JP2002511941A - 拡張分解能位相測定 - Google Patents

拡張分解能位相測定

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Abstract

(57)【要約】 波形信号(28及び30)間の周期及び位相関係を判定する回路(10)。遅延線(12)がサンプルポート(14)、セットポート(16)、セットポート(16)、参照ポート(18)及び出力ポート(20)を含み、かつラッチ素子(34)及び符号器(36)に関連する一連の遅延素子(32)をさらに内部に含む。遅延線(12)が第1信号(28)をサンプルポート(14)に、かつスイッチ(22)を介してセットポート(16)にも受信する。その後、符号器(36)が遅延線(12)の出力ポート(20)に第1信号(28)の周期を各遅延素子(32)によって生成された遅延車位で形成する。その後、制御装置(24)がサンプルポート(14)の第1信号(28)との比較のため第2信号(30)をセットポート(16)に向うようスイッチ(22)を作動させ、第1信号(28)のエッジに対する第2信号(30)のサイクルのエッジに関連する出力ポート(20)で第2信号(30)の周期及び信号(28及び30)間の周期及び位相関係が演算装置(26)によって算出される値が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】 拡張分解能位相測定 本発明は概して、波位相の正確な判定に関するものである。応用例においては 、この精度は波エネルギーを使用して行なわれる測定の分解能の拡張のため、ま たは波エネルギーの位相を精密に制御するためのいずれにも使用される。このよ うな応用例は本明細書においては、カラービデオ信号復調及びレーザー干渉計変 位測定のコンテキストで提供されるが、本発明は波位相の判定、または制御が重 要な場合のほとんどすべての分野に広い応用性を有している。 発明の背景 我々の社会は、波位相を使用する各種装置及びプロセスをにますます頼りにす るようになっている。いくつかの共通の家庭用の例は、ラジオ、テレビジョン、 及びコンピュータ回路などの電気システムである。また、これらにおいては通常 光波がいずれかの箇所で電気的信号に変換されるが、いくつかの共通の工業用の 例はレーザ機器などの光学的測定ツールである。 波の最も基本的な属性はその振幅及びその周波数である。しかし、波、または 「位相」のタイミング特性も重要である。ランダムハウスディクショナリオブイ ナグリッシュラングエッジ(Random House Dictionary of English Language)(1996)はその位相の9通りの 定義として:「サイクルにおける進行の特定段階、または要点、時間があ る任意の開始端から進み、測定される周期のわずかの部分」を上げている。波は 、必燃的にサイクリック循環的であり、特定波の特定サイクルにおけるある点が 開始端として定義されると、同一波におけるいずれか他の点、または別の共存す る波におけるいずれかの点が位相値と共に記述されることが続いている。さらに 簡潔にいえば、2つの別個の波間、または位相値としての同一波の2つの部分間 のタイミング関係が記述される。このような値は、波サイクルのどの部分が経過 したか、またはサイクルのはじめ以来いかなる時間が終了したか、または同期の 程度、またはその欠如が同一波、または異なる波の部分間にあることを知らせる などの多くの用途を有することができる。 本発明は、波位相の属性による測定の精度の向上及び任意の制御の向上に関す る。波位相は家庭、または工業において使用される装置及びプロセスの動作に対 する基礎的なものであるため、波位相及び本発明の用途の2つのまったく別個の 例が提供される。これらの第1は、信号復調中複合信号波形の一部が別の波形に よって精密に同期されてカラービデオ情報を正確に抽出する必要がある場合の、 テレビジョン分野から引出すことができる。第2例は、参照信号に応じた測定値 の位相の変化が物理的変位を判定するため使用できる場合のレーザ分野から引出 される。勿論、波位相の用途の多くの他の例が可能であり、かつ本明細書におい て使用された例が本発明の 精神、または次に述べるそれに対する特許請求の範囲を制限するものとして解釈 されるべきではない。 テレビジョンの例 カラーテレビジョンに使用されるそれらなどのビデオシステムでは、表示画像 はライン毎に発生される。テレシネがカメラにより一組のフィルターレンスを通 してライン毎に水平に走査され赤色、緑色及び青色(「RGB」)の主カラー信号 を発生する。これらの信号は、その後、一組の3信号に組合されかつ変換される 。これらの1つは、輝度(本明細書においては、以降「luma」と称する)信 号であり、ピクチャーの輝度を表わす。他の2つは色調及び色飽和度情報を搬送 する色垂信号である。 テレビジョン方式審議委員会(National Television S ystem Committee)(NTSC;主に米国、アメリカの他の諸国 、及び日本で採用されている)によって提案された標準を使用する放送システム においては、これらの差信号はI及びQと呼ばれる(それぞれ「同相」及び「直角 位相」)。あるいはまた、位相交番ラインシステム(Phase Alterna te Line System)(PAL;欧州の多く、及び中国で採用されてい る)を使用する放送システムについては、これらはU及びVと呼ばれる。 I/Q、またはU/V信号はビデオ信号バンド幅のカットオフ近くの周波数で 平衡変調器を変調するため使用される;いわゆるカラー副搬送波(fsc、それぞ れNT SCに対しては3.58Mhz、PALに対しては4.43Mhz)。副搬送波 が抑制されるため、直角位相における振幅変調側波帯(位相90度の違い)が生 じ、これらは互いに加えられて位相が放送されるべき色調を表わし、かつ振幅が 色情報の飽和を表わす色信号(本明細書において以降「chroma」と称する )を形成する。アクティブデータ信号が、色信号を輝度信号と組合せることによ り形成され、同期情報がさらに加えられて無線周波変換、または後検索及び再生 のためビデオテープに格納するために適当なベースバンド信号の合成ビデオを形 成する。 最も隔たった受信器では、ベースバンド信号の同期成分が特に重要である。そ れらは輝度信号からの色信号の分離を容易にするため使用される。ライン及びフ ィールドに対しては、方形波同期パルスがそれぞれの必要な周波数(これらは共 通に水平同期及び垂直同期と呼ばれる)で使用される。対照的に、副搬送波が抑 制されると、いくつかのサイクルの間の副搬送波信号のバーストが信号のアクテ ィブデータ内容の前に各ラインに含まれる。これはカラーバーストと呼ばれ、か つそれが厳密な位相を有する正弦波サイクル(NTSCに対して約9及びに対し て10)の固定数からなり、その結果、それらを受信器により基準として使用し て追従するラインのカラー情報の可変位相を正確に復号することができる。 デジタルTV、モニタ、またはVCRなどのデジタル システムでは、デジタル受信器はビデオ信号を合成し、フィルターを通すことに より輝度信号から色信号を分離し、色度信号をI/Q、またはU/V信号成分を で復調するため使用される。この復調を実行するため、カラーバーストと同期す る一対の正弦波形が受信器によって再発生されなければならない。アクティブデ ータをデジタル化するため使用されるサンプルクロックは、従って、カラーバー ストとの固定位相関係を有していなければならず、その結果、これらの正弦関数 の正確な位相及びそれ故正確な値が各サンプル毎の瞬に算出される。さらに、こ の同期はカラーバースト周期後短かく各ラインのはじめに行なわれなければなら ない。 本最新の技術による方法は、カラーバースト周期中その位相及び周波数を調整 するデジタルフェーズロックドループ(DPLL)を使用するものである。DP LLはDCO(デジタル式に制御された発振器)、デジタルループフィルター及び 位相比較器から構成される。その後、フィルターにかけられ周波数それ故DCO の位相を変化させるため使用されるデジタル化カラーバースト信号は、通常のア ナログPLLにおけるのと殆ど同様にDCOの出力と比較され位相エラーを検出 する。しかし、サンプルクロックがアクティブデータの内容のラインに沿って進 行するにつれて、カラーバースト周期中導入された何らかの位相エラーが蓄積す るため、周波数ロッキングが数10ppm(100万当たりの部分)の程度まで 正確 でなければならない。