JP2002507684A - ブレーキおよび保持機能を有するモータビークルヒンジ - Google Patents

ブレーキおよび保持機能を有するモータビークルヒンジ

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JP2002507684A
JP2002507684A JP2000538111A JP2000538111A JP2002507684A JP 2002507684 A JP2002507684 A JP 2002507684A JP 2000538111 A JP2000538111 A JP 2000538111A JP 2000538111 A JP2000538111 A JP 2000538111A JP 2002507684 A JP2002507684 A JP 2002507684A
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ブリュックナー,ロター
マグヌス,ニールス
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エー・デー・シャルベヒテル・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
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    • E05D11/082Friction devices between relatively-movable hinge parts with substantially radial friction, e.g. cylindrical friction surfaces
    • E05D11/084Friction devices between relatively-movable hinge parts with substantially radial friction, e.g. cylindrical friction surfaces the friction depending on direction of rotation or opening angle of the hinge
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Abstract

(57)【要約】 この発明はブレーキおよび保持機能を有するモータビークルのドアヒンジに関し、このヒンジはドアアセンブリ部分、ドアまたはドア柱に取付けられ得る第1のヒンジハーフ(1)と、他方のドアアセンブリ部分に取付けられ得る第2のヒンジハーフ(2)と、2つのヒンジハーフ(1、2)を蝶番式に旋回するように接続する、中実な材料からなるヒンジピン(3)とからなる。このヒンジピン(3)は1方のヒンジハーフ(2)のガジョン(5)に回転式に固定するよう接続され、他方のヒンジハーフ(1)のガジョン(4)にすきまばめされる。前記ヒンジピンの断面の湾曲(7)はまた、少なくとも特定のガジョン(4)に関連するヒンジピンの縦方向の部分(6)にわたって真円から外れており、これはヒンジピンがすきまばめされているヒンジハーフのガジョンのガジョン口径の相補的な構成に対応する。ヒンジの耐用期間全体にわたり、一定のドア開放角をもってブレーキおよび保持力を一定に保つため、ヒンジピンがすきまばめされたガジョン(4)のガジョン口径の両端がヒンジピンに関して蒸気密で密封される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 ブレーキおよび保持機能を有するモータビークルヒンジは、ドアアセンブリ部
分、ドアまたはドア柱に取付けることのできる第1のヒンジハーフと、ドアアセ
ンブリの他方部分に取付けることのできる第2のヒンジハーフと、2つのヒンジ
ハーフを互いに蝶番式に旋回できるよう接続し、一方のヒンジハーフのガジョン
に回転式に確実に接続され、他方のヒンジハーフのガジョンにすきまばめされた
、中実な材料から作られたヒンジピンとからなり、このヒンジピンはそれがすき
