JP2002505984A - 飲料容器 - Google Patents

飲料容器

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JP2002505984A JP2000535563A JP2000535563A JP2002505984A JP 2002505984 A JP2002505984 A JP 2002505984A JP 2000535563 A JP2000535563 A JP 2000535563A JP 2000535563 A JP2000535563 A JP 2000535563A JP 2002505984 A JP2002505984 A JP 2002505984A
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    • B65D47/00Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
    • B65D47/04Closures with discharging devices other than pumps
    • B65D47/20Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
    • B65D47/26Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with slide valves, i.e. valves that open and close a passageway by sliding over a port, e.g. formed with slidable spouts
    • B65D47/261Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with slide valves, i.e. valves that open and close a passageway by sliding over a port, e.g. formed with slidable spouts having a rotational or helicoidal movement

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Abstract

(57)【要約】 積み重ね可能なカップ(12)と、積み重ね可能なカバー(14)と、前記カバーを前記カップに対し選択的に実質的液体密封状に固定する共同のねじ形(32、34)を有する飲料容器(10)が開示されている。前記カバー(14)が飲料の小出し開口を有し、さらに飲料容器(10)の中の飲料が前記開口から流れ出ないように閉じるか、または飲料を選択的に前記開口から注ぎ出すかまたは前記開口から飲むため前記開口を開くか、選択的に作動できる蓋(16)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の背景 発明の分野 本発明は飲料容器に関し、特に飲料のファウンティン・ディスペンサ(founta
in dispenser)で容器に多量の飲料を充填し、密封し、次に搬送目的や飲む目的
で使用することができる特殊な構造のディスペンサに関する。
【0002】 ファウンティンディスペンサに使用する飲料容器は従来広範囲の大きさと形状
で提供されてきた。飲料のファウンティンディスペンサはしばしば、車中や遠隔
地で消費するため搬送できるよう、カウンター作業員や消費者が容器に飲料を満
たすファストフードの飲食店で使用されている。消費者が一旦飲食店を立ち去る
と飲料容器を再充填することはできないので、消費者に、一般的な8オンスまた
は12オンスのカップより容量の大きい容器を提供することがしばしば望ましい
。容器はその大きさに関係なく操作が容易であり搬送可能でなければならないが
、容器は搬送中に動揺するので実質的に液体密封性でなければならない。またこ
の容器は、さらにファウンティンで容易に充填され、つぎに消費者により特殊な
器具を使用することなく迅速容易に流体密封状に密封されなければならない。も
ちろん、この容器は通常使い捨てであるから比較的廉価でなければならない。
【0003】 従来、ファウンティンディスペンサに使用される飲料容器は、適合したスナッ
プオン式(snap-on)蓋を有し、蝋紙またはプラスチック材料で作られてきた。 スナップオン式蓋は通常安全な連結部を備えていたが、液体密封性は有していな
かった。さらに、従来のスナップオン式蓋は、容器を魅力的にしたり、容積を増
大させたりせず且つそこから飲むことは困難であった。
【0004】 スナップオントップ(snap-on top )を使用した従来提案のファウンティン容
器が例えば米国特許第383,038号、米国特許第5,427,269号、米
国特許第5,433,337号、米国特許第4,508,235号に開示されて
いる。
【0005】 本発明の目的は消費者により飲料ファウンティンで容易に充填され且つ液体密
封状に閉止または再閉止されることができる飲料容器を提供することにある。
【0006】 本発明の別の目的は構造が比較的に簡単で、飲料カップとカバーとの間に液体
密封性を有し、且つ製造コストが経済的な飲料容器を提供することにある。
【0007】 本発明の別の目的は多量の液体を液体密封状に収容し且つそこから飲むのに好
都合である飲料容器を提供することである。
【0008】発明の概要 本発明により、カップと該カップに使用するほぼドーム状のカバーとを有する
飲料容器が得られる。カバーとカップの両者はファウンティンディスペンサの近