今日のDPLLでは、このような精度は、高度に正確かつ 温度安定性電圧制御水晶発振器(VCXO)を使用してDCOを駆動することに よりのみ達成できる。さらに、DPLLのロッキング範囲は水晶の極めて高いQ によって厳密に制限され、水晶周波数がfscに非常に近接しているか、または他 のにそれの整数倍(4fscなどの)でなければならない。代表的なVCRに見ら れるような大きなライン間周波数変動に対して、これは正確なロッキングを極め て困難にする。さらになお、カラーバーストは全信号範囲(普通、デジタル式で 8ビットで表わされる)非常に小さな振幅を有しているため、DCOがロックす るデジタル化カラーバースト信号は最良で6ビットだけの精度を有し、かつこれ はなお多くの位相エラーの機会を残す。簡単にいえば、上記時のように、DPL Lは放送目的のため非常に正確な周波数を維持するTVステーションからのそれ らなどのように非常に安定な入力に対してのみ最良に動作する。 最新の技術による方法での別の問題は、受信器のサンプルクロックの周波数が 実用上fscの整数倍ではないということである。十分小さな初期周波数の不一致 によりDPLLがfscのある数倍にのみロックされるため、データが先ずDCO の周波数で標本化され、その後、適用によって判定されるサンプルロックにより 再標本化されなければならない。これらのデジタルデータに関する多重比率動作 にはデジタルフィルターが必要とされ、デ ジタルフィルターはハードウエア実装が高価であり、かつなお悪いことに、通常 画像品質を劣化させる人工物を導入する。 前述のことから、テレビジョン放送、特にビデオテープ媒体からの再生された 画像のカラーや品質は複雑な伝気的波の部品間の位相関係を解決する場合、従来 技術の限界によって制限されてきた。 干渉測定法の例 1887年アルバート マイケルソンは干渉計を発明し、原子における微細構 造を検出するため干渉測定法を使用するようになった。マイケルソンの実験はア ークランプからの光をスリットから出現させ50%ビームスプリッタを通過させ た。その後、光は固定ミラーへ向かう参照ビーム及び可動測定ミラーへ向かう測 定ビームの2つの成分に分割された。その後、両成分ともビームスプリッタを通 って戻され、そこで光は生じたビーム間で再結合され、かつ干渉した。 多数の異なる形式の干渉測定法が可能であるが、本明細書において使用した例 は変位干渉測定法である。マイケルソンのような装置では、測定ミラーが移動す る時(即ち、変位する)、反射光は固定ミラーからの反射光の有する位相と周期的 に同相になり、かつ位相がずれる。光の波長の1/4、または3/4の運動は光 ビーム間に位相ずれ、または有害干渉を生じ、光の相殺を生じ、かつ暗ライン( 即ち、縞)を引き起して視界表面に現れる。同 様に、1/2波長刻みの運動は、同相、または視界表面に輝線、または縞を引き 起す建設的干渉を生ずる。このような明るい及び暗い縞の数が計数され、かつ運 動の長さ(即ち、1/2波長刻みの測定ミラーの変位)を算出するため使用され る。 今日なお、変位レーザ干渉測定法は概して、マイケルソンが100年以上も前 に行った同様の原理を使用している。例えば、アークランプがレーザに代わり、 かつ縞の計数には人の眠の代わりに光電式検出届が通常使用されている。 マイケルソンの基本技術に関する1つの改良は、それを多数回通過させること により測定ビームが測定ミラーへかつミラーから移動する時間を倍増することで ある。このように,単一測定ビームパスが1/2波長の分解能を生成するのに対 して(光は測定ミラーへの直接距離の二倍、1回の往路と1回の復路を移動する ため、光学的強調係数2と呼ばれる)、二倍のパス(往復とも二倍)は1/4波 長などの分解能を生成する。しかし、4倍を超えるものに対しては、測定ビーム パスが扱い難く、かつ2、4、または8より大きな光学的強調係数は一般的には 実用的でなないと考えられている。 別の現代の改良は、二重周波数レーザ(→デュアルフレクエンシーレーザ)干渉 測定法である。このためには、異なる周波数(f1及びf2)の2つの直交する直 線偏光を有する光ビームが用意される。このビームは偏光ビー ムスプリッタで周波数f1のみを有する参照ビーム及び初期には周波数f2を有す る測定ビームに分波される。これらのビームはともに、通常の干渉測定法におけ るように進行する。しかし、測定ミラーが移動するにつれて、測定ビームはドッ プラシフト効果(秒当たり12インチの速度は、その周波数がf2≠Δf2になる ように、2Mhzの周波数のずれを生ずる)を受ける。干渉計検出固では、周波 数の存在が離散的光周波数(f1、f2±Δf2)、かつその垂(f1−f2±Δf2) 及びそれらの合計(f1+f2±Δf2)である。しかし、通常のエレクトロニク スの限界のため、検出届は差成分(f1−f2±Δf2)を検出するのみであり、 かつそれは測定信号(fM=f1−f2±Δf2)になる。初期光ビーム(fR=f1 −f2;代表的には2MHzである)の二重周波数間の差をその周波数として有 する参照信号(fR)も(通常、レーザヘッドの変調手段をタッピングオフする ことにより)獲得される。それ故、測定信号はfM=fR±Δf2として表わされ る。 変位干渉測定法の目標は距離を判定することである。ここで、速度はλ/F* (fM−fR)に等しく、ここで、λはレーザ光源の波長(He−Neレーザにつ いては代表的には)λ=633nmである;1nm=1×10-9メートル)であ り、Fは光学的強調係数である。用語qも分解能拡張を表わするため導入され、 qは 速度=λ/(F*q)*(q*M−q*R) を与える。次の理由により、これは全く有益である: 方程式1.1 距離=∫(速度)dt 方程式1.2 距離=∫λ/(F*q)*(q*M−q*R)dt 方程式1.1及び方程式1.2は、「基本的方程式」であり、二重周波数レー ザ(→デュアルフレクエンシーレーザ)干渉測定法に対する 分解能拡張への数値的近似の可能性において有益である。このような従来技術 の主な近似を次に検討する。 基本的近似(分解能拡張なし) 分解能拡張なしq=1では、方程式1.2は次のように簡単になる: 方程式2.1 距離=λ/F* (∫t1 t0(fM)dt+∫t2 t1(fM)dt+...+∫j1 j-1(fM)dt −∫j1 j0(fR)dt−∫j2 j1(fR)dt−...−∫j1 j-1(fR)dt) 。 生成された参照及び測定信号は各サイクルに対して、即ち立上りエッジで定義 された共通の基準箇所を有する方形波として処理される。参照及び測定信号のこ のようなエッジを直接計数することにより、「基本的近似」は、どのような種類の 光学部品が干渉計に使用されるか(即ち、Fに依存して)に依存してλ/2、r /4、またはλ/8の分解能で実行される。さらに、tjを、fRの立上りエッジ に一致するようにタイミングを合わせるよう にfM及びtjの立上りエッジに一致するようにタイミングを合わせるようにとる と、方程式2.1は次のように簡単化される: 方程式2.2 距離=λ/F*(fMのエッジの合計−fRのエッジの合計) 。 「基本的近似」を使用して、入手可能な測定分解能は光の波長及び使用した光 学的パス数の倍増効果により制御される。この近似では、縞の数の計数のみ使用 し、参照周波数及び参照周波数間の実際の位相関係は使用しない。しかし、この 近似は記のより複雑材料な近似に対する開始箇所をもたらす。 急速パルス近似: この近似では、参照及び測定信号がより高いq*R及びq*Mにそれぞれフェ ーズロックされ、かつこれらの信号のエッジが計数される。この近似のため使用 された方程式は、下記を得るためq*R及びq*MがfR及びfMに代わること以 外は「垂本的近似」に使用されたそれらと同一である: 方程式3.1 距離=λ/(F*q)*(∫(q*M−q*R)dt =λ/(F*q)* (∫t1 t0(q*M−q*R)dt +∫t2 t1(q*M−q*R)dt +...+∫tj tj-1(q*M−q*R)dt この近似は代表的にはλ/4からλ/480の範囲の 分解能をもたらす。しかし、より高い分解能を意図する場合は、速度制限は厳し くなる。例えば、標本化のため使用された代表的なクロック周波数は(標本化周 波数に関するナイキスト制限のため)それぞれfR、またはfMのいずれかの最も 高いものの少なくとも二倍でなければならない。 