働きをする。その結果として、振
動及びチャターを回避するとともに、熱の発生及び構成部品の摩耗を減少させる
【0040】 内側ガイドレール16に沿って外部ガイド組立体12を構成するローラ組立体
20を相互に連結するために一連の関節連結部材30が設けられる。これらの関
節連結部材30間の噛合蝶番継手は、所与のカーブに適合するようにローラ組立
体20間の相対角度位置を選択的に調節することを可能にする(図3参照)。
【0041】 変型実施形態においては、両方のローラ22a,22bに、カーブに沿ってベ
ルト14の両側縁を支持し案内するのを助成する周縁リップが設けられる。
【0042】 以上、本発明を実施形態に関連して説明したが、本発明は、ここに例示した実
施形態の構造及び形状に限定されるものではなく、いろいろな実施形態が可能で
あり、いろいろな変更及び改変を加えることができることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、カーブの内側に沿って配置された本発明の外部ガイド組立体を含むコ
ンベヤーシステムの上からみた平面図であり、一部破除されている。
【図2】 図2は、図1の線2−2に沿ってみた断面図であり、上側ローラとベルトの順
方向走行路との間、及び、下側ローラとベルトの戻り方向走行路との間に設定さ
れる転動接触を示し、又、ローラ組立体をガイドレールに固定するための調節自
在の取付手段を示す。
【図3】 図3は、一連の間接連結部材が相互に連結されて本発明の外部ガイド組立体を
構成する態様を示す一部切除された部分透視図である。
【図4】 図4は、図2と同様の図であるが、上側ローラと下側ローラに、順方向走行路
走行中と戻り走行路走行中のどちらにおいてもベルトを支持するのを助成するた
めの周縁リップを設けた変型実施形態を示す。
【符号の説明】
10 コンベヤーシステム、システム 12 ガイド組立体 12 外部ガイド組立体 12 外部能動ガイド組立体 12 能動ガイド組立体 14 側方屈曲性モジュラーリンク式コンベヤーベルト、コンベヤーベルト、ベ ルト 16 内側受動ガイドレール、内側ガイドレール 18 外側受動ガイドレール、外側ガイドレール 20 ローラ組立体 22a 上側ローラ 22b 下側ローラ 24 スピンドル 25 垂下アーム 26 側部ガイドリンク、ガイドリンク 27 内方突出横断方向耳片 28 摩耗ストリップ 30 関節連結部材 32 軸 34 横断ブラケット 36 孔 40a,40b 周縁リップ D 駆動手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 1115 CLEVELAND AVENUE P.O.BOX 369 GLASGOW, KENTUCKY 42142 USA (72)発明者 マクダニエル,マイケル,ディ. アメリカ合衆国 ケンタッキー州 42141 グラスゴー,チック リッジ ロード 857 (72)発明者 ジョンソン,マーク,ティ. アメリカ合衆国 ケンタッキー州 42141 グラスゴー,ジョー アン ドライブ 106 Fターム(参考) 3F023 AB05 AB10 BA02 BB01 BC01 DA03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトの両側縁に沿って設けられており、ベルトの順方向走
    行路及び戻り走行路に沿ってそれぞれ第1ガイドレールと第2ガイドレールに係
    合する複数のガイドリンクを備えた側方屈曲性モジュラーリンク式コンベヤーベ
    ルトを能動的に案内するための案内装置であって、 前記ベルトの外部に前記第1ガイドレールと第2ガイドレールのうちの一方の
    ガイドレールに隣接して取り付けられており、前記順方向走行路及び戻り走行路
    に沿ってそれぞれ前記ガイドリンクを備えた少くとも1つのローラ組立体から成
    り、それによって、該第1ガイドレール及び第2ガイドレールとそれぞれ対応す
    るガイドリンクとの間に設定される低摩擦の転動接触によって該ベルトを能動的
    に案内し、ベルトの摩擦を減少させることを特徴とする案内装置。
  2. 【請求項2】 前記第1ガイドレールは、カーブに沿って配置され、内側カ
