JP2001209577A - 情報記録再生装置 - Google Patents

情報記録再生装置

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JP2001209577A
JP2001209577A JP2000348861A JP2000348861A JP2001209577A JP 2001209577 A JP2001209577 A JP 2001209577A JP 2000348861 A JP2000348861 A JP 2000348861A JP 2000348861 A JP2000348861 A JP 2000348861A JP 2001209577 A JP2001209577 A JP 2001209577A
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memory
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data
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JP2000348861A
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Giichi Yamamoto
義一 山本
Hiroyuki Yabuno
寛之 藪野
Kenji Takauchi
健次 高内
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホストコンピュータからのアクセスパターン
に関わらずに、キャッシュメモリを最大限に有効利用で
きるキャッシュ方式を用いた情報記録再生装置および記
録再生制御装置およびデータ記録再生制御方法を提供す
る。 【解決手段】 情報記録再生装置は、ホストコンピュー
タから転送された書き込みデータを受け取るデータ転送
コントローラと、複数のセグメントに分割され、前記転
送コントローラが受け取った前記書き込みデータを一時
的に保持するキャッシュデータメモリと、前記セグメン
トの論理的な接続状態を表す接続情報を格納するセグメ
ント接続情報メモリと、前記キャッシュデータメモリに
保持される前記書き込みデータを管理するバッファメモ
リコントローラと、前記キャッシュデータメモリに保持
される前記書き込みデータを記録媒体へ記録する記録再
生コントローラとを備え、前記バッファメモリコントロ
ーラは、前記セグメントの論理的な前記接続状態を変化
させるように前記接続情報を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タと記録媒体との間でデータを転送する際に、転送デー
タを一時的にキャッシュメモリに格納することにより記
録再生処理の高速化を図る情報記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータの外部記憶装置とし
て使用されている光ディスク装置などの情報記録再生装
置においては、記録媒体に対するデータの書き込みや読
み出しはホストコンピュータとの間の転送速度よりも低
速となる。このため、近年では、情報記録再生装置内に
一時的なデータの格納場所であるキャッシュメモリを設
け、このキャッシュメモリを介してデータを転送するこ
とにより、記録処理や再生処理の高速化を図ったものが
一般的になっている。
【0003】このようなキャッシュメモリを備えた情報
記録再生装置では、ホストコンピュータからデータの読
み出し要求があった場合には、要求されたデータを記録
媒体から読み出すとともに、さらに先のデータを先読み
する、いわゆるリードアヘッド方式のキャッシュを行っ
ている。
【0004】ホストコンピュータからデータの書き込み
要求があった場合には、書き込むデータをキャッシュメ
モリに格納した時点でホストコンピュータに書き込み終
了の応答を返し、そのあとでキャッシュメモリに格納し
たデータを記録媒体へ書き込むようにした、いわゆるラ
イトバック方式のキャッシュを行っている。
【0005】このような情報記録再生装置では、一般に
キャッシュメモリを連続的に繰り返して使用するリング
バッファ方式を用いているため、記録媒体上の単一の連
続する領域からの読み出し、および、単一の連続する領
域への書き込みに関してはキャッシュの効果があるもの
の、記録媒体上の連続しない複数の領域へのアクセスが
交互に起こるような場合には十分なキャッシュの効果が
得られないという問題があった。
【0006】そこで、キャッシュメモリを複数のリング
バッファに分割して使用する方式が考えられている。こ
のような複数のリングバッファを用いたキャッシュ方
式、例えば、2つのリングバッファを使用した場合に
は、記録媒体上の離れた2箇所の領域に対するアクセス
が交互に発生するような場合でもキャッシュの効果が得
られ処理速度を向上させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、キャッシュ
メモリを複数のリングバッファに分割すると、リングバ
ッファの個数がアクセスしている記録媒体上の連続しな
い複数の領域の数よりも少ないときには、すべての領域
をリングバッファに対応させることができないためキャ
ッシュの効果が低下する。逆に、リングバッファの個数
がアクセスしている記録媒体上の連続しない複数の領域
の数よりも多いときには、使用されないリングバッファ
が発生するのでキャッシュメモリを有効に利用すること
ができなくなる。従って、複数のリングバッファを使用
したキャッシュ方式では、複数のリングバッファの個数
と個々のリングバッファのサイズとホストコンピュータ
からのアクセスパターン(単一の連続する領域へのアク
セスか、連続しない複数の領域へのアクセスか)とによ
っては十分なキャッシュの効果が得られないという問題
点がある。
【0008】本発明は、この点に鑑みなされたもので、
ホストコンピュータからのアクセスパターンに関わらず
に、キャッシュメモリを最大限に有効利用できるキャッ
シュ方式を用いた情報記録再生装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報記録再
生装置は、ホストコンピュータから転送された書き込み
データを受け取るデータ転送コントローラと、複数のセ
グメントに分割され、前記転送コントローラが受け取っ
た前記書き込みデータを一時的に保持するキャッシュデ
ータメモリと、前記セグメントの論理的な接続状態を表
す接続情報を格納するセグメント接続情報メモリと、前
記キャッシュデータメモリに保持される前記書き込みデ
ータを管理するバッファメモリコントローラと、前記キ
ャッシュデータメモリに保持される前記書き込みデータ
を記録媒体へ記録する記録再生コントローラとを備え、
前記バッファメモリコントローラは、前記セグメントの
前記論理的な接続状態を変化させるように前記接続情報
を更新し、そのことにより上記目的が達成される。
【0010】前記複数のセグメントは、前記バッファメ
モリコントローラは、前記書き込みデータを処理するの
に十分な数の未使用セグメントを確保するように、使用
中セグメントを前記未使用セグメントに変更し、前記バ
ッファメモリコントローラは、前記未使用セグメントを
論理的に接続するように前記接続情報を更新してもよ
い。
【0011】前記バッファメモリコントローラは、論理
ブロックアドレス(LBA)が連続する前記書き込みデ
ータを保持する前記複数のセグメントが論理的に接続さ
れるように前記接続情報を更新してもよい。
【0012】前記記録再生コントローラは、前記論理的
に接続される複数のセグメントに保持され、前記論理ブ
ロックアドレス(LBA)が連続する前記書き込みデー
タを前記記録媒体にまとめて記録してもよい。
【0013】前記セグメント接続情報メモリは、前記接
