【発明の詳細な説明】
ドーパミンD3受容体のモジュレーターとしてのテトラヒドロイソキノリン誘
導体
本発明は、新規テトラヒドロイソキノリン誘導体、それらの製造方法、それら
を含有する医薬組成物、および、ドーパミンD3受容体のモジュレーターとして
、特に、抗精神病薬としての、治療におけるそれらの使用に関する。
米国特許第5,294,621号には、式:
により置換されていてもよいフェニル環であり;R1、R2およびR3は、各々、
とりわけ、水素であり;Xは、とりわけ、(CH2)mNR7COであり;mは、2
〜4であり;Ar1は、所望により置換されていてもよい複素環または所望によ
り置換されていてもよいフェニル環である]
で示されるテトラヒドロピリジン誘導体が記載されている。該化合物は、抗不整
脈薬として有用であることが記載されている。
欧州特許出願公開第431,580号には、式:
[式中、Rは、OR3、NR4R5またはN(OR4)R5であり、R4およびR5は、
とりわけ、水素、低級アルキル、アロイルまたはヘテロアロイルであり;mは、
0、1または2であり;R1は、水素、アリールまたは種々のヘテロアリール基
であり;nは、0または1〜4であり;R2は、
である]
で示される化合物が記載されている。該化合物は、抗精神病薬および抗高血圧薬
として有用な、ならびに、過プロラクチン血症症候群およびいくつかの中枢神経
系障害の治療に有用なドーパミン作動薬であることが記載されている。
PCT出願国際公開WO 95/10513には、エストロゲンアゴニストと
してベンゾチオフェン誘導体および関連化合物が記載されている。
本発明者らは、ドーパミン受容体、特に、D3受容体に対して結合性を有し、
かくして、D3受容体の調節が有益である症状の治療に、例えば、抗精神病薬と
して、有効である一群のテトラヒドロイソキノリン誘導体を見出した。
第一の態様においては、本発明は、式(I):
[式中、
R1は、水素もしくはハロゲン原子;ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、トリフル
オロメチル、トリフルオロメトキシ、トリフルオロメタンスルホニルオキシ、ペ
ンタフルオロエチル、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、アリールC1-4アルコ
キシ、C1-4アルキルチオ、C1-4アルコキシC1-4アルキル、C3-6シクロアルキ
ルC1-4アルコキシ、C1-4アルカノイル、C1-4アルキシカルボニル、C1-4アル
キルスルホニル、C1-4アルキルスルホニルオキシ、C1-4アルキルスルホニルC1-4
アルキル、アリールスルホニル、アリールスルホニルオキシ、アリールスル
ホニルC1-4アルキル、C1-4アルキルスルホンアミド、C1-4ア
ルキルアミド、C1-4アルキルスルホンアミドC1-4アルキル、C1-4アルキルア
ミドC1-4アルキル、アリールスルホンアミド、アリールカルボキサミド、アリ
ールスルホンアミドC1-4アルキル、アリールカルボキサミドC1-4アルキル、ア
ロイル、アロイルC1-4アルキルもしくはアリールC1-4アルカノイル基;基R3
OCO(CH2)p、R3CON(R4)(CH2)p、R3R4NCO(CH2)pもしくはR3
R4NSO2(CH2)p(ここで、R3およびR4は、各々独立して、水素原子または
C1-4アルキル基を表すか、または、R3R4は、C3-6アザシクロアルカンまたは
C3-6(2−オキソ)アザシクロアルカン環の一部を形成し、pは、0または1〜
4の整数を表す);または、基Ar3−Z(ここで、Ar3は、所望により置換さ
れていてもよいフェニル環または所望により置換されていてもよい5員もしくは
6員芳香族複素環を表し、Zは、結合、O、SまたはCH2を表す)から選択さ
れる置換基を表し;
R2は、水素原子またはC1-4アルキル基を表し;
qは、1または2であり;
Aは、式(a)、(b)または(c):
(式中、Arは、所望により置換されていてもよいフェニル環または所望により
置換されていてもよい5員もしくは6員芳香族複素環、または、所望により置換
されていてもよい二環系を表し;
Ar1およびAr2は、各々独立して、所望により置換されていてもよいフェニ
ル環または所望により置換されていてもよい5員もしくは6員芳香族複素環を表
し;
Yは、結合、−NHCO−、−CONH−、−CH2−または−(CH2)mY1(
CH2)n−を表し、ここで、Y1は、O、S、SO2またはCOを表し、mおよび
nは、m+nの合計が0または1であるように、各々、0または1を表す)
で示される基を表す;ただし、Aが式(a)で示される基を表す場合、カルボキ
サミド部分に対してオルト位にあるArに存在する置換基は、必然的に、水素ま
たはメトキシ基である]
で示される化合物およびその塩を提供するものである。
上記式(I)で示される化合物において、アルキル基または部分は、直鎖状ま
たは分枝状であってよい。用いられるアルキル基としては、メチル、エチル、n
−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、および、イソプロピル
、t−ブチル、sec−ブチルなどのそのいずれの分枝異性体も挙げられる。
式(I)で示される化合物の例としては、Arが二環式芳香環系またはヘテロ
芳香環系であり、R1がペンタフルオロエチル以外である化合物が挙げられる。
R1がアリールC1-4アルコキシ、アリールスルホニル、アリールスルホニルオ
キシ、アリールスルホニルC1-4アルキル、アリールスルホンアミド、アリール
カルボキサミド、アリールスルホンアミドC1-4アルキル、アリールカルボキサ
ミドC1-4アルキル、アロイル、アロイルC1-4アルキルまたはアリールC1-4ア
ルカノイル基を表す場合、アリール部分は、所望により置換されていてもよいフ
ェニル環または所望により置換されていてもよい5員もしくは6員複素環から選
択してよい。基R1において、アリール部分は、所望により、水素、ハロゲン、
アミノ、シアノ、C1-4アルキル、C1-4アルキルアミノ、C1-4ジアルキルアミ
ノ、C1-4アルキルアミド、C1-4アルカノイル、またはR5R6NCO(ここで、
R5およびR6は、各々独立して、水素原子またはC1-4アルキル基を表す)から
選択される置換基1個以上により置換されいていもよい。
式(I)で示される化合物に存在するハロゲン原子は、フッ素、塩素、臭素ま
たはヨウ素であってよい。
qが2である場合、置換基R1は、同一または異なっていてよい。
基Ar、Ar1、Ar2またはAr3のいずれについても定義されている所望に
より置換されていてもよい5員または6員複素環式芳香環は、O、NまたはSか
ら選択されるヘテロ原子1〜4個を含有している。該環がヘテロ原子2〜4個を
含有する場合、1個のヘテロ原子は、好ましくは、O、NおよびSから選択され
、残りのヘテロ原子は、好ましくは、Nである。5員および6員複素環基の例と
しては、フリル、チエニル、ピロリル、オキサゾリル、チアゾリル、イミダゾリ
ル、
オキサジアゾリル、チアジアゾリル、ピリジル、トリアゾリル、トリアジニル、
ピリダジル、ピリミジニルおよびピラゾリルが挙げられる。
Arについての二環系、例えば、二環式芳香環系またはヘテロ芳香環系の例と
しては、ナフチル、インダゾリル、インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニ
ル、ベンゾチアゾリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾイソ
オキサゾリル、ベンゾイソチアゾリル、キノリニル、キノキソリニル、キナゾリ
ニル、シンノリニル、イソキノリニル、ピラゾロ[1,5−a]ピリミジル、ピロ
ロ[3,2−b]ピリジル、ピロロ[3,2−c]ピリジル、チエノ[3,2−b]チオ
フェニル、1,2−ジヒドロ−2−オキソ−キノリニル、2,3−ジヒドロ−3−
オキソ−4H−ベンゾオキサジニル、1,2−ジヒドロ−2−オキソ−3H−イ
ンドリルが挙げられる。
環Ar、Ar1またはAr2は、各々独立して、所望により、水素もしくはハロ
ゲン原子、または、ヒドロキシ、オキソ、シアノ、ニトロ、C1-4アルキル、C1 -4
アルコキシ、C1-4アルキレンジオキシ、C1-4アルカノイル、C1-4アルキル
スルホニル、C1-4アルキルスルフィニル、C1-4アルキルチオ、R7SO2N(R8
)−、R7R8NSO2−、R7R8N−、R7R8NCO−またはR7CON(R8)−基
(ここで、R7およびR8は、各々独立して、水素原子またはC1-4アルキル基を
表すか、または、R7R8は一緒になってC3-6アルキレン鎖を形成する)から選
択される置換基1個以上により置換されていてもよい。
別法としては、ArおよびAr2は、所望により、上記定義の5員もしくは6
員複素環1個以上により置換されていてもよいか、または、所望により、C1-2
アルキルもしくはR7R8N−基(ここで、R7およびR8は、上記定義と同じであ
る)により置換されていてもよい。
環ArおよびAr2において、お互いにオルト位に位置する置換基は、結合し
て5員または6員環を形成してよい。
薬剤に用いるには式(I)で示される化合物の塩が生理学上許容されるべきで
あるということは、認識されるであろう。適当な生理学上許容される塩は、当業
者には明白であり、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸またはリン酸などの
無機酸、および、コハク酸、マレイン酸,酢酸、フマル酸、クエン酸、酒石酸、
安息香酸、p−トルエンスルホン酸、メタンスルホン酸またはナフタレンスルホ
ン酸などの有機酸で形成される酸付加塩が挙げられる。シュウ酸塩などの他の生
理学上許容されない塩は、例えば、式(I)で示される化合物の単離において用
いてもよく、本発明の範囲内に包含される。式(I)で示される化合物の溶媒和
物および水和物もまた本発明の範囲内に包含される。
式(I)で示されるある化合物は、1当量以上の酸と酸付加塩を形成してもよ
い。本発明は、全ての可能な化学量論的および非化学量論的形態をその範囲内に
包含する。
式(I)で示される化合物は、シクロヘキシル環の立体配置に関してシス−お
よびトランス−異性体の形態で存在できる。Aが基(c)を表す場合、当該化合
物は、この二重結合についての幾何異性体として存在してもよい。本発明は、混
合体を含む全てのかかる異性体をその範囲内に包含する。好ましくは、本発明の
化合物は、シクロヘキシル環に関してトランス配置である。Aが基(c)を表す
式(I)で示される化合物については、二重結合のトランス配置であるのが好ま
しい。
式(I)で示される化合物において、R1は、ハロゲン原子、メチル、シアノ
、トリフルオロメチル、ペンタフルオロエチルまたはトリフルオロメトキシ基か
ら選択される置換基を表すのが好ましい。例えばテトラヒドロイソキノリン環の
6位または7位にある、シアノ基が特に好ましい。好ましくは、qは、1である
。R2は、好ましくは、水素原子である。
基Aは、好ましくは、式(a)または(c)で示される基である。(a)に関
しては、Arの好ましい例としては、所望により置換されていてもよいインドリ
ル、ピラゾロ[1,5−a]ピリミジル、シンノリニル、キノリニル、ベンゾ[b]
フラニルまたはピロロピリジルが挙げられる。(c)に関しては、好ましい例は
、所望により置換されていてもよいフェニル基である。
環Ar、Ar1またはAr2は、好ましくは、各々独立して、所望により、水素
もしくはハロゲン原子、シアノ、メトキシ、メチレンジオキシ、アセチル、アセ
チルアミノ、メチルスルホニル、メチルスルホニルオキシ、メチルアミノスルホ
ニル、メチルスルホニルアミノまたはメチルアミノカルボニル基から選択され
る置換基1個以上により置換されていてもよい。
式(I)で示される化合物に含まれるある種の置換ヘテロ芳香環系は、1種類
以上の互変異性体形で存在してもよい。本発明は、混合体を含む全てのかかる互
変異性体形をその範囲内に包含する。
本発明の特定の化合物としては、以下に詳細に例示し、名称を記載する化合物
が挙げられる。本発明の好ましい化合物としては、実施例1−33の各々におい
て最初に記載した化合物が挙げられ、実施例19の化合物、すなわち、トランス
−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(4−キノリニル)カルボキサミド)シクロヘ
キシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンが特に好ましい。こ
れらの化合物は、それらの遊離塩基またはその生理学上許容される塩、特に一塩
酸塩またはモノメシレート塩の形態であってもよい。
本発明は、また、(a)式(II):
[式中、R1、R2およびqは、上記定義と同じである]
で示される化合物を式(III):
A−COX
式(III)
[式中、Aは、上記定義と同じであり、Xは、ハロゲン原子または活性エステル
の残基である]
で示される化合物と反応させるか;
(b)一酸化炭素、および、トランス−ビス−トリフェニルホスフィンパラジ
ウム(II)ブロミドなどの触媒の存在下、式(II)で示される化合物をA−B
rもしくはA−IまたはA−OSO2CF3で示される化合物と反応させることに
より式(I)で示される化合物を製造するか;
(c)式(IV):[式中、R2およびAは、上記定義と同じであり、一のR1aは、基wを表し(こ
で、Wは、ハロゲン原子またはトリフルオロメチルスルホニルオキシ基であるか
、または、Wは、ボロン誘導体、例えば、ボロン酸官能基B(OH)2、または、
トリアルキルスズ、例えば、SnBu3、ハロゲン化亜鉛もしくはハロゲン化マ
グネシウムなどの金属官能基から選択される基Mである)、qが2である場合、
他のR1aは、R1である]
で示される化合物をAr3−W1[ここで、Wが基Mである場合、W1は、ハロゲ
ン原子またはトリフルオロメチルスルホニルオキシ基であるか、または、Wがハ
ロゲン原子またはトリフルオロメチルスルホニルオキシ基である場合、W1は、
基Mである]で示される化合物と反応させることにより、R1がAr3−Zであり
、Zが結合である式(I)で示される化合物を製造するか;
(d)式(V):
[式中、R2およびAは、上記定義と同じであり、一のR1bは、基ZHを表し、
qが2である場合、他のR1bは、R1を表す]
で示される化合物を、基Ar3を導入するように作用する試薬と反応させること
により、R1がAr3−Zであり、ZがOまたはSである式(I)で示される化合
物を製造するか;
(e)式(VI):
[式中、R1、R2、Ar1、wおよびqは、上記定義と同じである]
で示される化合物をAr2−W1[ここで、Wが基Mである場合、W1は、ハロゲ
ン原子またはトリフルオロメチルスルホニルオキシ基であるか、Wがハロゲン原
子またはトリフルオロメチルスルホニルオキシ基である場合、W1は、基Mであ
る]で示される化合物と反応させることにより、Yが結合である式(I)で示さ
れる化合物を製造し;
(f)式(I)で示されるーの化合物の式(I)で示される別の化合物への変
換、例えば、(i)R2が水素を表す式(I)で示される化合物のアルキル化;
(ii)一のR1のアルコキシ(例えば、メトキシ)からヒドロキシへの変換;
または(iii)R1のヒドロキシからスルホニルオキシ、例えば、アルキルス
ルホニルオキシまたはトリフルオロメタンスルホニルオキシへの変換;(iv)
YがSを表す化合物のYがSO2を表す化合物への変換;または(v)YのCO
からCH2への変換を行い;
(g)慣用法、例えば、クロマトグラフィーまたは結晶化により式(I)で示
される化合物のシス異性体およびトランス異性体の分離を行い;
所望により、次いで、式(I)で示される化合物の塩を形成すること
からなることを特徴とする式(I)で示される化合物の製造方法を提供するもの
である。
工程(a)は、アミド結合の形成のための慣用法を用いて行ってよい。Xが活
性エステルの残基である場合、これは、例えば、1−エチル−3−(3−ジメチ
ルアミノプロピル)カルボジイミドなどのカルボジイミドを用いて形成してもよ
い。反応は、ジクロロメタンなどの溶媒中で行ってよい。
工程(c)による式(IV)で示される化合物とAr3W1との反応または工程
(e)による式(VI)で示される化合物とAr2−W1との反応は、遷移金属触
媒、例えば、ビス−トリフェニルホスフィンパラジウムジクロリドまたはテトラ
キス−トリフェニルホスフィンパラジウム(0)などのパラジウム触媒の存在下で
行ってよい。MがB(OH)2などのボロン酸官能基を表す場合、反応は、塩基性
条件下で、例えば、ジオキサンなどの適当な溶媒中で炭酸ナトリウム水溶液を用
いて行ってよい。Mがトリアルキルスズである場合、反応は、キシレンまたはジ
オキサンなどの不活性溶媒中で、所望により、LiClの存在下で行ってよい。
Mがハロゲン化亜鉛またはハロゲン化マグネシウムである場合、反応は、テトラ
ヒドロフランなどの非プロトン性溶媒中で行ってよい。置換基Wは、好ましくは
、臭素などのハロゲン原子またはトリフルオロメチルスルホニルオキシなどのス
ルホニルオキシ基であり;W1は、好ましくは、トリアルキルスズまたはB(OH
)2などの基Mである。
工程(d)において、基Ar3を導入するように作用する試薬は、好ましくは
、式Ar3−Hal[式中、Halは、ハロゲン原子である]で示される化合物
である。反応は、ジメチルホルムアミドなどの溶媒中、炭酸カリウムなどの塩基
の存在下で行ってよい。
工程(f)による変換反応は、当該技術分野でよく知られている方法を用いて
行ってよい。
式(II)で示される化合物は、式(VII):
[式中、R1およびqは、上記定義と同じである]
で示される化合物の対応するケトンへの変換、次いで、還元アミノ化法により製
造してよい。これは、(i)酸水溶液の存在下でのケタールのケトンへの変換、
次いで、(ii)還元剤の存在下での該ケトンのR2NH2または酢酸アンモニ
ウムによる還元アミノ化について当該技術分野でよく知られている方法により行
ってよい。用いられる適当な還元剤としては、酸性条件下での水素化ホウ素ナト
リウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウムもしくはトリアセトキシ水素化ホウ素ナ
トリウムが挙げられるか、または、接触水素添加である。反応は、便宜的には、
メタノール、エタノールまたはジクロロエタンなどの溶媒中で行ってよい。
式(VII)で示される化合物は、それ自体、還元剤の存在下、式(VIII
):
[式中、R1およびqは、上記定義と同じである]
で示される化合物を式(IX):
で示される化合物と反応させることにより製造してよい。用いられる適当な還元
剤としては、酸性条件下での水素化ホウ素ナトリウム、シアノ水素化ホウ素ナト
リウムもしくはトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウムが挙げられるか、または
、接触水素添加である。反応は、便宜的には、エタノールまたはジクロロエタン
などの溶媒中で行ってもよい。
式(II)で示される化合物の個々のシスーおよびトランス−異性体は、シス
−またはトランス−4−アミノ−シクロヘキサン酢酸(T.P.Johnson,et al.,
J.Med.Chem.,1997,(20),279-290)から出発し、次いで、当該技術分野でよ
く知られている方法を用いて官能基交換および/または保護を行って、式(X):[式中、R2は、上記定義と同じであり、Pは、保護基、例えば、トリフルオロ
アセチルまたはtert−ブトキシカルボニルである]
で示される化合物の個々のシス−またはトランス−異性体を得ることにより製造
してもよい。上記還元剤の存在下での式(X)で示される化合物と式(VIII
)で示される化合物との次反応、次いで、標準的な方法を用いる脱保護により、
R2が上記定義と同じである式(II)で示される化合物の個々の異性体を得る
。
式(III)で示される化合物は、知られているか、または、標準的な方法を
用いて製造してもよい。
式(IV)、(V)または(VI)で示される化合物は、上記(a)、(b)
、(c)および(d)と類似の方法により製造してもよい。化合物Ar2W1、A
r3W1およびAr3Halは、市販されているか、または、標準的な方法により
製造してもよい。式(VIII)で示される化合物は、文献で知られているか、
公知方法により製造してもよい。式(IX)で示される化合物は、同様に文献で
知られている。
式(I)で示される化合物は、ドーパミン受容体、特にD3受容体に対して結
合性を示すことが判明し、精神病的症状などのかかる受容体の調節を必要とする
病状の治療に有用であると考えられる。式(I)で示される化合物は、また、ド
ーパミンD2受容体に対するよりもD3受容体に対する方がより大きな結合性を有
することが判明した。現行の入手可能な抗精神病薬(神経弛緩薬)の治療効果は
、一般に、D2受容体の遮断を介して発揮されると考えられている;しかしなが
ら、このメカニズムは、また、多くの神経弛緩薬に伴う望ましくない錐体外路系
副作用(eps)に関与するとも考えられている。理論により制限されることな
く、最近特徴付けられたドーパミンD3受容体の遮断は、有意なepsを伴わず
に有益な抗精神病活性を生じ得ることが示唆された(例えば、Sokoloff et al.