基準フェーズロックド近似: この近似はq*Rに対する参照信号のみをフェーズロックし、かつクロック周 波数fcとしてその信号を使用して測定信号を標本化する。急速パルス近似の速 度上の欠点は、本明細書において測定信号のより広い周波数対域に対してフェー ズロックさせないことにより得られる。しかし、各tjがfMの立上りエッジに一 致するようにタイミングを合わせられる場合はさらに、方程式3.1を再び適用 する: 方程式4.1 1=∫tj tj-1(fM)dt。 方程式3.1は本明細書においては、次のように簡単化される: 方程式4.1 距離=λ/(F*q)* ([q−∫t1 t0(fc)dt]+[q−∫t2 t1(fc)dt]) +...+[q−∫tj tj-1(fc)dt]) =λ/(F*q)* ([q−(fMのエッジt0及びt1間 の計数値fc)]) +([q−(fMのエッジt1及びt12間の計数値fc)] +... +([q−(fMのエッジtj-1及びtj間の計数値fc)])。 A/D近似: この近似は急速パルス近似によって発生した急速周波数を電圧差が位相差を表 わすのこぎり波形に置き換えるものである。その後、アナログ−デジタル(A/ D)変換器を使用してのこぎり波形に沿って所定箇所の電圧を変換して望ましい 干渉計分解能を得る。この近似はスーパーフェーズロックループを使用してカウ ンタを更新するのに類似していおり、特定箇所で、変換器出力が更新カウンタと 同一になる。いくつかの内容に対して、この近似は改良された測定分解能を提供 する。 内挿近似: これは急速パルス近似を増分しながら分離された長い周期パルスを有する信号 の群を、それらが1つの短い周期信号であるかのようにエミュレートする。長い パルスの増分分離が遅延線を使用して達成される。ジゴコーポレーションオブミ ドルフィールド(Zygo Corporarion of Middlefi eld)、コネチカット州、がこの技術をZMIシステムで使用している。 従来技術のまとめ 不幸にして、増加された分解能が探し求められるにともない、従来技術の近似 は実用を中止することになる。例えば、急速パルス近似は実用的な計数手段を越 えるロック周波数を発生し、A/D近似は実用的なエレクトロニクスの取扱う能 力を越えるアナログ信号を発生する。 前述のことから、レーザ変位干渉測定法の技術において入手可能な測定値の分 解能が2つの光波間の位相関係を正確に判定するには不能さにより制限される。 発明の開示 従って、本発明の目的は波形周期の正確な判定のためのシステムを提供するこ とである。 本発明の別の目的は2つの波形の位相関係の正確な判定のためのシステムを提 供することである。 本発明の別の目的は外部から供給された波形との所定位相関係で波形の正確な 発生のためのシステムを提供することである。 そして、本発明の別の目的は発生したクロック波形に応じた2つの外部から供 給された波形の位相関係の正確な利定のためのシステムを提供することである。 簡単にいえば、本発明による第1の好ましい実施の形態は、サンプルポート、 一組のポート、参照ポート、及び出力ポートを有する遅延線を含む波形周期の利 定のための装置である。遅延線が、第1はサンプルポートに接続された、かつ各 々がそれぞれのラッチ素子に接続され た一連の遅延素子を含んでいる。ラッチ素子が出力ポートに接続される符号器に 接続し、かつセットポート及び参照ポート各々が別々にラッチ素子すべてに共通 に接続する。装置は出力ポートに及び演算装置に接続された制御装置、第1波形 のためのサンプルポートへの及び制御装置への接続部、第2波形のためのセット ポートへの及び制御装置への接続部、及び参照ポートのための外部から供給され たDC電圧への接続部さらに含む。制御装置は第2波形の目標サイクル中発生す る第1波形のサイクルを計数し、それを演算装置へ渡す。制御装置は、演算装置 に目標サイクルの開始時点に出力ポートからの初期値及び前記目標サイクルの終 了時の終了値出力ポートからの両方を得るように指示する。その後、演算装置は 第1波形の周期、サイクル計数、及び初期及び終了値から第2波形の周期を算出 する。この実施の形態は、第1波形のための予め入力された「認識」周期のいず れかを使用してもよく、または第1波形を一時的にセットポートに切換えて出力 ポートでの測定値を得てもよい。 簡単にいえば、本発明による第2の好ましい実施の形態は、演算装置がより複 合的な式を必燃的に使用して第1波形の周期、サイクル計数、及び初期及び終了 値から第1波形を基準として第2波形の位相を算出する以外、上記第1の好まし い実施の形態と構造的に同一である位相関係の判定のための装置である。 本発明の利点は波形間の周期及び位相関係を判定する 正確な装置を提供することである。さらに、これらの任務をともに実行できる実 施の形態を構成するためには、スイッチ及び演算計算能力のみを追加すればよい 。位相関係を算出するため使用された式には比較される波形の周期の知識、また は測定値いずれかが必要とされるため、これは特に利点となる。 本発明の別の利点は、かなり異なりかつ関連しない周波数を有する波形間の周 期及び位相関係を判定することである。 さらに、本発明の別の利点は、容易に初期に算出され、かつ使用中さらに連続 的に自己キャリブレーションできるような形態で実行されることである。これら の能力は、時間中ずっと熱効果や電圧供給変動などに関連する通常の電子式回路 のため精度の劣化を防止するため特に有益である。 本発明のこれらの及び他の目的や利点は、本発明を実行する最良の現在知られ ているモードの説明及び本明細書において記載されたように、かつ図面のいくつ かの形状で図示されたように好ましい実施の形態の工業的な応用の視野において 当業者にとって明らかになろう。 図面の簡単な説明 本発明の目的及び利点は以下の添付図面と共に次の詳細な説明から明らかにな ろう: 図1は本発明の基礎的な実施の形態を描写するブロック線図であり、 図2は図1における遅延線のいくつかの内部の詳細を描写し、 図3は図1に対する入力信号のタイミング線図であり、図4はカラーテレビジ ョン信号を復調する場合発生した信号の位相を同期させるため適用された本発明 の実施の形態を描写するブロック線図であり、 図5は図4に対する入力信号のタイミング線図であり、図6は図4におけるア ッキュムレータのいくつかの内部の詳細を描写し、 図7は変位干渉測定法を処理する場合、信号間の位相を算出するため適用され た本発明の実施の形態を描写するブロック線図であり、 図8は図7に対する入力信号のタイミング線図である。 発明を実施するための最良の形態 本発明の位相分解能拡張技術は特定な応用のための複雑性を変化させる電子式 回路として実行されるアクティブ遅延線の概念を使用している。本明細書及び特 に図1の視点において各種図面に図示されているように、本発明の装置の1つの 実施の形態が一般的な参照番号10によって描写されている。 図1は、サンプルポート14、セットポート16、参照ポート18、及び出力 ポート20とを有する概して通常の遅延線12が設けられる創造的回路10の基 礎的な実施の形態を描写する。スイッチ22、制御装置24、及び演算装置26 がさらに含まれる。回路10への入力 は第1信号28(fA)及び第2信号30(fB)である。 図2は図1の遅延線12の内部詳細を描写している。 各々がそれぞれの動的ラッチ素子34(LE)へ進む出力を有する一連のアクテ ィブ遅延素子32(DE)がが含まれる。遅延線12のセットポート16及び参 照ポート18は各ラッチ素子34のため共通になっている。セットポート16が ローに予め設定され、かつその後立上り信号を受信すると、そのそれぞれの遅延 素子32及び参照ポート18の共通に供給された電圧から受信された入力電圧の 相対的な大きさに従って各ラッチ素子34がセットされる。このように、セット ポート16の信号が遅延線12を「セットする」と、少なくとも1つの0から1 への遷移がラッチ素子34の列に沿ってある程度存在しなければならない。 ラッチ素子34の出力は遅延線12の出力ポート20での2進値を生成する符 号器36に送られる。本明細書において使用された例や形状には、描写された3 00個の遅延素子32及びラッチ素子34が存在する。使用された遅延素子32 及びラッチ素子34の数の選択は比較される信号、または信号部分の最長周期に よって通常動機付けされる。