JP2002505696A - 液体路面標識組成物 - Google Patents

液体路面標識組成物

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Abstract

(57)【要約】 路面標識組成物、その適用方法、および該組成物から作製される路面標識。この組成物は、1種以上のアスパラギン酸エステルアミンおよび場合により1種以上のアミン官能性共反応体を含有するアミン成分ならびに1種以上のポリイソシアネートを含有するイソシアネート成分;充填剤、増量剤、顔料、およびそれらの組合せからなる群より選ばれる物質;更に、反射素子、を含んでなる2液型コーティング組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】 液体路面標識組成物発明の背景 表面に適用して乾燥または硬化させれば大きな耐久性が得られかつ反射率が保 持される液体路面標識組成物の必要性は極めて高い。このタイプの組成物は、典 型的には、車線、横断歩道、駐車スペース、シンボル、標示などに対する視線誘 導用のストライプ、バー、マークを形成すべく、道路、ハイウェイ、駐車場、お よび遊歩道で使用される。組成物の適用は、典型的には、路面にスプレー塗布( すなわち、塗装)することによって行われる。路面すなわち通行用表面に標識を 形成するために、予備成形された路面標識シートまたはテープも使用されてきた 。 路面標識ストライプまたは他の形状の路面標識には、バインダを用いて路面に 接着される反射光学素子が含まれていることもある。現用の交通標識用塗装系で は、典型的には、従来型の再帰反射用1.5nDガラスマイクロスフェアが使用され る。マイクロスフェアは、典型的には、コーティング直後の湿潤した標識上に流 し塗りされる。これにより、改良された再帰反射率を有するペイントが得られ、 未硬化または未乾燥のコーティングの上面はマイクロスフェアの保護層で被覆さ れる。こうした保護層を設けると、より早く標識上を通行できるようになる。な ぜなら、マイクロスフェア層で路面が被覆されるので、車両のタイヤ表面へのコ ーティングの移行が防止されるからである。このことは標識適用の速さの点で重 要である。適用時点と車両のタイヤへの物質の移行が起こらなくなる時点との間 の時間は、「乗入禁止」時間として規定される。乗入禁止時間が短くな るほど、車線を閉鎖したりこのような標識を保護するための交通規制用デバイス を設置したりするなどの手段を講じることによって生じる交通の混乱が軽減また は回避されるので、標識形成効率が増大する。 既存の組成物を用いて適用可能な天候条件よりも広範な条件下で標識を適用で きることが有益であろう。基材の浸潤および乗入禁止時間の短縮を行える改良さ れた硬化プロフィルを有する標識組成物もまた必要とされている。更に、揮発性 有機成分を実質的に含有しない組成物が得られるように改良することも必要であ る。発明の概要 本発明は、ポリウレア基を有するバインダを含んでなる路面標識を提供する。 従来の液体路面標識組成物としては、米国特許第2,897,732号(Shuger)、同第2,8 97,733号(Shuger)、および同第3,326,098号(Boettler)に記載されているような 、アルキドベースのバインダ組成物、および米国特許第4,088,633号(Gurney)、 同第4,185,132号(Gurney)、および同第4,255,468号(Olson)に記載されているよ うなエポキシベースの組成物が挙げられる。このような従来の組成物は、次の理 由:典型的には乾燥が遅すぎること;適切な硬化時間を得るのに高温が必要にな ること;分解(例えば、加水分解)を起こし易い化学結合(例えば、エステル結 合)が含まれていること;および/または変色を引き起こす可能性のある、有機 溶剤、乾性油、もしくは乾燥促進剤を使用する必要があること、のうちの少なく とも1つの理由で望ましくない。 道路の表面に物質を加熱しながら適用することにより乾燥時間を短くすべく、 多くの他の従来型路面標識組成物が開発されてきた。また、米国特許第5,527,85 3号(Landyら)に開示されているようなア クリルラテックスベースの水性塗料および米国特許第4,906,716号(Cummings)に 開示されているようなエポキシ樹脂エマルションも、路面標識に使用することが 提案された。このような標識は、揮発性有機物含有量が低くかつ1液型コーティ ング組成物であるという利点を有するが、依然として、長期間にわたり道路に配 置しても反射性能を保持しうる程度の十分な耐久性は得られない。 米国特許第4,076,671号(Bright)には樹脂組成物が開示されており、この組成 物は通行可能な表面に標識を形成するのに有用であると記載されている。この2 液型アクリレートベースコーティング組成物は、安定性と迅速硬化との望ましい バランスを提供すると記載されているが、遊離モノマと、かなりの蒸気圧を有す る低分子量のエチレン性不飽和化合物と、を使用する必要がある。また、ペルオ キシド触媒も使用する必要がある。米国特許第5,478,596号(Gurney)には、イソ シアネート反応性基を有する第1の成分(ポリオール)と、イソシアネート基を 有する第2の成分とからなる2液型のポリウレタン形成系から調製される液体路 面標識組成物が開示されている。 次の特徴:すなわち、揮発性有機物含有量の低い配合物を用いて環境への悪影 響を低減させること;基材の浸潤および乗入禁止状態のフィルムの迅速硬化を促 進すべく、適用時とフィルム形成時のコーティングレオロジーのバランスを改良 すること;コーティングを適用できる天候条件の範囲を拡大すること;および/ または耐久性を増大させかつ反射率を保持することにより標識の性能を向上させ ること、のうちの1つ以上、好ましくはすべてを満足しうる液体路面標識組成物 が必要とされている。これらの特徴のうちの1つ以上、好ましくはすべてが得ら れるように、本発明は、ポリウレア基を有するバインダを含んでなる路面標識を 提供する。 本発明の路面標識には、好ましくは、ポリウレア基を有するバイ ンダが含まれる。このバインダは、1種以上の脂肪族第2級アミンと、1種以上 のポリイソシアネートと、充填剤、増量剤、顔料、およびそれらの組合せからな る群より選ばれる物質と、反射素子(例えば、ガラスビーズなど)と、を含んで なるコーティング組成物から調製される。好ましくは、路面標識は、縦方向の交 通標識として少なくとも約2年間使用した後、ASTM E 1710-95に従って測定した 場合に少なくとも約100mcd/m2/luxの保持反射率を有する。好ましくは、バイン ダは、1種以上のアスパラギン酸エステルアミンおよび場合により1種以上のア ミン官能性共反応体を含有するアミン成分と、1種以上のポリイソシアネートを 含有するイソシアネート成分と、を含んでなる2液型コーティング組成物から調 製される。このような路面標識を表面上に有する通行用表面もまた提供される。 