JP2002513901A - 制御弁内のピストン用封入インジケータ - Google Patents
制御弁内のピストン用封入インジケータInfo
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Abstract
(57)【要約】
制御弁のシリンダ内におけるピストン２２１の位置を表示する装置である。本発明のインジケータは、ピストンを不正操作しようとして軸を使用することを防止する封入された軸３１０を備えている。軸ハウジング３０１内における軸の位置は、第一の磁石３１１が軸の第一の端部に接続され、第二の磁石３２０が軸ハウジングの外側に摺動可能に取り付けられた、一対の磁石を使用して表示される。軸が第一の磁石をハウジング内にて移動させると、第二の磁石はハウジングの外側を移動する。第二の磁石及び軸ハウジングは損傷を防止し得るように透明なハウジング内に封入されている。軸ハウジング３２１は、該軸ハウジングから漏洩するのを防止し得るようにピストンの上方にて軸ハウジングを弁ハウジングに接続するねじ付きコネクタ３０２を備えている。軸の第二の端部に形成された溝３１４が歯付きの保持リング３５２から歯を受け入れて、軸をピストンに添着する。また、軸の第二の端部は、ピストンをハウジングから除去することなく、軸をピストンに接続することを許容し得るようにテーパー付き端部３１３も有している。
Description
【０００１】
本発明は、シリンダ内のピストンの位置を表示するインジケータを有する弁に
関する。より具体的には、本発明は、不正操作及び漏洩を防止すべくインジケー
タを封入するハウジングに関する。
関する。より具体的には、本発明は、不正操作及び漏洩を防止すべくインジケー
タを封入するハウジングに関する。
【０００２】
パイプラインを通る材料の流れを制御するため、制御弁を使用することは一般
的なことである。１つの型式の制御弁は、上端における入口と、側壁における出
口とを有するシリンダを備えている。シリンダ内にて摺動可能に添着されたピス
トンは、シリンダを通る材料の流れを制御する。ピストンの位置は、ばねにより
及び制御ラインを通る材料の流れにより制御される。ピストンの上端に作用する
材料の流れによる圧力が圧力制御ライン内の材料の流れによる圧力及びピストン
の後端におけるばねによる圧力を上廻ると、ピストンは動いて、材料がシリンダ
を通って流れるのを許容する。閉じ位置において、ピストンの後端に加わるばね
による圧力及び制御ラインを通って流れる材料による圧力がピストンの上端に加
わる材料による圧力よりも高圧となる。これにより、ピストンの頂部はシリンダ
の上端に対し押し付けられ、このことは、材料がシリンダを通って流れるのを防
止する。
的なことである。１つの型式の制御弁は、上端における入口と、側壁における出
口とを有するシリンダを備えている。シリンダ内にて摺動可能に添着されたピス
トンは、シリンダを通る材料の流れを制御する。ピストンの位置は、ばねにより
及び制御ラインを通る材料の流れにより制御される。ピストンの上端に作用する
材料の流れによる圧力が圧力制御ライン内の材料の流れによる圧力及びピストン
の後端におけるばねによる圧力を上廻ると、ピストンは動いて、材料がシリンダ
を通って流れるのを許容する。閉じ位置において、ピストンの後端に加わるばね
による圧力及び制御ラインを通って流れる材料による圧力がピストンの上端に加
わる材料による圧力よりも高圧となる。これにより、ピストンの頂部はシリンダ
の上端に対し押し付けられ、このことは、材料がシリンダを通って流れるのを防
止する。
【０００３】 シリンダ弁を通って流れる材料の量を表示する装置を、提供することは１つの
課題である。材料の流量を表示するために使用される１つの装置はインジケータ
である。インジケータは、ピストンに取り付けられた一端と、弁ハウジングから
突出する第二の端部とを有する心棒又は軸である。ピストンがシリンダ内を動く
と、ハウジングから突き出る軸の長さが変化して、シリンダ内のピストンの位置
を表示し、シリンダを通る材料の流れを示す。
課題である。材料の流量を表示するために使用される１つの装置はインジケータ
である。インジケータは、ピストンに取り付けられた一端と、弁ハウジングから
突出する第二の端部とを有する心棒又は軸である。ピストンがシリンダ内を動く
と、ハウジングから突き出る軸の長さが変化して、シリンダ内のピストンの位置
を表示し、シリンダを通る材料の流れを示す。
【０００４】 突出軸を有するインジケータに伴なう２つの問題点がある。第一の問題点は漏
洩である。インジケータの軸はハウジング内にてピストンに接続されているため
に材料がハウジングの軸開口部を通ってシリンダから漏洩する可能性がある。開
口部を密封するため適切な措置が採られた場合でさえ、材料が開口部を通って漏
洩する可能性がある。典型的に、０リングのようなシールが磨耗、寿命又は腐食
によって劣化したときに、漏洩が生ずる。
洩である。インジケータの軸はハウジング内にてピストンに接続されているため
