JP2002514984A - ゾル−ゲル層を有するリソグラフ印刷プレート - Google Patents

ゾル−ゲル層を有するリソグラフ印刷プレート

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JP2002514984A JP53970098A JP53970098A JP2002514984A JP 2002514984 A JP2002514984 A JP 2002514984A JP 53970098 A JP53970098 A JP 53970098A JP 53970098 A JP53970098 A JP 53970098A JP 2002514984 A JP2002514984 A JP 2002514984A
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Abstract

(57)【要約】 本発明のリソグラフ印刷プレートは、支持体、好黒層、及び疎黒性表面層を備えたものであって、当該表面層がある種の金属酸化物から由来する架橋済コロイドを有している。このプレートは、イメージング後の処理が不要の、もちのよいプレートである。

Description

【発明の詳細な説明】 ゾル−ゲル層を有するリソグラフ印刷プレート 本発明は一般にリソグラフ印刷プレートに関し、特には湿式工程を必要と しないリソグラフ印刷プレートに関する。 リソグラフ印刷の技術は、油と水が混ざらないことに基礎を置いているも のであり、油性物質又はインクをイメージ領域に好ましく保持し、そして水又は 噴水溶液(fountain solution)を非イメージ領域に好ましく保持する。適切に 調製した表面を水で濡らし、次いでインクを載せると、バックグラウンド又は非 イメージ領域が水を保持してインクをはじき、一方、画像領域はインクを受け入 れて水をはじく。画像領域のインクは、次いで画像が再生される材料、例えば紙 や布などの表面に転移される。一般に、インクはブランケットと呼ばれる、画像 が再生される材料の表面にインクを転移する中間材料に転移される。 非常に広く使用されているリソグラフ印刷プレートは、アルミニウムの基 底支持体に適用されている光感受性コーティングを有している。このコーティン グは、現像工程中に除去されるように可溶性になっている露出部分を有すること により、光に反応することができる。このようなプレートはポジティブ作用性と 呼ばれる。逆に、露出したコーティング部が硬化すると、そのプレートはネガテ ィブ作用性と呼ばれる。どちらの場合においても、残りの画像領域はインク受容 性若しくは親油性であり、また非画像領域若しくはバックグラウンドは水受容性 若しくは親水性である。画像と非画像との間の区別は、フィルムを吸引機で十分 にプレートに適用する露出工程で行なわれる。次いでこのプレートを光源に露出 するが、この一部は紫外線照射よりなる。ポジティブなプレートを使用する場合 、フィルム上の領域でプレート上の画像に対応するものは不透明であって、光が プレートに当たらないようになっていて、一方、フィルム上の非画像領域に対応 する領域は透き通っていて、光がコーティングへと通じることを許容し、これに より更に可溶性となって除去される。ネガティブプレートの場合には、反対とな る。画像領域に対応するフィルム上の領域は透き通っていて、一方、非画像領域 は不 透明である。フィルムの透き通った領域の下のコーティングは、光の作用により 硬化し、一方、光にあたらない領域は除去される。よってネガティブプレートの 光硬化表面は、親油性でありインクを受容するが、一方、現像液の作用によりコ ーティングが除去されている非画像領域は、感度が減じられて、よって親水性で ある。 従来技術においては、種々の手段によりこのようなプレートの製造を試み てきた。これらは全ていかなる処理をも行うことなく、高感度な書写性、高品質 の画像、巻き上げにくさ(short roll up)、及び長持ちさ(long run length)を 有するプレートには及ばない。 