JP2002373315A - プリンタ - Google Patents
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- JP2002373315A JP2002373315A JP2001180698A JP2001180698A JP2002373315A JP 2002373315 A JP2002373315 A JP 2002373315A JP 2001180698 A JP2001180698 A JP 2001180698A JP 2001180698 A JP2001180698 A JP 2001180698A JP 2002373315 A JP2002373315 A JP 2002373315A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shield case
- printer
- antenna
- label
- chip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
とができるプリンタを提供する。 【解決手段】本発明に係るプリンタ10は、ICラベル
14のICチップ22に情報を書き込む通信部28と、
ICラベル14の表面に印字を行う印字部30とを備え
ている。通信部28のアンテナ46はシールドケース5
0の内部に配設されている。ラベル用紙14は、ガイド
ローラ76A〜76Dにガイドされてシールドケース5
0の内部を通過し、その際にICチップ22に情報が書
き込まれる。
Description
にラベルやタグ等の表示札に内包されたICチップに情
報を入力する通信手段を備えたプリンタに関する。
た表示札(ラベルやタグ)が開発されている。この表示
札は、ICチップに多量の情報を記録しておくことがで
きるとともに、アンテナを介して多量の情報を非接触で
送受信することができるので、情報管理の面で優れてい
る。
マルヘッドなどの印字手段のほかに、ICチップと通信
する通信手段を備えている。通信手段は、通信用アンテ
ナを有し、この通信用アンテナで表示札のアンテナと通
信して、ICチップに情報を書き込んだり、ICチップ
の情報を読み取っている。
プリンタは、通信用アンテナの通信可能な範囲に複数の
ICチップが存在すると、それら全てのICチップに情
報を書き込んでしまい、ICチップに間違った情報が書
き込まれることがあった。特に、複数台のプリンタを並
べて配置した場合には、隣のプリンタにセットした表示
札のICチップに情報を誤って書き込むことがあった。
そこで、通信用アンテナの出力を小さくすることが考え
られる。
影響を受けやすくなるため、ICチップに正確に情報を
書き込めないという問題がある。逆に通信用アンテナの
出力を大きくすると、前述のように、周辺の機器に悪影
響を及ぼすおそれがある。
もので、表示札のICチップに情報を正確に書き込むこ
とができるプリンタを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、表示札に印字を行う印字手
段と、前記表示札に内包されたICに通信する通信手段
と、を備えたプリンタにおいて、前記通信手段のアンテ
ナを囲むシールドケースを設け、該シールドケースの内
部に前記表示札を通過させて通信することを特徴として
いる。
アンテナを囲むシールドケースを設け、そのシールドケ
ースの内部に表示札を通過させて通信するようにしたの
で、外部からのノイズの悪影響を受けることなく、IC
に正確な情報を書き込むことができる。また、シールド
ケースの外部のICに誤って情報を書き込むことを防止
できるとともに、シールドケースの外部の機器に悪影響
を及ぼすことを防止できる。
部に電磁波吸収手段を設けたので、通信手段のアンテナ
から送信された電磁波がケースの外部に漏れにくい。
部に表示札を単枚ずつ入れるので、ケース外の表示札の
ICに誤って情報を書き込むことを防止できる。
るプリンタの好ましい実施の形態について詳説する。
す、ICラベル(表示札に相当)のラベル用紙について
説明する。
12を示す斜視図である。同図に示すように、ラベル用
紙12は、帯状に形成された台紙(剥離紙)16に、多
数のICラベル14、14…を所定の間隔で仮着して構
成される。ICラベル14は、積層された上層(上紙)