に材料がハウジングの軸開口部を通ってシリンダから漏洩する可能性がある。開
口部を密封するため適切な措置が採られた場合でさえ、材料が開口部を通って漏
洩する可能性がある。典型的に、０リングのようなシールが磨耗、寿命又は腐食
によって劣化したときに、漏洩が生ずる。
【０００５】 第二の問題点は、不正操作である。軸はピストンに直結的に接続されているた
め、ピストンをシリンダ内の開き位置に動かして、材料がシリンダを通って流れ
るのを許容するように軸を外方に引張ることが可能である。操作者は、軸を使用
して、弁を開いて材料をパイプラインから盗むことができる。漏洩を防止し且つ
不正操作防止型であるインジケータが当該技術分野にて必要とされている。
め、ピストンをシリンダ内の開き位置に動かして、材料がシリンダを通って流れ
るのを許容するように軸を外方に引張ることが可能である。操作者は、軸を使用
して、弁を開いて材料をパイプラインから盗むことができる。漏洩を防止し且つ
不正操作防止型であるインジケータが当該技術分野にて必要とされている。
【０００６】
封入インジケータを提供することにより、上記及びその他の問題点が解決され
且つ当該技術分野での進歩が為される。封入インジケータの第一の有利な点は、
インジケータの軸がハウジング内にて封入されているため、封入インジケータは
不正操作防止型である点である。封入インジケータの第二の有利な点は、インジ
ケータハウジングを弁の制御ポート内にねじ込むことができるため、封入インジ
ケータが漏洩防止型である点である。封入インジケータの第三の有利な点は、弁
を分解して、ピストンを接続したインジケータ軸を有する、新しいピストンと交
換することなく、封入インジケータを制御弁内に取り付けることができる点であ
る。
且つ当該技術分野での進歩が為される。封入インジケータの第一の有利な点は、
インジケータの軸がハウジング内にて封入されているため、封入インジケータは
不正操作防止型である点である。封入インジケータの第二の有利な点は、インジ
ケータハウジングを弁の制御ポート内にねじ込むことができるため、封入インジ
ケータが漏洩防止型である点である。封入インジケータの第三の有利な点は、弁
を分解して、ピストンを接続したインジケータ軸を有する、新しいピストンと交
換することなく、封入インジケータを制御弁内に取り付けることができる点であ
る。
【０００７】 封入インジケータは次の方法にて提供される。軸を軸ハウジング内に摺動可能
に取り付ける。軸の第一の端部をハウジング内に封入して、軸の第二の端部をシ
リンダ内のピストンに接続する。軸は、ピストンがシリンダ内にて摺動するにし
たがって軸ハウジング内にて摺動する。ディスク・マグネットを軸の第一の端部
に添着する。リング・マグネットを軸ハウジングの外側に摺動可能に添着する。
軸が軸ハウジングに沿ってディスク・マグネットを摺動させるとき、磁気的吸引
力によりリング・マグネットは、軸ハウジングの外側に沿って摺動する。軸ハウ
ジングの外側におけるリング・マグネットの位置は、シリンダ内のピストンの位
置を示す。リング・マグネットは、ユーザがインジケータを見るのを許容する一
方にて、インジケータへの損傷を防止するため透明なハウジングにより封入され
ている。軸ハウジングは、ハウジングに結合した制御ポートに嵌まるねじ付きコ
ネクタにより制御弁に添着される。軸の第二の端部は、軸の外周の周りに溝を有
している。ピストンの端部に添着された歯付き保持リングからの歯は軸の溝に嵌
まって、軸をピストンに強固に添着する。軸の第二の端部は、テーパーが付けら
れていて、軸を取り付ける間に、軸を歯付きの保持リング内に案内する。このこ
とは、弁ハウジングの制御ポート内にねじ込まれたシリンダのねじ付きコネクタ
からピストンを除去することなく、軸を制御ポート内に挿入して、ピストンに接
続することを許容する。
に取り付ける。軸の第一の端部をハウジング内に封入して、軸の第二の端部をシ
リンダ内のピストンに接続する。軸は、ピストンがシリンダ内にて摺動するにし
たがって軸ハウジング内にて摺動する。ディスク・マグネットを軸の第一の端部
に添着する。リング・マグネットを軸ハウジングの外側に摺動可能に添着する。
軸が軸ハウジングに沿ってディスク・マグネットを摺動させるとき、磁気的吸引
力によりリング・マグネットは、軸ハウジングの外側に沿って摺動する。軸ハウ
ジングの外側におけるリング・マグネットの位置は、シリンダ内のピストンの位
置を示す。リング・マグネットは、ユーザがインジケータを見るのを許容する一
方にて、インジケータへの損傷を防止するため透明なハウジングにより封入され
ている。軸ハウジングは、ハウジングに結合した制御ポートに嵌まるねじ付きコ
ネクタにより制御弁に添着される。軸の第二の端部は、軸の外周の周りに溝を有
している。ピストンの端部に添着された歯付き保持リングからの歯は軸の溝に嵌
まって、軸をピストンに強固に添着する。軸の第二の端部は、テーパーが付けら
れていて、軸を取り付ける間に、軸を歯付きの保持リング内に案内する。このこ
とは、弁ハウジングの制御ポート内にねじ込まれたシリンダのねじ付きコネクタ
