JP2002367416A - ヘッドランプ - Google Patents

ヘッドランプ

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JP2002367416A
JP2002367416A JP2001177740A JP2001177740A JP2002367416A JP 2002367416 A JP2002367416 A JP 2002367416A JP 2001177740 A JP2001177740 A JP 2001177740A JP 2001177740 A JP2001177740 A JP 2001177740A JP 2002367416 A JP2002367416 A JP 2002367416A
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reflector
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light
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Yutaka Nakada
豊 中田
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Ichikoh Industries Ltd
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Ichikoh Industries Ltd
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    • F21V7/04Optical design
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    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
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    • F21S41/675Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on reflectors by moving reflectors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F21WINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO USES OR APPLICATIONS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS
    • F21W2102/00Exterior vehicle lighting devices for illuminating purposes
    • F21W2102/10Arrangement or contour of the emitted light
    • F21W2102/17Arrangement or contour of the emitted light for regions other than high beam or low beam
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続的に変化する配光パターンが得られるこ
と。光源からの光を有効的に利用すること。 【解決手段】 サブリフレクタ2L、2Rの配光パター
ンがメインリフレクタ1L、1Rの配光パターンと合成
され、その合成された配光パターンがサブリフレクタ2
L、2Rを移動させることによって連続的に変化する。
この結果、連続的に変化する配光パターンが得られる。
光源4からの光をメインリフレクタ1L、1Rとサブリ
フレクタ2L、2Rとで反射させて外部に所定の配光パ
ターンで照射させるものである。この結果、光源からの
光をリフレクタ(メインリフレクタ)のみで反射させる
ヘッドランプと比較して、光源4からの光を有効的に利
用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リフレクタで配
光パターンを制御するヘッドランプに係り、特に、連続
的に変化する配光パターンが得られ、かつ、光源からの
光が有効利用されるヘッドランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヘッドランプは、一般に、光源と、自由
曲面の反射面が複合的に組み合わせられてなるリフレク
タとを備えるものである。このヘッドランプにおいて
は、光源を点灯すると、光源からの光がリフレクタで反
射されて外部に所定の配光パターンで照射されるもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のこの
種のヘッドランプは、配光パターンが固定的である。
【0004】この発明は、連続的に変化する配光パター
ンが得られ、かつ、光源からの光が有効利用されるヘッ
ドランプを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1にかかる発明は、リフレクタに対してサ
ブリフレクタが移動可能に配置されており、そのリフレ
クタとサブリフレクタとが、そのサブリフレクタが移動
する際にサブリフレクタの一部がリフレクタに隠れる配
置関係にあり、そのサブリフレクタが自由曲面の反射面
の複合的組み合わせから構成されており、そのサブリフ
レクタの自由曲面の反射面が、サブリフレクタで得られ
る配光パターンがリフレクタで得られる配光パターンと
合成され、かつ、合成された配光パターンがサブリフレ
クタを移動させることによって連続的に変化する、こと
を特徴とする。
【0006】この結果、請求項1にかかる発明は、サブ
リフレクタの配光パターンがリフレクタの配光パターン
と合成され、その合成された配光パターンがサブリフレ
クタを移動させることによって連続的に変化する。この
ために、請求項1にかかる発明は、連続的に変化する配
光パターンが得られる。しかも、請求項1にかかる発明
は、リフレクタとサブリフレクタとが、サブリフレクタ
が移動する際にサブリフレクタの一部がリフレクタに隠
れる配置関係にある。このために、請求項1にかかる発
明は、サブリフレクタが移動すると、サブリフレクタの
一部がリフレクタにより隠れる。これにより、請求項1
にかかる発明は、サブリフレクタの配光パターン、強い
ては、合成された配光パターンを任意に大きく変化させ
ることができる。
【0007】また、請求項1にかかる発明は、光源から
の光をリフレクタとサブリフレクタとで反射させて外部
に所定の配光パターンで照射させるものである。このた
めに、請求項1にかかる発明は、光源からの光をリフレ
クタのみで反射させるヘッドランプと比較して、光源か
らの光を有効的に利用することができる。
【0008】また、請求項2にかかる発明は、サブリフ
レクタが第1位置に位置するときに得られる合成配光パ
ターンであって、サブリフレクタの補助配光パターンの
右端部または左端部がリフレクタの基本配光パターンの
左端部または右端部に重なり合い、かつ、サブリフレク
タの補助配光パターンの左端部または右端部が左側また
は右側に広がる拡散タイプの合成配光パターンと、サブ
リフレクタが第2位置に位置するときに得られる合成配
光パターンであって、サブリフレクタの補助配光パター
ンの左端部または右端部がカットされ、サブリフレクタ
の補助配光パターンの右端部または左端部がリフレクタ
の基本配光パターンのほぼ中央部に重なり合う集光タイ
プの合成配光パターンと、サブリフレクタが第1位置と
第2位置との間に位置するときに得られる合成配光パタ
ーンであって、拡散タイプの合成配光パターンと集光タ
イプの合成配光パターンとの間の中間タイプの合成配光
パターンとから、合成配光パターンがなり、サブリフレ
クタを第1位置と第2位置との間を連続的に移動させる
ことにより、拡散タイプの合成配光パターンと集光タイ
プの合成配光パターンとの間において連続的に変化する
合成配光パターンが得られる、ことを特徴とする。
【0009】この結果、請求項2にかかる発明は、拡散
タイプの合成配光パターンから集光タイプの合成配光パ
ターンまで連続的に変化する合成配光パターンが得られ
る。このために、請求項2にかかる発明は、左カーブや
右カーブ走行時(山道やワインディングロード走行
時)、市街地走行時(交差点走行時)、高速走行時など
各走行時に適した見易い配光パターンが得られる。
【0010】また、請求項3にかかる発明は、サブリフ
レクタが光源の近傍を中心とする垂直な回転軸回りに第
1位置と第2位置との間を回転可能に配置されており、
サブリフレクタが第1位置から第2位置に回転する際
に、サブリフレクタの一部がリフレクタに隠れて、サブ
リフレクタの補助配光パターンの左端部または右端部が
カットされる、ことを特徴とする。
