JP2002521934A - ビデオ及びオーディオ同期化 - Google Patents

ビデオ及びオーディオ同期化

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JP2002521934A JP2000561782A JP2000561782A JP2002521934A JP 2002521934 A JP2002521934 A JP 2002521934A JP 2000561782 A JP2000561782 A JP 2000561782A JP 2000561782 A JP2000561782 A JP 2000561782A JP 2002521934 A JP2002521934 A JP 2002521934A
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ラッセル, マーク ゴッドウィン,
ジョン,マイケル ウイルソン,
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リーズ テクノロジーズ リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 ビデオ及びオーディオ信号を同期化するために、ビデオ・テスト信号およびオーディオ・テスト信号を、伝送リンクの送信端で生成し、リンクを通して伝送する。ビデオ・テスト信号は、対照をなす状態の第1、第2のアクティブ・ピクチャ期間を有する。オーディオ・テスト信号は、対照をなす状態の第1、第2の期間を有する。発生時、ビデオ及びオーディオ・テスト信号は、予定のタイミング関係を有する。たとえば、それぞれの状態の変化は、究極的に一致してもよい。リンクの受信端で、ビデオ及びオーディオ・テスト信号が受信、検出され、ビデオ及びオーディオ・テスト信号間の任意タイミング差が、それぞれの状態の変化から得られ、測定され、表示される。この場合、ビデオ信号がオーディオ信号の前に到着したかあるいはその逆であるかどうかの指示も含む。それに加えて、または、その代わりとして、この測定信号を制御ループで使用して、遅延を補正し、オーディオ、ビデオ信号を自動的に再同期化してもよい。このシステムは、リンクの別々の経路、たとえば、それぞれ衛星経路と地上経路を通してビデオ及びオーディオを伝送するのに特に適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、ビデオ及びオーディオ同期化に関するものである。 長年の間、テレビ放送の音響タイミングと映像タイミングとの間の正しい関係
を主観的に決定するのには困難が伴ってきた。これは、テレビ放送についてばか
りではなく、一般にオーディオ及びビデオ信号の伝送についても当てはまること
である。様々な伝送媒体がビデオ信号及びオーディオ信号の分配に利用でき、経
路が異なる場所においては、これらの信号が数秒の範囲まで互いに変位して到達
し得ることが完全に実行可能である。小差の20mS〜40mS程度の映像/音
響差動遅延であってさえも、好ましくない「“リップ・シンク(同期)”・エラ
ー」を招く可能性がある。
【0002】 デジタル伝送システムの出現が、今や同期エラーは、ビデオ及びオーディオを
同じ媒体を通して同じ経路において伝送するという場合においてさえも観察され
る、という問題に更に輪をかけている。これは、伝送仕様が単一の衛星経路内で
60mSのエラーを許してしまうのに充分なほど広い、ということによるもので
あり、多数の衛星リンクを使用する場合には、エラーは増えたり、減ったりする
可能性がある。また、差動遅延は、ビデオがデジタル効果機器によって処理され
るときに、スタジオ環境内で導入される可能性もあり、このことが、そのように
処理されないオーディオ信号に比較して、信号を遅らせてしまうことになる。
【0003】 この遅延を補正することができる機器は既に使用されている。しかしながら、
このような機器は、オーディオ経路に対する遅延を補正して同期化を達成するの
に要求されるレベルを導入するために、ビデオ及びオーディオ信号間のエラーの
程度を主観的に判断する際に、オペレータの技量に全面的に頼らざるをえない。
このような主観的な方法は、誰かが、視覚的に「クラッピング」を行うとか、唇
の動きを注視して画像を音響に整合させてみる、ということが必要となる。これ
は、うまくいっても非常に不正確で、時間のかかる方法であり、「正しい」とは
何か、という疑義を受けやすい。
【0004】 本発明の好ましい実施例は、前述の点に関し改良され得ることのできる同期化
システムを提供することを目的としている。 本発明の一実施態様によれば、第1ポイント及び第2ポイント間のリンクに伝
送されたビデオ及びオーディオ信号を同期化するシステムであって、 a.前記第1ポイントで使用するために、 i.第1状態の第1アクティブ・ピクチャ期間と、前記第1状態と対
照をなす第2状態の第2アクティブ・ピクチャ期間と、を有するビデオ・テスト
信号を発生するビデオ生成手段と、 ii.第1状態の第1期間およびこの第1状態と対照をなす第2状態
の第2期間を有するオーディオ・テスト信号を発生するオーディオ生成手段であ
り、前記オーディオ、ビデオ・テスト信号の前記第2期間が、予定の時間関係を
有し、前記オーディオ・テスト信号の各前記第2期間が、前記ビデオ・テスト信
号のそれぞれの前記第2期間と組み合わされ、それぞれ組み合わされたビデオ及
びオーディオ信号を作るようになっているオーディオ生成手段と、 iii.前記リンクを通して、前記ビデオ・テスト信号を包含するビ
デオ出力信号を出力するビデオ出力手段と、 iv.前記リンクを通して、前記オーディオ・テスト信号を包含する
オーディオ出力信号を出力するオーディオ出力手段とを包含し、 そして、 b.前記第2ポイントで使用するために、 i.前記ビデオ出力手段によって前記リンクを通して出力された前記
ビデオ出力信号を受信するビデオ入力手段と、 ii.前記オーディオ出力手段によって前記リンクを通して出力され
た前記オーディオ出力信号を受信するオーディオ入力手段と、 iii.前記ビデオ入力手段から前記受信されたビデオ出力信号を受
信し、このビデオ出力信号から、前記受信されたビデオ出力信号におけるアクテ
ィブ・ピクチャ期間を表すゲーティング信号を発生するように配置したタイミン
グ信号発生器と、 iv.前記受信されたビデオ出力信号を受信し、前記受信されたビデ
オ出力信号における前記ビデオ・テスト信号が前記第2状態に変化したときにそ
れを検出し、前記受信されたビデオ出力信号における前記ビデオ・テスト信号が
前記第2状態に変化したときにビデオ・タイミング信号を出力するビデオ検出手
段と、 v.前記受信されたオーディオ出力信号を受信し、前記受信されたオ
ーディオ出力信号における前記オーディオ・テスト信号が前記第2状態に変化し
たときそれを検出し、前記受信されたオーディオ出力信号における前記オーディ
オ・テスト信号が前記第2状態に変化したときにオーディオ・タイミング信号を
出力するオーディオ検出手段であり、各前記オーディオ・タイミング信号がその
それぞれの対のビデオ・タイミング信号と組み合わされるようにするオーディオ
検出手段と、 vi.前記ゲーティング信号および前記ビデオ及びオーディオ・タイ