14Aと下層(インレット)14Bとから成り、下層1
4Bには、ICチップ22及びアンテナ24が保持され
ている。一方、台紙16は、ICラベル14を一枚ごと
に切断するためのミシン目20が形成されており、裏面
には検出マーク(不図示)が所定の間隔で印刷されてい
る。なお、図1は、ラベル用紙12の一例であり、ラベ
ル用紙12の構成はこれに限定するものではない。例え
ば、台紙16にミシン目20が形成されてないものや、
ICラベル14が帯状に連なったものであってもよい。
また、ロール状に巻回したものに限定されず、所定の間
隔でジグザグ状に折り込んだもの(例えば、ファンホー
ルド紙)であってもよい。
明する。
略構造を示す断面図である。同図に示すように、プリン
タ10は主として、供給部26、通信部28、及び印字
部30から構成されている。
巻回されたラベル用紙12が装着されている。ラベル用
紙12は、供給軸32から繰り出され、まず、通信部2
8を通過する。
にアンテナ46を備え、このアンテナ46を介してIC
ラベル14のICチップ22(図1参照)と通信し、I
Cチップ22に情報を書き込む。なお、シールドケース
50の構造については後に詳説する。
印字部30に送られる。印字部30は、対向して配置さ
れたプラテンローラ36とサーマルヘッド38とから成
り、プラテンローラ36とサーマルヘッド38の間にラ
ベル用紙12とインクリボン40を挟み込み、プラテン
ローラ36を回転させることによってラベル用紙12と
インクリボン40を搬送し、サーマルヘッド38の発熱
素子を発熱させることによってインクリボン40のイン
クを溶解してラベル用紙12に熱転写する。これによ
り、ICラベル14の表面に印字が施され、このICラ
ベル14が取り出し口48から送り出される。
インクリボン40の供給リール、巻き取りリールであ
る。また、符号34は、ラベル用紙12の検出マーク
(不図示)を検出するセンサであり、このセンサ34が
検出したタイミングに基づいて印字が行われる。なお、
印字部30の印字方式は、熱転写式に限定するものでは
なく、感熱式やインクジェット式であってもよい。
要部を示すブロック図である。
本体を構成するCPU52は、バス54を介してROM
56、RAM58と接続されている。ROM56にはプ
ログラムデータが記憶され、RAM58には各種メモリ
のエリアが形成されている。CPU52は、ヘッドコン
トローラ60にも接続されており、このヘッドコントロ
ーラ60によってサーマルヘッド38を制御する。
動制御コントローラ62に接続され、この駆動制御コン
トローラ62によってモータドライバ64を制御し、パ
ルスモータ66を駆動させてラベル用紙12を搬送す
る。駆動制御コントローラ62は、A/D変換器68を
介してセンサ34に接続されており、センサ34が台紙
16の検出マーク(不図示)を検出したタイミングに基
づいてパルスモータ66を駆動する。
てアンテナ46に接続され、このアンテナ46からIC
ラベル14のアンテナ24に信号を送受信する。
ッサ(MPU)74を有しており、このMPU74が、
通信手段75を介してアンテナ24からプリンタ10の
アンテナ46に信号を送受信する。
構造について説明する。
ナ46を囲むシールドケース50を備えている。シール
ドケース50は、金属板で構成され、電磁シールドとし
ての効果を有する。また、シールドケース50は、下側
の固定部50Aと、上側の蓋部50Bとによって箱型に
形成されている。蓋部50Bは、回転軸50Cを介して
固定部50Aに回動自在に支持されており、蓋部50B
を開くことによって内部のアンテナ46等をメンテナン
スすることができる。
若干大きく形成されており、蓋部50Bと固定部50A
との間に出口側開口78が形成されている。出口側開口
78において、蓋部50Bと固定部50Aは水平方向に
重なっており、電磁波の経路の面積が狭くなっている。
また、固定部50Aは、出口側開口78と反対側に、入
口側開口77が形成されている。
76B、76C、76Dにガイドされ、入口側開口77
から入って出口側開口78から外部に出る搬送路を走行
するようになっている。すなわち、ラベル用紙12は、
ガイドローラ76Aにガイドされて入口側開口77から
シールドケース50の内部に入り込み、ガイドローラ7
6B、76Cにガイドされた後、出口側開口78から外