,Nature,1990;347:46-151;およびSchwartz et al.,Clinical Neuro-
pharmacology,Vol.16,No.4,295-314,1993を参照)。従って、本発明の好
ましい化合物は、ドーパミンD2受容体に対するよりもドーパミンD3受容体に対
する方が高い結合性を有するものである(かかる結合性は、標準的な方法を用い
て、例えば、クローン化ドーパミン受容体を用いて測定できる)。該化合物は、
有利には、D3受容体の選択的モジュレーターとして用いてもよい。
本発明者らは、式(I)で示されるある種の化合物がドーパミンD3受容体ア
ンタゴニストであり、残りの化合物がアゴニストまたは部分アゴニストであるこ
とを見出した。本発明の化合物の機能的活性(すなわち、それらがアンタゴニス
トであるか、アゴニストであるか、または、部分アゴニストであるか)は、過度
の実験を必要としない下記試験方法を用いて容易に測定できる。D3アンタゴニ
ストは、例えば、精神***病、***−情動障害、精神病的鬱病、躁病、パラノイ
ア様および妄想性障害の治療において、抗精神病薬として有用である。ドーパミ
ンD3受容体アゴニストにより治療し得る症状としては、パーキンソン病、神経
弛緩薬誘発性パーキンソン症候群および遅発性ジスキネジーなどの運動異常性(
dyskinetic)障害;鬱病;不安、記憶障害、性的機能不全および薬物(例えば、
コカイン)依存症が挙げられる。
したがって、別の態様において、本発明は、ドーパミンD3受容体の調節を必
要とする症状、例えば、精神***病などの精神病の治療方法であって、それを必
要とする患者に有効量の式(I)で示される化合物またはその生理学上許容され
る塩を投与することからなる治療方法を提供するものである。
本発明は、また、ドーパミンD3受容体の調節を必要とする症状、例えば、精
神***病などの精神病の治療薬の製造における式(I)で示される化合物または
その生理学上許容される塩の使用を提供するものである。
本発明のD3アンタゴニストについての好ましい使用は、精神***病などの精
神病の治療における使用である。
本発明のD3アゴニストについての好ましい使用は、パーキンソン病などの運
動異常性障害の治療における使用である。
医薬における使用については、本発明化合物は、通常、標準的な医薬組成物と
して投与する。したがって、本発明は、さらなる態様においては、式(I)で示
される新規化合物またはその生理学上許容される塩および生理学上許容される担
体からなる医薬組成物を提供するものである。
式(I)で示される化合物は、いずれの便宜的な方法によっても、例えば、経
口投与、非経口投与、口腔内(buccal)投与、舌下投与、鼻投与、直腸投与また
は経皮投与により投与してもよく、該医薬組成物は、それに応じて適合させる。
経口投与した場合に有効な式(I)で示される化合物およびそれらの生理学上
許容される塩は、液体または固体、例えば、シロップ剤、懸濁剤または乳剤、錠
剤、カプセル剤およびロゼンジ剤として製剤化できる。
液体製剤は、一般に、適当な液体担体、例えば、水、エタノールもしくはグリ
セリンなどの水性溶媒、または、ポリエチレングリコールまたは油などの非水性
溶媒中の当該化合物または生理学上許容される塩の懸濁液または溶液からなる。
該製剤は、沈殿防止剤、保存剤、フレーバー剤または着色剤を含有してもよい。
錠剤形態の組成物は、固体製剤を調製するのに慣用的に用いるいずれの適当な
医薬担体を用いても調製できる。かかる担体の例としては、ステアリン酸マグネ
シウム、デンプン、ラクトース、スクロースおよびセルロースが挙げられる。
カプセル剤形態の組成物は、慣用的なカプセル化法を用いて調製できる。例え
ば、有効成分を含有するペレットを標準的な担体を用いて調製し、次いで、ハー
ドゼラチンカプセルに充填することができる;別法としては、分散液または懸濁
液を適当な医薬担体、例えば、水性ガム、セルロース、シリケートまたは油を用
いて調製し、次いで、該分散液または懸濁液をソフトゼラチンカプセルに充填す
ることができる。
典型的な非経口組成物は、無菌水性担体または非経口上許容される油、例えば
、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、レシチン、落花生油または
ゴマ油中の当該化合物または生理学上許容される塩の溶液または懸濁液からなる
。別法としては、該溶液を凍結乾燥し、次いで、投与直前に適当な溶媒で復元で
きる。
鼻投与用組成物は、便宜的には、エアロゾル剤、滴剤、ゲル剤および粉末剤と
して製剤化してもよい。エアロゾル製剤は、典型的には、生理学上許容される水
性または非水性溶媒中の有効成分の溶液または水性懸濁液からなり、通常、微粒
化装置用のカートリッジまたはリフィルの形態を取り得る密封容器中、無菌形態
で一回投与量または多回投与量で提供できる。別法としては、密封容器は、容器
の内容物が消耗した場合に廃棄することを意図する一回投与鼻吸入器などの単一
の小出し装置または定量バルブを装着したエアロゾルディスペンサーであっても
よい。投与形態がエアロゾルディスペンサーからなる場合、圧縮空気などの圧縮
ガスまたはフルオロクロロヒドロカーボンなどの有機噴霧剤であり得る噴霧剤を
含有する。エアロゾル投与形態は、また、ポンプーアトマイザーの形態も取り得
る。
口腔内または舌下投与に適した組成物としては、錠剤、ロゼンジ剤およびパス
テル剤が挙げられ、この場合、有効成分は、砂糖およびアラビアガム、トラガカ
ントガムまたはゼラチンおよびグリセリンなどの担体を用いて製剤化する。
直腸投与用組成物は、便宜的には、カカオ脂などの慣用的な坐剤基剤を含有す
る坐剤の形態である。
経皮投与に適した組成物としては、軟膏剤、ゲル剤およびパッチ剤が挙げられ
る。
好ましくは、当該組成物は、錠剤、カプセル剤またはアンプル剤などの単位投
与形態である。
経口投与用の各投与単位は、好ましくは、遊離塩基として計算して式(I)で
示される化合物またはその生理学上許容される塩1〜250mgを含有する(非
経口投与用では、好ましくは、0.1〜25mgを含有する)。
本発明の生理学上許容される化合物は、通常、例えば、遊離塩基として計算し
て式(I)で示される化合物またはその生理学上許容される塩1mg〜500m
g、好ましくは、10mg〜400mg、例えば、10mg〜250mgの経口
投与量、または、0.1mg〜100mg、好ましくは、0.1mg〜50mg
、例えば、1〜25mgの静脈内、皮下もしくは筋肉内投与量の日用量(成人患
者について)を投与し、該化合物は、1日1〜4回投与する。適当には、当該化
合物は、連続治療の期間中、例えば、1週間以上、投与する。
生物学的試験方法
化合物のヒトD3ドーパミン受容体に選択的に結合する能力は、それらのクロ
ーン化受容体への結合を測定することにより示すことができる。CHO細胞にお
いて発現されたヒトD3ドーパミン受容体に結合している[125I]ヨードスルプリ
ド(iodosulpride)の置換についての試験化合物の阻害定数(K1)を以下のと
おり測定した。細胞系は、細菌、真菌類およびマイコプラズマ汚染がないことを
示し、各ストックを液体窒素中で凍結保存した。培養物は、単層としてまたは標
準的な細胞培養培地中の懸濁液中で増殖した。細胞を、(単層から)掻き取るこ
とにより、または、(懸濁培養物から)遠心分離に付すことにより回収し、リン
酸緩衝生理食塩水に懸濁させることにより2または3回洗浄し、次いで、遠心分
離により回収した。該細胞ペレットを−40℃で凍結保存した。粗製細胞膜を、
均質化、次いで、高速遠心分離により調製し、放射性リガンド結合によりクロー
ン化受容体の特徴付けを行った。
CHO細胞膜の調製
細胞ペレットを室温で徐々に解凍し、約20容量倍の氷冷50mMトリス塩(
pH7.4@37℃)、20mM EDTA、0.2Mスクロースに再懸濁した
。該懸濁液を、ウルトラーターラックス(Ultra−Turrax)を用いて
全速力で15秒間、均質化した。該ホモジネートを、Sorvall RC5C
遠心分離器中、4℃で20分間、18,000r.p.m.で遠心分離した。膜ペレ
ットを、ウルトラ−ターラックスを用いて氷冷50mMトリス塩(pH7.4@
37℃)に再懸濁し、Sorvall RC5C中、4℃で15分間、18,00
0r.p.m.で再遠心分離した。膜を氷冷50mMトリス塩(pH7.4@37
℃)でさらに2回洗浄した。最終ペレットを50mMトリス塩(pH7.4@3
7℃)に再懸濁し、標準としてウシ血清アルブミンを用いてタンパク質含量を測
定した(Bradford,M.M.(1976)Anal.Biochem.72,248-254)。
クローン化ドーパミン受容体上での結合試験
50mMトリス塩(pH7.4@37℃)、120mM NaCl、5mM K
Cl、2mM CaCl2、1mM MgCl2、0.1%(w/v)ウシ血清
アルブミンを含有する合計容量1mlの緩衝液中、0.1nM[125I]ヨードス
ルプリド(〜2000Ci/ミリモル;英国のアマシャム(Amersham))および
試験化合物と一緒に粗製細胞膜を37℃で30分間インキュベートした。インキ
ュベーション後、ブランデル・セル・ハーベスター(Brandel Cell Harvester)
を用いて試料を濾過し、氷冷50mMトリス塩(pH7.4@37℃)、120
mM NaCl、5mM KCl、2mM CaCl2、1mM MgCl2で3回洗
浄した。コブラ(Cobra)・ガンマ・カウンター(キャンベラ・パッカード(Can
berra Packard))を用いてフィルター上の放射能を測定した。非特異的結合は
、100μMヨードスルプリドの存在下、インキュベーション後に残存する放射
性リガンド結合と定義した。競合曲線について、14種類の濃度(半対数希釈濃
度(half-log dilutions))の競合薬を用いた。競合曲線は、1、2または3つ
の部位モデルに適合可能な非線形最小二乗法適合法を用いて可能な場合は必然的
に同時に分析した。
この方法に従って試験した実施例の化合物は、ヒトクローン化ドーパミンD3
受容体で7.0−9.1の範囲のpKi値を有した。
クローン化ドーパミン受容体での機能的活性
ヒトD2およびヒトD3受容体での化合物の機能的活性(すなわち、アゴニズム
またはアンタゴニズム)は、サイトセンサー・ミクロフィジオメータ(Cytosens
or Microphysiometer)を用いて測定できる(McConnell HM et al.,Science 19
92 257 1906-1912)。ミクロフィジオメータ実験において、細胞(hD2_CH
OまたはhD3_CHO)を、ウシ胎児血清(FCS)含有培地中、細胞300
000個/カップで12mmトランスウエルインサート(コスター(Costar))
に接種した。細胞を5%CO2中、37℃で6時間インキュベートした後、無F
CS培地に替えた。さらに16−18時間後、カップをサイトセンサー・ミクロ
フィジオメータ(モレキュラー・デバイシズ(Molecular Devices))のセンサ
ーチャンバーに入れ、チャンバーを、流速100ul/分で、ランニング培地(
2mMグルタミンおよび44mM NaClを含有する無
重炭酸塩ダルベッコ修飾イーグル培地)で潅流した。各ポンプサイクルは、90
秒間続いた。サイトソフト・プログラムを用いて、最初の60秒間ポンプを作動
させ、68秒から88秒の間に酸性化率を測定した。試験化合物をランニング培
地で希釈した。アゴニスト活性を測定するための実験において、細胞を、30分
間隔で、推定アゴニストにその濃度を増加させつつ暴露させた(hD2について
4.5分、hD3について7.5分)。7種類の濃度の推定アゴニストを用いた
。各推定アゴニスト濃度に対するピーク酸性化率を測定し、ロボフィット(Robo
fit)[Tilford,N.S.,Bowen,W.P.& Baxter,G.S.Br.J.Pharmacol.(199
5)印刷中]を用いて、濃度−応答曲線に適合させた。アンタゴニスト効力を測
定するための実験では、細胞を最大下濃度のキンピロール(quinpirole)(hD
2細胞については100nM、hD3細胞については30nM)の5つのパルス
で30分置きに処理した後、最小濃度の推定アンタゴニストに暴露した。次の3
0分インターバルの後に細胞を再度キンピロールで(アンタゴニストの存在下の
まま)パルスした後、最高濃度のアンタゴニストに暴露した。全部で、各実験に
おいて5種類の濃度のアンタゴニストを用いた。各アゴニスト濃度に対するピー
ク酸性化率を測定し、ロボフィットを用いて濃度一阻害曲線に適合させた。
この方法に従って試験した実施例の化合物は、ヒトクローン化ドーパミンD3
受容体で7.0−10.0の範囲内のpKb値を有するアンタゴニストであるこ
とを示した。
医薬製剤
以下に、標準的な方法を用いて調製できる本発明の典型的な医薬製剤を示す。
IV輸液
式(I)で示される化合物 1−40mg
緩衝液 pH約7になるまで
溶媒/錯生成剤 100mlになるまで
ボーラス注射
式(I)で示される化合物 1−40mg
緩衝液 pH約7になるまで
補助溶媒 5mlになるまで
緩衝液:適当な緩衝液としては、クエン酸塩、リン酸塩、水酸化ナトリウム/塩
酸が挙げられる。
溶媒 :典型的には、水であるが、シクロデキストリン(1−100mg)なら
びにプロピレングリコール、ポリエチレングリコールおよびアルコール
などの補助溶媒を含んでいてもよい。
錠剤
化合物 1−40mg
希釈剤/充填剤* 50−250mg
結合剤 5−25mg
崩壊剤* 5−50mg
滑沢剤 1−5mg
シクロデキストリン 1−100mg*
は、シクロデキストリンを含んでいてもよい。
希釈剤:例えば、微結晶性セルロース、ラクトース、デンプン
結合剤:例えば、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
崩壊剤:例えば、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスポビドン
滑沢剤:例えば、ステアリン酸マグネシウム、ステアリルフマル酸ナトリウム。
経口懸濁剤
化合物 1−40mg
沈殿防止剤 0.1−10mg
希釈剤 20−60mg
保存剤 0.01−1.0mg
緩衝液 pH約5−8になるまで
補助溶媒 0−40mg
フレーバー剤 0.01−1.0mg
着色剤 0.001−0.1mg
沈殿防止剤:例えば、キサンタンガム、微結晶性セルロース
希釈剤 :例えば、ソルビトール溶液、典型的には、水
保存剤 :例えば、安息香酸ナトリウム
緩衝液 :例えば、クエン酸塩
補助溶媒 :例えば、アルコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、シクロデキストリン。
以下の非限定的実施例により本発明をさらに説明する。
記載例1
7−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
7−ブロモ−2−トリフルオロアセチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン(G.E.Stokker,Tetrahedron Letters 1996,37,5453)(43.4g、
0.14モル)、炭酸カリウム(104.3g、0.75モル)、メタノール(
1リットル)および水(150ml)の混合物を還流させながら1時間加熱し、
次いで、冷却し、真空蒸発させた。残留物を水(1リットル)およびジクロロメ
タン(4×200ml)の間で分配させた。合わせた抽出物を乾燥させ(Na2
SO4)、真空蒸発させて、油を得、これをヘキサンに溶解した。該混合物を濾
過し、濾液を真空蒸発させて、油として標記化合物(17.7g、60%)を得
た。
1H NMR(CDCl3)δ:1.77(1H,br s)、2.73(2H,
t,J=7Hz)、3.13(2H,t,J=7Hz)、3.98(2H,s)
、
6.96(1H,d,J=9Hz)、7.16(1H,d,J=2Hz)、7.
26(1H,dd,J=9,2Hz)。
以下の化合物を記載例1と同様の方法で製造した。
(a)7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値159(MH+)。C10H10N2の理論値
158。
(b)5−トリフルオロメチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン質
量スペクトル(API+):測定値202(MH+)。C10H10F3Nの理論値2
01。
(c)5−ペンタフルオロエチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値252(MH+)。C11H10F5Nの理論値
251。
(d)6−ペンタフルオロエチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値252(MH+)。C11H10F5Nの理論値
251。
(e)5,6−ジフルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値170(MH+)。C9H9F2Nの理論値
169。
記載例2
7−シアノ−2−トリフルオロアセチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
7−ブロモ−2−トリフルオロアセチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン(51.7g、0.168モル)、シアン化銅(I)(31.8g、0.3
5モル)およびN−メチル−2−ピロリジノン(620ml)の混合物を還流さ
せながら4時間加熱し、冷却し、次いで、希アンモニア水(1.5リットル)お
よびジクロロメタン(5×300ml)の間で分配させた。合わせた有機抽出物
を乾燥させ(Na2SO4)、真空蒸発させて、油として標記化合物(42.6g
、100%)を得た。
質量スペクトル(API-):測定値253(M−H)-。C12H9F3N2Oの
理論値254。
記載例3
2−(8−(1,4−ジオキサ)スピロ[4.5]デシル)アセトアルデヒド
8−(2−ヒドロキシエチル)−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン(20.
7g、111ミリモル)(M.A.Ciufolini,N.E.Byrne,J.Am.Chem.Soc.11
3,8016(1991))のジメチルスルホキシド(800ml)中溶液をトリエチルア
ミン(150ml)、次いで、三酸化硫黄ピリジン複合体(56.2g、350
ミリモル)で処理した。得られた混合物を室温で0.5時間攪拌し、飽和重炭酸
ナトリウム(1リットル)を攪拌しつつ添加した。得られた混合物をジクロロメ
タン(3×1.5リットル)で抽出し、合わせた抽出物を乾燥させ(Na2SO4
)、真空蒸発させて、黄色の油を得、これを、ヘキサン中0−15%酢酸エチル
勾配溶離液を用いてシリカゲル(〜300g)上でのクロマトグラフィーに付す
ことにより精製して、黄色の油として標記化合物(17.68g、87%)を得
た。
質量スペクトル(API+):測定値185(MH+)。C10H15O3の理論値
184。
1H NMR(CDCl3)δ:1.34(2H,m)、1.58(2H,m)
、1.75(4H,m)、1.96(1H,m)、2.37(2H,dd,J=
7,2Hz)、3.94(4H,s)、9.87(1H,t,J=2Hz)。
記載例4
8−(2−(2−(7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ)イソキノリル)エチ
ル)−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン
2−(8−(1,4−ジオキサ)スピロ[4.5]デシル)アセトアルデヒド(3.9g
、21.2ミリモル)、7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
(3.35g、21.2ミリモル)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(
6.8g、32.1ミリモル)および1,2−ジクロロエタン(200ml)の
混合物を室温で16時間攪拌した。反応混合物をジクロロメタン(200ml)
および飽和炭酸カリウム(400ml)の間で分配させた。有機抽出物を食塩水
(200ml)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、真空蒸発させて、油を得、
これを、酢酸エチルを用いてシリカゲル(〜100g)を介して濾過することに
より精製して、橙色の油として標記化合物(6.11g、88%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値327(MH+)。C20H20N2O2の理論
値326。1H NMR(CDCl3)δ:1.35(3H,m)、1.53(4H,m)
、1.72(4H,m)、2.52(2H,m)、2.73(2H,t,J=7
Hz)、2.94(2H,m)、3.60(2H,s)、3.93(4H,s)
、7.18(1H,d,J=9Hz)、7.33(1H,s)、7.41(1H
,d,J=9Hz)。
記載例5
7−シアノ−2−(2−(1−(4−オキソ)シクロヘキシル)エチル−1,2,3,
4−テトラヒドロイソキノリン
8−(2−(2−(7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ)イソキノリル)エチ
ル)−1,4−ジオキサスピロ[4.5]デカン(5.9g、18.1ミリモル)を
テトラヒドロフラン(600ml)および水(600ml)の混合物に溶解し、
次いで、濃硫酸(2.65g、27ミリモル)を添加し、該混合物を室温で66
時間攪拌した。反応混合物を真空蒸発させ、残留物を酢酸エチル(1リットル)
および飽和炭酸カリウム(400ml)の間で分配させた。有機抽出物を乾燥さ
せ(Na2SO4)、真空蒸発させて、茶色の油として標記化合物(5.1g、
100%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値283(MH+)。C18H22N2Oの理論
値282。
1H NMR(CDCl3)δ:1.44(2H,m)、1.62(2H,m)
、1.85(1H,m)、2.11(3H,m)、2.38(3H,m)、2.
61(2H,m)、2.78(2H,m)、2.96(2H,m)、3.64(
2H,s)、7.21(1H,d,J=9Hz)、7.34(1H,s)、7.
43(1H,d,J=9Hz)。
記載例6
シスおよびトランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル−
7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
7−シアノ−2−(2−(1−(4−オキソ)−シクロヘキシル)エチル−1,2,
3,4−テトラヒドロイソキノリン(4.5g、15.9ミリモル)、酢酸アン
モニウム(12.5g、158ミリモル)、シアン化水素化ホウ素ナトリウム(
6.9g、110ミリモル)およびメタノール(225ml)の混合物を還流さ
せながら1時間加熱し、次いで、冷却し、5N塩酸でpH2になるまで酸性化し
た。次いで、該混合物を2M水酸化ナトリウムを用いて塩基性化し、ジクロロメ
タン(2×400ml)で抽出した。合わせた抽出物を乾燥させ(Na2SO4)
、真空蒸発させて、茶色の油として標記化合物(4.12g、92%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値284(MH+)。C18H25N3の理論値
283。
1H NMR(CDCl3)δ:0.92−1.19(3H,m)、1.26(
1H,m)、1.46−1.65(5H,m)、1.72−2.03(5H,m
)、2.53(2H,m)、2.72(2H,m)、2.94(2H,t,J=
7Hz)、3.60(2H,s)、7.18(1H,d,J=8Hz)、7.3
2(1H,s)、7.41(1H,d,J=8Hz)。
記載例7
6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
H.G.Selnickら,Synthetic Communications 25(20)3255(1995)に記載され
た方法と同様の方法で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値159(MH+)。C10H10N2の理論値
158。
1H NMR(CDCl3)δ:2.47(1H,br s)、2.82(2H,
m)、3.15(2H,m)、4.05(2H,s)、7.10(1H,d,J
=8Hz)、7.40(2H,m)。
以下の化合物を記載例7と同様の方法で製造した。
(a)2−t−ブチルオキシカルボニル−8−シアノ−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
1H NMR(CDCl3)δ:1.51(9H,s)、2.87(2H,m)
、3.68(2H,m)、4.76(2H,s)、7.26(1H,m)、7.
37(1H,d,J=7Hz)、7.52(1H,d,J=7Hz)。
記載例8
トランス−2−(1−(4−(N−tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ)
シクロヘキシル)酢酸メチルエステル
トランス−(4−アミノ)シクロヘキシル酢酸・硫酸水素塩(T.P.Johnston et
al.;J.Med.Chem.,1977,20(2),279-290)(27.0g、106ミリモル
)、濃H2SO4(3ml)およびメタノール(300ml)の混合物を還流させ
ながら5時間攪拌した。得られた溶液を濾過し、濾液を真空蒸発させて、茶色の
油(36g)を得た。この物質、トリエチルアミン(36ml;26.1g、2
59ミリモル)、ジクロロメタン(600ml)およびジ炭酸ジt−ブチル(2
5.5g、117ミリモル)の混合物を20℃で18時間攪拌した。得られた溶
液をNaHCO3飽和水溶液(500ml)およびジクロロメタン(3×2
00ml)の間で分配させ、合わせた抽出物を乾燥させ(Na2SO4)、真空蒸
発させて、無色の固体として標記化合物(24.6g、86%)を得た。
1H NMR(CDCl3)δ:1.08(4H,m)、1.43(9H,s)
、1.76(3H,m)、2.00(2H,m)、2.20(2H,d,J=7
Hz)、3.37(1H,m)、3.66(3H,s)、4.39(1H,br
s)。
記載例9
トランス−2−(1−(4−(N−tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ)
シクロヘキシル)アセトアルデヒド
アルゴン下、−78℃で、トランス−2−(1−(4−(N−tert−ブチル
オキシカルボニル)アミノ)シクロヘキシル)酢酸メチルエステル(46.0g、
170ミリモル)の乾燥トルエン(920ml)中攪拌溶液にジイソブチルアル
ミニウムヒドリドの溶液(1M;285ml;285ミリモル)を0.5時間に
わたって滴下した。得られた溶液をさらに0.3時間攪拌し、メタノール(28
ml)のトルエン(50ml)中混合液でクエンチし、次いで、酒石酸ナトリウ
ムカリウム飽和水溶液(1.2リットル)に注いだ。得られた混合物をエーテル
(4×1リットル)で抽出した。合わせた有機抽出物を乾燥させ(Na2SO4)、
真空蒸発させて、ワックス状の固体を得、これを、シリカゲルを用い、10−5
0%酢酸エチル/ヘキサンで溶離して精製して、無色の固体として標記化合物(
21.77g、53%)を得た。
1H NMR(CDCl3)δ:1.12(4H,m)、1.44(9H,s)
、1.78(3H,m)、2.00(2H,m)、2.33(2H,dd,J=
7,2Hz)、3.37(1H,m)、4.40(1H,m)、9.75(1H
,m)。
記載例10
トランス−2−(2−(1−(4−(N−tert−ブチルオキシカルボニル)ア
ミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
トランス−2−(1−(4−(N−tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ)
シクロヘキシル)アセトアルデヒド(6.0g、24.9ミリモル)、6−シア
ノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(3.93g、24.9ミリモル
)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(7.7g、36.3ミリモル)の
1,2−ジクロロエタン(270ml)中混合物を20℃で16時間攪拌した。
得られた溶液をK2CO3水溶液(200ml)およびジクロロメタン(100m
l)の間で分配させ、合わせた抽出物を食塩水(200ml)で洗浄し、乾燥さ
せ(Na2SO4)、真空蒸発させて最小容量にし、シリカパッド(100g)を
介して濾過し、酢酸エチルで洗浄した。濾液を真空蒸発させて、黄色固体として
標記化合物(8.33g、87%)を得た。
1H NMR(CDCl3)δ:1.08(4H,m)、1.28(1H,m)
、1.44(9H,s)、1.48(2H,m)、1.78(2H,m)、1.
99(2H,m)、2.52(2H,m)、2.72(2H,t,J=7Hz)
、2.91(2H,m)、3.37(1H,m)、3.63(2H,m)、4.
40(1H,m)、7.12(1H,d,J=8Hz)、7.39(2H,m)
。
以下の化合物を記載例10と同様の方法で製造した。
(a)トランス−2−(2−(1−(4−(N−tert−ブチルオキシカルボニ
ル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
1H NMR(CDCl3)δ:1.06(4H,m)、1.28(1H,m)
、1.44(9H,s)、1.47(2H,m)、1.77(2H,m)、1.
99(2H,m)、2.52(2H,m)、2.72(2H,t,J=7Hz)
、2.94(2H,m)、3.37(1H,m)、3.60(2H,s)、4.
37(1H,m)、7.18(1H,d,J=8Hz)、7.32(1H,s)
、7.39(1H,d,J=8Hz)。
(b)トランス−2−(2−(1−(4−(N−tert−ブチルオキシカルボニ
ル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−5−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
1H NMR(CDCl3)δ:1.07(4H,m)、1.28(1H,m)
、1.45(9H,s)、1.49(2H,m)、1.71(2H,m)、2.
01(2H,m)、2.55(2H,m)、2.78(2H,t,J=7Hz)
、3.07(2H,t,J=7Hz)、3.38(1H,m)、3.62(2H
,s)、4.39(1H,m)、7.32(2H,m)、7.49(1H,dd
,J=9,2Hz)。
(c)トランス−2−(2−(1−(4−N−tert−ブチルオキシカルボニ
ル)メチルアミノ)シクロヘキシル)エチル−7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒ
ドロイソキノリン
1H NMR(CDCl3)δ:1.10(2H,m)、1.25(1H,m)
、1.40(2H,m)、1.46(9H,s)、1.50(2H,m)、1.
68(2H,m)1.84(2H,m)、2.54(2H,m)、2.73(5
H,m)、2.95(2H,m)、3.59(2H,s)、3.90(1H,m
)、7.18(1H,d,J=9Hz)、7.31(1H,d,J=1Hz)、
7.40(1H,dd,J=9,1Hz)。
(d)トランス−6−ブロモ−2−(2−(1−(4−N−tert−ブチルオ
キシカルボニル)アミノ)シクロヘキシル)エチル−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値437(MH+)。C22H22 79BrN2
O2の理論値436。
(e)トランス−2−(2−(1−(4−N−tert−ブチルオキシカルボニ
ル)アミノ)シクロヘキシル)エチル−6−トリフルオロメチル−1,2,3,4−テ
トラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値427(MH+)。C23H33F3N2O2の
理論値426。
(f)トランス−2−(2−(1−(4−N−tert−ブチルオキシカルボニ
ル)アミノ)シクロヘキシル)エチル−6−トリフルオロメトキシ−1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値443(MH+)。C23H33F3N2O3
の理論値442。
(g)トランス−2−(2−(1−(4−N−t−ブチルオキシカルボニル)アミ
ノ)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−5−メチル−1,2,3,4−テトラヒ
ドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値398(MH+)。C24H35N3O2の理論
値397。
(h)トランス−2−(2−(1−(4−N−t−ブチルオキシカルボニル)アミ
ノ)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−6−メチル−1,2,3,4−テトラヒ
ドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値398(MH+)。C24H35N3O2の理論
値397。
(i)トランス−2−(2−(1−(4−(N−t−ブチルオキシカルボニル)ア
ミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−トリフルオロメチル−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値427(MH+)。C23H33F3N2O2の
理論値426。
(j)トランス−2−(2−(1−(4−(N−t−ブチルオキシカルボニル)ア
ミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−トリフルオロメトキシ−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキリン
質量スペクトル(API+):測定値443(MH+)。C23H33F3N2O3の
理論値442。
(k)トランス−2−(2−(1−(4−(N−t−ブチルオキシカルボニル)ア
ミノ)シクロヘキシル)エチル)−5−トリフルオロメチル−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値427(MH+)。C23H33F3N2O2
の理論値426。
(l)トランス−(2−(1−(4−(N−t−ブチルオキシカルボニル)アミノ)
シクロヘキシル)エチル)−5−ペンタフルオロエチル−1,2,3,4−テトラヒ
ドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値477(MH+)。C24H33F5N2O2の
理論値476。
(m)トランス−2−(2−(1−(4−(N−t−ブチルオキシカルボニル)ア
ミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−ペンタフルオロエチル−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値477(MH+)。C24H33F5N2O2
の理論値476。
(n)トランス−2−(2−(1−(4−(N−t−ブチルオキシカルボニル)ア
ミノ)シクロヘキシル)エチル)−8−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
質量スペクトル(API+):測定値384(MH+)。C23H33N3O2の理論
値383。
1H NMR(CDCl3)δ:1.00−1.60(16H,m)、1.69
−2.10(4H,m)、2.54−2.61(2H,m)、2.72(2H,
m)、2.92(2H,m)、3.37(1H,br s)、3.77(2H,
s)、4.38(1H,br s)、7.21(1H,t,J=7Hz)、7.