    ーブを画定することを特徴とする請求項1に記載の案内装置。
  3. 【請求項3】 前記第1ローラは下側ローラであり、前記第2ローラは上側
    ローラであり、該上側ローラと下側ローラとは共通の取付手段によって相互に連
    結されていることを特徴とする請求項2に記載の案内装置。
  4. 【請求項4】 前記取付手段は、直立スピンドルであることを特徴とする請
    求項3に記載の案内装置。
  5. 【請求項5】 前記ローラ組立体は、複数個設けられており、該各ローラ組
    立体の第1ローラと第2ローラを取り付ける前記スピンドルを受容するための互
    いに噛合したフィンガーを有する1対の関節連結部材が設けられており、該関節
    連結部材によって構成される蝶番継手によって該ローラ組立体間の相対角度位置
    を調節することができるようになされていることを特徴とする請求項4に記載の
    案内装置。
  6. 【請求項6】 前記関節連結部材は、更に、前記第1ガイドレールを貫通し
    て延設され前記関節連結部材を所定位置に保持する働きをする支持軸を受容する
    ための少くとも1つの孔を有することを特徴とする請求項5に記載の案内装置。
  7. 【請求項7】 前記第1ローラと第2ローラは、前記ガイドリンクを支持す
    るのを助成するための周縁リップを備えていることを特徴とする請求項1に記載
    の案内装置。
  8. 【請求項8】 モジュラーリンク式コンベヤーシステムであって、 両側縁に沿って設けられた外側垂下アームを有するガイドリンクを含む複数の
    モジュラーリンクと、 前記ガイドリンクの前記垂下アームに係合するための少くとも1つの外部ロー
    ラ組立体と、 前記コンベヤーベルトを駆動するための駆動手段と、 から成るモジュラーリンク式コンベヤーシステム。
  9. 【請求項9】 前記各ガイドリンクの前記垂下アームは、内方突出横断方向
    耳片を含むことを特徴とする請求項8に記載のモジュラーリンク式コンベヤーシ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記コンベヤーベルトの第1側縁に沿って前記垂下アーム
    及び前記内方突出横断方向耳片に係合するための第1受動ガイドレールと、 前記コンベヤーベルトの第2側縁に沿って前記垂下アーム及び前記内方突出横
    断方向耳片に係合するための第2受動ガイドレールが設けられており、 前記外部ガイド手段は、更に、前記第1受動ガイドレールに隣接して配置され
    た複数の相互に連結されたローラ組立体を含むことを特徴とする請求項9に記載
    のモジュラーリンク式コンベヤーシステム。
  11. 【請求項11】 前記第1受動ガイドレールは、該コンベヤーシステムの内
    側カーブを画定し、前記第2受動ガイドレールは、該コンベヤーシステムの外側
    カーブを画定することを特徴とする請求項10に記載のモジュラーリンク式コン
    ベヤーシステム。
  12. 【請求項12】 前記各ローラ組立体は、コンベヤーシステムの順方向走行
    路においても、逆方向走行路においても前記内側カーブに沿って前記垂下アーム
    の外側面に接触するように回転自在に取り付けられた第1ローラと第2ローラを
    含み、それによって、該ローラ組立体が、前記ガイドレールに沿って前記コンベ
    ヤーベルトにかかる摩擦抵抗を減少させることを特徴とする請求項11に記載の
    モジュラーリンク式コンベヤーシステム。
  13. 【請求項13】 前記第1ローラと第2ローラは、前記ガイドリンクを支持
    するのを助成するための周縁リップを備えていることを特徴とする請求項12に
    記載のモジュラーリンク式コンベヤーシステム。
  14. 【請求項14】 前記複数のローラ組立体は、それらを相互に連結するため
    の関節連結部材を備えており、該関節連結部材は、該ローラ組立体間の相対位置
    を前記内側カーブに合致するように調節することを可能にすることを特徴とする
    請求項12に記載のモジュラーリンク式コンベヤーシステム。
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