部に出てガイドローラ76Dにガイドされる。
如く、内部にICラベル14が単枚のみ存在するような
大きさに形成される。
作用について説明する。
46によってICラベル14のICチップ22と通信
し、ICチップ22にデータを書き込んでいる。その
際、従来は、アンテナ46の出力が小さいと、外部から
のノイズの悪影響を受けやすいという問題があり、逆に
アンテナ46の出力が大きいと、他のICラベル14の
ICチップ22にも情報を書き込んでしまうという問題
があった。
は、アンテナ46をシールドケース50によって電磁シ
ールドし、このシールドケース50の内部に単枚のIC
ラベル14を送り込んでICチップ22と通信してい
る。したがって、外部からのノイズの悪影響を受けるこ
とがないので、ICチップ22に情報を正確に書き込む
ことができる。また、アンテナ46から送信した電磁波
がシールドケース50の外部に漏れにくいので、シール
ドケース50の外部に存在するICチップ22に間違っ
て情報を書き込むことを防止できるとともに、シールド
ケース50の外部の機器(サーマルヘッド38など)に
悪影響を及ぼすことを防止できる。
50Aとを水平方向に重ねて出口側開口78の電磁波の
経路の面積を狭くしたので、電磁シールドの効果が大き
い。したがって、ICチップ22に情報を正確に書き込
むことができる。
は、電磁波を反射させることによって、シールドケース
50の内外の電磁波による悪影響を防止している。しか
し、シールドケース50で反射した反射波の影響を考慮
すると、電磁波を反射させず吸収して遮断する方が効果
的である。そこで、シールドケース50の内部に電磁波
を吸収する部材(不図示)を設けると、反射波が発生せ
ず、より効果的に電磁波の悪影響を防止することができ
る。電磁波を吸収する部材としては、例えば、炭素を発
砲ウレタンに分散させたものやフェライトを焼結させた
ものが考えられる。この部材をシート状にしてシールド
ケース50の内側全面に貼付すると、さらに効果的であ
る。電磁波を吸収する部材をシールドケース50の外部
に貼付してもよく、また、電磁波吸収部材によってシー
ルドケース50そのものを構成してもよい。
した実施の形態に限定されるものではない。例えば、図
5に示すシールドケース80は、下側の本体部80Aが
上側の蓋部80Bよりも大きく形成されている。ラベル
用紙12は、本体部80Aと蓋部80Bの隙間を通って
シールドケース80の内部に入り、ガイドローラ82
A、82Bにガイドされた後、本体部80Aと蓋部80
Bの間を通って外部に導かれる。このシールドケース8
0は、ガイドローラ82A、82Bの個数を減らすこと
ができるとともに、シールドケース80を小型化するこ
とができる。
は、金属に限定するものではなく、電磁シールドの効果
を有するものであればよい。例えば、プラスチック板の
表面を導電性の塗料やメッキで覆った材料であってもよ
い。
るようにしてもよい。
タによれば、通信手段のアンテナを囲むシールドケース
を設け、そのシールドケースの内部に表示札を通過させ
て通信するようにしたので、外部からのノイズの悪影響
を受けることなく、ICに正確な情報を書き込むことが
でき、また、シールドケースの外部のICに誤って情報
を書き込むことを防止できる。
ルのラベル用紙を示す斜視図
断面図
ル、22…ICチップ、24…アンテナ、26…供給
部、28…通信部、30…印字部、34…センサ、46
…アンテナ、50、80…シールドケース、76A〜7
6D…ガイドローラ
Claims (3)
- 【請求項1】表示札に印字を行う印字手段と、前記表示
札に内包されたICに通信する通信手段と、を備えたプ
リンタにおいて、 前記通信手段のアンテナを囲むシールドケースを設け、
該シールドケースの内部に前記表示札を通過させて通信
することを特徴とするプリンタ。 - 【請求項2】前記シールドケースの内部に電磁波吸収手
段を設けたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。 - 【請求項3】前記シールドケースの内部に前記表示札を
単枚ずつ通過させることを特徴とする請求項1または2
記載のプリンタ。
Priority Applications (1)
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