からピストンを除去することなく、軸を制御ポート内に挿入して、ピストンに接
続することを許容する。
【０００８】 以下の詳細な説明及び以下の図面を読むことにより、本発明の上記及びその他
の特徴を理解することができる。
の特徴を理解することができる。
【０００９】
図１には、ハウジング１１０を有する制御弁１００が開示されている。入口フ
ランジ１０１及び出口フランジ１０２は、制御弁１００をパイプ管（図示せず）
に接続する。材料は、入口１０３を通って制御弁１００内に流れ且つ出口１０４
を通って制御弁１００から出る。ピストンアセンブリハウジング１０５は、入口
１０３と出口１０４との間に円筒状キャビティを形成する。ピストンアセンブリ
（図２に図示）は、ピストンアセンブリハウジング１０５内に保持されて、制御
弁１００を通る材料の流れを調節する。
ランジ１０１及び出口フランジ１０２は、制御弁１００をパイプ管（図示せず）
に接続する。材料は、入口１０３を通って制御弁１００内に流れ且つ出口１０４
を通って制御弁１００から出る。ピストンアセンブリハウジング１０５は、入口
１０３と出口１０４との間に円筒状キャビティを形成する。ピストンアセンブリ
（図２に図示）は、ピストンアセンブリハウジング１０５内に保持されて、制御
弁１００を通る材料の流れを調節する。
【００１０】 制御入口１０８は、材料を制御ライン（図２に図示）内に送るべく入口１０３
内に近接してハウジング１１０に形成された開口部である。制御ライン１０８は
、プラグ１１８を制御入口１０８内にねじ込んだ状態にて図示されている。制御
開口部１０９は、制御ライン（図２に図示）からの流れをピストンの第二の端部
に付与すべくピストンアセンブリハウジング１０５の頂側部上のシリンダカバー
１０６に形成された開口部である。インジケータ１５０は、制御開口部１０９内
にねじ込まれる。制御出口１０７は、材料を制御ラインから制御弁１００まで戻
すべく出口１０４に近接してハウジング１１０に形成された開口部である。プラ
グ１１７は、制御出口１０７内にねじ込んだ状態にて図示されている。
内に近接してハウジング１１０に形成された開口部である。制御ライン１０８は
、プラグ１１８を制御入口１０８内にねじ込んだ状態にて図示されている。制御
開口部１０９は、制御ライン（図２に図示）からの流れをピストンの第二の端部
に付与すべくピストンアセンブリハウジング１０５の頂側部上のシリンダカバー
１０６に形成された開口部である。インジケータ１５０は、制御開口部１０９内
にねじ込まれる。制御出口１０７は、材料を制御ラインから制御弁１００まで戻
すべく出口１０４に近接してハウジング１１０に形成された開口部である。プラ
グ１１７は、制御出口１０７内にねじ込んだ状態にて図示されている。
【００１１】 図２は、インジケータ１５０を除いた、制御ライン２００に接続された制御弁
１００の断面図である。図２には、制御弁１００の作動が開示されている。制御
ライン２００は、材料を制御弁１００の入口から受け取るべく制御入口１０８に
接続された第一の端部２０１を有している。材料は、制御ライン２００を通って
、制御開口部１０９に接続された導管に流れる。次に、材料は、制御開口部１０
９を通ってピストンアセンブリ２５０のシリンダ２２０内に流れる。制御パイロ
ット弁２０２は、制御ライン２００の制御開口部１０９の下流にある。制御パイ
ロット弁２０２は、制御ライン２００を通る材料の流れを調整し得るように調節
することのできるコック・アセンブリである。制御ライン２００の第二の端部２
０５は、制御ライン２００からの材料を出口１０４から流れ出る材料に戻すため
制御出口１０７に接続される。
１００の断面図である。図２には、制御弁１００の作動が開示されている。制御
ライン２００は、材料を制御弁１００の入口から受け取るべく制御入口１０８に
接続された第一の端部２０１を有している。材料は、制御ライン２００を通って
、制御開口部１０９に接続された導管に流れる。次に、材料は、制御開口部１０
９を通ってピストンアセンブリ２５０のシリンダ２２０内に流れる。制御パイロ
ット弁２０２は、制御ライン２００の制御開口部１０９の下流にある。制御パイ
ロット弁２０２は、制御ライン２００を通る材料の流れを調整し得るように調節
することのできるコック・アセンブリである。制御ライン２００の第二の端部２
０５は、制御ライン２００からの材料を出口１０４から流れ出る材料に戻すため
制御出口１０７に接続される。
【００１２】 ピストンアセンブリ２５０は、シリンダ２２０とピストン２２１とを備えてい
る。ピストン２２１は、シリンダ２２０内に摺動可能に取り付けられている。シ
リンダ２２０は、入口１０３から材料の流れを受け入れる入口１０３に近接する
入口開口部２３０が形成された上端２３１を有している。出口開口部２３２は、
シリンダ２２０の側壁に形成され且つ材料がシリンダ２２０を通って出口１０４
に流れるのを許容する。ピストン２２１は、シリンダ２２０内を摺動して、シリ
ンダ２２０を通る材料の流れを調節する。閉じ位置にあるとき、ピストン２２１