33(1H,d,J=7Hz)、7.45(1H,d,J=7Hz)。
(o)トランス−2−(2−(1−(4−(N−t−ブチルオキシカルボニル)ア
ミノ)シクロヘキシル)エチル−5,6−ジフルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値395(MH+)。C22H32F2N2O2の
理論値394。
記載例11
トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ
−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
トランス−2−(2−(1−(4−(N−tert−ブチルオキシカルボニル)ア
ミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン(8.3g、21.7ミリモル)、トリフルオロ酢酸(15ml)および
ジクロロメタン(180ml)の混合物を20℃で2時間攪拌した。得られた溶
液を真空蒸発させ、残留物をK2CO3飽和水溶液(200ml)およびジクロロ
メタン(2×100ml)の間で分配させた。合わせた有機抽出物を食塩水(1
00ml)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、真空蒸発させて、茶色の油とし
て標記化合物(4.99g、81%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値284(MH+)。C18H25N3の理論値
283。
1H NMR(CDCl3)δ:0.91−1.16(4H,m)、1.22−
1.40(3H,m)、1.47(2H,m)、1.72−1.91(4H,m
)、2.52(2H,m)、2.59(1H,m)、2.72(2H,t,J=
7Hz)、2.92(2H,m)、3.64(2H,s)、7.11(1H,d
,J=8Hz)、7.39(2H,m)。
以下の化合物を記載例11と同様の方法で製造した。
(a)トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−7−
シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値284(MH+)。C18H25N3の理論値
283。
1H NMR(CDCl3)δ:0.91−1.16(4H,m)、1.18−
1.40(3H,m)、1.47(2H,m)、1.73−1.92(4H,m
)、2.53(2H,m)、2.62(1H,m)、2.72(2H,t,J=
7Hz)、2.94(2H,m)、3.60(2H,s)、7.19(1H,d
,J=8Hz)、7.32(1H,s)、7.41(1H,d,J=8Hz)。
(b)トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−5−
シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値284(MH+)。C18H25N3の理論値
283。
1H NMR(CDCl3)δ:0.92−1.18(4H,m)、1.28(
1H,m)、1.50(4H,m)、1.84(4H,m)、2.48−2.7
0(3H,m)、2.79(2H,t,J=7Hz)、3.06(2H,t,J
=7Hz)、3.64(2H,m)、7.24(2H,m)、7.49(1H,
dd,J=9,2Hz)。
(c)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−メチルアミノ)シクロヘキ
シル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値298(MH+)。C19H27N3の理論値
297。
(d)トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−
ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値337(MH+)。C17H25 79BrN2の
理論値336。
(e)トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−
トリフルオロメチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値327(MH+)。C18H25F3N2の理論
値326。
(f)トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−
トリフルオロメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値343(MH+)。C18H25F3N2Oの理
論値342。
(g)トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−7−
シアノ−5−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値298(MH+)。C19H27N3の理論値
297。
(h)トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−7−
シアノ−6−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値298(MH+)。C19H27N3の理論値
297。
(i)トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−
トリフルオロメチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値327(MH+)。C18H25F3N2の理論
値326。
(j)トランス−2−(2−(1−(4−アミハシクロヘキシル)エチル)−6−
トリフルオロメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値343(MH+)。C18H25F3N2Oの理
論値342。
(k)トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−5−
トリフルオロメチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値327(MH+)。C18H25F3N2の理論
値326。
(l)トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−5−
ペンタフルオロエチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値377(MH+)。C19H25F5N2の理論
値376。
(m)トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル−6−
ペンタフルオロエチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値377(MH+)。C19H25F5N2の理論
値376。
(n)トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−8−
シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値284(MH+)。C18H25N3の理論値
283。
1H NMR(CDCl3)δ:0.98−1.29(9H,m)、1.70−
1.90(4H,m)、2.50−2.65(3H,m)、2.73(2H,m
)、2.92(2H,m)、3.78(2H,s)、7.21(1H,t,J=
7Hz)、7.33(1H,d,J=7Hz)、7.45(1H,d,J=7H
z)。
(o)トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−5,
6−ジフルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値295(MH+)。C17H24F2N2の理論
値294。
記載例12
(E)−3−(3−メチルスルホニル)フェニルプロペン酸
メチルフェニルスルホン(15.0g、96ミリモル)、水(180ml)お
よび硫酸(98%;180ml)の混合物をN−ブロモスクシンイミド(17.
2g、96.6ミリモル)で処理し、次いで、85−90℃で4時間攪拌した。
混合物を冷却し、次いで、水(200ml)およびエーテル(3×150ml)
の間で分配させた。合わせた有機抽出物を10%NaOH水溶液(200ml)
で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、真空蒸発させて、固体(19.4g)を得
た。得られた固体を、アルゴン下、アセトニトリル(20ml)中、トリエチル
アミン(22ml;0.155モル)、アクリル酸エチル(16.8ml;0.
155モル)、トリ−(2−トリル)ホスフィン(3.0g、10ミリモル)お
よび酢酸パラジウム(II)(1.1g、5ミリモル)と一緒に140℃で2時間
攪拌しつつ加熱した。混合物を冷却し、次いで、エーテル(500ml)および
水(3×300ml)の間で分配させた。有機相を乾燥させ(Na2SO4)、真
空蒸発させて、固体を得た。20−100%酢酸エチル−ヘキサンで溶離してシ
リカ上でクロマトグラフィーに付して、固体(20.2g)を得、これを水酸化
ナトリウム(6.4g、0.16モル)および水(500ml)と一緒に還流さ
せながら3時間加熱した。これを冷却し、次いで、酢酸エチル(500ml)で
洗浄した。水性相を10M HCl(16ml)で酸性化し、得られた固体を濾
過して、無色固体として標記化合物(15.5g、71%)を得た。
質量スペクトル(API-):測定値225(M−H-)。C10H10O4Sの理
論値226。
1H NMR(DMSO−d6)δ:3.40(3H,s)、6.845(1H
,d,J=16Hz)、7.79(1H,t,J=8Hz)、7.80(1H,
d,
J=16Hz)、8.05(1H,d,J=8Hz)、8.18(1H,d,J
=8Hz)、8.36(1H,s)、12.75(1H,br s)。
記載例13
6−シアノインドール−2−カルボン酸
−8℃で、ナトリウムメトキシド(2.143g、39.7ミリモル)のメタ
ノール(24ml)中攪拌溶液に4−シアノベンズアルデヒド(1.27g、9
.69ミリモル)およびアジド酢酸エチル(5g、38.76ミリモル)のメタ
ノール(6ml)中溶液を0.16時間にわたって滴下した。反応を氷冷しつつ
さらに3時間攪拌した後、氷/水(500ml)に注いだ。沈殿物を濾過し、水
で洗浄し、真空乾燥させた。残留物の試料(0.55g)をキシレン(15ml
)に溶解し、還流しているキシレン(35ml)に0.75時間にわたって滴下
した。さらに1.5時間還流した後、該混合物を冷却し、沈殿物を濾過し、少量
のキシレンで洗浄し、真空乾燥させた。残留物をメタノール水溶液(20ml;
1:1)に溶解し、水酸化ナトリウム(1当量)を添加した。該混合物を室温で
18時間攪拌し、半分の容量に濃縮し、水(50ml)に注いだ。得られた溶液
を酢酸エチル(50ml)で洗浄し、水性層を2N HClで酸性化した。
沈殿物を濾過し、水で洗浄し、真空乾燥させて、薄黄色の固体として標記化合物
(0.209g、11%)を得た。
1H NMR(DMSO−d6)δ:7.25(1H,d,J=1Hz)、7.
46(1H,dd,J=8,1Hz)、7.91(2H,m)、12.40(1
H,s)、13.40(1H,br s)。
記載例14
5−ブロモ−2−トリフルオロアセチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
G.E.Stokker,Tetrahedron Letters 1996,37,5453に記載された方法と同様
の方法を用いて収率90%で製造した。
1H NMR(CDCl3)δ:2.97(2H,m)、3.90(2H,m)
、
4.75および4.82(2H,2 x s)、7.13(2H,m)、7.52
(1H,m)。
以下の化合物を記載例14と同様の方法で製造した。
(a)7−ブロモ−5−メチル−2−トリフルオロアセチル−1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリン
1H NMR(CDCl3)δ:2.25(3H,s)、2.77(2H,m)
、3.88(2H,m)、4.70および4.76(2H,2 x s)、7.1
5および7.24(1H,2xm)、7.24および7.43(1H,2 x m
)。
(b)2−トリフルオロアセチル−5−トリフルオロメチル−1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値298(MH+)。C12H9F6NOの理論
値297。
(c)5,6−ジフルオロ−2−トリフルオロアセチル−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値266(MH+)。C11H8F5NOの理論
値265。
記載例15
5−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
記載例2と同様の方法で5−ブロモ−2−トリフルオロアセチル−1,2,3,
4−テトラヒドロイソキノリンを処理して、固体として標記化合物(3.95g
、86%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値159(MH+)。C10H10N2の理論値
158。1H NMR(DMSO−d6)δ:3.15(2H,m)、3.51(2H,
m)、4.30(2H,m)、7.45(1H,t,J=9Hz)、7.68(
1H,d,J=9Hz)、7.80(1H,d,J=9Hz)、9.87(2H
,br s)、(HCl塩)。
以下の化合物を記載例15と同様の方法で製造した。
(a)7−シアノ−5−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値173(MH+)。C11H12N2の理論値1
72。
記載例16
2−(1−(4−(N−tert−ブチルオキシカルボニル)メチルアミノ)シク
ロヘキシル)エタノール
2−(1−(4−(N−tert−ブチルオキシカルボニル)アミノ)シクロヘキ
シル)酢酸メチルエステル(2.10g、7.75ミリモル)、水素化アルミニ
ウムリチウム(0.62g、16.3ミリモル)およびエーテル(100ml)
の混合物を還流させながら1.5時間加熱し、冷却し、次いで、氷冷しつつ酒石
酸ナトリウムカリウム飽和水溶液で滴下処理した。得られた上清をデカントし、
真空蒸発させて、油(1.3g)を得た。シリカ上でのクロマトグラフィーに付
して50%酢酸エチル−ヘキサンで溶離して、2−(1−(4−(N−tert−
ブチルオキシカルボニル)アミノ)シクロヘキシル)エタノールを得た。酢酸エチ
ル−メタノール−0.880アンモニア(90:10:1)でさらに溶離して、
固体(0.64g)を得、これを、20℃で3時間、ジクロロメタン(20ml
)中、ジ炭酸ジ−t−ブチル(0.99g、4.5ミリモル)で処理した。混合
物を真空蒸発させて、油を得た。シリカ上でクロマトグラフィーに付して25−
100%酢酸エチル−ヘキサン勾配溶離を行って、油として標記化合物(0.8
9g、45%)を得た。
1H NMR(CDCl3)δ:1.11(2H,m)、1.25−1.54
(6H,m)、1.47(9H,s)、1.68(2H,m)、1.84(2H
,m)、2.72(3H,s)、3.69(2H,t,J=6Hz)、3.95
(1H,br s)。
記載例17
2−(1−(4−(N−tert−ブチルオキシカルボニル)メチルアミノ)シク
ロヘキシル)アセトアルデヒド
アルゴン下、−65℃で、塩化オキサリル(0.33ml;3.9ミリモル)
のジクロロメタン(20ml)中攪拌溶液に乾燥ジメチルスルホキシド(0.5
8ml;82ミリモル)を添加した。混合物を−65℃で0.2時間攪拌し、次
いで、2−(1−(4−(N−tert−ブチルオキシカルボニル)メチルアミノ)
シクロヘキシル)エタノール(0.87g、3.4ミリモル)のジクロロメタン(
5ml)中溶液を0.1時間にわたって滴下した。混合物を、−70℃で1時間
攪拌し、次いで、トリエチルアミン(2.5ml;過剰)を滴下し、これを−7
0℃で2時間、次いで、20℃で18時間攪拌した。得られた混合物を真空蒸発
させ、残留物をエーテル(80ml)および水(80ml)の間で分配させた。
有機相を水(3×50ml)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)、真空蒸発させ
て、油として標記化合物(0.80g、93%)を得た。
1H NMR(CDCl3)δ:1.14(2H,m)、1.43(1H,m)
、1.45(9H,s)、1.50(2H,m)、1.68(2H,m)、1.
83(2H,m)、2.34(2H,dd,J=7,2Hz)、2.72(3H
,s)、3.95(1H,m)、9.77(1H,t,J=2Hz)。
記載例18
(E)−3−(3−アセチル)フェニルプロペン酸
アルゴン下、3−ブロモアセトフェノン(1.99g、10ミリモル)、アク
リル酸(0.8g、11ミリモル)、酢酸パラジウム(II)(1.1mg、0.
005ミリモル)、トリフェニルホスフィン(0.026g、0.1ミリモル)
およびトリ−n−ブチルアミン(5ml、21ミリモル)の混合物を150℃で
2.5時間加熱した。冷却後、水(20ml)、次いで、NaHCO3(2g)
を添加した。水性層を分離し、ジクロロメタンで洗浄し、5N HClで酸性化
した。沈殿物を濾過し、水で洗浄し、乾燥させて、薄黄色固体として標記化合物
(0.64g、34%)を得た。
質量スペクトル(API-):測定値189(M−H-)。C11H10O2の理論
値190。
1H NMR(DMSO−d6)δ:2.68(3H,s)、6.73(1H,
d,J=16Hz)、7.62(1H,m)、7.73(1H,d,J=16H
z)、8.01(2H,m)、8.30(1H,s)、12.55(1H,br
s)。
記載例19
(E)−3−(アセトアミド)フェニルプロペン酸
記載例18の方法と同様の方法で3−ブロモアセトアニリドから製造して、無
色の固体として標記化合物(1.29g、63%)を得た。
質量スペクトル(API-):測定値204(M−H-)。C11H11NO3の理
論値205。
1H NMR(DMSO−d6)δ:2.21(3H,s)、6.56(1H,
d,J=16Hz)、7.50(2H,m)、7.67(1H,d,J=16H
z)、7.73(1H,m)、7.99(1H,s)、10.20(1H,s)
、12.60(1H,br s)。
記載例20
(3−トリフルオロメトキシ)フェニルエチルアミン・塩酸塩
アルゴン下、20℃で、塩化ジルコニウム(IV)(11.8g、49.5ミリ
モル)の乾燥テトラヒドロフラン(200ml)中攪拌溶液に水素化ホウ素ナト
リウム(7.5g、0.197モル)を滴下した。混合物を1時間攪拌し、次い
で、3−トリフルオロメトキシフェニルアセトニトリル(4.2g、20.9ミ
リモル)を添加した。24時間攪拌し続け、次いで、内部温度を10℃以下に維
持しつつ水(110ml)を滴下した。該混合物を希アンモニア水(500ml
)および酢酸エチル(4×100ml)の間で分配させた。有機抽出物を乾燥さ
せ(Na2SO4)、真空蒸発させて、油を得、これをエーテル性HClで処理し
て、標記化合物(2.1g、50%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値206(MH+)。C9H10F3NOの理論
値205。
以下の化合物を記載例20と同様の方法で製造した。
(a)(3−トリフルオロメチル)フェネチルアミン・塩酸塩
質量スペクトル(API+):測定値190(MH+)。C9H10F3Nの理論値
189。
(b)(3−ブロモ)フェネチルアミン・塩酸塩
質量スペクトル(API+):測定値200(MH+)。C8H10 79BrNの理
論値199。
(c)(4−ブロモ−2−メチル)フェネチルアミン・塩酸塩
NMR(DMSO−d6)δ:2.27(3H,s)、2.88(4H,m)
、7.14(1H,d,J=8Hz)、7.34(1H,dd,J=8,2Hz
)、7.40(1H,d,J=2Hz)、8.20(3H,br s)。
(d)(4−ブロモ−3−メチル)フェネチルアミン・塩酸塩
質量スペクトル(API+):測定値216(MH+)。C9H12 81BrNの理
論値215。
(e)(2−トリフルオロメチル)フェネチルアミン・塩酸塩
質量スペクトル(API+):測定値190(MH+)。C9H10F3Nの理論値
189。
(f)(2,3−ジフルオロ)フェネチルアミン・塩酸塩
質量スペクトル(API+):測定値158(MH+)。C8H9F2Nの理論値
157。
記載例21
N−(2−(3−トトトフルオロメトキシフェニル)エチル)トリフルオロアセト
アミド
アルゴン下、0℃で、(3−トリフルオロメトキシ)フェネチルアミン・塩酸塩
(5.85g、24.2ミリモル)および2,6−ルチジン(5.65ml;5
.19g、48.6ミリモル)のジクロロメタン(100ml)中攪拌混合物に
無水トリフルオロ酢酸(3.42ml、5.08g、24.2ミリモル)を滴下
した。これを20℃で18時間攪拌し、次いで、水(100ml)およびジクロ
ロメタン(2×100ml)の間で分配させた。有機相を1M塩酸(100ml
)、NaHCO3飽和水溶液(100ml)で洗浄し、乾燥させ(Na2SO4)
、次いで、真空蒸発させて、油として標記化合物(6.14g、84%)を得た
。
質量スペクトル(API+):測定値302(MH+)。C11H9F6NO2の理
論値301。
以下の化合物を記載例21と同様の方法で製造した。
(a)N−(2−(3−トリフルオロメチルフェニル)エチル)トリフルオロアセ
トアミド
質量スペクトル(API-):測定値284(M−H)-。C11H9F6NOの理
論値285。
(b)N−(2−(3−ブロモフェニル)エチル)トリフルオロアセトアミド
質量スペクトル(API-):測定値294(M−H)-。C10H9 79BrF3
NOの理論値295。
(c)N−(2−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)エチル)トリフルオロアセ
トアミド
1H NMR(CDCl3)δ:2.33(3H,s)、2.85(2H,t,
J=7Hz)、3.55(2H,q,J=7Hz)、6.45(1H,br s
)、6.94(1H,d,J=8Hz)、7.29(1H,dd,J=8,2H
z)、7.35(1H,d,J=2Hz)。
(d)N−(2−(4−ブロモ−3−メチルフェニル)エチル)トリフルオロアセ
トアミド
1H NMR(CDCl3)δ:2.41(3H,s)、2.83(2H,t,
J=7Hz)、3.60(2H,q,J=7Hz)、6.30(1H,br s
)、6.89(1H,dd,J=8,2Hz)、7.09(1H,d,J=2H
z)、7.49(1H,d,J=8Hz)。
(e)N−(2−(2−トリフルオロメチルフェニル)エチル)トリフルオロアセ
トアミド
質量スペクトル(API+):測定値284(M−H)-。C11H9F6NOの理
論値285。
(f)N−(2−(2,3−ジフルオロフェニル)エチル)トリフルオロアセトア
ミド
質量スペクトル(API+):測定値252(M−H)-。C10H8F5NOの理論
値253。
記載例22
6−トリフルオロメトキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン・塩酸
塩
G.E.Stokker,Tetrahedron Letters 37 5453 1996に記載の方法と同様の方
法でN−(2−(3−トリフルオロメトキシフェニル)エチル)トリフルオロアセト
アミド(6.14g、19.6ミリモル)を処理した。得られた生成物(6.1
3g)を、水(22ml)を含有するメタノール(140ml)中、無水炭酸カ
リウム(15.0g、0.108ミリモル)で、還流させながら2時間処理した
。混合物を冷却し、真空蒸発させ、次いで、水(200ml)およびジクロロメ
タン(4×50ml)の間で分配させた。合わせた有機抽出物を乾燥させ(Na2
SO4)、真空蒸発させて、油(4.14g)を得、これをエーテル性HClで
処理した。得られた固体をエタノールから再結晶して、無色の固体として標記化
合物(2.33g、45%)を得た。
1H NMR(DMSO−d6)δ:3.07(2H,t,J=7Hz)、3.
39(2H,t,J=7Hz)、4.29(2H,s)、7.27(1H,d,
J=9Hz)、7.32(1H,s)、7.40(1H,d,J=9Hz)、9
.81(2H,br s)。
質量スペクトル(API+):測定値218(MH+)。C10H10F3NOの理
論値217。
以下の化合物を記載例22と同様の方法で製造した。
(a)6−トリフルオロメチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン・
塩酸塩
質量スペクトル(API+):測定値202(MH+)。C10H10F3Nの理論
値201。
(b)6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン・塩酸塩
1H NMR(DMSO−d6)δ:3.08(2H,t,J=7Hz)、3.
35(2H,t,J=7Hz)、4.23(2H,s)、7.15(1H,d,
J=9Hz)、7.36(1H,d,J=9Hz)、7.39(1H,s)。
(c)7−ブロモ−6−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン・
塩酸塩
1H NMR(DMSO−d6)δ:2.32(3H,s)、2.94(2H,
t,J=6Hz)、3.3,3(2H,t,J=6Hz)、4.20(2H,s
)、7.21(1H,s)、7.50(1H,s)、9.64(2H,br s
)。
記載例23
6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン・塩酸塩
記載例7に含まれる方法の代替方法として、氷冷しつつ、6−ブロモ−1,2,
3,4−テトラヒドロイソキノリン・塩酸塩(6.0g、24ミリモル)および
トリエチルアミン(7.4ml、5.36g、53ミリモル)のジクロロメタン
(100ml)中溶液を無水トリフルオロ酢酸(3.7ml、5.54g、26
.4ミリモル)で処理した。混合物を20℃で1.5時間攪拌し、次いで、Na
HCO3飽和水溶液(250ml)およびジクロロメタン(3×50ml)の間
で分配させた。合わせた有機抽出物を乾燥させ(Na2SO4)、真空蒸発して、
固体(8.3g)を得た。該固体とシアン化銅(I)(5.1g、56.6ミリモ
ル)との1−メチル−2−ピロリジノン(100ml)中混合物を、アルゴン下
、還流させながら4時間加熱し、次いで、冷却し、水(300ml)、0.88
0アンモニア水(100ml)およびジクロロメタン(5×200ml)の間で
分配させた。合わせた有機抽出物を乾燥させ(Na2SO4)、真空蒸発させて、
油を得た。該油をエーテルに溶解し、エーテル性HClで処理して、無色の固体
として標記化合物(4.47g、85%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値159(MH+)。C10H10N2の理論値
158。
以下の化合物を記載例23と同様の方法で製造した。
(a)7−シアノ−6−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン・
塩酸塩
質量スペクトル(API+):測定値173(MH+)。C11H12N2の理論
値172。
記載例24
8−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
2−t−ブチルオキシカルボニル−8−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン(1.4g、5.4ミリモル)およびトリフルオロ酢酸(2ml)
のジクロロメタン(20ml)中混合物を40℃で16時間攪拌した。混合物を
真空蒸発させ、得られた残留物をジクロロメタンおよび炭酸カリウム飽和溶液の
間で分配させた。水性層をジクロロメタン(2×100ml)でさらに抽出した
。合わせた有機抽出物を乾燥させ(Na2SO4)、真空蒸発させて、琥珀色の油
として所望の生成物(0.9g、100%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値159(MH+)。C10H10N2の理論値
158。
記載例25
2−t−ブトキシカルボニル−8−トリフルオロメチルスルホニルオキシ−1
,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
8−ヒドロキシ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(2.55g、1
7ミリモル)およびジ炭酸ジ−tert−ブチル(3.9g、17.9ミリモル
)のTHF(250ml)中溶液を室温で攪拌した。THFを真空除去し、得ら
れた残留物をフラッシュシリカゲルクロマトグラフィーに付すことにより精製し
、ジクロロメタンで溶離して、油を得た。このアリコート(3.2g、13ミリ
モル)を乾燥ジクロロメタン(50ml)に溶解した。アルゴン下、−20℃で
、この溶液にトリエチルアミン(2.1ml)を添加し、次いで、ジクロロロメ
タン(2ml)中の無水トリフルオロメチルスルホン酸(2.4ml、14ミリ
モル)を滴下した。該混合物を3時間にわたって−20℃から0℃で攪拌した。
次いで、冷水中に注ぎ、ジクロロメタン(3×50ml)で抽出した。合わせた
有機抽出物を水、次いで、食塩水で洗浄し、乾燥させた(Na2SO4)。真空蒸
発させて、油を得た。フラッシュシリカゲルクロマトグラフィーに付して酢
酸エチルおよびヘキサンで溶離して、琥珀色の油として所望の生成物(4.3g
、91%)を得た。
1H NMR(CDCl3)δ:1.49(9H,s)、2.88(2H,m)
、3.67(2H,m)、4.64(2H,br s)、7.15−7.27(
3H,m)。
記載例26
5−ペンタフルオロエチル−2−トリフルオロアセチル−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
5−ブロモ−2−トリフルオロアセチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン(4.0g、13ミリモル)、ペンタフルオロプロピオン酸ナトリウム(
4.85g、26ミリモル)、ヨウ化銅(I)(5.22g、27.2ミリモル)
、トルエン(70ml)およびジメチルホルムアミド(70ml)の混合物をア
ルゴン下、ディーン−スターク蒸留法を用いて加熱し(回収した蒸留液70ml
)、次いで、還流させながら18時間加熱した。該混合物を冷却し、次いで、水
(150ml)および0.880アンモニア(150ml)の混合物中に注いだ
。得られた溶液をジクロロメタン(4×100ml)で抽出し、合わせた抽出物
を乾燥させ(Na2SO4)、真空蒸発させて、固体を得た。シリカ上でクロマト
グラフィーに付して10−50%エーテル−ヘキサン勾配溶離を行って、無色の
固体として標記化合物(2.97g、66%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値348(MH+)。C13H9F8NOの理論
値347。
1H NMR(CDCl3)δ:3.16(2H,m)、3.83(2H,m)
、4.75および4.84(2H,2 x s)、7.39(2H,m)、7.5
5(1H,m)。
記載例27
6−ペンタフルオロエチル−2−トリフルオロアセチル−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
0℃で、6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン・塩酸塩(5
.90g、23.7ミリモル)、トリエチルアミン(8.3ml;6g、59ミ
リモル)およびジクロロメタン(50ml)の混合物に無水トリフルオロ酢酸(
4.18ml;6.22g、29.6ミリモル)を添加した。混合物を20℃で
18時間攪拌し、次いで、NaHCO3飽和水溶液(200ml)およびジクロ
ロメタン(4×20ml)の間で分配させた。合わせた抽出物を乾燥させ(Na2
SO4)、真空蒸発させて、油(7.9g)を得た。この油のアリコート(2.
3g、7.5ミリモル)を記載例26と同様の方法でペンタフルオロプロピオン
酸ナトリウム(2.79g、15ミリモル)、ヨウ化銅(I)(3.0g、15.