US-A-5,372,907は、レーザービームに露出して、加熱により架橋して露出 領域の現像を防止して、同時に非露出領域をより現像可能にし、またプレートを 通常のアルカリプレート現像溶液で現像する直接的書写リソプレートを記載して いる。これについての問題は、現像溶液とそれを含む容器が、メンテナンス、ク リーニング、及び定期的な現像液補充を必要とすることであるが、その全ては費 用がかさみ、また面倒である。 US-A-4,034,183は、現像の不要な直接的書写リソプレートであって、支持 体上でコートされたレーザー吸収性の親水性トップ層がレーザービームに露出さ れて、吸収体を燃焼させて、インクをはじく状態からインクを受容する状態へと 変換するものが記載されている。実施例及び教示事項の全ては、高出力のレーザ ーを必要としており、また得られるリソプレートのもちのよさは限られている。 US-A-3,832,948は、強い光によって疎水性の支持体から除去され得る親水 性層を有する印刷プレート、及び親水性支持体より除去され得る疎水性層を有す る印刷プレートの両方を記載している。もっとも、例は全く記載されていない。 US-A-3,964,389は、担体フィルム(ドナー)からリソグラフ表面へと材料 をレーザー転移して作製される、ノープロセス印刷プレートを記載している。こ の方法の問題は、二層の間にトラップされた、小さい粒子の埃が、画像の退化を 生じる可能性があることである。また、調製する二つのシートは、かなり高価 である。 US-A-4,054,094は、レーザービームを利用してポリエステルのベース上に あるポリケイ酸の薄いトップコーティングをエッチングして、これにより露出領 域をインクに対して受容性にすることによりリソプレートを作製する方法が記載 されている。もちのよさ、又は印刷品位についての詳細は記載されていないが、 ポリケイ酸等のような非架橋ポリマーが比較的すぐに剥がれ、受容プリントのも ちはよくない。 US-A-4,081,572は、基質を親水性ポリアミド酸でコートし、次いで画像に 関してストロボ又はレーザーからの熱により当該ポリアミド酸を、好黒性の(黒 に対して親和性の有る)(melanophilic)ポリイミドへ変換することにより当該基 質上にプリント原版を調製する方法が記載されている。もちのよさ、画像晶質、 又はインク/水のバランスについては詳細は一切記載されていない。 US-A-4,731,317は、ポリマー性ジアゾ樹脂を、砂目をつけた(grained)、 陽極化アルミニウムリソプレート上にコーティングし、画像領域をYAGレーザ ーに露出し、ついで当該プレートをグラフィックアート用ラッカーで処理するこ とによりリソプレートを作製する方法が記載されている。ラッカー処理工程は不 便であり、高価である。 日本国特許公開公報昭55-105560号は、好黒性の支持体上にコートされた 親水性層(コロイド状のシリカ、コロイド状のアルミナ、カルボン酸又はカルボ ン酸の塩を含む)をレーザービームで除去することにより、リソプレートを作製 する方法が記載されている。唯一の実施例では、コロイド状のアルミナのみ、又 は酢酸亜鉛のみを使用していて、架橋剤や追加のものはない。インク/水のバラ ンス、又は限定されたもちのよさについては詳細は記載されていない。 WO 92/09934は、フォトアシッド(photoacid)発生物、及び酸に対して不 安定なテトラヒドロピラニル基を含むすべての感光性組成物を記載し、またこれ らについて広く請求している。これは、疎水性/親水性のスイッチング性のリソ グラフプレートを含むであろう。しかしながら、このようなポリマー性のスイッ チは、印刷工程中にインクと水の間を十分には区別しないと知られている。 EP 0 562 952 A1は、リソグラフ用支持体上にコートされたポリマー 性アジ化物を有し、当該ポリマー性アジ化物がレーザービームへの露出により除 去される、印刷プレートが記載されている。印刷機の例は全く記載されていない 。 