各遅延素子32は、100〜200ピコ秒のオーダ ーの遅延(tp)の増加に貢献し、遅延素子32の適当な全数で倍増される場合 は、もたらされる遅延量が考察の対象になっている単一周期より長いことを確実 にする。使用された遅延素子32及びラッチ素子3 4の数も同様に符号器36によって出力されたビットの数を動機付けし、遅延線 12の出力ポート20によってもたらされた2進値になる(本明細書において使 用された例及び形状では9ビット、少なくとも2進数で300と同程度を計数) 。 図1の回路10は第1信号28の周期(TA)を正確に判定するため使用され る。これを行うため、第1信号28(fA)を2で分割することにより得られた 信号が遅延線12のサンプルポート14及びセットポート16の両方に送られる ように、制御装置24は先ずスイッチ22をセットする。これはラッチ素子34 のシリーズに沿った1の列、1から0への遷移、及び0の列、0から1への遷移 を生ずる。 その後、遅延線12はその出力ポート20で1から0への遷移と0から1への 遷移間の0の計数値である値(X)を与える。 次に、TA=Xから、第1信号28(fA)の周期(TA)が知られる。周期( TA)はtDの「Unit」にある。通常の秒の単位が望ましい場合は、これを得 るため式TA=X*Dを使用してよい。このような倍増はいずれも、及び後で使 用するための格納も演算装置26で行なわれる。 図1の回路10は第2信号30の周期(TB)及び第1信号28(fA)と第2 信号30(fB)間のタイミング(即ち、整相)を正確に利定するため使用され る。 図3はこれを描写している回路10のタイミング線図である。第1信号28( fA)がサンプルポート14に再び直接送られるが、次に、制御装置24は、ス イッチ22が第2信号30(fB)をセットポート16に送るよう設定する。 第2信号30(fB)のいずれかの立上りエッジが到着すると、遅延線12が そのサイクルの高位部分のためのその出力を効果的に凍結させる。制御装置24 が第1信号28(fA)及び第2信号30(fB)をともにモニタし、かつそれが 第2信号30(fB)の立上りエッジ(B1)を検出すると、それは演算装置26 に遅延線12の出力ポート20の値を2つの立上りエッジA0及びB1間の遅延を 反映するtDの単位での2進値X1として格納するよう指示する。さらに、立上り エッジ(B1)に留意すると、制御装置24も内部カウンタをリセットし、次の 立上りエッジ(B2)が第2信号30(fB)で認識されるまで進んで、第1信号 28(fA)の立上りエッジ(このサンプルではA1〜A5)の次の番号の計数値 (Y)を取得する。次の立上りエッジ(B2)が到達すると、遅延線12の出力 は第2信号30(fB)の半サイクルの間効果的に再び凍結され、かつ制御装置 24が演算装置26に遅延線12の出力ポート20の値を最後の立上りエッジA5 及びB2間の遅延を反映するtDの単位での2進値X2として格納するよう指示す る。最後に、制御装置24はそれが保持されている計数値(Y) を演算装置26に引き渡す。 演算装置26により、第2信号30(fB)の周期(TB)を次式で算出する ことができる: 方程式5.1 TB=Y*A−X1+X2、 ここで、Y,X1及びX2はtD1の増分で計数されたばかりであり、TAは前に 測定値されたので既知である。さらに、秒の通常単位への変換が容易に行える。 さらに、第1信号28(fA)に関連して第2信号30(fB)の位相が式θ= X1/TA(必要に応じて、2π、または360倍してラジアン、または度の測定 単位へ変換する)により容易に算出される。 このシナリオで使用されているように、回路10についての留意すべき特定の 要点は、第1信号28(fA)及び第2信号30(fB)が等しいことがまたは周 波数が相対的に密接であることさえ必要でないことである。 回路10はVREF、tD、及びTAの変動などの潜在的誤差のある程度の源を含 むが、これらがすべて厳密に制御されて実際のエラーがいずれも最小化される。 個別のtD間の変動は使用された番号(本明細書において使用された例では30 0)全体にわたって平均化される。X1及びX2の精度は、VREFまたはtDの変動 により影響され、これに対処するため、VREFが安定な直流電流(DC)源から 取得される(即ち、VREF=VDD/2;好ましい実施の形態ではCMOSのドレイ ンへ供給されるDC用VDD)。事実、詳細例で以下に述べるように、よ り大きな安定性と精度を得るため、VREFの変化に対して劇的に自己補償する本 発明の実施の形態を構成することができる。回路10について上記したように、 これは測定されるTAをそのままにして置く。またはその代わりに、非常に安定 な源を使用して、例えば、温度安定化水晶発振器が使用される場合は、TAの定 数として算出に使用するためただ単に入力される、TA用の「Known」値を供給し てもよい。 早本的に創造的な回路10について前述してきた。次に、検討を背景技術の節 で導入した2つの問題を解決する特定な実施の形態に向ける。ただし,本明細書 において提供された必燃的に制限された例が本発明の範囲を限定的に解釈するた め使用されるべきではないことをさらに、強調する。 テレビジョンにおける本発明の適用 前に背景技術の節で説明したように、カラーテレビジョン信号を復調するため 、信号のカラーバースト部分と同期する一対の正弦波波形が必要である。これを デジタル式で行うため、サンプルクロックを使用しなければならない。 カラーバーストの固定位相関係を有し、その結果、正確な位相かつそれ故正弦 関数の正確な値が各々のサンプルで算出される。図4はこれを行うための回路5 0を描写している。 回路50には:遅延素子52、スイッチ54、リミッ タ56、制御装置58、演算装置60、累算装置62、及びルックアップテーブ ル64が含まれる。遅延素子52はサンプルポート74、セットポート76、参 照ポート78、及び出力ポート80が含まれる。遅延素子52、スイッチ54、 及び演算装置60は回路10におけるそれらの同等物と同一である。本明細書に おいては、制御装置58は、それがサンプルクロックカウンタ66及びカラーバ ーストカウンタ68(いずれも図示しないが、参照のため両方とも番号を付ける )をともに含むため、異なっている。ただし,以下に検討するように、本発明で は、単に立上りエッジの検出に頼るよりもむしろこの実行における統合サイクル を計数してサイクルの発生を示すのが好ましい。回路50への入力は、サンプル クロック信号70(fs)(回路10の第1信号28(fA)に類似)及びカラーバ ースト信号72(fsc)(回路10の第2信号30(fB)に類似)である。 多くの点に関して、回路50は回路10と同様に使用される。サンプルクロッ ク信号70(fs)がサンプルポート74、セットポート76の両方に送られ、 それ故、サンプルクロック信号70(fs)の周期(Ts)が遅延素子52の出力 ポート20で得られるように、スイッチ54が設定される。(この値は通常の秒 の単位に容易に変換されるが、計算はtDの時間「Unit」で簡単に実行され るため、本明細書においては必ずしも必要ではない。) 図5はサンプルクロック信号70(fs)に関してカラーバースト信号72( fsc)の位相を取得するため使用する回路50のタイミング線図である。このた め、 サンプルクロック信号70(fs)は遅延素子52のサンプルポート74に送 り続けられ、かつサンプルクロック信号70(fs)は正弦波から方形波パルス へリミッタ56によって整形し直され、かつスイッチ54により遅延素子52の セットポート76に回される。整形し直されたカラーバースト信号72(fsc) の各パルスに対して、立上りエッジ(SC1からNTSCではSC9、またはPA LではSC10)が遅延素子52のラッチ素子34の列をセットさせる。ラッチ素 子34はその後リセットされる。 好ましい実施の形態では、カラーバースト信号72(fsc)のパルスのすべて が使用するため必要ではない。このため各種動機付けが存在する。 例えば、カラーバースト信号72(fsc)の立下りパルスが他のように安定で ないことが多いということが発明者による観察の1つであった(NTSC及びP ALがそれぞれ「約」9、または10サイクルを使用していることを思い起こす こと;この多数のサイクルが存在することに常に頬ることはできない)。従って 、それ故、このように,最後のサイクルを含むことは全体にわたる精度を実際に 劣化させる。