まばめされている方のヒンジハーフのガジョン孔の相補的な設計とともに、少な
くともこのガジョンに割当てられた部分の縦の領域にわたってその断面が真円形
から外れた丸いプロファイルを有する。
【0002】 この手法ではめられたモータビークルのドアヒンジは、保持および固定機能を
生じ得る点で特に特徴づけられる。従来この機能は、ビークルのドアを部分的に
開く範囲、すなわち通常20から70°の開放角範囲でブレーキおよび固定する
ための、特殊な構成要素から作られたドアストップによって行なわれていた。ド
ア装置に依存し、したがってドアの重さにも依存して50Nおよびそれ以上の力
を必要とするこの保持および固定機能は、ヒンジピンが、それがすきまばめされ
ているヒンジハーフのガジョンのガジョン孔の相補的な設計とともに、真円形か
ら外れた丸い断面プロファイルを有するという事実からもたらされるものであっ
て、このプロファイルは2つのヒンジハーフが相互に蝶番式に旋回するとき、ヒ
ンジピンの直径の、さらにガジョン孔にも任意にある曲線的なずれが互いにぶつ
かり、2つの部分すなわちガジョンまたはヒンジピンのうち少なくとも1つ、好
ましくはガジョンの壁の厚み部分に弾性変形を起こさせるようになっている。こ
の場合の変形する力は、少なくともヒンジピンの曲線的なずれの幾何学上の位置
によって定められる、部分的に開いた選択位置でモータビークルのドアが動かな
いようにするためのブレーキおよび保持の力として用いられる。さまざまな理由
から、たとえばドアが車庫の壁に当たることを防ぐために、予め定められた部分
的に開いた位置でのドアの保持点が正確に観察されることはモータビークルのド
アにとって非常に重要である。純粋な理論からは離れ、ドアを特定の部分的に開
いた位置にブレーキし動かないようにするためのブレーキおよび保持力をその合
計が生じさせる力は、部分的には単に材料の弾性変形の際の変形動作によるもの
であるが、また部分的にはともに相互作用する表面の相対的な動きの間に生じか
つこれらの表面の組成にかなりの部分が依存する、摩擦力によるものもある。ド
アの選択された保持点が常に信頼性をもって保たれるためにはまた、ヒンジの耐
用期間を通じてこの目的に用いられる力の生産に必要なものが変わらないこと、
またはあらゆる場合に実質的に変わらないことが確実でなければならない。
【0003】 モータビークルのドアヒンジは大量生産される物品であり、廉価にて、または
少なくとも相応の値段で生産できるだけでなく、これらは一方ではビークルの動
作状況に応じて非常に大きな温度変動に晒され、また他方では車体の一部として
その多くの部分が環境的な影響に晒される。非常に大きな温度変化が起こると間
隙の幅が変わる可能性があり、これらは可逆的であるとはいえ、その結果特にヒ
ンジのベアリング装置に異物が入ることがある。通常、ヒンジピンのベアリング
装置に顆粒状の異物、ある程度の埃および比較的きめの粗い汚れが入ることは、
段差のあるヒンジピン部分、またはシムおよびその類似品など、いずれにしても
ヒンジに通例存在する手段によってその大部分が防がれているが、公知のタイプ
のヒンジには、空気中に散在する微細な混入物がヒンジピンのベアリング装置に
入るのに障害となるものはない。こうした混入物は浸透してきた凝結水または蒸
気と結びついて活性な水を形成し、金属表面を攻撃し得ることがよく知られてい
たにもかかわらず、ヒンジベアリング装置中のこうした混入物の存在は特別に重
要視されていなかった。
【0004】 ヒンジピンのヒンジ表面と、これと摺動して相互作用するガジョンとの動作中
に弾性範囲内で材料の変形を強いるような、材料の弾性変形によってブレーキお
よび保持力を生成することに関わる場合は、ヒンジベアリング装置中の活性な水
またはその類似物の存在は非常に深刻な重大性を有する。
【0005】 このタイプのモータビークルのドアヒンジの場合、保持力として用いることの
できる材料の変形を起こさせるために互いに相互作用するヒンジピンおよびガジ
ョン孔の表面領域は、ある頂点まで徐々に上向きに傾斜するように設計され、ヒ
ンジピンおよびガジョン孔が相互作用する表面領域の上向きの傾斜の頂点によっ
