JP2002365074A - 車両用ナビゲーション装置 - Google Patents

車両用ナビゲーション装置

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JP2002365074A JP2001172719A JP2001172719A JP2002365074A JP 2002365074 A JP2002365074 A JP 2002365074A JP 2001172719 A JP2001172719 A JP 2001172719A JP 2001172719 A JP2001172719 A JP 2001172719A JP 2002365074 A JP2002365074 A JP 2002365074A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 VICSなどによるサービスが提供されない
エリアや運転者が過去に車両走行したことがないエリア
を含む車両走行エリアについて渋滞発生の有無や渋滞を
考慮した経路を運転者に呈示可能な車両用ナビゲーショ
ン装置を提供する。 【解決手段】 ナビゲーション装置は、目的地への経路
付近に渋滞発生要因があるか否かを検索手段(12)に
より検索すると共に通過日時予測手段(13)により渋
滞発生要因を通過する日時を予測し、検索された渋滞発
生要因及び通過予測日時に係る渋滞情報を情報センタ
(8)から渋滞予測判定呈示手段(14)により受信し
て渋滞情報に基づき経路付近における渋滞予測区域を判
定し、また、迂回路呈示手段(15)により迂回路を設
定し、モニタ(3)の画面に渋滞予測区域や迂回路を表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ナビゲーシ
ョン装置に関し、特に、渋滞発生の予測や渋滞を考慮し
た経路設定を行うナビゲーション装置に関する。
【0002】
【関連する背景技術】ナビゲーション装置は、GPS衛
星から受信した情報に基づいて判別した車両の現在位置
を道路地図上に表示すると共に、経路誘導機能によって
目的地までの最適経路を設定し、これを道路地図上に重
ねて表示するものとなっている。この様な経路設定機能
はユーザにとって便利であるが、最適経路を走行してい
る間に渋滞に巻き込まれるおそれがあるため、ナビゲー
ション装置には、VICS(道路交通情報通信システ
ム)から受信した交通情報や道路渋滞情報を利用して渋
滞を回避可能な経路を設定するようにしたものがある。
【0003】しかしながら、VICSが提供する渋滞情
報は全国の道路全てを網羅するものではなく、車両走行
経路によってはVICSから提供する渋滞情報を加味し
た経路設定を行えない場合がある。この様な観点から、
特開平07−083680号公報に記載の経路誘導装置
は、運転者が経験に基づいて入力した渋滞状況情報(ヒ
ューリスティクス)をメモリに記憶しておき、この渋滞
状況情報を加味して経路設定を行うようにしている。ま
た、特開平09−113290号公報に記載の道路地図
表示装置は、過去の渋滞情報を統計的に処理することに
より、曜日及び時間帯に対応づけられた統計渋滞情報デ
ータを作成しておき、渋滞情報表示モードにおいて曜日
及び時間帯が入力されると、渋滞情報データに基づいて
道路地図上に渋滞マークを重畳表示するものになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のナビゲーション装置は、そのいずれもが渋滞を考慮
した経路設定を常に適正に行えるものではない。すなわ
ち、VICSからの渋滞情報や過去の渋滞情報から得た
統計渋滞情報データに依拠するナビゲーション装置によ
れば、この種の情報やデータが提供されないエリアにつ
いては渋滞を考慮した経路設定を行えない。また、運転
者が入力した渋滞状況情報を用いるナビゲーション装置
によれば、運転者が過去に車両走行したことがないエリ
アでは渋滞状況情報が得られず、渋滞を加味した経路設
定を行うことができない。
【0005】本発明の目的は、VICSなどによるサー
ビスが提供されないエリアや運転者が過去に車両走行し