このほか、揮発性有機成分を実質的に含まず、かつ1種以上のアスパラギン酸 エステルアミンを含有するアミン成分と1種以上のポリイソシアネートを含有す るイソシアネート成分とを含むスプレー適性のある2液型コーティング組成物か ら調製されるポリウレア基含有バインダを含んでなる路面標識も提供される。ア ミン成分および/またはイソシアネート成分のうちの少なくとも1つは、充填剤 、増量剤、顔料、およびそれらの組合せからなる群より選ばれる物質を更に含有 する。コーティング組成物の最小適用温度は、少なくとも約7℃であり、乗入禁 止時間は、約5分間以下である。また、このような路面標識を表面上に有する通 行用表面、および通行用表面に適用できる基材上にコーティングされた予備成形 路面標識も提供される。 本発明はまた、コーティング組成物をも提供する。1実施形態において、コー ティング組成物には、1種以上の脂肪族第2級アミンと、1種以上のポリイソシ アネートと、充填剤、増量剤、顔料、お よびそれらの組合せからなる群より選ばれる物質と、が含まれる。コーティング 組成物は、少なくとも約7℃の最小適用温度、約5分間以下の乗入禁止時間を有 する。また、該組成物は、縦方向の交通標識として少なくとも約2年間使用した 後でASTM E 1710-95に従って測定した場合に少なくとも約100mcd/m2/luxの保持 反射率を有する反射素子を含んでなる路面標識を形成する。 また、1種以上のアスパラギン酸エステルアミンおよび場合により1種以上の アミン官能性共反応体を含有するアミン成分と、1種以上のポリイソシアネート を含有するイソシアネート成分と、を含んでなるスプレー適性のある2液型路面 標識組成物が提供される。アミン成分、イソシアネート成分、または両方の成分 は、充填剤、増量剤、顔料、およびそれらの組合せからなる群より選ばれる物質 を更に含有する。コーティング組成物は、スプレー適性があり、少なくとも約7 ℃の最小適用温度および約5分間以下の乗入禁止時間を有する。好ましくは、路 面標識組成物には、1種以上のアスパラギン酸エステルアミンおよび場合により 1種以上のアミン官能性共反応体を含有するアミン成分と、1種以上のポリイソ シアネートを含有するイソシアネート成分と、が含まれる。 このような組成物を適用する方法もまた提供される。例えば、通行用表面に標 識を形成する方法が提供される。この方法には、1種以上のアスパラギン酸エス テルアミンおよび場合により1種以上のアミン官能性共反応体を含有するアミン 成分を提供するステップと、1種以上のポリイソシアネートを含有するイソシア ネート成分を提供するステップと、アミン成分、イソシアネート成分、または両 方の成分の中に、充填剤、増量剤、顔料、およびそれらの組合せからなる群より 選ばれる物質を提供するステップと、アミン成分とイソシアネート成分を組み合 わせて、少なくとも約7℃の最小適用温度 および約5分間以下の乗入禁止時間を有するコーティング組成物を形成するステ ップと、通行用表面上にコーティング組成物をスプレーするステップと、通行用 表面上にコーティングされた組成物に反射素子を適用して路面標識を形成するス テップと、が含まれる。 もう1つの実施形態には、路面標識を作成する方法が含まれる。この方法には 、1種以上の脂肪族第2級アミンを含有するアミン成分を提供するステップと、 1種以上のポリイソシアネートを含有するイソシアネート成分を提供するステッ プと、アミン成分、イソシアネート成分、または両方の成分の中に、充填剤、増 量剤、顔料、およびそれらの組合せからなる群より選ばれる物質を提供するステ ップと、アミン成分とイソシアネート成分を組み合わせて、少なくとも約7℃の 最小適用温度および約5分間以下の乗入禁止時間を有するコーティング組成物を 形成するステップと、表面にコーティング組成物を適用するステップと、表面上 にコーティングされた組成物に反射素子を適用して、少なくとも約2年後に少な くとも約100mcd/m2/luxの保持反射率を有する反射素子を含んでなる路面標識を 形成するステップと、が含まれる。好ましい実施形態の詳細な説明 本発明の路面標識組成物には、ウレア基(-NR-C(O)-NR-)を含有するバインダ が含まれる。このバインダは、アミン成分とイソシアネート成分とを含有する2 液型系から調製することができる。好ましくは、アミン成分には、第1級または 第2級のアミンが含まれる。より好ましくは、アミン成分には、1種以上の第2 級アミン、例えば、脂肪族第2級アミンであるアスパラギン酸エステルアミンが 含まれる。最も好ましくは、アミン成分には、1種以上のアスパラギン酸エステ ルアミンが、場合により、アスパラギン酸エステルアミ ン以外の1種以上のアミン官能性共反応体とブレンドされて含まれる。好ましく は、アミン官能性共反応体は、高分子ポリアミンであり、より好ましくは、実質 的に高分子ジアミンである。これらのアミン官能性共反応体は、硬化プロセス時 のコーティングの性質と最終形態でのコーティングの性質とのバランスをとるよ うに選択される。 アミン成分およびイソシアネート成分は、環境および車両からのストレスに対 する抵抗性および耐久性をほぼ備えかつ良好な昼間可視度を有する路面標識が得 られるように選択される。好ましくは、この路面標識はまた、良好な夜間可視度 を有する。耐久性は、コンクリート、アスファルト、他の標識(同じ材料の標識 であっても異なる材料の標識であってもよい)などの多種多様な基材表面に対し て良好な接着性を呈することから実証することができる。また、反射素子を使用 する場合、反射素子が標識に対して良好な接着性(「固着性」と呼ばれることも多 い)を呈することからも実証することができる。本明細書中で使用する場合、「 耐久性」は、通行状態に暴露される道路表面に路面標識を適用し、所定の時間に わたり標識の性能をモニタすることにより決定することができる。反射率および 白色度は、現場で計測器を用いて測定することができ、また摩耗および浸食に対 する標識の耐性は、主観的に評価することができる。耐久性のある標識は、基材 に対する持続的な接着性、良好な可視度、および好ましくは、長期間にわたり良 好な反射率を呈する。 本発明の組成物から形成される路面標識は、縦方向の交通標識として、好まし くは少なくとも約2年間、より好ましくは少なくとも約3年間、最も好ましくは 少なくとも約4年間の使用に耐える。反射素子を使用する場合、路面標識は、縦 方向の交通標識としてその有効寿命全体にわたり、少なくとも約100mcd/m2/lux 、より好まし くは少なくとも約150mcd/m2/luxの保持反射率を呈する。本明細書中で使用する 場合、「保持反射率」は、有効寿命全体にわたる路面標識の保持再帰反射性能の 有効性を表すために使用される。再帰反射率は、現在、典型的には、ASTM E 171 0-95に従って一定の照射角および観測角を用いて現場でポータブル計測器により 測定される。最近の研究(Transportation Research Boardから1994年に出版さ れたTransportation Research Record 1409)から、光の入射する照射角および 運転者が実際に路面標識を見る観測角(本明細書中では、「近似的ドライバジオ メトリー」と記す)は、路面標識の測定再帰反射性能を表すのに適していること が示された。 