ミング信号を受信し、前記ゲーティング信号によって示されるような、前記受信
されたビデオ出力信号におけるアクティブ・ピクチャ期間中のみ前記ビデオ及び
オーディオ・タイミング信号を通過させるように配置したゲーティング手段と、 vii.前記ゲーティング手段によって通過した前記ビデオ及びオー
ディオ・タイミング信号を受信し、各対の前記ビデオ及びオーディオ・タイミン
グ信号間の前記予定時間関係になんらかの変化があったかどうかを検出し、各組
み合った対の前記ビデオ・タイミング信号あるいは前記オーディオ・タイミング
信号が他方に関して遅延しているかどうかを検出し、このような遅延を測定し、
このような遅延を表す測定信号を発生し、オーディオ・タイミング信号がそれぞ
れの対のビデオ・タイミング信号に関して遅延しているかどうかあるいはその逆
となっているかどうかを表す指示信号を発生するタイミング測定手段と、 を包含することを特徴とするシステムを提供することができるものである。
【0005】 前記第2期間は、時間的に実質的にほぼ一致する。 前記第2期間は、予定時間、隔たっていてもよい。 前記第1ポイントは送信機の所であり、前記第2ポイントは受信機の所であり
、前記リンクは、前記送信機及び受信機間の伝送リンクである。 前記伝送リンクは、衛星通信経路を含み得る。 前記伝送リンクは、ビデオ信号用の前記衛星経路と、対応するオーディオ信号
用の地上経路と、を包み得る。 前記第1ポイントは、送信機または伝送分配ポイントであり、前記第2ポイン
トは、家庭用受信機である。 前記第1ポイントは、ビデオ処理装置の上流側であって、前記第2ポイントは
、前記ビデオ処理装置の下流側にある。 前記ビデオ処理装置は、ビデオ効果発生器を包し得る。 前記ビデオ・テスト信号の前記第1及び第2の状態は、電圧レベルを対比させ
ることによって表され得る。 前記オーディオ・テスト信号の第1及び第2の状態は、電圧レベルを対比させ
ることによって表されてもよい。 前記ビデオ及びオーディオ出力信号は、前記リンクを通してデジタル形態で伝
送さる。 前記ビデオ及びオーディオ信号の一方または両方は、多重化信号の一部として
伝送されるようになる。 前記リンクを通した信号の伝送は、複数の異なるキャリア信号によるものであ
る。 前記リンクは、ビデオ信号,オーディオ信号,データ信号の伝送に対するデー
タ・リンクを包む。
【0006】 本発明は、第1ポイント及び第2ポイント間でリンクを通して伝送されるビデ
オ及びオーディオ信号を同期化するシステムで使用するための装置にも及ぶもの
で、この装置は、先に述べた本発明のの実施態様のうちいずれか1つの態様にお
いて特定されるように、前記第2ポイントで使用するためのものである。
【0007】 本発明の更なる見地によれば、本発明は、第1ポイント及び第2ポイント間で
リンクを通して伝送されるビデオ及びオーディオ信号を同期化する方法であって
、 a.前記第1ポイントのところで、 i.第1状態の第1アクティブ・ピクチャ期間と、前記第1状態と対
照をなす第2状態の第2アクティブ・ピクチャ期間と、を有するビデオ・テスト
信号を発生する工程と、 ii.第1状態の第1期間および第1状態と対照をなす第2状態の第
2期間を有するオーディオ・テスト信号を発生する工程であり、前記オーディオ
及びビデオ・テスト信号の前記第2期間が予定の時間関係を有し、前記オーディ
オ・テスト信号の各前記第2期間が前記ビデオ・テスト信号のそれぞれの前記第
2期間と組み合わされてそれぞれの対の組み合わされたビデオ及びオーディオ信
号を作るようにした工程と、 iii.前記リンクを通して前記ビデオ・テスト信号を包含するビデ
オ出力信号を出力する工程と、 iv.前記リンクを通して前記オーディオ・テスト信号を包含するオ
ーディオ出力信号を出力する工程と、 を包含し、 そして、 b.前記第2ポイントのところで、 i.前記ビデオ出力手段によって前記リンクを通して出力された前記
ビデオ出力信号を受信する工程と、 ii.前記オーディオ出力手段によって前記リンクを通して出力され
た前記オーディオ出力信号を受信する工程と、 iii.前記受信されたビデオ出力信号から、前記受信されたビデオ
出力信号におけるアクティブ・ピクチャ期間を表すゲーティング信号を生成する
工程と、 iv.前記受信されたビデオ出力信号における前記ビデオ・テスト信
号が前記第2状態に変化するときにそれを検出し、前記受信されたビデオ出力信
号における前記ビデオ・テスト信号が前記第2状態に変化するときにビデオ・タ
イミング信号を出力する工程と、 v.前記受信されたオーディオ出力信号における前記オーディオ・テ
スト信号が前記第2状態に変化するときにそれを検出し、前記受信されたオーデ
ィオ出力信号における前記オーディオ・テスト信号が前記第2状態に変化すると
きにオーディオ・タイミング信号を出力し、各前記オーディオ・タイミング信号
が、そのそれぞれの対のビデオ・タイミング信号と組み合わされるようにする工
程と、 vi.前記ゲーティング信号を受信し、前記ビデオ及びオーディオ・
タイミング信号をゲート制御し、前記ゲーティング信号によって示されるような
、前記受信されたビデオ出力信号におけるアクティブ・ピクチャ期間中のみ、前
記ビデオ及びオーディオ・タイミング信号を通過させる工程と、 vii.前記ゲーティング手段によって通過させられた前記ビデオ及
びオーディオ・タイミング信号において、各対の前記ビデオ及びオーディオ・タ
イミング信号間の前記予定の時間関係になんらかの変化があったかどうかを検出
し、各組み合った対の前記ビデオ・タイミング信号または前記オーディオ・タイ
ミング信号が他方に関して遅延したかどうかを検出し、このような遅延を測定し
、このような遅延を表す測定信号を発生し、オーディオ・タイミング信号がその
それぞれの対のビデオ・タイミング信号に関して遅延したかどうかあるいはその
逆があったからどうかを表す指示信号を発生する工程と、 を包含することを特徴とする方法を得ることができる。
【0008】 この方法は、先に述べた本発明の実施態様のうちいずれか1つの態様によるシ
ステムまたは装置によって実施され得るものである。 本発明をより良く理解して貰うために、そして、本発明の実施例をどのように
実施するかを示すために、添付図面を伴って、好ましい実施例について以下にそ
の説明をする。
【0009】 図1及び図2に示す装置は、伝送リンクを通して伝送されるテレビ放送信号に
おけるビデオ及びオーディオ信号を同期化するためのシステムを包含する。たと
えば、伝送リンクは、ビデオ信号が伝送される衛星経路と、音声信号が伝送され
る地上経路(たとえば、ISDN通信ライン)と、から成る。ビデオ及びオーデ
ィオ信号はそれぞれ異なった経路を通して伝送されるので、最終テレビ放送信号
が受信端で表示されたとき、明白な時間差があり、それ故に、ビデオ及びオーデ
ィオ信号間での同期性の欠如がある、という可能性が常にある。上述したように
、これは、一部には、2つの異なった伝送経路の伝送特性の相違のせいである。
また、一部には、ビデオ及びオーディオ信号がそれぞれ受ける信号処理技術が異
なるせいにも依るのである。デジタル信号は、普通、送信その他の処理に対し種
々の圧縮技術を受けることになるので、これは、特にデジタル信号の場合に顕著