たことがないエリアについても渋滞発生の有無を予測
し、この様なエリアを含む如何なる車両走行エリアにつ
いても渋滞発生の有無や渋滞を考慮した経路を運転者に
呈示するようにした車両用ナビゲーション装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用ナビゲー
ション装置は、目的地への経路付近に渋滞発生要因があ
るか否かを検索手段により検索し、検索された渋滞発生
要因に係る特定のサービス情報を情報センタから通信手
段を介して渋滞予測判定呈示手段が受信し、特定のサー
ビス情報に基づき経路付近に渋滞の発生が予測されるか
否かを判定して呈示することを特徴とする。
【0007】この車両用ナビゲーション装置は、目的地
への経路を設定・表示する機能に加えて設定経路付近で
の渋滞の発生の有無を予測する機能を奏するものとなっ
ており、この予測機能に関連して、例えば、大型店舗や
イベント会場などの渋滞発生要因を表すデータ(例え
ば、ランドマーク及びその位置情報)を内蔵している。
ナビゲーション装置の検索手段は、設定された経路付近
に渋滞発生要因があるか否かを上記の渋滞発生要因デー
タから検索する。この検索は、経路設定に続いて自動的
に開始され、或いは経路表示の後に運転者が検索を指示
した際に開始される。
【0008】そして、経路付近に渋滞発生要因があれ
ば、通信手段を介して渋滞予測判定呈示手段が情報セン
タに接続される。この情報センタには、渋滞発生要因に
関するサービス情報がデータベース化されており、この
データベースには、例えば、全国各地の渋滞発生要因
(たとえば、百貨店などの大型店舗や野球場などのイベ
ント会場)の周辺での渋滞度合が渋滞発生要因及び日時
(渋滞期間)と対応づけて且つ数値化されて格納されて
いる。情報センタに格納されたデータは膨大であるが、
本発明では、設定経路付近の渋滞発生要因のみに係る特
定のサービス情報(渋滞情報)を受信するものとなって
おり、サービス情報の受信に際してナビゲーション装置
に過度の負荷がかかるおそれが少ない。
【0009】そして、渋滞予測判定呈示手段は、特定の
サービス情報に基づき経路付近での渋滞発生の有無を予
測して予測結果を呈示する。この様な呈示は、ナビゲー
ション装置の画面表示機能や音声ガイド機能を利用して
種々の態様で行える。本発明での渋滞発生予測は、VI
CSからの渋滞情報やナビゲーション装置に格納された
渋滞情報に依拠せずに行われ、従ってVICSのサービ
ス対象でないエリアや過去に走行したことのないエリア
を含む如何なる走行予定エリアについても渋滞の発生の
有無を的確に予測して運転者に呈示できる。そして、渋
滞予測に供される情報センタでのデータベースは逐次更
新可能であり、ナビゲーション装置は最新のサービス情
報に基づいて渋滞予測を精度良く行うことができる。
【0010】好ましくは、車両用ナビゲーション装置
は、前記渋滞予測判定呈示手段により渋滞の発生が予測
された場合に迂回路を呈示する迂回路呈示手段を更に備
え、これにより渋滞予測を考慮した経路を呈示する。好
ましくは、車両用ナビゲーション装置は、検索手段によ
り検索された渋滞要因付近を車両が通過する通過日時を
予測する通過日時予測手段を更に備え、渋滞予測判定呈
示手段は、検索手段により検索された渋滞発生要因およ
び通過日時予測手段により予測された通過日時の双方に
関連する特定のサービス情報を情報センタから受信し、
このサービス情報に基づいて渋滞発生を予測判定する。
この場合、渋滞発生予測が精度良く行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
車両用ナビゲーション装置を説明する。図1に示すよう
に、車両用ナビゲーションシステムは、地図情報と入力
情報とに基づいて誘導経路の設定等を行なうナビゲーシ
ョン本体1と、GPS衛星からの電波を受信する受信ア
ンテナ2と、地図情報を表示するモニタ3とを備え、基
本的には受信アンテナ2で受信した電波に基づいてナビ
ゲーション本体1で自車両の現在地を認識するととも
に、目的地までの経路(通常は最短経路)を設定して、
この経路をモニタ3に表示して経路誘導を行なうもので