あるいはまた、遅延素子52による早期の測定停止は計算を行う演 算装置60の付加的な 時間をもたらす(カラー内容復調がカラーバースト周期の直後、各ラインのはじ めに達成されることを思い起こすこと)。従って、動機付けは何であっても、最 後のパルス(または平坦なパルス)は計数により無視されカラーバーストカウン タ68で使用可能な全パルス以下になる。増加された精度は付加的な場合を平均 して得られるため、精度を犠牲にすることなく実行可能な大きさの計数値(N) を使用することが勿論望ましい。 この好ましい実施の形態では、本発明は絶対必要なパルスを計数することが好 ましい。これは、制御装置58のサンプルクロックカウンタ66及びカラーバー ストカウンタ68がエッジ検出のみの際にトリガするカウンタより複雑化される ことを必要とするが、ある状態では妥協するだけの価値がある。例えば、信号ノ イズのため誤ってトリガされた計数を減ずるためである。このように、本明細書 においては、N=7、またはN=8が使用される。 カラーバースト信号72(fsc)のパルスが到着し始めると(即ち、立上りエ ッジ(SC1)後)、サンプルクロック信号70(fs)のサイクル数(全サイク ルが再ひ使用される)の計数値(M)もサンプルクロックカウンタ66により取 得される。 カラーバースト信号72(fsc)の第1パルスの後、F1で指示される遅延素 子52の出力がサンプルクロック信号70(fs)の前の立上りエッジ(SC0) から の遅延時間を表わす。同様に、N番目の立上りエッジ(SCN)の直後、F2で指 示される遅延素子52の出力サンプルクロック信号70(fs)の前の立上りエ ッジ(SCM)からの遅延時間を表わす。それは下記従う: 方程式6.1 NTsc=MTs+(Ts−F1)+F2 方程式6.2 Ts/Tsc=N/(M+(1−F1/Ts+F2/Ts))=θ。 方程式2の右辺がTscを含んでいないことをとは特に、留意されなければなら ない。従って、N及びMを計数し、かつF1、F2及びF3を測定すれば、位相( θ)の値は演算装置60の浮動小数点演算を使用することにより高精度で得られ る。各時間ごとにサンプルクロック信号70(fs)がフルサイクル進むため、 カラーバースト信号72(fsc)の位相は2π*(Ts/Tsc)の量だけ増 加する、ここで、θはサンプルクロック信号70(fs)に関するカラーバース ト信号72(fsc)係数2πの位相増分である。θの最大精度は比: 方程式6.3 R=±(tD/2)NTsc によって決定される。 前に記したように、今日のCMOS技術では、(tD/2)=100ピコ秒は 容易に達成可能である。NTSCに対しては3.58MHz、またはPALに対 しては4.43MHzの通常のカラーバースト信号72(fsc) では、Rの値は50から100ppmのオーダーであり、水晶発振器の精度と同 等である。 演算装置60は各走査ラインの始めにカラーバースト周期のθを算出する。位 相誤差がラインに沿って蓄積するため、すべてのデータの精度は、それによって 浮動小数点演算を呼び出す次の計算中保存される。演算装置60の出力θ及びΔ θは(F2/Tsとして定義される)アッ累算装置62へ送られる。 正弦関数の位相を発生してそれらがカラーバースト信号72(fsc)と同期 するようにするため使用された累算装置62の内部の詳細を示す。累算装置62 にはスイッチ82、加算器84、及びレジスター86が含まれる。一定位相シフ トΔθが加算器84により初期条件として累算装置62のレジスター86に加算 される。その後、各時間ごとにサンプルクロックカウンタ66が進み、θの計数 値もレジスター86に加算される。位相は係数2πであるため、加算器84のオ ーバフローキャリアーが廃棄され、かつ累算装置62の電流出力が正弦関数のル ックアップテーブル64にアクセスするため使用される。 回路50を用いて、復調のため必要とされる正弦関数の値がサンプルクロック 信号70(fs)の各サイクルの始めに更新される累算装置62に格納された位 相に従ってルックアップテーブル64にアクセスすることにより得られる。この データは同一瞬間に標本化された色度信 号を復調するため使用される。 干渉測定法における適用 前に背景技術の節で説明したように、変位干渉測定法は複合技術である。しか し、本目的のため、基本的な重要性は2つの電子式信号、参照及び測定信号が生 成されることであり、かつそれらの間の位相差を非常に正確に判定することであ る。 図7はこれを行う回路100を描写しており、かつ図8は採用中の回路100 のタイミング線図である。回路100には、3つのアクテイブ遅延線:参照遅延 線102、測定遅延線104、及びクロック遅延線106が含まれる。参照遅延 線102はサンプルポート108、セットポート110、参照ポート112(参 照信号(fs)でなく、電圧参照用)、及び出力ポート114を有する。同様に、 測定遅延線104はサンプルポート116、セットポート118、参照ポート1 20(さらに、電圧参照用)、及び出力ポート122を有する。クロック遅延線 106は入力ポート124(ともに結合された遅延線12のサンプルポート14 及びセットポート16に類似の)、参照ポート126(さらに、電圧参照用)、及 び出力ポート128を有する。 回路100には、クロック130(例えば、10MHz水晶発振器)、基準デジ タル−アナログ変換器(本明細書において、以降参照DAC132と称する)、測 定デジタル−アナログ変換器(本明細書において、以降測定D AC134と称する)、クロックデジタル−アナログ変換届(本明細書において、 以降クロックDAC136と称する)、参照スイッチ138、測定スイッチ14 0がさらに含まれる。 回路100に存在する主信号は、外部から供給された参照信号146及び測定 信号148(例えば、それぞれ二重周波数レーザ(→デュアルフレクエンシーレー ザ)干渉測定法からの参照及び測定信号);及びクロック130によって生成され るクロック信号150である。参照信号146は参照スイッチ138に対する1 つの信号入力として使用され、かつ制御装置142によってモニタされる。測定 信号148は測定スイッチ140に対する1つの信号入力として使用され、かつ 制御装置142によってモニタもされる。クロック信号150は入力ポート12 4に送られ、制御装置142によってモニタされ、かつ参照スイッチ138及び 測定スイッチ140の両方に対する第2入力として使用される。まとめると、制 御装置142によって制限された入力選択と共に、スイッチ(138及び140 )はそれぞれ2つの信号入力及び1つの出力を有する。参照スイッチ138はそ の信号入力として参照信号146及びクロック信号150を有し、かつその出力 はセットポート110へ進む。同様に、参照スイッチ140はその信号入力とし て測定信号148及びクロック信号150を有し、かつその出力はセットポート 118へ進む。 回路100のキャリブレーションを行うため、クロック信号150が入力ポー ト124へ送られる。その後、クロック信号150(fc)がクロック遅延線1 06内部の遅延素子32の番号に接近する出力ポート128の値を生成するまで 、クロックDAC136を使用して参照ポート126へ供給されたDC電圧を調 整する。例えば、クロック遅延線106が潜在的にはTDの300の増分を生成 する能力をもつ300個の遅延素子32を有する場合は、256個の出力が使用 される可能性がある。これは調整の余地、即ち、235と300間のを残し、な お、良好な分解能増大をもたらす(数256は2進数では計算に誠に便利でもあ る)。 この調整がセットアップ値(Cc)と呼ばれる、出力ポート128の値を満足 すると、回路10について前に説明した形態で後で使用するため格納される。 次に、クロック信号150がサンプルポート108、セットポート110(参 照スイッチ138を介して)、サンプルポート116、及びセットポート118 (測定スイッチ140を介して)のすべてへ送られる。値(Rc)は出力ポート 114で得られ、かつ値(Mc)は出力ポート122で得られる。これらはセッ トアップ値(Cc)と比較され、必要に応じて、参照DAC132及び測定DA C134が、新しい値(Rc及びMc)がセットアップ値(Cc)と同一になるま で、参照ポート112及び参照ポート120へそれぞれ供給された電圧を調整す る ため別々に使用される。