JP2002365605A - 熱光学効果光部品 - Google Patents

熱光学効果光部品

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JP2002365605A JP2001172453A JP2001172453A JP2002365605A JP 2002365605 A JP2002365605 A JP 2002365605A JP 2001172453 A JP2001172453 A JP 2001172453A JP 2001172453 A JP2001172453 A JP 2001172453A JP 2002365605 A JP2002365605 A JP 2002365605A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】意図しない挿入損失の増大を抑制することがで
きる熱光学効果光部品を提供する。 【解決手段】光導波路コア1の上方に、ヒータ、電極パ
ッド、及びヒータと電極パッドとを結ぶ配線領域からな
る金属薄膜領域2が形成されている。電極パッドと配線
領域とが光導波路コア1の直上に配置されるのを避ける
ようにして金属薄膜領域2が形成されているため、従来
の2入力2出力型光スイッチでは、光導波路コア1と金
属薄膜領域2との重複領域を生じるのに対して、本発明
においては、このような重複領域を生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信分野におい
て用いられる光導波路部品に関し、特に、金属薄膜ヒー
タを形成し、熱光学効果を利用してスイッチ機能を持た
せた光スイッチ等の熱光学効果光部品において、意図し
ない挿入損失の増加を抑制したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱光学効果を利用した光部品とし
て、光アッテネータや光スイッチが知られている。いず
れも、シリコーン、ポリイミド、アクリレートなどの高
分子材料からなる光導波路近傍に金属薄膜ヒータを設
け、この金属薄膜ヒータで光導波路を加熱することによ
り、光導波路の屈折率が変化することを利用したもので
ある。図3に、従来の熱光学効果光部品の例として、Y
分岐型光スイッチを示している。図3中、符号1は、光
導波路コアであり、符号2は、金属薄膜からなるヒータ
である。このヒータ2は、光導波路コアの分岐部に沿っ
て形成されている。この分岐部の左右に設けられたヒー
タ2を交互に加熱することにより、入力光を出力ポート
1又は出力ポート2に交互に出力して、スイッチの機能
を持たせることができる。
【0003】このような熱光学効果光部品では、付与し
た機能を発動させるためには、金属薄膜ヒータに電力を
供給する必要がある。しかし、多くの場合、この金属薄
膜ヒータは、その幅がたかだか数μmから数十μm程度
であり、そのままでは電力供給用の電線を配置すること
は困難であり、光部品表面上のいずれかの場所に、より
面積の大きな電極パッドを配置することが必要となる。
そして、この電極パッドに対して、細径の電線を半田付
けするか、あるいは半導体部品で一般に用いられている
金ワイヤまたは金リボンをボンディングする。このよう
な実装作業の都合上、電極パッドの位置は必ずしも金属
薄膜ヒータの両端に配置できるわけではなく、通常は実
装作業が容易な位置に配置され、金属薄膜ヒータと電極
パッドの間もまた金属薄膜ヒータと同じ金属薄膜によっ
て接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような実装方法に
よっても、1チャネル光アッテネータや1入力2出力光
スイッチ程度の簡単な構成の光部品を形成する場合には
大きな問題を生じないが、より複雑な構成の光部品の場
合には、加熱する必要の無い光導波路のコアの直上に、
この電極パッドや、金属薄膜ヒータと電極パッドとを結
ぶ配線が配置され、これにより光導波路のコアにおいて
温度上昇に起因する屈折率変化が生じ、意図しない挿入
損失の増大を引き起こすという問題が生じる。以下に、
従来の熱光学効果光部品の問題点について説明する。図
4は、従来の熱光学効果光部品の例として、2入力2出
力型光スイッチを積層基板上方から見た説明図である。
この2入力2出力型光スイッチは、図示しない基板上に
光導波路が積層され、さらにその上方に、光導波路の屈
折率を変化させるためのヒータが積層されて形成されて
いる。図4中、符号1は、基板上に積層された光導波路
コアであり、1a及び1bはその分岐部である。符号2
は、光導波路コア1の上方に積層された金属薄膜領域で
あり、この金属薄膜領域は、ヒータ、電極パッド、及び
これらを結ぶ配線領域からなっている。2a、2bは、
光導波路コア1の直上に金属薄膜領域2が配置されてい