て予め定められた保持点、または予め定められた部分的に開いた位置に至るまで
、材料の変形すなわち保持力がドアの開閉に伴って増加し、材料の最大限の変形
すなわち最大の保持力が得られるこの位置でドアが動かないように固定されるよ
うになっている。
【0006】 ここで出発点となるのは、ドアを止めて動かないようにするために必要とされ
る各々のドアを阻止する力は最初から定めることができる大きさを有しており、
ブレーキおよび保持手段はこの阻止力をヒンジの耐用期間全体を通じて継続的に
特定のドア開放角に対して得られるように構成しなければならないことである。
ドアを止めて動かないようにするために必要な阻止力は、ここに述べるタイプの
ヒンジの場合には、比較的わずかな程度ではあっても当然部分的には相互作用す
る表面間の摩擦力によって与えられ、生じる摩擦力の大きさは直接相互作用する
表面の組成に非常に大きく依存する。特に、表面が粗くなるにつれて表面の相互
作用から生じる摩擦力は大きくなる。時間とともに起こる損傷、特に相互作用す
る表面の表面組成の損傷は、活性な水の作用によって表面が粗くなったために起
こることがあり、その結果必然的に摩擦力がかなり増加するが、その増加量は個
々の場合に対して予測不可能であり、その結果ドアを動かないようにするために
必要な阻止力の達成が早まり、したがってドアが予め定められた保持位置に達す
る前に停止してしまったり、またそこにかける力を増さないとドアを完全に開い
たり閉じたりすることができなくなる。ドアの予め定められた保持点を常に正確
に保つことに関する、これまで克服できなかったこの不確実性が、最初に述べた
タイプのヒンジの実用的な使用の障害となっていた。
【0007】 したがってこの発明は、ヒンジの耐用期間にわたって一定のドア開放角で一定
のブレーキおよび保持力を確実に適用できるように、最初に述べたタイプのモー
タビークルのヒンジをさらに改善するという目的に基づく。
【0008】 この発明に従うと、ヒンジピンがすきまばめされるガジョンの孔の両端をヒン
ジピンに関して蒸気密の態様で密封することにより、この目的は達成される。ガ
ジョン孔をヒンジピンに関して蒸気密シールすることによって、特に空気中に散
在する非常に細かい混入物さえもヒンジベアリング装置中に入ることができなく
なり、特に保持力として用い得る材料の変形を生じさせるために相互作用するよ
うに徐々に上向きに傾斜するよう設計された、ヒンジピンおよびガジョン孔の表
面領域に入ることができなくなり、その結果、相互作用する表面の組成に悪影響
を与えるかまたは変化を起こす活性な水または類似媒質の形成が妨げられる。加
えて蒸気密シールは、比較的高温の作用下でもヒンジベアリング装置中に存在す
る腐食を遅らせる媒質または潤滑剤の蒸発を防ぐという利点をも有する。最後に
蒸気密シールはまた、腐食を遅らせる媒質がたとえ蒸発しやすい媒質であっても
、そのある量をヒンジベアリング装置中に貯蔵できる可能性を与える。
【0009】 ヒンジベアリング装置の蒸気密シールの構造設計に関しては原則として4つの
異なるタイプが与えられ、まず最初に、半径方向のプレストレス下にある柔らか
い材料のシールによる、ヒンジピンに関するガジョン孔のシールが挙げられる。
しかし、軸方向のストレス下にあるシール要素による、ヒンジピンに関するガジ
ョン孔のシールの設計形もまた同等に有利に実現され得る。さらに、多くの使用
形態において、特にラビリンスシールの形の無接触シールも推奨され得る。
【0010】 最後に、ヒンジピンに関するガジョン孔の効果的なシールの別の設計形は、ヒ
ンジピンがすきまばめされるヒンジハーフの少なくともヘッドローラにはまる被
覆を与えることを含む。
【0011】 しかし実際の使用においては、ガジョン孔の一方端と他方端とで設計の異なる
シール手段を用いるという意味で、上述の設計原理のうちの2つを用いることに
よってヒンジピンに関するガジョン孔の蒸気密シールを実現することがしばしば
好都合である。
【0012】 実施例の好ましい形においては、蒸気密シールのための設備はヒンジピンおよ
び/またはガジョン壁のヒンジ軸に対して半径方向の変形によって、少なくとも
片側に形成されてもよい。ヒンジピンの半径方向の変形は特にヒンジピンの自由