である。
【0010】 ビデオ及びオーディオ信号を同期化するために、ビデオ・テスト信号およびオ
ーディオ・テスト信号が、送信端で発生させられて、伝送リンクを通して伝送さ
れる。ビデオ及びオーディオ・テスト信号は、発生したとき、予定タイミング関
係を有し、この特有の実施例においては、時間的に一致する。受信端では、ビデ
オ及びオーディオ・テスト信号が受信されて検出され、ビデオ及びオーディオ・
テスト信号間のタイミング差が測定され、表示される。それに加えて、または、
その代わりとして、このような測定信号は、制御ループで使用されて、遅延を補
正したり、オーディオ及びビデオ信号を自動的に再同期化することもできる。
【0011】 図1に示す装置は、便宜的に「送信装置」1と呼ぶこととし、出力部102で
ブラック・レベルの合成ビデオ信号を出力するように配置したビデオ信号発生器
100を包含する。ブラック・レベルのビデオ信号は、ビデオ・スイッチ120
の1つの入力部124に供給され、そして、タイミング及び論理コントローラ1
10の入力部112へと送られる。
【0012】 コントローラ110の別の入力部113も、周波数1/7Hzの発振器118
からの出力を受信する。コントローラ110は、ビデオ・スイッチ120の制御
ターミナル126に接続された第1の出力部114を有する。コントローラ11
0は、また、オーディオ・スイッチ140の制御ターミナル146に接続された
第2の出力部116を有する。
【0013】 ビデオ・スイッチ120は、一方の入力部122で、基準信号(この例では、
ブラック・レベルに関して実質的に0.7ボルトのピーク・ホワイト・レベルで
ある)を受信する。このビデオ・スイッチ120は、タイミング及び論理コント
ローラ110の制御の下に、2つの入力部122,124の間で切り替わるよう
に作動するようになっており、別のブラック信号上で7秒間隔で発生した40m
Sパルスのピーク・ホワイトを包むビデオ・テスト信号を、ビデオ・スイッチ1
20の出力部128のところにもたらす。この目的に対して、コントローラ11
0は、発生器100からの信号にフィールド・ライン同期情報を検出し、その結
果ビデオ・スイッチ120の操作を制御し、40mSパルスのピーク・ホワイト
各々がアクティブ・ピクチャ期間だけを占有するのを確実にする。
【0014】 ビデオ・テスト信号は、ビデオ・ドライブ・アンプ130に送られ、このビデ
オ・ドライブ・アンプ130が、その後、2つの標準75オーム・ビデオ出力1
32をもたらす。次に、出力132で生成されたビデオ出力信号の一方が、伝送
リンクを通して伝送され、他方は、送信端でモニタリングをするため、あるいは
、別の伝送リンクの同期化のために使用される。
【0015】 オーディオ・スイッチ140は、約1ボルトのピーク間のレベルで、たとえば
周波数6kHzの信号を生成する、というサイン波発振器150の出力を受信す
るために接続された第1の入力部142を有する。別の入力部144では、オー
ディオ・スイッチ140は、この例では0ボルトまたは無感に対応する別の直流
レベルである、オーディオ・テスト信号を受信する。
【0016】 オーディオ・スイッチ140は、タイミング及び論理コントローラ110の制
御の下に、その入力部142,144における2つの信号を切り替え、その出力
部148にオーディオ・テスト信号を生成し、このオーディオ・テスト信号は一
対の出力アンプ160に供給され。各々の出力アンプが、それぞれ、600オー
ム平衡オーディオ・ラインに給電して、出力部162のところにオーディオ出力
信号を発生させる。この例では、それぞれの出力アンプ160を通して2つのオ
ーディオ・チャンネルがあり、デュアル(二重)・オーディオ信号を処理するよ
うになっている。デュアル・オーディオ信号は、たとえば、異なった経路とかス
テレオ・オーディオ信号の左,右のチャンネルを通して伝送される、分離したオ
ーディオ信号である。モノ(一重)信号の場合には、チャンネルの1つは不要で
ある。逆に言えば、所望する数のオーディオ・チャンネルを設けてよい。
【0017】 さて、次に、図3を参照して説明する。ここには、送信装置1によって生成さ
れるビデオ及びオーディオ波形の例が示してある。 波形(a)は、別のブラック信号上に7秒の間隔で生成されるピーク・ホワイ
トの40mSパルスを示す。図の尺度により、種々のビデオ・シンク・パルスは
、波形(a)内に詳細に示していない。 波形(b)は、同様に、他の無感オーディオ信号における、7秒間隔で周波数
6kHzのオーディオ信号の40mSバーストを有する等価オーディオ信号を示
す。オーディオの40mSバーストは、ピーク・ホワイト・ビデオの40mSパ
ルスとやがて正確に一致する。 波形(c)は、波形(a)の40mSパルスの1つをより大きい尺度で示す。
ここからわかるように、各40mSパルスは、2のフル・フィールドを占める。 波形(d)は、波形(c)と同じ尺度で、40mSオーディオ・バーストを示
す。特に、オーディオ・バーストは、やがて正確に、40mSビデオ・パルスと
一致することがわかる。 波形(e)においては、それぞれのフィールドのうちの1つの2つの連続した
ラインにおける40mSビデオ・パルスの一部が、さらに大きい尺度で示してあ
る。
【0018】 図3に示すように、ピーク・ホワイトの各40mSパルスがアクティブ・ピク
チャ期間のみを占めているということを認めることが重要である。特に、フィー
ルド、ライン・シンク・パルスを含めたビデオ・シンク・パルスは、カラー・バ
ーストのように、40mSパルスに触れないままである。コントローラ110の
制御の下で、ピーク・ホワイト・レベルは、各ラインのアクティブ・ピクチャ期
間にのみ適用される。
【0019】 これの重要性は、数多くの現代のデジタル圧縮技術においては、オリジナルの
ビデオ信号の大部分が廃棄される、ということである。特に、すべての同期パル
スは、一般的に消失することになる。したがって、本発明のこの実施例において
は、ピーク・ホワイトの各40mSパルスがアクティブ・ピクチャ期間中にのみ
伝送されるので、デジタル圧縮技術のせいでピーク・ホワイト信号が失われるこ
とについての危険性がまったくない。
【0020】 ここで、当業者はお判りになろうが、ピーク・ホワイトの各名目上40mSパ
ルスがアクティブ・ピクチャ期間にのみあるので、パルスが、フル40mSにつ
いてブラック・レベルより上の0.7ボルトにないということに注目されたい。
これは、図3でわかるように、アクティブ・ピクチャ期間の各ラインについてブ
ラック・レベルとその0.7ボルト・レベルを迅速に切り替え、影響を受けない
同期パルスのすべてを残す。したがって、第1のピーク・ホワイト・レベル・フ
ィールド期間の立ち上がりから第2のこのような期間の立ち下がりまでの期間は
、図3に示すように、僅かに40mSより短く、そして、オーディオ・バースト
は、それに対応してぴったりと同じ持続時間を有するように、図3の(d)に描
かれている。しかしながら、当業者であれば、ピーク・ホワイト・レベル・パル
スは2つのフィールドをフルに占めるので、ピーク・ホワイト・レベル・パルス
全体は40mSパルスとなることがお判りであろうから、この明細書では、便宜
的にこの用語を使用する。