くに貯蔵するのに便利なように、他のカバーおよびカップと積み重ねできるよう
に作られている。カバーは上方に突出した開放頸部を有し、且つ飲料をカップか
ら小出しすることができるよう選択的に開閉する蓋を頸部に回転自在に取り付け
てある。カバーとカップは共同作用するねじ装置を備え、このねじ装置によりカ
バーをカップに対し選択的に実質的な液体密封状態に固定することができる。こ
のねじ装置はカバーおよびカップにシール(密封装置)を形成するための共同傾
斜面を有し、カバーがカップ上の限界位置までねじ込まれるとき該カバーに衝突
して静止するストップ装置をカップに設け、これにより上記両傾斜シール面を互
いに適正に配置して良好なシールを形成するようになっている。
【0009】 本発明の上記目的およびその他の目的と特徴および効果は、次の実施の形態に
関する詳細な説明を添付図面と関連して読むことにより明らかとなる。
【0010】詳細な説明 図面を詳細に参照すれば、最初に図1には本発明により作られた飲料容器10
が開示されている。この飲料容器はカップ12、ドーム状カバー14、該カバー
の蓋16を有する。これらの部品は図6に更に詳細に図示され、カップ12は開
放上端20、周囲側壁22、底部24を含んでいる。周囲側壁22は第1上区画
25と下区画26を有する。これらの側壁区画25、26はカップの頂部から底
にかけて僅かに傾斜している。しかし、側壁区画25の下端は側壁区画26の上
端より大径である。これらの側壁区画25、26は業界公知の一体的段部28に
より接続されている。もちろん、カップ12の形状はその作用に実質的な影響を
与えずに希望の形状にすることができるが、図示の特定の形状が、多量の液体(
32オンス)を普通の車両用カップホルダーに保持するため最適の作用をするも
のと考えられる。よって、図示の特定の形状において、下部側壁区画26の直径
は現在殆どすべての自動車に使用されている普通の飲料用カップホルダーに嵌合
するようになっている。下部側壁区画26はカップを固定するため、これらの車
両用カップホルダーへの嵌合作用を遂行させる寸法を有し、また周囲側壁22は
前記カップホルダーにより強引に拘束されることなく、カップの容積を大きくす
る作用を提供する。カップの高さは、普通のファウンティンディスペンサの下に
簡便に置いて飲料を充填できるような寸法に選ばれる。
【0011】 カップ12の上端20は、例えば図4に示すように、カップから横方向に出っ
張る環状の周囲フランジ30を備えている。更に、カップの外面の上縁34とフ
ランジ30との間にねじ形32が設けられている。このねじ形32はどんな形状
でも良いが、好適な形状として急速嵌合ができ且つより一層堅固に嵌合できるよ
う二重ねじ形が良い。
【0012】 カバー14は大体ドーム状であり、且つ上部飲料小出し頸部40と下端42と
を備えている。カバー14の下端42の断面を図4、5に示す。カバー14の下
端42はカバー14と一体になった環状壁44を有し、該環状壁44はカバー1
4をカップ12にねじ嵌合させるためねじ形32と共同するようになった雌ねじ
46すなわち内側ねじ形46を有する。更に、カバー14の下端42は内側ねじ
形46から内方へ隔たった下向きの環状フランジ48を備えている。この環状フ
ランジ48は僅かに内方および下方へ傾斜した外面50を有する。外面50はカ
ップ12の上端20の傾斜面52と共同するように配置されている。傾斜面52
は傾斜外面50と補合して、カバー14がカップ12にねじ込まれたとき、前記
傾斜面50、52が図4、5に示すように互いに係合して液体密封シールを形成
するようになっている。更に傾斜面50、52が互いに適正に係合したときに、
環状壁44の下端54が環状フランジ48の上面56に接触するような寸法にな
っている。この構成により蓋がカップ12の上に締めすぎにならず、かつ適当な
液体密封シールを提供できるようになる。
【0013】 本発明の図示の実施の形態において、カバー14がその上に複数の装飾的リブ
60を備え、使用者のために容器に付加的な装飾を提供する。リブ60の特殊な
形状は本発明の一部とならない。
【0014】 カバー14の頸部40は該カバーと一体であり、且つほぼ扁平な肩部64によ
り囲繞されているほぼ円筒形の上向き壁62を備えている。壁62は所定の長さ
上向きに延びて壁66すなわち扁平面66となり、この扁平面66は図4に示す
ように壁62から内側を向いている。図7に最良に示すよう、ほぼ切頭円錐曲面
状の壁68が扁平面66から下方に垂下している。図7に示すよう、この壁68
は180度より幾分大きな円弧であり且つ切断され、残りの円弧の中に開口70
を形成している。壁68に開口70を設けたことにより、消費のためにカップか
ら飲料がカバー14と開口70を通じて分配される。また、ほぼ倒立切頭円錐状
の壁68はほぼ扁平な底部72を有する。この底部72は後述の目的で開口74
を有する。
【0015】 壁68の開口70を選択的に開閉するため、蓋16が頸部40に回転自在に取
り付けられている。図4、7、8に最良に明示されているように、蓋16は周囲
壁80および一体構造の上壁82を持ったほぼ倒立カップ状の部材である。上壁
82は図6に示すようにほぼ半円形の開口84を有し、且つ上壁82の一部分は
蓋に形成された垂下状フランジ86により構成されている。このフランジ86は
図7に示すように、頸部40の開口70の周りの扁平面または壁66の表面87
と並ぶように形成されている。フランジ86は表面または壁87とシールを形成
するため切欠付き可撓性縁89(図7)を有する。更に蓋16は上壁82から下
方に延びた一体構造の中央ピボットピンすなわち柱88を有する。この柱88は
壁68の底部材72の開口74にスナップフィット(snap fit)すなわち締まり
