JP2002512802A5 - 芳香族代謝からの物質の微生物による製造 - Google Patents

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【特許請求の範囲】
【請求項1】 微生物学的に芳香族代謝から物質を製造する方法において、当該物質を産生する微生物中で、グルコース又はグルコース含有基質がグルコース酸化酵素の活性を増加させる結果として変化されることを特徴とする方法。
【請求項2】 グルコースデヒドロゲナーゼの活性を該微生物中に導入し及び/又はその中で増加させることを特徴とする請求項1に記載した方法。
【請求項3】 バチルス メガテリウム(Bacillus megateriumグルコースデヒドロゲナーゼの活性を微生物中に導入し及び/又はその中で増加させることを特徴とする請求項2記載の方法。
【請求項4】 バチルス メガテリウム(Bacillus megateriumグルコースデヒドロゲナーゼIVの活性を微生物中に導入し及び/又はその中で増加させることを特徴とする請求項2又は3記載の方法。
【請求項5】 グルコン酸ホスホリル化酵素の活性を追加的に増加させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の方法。
【請求項6】 グルコネートキナーゼの活性を増加させることを特徴とする請求項5記載の方法。
【請求項7】 大腸菌(Escherichia coliグルコネートキナーゼの活性を増加させることを特徴とする請求項5又は6記載の方法。
【請求項8】 グルコノラクトナーゼ、特にザイモモナス モビリス(Zymomonas mobilisグルコノラクトナーゼの活性を追加的に増加させることを特徴とする請求項2乃至7のいずれか1つに記載の方法。
【請求項9】 グルコース又はグルコース含有基質のPEP非依存性摂取のための輸送タンパク質の活性を追加的に増加させる請求項1〜8のいずれか1つに記載の方法。
【請求項10】輸送タンパク質が促進剤である請求項9記載の方法。
【請求項11】促進剤がザイモモナス モビリス(Zymomonas mobilisグルコース促進剤タンパク(Glf)であることを特徴とする請求項10記載の方法。
【請求項12】 a )遺伝子を導入することにより、
b )及び/又は酵素の遺伝子コピー数を増加させることにより、
c )及び/又は酵素をコードする遺伝子の遺伝子発現を増加させることにより、
d )及び/又は酵素の内在的活性を増加させることにより、
e )及び/又は酵素の構造を変更することにより、
f )及び/又は脱制御された酵素として酵素を使用することにより、
g )及び/又は脱制御された酵素として酵素をコードする遺伝子を導入することにより、
グルコース酸化酵素活性又はグルコース酸化酵素活性とさらにグルコン酸ホスホリル化酵素、グルコノラクトナーゼ及びグルコース又はグルコース含有基質のPEP非依存性摂取用輸送タンパク質の内の少なくとも1つの活性を増加させることを特徴とする請求項2乃至11の1つに記載の方法。
【請求項13】活性の増加が、単一の遺伝子構造または複数の遺伝子構造に組み込まれた遺伝子によって達成され、ここで該遺伝子は、単一コピーとして又は増加されたコピー数遺伝子構造中に導入されていることを特徴とする請求項12に記載の方法。
【請求項14】もし存在すれば、グルコース又はグルコース含有基質のPEP依存性摂取系の活性を追加的に減少させ又はスイッチオフすることを特徴とする請求項9乃至13の1つに記載の方法。
【請求項15】微生物中で、当該芳香族代謝からの物質の合成に追加的に関与する1以上の芳香族代謝の酵素を脱制御し、その活性を増加させた微生物を使用することを特徴とする請求項1乃至14の1つに記載された方法。
【請求項16】当該調製された物質が芳香族アミノ酸であることを特徴とする請求項1乃至15の1つに記載の方法。
【請求項17】芳香族アミノ酸がL-フェニルアラニンであることを特徴とする請求項16に記載の方法。
【請求項18】採用される微生物が、エシェリヒア(Escherichiaセラティア(Serratiaバチルス(Bacillusコリネバクテリウム(Corynebacterium又はブレビバクテリウム(Brevibacterium属に属することを特徴とする請求項1乃至17の1つに記載の方法。
【請求項19】微生物が大腸菌(Escherichia coliであることを特徴とする請求項18に記載の方法。
【請求項20】グルコン酸ホスホリル化酵素をコードする遺伝子と共に、グルコース酸化酵素をコードする遺伝子、又は
グルコース又はグルコース含有基質のPEP非依存性摂取用輸送タンパク質をコードする遺伝子と共に、グルコース酸化酵素をコードする遺伝子、又は