【0021】 所望とあらば、オーディオ・バーストは、フルの40mS持続時間を持つこと
もでき、これは、バーストを発生させるのに都合のよい方法であり、こうすると
、このバーストは、1つのフィールドの第1同期パルスから、次のフィールド(
しかし、1フィールド)の第1同期パルスに続く。であるから、これから以下に
説明するように、受信端での装置は、同期エラー計算に対するアクティブ・ピク
チャ期間外のすべての信号を効果的に無視し、フル40mSのところで、オーデ
ィオ・パルスの僅かに長い持続時間を自動的に考慮するのである。
【0022】 受信端で使用するための、図2に示す装置は、便宜的に「受信装置」2とする
として説明する。 標準75オームのビデオ入力部200は、伝送リンクを通して送信装置1によ
って伝送されてきたビデオ出力信号を受信する。受信されたビデオ信号は、タイ
ミング発生器210の入力部212に送られ、また、コンパレータ220の第1
入力部222に送られる。
【0023】 タイミング発生器210は、受信されたビデオ信号からフィールド・ライン・
ブランキング情報を検出し、一連のパルスを含む特別なタイミング信号を発生す
る。各パルスは、それぞれのラインのアクティブ・ピクチャ期間に対応する。し
たがって、各パルスは、アクティブ・ピクチャ期間中にのみ以降の回路を使用可
能にするゲーティング信号として機能する。タイミング発生器210から出力さ
れたゲーティング信号は、論理ANDゲート230,260,270のそれぞれ
の入力部に送られる。
【0024】 コンパレータ220は、ビデオ比較信号を受信する第2入力部224を有し、
このビデオ比較信号は、この例では、ブラック・レベルに関して0.5ボルトの
一定直流電圧である。コンパレータ220は、入力部222のところの信号がブ
ラック・レベルに関して0.5ボルトを越えたときにそれを検出し、出力部22
6のところに対応するビデオ・タイミング信号を生成する。この出力部226は
、ANDゲート230の第2入力部に接続している。
【0025】 したがって、入力部222でのレベルは、その時、出力部224でのレベルを
超えるので、コンパレータ220は、受信されたビデオ・テスト信号におけるレ
ベルがブラック・レベルからピーク・ホワイト・レベルへ変化した時を検出する
ように作動する。それに対応するパルスが、コンパレータ220の出力部で生成
され、このパルスは、ANDゲート230の他の出力部がタイミング発生器21
0からの各ゲーティング信号によって使用可能にされた時にのみ、ANDゲート
230の出力部236に送られる。換言すれば、コンパレータ220がその入力
部222のところの適切なレベル変化を検出した場合にだけ、そして、アクティ
ブ・ピクチャ期間中だけに、パルスは出力部236に生成されるのである。 同様にして、一対のオーディオ入力部240が設けてあり、各々のオーディオ
入力部240は、伝送リンクを通して伝送されるデュアル・オーディオ信号各々
のチャンネルを受信する。
【0026】 各オーディオ入力部240は、受信アンプ242を経て平衡600オーム入力
を提供し、この受信アンプの出力部は、コンパレータ250の1つの入力部25
2に接続される。コンパレータ250の別の入力部254は、オーディオ比較信
号を受信するように接続される。このオーディオ比較信号は、この例では、ブラ
ック・レベルに関して0.5ボルトの直流レベルである。コンパレータ250の
出力256は、デュアル・オーディオ・チャンネルの片方のチャンネルに対する
ANDゲート260と、デュアル・オーディオ・チャンネルの他方に対するAN
Dゲート270に送られ、各々のANDゲート260,270は、タイミング発
生器210から受信したゲーティング信号によってゲート制御される。
【0027】 したがって、使用時において、各コンパレータ250は、受信されたオーディ
オ信号において6kHzのバーストをそれぞれ検出し、このバーストのレベルが
オーディオ比較信号のバーストを越えていると、対応する検出信号が、コンパレ
ータ250の出力部256に生成される。この出力信号は、タイミング発生器2
10からの使用可能ゲーティング信号のせいで、アクティブ・ピクチャ期間中に
だけ、各ANDゲート260または270によって送られる。
【0028】 ANDゲート230,260,270の出力部236,266,276は、主
タイマー280のそれぞれの入力部に接続されている。基準クロック282は、
主タイマー280に正確なクロック・パルスを提供する。そして、この目的に対
しては、一連の1mSパルスを与える1kHzの周波数が、本発明のこの実施例
の目的に極めて優れた正確性をもたらすがわかった。
【0029】 前のリセットに続いて、主タイマー280は、3つの出力部236,266,
276のいずれかから受信すべき第1のパルスを検出する。この第1パルスを受
信すると、主タイマー280は、どの信号が最初に到着したかを知らせるフラグ
をセットし、第1タイミング期間が開始する。残りの2つの出力部からの次のパ
ルスを受信すると、別のフラグがセットされ、どの信号が受信されているかを知
らせ、第2タイミング期間が開始する。最後のANDゲート出力部からのパルス
を受信すると、タイミング期間が停止する。
【0030】 ANDゲート出力236,266,276は、ORゲート284のそれぞれの入
力部にも接続してある。このORゲート284は、ANDゲート230,260
,270から受信したすべてのパルスを主タイマー280のリセット回路286
に送る。パルスがリセット回路286で受信されない予定期間の後、リセット回
路286は、主タイマー280にリセット・パルスを発する。それに応答して、
主タイマー280のフラグおよびタイミング期間がリセットされ、別のタイミン
グ・シーケンスのスタートを待つ。しかしながら、主タイマー280のそれぞれ
の出力信号は、ラッチされたままである。
【0031】 この例では、上述の予定期間は、ビデオブラック・レベルおよびオーディオ・
サイレンス(無感)の3.49秒期間を表している、3.49秒である。これは
、関連したビデオ及びオーディオ・タイミング信号の最後のセットが終わったこ
とおよびこの期間後に受信された次のタイミング信号が新しいセットの関連信号
であることを示すのに採用される。3.49秒の期間(および伝送されたパルス
の基本的な7秒期間)は、特定の状況において予想される得る最大遅延を反映す
るように調整することができる。 この例では、主タイマー280からの出力信号は、ディスプレイ・ドライバお
よびディスプレイ290〜297について使用される。
【0032】 第1のディスプレイ・ドライバ290は、ディスプレイ291を駆動し、主タ
イマー280によって検出されるなどで、ビデオ信号およびオーディオ信号1の
いずれが最初に受信されたものであるかを示す。第2のディスプレイ・ドライバ
292は、対応するディスプレイ293を駆動し、主タイマー280によって検
出されるなどで、ビデオ信号とオーディオ信号1との間の遅延(代表的には、m
S)を示す。
【0033】 第3のディスプレイ・ドライバ294は、対応するディスプレイ295を駆動
し、ビデオ信号およびオーディオ信号2のうちどれが最初に受信されたかを示し