続情報を単方向リストとして格納してもよい。
【0014】前記セグメント接続情報メモリは、前記接
続情報を双方向リストとして格納してもよい。
【0015】前記情報記録再生装置は、前記キャッシュ
データメモリに保持した前記書き込みデータの管理情報
を前記セグメント毎に格納するキャッシュ管理情報メモ
リをさらに備えてもよい。
【0016】前記管理情報は、前記セグメントに有効な
データが格納されている場合にセットされる有効データ
フラグと、前記セグメントに未だ前記記録媒体に書き込
みを行っていない未書き込みのデータが格納されている
場合にセットされるダーティフラグとを含んでもよい。
【0017】前記キャッシュデータメモリと前記セグメ
ント接続情報メモリと前記キャッシュ管理情報メモリと
の少なくとも2つは、単一のメモリとして構成されても
よい。
【0018】本発明に係る他の情報記録再生装置は、ホ
ストコンピュータから転送された読み出し要求を受け取
るデータ転送コントローラと、前記読み出し要求に対応
する読み出しデータを前記記録媒体から読み出す記録再
生コントローラと、複数のセグメントに分割され、前記
記録再生コントローラにより再生された前記読み出しデ
ータを一時的に保持するキャッシュデータメモリと、前
記セグメントの論理的な接続状態を表す接続情報を格納
するセグメント接続情報メモリと、前記キャッシュデー
タメモリに保持される前記読み出しデータを管理するバ
ッファメモリコントローラとを備え、前記データ転送コ
ントローラは、前記キャッシュデータメモリに保持され
る前記読み出しデータを前記ホストコンピュータへ転送
し、前記バッファメモリコントローラは、前記セグメン
トの論理的な接続状態を変化させるように前記接続情報
を更新し、そのことにより上記目的が達成される。
【0019】前記複数のセグメントは、前記バッファメ
モリコントローラは、前記読み出しデータを処理するの
に十分な数の未使用セグメントを確保するように、使用
中セグメントを前記未使用セグメントに変更し、前記バ
ッファメモリコントローラは、前記未使用セグメントを
論理的に接続するように前記接続情報を更新してもよ
い。
【0020】前記セグメント接続情報メモリは、前記接
続情報を単方向リストとして格納してもよい。
【0021】前記セグメント接続情報メモリは、前記接
続情報を双方向リストとして格納してもよい。
【0022】前記情報記録再生装置は、前記キャッシュ
データメモリに保持した前記読み出しデータの管理情報
を前記セグメント毎に格納するキャッシュ管理情報メモ
リをさらに備えてもよい。
【0023】前記管理情報は、前記セグメントに有効な
データが格納されている場合にセットされる有効データ
フラグと、前記セグメントに未だ前記記録媒体に書き込
みを行っていない未書き込みのデータが格納されている
場合にセットされるダーティフラグとを含んでもよい。
【0024】前記キャッシュデータメモリと前記セグメ
ント接続情報メモリと前記キャッシュ管理情報メモリと
の少なくとも2つは、単一のメモリとして構成されても
よい。
【0025】本発明に係るさらに他の情報記録再生装置
は、ホストコンピュータから転送された書き込みデータ
を受け取るデータ転送コントローラと、複数のセグメン
トに分割され、前記転送コントローラが受け取った前記
書き込みデータを一時的に保持するキャッシュデータメ
モリと、前記セグメントの分割状態を表す分割情報を格
納するセグメント分割情報メモリと、前記セグメントの
論理的な接続状態を表す接続情報を格納するセグメント
接続情報メモリと、前記キャッシュデータメモリに保持
される前記書き込みデータを管理するバッファメモリコ
ントローラと、前記キャッシュデータメモリに保持され
る前記書き込みデータを記録媒体へ記録する記録再生コ
ントローラとを備え、前記バッファメモリコントローラ
は、前記セグメントの前記分割状態と前記論理的な接続
状態とを変化させるように前記分割情報と前記接続情報
とをそれぞれ更新し、そのことにより上記目的が達成さ
れる。
【0026】前記複数のセグメントは、前記バッファメ
モリコントローラは、未使用セグメントの1つを前記書
き込みデータを処理するのに十分な大きさを有する第1
未使用セグメントと、第2未使用セグメントとに分割し
てもよい。
【0027】前記バッファメモリコントローラは、論理
ブロックアドレス(LBA)が連続する前記書き込みデ
ータを保持する前記複数のセグメントが論理的に接続さ
れるように前記接続情報を更新してもよい。
【0028】前記記録再生コントローラは、前記論理的
に接続される複数のセグメントに保持され、前記論理ブ
ロックアドレス(LBA)が連続する前記書き込みデー
タを前記記録媒体にまとめて記録してもよい。
【0029】前記セグメント接続情報メモリは、前記接
続情報を単方向リストとして格納してもよい。
【0030】前記セグメント接続情報メモリは、前記接
続情報を双方向リストとして格納してもよい。
【0031】前記情報記録再生装置は、前記キャッシュ
データメモリに保持した前記書き込みデータの管理情報
を前記セグメント毎に格納するキャッシュ管理情報メモ
リをさらに備えてもよい。
【0032】前記管理情報は、前記セグメントに有効な
データが格納されている場合にセットされる有効データ
フラグと、前記セグメントに未だ前記記録媒体に書き込
みを行っていない未書き込みのデータが格納されている
場合にセットされるダーティフラグとを含んでもよい。
【0033】前記キャッシュデータメモリとセグメント
分割情報メモリと前記セグメント接続情報メモリと前記
キャッシュ管理情報メモリとの少なくとも2つは、単一
のメモリとして構成されてもよい。
【0034】本発明に係るさらに他の情報記録再生装置
は、ホストコンピュータから転送された読み出し要求を
受け取るデータ転送コントローラと、前記読み出し要求
に対応する読み出しデータを前記記録媒体から読み出す
記録再生コントローラと、複数のセグメントに分割さ
れ、前記記録再生コントローラにより再生された前記読
み出しデータを一時的に保持するキャッシュデータメモ
リと、前記セグメントの分割状態を表す分割情報を格納
するセグメント分割情報メモリと、前記セグメントの論
理的な接続状態を表す接続情報を格納するセグメント接
続情報メモリと、前記キャッシュデータメモリに保持さ
れる前記読み出しデータを管理するバッファメモリコン
トローラとを備え、前記データ転送コントローラは、前
記キャッシュデータメモリに保持される前記読み出しデ
ータを前記ホストコンピュータへ転送し、前記バッファ
メモリコントローラは、前記セグメントの前記分割状態
と前記論理的な接続状態とを変化させるように前記分割
情報と前記接続情報とをそれぞれ更新し、そのことによ
り上記目的が達成される。
【0035】前記複数のセグメントは、前記バッファメ
モリコントローラは、未使用セグメントの1つを前記読
み出しデータを処理するのに十分な大きさを有する第1
未使用セグメントと、第2未使用セグメントとに分割し
てもよい。
【0036】前記セグメント接続情報メモリは、前記接
続情報を単方向リストとして格納してもよい。
【0037】前記セグメント接続情報メモリは、前記接
続情報を双方向リストとして格納してもよい。
【0038】前記情報記録再生装置は、前記キャッシュ
データメモリに保持した前記読み出しデータの管理情報
を前記セグメント毎に格納するキャッシュ管理情報メモ
リをさらに備えてもよい。
【0039】前記管理情報は、前記セグメントに有効な
データが格納されている場合にセットされる有効データ
フラグと、前記セグメントに未だ前記記録媒体に書き込
みを行っていない未書き込みのデータが格納されている
場合にセットされるダーティフラグとを含んでもよい。
【0040】前記キャッシュデータメモリと前記セグメ
ント分割情報メモリと前記セグメント接続情報メモリと