アミン成分およびイソシアネート成分は、好ましくは、次のような路面標識組 成物、すなわち、(1)揮発性有機成分が実質的に含まれない(好ましくは、揮 発性有機成分、典型的には溶剤が、組成物の全重量を基準にして約5wt-%未満 である)高固形分含有量の液体であり;(2)好ましくは約5分間以下、好まし くは約4分間以下、最も好ましくは約3分間以下の乗入禁止時間(すなわち、コ ーティングを適用した場合の外界道路条件下での乾燥時間)を有するほぼ迅速な 硬化プロフィルと、適切な基材浸潤および粒子もしくは反射素子吸上/固着に対 する有効開放時間(すなわち、組成物が表面への適用後に液体状熊のまま残存す る時間)(好ましくは、少なくとも約30秒間、より好ましくは約1分間の開放時 間)と、を有し;(3)より低い温度での使用に重点を置いた広い適用ウインドウ を有し(すなわち、広い温度範囲にわたり適用可能であり)(好ましくは、少な くとも約7℃、より好ましくは少なくとも約4℃、更に好ましくは少なくとも約2 ℃、最も好ましくは少なくとも約-4℃の最小適用温度を有し);(4)2液スタテ ィックミックスまたはエアレス高圧インピンジミックス適用装置に適合し;(5 )市販の低コスト原料を含 み;更に、(6)ほぼ貯蔵安定性のある(好ましくは少なくとも6ヶ月間、より好 ましくは少なくとも約1年間、最も好ましくは少なくとも2年間の有効貯蔵寿命 を有する)、路面標識組成物が得られるように選択される。本明細書中で使用す る場合、揮発性有機成分(VOC)とは、20℃において0.01mm Hg(13.33パスカル) を超える蒸気圧を有する有機化合物である。このような化合物は、典型的には、 250℃を超える沸点を有する。 本発明の路面標識組成物には、ウレア基(-NR-C(O)-NR-)を含有するバインダ が含まれるが、ビウレット基(-NR-C(O)-NR-C(O)-NR-)、イソシアヌレート基、ウレタン基(-NR-C(O)-O-)などのような他の基が存在していてもよい。式中 、Rは水素または有機基である。ウレア基を含有するこのようなポリマは、本明 細書中ではしばしばポリウレアと記される。路面標識に使用するために配合され るポリウレアは、摩耗に対する耐性をもたなければならないとともに、道路表面 および反射素子に対する接着性を提供するものでなければならない。 バインダ系は、アミンとイソシアネートとの反応生成物であり、ウレア結合を 有する。好ましくは、バインダ系は、ポリアスパラギン酸エステルアミン、好ま しくは二官能性のポリアスパラギン酸エステルアミンと、ポリイソシアネートと の反応により生じるポリウレアである。 好ましいアスパラギン酸エステルアミンは、次式 〔式中、R1は、二価の有機基(好ましくは1〜40個の炭素原子を有する)であり 、各R2は、独立して、100℃以下の温度においてイソシアネート基に対して不活 性な有機基である〕 で表される。 上式において、好ましくは、R1は、分枝状、非分枝状、または環状であること ができる脂肪族基(好ましくは1〜40個の炭素原子を有する)であり、より好ま しくは、R1は、1,4-ジアミノブタン、1,6-ジアミノヘキサン、2,2,4-および2,4, 4-トリメチル-1,6-ジアミノヘキサン、1-アミノ-3,3,5-トリメチル-5-アミノメ チル-シクロヘキサン、4,4'-ジアミノ-ジシクロヘキシルメタン、または3,3-ジ メチル-4,4'-ジアミノ-ジシクロヘキシルメタンからアミノ基を除去することに より得られる二価の炭化水素基からなる群より選ばれる。脂肪族結合した第1級 アミノ基を含有する比較的高分子量のポリエーテルポリアミン、例えば、Texaco and Huntsmanから商品名「JEFFAMINE」として、またB.F.Goodrichから「HYCAR 」として市販されている製品、からアミノ基を除去することによって得られる二 価の炭化水素基もまた好適である。他の好適なポリアミンプレカーサとしては、 エチレンジアミン、1,2-ジアミノプロパン、2,5-ジアミノ-2,5-ジメチルヘキサ ン、1,11-ジアミノデカン、1,12-ジアミノドデカン、2,4-および/または2,6-ヘ キサヒドロトルイレンジアミン、および2,4-ジアミノ-ジシクロヘキシルメタン が挙げられる。芳香族ポリアミン、例えば、2,4-および/または2,6-ジアミノト ルエンならびに2,4'-および/または4,4'-ジアミノジフェニルメタンもまた好適 であるが、 それほど好ましいものではない。 上式において、好ましくは、各R2は、独立して、1〜40個の炭素原子を有する 有機基であり、より好ましくは、各R2は、独立して、分枝状または非分枝状であ ってよいアルキル基(好ましくは、1〜20個の炭素原子を有する)であり、最も 好ましくは、各R2は、独立して、低級アルキル基(1〜4個の炭素原子を有する) である。 好適なアスパラギン酸エステルアミンは、例えば、商品名「DESMOPHEN」XP-705 3、XP-7059、およびXP-7019としてBayer(ペンシルヴェニア州Pittsburgh)から 市販されている。 「DESMOPHEN」XP-7053は、実質的に、次の化合物: からなる。 「DESMOPHEN」XP-7059は、実質的に、次の化合物:からなる。 「DESMOPHEN」XP-7109は、実質的に、次の化合物: からなる。 特に有利な結果を得るために、アスパラギン酸エステルアミンに 加えて、1種以上のアミン官能性共反応体を使用することができる。これらのア ミン(アスパラギン酸エステルアミン以外)は、典型的には、連鎖延長剤および /または耐衝撃性改良剤として機能する。このようなアミン官能性共反応体を使 用すると、ポリマ主鎖中の軟質セグメントの存在に寄与することができるため、 靭性が向上する。該共反応体は、第1級アミン、第2級アミン、またはそれらの 組合せであることができる。好ましくは、該共反応体は、第2級アミン、第2級 アミンのブレンド、または第2級アミンと第1級アミンとのブレンドである。第 1級アミンの中には、非常に迅速に反応する傾向があるために、少量で使用する かまたはm-テトラメチルキシレンジイソシアネート(TMXDI)のような非常にゆ っくりと反応するイソシアネートと併用する場合にのみ有用なものもある。いく つかの場合には、かなりの量の第1級アミンを使用することができ、しかも、例 えば、「DESMOPHEN」XP-7053のように、よりゆっくりと反応するアスパラギン酸 エステルアミンを使用してコーティング全体としての硬化速度を中程度にまたは 遅くすることができる。最も好ましくは、アミン官能性共反応体には第2級アミ ンが含まれる。 アミン官能性共反応体は、好ましくは、アミン末端ポリマである。