、第4のディスプレイ・ドライバ296は、対応するディスプレイ297を駆動
し、ビデオ信号とオーディオ信号2と間の遅延(代表的には、mS)を示す。 したがって、このようにして、図示のシステムは、テレビ放送信号の3つの信
号が到着する順序およびそれぞれの信号(1つのビデオ信号、2つのオーディオ
信号を包含する)間の遅延オーダーを示すように容易に作動することができる。
ここで、ディスプレイが任意の所望順序または方法でこのデータを表示するよう
に配置され得ることはいうまでもない。
【0034】 本発明の図示実施例の特に重要な特徴は、ビデオがオーディオ信号のどちらか
一方または両方の前か後に到着したかどうかにかかわりなく、遅延ならびに信号
の受信順序を測定して示すように作動するということである。
【0035】 信号の測定結果および/または受信順序を表示することに加えて、または、そ
れに代えて、主タイマー280からの出力信号は、ビデオ及びオーディオ経路の
いずれかあるいはすべてにおける遅延回路を制御するのに容易に使用でき、ビデ
オ及びオーディオ信号の正確な同期化を受信端で回復することができる。
【0036】 図4は、自動遅延補正システムを示している。この自動遅延補正システムにお
いては、遅延訂正信号が、主タイマー280から出力され、ビデオ補正回路30
0へ入力される。このビデオ補正回路300は、ビデオ入力部200と並列に上
流側のビデオ入力部201に接続してある。ビデオ補正回路は、必要時に、受信
したビデオ信号へ遅延を導入して出力し、ビデオ出力信号を見たり、ビデオ信号
をさらに処理したりする。そのときこのビデオ出力信号は、各対応するオーディ
オ信号と同期状態にある。このように導入される遅延の量は、主タイマー280
から受信されたビデオ遅延訂正信号によって決定される。
【0037】 同様の方法で、オーディオ信号1を必要時に第1のオーディオ補正回路310
によって遅延させることができる。この第1のオーディオ補正回路310は、オ
ーディオ1入力部240と並列に上流側のオーディオ入力部241に接続してあ
り、主タイマー280から対応するオーディオ遅延訂正信号を受信して出力し、
オーディオ出力信号を聞いたり、あるいは、さらに処理したりする。その時、こ
のオーディオ出力信号は、ビデオ信号および、もしあるとすれば、対応するオー
ディオ信号と同期する。このように導入された遅延の量は、主タイマー280か
ら受信されたオーディオ1遅延訂正信号によって決定される。
【0038】 同様に、第2の、そして、更なるオーディオ補正回路320,330が、各々
、それぞれのオーディオ入力部240と並列に上流側オーディオ入力部241に
接続しており、各々、主タイマー280から対応するオーディオ遅延訂正信号を
受信して出力し、オーディオ出力信号を聞いたり、さらに処理したりする。この
とき、このオーディオ出力信号は、ビデオ信号および、もしあるとして、対応す
るオーディオ信号と同期する。このように導入された遅延の量は、主タイマー2
80から受信されるそれぞれのオーディオ遅延訂正信号によって決定される。
【0039】 こうして、どの信号が主タイマー280によって測定され、互いに関して遅延
されるべきか、そして、どのくらい遅延されるべきかに応じて、適切な遅延が、
1つ或いはそれ以上のビデオ及びオーディオ補正回路よって導入され、このよう
な遅延を最後に出力された信号において補正する。
【0040】 また別の閉ループ・システムにおいては、ビデオ及びオーディオ補正回路が配
置されて、受信信号における遅延を補正し、そして、この遅延は、装置が遅延を
まったく検出しなくなるか、あるいは、許容範囲の、所定レベル以下で遅延を検
出するまで、測定装置(たとえば、主タイマー280に類似する装置)によって
処理される。
【0041】 受信装置2において、もし1つのオーディオ信号の到着しか主タイマー280
によって検出されず、所定の時間を経過してから、それ以上オーディオ信号の到
着がない場合に、回路は、受信されるべき信号はたった1つである、と仮定し、
あるいは、ステレオ性能の場合でも、受信されたオーディオ信号はモノラルであ
る、と仮定する。その後、適切な指示が表示されるか、あるいは、ビデオ信号と
不在オーディオ信号1又は2との間の遅延に関する表示が消される。
【0042】 上述したように、ここに例示してきたシステムは、ビデオ信号に同期化パルス
を使用するということに頼らず、むしろ、対になる各対応ビデオ及びオーディオ
・テスト信号間の同期化情報すべてがアクティブ・ピクチャ期間中に伝送される
のを確実にするから、現代のデジタル圧縮技術と共に用いてさえも信頼性をもっ
て使うことができるという点で、特に有利である。このシステムを効果的に作動
させるためには、オーディオ信号バーストが、フィールド・ブランキング間隔よ
り大きくなければならなず、実際、これは非常に容易に達成される。ここに例示
した実施例における40mSオーディオ・バーストはたっぷりとしている。
【0043】 オーディオ・バーストが送信装置2においてピーク・ホワイト・ビデオ・パル
スと正確に一致するというのに代えて、オーディオ・バーストを、予定の公知の
量だけ、時間的に変位させてもよく、その後、その量は、受信装置2で後続の処
理回路によって考慮される。しかし、もしオーディオ・バーストおよびビデオ・
パルスが送信装置1において正確に時間的に一致するならば、それが単純で便利
である。
【0044】 図示の実施例においては、ビデオ・テスト信号は、他のブラック・レベル信号
におけるピーク・ホワイトのバーストを包含しているが、受信端で検出され得る
2つの対照的な状態の間で変化するビデオ・テスト信号と共に作動するのに、図
示したシステムの変更をし得ることは了解されたい。たとえば、或る極端な場合
、ビデオ・テスト信号は、2つの、異なっているが、予定で公知の対照をなす画
像を包含してもよい。ビデオ・パルスをブラックからピーク・ホワイトまでの異
る電圧レベルとする代わりに、ビデオ・パルスは対照をなす周波数の信号であっ
てもよい。同様に、オーディオ・テスト信号は、周波数や異なる波形などなどを
異ならせて対照にするそれぞれの部分を包含してもよい。
【0045】 しかしながら、簡略化及び経済性ということに対しては、図1及び図2に示す
実施例は特に効果的である。この受信装置2では、高精度へセッティングするの
を必要とする構成要素はほとんどない。わずかに。特別の精度を必要とするもの
は、主タイマー280のためのクロック・パルスを発生するクロック282だけ
である。受信装置2における残りの回路に対するタイミングは、受信されたビデ
オ信号から得られる。信号の到着およびそれらの相対的なタイミングを決定する
のに、オーディオやビデオの濾過あるいは相関関係などはまったく不要である。
相対的な遅延は、単純なカウンタ機能で測定される。
【0046】 さらに図1及び図2のシステムをさらに単純化するために、送信装置2の代わ
りに、「フラッシュ・アンド・スクゥイーク」ボックスを用いることもできる。
この「フラッシュ・アンド・スクゥイーク」ボックスは、たとえば、遠隔地の屋
外放送ロケにおいて使用するカメラやマイクロホンにも向けることができる。「
フラッシュ・アンド・スクウィーク」ボックスは、容易に搬送できて、オーディ