ある。
【0012】本実施形態では、地図情報はCD−ROM
4内に格納されており、CD−ROM4内の地図情報を
ナビゲーション本体1で読み込んでモニタ3に表示する
ようになっている。もちろん、CD−ROM4以外の媒
体に地図情報を記録してもよく、また、ナビゲーション
本体1に地図情報を格納しておいてもよい。参照符号5
は、入力手段としてのナビゲーション用リモコン(以
下、単にリモコンという)を示し、このリモコン5は、
経路設定に係る目的地や経由地に関する情報(例えば、
ランドマーク名、住所、電話番号など)や、渋滞予測及
びその結果に基づく迂回路呈示を実行させるための指示
を、ナビゲーション本体1に入力する手段として機能す
る。そして、ナビゲーション本体1内には、リモコン5
から入力された情報に基づいて目的地に到達する経路を
自動的に設定するための経路設定手段11が設けられて
おり、この経路設定手段11は従来公知のように構成さ
れ、最適な誘導経路を設定するようになっている。
【0013】車両用ナビゲーション装置は、経路設定・
表示機能に加えて、設定経路付近での渋滞の発生の有無
を予測する機能を有している。これに関連して、本実施
形態で用いられるCD−ROM4には、地図情報に加え
て、例えば大型店舗やイベント会場などの渋滞発生要因
を表すデータ(例えば、ランドマーク及びその位置情
報)が格納されている。
【0014】また、経路設定手段11には検索手段12
及び通過日時予測手段13が接続されている。検索手段
12は、経路設定手段11により設定された経路に基づ
いて設定経路付近に渋滞発生要因があるか否かをCD−
ROM4に格納された渋滞発生要因データから検索する
ようになっている。この検索は、例えば運転者によるリ
モコン操作によりリモコン5から渋滞予測指示が発信さ
れると開始されるようになっている。但し、経路設定が
終了したときに経路設定手段11から渋滞予測指示を検
索手段12に供給して渋滞予測を自動的に開始するよう
にしても良い。
【0015】通過日時予測手段13は、経路設定手段1
1により設定された経路、検索手段12により検索され
た渋滞要因、現在車両位置、車両走行速度などに基づい
て、各々の渋滞要因付近を車両が通過する日時を予測す
るようになっている。また、ナビゲーション本体1には
渋滞予測判定呈示手段14が内蔵され、この渋滞予測判
定呈示手段14は、検索手段12、通過日時予測手段1
3及び携帯電話(通信手段)6に接続されており、一つ
以上の渋滞発生要因が検索されたときに検索手段12か
ら送出される渋滞予測開始指示に応じて携帯電話6を介
して情報センタ8を呼び出すようになっている。
【0016】この情報センタ8には、渋滞発生要因に関
するサービス情報がデータベース化されており、このデ
ータベースには、例えば、全国各地の大型店舗やイベン
ト会場の周辺での混雑度合、特に売り出しやイベントが
行われる日時での混雑度合が例えば数値化されたデータ
として渋滞発生要因(例えばランドマーク名)や日時
(渋滞期間)に対応づけて格納されている。
【0017】渋滞予測判定呈示手段14は、携帯電話6
を介して情報センタ8との回線接続が確立されると、検
索手段12及び通過日時予測手段13から入力した渋滞
発生要因および各々の渋滞発生要因を自車両が通過する
予測日時を情報センタ8に通知するようになっている。
そして、携帯電話6を介して情報センタ8から予測日時
における渋滞発生要因に係る渋滞情報(特定のサービス
情報)を受信すると、渋滞予測判定呈示手段14は、携
帯電話6と情報センタ8との回線接続を解除し、次に、
情報センタ8から受信した渋滞情報に基づき経路付近で
の渋滞発生の有無を予測し、更に予測結果を例えばモニ
タ3に送出するようになっている。この渋滞予測結果の
呈示は、例えば、設定経路のうちの渋滞予測区間をその
他の経路区間と異なる色で表示することによって行われ
る。なお、この渋滞予測区間の表示に代えて或いはこの
表示と共に、ナビゲーション装置の画面表示機能や音声
ガイド機能を利用して、渋滞予測結果を文字表示を含む
種々の態様で呈示可能である。
【0018】また、迂回路呈示手段15は、渋滞予測判