は、上端２３１に対して押し付けられて、流体がシリンダ２２０内に流れるのを
防止する。開き位置において、ピストン２２１は、シリンダ２２０の第二の端部
２３４まで摺動して、入口２３０と出口２３２との間の流路は遮断されない。ま
た、ピストン２２１は、開き位置と閉じ位置との間の任意の位置にあるようにす
ることで、流路を部分的に遮断してシリンダ２２０を通る材料の流れを調節し得
る。
る。ピストン２２１は、シリンダ２２０内に摺動可能に取り付けられている。シ
リンダ２２０は、入口１０３から材料の流れを受け入れる入口１０３に近接する
入口開口部２３０が形成された上端２３１を有している。出口開口部２３２は、
シリンダ２２０の側壁に形成され且つ材料がシリンダ２２０を通って出口１０４
に流れるのを許容する。ピストン２２１は、シリンダ２２０内を摺動して、シリ
ンダ２２０を通る材料の流れを調節する。閉じ位置にあるとき、ピストン２２１
は、上端２３１に対して押し付けられて、流体がシリンダ２２０内に流れるのを
防止する。開き位置において、ピストン２２１は、シリンダ２２０の第二の端部
２３４まで摺動して、入口２３０と出口２３２との間の流路は遮断されない。ま
た、ピストン２２１は、開き位置と閉じ位置との間の任意の位置にあるようにす
ることで、流路を部分的に遮断してシリンダ２２０を通る材料の流れを調節し得
る。
【００１３】 ばね２２２は、シリンダ２２０の上内壁に固定状態に取り付けられた第一の端
部と、ピストン２２１の第二の端部に固定状態に取り付けられた第二の端部とを
有している。ばね２２２は、シリンダ２２０内のピストン２２１の位置を制御す
るために使用される。ピストン２２１の位置は、釣合った圧力原理に基づいて制
御される。入口１０３からの材料の流れ及びばね２２２は、圧力Ｐ１をピストン
２２１の頂側部に付与する。ばね２２２と、制御ライン２００からの制御ポート
１０９を通る材料の流れとにより、圧力Ｐ２はピストン２２１の後側部に付与さ
れる。
部と、ピストン２２１の第二の端部に固定状態に取り付けられた第二の端部とを
有している。ばね２２２は、シリンダ２２０内のピストン２２１の位置を制御す
るために使用される。ピストン２２１の位置は、釣合った圧力原理に基づいて制
御される。入口１０３からの材料の流れ及びばね２２２は、圧力Ｐ１をピストン
２２１の頂側部に付与する。ばね２２２と、制御ライン２００からの制御ポート
１０９を通る材料の流れとにより、圧力Ｐ２はピストン２２１の後側部に付与さ
れる。
【００１４】 パイロット弁２０２が閉じたとき、材料は制御出口１０７に流れることはでき
ない。これにより、ピストン２２１の第二の端部に加わる圧力Ｐ２は、ピストン
２２１の上端に加わる圧力Ｐ１よりも高圧となる。これは、パイロット弁２０２
が閉じられたとき、ピストン２２１を閉じ位置に偏倚することになる。パイロッ
ト弁２０２が開くと、制御出口１０７への材料の流れは、ピストン２２１の第二
の端部に加わる圧力Ｐ２を降下させる。圧力Ｐ１により加えられた力は、圧力Ｐ
２により加えられた力を上廻り、ピストン２２１は、開き位置に向けて押される
。次に、材料はシリンダ２２０を通って流れるのを許容される。パイロット弁２
０２が開く程度が大きければ大きい程、シリンダ２２０内のピストン２２１の高
さを制御する、圧力Ｐ２が降下する程度が大きくなる。
ない。これにより、ピストン２２１の第二の端部に加わる圧力Ｐ２は、ピストン
２２１の上端に加わる圧力Ｐ１よりも高圧となる。これは、パイロット弁２０２
が閉じられたとき、ピストン２２１を閉じ位置に偏倚することになる。パイロッ
ト弁２０２が開くと、制御出口１０７への材料の流れは、ピストン２２１の第二
の端部に加わる圧力Ｐ２を降下させる。圧力Ｐ１により加えられた力は、圧力Ｐ
２により加えられた力を上廻り、ピストン２２１は、開き位置に向けて押される
。次に、材料はシリンダ２２０を通って流れるのを許容される。パイロット弁２
０２が開く程度が大きければ大きい程、シリンダ２２０内のピストン２２１の高
さを制御する、圧力Ｐ２が降下する程度が大きくなる。
【００１５】 図３には、ピストン２２１に接続されたインジケータ１５０の１つの好ましい
実施の形態が図示されている。プラットフォーム３００は、インジケータ１５０
の基部を形成する。プラットフォーム３００は、制御弁１００を通って流れる材
料と接触することに起因する腐食に抵抗することのできる金属又はその他の堅固
な材料から成る円筒状部片である。第一の端部から第二の端部までプラットフォ
ーム３００の中央に開口部３０５が穿孔されている。軸ハウジング３０１は、プ
ラットフォーム３００の第一の端部にて開口部３０５を封入する、長い狭小な円
筒状軸である。制御開口部のコネクタ３０２は、プラットフォーム３００の第二
の側部における開口部３０５を封入するねじ付きの円筒状リングである。制御開
口部コネクタは、ピストンアセンブリハウジングのカバー１０６の制御開口部１
０９内にねじ込まれてインジケータ１５０をハウジング１１０に接続する。制御