【0011】この結果、請求項3にかかる発明は、サブ
リフレクタが第1位置に位置するときにはサブリフレク
タ全体を使用するので、ワイドでかつ明るい拡散タイプ
の合成配光パターンが容易にかつ確実に得られる。ま
た、請求項3にかかる発明は、サブリフレクタが第2位
置に位置するときにはサブリフレクタの一部がリフレク
タに隠れてサブリフレクタの他の部分を使用するので、
中央部が明るい集光タイプの合成配光パターンが容易に
かつ確実に得られる。
【0012】また、請求項4にかかる発明は、サブリフ
レクタの自由曲面の反射面が凸面形状である、ことを特
徴とする。
【0013】この結果、請求項4にかかる発明は、反射
光の光路がオープンとなるので、クロスの場合と比較し
て、サブリフレクタ全体を使用して反射光を拡散させる
制御、また、サブリフレクタの他の部分を使用して反射
光を集光させる制御が簡単である。
【0014】また、請求項5にかかる発明は、反射面の
上方において反射される光源の像が大きく、反射面の下
方において反射される像が小さくなる反射面から、サブ
リフレクタの自由曲面の反射面が構成されている、こと
を特徴とする。
【0015】この結果、請求項5にかかる発明は、サブ
リフレクタの反射面の下方において反射された光がリフ
レクタの下方の壁により遮られることが少なくなり、そ
の分光源からの光を有効利用することができる。
【0016】また、請求項6にかかる発明は、自動車の
中央側にサブリフレクタを移動可能に配置している、こ
とを特徴とする。
【0017】この結果、請求項6にかかる発明は、自動
車の前部が中央から左右両端部にかけて後方にスラント
する場合において、自動車の前部の中央側は広い空間が
得られる。このために、請求項6にかかる発明は、広い
空間においてサブリフレクタをある程度自由に移動させ
ることができる。すなわち、サブリフレクタの設計の自
由度が大きい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかるヘッドラ
ンプの実施の形態の1例を添付図面を参照して説明す
る。なお、この実施の形態によりこの発明が限定される
ものではない。また、この実施の形態にかかるヘッドラ
ンプは、左側通行区分の自動車に取り付けられるもので
ある。したがって、右側通行区分の自動車に取り付けら
れるヘッドランプは、この実施の形態にかかるヘッドラ
ンプと左右逆となる。
【0019】図において、符号「F」は、自動車Cの進
行方向であって、ドライバー側から見た前方を示す。符
号「B」は、自動車Cの進行方向と逆方向であって、ド
ライバー側から見た後方を示す。符号「U」は、ドライ
バー側から見た上側を示す。符号「D」は、ドライバー
側から見た下側を示す。符号「L」は、ドライバー側か
ら前方を見た場合の左側を示す。符号「R」は、ドライ
バー側から前方を見た場合の右側を示す。符号「Z−
Z」は、光軸(疑似光軸)のことを示す。符号「H−
H」は、水平線(水平軸)のことを示す。符号「V−
V」は、垂直線(垂直軸)のことを示す。符号「ZF−
ZB」は、前後光軸のことを示す。符号「HL−HR」
は、左右水平線のことを示す。符号「VU−VD」は、
上下垂直線のことを示す。
【0020】(ヘッドランプの概要の説明。図1参照)
図1は、この実施の形態にかかるヘッドランプが搭載さ
れた自動車を示す概略の正面図である。この図1に示す
ように、自動車Cの前部の左右両側には、この実施の形
態にかかるヘッドランプ3L、3Rがそれぞれ取り付け
られている。この左側ヘッドランプ3Lには、左側メイ
ンリフレクタ(左側リフレクタ)1Lと左側サブリフレ
クタ2Lとがそれぞれ装備されている。また、右側ヘッ
ドランプ3Rには、右側メインリフレクタ(右側リフレ
クタ)1Rと右側サブリフレクタ2Rとがそれぞれ装備
されている。前記左側サブリフレクタ2Lおよび前記右
側サブリフレクタ2Rは、自動車Cの中央側に配置され
ている。なお、前記自動車Cの前部は、上から見て、中
央から左右両端部にかけて後方にスラントした形状をな
す(図2参照)。
【0021】(ヘッドランプの構成の説明。図2参照)
以下、この実施の形態にかかるヘッドランプ3L、3R
の詳細な構成を図2を参照して説明する。図2は、左側
ヘッドランプの構成を示す横断面図である。なお、この
図2は、左側ヘッドランプ3Lについて説明する。右側
ヘッドランプ3Rは、左側ヘッドランプ3Lと左右対称
となるので、右側ヘッドランプ3Rの説明は、省略す
る。
【0022】ヘッドランプ3Lは、光源4と、メインリ
フレクタ1Lと、サブリフレクタ2Lと、ランプレンズ
5とを備える。
【0023】ランプレンズ5は、光透過性の部材からな
り、ランプハウジング(図示せず)と共に、灯室6を区
画する。このランプレンズ5は、いわゆるアウターカバ
ーを構成するものである。
【0024】光源4は、放電灯(メタルハライドランプ
などの高圧金属上記放電灯、高輝度放電灯(HID)な
ど)、シングルフィラメントまたはダブルフィラメント
のハロゲンランプや白熱灯など(いわゆる、H1、H
3、H4、H7、H11など)を使用する。この光源4
は、灯室6内に配置される。
【0025】メインリフレクタ1Lおよびサブリフレク
タ2Lは、自由曲面の反射面が複合的に組み合わせられ
てなる。メインリフレクタ1Lおよびサブリフレクタ2
Lの反射面は、アルミ蒸着や銀塗装などにより形成され
ている。メインリフレクタ1Lは、複数個、この例では
縦横31個のセグメント(反射面ブロック)からなる。
また、サブリフレクタ2Lは、複数個、この例では上下
5個のセグメント(反射面ブロック)からなる。なお、
メインリフレクタ1Lおよびサブリフレクタ2Lにおい
ては、この例のように、セグメントの境界線が見えてい
るが、一連のセグメントの場合(セグメントが連続的に
成形されている場合)、セグメントの境界線が見えない
場合がある。
【0026】自由曲面からなるメインリフレクタ1Lお
よびサブリフレクタ2Lの詳細については、たとえば、
「Mathematical Elemennts for Computer Graphics」
(Devid F. Rogers、J Alan Adams)に記載されてい
る。ここで、概要を説明する。メインリフレクタ1Lお
よびサブリフレクタ2Lの反射面は、下記数式(1)の
一般式で求められる。下記数式(1)の一般式のパラメ
トリック関数として、下記数式(2)に示す。下記数式
(2)のパラメトリック関数に、具体的な数値、たとえ
ば、放物面上のポイントなどを代入することにより、メ
インリフレクタ1Lおよびサブリフレクタ2Lの具体的
な反射面が得られる。
【0027】
【数1】
【0028】
【数2】
【0029】メインリフレクタ1Lおよびサブリフレク
タ2Lの焦点F1においては、厳密な意味での単一の焦
点を有していないが、複数の反射面相互の焦点距離の差
異が僅少であり、ほぼ同一の焦点を共有している。この
ために、このほぼ同一の焦点をこの明細書および図面に
おいては、疑似焦点(もしくは、ただ単に焦点)F1と
言う。同様に、メインリフレクタ1Lおよびサブリフレ
クタ2Lの光軸Z−Zにおいては、厳密な意味での単一
の光軸を有していないが、複数の反射面相互の光軸の差
異が僅少であり、ほぼ同一の光軸を共有している。この
ために、このほぼ同一の光軸をこの明細書および図面に
おいては、疑似光軸(もしくは、ただ単に光軸)Z−Z
と言う。
【0030】自由曲面からなるメインリフレクタ1Lお
よびサブリフレクタ2Lにより、希望とする配光パター
ンが得られる。すなわち、メインリフレクタ1Lは、図
3(1)に示す基本の配光パターンLMPが得られる。
この配光パターンLMPは、規格類を満足する配光パタ
ーンであって、いわゆる、すれ違いモードの配光パター
ンである。サブリフレクタ2Lは、図3(2)、
(3)、(4)に示す補助の配光パターンLSPA、L
SPB、LSPCが得られる。この配光パターンLSP
Aは、サブリフレクタ2Lが最も閉じている状態のとき
(A位置(第1位置)に位置するときであって、図2
中、実線にて示す)の配光パターンであって、いわゆ
る、拡散モードの配光パターンである。また、配光パタ
ーンLSPCは、サブリフレクタ2Lが最も開いている
状態のとき(C位置(第2位置)に位置するときであっ
て、図2中、二点鎖線にて示す)の配光パターンであっ
て、いわゆる、集光モードの配光パターンである。さら
に、配光パターンLSPBは、サブリフレクタ2LがA
位置(第1位置)とC位置(第2位置)との間に位置す
る状態のとき(B位置に位置するときであって、図2
中、一点鎖線にて示す)の配光パターンであって、拡散
モードと集光モードとの中間モードの配光パターンであ
る。
【0031】また、右側のヘッドランプ3Rにおいて
は、同様に、希望とする配光パターンが得られる。すな
わち、メインリフレクタ1Rは、図4(1)に示す基本
の配光パターンLMPが得られ、サブリフレクタ2R
は、図4(2)、(3)、(4)に示す補助の配光パタ
ーンRSPA、RSPB、RSPCが得られる。