8ミリモル)、ジメチルホルムアミド(40ml)およびトルエン(40ml)
で処理して、無色の固体として標記化合物(1.85g、71%)を得た。
質量スペクトル(API-):測定値346(M−H)-。C13H9F8NOの理
論値347。
1H NMR(CDCl3)δ:3.04(2H,m)、3.89(2H,m)
、4.80および4.86(2H,2 x s)、7.30(1H,m)、7.4
5(2H,m)。
記載例28
(4−ブロモ−2−メチル)フェニルアセトニトリル
4−ブロモ−2−メチルベンジルアルコール(36.6g、0.18モル)お
よびトリエチルアミン(33ml;24g、0.237モル)のジクロロメタン
(300ml)中混合物を、アルゴン下で氷冷しつつ、メチルスルホニルクロリ
ド(16ml;23.7g、0.207モル)で滴下処理した。混合物を20℃
で64時間攪拌し、次いで、NaHCO3飽和水溶液(1リットル)およびジク
ロロメタン(3×100ml)の間で分配させた。合わせた抽出物を乾燥させ(
Na2SO4)、真空蒸発させて、油(34.3g)を得た。この油をジメチルホ
ルムアミド(150ml)に溶解し、シアン化ナトリウム(8.13g、0.1
66モル)で処理した。混合物を20℃で18時間激しく攪拌し、次いで、エー
テル(600ml)および水(4×400ml)の間で分配させた。有機
相を乾燥させ(Na2SO4)、真空蒸発させて、油として標記化合物(30.4
8g、78%)を得た。
1H NMR(CDCl3)δ:2.35(3H,s)、3.51(2H,s)
、7.23(1H,d,J=8Hz)、7.38(2H,m)。
以下の化合物を記載例28と同様の方法で製造した。
(a)(4−ブロモ−3−メチル)フェニルアセトニトリル
1H NMR(CDCl3)δ:2.42(3H,s)、3.68(2H,s)
、7.00(1H,dd,J=8,2Hz)、7.21(1H,d,J=2Hz
)、7.55(1H,d,J=8Hz)。
実施例1
トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−インドリル)カルボキサミ
ド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
別名:トランス−N−[4−[2−(7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリン−2−イル)エチル]シクロヘキシル]−1H−インドール−2−カル
ボキサミド
シスおよびトランス−2−(2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチ
ル−7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(350mg、1.
24ミリモル)、インドール−2−カルボン酸(200mg、1.24ミリモル
)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(238m
g、1.24ミリモル)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(触媒量)および
ジクロロメタン(8ml)の混合物を16時間振盪した。次いで、飽和重炭酸ナ
トリウム(4ml)を添加し、該混合物を0.25時間振盪した。シリカ上で
有機層をクロマトグラフィーに付してヘキサン中50−100%酢酸エチルおよ
び酢酸エチル中0−10%メタノール勾配溶離を行って、黄色の固体として標記
化合物(90mg、17%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値427(MH+)。C27H30N4Oの理論
値426。
1H NMR(CDCl3)δ:1.08−1.36(4H,m)、1.50−
1.70(4H,m)、1.86(1H,m)、2.12(2H,m)、2.5
5(2H,m)、2.73(2H,t,J=7Hz)、2.94(2H,m)、
3.60(2H,s)、3.95(1H,m)、5.97(1H,d,J=8H
z)、6.81(1H,m)、7.17(2H,m)、7.34(2H,m)、
7.42(2H,t,J=8Hz)、7.64(1H,d,J=8Hz)、9.
22(1H,br s)。
実施例2
(E)−トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(6−インドリル)プ
ロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソ
キノリン
実施例1と同様の方法で(E)−3−(6−インドリル)プロペン酸から製造した
。酢酸エチルから結晶化して、黄色の固体として標記化合物(0.19g、34
%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値453(MH+)。C29H32N4Oの理論
値452。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.06(2H,m)、1.21(2H,
m)、1.30(1H,m)、1.45(2H,m)、1.86(4H,m)、
2.51(2H,m)、2.67(2H,m)、2.89(2H,m)、3.5
8(2H,s)、3.62(1H,m)、6.46(1H,d,J=3Hz)、
6.56(1H,d,J=15Hz)、7.24(1H,d,J=8Hz)、7
.32(1H,d,J=8Hz)、7.44(1H,d,J=3Hz)、7.5
0(1H,d,J=15Hz)、7.56(4H,m)、7.88(1H,d,
J
=8Hz)、11.34(1H,m)。
実施例3
トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(3−メチルスルホ
ニル)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル−1,2,3,4−テ
トラヒドロイソキノリン
別名:トランス−(E)−N−[4−[2−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒ
ドロイソキノリン−2−イル)エチル]シクロヘキシル]−3−[3−(メチルスル
ホニル)フェニル]−2−プロペンアミド
実施例1と同様の方法で、トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキ
シル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(0.1
0g、0.35ミリモル)、(E)−3−(3−メチルスルホニル)フェニルプロペ
ン酸(0.079g、0.35ミリモル)、1−エチル−3−(3−ジメチルア
ミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩(0.067g、0.35ミリモル)、
1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(触媒量)およびジクロロメタン(5ml)
の混合物を処理して、オフホワイト色の固体として標記化合物(0.065g、
38%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値492(MH+)。C28H33N3O3Sの理
論値491。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.97−1.38(5H,m)、1.4
8(2H,m)、1.84(4H,m)、2.52(2H,m)、2.68(2
H,m)、2.87(2H,m)、3.29(3H,s)、3.63(3H,m
)、6.81(1H,d,J=16Hz)、7.31(1H,d,J=8Hz)
、7.52(1H,d,J=16Hz)、7.61(2H,m)、7.72(1
H,t,J=8Hz)、7.93(2H,m)、8.02(2H,m)。
実施例4
トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(3−アセチル)フェニルプロペノ
イル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン
実施例1と同様の方法で、トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキ
シル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(0.1
0g、0.35ミリモル)、(E)−3−(3−アセチル)フェニルプロペン酸(0
.066g、0.35ミリモル)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロ
ピル)カルボジイミド・塩酸塩(0.067g、0.35ミリモル)、1−ヒド
ロキシベンゾトリアゾール(触媒量)およびジクロロメタン(5ml)の混合物
を処理して、黄色の固体として標記化合物(0.10g、63%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値456(MH+)。C29H33N3O2の理論
値455。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.83−1.24(5H,m)、1.3
3(2H,m)、1.6−1.8(4H,m)、2.36(2H,m)、2.4
9(3H,s)、2.52(2H,m)、2.69(2H,m)、3.48(3
H,m)、6.60(1H,d,J=16Hz)、7.14(1H,d,J=8
Hz)、7.35(1H,d,J=16Hz)、7.44(3H,m)、7.6
8(1H,d,J=8Hz)、7.82(1H,d,J=8Hz)、7.90(
1H,d,J=8Hz)、8.0(1H,s)。
実施例5
トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(4,6−ジメチル)ピラゾ
ロ[1,5−a]ピリミジル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,
4−テトラヒドロイソキノリン
実施例1と同様の方法で、トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキ
シル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(0.1
g、0.353ミリモル)、4,6−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−
3−カルボン酸(0.068g、0.353ミリモル)、1−エチル−3−(3
−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩(0.067g、0.35
3ミリモル)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(触媒量)およびジクロロメ
タン(4ml)の混合物を処理して、薄黄色のガムとして標記化合物(0.09
6g、60%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値457(MH+)。C27H32N6Oの理論
値456。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.8−1.40(7H,m)、1.80
(4H,m)、2.37(3H,s)、2.42(2H,m)、2.57(2H
,t,J=5Hz)、2.71(3H,s)、2.79(2H,m)、3.48
(2H,s)、3.61(1H,m)、6.50(1H,s)、7.22(1H
,d,J=5Hz)、7.47(2H,m)、8.35(2H,m)。
実施例6
トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(5−フルオロ)インドリル
)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
実施例1と同様の方法で、トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキ
シル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(0.1
g、0.35ミリモル)、5−フルオロインドール−2−カルボン酸(0.07
g、0.35ミリモル)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カル
ボジイミド・塩酸塩(0.067g、0.35ミリモル)、1−ヒドロキシベン
ゾトリアゾール(触媒量)およびジクロロメタン(8ml)の混合物を処理して
、琥珀色の油として標記化合物(0.07g、45%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値445(MH+)。C27H29FN4Oの理
論値444。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.40(5H,m)、1.45−1
.55(2H,m)、1.80−1.95(2H,m)、2.05−2.20(
2H,m)、2.56(2H,m)、2.74(2H,m)、2.95(2H,
m)、3.62(2H,s)、3.93(1H,m)、5.94(1H,d,J
=8Hz)、6.75(1H,m)、7.05(1H,m)、7.19(1H,
d,J=8Hz)、7.22−7.42(4H,m)、9.25(1H,br
s)。
実施例7
トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(6−シアノ)インドリル)
カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノ
リン
実施例1と同様の方法で、トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキ
シル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(0.1
g、0.352ミリモル)、6−シアノインドール−2−カルボン酸(0.06
6g、0.355ミリモル)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)
カルボジイミド・塩酸塩(0.068g、0.355ミリモル)、1−ヒドロキ
シベンゾトリアゾール(触媒量)およびジクロロメタン(〜10ml)の混合物
を処理して、無色の固体として標記化合物(0.096g、60%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値452(MH+)。C28H29N5Oの理論
値451。
1H NMR(CDCl3)δ:1.1−1.35(5H,m)、1.51(2
H,m)、1.85(2H,m)、2.05(2H,m)、2.55(2H,m
)、2.75(2H,t,J=6Hz)、2.95(2H,t,J=6Hz)、
3.58(2H,s)、3.90(1H,m)、6.97(1H,s)、7.1
9(1H,d,J=8Hz)、7.30(4H,m)、7.4(1H,dd,J
=1,8Hz)、7.68(1H,d,J=8Hz)、7.78(1H,s)。
実施例8
トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3,4−メチレンジオキシ)ベン
ズアミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン実
施例7と同様の方法で収率43%で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値432(MH+)。C26H29N3O3の理論
値431。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.40(5H,m)、1.45−
1.60(2H,m)、1.75−1.90(2H,m)、2.05−2.16
(2H,m)、2.50−2.60(2H,m)、2.70−2.80(2H,
m)、2.90−3.00(2H,m)、3.65(2H,s)、3.89(1
H,m)、5.77(1H,d,J=8Hz)、6.01(2H,s)、6.8
1(1H,d,J=10Hz)、7.15−7.50(5H,m)。
以下の化合物を実施例8と同様の方法で製造した。
a)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−インドリル)−N−メ
チル−カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値441(MH+)、C28H32N4Oの理論
値440。
1H NMR(CDCl3+CD3OD)δ:1.05−1.48(5H,m)、
1.55(2H,m)、1.90(4H,m)、2.55(2H,t,J=7H
z)、2.72(2H,t,J=7Hz)、2.94(2H,t,J=7Hz)
、3.20(3H,br s)、3.60(2H,s)、4.53(1H,m)
、6.78(1H,br s)、7.05−7.48(6H,m)、7.65(
1H,d,J=9Hz)、9.44(1H,br s)。
b)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(1−メチル)インドリ
ル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
質量スペクトル(API+):測定値441(MH+)。C28H32N4Oの理論
値440。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.96(2H,m)、1.12−1.4
2(5H,m)、1.75(4H,m)、2.41(2H,m)、2.58(2
H,m)、2.80(2H,m)、3.49(2H,m)、3.65(1H,m
)、3.88(3H,s)、7.00(2H,m)、7.20(2H,m)、7
.47(4H,m)、8.17(1H,d,J=8Hz)。
c)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(5−ニトロ)インドリ
ル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソ
キノリン
質量スペクトル(API+):測定値472(MH+)。C27H29N5O3の理論
値471。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.98(2H,m)、1.13−1.4
8(5H,m)、1.76(4H,m)、2.40(2H,m)、2.57(2
H,m)、2.79(2H,m)、3.48(2H,m)、3.68(1H,m
)、7.21(1H,d,J=8Hz)、7.34(1H,s)、7.46(3
H,m)、7.96(1H,dd,J=9,2Hz)、8.41(1H,d,J
=8Hz)、8.60(1H,d,J=2Hz)、12.22(1H,brs)
。
d)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(5−メチルスルホニ
ル)インドリル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値505(MH+)。C28H32N4O3Sの理
論値504。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.93(2H,m)、1.09−1.3
8(5H,m)、1.71(4H,m)、2.34(2H,m)、2.52(2
H,m)、2.74(2H,m)、3.04(3H,s)、3.44(2H,s
)、3.64(1H,m)、7.20(2H,m)、7.48(3H,m)、8
.11(2H,d,J=2Hz)、8.32(1H,d,J=8Hz)、12.
02(1H,br s)。
e)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−イソキノリル)カルボ
キサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値439(MH+)。C28H30N4Oの理論
値438。
1H NMR(CDCl3)δ:1.11−1.44(4H,m)、1.56(
2H,m)、1.88(2H,m)、2.01(1H,m)、2.14(2H,
m)、2.58(2H,m)、2.76(2H,t,J=7Hz)、2.97(
2H,m)、3.64(2H,s)、3.99(1H,m)、7.19(1H,
d,J=8Hz)、7.32(1H,s)、7.39(1H,d,J=8Hz)
、7.73(2H,m)、8.04(3H,m)、8.62(1H,s)、9.
15(1H,s)。
f)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(5−メトキシ)インド
リル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値457(MH+)。C28H32N4O2の理論
値456。1H NMR(CDCl3)δ:1.15−1.40(5H,m)、1.50−
1.58(2H,m)、1.80−1.90(2H,m)、2.10−2.20
(2H,m)、2.50−2.60(2H,m)、2.70−2.80(2H,
m)、2.90−3.00(2H,m)、3.49(2H,s)、3.85(3
H,s)、3.95(1H,m)、5.90(1H,d,J=8Hz)、6.7
0(1H,d,J=2Hz)、6.96(1H,dd,J=2,8Hz)、7.
05(1H,d,J=2Hz)、7.20(1H,d,J=7.5Hz)、7.
30−7.37(2H,m)、7.40−7.46(1H,m)、9.08(1
H,br s)。
g)トランス−2−(2−(1−(4−(4−(4−アセチル)フェニル)ベンゾイ
ル)アミノシクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値506(MH+)。C33H35N3O2の理論
値505。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.10(2H,m)、1.24−1..
54(5H,m)、1.87(4H,m)、2.52(2H,m)、2.65(
3H,s)、2.68(2H,m)、2.87(2H,m)、3.64(2H,
s)、3.79(1H,m)、7.31(1H,d,J=8Hz)、7.59(
2H,m)、7.91(4H,m)、8.00(2H,d,J=8Hz)、8.
08(2H,d,J=8Hz)、8.32(1H,d,J=8Hz)。
h)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(7−ニトロ)インドリ
ル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
質量スペクトル(API+):測定値472(MH+)。C27H29N5O3の理論
値471。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.07(2H,m)、1.32(3H,
m)、1.60(2H,m)、1.79(2H,m)、1.90(2H,m)、
2.80−3.25(6H,m)、3.30(2H,s)、3.23(1H,m
)、7.28(1H,t,J=9Hz)、7.35(2H,m)、7.65(2
H,m)、8.15(2H,m)、8.29(1H,d,J=9Hz)、11.
34(1H,br s)。
i)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(5−メチル)インドリ
ル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソ
キノリン
質量スペクトル(API+):測定値441(MH+)。C28H32N4Oの理論
値440。
1H NMR(CDCl3+CD3OD)δ:1.06−1.48(5H,m)、
1.57(2H,m)、1.89(2H,m)、2.07(2H,m)、2.4
3(3H,s)、2.61(2H,m)、2.84(2H,t,J=7Hz)、
3.00(2H,m)、3.66(2H,s)、3.90(1H,m)、6.9
4(1H,s)、7.11(1H,d,J=9Hz)、7.15−7.50(6
H,m)。
j)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(1H)−ピロロ[3,2
−b]ピリジル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値428(MH+)。C26H29N5Oの理論
値427。
1H NMR(CDCl3+CD3OD)δ:1.06−1.65(7H,m)、
1.90(2H,m)、2.07(2H,m)、2.60(2H,m)、2.7
5(2H,m)、2.98(2H,m)、3.65(2H,s)、3.94(1
H,m)、7.10(1H,s)、7.24(2H,m)、7.30(1H,s
)、7.36(1H,s)、7.44(1H,d,J=9Hz)、7.83(1
H,d,J=9Hz)、8.44(1H,d,J=5Hz)。
k)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−ピラゾリル)カルボキ
サミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値378(MH+)。C22H27N5Oの理論
値377。
1H NMR(CDCl3+CD3OD)δ:1.04−1.45(5H,m)、
1.54(2H,m)、1.85(2H,m)、2.05(2H,m)、2.5
5(2H,m)、2.75(2H,m)、2.98(2H,m)、3.63(2
H,s)、3.85(1H,m)、6.49(1H,m)、7.22(1H,d
,J=9Hz)、7.34(1H,s)、7.43(1H,d,J=9Hz)、
7.93(2H,br s)。
l)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(6−(1−メチル)ベンゾイ
ミダゾリル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒ
ドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値442(MH+)。C27H31N5Oの理論
値441。
1H NMR(CDCl3)δ:1.03−1.47(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.87(2H,m)、2.16(2H,m)、2.56(2H,
m)、2.75(2H,t,J=7Hz)、2.96(2H,m)、3.64(
2H,s)、3.91(3H,s)、4.00(1H,m)、6.04(1H,
d,J=10Hz)、7.18(1H,d,J=8Hz)、7.34(1H,s
)、7.41(1H,d,J=8Hz)、7.56(1H,dd,J=9,2H
z)、7.79(1H,d,J=9Hz)、7.96(1H,s)、8.03(
1H,d,J=2Hz)。
m)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(5−(1,2−ジヒドロ)ベ
ンゾフラニル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値430(MH+)。C27H31N3O2の理論
値429。
1H NMR(CDCl3)δ:1.05−1.45(5H,m)、1.53(
2H,m)、1.85(2H,m)、2.09(2H,m)、2.54(2H,
m)、2.72(2H,t,J=7Hz)、2.95(2H,m)、3.22(
2H,t,J=10Hz)、3.62(2H,s)、3.90(1H,m)、4
.63(2H,t,J=10Hz)、5.83(1H,d,J=10Hz)、6
.26(1H,d,J=9Hz)、7.20(1H,d,J=9Hz)、7.3
3(1H,s)、7.39(1H,d,J=9Hz)、7.52(1H,dd,
J=9,2Hz)、7.66(1H,d,J=2Hz)。
n)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−チエノ[3,2−b]チ
オフェニル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル−1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値450(MH+)。C25H27N3OS2の理
論値449。
1H NMR(CDCl3)δ:1.03−1.47(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.85(2H,m)、2.13(2H,m)、2.53(2H,
m)、2.75(2H,m)、2.95(2H,m)、3.65(2H,s)、
3.94(1H,m)、5.85(1H,m)、7.12−7.48(4H,m
)、7.51(1H,d,J=5Hz)、7.70(1H,s)。
o)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(4−インドリル)カルボキ
サミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン 質
量スペクトル(API+):測定値427(MH+)。C27H30N4Oの理論値4
26。
1H NMR(CDCl3)δ:1.15−1.21(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.85(2H,m)、2.2(2H,m)、2.55(2H,t
,J=6Hz)、2.75(2H,t,J=6Hz)、2.95(2H,m)、
3.62(2H,s)、4.05(1H,m)、6.05(1H,d,J=8H
z)、6.9(1H,m)、7.15−7.22(1H,m)、7.25(1H
,s)、7.32(2H,m)、7.40(1H,m)、7.50(2H,m)
、8.40(1H,br s)。
p)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(6−メトキシ)インド
リル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソ
キノリン
質量スペクトル(API+):測定値457(MH+)。C28H32N4O2の理論
値456。
1H NMR(CDCl3)δ:1.15−1.30(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.85(2H,m)、2.10(2H,m)、2.55(2H,
m)、2.75(2H,t,J=6Hz)、2.94(2H,t,J=6Hz)
、3.62(2H,s)、3.85(3H,s)、3.92(1H,m)、5.
