JP2002510139A - ミクロ加工デバイスのトレンチアイソレーション - Google Patents

ミクロ加工デバイスのトレンチアイソレーション

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Abstract

(57)【要約】 シリコンミクロ加工デバイスの性能を向上させるアイソレーションプロセスにより、絶縁アイソレーションセグメント(254、256)がシリコンミクロ構造内に組み込まれる。あるいは、シリコンミクロ構造は片持ち固定されたビームの相互結合されたグリッドから組み立てられる。ビーム(276、278)の頂上にある金属層は、相互接続(244、246)を提供し、シリコンビームに対する接触をも可能にする。多数の伝導パスは、構造の規定に先立って、金属のパターニング工程によって組み込まれる。本発明は、全ての平坦なトポグラフィーにリソグラフィーパターニング工程を行い、たいていの高アスペクト比プロセスに必要とされる面倒な金属スパッタリング工程を省くことによって、以前のプロセスの製造性を向上させる。本発明は、少しの改変を行えば、集積デバイスのための集積回路製作工程に使用され得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、DARPAによって付与された契約番号F30602−97−2−
0104のもとで、政府の援助によってなされた。
【0002】 本出願は、開示内容が本願に組み込まれる1998年1月15日に出願された
米国の仮出願第60/071390号の優先権を主張する。
【0003】 (技術分野) 本発明の分野は一般的にミクロデバイスおよびミクロ構造に関し、特にデバイ
ス内に一体式の電気的アイソレーション構造を有するミクロ加工デバイスまたは
ミクロエレクトロメカニカルデバイスを作製するためのミクロ製造プロセスに関
する。
【0004】 (背景技術) ミクロエレクトロメカニカルシステム(MEMS)は、電気的および機械的な
デバイスが集積回路の製造における公知技術を使用して実質的に微視的な次元で
製造される技術に関する。現在のMEMS技術の商業的な適用は、圧力および慣
性力(inertial)を検知することにおいて広く行われており、特に自動車アプリ
ケーションにおいて支配的である。センサおよびアクチェータに対するMEMS
技術の使用の紹介には、例えば1994年6月号「IEEE Spectrum」第20〜31頁のBry
zekらの論文を参照のこと。
【0005】 MEMSの製造プロセス、いわゆるミクロ機械加工(micromachining)は集積
回路工業から流用されている。半導体装置は、一連のパターニング工程、堆積工
程およびエッチング工程を使用して製造される。表面ミクロ加工は、構造用のミ
クロ加工用材料として、ポリシリコンの堆積層を典型的に使用している。ポリシ
リコンは、典型的にはシリコンからなる基板上の捨て層(sacrificial layer) の上に堆積される。捨て層が除去されると、ポリシリコンは倒れないで自立して
いる。バルクミクロ加工技術は、シリコン基板上の堆積層を使用するよりも、シ
リコンウエハに直接エッチングして単結晶性シリコン自体のメカニカル構造を形
成する。バルクミクロ加工は、あるシリコンの結晶面においてより速くエッチン
グする水酸化カリウムのような異方性ウェット化学エッチング液を使用して最初
に実行された。しかしながら、反応性イオンエッチング(RIE)技術の発達は
実用的であり、ミクロ加工構造を規定するドライプラズマエッチングの使用は多
くの点で役に立つ。反応性イオンエッチング技術は、結晶配向から独立しており
、表面ミクロ加工デバイスの機能性を超えるデバイスををつくることができる。
デバイスのサイズが小さくても優れた構造的特性を維持し、欠陥およびグレイン
境界がないので、単結晶材料、特にシリコンを使用することは機械的なアプリケ
ーションに対して有益であり得る。
【0006】 MEMS工業に対して特に発達したディープ反応性イオンエッチング技術は、
バルクミクロ加工に対して機能性の範囲をより広げることを可能にした。米国特
許第5,501,893号に説明されているようなプロセスは現在、特にバルクミ
クロ加工の民間エッチング業者によって供給されている。これらのプロセスは、
垂直断面で2um/minを超えるシリコンエッチング速度および50:1より
も大きいフォトレジストに対する選択性または100:1よりも大きい酸化シリ
コンに対する選択性を与える。このことは、数ミクロン深さから実質的に全ウエ
ハの厚さ(>300um)までの範囲におよぶバルクミクロ加工構造を可能にす
る。
【0007】 バルクミクロ加工の際立った困難な点は、ほとんどのデバイスに対し、ミクロ
構造のシリコンが機械的に接続されるが、基板シリコンからは電気的には分離さ
れることが要求されることである。特にデバイスが電気的に活性化または変換さ
れる場合には、デバイスが適切に機能するように、構造から基板への電流パスは
低減されるかまたは効果的に排除されなければならない。このような要求は、製
造において達成するのが最も困難である。
【0008】 バルクミクロ加工構造のプロセスは例えば、参考としてその開示が本願に援用
され、本願の譲渡人に譲渡された米国特許第5,719,073号に説明されて
いる。このプロセスは、1層のマスク層および適切なエッチングおよび堆積工程
を使用して、完全にセルフアラインされ金属化されたバルクミクロ加工構造を形
成する。反応性イオンエッチングは、カンチレバービーム(cantilever beam)の アレイを規定し、かつ、アンダーカットする(undercut)ために使用され、より
完全な機能的ミクロ構造を形成するように共に接続される。全ての構造エレメン
トおよび相互接続は、同一のマスク層を用いて形成され、異方性ドライエッチン
グ技術は構造層を開放するために使用される。プロセスの利点は、単一のマスク
層、反応性イオンエッチ開放プロセスおよびセルフアラインされた金属化の単純
さと、高い製造効率とにある。
【0009】 ’073特許のプロセスのフローでは、10〜20umのトレンチのエッチン
グによって実質的に単結晶材料基板に移される、絶縁性マスク中のパターンを形
成する。二酸化シリコンのような第2絶縁層を使用してトレンチの側壁を保護し
た後に、異方性の反応性イオンエッチングを使用してシリコンアイランドまたは
メサをアンダーカットし、かつ開放する。開放されたシリコンメサは、実質的に
カンチレバービームになる。最後のセルフアラインされた金属層はビーム上の酸
化物層に堆積され、構造との電気的接続が可能になる。’073特許のプロセス
は集積回路を有するウエハ上で実行され、個々のプロセス工程が300℃未満の
温度で全て行われる。
【0010】 (発明が解決しようとする技術的課題) ’073特許のセルフアラインされた金属層においては、ミクロ構造に対して
電気的結合が1つだけ形成される。いくつかの接続が必要とされる場合には、開
放構造に追加のフォトリソグラフィ工程またはマスク工程を行わなければならな
い。開放されたミクロ構造にフォトレジストを塗布しおよびこの構造からフォト
レジストを除去すると、しばしばデバイスに欠陥が生じるので、これらの追加の
工程はデバイスの歩留りを制限する。’073特許の金属層がセルフアラインさ
れていても、10〜20um深さのビームの側壁上の金属の蒸発またはスパッタ
リングは困難な基準外のプロセス工程であり、得られる金属層はしばしば不均一
な厚さを有し、全ビーム深さの一部分のみをコートすることになろう。さらに、