端に割当てられたガジョン孔の端に与えられることが好都合であり、適切な設計
が与えられればヒンジピンに対するリベットを形成するための半径方向の変形と
同時に行なうことができる。
【0013】 この形の実施例の第1の有利な発展において、蒸気密シールのための設備はさ
らに、ヒンジピンの自由端のヒンジ軸に対して半径方向に向けられる変形ととも
に、ヒンジ部分の端側に対し軸方向に固定される端部座金によって形成される。
【0014】 この形の実施例のさらに有利な発展において、蒸気密シールのための構造は、
さらに、ガジョンまたはヒンジ部分の端側に対して軸方向に固定される端部座金
によって、かつ、好ましくはヒンジピンの自由端のヒンジ軸線に対して半径方向
に向く変形部とともに、カラー型ブッシングとして設計されたベアリングブッシ
ングの半径方向のカラーをクランプすることによって形成できる。ヒンジピンの
半径方向の変形の代わりに、たとえば端部がねじ山をつけたステムとして設計さ
れた、ヒンジピンの自由端に配置されたナットなどによる軸方向のねじ接続が、
端部座金またはカラー型ブッシングのカラーなどの軸方向のシール手段に対して
必要とされるベアリング圧力を生成するために設けられてもよい。
【0015】 ヒンジピンの少なくとも1つの対応する半径方向の突出とともに、またはヒン
ジ部分の端側に対して固定された端部座金の使用とともに、プレストレス下でガ
ジョンまたはヒンジピンがすきまばめされたヒンジ部分の端側に載置される柔ら
かい材料のシールによって形成される、蒸気密シールの設計の変更形のための設
備が提供され得る。
【0016】 実現例の第2の有利な形において、蒸気密シールのための設備は無接触シール
手段によって形成され、蒸気密シールに対する無接触シール手段は好ましくはラ
ビリンスシールによって形成される。
【0017】 特に取外し可能なヒンジに対して有利な、この形の実現例の実用的設計形にお
いて、ラビリンスシールのための設備は、一方端ではヒンジピンの自由端に配置
されヒンジピンと同軸のカラーを有するキャップによって形成され、他方端では
ヒンジピンの半径方向の突出にはまるヒンジピンと同軸のカラーによって形成さ
れ、各々の場合に軸方向の環状溝が、ガジョンまたはヒンジピンがすきまばめさ
れるヒンジハーフのヒンジ部分の端面において、特定のカラーに対して割当てら
れる。
【0018】 加えて、無接触シール手段の使用に匹敵する、ヒンジピンの自由端に割当てら
れたヒンジ部分の側の配置に適した有利な形の実現例において、蒸気密シールの
ための設備はヒンジピンがすきまばめされたヒンジ部分の自由端面にはまり、密
封する態様でヒンジハーフの側面に載置されるキャップによって一方の側に形成
されてもよい。
【0019】 最後に、実現例の特定の形に従い、蒸気密シールのための設備はまた両方のヒ
ンジハーフのヒンジ部分の周囲にはまりいずれの場合も密封する態様でヒンジ板
に載置される閉じたベローズによって形成され得る。
【0020】 この発明の詳細を、図面に例示されたいくつかの例示的な実施例を参照する例
によって以下に説明する。
【0021】 図面に例示されたモータビークルのドアヒンジの各々は、1方のドアアセンブ
リ部分、ドアまたはドア柱に取付けられ得る第1のヒンジハーフ1と、他方のド
アアセンブリ部分に取付けられ得る第2のヒンジハーフ2と、2つのヒンジハー
フ1および2を互いに蝶番式に旋回するように接続するヒンジピン3とからなる
。すべての例示的な実施例において、図面に例示されるモータビークルのドアヒ
ンジは分離できるヒンジとして設計され、各々の場合において2つのヒンジハー
フ1および2の各々は1つのガジョン4または5のみを有する。さらにヒンジは
いずれの場合も、少なくとも1つの選択された開放角領域において連続的に増加
し、ドアがさらに開こうとする動きに対する障害となるブレーキおよび保持力を
得るための、ヒンジピンの半径方向に突出する曲線的なずれと、ガジョン孔の相
補的な断面形とを含む、一体化された装置を備える。この場合、ヒンジピン3は
第1のヒンジハーフ1中に、第1のヒンジハーフ1のガジョン4に届くその縦方
