JP2002520691A - 異なるデータ構造を格納するための方法及び装置 - Google Patents
異なるデータ構造を格納するための方法及び装置Info
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Abstract
Description
処理システムで使用される磁気媒体記憶システムに関する。
磁気媒体記憶システムを備えている。典型的には、磁気媒体は、磁気ディスク或
いは磁気テープから構成される。特に、磁気媒体記憶システムは、特定のデータ
構造即ちフォーマットに従って特定のマシンで使用するために開発されてきた。
IBM社の大型コンピュータは、このようなマシンの1つである。Unixを基
盤としたシステムのようなオープンシステムは、他の様々なデータ構造によって
特徴付けられるマシンである。
、ドライブ上のシリンダ数、シリンダにおけるトラック数、トラックにおけるセ
クタ数、セクタにおけるデータブロック数、及びデータブロックにおけるバイト
数の間の関係である。例えば、Unixコンピュータ等は、データブロックを5
12バイトとしたデータ構造で動作する。更に、本発明の譲受人が供給するよう
なUnixを基盤としたデータ処理システム用の特定ディスク記憶システムでは
、1セクタに8データブロックが、1トラックに8セクタが設定されている。
スト処理装置を利用した他のコンピュータシステムも存在する。1例としては、
あるホストは、1ブロックにおいて2,088バイトで動作することができる。
しかし、このようなデータ処理システム用の磁気記憶装置の市場は限られており
、このようなデータ構造用に特別に設計された記憶システムを増設するとコスト
が非常に高くなる可能性がある。同様に、アプリケーションを他のデータ構造に
適合するように書き換えるコストも非常に高いものとなる。
えられるかも知れない。しかし、これを行うことは困難又は不可能であることが
分ってきたが、この主な理由は、磁気ディスク記憶装置自体が、最も基本的なレ
ベルにおいても標準データ構造に合わせて設計されており、非標準的構造に適合
させることは不可能なためである。そのため、異なるデータ構造を持つホストか
らの入出力要求に対しトランスペアレントであるように、標準磁気ディスク記憶
システムをこのような非標準データの処理システムに統合する手法は、これまで
存在しなかった。しかし、記憶要件が高まるにつれ、このようなホストで動作す
る付加的な磁気ディスク記憶装置に対する要望も高まっている。
なるデータ構造により特徴付けられたホストにおいて動作することを可能とする
方法及び装置を提供することにある。
ータ構造でアプリケーションプログラムが動作するようなホストにおいて、動作
することを可能とする方法及び装置を提供することにある。
トデータ構造により特徴付けられたホストにおいて、如何なるホスト上の如何な
るアプリケーションプログラムに対してもトランスペアレントな形で動作するこ
とを可能とする方法を提供することにある。
第1の複数の固定長ディスクデータブロックにデータを記憶するデータ記憶装置
を備え、ホストは、データバイトから成る第2の複数の固定長ホストブロックを
使用して入出力要求を生成する。ホストとデータ記憶装置との中間にあるバッフ
ァは、ホスト及びディスクデータブロックの大きい方のサイズを超えるサイズを
有する。ホスト及びバッファ間のデータ転送は、ホストのデータブロックのサイ
ズに相当するブロックで生じる。データ記憶装置及びバッファ間のデータ転送は
、ディスクデータブロックのサイズに相当するブロックで生じる。
ロックサイズを有する磁気ディスク記憶装置を備えるとともに、より大きなサイ
ズの固定長ブロックに対する参照を含む入出力要求を出すホストを備える。バッ
ファは、整数個のディスクブロックを格納するための少なくともホストブロック
のサイズを有するキャッシュメモリー内に設けられ、それにより、1組のディス
クブロックが1つのホストブロックを格納することができる。ホストとキャッシ
ュメモリーとの間に接続されるホストアダプタは、ホストとホストブロック内の
バッファとの間でデータを転送することによって、ホストからの入出力要求を処
理する。磁気ディスク記憶装置とキャッシュメモリーと間に接続されたディスク
アダプタは、バッファと磁気ディスク記憶装置との間で、対応するディスクブロ
ック組を転送することによってバッファ内の入出力要求を処理する。
詳細な説明を添付図面とともに読むことにより、本発明の様々な目的、利点、及
び新規な特徴がより充分に明らかになると考える。尚、図面において、同一の参
