JP2002515676A - 送信ダイバーシティを支援する移動通信システムにおけるハンドオフ実行方法 - Google Patents

送信ダイバーシティを支援する移動通信システムにおけるハンドオフ実行方法

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JP2002515676A JP2000548963A JP2000548963A JP2002515676A JP 2002515676 A JP2002515676 A JP 2002515676A JP 2000548963 A JP2000548963 A JP 2000548963A JP 2000548963 A JP2000548963 A JP 2000548963A JP 2002515676 A JP2002515676 A JP 2002515676A
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Abstract

(57)【要約】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が送信ダイバーシティモードで信号を伝送する第1基地局から送信ダイバーシティモードで信号を伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法を提供する。この方法においては、前記端末が前記第1基地局と送信ダイバーシティモードで通信する。前記ハンドオフの実行前、前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティモードで通信する。前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局と非送信ダイバーシティモードで通信する。前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と非送信ダイバーシティモードで通信する。所定の時間経過後、前記端末が前記第2基地局と送信ダイバーシティモードで通信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は移動通信システムに係り、特に、基地局の送信ダイバーシティを支援
する移動通信システムにおけるハンドオフ実行方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
移動通信システムにおいて、“送信ダイバーシティ(transmission diversity)
”機能は基地局から移動局に伝送される信号の経路を多重化して同一の基地局の
送信信号電力に対する受信信号の信頼度を高める方式をいう。ここで、“経路”
とは、送信アンテナの方向、送信信号の偏極、送信アンテナの位置、周波数軸上
の相異なる搬送波周波数及び時間軸上の相異なる伝送時点などのように、送信側
から受信側に信号が伝送されうる物理的な経路をいう。前記経路は必ず空間的な
経路のみを示すものではない。本発明において、“マイクロ−送信ダイバーシテ
ィ”とは一つの基地局内で具現される送信ダイバーシティ機能を示し、“マクロ
−送信ダイバーシティ”は多数の基地局による送信ダイバーシティ機能を示す。
時分割送信ダイバーシティ(Time-Switched Transmission Diversity:TSTD)
の概念は本出願人による韓国特許出願第1998−5526号に開示されている
【0003】 説明の便宜上、送信ダイバーシティ機能を備える基地局をTSTD基地局と称
し、送信ダイバーシティ機能を支援しない基地局を非TSTD基地局と称する。
かつ、送信ダイバーシティ機能を支援する端末をTSTD端末と称し、送信ダイ
バーシティ機能を支援しない端末を非TSTD端末と称する。 図5A,図5Bを参照してハンドオフ動作を説明するまえに、図1及び図2を
参照して非TSTD基地局の送信機及びTSTD基地局の送信機を説明し、図4
A,図4Bを参照してTSTD端末の受信機を説明する。
【0004】 図1はCDMA(Code Division Multiple Access)移動通信システムの基地局
の送信機を示している。図1を参照すれば、チャネル符号化器及びインタリーバ
ー110は送信信号がトラフックチャネルを通して受信されるとき、信号の信頼
度を高めるための一般的なチャネル符号化器及びインタリーバーを示す。マルチ
プレクサ(MUX)112はパイロットシンボル、送信電力制御(TPC)ビット、
伝送率情報(RI)ビット、前記チャネル符号化器及びインタリーバー110から
出力されるデータビットを多重化する。直並列(S/P)変換器114は前記マル
チプレクサ112の出力を受信して奇数番目のシンボルはI(In-phase)チャネル
に、偶数番目のシンボルはQ(Quadrature-phase)チャネルに出力する。信号変換
器116,117は前記S/P変換器114から出力される論理信号“0”と“
1”を“+1”と“−1”にそれぞれ変換する。
【0005】 直交符号発生器128は基地局における多数の伝送チャネルを区分するための
直交符号を発生する。混合器118,119は前記信号変換器116,117か
らの変換信号と前記直交符号発生器128からの直交符号を乗算する。PN(Pse
udo-random Noise)符号発生器130は二つのPN符号PN_I,PN_Qを発生
させて複素PN拡散器120に出力する。前記複素PN拡散器120は前記混合
器118,119の出力と前記PN符号PN_I,PN_Qをそれぞれ乗算する。
【0006】 スイッチ147はソフトハンドオフ状態でマクロ−TSTD機能を提供するた
めに採用したものであり、アンテナを通して送信を断続する。前記スイッチ14
7は既存の送信機の構造で不連続送信(DTX)のためのスイッチとして使用する
ことができる。低域濾波器122,123は送信信号を特定の帯域幅内に限定す
るための一般的な低域濾波器である。搬送波発生器132は送信信号の搬送波を
発生させて混合器124及び90゜位相変換器134に出力する。前記90゜位
相変換器134はIチャネルとQチャネルの直交性を確保するために、前記搬送
波発生器132の出力を90゜位相変換する。前記混合器124は前記低域濾波
器122の出力と前記搬送波発生器132の出力を乗算して加算機126(又は
EXCLUSIVE OR GATE)に出力する。前記混合器125は前記低域濾波器123の出
力と前記90゜位相変換器134の出力を乗算して前記加算機126に出力する
。前記加算機126は前記混合器124,125の出力を加算してアンテナを通
して伝送する。
【0007】 図2はTSTDを支援する基地局の送信機を示している。前記基地局は複数の
送信アンテナを備え、送信機に出力される信号をスイッチを用いてスイッチング
して前記基地局から端末への信号経路を多重化することにより、同一の平均送信
電力に対する受信信号の信頼度を高める。
【0008】 図4Aは非TSTD端末の受信機の構造を含むTSTD端末の受信機を示して
いる。混合器212はアンテナを通して受信される信号を前記搬送波発生器13
2及び90゜位相変換器134を含む搬送波発生器210の出力と乗算して低域
信号に変換する。低域濾波器214は前記混合器212の出力を低域濾波する。
標本化器216は前記低域濾波アナログ信号をディジタル信号に変換するために
標本化及び量子化を行う。時刻推定器218は前記受信信号と端末で発生したP
N符号との位相差を取り除くためにPN符号を追跡する。前記時刻推定器218
により複素PN符号発生器222と直交符号発生器224は制御される。
【0009】 複素PN逆拡散器220は前記複素PN符号発生器222の出力と前記標本化
器216の出力をPN逆拡散する。混合器226は前記PN逆拡散信号と前記直
交符号発生器224の出力を乗算する。合算器(又は積分器)228はシンボル区
間で前記混合器226の出力を合算してシンボル推定のための値を生成する。パ
イロット分離器232は基地局アンテナから端末までのチャネルを推定して信頼
性のあるシンボル推定のために無変調信号のパイロット信号を分離する。前記分
離信号はチャネル推定器244に入力される。前記チャネル推定器244はTS
TD端末のみならず、非TSTD端末と通信するように構成されている。前記チ
ャネル推定器244の構造を図4Bを参照して示した。
【0010】 一般には非TSTD基地局から出力される信号の全てのパイロット信号が同一
の経路を通して伝送されると言える。かつ、TSTD基地局の同一のアンテナか
ら伝送される信号が同一の経路を通して端末に伝送されると言える。しかしなが
ら、他のアンテナから出力される信号は同一の経路を通して端末に伝送されると
言えない。したがって、各アンテナに対して独立的にチャネルを推定しなければ
ならない。さらに、各チャネルの推定に用いられるパイロットシンボルの周期に
応じてチャネル推定パラメータC0(m),C1(m),C2(m),..を変更すべき
である。
【0011】 図4Bは二つの送信アンテナを備える基地局の同一のアンテナを通して伝送さ
れる二つのパイロットシンボルを用いてチャネルを推定するTSTD端末のチャ
ネル推定器244を示している。したがって、前記チャネル推定器244はパイ
ロット分離器232の出力を貯蔵する二つの直列型のバッファを備える。選択器
250はTSTDモードでは混合器247の出力を選択し、非TSTDモードで
は混合器248の出力を選択する。前記混合器247,248は選択器250に
より選択されるので、動作モードに関わらず固定されるが、混合器249のパラ
メータC0(m)は動作モードに応じて調整されるべきである。
【0012】 かつ、遅延器236は動作モードに応じてチャネル推定の遅延時間が異なるた
め、相異なる遅延時間を有する二つの遅延器235,237と二つの選択器23
4,238とからなる。前記選択器234,238は選択器250に応じて動作
する。加算機251は前記チャネル推定器244内の混合器247,248,2
49の出力を加算する。共役複素数発生器242は加算機251の出力を共役複
素数化する。混合器240は前記共役複素数発生器242の出力と選択器238
の出力を乗算することにより、データシンボルを同期復調する。前記混合器24
0の出力は結合器260に入力される。前記結合器260は一つの基地局の送信
アンテナを通して伝送される信号が複数の経路を通して端末に到達する場合、複
数の経路を通して受信される信号を結合する。
【0013】 便宜上、図4Aは一つの経路に対する構造を示しているが、このような構造の
受信機をフィンガーという。前記結合器260は前記各フィンガーの出力に該当
加重値を加算する。前記結合器260の出力は前記送信機の多重化過程に対応す
る逆多重化過程を行う選択器262に提供される。ディインタリーバー及びチャ
ネル復号化器264は図1乃至図3のチャネル符号化器及びインタリーバー11
0で符号化及びインタリービングされた前記選択器262からの信号をディイン
タリービング及び復号化する。 図4Bを参照してTSTD端末と非TSTD端末の相違点を説明すると次の通
りである。前記非TSTD端末のチャネル推定器の場合、選択器250が混合器
248を選択する構造からなり、混合器247及びバッファ246は存在しない
。かつ、パラメータC2(m)も存在せず、パラメータC0(m)は固定される。さら
に、非TSTD端末の受信機は一つのアンテナのチャネルのみを推定すればよい
ため、遅延器236は遅延器235のみからなり、選択器234,238は遅延
器235を選択するようにスイッチングされる。
【0014】 図5A,図5Bは従来の非TSTD端末と二つの非TSTD基地局の間で発生
するソフトハンドオフ動作を説明した図である。図1乃至図4Bを参照して説明
した送信機及び受信機の構造を用いて移動通信システムで行われるハンドオフ動
作を説明すると次の通りである。
【0015】 図5Aを参照して、非TSTD端末が非TSTD基地局A(BS#A)から隣接
する非TSTD基地局B(BS#B)に移動するとき、非TSTD端末と二つの非
TSTD基地局A,Bの間の信号送受信過程を説明する。ソフトハンドオフの直
前、前記基地局A(BS#A)のみが信号を伝送し、その信号を前記端末が受信す
る(320)。ソフトハンドオフの実行中、前記基地局A,Bは同一の情報を同時
に伝送し、前記端末は前記各基地局からの伝送経路にフィンガーを割り当てて伝
送情報を受信する(330)。かつ、ソフトハンドオフの完了後、前記基地局B(
BS#B)のみが信号を伝送し、その信号を前記端末が受信する(340)。
【0016】 図5Bは図5Aに示したハンドオフの実行中に基地局と端末の間の制御信号及
びトラフィック信号の流れを示した図である。先ず、511段階では、非TST
D基地局Aと非TSTD端末が非TSTDモードで通信を行う。通信中に、前記
端末は513段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いかを検
査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必要であれ
ば、前記端末は前記511段階に戻って前記基地局Aとの通信を行い続ける。
【0017】 しかしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は515段階に進ん
で前記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aが517段
階でハンドオフ確認メッセージ(又はハンドオフ許可メッセージ)を前記端末に伝
送する。ここで、前記端末が制御信号を伝送して直接的にハンドオフを要求する
か、間接的にハンドオフを要求することができる。例えば、前記直接的にハンド
オフを要求する場合、前記端末は隣接基地局の信号強度を測定して最高の信号強
度を有する基地局(ここでは、基地局A)のID(Identification)を前記基地局A
に伝送する。しかしながら、前記間接的にハンドオフを要求する場合、前記端末
は前記基地局Aからの信号強度の測定値と基準値以上の受信信号強度を有する隣
接基地局からの信号強度の測定値とを前記基地局Aに伝送することにより、前記
基地局Aをしてハンドオフ実行可否とハンドオフ対象基地局(ここでは、基地局
B)を決定せしめる。
【0018】 このようなハンドオフ要求に対して、前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に
前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可否を問い合わせた後、その結果を端末に
伝送する。この際、前記基地局Bも519段階でハンドオフの受容可否を前記端
末に伝送することができる。前記ハンドオフが許容されると、前記基地局Aは5
21段階で非TSTD方式で信号を伝送するとともに、前記基地局Bは523段
階で同一の信号を非TSTD方式で伝送する。前記端末は前記各基地局からの信
号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信した後、結合器を通して各基地局か
らの信号品質に対応する加重値を乗算し、その乗算値を合算してソフトハンドオ
フを行う。
【0019】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は5
25段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを伝
送し、これに対して前記基地局Aは527段階で前記要求メッセージに対する確
認メッセージを伝送する。同時に、前記端末も前記基地局Aからの信号受信を中
断する。その後、前記端末は529段階で前記基地局Bと非TSTDモードで通
信を行う。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、既存のソフトハンドオフ方式はTSTD機能を考慮しない基
地局と端末の間で行われるので、ハンドオフ過程は簡単になる。しかしながら、
通信品質を高めるTSTD方式を基地局に導入する場合、同一の平均送信電力で
より良好な通信品質が得られるという長所はあるが、付加的なハードウェアが必
要で高コスト化をもたらすという短所がある。したがって、一般に地域のトラフ
ィック特性に応じてトラフックの多い地域にはTSTD基地局を設け、トラフィ
ックの少ない地域には非TSTD基地局を設ける。この場合、新たなハンドオフ
過程が必要で本発明はこのようなハンドオフ過程を提案する。
【0021】 したがって、本発明の第1目的は、TSTD端末と二つのTSTD基地局の間
で行われるソフトハンドオフ方法を提供することにある。 本発明の第2目的は、TSTD端末が非TSTD基地局からTSTD基地局に
移動するときに行われるソフトハンドオフ方法を提供することにある。 本発明の第3目的は、TSTD端末と二つの非TSTD基地局の間で行われる
ソフトハンドオフ方法を提供することにある。 本発明の第4目的は、TSTD端末がTSTD基地局から非TSTD基地局に
移動するときに行われるソフトハンドオフ方法を提供することにある。
【0022】 本発明の第5目的は、非TSTD端末と二つのTSTD基地局の間で行われる
ソフトハンドオフ方法を提供することにある。 本発明の第6目的は、非TSTD端末が非TSTD基地局からTSTD基地局
に移動するときに行われるソフトハンドオフ方法を提供することにある。 本発明の第7目的は、非TSTD端末と二つの非TSTD基地局の間で行われ