WO 94/18005は、レーザーに露出すると除去される、架橋済親水性層を有 する支持体上にコートされたレーザー吸収層を有する印刷プレートが記載されて いる。実施例は全て、加水分解したテトラエチルオルトケイ酸塩で架橋したポリ ピニルアルコール層を教示している。 US-A-5,460,918は、オキサゾリンポリマーを有するドナーからケイ酸塩表 面受取体へと、リソプレートを作製する熱的転移法が記載されている。このよう な二シート系では、埃による画像品質の問題及び二枚のシートを作製することの 費用の問題の影響を受ける。 イメージング後のプロセスを一切不要とする、高感度な書写性、高品質画 像、巻き上げにくさ、もちのよさを有するリソプレートを得ることが望ましい。 従来技術の例は、いずれもこれを十分には行えない。 本発明は、支持体の網状構造(web)が、インク受容性レーザー吸収層で コートされ、ついでこれが表面に酸化金属詳を有する、架橋済親水性層で更にコ ートされているリソグラフ印刷プレートである。このプレートを高強度のレーザ ービームへ露出して、次いで印刷機にマウントすると、イメージング後のプロセ スが不要の、非常によい刷り上がりとなる。 本発明のリソグラフ印刷プレートは、 a)支持体網状構造物、及び b)好黒性の、共示量性の(coextensive)光熱変換層 を具備し、 ベリリウム、マグネシウム、アルミニウム、ケイ素、ガドリニウム、ゲル マニウム、ヒ素、インジウム、スズ、アンチモン、テルル、鉛、ビスマス、又は 遷移金属の酸化物、のコロイドを含む架橋済のポリマー性マトリックスを具備す る、共示量性の、疎黒性層を、当該印刷プレートが、更に具備することを特徴と する。 本発明用の支持体は、ポリマー、金属、若しくは紙のホイル、又はこれら 三つの積層物とすることができる。支持体の厚みは、印刷機の摩滅に耐えられ、 且つ印刷の型を包むのに十分なうすさを有するかぎり変化させることができる。 好ましい態様においては、100乃至200μmの厚みのポリエチレンテレフタ レートを使用している。別の好ましい態様においては、100乃至500μmの 厚みのアルミニウムを使用している。支持体は、カラー印刷記録がフルカラーの 画像で行なわれるように、引き延ばしに対して耐性を有する必要がある。支持体 は、一又はそれ以上の「ゼラチンの下塗り(subbing)」層でコートされて、最終 的な集合体の付着性を改善してもよい。支持体の裏側は、帯電防止剤及び/又は 滑り層又はつや消し層でコートして、リソプレートの操作性と感触を改善しても よい。 ”好黒性(黒に対して親和性のある)(melanophilic)”という用語は、イ ンクを好むとか、インク受容性という意味のギリシャ語である。最も一般的な印 刷インクは、亜麻仁油ベースであるので、好黒性であるとは通常は親油性と一致 する。”疎黒性(黒に対して親和性のない)(melanophobic)”とはインクをはじ くとか水を好むという意味である。 光熱変換層は、レーザー照射を吸収してそれを熱に変換する。フォトンを フォノンへ変換する。これを行うには、非発光性吸収剤を含む必要がある。この ような吸収剤は染料、顔料、金属、又はその屈折率と厚みによって吸収する物質 の二色性スタックであってもよい。吸収剤は、親水性層又は熱的にその親水性層 に近いものの中に存在してもよい。これにより、吸収剤により生成される熱の大 部分が、当該親水性層の温度を、好黒性の状態にスイッチングするレベルにまで 上昇させる。吸収剤として有益な染料の例としては、近赤外のダイオードレーザ ービームが、US-A-4,973,572に記載されている。有益な顔料としては炭素が挙げ られる。 染料又は顔料を光熱変換層内に保持するのに使用されるバインダーは、多 様なリストの膜形成ポリマー群より選択してもよい。有益なポリマーは、ポリカ ーボネート、ポリエステル、及びポリアクリレートの類に見られる。化学修飾し たセルロースバインダーは特に有益であり、例えばニトロセルロース、酢酸プロ ピオン酸セルロース、酢酸セルロース等がある。代表的なポリマーは、US-A-4,6 95,286、US-A-4,470,797、US-A-4,775,657及びUS-A-4,962,081に 見られる。 