前記キャッシュ管理情報メモリとの少なくとも2つは、
単一のメモリとして構成されてもよい。
【0041】本発明に係るさらに他の情報記録再生装置
は、ホストコンピュータから転送された書き込みデータ
を受け取るデータ転送コントローラと、複数のセグメン
トに分割され、前記転送コントローラが受け取った前記
書き込みデータを一時的に保持するキャッシュデータメ
モリと、前記セグメントの論理的な接続状態を表す接続
情報を格納するセグメント接続情報メモリと、前記キャ
ッシュデータメモリに保持される前記書き込みデータを
管理するバッファメモリコントローラと、前記キャッシ
ュデータメモリに保持される前記書き込みデータを記録
媒体へ記録する記録再生コントローラとを備え、前記バ
ッファメモリコントローラは、前記セグメントの前記論
理的な接続状態を変化させるように前記接続情報を更新
し、前記書き込みデータは、同一のデータを所定の繰り
返し回数分繰り返す繰り返しデータを含み、前記記録再
生コントローラは、前記繰り返し回数を表す繰り返し回
数情報と前記接続情報とに基づいて前記キャッシュデー
タメモリに保持される前記書き込みデータを前記記録媒
体へ記録し、そのことにより上記目的が達成される。
【0042】前記繰り返し回数情報は、前記セグメント
接続情報メモリに格納されてもよい。
【0043】キャッシュデータメモリは、前記繰り返し
データのうち1つの前記同一のデータのみを保持しても
よい。
【0044】本発明に係る情報記録再生装置は、セグメ
ントの接続情報を格納するセグメント接続情報メモリを
備え、キャッシュデータメモリ内のセグメント接続状態
を論理的に変化させることができる。
【0045】
【発明の実施の形態】実施の形態に係る情報記録再生装
置は、キャッシュデータメモリを複数のセグメントに分
割し、セグメントの接続を自由かつ動的に変化させるこ
とが可能である。このため、複数のリングバッファを構
成したり、リングバッファへセグメントを追加してリン
グバッファのサイズを増大させたり、リングバッファか
らセグメントを取り除いてリングバッファのサイズを縮
小したりすることができる。
【0046】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。
【0047】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における情報記録再生装置100の構成を示す。
情報記録再生装置100は、データ転送コントローラ1
01と、キャッシュデータメモリ102と、キャッシュ
管理情報メモリ103と、セグメント接続情報メモリ1
04と、記録再生コントローラ105と、バッファメモ
リコントローラ106とを含む。データ転送コントロー
ラ101は、ホストコンピュータ108とインタフェー
スケーブル109を介して接続され、SCSIやATA
(ATAPI)などによるコマンドのやり取りやデータ
の送受を制御(プロトコル制御)する。キャッシュデー
タメモリ102は、記録媒体107に記録するデータ、
あるいは、記録媒体107から読み出したデータを一時
的に格納する。図2は、nヶのセグメント201から構
成されたキャッシュデータメモリ102の例を示す。キ
ャッシュデータメモリ102は、複数のセグメント20
1から構成される。
【0048】キャッシュ管理情報メモリ103は、セグ
メント201に格納されているデータに関連する情報を
各セグメント201ごとに格納する。図3に示すよう
に、キャッシュ管理情報メモリ103には、各セグメン
ト毎に有効データフラグ301とダーティフラグ302
と論理ブロックアドレス(LBA)情報303とが格納
される。有効データフラグ301は、当該セグメントに
有効なデータが存在する場合にセットされる。ダーティ
フラグ302は、記録媒体107へ書き込みを行ってい
ない未書き込みのデータが当該セグメントに存在する場
合にセットされる。論理ブロックアドレス(LBA)情
報303は、記録媒体107上のどの論理ブロックアド
レス(LBA)に当該セグメントの対応するデータが格
納されているかを表す。
【0049】図4は、セグメント接続情報メモリ104
を単方向リストで構成したときの構成例を示す。図5
は、セグメント接続情報メモリ104を双方向リストで
構成したときの構成例を示す。セグメント接続情報メモ
リ104は、キャッシュデータメモリ102の各セグメ
ント201の接続情報を格納する。セグメント接続情報
メモリ104は例えば、単方向リストや双方向リストを
使用して構成できる。セグメント接続情報メモリ104
を単方向リストで構成したときの利点は、セグメント2
01の接続情報を格納するために必要な格納領域のサイ
ズを小さくできることである。一方、セグメント接続情
報メモリ104を双方向リストで構成したときの利点
は、セグメント201の接続情報を変更する場合、特
に、指定されたセグメントを取り除く場合の処理が容易
になることである。
【0050】図6は、セグメントの接続情報を更新して
指定セグメントを取り除く動作例を示す。図6を参照し
て、双方向リストを使用してセグメント接続情報メモリ
104を構成したときの指定セグメントを取り除く処理
を、セグメント1、セグメント5、セグメント2、セグ
メント4、セグメント3がこの順で接続されリングバッ
ファを構成している状態からセグメント5をリングバッ
ファから取り除く場合を例に説明する。
【0051】図6を参照して、まず、セグメント5の前
セグメント番号を参照することにより番号1を得て、セ
グメント1の次セグメント番号を番号5からセグメント
5の次セグメント番号である番号2に変更する。続い
て、セグメント5の次セグメント番号を参照することに
より番号2を得て、セグメント2の前セグメント番号を
番号5からセグメント5の前セグメント番号である番号
1に変更する。これでリングバッファからセグメント5
が取り除かれ、セグメント1、セグメント2、セグメン
ト4、セグメント3がこの順で繋がったリングバッファ
となる。
【0052】セグメントnの前セグメントをPrev
(n)、セグメントnの次セグメントをNext(n)
で表すと、セグメントpを取り除く処理は、一般に、N
ext(Prev(p))にNext(p)を格納し、
Prev(Next(p))にPrev(p)を格納す
るという処理になる。また、セグメントpの次にセグメ
ントqを挿入するときの処理は、Next(q)にNe
xt(p)を格納し、Prev(q)にpを格納し、N
ext(p)にqを格納するという手順になる。但し、
n、pおよびqは自然数とする。
【0053】再び図1を参照して、記録再生コントロー
ラ105は、記録媒体107から読み出したデータをキ
ャッシュデータメモリ102に格納したり、キャッシュ
データメモリ102に格納されたデータを記録媒体10
7に対して書き込む。バッファメモリコントローラ10
6は、例えば、中央処理装置などで構成され、キャッシ
ュデータを管理する。
【0054】図7は、実施の形態1に係る情報記録再生
100のリード処理を示すフローチャートである。ホス
トコンピュータ108から読み出し(リード)の要求が
あった場合の情報記録再生100の動作を図7のフロー
チャートを基に説明する。
【0055】ステップS701では、バッファメモリコ
ントローラ106は、ホストコンピュータ108からの
リード要求に対して未処理の残りブロックがあるかを判
定し、未処理の残りブロックがある場合にはステップS
702以降の処理を行う。また、未処理の残りブロック
がない場合は、リード処理を終了する。
【0056】ステップS702では、キャッシュ管理情
報メモリ103を参照してキャッシュデータメモリ10
2内にホストコンピュータ108から要求されている論
理ブロックアドレス(LBA)のデータがあるかを判定
し、キャッシュデータメモリ102内に該当するデータ
がある場合は、ステップS703に進んで、データ転送