向の領域の部分6にわたって回転できるよう取付けられており、これは半径方向
に突出する曲線的なずれ7を有し、これに対してガジョン孔の相補的な断面形が
割当てられる。ヒンジピン3はその縦の部分6の両側に、その各々が正確に円筒
形の周を有する縦方向の部分を有し、そこを通じてヒンジピンは、カラー型ブッ
シング14および16として設計されメンテナンス不要のベアリング材料から作
られたベアリングブッシングによって、遊びのない回転できる態様でガジョン4
に導かれる。
【0022】 ヒンジピン3はさらに第1のヒンジハーフ1のガジョン4の軸方向の移動に対
し動かないように配置され、この軸方向の移動に対するヒンジピン3の固定は一
方で半径方向の突出43により形成され、他方では配置された固定手段44によ
って形成される。ヒンジピン3は軸方向に向けられたスクリューボルト45によ
って第2のヒンジハーフ2のガジョン5中に回転式に固定され、スクリューボル
ト45はヒンジピン3と係合してヒンジハーフ2のヒンジ部分の自由端面上に載
る。
【0023】 図面中に例示されたすべての実施例において、ヒンジハーフ1に納められたヒ
ンジベアリング装置は外部に対して蒸気密手法でシールされる。
【0024】 図1に例示された実施例において、ヒンジピン3はその縦の部分6の両側に、
いずれも正確に円筒形の周を有する縦方向の部分を有し、これを通じて、カラー
型ブッシング14および16として設計されメンテナンス不要のベアリング材料
から作られたベアリングブッシングによって、遊びのない回転できる態様でガジ
ョン6に導かれる。ヒンジベアリング装置の蒸気密シールは、ガジョン孔11の
、ヒンジピン3の自由端に割当てられたほうの端部に、ヒンジピン3の半径方向
の変形が設けられることによって形成され、この変形は半径方向に位置決めされ
たカラー13またはカラー型ブッシング16にはまり、ヒンジピン3の半径方向
の変形12は同時に、ガジョン4に対してヒンジピン3を軸方向に固定するため
特にリベットとして設計され、ヒンジピン3を軸方向の移動に対して動かないよ
うにする手段の一部を形成する。ガジョンの端面17に関してヒンジピン3のリ
ベット12からくる軸方向のプレストレスの結果、カラー型ブッシング14の半
径方向に位置決めされたカラー15もまたヒンジピンの半径方向の突出とガジョ
ンの関連する端面18との間で固定され、その結果2つのカラー型ブッシング1
4および16のカラーの軸方向の固定によってヒンジベアリング装置の完全な蒸
気密シールが得られる。
【0025】 図2に従った実施例において、ヒンジベアリング装置の蒸気密シールはガジョ
ン4の2つの端面17および18に対するそれぞれの端部座金19の軸方向の固
定によって得られ、この2つの端面17および18に対する端部座金の軸方向の
固定は、ヒンジピン3をガジョン4に関して同時に軸方向に固定することによっ
てもたらされ、ヒンジピン3の軸方向の固定はヒンジピン3の自由端のリベット
12によって得られる。
【0026】 図3に従った実施例において、ヒンジピン3の自由端に割当てられた側のガジ
ョン4のヒンジベアリング装置の蒸気密シールは、ガジョン4の端面17に対す
るシール座金21の軸方向の固定によって得られ、ガジョン4の反対側では、ヒ
ンジピンの半径方向の突出部とガジョンの関連する端面18との間に、カラー型
ブッシング16の半径方向に位置するカラー15をクランプすることによって得
られる。シール座金21の軸方向の固定はまた、ヒンジピン3のリベットを形成
する半径方向の変形12によってもたらされる。
【0027】 図4に従った設計型は以下の事実から図3に従うものとは基本的に異なる。す
なわち、ガジョン4の、ヒンジピン3の自由端に割当てられた側において、蒸気
密シールは柔らかい材料のシール22がシールリップ23とともにプレストレス
下でガジョン4またはヒンジ部分の端側に載置されることによって形成され、こ
の柔らかな材料のシール22は、ビード23と環状溝24とによってヒンジピン
3に対し支持されている。
【0028】 図5および図6に例示された実施例は、無接触密封手段によって全体的または
少なくとも部分的に構成されたヒンジベアリング装置の蒸気密シールに基づいて