オ・バースト(「スクゥイーク」)と一致した短時間に明るい光をフラッシュす
るようにさせる簡単な付勢方法を有する、ポケットサイズのユニットである。こ
のようなフラッシュ・アンド・スクゥイークは、受信装置2によって受信端のと
ころで容易に識別され得る。受信端での区別を確実にするのには、一連のフラッ
シュおよびスクゥイークが望ましい。コンパレータ220、250に送られるビ
デオ及びオーディオ比較信号を調整することが、自然と、検出感度を調整するこ
とになる。図示のビデオ・テスト信号のブラック・レベルと同等のものは、フラ
ッシュ・アンド・スクゥイークを付勢する前にカメラによってキャプチャーされ
た信号に低輝度レベルを確保することによって、「フラッシュ・アンド・スクウ
ィーク」ボックスで達成することができる。同様に、図示オーディオ・テスト信
号のサイレンと(無感)期間も、送信側で低オーディオ・レベルによって近似す
ることができる。
【0047】 またこれに代えて、フラッシュ・アンド・スクゥイークを包むビデオ及びオー
ディオ信号をカメラおよびマイクロホン・ラインに、直接、注入してもよい。既
に、屋外の放送に用いられる、携帯用の手持ち式「ラインアップ」ボックスが存
在するが、これは、放送システムをラインアップするために、カメラおよびマイ
クロホン・ラインにカラー・バーおよびトーンを注入する。このようなボックス
は、7秒間隔でブラック・レベルおよびオーディオ。サイレンス(無感)の一致
した40mSパルスを与えるために用いられ得るのであり、第1,第2の状態を
対比するビデオ及びオーディオ・テスト信号を提供するようになっており、これ
ら第1、第2の状態が、受信端で引き続き検出され、処理されて、ほぼ本発明の
図示実施例について説明したような方法でオーディオおよび/またはビデオ同期
エラーを示すかおよび/または補正することができる。したがって、この手持ち
式ボックスは、1回の簡単な作業で便利にラインアップと同期化を行うことがで
きる。もちろん、40mSパルスの持続時間および反復周波数は、ビデオ及びオ
ーディオ・テスト信号の対照をなす第1,第2の状態の性質が変わるに従い、所
望に応じて、変えることができる。
【0048】 図示のシステムは、プログラム材料の伝送前に伝送リンクを較正する手段とし
て使用するのに特に便利である。ひとたび特定の伝送リンクを較正したならば、
同期化が、その後、プログラム材料の平均的な放送中にスリップすることになる
ことはそれほどない。しかしながら、代替案として、図示システムを連続的に使
用して、たとえば、1分間隔で、各フィールドのアクティブ画像の最初の数行の
間に適当なレベルでビデオ・パルスおよびオーディオ・バースト(適当な持続時
間を持つもの)を伝送し、観察者に見えないようにすることもできる。それ故、
オーディオ信号は、アンチ・フェーズ、デュアル・トーン、低レベルの信号であ
ってもよい。このような方法では、オーディオ、ビデオ同期化は、連続的に測定
され、表示され、および/または自動的に維持され得る。 ステレオ・オーディオ信号を送,受信する場合、信号の左右のチャンネル間で
フェーズ補正を実施するために付加的な手段を設けるとよい。
【0049】 今日、ビデオ及びオーディオ信号は、既に指摘したように、多くの異なった媒
体を通して伝送されている。6kHzの周波数が多くの伝送リンクに適している
かも知れないが、それより低い周波数(たとえば、2kHz)は、低級オーディ
オ・リンク(たとえば、簡単な電話線)にもっと適しているかも知れない。伝送
されるなどしたオーディオ・バーストの周波数を調整する設備を設けてもよい。
【0050】 ビデオ・パルスは、所望期間離れていてもよい。しかしながら、我々は、7秒
間隔が作業にとって良好であることを発見している。この期間は、実際に適応す
ると予想され得る大部分の遅延にとって充分な時間であり、また、システムが次
のセットのタイミング信号を待つのに充分間に合ってリセットするのに充分な時
間を与える。
【0051】 本発明の図示例は、デジタル信号および処理設備で用いるのに特に有利ではあ
るが、アナログ信号および処理設備でも同様に使用し得る。 本発明の図示例は、普通2つの遠隔地間を結ぶ伝送リンクと共に使用するため
のものであるが、本発明の実施例は、スタジオ環境にも用途がある。その場合、
ビデオおよび/またはオーディオ信号は、信号に遅延を導入する信号処理技術を
受けることになる。その周知の例としてはビデオ効果発生器がある。これは、普
通、ビデオ信号に有限の遅延を導入するが、対応するオーディオ信号は、普通、
このような遅延の影響を受けることはない。
【0052】 したがって、本発明の実施例は、2つの遠隔地間でビデオ及びオーディオ信号
の伝送を行う際に同期損失を補正するのに用いることができる。たとえば、これ
は、送信側の基地局と受信側の基地局との間で行われ得る。本発明の実施例は、
送信ポイントまたは配付ポイントから家庭内受信機で受信した信号において同期
化を行うように家庭でも同等に使用し得る。また、本発明の実施例は、ビデオ及
びオーディオ信号の等しくない遅延を補正するのに必要であるスタジオまたはそ
の他環境でも使用し得る。
【0053】 本発明の実施例は、多重送信の有無に係わらずビデオ及びオーディオ信号が送
信される場合の同期損失を補正するのに使用し得る。たとえば、複数のチャンネ
ルを多重化技術を用いて並行して送信することができ、また、チャンネルのうち
1つまたはそれ以上あるいはすべてで、本発明の実施例によってビデオ及びオー
ディオ同期化損失を補正することができる。本発明の実施例は、信号を単一のキ
ャリアによって、または、複数のキャリアによって送信する場合に使用し得る。
たとえば、スポーツ大会のビデオ信号と背景オーディオ信号を共通のキャリアま
たはそれぞれ個々のキャリアによって送信することができ、そして、実況放送を
異なったそれぞれ個々のキャリアによって異なった言語で伝送してもよい。
【0054】 本発明の実施例は、ビデオ及びオーディオ信号をデータリンクを通して伝送す
る場合の同期ロスを補正するのに用いることができる。たとえば、高速データリ
ンクは、LANおよびWAN通信インフラストラクチャーを含む任意の通信システムを
通してビデオ及びオーディオ信号両方を送信することができる。このようなデー
タリンクは、それぞれのビデオおよび/またはオーディオ信号と組み合った、あ
るいは、独立したデータを同時に伝送することができる。
【0055】 このようなデータリンクのさらなる例としては、インターネットを通したテレ
ビ会議がある。このような例においては、比較的短い間隔で連続的に同期化を反
復する必要がある。通信ネットワークの特性が絶えず変化しているからである。
【0056】 この発明における実施例では、ビデオ及びオーディオ信号間の同期化精度を、
+/−1.6mSの精度まで再確立することがわかった。
【0057】 この明細書において、「包含する」という動詞は、非排他的包含を示すために
通常の辞書にある意味を有する。すなわち、1つまたはそれ以上の特徴を含むよ
うに「包含する」(または任意のその派生語)なる用語単語の使用する場合、さ
らに別の特徴も含む可能性を排除するものではない。
【0058】 本願に関連して本明細書と同時にあるいは先に提出され、本明細書と共に公衆