コントローラ101は、キャッシュキャッシュデータメ
モリ102内の該当するデータをホストコンピュータ1
08に転送する。その後、ステップS709へ進む。
【0057】一方、ステップS702で、キャッシュデ
ータメモリ102内にホストコンピュータ108から要
求されている論理ブロックアドレス(LBA)のデータ
がないと判定した場合は、ステップS704で記録媒体
107から読み出すブロック数を算出する。この読み出
すブロック数は、ホストコンピュータ108から要求さ
れているブロック数と先読み(リードアヘッド)するブ
ロック数との和となる。読み出すブロック数を算出する
とステップS705へ進む。
【0058】ステップS705では、ステップS704
で求めた読み出すブロック数のデータを処理するのに十
分な未使用のセグメント201がキャッシュデータメモ
リ102内にあるかを判定する。この判定は、キャッシ
ュ管理情報メモリ103の有効データフラグ301を参
照することにより行う。すなわち、有効データフラグ3
01がセットされていないセグメントが未使用のセグメ
ントとなる。
【0059】ステップS705で十分な未使用のセグメ
ント201がない場合は、ステップS706に進み、使
用中のセグメントを未使用のセグメントに変更して、十
分な未使用のセグメントを確保する。未使用のセグメン
トに変更する使用中のセグメントの選択は、例えば、有
効データフラグ301がセットされた時刻の古いセグメ
ントの順、あるいは、ダーティフラグ302がセットさ
れていないセグメントを優先してセグメント番号の小さ
いもの順により行う。未使用のセグメントに変更する使
用中のセグメントを決定すると、キャッシュ管理情報メ
モリ103内の当該セグメントに対応するキャッシュ管
理情報を参照し、ダーティフラグ302がセットされて
いない場合は、有効データフラグ301をリセットして
未使用のセグメントに変更する。ダーティフラグ302
がセットされている場合は、当該セグメントのデータを
記録媒体107に書き込んだ後、ダーティフラグ302
と有効データフラグ301とをリセットして未使用セグ
メントに変更する。
【0060】ステップS705で十分な未使用のセグメ
ントがあると判定するか、ステップS706で十分な未
使用のセグメントが確保できると、ステップS707に
進み、セグメント接続情報メモリ104の内容を更新し
て、それら未使用のセグメントを論理的に接続する。そ
の後、ステップS708へ進む。
【0061】ステップS708では、記録再生コントロ
ーラ105を使用してステップS707で接続した未使
用のセグメントに記録媒体107からデータを読み出す
とともに、キャッシュ管理情報メモリ103内の当該セ
グメントに対応するキャッシュ管理情報を更新する。す
なわち、キャッシュ管理情報の有効データフラグ301
をセットし、記録媒体107のどの論理ブロックアドレ
ス(LBA)のデータを読み出したかをキャッシュ管理
情報の論理ブロックアドレス(LBA)情報303に格
納する。また、記録媒体107から読み出したデータが
ホストコンピュータ108から要求されているブロック
のデータである場合には、同時に、データ転送コントロ
ーラ101はホストコンピュータ108へそのデータを
転送する。
【0062】ステップS703、あるいは、ステップS
708の処理が終わるとステップS709に進み、処理
する残りのブロック数と次に処理する論理ブロックアド
レス(LBA)とを更新して、ステップS701へ戻
る。これらの処理を繰り返して残りのブロック数が0に
なりリード処理が終了するとデータ転送コントローラ1
01はホストコンピュータ108へ処理の終了を通知す
る。
【0063】次に、ホストコンピュータ108から書き
込み(ライト)の要求があった場合の動作を図8のフロ
ーチャートを基に説明する。
【0064】ステップS801では、ホストコンピュー
タ108からのライト要求に対して未処理の残りブロッ
クがあるかを判定し、未処理の残りブロックがある場合
にはステップS802以降の処理を行う。また、未処理
の残りブロックがない場合は、ライト処理を終了する。
【0065】ステップS802では、キャッシュ管理情
報メモリ103を参照してキャッシュデータメモリ10
2内にホストコンピュータ108から要求されている論
理ブロックアドレス(LBA)のデータがあるかを判定
し、キャッシュデータメモリ102内に該当するデータ
がある場合は、ステップS806に進む。
【0066】ステップS802でキャッシュデータメモ
リ102内にホストコンピュータ108から要求されて
いる論理ブロックアドレス(LBA)のデータがないと
判定した場合は、ステップS803でホストコンピュー
タ108から要求されているブロック数のデータを処理
するのに十分な未使用のセグメント201がキャッシュ
データメモリ102内にあるかを判定する。この判定方
法は、リード処理のステップS705と同様である。
【0067】ステップS803で十分な未使用のセグメ
ント201がない場合は、ステップS804に進み、使
用中のセグメントを未使用セグメントに変更して、十分
な未使用のセグメントを確保する。この処理は、リード
処理のステップS706と同様である。
【0068】ステップS803で十分な未使用セグメン
トがあると判定するか、ステップS804で十分な未使
用のセグメントが確保できると、ステップS805に進
み、セグメント接続情報メモリ104の内容を更新し
て、それら未使用のセグメントを接続する。その後、ス
テップS806へ進む。
【0069】ステップS806では、データ転送コント
ローラ101はホストコンピュータ108からキャッシ
ュデータメモリ102へデータを転送する。このときの
キャッシュデータメモリ102内の転送先セグメント
は、ステップS802でホストコンピュータ108から
要求されている論理ブロックアドレス(LBA)のデー
タがキャッシュデータメモリ102内にあると判定した
場合には(S802でYES)、そのデータが格納され
ているセグメントになる。ステップS802でキャッシ
ュデータメモリ102内にホストコンピュータ108か
ら要求されている論理ブロックアドレス(LBA)のデ
ータがないと判定した場合には(S802でNO)、転
送先セグメントはステップS805で接続されたセグメ
ントとなる。ホストコンピュータ108からキャッシュ
データメモリ102へのデータ転送が完了するとキャッ
シュ管理情報メモリ103の情報を更新する。すなわ
ち、キャッシュ管理情報の有効データフラグ301とダ
ーティフラグ302とをセットし、ホストコンピュータ
108から転送された論理ブロックアドレス(LBA)
の情報を論理ブロックアドレス(LBA)情報303に
格納する。これらの処理が終わるとステップS807へ
進む。
【0070】ステップS807では、処理する残りのブ
ロック数と次に処理する論理ブロックアドレス(LB
A)とを更新して、ステップS801へ戻る。これらの
処理を繰り返して残りのブロック数が0になりライト処
理が終了するとホストコンピュータ108へ処理の終了
を通知するとともに、処理の空き時間にキャッシュデー
タメモリ102内に転送されたデータで記録媒体107
に書き込まれていないデータ、すなわち、ダーティフラ
グ302がセットされているセグメント201のデータ
を記録再生コントローラ105は記録媒体107へ書き
込む。
【0071】ここで、実施の形態1における具体的な動
作例を説明する。図9を参照して、キャッシュデータメ
モリ102を1セグメント当たり16ブロックのデータ
が保持できるサイズの8個のセグメントに分割した場合
を考える。
【0072】ホストコンピュータ108から5つのライ
ト要求(論理ブロックアドレス(LBA)=0からの3
2ブロック、論理ブロックアドレス(LBA)=200
からの16ブロック、論理ブロックアドレス(LBA)