金属−酸素−シリコン界面は、容量性作動および変換のための金属層に対向する
ことをあてにしているデバイスの寄生容量の原因となる。’073特許のビーム
側壁および金属−酸化物−シリコンビーム構造によって与えられた大面積により
、直接、大きな寄生容量が生じてしまう。多くの慣性検知デバイスにおいて、ビ
ーム側壁に対向することよって与えられた様々なキャパシタンスは、実際には基
板シリコンに対する寄生容量分だけ上回る。
【0011】 ’073特許のプロセスを変更して寄生容量のレベルを低減させることにより
デバイスの性能を向上させる試みが、本願の譲受人に譲渡された米国特許第5,
426,070号に説明された発明においてなされた。ここでは、シリコンビー
ムの断面を費やすように酸化工程が行われ、これらの断面が完全に酸化されたセ
グメントに変換される。結果として、ミクロ構造の残りのシリコンは酸素ビーム
セグメントによって基板シリコンから電気的に分離される。しかしながら、絶縁
セグメントに対して必要とされる厚い酸化物層は、残存するシリコンビームの側
壁表面においても成長し、その複合ビームの機械的な性能を劇的に変更する。さ
らに、セルフアラインされた金属化によりミクロ構造との接触が一つだけ形成さ
れ、金属がビームの側壁をコートする必要があるので結果として上述したように
不均一で信頼性のない金属皮膜層が得られる。
【0012】 バルクミクロ加工デバイスに対して分離および寄生容量の低減を提供するため
の他の技術が試みられている。その多くは、シリコンの上に絶縁物があるような
特別に調整された基板の使用をあてにしている。ここで、ウエハは組み込まれた
埋込酸化物層を有する。ミクロ構造は埋込層の頂上に存在するシリコン層から形
成され、埋込層の化学エッチングを使用して開放される。しかしながら、シリコ
ンミクロ構造を開放するための化学エッチングは比較的歩留まりが低く、基板自
体が特別で高価である。Brosnihanらの” 高アスペクト比のための埋め込まれた
相互接続および電気的アイソレーション(Embedded interconnect and electric
al isolation for high-aspect-ratio),SOI inertial instruments "Transduc
ers 97,第637〜640頁において、著者はSOI基板と窒素およびポリシ
リコンアイソレーション用ブロックとを組み合わせている。しかしながら、構造
の規定および開放はいまだに、埋込SOI層および得られる高価な基板の調整に
依存している。
【0013】 バルクミクロ加工デバイスの複雑さが増大するにつれて、電気的な性能を向上
させることがますます重要になる。より複雑なMEMSデバイスに対しては、多
数の電気的接続が必要とされる。様々な接続間の電気的アイソレーション、およ
び、構造と基板との間の電気的アイソレーションもまた要求される。従来技術に
おいて典型的にこのようなアイソレーションは、絶縁性誘電体層によって導電性
金属層を分離することにより達成される。例えば米国特許第5,611,940
号を参照のこと。米国特許第4,688,069号および第4,688,069
号のように、集積回路においてミクロエレクトロニックデバイス間またはコンダ
クター間に絶縁アイソレーション領域を提供することもまた従来技術において公
知である。電気的アイソレーションのための特に有益なアプローチは、米国特許
第4,104,086号および4,509,249号、4,571,819号お
よび4,519,128号に説明されているように、絶縁材料で満たされたトレ
ンチを使用することである。従来技術における電気的アイソレーション機構が従
来の集積回路デバイスに対して非常に満足のいくものであっても、このような機
構をミクロエレクトリカルメカニカルデバイスに適用すると深刻な欠点が生じる
【0014】 MEMESデバイスは移動メカニカルミクロ構造を含み、典型的には実質的に
3次元幾何学形状を示す。この構造の存在は、従来技術に説明された構造のよう
な電気的アイソレーション機構の適用を排除するかまたは困難にする。このよう
な機構は、リソグラフィ、エッチングおよび堆積の多数の工程を含む。これらの
工程は、大きなトポグラフィー変化を示す構造に対して適していないし、あらか
じめ移動のために開放されたミクロ構造に対しても適していない。
【0015】 MEMSデバイスの効果的な電気的アイソレーションに対して必要とされるこ
とは、開放され移動可能なミクロ構造の存在が最も著しいMEMSデバイスの特
定の要求と限定とを両立されなければならない新しい電気的アイソレーションプ
ロセスである。
【0016】 電気的アイソレーションプロセスに対して要求されることもまた、電気的アイ
ソレーションプロセスが隣接するメカニカル構造間のアイソレーション、異なる
電気的セグメント間のアイソレーション、およびデバイスと基板材料との間のア
イソレーションを与えることである。バルクミクロ加工において、これはたいて
いの場合、構造シリコンと基板シリコンとの間の電気的導通を破壊することを意
味する。デバイス中の寄生容量を低減させるためにこのようなアイソレーション
構造もまた提供されることが望まれる。MEMSセンサは典型的には電荷および
キャパシタンスにおける非常に小さな変化を測定できる性能を要求するので、寄
生回路素子の影響を最小限にしなければならない。
【0017】 さらに、MEMSデバイスの製造歩留まりに対して有害な影響を与えない電気
的アイソレーションプロセスが必要とされる。MEMS技術の商業的実用性は、
製品を効果的に製造するコストに依存する。従来技術の電気的アイソレーション
機構は製造歩留まりが非常に低く、ほとんどのMEMS製品アプリケーションに
対して受け入れられないほどの高コストである。
【0018】 (本発明の要旨) 上述した課題を達成し、従来の電気的アイソレーション(分離)機構における
固有の課題を解決するために、本発明は、電気的アイソレーションを与えるよう
に絶縁セグメントをシリコンビームミクロ構造に組み込むビームレベルアイソレ
ーション技術を目的とする。
【0019】 従って本発明の目的は、ミクロ構造内において電気的アイソレーションを達成
するためのミクロ加工デバイスの製造プロセスに関連し、絶縁材料を使用する、
適切に変更されたトレンチ技術を提供することである。
【0020】 本発明の更なる目的は、MEMSデバイスの電気的活性化のために不適切で信
頼性のない側壁金属層を使用することをやめて、代わりに、伝導のためおよびキ
ャパシタプレートとしてミクロ構造ビームのシリコンコアを使用することである
。これは、当該技術において一般的である技術を使用して、金属層から絶縁層を
介してシリコンビームまでの接触を与えることによって達成される。
【0021】 本発明の更なる目的は、MEMSデバイス内における複数の金属相互接続を提
供することである。これは、金属コンダクタラインをアイソレーションセグメン
トの上およびカンチレバービームの頂上に配置して複数の金属パスを提供するこ
とによって達成される。コンダクタラインは、コアシリコンからビームの頂上に
もまた存在する絶縁層によって分離されるので、金属とシリコンとの間の分離が
達成される。
【0022】 本発明の更なる目的は、シリコン上に存在する側壁フィルムの量を最小限にす
ることによって、シリコンビームミクロ構造上の絶縁体−誘起ストレスを緩和す
ることである。存在するビーム構造の熱酸化により、デバイスの特性を支配する
厚い側壁酸化物フィルムが形成される。構造形成の前にアイソレーションプロセ
スを実行することによって、側壁フィルムは低減されるかまたは排除さえされる