入口３０４は、プラットフォーム３００の側部に形成された開口部であり、制御
ラインをインジケータ１５０に接続し、インジケータ１５０を通じてピストン２
２１に材料の流れを付与する。
実施の形態が図示されている。プラットフォーム３００は、インジケータ１５０
の基部を形成する。プラットフォーム３００は、制御弁１００を通って流れる材
料と接触することに起因する腐食に抵抗することのできる金属又はその他の堅固
な材料から成る円筒状部片である。第一の端部から第二の端部までプラットフォ
ーム３００の中央に開口部３０５が穿孔されている。軸ハウジング３０１は、プ
ラットフォーム３００の第一の端部にて開口部３０５を封入する、長い狭小な円
筒状軸である。制御開口部のコネクタ３０２は、プラットフォーム３００の第二
の側部における開口部３０５を封入するねじ付きの円筒状リングである。制御開
口部コネクタは、ピストンアセンブリハウジングのカバー１０６の制御開口部１
０９内にねじ込まれてインジケータ１５０をハウジング１１０に接続する。制御
入口３０４は、プラットフォーム３００の側部に形成された開口部であり、制御
ラインをインジケータ１５０に接続し、インジケータ１５０を通じてピストン２
２１に材料の流れを付与する。
【００１６】 軸３１０は、第一の端部が軸ハウジング３０１内に伸び且つ第二の端部が制御
開口部コネクタ３０２から突き出す状態で開口部３０５内に摺動可能に係合する
。ディスク・マグネット３１１は、軸３１０のニブ３１２に添着されている。軸
３１０の第二の端部はテーパー付き先端３１３を有している。テーパー付き先端
３１３を使用して、ピストン２２１をシリンダ２２０から除去することなく、イ
ンジケータ１５０の取り付けを容易にし得るように、軸３１０を歯付き保持リン
グ３５２内に案内する。
開口部コネクタ３０２から突き出す状態で開口部３０５内に摺動可能に係合する
。ディスク・マグネット３１１は、軸３１０のニブ３１２に添着されている。軸
３１０の第二の端部はテーパー付き先端３１３を有している。テーパー付き先端
３１３を使用して、ピストン２２１をシリンダ２２０から除去することなく、イ
ンジケータ１５０の取り付けを容易にし得るように、軸３１０を歯付き保持リン
グ３５２内に案内する。
【００１７】 歯付き保持リング３５２は、ピストン２２１の後側部に形成された切欠き（図
示せず）内に配置され且つ座金３５１及び保持リング３５０により所定位置に保
持されている。周縁軸３１０の周りの溝３１４は、歯付き保持リング３５２内に
嵌まって軸３１０をピストン２２１に取り付ける。歯付き保持リング３５２の歯
は溝３１４内に滑り嵌めして、軸３１０をピストン２２１に強固に添着する。軸
３１０をピストン２２１に接続した後、シリンダ２２０内でピストン２２１を動
かすと、軸３１０の第一の端部は、ピストン２２１が動く方向と同一方向に向け
て軸ハウジング３１０内を動く。
示せず）内に配置され且つ座金３５１及び保持リング３５０により所定位置に保
持されている。周縁軸３１０の周りの溝３１４は、歯付き保持リング３５２内に
嵌まって軸３１０をピストン２２１に取り付ける。歯付き保持リング３５２の歯
は溝３１４内に滑り嵌めして、軸３１０をピストン２２１に強固に添着する。軸
３１０をピストン２２１に接続した後、シリンダ２２０内でピストン２２１を動
かすと、軸３１０の第一の端部は、ピストン２２１が動く方向と同一方向に向け
て軸ハウジング３１０内を動く。
【００１８】 ピストン２２１の位置は、リング・マグネット３２０を使用して表示する。リ
ング・マグネット３２０は、軸ハウジング３０１の外壁に摺動可能に添着されて
いる。リング・マグネット３２０は、軸ハウジング１０１内でディスク・マグネ
ット３１１に磁気的に吸引されて、軸ハウジング３０１内にて軸３１０がディス
ク３１２を動かすとき、ハウジング３０１の外壁に沿って摺動する。軸ハウジン
グ３０１におけるリング・マグネット３２０の位置は、シリンダ２２０内のピス
トン２２１の位置を表示する。
ング・マグネット３２０は、軸ハウジング３０１の外壁に摺動可能に添着されて
いる。リング・マグネット３２０は、軸ハウジング１０１内でディスク・マグネ
ット３１１に磁気的に吸引されて、軸ハウジング３０１内にて軸３１０がディス
ク３１２を動かすとき、ハウジング３０１の外壁に沿って摺動する。軸ハウジン
グ３０１におけるリング・マグネット３２０の位置は、シリンダ２２０内のピス
トン２２１の位置を表示する。
【００１９】 透明なハウジング３２１は、インジケータ１５０への損傷を防止し得るように
リング・マグネット３２０及び軸ハウジング３０１を封入する（包み込む）透明
な材料で出来た円筒状リングである。キャップ３２２は、透明なハウジング３２
１の端縁を受け入れ且つ軸ハウジング３０１の第一の端部に添着されることで透
明なハウジング３２１をインジケータ１５０に添着する。ねじ３２４がキャップ
３２２の孔３２３及び軸ハウジング３１０の第一の端部の孔（図示せず）内にね
じ込まれる。
リング・マグネット３２０及び軸ハウジング３０１を封入する（包み込む）透明
