JP2002374651A - モータの側圧付与機構 - Google Patents

モータの側圧付与機構

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    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼結含油合金で軸受されたスピンドルモータ
回転軸の不規則な振れ回りを低減する側圧付与機構を提
供する。 【解決手段】 モータ11の軸受21を支持するステー
タヨーク18にフレーム27を固設し、スタッドピン3
5,36間に張架したワイヤスプリング34で回転軸1
2に緩挿したスリップリング28を弾性付勢し、回転軸
12を半径方向に押圧する。リング体30の中心孔内面
38aの二か所に突出させた摺接部40,40で軸受内
面21aの一か所に圧接された回転軸12は、三点支持
により安定した回転が確保される。スリップリング28
は基体33の直線部分32がフレーム27内縁31に押
圧方向が規制され、回り止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(コンパクト
ディスク)DVD等ディスク状記録媒体(記録ディス
ク)の高速回転駆動に使用するモータに係わり、より具
体的には、モータ回転軸の焼結含油合金軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】記録ディスクの記録密度の向上に伴っ
て、ディスク回転の機械的精度に対する要求が厳密にな
る。ディスクを回転駆動するモータには、ディスクを搭
載するターンテーブルとロータとが一体形のモータが使
用されるが、このモータのロータ回転軸の軸受に、無給
油で高速回転が可能な焼結含油合金が多く使用される。
【0003】ところで、焼結含油軸受が回転軸を支持し
て円滑な高速回転を確保するには、軸受内周面と回転軸
外周面との摺動面間に少なくとも油膜が形成できるクリ
アランスを必要とする。しかしながら、このクリアラン
スによる回転軸のがた付きがターンテーブルに振動を許
容することになり、光学ピックアップ装置による記録デ
ィスクの信号記録面に対するフォーカシングやトラッキ
ング、あるいは磁気ヘッド装置による記録ディスクの記
録トラッキングへの追従が良好に行われなくなって読取
りエラーの原因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、好ましくない
振動を抑制するための手段として、図6に示すように回
転軸50を軸線Lと直角な方向から側圧F(矢印方向)
を付与して軸受内面51に回転軸50の外周面52を圧
着する手段が適用されている。このため、回転軸50と
同心に軸受60を保持する固定フレーム53内側で、回
転軸50にスリップリング54を嵌装し、軸受60端面
に沿って半径方向に移動可能に支持する。理解を容易に
するため図示は誇張してある。
【0005】固定フレーム53の離間する二箇所に植設
したスタッドピン55,56にワイヤスプリング57を
張架して、ワイヤスプリング57の中央部57aを弾性
変形させ、スリップリング54の外周面54aに弾接さ
せ矢印F方向に付勢する。ワイヤスプリング57は、一
方の端部58をスタッドピン55に捲回して、スリップ
リング54の外周面54aに架け渡し、自由端59を他
方のスタッドピン56に弾性変形を維持するように係合
させる。ワイヤスプリング57は、無作為に選択された
それぞれの突起61,62,63により抜け止めされて
いる。
【0006】しかしながら、このように構成された側圧
付与機構は、モータにおける回転軸50と軸受60との
クリアランスの範囲内で、搭載するディスク(図示しな
い)自体の厚みの不均一やラベル印刷などによるアンバ
ランス、あるいは磁気バランスの不均等などによる回転
軸のガタを防止しているが、側圧Fが有効に機能するの
は一方向だけで、側圧Fと直交する方向Tには自由度が
残されており、この側圧機構の側圧Fが垂直方向Tのガ
タに対する抑止効果は少ない。従って、側圧付与方向F
に対して垂直方向Tに移動するピックアップには振動防
止作用が期待できない。
【0007】そこで本発明の目的は、以上の課題を解決
することで、小型モータに内蔵させることができるコン
パクトな構成で、かつ、回転軸のガタつきを防止するの
に十分な側圧が付与可能な側圧付与機構を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係わるモータの側圧付与機構は、基本的
には、ステータ部材に軸受を介して回転自在に支持され
たロータ部材の回転軸に対し、この回転軸の軸線方向と