このような ポリマとしては、例えば、「JEFFAMINE」D-2000のような商品名「JEFFAMINE」ポ リプロピレングリコールジアミンとしてHuntsman Chemicalから入手可能なポリ マ、オハイオ州ClevelandのB.F.Goodrichから商品名「HYCAR」ATBN(アミン末端ア クリロニトリルブタジエンコポリマ)として入手可能なポリマ、ならびに米国特 許第3,436,359号(Hubinら)および同第4,833,213号(Leirら)に開示されているポ リマ(アミン末端ポリマ、特に、ポリテトラヒドロフランジアミン)が挙げられ るが、これらに限定されるものではない。 多種多様なポリイソシアネートを、本発明のバインダの調製に利用することが 可能である。「ポリイソシアネート」とは、単一分子中に2個以上の反応性イソ シアネート(-NCO)基を有する任意の有機化台物を意味する。特に有用なポリイ ソシアネートは、脂肪族、脂環式、またはそれらの組合せであることができる。 この定義には、ジイソシアネート、トリイソシアネート、テトライソシアネート など、更に、それらの混合物が含まれる。最も好ましくは、耐候性を向上させ、 かつ黄変を低減させるために、脂肪族イソシアネート(環状脂肪族イソシアネー トを含む)を使用する。 有用なポリイソシアネートとしては、例えば、ビス(4-イソシアナトシクロヘ キシル)メタン(ペンシルヴェニア州PittsburghのBayer Corp.から入手可能なH12 MDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(ペンシルヴェニア州PittsburghのBay er Corp.から入手可能なMDI)、イソホロンジイソシアネート(ニュージャージー 州PiscatawayのHuels Americaから入手可能なIPDI)、トルエン2,4-ジイソシアネ ート(ウィスコンシン州MilwaukeeのAldrich Chemical Co.から入手可能なTDI)、 ヘキサメチレンジイソシアネート(ウィスコンシン州MilwaukeeのAldrich Chemic al Co.から入手可能なHDI)、m-テトラメチルキシレンジイソシアネート(ウィス コンシン州MilwaukeeのAldrich Chemical Co.から入手可能なTMXDI)、および1,3 -フェニレンジイソシアネートからなる群より選ばれるポリイソシアネートが挙 げられるが、これらに限定されるものではない。ポリイソシアネートの混合物も また使用することができる。更に、イソシアネートモノマを使用することも可能 であるが、好ましいことではない。しかしながら、好ましい付加物およびプレポ リマを作製するために使用することができる。 好ましいポリイソシアネートには、上記のポリイソシアネートモ ノマの誘導体が含まれる。これらの誘導体としては、ビウレット基を含有するポ リイソシアネート、例えば、ペンシルヴェニア州PittsburghのBayer Corp.から 商品名「DESMODUR」N-100として入手可能なヘキサメチレンジイソシアネート(HD I)のビウレット付加物;イソシアヌレート基を含有するポリイソシアネート、例 えば、ペンシルヴェニア州PittsburghのBayer Corp.から商品名「DESMODUR」N-330 0として入手可能な化合物;およびウレタン基、ウレチドン基、カルボジイミド基 、アロファネート基などを含有するポリイソシアネートが挙げられるが、これら に限定されるものではない。これらの化合物が好ましい理由は、ポリマであるこ と、蒸気圧が非常に低いこと、遊離のイソシアネートモノマが無視できる程度の 量であることである。 イソシアネートモノマの付加物として有用な市販品が多数存在する。現在のと ころ市販されてはいないが調製可能である有用な付加物およびプレポリマも多数 存在し、具体例としては、上記のアスパラギン酸エステルアミンと、IPDI、TMXD Iなどのジイソシアネートとの反応生成物が挙げられる。 ポリウレア反応の化学量論は、イソシアネートの当量と、アスパラギン酸エス テルアミンおよび場合により使用されるアミン共反応体の当量との比に基づく。 好ましくは、イソシアネートを過剰に使用する。より好ましくは、イソシアネー ト:アミン比は、約1.15:1未満である。更に好ましくは、イソシアネート:アミ ン比は、約1.1:1未満である。最も好ましくは、イソシアネート:アミン比は、約 1.05:1未満である。イソシアネート対アミンの比がこれよりも小さくなると、ゆ るいポリマ網状組織が形成され、硬化したコーティングの粘弾性が減衰し易くな る恐れを生じる。 所望の化学量論を達成するためには、アミン成分とイソシアネー ト成分とを、好ましくはアミン成分対イソシアネート成分の体積比が約1:1〜約5 :1となるように組み合わせる。より好ましくは、アミン成分対イソシアネート成 分の比は、約1:1〜3:1の範囲内である。特に好ましくは、アミン成分対イソシア ネート成分の比は、約2:1〜3:1である。 本発明の路面標識組成物は、2液系に属するものであり、場合により1種以上 のアミン官能性共反応体(アスパラギン酸エステルアミン以外)とブレンドされ る1種以上のアスパラギン酸エステルアミンと、1種以上のポリイソシアネート と、を2成分反応系として含有する。所望の結果を得るために、他の成分、例え ば、種々の添加剤などを使用することが可能である。本発明の標識の製造適性お よび全体的耐久性を向上させるために、例えば、UV吸収剤のような耐候安定剤、 ヒンダードアミン光安定剤、酸化防止剤、分散および錬磨助剤、湿潤剤、耐衝撃 性改良剤(例えば、Rohm and Haasから商品名「PARALOID」2691およびEXL-2330と して入手可能なゴム強化剤など)、脱泡剤、懸濁安定剤、殺生物剤などをバイン ダに添加することができる。しかしながら、重要なことは、所望の乗入禁止時間 を達成するために触媒を使用する必要がないことである。 このほかに、顔料(TiO2)、充填剤(例えば、タルク、CaCO3、クレー、セラミッ クマイクロスフェア、中空ポリママイクロスフェア、および中空ガラスマイクロ スフェア)、増量剤、希釈剤、可塑剤、均展剤、および界面活性剤を使用するこ とができる。顔料は、昼間における所望の外観特性を付与し、夜間における標識 の反射性能に寄与する。液体コーティングの流動特性を改良すべく、また最終コ ーティングの嵩体積に寄与して材料の体積あたりのコストを低減させるべく、充 填剤および増量剤を使用することができる。セラミックマイクロスフェア、中空 ポリママイクロスフェア(例えば、ジョー ジア州DuluthのAkzo Nobelから商品名EXPANCEL 551 DEとして市販されている中 空ポリママイクロスフェア)、および中空ガラスマイクロスフェア(例えば、ミ ネソタ州St PaulのMinnesota Mining and Manufacturing Co.から商品名K37とし て市販されている中空ガラスマイクロスフェア)のような充填剤は特に有用であ り、コーティング混合物の反応の化学にそれほど悪影響を及ぼすことなく、この 2液型コーティングの2成分に対して特定の体積比が得られるように、添加する ことが可能である。