嵌合し、且つ蓋16を底部材72の中で回転可能にし、同時に液体密封シールを
形成できるようになっている。
【0016】 図4、7に示すように、柱88の下端90に環状の切欠部92が形成されてい
る。この切欠部92は底部材72の開口74の周りに形成された内側向きの環状
リブ75にほぼ補合する。組立て時に、切欠部92が環状リブ75と係合するよ
う柱88の端部90が開口74に入るまで、蓋16が頸部40に簡単に圧入され
る。容器と蓋は僅かに可撓性のあるプラスチック材料例えば薄壁のポリプロピレ
ン等で作られているので、蓋が柱88を受け入れるために撓み且つ柱88を回転
可能に保持する。この構造は、また、蓋と柱の間に実質的に液体密封シールを提
供する。
【0017】 さらに、蓋16はそこから壁68の円弧にほぼ等しい円弧延出した部分的円形
のフランジ94を備えている。このフランジ94は図7に示すように(前述した
縁89に類似の)ワイパーシール(wiper seal)96を備え、該ワイパーシール
96は壁68(図4参照)と係合し、液体密封シールを提供する助けとなる。さ
らに柱88は図8に示すように、3個のウエブシール(web seal)98が延び出
ている。これらのシール98は図8に示すようにフランジ94の端部102およ
びフランジ94の解放円弧から他の2個のリブの間に延び出ている。中央リブが
図4に仮想線で明示されている。
【0018】 図4に示す蓋16を閉じた位置において、直径方向に対向した2個のリブ98
(図4では見ることができない)が壁68の補合内面と係合し、それと共に開口
70から液体が流出するのを防止するためのシールを形成する。蓋が180度回
転されて図5の位置になると、蓋の開口84が壁68の開口70の真上に移動し
、そこで飲料が容器から小出しできるようになる。本発明の好適な実施の形態に
おいて、頸部40がドーム状カバー14上に非対称に配置されており、そこで蓋
16が解放位置に移動されると、図3に示すように蓋16から飲料を直接飲むこ
とができるよう、開口がなるべくカバー14とカップ12の側面を向くように配
置されている。すなわち、蓋16を解放位置にしたときストローをその中に入れ
ることができ、または必要に応じ蓋16から飲料を簡単に注ぐことができる。
【0019】 使用者がカップ12から飲料を容易に吸うことができるようにするため空気侵
入通路が設けられている。図6に最良に示すように、頸部40は2個のスロット
状のへこみ104を有する。蓋16が頸部40上にある場合、へこみ104はそ
の隙間の中へ外部から空気を流入させる。へこみ104を通過して入る空気を飲
料容器10に流入させるため、内周面106(図5)がカバー14の頸部の円筒
壁62の頂部における扁平面66から隔たるように設計されている。さらに、へ
こみ104を通じて入る空気をカップ12の内部に流入させるためのアーチ状の
開口すなわちスロット108がへこみ104の間に設けられている。スロット1
08とへこみ104は、蓋16をドリンク位置すなわち飲む位置に回転したとき
前記空気流動を可能にするよう配置されている。
【0020】 蓋16が閉止位置に回転されたとき、スロット108を封鎖して空気がカップ
に流入し飲料がカップから漏れるのを防止することが望ましい。そのため、蓋1
6はスロット108に対応し、このスロット108に嵌るアーチ状突起110を
備えている。蓋16が図4に示す閉止位置に回転されているとき、突起110は
スロット108に整合するよう蓋16に配置されている。
【0021】 蓋16を図4の閉止位置から図5の解放位置へ位置決めするとき使用者に触感
を提供するため、蓋16の壁80の内面に垂直方向の突出リブ112を備え、該
突出リブ112は蓋16が閉止位置にあるときへこみ104の1個と一致し、蓋
16が解放位置にあるとき別のへこみ104と一致するように配置されている。
このようにして、蓋が二つの回転位置のどちらか一方にあり且つリブ112がへ
こみ104に一致するとき、蓋の回転で触感を与えるようになる。
【0022】 蓋の頸部はカバー上に非対称であるが、カバーはほぼ対称であり且つ積み重ね
ることができる。同様にカップ12も積み重ねることができる。すなわち、これ
らの部品は、使用者により個々に選択するため、および/または、使用者により
組み立てるため、飲料のファウンティンディスペンサの近くに他の類似部品と積
み重ねて置くことができる(図9、10参照)。
【0023】 上述したように本発明によりファウンティンディスペンサに使用するための信
頼性の高い飲料容器が得られる。この容器は多量の飲料を漏出防止状態に収容で
きるが、必要に応じ使い捨てできるよう軽量のプラスチック材料で作られる。そ
の構造は、カップに飲料を満たし、それを魅惑的な非対称のドームに密封結合し
、使用者が飲料を漏らすことなく容易に小出しするため、カバーとカップを容易
に操作できるようになっている。
【0024】 本発明の例示的な実施の形態を添付図面を参照して記述したが、本発明はこの
実施形態そのものに限定されないこと、本発明の範囲および思想から逸脱するこ
となく、当業者がこの記述に各種の変更と訂正を加え得ることを了解されるべき
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明により作られた飲料小出しカップの斜視図
【図2】 蓋を閉止位置にしたカップの平面図
【図3】 蓋を開放位置にした図2に類似のカップの平面図
【図4】 図2の4−4線上断面図
【図5】 図3の5−5線上断面図
【図6】 カップとドームと蓋の拡大斜視図
【図7】 選択的に開閉するドームの頸部と蓋の拡大分解斜視図
【図8】 蓋の底部斜視図
【図9】 積み重ねた飲料容器の複数個のカップの斜視図