照番号は同一の構成部品を表す。
は、ホスト21に接続する本発明の譲受人より市販されるSymmetrixシ
リーズ5000磁気ディスク記憶システムのアーキテクチャを基にして、磁気デ
ィスク記憶システム20を説明する。このシステムでは、ホストアダプタは、ホ
ストアダプタ22のようにバス23を介してホスト21に接続される。通常、ホ
スト21のアーキテクチャにより、バス23上に信号が形成される。該信号は、
ホストアダプタ22の1つの機能により、キャッシュメモリー25やディスクア
ダプタ26、27のような他の構成部品に接続する内部バス24上の信号に変換
される。ホストアダプタ22は複数のホストに接続でき、更に、ホストは複数の
ホストアダプタに接続できる。
ようなホストアダプタ22に接続されたどのホストからでも、或いは他のホスト
やホストアダプタからでも、磁気ディスク記憶システム20上のデータに対する
全てのアクセス要求を受け入れる。キャッシュメモリー25は、制御情報やデー
タを様々な記憶場所に格納している。制御情報には、転送要求が適切な場所に送
信できるようにするコンフィギュレーションや他の情報が含まれる。
イブ28に接続され、装置コントローラl27も複数の物理的ディスクドライブ
29に接続される。通常小型コンピュータ或いはパーソナルコンピュータが使用
されるサービス処理装置30は、磁気ディスク記憶システム20のコンフィギュ
レーション及び他の属性を制御する。
ィスク記憶システム20に接続するホスト31も示されている。本発明を分り易
くするため、ホスト31は、磁気ディスク記憶システム20と同一のデータ構造
で動作し、ホスト21は後述するような他のデータ構造で動作すると仮定する。
磁気ディスク記憶システム20に関連する制御により、データがキャッシュメモ
リー25内にあるか否かが判定される。存在する場合には、データは直接ホスト
31に転送される。従って、物理的ディスクドライブ28又は29にアクセスさ
れることはない。使用できるデータが存在しない場合、データは、物理的ディス
クドライブ28又は29の適切な方から、キャッシュメモリー25に、次いでホ
スト31に取り出される。ホスト31のようなホストが書き込み要求を出す場合
には、データは、最初にキャッシュメモリー25に転送され、そこで該要求は、
物理的ディスクドライブ28又は29の一方の指定された記憶場所に、対応する
ディスクアダプタ26又は27の一方を介して該データを転送するように処理さ
れる。
容易く理解することができる。第1のデータ構造は、それに対して動作するよう
に磁気ディスク記憶システム20が設計されたものであり、ホスト31固有のデ
ータ構造である。Unixシステムに関しては、UnixFBA構造は、1ブロ
ックが512バイトである。
ックとして構成するような異なるデータ構造を有している場合においても、同じ
磁気ディスク記憶システム20により、ホスト21と協調した状態でホスト31
でも、或いはホスト31単独でも動作することが可能となる。
とによりこの能力を具現化することができる。従って、磁気ディスク記憶システ
ム20が第1の即ちディスクデータ構造で動作するように設計されている場合で
も、ホスト21固有のデータ構造のような第2のデータ構造の入出力要求に応答
することになる。以下の検討においては、異なる2つのデータ構造に関する類似
した各特徴には、ホストシステムに関係する場合には特徴の前に「ホスト」を付
し、ディスクのデータ構造に関係する場合には「ディスク」を付すことによって
区別する。この記法及び前述した具体的データ構造を使用すると、「ホストブロ
ック」は2,088バイトであり、「ディスクブロック」は512バイトとなる
。
としては、ホストアダプタ22にバッファ制御回路即ちバッファ制御モジュール
34を付加することが挙げられる。キャッシュメモリーは、ホスト21と、ディ
スク28、29により構成されるデータ記憶装置との中間にあるバッファ33を
包含する。バッファ制御部34は、ホスト21とホストブロックとしてのキャッ
シュメモリー25との間で、ホストアダプタ22がデータを転送する手順を確立
する。バッファ制御部34及び36が、ディスクアダプタ26及び27に各々付
加される。バッファ制御部35及び36は、ディスクドライブ28及び29とデ
ィスクブロックとしてのキャッシュメモリー25との間での転送を発生する手順
を設定する。
ータの完全性検査を行う。図2には、ディスクアダプタ26及び27における各
々のCRC回路37及び38、更に、ホストアダプタ22内のCRC回路39が
示される。
図2には、ホストブロックn乃至n+3として表示された複数のホストブロック