るソフトハンドオフ方法を提供することにある。 本発明の第8目的は、非TSTD端末がTSTD基地局から非TSTD基地局
に移動するときに行われるソフトハンドオフ方法を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明は、送信ダイバーシティを支援する移動通信
システムにおけるハンドオフ実行方法を提供する。一実施形態では、非TSTD
端末が非TSTD基地局Aから隣接する非TSTD基地局Bに移動するとき、ハ
ンドオフを行う方法が開示されている。ソフトハンドオフの直前、前記基地局A
は非TSTDモードで信号を伝送し、その信号を前記端末が受信する。ソフトハ
ンドオフの実行中、前記基地局A,Bはマクロ−TSTDモードで選択されたア
ンテナを通して同一のデータを交互に伝送し、前記端末は前記各基地局からの伝
送経路にフィンガーを割り当てて伝送データを受信する。本実施形態では、二つ
のフィンガーが割り当てられる。ソフトハンドオフの完了後、前記基地局Bは非
TSTDモードで動作し、前記端末も非TSTDモードで動作して前記基地局B
からのデータを受信する。
【0024】 ハンドオフの実行中、前記非TSTD基地局Aと非TSTD端末は非TSTD
モードで通信を行う。通信中に、前記端末は前記基地局Aからの信号の受信強度
が基準値より低いかを検査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハ
ンドオフが不必要であれば、前記端末は前記基地局Aとの通信を行い続ける。し
かしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は前記基地局Aにハンド
オフを要求する。このようなハンドオフの要求に対して前記基地局Aはハンドオ
フ確認メッセージを前記端末に伝送する。前記ハンドオフの要求とともに、前記
端末がハンドオフ対象基地局Bに対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナの
うち、非TSTDモードにおける送信アンテナに対する情報を伝送する。このよ
うなハンドオフ要求が受信されると、前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前
記基地局Bにおけるハンドオフの受容可否を問い合わせた後、その結果を前記端
末に伝送する。この際、前記基地局Bもハンドオフの受容可否を前記端末に伝送
することができる。
【0025】 その後、ソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aはマクロ−TST
Dモードで信号を伝送し、前記基地局Bも同一の信号をマクロ−TSTDモード
で伝送する。前記端末は前記各基地局からの信号に対してフィンガーを割り当て
て伝送信号を受信した後、結合器を通して各基地局からの信号品質に対応する加
重値を乗算し、その乗算値を合算してソフトハンドオフを行う。
【0026】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は前
記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを伝送する。これ
に対して前記基地局Aは前記要求メッセージに対する確認メッセージを伝送して
チャネルを解除する。このようなチャネル解除要求の伝送とともに、前記端末は
マクロ−TSTDモード解除要求を前記基地局Bに伝送し、前記基地局Bはその
要求に対する確認メッセージを伝送する。前記端末はその確認メッセージが受信
されると、マクロ−TSTDモードを非TSTDモードに受信モードをスイッチ
ングして前記基地局Bと非TSTDモードで通信を行う。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の望ましい実施形態を詳しく説明する。下記
の説明において、本発明の要旨をぼやかす公知の機能及び構成に対する詳細な説
明は省略する。TSTDを支援する実施形態を参照して本発明を説明するが、送
信ダイバーシティ機能を支援しない移動通信システムにも本発明を適用すること
ができる。
【0028】 本発明による移動通信システムにおいて、基地局は送信ダイバーシティ機能を
行うために使用者データを時分割方式で複数のアンテナに分配し、端末は復調器
を用いて前記受信されたダイバーシティデータを復調する。 本発明の実施形態では、“マイクロ−TSTD”は複数のアンテナを備える一
つの基地局が前記アンテナを時分割方式で取り換えてデータを伝送することをい
う。すなわち、前記マイクロ−TSTDは一般的なTSTDを称する。かつ、“
マクロ−TSTD”はソフトハンドオフ状態で複数の基地局のアンテナを用いて
端末に伝送する信号を基地局の選択及び前記基地局内の送信アンテナの選択のよ
うな2段階の過程で伝送することをいう。
【0029】 A.移動通信システム 本発明の実施形態に応じてハンドオフ動作を行う各種の方法を説明するまえに
、本発明による移動通信システムの送信機及び受信機を説明する。 1.送信機 上述したように、図1は基地局の送信機構造を示している。前記送信機はマイ
クロ−TSTDを提供することはできないが、選択器147のオン/オフ状態に
応じてソフトハンドオフ状態でDTXモードでデータを伝送してマクロ−TST
Dを提供することは可能である。図2はマイクロ−TSTDを支援する基地局の
送信機構造を示しており、図3はマクロ−TSTDを支援する基地局の送信機構
造を示している。二つの送信機の構造は殆ど同一であり、相違点は選択器148
,149,150の動作方式にある。
【0030】 図2及び図3を参照してCDMA移動通信システムでTSTD機能を支援する
基地局の送信機構造を説明すると次の通りである。上述したように、チャネル符
号化器及びインタリーバー110はトラフィックチャネルを通して受信される送
信信号の信頼度を高めるための一般的なチャネル符号化器及びインタリーバーを
示す。マルチプレクサ112はパイロットシンボル、送信電力制御(TPC)ビッ
ト、伝送率情報(RI)ビット、前記チャネル符号化器及びインタリーバー110
から出力されるデータビットを多重化する。直並列(S/P)変換器114は前記
マルチプレクサ112の出力を受信して奇数番目のシンボルはIチャネルに、偶
数番目のシンボルはQチャネルに出力する。信号変換器116,117は前記S
/P変換器114から出力される論理信号“0”と“1”を“+1”と“−1”
にそれぞれ変換する。直交符号発生器128は基地局における多数の伝送チャネ
ルを区分するための直交符号を発生する。混合器118,119は前記信号変換
器116,117からの変換信号と前記直交符号発生器128からの直交符号を
乗算する。PN符号発生器130は二つのPN符号PN_I,PN_Qを発生させ
て複素PN拡散器120に出力する。前記複素PN拡散器120は前記混合器1
18,119の出力と前記PN符号PN_I,PN_Qをそれぞれ乗算する。
【0031】 前記マイクロ−TSTDを支援する図2の基地局の送信機において、選択器1
48はTSTDモードで送信アンテナを選択して前記複素PN拡散器120の出
力を前記選択されたアンテナに伝送する。前記マクロ−TSTDを支援する図3
の基地局送信機において、選択器149又は選択器150は特定の送信アンテナ
を選択した後、DTXモードで前記選択されたアンテナを通してデータを伝送す
る。
【0032】 低域濾波器122(142),123(143)は送信信号を特定の帯域幅内に限
定するための一般的な低域濾波器である。搬送波発生器132(152)は送信信
号の搬送波を発生させて混合器124(144)及び90゜位相変換器134(1
54)に出力する。前記90゜位相変換器134(154)はIチャネルとQチャ
ネルの直交性を確保するために前記搬送波発生器132(152)の出力を90゜
位相変換する。前記混合器124(144)は前記低域濾波器122(142)の出
力と前記搬送波発生器132(152)の出力を乗算して加算機126(146)に
出力する。前記混合器125(145)は前記低域濾波器123(143)の出力と
前記90゜位相変換器134(154)の出力を乗算して前記加算機126(14
6)に出力する。前記加算機126(146)は前記混合器124(144)と12
5(145)の出力を加算してアンテナを通して伝送する。
【0033】 2.受信機 上述したように、図4AはTSTD端末の受信機を示している。混合器212
はアンテナを通して受信される信号を図1乃至図3の搬送波発生器132及び9
0゜位相変換器134を含む搬送波発生器210の出力と乗算して低域信号に変
換させる。低域濾波器214は前記混合器212の出力を低域濾波する。標本化
器216は前記低域濾波アナログ信号をディジタル信号に変換するために標本化
及び量子化を行う。時刻推定器218は受信信号と端末で発生したPN符号との
位相差を取り除くためにPN符号を追跡する。前記時刻推定器218により複素
PN符号発生器222と直交符号発生器224は制御される。複素PN逆拡散器
220は前記複素PN符号発生器222の出力と前記標本化器216の出力をP
N逆拡散する。
【0034】 混合器226は前記PN逆拡散信号と前記直交符号発生器224の出力を乗算
する。合算器(又は積分器)228はシンボル区間で前記混合器226の出力を合
算してシンボル推定のための値を生成する。パイロット分離器232は基地局ア
ンテナから端末までのチャネルを推定して信頼できるシンボル推定のために無変
調信号のパイロット信号を分離する。前記分離信号はチャネル推定器244に入
力される。前記チャネル推定器244はTSTD端末のみならず、非TSTD端
末と通信するように構成されている。前記チャネル推定器244の構造を図4B
を参照して示す。
【0035】 図4Bは二つの送信アンテナを備える基地局の同一のアンテナを通して伝送さ
れる二つのパイロットシンボルを用いてチャネルを推定するTSTD端末のチャ
ネル推定器244を示している。したがって、前記チャネル推定器244はパイ
ロット分離器232の出力を貯蔵する二つの直列型のバッファを備える。 選択器250はTSTDモードでは混合器247の出力を選択し、非TSTD
モードでは混合器248の出力を選択する。前記混合器247,248は選択器
250により選択されるので、動作モードに関わらず固定されるが、混合器24
9のパラメータC0(m)は動作モードに応じて調整されるべきである。
【0036】 かつ、遅延器236は前記TSTDモードに応じてチャネル推定に対する時間
遅延が異なるため、相異なる遅延時間を有する二つの遅延器235,237と選
択器234,238からなる。前記選択器234,238は選択器250に応じ
て動作する。加算機251は前記チャネル推定器内の混合器247,248,2
49の出力を加算する。共役複素数発生器242は加算機251の出力を共役複
素数化する。混合器240は前記共役複素数発生器242の出力と選択器238
の出力を乗算することにより、データシンボルを同期復調する。前記混合器24
0の出力は結合器260に入力される。前記結合器260は一つの基地局の送信
アンテナを通して伝送される信号が端末に複数の経路を通して伝送される場合、
複数の経路を通して受信される信号を結合する。
【0037】 かつ、遅延器236は動作モードに応じてチャネル推定の遅延時間が異なるた
め、相異なる遅延時間を有する二つの遅延器235,237と二つの選択器23
4,238とからなる。前記選択器234,238は選択器250に応じて動作
する。加算機251は前記チャネル推定器244内の混合器247,248,2
49の出力を加算する。共役複素数発生器242は加算機251の出力を共役複
素数化する。混合器240は前記共役複素数発生器242の出力と選択器238
の出力を乗算することにより、データシンボルを同期復調する。前記混合器24
0の出力は結合器260に入力される。前記結合器260は一つの基地局の送信
アンテナを通して伝送される信号が複数の経路を通して端末に到達する場合、複
数の経路を通して受信される信号を結合する。
【0038】 上述したように、図4Aは一つの経路に対する構造を示しているが、このよう
な構造の受信機をフィンガーという。前記結合器260は前記各フィンガーの出
力に該当加重値を加算する。前記結合器260の出力は前記送信機の多重化過程
に対応する逆多重化過程を行う選択器262に提供される。ディインタリーバー
及びチャネル復号化器264は図1乃至図3のチャネル符号化器及びインタリー
バー110で符号化及びインタリービングされた前記選択器262からの信号を
ディインタリービング及び復号化する。
【0039】 同一のマイクロ−TSTD基地局からの信号を受信するフィンガーの直交符号
発生器224と複素PN発性器222の出力は位相を除いては同一である。しか
しながら、他のマクロ−TSTD基地局の場合のように相異なる基地局から信号
を受信するフィンガーの前記直交符号発生器224と複素PN発性器222の出
力は位相のみならず、符号も異なる場合がある。
【0040】 以下、上述した構造の移動通信システムの送信機及び受信機を説明する。 B.第1実施形態 図6A,図6Bは本発明の第1実施形態によるソフトハンドオフ方法を示した
図である。図6Aを参照して、TSTD端末がTSTD基地局A(BS#A)から
隣接するTSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号送受信過程を説明す
る。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは送信アンテナBS#A1,BS#
A2を交互に選択してTSTDモードで信号を伝送する(310)。前記ハンドオ
フ過程の実行前、前記基地局AはTSTDモードを非TSTDモードに切り換え
て一つのアンテナを通して信号を伝送し、その信号を前記端末が受信する(32
0)。
【0041】 前記非TSTDモードでは、前記基地局が多数の送信アンテナのうち、一つを
選択して前記端末が受信信号の品質(すなわち、強度)に基づいて伝送したアンテ
ナ選択メッセージに応じて信号を伝送する。前記ソフトハンドオフの実行中、前
記基地局A,Bは非TSTDモードで同一の情報を同時に伝送する。前記端末は
前記各基地局からの伝送経路にフィンガーを割り当てて伝送情報を受信する(3
30)。
【0042】 ここで、前記基地局Bの送信アンテナの選択は全的に前記基地局Bの判断によ
り行われる。なぜならば、TSTDモードで伝送される前記基地局Bの信号を前
記端末が受信しないので、どの送信アンテナの伝送品質が良好であるかを判断す
ることができない。したがって、前記基地局Bの送信アンテナの選択は各アンテ
ナへの総送信電力などにより前記基地局Bにより決められる。前記ソフトハンド
オフの直後、前記基地局Bのみが非TSTDモードで信号を伝送し、その信号を
前記端末が受信する(340)。前記ソフトハンドオフの完了後、前記基地局Bは
TSTDモードで信号を伝送し、その信号を前記端末がTSTDモードで受信す
る(350)。
【0043】 図6Bは図6Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信号及
びトラフィック信号の流れを示している。先ず、611段階では、TSTD基地
局AとTSTD端末がマイクロ−TSTDモードで通信を行う。通信中に、前記
端末は613段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いかを検
査してハンドオフの必要性を判断する。前記端末は前記611段階に戻って前記
基地局Aとの通信を行う。この際、前記ハンドオフが不必要であれば、前記端末
は前記611段階に戻って前記基地局Aとの通信を続けて行う。しかしながら、
前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は615段階に進んで前記基地局Aに
ハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aが617段階でハンドオフ確
認メッセージ(又はハンドオフ許可メッセージ)を前記端末に伝送する。
【0044】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも61
9段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。前記ハンド
オフが許容されると、前記基地局Aは非TSTDモードで前記端末により選択さ
れた送信アンテナを通して信号を伝送する。前記端末は621段階で非TSTD
モードで前記基地局Aから伝送される信号を受信する。
【0045】 その後、前記ソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは623段階
で非TSTDモードで信号を伝送するとともに、前記基地局Bは625段階で同
一の信号を非TSTD方式で伝送する。これに対して前記端末は前記各基地局か
らの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合器を通して各基地局
からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値を合算してソフトハ
ンドオフを行う。
【0046】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は6
27段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを伝