このとき、回路100は良好な程度の分解能増大を得る ためセットアップされ、かつそれぞれの遅延線(102、104、106)間の いかなる不一致も調整された。 上記初期キャリブレーション動作後、回路100が出力ポート128から新し い値(C1)を得ることにより使用中キャリブレーション状態に動的に維持され 、これらをセットアップ値(Cc)と比較し、かつ平行してデジタル−アナログ 変換器(132、134、136)のすべてを調整して必要に応じて補償する。 前述のものは回路100を得るかつキャリブレーション状態に維持する好まし い方法である。ただし,その他の方法も使用できる。例えば、すべての参照ポー ト(112、120、126)に接続された1つのデジタル−アナログ変換器が 使用されてもよい。セットアップ値(Cc)が良好な分解能増大のため調整するた めさらに得られるが、本明細書においては、(Cc)が遅延線(102、104 、106)のすべてを同時にセットするため使用される。その後、値(Rc及び Mc)も得られるが、本明細書においては、これらとセットアップ値(Cc)の間 のいかなる不一致にも留意し、計算値の補償が回路100の調整よりむしろ演算 装置144で行なわれる。本明細書においては、新しい値(C1)をセットアッ プ値(Cc)と比較し、かつ参照ポート(112、120、126)すべてを同 時に調整することにより、維持されたキ ャリブレーション値が得られる。別の代わりのキャリブレーション例はデジタル −アナログ変換器をまったく使用しない。 代わりに、オペレータがVREFを遅延線(102、104、106)の参照ポ ート(112、120、126)に同時にセットして適当なセットアップ値(Cc )を得るため、手動DV電圧調整装置が設けられる。その後、セットアップ値 (Cc)に対して値(Rc及びMc)の不一致の別々の修正、並びにセットアップ 値(Cc)とは異なる新しい値(C1)の総体的な修正を、演算装置144での補 償計算値を使用してすべて果たすことができる。 図8は、回路100が参照信号146及び測定信号148の位相情報を判定す るためいかにして使用するかを描写するタイミング線図である。多くの点に関し て、回路100は回路10と同様にも使用される。クロック信号150(fc) の周期(Tc)がキャリブレーション中Tc=C1≧Ccすでに得られている(それ らがキャリブレーションで相殺するため、tDの単位がさらに使用される)。次に 、参照信号146(fR)の周期(Tc)が制御装置142を使用することにより 見出されて参照信号146(fR)のサイクル中クロック信号150(fc)のサイク ルの計数値(UR)を取得する。次式の適用に使用するため、値(V1及びV2) が参照遅延線102の出力ポート114から得られる; 方程式7.1 TR=UR *c−V1+V2 同時に、測定信号148(fM)の周期(TM)も制御装置142を使用するこ とにより見出されて測定信号148(fM)のサイクル中クロック信号150( fc)のサイクルの計数値(UM)を取得する。次式の適用に使用するため、値( W1及びW2)が測定遅延線104の出力ポート122から得られる; 方程式7.2 TM=UM *c−W1+W2 参照信号146(fR)の即時位相(PI)は次式により算出される; 方程式7.3 PI=V1/TR 同様に、参照信号148(fM)の即時位相(PI)は次式により算出される; 方程式7.4 PI=W1/TM さらに、次に、次式を使用して; 方程式7.5 距離=λ/(F*c*(Σ(qi−pi)) λ/2048より優れた分解能が可能になる。例えば、フォアパス光学素子が 使用される場合(即ち、光学的強調係数=8)、及び256個の遅延素子32が使 用される場合(即ち、Cc=256)、それは、変位はλ/2048の増分で解決 されることになる。λ=633nm、代表的にはHeNeレーザ、の場合は、こ れは300ピコ秒以下の分解能が今度は容易に得られることを意味する。 変位干渉測定法や潜在的な多くの同様のその他など連 続的な信号処理が望ましい場合のこの回路(10、50、100)の適用において は、いくつかの信号の周期を早期に得ることが有利になりうる。スイッチ(22 及び54)を通してこれらの信号が回される必要があるため、回路(10及び5 0)では、これは第1信号28(fA)及びサンプルクロック信号70(fs)に より行なわれる。 ただし,回路100では、これは必ずしもクロック信号150(fc)により 行う必要はなく、変更が所望の最小分解能以下であることが子想される場合は、 参照信号146(fR)の周期(TR)いずれに対して行なわれる必要はない(即 ち、これはほんの僅かしか変更が予想されていないため)。特に回路100では 、参照信号146(fR)の周期(TR)の計算ではサイクル「R0」(図示しないが 、図8の立上りエッジR1で始まるサイクルの直前)を使用することが有利である 。 この形態においては、方程式7.3は早期に解くことができる(始まっていた としても、W2を得るため使用された参照信号148(fM)サイクルの前に終 了する参照信号146(fR)のサイクルから、V2が得られるため)。 さらになお、いくつかの信号周期の平均値が、即ち、電子的雑音のeffect効果 影響を減少させるため使用されてもよい。 上述の例の他に、創造的回路(10、50及び100) の各種その他の変形実施例及び代替物が本発明から逸脱することなく作成するこ とができる。従って、上記開示は制限するものとして考えられるべきでなく、か つ添付特許請求の範囲は本発明の全精神及び範囲を包囲するものとして解釈され るべきである。 工業への適用 本発明は回路(10、50及び100)をすべて各種適用によく適すように示 す。回路10から、本発明がある信号の周期の正確な測定が望まれる場合、また は2つの信号間の位相関係の微細な分解能が望まれる場合の電子式信号処理にほ とんどすべて使用されることが解る。特に、回路10が比較のため使用される信 号間の周波数関係にはほとんど無関係である。それ故、本発明は従来技術のある 大きな欠点を解決するものである。 回路50は複雑なカラーテレビジョン波形の復調を図示する本発明の例である 。 一般に、この実施の形態は同一信号の2つの部分間の位相(即ち、タイミング )関係の非常に微細な分解能を可能にする。より具体的には、この実施の形態は 従来技術の復調回路の代わりに使用される。この役割では、それがフェーズ ロ ック ループ(PLL)副回路を使用しないため、回路50は留意に値する。P LLは、測定可能な周波数の不一致がある場合それらにロックする能力がなくて もテレビジョン信号復調に現在広く使用されている。このPLLの弱点は、極端 な状況で可能であって も復調の品質が低いこと、及びデジタルフィルター(それ自体画像品質を劣化さ せることがある)などの高価な追加回路が必要とされることを意味する。PLL を使用しないことにより、回路50はそれらの弱点に悩まされることはない。 回路100はレーザ干渉測定法変位測定の適用性を図示する本発明の例である 。 一般に、この特定実施の形態は、初期セットアップ及び使用中維持されるキャ リブレーション技術両方を図説し、信頼性を有する本発明が、それが可能にする 所望の微細位相分解能を提供する。さらに具体的には、これは、本発明がいかに して人の測定能力の最先端で使用できるか、かつそこまで拡張できるかを説明す る複合実施形態である。回路100を使用して、変位のサブナノメータ分解能が 容易に達成される。 回路(10、50及び100)すべてが、概して通常の電子部品及び技術を使 用可能でであって、比較的安価に実行できる。本発明者は、本発明のCMOS論 理回路系列の実行を発展させてきた。現在の高分解能干渉測定法は周知の欠点を 有するECLを必燃的に使用示すなければならないことが多いため、これは特に 回路100に対して注目に値する。さらに、本発明の構成部品は特に複雑なもの ではない。制御装置(24、58及び142)及び演算装置(26、60及び1 44)などの表面上は複雑な構成部品も、通常の現行技術で容易に生産される。 上記及びその他の理由で、本発明の回路(10、50及び100)が広範な工 業への適用性を有するであろうこと、及び本発明の商業上の有用性は拡大しかつ 長持ちしよう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.