40で示すことによって、このような関係の1つが例示されている。参照番号4
1で表示された各ホストブロックnは、2,088バイトで構成される。加えて
、前に指摘したように、各ホストブロックはホストセクタを構成するので、ホス
トブロックnはホストセクタnに対応する。
ックi,i+1,…に編成される。本発明の譲受人から市販されている発明の実
施形態においては、連続するディスクブロックi乃至i+7がディスクセクタj
を構成しているが、図2には、単一のトラック上に配置される複数のセクタが示
されている。前に指摘したように、参照番号43によって更に示されたディスク
ブロックiのような各ディスクブロックは、512バイトの固定長ブロックであ
る。
共にグループ化される。一般的に、この数は、ホストブロックサイズをディスク
ブロックサイズで割り、商を四捨五入して次の整数にすることによって求められ
る。この特定例では、1つのディスクブロック組は、連続する5つのディスクブ
ロックで構成される。次に、各組は、ホストブロックに割り当てられる。従って
、図2に示すように、ホストブロックとディスクブロックとの関係は、次のよう
に設定される。
ロックは完全に格納するが、5番目のブロックは部分的にしか格納できないもの
であり、これにより、各組の5番目のブロックが付加的な記憶容量を有している
ことになる。前に指摘したように、ホストアダプタ22は、CRC回路39を備
えている。本発明の他の様態によれば、この回路は、各ホストブロックに対する
CRCコードを生成し、更に、このCRCコードは、どの書き込み動作時でも、
ディスクブロック組の5番目のディスクブロックにおいて使用可能な付加的記憶
スペース内のデータに付与される。従って、各ブロックに対するCRCコードは
、データと共にディスクドライブ上に記憶される。
26、27内のバッファ制御35、36の動作に言及すると、各バッファ制御部
は、読み取り及び書き込みの入出力要求に対して、いくらか異なる動作をする。
図3には、読み取りの入出力要求即ち「読み取り」要求に応答する動作を設定す
る手順50が示される。ステップ51において、ホストアダプタ22は、読み取
り要求に応答して(1)開始ホストブロック番号、及び(2)読み取られるべき
ホストブロック数と共に、ホスト21から読み取り要求を受け入れる。ステップ
52で、ホストアダプタは、この要求をキャッシュメモリー24に転送する。デ
ータがキャッシュ内にある場合には、ステップ53で、制御はステップ54に移
され、ホストアダプタ22が、対応するホストブロックをホスト21に転送でき
るようにする。
ップ53で、制御はステップ55に移され、ここでディスクアダプタ26のよう
な指定されたディスクアダプタがホストからの読み取り要求を処理する。ステッ
プ56において、指定されたディスクアダプタは、開始ホストブロック番号を開
始ディスクブロック番号に変換する。ステップ57において、指定されたディス
クアダプタが同様の機能を実行し、読み取られるべきホストブロック数を読み取
られるべきディスクブロック数に変換する。この特定例では、通常、これらの数
が、ホストブロック数を単に5倍することによって得られるのは明らかであろう
。次に、指定されたディスクアダプタは、要求されたホストブロックに対応する
ディスクブロック組を、対応するディスクブロック組に含まれるCRCデータと
共にバッファ33に転送する。ディスクアダプタ26内のCRC回路37のよう
なCRC回路は、データの完全性に関するCRC検査を実行する。データがバッ
ファ33にあると、ホストアダプタ22は、ステップ54を使用してバッファ3
3内の対応するディスクブロック組からデータを取り出し、どのCRCデータも
取り除いたデータを、ホストブロックとしてホスト21に転送する。
ト21に関する読み取り要求に対する応答は、磁気ディスク記憶システム20固
有のデータ構造と同じデータ構造を有するホスト31の場合と同一である。第2
に、ホストブロック数とディスクブロック数との変換は、ディスクアダプタ26
及び27のようなディスクアダプタ内で生じる。これらの動作及びホストブロッ
ク全体(即ち、この特定例では、5つのディスクブロック)を保持する容量を有
するバッファ33の編成は、ホストアダプタ22内のバッファ制御部の動作と同
様に、適用例に対してトランスペアレントである。
を仮定している。磁気ディスク記憶システム20が、図1のホスト21及び31
のような異なるデータ構造を有するホストに接続される場合、ステップ53と5
6との間に判定ブロックを含むように図3の動作を修正することができる。この