顔料、充填剤、および増量剤は、未硬化配合物および硬化フ ィルムの密度、フィルム硬化プロフィルおよび乗入禁止時間、硬化フィルムのモ ジュラス、基材に対するコーティングの接着性、熱サイクルに対するレスポンス 、ポリマ成分の収縮可能性、耐摩耗性、およびコーティングの耐久性を、著しく 変化させることが可能である。典型的には、最終乾燥コーティングの少なくとも 約15重量%、より好ましくは少なくとも約20重量%、最も好ましくは少なくとも 約25重量%は、このような不溶性物質からなる。場合によっては、約30重量%〜 約42重量%の顔料、充填剤、および増量剤を使用することが可能である。 特に好ましいタイプの充填剤は、中空ガラスマイクロスフェアである。中空ガ ラスマイクロスフェアは、優れた熱安定性を呈し、しかも分散体の粘度および密 度に及ぼす影響が最小限に抑えられるので、特に有利である。該充填剤は、低剪 断混合により迅速かつ容易に分散され、装置の摩耗も比較的少ない。好ましくは 、貯蔵安定性を増大させるために、アミン成分中にマイクロスフェアを導入する 。現地試験を行ったところ、少なくとも約30体積%、好ましくは約30体積%〜約 40体積%の中空ガラスマイクロスフェアを本発明の路面標識組成物に導入すると 、路面標識の耐久性が改良されることが分かった。 本発明の路面標識組成物は、典型的には、プライマ層を用いてまたは用いずに 通行用表面に直接適用されるか、あるいは該表面に適用される基材に適用される 。この処理は、スプレーコーティング法を使用して行うことができる。典型的に は、装置から送出される直前に成分を混合することのできるスプレー装置を使用 して、アミン成分およびイソシアネート成分を適用する。例えば、2成分高圧エ アレス衝突混合システムを使用することができる。また、スタティックミキサを 備えた多成分スプレー装置を使用することもできる。 例えば、エアレス衝突混合スプレーシステムは、Gusmer(1 Gusmer Drive,Lake wood,NJ 08701-0110)により製造されている。こうしたシステムには、次のコン ポーネント:すなわち、2つの成分を計量し約1500psi(10.34MPa)を超えるまで 圧力を増大させる比例制御セクション;粘度を制御するために2つの成分の温度 を(好ましくは別々に)上昇させる加熱セクション;および2つの成分を合わせ て噴霧直前に混合することのできるインピンジメントスプレーガンが含まれるで あろう。インピンジメントシステムの他の製造業者としては、Binks Manufactur ing(イリノイ州Chicago)およびGlas-Craft(インディアナ州Indianapolis)が挙 げられる。 ポリウレアコーティングを適用するのに有用な他のシステムは、スタティック ミックス管を使用して2つの成分のブレンドを行うシステムである。このシステ ムは、計量、加圧、および成分の加熱を行うという点では、インピンジメントユ ニットのシステムと類似している。しかしながら、スプレーガンにおいて、成分 が合体され、噴霧直前に成分を混合するように設計されたエレメントを備えた管 の長さ方向へのポンプ輸送が行われる。このシステムでは、スプレーガンの閉塞 を引き起こす可能性のある硬化ポリウレアの沈積を防止するために、スタティッ クミックス管を周期的にフラッシングす る必要がある。このようなスプレーガンとしては、例えば、Binks Model 43Pが 挙げられる。 2成分のそれぞれの粘度挙動は、2液型スプレーコーティングプロセスにとっ て重要である。衝突混合の場合、高剪断速度における2液の粘度を、適切な混合 が行えかつ硬化させることもできる粘度にできる限り近づけなければならない。 多成分スタティックミックス/スプレーシステムは、2成分間の粘度差の許容範 囲がより広いと考えられる。剪断速度および温度の関数として粘度のキャラクタ リゼーションを行えば、2液スプレー装置のライン中のコーティングの温度およ び圧力の開始点を決めるのに役立てることができる。 本発明の液体路面標識組成物は、従来通りの昼間可視度を有するポリウレアコ ーティングを提供する。更に、該組成物は、反射光学素子を固着するためのバイ ンダとして機能することもできる。一般的には、反射素子は、約数ミリメートル の直径を超えることはない。反射素子がガラスまたはセラミックマイクロスフェ アである場合、典型的には、約200マイクロメートル〜約600マイクロメートルの 範囲である。 反射素子は、好ましくは光透過性のガラスビーズ(マイクロスフェアまたはマ イクロスフェアレンズとも記す)の形態をとることができる。有機クロム化合物 の場合のように、ビーズ表面に化学的処理を施すことにより樹脂とガラスとの接 着を強化することは当技術分野で周知である。シラン、チタネート、およびジル コネートのような他の化学カップリング剤も周知である。このほか、ガラスビー ズにフルオロカーボン処理を施せば、実質的に均一な半球形ビーズ窪みを形成す るのに役立ていることができる。 また、夜間反射性を提供するために、更に、ガラスまたはセラミックのビーズ またはマイクロスフェアの形態のポストスプレー適用 素子をバインダ充填剤として使用することもできる。該素子は、被覆研磨材(サ ンドペーパ)の摩耗面上の鉱物粒子と同じように機能し、加えられた応力からポ リマバインダを保護する。マイクロスフェアの平均直径、適用率または被覆率( 単位面積あたりの重量)、および表面化学(例えば、カップリング剤を用いた処 理)は、路面標識の耐久性に影響を及ぼす。好ましくは、典型的な被覆率は、バ インダ1ガロンあたりガラスビーズ約4ポンド(479グラム/リットル)を超え る値、より好ましくは1ガロンあたり約10ボンド(1200グラム/リットル)を超 える値に相当する。この値は、好ましくは、厚さ15mil(0.4mm)の硬化フィルム に対して、面積300cm2あたりガラスビーズ約6グラムを超える値、より好ましく は、厚さ0.4mmの硬化フィルムに対して、面積300cm2あたりガラスビーズ約15グ ラムを超える値に相当する。 反射素子は、セラミックマイクロスフェア(例えば、ビーズ)の形態をとるこ とができる。「セラミック」は、本明細書中において、結晶質(固有X線回折パ ターンを生じるのに十分なパターン化原子構造を有する物質)または非晶質(原 子構造中に長距離規則度が存在せず、このことが固有X線回折パターンを示さな いことから実証される物質)のいずれかであることができる無機物質を指すため に使用される。非晶質セラミックは、より一般的には、ガラスとして知られてい る。セラミックビーズが好ましい理由としては、ガラスマイクロスフェアよりも 耐久性および耐摩耗性が大きいことが挙げられる。本発明以前は、セラミックビ ーズは、塗装路面標識用として実用にならなかった。なぜなら、バインダの耐久 性および道路に対する接着性が不十分であったからである セラミックビーズま たは他の反射マイクロスフェアは、路面にコーティングされたバインダに直接適 用することができる。このほか、 垂直面を有する再帰反射光学素子の形態で適用することもできる。垂直面は、再 帰反射に対してより良好な方向を提供する。また、垂直面にすれば、雨天のとき に再帰反射表面上に水の層が付着するのを防止することが可能である。