送し、これに対して前記基地局Aは629段階で前記要求メッセージに対する確
認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。同時に、前記端末も前記基地
局Aからの信号受信を中断する。
【0047】 その後、前記端末は631段階で前記基地局Bと非TSTDモードで通信を行
う。一方、前記端末は633段階で前記基地局BにTSTDモードで信号を伝送
することを要求し、これに対して前記基地局Bは635段階で確認メッセージを
前記端末に伝送する。その後、前記端末と前記基地局Bは637段階でマイクロ
−TSTDモードで通信を行う。
【0048】 C.第2実施形態 図7A,図7Bは本発明の第2実施形態によるソフトハンドオフ方法を示した
図である。図7Aを参照して、TSTD端末がTSTD基地局A(BS#A)から
隣接するTSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号送受信過程を説明す
る。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは送信アンテナBS#A1,BS#
A2を交互に選択してTSTDモードで信号を伝送する(310)。前記ソフトハ
ンドオフの実行中、前記基地局A,Bは非TSTDモードで同一の情報を同時に
伝送する。前記端末は前記各基地局からの伝送経路にフィンガーを割り当てて伝
送情報を受信する(330)。
【0049】 ここで、前記基地局Aは多数の送信アンテナのうち、一つを選択して前記端末
が受信信号の品質(すなわち、強度)に基づいて伝送したアンテナ選択メッセージ
に応じて信号を伝送する。しかしながら、前記基地局Bの送信アンテナの選択は
全的に基地局Bの判断により行われる。なぜならば、TSTDモードで伝送され
る前記基地局Bの信号を前記端末が受信しないので、どの送信アンテナの伝送品
質が良好であるかを判断することができない。したがって、前記基地局Bの送信
アンテナの選択は各アンテナへの総送信電力などにより前記基地局Bにより決め
られる。前記ソフトハンドオフの完了後、前記基地局BはTSTDモードで信号
を伝送し、その伝送信号を前記端末がTSTDモードで受信する(350)。
【0050】 図7Bは図7Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信号及
びトラフィック信号の流れを示している。先ず、711段階では、TSTD基地
局AとTSTD端末がマイクロ−TSTDモードで通信を行う。通信中に、前記
端末は713段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いかを検
査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必要であれ
ば、前記端末は前記711段階に戻って前記基地局Aとの通信を続けて行う。し
かしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は715段階に進んで前
記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aは717段階で
ハンドオフ確認メッセージを前記端末に伝送する。
【0051】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも71
9段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。
【0052】 その後、前記ソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは721段階
で信号を非TSTDモードで伝送する。同時に、前記基地局Bも723段階で同
一の信号を非TSTDモードで伝送する。これに対して前記端末は前記基地局か
らの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合器を通して各基地局
からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値を合算してソフトハ
ンドオフを行う。
【0053】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は7
25段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを伝
送し、これに対して前記基地局Aは727段階で前記要求メッセージに対する確
認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。同時に、前記端末は前記基地
局Aからの信号受信を中断する。前記チャネル解除要求メッセージの伝送ととも
に、前記端末は729段階で前記基地局BにTSTDモードで信号を伝送するこ
とを要求し、これに対して前記基地局Bは731段階で確認メッセージを前記端
末に伝送した後、TSTDモードでデータを伝送する。その後、前記確認メッセ
ージが受信されると、前記端末は動作モードを非TSTDモードからTSTDモ
ードに切り換えた後、733段階で前記基地局Bとマイクロ−TSTDモードで
通信を行う。
【0054】 D.第3実施形態 図8A,図8Bは本発明の第3実施形態によるソフトハンドオフ方法を示した
図である。図8Aを参照して、TSTD端末がTSTD基地局A(BS#A)から
隣接するTSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号送受信過程を説明す
る。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは送信アンテナBS#A1,BS#
A2を交互に選択してTSTDモードで信号を伝送する(310)。前記ハンドオ
フの実行中、前記基地局A,Bはマクロ−TSTDモードで前記送信アンテナの
うち、選択された一つのアンテナを通してデータを断続的に伝送し、前記端末は
前記各基地局からの伝送経路にフィンガーを割り当てて伝送データを受信する(
360)。
【0055】 ここで、前記基地局Bの送信アンテナの選択は全的に基地局Bの判断により行
われる。なぜならば、TSTDモードで伝送される前記基地局Bの信号を前記端
末が受信しないので、どの送信アンテナの伝送品質が良好であるかを判断するこ
とができない。したがって、前記基地局Bの送信アンテナの選択は各アンテナへ
の総送信電力などにより前記基地局Bにより決める。前記ソフトハンドオフの完
了後、前記基地局BはTSTDモードで信号を伝送し、その伝送信号を前記端末
がTSTDモードで受信する(350)。
【0056】 図8Bは図8Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信号及
びトラフィック信号の流れを示している。先ず、811段階では、TSTD基地
局AとTSTD端末がマイクロ−TSTDモードで通信を行う。通信中に、前記
端末は813段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いかを検
査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必要であれ
ば、前記端末は前記811段階に戻って前記基地局Aとの通信を続けて行う。し
かしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は815段階に進んで前
記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aが817段階で
ハンドオフ確認メッセージを前記端末に伝送する。
【0057】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも81
9段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。817,8
19段階でソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局A,Bは821,8
23段階でマクロ−TSTDモードで信号を交互に伝送する。これに対して前記
端末は前記各基地局からの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結
合器を通して各基地局からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算
値を合算してソフトハンドオフを行う。
【0058】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は8
25段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを伝
送する。これに対して前記基地局Aは827段階で前記要求メッセージに対する
確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。前記チャネル解除要求メッ
セージの伝送とともに、前記端末は前記基地局BにTSTDモードで信号を伝送
することを要求する。これに対して前記基地局Bは831段階で確認メッセージ
を前記端末に伝送する。前記確認メッセージが受信されると、前記端末は動作モ
ードを非TSTDモードからTSTDモードに切り換えた後、833段階で前記
基地局Bとマイクロ−TSTDモードで通信を行う。
【0059】 E.第4実施形態 図9A,図9Bは本発明の第4実施形態によるソフトハンドオフ方法を示した
図である。図9Aを参照して、TSTD端末がTSTD基地局A(BS#A)から
隣接するTSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号送受信過程を説明す
る。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは送信アンテナBS#A1,BS#
A2を交互に選択してTSTDモードで信号を伝送する(310)。前記ソフトハ
ンドオフの実行中、前記基地局A,Bは同一のデータを同時にマイクロ−TST
Dモードで伝送する。前記端末は前記各基地局からの伝送経路にフィンガーを割
り当てて伝送データを受信する(370)。本実施形態では、四つのフィンガーが
割り当てられる。前記ソフトハンドオフの完了後、前記基地局BはTSTDモー
ドで信号を伝送し、その伝送信号を前記端末がTSTDモードで受信する(35
0)。
【0060】 図9Bは図9Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信号及
びトラフィック信号の流れを示している。先ず、911段階では、TSTD基地
局AとTSTD端末がマイクロ−TSTDモードで通信を行う。通信中に、前記
端末は913段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いかを検
査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必要であれ
ば、前記端末は前記911段階に戻って前記基地局Aとの通信を続けて行う。し
かしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は915段階に進んで前
記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aが917段階で
ハンドオフ確認メッセージを前記端末に伝送する。
【0061】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を前記端末に伝送する。この際、前記基地局Bも
919段階でハンドオフの受容可否を端末に伝送することができる。917段階
でソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは921段階でマイクロ−
TSTDモードで信号を伝送するとともに、前記端末も923段階でマイクロ−
TSTDモードで同一の信号を伝送する。これに対して前記端末は前記各基地局
からの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合器を通して各基地
局からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値を合算してソフト
ハンドオフを行う。
【0062】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は9
25段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを伝
送する。これに対して前記基地局Aは927段階で前記要求メッセージに対する
確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。同時に、前記端末も前記基
地局Aからの信号受信を中断する。その後、前記端末と前記基地局Bは929段
階でマイクロ−TSTDモードで通信を行う。
【0063】 上述した第4実施形態は同期チャネルをハンドオフする場合にも適用すること
ができる。UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)では、一つ
のフレームが10msであり、16個のタイムスロットからなる。前記同期チャ
ネルでは、一つのタイムスロットを10個の区間に分けて各スロットの第1区間
で256チップの間、第1及び第2同期コードを出力する。ここで、各スロット
の第1区間で第1同期コードを伝送するチャネルを第1同期チャネルと称し、前
記各スロットの第1区間で第2同期コードを伝送するチャネルを第2同期チャネ
ルと称する。このような同期チャネルをハンドオフする場合、第4実施例のよう
に、前記端末は前記基地局AからTSTDモードで伝送される同期チャネルを受
信する。前記ハンドオフの実行中、前記端末は前記基地局AからTSTDモード
で伝送される同期チャネル及び前記基地局BからTSTDモードで伝送される同
期チャネルを受信する。前記ハンドオフの完了後、前記端末は前記基地局Bから
TSTDモードで伝送される同期チャネルを受信する。
【0064】 F.第5実施形態 図10A,図10Bは本発明の第5実施形態によるソフトハンドオフ方法を示
した図である。図10Aを参照して、TSTD端末がTSTD基地局A(BS#
A)から隣接するTSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号送受信過程
を説明する。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは送信アンテナBS#A1
,BS#A2を交互に選択してTSTDモードで信号を伝送する(310)。前記
ハンドオフの実行中、前記基地局AはTSTDモードで信号を伝送するとともに
、前記基地局Bは同一の信号を非TSTDモードで伝送する。これに対して前記
端末は前記各基地局からの伝送経路にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信す
る(380)。本実施形態では、三つのフィンガーが割り当てられる。
【0065】 ここで、前記基地局Bの送信アンテナの選択は全的に前記基地局Bの判断によ
り行われる。なぜならば、TSTDモードで伝送される前記基地局Bの信号を前
記端末が受信しないので、どの送信アンテナの伝送品質が良好であるかを判断す
ることができない。したがって、前記基地局Bの送信アンテナの選択は各アンテ
ナへの総送信電力などにより前記基地局Bにより決められる。前記ソフトハンド
オフの完了後、前記基地局BはTSTDモードで信号を伝送し、その信号を前記
端末がTSTDモードで受信する(350)。
【0066】 図10Bは図10Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信
号及びトラフィック信号の流れを示している。先ず、1011段階では、TST
D基地局AとTSTD端末がマイクロ−TSTDモードで通信を行う。通信中に
、前記端末は1013段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低
いかを検査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必
要であれば、前記端末は前記1011段階に戻って前記基地局Aとの通信を続け
て行う。しかしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は1015段
階に進んで前記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aが
1017段階でハンドオフ要求に対するハンドオフ確認メッセージを伝送する。
【0067】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも10
19段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。 その後、前記ソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは1021段
階でマイクロ−TSTDモードで信号を伝送するとともに、前記基地局Bは10
23段階で非TSTDモードで同一の信号を伝送する。これに対して前記端末は