交差する方向に側圧を付与する側圧付与機構であって、
前記ステータ部材に固定され、前記軸受を囲むフレーム
と、このフレームの内側において前記回転軸に緩挿され
半径方向に変位可能なスリップリングと、前記フレーム
上の離間位置に立設した二本のスタッドピン間に張架
し、前記スリップリング外周面に中間部分が弾性当接す
るようにしたワイヤスプリングとを設け、前記スリップ
リングには、前記回転軸の外周面が当接して摺動する摺
動部を、前記ワイヤスプリングが前記スリップリングと
当接する位置を挟んで対称となる位置に形成すると共に
前記スリップリングに回り止めを設けた。
【0009】前記摺動部は、前記回転軸の中心に対して
90°の間隔で二か所に形成した。そして好適には、前
記スリップリングに形成された回り止めは、前記ワイヤ
リングの当接する位置とは前記回転軸の中心に対し反対
側に形成した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わるモータの
側圧付与機構の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、符号10で示す本発明に係わるモータ側圧付与
機構を、スピンドルモータ11に適用した実施例を断面
で示した概略の構成図である。スピンドルモータ11
は、回転軸12に直接固定されたターンテーブル13
に、CD、DVD、光磁気ディスク等の円盤状の記録媒
体(図示しない)を搭載して一体で回転する駆動源であ
る。図2は、図1のII−II線に沿って示した平面図であ
る。
【0011】この駆動源となるスピンドルモータ11に
は、ステータ部材15として環状マグネット16を内壁
17に着設した円筒ヨーク18が、取付板19にモータ
内部を密閉する底板20を介して固定されている。円筒
ヨーク18の中心に焼結含油合金製の軸受21が固装さ
れる。軸受21の中心に設けた貫通孔22に嵌装された
回転軸12は、貫通孔内面21aと回転軸外周面12a
とが摺接して回転自在に支持される。貫通孔内面21a
と回転軸外周面12aとの間には、少なくとも油膜形成
に必要な遊隙を設けて極力摩擦抵抗を低減させ、自由な
回転を確保する。また回転軸12は、スラスト荷重がス
ラスト軸受部材20aに支持され、軸受21の下端で抜
け止めされている。
【0012】回転軸12にはコイル23を捲回した電機
子コア24が整流子ユニット25と共に同心で一体に固
定されてロータ部材26を構成する。ロータ部材26は
円筒ヨーク18内に配設され、電機子コア外周面24a
が環状マグネット内周面16aとの間に円周にわたって
所定の間隙dを均一に保って回転する。さらに、回転軸
12には記録ディスク(図示しない)を載置するターン
テーブル13が同心に固定されロータ部材26と一体で
回転する。符号41は、モータ11の電源コードであ
る。
【0013】軸受21を固装してステータ部材15の一
部を構成する円筒ヨーク18と、ロータ部材26の一部
を構成するターンテーブル13との間に、軸受21を囲
むフレーム27を設置する。回転軸12のフレーム27
挿通部分にスリップリング28が緩挿される。スリップ
リング28は、中心に回転軸12を貫通する中心孔38
(図2参照)を備えたリング体30と、フレーム27の
内縁31によって回り止めされる直線部分32を備える
基体33とからなる。
【0014】基体33の直線部分32は、回転軸中心1
2cを挟んでワイヤスプリング34の当接位置の反対側
に対向させて位置付けられる。フレーム27は、一側を
開放するコ字形状で、閉じた側の奥部に内縁31が直線
状に形成され、基体33の直線部分32を支持してスリ
ップリング28が回転軸12の回転に連動するのを回り
止めする。これにより、ワイヤスプリング34によって
スリップリング28が回転軸12に側圧を付与する方向
が確定される。スリップリング28は、リング体30を
焼結含油合金で形成し、合成樹脂成型による基体33に
インサート成型してもよいし、リング体30を基体33
と合成樹脂で一体成型してもよい。
【0015】図2に明確に図示されているように、スリ
ップリング28のリング体30は、円筒状で外周面30
aの上縁部に矩形状突起30bが半径方向外向きに突出
し、リング体外周面30aに沿い突起30bの下側を通
って係合しているワイヤスプリング34が離脱するのを
防止する。ワイヤスプリング34はフレーム27の両側
で中心線32cからほぼ等距離に立設された二本のスタ
ッドピン35,36に張架され、一方の端部34aを一
方のスタッドピン35に捲回し、自由端側34bを他方
のスタッドピン36に係合させ中央部34cで円筒状リ
ング体30をフレーム27の直線状の回り止め内縁31
に垂直(矢印P方向)に付勢する。
