JP2002516545A - Atm適応層2において部分ミニセルを効率的にスイッチングする方法及び装置 - Google Patents

Atm適応層2において部分ミニセルを効率的にスイッチングする方法及び装置

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JP2002516545A JP2000550284A JP2000550284A JP2002516545A JP 2002516545 A JP2002516545 A JP 2002516545A JP 2000550284 A JP2000550284 A JP 2000550284A JP 2000550284 A JP2000550284 A JP 2000550284A JP 2002516545 A JP2002516545 A JP 2002516545A
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バラニタラン スブビア
スドヒア エス デクジット
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ノキア ネットワークス オサケ ユキチュア
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、AAL2スイッチングネットワークにおいて残りの部分ミニセルを受信するための遅延を伴うことなく部分ミニセルをスイッチングする方法に係る。残りの部分ミニセルに識別コードが直接含まれ、これにより、部分ミニセルを完全なミニセルに再組立する必要なく部分ミニセルをルート指定する手段が形成される。ノードは、ATMセルのヘッダに識別コードを有する完全なミニセル、ATMセルのヘッダに識別コードを有する第1の部分ミニセル、及び識別コードが直接アタッチされた残りの部分ミニセルを受信する。各ミニセルは、それが完全なミニセル又は第1の部分ミニセルであるときにはATMセルのヘッダにおける識別コードに基づいて直ちに送信され、そしてそれが残りの部分ミニセルであるときにはミニセルに直接アタッチされた識別コードに基づいて送信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、一般に、ネットワーク通信に係り、より詳細には、ATM適応層2
において部分ミニセルを効率的にスイッチングするための方法及び装置に係る。
【0002】
【背景技術】
ATMは、ネットワーク通信システムにおけるブロードバンドISDNのため
の世界規格として選択されている。ATMシステムは、世界的な規模で実施され
そして急速に開発成長している。ATM技術は、公衆及び専用の両ブロードバン
ドネットワークにおいて重要な役割を担うように向けられている。AAL2は、
CCITTにより推奨されたAAL(ATM適応層)プロトコルの4つの形式、
即ちAAL1、AAL2、AAL3/4及びAAL5の1つである。一般的に、
AAL1により提供される層サービスは、ソースと行先との間で一定のビットレ
ートで情報を転送することを必要とする一定ビットレート(CBR)サービスで
ある。AAL2は、可変ビットレートでの情報の転送を与える。更に、ソースと
行き先との間にタイミング情報が転送される。ソースは可変ビットレートを発生
するので、セルが完全に充填されずそしてその充填レベルがセルごとに異なるこ
とが考えられる。AAL3/4は、ロスには敏感であるが、遅延には敏感でない
データの転送に使用される。AAL3/4は、接続指向及び無接続データ通信に
使用される。AAL3/4自体は、無接続サービスに要求される全ての機能を実
行するのではない。というのは、ルート指定及びネットワークアドレッシングの
ような機能は、ネットワーク層で実行されるからである。AAL5は、集中サブ
層(CPCS)の共通部分より下位の、僅かなオーバーヘッド及び良好なエラー
検出を伴うサービスを提供するように設計されている。
【0003】 AAL2シグナリングプロトコルは、ATM及びAAL2スイッチの両方より
成るネットワークにわたり2人のAAL2エンドユーザ間にスイッチ型AAL2
接続を確立することのできる方法を規定する。スタディ・グループ11−WP1
/Q6又はITU−Tにおける現在の活動は、このようなシグナリングプロトコ
ルに対する要求を特定することに集約される。AAL2シグナリングプロトコル
の重要な機能は、需要に応じる(SVC)か又は半永久的(PVC)であるAT
M仮想チャンネル接続(VCC)の連鎖において2つのAAL2エンドポイント
間にAAL2接続を確立することである。AAL2シグナリングプロトコルの幾
つかの基本的な要求は、AESAフォーマットをサポートするAAL2エンドシ
ステム間にAAL2接続を確立する能力、AAL2エンドシステム間にホップ・
バイ・ホップのルート指定メカニズムをサポートする能力、対応するマネージメ
ントエンティティに欠陥を指示する能力、及び異なるQoS要求でAAL2接続
を設定する能力を含む。
【0004】 ベースステーション(BS又はBTS)と移動交換センター(MSC)との間
のセルラートランキングのようなポイント/ポイントリンクに低ビットレート及
び遅延に敏感なトラフィックを搬送するAAL2の利点によりAAL2(ミニセ