ので、パッシベーションフィルムがデバイスの性能に対して重要でなくなる。
【0023】 本発明の更なる目的は、高い製造歩留まりを維持しながら、異なる構造エッチ
深さにスケール可能なミクロ構造を製造するためのトレンチアイソレーションプ
ロセスを提供することにある。トレンチアイソレーション構造プロセスは、ディ
ープ反応性イオンエッチング技術を使用して、50umを超えるエッチング深さ
にスケールされて、特定のミクロ構造深さに調整され得る。アイソレーションセ
グメントの平面リソグラフィー、金属堆積、および構造の規定は、高い歩留まり
を維持し、半導体製造工業に共通の技術から逸脱することはない。
【0024】 本発明の好適な実施の形態は熱酸化を使用してアイソレーションセグメントを
形成するが、その他の低温化学気相堆積法技術もまたトレンチ技術に使用可能で
ある。さらに、高温酸化工程を用いても、プロセス工程を増加させることなしに
、ミクロ加工アイソレーションプロセスを集積回路に使用することも可能である
【0025】 簡単に説明すれば、基本的なプロセスは、所望のミクロ加工構造のためにアイ
ソレーション用トレンチパターンを酸化物に覆われたシリコンウエハ上に規定す
ることによって始められる。パターンは1つの領域または複数の領域を規定し、
この領域に絶縁アイソレーションセグメントが配置される。これらの絶縁セグメ
ントは、ミクロ加工構造のシリコンを基板のシリコンから分離させるように働く
。露光されたフォトレジスト中に存在する絶縁セグメントのパターンは、反応性
イオンエッチングを用いて酸化物下層に転写される。アイソレーション用トレン
チは反応性イオンエッチングを用いてウエハ中に規定され、典型的には、基板シ
リコン中に1〜1.5um幅および10〜50um深さである。トレンチの形状
またはトレンチのプロファイルは、ミクロ構造処理工程の残りに関連してセグメ
ントのアイソレーション特性を向上させるように最適化されている。好適な実施
の形態において、トレンチプロファイルはトレンチの頂上よりもトレンチの底部
の方が広い凹状である。トレンチを形作る目的は、プロセスの残りのあいだにシ
リコンフィラメントを形成する可能性を低減させることである。このようなフィ
ラメントはアイソレーションセグメントを囲み、アイソレーションの有効性を低
下させる漏れ経路を形成する。
【0026】 アイソレーション用トレンチが規定されたあと、トレンチは、好ましくは熱酸
化工程を用いて、絶縁体によって充填される。あるいはトレンチは化学気相堆積
技術を用いて二酸化シリコンまたは窒化珪素により充填される。熱酸化の間に、
トレンチのシリコン側壁が消費されて二酸化シリコンを形成し、体積膨張が生じ
てトレンチの開口部を狭くし、トレンチを効果的に充填する。トレンチの高アス
ペクト比により、空隙が絶縁体内にしばしば形成される。しかしながらほとんど
の電気的アイソレーション機構と違って、空隙はデバイスの操作に対して重要で
ない。
【0027】 トレンチが充填されたあとに、ウエハ表面はアイソレーションセグメントの周
りに、小さなトポグラフィー変化を有する。従って平坦化工程はふつうフォトレ
ジストを用いて行われ、ウエハ表面を滑らかにし、後のパターニングおよび堆積
工程のためにウエハ表面を調整する。レジストまたはその他の粘性材料の塗布お
よび後のエッチバックは、表面中の小さな凹凸を平坦化し、かつウエハ表面上の
絶縁体の厚さを低下させるために使用される。
【0028】 次に、第2マスク相は、金属層からシリコンビーム構造またはシリコン基板へ
の接続がなされる場所にビアを規定する。最終的に、集積回路に典型的であるよ
うに、シリコンに対する金属の接触がビアを介してなされる。フォトレジストの
ビアパターンはRIEプロセスを用いて酸化シリコンに転写され、シリコン表面
はコンタクト露光処理される。ドーパントを注入およびアニールしたあとに、金
属層はスパッタリングにより堆積される。金属層は、下層シリコンに対する接触
を形成し、また、さらなるプロセスに関連してミクロ加工デバイスに対して多数
の相互接続を形成する。
【0029】 第3フォトリソグラフィー工程は、最終的な構造エッチングの調整に金属を粗
くパターニングする。粗い金属パターンは、ウエット化学エッチング工程または
ドライ反応性イオンエッチングを用いて金属層に転写される。粗い金属パターニ
ング工程は、相互接続が破壊されるべき領域から金属を除去する。最後のリソグ
ラフィーパターニング工程は、シリコンビームの相互接続されたグリッドの形態
をとって、ミクロ加工構造を規定する。金属層および絶縁性マスク層を介してフ
ォトレジストパターンを転写することにより、ビームは形成される。シリコンア
イランドまたはメサは、メサ形状を囲むシリコントレンチエッチングを用いて規
定される。絶縁層を用いてビームの側壁が保護された後に、異方性反応性イオン
エッチングを使用してビームの形状が開放される(released)。側壁パッシベーシ
ョン層は、所望であれば別の異方性反応性イオンエッチング(好ましくはシリコ
ンからの絶縁体のエッチング)によって除去可能である。
【0030】 要約すると、本発明のプロセスは、’703特許で開発されたのと同様のシリ
コン構造を形成するが、幾つかの重要な利点を与える。金属導電層はビーム構造
の頂上だけに存在する。アイソレーションセグメントはシリコンビームに組み込
まれており、寄生容量を低減させ、多数の構造接続を与える。またはキャパシタ
の検知が必要である領域において、金属層はビームシリコン核に接触し、ビーム
シリコン核はキャパシタプレートとして働く。これは、アイソレーションセグメ
ントがシリコンビームから基板シリコンへの導電性パスを中断するので可能にな
る。多数の導電性パスは、頂上の導電性金属層をおよび下層のシリコンに対する
接触を使用することが可能である。側壁金属層が必要とされないし、開放された
ミクロ構造に対する多数の接続が可能であるので、このプロセスは従来技術から
非常に改良されている。全てのフォトリソグラフィー工程が平坦な表面上で行わ
れ、開放された構造上では全く行われないので、このプロセスは本質的に製造可
能である。このプロセスを集積回路に適用して、チップ上に完全な集積システム
を形成することが可能である。
【0031】 前述のおよびさらなる本発明の目的、特徴および利点は、添付の図面を参照し
て、以下の好適な実施の形態の詳細な説明によって当業者に明らかになるであろ
う。
【0032】 (発明を実施するための最良の形態) 本発明を様々に改変することが可能であるが、基本的なプロセスを図1A〜1
Hに示す。これらの図は、シリコンウエハから、アイソレーションセグメントが
1つだけ組み込まれた、開放(released)ミクロ加工ビームを1つだけ製造する工
程を断面図で示す。完全なミクロ加工構造が、完全なデバイス機能性を与えるよ
うに互いに接続されおよび/またはウエハに接続された任意の数のビームからな
ることが、一連の断面図に概説されたプロセスから理解されるであろう。
【0033】 図1Aに示されるように、シリコンウエハ102に、好ましくは二酸化(酸化
)シリコンの絶縁層104が付与される。プロセスは、構造をけずって形成する
反応性イオンエッチングにのみ依存するので、シリコンウエハは、任意のドーピ
ング、抵抗および結晶配列を有することが可能である。層104は、後に続くア
イソレーション用トレンチエッチングのあいだにウエハのシリコン表面を保護す
る機能を有するので、単にマスク層を意味する。このマスク層は、シリコンの熱
酸化または化学気相堆積法(CVD)を含む任意の数の技術から形成可能である
