JP2002367789A - 電子安定器 - Google Patents

電子安定器

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JP2002367789A
JP2002367789A JP2001177514A JP2001177514A JP2002367789A JP 2002367789 A JP2002367789 A JP 2002367789A JP 2001177514 A JP2001177514 A JP 2001177514A JP 2001177514 A JP2001177514 A JP 2001177514A JP 2002367789 A JP2002367789 A JP 2002367789A
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lighting
lamp
dimming
control
temperature
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JP2001177514A
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Masahiro Ogawa
雅弘 小川
Hiromasa Yamaguchi
裕正 山口
Kenichi Takazumi
健一 高住
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Seiwa Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Seiwa Electric Mfg Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回路構成等を複雑にすることなく、1台で多数
種の点灯制御機能を実現することのできる電子安定器を
提供する。 【解決手段】交流電源2を整流する整流回路12と、整
流回路12とランプ3との間に接続されるインバータ1
5と、そのインバータ15を制御するワンチップマイコ
ン(ワンチップマイクロコンピュータ)18を設け、そ
のワンチップマイコン18を、温度検出情報、人検知情
報、照度情報または調光率情報のいずれか1つまたは複
数の情報に基づいて、複数種の制御処理を選択的に実行
できるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工業用の照明器具
などに用いられる電子安定器に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光灯などのランプの点灯制御に用いら
れている電子安定器としては、例えば、交流電源からの
交流のノイズ成分を除去するノイズフィルタ、ノイズ成
分除去後の交流を整流・平滑化する整流回路、一対のス
イッチング素子(パワーMOSFET)からなるインバ
ータ、及び、インバータを制御する制御回路を備え、制
御回路により、インバータの一対のスイッチング素子を
交互にオン状態とすることによって、整流回路からの直
流電源を高周波電圧に変換してランプに供給する方式の
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電子安定器において
は、例えば、ランプ予熱を制御する機能、ランプの消灯
を自動的に行う機能、室内の明るさ等に応じてランプを
調光点灯する機能、あるいはリモートコントロールにて
ランプを点灯・消灯する機能などの点灯制御機能を付加
したものがある。
【0004】このような点灯制御機能は、従来、1台の
電子安定器(照明器具)に対して1つの機能のみを組み
込んで製品化したものが殆どである。このため、ユーザ
の要望に応じるには、各種点灯制御機能ごとに照明器具
を各機能ごとに揃えておく必要があり、製品の開発・製
造に要するコストが高くなる。また、照明器具を設置し
た後、点灯制御方式を変更する場合、電子安定器を交換
するか、あるいは照明器具全体を交換する必要がある。
【0005】なお、複数種の点灯制御機能を1台の電子
安定器に持たすことは、技術的には可能ではあるが、電
子安定器の回路構成等が複雑になって製品コストが高く
つくという問題がある。また、1台に設ける点灯制御機
能が多数種に及ぶと実現が難しくなる。
【0006】本発明はそのような実情に鑑みてなされた
もので、回路構成等を複雑にすることなく、1台で多数
種の点灯制御機能を実現することのできる電子安定器の
提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子安定器は、
ランプを点灯制御するのに用いられる電子安定器であっ
て、交流電源を整流する整流回路と、整流回路とランプ
との間に接続されるインバータと、そのインバータを制
御するワンチップマイコン(ワンチップマイクロコンピ
ュータ)を備え、そのワンチップマイコンが、温度検出
情報、人感知情報、照度情報または調光率情報のいずれ
か1つまたは複数の情報に基づいて、複数種の制御処理
を選択的に実行できるように構成されていることによっ
て特徴づけられる。
【0008】この発明の電子安定器で実行する制御処理
としては、ランプの予熱制御、人感知による点灯/消灯
制御または点灯/調光点灯制御、室内の明るさを考慮し
た調光点灯、調光率情報に応じた調光点灯などが挙げら
れる。
【0009】この発明の電子安定器において、ワンチッ
プマイコンは、ランプ点灯の累積時間を記録する処理を
実行するとともに、その累積点灯時間に基づいてランプ
の初期照度補正処理またはランプ交換時期を表示する処
理を実行するように構成されていてもよい。
【0010】本発明の電子安定器は、ランプを点灯制御
するのに用いられる電子安定器であって、交流電源を整
流する整流回路と、整流回路とランプとの間に接続され