前記基地局からの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合器を通
して各基地局からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値を合算
してソフトハンドオフを行う。
【0068】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は1
025段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを
伝送する。これに対して前記基地局Aは1027段階で前記要求メッセージに対
する確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。同時に、前記端末も前
記基地局Aからの信号受信を中断する。前記チャネル解除要求の伝送とともに、
前記端末は1029段階で前記基地局BにTSTDモードで信号を伝送すること
を要求し、これに対して前記基地局Bは1031段階で確認メッセージを前記端
末に伝送した後、動作モードをTSTDモードに切り換える。前記確認メッセー
ジが受信されると、前記端末は動作モードを非TSTDモードからTSTDモー
ドに切り換えた後、1033段階で前記基地局Bとマイクロ−TSTDモードで
通信を行う。
【0069】 G.第6実施形態 図11A,図11Bは本発明の第6実施形態によるソフトハンドオフ方法を示
した図である。図11Aを参照して、TSTD端末がTSTD基地局A(BS#
A)から隣接するTSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号送受信過程
を説明する。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは送信アンテナBS#A1
,BS#A2を交互に選択してTSTDモードで信号を伝送する(310)。前記
ハンドオフ過程の初期に、前記基地局AはTSTDモードで信号を伝送するとと
もに、前記基地局Bは同一の信号を非TSTDモードで伝送する。これに対して
前記端末は前記各基地局からの伝送経路にフィンガーを割り当てて伝送信号を受
信する(380)。
【0070】 ここで、前記基地局Bの送信アンテナの選択は全的に前記基地局Bの判断によ
り行われる。なぜならば、TSTDモードで伝送される前記基地局Bの信号を前
記端末が受信しないので、どの送信アンテナの伝送品質が良好であるかを判断す
ることができない。したがって、前記基地局Bの送信アンテナの選択は各アンテ
ナへの総送信電力などにより前記基地局Bにより決められる。前記ソフトハンド
オフの実行中、前記基地局A,Bは同一のデータを同時にTSTDモードで伝送
する。前記端末は前記各基地局からの伝送経路にフィンガーを割り当てて伝送デ
ータを受信する(370)。本実施例では、四つのフィンガーが割り当てられる。
前記ソフトハンドオフの完了後、前記基地局BはTSTDモードで信号を伝送し
、その信号を前記端末がTSTDモードで受信する(350)。
【0071】 図11Bは図11Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信
号及びトラフィック信号の流れを示している。先ず、1111段階では、TST
D基地局AとTSTD端末がマイクロ−TSTDモードで通信を行う。通信中に
、前記端末は1113段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低
いかを検査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必
要であれば、前記端末は前記1111段階に戻って前記基地局Aとの通信を続け
て行う。しかしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は1115段
階に進んで前記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aは
1117段階で前記ハンドオフ要求に対するハンドオフ確認メッセージを伝送す
る。
【0072】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも11
19段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。1117
,1119段階でハンドオフが許可されると、前記基地局Aは1121段階でマ
イクロ−TSTDモードで信号を伝送するとともに、前記基地局Bは1123段
階で同一の信号を非TSTDモードで伝送する。一方、前記端末は1125段階
で前記基地局BにTSTDモードで信号を伝送することを要求し、これに対して
前記基地局Bは1127段階で確認メッセージを前記端末に伝送する。前記確認
メッセージが受信されると、前記端末は動作モードを非TSTDモードからTS
TDモードに切り換えた後、前記基地局Bからの信号を受信する。
【0073】 その後、前記ソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは1129段
階でマイクロ−TSTDモードで信号を伝送するとともに、前記基地局Bは11
31段階でマイクロ−TSTDモードで同一の信号を伝送する。これに対して前
記端末は前記各基地局からの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、
結合器を通して各基地局からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗
算値を合算してソフトハンドオフを行う。
【0074】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は1
133段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを
伝送する。これに対して前記基地局Aは1135段階で前記要求メッセージに対
する確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。同時に、前記端末も前
記基地局Aからの信号受信を中断する。その後、前記端末と前記基地局Bは11
37段階でマイクロ−TSTDモードで通信を行う。
【0075】 H.第7実施形態 図12A,図12Bは本発明の第7実施形態によるソフトハンドオフ方法を示
した図である。図12Aを参照して、TSTD端末が非TSTD基地局A(BS
#A)から隣接するTSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号送受信過
程を説明する。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは非TSTDモードで信
号を伝送する(320)。前記ソフトハンドオフの実行中、前記基地局A,Bは非
TSTDモードで同一のデータを同時に伝送する。これに対して前記端末は前記
各基地局からの伝送経路にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信する(330)
。本実施形態では、二つのフィンガーが割り当てられる。
【0076】 ここで、前記基地局Bの送信アンテナの選択は全的に前記基地局Bの判断によ
り行われる。なぜならば、TSTDモードで伝送される前記基地局Bの信号を前
記端末が受信しないので、どの送信アンテナの伝送品質が良好であるかを判断す
ることができない。したがって、前記基地局Bの送信アンテナの選択は各アンテ
ナへの総送信電力などにより前記基地局Bにより決められる。前記ソフトハンド
オフの直後、前記基地局Bのみが信号を伝送し、前記端末はその伝送信号を受信
する(340)。前記ソフトハンドオフの完了後、前記基地局BはTSTDモード
で動作し、前記端末もTSTDモードで動作して前記基地局Bからのデータを受
信する(350)。
【0077】 図12Bは図12Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信
号及びトラフィック信号の流れを示している。先ず、1211段階では、非TS
TD基地局AとTSTD端末が非TSTDモードで通信を行う。通信中に、前記
端末は1213段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いかを
検査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必要であ
れば、前記端末は前記1211段階に戻って前記基地局Aとの通信を続けて行う
。しかしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は1215段階に進
んで前記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aが121
7段階で前記ハンドオフ要求に対するハンドオフ確認メッセージを前記端末に伝
送する。
【0078】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも12
19段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。
【0079】 その後、前記ソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは1221段
階で非TSTDモードで信号を伝送するとともに、前記基地局Bも1223段階
で非TSTDモードで同一の信号を伝送する。これに対して前記端末は前記各基
地局からの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合器を通して各
基地局からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値を合算してソ
フトハンドオフを行う。
【0080】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は1
125段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを
伝送する。これに対して前記基地局Aが1227段階で前記要求メッセージに対
する確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。同時に、前記端末も前
記基地局Aからの信号受信を中断する。前記ソフトハンドオフの完了後、前記端
末は1129段階で前記基地局Bと非TSTDモードで通信を行う。
【0081】 一方、前記端末は1231段階で前記基地局BにTSTDモードで信号を伝送
することを要求する。これに対して前記基地局Bが1233段階で前記端末に前
記確認メッセージを伝送した後、TSTDモードで動作する。前記確認メッセー
ジが受信されると、前記端末は動作モードを非TSTDモードからTSTDモー
ドに切り換えた後、1235段階で前記基地局Bとマイクロ−TSTDモードで
通信を行う。
【0082】 I.第8実施形態 図13A,図13Bは本発明の第8実施形態によるソフトハンドオフ方法を示
した図である。図13Aを参照して、TSTD端末が非TSTD基地局A(BS
#A)から隣接するTSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号の送受信
過程を説明する。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは非TSTDモードで
信号を伝送する(320)。前記ハンドオフの実行中、前記基地局A,Bは非TS
TDモードで同一のデータを同時に伝送する。これに対して前記端末は前記各基
地局からの伝送経路にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信する(330)。本
実施形態では、二つのフィンガーが割り当てられる。
【0083】 ここで、前記基地局Bの送信アンテナの選択は全的に前記基地局Bの判断によ
り行われる。なぜならば、TSTDモードで伝送される前記基地局Bの信号を前
記端末が受信しないので、どの送信アンテナの伝送品質が良好であるかを判断す
ることができない。したがって、前記基地局Bの送信アンテナの選択は各アンテ
ナへの総送信電力などにより前記基地局Bにより決められる。前記ソフトハンド
オフの完了後、前記基地局BはTSTDモードで動作し、前記端末もTSTDモ
ードで動作して前記基地局Bからのデータを受信する(350)。
【0084】 図13Bは図13Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信
号及びトラフィック信号の流れを示している。先ず、1311段階では、非TS
TD基地局AとTSTD端末が非TSTDモードで通信を行う。通信中に、前記
端末は1313段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いかを
検査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必要であ
れば、前記端末は前記1311段階に戻って前記基地局Aとの通信を続けて行う
。しかしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は1315段階に進
んで前記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aが131
7段階で前記ハンドオフ要求に対するハンドオフ確認メッセージを前記端末に伝
送する。
【0085】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも13
19段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。
【0086】 その後、前記ソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは1321段
階で非TSTDモードで信号を伝送するとともに、前記基地局Bも1323段階
で非TSTDモードで同一の信号を伝送する。これに対して前記端末は前記各基
地局からの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合器を通して各
基地局からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値を合算してソ
フトハンドオフを行う。
【0087】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は1
325段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを
伝送する。これに対して前記基地局Aが1327段階で前記要求メッセージに対
する確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。同時に、前記端末も前
記基地局Aからの信号受信を中断する。
【0088】 かつ、前記チャネル解除要求メッセージの伝送とともに、前記端末は1329
段階で前記基地局BにTSTDモードで信号を伝送することを要求すると、前記
基地局Bは1331段階で前記要求に対する確認メッセージを伝送した後、TS
TDモードで動作する。その後、前記確認メッセージが受信されると、前記端末
は動作モードを非TSTDモードからTSTDモードに切り換えた後、1333
段階で前記基地局Bとマイクロ−TSTDモードで通信を行う。
【0089】 J.第9実施形態 図14A,図14Bは本発明の第9実施形態によるソフトハンドオフ方法を示
した図である。図14Aを参照して、TSTD端末が非TSTD基地局A(BS
#A)から隣接するTSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号の送受信
過程を説明する。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは非TSTDモードで
信号を伝送する(320)。前記ハンドオフの実行前、前記基地局A,Bは非TS
TDモードで同一のデータを同時に伝送する。これに対して前記端末は前記各基
地局からの伝送経路にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信する(330)。
【0090】 ここで、前記基地局Bの送信アンテナの選択は全的に前記基地局Bの判断によ
り行われる。なぜならば、TSTDモードで伝送される前記基地局Bの信号を前
記端末が受信しないので、どの送信アンテナの伝送品質が良好であるかを判断す
ることができない。したがって、前記基地局Bの送信アンテナの選択は各アンテ
ナへの総送信電力などにより前記基地局Bにより決められる。
【0091】 前記ソフトハンドオフの実行中、前記基地局Aは信号を非TSTDモードで続
けて伝送し、前記基地局Bは同一のデータをTSTDモードで伝送する。これに
対して前記端末は前記各基地局からの伝送経路にフィンガーを割り当てて伝送信
号を受信する(390)。本実施形態では、三つのフィンガーが割り当てられる。
前記ソフトハンドオフの完了後、前記基地局BはTSTDモードで動作し、前記
端末もTSTDモードで動作して前記基地局Bからデータを受信する。