ル)スイッチングが促進された。ミニセルスイッチングは、中間のトランスコー
ダ変換を回避することにより移動ユーザと移動及び布線ネットワークとの間に継
目のない接続を与えるので、多数のスイッチ売主により重要視されている。 AAL2スイッチングネットワークでは、各ユーザのピア対ピアチャンネルが
AAL2シグナリングを経て確立され、そしてユーザパケット(ミニセル)は、
ATMネットワークにおけるセルのようにスイッチされる。仮想経路指示子/仮
想チャンネル指示子(VPI/VCI)テーブルの拡張であるチャンネル識別子
(CID)マッピングテーブルは、AAL2スイッチングの考えられる解決策に
対して検討された多数の解決法の1つである。
【0005】 いかなる所与のノードにおいても。1つのVPI/VCI接続上に到来するC
IDは、AAL2シグナリング中に指定されたそれらの行先に基づいて異なるV
PI及びVCI上の出て行くCIDにマップされる。このCIDテーブル解決策
は、CIDの再使用性について動的で且つ効率的である。図11のテーブル11
00は、CIDテーブルの一例を示す。図11のテーブル1100において、到
来するVPI1102は、到来するVCI1104、到来するCID1106、
出て行くCID1108、出て行くVPI1110、出て行くVCI1112、
及びCID状態1114にマップされる。
【0006】 AAL2の主たる目標は、ATM環境において低ビットレート及び遅延に敏感
なアプリケーションをサポートすることである。AAL2スイッチングは、低ビ
ットレートのアプリケーションがAALスイッチングネットワークにわたってリ
ソースを共用して、効率を改善すると共に、プロトコル変換を回避できるように
する。ミニセルスイッチングにおける重要な考え方は、各中間ノードが、ATM
セルに埋め込まれたミニセルを抽出し、そしてそれらを、選択された経路で次の
ホップに属する異なるATMセルにおいてスイッチすることである。
【0007】 セルの組立プロセス中に、ミニセルのサイズが、部分的に充填されたATMセ
ルの残りのバイトより大きい場合には、使用可能なバイトを充填するようにミニ
セルが分割される。そのミニセルの残りの部分は、次のATMセルにおいて組み
立てられる。ATMセルを受信すると、ノードは、それに埋め込まれたミニセル
を抽出し、そしてノードは、それが部分ミニセルを見付けた場合に、残りの部分
を含む次のATMセルが同じリソースから到着するのを待機する。ノードは、こ
れら2つの部分に対して再組立を実行し、完全なミニセルを再形成する。再組立
されたミニセルは、次のホップへスイッチされる新たなATMにおいてAAL2
セル組立を受ける。
【0008】 この従来の解決策の主たる欠点は、選択された経路に沿った各中間ノードが、
その一部分を次のホップにスイッチングする前に、完全なミニセルの到着を待機
しなければならないことである。スイッチングの前に各中間ノードに完全なミニ
セルが到着するまでの待機時間は、遅延に敏感なトラフィックに対して付加的な
遅延を導入する。一般的に、端から端までの遅延は、タイマーCU値と、手前の
ノードにおける抑制遅延と、再組立遅延(PMSが使用されない場合)と、伝播
遅延との和である上限を有する。
【0009】 遅延は、ソースから行先までの選択された経路におけるノードの数に比例する
ことが容易に明らかである。データパケットのサイズは、音声パケットのサイズ
より遥かに大きく、中間ノードは、最後のバイトがソースから受け取られるまで
全ての情報を記憶するために大きなバッファをもつことが必要である。更に、各
中間ノードは、部分ミニセルの再組立を実行する能力をもつことが必要とされ、
これは、現在のATMネットワークでは行なわれていない。 従って、ATMのAAL2スイッチングネットワークにおいてミニセルをスイ
ッチングするための効率の高い装置が要望されることが明らかである。 又、完全なミニセルが再組立されるのを待機せずに部分セルをスイッチングで
きるようにする方法及び装置も要望されることが明らかである。
【0010】
【発明の開示】
上述した公知の制約を克服すると共に、本明細書を読んで理解したときに明ら
かとなる他の制約を克服するために、本発明は、残りの部分ミニセルを受信する
ための遅延を伴わずにAAL2スイッチングネットワークにおいて部分ミニセル
をスイッチングするための方法を提供する。 本発明は、残りの部分ミニセルに識別コードを直接与えて、部分ミニセルを完
全なミニセルへと再組立する必要なく部分ミニセルをルート指定する手段を設け
ることにより、上述した問題を解消する。
【0011】 本発明の原理に基づく方法は、ATMセルの流れを受け取り、ATMセルは、
ATMセルのヘッダに識別コードを有する完全なミニセルと、ATMセルのヘッ
ダに識別コードを有する第1の部分ミニセルと、識別コードが直接アタッチされ
た残りの部分ミニセルとを含むものであり、そしてミニセルが完全なミニセル又
は第1の部分ミニセルであるときにはATMセルのヘッダにおける識別コードに
基づいて各ミニセルを直ちに送信し、そしてミニセルが残りの部分ミニセルであ
るときには、ミニセルに直接アタッチされた識別コードに基づいて各ミニセルを
送信するという段階を含む。
【0012】 本発明の原理に基づくシステムの他の実施形態は、別の又は任意の付加的な特