るインバータと、そのインバータを制御するワンチップ
マイコンと、温度検出情報、人感知情報、照度情報、調
光率情報または累積点灯時間情報を受信する受信部を備
え、前記ワンチップマイコンが、受信情報のいずれか1
つまたは複数の情報に基づいて、複数種の制御処理を選
択的に実行できるように構成されていることによって特
徴づけられる。
【0011】この発明の電子安定器で実行する制御処理
としては、ランプの予熱制御、人感知による点灯/消灯
制御または点灯/調光点灯制御、室内の明るさを考慮し
た調光点灯、調光率情報に応じた調光点灯、累積点灯時
間に基づくランプの初期照度補正処理、または累積点灯
時間に基づくランプ交換時期を表示する処理などが挙げ
られる。
【0012】ここで、上記したランプの初期照度補正処
理とは、図18に示すように、ランプ取り付け時(交換
時)の初期状態においてランプ照度が設計照度(120
00時間経過時)に対して過剰な明るさとなっており、
この設計照度に対する余分な明るさを抑える処理のこと
である。
【0013】本発明の電子安定器によれば、ワンチップ
マイコンを搭載しているので、安定器を構成する機能部
品を多くしたり、回路構成を複雑にすることなく、多数
種の制御処理(点灯制御機能)をソフトにて簡単に実現
できる。従って各点灯制御機能ごとに安定器を揃える必
要がない。
【0014】また、多数種の制御処理のうち1つまたは
複数種の処理を、機能切替スイッチの操作等により簡単
に選択することができるので、照明器具の設置後におい
ても、点灯制御方式をユーザサイドで簡単に変更するこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0016】図1は本発明の電子安定器の実施形態の回
路構成図である。
【0017】この実施形態の電子安定器1は、蛍光灯な
どのランプ3を点灯制御するのに用いられる機器であっ
て、交流電源2からの交流のノイズ成分を除去するノイ
ズフィルタ11と、ノイズ成分除去後の交流を整流・平
滑化する整流回路12と、力率補正回路13、D/Dコ
ンバータ14、インバータ15、ランプ有無検出回路1
6、ランプ電流検出回路17、ワンチップマイコン1
8、インターフェース19などによって構成されてい
る。なお、ワンチップマイコン18としては、例えば日
立製作所製:H8/3664(フラッシュメモリ版 1
6ビットCPU)を用いている。また、ワンチップマイ
コン18には、D/Dコンバータ14から駆動電源(直
流電源)が供給される。
【0018】インバータ15は、一対のスイッチング素
子(パワーMOSFET)15H,15L(図2参照)
を備えており、整流回路12(力率補正回路13)とラ
ンプ3との間に接続されている。
【0019】ワンチップマイコン18は、インバータ1
5の一対のスイッチング素子15H,15Lを交互にオ
ン状態に制御することによって、整流回路12からの直
流電源を高周波電圧に変換してランプ3に供給する。そ
の具体的な周波数制御を図2及び図3を参照しながら説
明する。
【0020】ワンチップマイコン18は、CPUのメイ
ンクロックとタイマを使用して、(H)側出力(パルス
波形)と(L)側出力(パルス波形)とを発生し、その
各パルス波形をインバータ15のスイッチング素子15
H,15Lに出力することにより、それら一対のスイッ
チング素子15H,15Lを交互にオン状態に制御す
る。また、インバータ15に供給するパルス波形を40
KHz(調光無し)〜95KHz(調光有り)に変化さ
せることで連続調光制御を行う。
【0021】さらに、ワンチップマイコン18は、イン
バータ15に供給する(H)側出力パルス波形と(L)
側出力パルス波形とを、図3に示すようなパルス波形、
すなわち一対のスイッチング素子15H,15Lにおい
て、(H)の立ち下がりから(L)の立ち上がりまでの
時間と、(L)の立ち下がりから(H)の立ち上がりま
での時間をコントロールしたパルス波形とすると、ラン
プ3に供給する高周波電圧が正負非対称波形となり、低
温時においてスネーク(移動縞)が発生することを防止
することができる。
【0022】なお、ワンチップマイコン18は、一般的
な電子安定器が備えている機能、例えばランプ電流検出
回路17の出力を監視し、ランプ電流または負荷電流に
異常が生じたときに、ランプ点灯を停止する保護機能、
及びランプ有無検出回路16からの信号に基づいてラン
プ3が装着されているか否かを検出する機能も備えてい
る。
【0023】次に、本実施形態の電子安定器1を更に詳
しく説明する。
【0024】まず、本実施形態の電子安定器1には、図
1に示すように、機能切替スイッチ21が設けられてい
る。また、温度センサ22、点灯時間設定スイッチ2
3、調光設定スイッチ24、リセットスイッチ25(初
期照度補正リセット用)、人感知ONリレー26、調光
ONリレー27、人感知センサ28、照度センサ29、
ランプ交換表示灯30、段調光I/F31、連続調光I
/F32、並びに、上位装置との通信を行うSCI通信
部33などの周辺機器が実装可能となっている。
【0025】なお、点灯時間設定スイッチ23は、点灯
時間:5分、10分または20分をワンチップマイコン
18に設定することができる(時間は任意に設定可
能)。調光設定スイッチ24は、調光率:0%、35%
または50%をワンチップマイコン18に設定すること
ができる。また、段調光I/F31には、外部機器から
調光率:0%、35%または50%の段調光信号が入力
される。連続調光I/F32には外部機器から連続調光
信号(DUTY信号:調光率0%〜100%)が入力さ
れる。
【0026】電子安定器1は、機能切替スイッチ21の
設定によって12種類の動作モード(動作モードM01
〜M12)を選択することが可能であり、その選択され
る動作モードに応じて、前記した周辺機器の中から、実
装される機器が図4に示すように特定される。