85(1H,d,J=8Hz)、6.70(1H,d,J=1Hz)、6.80
(1H,dd,J=8,1Hz)、6.85(1H,br s)、7.2(1H
,d,J=8Hz)、7.30(1H,s)、7.40(1H,d,J=8Hz
)、7.50(1H,d,J=8Hz)、8.90(1H,s)。
q)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(6−クロロ)インドリ
ル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソ
キノリン
質量スペクトル(API+):測定値461(MH+)。C27H29 35ClN4O
の理論値460。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.32(5H,m)、1.48−
1.60(2H,m)、1.85(2H,m)、2.08(2H,m)、2.6
0(2H,m)、2.74(2H,m)、2.95(2H,m)、3.62(2
H,s)、3.88(1H,s)、6.62(1H,m)、6.85(1H,s
)、7.05(1H,dd,J=8,1Hz)、7.20(1H,d,J=8H
z)、7.30(1H,m)、7.40(2H,m)、7.52(1H,d,J
=8Hz)、10.22(1H,s)。
r)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(6−フルオロ)インド
リル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソ
キノリン
質量スペクトル(API+):測定値445(MH+)。C27H29FN4Oの理
論値444。1H NMR(CDCl3)δ:1.09−1.35(5H,m)、1.50−
1.60(2H,m)、1.88(2H,m)、2.09(2H,m)、2.5
4−2.62(2H,m)、2.76(2H,t,J=6Hz)、2.96(2
H,t,J=6Hz)、3.63(2H,s)、3.88(1H,m)、6.6
6(1H,d,J=8Hz)、6.90(2H,m)、7.10(1H,dd,
J=8,2Hz)、7.22(1H,d,J=8Hz)、7.32(2H,m)
、7.42(1H,dd,J=8,2Hz)、7.5(1H,m)。
s)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(6−メチル)インドリ
ル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソ
キノリン
質量スペクトル(API+):測定値441(MH+)。C28H32N4Oの理論
値440。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.35(5H,m)、1.53(
2H,m)、1.87(2H,m)、2.09(2H,m)、2.46(3H,
s)、2.59(2H,m)、2.78(2H,m)、3.0(2H,m)、3
.66(2H,s)、3.95(1H,s)、6.95(2H,m)、7.24
(2H,m)、7.34(1H,m)、7.45(2H,m)、7.51(1H
,m)、7.98(1H,m)。
t)トランス−2−(2−(1−(4−(2−(5−クロロ)ベンゾフラニル)カル
ボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値462(MH+)。C27H28 35ClN3O2
の理論値461。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.91−1.36(7H,m)、1.7
2(4H,m)、2.37(2H,m)、2.56(2H,t,J=6Hz)、
2.76(2H,t,J=6Hz)、3.47(2H,s)、3.63(1H,
m)、7.21(1H,d,J=8Hz)、7.36(1H,dd,J=8,2
Hz)、7.42(1H,s)、7.44(2H,m)、7.60(1H,d,
J=8Hz)、7.77(1H,d,J=2Hz)、8.48(1H,d,J=
8Hz)。
u)トランス−2−(2−(1−(4−(2−(3−アミノ)ナフチル)カルボキサ
ミド)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
質量スペクトル(API+):測定値453(MH+)。C29H32N4Oの理論
値452。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.8−1.40(7H,m)、1.65
(4H,m)、2.28(2H,m)、2.45(2H,t,J=6Hz)、2
.67(2H,t,J=6Hz)、3.36(2H,s)、3.55(1H,m
)、5.83(2H,br s)、6.73(1H,s)、6.92(1H,m
)、7.10(2H,m)、7.29(1H,d,J=8Hz)、7.32(2
H,m)、7.48(1H,d,J=8Hz)、7.75(1H,s)、8.1
4(1H,d,J=8Hz)。
v)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−チエニル)カルボキサ
ミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値394(MH+)。C23H27N3OSの理
論値393。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.00−1.60(7H,m)、1.8
7(4H,m)、2.52(2H,m)、2.71(2H,t,J=6Hz)、
2.91(2H,t,J=6Hz)、3.62(2H,s)、3.73(1H,
m)、7.17(1H,m)、7.35(1H,d,J=8Hz)、7.62(
2H,m)、7.77(1H,m)、7.83(1H,m)、8.26(1H,
d,J=7Hz)。
w)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−ナフチル)カルボキサ
ミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値438(MH+)。C29H31N3Oの理論
値437。1H NMR(DMSO−d6)δ:1.10−1.70(7H,m)、2.0
7(4H,m)、2.63(2H,m)、2.82(2H,t,J=6Hz)、
3.30(2H,t,J=6Hz)、3.73(2H,s)、3.97(1H,
m)、7.64(1H,d,J=8Hz)、7.75(4H,m)、8.10(
4H,m)、8.53(1H,d,J=8Hz)、8.58(1H,s)。
x)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−インドリル)カルボキ
サミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値427(MH+)。C27H30N4Oの理論
値426。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.9−1.55(7H,m)、1.82
(4H,m)、2.46(2H,m)、2.64(2H,t,J=6Hz)、2
.84(2H,t,J=6Hz)、3.55(2H,s)、3.71(1H,m
)、7.08(2H,m)、7.28(1H,d,J=8Hz)、7.37(1
H m)、7.56(3H,m)、8.00(1H,d,J=2Hz)、8.1
1(1H,m)、11.5(1H,br s)。
y)トランス−(E)−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−フェニルプロペ
ノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノ
リン
質量スペクトル(API+):測定値414(MH+)。C27H31N3Oの理論
値413。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.00−1.60(7H,m)、1.9
0(4H,m)、2.54(2H,m)、2.74(2H,t,J=6Hz)、
2.95(2H,t,J=6Hz)、3.65(2H,s)、3.67(1H,
m)、6.69(1H,d,J=16Hz)、7.38(1H,d,J=8Hz
)、7.46(4H,m)、7.65(4H,m)、8.07(1H,d,J=
8Hz)。
z)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(1−ナフチル)カルボキサ
ミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値438(MH+)。C29H31N3Oの理論
値437。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.08(2H,m)、1.30(3H,
m)、1.47(2H,m)、1.83(2H,m)、1.97(2H,m)、
2.52(2H,m)、2.67(2H,m)、2.86(2H,m)、3.6
3(2H,s)、3.81(1H,m)、7.30(1H,d,J=8Hz)、
7.54(6H,m)、7.99(2H,m)、8.17(1H,m)、8.4
2(1H,d,J=8Hz)。
a1)トランス−2−(2−(1−(4−(2−ベンゾ[b]チエニル)カルボキサ
ミド)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
質量スペクトル(API+):測定値444(MH+)。C27H29N3OSの理
論値443。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.85(2H,m)、0.99−1.3
3(5H,m)、1.66(4H,m)、2.28(2H,m)、2.47(2
H,m)、2.66(2H,m)、3.43(2H,s)、3.64(1H,m
)、7.09(1H,d,J=8Hz)、7.26(2H,m)、7.39(2
H,m)、7.74(1H,m)、7.84(1H,m)、7.94(1H,s
)、8.35(1H,d,J=8Hz)。
b1)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(5−インドリル)カルボ
キサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン質
量スペクトル(API+):測定値427(MH+)。C27H30N4Oの理論値4
26。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.85(2H,m)、1.01−1.2
9(5H,m)、1.58(4H,m)、2.27(2H,m)、2.44(2
H,m)、2.63(2H,m)、3.40(2H,s)、3.54(1H,
m)、6.30(1H,d,J=3Hz)、7.08(1H,d,J=8Hz)
、7.18(2H,m)、7.38(3H,m)、7.82(1H,d,J=8
Hz)、7.90(1H,s)、11.11(1H,br s)。
c1)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(6−インドリル)カルボ
キサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値427(MH+)。C27H30N4Oの理論
値426。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.87(2H,m)、1.02−1.3
1(5H,m)、1.63(4H,m)、2.27(2H,m)、2.45(2
H,m)、2.64(2H,m)、3.41(2H,s)、3.57(1H,m
)、6.26(1H,d,J=3Hz)、7.08(1H,d,J=8Hz)、
7.33(5H,m)、7.73(1H,s)、7.88(1H,d,J=8H
z)、11.16(1H,br s)。
d1)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−チエノ[3,2−b]
チオフェニル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値450(MH+)。C25H27N3OS2の理
論値449。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.88(2H,m)、1.06−1.3
4(5H,m)、1.67(4H,m)、2.34(2H,m)、2.49(2
H,m)、2.68(2H,m)、3.45(2H,s)、2.56(1H,m
)、7.12(1H,d,J=8Hz)、7.32(1H,d,J=5Hz)、
7.41(2H,m)、7.67(1H,d,J=5Hz)、7.95(1H,
s)、8.20(1H,d,J=8Hz)。
e1)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3,4−メチレンジオキ
シ)ベンズアミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
質量スペクトル(API+):測定値432(MH+)。C26H29N3O3の理論
値431。1H NMR(DMSO−d6)δ:1.00(2H,m)、1.08−1.4
7(5H,m)、1.78(4H,m)、2.47(2H,m)、2.62(2
H,m)、2.81(2H,m)、3.57(2H,s)、3.68(1H,m
)、6.05(2H,s)、6.94(1H,d,J=8Hz)、7.25(1
H,d,J=8Hz)、7.38(2H,m)、7.56(2H,m)、7.9
9(1H,d,J=8Hz)。
f1)トランス−2−(2−(1−(4−(2−ベンゾフラニル)カルボキサミド)
シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリ
ン
質量スペクトル(API+):測定値428(MH+)。C27H29N3O2の理論
値427。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.84(2H,m)、1.02−1.3
2(5H,m)、1.61(4H,m)、2.30(2H,m)、2.46(2
H,m)、2.63(2H,m)、3.42(2H,s)、3.55(1H,m
)、7.11(2H,m)、7.26(1H,m)、7.39(4H,m)、7
.56(1H,d,J=8Hz)、8.30(1H,d,J=8Hz)。
g1)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(5−(1,2
−ジヒドロ−2−オキソ)−(3H)−インドリル)プロペノイル)アミノ)シクロヘ
キシル)エチル−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値469(MH+)。C29H32N4O2の理論
値468。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.83−1.18(5H,m)、1.3
3(2H,m)、1.68(4H,m)、2.38(2H,m)、2.53(2
H,m)、2.73(2H,m)、3.40(2H,s)、3.49(3H,
m)、6.33(1H,d,J=16Hz)、6.66(2H,m)、7.21
(4H,m)、7.48(2H,m)、7.75(1H,m)。
h1)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−フェニルプロ
ペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
質量スペクトル(API+):測定値414(MH+)。C27H31N3Oの理論
値413。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.83−1.22(5H,m)、1.3
4(2H,m)、1.70(4H,m)、2.38(2H,m)、2.54(2
H,m)、2.73(2H,m)、3.50(3H,m)、6.49(1H,d
,J=16Hz)、7.17(1H,d,J=8Hz)、7.29(4H,m)
、7.45(4H,m)、7.88(1H,d,J=8Hz)。
i1)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(4−エチル
スルホニル)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,
4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値492(MH+)。C28H33N3O3Sの理
論値491。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.86−1.26(5H,m)、1.3
7(2H,m)、1.73(4H,m)、2.40(2H,m)、2.56(2
H,m)、2.76(2H,m)、3.16(3H,s)、3.52(3H,m
)、6.68(1H,d,J=16Hz)、7.20(1H,d,J=8Hz)
、7.40(1H,d,J=16Hz)、7.49(2H,m)、7.72(2
H,d,J=8Hz)、7.87(2H,d,J=8Hz)、8.04(1H,
d,J=8Hz)。
j1)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(4−アセチル)フェニルプ
ロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値456(MH+)。C29H33N3O2の理論
値455。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.90−1.28(5H,m)、1.3
9(2H,m)、1.76(4H,m)、2.42(2H,m)、2.53(3
H,s)、2.59(2H,m)、2.78(2H,m)、3.54(3H,m
)、6.67(1H,d,J=16Hz)、7.22(1H,d,J=8Hz)
、7.40(1H,d,J=16Hz)、7.52(2H,m)、7.62(2
H,d,J=8Hz)、7.92(2H,d,J=8Hz)、8.01(1H,
d,J=8Hz)。
k1)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(3,4−メチ
レンジオキシ)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,
3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値458(MH+)。C28H31N3O3の理論
値457。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.94−1.26(5H,m)、1.4
4(2H,m)、1.81(4H,m)、2.49(2H,m)、2.65(2
H,m)、2.85(2H,m)、3.61(3H,m)、6.07(2H,s
)、6.44(1H,d,J=16Hz)、6.95(1H,d,J=8Hz)
、7.09(2H,m)、7.31(2H,m)、7.58(2H,m)、7.
87(1H,d,J=8Hz)。
l1)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(3−チエニ
ル)プロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値420(MH+)。C25H29N3OSの理
論値419。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.92−1.25(5H,m)、1.4
2(2H,m)、1.80(4H,m)、2.48(2H,m)、2.64(2
H,m)、2.83(2H,m)、3.59(3H,m)、6.40(1H,d
,J=16Hz)、7.29(2H,m)、7.39(1H,d,J=16Hz
)、7.50(3H,m)、7.50(3H,m)、7.77(1H,d,J=
3Hz)、7.91(1H,d,J=8Hz)。
m1)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(2−チエニ
ル)プロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値420(MH+)。C25H29N3OSの理
論値419。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.83−1.16(5H,m)、1.3
1(2H,m)、1.69(4H,m)、2.37(2H,m)、2.53(2
H,m)、2.73(2H,m)、3.49(3H,m)、6.24(1H,d
,J=16Hz)、6.99(1H,m)、7.17(1H,d,J=8Hz)
、7.25(1H,d,J=3Hz)、7.44(4H,m)、7.87(1H
,d,J=8Hz)。
n1)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(2−アセチル)フェニルプ
ロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値471(MH+)。C29H34N4O2の理論
値470。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.79−1.14(5H,m)、1.3
0(2H,m)、1.64(4H,m)、1.92(3H,s)、2.31(2
H,m)、2.50(2H,m)、2.69(2H,m)、3.45(3H,m
)、6.39(1H,d,J=16Hz)、7.03−7.30(4H,m)、
7.42(4H,m)、7.87(1H,d,J=8Hz)、9.61(1H,
s)。
o1)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(4−アセチル)フェニルプ
ロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値471(MH+)。C29H34N4O2の理論
値470。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.82(5H,m)、1.33(2H,
m)、1.69(4H,m)、1.95(3H,s)、2.37(2H,m)、
2.54(2H,m)、2.73(2H,m)、3.49(3H,m)、6.3
7(1H,d,J=16Hz)、7.20(2H,m)、7.36(2H,m)
、7.48(4H,m)、7.83(1H,d,J=8Hz)、10.02(1
H,s)。
p1)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(4−メトキ
シ)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値444(MH+)。C28H33N3O2の理論
値443。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.12−1.43(5H,m)、1.6
1(2H,m)、1.98(4H,m)、2.67(2H,m)、2.71(2
H,m)、3.02(2H,m)、3.78(3H,m)、3.96(3H,s
)、6.62(1H,d,J=16Hz)、7.14(2H,d,J=8Hz)
、7.50(2H,m)、7.67(2H,d,J=8Hz)、7.75(2H
,m)、8.07(1H,d,J=8Hz)。
q1)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(4−クロロ)フェニルプ
ロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値448(MH+)。C27H30 35ClN3
Oの理論値447。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.76−1.09(5H,m)、1.2
6(2H,m)、1.63(4H,m)、2.30(2H,m)、2.46(2
H,m)、2.66(2H,m)、3.42(3H,m)、6.43(1H,d
,J=16Hz)、7.09(1H,d,J=8Hz)、7.2(1H,d,J
=16Hz)、7.29(2H,m)、7.37(4H,m)、7.82(1H
,d,J=8Hz)。
r1)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(3−メチル
アミノカルボニル)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,
2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値471(MH+)。C29H34N4O2の理論
値470。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.09−1.38(5H,m)、1.5
8(2H,m)、1.96(4H,m)、2.64(2H,m)、2.79(2
H,m)、2.97(5H,m)、3.75(3H,m)、6.85(1H,d
,J=16Hz)、7.43(1H,d,J=8Hz)、7.58(1H,d,
J=16Hz)、7.69(3H,m)、7.82(1H,m)、7.95(1
H,m)、8.20(2H,m)、8.71(1H,m)。
s1)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(4−メチル
アミノカルボニル)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,
2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値471(MH+)。C29H34N4O2の理論
値470。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.79−1.10(5H,m)、1.2
5(2H,m)、1.62(4H,m)、2.28(2H,m)、2.45(2
H,m)、2.61(5H,m)、3.40(3H,m)、6.49(1H,d
,J=16Hz)、7.08(1H,d,J=8Hz)、7.23(1H,d,
J
=16Hz)、7.40(4H,m)、7.67(2H,d,J=8Hz)、7
.85(1H,m)、8.29(1H,m)。
t1)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(6−インドリル)カルボ
キサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン質
量スペクトル(API+):測定値427.2(MH+)。C27H30N4Oの理論
値426。
1H NMR(CDCl3+DMSO−d6)δ:1.00−1.40(5H,m
)、1.40−1.60(2H,m)、1.85(2H,m)、2.06(2H
,m)、2.58(2H,m)、2.74(2H,t,J=6Hz)、2.95
(2H,m)、3.62(2H,s)、3.91(1H,m)、6.49(1H
,s)、6.95(1H,d,J=5.5Hz)、7.22(1H,d,J=8
Hz)、7.31(2H,m)、7.40(1H,d,J=8Hz)、7.47
(1H,d,J=8Hz)、7.58(1H,d,J=8Hz)、7.99(1
H,s)、10.64(1H,s)。
u1)トランス−2−(2−(1−(4−(2−(5−クロロ)インドリル)カルボ
キサミド)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値461.2(MH+)。C27H29N4 35C
lOの理論値460。
1H NMR(CDCl3+DMSO−d6)δ:1.12(2H,m)、1.3
7(3H,m)、1.51(2H,m)、1.88(2H,m)、2.01(2
H,m)、2.58(2H,m,DMSOにより部分的に不明瞭)、2.75(
2H,t,J=6Hz)、2.96(2H,t,J=6Hz)、3.63(2H
,s)、3.91(1H,m)、7.06(1H,d,J=2Hz)、7.11
(1H,dd,J=9および2Hz)、7.24(1H,d,J=8Hz)、7
.40(2H,m)、7.55(1H,d,J=2Hz)、7.76(2H,m
)。
v1)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−チエニル)カルボキ
サミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値394(MH+)。C23H27N3OSの理
論値393。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.40(5H,m)、1.53(
2H,m)、1.86(2H,m)、2.08(2H,m)、2.55(2H,
t,J=8Hz)、2.73(2H,J=6Hz)、2.95(2H,t,J=
6Hz)、3.62(2H,s)、3.92(1H,m)、5.73(1H,d
,J=8Hz)、7.19(1H,d,J=8Hz)、7.34(3H,m)、
7.40(1H,dd,J=8,1.5Hz)、7.82(1H,dd,J=3
,1.5Hz)。
w1)トランス−2−(2−(1−(4−(2−(3−クロロ)ベンゾ[b]チエニル
)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値478(MH+)。C27H28N3 35ClO
Sの理論値477。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.40(5H,m)、1.5−1
.7(2H,m)、1.87(2H,m)、2.18(2H,m)、2.56(
2H,m)、2.74(2H,t,J=6Hz)、2.94(2H,t,J=6
Hz)、3.62(2H,s)、3.96(1H,m)、6.97(1H,d,
J=8Hz)、7.19(1H,d,J=8Hz)、7.33(1H,s)、7
.40(1H,d,J=8Hz)、7.50(2H,m)、7.85(2H,m
)。
x1)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(6−キノリニル)カルボ
キサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン質
量スペクトル(API+):測定値439(MH+)。C28H30N4Oの理論値4
38。1H NMR(DMSO−d6)δ:1.10−1.30(2H,m)、1.3
0−1.60(5H,m)、1.80−2.00(4H,m)、2.60(2H
,m)、2.75(2H,m)、2.96(2H,m)、3.66(2H,s)
、3.89(1H,m)、7.39(1H,d,J=8Hz)、7.6(3H,
m)、8.15(1H,d,J=8Hz)、8.26(1H,dd,J=8,2
Hz)、8.6(3H,m)、9.1(1H,m)。
y1)トランス−(E)−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(2−(3,4
−ジメチル)チエノ[2,3−b]チオフェニル)プロペノイル)アミノ)シクロヘキ
シル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値504(MH+)。C29H33N3OS2の理
論値503。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.40(5H,m)、1.45−
1.55(2H,m)、1.84(2H,m)、2.04(2H,m)、2.4
8(3H,s)、2.54(3H,s)、2.40−2.60(2H,m)、2
.73(2H,t,J=6Hz)、2.93(2H,t,J=6Hz)、3.6
1(2H,s)、3.86(1H,m)、5.36(1H,d,J=8Hz)、
6.04(1H,d,J=15Hz)、6.87(1H,s)、7.19(1H
,d,J=8Hz)、7.33(1H,s)、7.39(1H,d,J=8Hz
)、7.88(1H,d,J=15Hz)。
z1)トランス−(E)−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(3−メチル
アミノカルボニル)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル−1,
2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値471(MH+)。C29H34N4O2の理論
値470。
1H NMR(CDCl3)δ:1.20(5H,m)、1.50(2H,m)
、1.70(2H,m)、2.04(2H,m)、2.51(2H,m)、2.
73(2H,t,J=6Hz)、2.95(2H,t,J=6Hz)、3.02
(3H,d,J=5Hz)、3.61(2H,s)、3.86(1H,m)、5
.75(1H,d,J=8Hz)、6.41(1H,d,J=16Hz)、6.
44(1H,m)、7.18(1H,d,J=8Hz)、7.40(3H,m)
、7.55(2H,m)、7.67(1H,d,J=8Hz)、7.91(1H
,s)。
a2)トランス−(E)−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(3−メトキ
シ)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値444(MH+)。C28H33N3O2の理論
値443。
1H NMR(CDCl3)δ:1.00−1.40(5H,m)、1.50(
2H,m)、1.84(2H,m)、2.05(2H,m)、2.54(2H,
m)、2.73(2H,t,J=6Hz)、2.95(2H,t,J=6Hz)
、3.61(2H,s)、3.82(3H,s)、3.85(1H,m)、5.
49(1H,d,J=8Hz)、6.34(1H,d,J=16Hz)、6.8
9(1H,dd,J=8,2Hz)、7.01(1H,m)、7.08(1H,
d,J=8Hz)、7.19(1H,d,J=8Hz)、7.28(2H,m)
、7.40(1H,m)、7.57(1H,d,J=15Hz)。
b2)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(3−アセチル)フェニルプ
ロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値456(MH+)。C29H33N3O2の理論
値455。
1H NMR(CDCl3)δ:1.20(5H,m)、1.51(2H,m)
、1.86(2H,m)、2.05(2H,m)、2.54(2H,m)、2.
62(3H,s)、2.73(2H,t,J=6Hz)、2.93(2H,t,
J=6Hz)、3.61(2H,s)、3.88(1H,m)、5.51(1H
,
d,J=8Hz)、6.44(1H,d,J=16Hz)、7.18(1H,d
,J=8Hz)、7.32(1H,s)、7.43(2H,m)、7.64(2
H,m)、7.91(1H,d,J=8Hz)、8.09(1H,s)。
c2)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(3−クロロ)フェニルプロ
ペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値448(MH+)。C27H30 35ClN3O
の理論値447。
1H NMR(CDCl3)δ:1.15(5H,m)、1.50(2H,m)
、1.85(2H,m)、2.05(2H,m)、2.53(2H,m)、2.
73(2H,t,J=6Hz)、2.95(2H,t,J=6Hz)、3.61
(2H,s)、4.10(1H,m)、5.53(1H,d,J=8Hz)、6
.36(1H,d,J=16Hz)、7.18(1H,d,J=8Hz)、7.
35(5H,m)、7.48(1H,s)、7.54(1H,d,J=16Hz
)。
d2)トランス−(E)−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(3−チエニ
ル)プロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値420(MH+)。C25H29N3OSの理
論値419。
1H NMR(CDCl3)δ:1.15(5H,m)、1.50(2H,m)
、1.84(2H,m)、2.05(2H,m)、2.53(2H,m)、2.
72(2H,t,J=6Hz)、2.95(2H,t,J=6Hz)、3.61
(2H,s)、4.12(1H,m)、5.47(1H,d,J=8Hz)、6
.19(1H,d,J=16Hz)、7.19(1H,d,J=6Hz)、7.
28(3H,m)、7.36(2H,m)、7.59(1H,d,J=16Hz
)。
e2)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(2−アセトアミド)フェニ
ルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値471(MH+)。C29H34N4O2の理論
値470。
1H NMR(CDCl3)δ:1.00−1.40(5H,m)、1.52(
2H,m)、1.85(4H,m)、2.04(2H,m)、2.23(3H,
s)、2.54(2H,m)、2.74(2H,m)、2.95(2H,m)、
3.61(2H,s)、3.82(1H,m)、5.65(1H,d,J=6H
z)、6.28(1H,d,J=16Hz)、7.21(2H,m)、7.35
(3H,m)、7.77(2H,m)。
f2)トランス−2−(2−(1−(4−ベンズアミド)シクロヘキシル)エチル)
−7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値388(MH+)。C25H29N3Oの理論
値387。
1HNMR(CDCl3)δ:1.00−1.45(5H,m)、1.55(2
H,m)、1.85(2H,m)、2.10(2H,m)、2.55(2H,m
)、2.74(2H,t,J=6Hz)、2.95(2,t,J=6Hz)、3
.61(2H,s)、4.11(1H,m)、5.93(1H,d,J=8Hz
)、7.19(1H,d,J=8Hz)、7.33(1H,s)、7.40(4
H,m)、7.75(2H,m)。
g2)トランス−(E)−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(2−ナフチ
ル)プロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値464(MH+)。C31H33N3Oの理論
値463。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.40(5H,m)、1.50(
2H,m)、1.86(2H,m)、2.08(2H,m)、2.54(2H,
m)、2.74(2H,t,J=6Hz)、2.94(2H,t,J=6Hz)
、3.62(2H,s)、3.91(1H,m)、5.51(1H,d,J=8
Hz)、6.47(1H,d,J=16Hz)、7.18(1H,d,J=8H
z)、7.32(1H,s)、7.40(1H,d,J=8Hz)、7.50(
2H,m)、7.36(1H,d,J=8Hz)、7.80(5H,m)。
h2)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−インドリル)カルボ
キサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン質
量スペクトル(API+):測定値427(MH+)。C27H30N4Oの理論値4
26。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.88(2H,m)、1.03−1.3
2(5H,m)、1.60(4H,m)、2.29(2H,m)、2.46(2
H,m)、2.65(2H,m)、3.42(2H,m)、3.56(1H,m
)、6.82(1H,m)、6.95(2H,m)、7.09(1H,d,J=
8Hz)、7.23(1H,d,J=8Hz)、7.38(3H,m)、8.0
1(1H,d,J=8Hz)、11.34(1H,s)。
i2)トランス−(E)−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(2−チエニ
ル)プロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値420(MH+)。C25H29N3OSの理
論値419。
1H NMR(CDCl3)δ:1.04−1.44(5H,m)、1.54(
2H,m)、1.84(2H,m)、2.06(2H,m),2.54(2H,
m)、2.74(2H,m)、2.94(2H,m)、3.63(3H,s)、
3.86(1H,m)、5.38(1H,d,J=10Hz)、6.15(1H
,d,J=16Hz)、7.04(1H,m)、7.20(2H,m)、7.3
0(2H,m)、7.41(1H,dd,J=9,1Hz)、7.75(1H,
d,J=16Hz)。
j2)トランス−2−(2−(1−(4−(2−ベンゾ[b]チエニル)カルボキサ
ミド)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
質量スペクトル(API+):測定値444(MH+)。C27H29N3OSの理
論値443。
1H NMR(CDCl3)δ:1.05−1.50(5H,m)、1.53(
2H,m)、1.85(2H,m)、2.04(2H,m)、2.55(2H,
m)、2.75(2H,m)、2.96(2H,m)、3.64(2H,s)、
3.95(1H,m)、5.94(1H,d,J=10Hz)、7.13−7.
52(6H,m)、7.84(2H,m)。
k2)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(6−(ピロロ[3,2−c]
ピリジル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値428(MH+)。C26H29N5Oの理論
値427。1H NMR(CDCl3+CD3OD)δ:1.04−1.55(5H,m)、
1.56(2H,m)、1.89(2H,m)、2.11(2H,m)、2.5
9(2H,m)、2.78(2H,t,J=7Hz)、2.97(2H,m)、
3.65(2H,s)、3.90(1H,m)、7.09(1H,s)、7.2
5(1H,d,J=9Hz)、7.40(3H,m)、8.25(1H,d,J
=6Hz)、8.86(1H,s)。
12)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(4−クロロ)フェニルプロ
ペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値448(MH+)。C27H30 35ClN3
Oの理論値447。1H NMR(CDCl3+CD3OD)δ:1.05−1.43(5H,m)、
1.53(2H,m)、1.83(2H,m)、2.05(2H,m)、2.5
5(2H,m)、2.75(2H,t,J=7Hz)、2.98(2H,m)、
3.64(2H,s)、3.84(1H,m)、6.13(1H,m)、6.3
8(1H,d,J=16Hz)、7.24(1H,d,J=9Hz)、7.34
(4H,m)、7.42(3H,m)、7.55(1H,d,J=16Hz)。
m2)トランス−(E)−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(3,4−メチ
レンジオキシ)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,
3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値458(MH+)。C28H31N3O3の理論
値457。
1H NMR(CDCl3)δ:1.04−1.42(5H,m)、1.51(
2H,m)、1.85(2H,m)、2.09(2H,m)、2.55(2H,
m)、2.75(2H,m)、2.96(2H,m)、3.62(2H,s)、
3.85(1H,m)、5.50(1H,d,J=10Hz)、5.99(2H
,s)、6.19(1H,d,J=16Hz)、6.79(1H,d,J=9H
z)、6.98(2H,m)、7.20(1H,d,J=9Hz)、7.34(
1H,s)、7.41(1H,d,J=9Hz)、7.54(1H,d,J=1
6Hz)。
n2)トランス−(E)−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(5−(1,2
−ジヒドロ−2−オキソ)−(3H)−インドリル)プロペノイル)アミノ)シクロヘ
キシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値469(MH+)。C29H32N4O2の理論
値468。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.90−1.38(5H,m)、1.4
2(2H,m)、1.82(4H,m)、2.47(2H,m)、2.65(2
H,m)、2.86(2H,m)、3.45−3.71(5H,m)、6.46
(1H,d,J=16Hz)、6.85(1H,d,J=10Hz)、7.25
−7.47(3H,m)、7.59(2H,m)、7.87(2H,d,J=9
Hz)、10.61(1H,s)。
o2)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(3−アセトアミド)フェニ
ルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値471(MH+)。C29H34N4O2の理論
値470。
1H NMR(CDCl3+CD3OD)δ:1.04−1.45(5H,m)、
1.56(2H,m)、1.85(2H,m)、2.06(2H,m)、2.1
8(3H,s)、2.59(2H,m)、2.81(2H,m)、2.99(2
H,m)、3.66(2H,s)、3.80(1H,m)、6.47(1H,d
,J=16Hz)、6.95(1H,m)、7.15−7.60(7H,m)、
7.80(1H,s)、9.24(1H,br s)。
p2)トランス−2−(2−(1−(4−(2−ベンゾ[b]フラニル)カルボキサ
ミド)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
質量スペクトル(API+):測定値428(MH+)。C27H29N3O2の理論
値427。
1H NMR(CDCl3)δ:1.05−1.46(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.89(2H,m)、2.14(2H,m)、2.57(2H,
m)、2.75(2H,t,J=7Hz)、2.95(2H,m)、3.63(
2H,s)、2.95(1H,m)、6.45(1H,d,J=10Hz)、7
.20(1H,d,J=9Hz)、7.25−7.55(6H,m)、7.67
(1H,d,J=9Hz)。
q2)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(4−アセチル)フェニルプ
ロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値456(MH+)。C29H33N3O2の理論
値455。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.00−1.40(5H,m)、1.5
0−1.60(2H,m)、1.92(4H,m)、2.60(2H,m)、2
.69(3H,s)、2.75(2H,m)、2.97(2H,m)、3.66
(2H,s)、3.72(1H,m)、6.83(1H,d,J=16Hz)、
7.40(1H,d,J=8Hz)、7.55(1H,d,J=16Hz)、7
.66(2H,m)、7.95(2H,d,J=8Hz)、8.07(2H,d
,J=8Hz)、8.17(1H,d,J=8Hz)。
r2)トランス−(E)−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(4−メチル
スルホニル)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,
4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値492(MH+)。C28H33N3O3Sの理
論値491。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.00−1.40(5H,m)、1.5
0−1.60(2H,m)、1.90(4H,m)、2.60(2H,m)、2
.73(2H,m)、2.95(2H,m)、3.32(3H,s)、3.66
(2H,s)、3.72(1H,m)、6.84(1H,d,J=16Hz)、
7.39(1H,d,J=8Hz)、7.56(1H,d,J=16Hz)、7
.66(2H,m)、7.86(2H,d,J=8Hz)、8.03(2H,d
,J=8Hz)、8.19(1H,d,J=8Hz)。
s2)トランス−(E)−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(4−メトキ
シ)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値444(MH+)。C28H33N3O2の理
論値443。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.00−1.30(5H,m)、1.5
。(2H,m)、1.80(4H,m)、2.60(2H,m)、2.73(2
H,m)、2.94(2H,m)、3.62(2H,s)、3.68(1H,m
)、3.85(3H,s)、6.51(1H,d,J=16Hz)、7.04(
2H,d,J=9Hz)、7.38(2H,m)、7.56(2H,d,J=9
Hz)、7.63(2H,m)および7.95(1H,d,J=8Hz)。
t2)トランス−(E)−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(4−メチル
アミノカルボニル)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,
2,3,4−テトラヒドロイソキノリン 質量スペクトル(API+):測定値4
69(MH+)。C29H34N4O2の理論値470。
1H NMR(CDCl3+DMSO−d6)δ:1.10−1.40(5H,m
)、1.60(2H,m)、1.93(4H,m)、2.63(2H,m)、2
.77(2H,m)、2.90(3H,s)、2.99(2H,m)、3.68
(2H,s)、3.73(1H,m)、6.79(1H,d,J=16Hz)、
7.43(1H,d,J=8Hz)、7.48(1H,d,J=16Hz)、7
.68(2H,m)、7.74(2H,d,J=8Hz)、7.97(2H,d
,J=8Hz)、8.14(1H,d,J=8Hz)、8.60(1H,m)。
u2)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−キノリニル)カルボ
キサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値439(MH+)。C28H30N4Oの理論
値438。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.10−1.30(3H,m)、1.3
0−1.60(4H,m)、1.80−2.10(4H,m)、2.60(2H
,m)、2.72(2H,m)、2.94(2H,m)、3.63(2H,s)
、3.85(1H,m)、7.37(1H,d,J=8Hz)、7.62(2H
,
m)、7.74(1H,t,J=7Hz)、7.92(1H,t,J=7Hz)
、8.14(2H,m)、8.65(1H,m)、8.86(1H,s)、9.