定呈示手段14から入力した渋滞予測結果に基づき、経
路設定手段11により設定された経路を修正して迂回路
を決定し、この迂回路をモニタ3に送出するものになっ
ている。ナビゲーション本体に内蔵される上記要素12
ないし15は、例えば、入出力インターフェース、メモ
リ、プロセッサなどを含むコンピュータにより構成可能
である。
【0019】なお、本実施形態のナビゲーション装置
は、ナビゲーション本体1に付設されたVICS用の受
信装置7を介してVICSから受信した渋滞情報に応じ
て迂回路を設定できるようになっている。以下、図2及
び図3を参照して、図1に示したナビゲーション装置の
主に渋滞予測判定呈示作用を説明する。
【0020】ナビゲーション装置の経路設定手段11
は、リモコン5から送出される情報に基づいて目的地へ
の最適経路を設定し、モニタ3の画面上に最適経路を道
路地図に重畳表示する。そして、渋滞予測を望む運転者
或いは乗員がリモコン5を操作して渋滞予測指示を発信
すると、図2に示す渋滞予測判定呈示ルーチンの実行が
開始される。
【0021】先ず、検索手段12は、経路設定手段11
が設定した経路のデータを入力し(ステップS1)、次
いで、経路データとCD−ROM4に格納された渋滞発
生要因データとを比較対照することにより経路付近に渋
滞発生要因があるか否かを検索し、渋滞発生要因があれ
ばこれを表すデータを保存する(ステップS2)。そし
て、検索結果に基づき経路付近に渋滞発生要因がないこ
とがステップS3で判別されると、図2の判別呈示ルー
チンが終了する。なお、判別呈示ルーチンの終了に先だ
って、「渋滞発生なし」の文字やこれに類するアイコン
をモニタ画面上に表示したり、その旨を音声で知らせる
ようにしても良い。
【0022】一方、設定経路付近に渋滞発生要因がある
ことをステップS3で判別すると、検索手段12は、通
過日時予測手段13に通過日時予測指示(広義には前述
の渋滞予測開始指示に対応)を送出し、次いでステップ
S2で保存した渋滞発生要因データのうち第1番目のデ
ータを送出する。通過日時予測手段13は、渋滞発生要
因データや現在位置データなどに基づき車両が第1番目
の渋滞発生要因を通過する予定の日時(通過予測日時)
を算出し(ステップS4)、これを第1番目の渋滞発生
要因に対応づけて保存し(ステップS5)、別の渋滞発
生要因があるか否かを判別する(ステップS6)。そし
て、別の渋滞発生要因(ここでは第2番目の渋滞発生要
因)があることを判別すると、この渋滞発生要因に係る
通過予測日時を算出して保存する。
【0023】その後、別の渋滞発生要因がないこと、す
なわち全ての渋滞発生要因につき通過予測日時の算出・
保存が終了したことをステップS6で判別すると、通過
日時予測手段13は通過予測日時の保存の終了を表す信
号(広義には渋滞予測開始指示)を渋滞予測判別呈示手
段14に送出し、これに応じて渋滞予測判別呈示手段1
4は、通過日時予測手段13から渋滞発生要因データ及
び通過予測日時データを入力して保存し、次に、携帯電
話6を介して情報センタ8の渋滞情報提供用のサーバ9
を呼び出す。そして、携帯電話6とサーバ9との回線接
続が確立されると、渋滞予測判定呈示手段14は、デー
タベース検索指示に続いて渋滞発生要因データ及び通過
予測日時データを電話回線を介して情報センタ8に送信
する。
【0024】データベース検索指示を受信すると、情報
センタ8のサーバ9は、図3に示す渋滞度判定ルーチン
の実行を開始する。先ず、サーバ9は、ナビゲーション
装置の渋滞予測判定呈示手段14から携帯電話6を介し
て送信される渋滞発生要因データ及び通過予測日時デー
タを受信し(ステップS21)、次に、情報センタ8の
渋滞情報データベースを検索して(ステップS22)、
ナビゲーション装置からの受信データが表す渋滞発生要
因(例えばランドマーク名)が渋滞情報データベースに
渋滞発生要因として登録されているか否かを判別し(ス
テップS23)、受信データ内の渋滞発生要因に対応す
る要因がデータベースに登録されていなければ、渋滞判
定不能メッセージを送出して(ステップS29)、図3
の判定ルーチンを終了する。
【0025】一方、受信データ内の渋滞発生要因に対応