。マスク層104の典型的な厚さは0.5〜1.0umである。アイソレーショ
ン用トレンチパターン108を規定する標準フォトリソグラフィ技術を使用して
、フォトレジスト106をウエハ上にスピン塗布し、露光、現像する。反応性イ
オンエッチングを使用して、フォトレジストパターンをマスク層104に転写し
、シリコン表面112を露光する。典型的には二酸化シリコンマスクは、例えば
CHF3またはCF4のようなフロンガス混合物中でエッチングされる。二酸化シ
リコンエッチングの高いエッチング速度は、誘電結合プラズマ(ICP)チャン
バのような高密度プラズマ反応物を使用して達成される。これらのICPチャン
バは高電力rf源を使用して、ウエハ上で高密度プラズマおよび低電力rfバイ
アスを維持し、低いイオンエネルギーで高いエッチング速度を達成する。200
nm/minの酸化エッチング速度および1:1よりも大きいフォトレジストに
対する選択性は、このハードウエア構造に対して共通である。
【0034】 図1Bに示されるように、次に、高エッチング速度および高選択性エッチング
を使用して、シリコンのディープ反応性イオンエッチングにより、アイソレーシ
ョン用トレンチ114がウエハ102に形成される。トレンチは一般に、特許第
5,501,893号に説明されているように高密度プラズマ中でSF6ガス混
合物を使用してエッチングされる。好ましくは、トレンチプロファイルが凹状ま
たはトレンチの上部116がトレンチの下部118よりも狭いテーパー状である
ように、エッチングは制御される。このようなテーパー状にすると、連続プロセ
スにおける良好な電気的アイソレーションの達成が確実になる。プロファイルを
テーパー状にすることは、パッシベーション度を調整することによって、または
、エッチング過程のあいだに放電パラメータ(電力、ガス流、圧力)を変化させ
ることによって達成される。トレンチが絶縁体で満たされるので、トレンチの上
部116の開口部は、幅2um以下になるように決められる。トレンチの深さは
典型的には10〜50umの範囲にある。トレンチをエッチングするための共通
処理は、フォトレジストに対する選択性(>50:1)および酸化物に対する選
択性(>100:1)が高く、2um/minを超えるエッチング速度を達成す
るように、ICPプラズマにおいて、エッチング工程(SF6およびアルゴン混 合物)をパッシベーション工程(アルゴンを含むフロン)と入れ替えることであ
る。エッチングサイクルの電力および時間は、テーパ状のプロファイルを得るた
めにトレンチが深くなるにつれて増加する。トレンチの幾何学的形状は好ましく
は凹状であるが、ミクロ構造プロセスにおいて調整を行って任意のトレンチプロ
ファイルを適用することができる。任意の多数の公知のエッチング化学物質を用
いて良好なアイソレーション結果を得ることができる。シリコントレンチがエッ
チングされた後に、ウエット化学またはドライアッシング技術によって、フォト
レジスト層106は除去され、マスク層104がRIEまたは緩衝フッ化水素酸
によって除去される。
【0035】 図1Cに示されるように、アイソレーション用トレンチ114は、典型的には
二酸化シリコンの絶縁誘電材料によって充填される。この充填処理により、トレ
ンチ114中にほとんど固体のアイソレーションセグメント120が形成される
。シリコンウエハの上表面112に絶縁材料からなる層122を堆積し、トレン
チの側壁124および底部126にも絶縁層を堆積する。堆積された層の厚さは
ふつう1umを超える。この充填は、化学気相堆積(CVD)技術または好まし
くは高温下でのシリコンの酸化によって行われる。熱酸化において、ウエハは温
度900〜1150℃の酸素リッチ環境にさらされる。この酸化プロセスは、シ
リコン表面を費して、二酸化シリコンを形成する。このプロセスから生じた体積
膨張は、トレンチの側壁を互いに侵食させて、結果としてトレンチの開口部を閉
鎖する。CVD充填において、いくらかの絶縁体は壁上に堆積されるが、充填は
トレンチの底部への堆積からも起こる。トレンチのCVD絶縁体充満は、プラズ
マCVDチャンバおよび減圧CVD炉心管において、TEOSまたはシラン混合
物を用いることにより、実際に明らかになった。
【0036】 トレンチ充填のあいだに、一般にたいていのトレンチプロファイルは不完全に
充填され、界面128および空隙130がトレンチ内に形成される。空隙内にお
ける局所的な応力集中は、デバイスの電気的および機械的な機能不全の原因とな
るが、一般に、アイソレーションセグメント120の閉鎖状の幾何学的形状のた
め、ミクロ加工デバイスにとっては重要でない。界面128および空隙130は
、トレンチ底部よりもトレンチ開口部116をより広くするようにトレンチを形
づくることによって除去することが可能である。しかしながら、電気的アイソレ
ーションを良好にするためには、後の工程でさらに、ミクロ構造トレンチのエッ
チングによるテーパリングが必要である。トレンチ充填のもう一つの産物は、絶
縁体134の表面に形成されたくぼみ132である。たいていのトレンチ充填プ
ロセスにおいてこのくぼみは避けがたく、0.5um程度の深さであるが、これ
は堆積厚さに依存する。
【0037】 図1Dに示されるように、くぼみ132を除去して、後のリソグラフィー工程
および堆積工程のために平坦な表面136を形成するように、表面は平坦化され
る。平坦化は、粘性材料を堆積することによって行われる。粘性材料としては、
フォトレジスト、スピンオングラスまたはポリイミドが挙げられ、このような材
料を流すことによりくぼみ132は充填され、最終的に滑らかになる。平坦化の
第2工程であるエッチバックのあいだに、表面136は均一にエッチングされ、
この表面は充填されたくぼみを含む。従って、表面の酸化物122の一部分を除
去することによって、くぼみ132が除去されて、均一な厚さの層138が形成
される。例えばもとの絶縁層122が2umであれば、くぼみ132を除去する
ための平坦化により、絶縁層138の最終的な厚みは1um以下にする。ウエハ
の表面136は欠陥がなく、さらなるリソグラフィおよび堆積のための準備がで
きている。
【0038】 図1Eにおいて、2回目のフォトリソグラフィー工程はビアを開口して、その
下にあるシリコン102との接触を準備する。2回目のリソグラフィー工程は、
表面136上のレジスト142の層におけるビア開口部140のパターンを露光
および現像し、パターンをその下にある絶縁層138に転写することによって行
われる。リソグラフィー工程の後に、基板シリコン102にマッチするドーパン
トを使用してシリコンが領域144内に注入される。領域144内において、p
型またはn型のドーパントが高濃度であれば、絶縁層138表面上において、シ
リコンと金属層との間にオーミック接触を形成するように働く。シリコンの表面
146に絶縁体の薄い層を残しておくことによってシリコン領域144を注入ダ
メージから保護することができる。シリコンを注入したあとに、レジスト142
はウエット化学物質またはアッシングによって除去され、ウエハがアニールされ
て注入されたイオンを活性化する。
【0039】 スパッタリングされた、好ましくはアルミニウムの金属層148が図1Fにお
いて堆積される。金属は絶縁体138の表面136を覆い、平坦化工程の結果、
アイソレーションセグメント120上を均一に覆う。金属層はビア140を充填
し、144でシリコン注入領域と接触し、金属をシリコンに電気的に接続してオ
ーミック接触を形成する。その他に、金属層は絶縁層138によって基板シリコ
ン102から絶縁される。任意の厚みが可能であるが、金属層の厚みは公称0.