光熱変換層には、界面活性剤を加えて均一なコーティングを行いやすくし てもよい。溶媒コートポリマー層用に特に有益な界面活性剤は、ミシガン州ミッ ドランドのDow Corning社が販売するシリコーンオイルであるDC510である。 疎黒性層は、水性の噴水溶液により効果的に濡らすためのものであり、濡 れると、インクをはじく。更に親水性層が幾分多孔性であって濡らすことがより 効果的である場合には有益である。親水性層は、印刷のもちをよくするには、架 橋しておくことが必要であるが、これは非架橋層はすぐに摩滅するからである。 数多くの架橋済親水性層が入手可能である。ジ、トリ、若しくはテトラアルコキ シシラン又はチタン酸塩、ジルコン酸鉛、及びアルミン酸塩に由来するものが特 に本発明においては有益である。ヒドロキシシリコン、ヒドロキシアルミニウム 、ヒドロキシチタン、ヒドロキシジルコニウム、のコロイドが例として挙げられ る。これらのコロイドは、US-A-2,244,325、US-A-2,574,902及びUS-A-2,597,872 に十分に記載される方法により形成される。このようなコロイドの安定な分散物 は通常、デラウェア州ウィルミントンのDuPont社などの会社より購入することが 可能である。メチル基やアルキル基等の疎水性基が最小量で含まれる場合に、親 水性層は最も効果的である。親水性層は好ましくは5重量%未満の炭化水素基を 含むべきである。本発明の好ましい態様では、アミノプロピルトリエトキシシラ ンを架橋性且つポリマー形成性の層として使用していて、コロイド状のシリカを 添加して多孔性を層に付加している。架橋性且つポリマー形成性の層の厚みは、 0.05乃至1μmであり、最も好ましくは0.1乃至0.3μmの厚みである。 当該層へ添加するシリカの量は、架橋剤の100乃至5000%でもよく、最も 好ましくは架橋剤の500%乃至1500%である。書写イメージを可視化する のに有益な界面活性剤、染料、着色剤、更には他の追加物を、親水性の層へ加え てもよいが、当該層が水を保持しインクをはじく能力を顕著に阻害することがな い程度に低レベルである必要がある。 本発明のリソプレートを露出するのに使用するレーザーは、好ましくはダ イオードレーザーであるが、これは信頼性があり、またダイオードレーザーシス テムはメンテナンス頻度が低いためであるが、ガス又は固体状態のレーザー等の 他のレーザーも使用することが可能である。 当該層は、例えばスピンコーティング、ナイフコーティング、グラビアコ ーティング、ディップコーティング、又は押し出しホッパーコーティング等の既 知のどのようなコーティング方法によっても、支持体へコートされる。得られる リソグラフ印刷プレートを使用する方法は、1)当該プレートを、印刷画像にお いてインクが必要な領域内に焦点を合わせたレーザービームに露出させる工程と 、2)当該プレートを印刷機上で使用する工程とを具備している。印刷操作前に は、いかなる加熱、イメージング後のプロセス、クリーニングをも必要としない 。真空埃回収機は、焦点レンズを清浄に保つため、レーザー露出工程中において 有益であるかもしれない。このような回収機は、US-A-5,574,493において十分に 記載されている。レーザーのパワー、強度、及び露出レベルは、上記の相互参照 される、ともに係続中の出願内に十分に記載されている。 以下の実施例により、本発明を例示する。 実施例1 400gのメチルエチルケトン中の10gの炭素(Cabot Black Pearls700 )、21gのニトロセルロースを有する400gのメチルイソブチルケトンの混 合物を、直径が1mmの酸化ジルコニウムビーズとともに24時間攪拌した(ビ ーズの量は容器の半分を占めた)。ビーズをフィルターで除去して懸濁液を32 cm3/m2のウェットレイダウン(wet laydown)でポリエチレンテレフタレー トにコートした。