判定は、データ構造に基づくことになる。要求が同一のデータ構造を有するホス
ト21のようなホストからのものであれば、制御はステップ56に渡され、そう
でなければ、制御は読み取り要求に対する従来の応答に渡される。
プ61において、ホストアダプタ22は、記憶されるべきデータを含む書き込み
要求をホスト21から受け入れる。この要求は、開始ホストブロック番号及び書
き込まれるべきホストブロック数を含むことになる。ステップ62において、バ
ッファ制御部34は、書き込み要求をキャッシュメモリー25に、更に、対応す
るホストブロックをバッファ33に転送する。その際、ホストアダプタ22は、
書き込み動作が完了したことを知らされる。次に、ディスクアダプタ26のよう
なディスクアダプタは、ステップ63において、開始ホストブロック番号を開始
ディスクブロック番号に変換し、ステップ64において、書き込まれるホストブ
ロック数を書き込まれるディスクブロック数に変換する。ステップ65において
、CRC回路39は、ホストブロックに付与されるCRCデータを算出する。そ
の情報は、ディスクアダプタ26のようなディスクアダプタに転送され、そこで
ステップ66において、CRC回路37は、ホストブロック上でCRC検査を実
行し、次に、ステップ67において、付与されたCRCデータと共にホストブロ
ックを、ディスク内のディスクブロック組に書き込む。これが完了した後、ステ
ップ68において、ディスクアダプタは、書き込み動作の完了をホストアダプタ
に伝える。
ホストブロック数がディスクブロック数に変換されることを除いて、書き込み要
求が従来通りに処理されるのと本質的に同様な方法で書き込み要求を処理する。
データブロック組の最後に付加された領域を使用することによって、ディスクが
各データブロックに対するCRCデータを記憶することができるという利点が提
供される。従って、ディスクアダプタ26内のCRC回路37のようなCRC回
路は、データに関する検査を行うが、他の方法が必要とされる場合にはCRCデ
ータを算出するという余分なステップは行わない。同様に、ホストアダプタ22
内のCRC回路39は、ホストブロックをホスト21に返送するに前に、検査と
してCRCデータを監視することができる。
な特定の磁気ディスク記憶システム20では、システムのCRC部分にディスク
セクタ番号が組み込まれている。これが存在する場合には、ブロック番号とセク
タ番号、とりわけディスクブロック番号とセクタ番号を変換することが必要であ
る。図5には、ブロック番号からセクタ番号に変換する手順70が示される。磁
気ディスク記憶システム20と同じデータ構造に加えて、異なるデータ構造を組
み込んだシステムでは、ステップ71で、変換が必要かどうかの選択が行われる
。必要であれば、ステップ72で、ブロック番号が1セクタ当たりのブロック数
で割られる。ディスクに関しては、1セクタ当たり8つのディスクデータブロッ
クがあるので除数は8であり、対応するホストブロックに関しては、除数はやは
り8である。一方、ホストブロックサイズがセクタサイズと等しければ、除数は
1である。8で割るシステムで必要とされるのは、バイナリ形式のデータブロッ
ク番号を3桁右にシフトすることだけである。
る。変換が必要であれば、ステップ81で、動作はステップ82に移され、ここ
でディスクセクタ番号は、ディスクセクタ内のディスクブロック数で乗算される
。再度説明すると、これも、ディスクセクタ番号を左に3桁シフトするだけで完
遂することができる。
ム及び方法によって、図1に示す装置20のような所定のデータ構造を有する磁
気ディスク記憶装置を、同一のデータ構造及び異なるデータ構造を有するホスト
で動作させることができる。この能力により、異なるデータ構造で動作するホス
トに、幅広い用途を有するため通常より安価に購入できる磁気ディスク記憶装置
を実現するというコスト面での利点を与えることができる。更に、この利点は、
顧客がホストや磁気ディスク記憶システムのデータ構造の相違に適応するための
アプリケーションプログラム修正に投資することなく得られる。
ータ構造を含む特定の適用例について説明された。当業者にとって、ディスクブ
ロックサイズがホストブロックサイズより大きい他の特定データ構造に本発明を
適用できることは明らかであろう。更に、このようなシステムの動作を最適化す
るために様々な手順を変更することも当業者にとって明らかであろう。上記した
変更及び更なる変更を、本発明から逸脱することなく、開示された装置に加える
ことができる。従って、特許請求の範囲は、本発明の真の精神及び範囲に属する