=32からの32ブロック、論理ブロックアドレス(L
BA)=500からの16ブロック、論理ブロックアド
レス(LBA)=64からの16ブロック)を受理した
場合、キャッシュデータメモリ102には図9に示すよ
うにホストコンピュータ108からライト要求があった
データが格納される。
【0073】図10に示すように、その後、セグメント
接続情報メモリ104の内容を更新して、セグメント番
号1のセグメントとセグメント番号2のセグメントとに
格納された論理ブロックアドレス(LBA)=0からの
32ブロックと、セグメント番号4のセグメントとセグ
メント番号5のセグメントとに格納された論理ブロック
アドレス(LBA)=32からの32ブロックと、セグ
メント番号7のセグメントに格納された論理ブロックア
ドレス(LBA)=64からの16ブロックのデータと
を接続して論理ブロックアドレス(LBA)=0からの
80ブロック(=32ブロック+32ブロック+16ブ
ロック)のデータにする。記録再生コントローラ105
は、論理ブロックアドレス(LBA)=0からの80ブ
ロックのデータを記録媒体107に連続して書き込む。
記録再生コントローラ105は、セグメント番号3のセ
グメントに格納された論理ブロックアドレス(LBA)
=200からの16ブロックのデータ、および、セグメ
ント番号6のセグメントに格納された論理ブロックアド
レス(LBA)=500からの16ブロックのデータも
記録媒体107に書き込む。
【0074】このように、論理ブロックアドレス(LB
A)が連続するデータが分断されてホストコンピュータ
108から転送される場合でも、転送されたデータを未
使用のセグメントに格納したのち、セグメントの接続状
態を動的に変化させて、論理ブロックアドレス(LB
A)の連続するデータが論理的に繋がるようにすること
で、キャッシュデータメモリ102を最大限に有効利用
した記録動作をすることが可能である。
【0075】なお、実施の形態1では、キャッシュデー
タメモリ102とキャッシュ管理情報メモリ103とセ
グメント接続情報メモリ104とを別のメモリとして説
明したが、本発明はこれに限定されない。キャッシュデ
ータメモリ102とキャッシュデータ管理情報メモリ1
03とセグメント接続情報メモリ104との少なくとも
2つは単一のメモリとして構成しても良い。
【0076】(実施の形態2)図11は、本発明の実施
の形態2における情報記録再生装置1100の構成を示
す。情報記録再生装置1100は、データ転送コントロ
ーラ101と、キャッシュデータメモリ102と、キャ
ッシュ管理情報メモリ103と、セグメント接続情報メ
モリ104と、記録再生コントローラ105と、バッフ
ァメモリコントローラ106とセグメント分割情報メモ
リ1104とを含む。実施の形態1で図1を参照して前
述した情報記録再生装置100と異なる点は、セグメン
ト分割情報メモリ1104を含む点である。実施の形態
1の情報記録再生装置100と同一の構成要素には同一
の参照符号を付している。これらの構成要素についての
詳細な説明は省略する。
【0077】キャッシュデータメモリ102は、記録媒
体107に記録するデータ、あるいは、記録媒体107
から読み出したデータを一時的に格納する。キャッシュ
データメモリ102は、複数の異なるサイズのセグメン
トに分割され得る。
【0078】図12は、セグメント分割情報メモリ11
04のセグメント分割情報の内容を示す。セグメント分
割情報メモリ1104には、キャッシュデータメモリ1
02の各セグメントごとにセグメントの分割状態を示す
セグメント分割情報1201が格納される。セグメント
分割情報1201は、バッファアドレス1202とセグ
メントサイズ1203とを含む。セグメントの分割状態
は、バッファメモリコントローラ106によって、ホス
トコンピュータ108からのリード要求、および、ライ
ト要求に基づいて、動的に変化する。
【0079】図13に示すフローチャートを参照して、
ホストコンピュータ108からリードの要求があった場
合の動作を説明する。図13のフローチャートは、実施
の形態1においてリードの要求があった場合の動作を説
明する図7に示すフローチャートとステップS1307
が異なっているだけでその他の処理は図7のフローチャ
ートと同じである。従って、ステップS1307の処理
内容のみ説明する。
【0080】ステップS1307では、まず、バッファ
メモリコントローラ106は、ステップS704で算出
された読み出すブロック数のデータを格納したときにセ
グメントのすべてがデータで満たされずに空きができる
ような未使用のセグメントをデータが満たされる部分と
データが満たされない部分に分割する。例えば、80ブ
ロック分のデータが格納できる未使用のセグメントに対
して32ブロック分のデータを格納する場合には、32
ブロック分のデータが格納できるセグメントと48ブロ
ック分のデータが格納できるセグメントとに未使用のセ
グメントを分割する。このセグメントの分割処理は、セ
グメント分割情報メモリ1104の内容を更新すること
で行う。その後、セグメント接続情報メモリ104の内
容を更新して、未使用のセグメントを接続してステップ
S708に進む。
【0081】図14に示すフローチャートを参照して、
ホストコンピュータ108からライトの要求があった場
合の動作を説明する。図14のフローチャートは、実施
の形態1においてライトの要求があった場合の動作を説
明する図8に示すフローチャートとステップS1405
が異なっているだけでその他の処理は図8のフローチャ
ートと同じである。従って、ステップS1405の処理
内容のみ説明する。
【0082】ステップS1405では、まず、ホストコ
ンピュータ108から転送するデータをキャッシュデー
タメモリ102に格納した時にセグメントすべてがデー
タで満たされずに空きができるような未使用のセグメン
トをデータが満たされる部分とデータが満たされない部
分とに分割する。このセグメントの分割処理は、セグメ
ント分割情報メモリ1104の内容を更新することで行
う。その後、セグメント接続情報メモリ104の内容を
更新して、未使用のセグメントを接続してステップS8
06に進む。
【0083】ここで、実施の形態2における情報記録再
生装置1100の具体的な動作例を説明する。図15
は、実施の形態2においてライト動作時にキャッシュデ
ータメモリ102へデータを格納する例を示す。
【0084】まず、初期状態としてキャッシュデータメ
モリ102全体が1つの未使用セグメント(セグメント
番号1)であったとする。そして、ホストコンピュータ
108から5つのライト要求(即ち、論理ブロックアド
レス(LBA)=0から32ブロック、論理ブロックア
ドレス(LBA)=200から16ブロック、論理ブロ
ックアドレス(LBA)=32から32ブロック、論理
ブロックアドレス(LBA)=500から16ブロック
および論理ブロックアドレス(LBA)=64から16
ブロック)を受理したときの動作を考える。このとき、
セグメント分割情報メモリ1104のセグメント分割情
報とセグメント内のデータの内容とは図15に示すよう
に変化する。
【0085】図15を参照して、まず、論理ブロックア
ドレス(LBA)=0から32ブロックのデータのライ
ト要求がホストコンピュータ108から転送されると、
セグメント番号1のセグメントはセグメント番号1のセ
グメントと、セグメント番号2のセグメントとに分割さ
れる。論理ブロックアドレス(LBA)=0から32ブ
ロックのデータは、セグメント番号1のセグメントに格
納される。次に、論理ブロックアドレス(LBA)=2
00から16ブロックのデータのライト要求がホストコ
ンピュータ108から転送されると、セグメント番号2
のセグメントはセグメント番号2のセグメントと、セグ
メント番号3のセグメントとに分割される。論理ブロッ
クアドレス(LBA)=200から16ブロックのデー