サンプルポートと、セットポートと、参照ポートと出力ポートとを有する 遅延線であって、 前記遅延線が一連の複数の遅延素子と、ラッチ素子と、符号器とを含み、 前記サンプルポートが前記複数の遅延素子の第1入力につながり、 前記遅延素子すべてがそれぞれの前記ラッチ素子の入力に接続された出力を有 し、 前記セットポートが前記ラッチ素子すべてに共通につながり、前記参照ポート が前記ラッチ素子すべてに共通につながり、前記ラッチ素子すべてが前記符号器 に接続された出力を有し、かつ前記符号器の出力が前記出力ポートにつながる遅 延線と; 制御装置と; 演算装置と; 第1波形を前記サンプルポート及び前記制御装置へ接続する手段と; 第2波形を前記セットポート及び前記制御装置へ接続する手段と; 前記参照ポートを外部から供給されたDC電圧源へ接続する手段と; 前記出力ポートを前記演算装置へ接続する手段と; 前記制御装置を前記演算装置へ接続する手段であって、 前記第2波形の目標サイクル中発生する前記第1波形 のサイクルの第1サイクル計数値を取得し、前記第1サイクル計数値を前記演算 装置へ渡し、かつ初期値が前記目標サイクルの開始に際して前記出力ポートから 得られ、かつ終了値が前記目標サイクルの終了に際して前記出力ポートから得ら れるように前記演算装置に指示する能力とを有する制御装置を、 前記第1波形の周期、前記第1サイクル計数値、及び前記初期及び終了値から 前記第2波形の周期を算出する能力を有する演算装置へ接続する手段と;を有す ることを特徴とする波形周期の判定装置。 2.前記第1及び第2波形間の前記セットポートの接続を切換える切換手段と ; 前記切換手段が前記第1波形を前記セットポートに前記第1波形の測定周期が 前記出力ポートに設けられるように指示する能力をさらに有する制御装置と; 前記測定周期を使用して前記第2波形の周期を算出するする能力をさらに有す る演算装置と;をさらに有することを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 3.前記遅延素子が遅延の実質的に同等な装置を生成することを特徴とする請 求の範囲1に記載の装置。 4.前記制御装置がサイクルの立上りエッジを計数して前記第1サイクル計数 値を得ることを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 5.前記制御装置が完全サイクルを計数して前記第1サイクル計数値を得るこ とを特徴とする請求の範囲1に 記載の装置。 6.前記第2波形のサイクルの目標群中に発生する前記第1波形のサイクルの 前記第1サイクル計数値を取得し、 前記目標群のサイクルの前記第2サイクル計数値を取得し、 両前サイクル計数値を前記演算装置へ渡し、かつ 前記初期値が前記目標群の開始に際して前記出力ポートから得られ、かつ終了 値が前記目標群の終了に際して前記出力ポートから得られるように前記演算装置 に指示する能力とをさらに有する制御装置と; 前記第1波形の周期、両前記サイクル計数値、及び前記初期及び終了値から前 記第2波形の平均周期を算出する能力をさらに有する演算装置とを; さらに有することを特徴とする請求の範囲1に記載の装置。 7.サンプルポートとセットポートと参照ポートと出力ポートとを有する遅延 線であって、前記遅延線が一連の複数の遅延素子と、ラッチ素子と、符号器とを 含み、前記サンプルポートが前記複数の遅延素子の第1入力につながり、前記遅 延素子すべてがそれぞれのラッチ素子の入力に接続された出力を有し、前記セッ トポートが前記ラッチ素子すべてに共通につながり、前記参照ポートが前記ラッ チ素子すべてに共通につながり、前記ラッチ素子すべてが前記符号器に接続され た出力を有し、かつ前記符号器の出力が前記出力ポートにつながる遅延線 と; 制御装置と; 演算装置と; 第1波形を前記サンプルポート及び前記制御装置へ接続する手段と; 第2波形を前記セットポート及び前記制御装置へ接続する手段と; 前記参照ポートを外部から供給されたDC電圧源へ接続する手段と; 前記出力ポートを前記演算装置へ接続する手段と; 前記制御装置を前記演算装置へ接続する手段であって、前記第2波形の目標サ イクル中発生する前記第1波形のサイクルの第1サイクル計数値を取得し、前記 第1サイクル計数値を前記演算装置へ渡し、かつ初期値が前記目標サイクルの開 始に際して前記出力ポートから得られ、かつ終了値が前記目標サイクルの終了に 際して前記出力ポートから得られるように前記演算装置を指示する能力とを有す る制御装置を、前記第1波形の周期、前記第1サイクル計数値、及び前記初期及 び終了値から前記第1波形を基準として前記第2波形の位相を算出する能力を有 する演算装置へ接続する手段と;を有することを特徴とする位相関係の判定装置 。 8.前記第1及び第2波形間の前記セットポートの接続を切換える切換手段と ; 前記切換手段が前記第1波形を前記セットポートに前 記第1波形の測定周期が前記出力ポートに設けられるように指示する能力をさら に有する制御装置と; 前記測定周期を使用して前記第2波形の周期を算出するする能力をさらに有す る演算装置と;をさらに有することを特徴とする請求の範囲7に記載の装置。 9.前記遅延素子が遅延の実質的に同等な装置を生成することを特徴とする請 求の範囲7に記載の装置。 10.前記制御装置がサイクルの立上りエッジを計数して前記第1サイクル計 数値を得ることを特徴とする請求の範囲4に記載の装置。 11.前記制御装置が完全サイクルを計数して前記第1サイクル計数値を得る ことを特徴とする請求の範囲7に記載の装置。 12.前記第2波形のサイクルの目標群中に発生する前記第1波形のサイクル の第1サイクル計数値を取得し、 前記目標群のサイクルの第2サイクル計数値を取得し、 両前サイクル計数値を前記演算装置へ渡し、かつ 前記演算装置を前記初期値が前記目標群の開始に際して前記出力ポートから得 られ、かつ終了値が前記目標群の終了に際して前記出力ポートから得られるよう に指示する能力とをさらに有する制御装置、及び前記第1波形の周期、両前記サ イクル計数値、及び前記初期及び終了値から前記第2波形の平均位相関係を算出 する能力をさらに有する演算装置をさらに有することを特徴とする請求の範囲7 に記載の装置。 13.サンプルポートと、セットポートと、参照ポートと、出力ポートとを有 する遅延線であって、前記遅延線が複数の遅延素子と、ラッチ素子と、符号器と を含み、前記サンプルポートが前記一連の複数の遅延素子の第1入力及びにつな がり、 前記遅延素子すべてがそれぞれのラッチ素子の入力に接続された出力を有し、 前記セットポートが前記ラッチ素子すべてに共通につながり、前記参照ポート が前記ラッチ素子すべてに共通につながり、前記ラッチ素子すべてが前記符号器 に接続された出力を有し、かつ前記符号器の出力が前記出力ポートにつながる遅 延線と; 制御装置と; 演算装置と; アキュムレータと; 波形発生手段と; 外部から供給されたクロック波形と対象波形間の前記セットポートの接続を切 換える切換手段と; 前記サンプルクロック波形を前記サンプルポート、前記制御装置、及び前記ア キュムレータヘ接続する手段と; 前記対象波形を前記制御装置へ接続する手段と; 前記参照ポートを外部から供給されたDC電圧源へ接続する手段と; 前記出力ポートを前記演算装置へ接続する手段と; 前記演算装置を前記アキュムレータへ接続する手段と; 前記アキュムレータを前記波形発生手段へ接続する手段と; 前記制御装置を前記切換手段、前記演算装置、及び前記アキュムレータへ接続 する手段と;を有し、 前記制御装置が前記切換手段を指示し、対象波形のサイクルの目標群中に発生 する前記サンプルクロック波形のサイクルの第1サイクル計数値を取得し、前記 目標群のサイクルの第2サイクル計数値を取得し、両前サイクル計数値を前記演 算装置へ渡し、かつクロック周期値が前記サンプルクロック波形のため前記出力 ポートから得られ、かつ初期値が前記目標群の開始に際して前記出力ポートから 得られるように前記演算装置に指示する能力を有し、 前記演算装置が前記クロック周期値、両前記サイクル計数値、及び前記初期及 び終了値から前記サンプルクロック波形を算出する能力を有し、 前記アキュムレータが前記位相シフト値を受け取り、かつ現在の位相値として 前記サンプルクロック波形の各サイクルに対する前記位相増分を蓄積する能力を 有し、 前記波形発生手段が前記現在の位相値に基ずいて同期波形を発生する能力を有 するすることを特徴とする対象波形と密接な位相関係にある同期波形をデジタル 式に発生する装置。 