【0032】図2に示すように、サブリフレクタ2L
は、メインリフレクタ1Lに対して、そのメインリフレ
クタ1の左横、すなわち、自動車Cの中央側において、
移動可能に配置されている。なお、右側のヘッドランプ
3Rの場合は、メインリフレクタ1Rの右横にサブリフ
レクタ2Rが移動可能に配置されている。この例では、
サブリフレクタ2Lは、光源4もしくは焦点F1近傍を
中心とする垂直な回転軸(図示せず)回りに回転可能に
配置されている。サブリフレクタ2Lの一端は、半径R
1の円弧の軌跡を描き、サブリフレクタ2Lの他端は、
半径R2の円弧の軌跡を描く。すなわち、サブリフレク
タ2Lは、半径R1の円弧と半径R2の円弧との間にお
いて、移動する。
【0033】サブリフレクタ2Lを回転させる駆動手段
としては、モータ、ステッピングモータ、ソレノイド、
エアシリンダなどを使用する。また、サブリフレクタ2
Lの回転を制御する制御手段としては、ドライバーなど
の手操作による手動スイッチ、ステアリングやスピード
センサーなどと連動する自動スイッチを使用する。
【0034】図2において、サブリフレクタ2LがA位
置に位置するときに、光源4からの光であって、サブリ
フレクタ2LAの一端A1に入射した光(実線矢印にて
示す)は、θA1の角度で反射される。また、光源4と
メインリフレクタ1Lの右端とを結ぶ光であって、サブ
リフレクタ2LAの他端A2に入射した光(実線矢印に
て示す)は、θA2の角度で反射される。この結果、図
3(2)に示すように、希望とする拡散モードの配光パ
ターンLSPAが得られる。
【0035】また、図2において、サブリフレクタ2L
がB位置に位置するときに、光源4からの光であって、
サブリフレクタ2LBの一端B1に入射した光(一点鎖
線矢印にて示す)は、θB1の角度で反射される。ま
た、光源4とメインリフレクタ1Lの右端とを結ぶ光で
あって、サブリフレクタ2LBの他端部B2に入射した
光(一点鎖線矢印にて示す)は、θB2の角度で反射さ
れる。この結果、図3(3)に示すように、希望とする
拡散モードと集光モードとの中間の配光パターンLSP
Bが得られる。この中間の配光パターンLSPBは、サ
ブリフレクタ2Lを回転させることによって連続的に変
化する。
【0036】さらに、図2において、サブリフレクタ2
LがC位置に位置するときに、光源4からの光であっ
て、サブリフレクタ2LCの一端C1に入射した光(二
点鎖線矢印にて示す)は、θC1の角度で反射される。
また、光源4とメインリフレクタ1Lの右端とを結ぶ光
であって、サブリフレクタ2LCの中間部C2に入射し
た光(二点鎖線矢印にて示す)は、θC2の角度で反射
される。この結果、図3(4)に示すように、希望とす
る集光モードの配光パターンLSPCが得られる。
【0037】(リフレクタと配光パターンとの相対関係
の説明。図3〜図10参照)図3は、左側ヘッドランプ
のメインリフレクタからの反射光およびA位置、B位
置、C位置に位置するサブリフレクタからの反射光がス
クリーン上に照射された配光パターン、および、その合
成配光パターンを示すイメージ図である。図4は、右側
ヘッドランプのメインリフレクタからの反射光およびA
位置、B位置、C位置に位置するサブリフレクタからの
反射光がスクリーン上に照射された配光パターン、およ
び、その合成配光パターンをそれぞれ示すイメージ図で
ある。
【0038】図5は、サブリフレクタがA位置に位置す
るときの左側ヘッドランプを示す概略の正面図である。
図6は、サブリフレクタがB位置に位置するときの左側
ヘッドランプを示す概略の正面図である。図7は、サブ
リフレクタがC位置に位置するときの左側ヘッドランプ
を示す概略の正面図である。図8は、サブリフレクタが
A位置に位置するときの右側ヘッドランプを示す概略の
正面図である。図9は、サブリフレクタがB位置に位置
するときの右側ヘッドランプを示す概略の正面図であ
る。図10は、サブリフレクタがC位置に位置するとき
の右側ヘッドランプを示す概略の正面図である。
【0039】左側ヘッドランプ3Lにおいて、サブリフ
レクタ2LがA位置に位置するとき、このサブリフレク
タ2LAは、図2および図5に示すように、閉じた状態
にある。このとき、サブリフレクタ2LAからの反射光
としては、図3(2)に示す拡散モードの配光パターン
LSPAが得られる。この拡散モードの配光パターンL
SPAと、メインリフレクタ1Lで得られる配光パター
ンLMP(図3(1)参照)とは、合成されて図3
(5)に示す拡散タイプの合成配光パターンLGPAが
得られる。
【0040】すなわち、図3(1)および(2)に示す
ように、サブリフレクタ2LAの一端A1における反射
角度θA1がメインリフレクタ1Lの左端における反射
角度よりもやや小さい。また、サブリフレクタ2LAの
他端A2における反射角度θA2がサブリフレクタ2L
Aの一端A1における反射角度θA1およびメインリフ
レクタ1Lの左端における反射角度よりも大幅に大き
い。この結果、図3(5)に示すように、サブリフレク
タ2LAの拡散モードの配光パターンLSPAの右端部
がメインリフレクタ1Lの基本配光パターンLMPの左
端部に重なり合い、かつ、サブリフレクタ2LAの拡散
モードの配光パターンLSPAの左端部が左側に広がる
拡散タイプの合成配光パターンLGPAが得られる。
【0041】また、サブリフレクタ2LがC位置に位置
するとき、このサブリフレクタ2LCは、図2および図
7に示すように、開いた状態にある。このとき、サブリ
フレクタ2LCからの反射光としては、図3(4)に示
す集光モードの配光パターンLSPCが得られる。この
集光モードの配光パターンLSPCと、メインリフレク
タ1Lで得られる配光パターンLMP(図3(1)参
照)とは、合成されて図3(7)に示す集光タイプの合
成配光パターンLGPCが得られる。
【0042】すなわち、図3(1)および(4)に示す
ように、サブリフレクタ2LCの一端C1における反射
角度θC1が中央近傍の右側に位置する。また、図2に
示すように、サブリフレクタ2LCの他端部がメインリ
フレクタ1Lに隠れ、かつ、そのサブリフレクタ2LC
の隠れていない部分の他端C2における反射角度θC2
が中央近傍の左側に位置する。この結果、図3(7)に
示すように、サブリフレクタ2LCの集光モードの配光
パターンLSPCの左端部がカットされ、サブリフレク
タ2LCの集光モードの配光パターンLSPCの右端部
がメインリフレクタの基本配光パターンLMPのほぼ中
央部に重なり合う集光タイプの合成配光パターンLGP
Cが得られる。
【0043】さらに、サブリフレクタ2LがB位置に位
置するとき、このサブリフレクタ2LBは、図2および
図6に示すように、A位置とC位置との間に位置する。
このとき、サブリフレクタ2LBからの反射光として
は、図3(3)に示す中間の配光パターンLSPBが得
られる。この中間の配光パターンLSPBと、メインリ
フレクタ1Lで得られる配光パターンLMP(図3
(1)参照)とは、合成されて図3(6)に示す中間の
合成配光パターンLGPBが得られる。すなわち、図3
(5)に示す拡散タイプの合成配光パターンLGPAと
図3(7)に示す集光タイプの合成配光パターンLGP
Cとの間の中間タイプの合成配光パターンLGPBが得
られる。しかも、この中間の配光パターンLSPBおよ
び中間の合成配光パターンLGPBは、サブリフレクタ
2Lを連続的に回転させることにより、A位置の配光パ
ターンLSPAおよびLGPAとC位置の配光パターン
LSPCおよびLGPCとの間において、連続的に変化
する。
【0044】また、右側ヘッドランプ3Rの場合は、左
側ヘッドランプ3Lの場合と同様に、サブリフレクタ2
RがA位置(第1位置)に位置するとき、このサブリフ
レクタ2RAは、図8に示すように、閉じた状態にあ
る。このとき、サブリフレクタ2RAからの反射光とし
ては、図4(2)に示す拡散モードの配光パターンRS
PAが得られる。この拡散モードの配光パターンRSP
Aと、メインリフレクタ1Rで得られる配光パターンR
MP(図4(1)参照)とは、合成されて図4(5)に
示す拡散タイプの合成配光パターンRGPAが得られ
る。
【0045】また、サブリフレクタ2RがC位置(第2
位置)に位置するとき、このサブリフレクタ2RCは、
図10に示すように、開いた状態にある。このとき、サ
ブリフレクタ2RCからの反射光としては、図4(4)
に示す集光モードの配光パターンRSPCが得られる。
この集光モードの配光パターンRSPCと、メインリフ
レクタ1Rで得られる配光パターンRMP(図4(1)
参照)とは、合成されて図4(7)に示す集光タイプの
合成配光パターンRGPCが得られる。
【0046】さらに、サブリフレクタ2RがB位置に位
置するとき、このサブリフレクタ2RBは、図9に示す
ように、A位置とC位置との間に位置する。このとき、
サブリフレクタ2RBからの反射光としては、図4
(3)に示す中間の配光パターンRSPBが得られる。
この中間の配光パターンRSPBと、メインリフレクタ
1Rで得られる配光パターンRMP(図4(1)参照)