徴を含む。本発明の1つのこのような特徴として、上記送信段階は、更に、現在
のATMセルに対する残りのペイロードのサイズを決定し、上記残りの部分ミニ
セルのサイズを決定し、そして上記残りのペイロードのサイズが残りの部分ミニ
セルのサイズより大きいときに現在ATMセルに残りの部分ミニセルを挿入する
という段階を含む。 本発明の別の特徴として、上記方法は、更に、ミニセルが完全なミニセルであ
るか、第1の部分ミニセルであるか又は残りの部分ミニセルであるかを決定する
段階を含む。 本発明の更に別の特徴として、上記決定段階は、更に、識別コードを識別コー
ドテーブルのエントリーと比較する段階を含む。
【0013】 本発明の更に別の特徴として、到来するVPIフィールドと、到来するVCI
フィールドと、到来するチャンネル識別子コードフィールドと、出て行くチャン
ネル識別子コードフィールドと、出て行くVPIフィールドと、出て行くVCI
フィールドと、チャンネル識別子コード状態フィールドと、パケットサイズフィ
ールドと、サイズ受信フィールドとを備えたチャンネル識別子テーブルが提供さ
れる。 本発明の特徴であるこれら及び他の種々の効果、並びに新規な特徴は、請求の
範囲に特に指摘する。しかしながら、本発明、その効果、及びその利用によって
達成される目的を良く理解するために、本発明の装置を例示した添付図面を参照
して、本発明を以下に詳細に説明する。添付図面には、対応部分が同じ参照番号
で示されている。
【0014】
【発明を実施するための最良の形態】
本発明が実施された特定の実施形態を示す添付図面を参照して本発明の好まし
い実施形態を以下に詳細に述べる。本発明の範囲から逸脱せずに構造変更がなさ
れ得るので、他の実施形態も使用できることを理解されたい。 本発明は、ATM適応層2スイッチング(AALS)ネットワークにおいて中
間ノードでのミニセルの再組立を回避する新たな装置を提供する。本発明は、完
全なミニセルが再組立されるのを待機せずに部分セルをスイッチングできるよう
にすることによりATMのAAL2スイッチングネットワークにおいてミニセル
をスイッチングするための効率の高い装置を提供する。次々のATMセルをまた
ぐミニセルの残り部分を識別するための付加的な単一オクテットCIDが与えら
れる。従って、再組立が回避され、これにより、遅延が小さくなり、遅延の変動
も小さくなり、帯域巾利用率が高くなり、バッファサイズが小さくなると共に、
ミニセルの誤った連結が排除される。
【0015】 図1は、オープンシステム相互接続(OSI)物理層100を示す。近代的な
ネットワークは、映像110、音声112、データファイル114、及び対話型
データ116のような多数の形式のトラフィックを取り扱いできねばならない。
ATM適応層120は、ユーザトラフィックをセルのフォーマットに適応させる
ことにより上位層にサービスを提供する標準プロトコルの集合体である。AAL
120は、集中サブ層(CS)と、区分化・再組立(SAR)サブ層(図示せず
)に分割される。ATM層130は、ATMセルを構成しそして処理するATM
プロトコルスタックモデル100の第2層である。又、ATM層130の機能は
、使用パラメータ制御(UPS)及びサービスクオリティのサポート(QoS)
クラスを含む。最後に、物理層140は、ATMプロトコル基準モデル100の
最下位層である。物理層140は、2つのサブ層、即ち送信集中(TC)及び物
理的媒体(PM)(図示せず)に再分化される。物理層140は、ATMデバイ
スを相互接続する物理的インターフェイスを経て送信されるATMセルを供給す
る。
【0016】 AAL2は、ATM環境において移動電話のような低ビットレートで且つ遅延
に敏感なアプリケーションをサポートするための新たなITU−T仕様である。
AAL2は、可変サイズのパケットをATMセルに効果的にパッキングすること
により多数のユーザが単一のATM接続を共用できるようにする。AAL2は、
サービス特有の集中特定層(SSCS)及び共通部分サブ層(CPS)に再分化
される。1997年9月にITU−Tにより承認されたCPS層は、異なるユー
ザからの可変サイズパケット(0−64バイト)をATMセルペイロードにおい
て組み立てて、同じATM仮想チャンネル接続(VCC)上に送信できるように
する。更に、パケットは、帯域巾利用を最大にするためにATMセル境界をまた
ぐことが許される。
【0017】 図2は、AAL2パケットフォーマット200を示す。図2において、CPS
パケットヘッダ201は、3バイト長さである。CIDフィールド202は、8
ビット長さであり、パケットに対するLLCを識別する。LIフィールド203
は、6ビットを含み、LLCパケットの長さを指示する。LIフィールド203
が現在のATMセルの端を越えて指示するときには、パケットがセル間で分割さ
れる。ユーザ対ユーザ指示フィールド204の5ビットは、ユーザ対ユーザ情報
を識別する。HECフィールド205は、5ビットを含み、パケットヘッダに対
するエラー検出を与える。
【0018】 又、図2には、AAL2 206のための典型的な共通部分サブ層パケットデ
ータユニット(CPS−PDU)も示されている。CPS−PDUスタートフィ
ールド(STF)ヘッダ208は、6ビットのオフセットフィールド(OSF)