乾燥すると、当該網状構造は、280gの水、2gのアミノプ ロピルトリエトキシシラン、及び0.1gのZonyl FSN界面活性剤と混合したアン モニアで安定化した120gのコロイド状シリカ(Nalco 2326)の溶液で保護膜 形成したが、当該混合物は、16cm3/m2のウェットレイダウンでコートした 。コートは、118℃で3分間乾燥した。このコートを次いで、US-A-5,446,477 に記載されるのと同じ装置を使用して、830nmに焦点を合わせたダイオード レーザービームに露出した。露出レベルは、約600mJ/cm2であり、また ビームの強度は約3mW/μ2であった。レーザービームを変調してハーフトー ンのドット画像を作りだした。露出後、プレートをABDickプレス にマウントし、数千回の良好な刷りを行った。 実施例2 プロパノール中のテトラブチルチタン酸塩の混合物に、全量で5%の水を 、プロパノール中10%の水として加えながら攪拌した。テトラブチルチタン酸 塩の量は、プロパノール中の水を添加した後に全濃度が0.5%になるように選 択した。2時間後、混合物はわずかにかすんだ外観となった。次いで混合物を2 1.5cm3/m2で、実施例1の炭素−ニトロセルロース被覆支持体へコートし 、118℃で3分間乾燥した。コーティングを次いで、us特許第5,446,477に 記載されるものと同じ装置で、830nmの波長に焦点を合わせたダイオードレ ーザービームに露出した。露出レベルは、約600mJ/cm2であり、ビーム の強度は約3mW/μ2であった。レーザービームを変調してハーフトーンのド ット画像を作りだした。露出後、プレートをABDickプレスにマウントして、数回 の適切な刷りを行った。 実施例3 0.5%の加水分解済テトラエチルオルトケイ酸塩を含む5%のコロイド 状アルミナ(Dispal 18N4-20)の混合物(22gのテトラエチルオルトケイ酸塩 、44gの水、及び300mgの濃縮塩酸を含む44gのエタノールを一緒に1 0分間攪拌して調製)、及び水中の0.5%zonyl FSN界面活性剤を、21.5 cm3/m2で実施例1の炭素−ニトロセルロース被覆支持体にコートし、118 ℃で3分間乾燥した。次いでコーティングを100℃で1時間保持した。次いで コーティングを、US-A-5,446,477に記載されるものと同じ装置で、830nmの 波長に焦点を合わせたダイオードレーザービームに露出した。露出レベルは、約 600mJ/cm2であり、ビームの強度は、約3mW/μ2であった。レーザー ビームを変調してハーフトーンのドット画像を作り出した。露出後、プレートを ABDickプレスにマウントし、数千回の良好な刷りを行った。 実施例4 22gのテトラエチルオルトケイ酸塩、44gの水、及び300mgの濃 縮済塩酸を含む44gのエタノールの混合物を、4.4リットルの水で希釈し、 水中で0.5%のzonyl FSN界面活性剤を添加した。この混合物を21.5cm3 /m2で、実施例1の炭素−ニトロセルロース被覆支持体にコートし、118℃ で3分間乾燥した。次いでコーティングを100℃で1時間保持した。次いでコ ーティングを、US-A-5,446,477に記載されるものと同じ装置で、830nmに焦 点を台わせたダイオードレーザービームに露出した。露出レベルは約600mJ /cm2、ビーム強度は約3mW/μ2であった。レーザービームを変調して、ハ ーフトーンのドット画像を作りだした。露出後、プレートをABDickプレスにマウ ントし、数回の良好な刷りを行った。 実施例5 4gのニトロセルロース、及びメチルイソブチルケトンとエタノールの7 0:30の混合物の200ml中の2gの2-{2-{2-クロロ-3-{(1,3-ジヒドロ -1,1,3-トリメチル-2H-ベンズ{e}インドール-2-イリデン)エチリデン}-1-シク ロヘキセン-1イル}−エテニル}-1,1,3-トリメチル-1H-ベンズ{e}インドリウム 4-メチルベンゼンスルホナート(sufonate)の溶液を、ポリエチレンテレフタレ ート支持体へ、32.69cm3/m2でコートした。