とは、合成されて図4(6)に示す中間の合成配光パタ
ーンRGPBが得られる。すなわち、図4(5)に示す
拡散タイプの合成配光パターンRGPAと図4(7)に
示す集光タイプの合成配光パターンRGPCとの間の中
間タイプの合成配光パターンRGPBが得られる。しか
も、この中間の配光パターンRSPBおよび中間の合成
配光パターンRGPBは、サブリフレクタ2Rを連続的
に回転させることにより、A位置の配光パターンRSP
AおよびRGPAとC位置の配光パターンRSPCおよ
びRGPCとの間において、連続的に変化する。
【0047】(走行モードと配光パターンとの説明。図
11〜図18参照)図11(A)は、左カーブ時のサブ
リフレクタの位置を示す説明図、図11(B)は、コン
ピュータのシュミレーションで得られた左カーブ時の配
光パターンを簡略化して示す説明図である。図12は、
左カーブ時の配光パターンを示すイメージ図である。図
13(A)は、右カーブ時のサブリフレクタの位置を示
す説明図、図13(B)は、コンピュータのシュミレー
ションで得られた右カーブ時の配光パターンを簡略化し
て示す説明図である。図14は、右カーブ時の配光パタ
ーンを示すイメージ図である。図15(A)は、市街地
走行時(左右拡散)のサブリフレクタの位置を示す説明
図、図15(B)は、コンピュータのシュミレーション
で得られた市街地走行時(左右拡散)の配光パターンを
簡略化して示す説明図である。図16は、市街地走行時
(左右拡散)の配光パターンを示すイメージ図である。
図17(A)は、高速走行時(集光)のサブリフレクタ
の位置を示す説明図、図17(B)は、コンピュータの
シュミレーションで得られた高速走行時(集光)配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。図18は、高速
走行時(集光)の配光パターンを示すイメージ図であ
る。
【0048】自動車Cが左側にカーブするとき、図11
(A)に示すように、左側ヘッドランプ3Lのサブリフ
レクタ2LAをA位置に位置させ、かつ、右側のヘッド
ランプ3Rのサブリフレクタ2RCをC位置に位置させ
る。すると、図3(5)の合成配光パターンLGPA
と、図4(7)の合成配光パターンRGPCとが再度合
成され、図11(B)に示す左カーブ時の配光パターン
が得られる。この結果、図12に示すように、従来の配
光パターン12(破線にて示す)と比較して、左側を広
く照らすことができる。このために、左路肩の歩行者1
1やポール10を明確に視認することができる。なお、
図12において、符号7は自走車線、8は対向車線、9
はセンターラインである。
【0049】自動車Cが右側にカーブするとき、図13
(A)に示すように、左側ヘッドランプ3Lのサブリフ
レクタ2LCをC位置に位置させ、かつ、右側のヘッド
ランプ3Rのサブリフレクタ2RAをA位置に位置させ
る。すると、図3(7)の合成配光パターンLGPC
と、図4(5)の合成配光パターンRGPAとが再度合
成され、図13(B)に示す右カーブ時の配光パターン
が得られる。この結果、図14に示すように、従来の配
光パターン12(破線にて示す)と比較して、右側を広
く照らすことができる。このために、右路肩の歩行者1
4やポール13を明確に視認することができる。
【0050】自動車Cが市街地を走行するとき、図15
(A)に示すように、左側ヘッドランプ3Lのサブリフ
レクタ2LAおよび右側のヘッドランプ3Rのサブリフ
レクタ2RAを、それぞれA位置に位置させる。する
と、図3(5)の合成配光パターンLGPAと、図4
(5)の合成配光パターンRGPAとが再度合成され、
図15(B)に示す市街地走行時の配光パターン、すな
わち、左右に拡散された配光パターンが得られる。この
結果、図16に示すように、左右両側を広く照らすこと
ができる。このために、市街地走行に適した照明が得ら
れる。
【0051】自動車Cが高速走行するとき、図17
(A)に示すように、左側ヘッドランプ3Lのサブリフ
レクタ2LCおよび右側のヘッドランプ3Rのサブリフ
レクタ2RCを、それぞれC位置に位置させる。する
と、図3(7)の合成配光パターンLGPCと、図4
(7)の合成配光パターンRGPCとが再度合成され、
図17(B)に示す高速走行時の配光パターン、すなわ
ち、集光された配光パターンが得られる。この結果、図
18に示すように、遠方を照明することができる。する
と、ドライバーの視認が明るい遠方に集中する。このた
めに、高速走行に適した照明が得られる。
【0052】(サブリフレクタの各セグメントの配光パ
ターンの説明。図19〜図38参照)図19〜図38
は、コンピュータのシュミレーションで得られたサブリ
フレクタの各セグメントの配光パターン(小四角形の光
源の像が集合された配光パターン)を簡略化して示す説
明図である。
【0053】図19は、左側ヘッドランプ3Lのサブリ
フレクタ2LAがA位置に位置するときの第1セグメン
ト2LA1(図5参照)の配光パターンを示す。この第
1セグメント2LA1は、最上位に位置するので、左右
水平線HL−HRより下方を照らす場合には、障害物
(たとえば、ヘッドランプの構造物、自動車C自体の構
造物など)がない。このために、この第1セグメント2
LA1においては、配光パターンを上下に幅広く広げる
ことができる。また、この第1セグメント2LA1にお
いては、配光パターンを左側に大きく振り分けることが
できる。さらに、この第1セグメント2LA1において
は、配光パターンを下方に向けることができる。
【0054】図20は、左側ヘッドランプ3Lのサブリ
フレクタ2LAがA位置に位置するときの第2セグメン
ト2LA2(図5参照)の配光パターンを示す。この第
2セグメント2LA2は、上から2番目に位置するの
で、左右水平線HL−HRより下方を照らす場合には、
障害物がなく、また、光源4からの光の光量が大きい。
このために、この第2セグメント2LA2においては、
配光パターンを上下に幅広く広げることができる。ま
た、この第2セグメント2LA2においては、配光パタ
ーンを左側に大きく振り分けることができる。さらに、
この第2セグメント2LA2においては、配光パターン
を下方に向けることができる。
【0055】図21は、左側ヘッドランプ3Lのサブリ
フレクタ2LAがA位置に位置するときの第3セグメン
ト2LA3(図5参照)の配光パターンを示す。この第
3セグメント2LA3は、上から3番目に位置するの
で、左右水平線HL−HRより下方を照らす場合には、
障害物がなく、また、光源4からの光の光量が最も大き
い。このために、この第3セグメント2LA3において
は、配光パターンを上下に幅広く広げることができる。
また、この第3セグメント2LA3においては、配光パ
ターンを左側に大きく振り分けることができる。さら
に、この第3セグメント2LA3においては、配光パタ
ーンを左右水平線HL−HRに近づけることができる。
【0056】図22は、左側ヘッドランプ3Lのサブリ
フレクタ2LAがA位置に位置するときの第4セグメン
ト2LA4(図5参照)の配光パターンを示す。この第
4セグメント2LA4は、上から4番目に位置するの
で、左右水平線HL−HRより下方を照らす場合には、
障害物があり、また、光源4からの光の光量が大きい。
このために、この第4セグメント2LA4においては、
配光パターンを上下幅において狭くする必要がある。ま
た、この第4セグメント2LA4においては、配光パタ
ーンを左側に大きく振り分けることができる。さらに、
この第4セグメント2LA4においては、配光パターン
を左右水平線HL−HRに近づけることができる。
【0057】図23は、左側ヘッドランプ3Lのサブリ
フレクタ2LAがA位置に位置するときの第5セグメン
ト2LA5(図5参照)の配光パターンを示す。この第
5セグメント2LA5は、上から5番目(最下位)に位
置するので、左右水平線HL−HRより下方を照らす場
合には、障害物がある。このために、この第5セグメン
ト2LA5においては、配光パターンを上下幅において
やや狭くする必要がある。また、この第5セグメント2
LA5においては、配光パターンを左側に大きく振り分
けることができる。さらに、この第5セグメント2LA
5においては、配光パターンを左右水平線HL−HRに
近づけることができる。
【0058】図24は、右側ヘッドランプ3Rのサブリ
フレクタ2RAがA位置に位置するときの第1セグメン
ト2RA1(図8参照)の配光パターンを示す。この第
1セグメント2RA1は、最上位に位置するので、左右
水平線HL−HRより下方を照らす場合には、障害物が
ない。このために、この第1セグメント2RA1におい
ては、配光パターンを上下に幅広く広げることができ
る。また、この第1セグメント2RA1においては、配
光パターンを右側に大きく振り分けることができる。さ
らに、この第1セグメント2RA1においては、配光パ
ターンを下方に大きく向けることができる。
【0059】図25は、右側ヘッドランプ3Rのサブリ
フレクタ2RAがA位置に位置するときの第2セグメン