210、シーケンスナンバー(SN)220及びパリティビット230を含む。
STF202は、長さが1バイトであり、各ATMセルペイロードの始めに生じ
る。図2に示すように、オフセットフィールド(OSF)210は、長さが6ビ
ットである。このOSF210は、手前のセルにおいてこのATM接続から(お
そらく)スタートして現在セルにおいて継続されているパケットの残りの長さを
指示する。従って、OSF210は、第1の新たなパケットのスタートを指し、
そしてパケット輪郭のロスを生じた事象の後にパケット境界の即時の回復を与え
る。1ビットのシーケンスナンバー(SN)フィールド220は、セルのモジュ
ロ2シーケンスナンバリングを与える。1パリティ(P)ビット230は、奇数
パリティを与え、そしてSTFをカバーする。従って、ペイロード240は、4
7バイトを含む。
【0019】 図3は、ATMセルのミニセルがATMセルの境界を越えて分割されるATM
セル300の流れを示す。図3において、各セル310、312、314、31
6は、ATMヘッダ320、CPS−PDUヘッダ322、及びセルペイロード
を形成する少なくとも1つのCPSパケット324を含む。パケットP1ないし
P9は、各々、ユーザU1ないしU9に属する。 図3において、ミニセル又はパケットの幾つかは、ATMセルの境界を越えて
分割される。例えば、第3パケットP3は、第1の部分パケットP31 330
が第1のATMセル310にあり、そして残りの部分パケットP32 332が
第2のATMセル312にあるように分割される。同様に、第7のパケットP7
は、第1の部分パケットP71 340が第3のATMセル314にあり、そし
て残りの部分パケットP72 342が第4のATMセル316にあるように分
割される。
【0020】 AAL2スイッチング(AALS)ネットワークにおいては、到来するAAL
2接続から受け取られたミニセルが、上述したチャンネル識別子(CID)マッ
ピングテーブルに基づいて、出て行くAAL2接続にスイッチされる。帯域巾利
用を最適化するために、ATMセルにミニセルを完全に充填するのが望ましい。
これにより、あるときには、ミニセルが2つの連続するATMセル、例えば、図
3に示す第1部分パケットP31 330及び残りの部分パケットP32 332
をまたぐことになる。それ故、ミニセルは、連続するATMセルとして行先に到
着し得る。
【0021】 その後のATMセルに配置されるミニセルの後続部分は、いかなる識別も含ま
ないので、ミニセルの第1部分を受信するノードは、完全なパケットを次のノー
ドにスイッチングするまで残りの部分を待機しなければならない。しかしながら
、スイッチングの前にミニセルを再組立する遅延は、トラフィックが遅延に敏感
なものであるために、望ましくない。更に、第1の部分パケットを記憶すること
は、データトラフィックに対するバッファの必要性を増大する。
【0022】 本発明による部分ミニセルスイッチングを実施する本発明の3つの実施形態に
ついて以下に説明する。これら3つの実施形態は、部分ミニセルスイッチングの
実施に必要とされる追加オクテットの数が増加する純に説明する。当業者であれ
ば、各実施形態は、識別される特定の環境により適していることが明らかであろ
う。 本発明の第1の実施形態は、単一のオクテットのみを使用し、そして一定レー
トコーデック(パケットサイズがセッション全体にわたって一定である)及び低
ビットレート環境に適用できる。オーバーヘッド(各部分ミニセルに対する単一
オクテット)は、第1の実施形態が最小である。しかしながら、オーバーヘッド
の節約は、スイッチングノードにおける複雑さを犠牲にする。第2及び第3の実
施形態は、より一般的であり、AAL2及びVBRコーデックを経て送られるデ
ータのような可変パケット搬送環境に適している。3つ全ての実施形態は、単一
のノードが異なるトラフィック要求に応じねばならない場合にそのノードにおい
て実施することができる。これは、接続の確立中に幾つかの付加的なシグナリン
グメッセージを要求する。
【0023】 1.単一オクテットCID AAL2スイッチングネットワークにおけるミニセルスイッチングの性能を向
上させるために、単一バイトCIDを使用して、ATMセルをまたぐ部分ミニセ
ルが識別される。図4は、本発明によるATMセルの流れ400を示す。図4に
おいて、ATMセルのミニセルは、ATMセルの境界を越えて分割される。図4
において、各セル410、412、414、416は、ATMヘッダ420と、
CPS−PDUヘッダ422と、セルのペイロードを形成する少なくとも1つの
CPSパケット424とを含む。パケットP1ないしP9は、各々、ユーザU1
ないしU9に属する。
【0024】 図4において、ミニセル又はパケットの幾つかは、ATMセルの境界を越えて
分割される。例えば、第3パケットP3は、第1の部分パケットP31 430
が第1のATMセル410にあり、そして残りの部分パケットP32 432が
第2のATMセル412にあるように分割される。同様に、第7のパケットP7
は、第1の部分パケットP71 440が第3のATMセル414にあり、そし
て残りの部分パケットP72 436が第4のATMセル416にあるように分
割される。しかしながら、各残りのパケット432、434、436のヘッドに