全てのそのような変形及び変更を包含することが意図されている。
ある。
る。
Claims (26)
- 【請求項1】 データバイトから成る第1の複数の固定長ディスクブロック
にデータを記憶するデータ記憶装置、及びデータバイトから成る第2の複数の固
定長ホストブロックを使用してデータの入出力要求を生成するホストを含むデー
タ処理システム内のデータに対する入出力要求を処理する方法であって、 A) ホストシステム及び前記データ記憶装置の中間に、前記ホスト及び前記
ディスクブロックの大きい方に相当するサイズを有するバッファを設定する段階
、 B) 前記ホストブロックのサイズに相当するブロックにおいて、前記ホスト
と前記バッファとの間でデータを転送する段階、及び C) 前記ディスクブロックのサイズに相当するブロックにおいて、前記デー
タ記憶装置と前記バッファとの間でデータを転送する段階を含むことを特徴とす
る方法。 - 【請求項2】 前記バッファを設定する段階は、前記ホストブロック及び前
記ディスクブロックの大きい方のデータバイト数を超える整数のデータバイトの
容量を有するバッファを生成することを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記バッファは、前記データバイトに加えて前記データ記憶
装置に転送するための情報を記憶することを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記ホストブロックは、前記ディスクブロックよりも大きい
データバイト数で構成されるとともに、単一のホストブロックを格納するための
ディスクブロックは、連続した1組のディスクブロックを構成し、且つ、前記付
加的な情報としてCRCデータを含み、更に、前記方法は、前記ディスクブロッ
ク組の各々における最後のディスクブロック上に前記CRCデータを記憶する付
加的な段階を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 前記ホストブロックをホストとバッファとの間で転送する段
階は、各ホストブロックに対する前記CRCデータを算出する段階を含み、前記
ディスクブロックをバッファとデータ記憶装置との間で転送する段階は、前記C
RCデータを検査する段階、及びディスクセクタ番号の生成する段階を含むこと
を特徴とする請求項4に記載の方法。 - 【請求項6】 前記データ記憶装置は、所定数のディスクブロックを一群の
連続する記憶場所に格納し、更に、前記ホストとバッファとの間で転送する段階
は、ホストブロック番号とディスクブロック番号との変換を行う段階を含むこと
を特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項7】 固定長のディスクブロックサイズを有する磁気ディスク記憶
装置と、他のより大きな固定長のホストブロックに対する参照を含む入出力要求
を出すホストとの間でデータの転送を可能にする方法であって、 A) 整数個のディスクブロックを記憶するための少なくともホストブロック
のサイズを有し、それによって1組のディスクブロックが1つのホストブロック
を記憶することができるバッファをキャッシュメモリー内に設定する段階、 B) 前記ホストからの各入出力要求を前記バッファに転送するとともに、前
記ホストブロック内の対応するデータを前記ホストと前記バッファとの間で転送
することによって、前記ホスト及び前記キャッシュメモリーに接続されたホスト
アダプタ内で前記ホストからの入出力要求を処理する段階、及び C) 対応するディスクブロック組を前記バッファと前記磁気ディスク記憶装
置との間で転送することによって、ディスクアダプタ内で前記バッファ内の入出
力要求を処理する段階を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項8】 前記入出力要求は、各ホストブロックを識別するホストブロ
ック番号を含み、前記ホストアダプタが入出力要求を処理する段階は、ホストブ
ロック番号とディスクブロック番号とを変換する段階を含むことを特徴とする請
求項8に記載の方法。 - 【請求項9】 前記入出力要求は、読み取り要求及び書き込み要求を含み、
更に、前記ホストアダプタがホストからの書き込み要求を処理する段階は、各ホ
ストブロックに対するCRCコードを算出する段階を含み、前記ディスクアダプ
タの処理段階は、前記CRCコードを前記磁気ディスク記憶装置に記憶する段階
を含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 【請求項10】 前記ホストブロックの各々は、208810バイトのデータ