タは、セグメント番号2のセグメントに格納される。
【0086】さらに、論理ブロックアドレス(LBA)
=32から32ブロックのデータのライト要求がホスト
コンピュータ108から転送されると、セグメント番号
3のセグメントはセグメント番号3のセグメントと、セ
グメント番号4のセグメントとに分割される。論理ブロ
ックアドレス(LBA)=32から32ブロックのデー
タは、セグメント番号3のセグメントに格納される。論
理ブロックアドレス(LBA)=500から16ブロッ
クのデータのライト要求がホストコンピュータ108か
ら転送されると、セグメント番号4のセグメントはセグ
メント番号4のセグメントと、セグメント番号5のセグ
メントとに分割される。論理ブロックアドレス(LB
A)=500から16ブロックのデータは、セグメント
番号4のセグメントに格納される。論理ブロックアドレ
ス(LBA)=64から16ブロックのデータのライト
要求がホストコンピュータ108から転送されると、セ
グメント番号5のセグメントはセグメント番号5のセグ
メントと、セグメント番号6のセグメントとに分割され
る。論理ブロックアドレス(LBA)=64から16ブ
ロックのデータは、セグメント番号5のセグメントに格
納される。
【0087】図16に示すように、セグメント番号1の
セグメントとセグメント番号3のセグメントとセグメン
ト番号5のセグメントとを接続するように、セグメント
接続情報メモリ104内のセグメントの接続情報を更新
する。記録再生コントローラ105は、論理ブロックア
ドレス(LBA)=0からの80ブロックのデータを記
録媒体107に連続して書き込む。即ち、記録再生コン
トローラ105は、セグメント番号1のセグメントに格
納された論理ブロックアドレス(LBA)=0から32
ブロックのデータ、セグメント番号3のセグメントに格
納された論理ブロックアドレス(LBA)=32から3
2ブロックのデータおよびセグメント番号5のセグメン
トに格納された論理ブロックアドレス(LBA)=64
から16ブロックのデータを記録媒体107に連続して
書き込む。
【0088】記録再生コントローラ105は、セグメン
ト番号2のセグメントに格納された論理ブロックアドレ
ス(LBA)=200からの16ブロックのデータおよ
びセグメント番号4のセグメントに格納された論理ブロ
ックアドレス(LBA)=500からの16ブロックの
データも記録媒体107に書き込む。
【0089】このように、実施の形態2においては、ホ
ストコンピュータ108から1つのライト要求で転送さ
れるデータを単一のセグメントとして管理することがで
き、セグメントの接続情報の更新処理が単純化できると
いう利点がある。
【0090】なお、実施の形態2では、キャッシュデー
タメモリ102とキャッシュデータ管理情報メモリ10
3とセグメント接続情報メモリ104とセグメント分割
情報メモリ1104とを別のメモリとして説明したが、
本発明はこれに限定されない。キャッシュデータメモリ
102とキャッシュデータ管理情報メモリ103とセグ
メント接続情報メモリ104とセグメント分割情報メモ
リ1104との少なくとも2つは単一のメモリとして構
成しても良い。
【0091】(実施の形態3)図17は、実施の形態3
におけるライト処理の動作を示すフローチャートであ
る。実施の形態3に係る情報記録再生装置は、実施の形
態1に係る情報記録再生装置100と同一である。実施
の形態3は、セグメントの繰り返し回数情報を用いてラ
イト処理を実行する点で実施の形態1と異なる。
【0092】図17を参照して、S1701でキャッシ
ュデータメモリ102上に図18で後述するデータを格
納する。S1702でセグメントの接続情報をセグメン
ト接続情報メモリ104に設定し、セグメントの繰り返
し回数情報をセグメント接続情報メモリ104に設定す
る。S1703でセグメント接続情報メモリ104に設
定されたセグメントの接続情報とセグメント接続情報メ
モリ104に設定されたセグメントの繰り返し回数情報
とに基づいて、キャッシュデータメモリ102上のデー
タを記録媒体107に記録する。
【0093】図18は、実施の形態3における記録媒体
に記録するデータの例の説明図である。図18におい
て、Aで表される5つのブロックのデータはすべて同一
であり、Bで表される3つのブロックのデータはすべて
同一である。
【0094】図19は、実施の形態3におけるライト動
作時のキャッシュデータメモリ102の内容の例を示す
図である。図19に示すように、キャッシュデータメモ
リ102にはAで表されるデータが1ブロック分、Bで
表されるデータが1ブロック分格納される。
【0095】図20は、実施の形態3におけるライト動
作時のセグメント接続の例を示す。図20に示すよう
に、セグメント番号1のセグメントの繰り返し回数を5
に設定し、セグメント番号2のセグメントの繰り返し回
数を3に設定する。各セグメントの繰り返し回数は、図
21および図22に示すように、セグメント接続情報メ
モリ104に設定される。セグメントの各繰り返し回数
は、キャッシュ管理情報メモリ103に設定されてもよ
い。セグメントの接続状態をセグメント番号1のセグメ
ントの次がセグメント番号2のセグメントになるように
セグメント接続情報メモリ104に設定する。
【0096】以上の設定が完了したら、記録媒体107
への記録を開始する。セグメント接続情報メモリ104
に設定されたセグメントの繰り返し回数情報とセグメン
トの接続情報とに基づいて、セグメント番号1のセグメ
ントのデータ(Aで表されるデータ)を5回繰り返して
記録した後、セグメント番号2のセグメントのデータ
(Bで表されるデータ)を3回繰り返して記録する。
【0097】このように実施の形態3によれば、キャッ
シュデータメモリ102上に同一のデータを複数個格納
する必要がなくなるので、キャッシュデータメモリ10
2を有効に利用することができる。
【0098】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、キャッシ
ュメモリを使用する情報記録再生システムにおいて、キ
ャッシュ領域を複数のセグメントに分割し、分割された
セグメントの接続を動的に変化させるので、ホストコン
ピュータからのアクセスパターンに関わらずに、キャッ
シュメモリを最大限に有効利用できるキャッシュ方式を
用いた情報記録再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る情報記録再生装置
の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1におけるキャッシュデー
タメモリのセグメント分割を示す図
【図3】本発明の実施の形態1におけるキャッシュ管理
情報メモリの各キャッシュ管理情報の内容を示す図
【図4】本発明の実施の形態1におけるセグメント接続
情報メモリを単方向リストで構成した例を示す図
【図5】本発明の実施の形態1におけるセグメント接続
情報メモリを双方向リストで構成した例を示す図
【図6】本発明の実施の形態1におけるセグメントの接
続情報を更新して指定セグメントを取り除く動作例を示
す図
【図7】本発明の実施の形態1におけるリード処理の動
作を示すフローチャート
【図8】本発明の実施の形態1におけるライト処理の動
作を示すフローチャート
【図9】本発明の実施の形態1におけるライト動作時の
キャッシュデータメモリの内容の例を示す図
【図10】本発明の実施の形態1におけるライト動作時
のセグメント接続の例を示す図
【図11】本発明の実施の形態2の構成を示すブロック
【図12】本発明の実施の形態2におけるセグメント分
割情報メモリの各セグメント分割情報の内容を示す図
【図13】本発明の実施の形態2におけるリード処理の
動作を示すフローチャート
【図14】本発明の実施の形態2におけるライト処理の
動作を示すフローチャート