チャンネル識別子450、452、454が追加される。 単一バイトCID450、452、454は、AALSネットワークの中間ノ
ードがそれらを独立してスイッチングできるようにする。ミニセルの各部は、そ
の識別のために単一オクテットCIDを有しているので、中間ノードは、それら
を個々のミニセルとして処理し、そしてそれらを、同じ次のホップに属する他の
ミニセルと共に組み立てることができる。
【0025】 図5は、従来のミニセルスイッチング方法を500で示している。図5におい
て、同じ行先即ちAALS4 520に対し、ミニセルP1 510は、AAL
S1 512に到着し、そしてミニセルP2 516は、AALS2 518に
到着する。AAL2マルチプレクシングにより、ミニセルP1 510は、2つ
のATMセルC1 530及びC2 532にまたがり、一方、ミニセルP2
516は、単一のATMセルC3 534に完全にパッキングされる。タイマー
CU値及びバッファ遅延といった理由で、ミニセルP12 540を含むATM
セルC2 532は、AALS1 550において遅延される。ミニセルP11
542を含むATMセルC1 530及びミニセルP2 516を含むATM
セルC3 534は、同時にスイッチングするためにAALS3 550に到着
する。従来の方法では、ミニセルP2 516は、C3 534から抽出され、
そしてセルC4 560において直ちに送信され、一方、部分ミニセルP11
542は、残りの部分ミニセルP12が受け取られるまで記憶される。
【0026】 図6は、本発明による単一オクテットCIDを伴う部分ミニセルスイッチング
装置600を示す。図6において、本発明による部分ミニセルスイッチング方法
は、部分ミニセルP12 640に対する単一バイトCID670を与える。従
って、部分ミニセルP12 640は、その識別のために単一バイトCID67
0を有する。ミニセルP11 642及びP2 616は、各々、セルC1 6
30及びC3 634から抽出され、そして新たなATMセルC4 660にお
いて組み立てられて、AALS4 620へ直ちに送信される。ミニセルP1の
残りの部分、即ちP12 640は、AALS3 650に到着するや否や異な
るATMセルにおいて組み立てられ、そしてAALS4 620に別々に送信さ
れる。上記説明から明らかなように、部分ミニセルスイッチング装置は、AAL
S3 650におけるミニセルの再組立を必要とせず、ミニセルに対して付加的
な遅延を導入することがない。
【0027】 この部分ミニセルスイッチング装置の利点は、AALSノードにおける追加さ
れたインテリジェンスによって与えられる。各ノードにおけるCIDテーブルの
状態情報に加えて、各アクティブな接続に対して更に2つの変数も維持する。図
7は、本発明による変形CIDマッピングテーブル700を示す。図7のテーブ
ル700において、到来するVPI702は、到来するVCI704、到来する
CID706、出て行くCID708、出て行くVPI710、出て行くVCI
712、及びCID状態714へマップされる。しかしながら、これらのパラメ
ータに加えて、図7のテーブル700は、2つの新たな変数、即ちパケットサイ
ズ750及び受信サイズ760を含む。パケットサイズフィールド750は、特
定の接続の全セッションに対して合意されたパケットサイズであり、そして受信
サイズフィールド760は、ノードが特定の接続に何らかの部分ミニセルを受信
したかどうかを指示する。
【0028】 テーブル700の第2エントリー770は、ノードが新たなミニセル772を
待機していることを示し、そして第3エントリー774は、ノードが、到来する
CID2 780及びCID3 782に対して16バイトのサイズの部分ミニ
セルを各々受信したことを指示する。又、テーブル700は、AAL2接続がト
ランキングアプリケーション784であるかどうか、即ちミニセルを含むATM
セルがATM層によってスイッチングされるかどうか、或いはAAL2がスイッ
チング786、即ちミニセルスイッチングであるかどうかを指示する。テーブル
の最後のエントリーは、VPI/VCI対10/11 790/792を経て受
信されたATMセルが、出て行くVPI/VCI対12/13 794/796
においてスイッチングされるようなAAL2トランキング接続784を示す。こ
の場合に、到来するVCと出て行くVCのCID(順序付けされたセット)間に
は1対1の対応がある。
【0029】 図8は、部分ミニセルスイッチング装置を示すフローチャート800である。
経路に沿った特定の接続に対してパケットサイズエントリーを更新するために、
コール設定パケットは、全セッションに使用されるパケットサイズを指示するた
めの付加的な単一オクテットを含まねばならない。入口ノードに受け取られるミ
ニセルは、CPSパケットに変換され、次いで、次のホップに対して行先に向け
られるATMセルにおいて他のミニセルと組み立てられる。
【0030】 ATMセルを受信すると(802)、中間ノードは、CIDテーブルに見出さ
れるCID及びエントリーを使用して埋め込まれたミニセルを抽出する(804
)。ミニセルが新たなものであり、即ち受信サイズフィールドがゼロである場合
には(806)、パケットヘッダの長さフィールドが、CIDテーブルエントリ