【図10】 積み重ねた飲料容器の複数個のカバーの斜視図
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月25日(2001.1.25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 飲料容器
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 発明の分野 本発明は飲料容器に関し、特に飲料のファウンティン・ディスペンサ(founta
in dispenser)で容器に多量の飲料を充填し、密封し、次に搬送目的や飲む目的
で使用することができる特殊な構造のディスペンサに関する。
【0002】 ファウンティンディスペンサに使用する飲料容器は従来広範囲の大きさと形状
で提供されてきた。飲料のファウンティンディスペンサはしばしば、車中や遠隔
地で消費するため搬送できるよう、カウンター作業員や消費者が容器に飲料を満
たすファストフードの飲食店で使用されている。消費者が一旦飲食店を立ち去る
と飲料容器を再充填することはできないので、消費者に、一般的な8オンスまた
は12オンスのカップより容量の大きい容器を提供することがしばしば望ましい
。容器はその大きさに関係なく操作が容易であり搬送可能でなければならないが
、容器は搬送中に動揺するので実質的に液体密封性でなければならない。またこ
の容器は、さらにファウンティンで容易に充填され、つぎに消費者により特殊な
器具を使用することなく迅速容易に流体密封状に密封されなければならない。も
ちろん、この容器は通常使い捨てであるから比較的廉価でなければならない。
【0003】 従来、ファウンティンディスペンサに使用される飲料容器は、適合したスナッ
プオン式(snap-on)蓋を有し、蝋紙またはプラスチック材料で作られてきた。 スナップオン式蓋は通常安全な連結部を備えていたが、液体密封性は有していな
かった。さらに、従来のスナップオン式蓋は、容器を魅力的にしたり、容積を増
大させたりせず且つそこから飲むことは困難であった。
【0004】 スナップオントップ(snap-on top )を使用した従来提案のファウンティン容
器が例えば米国特許第383,038号、米国特許第5,427,269号、米
国特許第5,433,337号、米国特許第4,508,235号に開示されて
いる。
【0005】 本発明の目的は消費者により飲料ファウンティンで容易に充填され且つ液体密
封状に閉止または再閉止されることができる飲料容器を提供することにある。
【0006】 本発明の別の目的は構造が比較的に簡単で、飲料カップとカバーとの間に液体
密封性を有し、且つ製造コストが経済的な飲料容器を提供することにある。
【0007】 本発明の別の目的は多量の液体を液体密封状に収容し且つそこから飲むのに好
都合である飲料容器を提供することである。
【0008】 発明の概要 本発明により、カップと該カップに使用するほぼドーム状のカバーとを有する
飲料容器が得られる。カバーとカップの両者はファウンティンディスペンサの近
くに貯蔵するのに便利なように、他のカバーおよびカップと積み重ねできるよう
に作られている。カバーは上方に突出した開放頸部を有し、且つ飲料をカップか
ら小出しすることができるよう選択的に開閉する蓋を頸部に回転自在に取り付け
てある。カバーとカップは協働作用するねじ部を備え、このねじ部によりカバー
をカップに対し選択的に実質的な液体密封状態に固定することができる。このね
じ装置はカバーおよびカップにシール(密封装置)を形成するための協働傾斜面
を有し、カバーがカップ上の限界位置までねじ込まれるとき該カバーに衝突して
静止する停止手段をカップに設け、これにより上記両傾斜シール面を互いに適正
に配置して良好なシールを形成するようになっている。
【0009】 本発明の上記目的およびその他の目的と特徴および効果は、次の実施の形態に
関する詳細な説明を添付図面と関連して読むことにより明らかとなる。
【0010】 詳細な説明 図面を詳細に参照すれば、最初に図1には本発明により作られた飲料容器10
が開示されている。この飲料容器はカップ12、ドーム状カバー14、該カバー
の蓋16を有する。これらの部品は図6に更に詳細に図示され、カップ12は開
放上端20、周囲側壁22、底部24を含んでいる。周囲側壁22は第1上区画
25と下区画26を有する。これらの側壁区画25、26はカップの頂部から底
にかけて僅かに傾斜している。しかし、側壁区画25の下端は側壁区画26の上
端より大径である。これらの側壁区画25、26は業界公知の一体的段部28に
より接続されている。もちろん、カップ12の形状はその作用に実質的な影響を
与えずに希望の形状にすることができるが、図示の特定の形状が、多量の液体(
32オンス)を普通の車両用カップホルダーに保持するため最適の作用をするも
のと考えられる。よって、図示の特定の形状において、下部側壁区画26の直径
は現在殆どすべての自動車に使用されている普通の飲料用カップホルダーに嵌合
するようになっている。下部側壁区画26はカップを固定するため、これらの車
両用カップホルダーへの嵌合作用を遂行させる寸法を有し、また周囲側壁22は
前記カップホルダーにより強引に拘束されることなく、カップの容積を大きくす
る作用を提供する。カップの高さは、普通のファウンティンディスペンサの下に
簡便に置いて飲料を充填できるような寸法に選ばれる。
【0011】 カップ12の上端20は、例えば図4に示すように、カップから横方向に出っ
張る環状の周囲フランジ30を備えている。更に、カップの外面の上縁34とフ
ランジ30との間にねじ形32が設けられている。このねじ形32はどんな形状