【0016】各スタッドピン35,36の上端からは、
側方に係留部35a,36aが張出してワイヤスプリン
グ34の離脱を防止している。さらに自由端側34bに
設けた抑止板37の下を通して、ワイヤスプリング34
が弾性変形による内部応力で跳上がり、反転するのを阻
止し、付勢方向を規制している。
【0017】図2〜図5に誇張して図示したように、リ
ング体30を貫通する中心孔38の内径は、回転軸12
の外径より大きく形成され、回転軸12と直交する平面
内で中心孔内周38aに沿って離間する二か所に設けた
摺接部40,40で回転軸外周面12aに当接する。す
なわち、ワイヤスプリング34で付勢されたスリップリ
ング28は、中心孔内周38aの二か所に設けた摺接部
40,40で中心孔38を貫通する回転軸外周面12a
に圧接し、矢印P方向への移動を指向する。
【0018】二か所の摺接部40,40は、回転軸12
の中心線12cに直交する平面内でフレーム27の回り
止め内縁31に垂直で中心線12cを通る中心線32c
の両側で対称に設けられ、回転軸12の中心線12cよ
りワイヤスプリング34の加圧側30dに偏倚する位置
に、中心孔内周38aに沿って約90°離間させて配設
する。スリップリング28に作用するワイヤスプリング
34の付勢力が二か所の摺接部40,40で均等な分力
となって回転軸12を支持し、分力の作用方向の交点が
軸受21の内面21aの一点を確定するので、回転軸1
2には安定した回転が確保できる。このようにスリップ
リング28には方向性が生じるので、分力が形成する合
力の方向がフレーム27の回り止め内縁31に垂直な方
向と一致するように摺接部40,40を設定する。
【0019】二か所の摺接部40,40の実施例とし
て、図2に代表的に示した第一実施例を含めて、第二実
施例、第三実施例を図3〜図5にそれぞれ拡大図示す
る。いずれもスリップリング部分を幾分誇張して示した
平面図である。共通部材には同じ符号を付して説明を省
略する。図3は、図2に示した第一実施例の拡大図示
で、スリップリング28-1は、ワイヤスプリング34に
よる付勢力でリング体30-1の中心孔38-1内面38a
-1の二か所に一体に摺接部40,40として形成した弧
状突起40-1,40-1が回転軸12を二方向から押圧し
て押圧側30dの反対面側12bを軸受内面21aの一
点に圧着し、協働して三点支持を構成する。
【0020】図4は第二実施例で、スリップリング28
-2におけるリング体30-2の中心孔38-2内面38a-2
に開き角度が約90°で形成した平面40-2,40-2が
摺接部となって回転軸12を二方向から押圧し、押圧側
の反対面側12bを軸受内面21aの一点に圧着して三
点支持を構成する。理論的には回転軸外周面12aの円
柱体側面に対して、スリップリング28-2におけるリン
グ体中心孔内面38a-2に設けた二平面40-2,40-2
および回転軸12より大径の軸受内面21aとは線接触
となり、第一実施例同様に、接触する三点で回転軸12
の位置が確定される。第二実施例によるスリップリング
28-2の構成は、成型金型加工が容易である。
【0021】図5は第三実施例で、スリップリング28
-3におけるリング体30-3の中心孔38-3内面38a-3
に開き角度が約60°のV溝40-3が刻設される。V溝
40-3を形成する平面40-3a,40-3aとリング体30
-2の中心孔内面38a-3とが交わる稜線40-3b,40-
3bが摺接部となって二か所で回転軸外周面12aに圧接
し、回転軸外周面12aが圧接する軸受内面21aによ
る支持との協働で、上記実施例と同様に安定な三点支持
を構成する。
【0022】第三実施例は外力の影響を受け易いが、加
工が極めて容易で、摺接部をもたない従来形スリップリ
ングに後加工で形成することも可能である。V溝40-3
は、回転軸12の中心角が180°を超えない位置で中
心線32cの両側から対称に接する稜線40-3b,40-
3bであれば、開き角度は約60°でなくてもよい。稜線
40-3b,40-3bを摺接部とする構成では、溝の断面形
状は角形でもU形でもよい。また第一、第二および第三
実施例のリング体30-1,30-2,30-3の内径は、い
ずれも真円に形成する必要はなく金型精度が緩和され
る。
【0023】次に再び図2を参照して、本発明に係わる
モータの側圧付与機構10におけるスリップリング28
の動作について説明する。回転軸12に緩挿され、ラジ
アル方向に移動可能なスリップリング28は、リング体
30の外周面30aがフレーム27に立設したスタッド
ピン35,36に両端34a,34bを係止して張架さ
れたワイヤスプリング34中央部34cの弾性変形部分