【0027】ワンチップマイコン18は、特定された周
辺機器からの情報に基づいて、動作モードM01〜M1
2の各制御処理を実行するようにプログラムされてい
る。その各動作モードM01〜M12の詳細を以下に説
明する。
【0028】なお、ワンチップマイコン18には、図5
に示すように、予熱テーブルT1、温度と照度特性テー
ブルT2、光束維持率テーブルT3、照度センサテーブ
ルT4、及びインバータ出力カウンタテーブルT5が設
定されている。これらの各テーブルの情報は、予め実験
あるいは計算等によって求められており、その各値が記
録されている。なお、インバータ出力カウンタテーブル
T5は、ワンチップマイコン18のCPUからインバー
タ15への出力の値(40KHz〜95KHz)が定義
されているテーブルである。
【0029】また、ワンチップマイコン18は、4台1
セットでの点灯制御(動作モードM04,M05)を行
う際に、リレー信号を他の3台の電子安定器1にインタ
ーフェース19を介して出力することができる。
【0030】<動作モードM01>この動作モードM0
1では、温度センサ22及び人感知センサ28の各検出
信号と、点灯時間設定スイッチ23の設定値を用い、予
熱テーブルT1、温度と照度特性テーブルT2を参照し
て、最適な値をインバータ出力カウンタテーブルT5か
ら選択し点灯制御を行う。具体的な処理を図6のフロー
チャートを参照しながら説明する。
【0031】ステップS11:温度センサ22による温
度検出値及び予熱テーブルT1に基づいて外気温に適し
た時間の予熱を行う。
【0032】ステップS12:人感知センサ28の出力
を監視し、人感知信号があるときにはステップS13に
進み、人感知信号がないときにはステップS15に進
む。
【0033】ステップS13:点灯時間設定スイッチ2
3にて設定された点灯時間(n分:5分/10分/20
分)を点灯タイマ(図示せず:ワンチップマイコン18
に内蔵)にセットする。
【0034】ステップS14:温度センサ22による温
度検出値、温度と照度特性テーブルT2及びインバータ
出力カウンタテーブルT5に基づいて点灯してステップ
S12に戻る。
【0035】ステップS15:人感知センサ28からの
人感知信号がないときに、その時点から前記点灯タイマ
にセットされている点灯時間が経過するまでは、温度と
照度特性を考慮したランプ点灯を行い(ステップS1
4)、点灯タイマのセット時間が経過した時点でステッ
プS16に進んでランプ3を消灯した後に、ステップS
12に戻る。
【0036】この動作モードM01においては、夏期/
冬期などの季節(気温)に応じて常に適切な予熱を行う
ことができる。また、温度を考慮した適切な点灯制御を
行うことができる。さらに、例えば人が退室したときな
ど、人が感知されなくなったときには、設定時間(例え
ば5分/10分/20分)が経過した時点で、ランプ3
が消灯されるので、無駄な点灯を無くすことができ省エ
ネルギを達成できる。
【0037】<動作モードM02>この動作モードM0
2では、温度センサ22及び人感知センサ28の各検出
信号と点灯時間設定スイッチ23及び調光設定スイッチ
24の各設定値を用い、予熱テーブルT1及び温度と照
度特性テーブルT2を参照して、最適な値をインバータ
出力カウンタテーブルT5から選択し点灯制御を行う。
具体的な処理を図7のフローチャートを参照しながら説
明する。
【0038】ステップS21:温度センサ22による温
度検出値及び予熱テーブルT1に基づいて外気温に適し
た時間の予熱を行う。
【0039】ステップS22:人感知センサ28の出力
を監視し、人感知信号があるときにはステップS23に
進み、人感知信号がないときにはステップS25に進
む。
【0040】ステップS23:点灯時間設定スイッチ2
3にて設定された点灯時間(n分:5分/10分/20
分)を点灯タイマ(図示せず:ワンチップマイコン18
に内蔵)にセットする。
【0041】ステップS24:温度センサ22による温
度検出値、温度と照度特性テーブルT2及びインバータ
出力カウンタテーブルT5に基づいてランプ3を点灯制
御してステップS22に戻る。
【0042】ステップS25:人感知センサ28からの
人感知信号がないときに、その時点から前記点灯タイマ
にセットされている点灯時間が経過するまでは、温度と
照度特性を考慮したランプ点灯を行い(ステップS2
4)、点灯タイマのセット時間が経過した時点でステッ
プS26に進む。
【0043】ステップS26:温度センサ22による温
度検出値及び温度と照度特性テーブルT2と、調光設定
スイッチ24にて設定された調光率(0%/35%/5
0%)に基づいてランプ3を調光点灯してステップS2
2に戻る。
【0044】この動作モードM02においては、夏期/
冬期などの季節(気温)に応じて常に適切な予熱を行う
ことができる。また、温度を考慮した適切な点灯制御を
行うことができる。
【0045】さらに、例えば人が退室したときなど、人
が感知されなくなったときには、設定時間(例えば5分
/10分/20分)が経過した時点で、調光設定スイッ
チ24の操作にて設定された調光率(例えば35%また
は50%)に応じてランプ3が調光点灯される。また、
調光設定スイッチ24の操作によって調光率=0%を設
定すれば、人がいなくなった後に、所定時間だけ経過し
た時点でランプ3が消灯されるので、無駄な点灯を無く
すことができ、省エネルギを達成できる。
【0046】<動作モードM03>この動作モードM0
3では、温度センサ22の検出信号を用い、予熱テーブ
ルT1、温度と照度特性テーブルT2及び光束維持率テ
ーブルT3を参照して、最適な値をインバータ出力カウ
ンタテーブルT5から選択し点灯制御を行う。具体的な
処理を図8のフローチャートを参照しながら説明する。
【0047】ステップS31:温度センサ22による温
度検出値及び予熱テーブルT1に基づいて外気温に適し
た時間の予熱を行う。