る重複領域である。このような重複領域2a、2bにお
いて、上述したように、光導波路のコアの温度上昇に起
因する屈折率変化が生じ、意図しない挿入損失の増大を
生じてしまう。また、図5は、従来の熱光学効果光部品
の例として、1入力4出力型光スイッチを積層基板上方
から見た説明図である。この1入力4出力型光スイッチ
も、図示しない基板上に光導波路が積層され、さらにそ
の上方に、光導波路の屈折率を変化させるためのヒータ
が積層されて形成されている。図5中、符号1は、基板
上に積層された光導波路コアであり、1c及び1dはそ
の分岐部である。符号2は、光導波路コア1の上方に積
層された金属薄膜領域であり、2c、2dは、光導波路
コア1の直上に金属薄膜領域2が配置されている重複領
域である。このような重複領域2c、2dにおいても、
上述したように、光導波路のコアの温度上昇に起因する
屈折率変化が生じ、意図しない挿入損失の増大を生じて
しまう。
【0005】さらに、この種の多くの熱光学効果光部品
は、ヒータ、電極パッド、及びこれらを結ぶ配線を、同
じ金属薄膜パターンとして同時に形成している。このヒ
ータ等に使用される金属の熱伝導率は、金の場合で320
W/m・K、ニクロムの場合で13W/m・Kなどであ
る。これに対し、光導波路材料として使用されるポリイ
ミド樹脂やシリコーン樹脂などの高分子材料の熱伝導率
はたかだか0.1〜0.2W/m・Kに過ぎない。この熱伝導
率の差に加え、金属薄膜と、光導波路を構成する樹脂薄
膜との間の界面の伝熱抵抗のため、ヒータに電力を供給
した際に発生した熱は、まず金属薄膜全体に伝わり、こ
れにより、この熱は、ヒータ及びヒータ直下の樹脂を加
熱するのみならず、短時間のうちに、ヒータと電極パッ
ド間を結ぶ配線及び電極パッドをも加熱し、これらの温
度上昇を引き起こす。この温度上昇により、ヒータと電
極パッド間を結ぶ配線及び電極パッドの下方に位置する
光導波路のコアの近傍においても、温度上昇に起因する
屈折率変化が生じる。光導波路用材料として使用されて
いる樹脂材料の屈折率の温度依存性は、−1〜2×10
-4/K程度であり、この光導波路の屈折率変化により、
意図しない挿入損失の増大を引き起こすことがあった。
【0006】さらに、光部品の構成が複雑化すると、配
線を要する電極パッドの数を軽減するために、グランド
端子を共通化することが一般的に行われているが、これ
により、ヒータと電極パッド間を結ぶ配線は増加するた
め、上述した問題点を生じやすくなる。本発明は、この
ような問題点を解決するためになされたもので、意図し
ない挿入損失の増大を抑制することができる熱光学効果
光部品を提供することを目的とする。
【0007】
〔発明の詳細な説明〕
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
まず、本発明の熱光学効果光部品の第1の例について説
明する。図1は、本発明の熱光学効果光部品の例とし
て、2入力2出力型光スイッチを積層基板上方から見た
説明図である。この2入力2出力型光スイッチは、図示
しない基板上に光導波路が積層され、さらにその上方
に、光導波路の屈折率を変化させるためのヒータが積層
されて形成されている。図1中、符号1は、基板上に積
層された光導波路コアであり、1a及び1bはその分岐
部である。この光導波路コア1は、大きな熱光学効果が
得られ、耐熱性に富むことから、例えばフッ素化ポリイ
ミド等の高分子材料により形成されている。符号2は、
光導波路コア1aの上方に積層された金属薄膜領域であ
り、この金属薄膜領域は、ヒータ、電極パッド、及びヒ
ータと電極パッドとを結ぶ配線領域からなっている。こ
の金属薄膜領域2は、金またはクロム等を材料として、
一括してパターン形成されている。この例の2入力2出
力型光スイッチにおいては、電極パッドと配線領域とが
光導波路コア1の直上及び近傍に配置されるのを避ける
ようにして金属薄膜領域2が形成されているため、従来
の2入力2出力型光スイッチでは、図4に示すように光
導波路コア1と金属薄膜領域2との重複領域2a、2b
を生じるのに対して、この例においては、このような重
複領域を生じない。
【0009】また、図2は、本発明の熱光学効果光部品
の例として、1入力4出力型光スイッチを積層基板上方
から見た説明図である。この1入力4出力型光スイッチ
は、図示しない基板上に光導波路が積層され、さらにそ
の上方に、光導波路の屈折率を変化させるためのヒータ
が積層されて形成されている。図2中、符号1は、基板
上に積層された光導波路コアであり、1c及び1dはそ
の分岐部である。符号2は、光導波路コア1上に積層さ
れた金属薄膜領域であり、金属薄膜ヒータ、電極パッ
ド、及びこれらを結ぶ配線領域からなっている。この例
においても、電極パッドと配線領域とが光導波路コア1
の直上及び近傍に配置されるのを避けるようにして金属