ト2RA2(図8参照)の配光パターンを示す。この第
2セグメント2RA2は、上から2番目に位置するの
で、左右水平線HL−HRより下方を照らす場合には、
障害物がなく、また、光源4からの光の光量が大きい。
このために、この第2セグメント2RA2においては、
配光パターンを上下に幅広く広げることができる。ま
た、この第2セグメント2RA2においては、配光パタ
ーンを右側に大きく振り分けることができる。さらに、
この第2セグメント2RA2においては、配光パターン
を左右水平線HL−HR近傍に近づけることができる。
【0060】図26は、右側ヘッドランプ3Rのサブリ
フレクタ2RAがA位置に位置するときの第3セグメン
ト2RA3(図8参照)の配光パターンを示す。この第
3セグメント2RA3は、上から3番目に位置するの
で、左右水平線HL−HRより下方を照らす場合には、
障害物がなく、また、光源4からの光の光量が最も大き
い。このために、この第3セグメント2RA3において
は、配光パターンを上下に幅広く広げることができる。
また、この第3セグメント2RA3においては、配光パ
ターンを右側に大きく振り分けることができる。さら
に、この第3セグメント2RA3においては、配光パタ
ーンを左右水平線HL−HRに近づけることができる。
【0061】図27は、右側ヘッドランプ3Rのサブリ
フレクタ2RAがA位置に位置するときの第4セグメン
ト2RA4(図8参照)の配光パターンを示す。この第
4セグメント2RA4は、上から4番目に位置するの
で、左右水平線HL−HRより下方を照らす場合には、
障害物があり、また、光源4からの光の光量が大きい。
このために、この第4セグメント2RA4においては、
配光パターンを上下幅において狭くする必要がある。ま
た、この第4セグメント2RA4においては、配光パタ
ーンを右側に大きく振り分けることができる。さらに、
この第4セグメント2RA4においては、配光パターン
を左右水平線HL−HRに近づけることができる。
【0062】図28は、右側ヘッドランプ3Rのサブリ
フレクタ2RAがA位置に位置するときの第5セグメン
ト2RA5(図8参照)の配光パターンを示す。この第
5セグメント2RA5は、上から5番目(最下位)に位
置するので、左右水平線HL−HRより下方を照らす場
合には、障害物がある。このために、この第5セグメン
ト2RA5においては、配光パターンを上下幅において
極力狭くする必要がある。また、この第5セグメント2
RA5においては、配光パターンを右側に大きく振り分
けることができる。さらに、この第5セグメント2RA
5においては、配光パターンを左右水平線HL−HR近
傍に近づけることができる。
【0063】図29は、左側ヘッドランプ3Lのサブリ
フレクタ2LCがC位置に位置するときの第1セグメン
ト2LC1(図7参照)の配光パターンを示す。この第
1セグメント2LC1は、最上位に位置するので、左右
水平線HL−HRより下方を照らす場合には、障害物が
ない。このために、この第1セグメント2LC1におい
ては、配光パターンを上下に幅広く広げることができ
る。また、この第1セグメント2LC1においては、配
光パターンを上下垂直線VU−VDに近づけることがで
きる。さらに、この第1セグメント2LC1において
は、配光パターンを下方に向けることができる。
【0064】図30は、左側ヘッドランプ3Lのサブリ
フレクタ2LCがC位置に位置するときの第2セグメン
ト2LC2(図7参照)の配光パターンを示す。この第
2セグメント2LC2は、上から2番目に位置するの
で、左右水平線HL−HRより下方を照らす場合には、
障害物がなく、また、光源4からの光の光量が大きい。
このために、この第2セグメント2LC2においては、
配光パターンを上下に幅広く広げることができる。ま
た、この第2セグメント2LC2においては、配光パタ
ーンを上下垂直線VU−VDに近づけることができる。
さらに、この第2セグメント2LC2においては、配光
パターンを下方に向けることができる。
【0065】図31は、左側ヘッドランプ3Lのサブリ
フレクタ2LCがC位置に位置するときの第3セグメン
ト2LC3(図7参照)の配光パターンを示す。この第
3セグメント2LC3は、上から3番目に位置するの
で、左右水平線HL−HRより下方を照らす場合には、
障害物がなく、また、光源4からの光の光量が最も大き
い。このために、この第3セグメント2LC3において
は、配光パターンを上下に広げることができる。また、
この第3セグメント2LC3においては、配光パターン
を左右において集めることができる。さらに、この第3
セグメント2LC3においては、配光パターンを上下垂
直線VU−VDに近づけることができる。さらにまた、
この第3セグメント2LC3においては、配光パターン
を左右水平線HL−HRに近づけることができる。
【0066】図32は、左側ヘッドランプ3Lのサブリ
フレクタ2LCがC位置に位置するときの第4セグメン
ト2LC4(図7参照)の配光パターンを示す。この第
4セグメント2LC4は、上から4番目に位置するの
で、左右水平線HL−HRより下方を照らす場合には、
障害物があり、また、光源4からの光の光量が大きい。
このために、この第4セグメント2LC4においては、
配光パターンを上下幅において狭くする必要がある。ま
た、この第4セグメント2LC4においては、配光パタ
ーンを左右において集めることができる。さらに、この
第4セグメント2LC4においては、配光パターンを上
下垂直線VU−VDに近づけることができる。さらにま
た、この第4セグメント2LC4においては、配光パタ
ーを左右水平線HL−HRに近づけることができる。
【0067】図33は、左側ヘッドランプ3Lのサブリ
フレクタ2LCがC位置に位置するときの第5セグメン
ト2LC5(図7参照)の配光パターンを示す。この第
5セグメント2LC5は、上から5番目(最下位)に位
置するので、左右水平線HL−HRより下方を照らす場
合には、障害物がある。このために、この第5セグメン
ト2LC5においては、配光パターンを上下幅において
極力狭くする必要がある。また、この第5セグメント2
LC5においては、配光パターを左右において集めるこ
とができる。さらに、この第5セグメント2LC5にお
いては、配光パターンを上下垂直線VU−VDに近づけ
ることができる。さらにまた、この第5セグメント2L
C5においては、配光パターを左右水平線HL−HRに
近づけることができる。
【0068】図34は、右側ヘッドランプ3Rのサブリ
フレクタ2RCがC位置に位置するときの第1セグメン
ト2RC1(図10参照)の配光パターンを示す。この
第1セグメント2RC1は、最上位に位置するので、左
右水平線HL−HRより下方を照らす場合には、障害物
がない。このために、この第1セグメント2RC1にお
いては、配光パターンを上下に広げることができるが、
この例では、上下幅を極力狭くしている。また、この第
1セグメント2RC1においては、配光パターを左右に
おいて集めることができる。さらに、この第1セグメン
ト2RC1においては、配光パターンを上下垂直線VU
−VDに近づけることができる。さらにまた、この第1
セグメント2RC1においては、配光パターンを左右水
平線HL−HRに近づけることができる。
【0069】図35は、右側ヘッドランプ3Rのサブリ
フレクタ2RCがC位置に位置するときの第2セグメン
ト2RC2(図10参照)の配光パターンを示す。この
第2セグメント2RC2は、上から2番目に位置するの
で、左右水平線HL−HRより下方を照らす場合には、
障害物がなく、また、光源4からの光の光量が大きい。
このために、この第2セグメント2RC2においては、
配光パターンを上下に広げることができる。また、この
第2セグメント2RC2においては、配光パターを左右
において集めることができる。さらに、この第2セグメ
ント2RC2においては、配光パターンを上下垂直線V
U−VDに近づけることができる。さらにまた、この第
2セグメント2RC2においては、配光パターンを左右
水平線HL−HRに近づけることができる。
【0070】図36は、右側ヘッドランプ3Rのサブリ
フレクタ2RCがC位置に位置するときの第3セグメン
ト2RC3(図10参照)の配光パターンを示す。この
第3セグメント2RC3は、上から3番目に位置するの
で、左右水平線HL−HRより下方を照らす場合には、
障害物がなく、また、光源4からの光の光量が最も大き
い。このために、この第3セグメント2RC3において
は、配光パターンを上下に広げることができる。また、
この第3セグメント2RC3においては、配光パターン
を左右において集めることができる。さらに、この第3
セグメント2RC3においては、配光パターンを上下垂
直線VU−VDに近づけることができる。さらにまた、
この第3セグメント2RC3においては、配光パターン
を左右水平線HL−HRに近づけることができる。
【0071】図37は、右側ヘッドランプ3Rのサブリ
フレクタ2RCがC位置に位置するときの第4セグメン
ト2RC4(図10参照)の配光パターンを示す。この