でも良いが、好適な形状として急速嵌合ができ且つより一層堅固に嵌合できるよ
う二重ねじ形が良い。
【0012】 カバー14は大体ドーム状であり、且つ上部飲料小出し頸部40と下端42と
を備えている。カバー14の下端42の断面を図4、5に示す。カバー14の下
端42はカバー14と一体になった環状壁44を有し、該環状壁44はカバー1
4をカップ12にねじ嵌合させるためねじ形32と協働するようになった雌ねじ
46すなわち内側ねじ形46を有する。更に、カバー14の下端42は内側ねじ
形46から内方へ隔たった下向きの環状フランジ48を備えている。この環状フ
ランジ48は僅かに内方および下方へ傾斜した外面50を有する。外面50はカ
ップ12の上端20の傾斜面52と協働するように配置されている。傾斜面52
は傾斜外面50と補合して、カバー14がカップ12にねじ込まれたとき、前記
傾斜面50、52が図4、5に示すように互いに係合して液体密封シールを形成
するようになっている。更に傾斜面50、52が互いに適正に係合したときに、
環状壁44の下端54が周囲フランジ30の上面56に接触するような寸法にな
っている。この構成により蓋がカップ12の上に締めすぎにならず、かつ適当な
液体密封シールを提供できるようになる。
【0013】 本発明の図示の実施の形態において、カバー14がその上に複数の装飾的リブ
60を備え、使用者のために容器に付加的な装飾を提供する。リブ60の特殊な
形状は本発明の一部とならない。
【0014】 カバー14の頸部40は該カバーと一体であり、且つほぼ扁平な肩部64によ
り囲繞されているほぼ円筒形の上向き壁62を備えている。壁62は所定の長さ
上向きに延びて壁66すなわち扁平面66となり、この扁平面66は図4に示す
ように壁62から内側を向いている。図7に最良に示すよう、ほぼ切頭円錐曲面
状の壁68が扁平面66から下方に垂下している。図7に示すよう、この壁68
は180度より幾分大きな円弧であり且つ切断され、残りの円弧の中に開口70
を形成している。壁68に開口70を設けたことにより、消費のためにカップか
ら飲料がカバー14と開口70を通じて分配される。また、ほぼ倒立切頭円錐状
の壁68はほぼ扁平な底部72を有する。この底部72は後述の目的で開口74
を有する。
【0015】 壁68の開口70を選択的に開閉するため、蓋16が頸部40に回転自在に取
り付けられている。図4、7、8に最良に明示されているように、蓋16は周囲
壁80および一体構造の上壁82を持ったほぼ倒立カップ状の部材である。上壁
82は図6に示すようにほぼ半円形の開口84を有し、且つ上壁82の一部分は
蓋に形成された垂下状フランジ86により構成されている。このフランジ86は
図7に示すように、頸部40の開口70の周りの扁平面または壁66の表面87
と並ぶように形成されている。フランジ86は表面または壁87とシールを形成
するため切欠付き可撓性縁89(図7)を有する。更に蓋16は上壁82から下
方に延びた一体構造の中央ピボットピンすなわち柱88を有する。この柱88は
壁68の底部材72の開口74にスナップフィット(snap fit)すなわち締まり
嵌合し、且つ蓋16を底部材72の中で回転可能にし、同時に液体密封シールを
形成できるようになっている。
【0016】 図4、7に示すように、柱88の下端90に環状の切欠部92が形成されてい
る。この切欠部92は底部材72の開口74の周りに形成された内側向きの環状
リブ75にほぼ補合する。組立て時に、切欠部92が環状リブ75と係合するよ
う柱88の端部90が開口74に入るまで、蓋16が頸部40に簡単に圧入され
る。容器と蓋は僅かに可撓性のあるプラスチック材料例えば薄壁のポリプロピレ
ン等で作られているので、蓋が柱88を受け入れるために撓み且つ柱88を回転
可能に保持する。この構造は、また、蓋と柱の間に実質的に液体密封シールを提
供する。
【0017】 さらに、蓋16はそこから壁68の円弧にほぼ等しい円弧延出した部分的円形
のフランジ94を備えている。このフランジ94は図7に示すように(前述した
縁89に類似の)ワイパーシール(wiper seal)96を備え、該ワイパーシール
96は壁68(図4参照)と係合し、液体密封シールを提供する助けとなる。さ
らに柱88は図8に示すように、3個のウエブシール(web seal)98が延び出
ている。これらのシール98は図8に示すようにフランジ94の端部102およ
びフランジ94の解放円弧から他の2個のリブの間に延び出ている。中央リブが
図4に仮想線で明示されている。
【0018】 図4に示す蓋16を閉じた位置において、直径方向に対向した2個のリブ98
(図4では見ることができない)が壁68の補合内面と係合し、それと共に開口
70から液体が流出するのを防止するためのシールを形成する。蓋が180度回
転されて図5の位置になると、蓋の開口84が壁68の開口70の真上に移動し
、そこで飲料が容器から小出しできるようになる。本発明の好適な実施の形態に
おいて、頸部40がドーム状カバー14上に非対称に配置されており、そこで蓋
16が解放位置に移動されると、図3に示すように蓋16から飲料を直接飲むこ
とができるよう、開口がなるべくカバー14とカップ12の側面を向くように配
置されている。すなわち、蓋16を解放位置にしたときストローをその中に入れ
ることができ、または必要に応じ蓋16から飲料を簡単に注ぐことができる。
【0019】 使用者がカップ12から飲料を容易に吸うことができるようにするため空気侵
入通路が設けられている。図6に最良に示すように、頸部40は2個のスロット
状のへこみ104を有する。蓋16が頸部40上にある場合、へこみ104はそ
の隙間の中へ外部から空気を流入させる。へこみ104を通過して入る空気を飲