薄膜領域2が形成されているため、従来の1入力4出力
型光スイッチでは、図5に示すように光導波路コア1と
金属薄膜領域2との重複領域2c、2dを生じるのに対
して、この例においては、このような重複領域を生じな
い。光導波路コア1と電極パッド及び配線領域との離隔
距離は、光導波路コア1を構成する樹脂薄膜層の厚さ
や、ヒータに供給される電力量にも依存するが、電極パ
ッド及び配線領域と光導波路コアの直上との水平離隔距
離が40μm以上離れていることが好ましく、さらには
50μm以上離れていることがより好ましい。この例に
よると、電極パッドと配線領域とが光導波路コア1の直
上及び近傍に配置されるのを避けるようにして金属薄膜
領域2が形成されているため、加熱する必要の無い光導
波路コア1において温度上昇に起因する屈折率変化を生
じることが無く、意図しない挿入損失の増大を防止する
ことができる。
【0010】次に、本発明の熱光学効果光部品の第2の
例について説明する。この例では、上述した金属薄膜領
域2が形成された熱光学効果光部品の素子上の電極パッ
ド同士が、金ワイヤ等を用いて空中配線されて接続され
ている。本発明の第1の例のようにして金属薄膜領域2
を形成すると、金属薄膜からなる配線領域によってグラ
ンド端子を共通化することが困難となり、このため電極
パッドの数を増やさざるを得ない。しかし、従来行われ
ていた、素子上の電極パッドとパッケージの外部リード
端子との間の金ワイヤボンディングと同様に、この電極
パッド同士を金ワイヤ等を用いて空中配線すれば、グラ
ンド端子を共通化することができる。この例によると、
電極パッドと配線領域とが光導波路コア1の直上及び近
傍に配置されるのを避けるようにして金属薄膜領域2を
形成し、かつ電極パッド同士を金ワイヤ等を用いて空中
配線することにより、グランド端子を共通化しつつ、加
熱する必要の無い光導波路コア1において温度上昇に起
因する屈折率変化を生じることが無く、意図しない挿入
損失の増大を防止することができる。
【0011】次に、本発明の熱光学効果光部品の第3の
例について説明する。この例では、金属薄膜により一括
してパターン形成する金属薄膜領域2を、ヒータと電極
パッドとに限定し、ヒータと電極パッドとを結ぶ配線領
域は、より熱伝導率の小さい材料を用いて形成されてい
る。具体的には、電気伝導性高分子材料により形成する
か、電気伝導性接着剤等を塗布することによって行う。
この電気伝導性高分子材料又は電気伝導性接着剤の熱伝
導率は、1W/m・K以下であることが好ましい。この
例においては、電極パッドは光導波路のコアの直上又は
その近傍を避けて配置され、電極パッドと光導波路コア
の直上との水平離隔距離が40μm以上離れていること
が好ましく、さらには50μm以上離れていることがよ
り好ましい。しかし、ヒータと電極パッドとを結ぶ配線
領域は、光導波路の上面の任意の位置に配置されている
このような熱伝導率の小さい材料を用いて、ヒータと電
極パッドとを結ぶ配線領域を形成すると、ヒータから配
線領域への伝熱量が、ヒータからヒータの直下に位置す
る光導波路への伝熱量を下回るか、あるいは同程度にま
で減少する。そのため、ヒータと電極パッドとを結ぶ配
線領域が光導波路コアの直上に配置されていても、この
配線領域から光導波路への熱伝導による温度上昇を軽減
することができる。
【0012】この際、ヒータと電極パッドとを結ぶ配線
領域が発熱することを防止するために、ヒータ材料には
電気抵抗の大きな金属を選定し、この配線領域には、そ
れに比して電気抵抗が十分小さい材料を選定する。ま
た、この配線領域には、その断面積が十分大きくなるよ
うにたっぷりと材料を塗付して、配線領域の電気抵抗を
小さくする。この例によると、ヒータと電極パッドとを
結ぶ配線領域を、他の金属薄膜領域よりも熱伝導率の小
さい材料を用いて形成し、かつこの配線領域の電気抵抗
をヒータの電気抵抗に対して十分に小さくすることによ
り、配線領域から光導波路への熱伝導による温度上昇を
防ぐことができ、加熱する必要の無い光導波路コア1に
おいて温度上昇に起因する屈折率変化を生じることが無
く、意図しない挿入損失の増大を防止することができ
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
電極パッドと配線領域とが光導波路コアの直上及び近傍
に配置されるのを避けるようにして金属薄膜領域が形成
されているため、電極パッド及び配線領域からの熱伝導
による光導波路の温度上昇が抑制され、加熱する必要の
無い光導波路コアにおいて温度上昇に起因する屈折率変
化を生じることが無く、意図しない挿入損失の増大を防
止することができる。また、電極パッドと配線領域とが
光導波路コアの直上及び近傍に配置されるのを避けるよ
うにして金属薄膜領域2を形成し、かつ電極パッド同士
を金ワイヤ等を用いて空中配線することにより、グラン