【0048】ステップS32:現在の累積点灯時間及び
光束維持率テーブルT3に基づいて現在のランプ3の1
00%の照度を求め、その照度が設計照度になるように
ランプ3を調光点灯することで初期の余分な照度を抑え
る(初期照度補正処理)。さらに、温度センサ22によ
る温度検出値、温度と照度特性テーブルT2及びインバ
ータ出力カウンタテーブルT5に基づいて点灯制御を行
う。
【0049】ここで、初期の余分な照度とは、図18に
示すように、ランプ取り付け時(交換時)の初期状態に
おいて、ランプ照度が設計照度(12000時間経過
時)に対して過剰な明るさとなっており、この設計照度
に対する余分な明るさのことを指す。
【0050】ステップS33:ランプ交換が行われた
後、リセットスイッチ25が操作されたときに、累積点
灯時間をリセット(=0)して(ステップS34)、ス
テップS35に進む。リセットスイッチ25が操作され
ていないときには、そのままステップS35に進む。
【0051】ステップS35:現在の累積点灯時間を基
にランプ交換時期であるか否かを判定し、累積点灯時間
がランプ交換時期に達していない場合、ランプ交換表示
灯30を点灯せずに(ステップS37)、ステップS3
8に進んで累積点灯時間を記録してステップS32に戻
る。ランプ交換時期に達しているときには、ランプ交換
表示灯30を点灯し(ステップS36)、累積点灯時間
を記録して(ステップS38)、ステップS32に戻
る。
【0052】この動作モードM03においては、夏期/
冬期などの季節(気温)に応じて常に適切な予熱を行う
ことができる。また、初期の余分な照度を抑え、温度を
考慮した適切なランプ点灯を行うので省エネルギを達成
できる。さらに、ランプ交換時期をランプ交換表示灯3
0にて知らせることができるので、ユーザがランプ交換
時期を容易に把握することができる。
【0053】<動作モードM04>この動作モードM0
4では、温度センサ22及び人感知センサ28の各検出
信号と、点灯時間設定スイッチ23の設定値を用い、予
熱テーブルT1及び温度と照度特性テーブルT2を参照
し、最適な値をインバータ出力カウンタテーブルT5か
ら選択して、4台のランプ3を1セットとして点灯制御
を行う。各電子安定器1には人感知ONリレー26が搭
載されている。
【0054】動作モードM04の具体的な処理内容を図
9のフローチャートを参照しながら説明する。
【0055】ステップS41:温度センサ22による温
度検出値及び予熱テーブルT1に基づいて外気温に適し
た時間の予熱を行う。
【0056】ステップS42:人感知センサ28の出力
を監視し、人感知信号があるときにはステップS43に
進み、人感知信号がないときにはステップS46に進
む。
【0057】ステップS43:点灯時間設定スイッチ2
3にて設定された点灯時間(n分:5分/10分/20
分)を点灯タイマ(図示せず:ワンチップマイコン18
に内蔵)にセットする。
【0058】ステップS44:温度センサ22による温
度検出値、温度と照度特性テーブルT2及びインバータ
出力カウンタテーブルT5に基づいてランプ3を点灯す
る。これと同時に、他の電子安定器1(3台)の人感知
ONリレー26に、リレー信号(リレーON)を出力し
て、1セットの全てのランプ3を同時に点灯(ステップ
S45)した後、ステップS42に戻る。
【0059】ステップS46:人感知センサ28からの
人感知信号がないときに、その時点から前記点灯タイマ
にセットされている点灯時間が経過するまでは、温度と
照度特性を考慮したランプ点灯を行い(ステップS4
4)、点灯タイマのセット時間が経過した時点でステッ
プS47に進んでランプ3を消灯する。これと同時に、
他の電子安定器1(3台)の人感知ONリレー26に、
リレー信号(リレーOFF)を出力して(ステップS4
8)、1セットの全てのランプ3を同時に消灯した後に
ステップS42に戻る。
【0060】この動作モードM04においては、夏期/
冬期などの季節(気温)に応じて常に適切な予熱を行う
ことができる。また、温度を考慮した適切な点灯制御を
行うことができる。さらに、4台1セットで点灯/消灯
制御を行うことができる。
【0061】<動作モードM05>この動作モードM0
5では、温度センサ22及び人感知センサ28の各検出
信号と、点灯時間設定スイッチ23の設定値と、外部か
ら段調光I/F31を介して入力された段調光信号(調
光率:0%/35%/50%)を用い、予熱テーブルT
1及び温度と照度特性テーブルT2を参照し、最適な値
をインバータ出力カウンタテーブルT5から選択して、
4台のランプ3を1セットとして点灯制御を行う。各電
子安定器1には調光ONリレー27が搭載されている。
【0062】動作モードM05の具体的な処理内容を、
図10のフローチャートを参照しながら説明する。
【0063】ステップS51:温度センサ22による温
度検出値及び予熱テーブルT1に基づいて外気温に適し
た時間の予熱を行う。
【0064】ステップS52:人感知センサ28の出力
を監視し、人感知信号があるときにはステップS53に
進み、人感知信号がないときにはステップS56に進
む。
【0065】ステップS53:点灯時間設定スイッチ2
3にて設定された点灯時間(n分:5分/10分/20
分)を点灯タイマ(図示せず:ワンチップマイコン18
に内蔵)にセットする。
【0066】ステップS54:温度センサ22による温
度検出値及び温度と照度特性テーブルT2に基づいてラ
ンプ3を点灯する(調光無)。これと同時に、他の電子
安定器1(3台)の調光ONリレー27に、リレー信号
(リレーOFF)を出力して(ステップS55)、1セ
ットの全てのランプ3を調光無の状態で同時に点灯して
ステップS52に戻る。
【0067】ステップS56:人感知センサ28からの
人感知信号がないときに、その時点から前記点灯タイマ
にセットされている点灯時間が経過するまでは、温度と