を含むとともに、前記ディスクブロックの各々は、51210バイトのデータを含
み、更に、前記ホストアダプタが書き込み要求を処理する段階は、 i) ホストブロックを前記バッファ内の連続した記憶場所に転送す
る段階、 ii) 前記入出力要求を前記キャッシュメモリー内に転送する段階、 iii) 前記ホストデータブロックに対するCRCコードを生成する段
階、及び iv) 前記CRCコードを前記バッファ内の前記ホストデータブロッ
クのデータに付与する段階を含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。 - 【請求項11】 前記磁気ディスク記憶装置は、その内部の記憶場所をディ
スクセクタ番号によってアドレス指定し、更に、前記ディスクアダプタが書き込
み要求に応答して処理する段階は、 i) 前記キャッシュメモリーに記憶された書き込み要求を解読する
段階、 ii) 前記ディスクブロック番号からディスクセクタ番号を算出する
段階、 iii) 前記データ、CRCコード、ディスクセクタ番号を含む前記ホ
ストブロックを、連続したディスクブロックとして前記バッファから前記磁気デ
ィスク記憶装置に転送する段階、及び iv) 前記書き込み動作の完了を通知する段階を含むことを特徴とす
る請求項10に記載の方法。 - 【請求項12】 前記ホストブロックの各々は、208810バイトのデータ
を含とともに、前記ディスクブロックの各々は、51210バイトのデータを含み
、更に、前記ホストアダプタが読み取り要求を処理する段階は、 i) 前記読み取り要求を前記キャッシュメモリー内に転送する段階、
及び ii) 前記読み取り要求によって指定されたデータのみを、ホストブロ
ックとして前記バッファから取り出す段階を含むことを特徴とする請求項8に記
載の方法。 - 【請求項13】 前記ディスクアダプタが読み取り要求に応答して処理する
段階は、 i) 前記読み取り要求に応答して前記磁気ディスク記憶装置にアク
セスする必要性を判定する段階、 ii) 前記キャッシュメモリー内の前記読み取り要求を解読する段階
、 iii) 前記対応するホストブロック及びCRCコードのためのデータ
を含む連続する5つのディスクブロックを、前記磁気ディスク記憶装置から前記
バッファに転送する段階、及び iv) 前記書き込み動作の完了を通知する段階を含むことを特徴とす
る請求項12に記載の方法。 - 【請求項14】 データバイトから成る第1の複数の固定長ディスクブロッ
クにデータを記憶するデータ記憶装置、及びデータバイトから成る第2の複数の
固定長ホストブロックを使用してデータの入出力要求を生成するホストを含むデ
ータ処理システム内のデータに対する入出力要求を処理する装置であって、 A) ホストシステム及び前記データ記憶装置の中間にあり、前記ホスト及び
前記ディスクブロックの大きい方に相当するサイズを有するバッファ、 B) 前記ホストブロックのサイズに相当するブロックにおいて、前記ホスト
と前記バッファとの間でデータを転送する手段、及び C) 前記ディスクブロックのサイズに相当するブロックにおいて、前記デー
タ記憶装置と前記バッファとの間でデータを転送する手段を備えたことを特徴と
する装置。 - 【請求項15】 前記バッファは、前記ホストブロック及び前記ディスクブ
ロックの大きい方のデータバイト数を超える整数のデータバイトの容量を有する
ことを特徴とする請求項14に記載の装置。 - 【請求項16】 前記バッファは、前記ホストブロック及び前記ディスクブ
ロックの大きい方からのデータを記憶するための第1の区域及び付加的データバ
イトのための第2の区域を含むことを特徴とする請求項15に記載の装置。 - 【請求項17】 前記ホストブロックは、前記ディスクブロックよりも大き
いデータバイト数で構成されるとともに、単一のホストブロックを格納するため
のディスクブロックは、連続した1組のディスクブロックを構成し、且つ、前記
付加的な情報としてCRCデータを含み、更に、前記装置は、前記ディスクブロ
ック組の各々における最後のディスクブロック上に前記CRCデータを記憶する
付加的な手段を備えたことを特徴とする請求項16に記載の装置。 - 【請求項18】 前記ホストブロックをホストとバッファとの間で転送する
手段は、各ホストブロックに対する前記CRCデータを算出する手段を含み、前
記ディスクブロックをバッファとデータ記憶装置との間で転送する手段は、前記
CRCデータを検査するとともにディスクセクタ番号の生成する手段を備えたこ