【0092】 図14Bは図14Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信
号及びトラフィック信号の流れを示している。先ず、1411段階では、非TS
TD基地局AとTSTD端末が非TSTDモードで通信を行う。通信中に、前記
端末は1413段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いかを
検査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必要であ
れば、前記端末は前記1411段階に戻って前記基地局Aとの通信を続けて行う
。しかしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は1415段階に進
んで前記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aが141
7段階で前記ハンドオフ要求に対するハンドオフ確認メッセージを前記端末に伝
送する。
【0093】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも14
19段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。
【0094】 その後、前記ハンドオフが許可されると、前記基地局A,Bは1421,14
23段階で非TSTDモードで信号を伝送し、前記端末は前記各基地局からの信
号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信する。その後、前記端末が1425
段階で前記基地局BにTSTDモードで信号を伝送することを要求し、これに対
して前記基地局Bは前記要求に対する確認メッセージを伝送した後、1427段
階でTSTDモードで動作する。
【0095】 その後、前記ソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは1429段
階で非TSTDモードで信号を伝送するとともに、前記基地局Bも1431段階
で非TSTDモードで同一の信号を伝送する。これに対して前記端末は前記各基
地局からの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合器を通して各
基地局からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値を合算してソ
フトハンドオフを行う。
【0096】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は1
433段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを
伝送する。これに対して前記基地局Aは1435段階で前記要求メッセージに対
する確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。同時に、前記端末も前
記基地局Aからの信号受信を中断する。その後、前記端末は1437段階で前記
基地局Bとマイクロ−TSTDモードで通信を行う。
【0097】 K.第10実施形態 図15A,図15Bは本発明の第10実施形態によるソフトハンドオフ方法を
示した図である。図15Aを参照して、TSTD端末が非TSTD基地局A(B
S#A)から隣接するTSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号の送受
信過程を説明する。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは非TSTDモード
で信号を伝送する(320)。前記ハンドオフの実行中、前記基地局Aは非TST
Dモードで信号を続けて伝送し、前記基地局BはTSTDモードで同一の信号を
伝送する。これに対して前記端末は前記各基地局からの伝送経路にフィンガーを
割り当てて伝送信号を受信する(390)。本実施例では、三つのフィンガーが割
り当てられる。前記ソフトハンドオフの完了後、前記基地局BがTSTDモード
で動作し、前記端末もTSTDモードで動作して前記基地局Bからデータを受信
する(350)。
【0098】 図15Bは図15Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信
号及びトラフィック信号の流れを示している。先ず、1511段階では、非TS
TD基地局AとTSTD端末が非TSTDモードで通信を行う。通信中に、前記
端末は1513段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いかを
検査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必要であ
れば、前記端末は前記1511段階に戻って前記基地局Aとの通信を続けて行う
。しかしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は1515段階に進
んで前記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aが151
7段階で前記ハンドオフ要求に対するハンドオフ確認メッセージを前記端末に伝
送する。
【0099】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも15
19段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。
【0100】 その後、前記ソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは1521段
階で非TSTDモードで信号を伝送するとともに、前記基地局Bも1523段階
でマイクロ−TSTDモードで同一の信号を伝送する。これに対して前記端末は
前記各基地局からの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合器を
通して各基地局からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値を合
算してソフトハンドオフを行う。
【0101】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は1
525段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを
伝送する。これに対して前記基地局Aが1527段階で前記要求メッセージに対
する確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。同時に、前記端末も前
記基地局Aからの信号受信を中断する。その後、前記端末は1529段階で前記
基地局Bとマイクロ−TSTDモードで通信を行う。
【0102】 本発明の第10実施形態は同期チャネルのハンドオフにも適用することができ
る。すなわち、同期チャネルをハンドオフする場合、第10実施例のように、前
記端末は前記基地局Aから非TSTDモードで伝送される同期チャネルを受信す
る。前記ハンドオフの実行中、前記端末は前記基地局Aから非TSTDモードで
伝送される同期チャネル及び前記基地局BからTSTDモードで伝送される同期
チャネルを受信する。前記ハンドオフの完了後、前記端末は前記基地局BからT
STDモードで伝送される同期チャネルを受信する。
【0103】 L.第11実施形態 図16A,図16Bは本発明の第11実施形態例によるソフトハンドオフ方法
を示した図である。図16Aを参照して、TSTD端末が非TSTD基地局A(
BS#A)から隣接する非TSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号の
送受信過程を説明する。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは非TSTDモ
ードで信号を伝送する(320)。前記ハンドオフの実行中、前記基地局A,Bは
非TSTDモードで同一のデータを伝送する。これに対して前記端末は前記各基
地局からの伝送経路にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信する(330)。本
実施形態では、二つのフィンガーが割り当てられる。前記ソフトハンドオフの完
了後、前記基地局Bは非TSTDモードで動作し、前記端末も非TSTDモード
で動作して前記基地局Bからデータを受信する(340)。
【0104】 図16Bは図16Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信
号及びトラフィック信号の流れを示している。先ず、1611段階では、非TS
TD基地局AとTSTD端末が非TSTDモードで通信を行う。通信中に、前記
端末は1613段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いかを
検査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必要であ
れば、前記端末は前記1611段階に戻って前記基地局Aとの通信を続けて行う
。しかしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は1615段階に進
んで前記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aは161
7段階で前記ハンドオフ要求に対するハンドオフ確認メッセージを前記端末に伝
送する。
【0105】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも16
19段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。
【0106】 その後、前記ハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは1621段階で非
TSTDモードで信号を伝送する。同時に、前記基地局Bは1623段階でTS
TDモードで同一の信号を伝送する。これに対して前記端末は前記各基地局から
の信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合器を通して各基地局か
らの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値を合算してソフトハン
ドオフを行う。
【0107】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は1
625段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを
伝送する。これに対して前記基地局Aは1627段階で前記要求メッセージに対
する確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。同時に、前記端末も前
記基地局Aからの信号受信を中断する。その後、前記端末は1629段階で前記
基地局Bと非TSTDモードで通信を行う。
【0108】 M.第12実施形態 図17A,図17Bは本発明の第12実施形態によるソフトハンドオフ方法を
示した図である。図17Aを参照して、TSTD端末が非TSTD基地局A(B
S#A)から隣接する非TSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号の送
受信過程を説明する。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは非TSTDモー
ドで信号を伝送する(320)。前記ハンドオフの実行中、前記基地局A,Bは同
一のデータを選択された送信アンテナを通してマクロ−TSTDモードで交互に
伝送し、前記端末は前記各基地局からの伝送経路にフィンガーを割り当てて伝送
信号を受信する(360)。本実施形態では、二つのフィンガーが割り当てられる
。前記ソフトハンドオフの完了後、前記基地局Bは非TSTDモードで動作し、
前記端末も非TSTDモードで動作して前記基地局Bからデータを受信する(3
40)。
【0109】 図17Bは図17Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信
号及びトラフィック信号の流れを示している。先ず、1711段階では、非TS
TD基地局AとTSTD端末が非TSTDモードで通信を行う。通信中に、前記
端末は1713段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いかを
検査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必要であ
れば、前記端末は前記1711段階に戻って前記基地局Aとの通信を続けて行う
。しかしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は1715段階に進
んで前記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aは171
7段階で前記ハンドオフ要求に対するハンドオフ確認メッセージを前記端末に伝
送する。
【0110】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも17
19段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。
【0111】 その後、前記ハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは1721段階でマ
クロ−TSTDモードで信号を伝送する。同時に、前記基地局Bも1723段階
でマクロ−TSTDモードで同一の信号を伝送する。これに対して前記端末は前
記各基地局からの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合器を通
して各基地局からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値を合算
してソフトハンドオフを行う。
【0112】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は1
725段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを
伝送する。これに対して前記基地局Aは1727段階で前記要求メッセージに対
する確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。同時に、前記端末も前
記基地局Aからの信号受信を中断する。前記チャネル解除要求メッセージの伝送
とともに、前記端末は1729段階でマクロ−TSTDモード解除要求を前記基
地局Bに伝送する。これに対して前記基地局Bは1731段階で前記要求に対す
る確認メッセージを伝送する。その後、前記端末は1733段階で前記基地局B
と非TSTDモードで通信を行う。
【0113】 N.第13実施形態 図18A,図18Bは本発明の第13実施形態によるソフトハンドオフ方法を
示した図である。図18Aを参照して、TSTD端末がTSTD基地局A(BS
#A)から隣接する非TSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号の送受
信過程を説明する。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは送信アンテナを交
互に選択してTSTDモードで動作する(310)。前記ハンドオフの実行前、前
記基地局Aは動作モードをTSTDモードから非TSTDモードに切り換えて伝
送信号を受信する(320)。このような非TSTDモードでは、前記基地局が多
数の送信アンテナのうち、一つを選択して前記端末が受信信号の品質に基づいて
伝送したアンテナ選択メッセージに応じて信号を伝送する。
【0114】 前記ハンドオフの実行中、前記基地局A,Bは非TSTDモードで同一のデー
タを同時に伝送する。これに対して前記端末は前記各基地局からの伝送経路にフ
ィンガーを割り当てて伝送信号を受信する(330)。本実施例では、二つのフィ
ンガーが割り当てられる。前記ソフトハンドオフの完了後、前記基地局Bは非T
STDモードで動作し、前記端末も非TSTDモードで動作して前記基地局Bか
らデータを受信する(340)。
【0115】 図18Bは図18Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信
号及びトラフィック信号の流れを示している。先ず、1811段階では、TST
D基地局AとTSTD端末がマイクロ−TSTDモードで通信を行う。通信中に
、前記端末は1813段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低
いかを検査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必
要であれば、前記端末は前記1811段階に戻って前記基地局Aとの通信を続け
て行う。しかしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は1815段
階に進んで前記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aは