これを防 止しなければ、再帰反射機構は妨害される。 垂直面を備えたこのような再帰反射光学素子の1タイプは、セラミックビーズ で被覆された熱可塑性コアを含んでなるペレットから作製される。このような反 射素子およびその製造方法は、国際特許公開第WO 97/03814号(Bescupら)に開 示されている。異なる溶融挙動を示すポリマを使用して、層状素子も作製された 。再帰反射素子としては、再帰反射素子コアの中央層の垂直面中に部分的に包埋 された複数の光学素子、例えば、ガラスまたはセラミックのマイクロスフェアが 挙げられる。このような反射素子およびその製造方法は、国際特許公開第WO97/2 8471号に開示されている。 耐摩耗性および耐候性が大きく改良され、路面標識中で使用しうる全セラミッ ク再帰反射素子を作製することができる。これらの再帰反射素子には、好ましく は、金属およびポリマ材料が含まれない。これらの再帰反射素子には、不透明セ ラミックコアと、コア中に部分的に包埋されたセラミック光学素子と、が含まれ る。これらの複合反射光学素子の不透明セラミックコアには、しばしば、非晶質 相(ガラス)と結晶質相との混合体が含まれるであろう。再帰反射素子は、不規 則な形状であってもよいし、球、円板、タイルなどの形態であってもよい。拡散 反射セラミックコアを、その表面中に包埋された透明光学素子と併用すると、灰 色変色を起こさず、しかも金属正反射鏡に関連した腐食のし易さの問題も生じる ことなく、驚くほど高輝度の再帰反射素子が得られる。このような反射素子およ びその製造方法は、米国特許出願第08/591,570号に開示されている。 コア表面中に包埋された光学素子を有するポリマコアを含んでなる多くの他の 様々な複合再帰反射素子も周知である。例えば、米国特許第3,252,376号、同第3 ,254,563号、同第4,983,458号、同第4,072,403号、同第4,652,172号、および同 第5,268,789号を参照されたい。セラミックコアと金属正反射コーティングを有 するガラス光学素子とを含んでなる他の再帰反射素子を作製することも可能であ る。例えば、米国特許第3,043,196、同第3,175,935号、同第3,556,637号、同第3 ,274,888号、および同第3,486,952号、ならびにEP公開第0,322,671号を参照され たい。セラミック再帰反射素子は、典型的には、より大きな耐候性および耐摩耗 性を呈する。既知の実施形態の中には、コア全体にわたり分散された光学素子が 含まれるものもある。コアは、不規則な形状であってもよいし、規則的な形状、 例えば、球、四面体、円板、正方形タイルなどであってもよい。再帰反射素子は 高価でない塗装標識中に包埋することができるので有利である。 どのようなタイプの反射素子であっても、路面上に塗装されたバインダの表面 全体にわたり流し塗りすることができるが、この場合にはセラミックマイクロス フェアの費用がかなり大きくなる可能性がある。このほか、表面の最も効率のよ い光学部分にのみ反射素子を配置することもできる。液体標識上への素子の配置 を制御することは、持続的に高い再帰反射率を得るために重要である。混合を行 う前に成分のうちの1つに素子を導入し、例えば、2成分液をスプレーコーティ ングするときに適用することができる。 また、被覆ペレットまたはマイクロスフェアの形態に関係なく、素子の包埋機 構を理解することは重要である。表面処理を施すことにより、深すぎることもな く浅すぎることもない適切な窪みを設け、素子側面に対するコーティングの湿潤 性および毛管活性を制御する ことができる。また、2液バインダ系の硬化レオロジーにより、窪み素子に対す る系の能力を変化させることもできる。 様々な特定の好ましい実施形態および技法を説明するために、以下の実施例を 提示する。しかしながら、本発明の範囲内で、多くの変更および修正を行えるこ とを理解しなければならない。例えば、これらの実施例中に記載の特定の物質お よびそれらの量ならびに他の条件および詳細事項は、当技術分野において広範に 応用されるものと解釈すべきであり、これにより本発明が不当な制約を受けるも のではないことを理解すべきである。実施例 次の手順は、本発明の2液型組成物のアミン成分を調製するのに有用な典型的 な手順である。顔料分散の手順 ステップ1:適切なサイズの混合容器中に、1/2重量%以下のアミン成分と、使 用する場合には分散剤と、を仕込む。低剪断力下(500〜1000rpm)で1分間混合し てブレンドを形成する。使用する場合にはTiO2顔料を2回に分けて添加する。Co wles-タイプの羽根を用いて、一様なコンシステンシーが得られるまで低剪断力 下(500〜1000rpm)で数分間混合する。 ステップ2:追加の増量剤(剪断感受性のない増量剤)を数回に分けて混合容 器中に添加し、次に、塊が生じないように混合する。 ステップ3:非剪断感受性増量剤をすべて添加した後、高剪断力下で混合し、 凝集した顔料および増量剤を分散させる。この処理は、典型的には、20〜60分間 以上にわたり2,000〜3,000回転毎分(rpm)で適切なサイズのCowles-タイプの羽 根(5ガロン(19リットル)バケット中で使用する場合、直径4インチ(10.2cm )の羽 根)を使用する必要がある。最適rpmは、バッチサイズ、粘度、および成分のタ イプに依存する。錬磨に適した粘度を保持するために、必要に応じて、追加のア ミン/液体成分を添加することができる。 バッチ温度は、120°F〜140°F(49℃〜60℃)まで上昇するであろう。分散プ ロセスをモニタするために、Hegman-タイプの粒ゲージを使用する。典型的には 、1mil未満の粒子サイズまで錬磨が行われた。このサイズは、PCグラインドス ケールで7.0に相当する。 ステップ4:この時点で、低剪断混合を行いながら、残りのアミンおよび他の 液体を添加する。 ステップ5:剪断感受性増量剤、例えば、中空のガラスまたはポリママイクロ スフェアを、塊の生成を防止するために必要であればいくつかに分けて、添加し 、プロペラ型またはジフィー型ミキサのような低剪断羽根を用いて10〜15分間に わたり500rpm以下で分散させる。 本発明の実施例を作製するために、次の材料を使用した。 次の実施例を作製した。 デュアルチャンバシリンジの一方のチャンバに顔料充填アミン成分を、他方の チャンバにイソシアネート成分を仕込み、スタティック混合管中に2つの成分を 同時に注入してアミン成分とイソシアネート成分とを混合し、ドクタブレードを 用いて反応性混合物を金属およびガラスの試験パネル上に塗布することにより、 実施例1からコーティングを作製した。また、コーティングをペーパ剥離ライナ に適用して硬化させた。目標の厚さは、0.38mmであった。 充填済みアミン成分とイソシアネート成分を、Airtech2成分スプレーシステ ムの別々のリザーバチャンバに仕込み、Binks 43Pスタティックミックススプレ ーガンに通して路面上にコーティングをスプレーすることにより、実施例2〜10 の大量バッチ(すなわち、20リットル)からコーティングを作製した。