5umである。大量生産の容易さのために、好ましくはスパッタリングが蒸発の
かわりに使用される。従来技術において公知であるように、アルミニウム層また
はターゲット中にシリコンまたは銅が含有されていれば、電気移動誘起破壊に対
する抵抗が向上する。
【0040】 3回目のリソグラフィー工程が図1Gに示されている。リソグラフィーは、金
属層148の最上表面上にあるレジスト層150にスパンすることによって行わ
れる。レジストはパターン化されて、開口領域152を形成する。開口領域15
2において金属の存在は所望でない。この工程は粗い金属パターニングに関連し
ている。レジスト中の開口部152は、ウエット化学エッチングまたは反応性イ
オンエッチングによって金属層148に移される。アルミニウムRIEに対して
、平行板エッチングにおけるBCL3およびCL2の組み合わせは、当該技術にお
いて公知である。エッチングは酸化物層138の表面136で停止する。開口部
152における金属の除去により、個々のビーム素子上において、金属領域15
6が金属領域158から分離される。ミクロ加工構造への複数の相互接続パスが
必要とされる状況、およびミクロ加工構造の上に複数の相互接続パスが必要とさ
れる状況において、これは重要である。
【0041】 図1Hに示されるように、’703特許の技術を適用することによって、ミク
ロ加工ビームが形成される。このように最後の、4回目の、リソグラフィー工程
は、フォトレジスト層160を用いて適用され、フォトレジスト層160はパタ
ーニングされて、幅1〜3umのビーム構造の列を規定し、完全なミクロ加工構
造を形成する。フォトレジストパターンは、反応性イオンエッチングを用いて金
属層148により転写され、次にRIE技術を用いて絶縁層138により転写さ
れる。フォトレジスト層、金属層および絶縁層は、他のディープシリコントレン
チエッチングのエッチマスクとして働き、形成されるビーム構造を囲む。ディー
プ構造トレンチエッチングが行われるときに、シリコンフィラメントがアイソレ
ーションセグメント120の表面162を全く囲んでいないことをアイソレーシ
ョン用トレンチ120のテーパー状構造が保証しながら、ビーム構造はアイソレ
ーションセグメント120を有する。ディープ構造トレンチエッチングの深さは
、アイソレーションセグメント120の深さ未満であるように選択され、シリコ
ン下層ブリッジをアイソレーション用トレンチ114中の絶縁体の底部164上
に形成しないことを保証する。表面162または164上にシリコンフィラメン
トが存在すれば、基板102への伝導パスを可能にすることによってセグメント
120のアイソレーション特性が破壊される。
【0042】 シリコンビーム166をカットオフまたは開放するために、’703特許の方
法によって、パッシベーション絶縁層がウエハ上およびディープ構造トレンチ中
に堆積される。絶縁体がトレンチ部から除去されたあとに、ビームと基板102
との間において、異方性シリコンエッチングが行われて、ビーム構造をカットオ
フし、空洞(キャビティ)168をシリコンビーム166の下に延ばす。シリコ
ンおよび上部の薄膜のみを複合メカニカルビーム構造として残しておくために、
ビーム側壁パッシベーション絶縁体は除去され得る。
【0043】 前のアイソレーションプロセスにより、シリコンビーム166と基板102と
の間の電気的接続がアイソレーションセグメント120によって破壊される。シ
リコンビーム166は空洞168内において基板102上で片持ち固定され、ウ
エハ面において横に自由に移動できるようになる。このアイソレーションセグメ
ント120は一体化された部分であり、また空洞168において基板102から
開放される。電気的接続は金属領域またはコンタクト領域144によるシリコン
ビーム166への相互接続156から形成され、作動および検知アプリケーショ
ンにおけるキャパシタとして使用するのに適切な電気回路にシリコンビームが接
続されることを可能にする。
【0044】 図2A〜2Iは、それぞれがアイソレーションセグメントを含む2つの平行な
カンチレバービームの形成における基本発明のプロセスを透視法で示す。図2A
に示されるように、プロセスは、(好ましくは二酸化シリコンの)絶縁マスク層
204およびフォトレジスト層206を有するシリコンウエハ202によって始
められる。アイソレーション用トレンチエッチングをマスクするためのフォトレ
ジストに頼って、絶縁層なしでプロセスを始めることが可能である。フォトレジ
ストは露光かつ現像されて2つのアイソレーション用トレンチ開口部208およ
び210を形成する。このパターンはRIEを用いて絶縁体に転写され、シリコ
ン基板202の表面が露光される。アイソレーション用トレンチは基板シリコン
中にシリコンRIEを使用して、図1の説明で詳細に説明した深さおよびプロフ
ァイルでエッチングされる。レジスト層206および絶縁層204は、トレンチ
充填の準備において取り除かれる。
【0045】 図2Bにおいて、アイソレーション用トレンチは熱酸化またはCVD技術を使
用して充填され、2つのアイソレーションセグメントを形成する。充填プロセス
により、絶縁体216の表面に厚い絶縁層212およびくぼみ214が生じ、ミ
クロ加工構造内に組み込まれる2つの固体アイソレーションセグメントを形成す
る。くぼみを除去するために、堆積およびエッチバックプロセスを使用して表面
が平坦化される。図2Cは平坦化の結果を示しており、表面くぼみ214のほと
んどまたは全てが除去されて、アイソレーション用トレンチが存在する領域に最
小形状220が残る。絶縁体218の厚さは、最終的なミクロ構造のためのマス
ク材料および絶縁材料として維持されるので、良好な電気的および機械的品質を
維持する。絶縁層218の厚さは好ましくは0.5〜1.0umである。
【0046】 次のフォトレジスト工程が図2Dに示されており、フォトレジスト層224に
おいてビアパターン222は通常のリソグラフィープロセスによって露光かつ現
像される。レジストパターンは絶縁層212を介して反応性イオンエッチングに
よって転写され、ビア領域においてシリコン表面226がむき出しになる。ある
いは、注入のあいだにおける表面ダメージを最小にするために、むき出しにされ
たシリコン表面226は薄い絶縁体の捨て層(sacrificial layer)212によっ て保護されたままであり得る。基板202中に高い導電性領域を与えるために、
ウエハ202はビア222の領域にドーパントが注入される。高温アニールは注
入材料(implant)を活性化し、金属化のためにウエハを調整する。
【0047】 金属化および金属の粗いパターニングを図2Eに示す。(好ましくはスパッタ
リングされたアルミニウムの)金属層228は絶縁層212の上表面に堆積され
、ビア226が開口している領域を除いて金属をシリコンから絶縁化する。ビア
において金属はシリコンに接触し、オーミック接触を形成する。ほとんど連続的
な絶縁層表面上に金属がスパッタリングされるので、得られる金属層はリソグラ
フィー方法を用いて容易にパターニング可能である。これを行うためにフォトレ
ジスト層(不図示)は露光かつ現像され、パターンはウェット化学エッチングま
たはRIEによって金属に転写される。その形状のサイズは、この粗いパターニ