ーのパケットサイズフィールドと比較される(808)。一致する場合には(8
10)、ミニセルは、完全と識別され(812)、そしてノードは、次のホップ
に属するATMセルにおいてそれを組み立てる(814)。CIDテーブルにお
けるパケットサイズフィールドの値及びCPSパケットヘッダにおけるLIフィ
ールドが一致せず(816)、そして「受信サイズ」フィールドがゼロの場合に
は(806)、ミニセルが新たなミニセルの第1部分として識別され、部分ミニ
セルのLIが抽出され、そしてCIDテーブルの受信サイズエントリーが更新さ
れる(820)。
【0031】 ミニセルの残りの部分を含むATMセルが到着するときには、それをCIDテ
ーブルエントリーから識別することができ、即ち受信サイズフィールドは非ゼロ
である(830)。ATMペイロードから抽出される必要のあるバイトの数は、
「受信サイズ」フィールドの値を「パケットサイズ」フィールドのエントリーか
ら減算することにより計算され、そしてCIDテーブルエントリーは、完全なミ
ニセルが所与のノードに受信されると、クリアされる(832)。
【0032】 各ノードに課せられる制約は、ミニセルが、ソースから行先までの間に一度し
か2つの部分に分割されないことである。ノードは、部分ミニセルを受け取ると
(860)、新たなATMセルにおいて部分ミニセルエントリーを組み立てる(
862)。現在ATMセルの残りのペイロードが部分ミニセルより小さい場合に
は、ノードは、到来する全てのAAL2接続から、残りのサイズに一致するミニ
セルをサーチするか、又は新たなATMセルを組立のために形成することができ
る。しかし、いずれの中間ノードに受け取られた完全なミニセル(870)も、
2つの部分に分割されて異なるATMセルにパックされる(872)機会を有す
る。ミニセルが、連続するATMセルにまたがる場合には、第2のATMセルに
配置されたミニセルの残りの部分に単一オクテットCIDが追加される(874
)。同時に、CPSパケットヘッダにおける長さ指示子フィールドが、第1のA
TMセルに配置された部分ミニセルの実際の長さに変更される(876)。
【0033】 2.2つのオクテット:CID及び長さ指示子(LI) 図9は、本発明による部分ミニセルスイッチング装置の第2の実施形態に対す
るATMセルの流れ900を示し、この場合には、中間ノードでのセル組立中に
分割される各部分ミニセルに対して2つの追加オクテット(CID及びLI)9
50、952、954が使用される。2つのオクテットの使用は、ノードが状態
変数を維持する要求を排除し、そしてユーザからのパケットサイズを固定するこ
とに何ら要求を課さない。可変サイズのミニセルを搬送する間に、ミニセルの後
続部分に付加されるCID及びLIフィールド950、952、954は、ミニ
セルの輪郭をATMセル内に維持するのに有用である。LIフィールドの残りの
2ビットは、付加的な2つのオクテットをエラーから保護するためのパリティチ
ェックに使用することができる。
【0034】 3.CPSパケットヘッダの3つのオクテット 図10は、3オクテットのCPSパケットヘッダ1050、1052、105
4(AAL2仕様と同等の)がミニセルの後続部分に追加される第3の実施形態
を示す。これらのヘッダ1050、1052、1054は、ミニセルの先導部分
と同じであるが、両部分のLIフィールドは、各部分の実際のサイズに変更され
る。
【0035】 要約すれば、本発明の部分ミニセルスイッチング装置は、中間ノードにおける
ミニセルの再組立を排除する。ミニセルは、ノードに到着するや否やスイッチン
グされるので、ミニセルのスイッチングによる遅延及び遅延の変動が減少される
。本発明による部分ミニセルスイッチング装置は、異なるユーザからの部分ミニ
セルが中間ノードにおいて使用可能なリソースを共用できるようにすることによ
り帯域巾利用度を改善する。データトラフィックに対して、本発明による部分ミ
ニセルスイッチング装置は、中間ノードにおけるミニセル再組立のバッファ要求
を低減する。又、単一バイトCIDは、AAL2における誤った連結の問題を解
消するのに有用である。最後に、第2及び第3の実施形態は、ソースから行先へ
のミニセルを分割できる回数に何ら制約を課するものではない。又、第2及び第
3の実施形態は、CPSパケットヘッダのUUIフィールドによりミニセルの始
めと終りを行先ノードに通知し、従って、可変サイズのミニセルを正しく再組立
できるようにする。 本発明の以上の説明は、本発明を単に例示するものに過ぎない。本発明は、上
述した詳細な形態に限定されるものではない。上記技術に鑑み、多数の変更や修
正が考えられる。それ故、本発明は、請求の範囲のみによって限定されるものと
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 オープンシステム相互接続(OSI)物理層を示す図である。
【図2】 AAL2パケットフォーマットを示す図である。
【図3】 ATMセルの境界をまたぐミニセルを有するセルの流れを示す図である。
【図4】 本発明によるATMセルの流れを示す図である。
【図5】 ミニセルをスイッチングする従来の方法を示す図である。
【図6】 本発明による単一オクテットCIDをもつ部分ミニセルスイッチング装置60
0を示す図である。