とを特徴とする請求項17に記載の装置。 - 【請求項19】 前記データ記憶装置は、所定数のディスクブロックを一群
の連続する記憶場所に格納し、更に、前記ホストと前記バッファとの間で転送す
る手段は、ホストブロック番号とディスクブロック番号との変換を行う手段を備
えたことを特徴とする請求項14に記載の装置。 - 【請求項20】 固定長のホストブロックに対する参照を含む入出力要求を
出すホストに接続するための、より短い固定長のディスクブロックサイズを有す
る磁気ディスク記憶装置であって、 A) キャッシュメモリー内に設けられ、整数個のディスクブロックを記憶す
るための少なくともホストブロックのサイズを有し、それによって1組のディス
クブロックが1つのホストブロックを記憶することができるバッファ、 B) 前記ホスト及び前記キャッシュメモリーに接続され、前記ホストブロッ
ク内の対応するデータを前記ホストと前記バッファとの間で転送することによっ
て前記ホストからの入出力要求に応答するための制御部を有するホストアダプタ
、及び C) 前記キャッシュメモリー及び前記磁気ディスク記憶装置に接続され、対
応するディスクブロック組を前記バッファと前記磁気ディスク記憶装置との間で
転送することによって、ディスクアダプタ内で前記バッファ内の入出力要求に応
答するための制御部を有するディスクアダプタを備えることを特徴とする磁気デ
ィスク記憶装置。 - 【請求項21】 前記入出力要求は、各ホストブロックを識別するホストブ
ロック番号を含み、前記ホストアダプタは、ホストブロック番号とディスクブロ
ック番号とを変換する手段を備えたことを特徴とする請求項20に記載の磁気デ
ィスク記憶装置。 - 【請求項22】 前記入出力要求は、読み取り要求及び書き込み要求を含み
、更に、前記ホストアダプタは、書き込み要求に応答し、各ホストブロックに対
するCRCコードを算出する手段を備え、前記ディスクアダプタは、前記CRC
コードを前記磁気ディスク記憶装置に記憶することを特徴とする請求項21に記
載の磁気ディスク記憶装置。 - 【請求項23】 前記ホストブロックの各々は、208810バイトのデータ
を含むとともに、前記ディスクブロックの各々は、51210バイトのデータを含
み、更に、前記ホストアダプタは、 i) ホストブロックを前記バッファ内の連続した記憶場所に転送す
る手段、 ii) 前記入出力要求を前記キャッシュメモリー内に転送する手段、 iii) 前記ホストデータブロックに対するCRCコードを生成する手
段、及び iv) 前記CRCコードを前記バッファ内の前記ホストデータブロッ
クのデータに付与する手段を備えたことを特徴とする請求項21に記載の磁気デ
ィスク記憶装置。 - 【請求項24】 前記磁気ディスク記憶装置は、その内部の記憶場所をディ
スクセクタ番号によってアドレス指定し、更に、前記ディスクアダプタは、 i) 前記キャッシュメモリーに記憶された書き込み要求を解読する
手段、 ii) 前記ディスクブロック番号からディスクセクタ番号を算出する
手段、 iii) 前記データ、CRCコード、ディスクセクタ番号を含む前記ホ
ストブロックを、連続したディスクブロックとして前記バッファから前記磁気デ
ィスク記憶装置に転送する手段、及び iv) 前記書き込み動作の完了を通知する手段を備えたことを特徴と
する請求項23に記載の磁気ディスク記憶装置。 - 【請求項25】 前記ホストブロックの各々は、208810バイトのデータ
を含とともに、前記ディスクブロックの各々は、51210バイトのデータを含み
、更に、前記ホストアダプタが読み取り要求を処理するようにされており、且つ
、前記ホストアダプタは、 i) 前記読み取り要求を前記キャッシュメモリー内に転送する手段、
及び ii) 前記読み取り要求によって指定されたデータのみを、ホストブロ
ックとして前記バッファから取り出す手段を備えたことを特徴とする請求項21
に記載の磁気ディスク記憶装置。 - 【請求項26】 前記付加的に処理するディスクアダプタは、 i) 前記読み取り要求に応答して前記磁気ディスク記憶装置にアク
セスする必要性を判定する手段、 ii) 前記キャッシュメモリー内の前記読み取り要求を解読する手段
、 iii) 前記対応するホストブロック及びCRCコードのためのデータ
を含む連続する5つのディスクブロックを、前記磁気ディスク記憶装置から前記
バッファに転送する手段、及び iv) 前記書き込み動作の完了を通知する手段を備えたことを特徴と
する請求項25に記載の磁気ディスク記憶装置。
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