料容器10に流入させるため、内周面106(図5)がカバー14の頸部の円筒
壁62の頂部における扁平面66から隔たるように設計されている。さらに、へ
こみ104を通じて入る空気をカップ12の内部に流入させるためのアーチ状の
開口すなわちスロット108がへこみ104の間に設けられている。スロット1
08とへこみ104は、蓋16をドリンク位置すなわち飲む位置に回転したとき
前記空気流動を可能にするよう配置されている。
【0020】 蓋16が閉止位置に回転されたとき、スロット108を封鎖して空気がカップ
に流入し飲料がカップから漏れるのを防止することが望ましい。そのため、蓋1
6はスロット108に対応し、このスロット108に嵌るアーチ状突起110を
備えている。蓋16が図4に示す閉止位置に回転されているとき、突起110は
スロット108に整合するよう蓋16に配置されている。
【0021】 蓋16を図4の閉止位置から図5の解放位置へ位置決めするとき使用者に触感
を提供するため、蓋16の壁80の内面に垂直方向の突出リブ112を備え、該
突出リブ112は蓋16が閉止位置にあるときへこみ104の1個と一致し、蓋
16が解放位置にあるとき別のへこみ104と一致するように配置されている。
このようにして、蓋が二つの回転位置のどちらか一方にあり且つリブ112がへ
こみ104に一致するとき、蓋の回転で触感を与えるようになる。
【0022】 蓋の頸部はカバー上に非対称であるが、カバーはほぼ対称であり且つ積み重ね
ることができる。同様にカップ12も積み重ねることができる。すなわち、これ
らの部品は、使用者により個々に選択するため、および/または、使用者により
組み立てるため、飲料のファウンティンディスペンサの近くに他の類似部品と積
み重ねて置くことができる(図9、10参照)。
【0023】 上述したように本発明によりファウンティンディスペンサに使用するための信
頼性の高い飲料容器が得られる。この容器は多量の飲料を漏出防止状態に収容で
きるが、必要に応じ使い捨てできるよう軽量のプラスチック材料で作られる。そ
の構造は、カップに飲料を満たし、それを魅惑的な非対称のドームに密封結合し
、使用者が飲料を漏らすことなく容易に小出しするため、カバーとカップを容易
に操作できるようになっている。
【0024】 本発明の例示的な実施の形態を添付図面を参照して記述したが、本発明はこの
実施形態そのものに限定されないこと、本発明の範囲および思想から逸脱するこ
となく、当業者がこの記述に各種の変更と訂正を加え得ることを了解されるべき
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明により作られた飲料小出しカップの斜視図
【図2】 蓋を閉止位置にしたカップの平面図
【図3】 蓋を開放位置にした図2に類似のカップの平面図
【図4】 図2の4−4線上断面図
【図5】 図3の5−5線上断面図
【図6】 カップとドームと蓋の拡大斜視図
【図7】 選択的に開閉するドームの頸部と蓋の拡大分解斜視図
【図8】 蓋の底部斜視図
【図9】 積み重ねた飲料容器の複数個のカップの斜視図
【図10】 積み重ねた飲料容器の複数個のカバーの斜視図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 サン,リクソン アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94301 パロ アルト カウパー ストリ ート 2468 (72)発明者 ギルモア,パトリック アメリカ合衆国 テネシー州 38187 メ ンフィス ピーオー ボックス 171142 (72)発明者 ファーハ,セッド アメリカ合衆国 ニューヨーク州 10514 チャパクァ ローリ レイン 30 (72)発明者 ブラヴマン,エイリーン アメリカ合衆国 ニューヨーク州 10590 サウス セイラム ベネディクト ロー ド 7 (72)発明者 スタンセル,ロビー アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94022 ロス アルトス ヒルズ ペイジ ミル ロード 3865 (72)発明者 ストロップケイ,スコット アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 01741 カーライル ロックランド ロー ド 173 (72)発明者 アンガー,アクセル アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 02116 ボストン コモンウェルス アヴ ェニュー 60 (72)発明者 ナツメ,ギャリー シゲル アメリカ合衆国 カリフォルニア州 95126 サン ホセ ザ ローズウェイ 1716 ルーム 6 (72)発明者 メイヤー,ロバート シー アメリカ合衆国 コネティカット州 06897 ウィルトン チーズ スプリング ロード 154 (72)発明者 コロンボ,エイドリアーナ アメリカ合衆国 コネティカット州 06812 ニュー フェアフィールド ジェ レミー ドライヴ 4 Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AA24 AA34 BA03 CB02 DC03 FB01 GA04 GB04 KB01 LA13 LB02

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積み重ね可能なカップと、前記カップに使用する積み重ね可
    能なカバーと、前記カバーを前記カップに対し選択的に実質的液体密封状に固定
    するため該カバーおよびカップに設けた共同装置とを含む飲料容器において、前