な材料で出来た円筒状リングである。キャップ３２２は、透明なハウジング３２
１の端縁を受け入れ且つ軸ハウジング３０１の第一の端部に添着されることで透
明なハウジング３２１をインジケータ１５０に添着する。ねじ３２４がキャップ
３２２の孔３２３及び軸ハウジング３１０の第一の端部の孔（図示せず）内にね
じ込まれる。
【００２０】 ねじ３４２、穴３４１、ガスケット３４５の開口部３４６及びピストンアセン
ブリハウジング１０５（図１に図示）の合わせ開口部（図示せず）により、ピス
トンアセンブリカバー１０６は、ピストンアセンブリハウジング１０５（図１に
図示）に固定状態に取り付けられる。ハウジングとカバーとの間からの漏洩を防
止し得るように、ピストンアセンブリカバー１０６と、ピストンアセンブリハウ
ジング１０５との間にガスケット３４５が配置されている。インジケータ１５０
を取り付けるためにピストンアセンブリカバー１０６を除去する必要がないこと
が本発明の有利な点である。その代わり、歯付き保持リング３５２が溝３１４内
に受け入れられる迄、軸３１０は、テーパー付き端部３１３により歯付き保持リ
ング３５２内に案内される。次に、軸３１０が開口部３０５内に摺動可能に受け
入れられ且つ軸ハウジング３０１内に伸びる状態にて、制御開口部コネクタ３０
２を軸３１０上に取り付ける。次に、制御開口部コネクタ３０２を制御開口部１
０９内にねじ込む。次に、制御ライン２００（図２に図示）を制御入口３０４に
取り付けて、取り付けを完了することができる。
ブリハウジング１０５（図１に図示）の合わせ開口部（図示せず）により、ピス
トンアセンブリカバー１０６は、ピストンアセンブリハウジング１０５（図１に
図示）に固定状態に取り付けられる。ハウジングとカバーとの間からの漏洩を防
止し得るように、ピストンアセンブリカバー１０６と、ピストンアセンブリハウ
ジング１０５との間にガスケット３４５が配置されている。インジケータ１５０
を取り付けるためにピストンアセンブリカバー１０６を除去する必要がないこと
が本発明の有利な点である。その代わり、歯付き保持リング３５２が溝３１４内
に受け入れられる迄、軸３１０は、テーパー付き端部３１３により歯付き保持リ
ング３５２内に案内される。次に、軸３１０が開口部３０５内に摺動可能に受け
入れられ且つ軸ハウジング３０１内に伸びる状態にて、制御開口部コネクタ３０
２を軸３１０上に取り付ける。次に、制御開口部コネクタ３０２を制御開口部１
０９内にねじ込む。次に、制御ライン２００（図２に図示）を制御入口３０４に
取り付けて、取り付けを完了することができる。
【００２１】 上記の説明は、封入インジケータの一例としての実施の形態である。上記の説
明から、文字通りに又は均等理論の何れかにより特許請求の範囲に記載した本発
明と重複する代替的な封入インジケータを当業者が設計することが可能であると
考えられる。
明から、文字通りに又は均等理論の何れかにより特許請求の範囲に記載した本発
明と重複する代替的な封入インジケータを当業者が設計することが可能であると
考えられる。
【図１】 本発明の封入インジケータを内蔵する一般的な制御弁の図である。
【図２】 制御弁の作動を説明するため、インジケータが存在しない、一般的な制御弁の
断面図である。
断面図である。
【図３】 制御弁のピストンに接続された封入インジケータ装置の好ましい一例としての
実施の形態の分解図である。
実施の形態の分解図である。
【手続補正書】
【提出日】平成１２年１１月６日（２０００．１１．６）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 制御弁内のピストン用封入インジケータ
Claims (10)
- 【請求項１】 アセンブリ（１００）内における可動の装置（２２１）の位
置を表示する装置（１５０）において、 ハウジング（３０１）と、 前記ハウジング内に摺動可能に取り付けられた軸（３１０）と、 前記ハウジング（３０１）内に配置された前記軸（３１０）の第一の端部であ
って、前記装置（２２１）が前記アセンブリ（１００）内で移動することに応答
して前記ハウジング（３０１）内で摺動する前記軸の前記第一の端部と、 前記ハウジング（１５０）の開口部（３０５）から前記アセンブリ（１００）
内に突き出し且つ前記装置（２２１）と固定可能に係合する前記軸（３１０）の
第二の端部（３１３）と、 前記ハウジングの前記外側に設けられ、前記ハウジング内の前記軸の前記第一
の端部の位置を表示する手段（３２０）とを備える、装置。 - 【請求項２】 請求項１の装置（１５０）において、 前記ハウジング（３０１）をアセンブリハウジングに添着するコネクタ手段（
３０２）を更に備える、装置。 - 【請求項３】 請求項２の装置（１５０）において、前記コネクタ手段（３
０２）がねじ付きであり、前記アセンブリハウジングが、 前記ねじ付きのコネクタ手段を受け入れる手段を備える、装置。 - 【請求項４】 請求項１の装置において、シリンダ（２２５）内のピストン
（２２１）の位置を表示する、装置。 - 【請求項５】 請求項１の装置（１５０）において、前記ハウジング内にお