ド端子を共通化しつつ、加熱する必要の無い光導波路コ
アにおいて温度上昇に起因する屈折率変化を生じること
が無く、意図しない挿入損失の増大を防止することがで
きる。さらに、ヒータと電極パッドとを結ぶ配線領域
を、他の金属薄膜領域よりも熱伝導率の小さい材料を用
いて形成し、かつこの配線領域の電気抵抗をヒータの電
気抵抗に対して十分に小さくすることにより、配線領域
から光導波路への熱伝導による温度上昇を防ぐことがで
き、加熱する必要の無い光導波路コアにおいて温度上昇
に起因する屈折率変化を生じることが無く、意図しない
挿入損失の増大を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱光学効果光部品の例として、2入力
2出力型光スイッチを積層基板上方から見た説明図であ
る。
【図2】本発明の熱光学効果光部品の例として、1入力
4出力型光スイッチを積層基板上方から見た説明図であ
る。
【図3】従来の熱光学効果型Y分岐光スイッチを示す図
である。
【図4】従来の熱光学効果光部品の例として、2入力2
出力型光スイッチを積層基板上方から見た説明図であ
る。
【図5】従来の熱光学効果光部品の例として、1入力4
出力型光スイッチを積層基板上方から見た説明図であ
る。
【符号の説明】
1…光導波路コア、2…金属薄膜領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 弘晋 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 (72)発明者 細谷 英行 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉事業所内 Fターム(参考) 2H047 KA03 KA12 LA12 PA02 PA03 PA24 PA28 QA05 RA08 TA35 2H079 AA06 AA13 BA01 BA03 DA07 EA05 EB27 GA05 HA16 2K002 AA02 AB05 BA13 CA06 DA07 EA10 EA14 EB09 GA07 HA11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に高分子材料からなる光導波路を
    形成し、この光導波路の上面に金属薄膜からなるヒータ
    を配置してなる熱光学効果光部品において、 該ヒータに電力を供給するための電極パッド、及び該ヒ
    ータと該電極パッドとを結ぶ配線領域が、該光導波路の
    コアの直上又はその近傍を避けて配置されていることを
    特徴とする熱光学効果光部品。
  2. 【請求項2】 前記電極パッド及び前記配線領域と、前
    記光導波路コアの直上との水平離隔距離が40μm以上
    であることを特徴とする請求項1記載の熱光学効果光部
    品。
  3. 【請求項3】 前記光導波路のコア及びクラッドのいず
    れか一方もしくは両方が高分子材料で形成されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の熱光学効果光部
    品。
  4. 【請求項4】 前記電極パッドと前記配線領域とが、前
    記ヒータと一括してパターン形成されていることを特徴
    とする請求項1、2又は3記載の熱光学効果光部品。
  5. 【請求項5】 前記電極パッド同士をワイヤボンディン
    グすることにより、端子を共通化したことを特徴とする
    請求項1、2又は3記載の熱光学効果光部品。
  6. 【請求項6】 基板上に高分子材料からなる光導波路を
    形成し、この光導波路の上面に金属薄膜からなるヒータ
    を配置してなる熱光学効果光部品において、 該ヒータと一括してパターン形成された電極パッドが、
    該光導波路のコアの直上又はその近傍を避けて配置さ
    れ、 該ヒータと該電極パッドとを結ぶ配線領域は、前記ヒー
    タ及び前記電極パッドより熱伝導率の小さい導電性材料
    により形成され、該光導波路の上面の任意の位置に配置
    されていることを特徴とする熱光学効果光部品。
  7. 【請求項7】 前記電極パッドと、前記光導波路コアの
    直上との水平離隔距離が40μm以上であることを特徴
    とする請求項6記載の熱光学効果光部品。
  8. 【請求項8】 前記ヒータと前記電極パッドとを結ぶ配
    線領域の熱伝導率が1W/m・K以下であることを特徴
    とする請求項6又は7記載の熱光学効果光部品。
  9. 【請求項9】 前記配線領域の電気抵抗は、前記ヒータ
    の電気抵抗より小さいことを特徴とする請求項6、7又
    は8記載の熱光学効果光部品。
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