【図7】 本発明による変形CIDマッピングテーブルを示す図である。
【図8】 部分ミニセルスイッチング装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】 中間ノードでのセルの組立中に分割された各部分ミニセルに対して2つの付加
的なオクテット(CID及びLI)が使用される本発明による部分ミニセルスイ
ッチング装置の第2の実施形態に対するATMセルの流れを示す図である。
【図10】 ミニセルの後続分割に対して3オクテットのCPSパケットヘッダ(AAL2
仕様と同等の)が追加される第3の実施形態を示す図である。
【図11】 典型的なCIDマッピングテーブルを示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年5月12日(2000.5.12)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5K030 GA02 HA10 HC06 JA11 LB05

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATMセルの流れを受け取り、ATMセルは、ATMセルの
    ヘッダに識別コードを有する完全なミニセルと、ATMセルのヘッダに識別コー
    ドを有する第1の部分ミニセルと、識別コードが直接アタッチされた残りの部分
    ミニセルとを含み、そして ミニセルが完全なミニセル又は第1の部分ミニセルであるときにはATMセル
    のヘッダにおける識別コードに基づいて各ミニセルを直ちに送信し、そしてミニ
    セルが残りの部分ミニセルであるときには、ミニセルに直接アタッチされた識別
    コードに基づいて各ミニセルを送信する、 という段階を含むことを特徴とするミニセルをスイッチングする方法。
  2. 【請求項2】 上記残りの部分ミニセルに直接アタッチされた識別コードは
    チャンネル識別子である請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 上記チャンネル識別子は1つのオクテットコードである請求
    項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記第1の部分ミニセル及び残りの部分ミニセルはそれ以上
    分割できない請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 上記送信段階は、更に、 現在のATMセルに対する残りのペイロードのサイズを決定し、 上記残りの部分ミニセルのサイズを決定し、そして 上記残りのペイロードのサイズが残りの部分ミニセルのサイズより大きいとき
    に現在ATMセルに残りの部分ミニセルを挿入する、 という段階を含む請求項2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 上記残りのペイロードのサイズが残りの部分ミニセルのサイ
    ズより小さいときには、残りの部分ミニセルに対する正味ATMセルを形成する
    段階を更に含む請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 上記残りのペイロードのサイズ以下のミニセルに対し到来す
    るAAL2接続をサーチする段階を更に含む請求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 上記残りの部分ミニセルに直接アタッチされた識別コードは
    、チャンネル識別子コード及び長さ指示子フィールドである請求項1に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 上記チャンネル識別子コード及び長さ指示子フィールドは、
    2つのオクテットを含む請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 上記チャンネル識別子コード及び長さ指示子フィールドは
    、上記第1部分ミニセル及び残りの部分ミニセルを、最終的な行先に到着する前
    に、再び分割できるようにする請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 上記残りの部分ミニセルに直接アタッチされた識別コード
    は、CPSパケットヘッダである請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 上記CPSパケットヘッダは、3つのオクテットを含む請
    求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 上記CPSパケットヘッダは、上記第1部分ミニセル及び
    残りの部分ミニセルを、行先ノードに到着する前に、再び分割できるようにする
    請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 上記CPSパケットヘッダは、更に、上記残りの部分ミニ
    セルの開始及び終了を行先ノードに通知するユーザ対ユーザインターフェイスを