つぎの3つの遺伝子、グルコン酸ホスホリル化酵素をコードする遺伝子、グルコノラクトナーゼをコードする遺伝子、又はグルコース又はグルコース含有基質のPEP非依存性摂取用輸送タンパク質をコードする遺伝子の内の少なくとも2つの遺伝子と共に、グルコース酸化酵素をコードする遺伝子
の内のいずれかを組換え型遺伝子内に含む遺伝子構造物。
【請求項21】グルコース酸化酵素のための遺伝子がグルコースデヒドロゲナーゼをコードしかつグルコン酸ホスホリル化酵素のための遺伝子がグルコネートキナーゼをコードすることを特徴とする請求項20に記載の遺伝子構造物。
【請求項22】グルコースデヒドロゲナーゼのための遺伝子がバチルス メガテリウム(Bacillus megateriumから誘導され、グルコネートキナーゼのための遺伝子が大腸菌(Escherichia coliから誘導され、グルコノラクトナーゼ及び輸送タンパク質のための遺伝子がザイモモナス モビリス(Zymomonas mobilisから誘導されることを特徴とする請求項20又は21に記載の方法。
【請求項23】請求項20乃至22のいずれか1つに記載の遺伝子構造を複製できる形で有する形質転換細胞。
【請求項24】細胞中で、当該物質の合成に追加的に関与する1以上の酵素を脱制御し及び/又はその/それらの活性が増加されたものであることを特徴とする請求項23に記載の形質転換細胞。
【請求項25】該細胞が大腸菌(Escherichia coli細胞である請求項23又は24に記載の形質転換細胞。
【請求項26】もしグルコース又はグルコース含有基質のPEP依存性摂取系が存在するならば、それは減少され又はスイッチオフされた活性を有していたことを特徴とする請求項23乃至25の1つに記載した形質転換細胞。
【請求項27】芳香族アミノ酸を産生することができる請求項23乃至26の1つに記載の形質転換細胞。
【請求項28】芳香族アミノ酸がL-フェニルアラニンであることを特徴とする請求項27に記載の方法。
【請求項29】請求項20乃至22の1つに記載の遺伝子構造物をその内部に有する請求項23乃至28の1つに記載の形質転換細胞を使用することを特徴とする請求項1乃至19の1つに記載の、物質を微生物的に製造する方法。
本発明は、請求項1乃至19項及び請求項29記載の芳香族代謝から物質微生物学的製造する方法、請求項20乃至22記載の遺伝子構造物、及び請求項23乃至28記載の形質転換された細胞に関する。
微生物学的に製造された芳香族代謝からの物質(以下、芳香族代謝物質という)、例えば、特に芳香族アミノ酸は、アミノ酸の需要が増大し続けていて多大な経済的関心の対象となっている。
驚くべきことに、グルコース酸化酵素活性を単純に増加させることにより、芳香族代謝からの物質(以下、芳香族代謝物質という)を産生する微生物中で、グルコース又はグルコース含有基質が変化されることによりその目的が達成される。このようにして、既存のものに変わる代謝経路が提供される。この経路は、遊離のグルコースをグルコノラクトン/グルコネートへの酸化及び6−ホスホグルコネートを形成するグルコネートのホスホリル化を含む。
形質転換のために、物質の合成に追加的に関与する1以上の酵素が、脱制御され及び/又はその活性を増加されている宿主細胞を採用することが有利となる。微生物菌株、特に本発明に基づき芳香族代謝から芳香族アミノ酸または他の物質を産生するEscherichia coliは、関連する遺伝子を含む遺伝子構造物により形質転換される。
【0068】
【実施例1】
本発明に基づくプラスミドをベースとした遺伝子構造のモデルとしてのpGEM7gntKgdhIVの調製
グルコースデヒドロゲナーゼIVをコードするBacillus megaterium DSM 319 gdhIV 遺伝子が、Nagao等著、Journal Bacteriology、第15巻(1992)、第5013〜5020頁に記載された既知の遺伝子のDNA配列に基づいて、ポリメラーゼチェーン反応法(PCR)によってBacillus megaterium DSM 319の染色体DNAの特異的増幅に従いクローン化された。PCRオリゴヌクレオチドプライマーは、制限酵素BamHI(5´末端)及びSacI(3´末端)についての開裂部位が備えられた。プライマー1(BamHI)は、5´ATG GAT CCA TGA AAA CAC TAG GAG GAT TTT 3´からなる。プライマー2(SacI)は、5´ GCC AGA GCT CTT TTT TCC ACA TCG ATT AAA AAC TAT 3´からなり,gdhIV 遺伝子の3´末端に対し相補的であった。結果として生じるDNA増幅産生物は、約800の塩基対を持ちBamHI及びSacIによって制限され、次いで同じように処理された(表1参照)ベクターpGEM7内に連結された。