と係合して回転軸12のラジアル方向に方向付けされた
付勢力を受け、リング体30の中心孔内面38aで対向
しない二か所に設けた摺接部40,40の合力が、軸受
内面21aの一か所に対して回転軸12を一方向に押圧
する。
【0024】すなわち、回転軸12の位置は摺接部4
0,40の二か所と軸受の一か所が協働して構成する三
点支持により安定に固定される。このように、幾何学的
に確定された回転軸12の位置は、ワイヤスプリング3
4による付勢力を超える外力が作用しない限り、原理的
には回転軸12を拘束する位置は不動であり振動は克服
される。また、複数箇所に摺接部を設けたことで摩擦損
失が増大しないことが、一か所の摺接部を設けた場合と
の比較において、モータ駆動電流測定実験から確認でき
た。
【0025】以上、本発明に係るモータの側圧付与機構
の実施の形態を記録ディスクのターンテーブルに適用し
た実施例に基づいて説明したが、上記実施例は、本発明
を限定するものではなく、本発明の要旨は回転軸の振動
除去にあり、スリップリング、案内枠、摺接部の形状あ
るいは摺接角度、荷重手段等に多様な変更例や再構成が
可能で、またモータ構造はブラシ付きでも、ブラシレス
でもよく、特許請求の範囲内でどのような用途のものに
対しても効果を奏することは当然予期されるところであ
る。
【0026】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係わるモータの側圧付与機構によれば、回転軸を二か所
の摺接部で押圧して軸受に圧接させるので、側圧による
シャフトのガタを防止する機能が向上し、回転軸軌道の
振れ回りが低減する。従って、高速回転する高密度記録
ディスク駆動用スピンドルモータに適用できる。また、
複数箇所に摺接部を設けたことでリング体内径は、いず
れも真円に形成する必要はなく金型を含めて部品加工精
度が緩和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるモータの側圧付与機構の一実施
例を断面で示した概略の側面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った平面図である。
【図3】本発明に係わるモータの側圧付与機構における
スリップリングの第一実施例の部分を拡大して示した平
面図である。
【図4】本発明に係わるモータの側圧付与機構における
スリップリングの第二実施例の部分を拡大して示した平
面図である。
【図5】本発明に係わるモータの側圧付与機構における
スリップリングの第三実施例の部分を拡大して示した平
面図である。
【図6】従来のモータ側圧付与機構におけるスリップリ
ングの部分を拡大図示した概略の平面図である。
【符号の説明】
10 側圧付与機構 11 スピンドルモータ 12 回転軸 13 ターンテーブル 15 ステータ部材 16 環状マグネット 18 円筒ヨーク 21 軸受 23 コイル 24 電機子コア 26 ロータ部材 27 フレーム 28 スリップリング 30 リング体 31 内縁(回り止め) 34 ワイヤスプリング 35,36 スタッドピン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータ部材に軸受を介して回転自在に
    支持されたロータ部材の回転軸に対し、この回転軸の軸
    線方向と交差する方向に側圧を付与する側圧付与機構で
    あって、前記ステータ部材に固定され、前記軸受を囲む
    フレームと、このフレームの内側において前記回転軸に
    緩挿され半径方向に変位可能なスリップリングと、前記
    フレーム上の離間位置に立設した二本のスタッドピン間
    に張架し、前記スリップリング外周面に中間部分が弾性
    当接するようにしたワイヤスプリングとを設け、前記ス
    リップリングには、前記回転軸の外周面が当接して摺動
    する摺動部を、前記ワイヤスプリングが前記スリップリ
    ングと当接する位置を挟んで対称となる位置に形成する
    と共に前記スリップリングに回り止めを設けたことを特
    徴とするモータの側圧付与機構。
  2. 【請求項2】 前記摺動部は、前記回転軸の中心に対し
    て90°の間隔で二か所に形成したことを特徴とする請
    求項1に記載のモータの側圧付与機構。
  3. 【請求項3】 前記スリップリングに形成された回り止
    めは、前記ワイヤリングの当接する位置とは前記回転軸
    の中心に対し反対側に形成したことを特徴とする請求項
    1または2に記載のモータの側圧付与機構。
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