31(1H,d,J=2Hz)。
v2)トランス−2−(2−(1−(4−(5−ベンゾイミダゾリル)カルボキサミ
ド)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノ
リン
質量スペクトル(API+):測定値428(MH+)。C26H29N5Oの理論
値427。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.00−1.20(2H,m)、1.3
0−1.60(5H,m)、1.80−2.00(4H,m)、2.60(2H
,m)、2.73(2H,m)、2.95(2H,m)、3.64(2H,s)
、3.84(1H,m)、7.38(1H,d,J=8Hz)、7.65(3H
,m)、7.79(1H,dd,J=8,1.5Hz)、8.21(1H,s)
、8.23(1H,d,J=9Hz)、8.37(1H,s)。
w2)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(3−メチル)インド
リル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値441(MH+)。C28H32N4Oの理論
値440。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.15−1.35(2H,m)、1.3
5−1.65(5H,m)、1.96(2H,m)、2.05(2H,m)、2
.60(5H,m)、2.81(2H,m)、3.11(2H,m)、3.69
(2H,s)、3.88(1H,m)、7.05(1H,t,J=7Hz)、7
.31(1H,dt,J=7,1Hz)、7.43(1H,d,J=8Hz)、
7.54(1H,d,J=8Hz)、7.69(3H,m)、7.82(1H,
d,J=8Hz)、11.20(1H,s)。
x2)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(5−(2−メチル)ベンゾ
イミダゾリル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値442(MH+)。C27H31N5Oの理論
値441。
1H NMR(CDCl3)δ:1.13−1.30(5H,m)、1.52(
2H,m)、1.88(2H,m)、2.15(2H,m)、2.56(2H,
m)、2.62(3H,s)、2.74(2H,m)、2.95(2H,m)、
3.61(2H,s)、3.97(1H,br s)、6.13(1H,m)、
7.19(1H,d,J=8Hz)、7.26(1H,s)、7.33(1H,
s)、7.40(1H,d,J=8Hz)、7.68(2H,br s)、8.
06(1H,s)。
y2)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(5−(2−メチル)ベンゾ
イミダゾリル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値442(MH+)。C27H31N5Oの理論
値441。
z2)トランス−2−(2−(1−(4−(2−(5−アセチル)インドリル)カル
ボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値469(MH+)。C29H32N4O2の理論
値468。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.10−1.30(2H,m)、1.3
0−1.70(5H,m)、2.10(4H,m)、2.55(2H,m)、2
.74(3H,s)、2.81(2H,m)、3.01(2H,m)、3.71
(2H,s)、3.89(1H,m)、7.43(2H,m)、7.60(1H
,d,J=8Hz)、7.69(2H,m)、7.93(1H,dd,J=2,
8
Hz)、8.49(2H,m)、12.03(1H,br s)。
a3)トランス−2−(2−(1−(4−(2−(6−アセチル)インドリル)カル
ボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値469(MH+)。C29H32N4O2の理論
値468。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.40(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.90(2H,m)、2.20(2H,m)、2.55(2H,
m)、2.67(3H,s)、2.75(2H,t,J=6Hz)、2.96(
2H,t,J=6Hz)、3.62(2H,s)、4.05(1H,m)、6.
13(1H,d,J=8Hz)、6.86(1H,d,J=2Hz)、7.19
(1H,d,J=8Hz)、7.33(1H,s)、7.40(1H,dd,J
=2,8Hz)、7.67(1H,m)、7.74(1H,m)、8.13(1
H,s)、10.20(1H,br s)。
b3)トランス−2−(2−(1−(4−(2−(6−アセチル)インドリル)カル
ボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値469(MH+)。C29H32N4O2の理論
値468。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.80−1.50(7H,m)、1.7
8(4H,m)、2.44(2H,m)、2.53(3H,s)、2.58(2
H,t,J=6Hz)、2.76(2H,m)、3.54(2H,s)、3.6
9(1H,m)、6.00−8.00(1H,br s)、7.14(1H,s
)、7.21(1H,d,J=8Hz)、7.40−7.70(4H,m)、7
.99(1H,s)、8.31(1H,d,J=8Hz)。
c3)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(6−メチルスルホ
ニル)インドリル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値505(MH+)。C28H32N4O3Sの理
論値504。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.05−1.65(7H,m)、1.9
0(4H,m)、2.55(2H,m)、2.75(2H,t,J=6Hz)、
2.97(2H,t,J=6Hz)、3.29(3H,s)、3.66(2H,
s)、3.86(1H,m)、7.40(2H,m)、7.65(3H,m)、
7.96(1H,d,J=8Hz)、8.08(1H,s)、8.55(1H,
d,J=8Hz)、12.32(1H,br s)。
d3)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(5−(1,2−ジヒドロ−
2−オキソ)−(3H)−インドリル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−
1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値443(MH+)。C27H30N4O5の理論
値442。
1H NMR(CDCl3)δ:1.13−1.31(5H,m)、1.52(
2H,m)、1.84(2H,m)、2.19(2H,m)、2.52(2H,
m)、2.72(2H,m)、2.95(2H,m)、3.56(2H,s)、
3.61(2H,s)、3.90(1H,m)、5.78(1H,d,J=8H
z)、6.87(1H,m)、7.18(1H,m)、7.23(1H,m)、
7.33(1H,s)、7.40(1H,m)、7.61(2H,m)。
e3)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(5−(1,2−ジヒドロ−
2−オキソ)−(3H)−インドリル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−
1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値443(MH+)。C27H30N3O2の理論
値442。1H NMR(CD3OD)δ:1.00−1.50(5H,m)、1.59
(2H,m)、1.78−2.12(4H,m)、2.63(2H,m)、2.
83(2H,m)、2.98(2H,m)、3.34(2H,m)、3.74(
2H,m)、3.86(1H,m)、4.80(2H,m)、6.94(1H,
m)、7.28(1H,m)、7.52(2H,m)、7.74(2H,m)。
f3)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(4−メチルチオ)イ
ンドリル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値473(MH+)。C28H32N4OSの理
論値472。
1H NMR(CDCl3)δ:1.09−1.35(5H,m)、1.5(2
H,m)、1.85(2H,m)、2.09(2H,m)、2.52(2H,m
)、2.56(3H,s)、2.72(2H,m)、2.91(2H,m)、3
.62(2H,s)、3.94(1H,m)、6.02(1H,d,J=8Hz
)、6.91(1H,m)、6.97(1H,m)、7.12−7.26(3H
,m)、7.33(1H,s)、7.36(1H,m)、9.47(1H,s)
。
g3)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(5−メトキシ)イン
ドリル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値457(MH+)。C28H32N4O2の理論
値456。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.04(2H,m)、1.22−1.5
5(5H,m)、1.83(4H,m)、2.49(2H,m)、2.60(2
H,m)、2.89(2H,m)、3.75(6H,m)、6.82(1H,d
d,J=9,2Hz)、7.03(2H,m)、7.30(2H,d,J=8H
z)、7.58(2H,m)、8.16(1H,d,J=8Hz)、11.37
(1H,br s)。
h3)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(5−メチルスルホ
ニル)インドリル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値505(MH+)。C28H32N4O3Sの理
論値504。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.30(2H,m)、1.47−1.7
6(5H,m)、2.08(4H,m)、2.74(2H,m)、2.89(2
H,m)、3.06(2H,m)、3.40(3H,s)、3.84(2H,s
)、3.99(1H,m)、7.52(2H,m)、7.82(4H,m)、8
.45(1H,s)、8.65(1H,d,J=8Hz)、12.34(1H,
br s)。
i3)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(2−インド
リル)プロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値453(MH+)。C29H32N4Oの理論
値452。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.80−1.13(5H,m)、1.2
9(2H,m)、1.68(4H,m)、2.32(2H,m)、2.48(2
H,m)、2.67(2H,m)、3.43(2H,s)、3.51(1H,m
)、5.71(1H,d,J=13Hz)、6.56(1H,s)、6.68(
1H,d,J=13Hz)、6.83(1H,t,J=7Hz)、7.00(1
H,t,J=7Hz)、7.11(1H,d,J=8Hz)、7.38(4H,
m)、8.31(1H,d,J=8Hz)、12.91(1H,br s)。
j3)トランス−(E)−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(2−インド
リル)プロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値453(MH+)。C29H32N4Oの理論
値452。1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.39(5H,m)、1.52(
2H,m)、1.85(2H,m)、2.10(2H,m)、2.54(2H,
m)、2.73(2H,t,J=6Hz)、2.95(2H,m)、3.61(
2H,s)、3.83(1H,m)、5.56(2H,m)、6.69(1H,
s)、6.77(1H,d,J=13Hz)、7.06(1H,t,J=7Hz
)、7.20(2H,m)、7.33(1H,s)、7.43(2H,m)、7
.60(1H,d,J=8Hz)、12.51(1H,br s)。
k3)トランス−(E)−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(3−インド
リル)プロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値453(MH+)。C29H32N4Oの理論
値452。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.85−1.50(7H,m)、1.8
0(4H,m)、2.35(2H,m)、2.61(2H,m)、2.84(2
H,m)、3.52(3H,m)、6.56(1H,d,J=16Hz)、7.
13(2H,m)、7.27(1H,d,J=8Hz)、7.41(1H,d,
J=8Hz)、7.52(3H,m)、7.69(2H,m)、7.84(1H
,m)、11.50(1H,br s)。
13)トランス−2−(2−(1−(4−(2−(7−アセチル)インドリル)カル
ボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値469(MH+)。C28H32N4O2の理論
値468。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.90−1.50(7H,m)、1.8
5(4H,m)、2.46(2H,m)、2.65(2H,m)、2.69(3
H,s)、2.87(2H,m)、3.56(2H,s)、3.74(1H,m
)、7.22(1H,d,J=8Hz)、7.29(2H,m)、7.55(2
H,m)、8.00(2H,m)、8.60(1H,d,J=8Hz)、10.
90(1H,s)。
m3)トランス−7−シアノ−2−(2−1−(4−(3−ピリジル)カルボキサ
ミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン 質量
スペクトル(API+):測定値389(MH+)。C24H28N4Oの理論値38
8。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.93−1.68(7H,m)、1.8
8(4H,m)、2.53(2H,m)、2.70(2H,t,J=6Hz)、
2.92(2H,t,J=6Hz)、3.61(2H,s)、4.08(1H,
m)、7.35(1H,d,J=8Hz)、7.55(3H,m)、8.21(
1H,m)、8.45(1H,d,J=8Hz)、8.73(1H,m)、9.
03(1H,d,J=2Hz)。
n3)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(6−フルオロ)イン
ドリル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値445(MH+)。C27H29FN4Oの理
論値444。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.08(2H,m)、1.42(5H,
m)、1.84(4H,m)、2.50(2H,m)、2.66(2H,t,J
=6Hz)、2.84(2H,m)、3.61(2H,s)、3.73(1H,
m)、6.90(1H,m)、7.15(2H,m)、7.27(1H,d,J
=8Hz)、7.61(3H,m)、8.21(1H,d,J=8Hz)、11
.6(1H,s)。
o3)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(6−メトキシ)インドリ
ル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソ
キノリン
質量スペクトル(API+):測定値457(MH+)。C28H32N4O2の理論
値456。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.11(2H,m)、1.37(5H,
m)、1.85(4H,m)、2.54(2H,m)、2.69(2H,t,J
=6Hz)、2.88(2H,t,J=6Hz)、3.65(2H,s)、3.
80(3H,s)、3.75−3.90(1H,m)、6.72(1H,dd,
J=2,8Hz)、6.94(1H,d,J=2Hz)、7.11(1H,m)
、7.32(1H,d,J=8Hz)、7.49(1H,d,J=8Hz)、7
.62(2H,m)、8.10(1H,d,J=8Hz)、11.35(1H,
s)。
p3)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(6−メチル)インド
リル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値441(MH+)。C28H32N4Oの理論
値440。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.13(2H,m)、1.42(5H,
m)、1.90(4H,m)、2.43(3H,s)、2.54(2H,m)、
2.70(2H,t,J=6Hz)、2.90(2H,t,J=6Hz)、3.
65(2H,s)、3.80(1H,m)、6.90(1H,m)、7.12(
1H,m)、7.25(1H,s)、7.33(1H,d,J=8Hz)、7.
52(1H,d,J=8Hz)、7.63(2H,m)、8.20(1H,d,
J=8Hz)、11.4(1H,s)。
q3)トランス−2−(2−(1−(4−(2−(7−アセチル)インドリル)カル
ボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値469(MH+)。C29H32N4O2の理論
値468。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.10(2H,m)、1.39(5H,
m)、1.87(4H,m)、2.50(2H,m)、2.67(2H,t,J
=6Hz)、2.71(3H,s)、2.86(2H,t,J=6Hz)、3.
63(2H,s)、3.77(1H,m)、7.29(3H,m)、7.59(
2H,m)、8.00(2H,m)、8.63(1H,d,J=8Hz)、10
.93(1H,s)。
r3)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(5−シアノ)インド
リル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値452(MH+)。C28H29N5Oの理論
値451。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.10(2H,m)、1.39(5H,
m)、1.85(4H,m)、2.51(2H,m)、2.67(2H,t,J
=6Hz)、2.85(2H,m)、3.65(2H,s)、3.77(1H,
m)、7.28(2H,m)、7.53(4H,m)、8.25(1H,m)、
8.45(1H,d,J=8Hz)、12.14(1H,s)。
s3)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(5−シアノ)インド
リル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値452(MH+)。C28H29N5Oの理論
値451。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.12(2H,m)、1.41(5H,
m)、1.89(4H,m)、2.51(2H,m)、2.70(2H,t,J
=6Hz)、2.92(2H,m)、3.61(2H,s)、3.82(1H,
m)、7.35(2H,m)、7.55(4H,m)、(8.28(1H,m)
、
8.47(1H,d,J=8Hz)、12.17(1H,s)。
t3)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(7−シアノ)インド
リル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値452(MH+)。C28H29N5Oの理論
値451。1H NMR(DMSO−d6)δ:1.08(2H,m)、1.36(5H,
m)、1.86(4H,m)、2.47(2H,m)、2.65(2H,t,J
=6Hz)、2.84(2H,m)、3.61(2H,s)、3.74(1H,
m)、7.23(3H,m)、7.57(2H,m)、7.71(1H,d,J
=8Hz)、8.00(1H,d,J=8Hz)、8.33(1H,d,J=8
Hz)、12.28(1H,s)。
u3)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(7−シアノ)インド
リル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値452(MH+)。C28H29N5Oの理論
値451。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.00−1.55(7H,m)、1.7
0−2.05(4H,m)、2.50(2H,m)、2.68(2H,t,J=
6Hz)、2.90(2H,t,J=6Hz)、3.59(2H,s)、3.7
6(1H,m)、7.28(3H,m)、7.58(2H,m)、7.73(1
H,d,J=8Hz)、8.01(1H,d,J=8Hz)、8.35(1H,
d,J=8Hz)、12.24(1H,s)。
v3)トランス−5−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−インドリル)カルボ
キサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン質
量スペクトル(API+):測定値427(MH+)。C27H30N4Oの理
論値426。
1H NMR(DMSO−d6+TFA)δ:1.14(2H,m)、1.39
(3H,m)、1.70(2H,m)、1.89(4H,m)、3.00−3.
55(5H,m)、3.80(2H,m)、4.38(1H,m)、4.70(
1H,m)、7.03(1H,t,J=9Hz)、7.17(2H,m)、7.
37−7.64(4H,m)、7.85(1H,dd,J=9,1Hz)、8.
24(1H,d,J=9Hz)、10.30(1H,br s)、11.53(
1H,br s)。
w3)トランス−(E)−5−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−フェニルプロ
ペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
質量スペクトル(API+):測定値414(MH+)。C27H31N3Oの理論
値413。
1H NMR(CDCl3)δ:1.03−1.42(5H,m)、1.52(
2H,m)、1.82(2H,m)、2.07(2H,m)、2.54(2H,
m)、2.75(2H,t,J=7Hz)、3.05(2H,m)、3.60(
2H,s)、3.87(1H,m)、5.55(1H,d,J=10Hz)、6
.35(1H,d,J=16Hz)、7.21(2H,m)、7.33(3H,
m)、7.47(3H,m)、7.61(1H,d,J=16Hz)。
x3)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(4−メチルスルホ
ニル)インドリル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値505(MH+)。C28H32N4O3Sの理
論値504。
1H NMR(CDCl3)δ:1.06−1.35(5H,m)、1.48(
2H,m)、1.80(2H,m)、1.98(2H,m)、2.50(2H,
m)、2.71(2H,m)、2.91(2H,m)、3.10(3H,s)、
3.58(2H,s)、3.84(1H,br s)、6.10(1H,d,J
=8Hz)、7.18(1H,d,J=8Hz)、7.26−7.40(5H,
m)、7.70(2H,d,J=8Hz)。
y3)(±)−トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−(4−メチル
スルフィニル)インドリル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,
4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値489(MH+)。C28H32N4O2Sの理
論値488。
1H NMR(CDCl3)δ:1.09−1.38(5H,m)、1.49−
1.59(2H,m)、1.69−1.96(2H,m)、2.1(2H,m)
、2.57(2H,rn)、2.75(2H,s)、2.90(3H,s)、2
.98(2H,m)、3.60(2H,m)、3.95(1H,m)、6.36
(1H,d,J=8Hz)、7.20(1H,d,J=8Hz)、7.25−7
.50(4H,m)、7.42(1H,s)、7.59(1H,d,J=8Hz
)、10.14(1H,s)。
z3)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(4−ピリジル)カルボキ
サミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値389(MH+)。C24H28N4Oの理論
値388。
1H NMR(CDCl3)δ:1.13−1.34(5H,m)、1.52(
2H,m)、1.85(2H,m)、2.09(2H,m)、2.55(2H,
m)、2.74(2H,t,J=6Hz)、2.95(2H,t,J=6Hz)
、3.62(2H,s)、3.87(1H,m)、6.06(1H,m)、7.
19(1H,d,J=8Hz)、7.34(1H,d,J=1Hz)、7.39
(1H,dd,J=1,8Hz)、7.6(2H,d,J=6Hz)、8.72
(2H,d,J=6H)。
a4)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(4−キノリニル)カルボ
キサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値439(MH+)。C28H30N4Oの理論
値438。
1H NMR(CDCl3)δ:1.18−1.32(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.90(2H,m)、2.20(2H,m)、2.56(2H,
m)、2.74(2H,t,J=6Hz)、2.96(2H,t,J=6Hz)
、3.62(2H,s)、4.10(1H,m)、5.88(1H,d,J=8
Hz)、7.20(1H,d,J=8Hz)、7.33(1H,s)、7.40
(2H,m)、7.61(1H,m)、7.77(1H,m)、8.15(2H
,m)、8.93(1H,d,J=4Hz)。
b4)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(4−キノリニル)カルボ
キサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値439(MH+)。C28H30N4Oの理論
値438。
1H NMR(CDCl3)δ:1.17−1.32(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.89(2H,m)、2.19(2H,m)、2.56(2H,
m)、2.74(2H,t,J=6Hz)、2.93(2H,t,J=6Hz)
、3.66(2H,s)、4.10(1H,m)、5.95(1H,m)、7.
13(1H,d,J=8Hz)、7.39(3H,m)、7.61(1H,m)
、7.76(1H,m)、8.12−8.21(2H,m)、8.92(1H,
m)。
c4)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(2−フルオ
ロ)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値432(MH+)。C27H30FN3Oの理
論値431。1H NMR(CDCl3)δ:1.00−1.45(5H,m)、1.50(
2H,m)、1.80(2H,m)、2.05(2H,m)、2.55(2H,
n)、2.72(2H,t,J=6Hz)、2.92(2H,t,J=6Hz)
、3.61(2H,s)、3.69(1H,m)、5.53(1H,d,J=8
Hz)、6.50(1H,d,J=16Hz)、7.00−7.20(3H,m
)、7.25−7.55(4H,m)、7.66(1H,d,J=16Hz)。
d4)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(2−メトキ
シ)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値444(MH+)。C28H33N3O2の理論
値443。
1H NMR(CDCl3)δ:1.05−1.40(5H,m)、1.50(
2H,m)、1.80(2H,m)、2.05(2H,m)、2.54(2H,
m)、2.72(2H,t,J=6Hz)、2.92(2H,t,J=6Hz)
、3.64(2H,s)、3.75−4.0(1H,m)、3.87(3H,s
)、5.46(1H,d,J=8Hz)、6.48(1H,d,J=16Hz)
、6.91(2H,m)、7.11(1H,d,J=8Hz)、7.25−7.
40(3H,m)、7.45(1H,dd,J=8,2Hz)、7.83(1H
,d,J=16Hz)。
e4)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(2−クロロ)フェニルプロ
ペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値448(MH+)。C27H30 35ClN3
Oの理論値447。
1H NMR(CDCl3)δ:1.05−1.45(5H,m)、1.50(
2H,m)、1.80(2H,m)、2.05(2H,m)、2.54(2H,
m)、2.72(2H,t,J=6Hz)、2.90(2H,t,J=6Hz)
、
3.64(2H,s)、3.89(1H,m)、5.53(1H,d,J=8H
z)、6.36(1H,d,J=16Hz)、7.11(1H,d,J=8Hz
)、7.25(2H,m)、7.40(3H,m)、7.55(1H,m)、7
.95(1H,d,J=16Hz)。
f4)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(2−メチル)
フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値428(MH+)。C28H33N3Oの理論
値427。
1H NMR(CDCl3)δ:1.05−1.45(5H,m)、1.53(
2H,m)、1.85(2H,m)、2.10(2H,m)、2.43(3H,
s)、2.53(2H,m)、2.73(2H,t,J=6Hz)、2.92(
2H,t,J=6Hz)、3.61(2H,s)、3.89(1H,m)、5.