ング工程の5umよりも一般に大きく、これらのリソグラフィーおよびエッチン
グ工程は一般に不可欠でない。この粗い金属パターニング工程の目的は、ウエハ
中に形成されるミクロ構造に対して複数の相互接続およびパッドを規定すること
である。従って例えばパッド230および232は、ミクロ構造ビームの最終的
な配置に配列され、ギャップ234によって分離される。金属もまた領域236
において除去され、最終的なビーム素子の1つの上の伝導パスを破壊する。
【0048】 図2Fに図示されるように、ミクロ加工構造の製造に使用される最後のリソグ
ラフィー層は、露光かつ現像される。フォトレジストパターン(不図示)は、R
IE技術を使用し、ビーム素子240および242が配置される金属層および絶
縁層中に開口部238を定めて、金属層228および絶縁層212に転写される
。この開口部は、後のトレンチエッチング工程のためのマスクとして働く。リソ
グラフィーはまた、金属層228中に、パッド230および232にそれぞれ取
り付けられる金属相互接続244および246を定める。図2Dに規定された絶
縁層212を介するビアは、248の金属とシリコンとが接触する位置にあるよ
うに見える。粗い金属パターニング工程の結果、金属相互接続244は位置25
0で終わっている。
【0049】 パターン転写プロセスは金属および絶縁体をエッチングし、マスクの開口部2
38中のシリコン表面252およびアイソレーションセグメント254、256
を露光する。フォトレジスト層は残されるか、または図2Gに図示されるように
ディープシリコントレンチエッチングのために除去され、シリコンメサまたはア
イランド260および262を囲むディープトレンチ258を規定する。図示さ
れるように、トレンチエッチングはアイソレーションセグメント254および2
56の深さよりも浅い深さまで行われ、エッチングのあいだにこれらのアイソレ
ーションセグメント254および256は露光される。アイソレーションセグメ
ントはリソグラフィープロセスによって配置され、メサ260および262に対
して垂直に完全に交差する。エッチングの異方性性質は、セグメント自体の凹状
の幾何学的形状と結合して、セグメント254および256の露光された表面2
64をシリコンフィラメントが囲まないことを確実にする。このようなフィラメ
ントが最終的に基板202への電流パスを与えるからである。シングルマスク開
口部238は金属相互接続244および246をそれぞれ、絶縁層266、メサ
260および絶縁層266’、メサ262に対してセルフアライン(self-aligne
d)させる。本発明の好適な実施形態において使用されるエッチングプロセスは、
特許第5,501,893号に説明されているBoschプロセスである。Bo
schプロセスはシリコンを選択的にエッチングして金属層228および絶縁層
212を形成するので、構造トレンチエッチングのあいだに層の劣化が起こらな
い。
【0050】 図2Hに示されるように、側壁パッシベーション機構によって’703特許に
従って、ビームをカットオフしかつ開放するためにミクロ構造が調整される。好
ましくは二酸化シリコンの絶縁体はCVD技術を使用して堆積され、全表面に薄
膜を形成する。堆積された膜の厚さは500um未満であり、金属層228に害
を与えない温度で堆積されなければならない。好ましくは、側壁パッシベーショ
ン絶縁体を形成する膜はPECVDまたはHDPCVD技術を用いて堆積され、
露光表面全体を共形的に覆う。堆積後、ブランケット異方性RIEエッチングは
膜をトレンチ258の底270および金属層228の上面272のようなその他
の全ての水平表面から除去する。エッチングの異方性性質により、メサの側壁膜
274は無傷のままでシリコンメサ260および262を異方性シリコン開放エ
ッチングプロセスから保護する側壁パッシベーションを提供する。
【0051】 図2Iは、側壁パッシベーションに続く開放エッチングの後の、開放されたミ
クロ構造を図示する。開放エッチングはしばしば2つのアイソレーションエッチ
ングを有する。2つのアイソレーションエッチングのうちの1つは、より大きい
シリコン表面領域を露光するトレンチ拡張であり、もう1つはシリコンメサをカ
ットオフして開放されたビーム276および278を形成する異方性開放エッチ
ングである。トレンチ拡張は図2Gの構造エッチングと同様であり、トレンチ2
58を深くして側壁膜274の下のシリコンを露光する。これは、SF6および アルゴン混合物中の高密度エッチチャンバ中で行われ得る異方性リリースエッチ
ングによって行われる。壁282のような広い形状物は基板に固定されたままで
あるが、ビーム276および278は完全にカットオフされかつシリコンフロア
280上に吊るされるように、リリースエッチングの時機が合わせられる。アイ
ソレーションセグメント254および256は、図1Hに図示されるように、ビ
ームを介して下方へ延ばされ、基板202のシリコンからビーム276および2
78のシリコンを分離する。金属パッド230および232は相互接続244お
よび246を用いて選択されたビア位置でビームに接続され、複数の伝導パスま
たはミクロ構造への複数の接続を形成する。ビーム276および278は、好ま
しくは同様のビームおよび相互接続の列を有する大きなミクロ加工構造の一部で
あり、アイソレーションプロセスを表すことだけが意図されていることが理解さ
れる。側壁膜274はミクロ構造上に残しておくかまたは異方性絶縁性エッチン
グによって除去することが可能である。一般に側壁パッシベーション膜はその存
在がミクロ加工構造の挙動に影響を与えれば、除去され得る。
【0052】 図3は、本発明のアイソレーションセグメントを使用する、開放された20u
m高さのミクロ加工構造部分の顕微鏡写真である。開放構造302は、列を支持
するための交差ビームを有するカンチレバービーム304のグリッドからなる。
アイソレーションセグメント308は、セグメントの左のシリコンビームの部分
310をセグメントの右のシリコンビームの部分312から分離する。導電性金
属層314は、粗い金属パターニング工程のあいだに金属層が破壊された領域3
16を除いて各ビームの頂上に沿って形成されている。結果として導電性パス3
18は、導電性パス320から分離される。これは、ミクロ加工構造全体のほん
の一部分であり、ここに開示されている技術を用いて非常に多くの幾何学的形状
および導電性パスが可能であることが理解される。
【0053】 基本発明のプロセスは多くの機能性を与える。一例として、いかなる製造工程
も追加しないで基本プロセスから複合レベル電気的相互接続を得ることができる
。図4は、2つのシリコンビーム402および404の交差を有する複数のレベ
ルの相互接続を示す。ビーム404は一体式の電気的アイソレーションセグメン
ト406、408、絶縁性上部層410、および金属層412を有する。連続的
金属層412を介する伝導は電流が金属ラインの一端414からもう一端416
に流れることを可能にする。この電流または印加された電位は絶縁体410によ
り、シリコンビーム404から分離される。金属−シリコンのコンタクト422
および424により、電極418および420を介してクロスビーム402によ