    含む請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 上記ユーザ対ユーザインターフェイスは、可変サイズミニ
    セルの正しい再組立を与える請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 ミニセルが完全なミニセルであるか、第1の部分ミニセル
    であるか又は残りの部分ミニセルであるかを決定する段階を更に含む請求項1に
    記載の方法。
  17. 【請求項17】 上記決定段階は、更に、上記識別コードを識別コードテー
    ブルのエントリーと比較する段階を含む請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 上記識別コードテーブルは、チャンネル識別子コードテー
    ブルである請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 上記比較段階は、更に、上記チャンネル識別子コードテー
    ブルの識別子コードテーブルにおいてサイズ受信フィールドを識別する段階を含
    む請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 上記サイズ受信フィールドは、ゼロであると識別される請
    求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 上記識別コードの長さフィールドを、チャンネル識別子コ
    ードテーブルのパケットサイズフィールドと比較する段階を更に含む請求項20
    に記載の方法。
  22. 【請求項22】 上記識別コードの長さフィールドが上記チャンネル識別子
    コードテーブルのパケットサイズフィールドと同じであるときにミニセルを完全
    なミニセルとして識別する段階を更に含む請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 上記識別コードの長さフィールドが上記チャンネル識別子
    コードテーブルのパケットサイズフィールドと同じでないときにミニセルを第1
    の部分ミニセルとして識別する段階を更に含む請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 上記識別コードから長さ識別子を抽出し、そしてチャンネ
    ル識別子コードテーブルにおいてサイズ受信フィールドを更新する段階を更に含
    む請求項22に記載の方法。
  25. 【請求項25】 上記サイズ受信フィールドは、非ゼロであると識別される
    請求項19に記載の方法。
  26. 【請求項26】 上記ミニセルは、サイズ受信フィールドが非ゼロであると
    識別されるときには残りの部分ミニセルである請求項25に記載の方法。
  27. 【請求項27】 上記チャンネル識別子コードテーブルにおけるサイズ受信
    フィールドの値をパケットサイズフィールドのエントリーから減算する段階を更
    に含む請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 到来するVPIフィールドと、 到来するVCIフィールドと、 到来するチャンネル識別子コードフィールドと、 出て行くチャンネル識別子コードフィールドと、 出て行くVPIフィールドと、 出て行くVCIフィールドと、 チャンネル識別子コード状態フィールドと、 パケットサイズフィールドと、 サイズ受信フィールドと、 を備えたことを特徴とするチャンネル識別子テーブル。
  29. 【請求項29】 上記サイズ受信フィールドが決定される請求項28に記載
    のチャンネル識別子テーブル。
  30. 【請求項30】 上記サイズ受信フィールドはゼロである請求項29に記載
    のチャンネル識別子テーブル。
  31. 【請求項31】 上記パケットサイズフィールドは、ミニセルに関連した識
    別子コードの長さフィールドと比較される請求項30に記載のチャンネル識別子
    テーブル。
  32. 【請求項32】 ミニセルは、上記識別コードの長さフィールドがパケット
    サイズフィールドと同じであるときに完全なミニセルである請求項31に記載の
    チャンネル識別子テーブル。
  33. 【請求項33】 ミニセルは、上記識別コードの長さフィールドがパケット
    サイズフィールドと同じでないときに第1の部分ミニセルである請求項32に記
    載のチャンネル識別子テーブル。
  34. 【請求項34】 識別コードから長さ指示子が抽出され、そしてサイズ受信
    フィールドが更新される請求項32に記載のチャンネル識別子テーブル。
  35. 【請求項35】 上記サイズ受信フィールドは非ゼロである請求項34に記
    載のチャンネル識別子テーブル。
  36. 【請求項36】 ミニセルは、サイズ受信フィールドが非ゼロであるときに
    残りの部分ミニセルである請求項35に記載のチャンネル識別子テーブル。
  37. 【請求項37】 サイズ受信フィールドの値は、パケットサイズフィールド
    のエントリーから減算される請求項36に記載のチャンネル識別子テーブル。
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