    記カバーが飲料の小出し開口を有し、且つ飲料容器の中の飲料が前記開口から流
    れ出ないよう前記開口を選択的に閉じる蓋を有することを特徴とする飲料容器。
  2. 【請求項2】 前記カップが開放上端、周囲壁、対向する底部を有し、前記
    周囲壁が前記底部から前記上端へ向かって延在する第1傾斜状壁部と、前記上端
    から前記底部へ向かって延在する第2傾斜状壁部と、前記第1、第2の傾斜状壁
    部を接続する段部とを有することを特徴とする請求項1記載の飲料容器。
  3. 【請求項3】 前記第2傾斜状壁部の最小直径部が前記段部に接近し且つ前
    記第1傾斜状壁部の最大直径より大きいことを特徴とする請求項2記載の飲料容
    器。
  4. 【請求項4】 前記カップが開放上端、周囲壁、対向する底部を有し、前記
    カバーおよびカップの共同装置が前記カバーおよびカップを選択的に実質的液体
    密封状に係合させるための共同ねじ装置を有することを特徴とする請求項1記載
    の飲料容器。
  5. 【請求項5】 前記カップの開放端が外方へ傾斜した内面を持った上縁を有
    し、且つ前記カバーが前記カップとねじ係合されたとき前記カップの外方傾斜内
    面に補合し且つ係合するように配置された傾斜面を備えた密封用フランジを有す
    ることを特徴とする請求項4記載の飲料容器。
  6. 【請求項6】 前記カバーが前記開口を形成したほぼ円筒形の頸部を有し、
    且つ前記蓋が該頸部に回転自在に取り付けられていることを特徴とする請求項2
    記載の飲料容器。
  7. 【請求項7】 前記頸部がほぼ倒立切頭円錐状壁を有し、該壁が開放上端と
    小径の内方底部を形成し、前記倒立切頭円錐状壁に前記開口が形成され、前記蓋
    が前記小径の内方底部に枢着されたピボットピンすなわち中央柱と、前記倒立切
    頭円錐状壁に係合するため前記中央柱から延出し且つ前記蓋の第1位置において
    前記倒立切頭円錐状壁の前記開口を塞ぎ且つ前記蓋の第2位置において飲料を前
    記カップから前記開口を通過させるように配置されたシール装置とを有すること
    を特徴とする請求項6記載の飲料容器。
  8. 【請求項8】 前記倒立切頭円錐状壁の中央柱と小径の内方底部が前記蓋を
    容器のカバーに相対的回転ができるように保持するための共同のスナップフィッ
    ト装置を有することを特徴とする請求項7記載の飲料容器。
  9. 【請求項9】 前記中央柱と小径の内方底部はこれら両者間にほぼ液体密封
    シールを形成するための円錐状の補合面を有することを特徴とする請求項8記載
    の飲料容器。
  10. 【請求項10】 前記頸部が前記倒立切頭円錐状壁の垂下する肩部を持った
    上端を有し、前記肩部が前記蓋の第2位置において前記容器に空気を流入させる
    ための開口を備え、前記蓋の第1位置において前記容器への空気の流入を阻止す
    る共同装置を前記蓋に設けたことを特徴とする請求項7記載の飲料容器。
  11. 【請求項11】 前記頸部が前記空気流入開口に近い前記頸部に外側スロッ
    トを有し、前記蓋の第2位置において該スロットを通じて蓋の外部から容器内に
    空気を流入させるように構成したことを特徴とする請求項10記載の飲料容器。
  12. 【請求項12】 前記蓋が1対の外側スロットと内側突起を有し、前記蓋が
    第1位置または第2位置にあるときこれらの位置を表示するため前記突起が前記
    スロットの中に正しく整合されることを特徴とする請求項11記載の飲料容器。
  13. 【請求項13】 カップと、開放頸部を有しほぼドーム形状をした前記カッ
    プのカバーと、前記カップから飲料を分配するため前記頸部を選択的に開閉する
    ため前記頸部に回転自在に取り付けられた蓋とを含み、前記カバーを選択的に前
    記カップに実質的液体密封状に固定するための共同相互かみ合い機構を前記カッ
    プおよびカバーに設けたことを特徴とする飲料容器。
  14. 【請求項14】 前記カップおよびドーム状カバーを同じ形状の別のカップ
    およびドーム状カバーに積み重ねることができることを特徴とする請求項13記
    載の飲料容器。
  15. 【請求項15】 前記カップが開放上端、周囲壁、および対向する底部を有
    し、前記周囲壁が前記底部から前記上端へ向かって延在する第1傾斜状壁部と、
    前記上端から前記底部へ向かって延在する第2傾斜状壁部と、前記第1、第2の
    傾斜状壁部を接続する段部とを有することを特徴とする請求項13記載の飲料容
    器。
  16. 【請求項16】 前記第2傾斜状壁部の最小直径部が前記段部に近く且つ前
    記第1傾斜状壁部の最大直径より大きいことを特徴とする請求項15記載の飲料
    容器。
  17. 【請求項17】 前記カップが開放上端、周囲壁、および対向する底部を有
    し、前記カバーおよびカップの共同相互かみ合い機構が前記カバーおよびカップ
    を選択的に実質的液体密封状に係合させるための共同ねじを有することを特徴と
    する請求項13記載の飲料容器。
  18. 【請求項18】 前記カップの開放端が外方へ傾斜した内面を持った上縁を
    有し、且つ前記カバーが前記カップとねじ係合したとき前記カップの傾斜状内面
    に補合し且つ係合するように配置された傾斜面を備えた密封用フランジを有する
    ことを特徴とする請求項17記載の飲料容器。
  19. 【請求項19】 前記頸部がほぼ倒立切頭円錐状壁を有し、該壁が開放上端
    と小径の内方底部を形成し、前記倒立切頭円錐状壁に前記開口が形成され、前記