形質転換は、菌株JM109DE3の中でX−GaL及びアンピシリンを含むLB寒天プレート上で選別して達成された。成功裡のクローン化が、クローン化されたgdhIV遺伝子のDNA配列を決定することにより検出された。このベクター(pGEM7gdhIV)は、T7ポリメラーゼ系(菌株JM109DE3)の存在なしでもグルコースデヒドロゲナーゼIV活性の発現を可能にした(表2参照)。染色体テンプレートとしてのE.coli K−12 W3110菌株を使用して,特異性DNA増幅法によってEscherichia coli K−12 グルコネートキナーゼのgntK遺伝子がクローン化された。gntK遺伝子の配列は、Tong等によって、Journal of Bacteriology、第178巻(1966)、第3260〜3269頁において記載されている。PCRによる増幅法については、EcoRI(5´)及びBamHI(3´)に関する制限開裂部位を追加的に備えたオリゴヌクレオチドプライマーが選択された。プライマー1は、5´ CCG AAT TCT TGT ATT GTG GGG GCA C 3´からなり及びgntK遺伝子の5´上流に結合する;プライマー2は、5´ CCG GAT CCG TTA ATG TAG TCA CTA CTT A 3´からなり、gntK遺伝子の3´末端に対し相補性である。約600の塩基対を持つ増幅産生物は精製され、EcoRI及びBamHIによって制限され、開環されているベクターpGEM7に連結された。形質転換は、菌株JM109DE3の中でX−GaL及びアンピシリンを含むLB寒天プレート上を選択して達成された。成功裡のクローン化が、クローン化されたgntK遺伝子のDNA配列を決定することにより検出された。このベクター(pGEM7gntK)は、T7ポリメラーゼ系(菌株JM109DE3)の存在なしでもグルコネートキナーゼ活性の発現を可能にした(表2参照)。
gntK及びgdhIV遺伝子は、BamHI及びSacIによる二重制限に付してベクターpGEM7gdhIVを開くことにより結合される。800の塩基対断片は、ベクターpGEM7gdhIVを制限した後に得られ、gdhIV遺伝子を含んでいるが、このようにして開かれたこのベクター内に連結される。再び、形質転換がアンピシリンについて選別して遂行される。新しい遺伝子構造pGEM7gntKgdhIVが、本発明に従い、グルコースデヒドロゲナーゼIVに関して又グルコネートキナーゼGntKに関して酵素活性のT7ポリメラーゼ非依存性発現を媒介する(表2参照)。
得られた形質転換細胞は、−80℃においてグリセリン培養物の形でLB培地上で保管される。必要なときに、グリセリン培養物は使用直前に解凍される。
【0071】
【実施例4】
グルコースデヒドラゲナーゼの酵素活性の増加に加えてPEP非依存性糖摂取系が発現される菌株を使用しての物質の製造
Zymomonas mobilis glf遺伝子は、プラスミドpZY600(Weisser等、J.Bacteriol 177 (1995) 3351−3345)を使用してテンプレートとして増幅された。同時に、プライマーの選択は、BamHI開裂部位及びKpnI開裂部位の導入が結果としてもたらされた。これらの特有の開裂部位を用いてベクターpUCBM20(ベーリンガーマンハイム)に遺伝子が挿入され、これらは同様にBamHI及びKpnIにより開かれた。大きさが1.5kbのDNA断片は、BamHI及びHindIIIで制限することによりこのベクター(pBM20glf)より分離され、ベクタープラスミドpZY507(Weisser等、J.Bacteriol 177 (1995) 3351−3345)に連結され、制限酵素BamHI及びHindIIIで同様に開かれた。組換えプラスミドpZY507glfは、E.coliを形質転換し形質転換細胞をクローン化した後に得られた。このベクターはクロラムフェニコール耐性を与え、lacIq −tac プロモーターシステムを含み、低いコピー数を有している。
ベクターpZY507glfは、実施例1の記載に従って得られた本発明の遺伝子構造と共に宿主菌株AT2471に形質転換された。
実施例3で述べられた実験条件に従って、突然変異体 E.coli AT2471glf、 E.coli AT2471glf/pGEM7、E.coli AT2471glf/pGEM7gntK及びE.coli AT2471glf/pGEM7gntKgdhIVはそれぞれ2つの並列する混合液で培養された。48時間後、培地中のL−フェニルアラニン濃度が測定された。
指標値100に相当するL−フェニルアラニン濃度を達成する開始菌株E.coli AT2471glfとの比較において、ベクターpGEM7の存在は