また、コ ーティングを金属試験パネルおよびペーパ剥離ライナにスプレー適用して硬化さ せた。目標の厚さは、0.38mmであつた。 実施例11および12から次のようにコーティングを作製した。まず、顔料分散の 手順のところに規定されているようにアミン成分を混合した。規定量のアミン成 分とイソシアネート成分を混合容器に添加して、低剪断混合によりブレンドした 。ドクタブレードを使用して、ペーパ剥離ライナ上、金属またはガラスの試験パ ネル上に反応性混合物を塗布した。目標の厚さは、0.38mmであった。 いずれのサンプルに対しても、サンプル上を横切るように舌圧子を移動させ、 フィンガ粘着力を評価することにより、硬化プロフィルをモニタした。乗入禁止 時間は、物質が流動せずにコヒーレントフィルムを形成する点まで硬化が進行す るのに要する時間として規定される。試験 次のデータ:すなわち、乾燥時間または乗入禁止時間(分)、摩耗 減量(グラム)、および再帰反射光学素子を有する標識の再帰反射率(mcd/m2/lx )は、本発明のコーティングの性能、硬化プロフィル、および耐久性を特性付け るのに有用である。 コーティングの耐摩耗性は、テーバー摩耗試験機を用いて測定することができ る。アルミニウム試験パネル上に塗布された実施例7のサンプルを秤量し、次に 、周囲実験室条件下でCS-17アブレーダホイールを用いて500gの荷重をかけ、200 0サイクルの摩耗処理を施した。摩耗処理の後、サンプルから摩耗デブリを除去 し、再度、サンプルを秤量した。平均重量損失はグラム単位で0.0472であった。 これに対して、市販の交通標識用水性ペイントでの損失は0.112グラムであった 。 本発明に開示されているタイプの路面標識を使用して車線を規定する。従って 、車線の縁上の連続したラインとしてまたはスキップと呼ばれる車線分離用の波 線のラインとして適用する。これらの標識は、通行方向と平行に配設されるので 、縦方向標識と呼ばれる。実際に使用する場合には、道路を使用する車両のうち で、実際にこれらの標識を横切る車両の割合は比較的少ないであろう。 交通標識の耐摩耗性を調べるために、横方向パターンとして道路の表面に物質 を適用するのが一般的である。すなわち、車線を横切るように通行方向に垂直に 適用する。このようにすれば、各車両は試験ラインの一部分に触れるであろう。 更に、形成される摩耗パターンは、「ホイールトラック」として、すなわち、車 両タイヤの通過経路内に完全に含まれ、最大の摩耗を生じるラインの一部分とし て、または「エッジライン」として、すなわち、それほど頻繁にタイヤが触れる ことのないラインの境界付近の領域として取り扱ってもよい。このように適用さ れた試験標識の性能を解析することにより、短縮された時間枠内で標識の耐摩耗 性を調べ、実際の耐久性を推定 することができる。 本発明の課題の標識の性能を2種の市販の路面標識製品と比較するために、こ のタイプの試験を導入した。これらの2種の製品は、優れた耐久性を呈し縦方向 標識としての有効寿命が2年間を超えることが分かっている対照すなわち基準物 質として選択した。報告したデータは、ASTM E 1710-95aに従って測定した反射 率であり、ホイールトラックすなわち最大摩耗を生じる領域から得られたもので ある。表から分かるように、本発明の課題の物質は、コーティングの厚さが薄い にもかかわらず、市販の製品と比較してかなり良好であった。 *3ヶ月後の測定値 先に記載したようにサンプル1〜10を適用し、評価を行った。高充填量の中空 ガラスバブル/マイクロスフェアを含有する配合物を使用したときに最大の耐久 性(基材への固着保持性として規定される)が得られた。例えば、ガラスバブル を37体積%含有する実施例6は、同じ共反応体をベースとするがガラスバブルが わずか10体積%しか含まれていない実施例5よりも良好な性能を呈した。また、 ガラスバブルを24体積%含有する実施例10は、同等な共反応体を 含有するがガラスバブルが含まれていない実施例9と比較して、より良好な耐久 性を呈する。更に、実施例9および10中の「JEFFAMINE」共反応体ならびに「HYC AR」アミン末端コポリマはいずれも、生成したコーティングの可撓性および耐引 裂性を増大させた。また、アミンの選択により、コーティングの耐久性を変化さ せることが可能である。実施例8は、実施例2と比較して、より良好な耐久性を 呈する。この場合、より大きい剛性を有するXP-7053およびXP-7059アスパラギン 酸エステルアミン成分を使用した実施例8で得られたモジュラスのより大きいフ ィルムは、より大きい可撓性を有するXP-7109アミンをベースとした実施例2と 比較した場合、改良された耐久性能を付与することが分かった。実施例8におい て分散剤を添加すると、粘度が低下し、充填されたアミン成分の貯蔵安定性が改 良させる。 実際に使用する際、実施例2および8をベースとした標識を-8℃で適用したと ころ、5分間未満の乗入禁止時間でコーティングが硬化することが分かった。 本明細書中で引用した特許、特許資料、および出版物はいずれも、参照により 独立した組み込み物として組み入れる。以上の詳細な説明は、明確に理解するた めにのみ提示したものである。こうした説明により不要な限定がなされるもので はないことを理解すべきである。本発明は、提示および説明のなされた詳細な内 容そのものに限定されるものではなく、当業者に自明の変化形態は、請求の範囲 に規定された本発明の範囲内に含まれるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゼンダー,マーク ディー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55100,ホワ イト ベアー レイク,サウス ショア ブールバード 2616 (72)発明者 ウィリー,ダニエル ジェイ. アメリカ合衆国,ミネソタ 55409,ミネ アポリス,コルファックス アベニュ サ ウス 3627 #306 (72)発明者 ボーデン,トーマス アール. アメリカ合衆国,ミネソタ 55128,オー クデイル,ヘルモ アベニュ 2051