    蓋が前記小径の内方底部に枢着されたピボットピン状の中央柱と、前記倒立切頭
    円錐状壁に係合するため前記中央柱から延出し且つ前記蓋の第1位置において前
    記倒立切頭円錐状壁の前記開口を塞ぎ且つ前記蓋の第2位置において飲料を前記
    カップから前記開口を通過させるように配置されたシール面とを有することを特
    徴とする請求項13記載の飲料容器。
  20. 【請求項20】 前記倒立切頭円錐状壁の中央柱および小径の内方底部が前
    記蓋を容器のカバーに相対的回転自在に保持するための共同のスナップフィット
    装置を有することを特徴とする請求項19記載の飲料容器。
  21. 【請求項21】 前記中央柱および小径の内方底部はこれら両者間にほぼ液
    体密封シールを形成するための円錐状の補合面を有することを特徴とする請求項
    20記載の飲料容器。
  22. 【請求項22】 前記頸部が前記倒立切頭円錐状壁の垂下する肩部を持った
    上端を有し、前記肩部が前記蓋の第2位置において前記容器に空気を流入させる
    ための開口を有し、前記蓋の第1位置において前記容器への空気の流入を阻止す
    る共同装置を前記蓋に設けたことを特徴とする請求項19記載の飲料容器。
  23. 【請求項23】 前記頸部が前記空気流入開口に近い前記頸部に外側スロッ
    トを有し、前記蓋の第2位置において該スロットを通じて蓋の外部から容器内に
    空気を流入させるよう構成したことを特徴とする請求項22記載の飲料容器。
  24. 【請求項24】 前記蓋が1対の外側スロットと内側突起を有し、前記蓋が
    第1位置または第2位置にあるときこれらの位置を表示するため前記突起が前記
    スロットの中に正しく整合されることを特徴とする請求項23記載の飲料容器。
  25. 【請求項25】 カップと、開放頸部を有しほぼドーム状を有する前記カッ
    プのカバーと、前記カップから飲料を分配するため前記頸部を選択的に開閉する
    ため前記頸部に回転自在に取り付けられた蓋とを含み、前記カバーを選択的に前
    記カップに実質的液体密封状に固定するための共同機構を前記カップおよびカバ
    ーに設け、該共同機構が前記カバーとカップとを選択的にねじ係合させるため前
    記カバーおよびカップに共同のねじ形を備えたことを特徴とする飲料容器。
  26. 【請求項26】 前記カップの開放端が外方へ傾斜した内面を持った上縁を
    有し、且つ前記カバーが前記カップとねじ係合されたとき前記カップの傾斜状内
    面に補合し且つ係合するように配置された傾斜面を備えた密封用フランジを有す
    ることを特徴とする請求項25記載の飲料容器。
  27. 【請求項27】 カバーとカップを相対的に回転分離する程度を限定し且つ
    前記密封面間を適正に密封係合させるため前記カバーの係合を停止させる停止部
    材をカップに設けたことを特徴とする請求項26記載の飲料容器。
  28. 【請求項28】 前記頸部がほぼ倒立切頭円錐状壁を有し、該壁が開放上端
    および小径の内方底部を形成し、前記倒立切頭円錐状壁に前記開口が形成され、
    前記蓋が前記小径の内方底部に枢着されたピボットピン状中央柱と、前記倒立切
    頭円錐状壁に係合するため前記中央柱から延出し且つ前記蓋の第1位置において
    前記倒立切頭円錐状壁の前記開口を塞ぎ且つ前記蓋の第2位置において飲料を前
    記カップから前記開口を通過させるように配置されたシール面とを有することを
    特徴とする請求項27記載の飲料容器。
  29. 【請求項29】 前記倒立切頭円錐状壁の中央柱および小径の内方底部が前
    記蓋を容器のカバーに相対的回転ができるように保持するための共同のスナップ
    フィット装置を提供することを特徴とする請求項28記載の飲料容器。
  30. 【請求項30】 前記中央柱および小径の内方底部はこれら両者間に液体密
    封シールを形成するための円錐状の補合面を有することを特徴とする請求項29
    記載の飲料容器。
  31. 【請求項31】 前記頸部が前記倒立切頭円錐状壁の垂下する肩部を持った
    上端を有し、前記肩部が前記蓋の第2位置において前記容器に空気を流入させる
    ための開口を有し、前記蓋の第1位置において前記容器への空気の流入を阻止す
    るための前記蓋に設けた共同装置を前記蓋に設けたことを特徴とする請求項30
    記載の飲料容器。
  32. 【請求項32】 前記頸部が前記空気流入開口に近い前記頸部に外側スロッ
    トを有し、前記蓋の第2位置において該スロットを通じて蓋の外部から容器内に
    空気を流入させるように構成したことを特徴とする請求項31記載の飲料容器。
  33. 【請求項33】 前記蓋が1対の外側スロットと内側突起を有し、前記蓋が
    第1位置または第2位置にあるときこれらの位置を表示するため前記突起が前記
    スロットの中に正しく整合されることを特徴とする請求項32記載の飲料容器。
  34. 【請求項34】 前記カップが周囲壁および対向する底部を有し、前記周囲
    壁が前記底部から前記上端へ向かって延在する第1傾斜状壁部と、前記上端から
    前記底部へ向かって延在する第2傾斜状壁部と、前記第1、第2の傾斜状壁部を
    接続する段部とを有することを特徴とする請求項30記載の飲料容器。
  35. 【請求項35】 前記第2傾斜状壁部の最小直径部が前記段部に接近し且つ
    前記第1傾斜状壁部の最大直径より大きいことを特徴とする請求項34記載の飲
    料容器。
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