する要因がデータベースに登録されているとステップS
23で判別すると、サーバ9は、その様な渋滞発生要因
を保存し、次に、第1番目の渋滞発生要因とこれに係る
通過予測日時とに基づいて当該渋滞発生要因の周辺での
通過予測日時における渋滞度合を渋滞情報データベース
から検索する(ステップS24)。本実施形態では、渋
滞度合は、渋滞発生要因及び日時に対応づけて登録さ
れ、例えば渋滞発生のおそれがあるかないかを表す二値
データの形式で登録されている。なお、多段階の渋滞レ
ベルを表すように数値化した渋滞度合をデータベースに
登録するようにしても良い。
【0026】次のステップS25では、ステップ24で
データベースから検索された渋滞度合の値が渋滞発生の
おそれがあることを表すものであるか否かが判別され、
渋滞発生のおそれがあれば、渋滞発生予測ありとの判別
結果を表すデータが渋滞発生要因と対応づけて保存され
る(ステップS26)。例えば、「設定経路付近の渋滞
発生要因としての大型百貨店でXX年YY月ZZ日の1
0時から18時まで特別招待会があり、周辺道路が9時
から10時30分まで混雑する」との渋滞情報が情報セ
ンタに登録されていると共に、当該百貨店付近を自車両
が通過する予測日時が同日9時45分であって通過予測
日時が渋滞期間内に入っている場合には、渋滞発生のお
それがあるとの判別がなされて、この判別結果が例えば
当該百貨店の名称に対応づけて保存されることになる。
【0027】次いで、サーバ9は、ステップS23で判
別、保存された渋滞発生要因であって且つステップS2
4での渋滞予測判定対象となったものとは別の渋滞発生
要因があるか否かを判別する(ステップS27)。そし
て、別の渋滞発生要因があることを判別すると、この渋
滞発生要因に係る渋滞予測判定を行い(ステップS2
4)、その結果、当該渋滞発生要因を通過する予定日時
にその周辺で渋滞発生のおそれがあれば判定結果を保存
する(ステップS25及びS26)。その後、別の渋滞
発生要因がないこと、すなわちステップS23で判別、
保存された渋滞発生要因の全てについての渋滞予測判定
が終了したことをステップS27で判別すると、サーバ
9は、渋滞予測判定結果を表す保存データを携帯電話6
を介してナビゲーション装置に送信し(ステップS2
8)、図3の判定ルーチンを終了する。
【0028】すなわち、情報センタ8は、その渋滞情報
データベースに登録された渋滞情報のうち、ナビゲーシ
ョン装置からの送信データに含まれる渋滞発生要因及び
通過予測日時に関連する特定の渋滞情報(広義には特定
のサービス情報)のみをナビゲーション装置に返信する
ものとなっており、これによりデータ受信の際にナビゲ
ーション装置に加わる負荷を軽減すると共に渋滞予測精
度を向上させるようにしている。
【0029】この様にして情報センタ8から特定の渋滞
情報が送信されると、図2の渋滞予測判定呈示ルーチン
に示すように、ナビゲーション装置の渋滞予測判定呈示
手段14は、情報センタ8からの特定の渋滞情報を携帯
電話6を介して受信し(ステップS8)、次に、特定の
渋滞情報に基づき、設定経路付近とくに設定経路内の渋
滞発生要因の各々の周辺での通過予測日時における渋滞
発生の有無を判別し、この判別結果に基づいて設定経路
付近の渋滞予測区域を判別し、渋滞予測区域をたとえば
モニタ3の画面上に道路地図および設定経路に重ねて表
示させる(ステップS9)。
【0030】次に、渋滞予測判定呈示手段14は迂回路
呈示手段15に迂回路設定指示を送出し、これに応じて
迂回路呈示手段15は、経路設定に際してナビゲーショ
ン装置に先に入力された目的地や、迂回路設定指示に続
いて渋滞予測判定呈示手段14から送出される渋滞予測
区域データなどに基づいて、渋滞予測区域を回避可能な
迂回経路を演算して設定し(ステップS10)、更に、
迂回路すなわち渋滞を考慮した経路をモニタ3上に道路
地図に重ねて表示させ(ステップS11)、次に、携帯
電話6と情報センタ8との回線接続を解除して、図2の
ルーチンを終了する。
【0031】以上で、本発明の一実施形態による車両用
ナビゲーション装置の説明を終えるが、本発明は上記実