って他の電気的伝導パスが与えられる。電流は、金属コンダクタ418からコン
タクト422を介して、シリコンビーム部分426および428を介して、コン
タクト424を介してもどり、金属コンダクタ420から出てくる。シリコンビ
ームセグメント430はビームセグメント426および428に固定されている
ので、伝導パスの一部を維持する。しかしながら、シリコンビームセグメント4
32および434は、伝導パスからアイソレーションセグメント406および4
08によって分離される。従って2つのレベルのコンタクトパスが可能になる。
1つは金属層412を介するパスであり、もう1つはシリコンビーム402を介
するパスである。他のプロセスは、2以上の相互接続レベルを形成するために追
加のマスク層を必要とするが、上述した電気的アイソレーションプロセスは、シ
リコンビームミクロ構造を使用して多数レベル相互接続を形成するのに必要とさ
れる全てのプロセスを含む。
【0054】 動作制御または高性能検知のために、ミクロ加工構造を集積回路と組み合わせ
ることは、しばしば有利である。本発明は、システム操作を完全にするためにミ
クロ加工デバイス近くの集積回路チップを分離する必要がない。基本発明のプロ
セスは、図5A〜5Hおよび図6A〜6Iに示されるように、オンチップ集積回
路を用いて行われる。図5A〜5Hのプロセスはウエハが最初に処理されて完全
に機能的な集積回路および回路構成部品を含むことができる。その後、ミクロ加
工デバイスは基本発明を用いてウエハ上に形成される。本集積プロセスにおける
基本的な制約は、ミクロ加工デバイスの処理を達成する温度が存在する回路にダ
メージを与えてはならないことである。ふつうこれは、プロセス温度が360℃
、すなわちシリコンおよびアルミニウムが反応するおよその温度を超えないこと
を要求する。600℃のような非常に高温のときに、集積回路に使用されるアル
ミニウム金属リードは典型的に溶けて、回路を役に立たないものにしてしまう。
従って、ミクロ加工デバイスプロセスにおいて達成されるプロセス温度は350
℃を超えてはならない。
【0055】 図5Aにおいて、従来の集積回路プロセスがシリコンウエハ502上で完成す
ると仮定して機能的回路を得る。好ましくは二酸化シリコンのパッシベーション
絶縁層504は、回路を保護するプロセスの後にウエハ上に残される。図5Aの
集積回路の端部は金属パッド506によって表され、例えば回路層508に結合
される。ウエハ502は、回路構成素子のないままである領域510を含み、こ
の領域はミクロ加工構造が配置されるべきである。あらかじめ存在している集積
回路にダメージを与える高温注入アニール工程を行わない集積回路プロセスのあ
いだにおいて、ミクロ加工構造の作製前に、ミクロ加工構造におけるシリコンコ
ンタクトに対する金属のコンタクト領域512が調整されている。本発明の基本
プロセスは図1のように行われ、レジスト層516中にアイソレーション用トレ
ンチ514をリソグラフィーで規定することで始まる。そのパターンは、反応性
イオンエッチングにより絶縁層504に転写される。
【0056】 図5Bにおいて、上述したようにアイソレーション用トレンチ518はディー
プシリコンエッチング技術によって形成される。トレンチ518はテーパ状で、
図5Cに示されるトレンチ充填プロセスに適合する。高温度制限のために、トレ
ンチ518を充填している絶縁体520は低温化学気相堆積技術を用いて堆積さ
れなければならない。TEOSのプラズマ化学気相堆積(PECVD)および高
密度化学気相堆積(HDPCVD)のような技術は、高アスペクト比のトレンチ
を300℃未満で充填することができる。堆積プロセスはしばしば、空隙522
、ウエハ表面上の厚い絶縁層524、およびアイソレーション用トレンチの位置
にある表面528上のくぼみ526を残す。
【0057】 図5Dに示されるように、平坦化工程により、絶縁層524の一部を除去し、
新たな層530を形成し、平坦な表面532を残すことにより、後のリソグラフ
ィ工程および金属堆積工程にいかなるトポグラフィー影響を与えないことを確実
にする。図5Eにおいて、2回目のリソグラフィ工程はコンタクトビア534お
よび536を形成する。フォトレジスト538は露光かつ現像され、ビアパター
ンは絶縁体530を介して転写される。ビアパターンは、コンタクトがシリコン
ビームに対してなされるコンタクト領域512と集積回路がアクセスされる金属
パッド506との両方を露光する。
【0058】 フォトレジストが除去された後、図5Fに示されるように金属層540はスパ
ッタリングで堆積されてコンタクト542および544を形成する。これは単な
るサンプルビームの断面図であって、ミクロ加工デバイスを有する全てのビーム
が544での集積回路に対する接続を必要とするわけではないことが理解される
。集積回路パッド506およびミクロ加工シリコンコンタクト512の両方に対
するビアを開口することによって、および金属層540を使用することによって
、集積回路はミクロ加工構造に電気的に接続される。低温焼結工程がふつう、コ
ンタクトを活性化するために使用される。
【0059】 図5Gは、ミクロ加工構造の上に導電性パスを規定するための粗い金属パター
ニング工程を示す。レジスト546は露光かつ現像され、得られるパターンは領
域548中の金属に転写される。この工程は金属セグメント550を金属セグメ
ント552から分離し、ミクロ加工構造のための相互接続幾何学形状を有する多
数の金属パスを形成する。最後に図5Hに示されるように、図2に説明されたプ
ロセスによって、ミクロ加工ビーム554はエッチングされ、レジストパターン
556は、反応性イオンエッチングを使用して、金属、絶縁体およびシリコン層
を介して転写される。ビームは、側壁パッシベーションおよび異方性エッチング
工程によって開放されて、ビーム554と基板502とを分離する空隙558を
形成する。充填されたアイソレーション用トレンチ518はミクロ加工構造のシ
リコンを基板シリコン502からおよび集積回路の機能性デバイスから分離する
【0060】 図5に説明されたプロセスは、集積回路製造工程とミクロ加工デバイスの製造
工程との完全分離を達成する。他の集積プロセスを図6A〜6Iに示す。図6A
〜6Iではアイソレーション用トレンチは、集積回路の形成の前にエッチングか
つ充填される。このプロセスは、図1および図5のプロセスと同様であるが、基
本的なアイソレーションプロセスが集積回路を形成するために中断されることに
おいて異なる。以下に説明する。
【0061】 図6Aに示されるようにシリコンウエハ602は、フォトリソグラフィーを使
用してアイソレーション用トレンチ開口部608を規定するために使用される絶
縁性マスク層604およびレジスト層606を有する。図6B中のシリコンアイ
ソレーション用トレンチ610は、前述の技術を使用してマスク開口部608を
介してエッチングされる。図6Cは、好ましくは高温熱酸化を使用して、絶縁体
612がトレンチ610中に堆積されるトレンチ充填を示す。本プロセスのこの
時点において集積回路が存在しないので、まだ高温工程を行うことが可能である
。熱酸化によりトレンチ領域において、表面絶縁層614およびくぼみ616が
残される。くぼみと最上表面の絶縁層とは、平坦化により完全に除去され、図6