乾燥したら、280gの水 、2gのアミノプロピルトリエトキシシラン、及び0.1gのzonylFSN界面活 性剤と混合したアルミナで安定化した120gのコロイド状シリカ(Nalco 2326 )溶液で、網状構造物を被覆したが、当該混合物は、16cm3/m2のウェット レイダウンで被覆した。コーティングを118℃で3分間乾燥した。次いでコー ティングを、US-A-5,446,477に記載されるものと同じ装置で、830nmに焦点 を合わせたダイオードレーザービームに露出した。露出レベルは約600mJ/ cm2であり、ビーム強度は約3mW/μ2であった。レーザービームを変調して 、ハーフトーンのドット画像を作りだした。露出後、プレートをABDickプレスに マウントして、数千回の良好な刷りを行った。 実施例6 ニトロセルロースを酢酸プロピオン酸セルロースで置き換えて、混合物を 18.88g/m2でコートする以外は実施例5と同じにした。 実施例7 酢酸プロピオン酸セルロースをポリ酢酸ビニルで置き換える以外は実施例 6と同じにした。 実施例8 酢酸プロピオン酸セルロースをノボラック樹脂で置き換える以外は実施例 6と同じにした。 実施例9 酢酸プロピオン酸セルロースをポリ(α-シアノアクリレート)で置き換 え、溶媒をアセトニトリルにした以外は実施例6と同じにした。 実施例10 プロパノール中の3%ジルコニウムブトキシド混合物へ、全量で5%の水 を、プロパノール中の10%の水として徐々に加えながら攪拌した。ジルコニウ ムブトキシドの量は、プロパノール中の水の添加後に全濃度が1%となるように 選択した。2時間後、混合物はわずかにかすんだ外観となった。混合物を次いで 、実施例1の炭素−ニトロセルロース被覆支持体へ、21.5cm3/m2でコー トし、118℃で3分間乾燥した。次いで層を、50:50のプロパノール:水 において1.5%としてアミノプロピルトリエトキシシラン溶液で被覆し、11 8℃で3分間乾燥した。コーティングを次いで、US-A-5,446,477に記載されるも のと同じ装置で、830nmに焦点を合わせたダイオードレーザービームに露出 した。露出レベルは約600mJ/cm2であり、ビーム強度は約3mW/μ2で あった。レーザービームを変調して、ハーフトーンのドット画像を作りだした。 露出後、プレートをABDickプレスにマウントして、数回の適切な刷りを行った。 実施例11 使用した硬化剤がジメチルジメトキシシラン及びメチルトリメトキシシラ ンの混合物であって、Dowcorning社からZ_6070として販売されているもの を使用した以外は、実施例1と同じにした。数百回の良好な刷りを行った。 実施例12 使用した硬化剤をグリシドキシプロピルトリメトキシシランにした以外は 、実施例11と同じにした。数百回の良好な刷りを行った。 対照例1 水中の5%コロイド状アルミナ(Dispal 18N4-20)の溶液を、21.5c m3/m2で、実施例1で使用したのと同じ炭素−ニトロセルロース被覆支持体に コートし、118℃で3分間乾燥した。次いでコーティングをUS-A-5,446,477に 記載されるものと同じ装置で、830nmに焦点を合わせたダイオードレーザー ビームに露出した。露出レベルは約600mJ/cm2であり、ビーム強度は約 3mW/μ2であった。レーザービームを変調して、ハーフトーンのドット画像 を作りだした。露出後、プレートをABDickプレスにマウントして、刷りを行った 。約20回の刷りの後、バックグラウンドがぼけはじめた。100回の刷りの後 では、画像は醜く、また不安定であった。このことは、架橋剤が良好な印刷の出 来栄えにとって必須であることを示している。 対照例2 アミノプロピルトリエトキシシランを抜いた以外は全て実施例1と同じに した。露出後、プレートをABDickプレスにマウントし、刷りを行った。バックグ ラウンドが完全に白色になることは全くなかったが、二、三の刷りにおいては微 かな、低コントラストの画像が見られた。約20回の刷りの後では、バックグラ ウンドが暗く、画像が本質的に見えなくなってしまった。この対照例は、架橋剤 が、良好な印刷の出来栄えに必須であることを示している。 