14.前記制御装置が完全サイクルを計数して前記第1サイクル計数値を得る ことにより、前記対象波形のノイズによる誤計数を低減することを特徴とする請 求の範囲13に記載の装置。 15.各々が複数の複数の遅延素子、ラッチ素子、及び符号器を含むすべての 前記遅延線を有する第1遅延線、第2遅延線、及びクロック遅延線であって、 前記サンプルポートが前記一連の複数の遅延素子の第1の入力につながり、 前記遅延素子すべてがそれぞれのラッチ素子の入力へ接続された出力を有し、 前記セットポートが前記ラッチ素子すべてに共通につながり、前記参照ポートが 前記ラッチ素子すべてに共通につながり、前記ラッチ素子すべてが前記符号器に 接続された出力を有し、かつ前記符号器の出力が前記出力ポートへつながる第1 遅延線、第2遅延線、及びクロック遅延線と; 制御装置と; 前記クロック波形を前記遅延線すべての前記サンプルポート及び前記制御装置 へ接続する手段と; 第1波形と前記クロック波形間の前記第1遅延線の前記セットポートの接続を 切換える第1切換手段と; 第2波形と前記クロック波形間の前記第2遅延線の前記セットポートの接続を 切換える第2切換手段と; 前記遅延線すべての前記参照ポートを外部から供給されたDC電圧源へ接続す る手段と; 演算装置と; 前記遅延線すべて及び前記制御装置の前記出力ポートを前記演算装置へ接続す る手段と;を有し、 前記制御装置が前記切換手段すべてに前記クロック波形を前記セットポートす べてに切換えるよう指示し、第1波形の目標サイクル中発生する前記クロック波 形のサイクルの第1サイクル計数値を取得し、第2波形の目標サイクル中発生す る前記クロック波形のサイクルの第2サイクル計数値を取得し、両前記サイクル 計数値を前記演算装置へ渡し、かつ初期値が第1及び第2波形のそれぞれの前記 目標サイクルの開始に際して前記第1及び第2遅延線の前記出力ポートから得ら れ、かつ終了値が第1及び第2波形のそれぞれの前記目標サイクルの終了に際し て前記第1及び第2遅延線の前記出力ポートから得られるように前記演算装置に 指示する能力とを有し、 前記演算装置が第1波形及び第2波形及び前記クロック波形の周期、すべての 前記サイクル計数値、及びすべての前記初期及び終了値から前記クロック波形を 基準として第1及び第2波形の位相を算出する能力を有することを特徴とする第 1波形及び第2波形間の位相関係の判定装置。 16.総体的に電圧を調整する手段を含む前記参照ポートを前記外部から供給 されたDC電圧源からすべての前記参照ポートに接続する前記手段をさらに有す ることを特徴とする請求の範囲15に記載の装置。 17.前記電圧調整手段がポテンショメータを含むことを特徴とする請求の範 囲16に記載の装置。 18.すべての前記参照ポートに総体的に接続されたDACを含む前記電圧調 整手段と、前記DACを前記制御手段に接続する手段と、前記外部から供給され たDC電圧源からの電圧の割合を変化させる能力をさらに有する前記制御装置と 、をさらに有することを特徴とする請求の範囲16に記載の装置。 19.個別に電圧を調整する手段を含む前記参照ポートを前記外部から供給さ れたDC電圧源からすべての前記参照ポートに接続する前記手段をさらに有する ことを特徴とする請求の範囲15に記載の装置。 20.前記電圧調整手段が前記第1遅延線の前記参照ポートへ接続された第1 ポテンショメータと、前記第2遅延線の前記参照ポートへ接続された第2ポテン ショメータと、前記クロック遅延線の前記参照ポートへ接続されたクロックポテ ンショメータとを有することを特徴とする請求の範囲19に記載の装置。 21.前記遅延線の前記参照ポートへそれぞれ接続された第1DACと、第2 DACと、クロックDACとを含む前記参照ポートを接続する前記手段と、すべ ての前記DACを前記外部から供給されたDC電圧源からの電圧の割合を変化さ せるようにすべてのDACに個別にかつ総体的に指示する能力をさらに有する前 記制御装置へ接続する手段とをさらに有することを特徴とする請求の 範囲19に記載の装置。 22.前記サンプルポートが前記複数の遅延素子の第1入力及びにつながり、 前記遅延素子すべてがそれぞれの前記ラッチ素子の入力に接続された出力を有 し、 前記セットポートが前記ラッチ素子すべてに共通につながり、 前記参照ポートが前記ラッチ素子すべてに共通につながり、 前記ラッチ素子すべてが前記符号器に接続された出力を有し、かつ前記符号器 の出力が前記出力ポートにつながる前記遅延線がサンプルポート、セットポート 、参照ポート及び出力ポートとを含む遅延線であって、一連の複数の遅延素子、 ラッチ素子、及び符号器を含む遅延線を設けるステップと; 第1波形を前記サンプルポートへ接続するステップと; 第2波形を前記セットポート接続するステップと; 前記第2波形の目標周期中発生する前記第1波形のサイクルの第1計数値を計 数するステップと; 前記目標周期の開始の際に前記出力ポートから初期値を、かつ前記目標周期の 終了の際に前記出力ポートから終了値を得るステップと; 前記第1波形の周期、前記第1計数値、及び前記初期値及び終了値から前記第 2波形の周期を算出するステッ プと;を有することを特徴とする波形周期の判定方法。 23.前記第1波形の周期が前記出力ポートに形成されるように前記第1波形 を前記セットポートへ切換えるステップを前記算出ステップに先だってさらに有 することを特徴とする請求の範囲22に記載の方法。 24.前記計数ステップがサイクルの立上りエッジを検出して前記第1計数値 を得るステップを含むことを特徴とする請求の範囲22に記載の方法。 25.前記計数ステップが完全サイクルを検出して前記第1計数値を得るステ ップを含むことを特徴とする請求の範囲22に記載の方法。 26.前記目標周期が第2波形の1つの完全サイクルであることを特徴とする 請求の範囲22に記載の方法。 27.前記計数ステップが前記目標周期の完全サイクルの第2計数値を計数す るステップと;前記算出ステップが前記第2計数値に基ずいて前記第2波形のた め算出された周期を平均するステップと;を含むことを特徴とする請求の範囲2 2に記載の方法。 28.前記サンプルポートが前記複数の遅延素子の第1入力につながり、 前記遅延素子すべてがそれぞれの前記ラッチ素子の入力に接続された出力を有 し、 前記セットポートが前記ラッチ素子すべてに共通につながり、 前記参照ポートが前記ラッチ素子すべてに共通につな がり、 前記ラッチ素子すべてが前記符号器に接続された出力を有し、かつ 前記符号器の出力が前記出力ポートにつながる前記遅延線がサンプルポート、 セットポート、参照ポート及び出力ポートとを含む遅延線であって、一連の複数 の遅延素子、ラッチ素子、及び符号器を含む遅延線を設けるステップと; 第1波形を前記サンプルポートへ接続するステップと; 第2波形を前記セットポート接続するステップと; 前記第2波形の目標周期中発生する前記第1波形のサイクルの第1計数値を計 数するステップと; 前記目標周期の開始の際に前記出力ポートから初期値を、かつ前記目標周期の 終了の際に前記出力ポートから終了値を得るステップと; 前記第1波形の周期、前記第1計数値、及び前記初期値及び終了値から前記第 1波形を基準として前記第2波形の位相を算出するステップと;を有することを 特徴とする位相関係の判定方法。 29.前記第1波形の周期が前記出力ポートに形成されるように前記第1波形 を前記セットポートへ切換えるステップを前記算出ステップに先だってさらに有 することを特徴とする請求の範囲28に記載の方法。 30.前記計数ステップがサイクルの立上りエッジを 検出して前記第1計数値を得るステップを含むことを特徴とする請求の範囲28 に記載の方法。 31.前記計数ステップが完全サイクルを検出して前記第1計数値を得るステ ップを含むことを特徴とする請求の範囲28に記載の方法。 32.前記目標周期が第2波形の1つの完全サイクルであることを特徴とする 請求の範囲28に記載の方法。 33.前記計数ステップが前記目標周期の完全サイクルの第2計数値を計数す るステップと;前記算出ステップが前記第2計数値に基ずいて前記第2波形のた め算出された周期を平均するステップと;を含むことを特徴とする請求の範囲2 8に記載の方法。
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