1817段階で前記ハンドオフ要求に対するハンドオフ確認メッセージを前記端
末に伝送する。
【0116】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも18
19段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。前記ハン
ドオフが許可されると、前記基地局Aは1821段階で信号を非TSTDモード
で伝送し、前記端末は前記基地局Aから伝送される信号を非TSTDモードで受
信する。
【0117】 その後、前記ハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは1823段階で非
TSTDモードで信号を伝送する。同時に、前記基地局Bは1825段階で非T
STDモードで同一の信号を伝送する。これに対して前記端末は前記各基地局か
らの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合器を通して各基地局
からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値を合算してソフトハ
ンドオフを行う。
【0118】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は1
827段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを
伝送する。これに対して前記基地局Aは1829段階で前記要求メッセージに対
する確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。同時に、前記端末も前
記基地局Aからの信号受信を中断する。その後、前記端末は1831段階で前記
基地局Bと非TSTDモードで通信を行う。
【0119】 O.第14実施形態 図19A,図19Bは本発明の第14実施形態によるソフトハンドオフ方法を
示した図である。図19Aを参照して、非TSTD端末がTSTD基地局A(B
S#A)から隣接するTSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号の送受
信過程を説明する。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは一つの選択アンテ
ナを通して非TSTDモードで信号を伝送し、前記端末はその伝送信号を受信す
る(320)。前記ハンドオフの実行中、前記基地局A,Bは同一のデータを同時
に非TSTDモードで伝送する。これに対して前記端末は前記各基地局からの伝
送経路にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信する(330)。本実施形態では
、二つのフィンガーが割り当てられる。前記ソフトハンドオフの完了後、前記基
地局Bは非TSTDモードで動作し、前記端末も非TSTDモードで動作して前
記基地局Bからデータを受信する(340)。
【0120】 図19Bは図19Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信
号及びトラフィック信号の流れを示している。先ず、1911段階では、TST
D基地局Aと非TSTD端末が非TSTDモードで通信を行う。通信中に、前記
端末は1913段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いかを
検査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必要であ
れば、前記端末は前記1911段階に戻って前記基地局Aとの通信を続けて行う
。しかしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は1915段階に進
んで前記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aは191
7段階で前記ハンドオフ要求に対するハンドオフ確認メッセージを前記端末に伝
送する。
【0121】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局Bに
対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおける
送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、前
記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可否
を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも191
9段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。
【0122】 その後、前記ソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは1921段
階で非TSTDモードで信号を伝送する。同時に、前記基地局Bは1923段階
で非TSTDモードで同一の信号を伝送する。これに対して前記端末は前記各基
地局からの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合器を通して各
基地局からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値を合算してソ
フトハンドオフを行う。
【0123】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は1
925段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを
伝送する。これに対して前記基地局Aは1927段階で前記要求メッセージに対
する確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。同時に、前記端末も前
記基地局Aからの信号受信を中断する。その後、前記端末は1929段階で前記
基地局Bと非TSTDモードで通信を行う。
【0124】 P.第15実施形態 図20A,図20Bは本発明の第15実施形態によるソフトハンドオフ方法を
示した図である。図20Aを参照して、非TSTD端末がTSTD基地局A(B
S#A)から隣接するTSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号の送受
信過程を説明する。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは非TSTDモード
で信号を伝送し、前記端末はその伝送信号を受信する(320)。前記ソフトハン
ドオフの実行中、前記基地局A,Bは選択アンテナを通して同一のデータをマク
ロ−TSTDモードで交互に伝送し、これに対して前記端末は前記各基地局から
の伝送経路にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信する(360)。本実施形態
では、二つのフィンガーが割り当てられる。
【0125】 ここで、前記基地局Bの送信アンテナの選択は全的に前記基地局Bの判断によ
り行われる。なぜならば、TSTDモードで伝送される前記基地局Bの信号を前
記端末が受信しないので、どの送信アンテナの伝送品質が良好であるかを判断す
ることができない。したがって、前記基地局Bの送信アンテナの選択は各アンテ
ナへの総送信電力などにより前記基地局Bにより決められる。前記ソフトハンド
オフの完了後、前記基地局Bは非TSTDモードで動作し、前記端末も非TST
Dモードで動作して前記基地局Bからデータを受信する(340)。
【0126】 図20Bは図20Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信
号及びトラフィック信号の流れを示している。先ず、2011段階では、TST
D基地局Aと非TSTD端末が非TSTDモードで通信を行う。通信中に、前記
端末は2013段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いかを
検査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必要であ
れば、前記端末は前記2011段階に戻って前記基地局Aとの通信を続けて行う
。しかしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は2015段階に進
んで前記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aは201
7段階で前記ハンドオフ要求に対するハンドオフ確認メッセージを前記端末に伝
送する。
【0127】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも20
19段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。
【0128】 その後、前記ソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは2021段
階でマクロ−TSTDモードで信号を伝送するとともに、前記基地局Bは202
3段階でマクロ−TSTDモードで同一の信号を伝送する。これに対して前記端
末は前記各基地局からの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合
器を通して各基地局からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値
を合算してソフトハンドオフを行う。
【0129】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は2
025段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを
伝送する。これに対して前記基地局Aは2027段階で前記要求メッセージに対
する確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。前記チャネル解除要求
の伝送とともに、前記端末は2029段階でマクロ−TSTDモード解除要求を
前記基地局Bに伝送し、前記基地局Bは2031段階で前記要求に対する確認メ
ッセージを伝送する。前記確認メッセージが受信されると、前記端末は動作モー
ドをマクロ−TSTDモードから非TSTDモードに切り換えた後、2033段
階で前記基地局Bと非TSTDモードで通信を行う。
【0130】 Q.第16実施形態例 図21A,図21Bは本発明の第16実施形態によるソフトハンドオフ方法を
示した図である。図21Aを参照して、非TSTD端末が非TSTD基地局A(
BS#A)から隣接するTSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号の送
受信過程を説明する。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは非TSTDモー
ドで選択送信アンテナを通して信号を伝送し、前記端末はその伝送信号を受信す
る(320)。前記ソフトハンドオフの実行中、前記基地局A,Bは同一のデータ
を非TSTDモードで同時に伝送し、これに対して前記端末は前記各基地局から
の伝送経路にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信する(330)。本実施形態
では、二つのフィンガーが割り当てられる。前記ソフトハンドオフの完了後、前
記基地局Bは非TSTDモードで動作し、前記端末も非TSTDモードで動作し
て前記基地局Bからデータを受信する(340)。
【0131】 図21Bは図21Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信
号及びトラフィック信号の流れを示している。先ず、2111段階では、非TS
TD基地局Aと非TSTD端末が非TSTDモードで通信を行う。通信中に、前
記端末は2113段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いか
を検査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必要で
あれば、前記端末は前記2111段階に戻って前記基地局Aとの通信を続けて行
う。しかしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は2115段階に
進んで前記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aは21
17段階で前記ハンドオフ要求に対するハンドオフ確認メッセージを前記端末に
伝送する。
【0132】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも21
19段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。
【0133】 その後、前記ソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは2121段
階で非TSTDモードで信号を伝送するとともに、前記基地局Bは2123段階
で非TSTDモードで同一の信号を伝送する。これに対して前記端末は前記各基
地局からの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合器を通して各
基地局からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値を合算してソ
フトハンドオフを行う。
【0134】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は2
123段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを
伝送する。これに対して前記基地局Aは2125段階で前記要求メッセージに対
する確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。同時に、前記端末も前
記基地局Aからの信号受信を中断する。その後、前記端末は2127段階で前記
基地局Bと非TSTDモードで通信を行う。
【0135】 R.第17実施形態 図22A,図22Bは本発明の第17実施形態によるソフトハンドオフ方法を
示した図である。図22Aを参照して、非TSTD端末が非TSTD基地局A(
BS#A)から隣接するTSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号の送
受信過程を説明する。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは非TSTDモー
ドで信号を伝送し、前記端末はその伝送信号を受信する(320)。前記ソフトハ
ンドオフの実行中、前記基地局A,Bは選択アンテナを通して同一のデータをマ
クロ−TSTDモードで交互に伝送し、これに対して前記端末は前記各基地局か
らの伝送経路にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信する(360)。本実施形
態では、二つのフィンガーが割り当てられる。
【0136】 ここで、前記基地局Bの送信アンテナの選択は全的に前記基地局Bの判断によ
り行われる。なぜならば、TSTDモードで伝送される前記基地局Bの信号を前
記端末が受信しないので、どの送信アンテナの伝送品質が良好であるかを判断す
ることができない。したがって、前記基地局Bの送信アンテナの選択は各アンテ
ナへの総送信電力などにより前記基地局Bにより決められる。前記ソフトハンド
オフの完了後、前記基地局Bは非TSTDモードで動作し、前記端末も非TST
Dモードで動作して前記基地局Bからデータを受信する(340)。
【0137】 図22Bは図22Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信
号及びトラフィック信号の流れを示している。先ず、2211段階では、非TS
TD基地局Aと非TSTD端末が非TSTDモードで通信を行う。通信中に、前
記端末は2213段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いか
を検査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必要で
あれば、前記端末は前記2211段階に戻って前記基地局Aとの通信を続けて行
う。しかしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は2215段階に
進んで前記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aは22
17段階で前記ハンドオフ要求に対するハンドオフ確認メッセージを前記端末に
伝送する。
【0138】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも22
19段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。