指標値96をもたらし、結果的に、実質的には同一の濃度が達成される。対照的に、E.coli AT2471glf/pGEM7gntKの使用は、既述した菌株と比較すれば指標値179に相当するL−フェニルアラニン濃度を結果としてもたらす。E.coli AT2471glf/pGEM7gntKgdhIV中の代替の代謝遺伝子、即ちグルコースデヒドロゲナーゼ及びグルコネートキナーゼ双方の発現は、指標値195を表すフェニルアラニン濃度のさらなる増加を達成した。
この結果は、グルコースデヒドロゲナーゼの酵素活性を導入し、グルコネートキナーゼの酵素活性を増大させることによる代替の代謝経路の発現が、同時にPEP非依存性糖摂取システムが形質転換されそして発現されたこれらの微生物中で特異的にL−フェニルアラニン合成に対するポジティブな影響力を有していることを証明している。
【0072】
【実施例5】
その内部でグルコースデヒドロゲナーゼ酵素活性が増加されることに加えてPEP−非依存性糖摂取システムが発現されるPTS−突然変異を使用した物質の製造
E.coli PTS系の成分をコードする遺伝子中にglf遺伝子を取込むために、プラスミドpPTS1は、BglIIで消化され、クレノウ(Klenow)断片で処理される。その独特の開裂部位はptsI遺伝子に存在する。そのglf遺伝子は、BamHI/KpnI断片としてプラスミドpBM20glfglkから分離され、クレノウ断片で同じように処理される。ptsHIとしての同じ配位におけるglf遺伝子を運搬するクローンは、平滑末端によって得られた。ptsH遺伝子及び取込まれたglfおよびcrrを有するptsIの3´領域を運ぶ4.6kbのPstI断片は、結果として生ずるプラスミドpPTSglfから得られた。この断片は、ベクターpGP704のEcoRV開裂部位に連結された。このベクターは、λpir菌株においてのみ複製されることができるので、このファージを宿さない形質転換細胞は、もしそれらがカルベニシリン上で成長可能であるならば、染色体の中にそのベクターを取込むことができる。取込みは、サザン分析法(Southern analysis)(Miller V.L.等,J.Bacteriol.170(1988)2575−83)によってチェックされた。glf遺伝子に加えて、得られた形質転換細胞は、完全なPTS遺伝子も含んでいた。
ベクターの部分はカルベニシリン耐性の欠損へと導く第2の相同的交差の状態に組替えが行われ得る。この場合pts遺伝子は、glf遺伝子の挿入によって妨げられるので、PTSはこれらの突然変異体中で機能的に発現されない。
望ましいPTS-突然変異体は、次ぎのように選別される:静止したPTS+形質転換細胞を抗生物質なしでLB培地上で繰り返しサブイノキュレート(サブ接種)した後、細胞縣濁液の一部は100μg/lのホスホマイシンを含むLBプレート上に置き培養された。PTS-突然変異体は、これらのプレート上で成長可能である。成長するクローンは、ホスホマイシン又は20μg/lのカルベニシリンのいずれかを含むLBプレート上で画線培養された。染色体DNAは、ホスホマイシンプレート上で新たな成長を示すがカルベニシリンプレート上では成長はしないクローンから分離された。glf遺伝子のPTS系をコードする遺伝子への組み込みは、サザン分析により確認された。相当する突然変異体は、表現型上PTS欠損として同定された。
一つのクローンは、宿主有機体がE.coli AT2471glfintPTS-として選別され、プラスミドpGEM7gntKgdhIVで形質転換のため使用された(上記参照)。
実施例3及び4で記載された実験的条件に従い、PTS陰性突然変異体 E.coli AT2471glfintPTS-/pGEM7gntKgdhIV及び相当する宿主菌株 AT2471glfintPTS- は、それぞれの場合、2つの並列の混合液で培養された。48時間培養後全体のバイオマス特異的生産性が、その結果より計算された。
宿主菌株 E.coli AT2471glfintPTS-と比較されるように、その全体バイオマス特異的生産性は指標値100として表されるが、突然 変異体 AT2471glfintPTS-/pGEM7gntKgdhIVは、指標値133を有する全体バイオマス特異的生産性を達成した。
この結果は、グルコースデヒドロゲナーゼの酵素活性を導入し、グルコネートキナーゼの酵素活性を増大させることが、同時にPEP非依存性糖摂取システムが取込まれそしてその酵素活性が減少されるか完全にスイッチオフされたPTS系によって特徴づけられるこれらの微生物中で特異的にフェニルアラニン合成の生産性に対しポジティブな影響力を有していることを証明している。
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