48(1H,d,J=8Hz)、6.25(1H,d,J=16Hz)、7.0
5−7.30(4H,m)、7.38(2H,m)、7.48(1H,m)、7
.89(1H,d,J=16Hz)。
g4)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(3−フルオ
ロ)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テト
ラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値432(MH+)。C27H30FN3Oの理
論値431。
1H NMR(CDCl3)δ:1.05−1.45(5H,m)、1.50(
2H,m)、1.81(2H,m)、2.05(2H,m)、2.54(2H,
m)、2.73(2H,t,J=6Hz)、2.92(2H,t,J=6Hz)
、3.64(2H,s)、3.87(1H,m)、5.56(1H,d,J=8
Hz)、6.35(1H,d,J=16Hz)、6.95−7.45(7H,m
)、7.56(1H,d,J=16Hz)。
h4)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(2,6−ジフ
ルオロ)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値450(MH+)。C27H29F2N3Oの理
論値449。
1H NMR(CDCl3+CD3OD)δ:1.03−1.42(5H,m)、
1.53(2H,m)、1.82(2H,m)、2.05(2H,m)、2.5
5(2H,m)、2.75(2H,t,J=6Hz)、2.94(2H,t,J
=6Hz)、3.66(2H,s)、3.84(1H,m)、6.19(1H,
br s)、6.70(1H,d,J=16Hz)、6.93(2H,t,J=
8Hz)、7.14(1H,d,J=8Hz)、7.28(1H,m)、7.4
0(2H,m)、7.69(1H,d,J=16Hz)。
i4)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(2,3−メチ
レンジオキシ)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,
3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値458(MH+)。C28H31N3O3の理論
値457。
1H NMR(CDCl3+CD3OD)δ:1.02−1.42(5H,m)、
1.52(2H,m)、1.83(2H,m)、2.02(2H,m)、2.5
6(2H,m)、2.77(2H,t,J=6Hz)、2.94(2H,t,J
=6Hz)、3.69(2H,s)、3.91(1H,m)、6.14(2H,
s)、6.68(1H,d,J=16Hz)、6.83(2H,m)、6.93
(1H,m)、7.16(1H,d,J=8Hz)、7.40(1H,d,J=
8Hz)、7.44(1H,s)、7.49(1H,d,J=16Hz)。
j4)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(2,3−ジフ
ルオロ)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−
テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値450(MH+)。C27H29F2N3Oの理
論値449。
1H NMR(CDCl3)δ:1.05−1.45(5H,m)、1.52(
2H,m)、1.80(2H,m)、2.05(2H,m)、2.54(2H,
m)、2.73(2H,t,J=6Hz)、2.92(2H,t,J=6Hz)
、3.64(2H,s)、3.87(1H,m)、5.56(1H,d,J=8
Hz)、6.52(1H,d,J=16Hz)、6.95−7.30(4H,m
)、7.39(2H,m)、7.63(1H,d,J=16Hz)。
k4)トランス−2−(2−(1−(4−(4−キノリニル)カルボキサミド)シク
ロヘキシル)エチル)−6−トリフルオロメチル−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値482(MH+)。C28H30F3N3Oの理
論値481。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.43(5H,m)、1.54(
2H,m)、1.89(2H,m)、2.20(2H,m)、2.56(2H,
m)、2.75(2H,t,J=6Hz)、2.95(2H,m)、3.66(
2H,s)、4.06(1H,m)、5.88(1H,d,J=8Hz)、7.
13(1H,d,J=8Hz)、7.36(2H,m)、7.41(1H,m)
、7.61(1H,m)、7.77(1H,m)、8.17(2H,m)、8.
92(1H,d,J=4Hz)。
14)トランス−2−(2−(1−(4−(4−キノリニル)カルボキサミド)シク
ロヘキシル)エチル)−6−トリフルオロメトキシ)−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値498(MH+)。C28H30F3N3O2の
理論値497。
1H NMR(CDCl3)δ:1.09−1.37(2H,m)、1.54
(2H,m)、1.89(2H,m)、2.20(2H,m)、2.55(2H
,m)、2.72(2H,t,J=6Hz)、2.92(2H,m)、3.60
(2H,s)、4.04(1H,m)、5.87(1H,d,J=8Hz)、7
.01(3H,m)、7.41(1H,d,J=4Hz)、7.61(1H,m
)、7.76(1H,m)、8.15(2H,m)、8.93(1H,d,J=
4Hz)。
m4)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(3−メチル
スルホニルオキシ)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,
2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値508(MH+)。C28H33N3O4Sの理
論値507。
1H NMR(CDCl3)δ:1.00−1.40(5H,m)、1.52(
2H,m)、1.53(2H,m)、2.05(2H,m)、2.55(2H,
m)、2.73(2H,t,J=6Hz)、2.92(2H,t,J=6Hz)
、3.17(3H,s)、3.64(2H,s)、3.85(1H,m)、5.
75(1H,m)、6.39(1H,d,J=16Hz)、7.12(1H,d
,J=8Hz)、7.25(1H,m)、7.4(5H,m)、7.56(1H
,d,J=16Hz)。
n4)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(7−ベンゾ[b]フラニル)
プロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テ
トラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値454(MH+)。C29H31N3O2の理論
値453。
1H NMR(CDCl3)δ:1.09−1.30(5H,m)、1.51(
2H,m)、1.85(2H,m)、2.09(2H,m)、2.55(2H,
m)、2.73(2H,t,J=6Hz)、2.92(2H,m)、3.65(
2H,s)、3.90(1H,m)、5.52(1H,d,J=8Hz)、6.
82(1H,d,J=2Hz)、7.00(1H,d,J=16Hz)、7.1
1(1H,d,J=8Hz)、7.26(1H,m)、7.39(3H,m)、
7.59(1H,dd,J=8,2Hz)、7.69(1H,d,J=2Hz)
、7.76(1H,d,J=16Hz)。
o4)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(4−(6−メトキシ)キノ
リニル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値469(MH+)。C29H32N4O2の理論
値468。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.40(5H,m)、1.50−
1.60(2H,m)、1.80−1.90(2H,m)、2.10−2.20
(2H,m)、2.56(2H,t,J=8Hz)、2.74(2H,t,J=
6Hz)、2.93(2H,t,J=6Hz)、3.65(2H,s)、3.9
3(3H,s)、4.00−4.10(1H,m)、5.95(1H,d,J=
8Hz)、7.10(1H,d,J=8Hz)、7.30−7.40(4H,m
)、7.50(1H,d,J=2.5Hz)、8.00(1H,d,J=5Hz
)、8.75(1H,d,J=5Hz)。
p4)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(1−ナフチ
ル)プロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値464(MH+)。C31H33N3Oの理論
値463。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.45(5H,m)、1.53(
2H,m)、1.85(2H,m)、2.07(2H,m)、2.55(2H,
m)、2.75(2H,t,J=6Hz)、2.93(2H,t,J=6Hz)
、3.65(2H,s)、3.90(1H,m)、5.49(1H,d,J=8
Hz)、6.42(1H,d,J=15Hz)、7.11(1H,d,J=8H
z)、7.35−7.65(5H,m)、7.67(1H,d,J=7Hz)、
7.86(2H,m)、8.21(1H,m)、8.43(1H,d,J=15
Hz)。
q4)トランス−2−(2−(1−(4−(4−キノリニル)カルボキサミド)シク
ロヘキシル)エチル)−5−トリフルオロメチル−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値482(MH+)。C28H30F3N3Oの理
論値481.
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.10−1.42(5H,m)、1.5
0(2H,m)、1.85(2H,m)、1.99(2H,m)、2.52(2
H,m)、2.71(2H,m)、2.95(2H,m)、3.65(2H,s
)、3.83(1H,m)、7.38(2H,m)、7.54(2H,m)、7
.69(1H,m)、7.83(1H,m)、8.11(2H,m)、8.68
(1H,d,J=8Hz)、8.98(1H,d,J=4Hz)。
r4)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(3−シアノ)フェニルプロ
ペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−5−トリフルオロメチル−1,2,3
,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値482(MH+)。C28H30F3N3Oの理
論値481。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.99−1.37(5H,m)、1.5
1(2H,m)、1.88(4H,m)、2.56(2H,m)、2.72(2
H,m)、2.99(2H,m)、3.68(3H,m)、6.78(1H,d
,J=16Hz)、7.41(2H,m)、7.51(1H,d,J=15Hz
)、7.59(1H,m)、7.69(1H,t,J=8Hz)、7.90(2
H,m)、8.09(2H,m)。
s4)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−フェニルプロペノイル)ア
ミノ)シクロヘキシル)エチル)−5−トリフルオロメチル−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値457(MH+)。C27H31F3N2Oの理
論値456。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.00−1.34(5H,m)、1.4
9(2H,m)、1.88(4H,m)、2.52(2H,m)、2.73(2
H,m)、2.98(2H,m)、3.67(3H,m)、6.68(1H,d
,J=16Hz)、7.44(6H,m)、7.60(3H,m)、8.06(
1H,d,J=8Hz)。
t4)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(3−アセトアミド)フェニ
ルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−5−トリフルオロメチル−1
,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値514(MH+)。C29H34F3N3O2の
理論値513。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.00−1.30(5H,m)、1.4
7(2H,m)、1.83(4H,m)、2.08(3H,s)、2.51(2
H,m)、2.69(2H,m)、2.94(2H,m)、3.63(3H,m
)、6.58(1H,d,J=16Hz)、7.22(1H,m)、7.37(
4H,m)、7.50(2H,m)、7.95(1H,m)、8.11(1H,
d,J=8Hz)、10.11(1H,br s)。
u4)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(4−キノリ
ニル)プロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値465(MH+)。C30H32N4Oの理論
値464。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.00−1.35(5H,m)、1.4
5(2H,m)、1.85(4H,m)、2.54(2H,m)、2.65(2
H,m)、2.85(2H,m)、3.60(2H,s)、3.65(1H,m
)、6.85(1H,d,J=16Hz)、7.30(1H,d,J=8Hz)
、7.60(2H,m)、7.70(2H,m)、7.85(1H,m)、8.
08(1H,m)、8.15(1H,d,J=16Hz)、8.25(2H,m
)、8.95(1H,d,J=4Hz)。
v4)トランス−5,6−ジフルオロ−2−(2−(1−(4−(4−キノリニル)
カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノ
リン
質量スペクトル(API+):測定値450(MH+)。C27H29F2N3Oの理
論値449。
1H NMR(CDCl3)δ:1.12−1.36(5H,m)、1.54(
2H,m)、1.89(2H,m)、2.18(2H,m)、2.52(2H,
m)、2.69(2H,t,J=8Hz)、2.86(2H,m)、3.56(
2H,s)、4.05(1H,m)、5.92(1H,d,J=8Hz)、6.
75(1H,m)、6.93(1H,m)、7.40(1H,d,J=4Hz)
、7.59(1H,m)、7.75(1H,m)、8.15(2H,m)、8.
91(1H,d,J=4Hz)。
w4)トランス−(E)−5,6−ジフルオロ−2−(2−(1−(4−(3−フェ
ニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値425(MH+)。C26H30F2N2Oの理
論値424。
1H NMR(CDCl3)δ:1.08−1.42(5H,m)、1.51(
2H,m)、1.81(2H,m)、2.06(2H,m)、2.53(2H,
m)、2.71(2H,m)、2.86(2H,m)、3.55(2H,s)、
3.89(1H,m)、5.44(1H,m)、6.35(1H,d,J=16
Hz)、6.75(1H,m)、6.92(1H,m)、7.45(3H,m)
、
7.49(2H,m)、7.62(1H,d,J=16Hz)。
x4)トランス−(E)−5,6−ジフルオロ−2−(2−(1−(4−(3−(3−
メチルスルホンアミド)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)
−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値518(MH+)。C27H33F2N3O3
Sの理論値517。
1H NMR(CDCl3)δ:1.05−1.38(5H,m)、1.51(
2H,m)、1.82(2H,m)、2.05(2H,m)、2.53(2H,
m)、2.71(2H,m)、2.88(2H,m)、3.01(3H,s)、
3.55(2H,s)、3.93(1H,m)、5.63(1H,d,J=8H
z)、6.40(1H,d,J=16Hz)、6.74(1H,m)、6.93
(1H,m)、7.30(4H,m)、7.48(1H,s)、7.60(1H
,d,J=16Hz)。
y4)トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(1−(4−フ
ルオロ)ナフチル)プロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4
−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値482(MH+)。C31H32FN3Oの理
論値481。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.05−1.45(5H,m)、1.5
0(2H,m)、1.90(4H,m)、2.55(2H,m)、2.70(2
H,m)、2.90(2H,m)、3.66(2H,s)、3.70(1H,m
)、6.72(1H,d,J=16Hz)、7.35(1H,d,J=8Hz)
、7.45(1H,m)、7.64(2H,m)、7.81(3H,m)、8.
16(3H,m)、8.29(1H,m)。
z4)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(4−ベンゾ[b]フラニル)
プロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テ
トラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値454(MH+)。C29H31N3O2の理論
値453。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.00−1.32(5H,m)、1.4
7(2H,m)、1.85(4H,m)、2.52(2H,m)、2.68(2
H,m)、2.86(2H,m)、3.62(3H,s)、6.84(1H,d
,J=16Hz)、7.34(3H,m)、7.48(1H,m)、7.63(
4H,m)、8.07(1H,m)、8.17(1H,m)。
a5)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(2−シアノ)フェニルプロ
ペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−5−トリフルオロメチル−1,2,3
,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値482(MH+)。C28H30F3N3Oの理
論値481。
1H NMR(CDCl3)δ:1.06−1.30(5H,m)、1.52(
2H,m)、1.84(2H,m)、2.06(2H,m)、2.53(2H,
m)、2.73(2H,t,J=6Hz)、3.07(2H,m)、3.66(
2H,s)、3.87(1H,m)、5.54(1H,d,J=8Hz)、6.
66(1H,d,J=16Hz)、7.21(2H,m)、7.45(2H,m
)、7.61(2H,m)、7.70(1H,d,J=8Hz)、7.78(1
H,d,J=16Hz)。
b5)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(4−シアノ)フェニルプロ
ペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−5−トリフルオロメチル−1,2,3
,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値482(MH+)。C28H30F3N3Oの理
論値481。
1H NMR(CDCl3)δ:1.08−1.30(5H,m)、1.54(
2H,m)、1.85(2H,m)、2.06(2H,m)、2.53(2H,
m)、2.73(2H,t,J=6Hz)、3.07(2H,m)、3.66(
2H,s)、3.88(1H,m)、5.54(1H,d,J=8Hz)、6.
42(1H,d,J=16Hz)、7.20(2H,m)、7.47(1H,m
)、7.62(5H,m)。
c5)トランス−6−ペンタフルオロエチル−2−(2−(1−(4−(4−キノ
リニル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値532(MH+)。C29H30F3N3Oの理
論値531。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.49(5H,m)、1.57(
2H,m)、1.91(2H,m)、2.20(2H,m)、2.56(2H,
t,J=7Hz)、2.75(2H,t,J=6Hz)、2.96(2H,t,
J=6Hz)、3.65(2H,s)、4.05(1H,m)、5.95(1H
,d,J=8Hz)、7.15(1H,d,J=8Hz)、7.33(2H,m
)、7.40(1H,d,J=4Hz)、7.60(1H,dt,J=8,2H
z)、7.75(1H,dt,J=8,2Hz)、8.15(1H,d,J=8
Hz)、8.21(1H,d,J=8Hz)、8.91(1H,d,J=4Hz
)。
d5)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(4−(6−フルオロ)キノ
リニル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値457(MH+)。C28H29FN4Oの理
論値456。
1H NMR(CDCl3)δ:1.05−1.45(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.90(2H,m)、2.19(2H,m)、2.56(2H,
m)、2.74(2H,t,J=6Hz)、2.93(2H,t,J=6Hz)
、3.66(2H,s)、4.04(1H,m)、5.97(1H,d,J=8
Hz)、7.11(1H,d,J=8Hz)、7.41(3H,m)、7.52
(1H,m)、7.87(1H,m)、8.12(1H,m)、8.87(1H
,d,J=4Hz)。
e5)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(1−イソキノリニル)カ
ルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリ
ン
質量スペクトル(API+):測定値439(MH+)。C28H30N4Oの理論
値438。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.45(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.88(2H,m)、2.16(2H,m)、2.57(2H,
m)、2.75(2H,t,J=6Hz)、2.93(2H,t,J=6Hz)
、3.66(2H,s)、3.97(1H,m)、7.10(1H,d,J=8
Hz)、7.40(2H,m)、7.68(2H,m)、7.83(2H,m)
、8.05(1H,d,J=8Hz)、8.45(1H,d,J=6Hz)、9
.60(1H,m)。
f5)トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(3−アセトアミド)フェニ
ルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)−エチル)−5−ペンタフルオロエチル
−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値564(MH+)。C30H34F5N3O2の
理論値563。
1H NMR(CDCl3)δ:1.00−1.40(5H,m)、1.54(
2H,m)、1.83(2H,m)、2.05(2H,m)、2.19(3H,
s)、2.54(2H,m)、2.76(2H,t,J=7Hz)、1.97(
2H,m)、3.65(2H,s)、3.82(1H,m)、5.98(1H,
d,J=8Hz)、6.39(1H,d,J=16Hz)、7.19(2H,m
)、7.20−7.48(4H,m)7.41(1H,d,J=8Hz)、7.
53(1H,d,J=16Hz)、7.80(1H,br s)。
g5)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(4−(3−フルオロ)キノ
リニル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値457(MH+)。C28H29FN4Oの理
論値456。
1H NMR(CDCl3)δ:1.11−1.38(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.89(2H,m)、2.22(2H,m)、2.56(2H,
m)2.74(2H,t,J=6Hz)、2.92(2H,m)、3.65(2
H,s)、4.10(1H,m)、5.98(1H,m)、7.11(1H,d
,J=8Hz)、7.39(2H,m)、7.67(2H,m)、8.08(2
H,m)、8.82(1H,s)。
h5)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(5−イソキノリニル)カ
ルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリ
ン
質量スペクトル(API+):測定値439(MH+)。C28H30N4Oの理論
値438。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.80(7H,m)、1.80−
2.00(2H,m)、2.10−2.30(2H,m)、2.50−2.65
(2H,m)、2.70−2.80(2H,m)、2.85−2.95(2H,
m)、3.66(2H,s)、3.95−4.12(1H,m)、5.88(1
H,d,J=8Hz)、7.12(1H,d,J=8Hz)、7.38−7.4
5(2H,m)、7.55−7.65(1H,m)、7.82(1H,dd,J
=6,1Hz)、8.04(1H,d,J=8Hz)、8.17(1H,d,J
=7Hz)、8.58(1H,d,J=6Hz)、9.27(1H,s)。
i5)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(4−(7−フルオロ)キノ
リニル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値457(MH+)。C28H29FN4Oの理
論値456。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.06−1.44(5H,m)、1.5
0(2H,m)、1.88(2H,m)、2.05(2H,m)、2.54(2
H,m)、2.72(2H,t,J=6Hz)、2.91(2H,m)、3.6
8(2H,s)、3.88(1H,m)、7.34(1H,d,J=8Hz)、
7.57(1H,d,J=4Hz)、7.71(3H,m)、7.90(1H,
dd,J=10,2Hz)、8.25(1H,m)、8.76(1H,d,J=
8Hz)、9.05(1H,d,J=4Hz)。
j5)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(5−(1,2−ジヒドロ−
2−オキソ)キノリニル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4
−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値455(MH+)。C28H30N4O2の理論
値454。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.40(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.88(2H,m)、2.15(2H,m)、2.55(2H,
m)、2.74(2H,t,J=6Hz)、2.92(2H,t,J=6Hz)
、3.65(2H,s)、3.98(1H,m)、6.00および6.35(1
H,2 x d,J=8Hz)、6.73(1H,m)、7.11(1H,d,J
=8Hz)、7.26(1H,m)、7.40(3H,m)、7.60および7
.71(1H,2 x s)、7.81および8.30(1H,2 x d,J=8
Hz)、11.95および12.21(1H,2 x br s)。
k5)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(5−(2,3−ジヒドロ−
3−オキソ)−4H−ベンゾオキサジニル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチ
ル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値459(MH+)。C27H30N4O3の理論
値458。1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.45(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.87(2H,m)、2.09(2H,m)、2.54(2H,
m)、2.73(2H,t,J=6Hz)、2.92(2H,t,J=6Hz)
、3.65(2H,s)、3.90(1H,m)、4.61(2H,m)、6.
00(1H,d,J=8Hz)、6.94(1H,m)、7.10(3H,m)
、7.40(2H,m)、10.74(1H,br s)。
15)トランス−(E)−8−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−フェニルプロ
ペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
質量スペクトル(API+):測定値414(MH+)。C27H31N3Oの理論
値413。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.65(7H,m)、1.80−
1.95(2H,m)、2.08−2.15(2H,m)、2.55−2.65
(2H,m)、2.70−2.77(2H,m)、2.89−2.95(2H,
m)、3.79(2H,s)、3.85−4.00(1H,m)、5.39(1
H,d,J=8Hz)、6.34(1H,d,J=16Hz)、7.20−7.
25(1H,m)、7.28−7.42(4H,m)、7.43−7.54(3
H,m)、7.60(1H,d,J=16Hz)。
m5)トランス−8−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−インドリル)カルボ
キサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値427(MH+)。C27H30N4Oの理論
値426。
1H NMR(CDCl2)δ:1.45−1.64(7H,m)、1.80−
1.95(2H,m)、2.10−2.18(2H,m)、2.55−2.66
(2H,m)、2.70−2.80(2H,m)、2.90−2.97(2H,
m)、3.80(2H,s)、3.90−4.00(1H,m)、5.93(1
H,d,J=8Hz)、6.79(1H,m)、7.10−7.45(6H,
m)、7.64(1H,d,J=8Hz)、9.11(1H,br s)。
n5)トランス−7−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−インドリル)カルボ
キサミド)シクロヘキシル)エチル)−6−メチル−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値441(MH+)。C28H32N4Oの理論
値440。
1H NMR(DMSO−d6+TFA)δ:1.15(2H,m)、1.40
(3H,m)、1.60−2.05(6H,m)、2.55(3H,s)、3.
15(2H,m)、3.26(3H,m)、3.76(2H,m)、4.32(
1H,m)、4.63(1H,m)、7.05(1H,t,J=8Hz)、7.
20(2H,m)、7.42(2H,m)、7.61(1H,d,J=8Hz)
、7.71(1H,s)、8.25(1H,d,J=8Hz)、10.26(1
H,br,s)、11.54(1H,br s)。
o5)トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(2−ナフチル)カルボキ
サミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値438(MH+)。C29H31N3Oの理論
値437。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.10(2H,m)、1.24−1.5
3(5H,m)、1.88(4H,m)、2.52(2H,m)、2.67(2
H,m)、2.86(2H,m)、3.63(2H,m)、3.82(1H,m
)、7.30(1H,d,J=8Hz)、7.61(4H,m)、8.00(4
H,m)、8.42(2H,m)。
p5)トランス−2−(2−(1−(4−(4−(4−アセチル)フェニル)ベンゾ
イル)アミノシクロヘキシル)エチル)−5−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値506(MH+)。C33H35N3O2の理
論値505。
1H NMR(DMSO−d6+TFA)δ:0.85−1.10(2H,m)
、1.12−1.40(3H,m)、1.58(2H,m)、1.62−1.8
9(4H,m)、2.50(3H,m)、3.00−3.43(2H,m)、3
.69(2H,m)、4.25(1H,m)、4.57(1H,m)、7.39
(1H,t,J=9Hz)、7.48(1H,d,J=9Hz)、7.67−7
.80(5H,m)、7.86(2H,d,J=9Hz)、7.95(2H,d
,J=9Hz)、8.23(1H,d,J=9Hz)、10.00(1H,br
s)。
q5)トランス−(E)−7−シアノ−6−メチル−2−(2−(1−(4−(3−
フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
質量スペクトル(API+):測定値428(MH+)。C28H33N3Oの理論
値427。
1H NMR(CDCl3)δ:1.05−1.43(5H,m)、1.51(
2H,m)、1.87(2H,m)、2.08(2H,m)、2.46(3H,
s)、2.54(2H,m)、2.71(2H,t,J=7Hz)、2.90(
2H,t,J=7Hz)、3.56(2H,s)、3.87(1H,m)、5.
51(1H,d,J=8Hz)、6.36(1H,d,J=16Hz)、7.0
7(1H,s)、7.29(1H,s)、7.35(3H,m)、7.50(2
H,m)、7.61(1H,d,J=16Hz)。
実施例9
トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(3−アセトアミド)フェニルプロ
ペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
(E)−3−(3−メチルスルホニル)フェニルプロペン酸の代わりに(E)−3−
(3−アセトアミド)フェニルプロペン酸を用いて、実施例3と同様の方法で、収
率86%で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値471(MH+)。C29H34N4O2の理論
値470。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.88−1.17(5H,m)、1.3
3(2H,m)、1.70(4H,m)、1.96(3H,s)、2.39(2
H,m)、2.54(2H,m)、2.74(2H,m)、3.50(3H,m
)、6.46(1H,d,J=16Hz)、7.09(1H,m)、7.22(
3H,m)、7.36(1H,m)、7.48(2H,m)、7.81(1H,
m)、7.97(1H,d,J=8Hz)、9.97(1H,br s)。
実施例10
トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(3−メトキシ)フェ
ニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン
(E)−3−(3−メチルスルホニル)フェニルプロペン酸の代わりに(E)−3−
(3−メトキシ)フェニルプロペン酸を用いて、実施例3と同様の方法で、収率2
4%で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値444(MH+)。C28H33N3O2の理論
値443。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.92−1.25(5H,m)、1.4
2(2H,m)、1.79(4H,m)、2.46(2H,m)、2.63(2
H,m)、2.83(2H,m)、3.59(3H,m)、3.77(3H,s
)、6.59(1H,d,J=16Hz)、6.93(1H,m)、7.10(
2H,m)、7.32(3H,m)、7.58(2H,m)、7.96(1H,
d,J=8Hz)。
実施例11
トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(3−クロロ)フェニルプロペノイ
ル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
(E)−3−(3−メチルスルホニル)フェニルプロペン酸の代わりに(E)−3−
(3−クロロ)フェニルプロペン酸を用いて、実施例3と同様の方法で、収率72
%で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値448(MH+)。C27H30 35ClN3
Oの理論値447。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.88−1.22(5H,m)、1.3
9(2H,m)、1.76(4H,m)、2.43(2H,m)、2.59(2
H,m)、2.79(2H,m)、3.55(3H,m)、6.60(1H,d
,J=16Hz)、7.22(1H,d,J=8Hz)、7.33(3H,m)
、7.50(4H,m)、7.94(1H,d,J=8Hz)。
実施例12
トランス−2−(2−(1−(4−(4−シンノリニル)カルボキサミド)シクロヘ
キシル)エチル)−7−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
6−シアノインドール−2−カルボン酸の代わりにシンノリン−4−カルボン
酸を用いて、実施例7と同様の方法で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値440(MH+)。C27H29N5Oの理論
値439。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.50(5H,m)、1.50−
1.70(2H,m)、1.85(2H,m)、2.25(2H,m)、2.5
7(2H,t,J=8Hz)、2.74(2H,t,J=6Hz)、2.96(
2H,t,J=6Hz)、3.62(2H,s)、4.05(1H,m)、6.