照度特性を考慮したランプ点灯(調光無)を行い(ステ
ップS54)、点灯タイマのセット時間が経過した時点
でステップS57に進む。
【0068】ステップS57:段調光信号による調光率
(0%/35%/50%)、温度と照度特性テーブルT
2及びインバータ出力カウンタテーブルT5に基づいて
ランプ3を調光点灯する。これと同時に、他の電子安定
器1(3台)の調光ONリレー27に、リレー信号(リ
レーON)を出力して(ステップS58)、1セットの
全てのランプ3を調光無の状態で同時に点灯し、ステッ
プS52に戻る。
【0069】この動作モードM05においては、夏期/
冬期などの季節(気温)に応じて常に適切な予熱を行う
ことができる。また、温度を考慮した適切な点灯制御を
行うことができる。
【0070】さらに、例えば人が退室したときなど、人
が感知されなくなったときには、所定時間(例えば5分
/10分/20分)が経過した時点で、調光設定スイッ
チ24の操作にて設定された調光率(例えば35%また
は50%)に応じてランプ3が調光点灯される。また、
調光設定スイッチ24の操作によって調光率=0%を設
定すれば、人がいなくなった後に所定時間だけ経過した
時点でランプ3が消灯されるので、無駄な点灯を無くす
ことができ、省エネルギを達成できる。しかも、このよ
うな制御を4台1セットで行うことができる。
【0071】<動作モードM06>この動作モードM0
6では、温度センサ22及び照度センサ29の各検出信
号を用い、予熱テーブルT1、温度と照度特性テーブル
T2及び照度センサテーブルT4を参照して、最適な値
をインバータ出力カウンタテーブルT5から選択し点灯
制御を行う。具体的な処理内容を図11のフローチャー
トを参照しながら説明する。
【0072】ステップS61:温度センサ22による温
度検出値及び予熱テーブルT1に基づいて外気温に適し
た時間の予熱を行う。 ステップS62:温度センサ22による温度検出値及び
温度と照度特性テーブルT2と、照度センサ29による
室内の明るさの検出値、照度センサテーブルT4及びイ
ンバータ出力カウンタテーブルT5に基づいてランプ3
を調光点灯する。
【0073】この動作モードM06においては、夏期/
冬期などの季節(気温)に応じて常に適切な予熱を行う
ことができる。また、室内の明るさを感知して自動で調
光点灯を行うので、省エネルギを達成できる。
【0074】<動作モードM07>この動作モードM0
7では、温度センサ22、人感知センサ28及び照度セ
ンサ29の各検出信号と、点灯時間設定スイッチ23及
び調光設定スイッチ24の設定値を用い、予熱テーブル
T1、照度センサテーブルT4及び温度と照度特性テー
ブルT2を参照して、最適な値をインバータ出力カウン
タテーブルT5から選択し点灯制御を行う。具体的な処
理内容を図12のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0075】ステップS71:温度センサ22による温
度検出値及び予熱テーブルT1に基づいて外気温に適し
た時間の予熱を行う。
【0076】ステップS72:人感知センサ28の出力
を監視し、人感知信号があるときにはステップS73に
進み、人感知信号がないときにはステップS75に進
む。
【0077】ステップS73:点灯時間設定スイッチ2
3にて設定された点灯時間(n分:5分/10分/20
分)を点灯タイマ(図示せず:ワンチップマイコン18
に内蔵)にセットする。
【0078】ステップS74:温度センサ22による温
度検出値及び温度と照度特性テーブルT2と、照度セン
サ29による室内の明るさの検出値、照度センサテーブ
ルT4及びインバータ出力カウンタテーブルT5に基づ
いて、室内の明るさ及び温度と照度特性を考慮してラン
プ3を調光点灯してステップS72に戻る。
【0079】ステップS75:人感知センサ28からの
人感知信号がないときに、その時点から前記点灯タイマ
にセットされている点灯時間が経過するまでは、室内の
明るさ及び温度と照度特性を考慮したランプ点灯を行い
(ステップS74)、点灯タイマのセット時間が経過し
た時点でステップS76に進む。
【0080】ステップS76:温度センサ22による温
度検出値及び温度と照度特性テーブルT2と、照度セン
サ29による室内の明るさの検出値及び照度センサテー
ブルT4と、調光設定スイッチ24にて設定された調光
率(0%/35%/50%)と、インバータ出力カウン
タテーブルT5に基づいてランプ3を調光点灯し、ステ
ップS72に戻る。
【0081】この動作モードM07においては、夏期/
冬期などの季節(気温)に応じて常に適切な予熱を行う
ことができる。また、室内の明るさを感知して自動で調
光点灯を行うので省エネルギを達成できる。
【0082】さらに、例えば人が退室したときなど、人
が感知されなくなったときには、所定時間(例えば5分
/10分/20分)が経過した時点で、調光設定スイッ
チ24の操作にて設定された調光率(例えば35%また
は50%)及び温度に応じてランプ3が調光点灯され
る。また、調光設定スイッチ24の操作によって調光率
=0%を設定すれば、人がいなくなった後に、所定時間
だけ経過した時点でランプ3が消灯されるので、無駄な
点灯を無くすことができ、省エネルギを達成できる。
【0083】<動作モードM08>この動作モードM0
8では、温度センサ22、人感知センサ28及び照度セ
ンサ29の各出力信号と、点灯時間設定スイッチ23及
び調光設定スイッチ24の設定値を用い、予熱テーブル
T1、温度と照度特性テーブルT2及び光束維持率テー
ブルT3を参照して、最適な値をインバータ出力カウン
タテーブルT5から選択し点灯制御を行う。具体的な処
理内容を図13のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0084】ステップS81:温度センサ22による温