審査に公開されるすべての文書に注意を向けられたい。これらすべての文書の内
容は、参考資料としてここに援用するものである。
【0059】 本明細書(添付特許請求の範囲、アブストラクトおよび図面を含む)に開示さ
れているすべての特徴および/またはそこに開示された任意の方法またはプロセ
スのステップのすべては、これらの特徴および/またはステップの少なくともい
くつかが相互に排他的となる組み合わせを除いて、いかなる組み合わせにも結合
できる。
【0060】 本明細書(添付の特許請求の範囲、アブストラクトおよび図面を含む)に開示
された各特徴は、特に明白に述べていない限り、同じ、同等あるいは類似の目的
を果す代替の特徴によって置き換えることができる。したがって、特に明白に述
べていない限り、開示された各特徴は、一般的なシリーズの同等あるいは類似し
た特徴のほんの1例である。
【0061】 本発明は、前述の実施例の細部に限定されることはない。本発明は、本明細書
(添付の特許請求の範囲、アブストラクトおよび図面を含む)に開示された特徴
の任意新規な1つあるいは任意新規な組み合わせ、もしくは、ここに開示された
任意の方法あるいはプロセスのステップの任意新規な1つまたは任意新規な組み
合わせにも及ぶものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 伝送リンクの送信側で使用するための、本発明の実施例による装置の1例を示
す概略ブロック図である。
【図2】 伝送リンクの受信側で使用するための、本発明の実施例による装置の1例を示
す概略ブロック図である。
【図3】 図1,図2に示す実施例の使用時の波形の例を示す波形図である。
【図4】 本発明の実施例を使用して、どのように自動ビデオ及びオーディオ遅延補正を
行なうかの1例を示す概略ブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 ウイルソン, ジョン,マイケル イギリス国 エルエス19 6キューエイ ヨークシャー リーズ ロードン イガー トン ターレイス 3 Fターム(参考) 5C025 AA08 AA09 AA28 AA29 BA25 DA10 5C061 BB02 BB03 BB11 CC03 【要約の続き】 送するのに特に適している。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ポイント及び第2ポイント間のリンクを通して伝送さ
    れるビデオ及びオーディオ信号を同期化するシステムであって、 a.前記第1ポイントで使用するために、 i.第1状態の第1アクティブ・ピクチャ期間と前記第1状態と対照
    をなす第2状態の第2アクティブ・ピクチャ期間とを有するビデオ・テスト信号
    を発生するビデオ生成手段と、 ii.第1状態の第1期間およびこの第1状態と対照をなす第2状態
    の第2期間を有するオーディオ・テスト信号を発生するオーディオ生成手段であ
    り、前記オーディオ、ビデオ・テスト信号の前記第2期間が、予定の時間関係を
    有し、前記オーディオ・テスト信号の各前記第2期間が、前記ビデオ・テスト信
    号のそれぞれの前記第2期間と組み合わされ、それぞれ組み合わされたビデオ及
    びオーディオ信号を作るようになっているオーディオ生成手段と、 iii.前記リンクを通して、前記ビデオ・テスト信号を包含するビ
    デオ出力信号を出力するビデオ出力手段と、 iv.前記リンクを通して、前記オーディオ・テスト信号を包含する
    オーディオ出力信号を出力するオーディオ出力手段と、 を包含し、そして、 b.前記第2ポイントで使用するために、 i.前記ビデオ出力手段によって前記リンクを通して出力された前記
    ビデオ出力信号を受信するビデオ入力手段と、 ii.前記オーディオ出力手段によって前記リンクを通して出力され
    た前記オーディオ出力信号を受信するオーディオ入力手段と、 iii.前記ビデオ入力手段から前記受信されたビデオ出力信号を受
    信し、このビデオ出力信号から、前記受信されたビデオ出力信号におけるアクテ
    ィブ・ピクチャ期間を表すゲーティング信号を発生するように配置したタイミン
    グ信号発生器と、 iv.前記受信されたビデオ出力信号を受信し、前記受信されたビデ
    オ出力信号における前記ビデオ・テスト信号が前記第2状態に変化したときにそ
    れを検出し、前記受信されたビデオ出力信号における前記ビデオ・テスト信号が
    前記第2状態に変化したときにビデオ・タイミング信号を出力するビデオ検出手
    段と、 v.前記受信されたオーディオ出力信号を受信し、前記受信されたオ
    ーディオ出力信号における前記オーディオ・テスト信号が前記第2状態に変化し
    たときそれを検出し、前記受信されたオーディオ出力信号における前記オーディ
    オ・テスト信号が前記第2状態に変化したときにオーディオ・タイミング信号を
    出力するオーディオ検出手段であり、各前記オーディオ・タイミング信号がその
    それぞれの対のビデオ・タイミング信号と組み合わされるようにするオーディオ
    検出手段と、 vi.前記ゲーティング信号および前記ビデオ及びオーディオ・タイ
    ミング信号を受信し、前記ゲーティング信号によって示されるような、前記受信
    されたビデオ出力信号におけるアクティブ・ピクチャ期間中のみ前記ビデオ及び
    オーディオ・タイミング信号を通過させるように配置したゲーティング手段と、 vii.前記ゲーティング手段によって通過した前記ビデオ及びオー
    ディオ・タイミング信号を受信し、各対の前記ビデオ及びオーディオ・タイミン
    グ信号間の前記予定時間関係になんらかの変化があったかどうかを検出し、各組
    み合った対の前記ビデオ・タイミング信号あるいは前記オーディオ・タイミング
    信号が他方に関して遅延しているかどうかを検出し、このような遅延を測定し、
    このような遅延を表す測定信号を発生し、オーディオ・タイミング信号がそれぞ
    れの対のビデオ・タイミング信号に関して遅延しているかどうかあるいはその逆
    となっているかどうかを表す指示信号を発生するタイミング測定手段と を包含することを特徴とするシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1によるシステムにおいて、前記オーディオ、ビデ
    オ・テスト信号の各対について、前記第2期間が究極的に一致することを特徴と
    するシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1によるシステムにおいて、前記オーディオ、ビデ
    オ・テスト信号の各対について、前記第2期間が、予定時間離れていることを特
    徴とするシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3によるシステムにおいて、前記第1
    ポイントが送信機の所であり、前記第2ポイントが受信機のところであり、前記
    リンクが、前記送信機及び受信機間の伝送リンクであることを特徴とするシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項4によるシステムにおいて、前記伝送リンクが、衛