おり、いずれの場合も蒸気密シールのための無接触密封手段はラビリンスシール
によって形成される。図5に従った実施例において、第1のラビリンスシールは
、一方端にヒンジピン3の自由端上に密封する態様により配置された、ヒンジピ
ンと同軸のカラー25を有するキャップ26を含み、他方端にはヒンジピン3の
自由端に割当てられたガジョン4の端面中に配置された軸方向の環状溝27を有
し、この溝の幅はヒンジピン3上に配置されたキャップ26の材料の多様な厚み
に対応する。第2のラビリンスシールはその一方端に、ヒンジピン3の半径方向
の突出にはめられた、ヒンジピン3と同軸のカラー28と、ガジョン4の関連す
る端面中で前記カラーに割当てられた軸方向の環状溝29とを含み、図6の例示
から詳細に示される通り、環状溝29の幅もまたカラー28の材料の多様な厚み
に対応する。
【0029】 図7に例示した変更を加えた実施例において、ヒンジピン3の自由端に割当て
られた側のガジョン4における蒸気密シールは、ガジョン4の自由端面上にはま
るキャップ30によって形成され、密封する態様によってヒンジハーフ1の側面
40に載置される。図6のラビリンスシールに対応するラビリンスシールがガジ
ョン4の反対端側に与えられる。
【0030】 図8および図9に例示された実施例において、蒸気密シールは両方のヒンジハ
ーフ1および2のヒンジ部分、特にガジョンのまわりにはまる閉じたベローズ3
3によって形成され、いずれの場合もシール手段でヒンジ板31および32に載
置される。この装置において、ベローズ33はいずれの場合も密封する態様によ
って、ヒンジ板の根元の領域において、シールリップ34を通じて2つのヒンジ
ハーフ1および2に載置される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ブレーキおよび保持機能を備える取外し可能なモータビークルの
ドアヒンジの第1の実施例を示す縦断面図である。
【図2】 ブレーキおよび保持機能を備える取外し可能なモータビークルの
ドアヒンジの第2の実施例を示す縦断面図である。
【図3】 ブレーキおよび保持機能を備える取外し可能なモータビークルの
ドアヒンジの第3の実施例を示す縦断面図である。
【図4】 ブレーキおよび保持機能を備える取外し可能なモータビークルの
ドアヒンジの第4の実施例を示す縦断面図である。
【図5】 ブレーキおよび保持機能を備える取外し可能なモータビークルの
ドアヒンジの、無接触シール手段を備える実施例を示す縦断面図である。
【図6】 図5の一部分を拡大して示す図である。
【図7】 ブレーキおよび保持機能を備え、無接触シール手段が与えられた
、取外し可能なモータビークルのドアヒンジの変更を加えた実施例を示す縦断面
図である。
【図8】 両方のヒンジハーフのヒンジ部分のまわりにはまり、いずれの場
合も密封する態様でヒンジ板に載置される閉じたベローズを備えた、取外し可能
なモータビークルのドアヒンジを示す、部分的に切断した透視図である。
【図9】 図8に従ったモータビークルのドアヒンジの一部を示す図である
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 マグヌス,ニールス ドイツ連邦共和国、デー−42859 レムシ ャイト、アウグストシュトラーセ、30・ア ー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキおよび保持機能を有するモータビークルヒンジであ
    って、ドアアセンブリ部分、ドアまたはドア柱に取付け得る第1のヒンジハーフ
    と、他方のドアアセンブリ部分に取付け得る第2のヒンジハーフと、中実な材料
    から作られた、2つのヒンジハーフを互いに蝶番式に旋回できるよう接続する、
    一方のヒンジハーフのガジョンに回転式に固定して接続されるとともに他方のヒ
    ンジハーフのガジョンにすきまばめされるヒンジピンとからなり、ヒンジピンは
    、それがすきまばめされるヒンジハーフのガジョン孔の相補的な設計とともに、
    少なくともこのガジョンに割当てられる縦の領域の部分にわたってその断面に真