【図15】本発明の実施の形態2におけるライト動作時
のキャッシュデータメモリへのデータ格納の例を示す図
【図16】本発明の実施の形態2におけるライト動作時
のセグメント接続の例を示す図
【図17】本発明の実施の形態3におけるライト処理の
動作を示すフローチャート
【図18】本発明の実施の形態3における記録媒体に記
録するデータの例の説明図
【図19】本発明の実施の形態3におけるライト動作時
のキャッシュデータメモリの内容の例を示す図
【図20】本発明の実施の形態3におけるライト動作時
のセグメント接続の例を示す図
【図21】本発明の実施の形態3におけるセグメント接
続情報メモリを単方向リストで構成した例を示す図
【図22】本発明の実施の形態3におけるセグメント接
続情報メモリを双方向リストで構成した例を示す図
【符号の説明】
101 データ転送コントローラ 102 キャッシュデータメモリ 103 キャッシュ管理情報メモリ 104 セグメント接続情報メモリ 105 記録再生コントローラ 106 バッファメモリコントローラ 107 記録媒体 1104 セグメント分割情報メモリ

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータから転送された書き
    込みデータを受け取るデータ転送コントローラと、 複数のセグメントに分割され、前記転送コントローラが
    受け取った前記書き込みデータを一時的に保持するキャ
    ッシュデータメモリと、 前記セグメントの論理的な接続状態を表す接続情報を格
    納するセグメント接続情報メモリと、 前記キャッシュデータメモリに保持される前記書き込み
    データを管理するバッファメモリコントローラと、 前記キャッシュデータメモリに保持される前記書き込み
    データを記録媒体へ記録する記録再生コントローラとを
    備え、 前記バッファメモリコントローラは、前記セグメントの
    前記論理的な接続状態を変化させるように前記接続情報
    を更新する情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記バッファメモリコントローラは、前
    記書き込みデータを処理するのに十分な数の未使用セグ
    メントを確保するように、使用中セグメントを前記未使
    用セグメントに変更し、 前記バッファメモリコントローラは、前記未使用セグメ
    ントを論理的に接続するように前記接続情報を更新す
    る、請求項1記載の情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】 前記バッファメモリコントローラは、論
    理ブロックアドレス(LBA)が連続する前記書き込み
    データを保持する前記複数のセグメントが論理的に接続
    されるように前記接続情報を更新する、請求項1記載の
    情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記記録再生コントローラは、前記論理
    的に接続される複数のセグメントに保持され、前記論理
    ブロックアドレス(LBA)が連続する前記書き込みデ
    ータを前記記録媒体にまとめて記録する、請求項3記載
    の情報記録再生装置。
  5. 【請求項5】 前記セグメント接続情報メモリは、前記
    接続情報を単方向リストとして格納する、請求項1記載
    の情報記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記セグメント接続情報メモリは、前記
    接続情報を双方向リストとして格納する、請求項1記載
    の情報記録再生装置。
  7. 【請求項7】 前記情報記録再生装置は、前記キャッシ
    ュデータメモリに保持した前記書き込みデータの管理情
    報を前記セグメント毎に格納するキャッシュ管理情報メ
    モリをさらに備える、請求項1記載の情報記録再生装
    置。
  8. 【請求項8】 前記管理情報は、前記セグメントに有効
    なデータが格納されている場合にセットされる有効デー
    タフラグと、 前記セグメントに未だ前記記録媒体に書き込みを行って
    いない未書き込みのデータが格納されている場合にセッ
    トされるダーティフラグとを含む、請求項7記載の情報
    記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記キャッシュデータメモリと前記セグ
    メント接続情報メモリと前記キャッシュ管理情報メモリ
    との少なくとも2つは、単一のメモリとして構成され
    る、請求項1記載の情報記録再生装置。
  10. 【請求項10】 ホストコンピュータから転送された読
    み出し要求を受け取るデータ転送コントローラと、 前記読み出し要求に対応する読み出しデータを前記記録
    媒体から読み出す記録再生コントローラと、 複数のセグメントに分割され、前記記録再生コントロー
    ラにより再生された前記読み出しデータを一時的に保持
    するキャッシュデータメモリと、 前記セグメントの論理的な接続状態を表す接続情報を格
    納するセグメント接続情報メモリと、 前記キャッシュデータメモリに保持される前記読み出し
    データを管理するバッファメモリコントローラとを備
    え、 前記データ転送コントローラは、前記キャッシュデータ
    メモリに保持される前記読み出しデータを前記ホストコ
    ンピュータへ転送し、 前記バッファメモリコントローラは、前記セグメントの
    論理的な接続状態を変化させるように前記接続情報を更
    新する情報記録再生装置。
  11. 【請求項11】 前記バッファメモリコントローラは、
    前記読み出しデータを処理するのに十分な数の未使用セ
    グメントを確保するように、使用中セグメントを前記未
    使用セグメントに変更し、 前記バッファメモリコントローラは、前記未使用セグメ
    ントを論理的に接続するように前記接続情報を更新す
    る、請求項10記載の情報記録再生装置。
  12. 【請求項12】 前記セグメント接続情報メモリは、前
    記接続情報を単方向リストとして格納する、請求項10
    記載の情報記録再生装置。
  13. 【請求項13】 前記セグメント接続情報メモリは、前
    記接続情報を双方向リストとして格納する、請求項10
    記載の情報記録再生装置。
  14. 【請求項14】 前記情報記録再生装置は、前記キャッ
    シュデータメモリに保持した前記読み出しデータの管理
    情報を前記セグメント毎に格納するキャッシュ管理情報
    メモリをさらに備える、請求項10記載の情報記録再生
    装置。
  15. 【請求項15】 前記管理情報は、前記セグメントに有
    効なデータが格納されている場合にセットされる有効デ
    ータフラグと、 前記セグメントに未だ前記記録媒体に書き込みを行って
    いない未書き込みのデータが格納されている場合にセッ
    トされるダーティフラグとを含む、請求項14記載の情
    報記録再生装置。
  16. 【請求項16】 前記キャッシュデータメモリと前記セ
    グメント接続情報メモリと前記キャッシュ管理情報メモ
    リとの少なくとも2つは、単一のメモリとして構成され
    る、請求項10記載の情報記録再生装置。
  17. 【請求項17】 ホストコンピュータから転送された書
    き込みデータを受け取るデータ転送コントローラと、 複数のセグメントに分割され、前記転送コントローラが
    受け取った前記書き込みデータを一時的に保持するキャ
    ッシュデータメモリと、 前記セグメントの分割状態を表す分割情報を格納するセ