    星通信経路であることを特徴とするシステム。
  6. 【請求項6】 請求項5によるシステムにおいて、前記伝送リンクが、ビ
    デオ信号のための前記衛星経路と、対応するオーディオ信号の地上経路と、を包
    含することを特徴とするシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のうちいずれか1つによるシステムにおいて
    、前記第1ポイントが、送信機または伝送分配ポイントであり、前記第2ポイン
    トが、家庭用受信機であることを特徴とするシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のうちいずれか1つによるシステムにおいて
    、前記第1ポイントが、ビデオ処理装置の上流側にあり、前記第2ポイントが、
    前記ビデオ処理装置の下流側にあることを特徴とするシステム。
  9. 【請求項9】 請求項8によるシステムにおいて、前記ビデオ処理装置が
    、ビデオ効果発生器を包含することを特徴とするシステム。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のうちいずれか1つによるシステムにおい
    て、前記ビデオ・テスト信号の前記第1、第2の状態が、電圧レベルを対比させ
    ることによって表されることを特徴とするシステム。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のうちいずれか1つによるシステムにお
    いて、前記オーディオ・テスト信号の第1、第2の状態が、電圧レベルを対比さ
    せることによって表されることを特徴とするシステム。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のうちいずれか1つによるシステムにお
    いて、前記ビデオ及びオーディオ出力信号が、デジタル形態で前記リンクを通し
    て伝送されることを特徴とするシステム。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のうちいずれか1つによるシステムにお
    いて、前記ビデオ及びオーディオ信号のうち一方または両方を、多重化信号の一
    部として伝送することを特徴とするシステム。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のうちいずれか1つによるシステムにお
    いて、前記リンクを通しての前記信号の伝送が、複数の異なったキャリア信号に
    よって行われることを特徴とするシステム。
  15. 【請求項15】 請求項1〜14のうちいずれか1つによるシステムにお
    いて、前記リンクが、ビデオ及びオーディオ、データの諸信号の伝送のためのデ
    ータリンクを包含することを特徴とするシステム。
  16. 【請求項16】 第1ポイント及び第2ポイント間でリンクを通して伝送
    されるビデオ及びオーディオ信号を同期化するシステムで使用するために前記第
    2ポイントで使用するための請求項1〜15のうちいずれか1つに記載された装
    置。
  17. 【請求項17】 第1ポイント及び第2ポイント間でリンクを通して伝送
    されるビデオ及びオーディオ信号を同期化する方法であって、 a.前記第1ポイントのところで、 i.第1状態の第1アクティブ・ピクチャ期間と、前記第1状態と対
    照をなす第2状態の第2アクティブ・ピクチャ期間とを有するビデオ・テスト信
    号を発生する工程と、 ii.第1状態の第1期間および第1状態と対照をなす第2状態の第
    2期間を有するオーディオ・テスト信号を発生する工程であり、前記オーディオ
    、ビデオ・テスト信号の前記第2期間が予定の時間関係を有し、前記オーディオ
    ・テスト信号の各前記第2期間が前記ビデオ・テスト信号のそれぞれの前記第2
    期間と組み合わされてそれぞれの対の組み合わされたビデオ及びオーディオ信号
    を作るようにした工程と、 iii.前記リンクを通して前記ビデオ・テスト信号を包含するビデ
    オ出力信号を出力する工程と、 iv.前記リンクを通して前記オーディオ・テスト信号を包含するオ
    ーディオ出力信号を出力する工程と、 を包含し、そして、 b.前記第2ポイントのところで、 i.前記ビデオ出力手段によって前記リンクを通して出力された前記
    ビデオ出力信号を受信する工程と、 ii.前記オーディオ出力手段によって前記リンクを通して出力され
    た前記オーディオ出力信号を受信する工程と、 iii.前記受信されたビデオ出力信号から、前記受信されたビデオ
    出力信号におけるアクティブ・ピクチャ期間を表すゲーティング信号を生成する
    工程と、 iv.前記受信されたビデオ出力信号における前記ビデオ・テスト信
    号が前記第2状態に変化するときにそれを検出し、前記受信されたビデオ出力信
    号における前記ビデオ・テスト信号が前記第2状態に変化するときにビデオ・タ
    イミング信号を出力する工程と、 v.前記受信されたオーディオ出力信号における前記オーディオ・テ
    スト信号が前記第2状態に変化するときにそれを検出し、前記受信されたオーデ
    ィオ出力信号における前記オーディオ・テスト信号が前記第2状態に変化すると
    きにオーディオ・タイミング信号を出力し、各前記オーディオ・タイミング信号
    が、そのそれぞれの対のビデオ・タイミング信号と組み合わされるようにする工
    程と、 vi.前記ゲーティング信号を受信し、前記ビデオ及びオーディオ・
    タイミング信号をゲート制御し、前記ゲーティング信号によって示されるような
    、前記受信されたビデオ出力信号におけるアクティブ・ピクチャ期間中のみ、前
    記ビデオ及びオーディオ・タイミング信号を通過させる工程と、 vii.前記ゲーティング手段によって通過させられた前記ビデオ及
    びオーディオ・タイミング信号において、各対の前記ビデオ及びオーディオ・タ
    イミング信号間の前記予定の時間関係になんらかの変化があったかどうかを検出
    し、各組み合った対の前記ビデオ・タイミング信号または前記オーディオ・タイ
    ミング信号が他方に関して遅延したかどうかを検出し、このような遅延を測定し
    、このような遅延を表す測定信号を発生し、オーディオ・タイミング信号がその
    それぞれの対のビデオ・タイミング信号に関して遅延したかどうかあるいはその
    逆があったからどうかを表す指示信号を発生する工程と、 を包含することを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 請求項17による方法において、請求項1〜15のうち
    いずれか1つによるシステムあるいは請求項16による装置によって実施される
    ことを特徴とする方法。
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