ける前記軸の第一の端部の前記位置を表示する前記手段（３２０）が、 前記ハウジング内にて前記軸の前記第一の端部に添着された第一の磁石手段（
３１１）と、 ハウジング（３０１）の前記外側に摺動可能に取り付けられた第二の磁石手段
（３２０）であって、前記第一の磁石手段に対する磁気的吸引力を有し、前記軸
が前記第一の磁石手段を動かすことに応答して該磁気的吸引力により該第二の磁
石手段が前記ハウジング（３０１）の前記外側に沿って摺動するようにする第二
の磁石手段とを備える、装置。 - 【請求項６】 請求項５の装置（１５０）において、 前記表示手段への損傷を防止し得るように前記ハウジング（３０１）及び前記
第二の磁石手段（３２０）を包み込む透明なハウジング（３２１）を更に備える
、装置。 - 【請求項７】 請求項１の装置（１５０）において、 制御ラインを前記装置（１５０）を通じて前記装置（２２１）に接続する手段
（３０４）を更に備える、装置。 - 【請求項８】 請求項７の装置（１５０）において、前記制御ラインを接続
する前記手段（３０４）が、 前記ハウジングの一側部に形成され、材料が前記ハウジング内に流れるのを許
容する制御ラインの開口部（３０４）と、 前記軸に対して前記ハウジング（３０１）の前記開口部を通る出口（３０５）
とを備える、装置。 - 【請求項９】 請求項１の装置（１５０）において、 前記軸の前記第二の端部を前記装置内に盲挿入するのを容易にする手段（３１
３）を更に備える、装置。 - 【請求項１０】 請求項１の装置（１５０）において、 前記装置に添着された歯付きリテーナリング（３５２）から歯を受け入れるべ
く前記軸（３１０）の外周の周りに形成された溝（３１４）を更に備える、装置
。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/072,403 | 1998-05-04 | ||
| US09/072,403 US6041815A (en) | 1998-05-04 | 1998-05-04 | Enclosed indicator for a piston in a control valve |
| PCT/US1999/009110 WO1999057470A1 (en) | 1998-05-04 | 1999-04-27 | Enclosed indicator for a piston in a control valve |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002513901A true JP2002513901A (ja) | 2002-05-14 |
| JP3773791B2 JP3773791B2 (ja) | 2006-05-10 |
Family
ID=22107332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000547394A Expired - Fee Related JP3773791B2 (ja) | 1998-05-04 | 1999-04-27 | 制御弁内のピストン用封入インジケータ |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6041815A (ja) |
| EP (1) | EP1076789B1 (ja) |
| JP (1) | JP3773791B2 (ja) |
| CN (1) | CN1103891C (ja) |
| DE (1) | DE69908588T2 (ja) |
| HK (1) | HK1036317A1 (ja) |
| WO (1) | WO1999057470A1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012525546A (ja) * | 2009-05-01 | 2012-10-22 | コン，ヤン | 調圧装置、圧縮ガス供給システム及び自動車 |
| JP2015197217A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | 株式会社フジキン | 開閉表示装置 |
| JP2017518467A (ja) * | 2014-05-21 | 2017-07-06 | サフラン エアークラフト エンジンズ | 低減された重量を有する改良された流れ制御装置 |
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|---|---|---|---|---|
| JP2003184826A (ja) * | 2001-12-14 | 2003-07-03 | Smc Corp | 位置表示機構付き流体圧機器 |
| US7461670B1 (en) * | 2004-07-23 | 2008-12-09 | Curtis Roys | Cycle indicator for fluid distribution systems |