    グメント分割情報メモリと、 前記セグメントの論理的な接続状態を表す接続情報を格
    納するセグメント接続情報メモリと、 前記キャッシュデータメモリに保持される前記書き込み
    データを管理するバッファメモリコントローラと、 前記キャッシュデータメモリに保持される前記書き込み
    データを記録媒体へ記録する記録再生コントローラとを
    備え、 前記バッファメモリコントローラは、前記セグメントの
    前記分割状態と前記論理的な接続状態とを変化させるよ
    うに前記分割情報と前記接続情報とをそれぞれ更新する
    情報記録再生装置。
  18. 【請求項18】 前記バッファメモリコントローラは、
    未使用セグメントの1つを前記書き込みデータを処理す
    るのに十分な大きさを有する第1未使用セグメントと、
    第2未使用セグメントとに分割する、請求項17記載の
    情報記録再生装置。
  19. 【請求項19】 前記バッファメモリコントローラは、
    論理ブロックアドレス(LBA)が連続する前記書き込
    みデータを保持する前記複数のセグメントが論理的に接
    続されるように前記接続情報を更新する、請求項17記
    載の情報記録再生装置。
  20. 【請求項20】 前記記録再生コントローラは、前記論
    理的に接続される複数のセグメントに保持され、前記論
    理ブロックアドレス(LBA)が連続する前記書き込み
    データを前記記録媒体にまとめて記録する、請求項19
    記載の情報記録再生装置。
  21. 【請求項21】 前記セグメント接続情報メモリは、前
    記接続情報を単方向リストとして格納する、請求項17
    記載の情報記録再生装置。
  22. 【請求項22】 前記セグメント接続情報メモリは、前
    記接続情報を双方向リストとして格納する、請求項17
    記載の情報記録再生装置。
  23. 【請求項23】 前記情報記録再生装置は、前記キャッ
    シュデータメモリに保持した前記書き込みデータの管理
    情報を前記セグメント毎に格納するキャッシュ管理情報
    メモリをさらに備える、請求項17記載の情報記録再生
    装置。
  24. 【請求項24】 前記管理情報は、前記セグメントに有
    効なデータが格納されている場合にセットされる有効デ
    ータフラグと、 前記セグメントに未だ前記記録媒体に書き込みを行って
    いない未書き込みのデータが格納されている場合にセッ
    トされるダーティフラグとを含む、請求項23記載の情
    報記録再生装置。
  25. 【請求項25】 前記キャッシュデータメモリとセグメ
    ント分割情報メモリと前記セグメント接続情報メモリと
    前記キャッシュ管理情報メモリとの少なくとも2つは、
    単一のメモリとして構成される、請求項17記載の情報
    記録再生装置。
  26. 【請求項26】 ホストコンピュータから転送された読
    み出し要求を受け取るデータ転送コントローラと、 前記読み出し要求に対応する読み出しデータを前記記録
    媒体から読み出す記録再生コントローラと、 複数のセグメントに分割され、前記記録再生コントロー
    ラにより再生された前記読み出しデータを一時的に保持
    するキャッシュデータメモリと、 前記セグメントの分割状態を表す分割情報を格納するセ
    グメント分割情報メモリと、 前記セグメントの論理的な接続状態を表す接続情報を格
    納するセグメント接続情報メモリと、 前記キャッシュデータメモリに保持される前記読み出し
    データを管理するバッファメモリコントローラとを備
    え、 前記データ転送コントローラは、前記キャッシュデータ
    メモリに保持される前記読み出しデータを前記ホストコ
    ンピュータへ転送し、 前記バッファメモリコントローラは、前記セグメントの
    前記分割状態と前記論理的な接続状態とを変化させるよ
    うに前記分割情報と前記接続情報とをそれぞれ更新する
    情報記録再生装置。
  27. 【請求項27】 前記バッファメモリコントローラは、
    未使用セグメントの1つを前記読み出しデータを処理す
    るのに十分な大きさを有する第1未使用セグメントと、
    第2未使用セグメントとに分割する、請求項26記載の
    情報記録再生装置。
  28. 【請求項28】 前記セグメント接続情報メモリは、前
    記接続情報を単方向リストとして格納する、請求項26
    記載の情報記録再生装置。
  29. 【請求項29】 前記セグメント接続情報メモリは、前
    記接続情報を双方向リストとして格納する、請求項26
    記載の情報記録再生装置。
  30. 【請求項30】 前記情報記録再生装置は、前記キャッ
    シュデータメモリに保持した前記読み出しデータの管理
    情報を前記セグメント毎に格納するキャッシュ管理情報
    メモリをさらに備える、請求項26記載の情報記録再生
    装置。
  31. 【請求項31】 前記管理情報は、前記セグメントに有
    効なデータが格納されている場合にセットされる有効デ
    ータフラグと、 前記セグメントに未だ前記記録媒体に書き込みを行って
    いない未書き込みのデータが格納されている場合にセッ
    トされるダーティフラグとを含む、請求項30記載の情
    報記録再生装置。
  32. 【請求項32】 前記キャッシュデータメモリと前記セ
    グメント分割情報メモリと前記セグメント接続情報メモ
    リと前記キャッシュ管理情報メモリとの少なくとも2つ
    は、単一のメモリとして構成される、請求項26記載の
    情報記録再生装置。
  33. 【請求項33】 ホストコンピュータから転送された書
    き込みデータを受け取るデータ転送コントローラと、 複数のセグメントに分割され、前記転送コントローラが
    受け取った前記書き込みデータを一時的に保持するキャ
    ッシュデータメモリと、 前記セグメントの論理的な接続状態を表す接続情報を格
    納するセグメント接続情報メモリと、 前記キャッシュデータメモリに保持される前記書き込み
    データを管理するバッファメモリコントローラと、 前記キャッシュデータメモリに保持される前記書き込み
    データを記録媒体へ記録する記録再生コントローラとを
    備え、 前記バッファメモリコントローラは、前記セグメントの
    前記論理的な接続状態を変化させるように前記接続情報
    を更新し、 前記書き込みデータは、同一のデータを所定の繰り返し
    回数分繰り返す繰り返しデータを含み、 前記記録再生コントローラは、前記繰り返し回数を表す
    繰り返し回数情報と前記接続情報とに基づいて前記キャ
    ッシュデータメモリに保持される前記書き込みデータを
    前記記録媒体へ記録する情報記録再生装置。
  34. 【請求項34】 前記繰り返し回数情報は、前記セグメ
    ント接続情報メモリに格納される、請求項33記載の情
    報記録再生装置。
  35. 【請求項35】 キャッシュデータメモリは、前記繰り
    返しデータのうち1つの前記同一のデータのみを保持す
    る、請求項33記載の情報記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009199384A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Nec Corp データ処理装置
JP2010191983A (ja) * 2010-04-12 2010-09-02 Renesas Electronics Corp 記憶装置

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