【0139】 その後、前記ソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは2221段
階でマクロ−TSTDモードで信号を伝送するとともに、前記基地局Bは222
3段階でマクロ−TSTDモードで同一の信号を伝送する。これに対して前記端
末は前記各基地局からの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合
器を通して各基地局からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値
を合算してソフトハンドオフを行う。
【0140】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は2
225段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを
伝送する。これに対して前記基地局Aは2227段階で前記要求メッセージに対
する確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。前記チャネル解除要求
の伝送とともに、前記端末は2229段階でマクロ−TSTDモード解除要求を
前記基地局Bに伝送し、前記基地局Bは2231段階で前記要求に対する確認メ
ッセージを伝送する。前記確認メッセージが受信されると、前記端末は動作モー
ドをマクロ−TSTDモードから非TSTDモードに切り換えた後、2233段
階で前記基地局Bと非TSTDモードで通信を行う。
【0141】 R.第18実施形態 図23A,図23Bは本発明の第18実施形態によるソフトハンドオフ方法を
示した図である。図23Aを参照して、非TSTD端末が非TSTD基地局A(
BS#A)から隣接する非TSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号の
送受信過程を説明する。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは非TSTDモ
ードで信号を伝送し、前記端末はその伝送信号を受信する(320)。前記ソフト
ハンドオフの実行中、前記基地局A,Bは選択アンテナを通して同一のデータを
マクロ−TSTDモードで交互に伝送し、これに対して前記端末は前記各基地局
からの伝送経路にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信する(360)。本実施
例では、二つのフィンガーが割り当てられる。前記ソフトハンドオフの完了後、
前記基地局Bは非TSTDモードで動作し、前記端末も非TSTDモードで動作
して前記基地局Bからデータを受信する(340)。
【0142】 図23Bは図23Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信
号及びトラフィック信号の流れを示している。先ず、2311段階では、非TS
TD基地局Aと非TSTD端末が非TSTDモードで通信を行う。通信中に、前
記端末は2313段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いか
を検査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必要で
あれば、前記端末は前記2311段階に戻って前記基地局Aとの通信を続けて行
う。しかしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は2315段階に
進んで前記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aは23
17段階で前記ハンドオフ要求に対するハンドオフ確認メッセージを前記端末に
伝送する。
【0143】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも23
19段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。
【0144】 その後、前記ソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは2321段
階でマクロ−TSTDモードで信号を伝送するとともに、前記基地局Bは232
3段階でマクロ−TSTDモードで同一の信号を伝送する。これに対して前記端
末は前記各基地局からの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合
器を通して各基地局からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値
を合算してソフトハンドオフを行う。
【0145】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は2
325段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを
伝送する。これに対して前記基地局Aは2327段階で前記要求メッセージに対
する確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。前記チャネル解除要求
の伝送とともに、前記端末は2329段階でマクロ−TSTDモード解除要求を
前記基地局Bに伝送し、前記基地局Bは2331段階で前記要求に対する確認メ
ッセージを伝送する。前記確認メッセージが受信されると、前記端末は動作モー
ドをマクロ−TSTDモードから非TSTDモードに切り換えた後、2333段
階で前記基地局Bと非TSTDモードで通信を行う。
【0146】 S.第19実施形態 図24A,図24Bは本発明の第19実施形態によるソフトハンドオフ方法を
示した図である。図24Aを参照して、非TSTD端末がTSTD基地局A(B
S#A)から隣接する非TSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号の送
受信過程を説明する。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは一つの選択送信
アンテナを通して非TSTDモードで信号を伝送し、前記端末はその伝送信号を
受信する(320)。前記ソフトハンドオフの実行中、前記基地局A,Bが同一の
データを同時に非TSTDモードで伝送し、前記端末は前記各基地局からの伝送
経路にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信する(330)。本実施形態では、
二つのフィンガーが割り当てられる。前記ソフトハンドオフの完了後、前記基地
局Bは非TSTDモードで動作し、前記端末も非TSTDモードで動作して前記
基地局Bからデータを受信する(340)。
【0147】 図24Bは図24Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信
号及びトラフィック信号の流れを示している。先ず、2411段階では、TST
D基地局Aと非TSTD端末が非TSTDモードで通信を行う。通信中に、前記
端末は2413段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いかを
検査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必要であ
れば、前記端末は前記2411段階に戻って前記基地局Aとの通信を続けて行う
。しかしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は2415段階に進
んで前記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aは241
7段階で前記ハンドオフ要求に対するハンドオフ確認メッセージを前記端末に伝
送する。
【0148】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも24
19段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。
【0149】 その後、前記ソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは2421段
階で非TSTDモードで信号を伝送するとともに、前記基地局Bは2423段階
で非TSTDモードで同一の信号を伝送する。これに対して前記端末は前記各基
地局からの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合器を通して各
基地局からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値を合算してソ
フトハンドオフを行う。
【0150】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は2
425段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを
伝送する。これに対して前記基地局Aは2427段階で前記要求メッセージに対
する確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。同時に、前記端末も前
記基地局Aからの信号受信を中断する。その後、前記端末は2429段階で前記
基地局Bと非TSTDモードで通信を行う。
【0151】 T.第20実施形態 図25A,図25Bは本発明の第20実施形態によるソフトハンドオフ方法を
示した図である。図25Aを参照して、非TSTD端末がTSTD基地局A(B
S#A)から隣接する非TSTD基地局B(BS#B)に移動するときの信号の送
受信過程を説明する。ソフトハンドオフの直前、前記基地局Aは非TSTDモー
ドで信号を伝送し、前記端末はその伝送信号を受信する(320)。前記ソフトハ
ンドオフの実行中、前記基地局A,Bは同一のデータを選択アンテナを通してマ
クロ−TSTDモードで交互に伝送し、前記端末は前記各基地局からの伝送経路
にフィンガーを割り当てて伝送信号を交互に受信する(360)。本実施形態では
、二つのフィンガーが割り当てられる。前記ソフトハンドオフの完了後、前記基
地局Bは非TSTDモードで動作し、前記端末も非TSTDモードで動作して前
記基地局Bからデータを受信する(340)。
【0152】 図25Bは図25Aに示したハンドオフの実行中の基地局と端末の間の制御信
号及びトラフィック信号の流れを示している。先ず、2511段階では、TST
D基地局Aと非TSTD端末が非TSTDモードで通信を行う。通信中に、前記
端末は2513段階で前記基地局Aからの信号の受信強度が基準値より低いかを
検査してハンドオフの必要性を判断する。この際、前記ハンドオフが不必要であ
れば、前記端末は前記2511段階に戻って前記基地局Aとの通信を続けて行う
。しかしながら、前記ハンドオフが必要であれば、前記端末は2515段階に進
んで前記基地局Aにハンドオフを要求する。これに対して前記基地局Aは251
7段階で前記ハンドオフ要求に対するハンドオフ確認メッセージを前記端末に伝
送する。
【0153】 ここで、前記ハンドオフの要求とともに、前記端末がハンドオフ対象基地局B
に対する情報及び前記基地局Aの送信アンテナのうち、非TSTDモードにおけ
る送信アンテナに対する情報を伝送する。前記ハンドオフ要求が受信されると、
前記基地局Aは基地局制御器(BSC)に前記基地局Bにおけるハンドオフ受容可
否を問い合わせた後、その結果を端末に伝送する。この際、前記基地局Bも25
19段階でハンドオフの受容可否を前記端末に伝送することができる。
【0154】 その後、前記ソフトハンドオフ状態に進入すると、前記基地局Aは2521段
階でマクロ−TSTDモードで信号を伝送するとともに、前記基地局Bは252
3段階でマクロ−TSTDモードで同一の信号を伝送する。これに対して前記端
末は前記各基地局からの信号にフィンガーを割り当てて伝送信号を受信し、結合
器を通して各基地局からの信号品質に対応する加重値を乗算した後、その乗算値
を合算してソフトハンドオフを行う。
【0155】 一方、前記基地局Aからの信号品質が基準値以下に低下すると、前記端末は2
525段階で前記基地局Aに連結されるチャネルに対する解除要求メッセージを
伝送する。これに対して前記基地局Aは2527段階で前記要求メッセージに対
する確認メッセージを伝送した後、チャネルを解除する。前記チャネル解除要求
の伝送とともに、前記端末は2529段階でマクロ−TSTD解除要求を前記基
地局Bに伝送し、前記基地局Bは2531段階で前記要求に対する確認メッセー
ジを伝送する。前記確認メッセージが受信されると、前記端末は動作モードをマ
クロ−TSTDモードから非TSTDモードに切り換えた後、2533段階で前
記基地局Bと非TSTDモードで通信を行う。
【0156】 上述した送信機及び受信機を備える移動通信システムは様々な通信環境下でハ
ンドオフ過程を効率よく行うことができる。 以上、本発明を特定の実施例を参照して説明したが、各種の変形が下記の特許
請求の範囲により決められる本発明の思想及び範囲を逸脱しない限り、当該技術
分野における通常の知識を持つ者により可能なのは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による非TSTD基地局の送信機を示した図である。
【図2】 本発明によるマイクロ−TSTD基地局の送信機を示した図であ
る。
【図3】 本発明によるマクロ−TSTD基地局の送信機を示した図である
【図4】 本発明によるTSTD端末の受信機を示した図であり、部分4B
は受信機のチャネル推定器を示している。
【図5】 従来の非TSTD端末と二つの非TSTD基地局の間で行われる
ソフトハンドオフ過程を示した図である。
【図6】 本発明の第1実施形態による移動通信システムでTSTD端末と
二つのTSTD基地局の間で行われるソフトハンドオフ過程を示した図である。
【図7】 本発明の第2実施形態による移動通信システムでTSTD端末と
二つのTSTD基地局の間で行われるソフトハンドオフ過程を示した図である。
【図8】 本発明の第3実施形態による移動通信システムでTSTD端末と
二つのTSTD基地局の間で行われるソフトハンドオフ過程を示した図である。
【図9】 本発明の第4実施形態による移動通信システムでTSTD端末と
二つのTSTD基地局の間で行われるソフトハンドオフ過程を示した図である。
【図10】 本発明の第5実施形態による移動通信システムでTSTD端末
と二つのTSTD基地局の間で行われるソフトハンドオフ過程を示した図である
【図11】 本発明の第6実施形態による移動通信システムでTSTD端末
と二つのTSTD基地局の間で行われるソフトハンドオフ過程を示した図である
【図12】 本発明の第7実施形態による移動通信システムでTSTD端末
が非TSTD基地局からTSTD基地局に移動するときに行われるソフトハンド
オフ過程を示した図である。
【図13】 本発明の第8実施形態による移動通信システムでTSTD端末
が非TSTD基地局からTSTD基地局に移動するときに行われるソフトハンド
オフ過程を示した図である。
【図14】 本発明の第9実施形態による移動通信システムでTSTD端末
が非TSTD基地局からTSTD基地局に移動するときに行われるソフトハンド
オフ過程を示した図である。
【図15】 本発明の第10実施形態による移動通信システムでTSTD端
末が非TSTD基地局からTSTD基地局に移動するときに行われるソフトハン
ドオフ過程を示した図である。
【図16】 本発明の第11実施形態による移動通信システムでTSTD端
末と二つの非TSTD基地局の間で行われるソフトハンドオフ過程を示した図で
ある。
【図17】 本発明の第12実施形態による移動通信システムでTSTD端
末と二つの非TSTD基地局の間で行われるソフトハンドオフ過程を示した図で
ある。
【図18】 本発明の第13実施形態による移動通信システムでTSTD端
末がTSTD基地局から非TSTD基地局に移動するときに行われるソフトハン
ドオフ過程を示した図である。
【図19】 本発明の第14実施形態による移動通信システムで非TSTD
端末と二つのTSTD基地局の間で行われるソフトハンドオフ過程を示した図で
ある。
【図20】 本発明の第15実施形態による移動通信システムで非TSTD
端末と二つのTSTD基地局の間で行われるソフトハンドオフ過程を示した図で
ある。
【図21】 本発明の第16実施形態による移動通信システムで非TSTD
端末が非TSTD基地局からTSTD基地局に移動するときに行われるソフトハ
ンドオフ過程を示した図である。
【図22】 本発明の第17実施形態による移動通信システムで非TSTD
端末が非TSTD基地局からTSTD基地局に移動するときに行われるソフトハ
ンドオフ過程を示した図である。
【図23】 本発明の第18実施形態による移動通信システムで非TSTD
端末と二つの非TSTD基地局の間で行われるソフトハンドオフ過程を示した図
である。
【図24】 本発明の第19実施形態による移動通信システムで非TSTD
端末がTSTD基地局から非TSTD基地局に移動するときに行われるソフトハ
ンドオフ過程を示した図である。
【図25】 本発明の第20実施形態による移動通信システムで非TSTD
端末がTSTD基地局から非TSTD基地局に移動するときに行われるソフトハ
ンドオフ過程を示した図である。
【符号の説明】