度検出値及び予熱テーブルT1に基づいて外気温に適し
た時間の予熱を行う。
【0085】ステップS82:人感知センサ28の出力
を監視し、人感知信号があるときにはステップS83に
進み、人感知信号がないときにはステップS85に進
む。
【0086】ステップS83:点灯時間設定スイッチ2
3にて設定された点灯時間(n分:5分/10分/20
分)を点灯タイマ(図示せず:ワンチップマイコン18
に内蔵)にセットする。
【0087】ステップS84:現在の累積点灯時間及び
光束維持率テーブルT3に基づいて現在のランプ3の1
00%の照度を求め、その照度が設計照度になるように
ランプ3を調光点灯することで、初期の余分な照度を抑
える(初期照度補正処理)。さらに、温度センサ22に
よる温度検出値及び温度と照度特性テーブルT2と、照
度センサ29による室内の明るさの検出値及び照度セン
サテーブルT4と、インバータ出力カウンタテーブルT
5に基づいて、室内の明るさ及び温度と照度特性を考慮
してランプ3を調光点灯してステップS87に進む。
【0088】ステップS85:人感知センサ28からの
人感知信号がないときに、その時点から前記点灯タイマ
にセットされている点灯時間が経過するまでは、室内の
明るさ及び温度と照度特性を考慮したランプ点灯を行い
(ステップS84)、点灯タイマのセット時間が経過し
た時点でステップS86に進む。
【0089】ステップS86:温度センサ22による温
度検出値及び温度と照度特性テーブルT2と、照度セン
サ29による室内の明るさの検出値及び照度センサテー
ブルT4と、調光設定スイッチ24にて設定された調光
率(0%/35%/50%)と、インバータ出力カウン
タテーブルT5に基づいてランプ3を調光点灯して、ス
テップS87に進む。
【0090】ステップS87:ランプ交換が行われた
後、リセットスイッチ25が操作されたときに、累積点
灯時間をリセット(=0)して(ステップS88)、ス
テップS89に進む。リセットスイッチ25が操作され
ていないときには、そのままステップS89に進んで累
積点灯時間を記録する。
【0091】ステップS89:現在の累積点灯時間を基
にランプ交換時期であるか否かを判定し、累積点灯時間
がランプ交換時期に達していない場合、ランプ交換表示
灯30を点灯せずに(ステップS811)、ステップS
812に進んで累積点灯時間を記録し、ステップS82
に戻る。ランプ交換時期に達しているときには、ランプ
交換表示灯30を点灯し(ステップS810)、累積点
灯時間を記録して(ステップS812)、ステップS8
2に戻る。
【0092】この動作モードM08においては、夏期/
冬期などの季節(気温)に応じて常に適切な予熱を行う
ことができる。また、初期の余分な照度を抑えて調光点
灯を行うので省エネルギを達成できる。さらに、ランプ
交換時期をランプ交換表示灯30にて知らせることがで
きるので、ユーザがランプ交換時期を容易に把握するこ
とができる。
【0093】さらに、例えば人が退室したときなど、人
が感知されなくなったときには、設定時間(例えば5分
/10分/20分)が経過した時点で、調光設定スイッ
チ24の操作にて設定された調光率(例えば35%また
は50%)に応じてランプ3が余分な照度を抑えた状態
で調光点灯される。また、調光設定スイッチ24の操作
によって調光率=0%を設定すれば、人がいなくなった
後に、所定時間だけ経過した時点でランプ3が消灯され
るので、無駄な点灯を無くすことができ、省エネルギを
達成できる。
【0094】<動作モードM09>この動作モードM0
9では、温度センサ22の検出信号と、外部から連続調
光I/F32を介して入力される連続調光信号(DUT
Y信号)を用い、予熱テーブルT1及び温度と照度特性
テーブルT2を参照して、最適な値をインバータ出力カ
ウンタテーブルT5から選択し点灯制御を行う。具体的
な処理内容を図14のフローチャートを参照しながら説
明する。
【0095】ステップS91:温度センサ22による温
度検出値及び予熱テーブルT1に基づいて外気温に適し
た時間の予熱を行う。ステップS92:連続調光信号
(DUTY信号:0%〜100%)による調光率、温度
と照度特性テーブルT2、及びインバータ出力カウンタ
テーブルT5に基づいてランプ3を調光点灯する。
【0096】この動作モードM09においては夏期/冬
期などの季節(気温)に応じて常に適切な予熱を行うこ
とができる。また、外部機器からの連続調光信号を供給
することにより、その連続調光信号に応じた調光点灯を
自動的に行うことができる。
【0097】<動作モードM10>この動作モードM1
0では、温度センサ22の検出信号と、予熱テーブルT
1及び温度と照度特性テーブルT2を参照して、最適な
値をインバータ出力カウンタテーブルT5から選択し点
灯制御を行う。具体的な処理内容を図15のフローチャ
ートを参照しながら説明する。
【0098】ステップS101:温度センサ22による
温度検出値及び予熱テーブルT1に基づいて外気温に適
した時間の予熱を行う。
【0099】ステップS102:温度センサ22による
温度検出値、温度と照度特性テーブルT2及びインバー
タ出力カウンタテーブルT5に基づいて点灯する。
【0100】この動作モードM10においては、夏期/
冬期などの季節(気温)に応じて常に適切な予熱を行う
ことができる。また、温度を考慮した適切な点灯制御を
行うことができる。
【0101】<動作モードM11>この動作モードM1
1では、温度センサ22の検出信号と、外部から段調光
I/F31を介して入力される段調光信号(調光率:0
%/35%/50%)を用い、予熱テーブルT1及び温
度と照度特性テーブルT2を参照して、最適な値をイン
バータ出力カウンタテーブルT5から選択し点灯制御を
行う。具体的な処理内容を図16のフローチャートを参
照しながら説明する。
【0102】ステップS111:温度センサ22による