第4セグメント2RC4は、上から4番目に位置するの
で、左右水平線HL−HRより下方を照らす場合には、
障害物があり、また、光源4からの光の光量が大きい。
このために、この第4セグメント2RC4においては、
配光パターンを上下幅において狭くする必要がある。ま
た、この第4セグメント2RC4においては、配光パタ
ーンを左右において集めることができる。さらに、この
第4セグメント2RC4においては、配光パターンを上
下垂直線VU−VDに近づけることができる。さらにま
た、この第4セグメント2RC4においては、配光パタ
ーを左右水平線HL−HRに近づけることができる。
【0072】図38は、右側ヘッドランプ3Rのサブリ
フレクタ2RCがC位置に位置するときの第5セグメン
ト2RC5(図10参照)の配光パターンを示す。この
第5セグメント2RC5は、上から5番目(最下位)に
位置するので、左右水平線HL−HRより下方を照らす
場合には、障害物がある。このために、この第5セグメ
ント2RC5においては、配光パターンを上下幅におい
て極力狭くする必要がある。また、この第5セグメント
2RC5においては、配光パターを左右において集める
ことができる。さらに、この第5セグメント2RC5に
おいては、配光パターンを上下垂直線VU−VDに近づ
けることができる。さらにまた、この第5セグメント2
RC5においては、配光パターを左右水平線HL−HR
に近づけることができる。
【0073】そして、サブリフレクタ2L、2RをA位
置とC位置との間を連続的に回転させる。すると、サブ
リフレクタ2L、2Rの各セグメントにおける配光パタ
ーンは、サブリフレクタ2L、2RがA位置に位置する
場合の配光パターン(図19〜図28参照)と、サブリ
フレクタ2L、2RがC位置に位置する場合の配光パタ
ーン(図29〜図38参照)との間において連続的に変
化する。
【0074】図19〜図38に示すように、サブリフレ
クタ2L、2Rの自由曲面の反射面(各セグメント)
は、反射面の上方において反射される光源の像が大き
く、反射面の下方において反射される像が小さくなる反
射面から構成されている。
【0075】(実施の形態の作用効果の説明)このよう
に、この実施の形態にかかるヘッドランプは、自由曲面
からなるメインリフレクタ1L、1Rおよびサブリフレ
クタ2L、2Rにより、希望とする配光パターンが得ら
れる。
【0076】また、この実施の形態にかかるヘッドラン
プは、サブリフレクタ2L、2Rの配光パターンLSP
A、LSPB、LSPC、RSPA、RSPB、RSP
C、がメインリフレクタ1L、1Rの配光パターンLM
P、RMPと合成され、その合成された配光パターンL
GPA、LGPB、LGPC、RGPA、RGPB、R
GPCがサブリフレクタ2L、2Rを移動させることに
よって連続的に変化する。このために、この実施の形態
にかかるヘッドランプは、連続的に変化する配光パター
ンが得られる。しかも、この実施の形態にかかるヘッド
ランプは、メインリフレクタ1L、1Rとサブリフレク
タ2L、2Rとが、サブリフレクタ2L、2Rが移動す
る際にサブリフレクタ2L、2Rの一部がメインリフレ
クタ1L、1Rに隠れる配置関係にある。このために、
この実施の形態にかかるヘッドランプは、サブリフレク
タ2L、2Rが移動すると、サブリフレクタ2L、2R
の一部がメインリフレクタ1L、1Rにより隠れる。こ
れにより、この実施の形態にかかるヘッドランプは、サ
ブリフレクタ2L、2Rの配光パターンLSPA、LS
PB、LSPC、RSPA、RSPB、RSPC、強い
ては、合成された配光パターンLGPA、LGPB、L
GPC、RGPA、RGPB、RGPCを任意に大きく
変化させることができる。
【0077】さらに、この実施の形態にかかるヘッドラ
ンプは、光源4からの光をメインリフレクタ1L、1R
とサブリフレクタ2L、2Rとで反射させて外部に所定
の配光パターンで照射させるものである。このために、
この実施の形態にかかるヘッドランプは、光源からの光
をリフレクタ(メインリフレクタ)のみで反射させるヘ
ッドランプと比較して、光源4からの光を有効的に利用
することができる。
【0078】特に、この実施の形態にかかるヘッドラン
プは、拡散タイプの合成配光パターンLGPA、RGP
Aから集光タイプの合成配光パターンLGPC、RGP
Cまで連続的に変化する合成配光パターンが得られる。
このために、この実施の形態にかかるヘッドランプは、
左カーブや右カーブ走行時(山道やワインディングロー
ド走行時)、市街地走行時(交差点走行時)、高速走行
時など各走行時に適した見易い配光パターンが得られ
る。
【0079】また、この実施の形態にかかるヘッドラン
プは、サブリフレクタ2L、2RがA位置(第1位置)
に位置するときにはサブリフレクタ2L、2R全体を使
用するので、ワイドでかつ明るい拡散タイプの合成配光
パターンLGPA、RGPAが容易にかつ確実に得られ
る。また、この実施の形態にかかるヘッドランプは、サ
ブリフレクタ2L、2RがC位置(第2位置)に位置す
るときにはサブリフレクタ2L、2Rの一部がメインリ
フレクタ1L、1Rに隠れてサブリフレクタ2L、2R
の他の部分を使用するので、中央部が明るい集光タイプ
の合成配光パターンLGPC、RGPCが容易にかつ確
実に得られる。
【0080】また、この実施の形態にかかるヘッドラン
プは、サブリフレクタ2L、2Rの反射面が凸面形状を
なすので、反射光の光路がオープンとなる。このため
に、この実施の形態にかかるヘッドランプは、クロスの
場合と比較して、サブリフレクタ2L、2R全体を使用
して反射光を拡散させる制御、また、サブリフレクタ2
L、2Rの他の部分を使用して反射光を集光させる制御
が簡単である。
【0081】また、この実施の形態にかかるヘッドラン
プは、サブリフレクタ2L、2Rの上方において反射さ
れる光源の像が大きく、サブリフレクタ2L、2Rの下
方において反射される像が小さい。この結果、この実施
の形態にかかるヘッドランプは、サブリフレクタ2L、
2Rの反射面の下方において反射された光がメインリフ
レクタ1L、2Rの下方の壁により遮られることが少な
くなり、その分光源4からの光を有効利用することがで
きる。
【0082】また、この実施の形態にかかるヘッドラン
プは、自動車Cの中央側にサブリフレクタ2L、2Rを
移動可能に配置している。この結果、この実施の形態に
かかるヘッドランプは、自動車Cの前部が中央から左右
両端部にかけて後方にスラントする場合において、自動
車Cの前部の中央側は広い空間が得られる。このため
に、この実施の形態にかかるヘッドランプは、広い空間
においてサブリフレクタ2L、2Rをある程度自由に移
動させることができる。すなわち、サブリフレクタ2
L、2Rの設計の自由度が大きい。
【0083】
【発明の効果】以上から明らかなように、この発明にか
かるヘッドランプ(請求項1)は、サブリフレクタの配
光パターンがリフレクタの配光パターンと合成され、そ
の合成された配光パターンがサブリフレクタを移動させ
ることによって連続的に変化する。このために、この発
明にかかるヘッドランプ(請求項1)は、連続的に変化
する配光パターンが得られる。しかも、この発明にかか
るヘッドランプ(請求項1)は、リフレクタとサブリフ
レクタとが、サブリフレクタが移動する際にサブリフレ
クタの一部がリフレクタに隠れる配置関係にある。この
ために、この発明にかかるヘッドランプ(請求項1)
は、サブリフレクタが移動すると、サブリフレクタの一
部がリフレクタにより隠れる。これにより、この発明に
かかるヘッドランプ(請求項1)は、サブリフレクタの
配光パターン、強いては、合成された配光パターンを任
意に大きく変化させることができる。
【0084】また、この発明にかかるヘッドランプ(請
求項1)は、光源からの光をリフレクタとサブリフレク
タとで反射させて外部に所定の配光パターンで照射させ
るものである。このために、この発明にかかるヘッドラ
ンプ(請求項1)は、光源からの光をリフレクタのみで
反射させるヘッドランプと比較して、光源からの光を有
効的に利用することができる。
【0085】また、この発明にかかるヘッドランプ(請
求項2)は、拡散タイプの合成配光パターンから集光タ
イプの合成配光パターンまで連続的に変化する合成配光
パターンが得られる。このために、この発明にかかるヘ
ッドランプ(請求項2)は、左カーブや右カーブ走行時
(山道やワインディングロード走行時)、市街地走行時
(交差点走行時)、高速走行時など各走行時に適した見
易い配光パターンが得られる。
【0086】また、この発明にかかるヘッドランプ(請
求項3)は、サブリフレクタが第1位置に位置するとき
にはサブリフレクタ全体を使用するので、ワイドでかつ
明るい拡散タイプの合成配光パターンが容易にかつ確実
に得られる。また、この発明にかかるヘッドランプ(請
求項3)は、サブリフレクタが第2位置に位置するとき
にはサブリフレクタの一部がリフレクタに隠れてサブリ
フレクタの他の部分を使用するので、中央部が明るい集