08(1H,br s)、7.20(1H,d,J=8Hz)、7.33(1H
,s)、7.40(1H,d,J=8Hz)、7.80−8.00(2H,m)
、8.31(1H,d,J=8Hz)、8.57(1H,d,J=8Hz)、9
.28(1H,s)。
実施例13
トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(4−フルオロ)フェ
ニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン 別名:トランス−(E)−N−[4−[2−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒ
ドロイソキノリン−2−イル)エチル]シクロヘキシル]−3−(4−フルオロフェ
ニル)−2−プロペンアミド
(E)−3−(3−メタンスルホニル)フェニルプロペン酸の代わりに(E)−3−
(4−フルオロ)フェニルプロペン酸を用いて、実施例3と同様の方法で、収率6
6%で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値432(MH+)。C27H30FN3Oの理
論値431。
1H NMR(CDCl3+CD3OD)δ:1.03−1.40(5H,m)、
1.54(2H,m)、1.84(2H,m)、2.05(2H,m)、2.5
5(2H,m)、2.75(2H,t,J=7Hz)、2.94(2H,m)、
3.66(2H,s)、3.82(1H,m)、5.90−6.15(1H,m
)、6.30(1H,d,J=16Hz)、6.97−7.17(3H,m)、
7.35−7.61(5H,m)。
実施例14
トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(2,5−ジフルオロ
)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
(E)−3−(3−メタンスルホニル)フェニルプロペン酸の代わりに(E)−3−
(2,5−ジフルオロ)フェニルプロペン酸を用いて、実施例3と同様の方法で、
収率51%で製造した。
質量スペクトル(API-):測定値448(MH-)。C27H29F2N3Oの理
論値449。
1H NMR(CDCl3)δ:1.25(5H,m)、1.53(2H,m)
、1.86(2H,m)、2.06(2H,m)、2.55(2H,m)、2.
73(2H,t,J=6Hz)、2.92(2H,t,J=6Hz)、3.65
(2H,s)、3.88(1H,m)、5.45(1H,d,J=*Hz)、6
.45(1H,d,J=16Hz)、6.90−7.20(4H,m)、7.3
9(2H,m)、7.62(1H,d,J=16Hz)。
実施例15
トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(5−キノリニル)カルボキサミ
ド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
別名:トランス−N−[4−[2−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリン−2−イル)エチル]シクロヘキシル]−5−キノリンカルボキサミド
6−シアノインドール−2−カルボン酸の代わりにキノリン−5−カルボン酸
を用いて、実施例7と同様の方法で、収率89%で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値439(MH+)。C28H30N4Oの理論
値438。
1H NMR((CD3)2SO)δ:1.10−1.30(2H,m)、1.30
−1.50(3H,m)、1.50−1.60(2H,m)、1.93(2H,
m)、2.07(2H,m)、2.60(2H,m)、2.76(2H,t,J
=6Hz)、2.95(2H,t,J=6Hz)、3.72(2H,s)、3.
90(1H,m)、7.39(1H,d,J=8Hz)、7.60−7.70
(3H,m)、7.78(1H,d,J=6Hz)、7.89(1H,t,J=
7Hz)、8.20(1H,d,J=8Hz)、8.61(1H,d,J=8H
z)、8.69(1H,d,J=8Hz)、9.05(1H,m)。
実施例16
トランス−(E)−6−ブロモ−2−(2−(1−(4−(3−(3−メチルスルホ
ニル)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テ
トラヒドロイソキノリン
トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ
−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンの代わりにトランス−2−(2−(1
−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒ
ドロイソキノリンを用いて、実施例3と同様の方法で、収率50%で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値545(MH+)。C27H33 79Br2N2
O3Sの理論値544。
1H NMR(CDCl3)δ:1.13(5H,m)、1.51(2H,m)
、1.82(2H,m)、2.05(2H,m)、2.52(2H,m)、2.
69(2H,t,J=6Hz)、2.87(2H,m)、3.07(3H,s)
、3.54(2H,s)、3.86(1H,m)、5.62(1H,d,J=8
Hz)、6.49(1H,d,J=15Hz)、6.89(1H,d,J=8H
z)、7.24(2H,m)、7.63(3H,m)、7.90(1H,m)、
8.10(1H,m)。
実施例17
トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(3−メチルスルホニル)フェニル
プロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−トリフルオロメチル−1,
2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ
−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンの代わりにトランス−2−(2−(1
−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−トリフルオロメチル−1,2,3,
4−テトラヒドロイソキノリンを用いて、実施例3と同様の方法で、収率50%
で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値535(MH+)。C28H33F3N2O3S
の理論値534。
1H NMR(CDCl3)δ:1.17(5H,m)、1.52(2H,m)
、1.83(2H,m)、2.06(2H,m)、2.55(2H,m)、2.
74(2H,t,J=6Hz)、2.95(2H,m)、3.07(3H,s)
、3.65(2H,s)、3.86(1H,m)、5.52(1H,d,J=8
Hz)、6.48(1H,d,J=15Hz)、7.12(1H,d,J=8H
z)、7.36(2H,m)、7.63(3H,m)、7.90(1H,m)、
8.09(1H,m)。
実施例18
トランス−(E)−2−(2−(1−(4−(3−(3−メチルスルホニル)フェニル
プロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−トリフルオロメトキシ−1
,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ
−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンの代わりにトランス−2−(2−(1
−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−トリフルオロメトキシ−1,2,3
,4−テトラヒドロイソキノリンを用いて、実施例3と同様の方法で、収率50
%で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値551(MH+)。C28H33F3N2O4S
の理論値550。
1H NMR(CDCl3)δ:1.15(5H,m)、1.52(2H,m)
、1.84(2H,m)、2.06(2H,m)、2.53(2H,m)、2.
71(2H,t,J=6Hz)、2.91(2H,m)、3.07(3H,s)
、3.59(2H,s)、3.85(1H,m)、5.76(1H,d,J=8
Hz)、6.51(1H,d,J=15Hz)、6.99(3H,m)、7.6
2(3H,m)、7.89(1H,m)、8.10(1H,m)。
実施例19
トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(4−キノリニル)カルボキサミ
ド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン 別名:トランス−N−[4−[2−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリン−2−イル)エチル]シクロヘキシル]−4−キノリンカルボキサミド
トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ
−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(4g、14.1ミリモル)、キノリ
ン−4−カルボン酸(2.45g、14.1ミリモル)、1−エチル−3−(3
−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩(2.71g、14.1ミ
リモル)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.251g、1.86ミリモ
ル)およびジクロロメタン(150ml)の混合物を室温で3時間攪拌した。さ
らにジクロロメタン(50ml)を添加し、攪拌を17時間続けた。ジクロロメ
タン(200ml)を添加し、該混合物を炭酸水素ナトリウム飽和水溶液(50
0ml)で洗浄した。水性相をジクロロメタン(2×250ml)で抽出した。
合わせた有機抽出物を乾燥させ(Na2SO4)、真空蒸発させた。残留物を、1
0−100%酢酸エチル−ヘキサン、次いで、1−5%メタノール−酢酸エチル
勾配溶離を用いてシリカゲル(350ml)上でクロマトグラフィーに付すこと
により精製して、無色の固体として標記化合物(3.06g、49.4%)を得
た。試料を酢酸エチル−ジクロロメタンから再結晶した。融点207−210℃
。
質量スペクトル(API+):測定値439(MH+)。C28H30N4Oの理論
値438。
1H NMR(CDCl3)δ:1.17−1.45(5H,m)、1.53(
2H,m)、1.89(2H,m)、2.20(2H,m)、2.55(2H,
m)、2.73(2H,t,J=6Hz)、2.91(2H,t,J=6Hz)
、3.65(2H,s)、4.07(1H,m)、5.83(1H,d,J=8
Hz)、7.10(1H,d,J=8Hz)、7.38(3H,m)、7.60
(1H,m)、7.76(1H,m)、8.12(1H,m)、8.19(1H
,m)、8.90(1H,d,J=4Hz):これは、実施例8b4のこの化合
物のスペクトルと比較してより詳細にスペクトルを示している。
遊離塩基(1.54g、3.52ミリモル)のエタノール(10ml)および
ジクロロメタン(10ml)中溶液をメタンスルホン酸(0.316g、3.3
ミリモル)のエタノール(2ml)中溶液で処理し、次いで、真空蒸発させて、
固体を得た。アリコート(0.60g)を1%イソプロパノール水溶液から再結
晶して、オフホワイト色の固体としてトランス−6−シアノ−2−(2−(1−(
4−(4−キノリル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テ
トラヒドロイソキノリン・モノメシレート塩(0.16g)を得た。融点255
−259℃(分解)。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.05−1.23(2H,m)、1.2
5−1.45(3H,m)、1.69(2H,m)、1.84(2H,m)、2
.02(2H,m)、2.30(3H,s)、3.15(2H,m)、3.19
−3.42(3H,m)、3.65−3.95(2H,m)、4.39(1H,
m)、4.70(1H,m)、7.45(1H,d,J=8Hz)、7.51(
1H,d,J=4Hz)、7.66(1H,dt,J=8,2Hz)、7.71
−7.86(3H,m)、8.09(2H,m)、8.70(1H,d,J=8
Hz)、8.98(1H,d,J=4Hz)、9.84(1H,br s)。
遊離塩基(1.84g、4.3ミリモル)のメタノール(40ml)およびジク
ロロメタン(20ml)中溶液を塩酸(2M;2.15ml)で処理し、次いで
、真空蒸発させて、固体を得た。エタノール(250ml)から再結晶して、オ
フホワイト色の固体としてトランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(4−キ
ノリル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン・一塩酸塩(0.86g)を得た。融点216−219℃。
測定値C,69.59;H,6.49;N,11.61;Cl,7.47。
C28H30N4O.HCl.0.2H2Oの理論値C,70.33;H,6.73;
N,11.72;Cl,7.41%。1H NMR(DMSO−d6)δ:1.03−1.25(2H,m)、1.2
5−1.45(3H,m)、1.67−1.90(4H,m)、2.01(2H
,m)、3.09(1H,m)、3.26(4H,m)、3.72(1H,m)
、3.82(1H,m)、4.37(1H,m)、4.65(1H,m)、7.
45(1H,d,J=8Hz)、7.51(1H,d,J=4Hz)、7.64
−7.87(4H,m)、8.10(2H,m)、8.70(1H,d,J=8
Hz)、8.97(1H,d,J=4Hz)、11.01(1H,br s)。
実施例20
トランス−(E)−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−(2,4−ジフルオロ
)フェニルプロペノイル)アミノ)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラ
ヒドロイソキノリン
別名:トランス−(E)−N−[4−[2−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒ
ドロイソキノリン−2−イル)エチル]シクロヘキシル]−3−(2,4−ジフルオ
ロフェニル)−2−プロペンアミド
トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ
−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(0.1g、0.353ミリモル)
、(E)−3−(2,4−ジフルオロ)フェニルプロペン酸(0.065g、0.3
53ミリモル)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミ
ド・塩酸塩(0.069g、0.353ミリモル)、1−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール(触媒量)およびジクロロメタン(4ml)の混合物を実施例1と同様
の方法で処理して、無色の固体として標記化合物(0.131g、82%)を得
た。
質量スペクトル(API+):測定値450(MH+)。C27H29F2N3Oの理
論値449。1H NMR(CDCl3)δ:1.05−1.45(5H,m)、1.51(
2H,m)、1.80(2H,m)、2.04(2H,m)、2.54(2H,
m)、2.73(2H,t,J=6Hz)、2.92(2H,t,J=6Hz)
、3.64(2H,s)、3.88(1H,m)、5.48(1H,d,J=8
Hz)、6.43(1H,d,J=16Hz)、6.86(2H,m)、7.1
1(1H,d,J=8Hz)、7.42(3H,m)、7.61(1H,d,J
=16Hz)。
実施例21
トランス−2−(2−(1−(4−(3−ベンゾ[b]フラニル)カルボキサミド)シ
クロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
別名:トランス−N−[4−[2−(6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイ
ソキノリン−2−イル)エチル]シクロヘキシル]−3−ベンゾフランカルボキサ
ミド
トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ
−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(0.1g、0.353ミリモル)
、ベンゾ[b]フラン−3−カルボン酸(0.052g、0.353ミリモル)、
1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩(0.
067g、0353ミリモル)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(触媒量)
およびジクロロメタン(4.5ml)の混合物を実施例1と同様の方法で処理し
て、
無色の固体として標記化合物(0.076g、51%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値428(MH+)。C27H29N3O2の理論
値427。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.80(7H,m)、1.87(
2H,m)、2.15(2H,m)、2.55(2H,m)、2.75(2H,
t,J=5.5Hz)、2.93(2H,t,J=5.5Hz)、3.65(2
H,s)、4.00(1H,m)、5.83(1H,d,J=8Hz)、7.1
1(1H,d,J=8Hz)、7.39(4H,m)、7.50(1H,m)、
7.87(1H,m)、8.09(1H,s)。
実施例22
トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(7−インドリル)カルボキサミ
ド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン
インドール−7−カルボン酸を用いて、実施例19と同様の方法で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値427(MH+)。C27H30N4Oの理論
値426。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.00−1.20(2H,m)、1.3
0−1.60(5H,m)、1.80−2.00(4H,m)、2.50(2H
,m)、2.70(2H,t,J=5Hz)、2.90(2H,t,J=5Hz
)、3.66(2H,s)、3.86(1H,m)、6.53(1H,t,J=
2Hz)、7.10(1H,t,J=8Hz)、7.33(1H,d,J=8H
z)、7.39(1H,t,J=3Hz)、7.62(1H,d,J=8Hz)
、7.65(1H,s)、7.69(1H,d,J=8Hz)、7.75(1H
,d,J=8Hz)、8.31(1H,d,J=8Hz)、11.19(1H,
s)。
実施例23
トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(4−(8−フルオロ)キノリニル
)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
8−フルオロ−キノリン−4−カルボン酸(McKittrik,et al.,J.Het Chem
.,1990,27(7),2151;およびSenear,et al.,J.Amer.Chem.Soc.,1946,6
8,2695の方法に従って製造した)を用いて、実施例19と同様の方法で製造し
た。
質量スペクトル(API+):測定値457(MH+)。C28H29N4OFの理
論値456。
1HNMR(CDCl3)δ:1.10−1.45(5H,m)、1.65(2
H,m)、1.85(2H,m)、2.19(2H,m)、2.56(2H,m
)、2.71(2H,t,J=6Hz)、2.92(2H,t,J=6Hz)、
3.65(2H,s)、4.05(1H,m)、6.10(1H,d,J=8H
z)、7.11(1H,d,J=8Hz)、7.30−7.65(5H,m)、
7.97(1H,d,J=8Hz)、8.95(1H,d,J=4Hz)。
実施例24
トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(4−(8−ブロモ)キノリニル)
カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノ
リン
8−ブロモ−キノリン−4−カルボン酸(Holt,et al.,Proc.Roy.Soc.,1
958,148,481;およびSenear,et al.,J.Amer.Chem.Soc.,1946,68,2695
の方法に従って製造した)を用いて、実施例19と同様の方法で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値519(MH+)。C28H29N4O81Br
の理論値518。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.45(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.85(2H,m)、2.20(2H,m)、2.55(2H,
m)、2.73(2H,t,J=6Hz)、2.91(2H,t,J=6Hz)
、3.65(2H,s)、4.03(1H,m)、5.85(1H,d,J=8
Hz)、7.10(1H,d,J=8Hz)、7.25−7.47(4H,m)
、8.10(1H,dd,J=8,2Hz)、8.20(1H,dd,J=8,
2Hz)、9.05(1H,d,J=4Hz)。
実施例25
トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(4−(8−シアノ)キノリニル)
カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノ
リン
8−シアノ−キノリン−4−カルボン酸(標準的な方法により8−ブロモ−キ
ノリン−4−カルボン酸メチルエステルから製造した)を用いて、実施例19と
同様の方法で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値464(MH+)。C29H29N5Oの理論
値463。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.45(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.90(2H,m)、2.19(2H,m)、2.56(2H,
m)、2.74(2H,t,J=6Hz)、2.92(2H,t,J=6Hz)
、3.66(2H,s)、4.05(1H,m)、6.10(1H,d,J=8
Hz)、7.11(1H,d,J=8Hz)、7.40(2H,m)、7.55
(1H,h,J=4Hz)、7.66(1H,m)、8.11(1H,dd,J
=8,1Hz)、8.50(1H,dd,J=8,1Hz)、9.06(1H,
d,J=4Hz)。
実施例26
トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(5−(8−フルオロ)キノリニル
)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
8−フルオロ−キノリン−5−カルボン酸(Bradford,et al.,J.Chem.Soc
.,1947,437の方法に従って3−アミノ−4−フルオロ安息香酸から製造した)
を用いて、実施例19と同様の方法で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値457(MH+)。C28H29N4OFの理
論値456。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.45(5H,m)、1.56
(2H,m)、1.89(2H,m)、2.18(2H,m)、2.56(2H
,m)、2.73(2H,t,J=6Hz)、2.92(2H,t,J=6Hz
)、3.65(2H,s)、4.05(1H,m)、5.85(1H,d,J=
8Hz)、7.10(1H,d,J=8Hz)、7.35(3H,m)、7.5
4(1H,m)、7.60(1H,m)、8.85(1H,d,J=7Hz)、
9.05(1H,m)。
実施例27
トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(4−(7−シアノ)キノリニル)カ
ルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリ
ン
7−シアノ−キノリン−4−カルボン酸(標準的な方法により7−ブロモ−キ
ノリン−4−カルボン酸メチルエステルから製造した)を用いて、実施例19と
同様の方法で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値464(MH+)。C29H29N5Oの理論
値463。
1H NMR(DMSO−d6)δ:1.00−1.20(2H,m)、1.2
0−1.40(3H,m)、1.40−1.50(2H,m)、1.80−1.
90(2H,m)、1.90−2.00(2H,m)、2.50(2H,m)、
2.65(2H,t,J=8Hz)、2.84(2H,m)、3.61(2H,
s)、3.80(1H,m)、7.08(1H,d,J=8Hz)、7.56(
1H,d,J=8Hz)、7.58(1H,s)、7.69(1H,d,J=4
Hz)、7.97(1H,dd,J=9,2Hz)、8.27(1H,d,J=
9Hz)、8.67(1H,d,J=2Hz)、8.77(1H,d,J=8H
z)、9.12(1H,d,J=4Hz)。
実施例28
トランス−2−(2−(1−(4−(3−(7−フルオロ)ベンゾ[b]フラニル)カ
ルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒド
ロイソキノリン
7−フルオロ−ベンゾ[b]フラン−3−カルボン酸(標準的な方法により3−
ブロモ−7−フルオロ−ベンゾ[b]フランから製造した)を用いて、実施例21
と同様の方法で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値446(MH+)。C27H28N3O2の理論
値445。1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.45(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.86(2H,m)、2.14(2H,m)、2.56(2H,
m)、2.73(2H,t,J=6Hz)、2.94(2H,t,J=6Hz)
、3.65(2H,s)、3.98(1H,m)、5.80(1H,d,J=8
Hz)、7.10(2H,m)、7.30(1H,m)、7.40(2H,m)
、7.67(1H,d,J=8Hz)、8.09(1H,s)。
実施例29
トランス−2−(2−(1−(4−(3−(5−シアノ)ベンゾ[b]フラニル)カル
ボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロ
イソキノリン
トランス−2−(2−(1−(4−アミノ)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ
−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン(0.283g、1.0ミリモル)
、3−ブロモ−5−シアノ−ベンゾ[b]フラン(0.212g、1.0ミリモル
)[標準的な方法を用いて5−ブロモ−ベンゾ[b]フランから製造した]、トリ−
n−ブチルアミン(0.26ml)およびトランス−ビス−トリフェニルホスフ
ィンパラジウム(II)ブロミド(0.04g)のジメチルアセトアミド(5ml
)中混合物を、30psiのCO雰囲気下、100℃で18時間加熱した。冷却
後、該混合物を水および酢酸エチルの間で分配させ、有機相を乾燥させ、真空蒸
発させた。残留物をクロマトグラフィー(Siゲル、ヘキサン中30−100%
EtOAcで溶離する)に付して、オフホワイト色の固体として標記化合物(0
.085g、20%)を得た。
質量スペクトル(API+):測定値453(MH+)。C28H28N4O2の理
論値452。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.40(5H,m)、1.52(
2H,m)、1.85(2H,m)、2.15(2H,m)、2.55(2H,
m)、2.73(2H,t,J=6Hz)、2.92(2H,t,J=6Hz)
、3.65(2H,s)、3.95(1H,m)、5.85(1H,d,J=8
Hz)、7.11(2H,m)、7.35−7.65(4H,m)、8.40(
1H,s)。
実施例30
トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(4−(3−メトキシ)キノリニル
)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
3−メトキシ−キノリン−4−カルボン酸を用いて、実施例19と同様の方法
で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値469(MH+)。C29H32N4O2の理論
値468。
1H NMR(CDCl3)δ:1.12−1.41(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.89(2H,m)、2.22(2H,m)、2.56(2H,
m)、2.74(2H,t,J=6Hz)、2.92(2H,m)、3.65(
2H,s)、4.06(3H,s)、4.10(1H,m)、5.93(1H,
d,J=8Hz)、7.12(1H,d,J=8Hz)、7.39(2H,m)
、7.57(2H,m)、7.93(1H,dd,J=8,1Hz)、8.04
(1H,dd,J=8,1Hz)、8.80(1H,s)。
実施例31
トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(5−(8−クロロ)キノリニル)
カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノ
リン
8−クロロ−キノリン−5−カルボン酸(Bradford,et al.,J.Chem.Soc.
,
1947,437の方法に従って3−アミノ−4−クロロ安息香酸から製造した)を用
いて、実施例19と同様の方法で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値473(MH+)。C28H29N4O35Cl
の理論値472。
1H NMR(CDCl3)δ:1.10−1.45(5H,m)、1.55(
2H,m)、1.90(2H,m)、2.20(2H,m)、2.58(2H,
m)、2.74(2H,t,J=6Hz)、2.93(2H,t,J=6Hz)
、3.66(2H,s)、4.00(1H,m)、5.93(1H,d,J=8
Hz)、7.11(1H,d,J=8Hz)、7.40(2H,m)、7.55
(2H,m)、7.83(1H,d,J=9Hz)、8.75(1H,dd,J
=9,2Hz)、9.05(1H,m)。
実施例32
トランス−6−シアノ−2−(2−(1−(4−(3−ピロロ[2,3−b]ピリジ
ル)カルボキサミド)シクロヘキシル)エチル)−1,2,3,4−テトラヒドロイソ
キノリン
ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−カルボン酸[M.M.Robison,B.L.Robison
,J.Am.Chem.Soc.1956,78,1247]を用いて、実施例19と同様の方法で、
収率27%で製造した。
質量スペクトル(API-):測定値426(M−H)-。C26H29N5Oの理
論値427。
1H NMR(DMSO−d6)δ:0.89−1.12(2H,m)、1.1
3−1.50(5H,m)、1.60−1.90(4H,m)、2.43(2H
,m)、2.60(2H,m)、2.77(2H,m)、3.54(2H,s)
、3.69(1H,m)、7.09(1H,dd,J=8,5Hz)、7.23
(1H,d,J=9Hz)、7.51(2H,m)、7.69(1H,d,J=
9Hz)、8.09(1H,d,J=3Hz)、8.18(1H,m)、8.3
7(1H,dd,J=9,2Hz)、11.98(1H,br s)。
実施例33
トランス−2−(2−(4−(3−(7−シアノ)ベンゾ[b]フラニル)カルボキサ
ミド)シクロヘキシル)エチル)−6−シアノ−1,2,3,4−テトラヒドロイソキ
ノリン
実施例29の方法と同様の方法を用いて、3−ブロモ−7−シアノベンゾ[b]
フラン(0.318g、1.5ミリモル)[標準的な方法を用いて7−ブロモベ
ンゾ[b]フランから製造した]から収率18%で製造した。
質量スペクトル(API+):測定値453(MH+)。C28H28N4O2の理論
値452。
1H NMR(CDCl3)δ:1.02−1.43(5H,m)、1.54(
2H,m)、1.89(2H,m)、2.15(2H,m)、2.56(2H,
t,J=7Hz)、2.74(2H,m)、2.92(2H,m)、3.65(
2H,s)、3.96(1H,m)、5.90(1H,d,J=9Hz)、7.
15(1H,d,J=9Hz)、7.34−7.52(3H,m)、7.68(
1H,d,J=9Hz)、8.17(1H,s)、8.34(1H,d,J=9
Hz)。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
A61P 15/10 A61P 15/10
25/14 25/14
25/16 25/16
25/18 25/18
25/22 25/22
25/24 25/24
25/28 25/28
25/30 25/30
43/00 111 43/00 111
C07D 401/12 C07D 401/12
405/12 405/12
409/12 409/12
471/04 104 471/04 104Z
487/04 142 487/04 142
495/04 101 495/04 101
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,
NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L
S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ
,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL
,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,
BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E
E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU
,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,
KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M
D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL
,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,
SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U
Z,VN,YU,ZW
(72)発明者 ジョンソン,クリストファー・ノーバート
イギリス、シーエム19・5エイダブリュ
ー、エセックス、ハーロウ、サード・アベ
ニュー、ニュー・フロンティアーズ・サイ
エンス・パーク・サウス、スミスクライ
ン・ビーチャム・ファーマシューティカル
ズ
(72)発明者 ステンプ,ジョフリー
イギリス、シーエム19・5エイダブリュ
ー、エセックス、ハーロウ、サード・アベ
ニュー、ニュー・フロンティアーズ・サイ
エンス・パーク・サウス、スミスクライ
ン・ビーチャム・ファーマシューティカル
ズ
【要約の続き】
節が有益である病状の治療において、例えば、抗精神病
薬として有効である。