110…インタリーバー 112…マルチプレクサ 114…直並列変換器 116,117…信号変換器 118,119…混合器 120…複素PN拡散器 122,123…低域濾波器 124,125…混合器 126…加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェ・ミン・アン 大韓民国・ソウル・135−239・カンナム− グ・イルウォンポン−ドン・プレウンサム ホ・エーピーティ・109−303 Fターム(参考) 5K022 EE02 EE11 EE21 EE31 5K059 CC02 CC07 EE02 5K067 AA02 CC10 CC24 EE02 EE10 EE24 JJ36 JJ39 KK03

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が送信ダイバーシテ
    ィモードで信号を伝送する第1基地局から送信ダイバーシティモードで信号を伝
    送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行前、前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティ
    モードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局と非送信
    ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と非送信ダイバーシティ
    モードで通信する過程と、 所定の時間経過後、前記端末が前記第2基地局と送信ダイバーシティモードで
    通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が送信ダイバーシテ
    ィモードで信号を伝送する第1基地局から送信ダイバーシティモードで信号を伝
    送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局と非送信
    ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と送信ダイバーシティモ
    ードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が送信ダイバーシテ
    ィモードで信号を伝送する第1基地局から送信ダイバーシティモードで信号を伝
    送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局とマクロ
    −送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と送信ダイバーシティモ
    ードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が送信ダイバーシテ
    ィモードで信号を伝送する第1基地局から送信ダイバーシティモードで信号を伝
    送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局と送信ダ
    イバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と送信ダイバーシティモ
    ードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 前記送信ダイバーシティは時分割送信ダイバーシティ(Time-
    Switched Transmission Diversity:TSTD)であることを特徴とする請求項4
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記時分割送信ダイバーシティ(TSTD)では、二つのアン
    テナが相異なる送信期間に信号を伝送することを特徴とする請求項5に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 前記各送信期間は拡散コードの長さの整数倍であることを特
    徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記拡散コードは256チップの長さを有することを特徴と
    する請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が送信ダイバーシテ
    ィモードで信号を伝送する第1基地局から送信ダイバーシティモードで信号を伝
    送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記ハンドオフの実行時、前記第1基地局は送信ダイバーシティモードで信号
    を伝送し、前記第2基地局は送信ダイバーシティモードで信号を伝送し、前記端
    末は前記第1基地局及び第2基地局からの伝送信号を同時に受信することを特徴
    とする方法。
  10. 【請求項10】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が送信ダイバーシ
    ティモードで信号を伝送する第1基地局から送信ダイバーシティモードで信号を
    伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局と送信ダイバーシティモ
    ードで通信するとともに、前記第2基地局とは非送信ダイバーシティモードで通
    信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と送信ダイバーシティモ
    ードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が送信ダイバーシ
    ティモードで信号を伝送する第1基地局から送信ダイバーシティモードで信号を
    伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行前、前記端末が前記第1基地局とはマイクロ−送信ダイ
    バーシティモードで通信するとともに、前記第2基地局とは非送信ダイバーシテ
    ィモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局とマイク
    ロ−送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と送信ダイバーシティモ
    ードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が非送信ダイバー
    シティモードで信号を伝送する第1基地局から送信ダイバーシティモードで信号
    を伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局と非送信
    ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と非送信ダイバーシティ
    モードで通信する過程と、 所定の時間経過後、前記端末が前記第2基地局とマイクロ−送信ダイバーシテ
    ィモードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が非送信ダイバー
    シティモードで信号を伝送する第1基地局から送信ダイバーシティモードで信号
    を伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局と非送信
    ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と送信ダイバーシティモ
    ードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が非送信ダイバー
    シティモードで信号を伝送する第1基地局から送信ダイバーシティモードで信号
    を伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行前、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局と非送信
    ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティ
    モードで通信するとともに、第2基地局とはマイクロ−送信ダイバーシティモー
    ドで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と送信ダイバーシティモ
    ードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が非送信ダイバー
    シティモードで信号を伝送する第1基地局から送信ダイバーシティモードで信号
    を伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティ
    モードで通信するとともに、前記第2基地局とはマイクロ−送信ダイバーシティ
    モードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と送信ダイバーシティモ
    ードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 前記送信ダイバーシティは時分割送信ダイバーシティ(T
    STD)であることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記時分割送信ダイバーシティ(TSTD)では、二つのア
    ンテナが相異なる送信期間に信号を伝送することを特徴とする請求項16に記載
    の方法。
  18. 【請求項18】 前記各送信期間は拡散コード長さの整数倍であることを特
    徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記拡散コードは256チップの長さを有することを特徴
    とする請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が非送信ダイバー
    シティモードで信号を伝送する第1基地局から送信ダイバーシティモードで信号
    を伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記ハンドオフの実行時、前記第1基地局は非送信ダイバーシティモードで信
    号を伝送し、前記第2基地局は送信ダイバーシティモードで信号を伝送し、前記
    端末は前記第1基地局及び第2基地局からの伝送信号を同時に受信することを特
    徴とする方法。
  21. 【請求項21】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が非送信ダイバー
    シティモードで信号を伝送する第1基地局から非送信ダイバーシティモードで信
    号を伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局と非送信
    ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と非送信ダイバーシティ
    モードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  22. 【請求項22】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が非送信ダイバー
    シティモードで信号を伝送する第1基地局から非送信ダイバーシティモードで信
    号を伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局とマクロ
    −送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と非送信ダイバーシティ
    モードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が送信ダイバーシ
    ティモードで信号を伝送する第1基地局から非送信ダイバーシティモードで信号
    を伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局とマイクロ−送信ダイバーシティモードで通信する
    過程と、 前記ハンドオフの実行前、前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティ
    モードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局と非送信
    ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と非送信ダイバーシティ
    モードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が送信ダイバーシ
    ティモードで信号を伝送する第1基地局から送信ダイバーシティモードで信号を
    伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局と非送信
    ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と非送信ダイバーシティ
    モードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が送信ダイバーシ
    ティモードで信号を伝送する第1基地局から送信ダイバーシティモードで信号を
    伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局とマクロ
    −送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と非送信ダイバーシティ
    モードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が非送信ダイバー
    シティモードで信号を伝送する第1基地局から送信ダイバーシティモードで信号
    を伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局と非送信
    ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と非送信ダイバーシティ
    モードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  27. 【請求項27】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が非送信ダイバー
    シティモードで信号を伝送する第1基地局から送信ダイバーシティモードで信号
    を伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局とマクロ
    −送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と非送信ダイバーシティ
    モードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が非送信ダイバー
    シティモードで信号を伝送する第1基地局から非送信ダイバーシティモードで信
    号を伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局とマクロ
    −送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と非送信ダイバーシティ
    モードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  29. 【請求項29】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が送信ダイバーシ
    ティモードで信号を伝送する第1基地局から非送信ダイバーシティモードで信号
    を伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局と非送信
    ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と非送信ダイバーシティ
    モードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
  30. 【請求項30】 送信ダイバーシティ信号を受信する端末が送信ダイバーシ
    ティモードで信号を伝送する第1基地局から非送信ダイバーシティモードで信号
    を伝送する第2基地局に移動する場合、ハンドオフを行う方法において、 前記端末が前記第1基地局と非送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの実行時、前記端末が前記第1基地局及び第2基地局とマクロ
    −送信ダイバーシティモードで通信する過程と、 前記ハンドオフの完了時、前記端末が前記第2基地局と非送信ダイバーシティ
    モードで通信する過程とを備えることを特徴とする方法。
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