| US8575921B1 (en) * | 2008-09-12 | 2013-11-05 | Christopher John Sloan | Position indicator apparatus and method |
| WO2012003146A2 (en) | 2010-07-01 | 2012-01-05 | National Oilwell Varco, L.P. | Blowout preventer monitoring system and method of using same |
| GB2552643A (en) * | 2016-06-02 | 2018-02-07 | Fort Vale Eng Ltd | Valve assembly |
| DE102016223798A1 (de) * | 2016-11-30 | 2018-05-30 | Skf Lubrication Systems Germany Gmbh | Detektionseinrichtung und Schmierstoffverteiler |
| DE102016223802A1 (de) * | 2016-11-30 | 2018-05-30 | Skf Lubrication Systems Germany Gmbh | Detektionseinrichtung und Schmierstoffverteiler |
| CN109941545B (zh) * | 2019-04-18 | 2021-02-26 | 上海电缆研究所有限公司 | 真空绝热管吸附剂密封包装的环向撕裂机构 |
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|---|---|---|---|---|
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| US2533491A (en) * | 1947-01-23 | 1950-12-12 | Jerome B Mcmahon | Valve control mechanism |
| US2446657A (en) * | 1947-09-26 | 1948-08-10 | Farrel Birmingham Co Inc | Indicator for rubber mixers or the like |
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| GB1460004A (en) * | 1973-03-19 | 1976-12-31 | Dewrance Co Ltd | Quick acting valves |
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| IT1275248B (it) * | 1995-02-22 | 1997-07-31 | Giovanni Trevisan | Indicatore di posizione angolare per visualizzare a distanza il posizionamento di elementi atti ad assumere diverse posizioni angolari ed in particolare elementi valvolari attuatori e simili |
-
1998
- 1998-05-04 US US09/072,403 patent/US6041815A/en not_active Expired - Lifetime
-
1999
- 1999-04-27 DE DE69908588T patent/DE69908588T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-04-27 JP JP2000547394A patent/JP3773791B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1999-04-27 CN CN99805796A patent/CN1103891C/zh not_active Expired - Fee Related
- 1999-04-27 EP EP99918853A patent/EP1076789B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1999-04-27 WO PCT/US1999/009110 patent/WO1999057470A1/en active IP Right Grant
-
2001
- 2001-10-11 HK HK01107145A patent/HK1036317A1/xx not_active IP Right Cessation
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