温度検出値及び予熱テーブルT1に基づいて外気温に適
した時間の予熱を行う。
【0103】ステップS112:段調光信号による調光
率(0%/35%/50%)、温度センサ22による温
度検出値、温度と照度特性テーブルT2及びインバータ
出力カウンタテーブルT5に基づいて点灯する。
【0104】この動作モードM11においては、夏期/
冬期などの季節(気温)に応じて常に適切な予熱を行う
ことができる。また、温度を考慮した適切な調光点灯制
御を行うことができる。
【0105】<動作モードM12>この動作モードM1
2では、温度センサ22、人感知センサ28及び照度セ
ンサ29、SCI通信部33などの周辺機器と、リセッ
トスイッチ25を用い、予熱テーブルT1、温度と照度
特性テーブルT2、光束維持率テーブルT3及び照度セ
ンサテーブルT4を参照して、最適な値をインバータ出
力カウンタテーブルT5から選択し点灯制御を行う。ま
た、上位装置である照明制御装置(図示せず)との信号
のやり取りによって点灯制御を行う。 動作モードM1
2の具体的な処理内容を図17のフローチャートを参照
しながら説明する。
【0106】ステップS121:温度センサ22による
温度検出値及び予熱テーブルT1に基づいて外気温に適
した時間の予熱を行う。
【0107】ステップS122:初期値(100%)を
制御調光率として適用する。
【0108】ステップS123:外部からの電文をSC
I通信部33にて受信したか否かを判定し、受信してい
ないときにはステップS126に進む。
【0109】電文の受信があるときには、その受信内容
が監視制御であるか、調光制御であるのかを判定し、監
視制御である場合、周辺機器から得られた情報(温度、
調光率、人感知、累積点灯時間、照度など)を照明制御
装置に通知して(ステップS125)、ステップS12
6に進む。受信内容が調光制御である場合、今回受信し
た調光率を制御調光率として適用して(ステップS12
4)、ステップS126に進む。
【0110】ステップS126:制御調光率をもとに初
期の余分な照度を抑え(初期照度補正処理)、温度と照
度特性を考慮して調光点灯を行う。
【0111】ステップS127:ランプ交換が行われた
後、リセットスイッチ25が操作されたときに、累積点
灯時間をリセット(=0)して(ステップS128)、
ステップS129に進む。リセットスイッチ25が操作
されていないときには、そのままステップS129に進
む。
【0112】ステップS129:現在の累積点灯時間を
基にランプ交換時期であるか否かを判定し、累積点灯時
間がランプ交換時期に達していない場合、ランプ交換表
示灯30を点灯せずに(ステップS131)、ステップ
S132に進んで累積点灯時間を記録した後にステップ
S123に戻る。ランプ交換時期に達しているときに
は、ランプ交換表示灯30を点灯し(ステップS13
0)、累積点灯時間を記録(ステップS132)した後
にステップS123に戻る。
【0113】この動作モードM12においては、夏期/
冬期などの季節(気温)に応じて常に適切な予熱を行う
ことができる。また、初期の余分な照度を抑え、温度を
考慮した適切な調光点灯を行うので省エネルギを達成で
きる。さらに、ランプ交換時期をランプ交換表示灯30
にて知らせることができるので、ユーザがランプ交換時
期を容易に把握することができる。
【0114】しかも、上位装置である照明制御装置から
の調光率に応じた調光点灯を行うことができる。また、
温度センサ22、人感知センサ28及び照度センサ29
などの周辺機器から得られる情報を照明制御装置に折り
返し通知することができるので、実際の環境に対応した
適切な点灯制御を行うことができる。
【0115】なお、以上の実施形態において、上位装置
である照明制御装置からの情報に基づいて、前記した動
作モードM01〜M11のような点灯制御処理を実行す
るように構成しておいてもよい。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子安定
器によれば、搭載するセンサ・スイッチ類等の周辺機器
を適宜に選択するだけで、1台で多種類の点灯制御機能
を簡単に実現することができる。これにより各点灯制御
機能ごとに対応した機種を揃えておく必要がなくなる結
果、製品のコストダウンをはかることができる。また、
照明器具を設置した後において点灯制御方式を変更する
場合、搭載する周辺機器を変更するだけよく、電子安定
器の交換などを行う必要がないので、点灯制御方式を簡
単に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】ワンチップマイコンによるインバータの周波数
制御の説明図である。
【図3】ワンチップマイコンがインバータに出力するパ
ルス波形を示す図である。
【図4】本発明の実施形態において実行する動作モード
と周辺機器との関係を示す図である。
【図5】ワンチップマイコンに設定されるテーブルの例
を示す図である。
【図6】本発明の実施形態において実行する動作モード
M01の処理内容を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態において実行する動作モード
M02の処理内容を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態において実行する動作モード
M03の処理内容を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施形態において実行する動作モード
M04の処理内容を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施形態において実行する動作モー
ドM05の処理内容を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施形態において実行する動作モー