光タイプの合成配光パターンが容易にかつ確実に得られ
る。
【0087】また、この発明にかかるヘッドランプ(請
求項4)は、反射光の光路がオープンとなるので、クロ
スの場合と比較して、サブリフレクタ全体を使用して反
射光を拡散させる制御、また、サブリフレクタの他の部
分を使用して反射光を集光させる制御が簡単である。
【0088】またこの発明にかかるヘッドランプ(請求
項5)は、サブリフレクタの反射面の下方において反射
された光がリフレクタの下方の壁により遮られることが
少なくなり、その分光源からの光を有効利用することが
できる。
【0089】また、この発明にかかるヘッドランプ(請
求項6)は、自動車の前部が中央から左右両端部にかけ
て後方にスラントする場合において、自動車の前部の中
央側は広い空間が得られる。このために、この発明にか
かるヘッドランプ(請求項6)は、広い空間においてサ
ブリフレクタをある程度自由に移動させることができ
る。すなわち、サブリフレクタの設計の自由度が大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施の形態にかかるヘッドランプが搭載さ
れた自動車を示す概略の正面図である。
【図2】左側ヘッドランプの構成を示す横断面図であ
る。
【図3】(1)は左側ヘッドランプのメインリフレクタ
からの反射光がスクリーン上に照射された配光パターン
を示すイメージ図、(2)はA位置に位置するサブリフ
レクタからの反射光がスクリーン上に照射された配光パ
ターンを示すイメージ図、(3)はB位置に位置するサ
ブリフレクタからの反射光がスクリーン上に照射された
配光パターンを示すイメージ図、(4)はC位置に位置
するサブリフレクタからの反射光がスクリーン上に照射
された配光パターンを示すイメージ図、(5)は(1)
に示す配光パターンと(2)に示す配光パターンとの合
成配光パターンを示すイメージ図、(6)は(1)に示
す配光パターンと(3)に示す配光パターンとの合成配
光パターンを示すイメージ図、(7)は(1)に示す配
光パターンと(4)に示す配光パターンとの合成配光パ
ターンを示すイメージ図である。
【図4】(1)は右側ヘッドランプのメインリフレクタ
からの反射光がスクリーン上に照射された配光パターン
を示すイメージ図、(2)はA位置に位置するサブリフ
レクタからの反射光がスクリーン上に照射された配光パ
ターンを示すイメージ図、(3)はB位置に位置するサ
ブリフレクタからの反射光がスクリーン上に照射された
配光パターンを示すイメージ図、(4)はC位置に位置
するサブリフレクタからの反射光がスクリーン上に照射
された配光パターンを示すイメージ図、(5)は(1)
に示す配光パターンと(2)に示す配光パターンとの合
成配光パターンを示すイメージ図、(6)は(1)に示
す配光パターンと(3)に示す配光パターンとの合成配
光パターンを示すイメージ図、(7)は(1)に示す配
光パターンと(4)に示す配光パターンとの合成配光パ
ターンを示すイメージ図である。
【図5】サブリフレクタがA位置に位置するときの左側
ヘッドランプを示す概略の正面図である。
【図6】サブリフレクタがB位置に位置するときの左側
ヘッドランプを示す概略の正面図である。
【図7】サブリフレクタがC位置に位置するときの左側
ヘッドランプを示す概略の正面図である。
【図8】サブリフレクタがA位置に位置するときの右側
ヘッドランプを示す概略の正面図である。
【図9】サブリフレクタがB位置に位置するときの右側
ヘッドランプを示す概略の正面図である。
【図10】サブリフレクタがC位置に位置するときの右
側ヘッドランプを示す概略の正面図である。
【図11】(A)は左カーブ時のサブリフレクタの位置
を示す説明図、(B)はコンピュータのシュミレーショ
ンで得られた左カーブ時の配光パターンを簡略化して示
す説明図である。
【図12】左カーブ時の配光パターンを示すイメージ図
である。
【図13】(A)は右カーブ時のサブリフレクタの位置
を示す説明図、(B)はコンピュータのシュミレーショ
ンで得られた右カーブ時の配光パターンを簡略化して示
す説明図である。
【図14】右カーブ時の配光パターンを示すイメージ図
である。
【図15】(A)は市街地走行時(左右拡散)のサブリ
フレクタの位置を示す説明図、(B)はコンピュータの
シュミレーションで得られた市街地走行時(左右拡散)
の配光パターンを簡略化して示す説明図である。
【図16】市街地走行時(左右拡散)の配光パターンを
示すイメージ図である。
【図17】(A)は高速走行時(集光)のサブリフレク
タの位置を示す説明図、(B)はコンピュータのシュミ
レーションで得られた高速走行時(集光)配光パターン
を簡略化して示す説明図である。
【図18】高速走行時(集光)の配光パターンを示すイ
メージ図である。
【図19】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、左側ヘッドランプのサブリフレ
クタがA位置に位置するときの第1セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図20】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、左側ヘッドランプのサブリフレ
クタがA位置に位置するときの第2セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図21】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、左側ヘッドランプのサブリフレ
クタがA位置に位置するときの第3セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図22】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、左側ヘッドランプのサブリフレ
クタがA位置に位置するときの第4セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図23】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、左側ヘッドランプのサブリフレ
クタがA位置に位置するときの第5セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図24】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、右側ヘッドランプのサブリフレ
クタがA位置に位置するときの第1セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図25】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、右側ヘッドランプのサブリフレ
クタがA位置に位置するときの第2セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図26】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、右側ヘッドランプのサブリフレ
クタがA位置に位置するときの第3セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図27】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、右側ヘッドランプのサブリフレ
クタがA位置に位置するときの第4セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図28】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、右側ヘッドランプのサブリフレ
クタがA位置に位置するときの第5セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図29】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、左側ヘッドランプのサブリフレ
クタがC位置に位置するときの第1セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図30】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、左側ヘッドランプのサブリフレ
クタがC位置に位置するときの第2セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図31】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、左側ヘッドランプのサブリフレ
クタがC位置に位置するときの第3セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図32】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、左側ヘッドランプのサブリフレ