施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能で
ある。例えば、実施形態では通信手段として携帯電話を
用いたが、電話の機能を有するその他の通信手段を使用
可能である。また、ナビゲーション装置にVICS受信
機を設けることは必須ではない。そして、上記実施形態
では、渋滞予測区域の画面表示に続いて迂回経路の設定
及び画面表示を自動的に開始するように構成したが、例
えばリモコン操作に応じて迂回路の設定及び画面表示を
開始するようにしても良い。また、ナビゲーション装置
は種々に変形可能であり、リモコンに代わる操作ボタ
ン、スイッチ類を設けても良い。更に、渋滞予測区域の
画面表示と共に渋滞期間を文字表示したり、或いは、経
路区域を通過する日時を運転者の手動入力により変更可
能に設けて変更後の日時における渋滞予測を行うように
することもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明の車両用ナビゲーション装置は、
設定経路付近に渋滞発生要因があるか否かを検索手段に
より検索し、検索された渋滞発生要因に係る特定のサー
ビス情報を情報センタから通信手段を介して渋滞予測判
定呈示手段により受信し、特定のサービス情報に基づき
経路付近に渋滞の発生が予測されるか否かを判定して呈
示するので、VICSからのリアルタイムの渋滞情報や
ナビゲーション装置に過去に格納された渋滞情報に依拠
せずに渋滞発生予測を行うことができ、従ってVICS
のサービス対象でないエリアや過去に走行したことのな
いエリアを含む走行予定エリアについても渋滞の発生の
有無を的確に予測して運転者に呈示できる。また、統計
的に予測しにくい一時的な渋滞発生状況、例えば、通常
は渋滞しないが、限定された日時のみに渋滞が発生する
可能性がある場合の渋滞予測をも行うことができる。更
に、渋滞予測結果を考慮した迂回路を設定できる。そし
て、渋滞予測に供される情報センタでのデータベースを
逐次更新するようにすれば、ナビゲーション装置は最新
のサービス情報に基づいて渋滞予測を精度良く行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による車両用ナビゲーショ
ン装置を示す概略ブロック図である。
【図2】図1に示したナビゲーション装置により実行さ
れる渋滞予測判定呈示ルーチンのフローチャートであ
る。
【図3】図1に示した情報センタのサーバにより実行さ
れる渋滞度判定ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
3 モニタ 6 携帯電話 8 情報センタ 11 経路設定手段 12 検索手段 13 通過日時予測手段 14 渋滞予測判定呈示手段 15 迂回路呈示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB22 HB25 HC08 HD03 HD16 HD21 HD23 2F029 AA02 AB07 AB12 AC02 AC06 AC09 AC14 AC16 5H180 AA01 BB05 BB13 BB15 EE02 FF05 FF22 FF27 FF33

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目的地への経路を設定して表示する車両
    用ナビゲーション装置において、 前記経路付近に渋滞発生要因があるか否かを検索する検
    索手段と、 サービス情報を提供する情報センタに接続可能な通信手
    段と、 前記検索手段により検索された渋滞発生要因に係る特定
    のサービス情報を前記情報センタから前記通信手段を介
    して受信し、前記特定のサービス情報に基づき前記経路
    付近に渋滞の発生が予測されるか否かを判定して呈示す
    る渋滞予測判定呈示手段とを備えることを特徴とする車
    両用ナビゲーション装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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