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.1種以上の脂肪族第2級アミン、 1種以上のポリイソシアネート、ならびに 充填剤、増量剤、顔料、およびそれらの組合せからなる群より選ばれる物質、 を含むコーティング組成物から調製されるポリウレア基含有バインダと、 反射素子と、 を含んでなる路面標識。 2.縦方向の交通標識として少なくとも約2年間使用した後でASTM E 1710-95 に従って測定した場合に少なくとも約100mcd/m2/luxの保持反射率を有する、請 求項1記載の路面標識。 3.前記1種以上の脂肪族第2級アミンがアスパラギン酸エステルアミンを含 む、請求項1記載の路面標識。 4.前記コーティング組成物が少なくとも約7℃の最低適用温度および約5分 間以下の乗入禁止時間を有する、請求項1記載の路面標識。 5.前記反射素子がセラミックマイクロスフェアを含む、請求項1記載の路面 標識。 6.前記コーティング組成物が実質的に揮発性有機成分を含まない、請求項1 記載の路面標識。 7.前記コーティング組成物が少なくとも約30秒間の開放時間を有する、請求 項1記載の路面標識。 8.前記充填剤が中空ガラスマイクロスフェアを含む、請求項1記載の路面標 識。 9.充填剤、増量剤、顔料、およびそれらの組合せからなる群よ り選ばれる物質を、最終乾燥コーティングの重量を基準にして少なくとも約15重 量%の量で含む、請求項1記載の路面標識。 10.充填剤、増量剤、顔料、およびそれらの組合せからなる群より選ばれる 物質を、最終乾燥コーティングの重量を基準にして約30重量%〜約42重量%の量 で含む、請求項9記載の路面標識。 11.揮発性有機成分が実質的に含まれず1種以上のアスパラギン酸エステル アミンを含有するアミン成分と1種以上のポリイソシアネートを含有するイソシ アネート成分とが含まれるスプレー適性のある2液型コーティング組成物から調 製されるポリウレア基含有バインダを含んでなる路面標識であって、 該アミン成分および該イソシアネート成分のうちの少なくとも一方が、充填剤 、増量剤、顔料、およびそれらの組合せからなる群より選ばれる物質を更に含有 し、 該コーティング組成物が少なくとも約7℃の最小適用温度および約5分間以下 の乗入禁止時間を有する、路面標識。 12.縦方向の交通標識として少なくとも約2年間使用した後でASTM E 1710- 95に従って測定した場合に少なくとも約100mcd/m2/luxの保持反射率を有する、 請求項11記載の路面標識。 13.1種以上の脂肪族第2級アミンと、 1種以上のポリイソシアネートと、 充填剤、増量剤、顔料、およびそれらの組合せからなる群より選ばれる物質と 、 を含んでなるコーティング組成物であって、 少なくとも約7℃の最小適用温度、約5分間以下の乗入禁止時間を有し、更に 、縦方向の交通標識として少なくとも約2年間使用した後でASTM E 1710-95に従 って測定した場合に少なくとも約100mcd/m2/luxの保持反射率を有する反射素子 を含んでなる路面標識を 形成する、コーティング組成物。 14.前記1種以上の脂肪族第2級アミンが第2級アミン官能性ポリマを含む 、請求項13記載のコーティング組成物。 15.前記1種以上の脂肪族第2級アミンがアスパラギン酸エステルアミンを 含む、請求項13記載のコーティング組成物。 16.少なくとも約-4℃の最低適用温度を有する、請求項13記載のコーティ ング組成物。 17.実質的に揮発性有機成分が含まれない、請求項13記載のコーティング 組成物。 18.少なくとも約30秒間の開放時間を有する、請求項13記載のコーティン グ組成物。 19.前記充填剤が中空ガラスマイクロスフェアを含む、請求項13記載のコ ーティング組成物。 20.充填剤、増量剤、顔料、およびそれらの組合せからなる群より選ばれる 物質を、最終乾燥コーティングの重量を基準にして少なくとも約15重量%の量で 含む、請求項13記載のコーティング組成物。 21.充填剤、増量剤、顔料、およびそれらの組合せからなる群より選ばれる 物質を、最終乾燥コーティングの重量を基準にして約30重量%〜約42重量%の量 で含む、請求項20記載のコーティング組成物。 22.1種以上のアスパラギン酸エステルアミンおよび場合により1種以上の アミン官能性共反応体を含有するアミン成分と、 1種以上のポリイソシアネートを含有するイソシアネート成分と、を含んでな るスプレー適性のある2液型路面標識組成物であって、 該アミン成分、該イソシアネート成分、またはそれらの両方が、充填剤、増量 剤、顔料、およびそれらの組合せからなる群より選ば れる物質を更に含む、 スプレー適性がありかつ少なくとも約7℃の最小適用温度および約5分間以下 の乗入禁止時間を有する2液型路面標識組成物。 23.前記アミン官能性共反応体がアミン官能性ポリマである、請求項22記 載の2液型路面標識組成物。 24.反射素子を更に含む、請求項22記載の2液型路面標識組成物。 25.前記反射素子がセラミックマイクロスフェアを含む、請求項24記載の 2液型路面標識組成物。 26.請求項1記載の路面標識を表面上に含んでなる通行用表面。 27.請求項11記載の路面標識を表面上に含んでなる通行用表面。 28.請求項11記載の路面標識が表面上にコーティングされた基材を含んで なる予備成形された路面標識。 29.1種以上の脂肪族第2級アミンを含有するアミン成分を提供するステッ プと、 1種以上のポリイソシアネートを含有するイソシアネート成分を提供するステ ップと、 該アミン成分、該イソシアネート成分、または両方の成分の中に、充填剤、増 量剤、顔料、およびそれらの組合せからなる群より選ばれる物質を提供するステ ップと、 該アミン成分と該イソシアネート成分を組み合わせて、少なくとも約7℃の最 小適用温度および約5分間以下の乗入禁止時間を有するコーティング組成物を形 成するステップと、 表面に該コーティング組成物を適用するステップと、 該表面上にコーティングされた該組成物に反射素子を適用して、縦方向の交通 標識として少なくとも約2年間使用した後でASTM E 1710-95に従って測定した場合に少なくとも約100mcd/m2/luxの保持反射率を有す る反射素子を含んでなる路面標識を形成するステップと、 を含む、路面標識の作製方法。 30.前記表面が通行用表面である、請求項29記載の方法。 31.前記路面標識が反射素子を更に含む、請求項29記載の方法。 32.前記反射素子が、前記通行用表面上にコーティングされた前記組成物に 適用される、請求項31記載の方法。 33.前記コーティング組成物を適用するステップが、前記コーティング組成 物をスプレーするステップを含む、請求項29記載の方法。 34.前記アミン成分と前記イソシアネート成分が、アミン成分対イソシアネ ート成分の体積比約2:1で組み合わされる、請求項29記載の方法。 35.前記アミン成分と前記イソシアネート成分が、アミン成分対イソシアネ ート成分の体積比約3:1で組み合わされる、請求項29記載の方法。 36.1種以上のアスパラギン酸エステルアミンおよび場合により1種以上の アミン官能性共反応体を含有するアミン成分を提供するステップと、 1種以上のポリイソシアネートを含有するイソシアネート成分を提供するステ ップと、 該アミン成分、該イソシアネート成分、または両方の成分の中に、充填剤、増 量剤、顔料、およびそれらの組合せからなる群より選ばれる物質を提供するステ ップと、 該アミン成分と該イソシアネート成分を組み合わせて、少なくと も約7℃の最小適用温度および約5分間以下の乗入禁止時間を有するコーティン グ組成物を形成するステップと、 通行用表面上に該コーティング組成物をスプレーするステップと、 該通行用表面上にコーティングされた該組成物に反射素子を適用して路面標識 を形成するステップと、 を含む、通行用表面に標識を形成する方法。
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