ドM06の処理内容を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施形態において実行する動作モー
ドM07の処理内容を示すフローチャートである。
【図13】本発明の実施形態において実行する動作モー
ドM08の処理内容を示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施形態において実行する動作モー
ドM09の処理内容を示すフローチャートである。
【図15】本発明の実施形態において実行する動作モー
ドM10の処理内容を示すフローチャートである。
【図16】本発明の実施形態において実行する動作モー
ドM11の処理内容を示すフローチャートである。
【図17】本発明の実施形態において実行する動作モー
ドM12の処理内容を示すフローチャートである。
【図18】初期照度補正処理の説明図である。
【符号の説明】
1 電子安定器 11 ノイズフィルタ 12 整流回路 13 力率補正回路 14 D/Dコンバータ 15 インバータ 16 ランプ有無検出回路 17 ランプ電流検出回路 18 ワンチップマイコン 19 インターフェース 2 交流電源 3 ランプ 21 機能切替スイッチ 22 温度センサ 23 点灯時間設定スイッチ 24 調光設定スイッチ 25 リセットスイッチ 26 人感知ONリレー 27 調光ONリレー 28 人感知センサ 29 照度センサ 30 ランプ交換表示灯 31 段調光I/F 32 連続調光I/F 33 SCI通信部 T1 予熱テーブル T2 温度と照度特性テーブル T3 光束維持率テーブル T4 照度センサテーブル T5 インバータ出力カウンタテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高住 健一 京都府城陽市寺田新池36番地 星和電機株 式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA53 AA54 AA58 AA75 AA92 AB04 BA25 BA28 BA31 BA36 CF13 CF14 CG06 CG15 CG42 CJ05 CJ19 CJ22 CL10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプを点灯制御するのに用いられる電
    子安定器であって、 交流電源を整流する整流回路と、整流回路とランプとの
    間に接続されるインバータと、そのインバータを制御す
    るワンチップマイコンを備え、そのワンチップマイコン
    は、温度検出情報、人感知情報、照度情報または調光率
    情報のいずれか1つまたは複数の情報に基づいて、複数
    種の制御処理を選択的に実行できるように構成されてい
    ることを特徴とする電子安定器。
  2. 【請求項2】 複数種の制御処理が、ランプの予熱制
    御、人感知による点灯/消灯制御または点灯/調光点灯
    制御、室内の明るさを考慮した調光点灯、調光率情報に
    応じた調光点灯であることを特徴とする請求項1記載の
    電子安定器。
  3. 【請求項3】 ワンチップマイコンは、ランプ点灯の累
    積時間を記録する処理を実行するとともに、その累積点
    灯時間に基づいてランプの初期照度補正処理またはラン
    プ交換時期を表示する処理のいずれか一方または双方を
    実行するように構成されていることを特徴とする請求項
    1または2記載の電子安定器。
  4. 【請求項4】 ランプを点灯制御するのに用いられる電
    子安定器であって、 交流電源を整流する整流回路と、整流回路とランプとの
    間に接続されるインバータと、そのインバータを制御す
    るワンチップマイコンと、温度検出情報、人感知情報、
    照度情報、調光率情報または累積点灯時間情報を受信す
    る受信部を備え、前記ワンチップマイコンは、受信情報
    のいずれか1つまたは複数の情報に基づいて、複数種の
    制御処理を選択的に実行できるように構成されているこ
    とを特徴とする電子安定器。
  5. 【請求項5】 複数種の制御処理が、ランプの予熱制
    御、人感知による点灯/消灯制御または点灯/調光点灯
    制御、室内の明るさを考慮した調光点灯、調光率情報に
    応じた調光点灯、累積点灯時間に基づくランプの初期照
    度補正処理、または累積点灯時間に基づくランプ交換時
    期を表示する処理を実行するように構成されていること
    を特徴とする請求項4記載の電子安定器。
  6. 【請求項6】 複数の制御処理のうち、1つまたは複数
    種の処理を選択するための機能切替スイッチが設けられ
    ていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    の電子安定器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009205843A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具
CN103078550A (zh) * 2013-01-17 2013-05-01 黑龙江大学 多功能电能变换***
JP2014006057A (ja) * 2012-06-21 2014-01-16 Tanita Corp 生体測定装置
US9674916B2 (en) 2015-07-13 2017-06-06 Panasonic Intellectual Property Managment Co., Ltd. Lighting control device, lighting apparatus and luminaire

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