Dに示されるように、研磨されたシリコン表面618および一体式の充填された
アイソレーション用トレンチ620を有するシリコンウエハ602を形成する。
平坦化は、上述したような堆積およびエッチバックまたは、化学機械研磨により
行われる。
【0062】 この際、集積回路と回路素子とは公知の方法によって製造される。図6Eに示
されるように、アイソレーションセグメント620の位置は集積回路から離れて
おり、その存在が回路製造プロセスに影響を与えない。集積回路は、サンプル接
合624に接続されて示された金属パッド622を組み込んでいる。また回路製
造のあいだに、絶縁性パッシベーション層626およびコンタクト領域628が
形成される。パッシベーション層626は、ミクロ加工デバイスの絶縁体として
使用されるかまたは、同様に堆積された絶縁体と置きかえられる。さらにプロセ
スは図5E〜5Hに説明されるように進行する。図6Fにおいて、ビア630と
632とはレジスト634中で形成され、絶縁体626を介して転写され、集積
回路金属パッド622およびコンタクト領域628を露光する。レジストが除去
されたあとに、好ましくはアルミニウムの金属層636は、図6Gに示されるよ
うにスパッタリングで堆積され、集積回路金属パッド622と表面638で接触
し、シリコンビームコンタクト領域628と表面640で接触する。図6Hにお
いて、金属はフォトレジスト層644、ウエット化学または反応性イオンエッチ
ングを使用して領域642で粗くパターニングされる。ミクロ加工ビーム構造6
46は図6Iにおいて、レジストパターニング構造層648および図1、2、5
で説明した一連のエッチングおよびパッシベーション工程を使用することにより
、形成される。得られるビーム構造は基板602上に固定されないで形成されて
おり、かつ、充填されたアイソレーション用トレンチ620によってシリコン基
板および集積回路から電気的に分離されている。
【0063】 以上、本発明の好ましい実施態様を説明したが、以下の請求の範囲内で、本発
明の精神およびその範囲から逸脱することなく数多くの変更と変形とを行うこと
ができることは当業者の当然とするところである。
【図面の簡単な説明】
【図1A〜図1H】 本発明の基本トレンチアイソレーションプロセスを概
略的に示す。
【図2A〜図2I】 基本プロセスを示す。
【図3】 開放されたミクロ構造上のアイソレーションセグメントおよび金
属導電層を示す顕微鏡写真を示す。
【図4】 基本プロセスから生じる多数レベル相互接続を示す。
【図5A〜図5H】 アイソレーションミクロ構造を集積回路に形成する方
法を示す。
【図6A〜図6I】 ミクロ構造を集積回路に適用する他の方法を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケビン・エイ・ショー アメリカ合衆国14850ニューヨーク州イサ カ、ウォース・ストリート104番 (72)発明者 ラッセル・ワイ・ウェブ アメリカ合衆国14850ニューヨーク州イサ カ、サウス・オールバニー・ストリート 412番、アパートメント5 (72)発明者 ブライアン・ダブリュー・リード アメリカ合衆国14850ニューヨーク州イサ カ、カユーガ・パーク・ロード106番 (72)発明者 ノエル・シー・マクドナルド アメリカ合衆国14850ニューヨーク州イサ カ、ハイランド・ロード515番 (72)発明者 ティモシー・ジェイ・デイビス アメリカ合衆国14886ニューヨーク州トル ーマンズバーグ、ステイト・ルート96、 2283番 Fターム(参考) 4M112 BA07 BA10 CA22 CA32 CA34 DA02 DA03 DA06 EA03 EA06 EA11 FA07 5F032 AA37 AA39 AA44 AA45 AA46 AA77 AC02 BA01 BB08 DA04 DA23 DA26 DA74 DA78

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハ中にアイソレーション用トレンチを形成する工程と、 絶縁性材料を前記アイソレーション用トレンチに充填する工程と、 前記ウエハ中に、前記アイソレーション用トレンチを組み込む少なくとも1つ
    の開放されたミクロ加工ビームを形成し、これにより前記絶縁性材料を前記ビー
    ムを介して完全に拡げる工程とを含む電気的アイソレーション用セグメントを組
    み込むミクロ構造の製造プロセス。
  2. 【請求項2】 前記アイソレーション用トレンチを形成する工程が、 酸化物がコートされたシリコンウエハ上にアイソレーション用トレンチのパタ
    ーンを規定する工程と、 前記パターンを前記酸化物に転写する工程と、 前記ウエハを前記酸化物中の前記パターンを介してエッチングし、前記アイソ
    レーション用トレンチを形成する工程とを含む請求項1に記載のプロセス。
  3. 【請求項3】 前記ウエハの前記エッチングを制御して、凹状プロフィール
    を有するアイソレーション用トレンチを形成する工程をさらに含む請求項2に記
    載のプロセス。
  4. 【請求項4】 前記アイソレーション用トレンチを充填する工程が、前記ウ
    エハを熱酸化する工程を含む請求項3に記載のプロセス。
  5. 【請求項5】 前記アイソレーション用トレンチを充填する工程が、化学気
    相堆積法によって絶縁性材料を堆積する工程を含む請求項3に記載のプロセス。
  6. 【請求項6】 前記アイソレーション用トレンチを充填する工程が、前記ウ
    エハを熱酸化する工程を含む請求項1に記載のプロセス。
  7. 【請求項7】 前記アイソレーション用トレンチを充填したあとに、前記ウ
    エハを平坦化する工程をさらに含む請求項1に記載のプロセス。
  8. 【請求項8】 前記平坦化工程が、粘性材料を前記ウエハに塗布し、前記粘
    性材料をエッチバックして小さな凹凸を滑らかにする工程を含む請求項7に記載
    のプロセス。
  9. 【請求項9】 前記アイソレーション用トレンチを形成するためのマスクと
    して働くように、絶縁層を前記ウエハ上に形成する工程をさらに含む請求項7に
    記載のプロセス。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つのミクロ加工ビームを形成する工程が、 材料層によって前記ウエハの前記絶縁層をコートする工程と、 前記金属および前記絶縁層をパターニングおよびエッチングして、開放される
    べきビームを規定する工程と、 前記パターニングされた金属層を介して前記ウエハをエッチングして、前記ミ
    クロ加工ビームに対応するメサを形成する工程と、 前記メサをさらにエッチングしてそれをカットオフし、開放されたミクロ加工
    ビームを形成する工程とを含む請求項9に記載のプロセス。
  11. 【請求項11】 前記金属層でコーティングして前記金属を前記開放された
    ビームに接触させる前に、開放されるべきビームに前記絶縁層中に少なくとも1
    つのビアを形成する工程をさらに含む請求項9に記載のプロセス。
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