対照例3 1.76%の二酸化チタン、3.4%のポリ(ビニルアルコール)(Scienti fic Products、96%加水分解済)、1.69%の加水分解済テトラエチルオル トケイ酸塩(22gのテトラエチルオルトケイ酸塩、44gの水、44gのエタ ノール、30mgの濃縮塩酸とともに10分間攪拌して調製)、0.22%のノニ ルフェノキシポリグリシドール(界面活性剤)の混合物を、実施例1の炭素−ニ トロセルロース被覆支持体に、21.5cm3/m2でコートし、118℃で3分 間乾燥した。コーティングを100℃で1時間保持した。コーティングを次いで US-A-5,446,477に記載されるものと同じ装置で、830nmに焦点を合わせたダ イオードレーザービームに露出した。露出レベルは約600mJ/cm2であり 、ビーム強度は約3mW/μ2であった。レーザービームを変調して、ハーフト ーンのドット画像を作りだした。露出後、プレートをABDickプレスにマウントし て、刷りを行った。最初の三、四回の刷りでは、微かだが確認できる画像が得ら れた。10回目の刷りまでには、完全なインク強度が達成されたが、バックグラ ウンドはぼやけて、画像が認識できなくなった。この対照例は、WO 94/18005に 記載の方法及び要素は、本発明に比べてかなり劣っていることを示している。 対照例4 1.5%の水中アミノプロピルトリエトキシシラン混合物を、実施例1の 炭素含有層へコートした。乾燥後、コーティングを実施例1の様にして露出し、 印刷機にマウントした。プレートは至る所でインクに染まり、良好な画像は全く 得られなかった。これは、硬化剤及びコロイド状の酸化物(例えばシリカ)の両 方が、良好な印刷の出来栄えに必要であることを示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),CA,CN,JP

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a)支持体網状構造物、及び b)当該網状構造物にコートされた、共示量性の好黒性の光熱変換層を 具備したリソグラフ印刷プレートであって、 ベリリウム、マグネシウム、アルミニウム、ケイ素、ガドリニウム、ゲ ルマニウム、ヒ素、インジウム、スズ、アンチモン、テルル、鉛、ビスマス、又 は遷移金属の酸化物、のコロイドを含む架橋済のポリマー性マトリックスを具備 する共示量性の疎黒性層を、当該印刷プレートが更に具備することを特徴とする リソグラフ印刷プレート。 2.前記支持体が、ポリエステル膜、又は陽極化処理済アルミニウムで ある請求項1記載の印刷プレート。 3.前記の光熱変換層が、セルロース製バインダーに分散された炭素を 具備する請求項1又は2の何れかに記載の印刷プレート。 4.前記の疎黒性層が、ニトロセルロース中に分散された炭素を具備す る請求項1乃至3の何れかに記載の印刷プレート。 5.前記の疎黒性層の厚みが0.05乃至1μmである請求項1乃至4 の何れかに記載の印刷プレート。 6.前記の疎黒性層が、5重量%末満の炭化水素基を含む請求項1乃至 5の何れかに記載の印刷プレート。 7.前記のコロイドが、ヒドロキシシリコンである請求項1乃至6の何 れかに記載の印刷プレート。 8.前記のコロイドが、ヒドロキシアルミニウム、ヒドロキシチタン、 又はヒドロキシジルコニウムである請求項1乃至6の何れかに記載の印刷プレー ト。 9.前記の架橋済のポリマー性マトリックスが、ジ-、トリ-、又はテト ラアルコキシシラン、チタン酸塩、ジルコン酸塩、又はアルミン酸塩に由来する 請求項1乃至6の何れかに記載の印刷プレート。 10.画像に関し、請求項1乃至9の何れかに記載される印刷プレート を赤外線照射に露出し、イメージング後の処理を行うことなく露出領域内に画像 を提供することを具備するイメージング方法。
JP53970098A 1997-03-13 1998-03-10 ゾル−ゲル層を有するリソグラフ印刷プレート Pending JP2002514984A (ja)

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