    円形から外れた曲線的なプロファイルを有し、さらにヒンジピンがすきまばめさ
    れるガジョン孔の両端がヒンジピンに関し蒸気密の態様で密封されることを特徴
    とする、モータビークルヒンジ。
  2. 【請求項2】 ヒンジピンに関するガジョン孔の蒸気密シールが、半径方向
    のプレストレス下にある柔らかい材料のシールによって形成されることを特徴と
    する、請求項1に記載のモータビークルヒンジ。
  3. 【請求項3】 ヒンジピンに関するガジョン孔の蒸気密シールが、軸方向の
    ストレス下にあるシール要素によって形成されることを特徴とする、請求項1に
    記載のモータビークルヒンジ。
  4. 【請求項4】 ヒンジピンに関するガジョン孔の蒸気密シールが、ヒンジピ
    ンがすきまばめされるヒンジハーフの少なくともヘッドローラ上にはまる被覆に
    よって形成されることを特徴とする、請求項1に記載のモータビークルヒンジ。
  5. 【請求項5】 蒸気密シールはヒンジピンおよび/またはガジョン壁の変形
    によって少なくとも1つの側に形成され、この変形はヒンジ軸に関して半径方向
    に向けられることを特徴とする、請求項1または3に記載のモータビークルヒン
    ジ。
  6. 【請求項6】 蒸気密シールはヒンジ部分の端側に対して軸方向に固定され
    る端部座金によってヒンジピンの自由端の変形を伴って形成され、この変形はヒ
    ンジ軸に関して半径方向に向けられることを特徴とする、請求項1または3に記
    載のモータビークルヒンジ。
  7. 【請求項7】 蒸気密シールは、ヒンジ部分の自由端に対して軸方向に固定
    される端部座金によって、かつ、ヒンジ軸線に関して半径方向に向くヒンジピン
    の自由端の変形部とともに、カラー型ブッシングとして設計されたベアリングブ
    ッシングの半径方向のカラーをクランプすることによって形成されることを特徴
    とする、請求項1または3に記載のモータビークルヒンジ。
  8. 【請求項8】 蒸気密シールは、プレストレス下でヒンジピンがすきまばめ
    されたヒンジ部分の端側に載置される柔らかい材料のシールによって形成される
    ことを特徴とする、請求項1または3に記載のモータビークルヒンジ。
  9. 【請求項9】 蒸気密シールは無接触シール手段によって形成されることを
    特徴とする、請求項1または3に記載のモータビークルヒンジ。
  10. 【請求項10】 蒸気密シールのための無接触シール手段はラビリンスシー
    ルによって形成されることを特徴とする、請求項1または3に記載のモータビー
    クルヒンジ。
  11. 【請求項11】 ラビリンスシールは、一方端ではヒンジピンの自由端上に
    配置された、ヒンジピンと同軸のカラーを有するキャップによって形成され、他
    方端ではヒンジピンの半径方向の突出にはめられた、ヒンジピンと同軸のカラー
    によって形成され、各々の場合に軸方向の環状溝が、ヒンジピンがすきまばめさ
    れたヒンジハーフのヒンジ部分の端面において特定のカラーに対して割当てられ
    ることを特徴とする、請求項1または3に記載のモータビークルヒンジ。
  12. 【請求項12】 蒸気密シールはヒンジピンがすきまばめされたヒンジ部分
    の自由端面にはめるキャップによって一方の側に形成され、密封する態様でヒン
    ジハーフの側面に載置されることを特徴とする、請求項1または3に記載のモー
    タビークルヒンジ。
  13. 【請求項13】 蒸気密シールは両方のヒンジハーフのヒンジ部分にはめる
    閉じたベローズによって形成され、いずれの場合も密封する態様でヒンジ板に載
    置されることを特徴とする、請求項1または3に記載のモータビークルヒンジ。
JP2000538111A 1998-03-26 1999-01-28 ブレーキおよび保持機能を有するモータビークルヒンジ Withdrawn JP2002507684A (ja)

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