クタがC位置に位置するときの第4セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図33】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、左側ヘッドランプのサブリフレ
クタがC位置に位置するときの第5セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図34】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、右側ヘッドランプのサブリフレ
クタがC位置に位置するときの第1セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図35】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、右側ヘッドランプのサブリフレ
クタがC位置に位置するときの第2セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図36】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、右側ヘッドランプのサブリフレ
クタがC位置に位置するときの第3セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図37】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、左側ヘッドランプのサブリフレ
クタがC位置に位置するときの第4セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【図38】コンピュータのシュミレーションで得られた
配光パターンであって、左側ヘッドランプのサブリフレ
クタがC位置に位置するときの第5セグメントの配光パ
ターンを簡略化して示す説明図である。
【符号の説明】
1L 左側メインリフレクタ 1R 右側メインリフレクタ 2L 左側サブリフレクタ 2R 右側サブリフレクタ 3L 左側ヘッドランプ 3R 右側ヘッドランプ 4 光源 5 ランプレンズ 6 灯室 7 自走車線 8 対向車線 9 センターライン 10 左路肩のポール 11 左路肩の歩行者 12 従来のヘッドランプの配光パターン 13 右路肩のポール 14 右路肩の歩行者 C 自動車 F 前方 B 後方 U 上側 D 下側 L 左側 R 右側 Z−Z 光軸 ZF−ZB 前後光軸 H−H 水平線(水平軸) HL−HR 左右水平線 V−V 垂直線(垂直軸) VU−VD 上下垂直線 F1 焦点 LMP 左側メインリフレクタの配光パターン RMP 右側メインリフレクタの配光パターン LSPA、LSPB、LSPC 左側サブリフレクタの
配光パターン RSPA、RSPB、RSPC 右側サブリフレクタの
配光パターン LGPA、LGPB、LGPC 左側ヘッドランプの合
成配光配光パターン RGPA、RGPB、RGPC 右側ヘッドランプの合
成配光配光パターン 2LA A位置(第1位置)に位置する左側サブリフレ
クタ 2LB A位置とC位置との間に位置する左側サブリフ
レクタ 2LC C位置(第2位置)に位置する左側サブリフレ
クタ R1、R2 サブリフレクタの回転半径 A1 A位置に位置する左側サブリフレクタの一端 A2 A位置に位置する左側サブリフレクタの他端 B1 B位置に位置する左側サブリフレクタの一端 B2 B位置に位置する左側サブリフレクタの他端 C1 C位置に位置する左側サブリフレクタの一端 C2 C位置に位置する左側サブリフレクタの他端 θA1 A1における反射光の反射角度 θA2 A2における反射光の反射角度 θB1 B1における反射光の反射角度 θB2 B2における反射光の反射角度 θC1 C1における反射光の反射角度 θC2 C2における反射光の反射角度 2LA1、2LB1、2LC1 左側サブリフレクタの
第1セグメント 2LA2、2LB2、2LC2 左側サブリフレクタの
第2セグメント 2LA3、2LB3、2LC3 左側サブリフレクタの
第3セグメント 2LA4、2LB4、2LC4 左側サブリフレクタの
第4セグメント 2LA5、2LB5、2LC5 左側サブリフレクタの
第5セグメント 2RA1、2RB1、2RC1 右側サブリフレクタの
第1セグメント 2RA2、2RB2、2RC2 右側サブリフレクタの
第2セグメント 2RA3、2RB3、2RC3 右側サブリフレクタの
第3セグメント 2RA4、2RB4、2RC4 右側サブリフレクタの
第4セグメント 2RA5、2RB5、2RC5 右側サブリフレクタの
第5セグメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21W 101:10 F21Y 101:00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、自由曲面の反射面が複合的に組
    み合わせられてなるリフレクタとを備え、前記光源を点
    灯すると、前記光源からの光が前記リフレクタで反射さ
    れて外部に所定の配光パターンで照射されるヘッドラン
    プにおいて、 前記リフレクタに対してサブリフレクタが移動可能に配
    置されており、前記リフレクタと前記サブリフレクタと
    は、前記サブリフレクタが移動する際に前記サブリフレ
    クタの一部が前記リフレクタに隠れる配置関係にあり、 前記サブリフレクタは、自由曲面の反射面が複合的に組
    み合わせられてなり、 前記サブリフレクタの自由曲面の反射面は、前記サブリ
    フレクタで得られる配光パターンが前記リフレクタで得
    られる配光パターンと合成され、かつ、合成された配光
    パターンが前記サブリフレクタを移動させることによっ
    て連続的に変化する、 ことを特徴とするヘッドランプ。
  2. 【請求項2】 前記合成配光パターンは、 前記サブリフレクタが第1位置に位置するときに得られ
    る合成配光パターンであって、前記サブリフレクタの補
    助配光パターンの右端部または左端部が前記リフレクタ
    の基本配光パターンの左端部または右端部に重なり合
    い、かつ、前記サブリフレクタの補助配光パターンの左
    端部または右端部が左側または右側に広がる拡散タイプ
    の合成配光パターンと、 前記サブリフレクタが第2位置に位置するときに得られ
    る合成配光パターンであって、前記サブリフレクタの補
    助配光パターンの左端部または右端部がカットされ、前
    記サブリフレクタの補助配光パターンの右端部または左
    端部が前記リフレクタの基本配光パターンのほぼ中央部
    に重なり合う集光タイプの合成配光パターンと、 前記サブリフレクタが第1位置と第2位置との間に位置
    するときに得られる合成配光パターンであって、前記拡
    散タイプの合成配光パターンと前記集光タイプの合成配
    光パターンとの間の中間タイプの合成配光パターンと、 からなり、 前記サブリフレクタを第1位置と第2位置との間を連続
    的に移動させることにより、前記拡散タイプの合成配光
    パターンと前記集光タイプの合成配光パターンとの間に
    おいて連続的に変化する合成配光パターンが得られる、 ことを特徴とする請求項1に記載されたヘッドランプ。
  3. 【請求項3】 前記サブリフレクタは、前記光源の近傍
    を中心とする垂直な回転軸回りに前記第1位置と前記第
    2位置との間を回転可能に配置されており、前記サブリ
    フレクタが前記第1位置から前記第2位置に回転する際
    に、前記サブリフレクタの一部が前記リフレクタに隠れ
    て、前記サブリフレクタの補助配光パターンの左端部ま
    たは右端部がカットされる、 ことを特徴とする請求項2に記載されたヘッドランプ。
  4. 【請求項4】 前記サブリフレクタの自由曲面の反射面
    は、凸面形状である、 ことを特徴とする請求項3に記載されたヘッドランプ。
  5. 【請求項5】 前記サブリフレクタの自由曲面の反射面
    は、前記反射面の上方において反射される前記光源の像
    が大きく、前記反射面の下方において反射される前記光
    源の像が小さくなる反射面から構成されている、 ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載さ
    れたヘッドランプ。
  6. 【請求項6】 前記サブリフレクタは、自動車の中央側
    に移動可能に配置されている、 ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載さ
    れたヘッドランプ。
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